JP2020022324A - 配線部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート材と線状伝送部材とが接触部位直接固定されている配線部材において、シート材と線状伝送部材との間の各部分において適した固定強度を得やすくできる技術を提供することを目的とする。【解決手段】配線部材10は、シート材20と、前記シート材20の面方向に延びて、自身の長手方向に間隔をあけた3箇所以上で前記シート材20に対して接触部位直接固定された線状伝送部材30と、を備える。前記シート材20と前記線状伝送部材30との接触部位直接固定箇所のうち前記線状伝送部材30の長手方向に連続する2つの接触部位直接固定箇所の間隔を固定間隔Dとした場合に、前記固定間隔Dが異なる部分を有する。【選択図】図1

Description

この発明は、配線部材に関する。
特許文献1は、被覆電線及び補強材の直線状に延びる部分を軟質合成樹脂製の帯状体に加熱加圧溶着して固定し、ワイヤハーネスを製造する技術を開示している。
実開昭58−192408号公報
しかしながら特許文献1においては、帯状体と被覆電線との溶着範囲について具体的な範囲は記載されておらず、帯状体と被覆電線との各部分において固定強度を変える点についても記載されていない。
そこで本発明は、シート材と線状伝送部材とが接触部位直接固定されている配線部材において、シート材と線状伝送部材との間の各部分において適した固定強度を得やすくできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る配線部材は、シート材と、前記シート材上に延びて、自身の長手方向に間隔をあけた3箇所以上で前記シート材に対して接触部位直接固定された線状伝送部材と、を備え、前記シート材と前記線状伝送部材との接触部位直接固定箇所のうち前記線状伝送部材の長手方向に連続する2つの接触部位直接固定箇所の間隔を固定間隔とした場合に、前記固定間隔が異なる部分を有する。
第2の態様に係る配線部材は、第1の態様に係る配線部材であって、前記線状伝送部材の端末側部分における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記端末側部分より中間側部分に存在する。
第3の態様に係る配線部材は、第1又は第2の態様に係る配線部材であって、車両に組付けられた状態で周辺部材に並行するように組付けられる並行組付部と、前記周辺部材から離れるように組付けられる離間組付部とが設けられており、前記離間組付部における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記並行組付部に存在する。
第4の態様に係る配線部材は、第1から第3のいずれか1つの態様に係る配線部材であって、前記線状伝送部材は、前記シート材上で曲がっている曲部を有し、前記曲部における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記曲部から離れた部分に存在する。
第5の態様に係る配線部材は、第1から第4のいずれか1つの態様に係る配線部材であって、車両に組付けられた状態で、前記線状伝送部材のうち長手方向に沿った部分が前記シート材の表裏方向へ向けて曲げられた状態に組付けられる曲組付部と、前記線状伝送部材のうち長手方向に沿った部分が直線状に組付けられる直線組付部とが設けられ、前記曲組付部における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記直線組付部に存在する。
各態様によると、シート材と線状伝送部材とが間隔をあけて接触部位直接固定されている配線部材において、固定間隔が異なる部分が形成されている。このため、高い固定強度が必要な部分において固定間隔を短くし、高い固定強度が必要ない部分において固定間隔を長くするなどすることによって、各部分で適した固定強度を得やすくなる。
配線部材の組付け時において線状伝送部材を接続するため、端末側部分は中間側部分よりも、把持されたり移動されたりすることが多い。この場合でも、第2の態様によると、端末側部分におけるシート材と線状伝送部材との接触部位直接固定の間隔が狭くなっているため、端末側部分において、組付け時などに線状伝送部材がシート材から剥がれにくくなる。
離間組付部は並行組付部よりも振動の影響を受けやすい。この場合でも、第3の態様によると、離間組付部において線状伝送部材がシート材から剥がれにくくなる。
第4の態様によると、線状伝送部材の曲部がシート材から浮くことを抑制できる。
