JP2020021973A - 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 赤外光を撮像するネットワークカメラにおいて現像後の画像データのみを内部に保存した場合、画像に応じてカラーパレットを切り換えて再生することができなくなり、画像の視認性が低下し、ユーザの利便性を大きく損なってしまう。【解決手段】 赤外光撮像によって得られた赤外光画像について、カメラにより保持している複数のカラーパレットの其々を参照することで生成した複数の動画ファイルを関連付けて出力することで、後でユーザ等が用途に応じて切り替え可能にする。【選択図】 図6

Description

本発明は撮像された赤外光画像の配信技術に関する。
近年、監視用途で用いられるネットワークカメラにおいて、夜間や降雨や降雪などの悪条件下でも監視用途に十分な画像の撮影が可能な赤外光撮像を利用したモデルがある。
赤外光カメラでは、物体から放射されている赤外線(赤外光)を専用のセンサーで検出し、その検出データを画像処理することで視認可能な映像を生成する。
ここで、実際には不可視の赤外光を可視化して表示する方法として、一般的にインデックスカラー方式が用いられる。インデックスカラー方式とは、画像データの画素ごとに色情報を持たず、色情報テーブルを参照するためのインデックス値を画素毎に持たせる形式の画像フォーマットである。この色情報テーブルはインデックス値をRGBなどの表示用色空間の画素値に変換するためのもので、一般的にカラーパレットと呼ばれる。
カラーパレットの色情報を適用することで表示用の画像を生成し、さらに生成した画像を保存する前に圧縮処理を施す。圧縮方法としては、動画の場合はMpeg4、H.264など、静止画ではJpegなどの圧縮方法が一般的である。
特許文献1には、撮像した映像データに対して、異なる画質パラメータを適用して同時に表示する方法について開示している。
特開2006−345309号公報
特許文献1では、RGBまたはYUVの色情報を持った映像データに対して、異なる画質パラメータ(明度、コントラスト、色相、シャープネス等)を適用している。しかし、特許文献1の技術では赤外光撮像について考慮しておらず、明度やコントラストという概念が無いインデックス値にそのまま画質パラメータを適用して画質調整することは困難である。
上記課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、赤外光撮像手段と、複数のカラーパレットを保持する保持手段と、前記赤外光撮像手段によって得られた赤外光画像について、前記保持手段により保持している複数のカラーパレットの其々を参照することで生成した複数の動画ファイルを関連付けて出力する出力手段とを有することを特徴とする。
赤外光を撮像した画像を再生する場合に、関連付けられた複数の録画映像からユーザが目的に合ったカラーパレットで現像されている映像を選択することで用途に応じて映像の視認性を向上させることができる。
ネットワークカメラの外観を示す概略図である。 ネットワークカメラを含むネットワーク構成を示す概略図である。 ネットワークカメラの概略構成を示すブロック図である。 ネットワークカメラにおける記録メディアのファイル構成を示す模式図である。 カラーパレットを示す模式図である。 画像記録時の処理フローとデータフローを示す模式図である。 動画生成部の処理フローを示す模式図である。 記録メディアのファイル構成を示す模式図である。 画像再生時の処理フローとデータフローを示す模式図である。 カラーパレット管理情報を示す模式図である。 カラーパレット管理情報を示す模式図である。 記録タイミングを時系列に示した模式図である。 システム概略構成の一例を示すブロック図である。
<<実施形態1>>
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
図1(a)は本発明の1つの実施形態であるネットワークカメラの外観を示す図である。ネットワークカメラ100は、赤外光を撮像するためのレンズと撮像素子(赤外光撮像部)を含む鏡筒部101を備える。図1(b)はネットワークカメラ100について情報処理に関するハードウェア構成の概略を示すブロック図である。CPU(CENTRAL PROCESSING UNIT)102は、撮影装置100を統括的に制御する中央処理装置である。IF105は、ネットワークを介してインターネットプロトコルやONVIF等のプロトコルに従って、クライアント装置との通信を行う。