第5の態様によると、曲組付部において線状伝送部材がシート材から浮くことを抑制できる。
第1実施形態に係る配線部材を示す平面図である。 図1のII−II線に沿って切断した断面図である。 第2実施形態に係る配線部材を示す側面図である。 第1実施形態に係る配線部材の変形例を示す平面図である。
{第1実施形態}
以下、第1実施形態に係る配線部材について説明する。図1は、第1実施形態に係る配線部材10を示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿って切断した断面図である。
配線部材10は、車両に搭載された部品につながれて、当該部品に及び/又は当該部品から電気及び/又は光を伝送する部材である。配線部材10は、シート材20と、シート材20上に固定された線状伝送部材30と、を備える。ここではシート材20には、複数の線状伝送部材30が固定されている。これにより、複数の線状伝送部材30同士が位置決めされる。
シート材20を構成する材料は特に限定されるものではなく、例えば、PVC(ポリ塩化ビニル)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PA(ポリアミド)などの樹脂を含むものであってもよいし、アルミニウム又は銅などの金属を含むものであってもよい。またシート材20の構造は特に限定されるものではなく、織物、編物、不織布など繊維を有する繊維材であってもよいし、押出成形又は射出成形等による部材など繊維を有しない非繊維材であってもよい。シート材20が、押出成形又は射出成形等による非繊維材である場合、発泡成形された発泡材であってもよいし、発泡成形されずに一様に充実な充実材であってもよい。
またシート材20は1層のみを有するものであってもよいし、複数層を有するものであってもよい。シート材20が複数層を有するものである場合、各層における材料、構造等は適宜設定可能である。例えば、シート材20は、樹脂層と樹脂層が重ねられたものであってもよいし、樹脂層と金属層が重ねられたものであってもよいし、金属層と金属層とが重ねられたものであってもよい。また、シート材20は、非繊維材層と非繊維材層とが重ねられたものであってもよいし、非繊維材層と繊維材層が重ねられたものであってもよいし、繊維材層と繊維材層とが重ねられたものであってもよい。
またここではシート材20は、線状伝送部材30が配設されない部分が切り欠かれた形状に形成されているが、このことは必須の構成ではない。シート材20は、台形状、平行四辺形状、方形状など他の形状であってもよい。好ましくは、シート材20は、線状伝送部材30の経路に応じた形状に形成されているとよい。
線状伝送部材30は、電気又は光等を伝送する線状の部材であればよい。例えば、線状伝送部材30は、芯線と芯線の周囲の被覆とを有する一般電線であってもよいし、裸導線、シールド線、エナメル線、ニクロム線、光ファイバ等であってもよい。
電気を伝送する線状伝送部材30としては、各種信号線、各種電力線であってもよい。電気を伝送する線状伝送部材30は、信号又は電力を空間に対して送る又は空間から受けるアンテナ、コイル等として用いられてもよい。
線状伝送部材30は、電気又は光を伝送する伝送線本体32と、伝送線本体32を覆う被覆34とを含むことが考えられる。例えば線状伝送部材30が一般電線である場合、伝送線本体32は芯線に相当し、被覆34は絶縁被覆に相当する。係る芯線は、1本又は複数本の素線を含む。素線は、例えば銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の導電材料によって形成される。芯線が複数本の素線で構成される場合、複数本の素線は撚られていることが好ましい。また絶縁被覆は、PVC又はPEなどの樹脂材料が芯線の周囲に押出成形されるなどして形成される。
図1に示す例では、線状伝送部材30の各端部はコネクタCに接続されている。係るコネクタCが車両に搭載される部品に設けられた相手側コネクタ、又は車両に搭載される部品から延びる線状伝送部材30の端部に設けられた相手側コネクタ等と接続される。もっとも線状伝送部材30の端部は、コネクタCを介さずに接続相手に接続されていてもよい。
図1に示す例では、線状伝送部材30は、5本設けられているが、このことは必須の構成ではない。線状伝送部材30の数は、1本乃至4本であってもよいし、6本以上であってもよく、配線部材10の回路数などに応じて適宜設定することができる。以下では、5本の線状伝送部材30について区別が必要な場合、線状伝送部材30a、30b、30c、30d、30eと称することがある。
また図1に示す例では、線状伝送部材30はその中間部がシート材20上に固定され、その端部がシート材20の外方に延びているが、このことは必須の構成ではない。線状伝送部材30の端部がシート材20上に位置していてもよい。
また図1に示す例では、線状伝送部材30同士が平行にシート材20上に延びているが、このことは必須の構成ではない。例えば、線状伝送部材30同士が交差していてもよい。また、図1に示す例では、線状伝送部材30がシート材20上で曲がって配設されている。特に図1に示す例では、分岐が形成されている。もっとも、分岐が形成されていること、及び線状伝送部材30が曲がって配設されていることは必須ではなく、線状伝送部材30の経路は適宜設定可能である。
シート材20と線状伝送部材30とは、接触部位直接固定されている。ここで接触部位直接固定とは、シート材20と線状伝送部材30とが別に設けられた接着剤等を介さずに直接くっついて固定されているものである。接触部位直接固定では、例えばシート材20と線状伝送部材30とのうち少なくとも一方に含まれる樹脂が溶かされることによってくっついて固定されることが考えられる。
係る接触部位直接固定の状態が形成されるに当たり、樹脂は、例えば、熱によって溶かされることも考えられるし、溶剤によって溶かされることも考えられる。つまり、接触部位直接固定の状態としては、熱による接触部位直接固定の状態であってもよいし、溶剤による接触部位直接固定の状態であってもよい。好ましくは、熱による接触部位直接固定の状態であるとよい。
このとき接触部位直接固定の状態を形成する手段は特に限定されるものではなく、溶着、融着、溶接等の公知の手段を含む各種手段を用いることができる。例えば、溶着によって熱による接触部位直接固定の状態を形成する場合、超音波溶着、加熱加圧溶着、熱風溶着、高周波溶着など種々の溶着手段を採用することができる。またこれらの手段によって接触部位直接固定の状態が形成されると、シート材20と線状伝送部材30とは、その手段による接触部位直接固定の状態とされる。具体的には、例えば、超音波溶着によって接触部位直接固定の状態が形成されると、シート材20と線状伝送部材30とは、超音波溶着による接触部位直接固定の状態とされる。溶着によって熱による接触部位直接固定の状態を形成した部分(シート材20と線状伝送部材30との固定部分)を溶着部、このうち、超音波溶着による固定部分を超音波溶着部、加熱加圧溶着による固定部分を加熱加圧溶着部等と称してもよい。
接触部位直接固定において、シート材20に含まれる樹脂のみが溶けていてもよいし、線状伝送部材30に含まれる樹脂のみが溶けていてもよい。これらの場合において、溶けた方の樹脂が他方の外面にくっついた状態となり、比較的はっきりした界面が形成されることがある。また、接触部位直接固定において、シート材20に含まれる樹脂と線状伝送部材30に含まれる樹脂との両方が溶けていてもよい。この場合、両方の樹脂が混ざり合ってはっきりした界面が形成されないことがある。特に、シート材20と線状伝送部材30の被覆34とが、同じ樹脂材料など相溶しやすい樹脂を含む場合などに、両方の樹脂が混ざり合ってはっきりした界面が形成されないことがある。
例えば、シート材20と線状伝送部材30とを超音波溶着によって固定する場合、超音波溶着機のホーンHとアンビルAとでシート材20と線状伝送部材30とを挟持しつつ、ホーンHによって超音波振動を付与することが考えられる。これにより、シート材20と線状伝送部材30との界面に生じた摩擦熱によって、シート材20と線状伝送部材30との少なくとも一方の材料が溶け、シート材20と線状伝送部材30とが固定される。このとき図2に示す例では、シート材20と線状伝送部材30とを超音波溶着機のホーンHとアンビルAとで挟持しつつ超音波溶着する様子が示されている。
シート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されるに当たって、線状伝送部材30は、自身の長手方向に間隔をあけた3箇所以上でシート材20に対して接触部位直接固定されている。以下では、各シート材20と線状伝送部材30との各接触部位直接固定箇所をスポット固定部と称することがある。一の線状伝送部材30に対して、スポット固定部が1つずつ順に形成されてもよいし、複数のスポット固定部50が一度に形成されてもよい。