ROM103は、フラッシュメモリなどの記憶素子を有し、CPU102がネットワークカメラ100に後述するフローチャートの処理を実行させたり後述する機能ブロックを実現させたりするためのプログラムやパラメータやカラーパレット(詳細は後述)などを不揮発的に記憶する。RAM(RANDOM ACCESS MEMORY)104は、CPU200が実行するコンピュータプログラムの一部や中間値を一時的に記憶する。また、RAM202は、IF105を介して外部から取得したデータを一時的に記憶するバッファとしても機能してもよい。
図2は、ネットワークカメラ100を含むシステム構成図である。110は本発明における外部機器を示すクライアント装置である。ネットワークカメラ100とクライアント装置110は、ネットワーク120を介して相互に通信可能な状態で接続されている。クライアント装置110は、ネットワークカメラ100に対して、各種コマンドを送信する。ネットワークカメラ100は、それらのコマンドに対するレスポンスをクライアント装置110に送信する。
図3を参照して、ネットワークカメラ100の各部構成と機能について説明する。鏡筒部200は赤外光レンズ300と赤外光センサー301とを有している。レンズやセンサーは使用する素材によって対応する波長領域が異なるが、ここでは、赤外光レンズ300と赤外光センサー301とは、遠赤外線(波長4〜1000μm)に対応するものとする。赤外光レンズ300は着脱可能なレンズであってもよい。赤外光センサー301は可視光も撮像できるCMOSやCCDであってもよく、その場合は可視光を分離するための分光素子を備えればよい。
映像処理部201は鏡筒部200で撮像された情報を受け取り、画像データに変換する機能を持っている。データ補正部302では赤外光センサー301から受け取った情報(遠赤外線の強度)を正規化、量子化することで、色情報テーブル(カラーパレット)を参照するためのインデックス値(赤外光画像)に変換する。本実施形態では1画素のインデックス値を1バイト(8ビット)とし、画素毎に256種類の色を表現可能とする。なお、カラーパレットの詳細は後述する。
画像生成部304では、機能設定部303により指定されたカラーパレットを使用して、インデックス値をRGBで表される色データ(RGBの各成分について8ビットで表現される形式)に現像(変換)し、表示可能な画像を生成する。エンコーダ305では、画像生成部304が生成した動画もしくは静止画について、圧縮処理を実行する。映像伝送部306では圧縮後の動画データを、ネットワークを介してクライアント装置110に伝送する。
静止画記録部307では、エンコーダ305からJpegなどの形式に変換されたデータもしくはRAWデータを受け取り、静止画ファイルを生成してからSDカードや内蔵メモリなどに記録する。
動画記録部308では、エンコーダ305からMpeg4やH.264、HEVCなどの形式に変換されたデータを受け取り、動画ファイルを生成してからSDカードや内蔵メモリなどに記録する。
図4(a)は、データ補正部302により生成されるインデックス値を用いた画像データ(インデックス画像データ)の概略を示す。本実施形態では、画素ごとにカラーパレットを参照するためのインデックス値を持つ代表的な画像フォーマットとしてのPNG(Portable Network Graphics)形式を利用する。図4にPNG形式のファイルフォーマットを示す。領域401は、このファイルがPNG形式のファイルであることを示すPNGファイルシグネチャである。16進数で、”89 50 4E 47 0D 0A 1A 0A”が記述される。領域402はイメージヘッダを示すIHDRチャンクであり、”パレット使用”を示す情報や”画像の幅”や”画像の高さ”を示す情報を保持する。領域403は、カラーパレット本体を格納するPLTEチャンクであり、1つ以上のパレットを保持する(パレットの構造については図5を用いて後述する)。また、領域404はテキスト情報を保持し、領域405は画像を構成する全画素分のインデックス値を格納するIDATチャンクである。領域406はイメージ終端を示す。
図4(b)は、動画記録部308がSDカード等の記録メディアやネットワーク上のストレージに記録する動画ファイルのデータ構造を示す。Douga001を先頭に複数個のフォルダが生成され、各フォルダの下に各フォルダに対応する動画ファイルと、動画ファイルと対応するメタデータ格納ファイル(Douga001.xml)とが格納される。メタデータファイルには映像生成時に使用したカラーパレットの情報(カラーパレットそのもの又はカラーパレットを読み出すためのアドレス情報など)がXML形式で記述されている。
図5はカラーパレットの構造について示した図である。カラーパレット501は画像を白黒で表示するためのカラーパレット(モノクロ表示用のカラーパレット)で、0から255までの256段階の階調を表現できる。例えば、カラーパレット501はインデックス画像の画素のインデックス値が”252”である場合、(R,G,B)の画素値として(240,240,240)に変換することを示す。また、カラーパレット501はインデックス画像の画素のインデックス値が”3”である場合、(R,G,B)の画素値として(10,10,10)に変換することを示す。