なお各図において、符号50は、スポット固定部が形成される位置を示している。以下では、この符号50をスポット固定部に付して、スポット固定部50として説明する。ここで各図において、便宜上、スポット固定部50は、円形状を呈しているが、スポット固定部50の形状は、円形状であるとは限られない。また、各図において、便宜上、スポット固定部50は、同様の大きさ(範囲)に形成されているが、大きさ(範囲)の異なるスポット固定部50が形成されていてもよい。
シート材20と線状伝送部材30との接触部位直接固定箇所(スポット固定部50)のうち線状伝送部材30の長手方向に連続する2つの接触部位直接固定箇所(スポット固定部50)の間隔を固定間隔Dとする。
配線部材10は、固定間隔Dが異なる部分を有する。ここで固定間隔Dが異なる部分のうち固定間隔Dが狭い部分は、シート材20と線状伝送部材30との固定強度を高めたい部分である。固定間隔Dが異なる部分のうち固定間隔Dが広い部分は、シート材20と線状伝送部材30との高い固定強度を必要としない部分である。固定間隔Dが広げられることによって、スポット固定部50の数が少なくなり、製造に係る時間短縮が図られる。
なおここでは、各スポット固定部50の固定強度は同じであるものとして説明する。従って、シート材20と線状伝送部材30との固定強度は、主としてスポット固定部50の固定間隔Dに依存する。もっとも、異なる固定強度のスポット固定部50が形成されていてもよい。特に、固定間隔Dの狭い部分など、高い固定強度が必要な部分におけるスポット固定部50の固定強度が、固定間隔Dの広い部分など、高い固定強度が必要ない部分におけるスポット固定部50の固定強度よりも高くされていることも考えられる。なおスポット固定部50の固定強度を高めるには、例えば、単位時間あたりに与えられるエネルギーを大きくする、エネルギーが与えられる時間を長くするなどによって、スポット固定部50を形成するときに与えられるエネルギーを大きくすることが考えられる。
ここでは、線状伝送部材30の端末側部分36と、中間側部分38とで固定間隔Dが異なる部分が存在している。具体的には、線状伝送部材30の端末側部分36における固定間隔D1よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、端末側部分36より中間側部分38に存在する。
比較対象とする端末側部分36の固定間隔D1としては、最も端末側に位置する固定間隔Dとするものとして説明する。もっとも、端末側部分36の固定間隔D1としては、最も端末側に位置する固定間隔Dとその隣の固定間隔Dとの平均値とすることも考えられるし、最も端末側に位置する固定間隔Dとその隣の固定間隔Dとのうち最小値とすることも考えられる。
比較対象とする中間側部分38の固定間隔D2としては、中間側部分38における少なくとも1つの固定間隔D2のうちの最大値とするものとして説明する。
比較対象とする端末側部分36としては、一方の端末側部分36と他方の端末側部分36とのどちらであってもよく、例えば固定間隔Dが小さい方とすることが考えられる。つまり、どちらかの端末側部分36における固定間隔D1よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、端末側部分36より中間側部分38に存在していればよい。もちろん、両端末側部分36における固定間隔D1よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、端末側部分36より中間側部分38に存在していることもあり得る。
より具体的には、図1に示す例では、線状伝送部材30aにおいて両端末側部分36が同様の固定間隔D1で形成されている。このとき線状伝送部材30aにおいて、両端末側部分36における固定間隔D1よりも中間側部分38における固定間隔D2が広くされている。線状伝送部材30b、30c、30d、30eについても同様である。
配線部材10には、並行組付部12と、離間組付部14とが設けられている。並行組付部12と、離間組付部14とは、配線部材10が車両に組付けられた状態で組付状態の異なる部分である。並行組付部12と離間組付部14とは連なって設けられている。
より詳細には、並行組付部12は、配線部材10が車両に組付けられた状態で周辺部材80に並行するように組付けられる部分である。これに対して離間組付部14は、配線部材10が車両に組付けられた状態で周辺部材80から離れるように組付けられる部分である。図1に示す例では、係る周辺部材80としてリインフォースメントが採用されている事例である。周辺部材80としては、リインフォースメントのほか、各種パネル、トリム、ピラー等であることも考えられる。なお、並行組付部12は周辺部材80に固定されている場合もあり得るし、固定されていない場合もあり得る。並行組付部12が周辺部材80に固定されている場合、係る周辺部材80は固定対象部材であるととらえることもできる。
ここでは、並行組付部12と、離間組付部14とで固定間隔Dが異なる部分が存在している。具体的には、離間組付部14における固定間隔D3よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、並行組付部12に存在する。
比較対象とする離間組付部14の固定間隔D3としては、離間組付部14における最も小さい固定間隔Dとするものとして説明する。もっとも比較対象とする離間組付部14の固定間隔D3としては、離間組付部14における複数の固定間隔Dの平均値などとすることも考えられる。
比較対象とする並行組付部12の固定間隔D4としては、並行組付部12における少なくとも1つの固定間隔Dのうちの最大値とするものとして説明する。
離間組付部14が複数存在する場合、一部の離間組付部14における固定間隔D3よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、並行組付部12に存在していればよい。すべての離間組付部14における固定間隔D3よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、並行組付部12に存在していることが好ましい。
より具体的には、図1に示す例では、配線部材10において各線状伝送部材30の端部側部分を含む部分が離間組付部14であり、その間の部分が並行組付部12である。各離間組付部14における固定間隔D3は同様に形成されている。このとき線状伝送部材30a、30b、30c、30d、30eにおいて、離間組付部14における固定間隔D3よりも並行組付部12における固定間隔D4が広くされている。
線状伝送部材30は、シート材20上で曲がっている曲部40を有する。
ここでは曲部40における固定間隔D5よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、曲部40から離れた部分に存在する。線状伝送部材30は、シート材20上で直線状に延びる直線部42を有する。ここでは、曲部40における固定間隔D5よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、直線部42に存在する。
ここで曲部40における固定間隔D5とは、間に曲部40が存在する2つのスポット固定部50の間隔を言う。例えば、曲部40にスポット固定部50が有る場合には、曲部40に位置するスポット固定部50と、それに連続するスポット固定部50との間隔が曲部40における固定間隔D5となり得る。この場合、その曲部40には複数の固定間隔Dが存在する。具体的には例えば、線状伝送部材30aにおいて、並行組付部12から離間組付部14に向かう部分が曲部40とされている。このとき曲部40にはスポット固定部50が1つ存在する。このため、当該スポット固定部50と、両側に連続するスポット固定部50とのそれぞれの間隔が曲部40における固定間隔D5となり得る。また例えば、曲部40にスポット固定部50が存在しない場合には、曲部40に最も近い位置であって曲部40を挟む位置に形成された2つのスポット固定部50の間隔が曲部40における固定間隔D5である。この場合、その曲部40には一の固定間隔D5のみが存在する。具体的には例えば、線状伝送部材30dにおいて、並行組付部12から離間組付部14に向かう部分が曲部40とされている。このとき線状伝送部材30dにおいて、曲部40にはスポット固定部50が存在しない。このため、線状伝送部材30dにおいて、間に曲部40が存在する2つのスポット固定部50の間隔が曲部40における固定間隔D5とされる。
比較対象とする曲部40の固定間隔D5としては、曲部40における最も小さい固定間隔Dとするものとして説明する。もっとも比較対象とする曲部40の固定間隔D5としては、曲部40における複数の固定間隔D5の平均値などとすることも考えられる。
比較対象とする直線部42の固定間隔D6としては、直線部42における少なくとも1つの固定間隔Dのうちの最大値とするものとして説明する。
より具体的には、図1に示す例では、線状伝送部材30aにおいて、曲部40における固定間隔D5よりも直線部42における固定間隔D6が広くされている。線状伝送部材30b、30c、30d、30eについても同様である。