カラーパレットのインデックス値を反転することで、白黒を反転して表示することが可能である。例えば、インデックス画像の画素のインデックス値”10”を(R,G,B)=(240,240,240)に変換し、インデックス値”252”を(R,G,B)=(10,10,10)に変換してもよい。
カラーパレット502はカラー表示に使用するカラーパレットで、ユーザが任意の色情報を設定してカラーパレットを作成することが可能である。ここでは、温度が低い部分(遠赤外成分の値が小さい部分)に青色などの寒色系の色を割り当て、温度が高い部分(遠赤外成分の値が大きい部分)に赤色などの暖色系の色を割り当てている。例えば、カラーパレット502はインデックス画像の画素のインデックス値が”252”である場合、(R,G,B)の画素値として(240,0,0)に変換することを示す。また、カラーパレット502はインデックス画像の画素のインデックス値が”3”である場合、(R,G,B)の画素値として(0,0,240)に変換することを示す。もちろん、カラー表示用のカラーパレットを複数種類保持するようにしてもよい。
次に図6を用いて、映像処理部201による画像記録時の処理フローとデータフローについて説明する。
データ補正部601では、赤外光センサー301により取得した2次元のセンサー検出値をインデックス値に変換した画像データを生成し、画像生成部602にインデック画像データとして画像生成部602に送信する(611)。機能設定部603はカメラに保持している複数のカラーパレットデータをROM103(RAM104に展開されている場合はRAM104)から読み出して画像生成部602に送る(612)。画像生成部602は画像のインデックス値を、機能設定部603から受け取ったカラーパレットの其々を参照して色情報に変換した複数の画像データ(表示用画像データ)を生成し、エンコーダ604に送信する(613)。画像生成部602の処理の詳細は後述する。
エンコーダ604は受け取った複数の画像データに圧縮処理を施し、Mpeg4、H.264またはHEVCなどのN個の異なる形式の圧縮動画データを生成し、動画記録部605に出力する(614)。動画記録部605は複数(N個)の圧縮画像データについて個別のファイルを生成して記録メディア606やネットワーク上のストレージ(不図示)に保存する(615)。
次に、図7を用いて画像生成部602の処理の詳細について説明する。画像生成部602はデータ補正部601からインデックス画像データを取得する(S701)。次に機能設定部603からカメラで保持しているカラーパレットの数(カラーパレット数)を取得する(S702)。次に、未参照である残りのカラーパレット数を確認し(S704)、残りがあれば残りのカラーパレットの1つを取得する(S705)。次にカラーパレットの値を使用してインデックス画像データから色画像データに変換する(S706)。そして、エンコーダ部604に変換した色画像データを送信する(S707)。カラーパレット数を1減算する(S708)。ステップS704において残りのカラーパレットが0だった場合は、処理を終了する。
図8は、動画記録部605が、カラーパレットが互いに異なる複数の動画ファイルを格納する様子について示した模式図である。同一ソースから生成した動画データであることが分かるように、Douga001フォルダにカラーパレットの名称(パレット名)毎のフォルダを作成する。このパレット名のフォルダ内に、このパレット名で現像した画像データを圧縮した後の動画ファイルと、現像に使用したカラーパレットデータを格納したファイルを保存する。これは生成時に使用したカラーパレットデータを後で取得することを可能にするためである。図8の例では「Douga001_Palette01」というパレット名のフォルダに、このパレット名に対応するカラーパレットデータ「Douga001_Palette01.plt」と、このカラーパレットで現像し、Mpeg4で符号化することによりデータ量を圧縮した動画像データ「Douga001_Palette01.mp4」と、カラーパレットや符号化の際のメタデータ「Douga001_Palette01.xml」とを格納する。メタデータはフレームレートや解像度を含む。このようにすることで、動画記録部605は複数のカラーパレットの其々を参照することで現像した複数の動画ファイルを関連付けて出力することができる。
次に記録メディアに保存した動画データを再生してクライアント装置へ配信する方法について説明する。