曲部40が複数存在する場合、一部の曲部40における固定間隔D5よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、直線部42に存在していればよい。すべての曲部40における固定間隔D5よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、直線部42に存在していることが好ましい。
図1に示す例では、配線部材10において、平行に延びる複数の線状伝送部材30に対して隣り合う位置にスポット固定部50が形成される。このような配線部材10は、例えば、一のスポット固定部50を形成するときに、平行に延びる複数の線状伝送部材30をまとめて固定することによって形成される。例えば、図2に示す例では、ホーンHとアンビルAとでシート材20と複数の線状伝送部材30とを挟んだ状態で超音波振動が付与されることによって、平行に延びる複数の線状伝送部材30の隣り合う位置にまとめてスポット固定部50が形成される様子が示されている。
以上のように構成された配線部材10によると、シート材20と線状伝送部材30とが間隔をあけて接触部位直接固定されている配線部材10において、固定間隔Dが異なる部分が形成されている。このため、高い固定強度が必要な部分において固定間隔Dを短くし、高い固定強度が必要ない部分において固定間隔Dを長くするなどすることによって、各部分で適した固定強度を得やすくなる。
ここで一度の加熱加圧工程でシート材と線状伝送部材とを全体的に溶着した場合、部分的な固定状態の制御がしにくい。具体的には、配線部材において、高い固定強度が必要な部分と、高い固定強度が必要ない部分とが併存している場合、高い固定強度が必要な部分に合わせて条件設定されて加熱加圧溶着されることによって、高い固定強度が必要ない部分において過剰品質となる恐れがある。また条件設定等が不適であると、固定ムラが生じ、高い固定強度が必要な部分で十分な固定強度が得られない恐れがある。
これに対して、上記配線部材10では、シート材20と線状伝送部材30とが間隔をあけて接触部位直接固定されているため、全体的に接触部位直接固定する場合よりも各部分における固定状態を制御しやすい。具体的には、全体的に接触部位直接固定する場合よりも狭い範囲でスポット固定部50を形成するため、一のスポット固定部50に対する条件設定が容易であり、また固定ムラ等が生じにくい。これにより、各部分で適した固定強度を得やすくなる。
また配線部材10の組付け時において線状伝送部材30を接続するため、端末側部分36は中間側部分38よりも、把持されたり移動されたりすることが多い。このように配線部材10の製造後から車両に組付けられるまでの間に、取り回しの頻度が高く、また取り回し時に係る力が大きいことが多い端末側部分36の固定間隔D1が比較的狭くされているため、端末側部分36において、組付け時などに線状伝送部材30がシート材20から剥がれにくくなる。
また離間組付部14は、周辺部材80から離れているため、並行組付部12よりも振動の影響を受けやすい。この場合でも、上記配線部材10では、離間組付部14において固定間隔D3が比較的狭くなっているため、離間組付部14における線状伝送部材30がシート材20から剥がれにくくなる。
また曲部40において線状伝送部材30に弛みが生じやすく、弛みが生じることによって、線状伝送部材30がシート材20から浮く恐れがある。この場合でも、上記配線部材10では、曲部40において固定間隔D5が比較的狭くなっているため、線状伝送部材30の曲部40がシート材20から浮くことを抑制できる。
{第2実施形態}
第2実施形態に係る配線部材について説明する。図3は、第2実施形態に係る配線部材110を示す側面図である。なお、本実施の形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
配線部材110には、曲組付部16と、直線組付部18とが設けられている。曲組付部16と、直線組付部18とは、配線部材110が車両に組付けられた状態で組付状態の異なる部分である。曲組付部16と直線組付部18とは連なって設けられている。
より詳細には、曲組付部16は、配線部材110が車両に組付けられた状態で、線状伝送部材30のうち長手方向に沿った部分がシート材20の表裏方向へ向けて曲げられた状態に組付けられる部分である。
直線組付部18は、配線部材110が車両に組付けられた状態で、線状伝送部材30のうち長手方向に沿った部分が直線状に組付けられる部分である。直線組付部18は、曲組付部16でない部分、つまり配線部材110が車両に組付けられた状態で、線状伝送部材30のうち長手方向に沿った部分がシート材20の表裏方向へ向けた曲げが生じないように組付けられる部分であるとも言える。
図4に示す例では、配線部材110が周辺部材180に沿って組付けられることによって、曲組付部16及び直線組付部18が生じるものである。具体的には、周辺部材180には、段差182が生じている。そして配線部材110は、線状伝送部材30のうち長手方向に沿った部分がこの段差182を乗り越える態様で、周辺部材180に組付けられる。これにより、配線部材110のうち段差182を乗り越える部分が曲組付部16となり、段差182から離れるように延びる部分、つまり段差182を乗り越える前又は後の部分が、直線組付部18となる。
もちろん、上記以外に配線部材110に曲組付部16及び直線組付部18が生じることも考えられる。例えば、配線部材110が曲げられつつその曲げ部分に経路規制部材が取付けられたり、配線部材110のうち長手方向に沿った2箇所を異なる相手に固定してその間の部分が曲げられたりすることによっても、曲組付部16及び直線組付部18が生じ得る。
なお曲組付部16および直線組付部18において、組付前の状態で、線状伝送部材30はシート材20上を直線状に延びていることが好ましい。換言すると、平坦なシート材20に対して線状伝送部材30が直線状に配設された部分がシート材20の表裏方向へ向けて曲げられた状態に組み付けられて、曲組付部16および直線組付部18とされることが好ましい。もちろん、平坦なシート材20に対して線状伝送部材30が曲がって配設された部分がシート材20の表裏方向へ向けて曲げられた状態に組み付けられて、曲組付部16および直線組付部18とされてもよい。
ここでは、曲組付部16と、直線組付部18とで固定間隔Dが異なる部分が存在している。具体的には、曲組付部16における固定間隔D7よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、直線組付部18に存在する。
ここで曲組付部16における固定間隔D7とは、間に曲組付部16が存在する2つのスポット固定部50の間隔を言う。例えば、曲組付部16にスポット固定部50が有る場合には、曲組付部16に位置するスポット固定部50と、それに連続するスポット固定部50との間隔が曲組付部16における固定間隔D7となり得る。この場合、その曲組付部16には複数の固定間隔Dが存在する。具体的には例えば、線状伝送部材30fにおいて、段差182を乗り越える部分が曲組付部16とされている。このとき曲組付部16にはスポット固定部50が1つ存在する。このため、当該スポット固定部50と、両側に連続するスポット固定部50とのそれぞれの間隔が曲組付部16における固定間隔D7となり得る。また例えば、曲組付部16にスポット固定部50が存在しない場合には、曲組付部16に最も近い位置であって曲組付部16を挟む位置に形成された2つのスポット固定部50の間隔が曲組付部16における固定間隔D7である。この場合、その曲部40には一の固定間隔D7のみが存在する。
比較対象とする曲組付部16の固定間隔D7としては、曲組付部16における最も小さい固定間隔Dとするものとして説明する。もっとも比較対象とする曲組付部16の固定間隔D7としては、曲組付部16における複数の固定間隔Dの平均値などとすることも考えられる。
比較対象とする直線組付部18の固定間隔D8としては、直線組付部18における少なくとも1つの固定間隔Dのうちの最大値とするものとして説明する。
より具体的には、図3に示す例では、線状伝送部材30fにおいて、曲組付部16における固定間隔D7よりも直線組付部18における固定間隔D8が広くされている。
曲組付部16が複数存在する場合、一部の曲組付部16における固定間隔D7よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、直線組付部18に存在していればよい。すべての曲組付部16における固定間隔D7よりも広い間隔でシート材20と線状伝送部材30とが接触部位直接固定されている部分が、直線組付部18に存在していることが好ましい。
曲組付部16では、線状伝送部材30の長手方向に沿った部分がシート材20の表裏方向に曲げられるため、線状伝送部材30がシート材20から浮きやすい。この場合でも、上記配線部材110によると、曲組付部16において固定間隔D7が比較的狭くなっているため、曲組付部16において線状伝送部材30がシート材20から浮くことを抑制できる。
{変形例}
図4は、第1実施形態に係る配線部材10の変形例を示す平面図である。
平行に延びる複数の線状伝送部材30の隣り合う位置にスポット固定部50が形成されるものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。スポット固定部50が形成される位置は、線状伝送部材30ごとに設定されていてもよい。例えば、ホーンHとアンビルAとでシート材20と一の線状伝送部材30とを挟んだ状態で超音波振動が付与されることによって、線状伝送部材30ごとにスポット固定部50が形成される位置を設定可能である。このように線状伝送部材30ごとに適宜スポット固定部50が形成されると、図4に示す配線部材10Aのように、平行に延びる線状伝送部材30に対して異なる位置にスポット固定部50が形成されることがあり得る。
具体的には、図4に示す例では、曲部40、直線部42において、平行に延びる線状伝送部材30に対して異なる位置にスポット固定部50が形成されている。図4に示す例では、分岐部19において、平行に延びる線状伝送部材30に対して異なる位置にスポット固定部50が形成されているととらえることもできる。
第1実施形態において、端末側部分36の固定間隔D1と中間側部分38の固定間隔D2との違い、並行組付部12の固定間隔D3と離間組付部14の固定間隔D4との違い、及び曲部40の固定間隔D5と直線部42の固定間隔D6との違いが併存していたが、これらのうち1つ又は2つが省略されていてもよい。また、第2実施形態における曲組付部16の固定間隔D7と直線組付部18の固定間隔D8との違いが、第1実施形態における上記3つの固定間隔の違い(D1とD2との違い、D3とD4との違い又はD5とD6との違い)の1つ又は複数と併存していてもよい。
またこれまで説明した例では、複数の線状伝送部材30の径が同じであったが、一の配線部材10が異なる径の線状伝送部材30を含んでいてもよい。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 配線部材
12 並行組付部
14 離間組付部
16 曲組付部
18 直線組付部
20 シート材
30 線状伝送部材
32 伝送線本体
34 被覆
36 端末側部分
38 中間側部分
40 曲部
42 直線部
50 スポット固定部
80 周辺部材
D、D1乃至D8 固定間隔
C コネクタ

Claims (5)

  1. シート材と、
    前記シート材上に延びて、自身の長手方向に間隔をあけた3箇所以上で前記シート材に対して接触部位直接固定された線状伝送部材と、
    を備え、
    前記シート材と前記線状伝送部材との接触部位直接固定箇所のうち前記線状伝送部材の長手方向に連続する2つの接触部位直接固定箇所の間隔を固定間隔とした場合に、
    前記固定間隔が異なる部分を有する、配線部材。
  2. 請求項1に記載の配線部材であって、
    前記線状伝送部材の端末側部分における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記端末側部分より中間側部分に存在する、配線部材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の配線部材であって、
    車両に組付けられた状態で周辺部材に並行するように組付けられる並行組付部と、前記周辺部材から離れるように組付けられる離間組付部とが設けられており、
    前記離間組付部における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記並行組付部に存在する、配線部材。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記線状伝送部材は、前記シート材上で曲がっている曲部を有し、
    前記曲部における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記曲部から離れた部分に存在する、配線部材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    車両に組付けられた状態で、前記線状伝送部材のうち長手方向に沿った部分が前記シート材の表裏方向へ向けて曲げられた状態に組付けられる曲組付部と、前記線状伝送部材のうち長手方向に沿った部分が直線状に組付けられる直線組付部とが設けられ、
    前記曲組付部における前記固定間隔よりも広い間隔で前記シート材と前記線状伝送部材とが接触部位直接固定されている部分が、前記直線組付部に存在する、配線部材。
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