動画記録部902では記録メディア904に録画されている映像が管理されている。クライアント装置から再生する映像が指定されると、機能設定部901より内蔵しているカラーパレットの情報をクライアント装置へ提示し、クライアント装置ではカラーパレットを選択する動作を実行し、その結果を動画記録部902に通知する。動画記録部902は選択された映像とカラーパレットにより動画ファイルを特定し、記録メディア904から圧縮された動画データを読み出す(912)。
次にクライアント装置への配信をするため、動画記録部902は映像伝送部903に圧縮された動画データを送信する(913)。映像伝送部903はRTPなどの映像伝送プロトコルを利用して、動画データをクライアント装置に配信する。
以上のように、本実施形態によれば、赤外光カメラで撮像した映像からカラーパレット数分の動画ファイルを記録メディアに保存するので、その映像を再生する場合に、ユーザが任意のカラーパレットを指定して再生することができるため、映像の視認性を向上させることが可能となる。
<<実施形態2>>
実施形態1では赤外線カメラに内蔵している全てのカラーパレット分の動画ファイルを生成したが、エンコーダや記録メディアの書き込み性能によっては、同時に生成できる動画ファイル数が制限される場合がある。
本実施形態では同時生成ファイル数に制限がある場合の動画ファイル生成方法について説明する。なお、実施形態1と同一機能を有する構成や工程には同一符号を付すとともに、構成的、機能的にかわらないものについてはその説明を省略する。
図10はカメラのROM103が保持しているカラーパレット管理情報の一例である。カラーパレット毎に優先度(優先順位)を設定し、その優先順位に従って生成する動画ファイルを決定する。図10では優先度の数値が小さい方がより優先度が高いカラーパレットを表している。同時生成ファイル数がカラーパレットの総数よりも少ない場合、優先度が低いカラーパレットを使用した動画ファイルは生成されない。
同時生成ファイル数は、ハードウェアもしくはソフトウェアで実行するエンコード処理の性能と、SDカード等の記録メディアへの書き込み速度によって決定される。ここではエンコードする動画の解像度とフレームレートは固定とする。
ここで同時生成ファイル数がN個であった場合、図10で表される優先度値が1〜Nまでのカラーパレットを使った動画ファイルを生成する。なお、同時生成ファイル数でなく単に優先順位の高いカラーパレットから所定数までの動画ファイルを出力するようにしてもよい。
以上のとおり本実施形態によれば、同時生成ファイル数が、内蔵しているカラーパレット数を下回っている場合であっても、ユーザが所望するカラーパレットを使った動画ファイルを優先的に保存することが可能となる。
<<実施形態3>>
実施形態2では優先順位によっては生成できない動画ファイルが存在していたが、本実施形態では、同時生成ファイル数が、カメラが保持しているカラーパレットの数を下回っている場合でも、全カラーパレット分の動画ファイルを生成する方法について説明する。なお、実施形態1〜2と同一機能を有する構成や工程には同一符号を付すとともに、構成的、機能的にかわらないものについてはその説明を省略する。
図11は図10のカラーパレット管理情報にエンコードする際の解像度とフレームレートを付加した表である。優先度1のカラーパレットを使用してエンコードする場合は、ユーザが所望している解像度とフレームレートで動画データを生成し、優先度1以外のカラーパレットを使用してエンコードする場合は、全てのカラーパレットを使用した動画ファイルを生成することが可能となるまで、解像度とフレームレートを低減する。この場合の解像度とフレームレートは、実施形態2と同様にエンコード処理性能と記録メディア等への書き込み速度によって決定できることとする。
以上のとおり本実施形態によれば、エンコードの負荷とファイル書き込みデータ量を低減できるため、全カラーパレット分の動画ファイルを生成することが可能となる。
<<実施形態4>>
監視用途のネットワークカメラでは、カメラ内に記録可能な画像データ量に上限があるため、できるだけ効率的に画像データを記録できることが望ましい。
本実施形態では、実施形態1の映像記録方法において、カメラの動体検知機能を利用して効率的に画像データを保存し、また別々に保存している動画データと同期して再生する方法について説明する。なお、実施形態1〜3と同一機能を有する構成や工程には同一符号を付すとともに、構成的、機能的にかわらないものについてはその説明を省略する。
実施形態1で複数の動画ファイルを保存する場合、保存した画像に変化が無い場合を含む可能性があるため、カメラの動体検知機能(不図示)を利用し、動体が存在している場合のみ複数の動画ファイルを保存することで、画像データ量を低減することができる。CPU102が動体検知機能は前後するフレーム画像(赤外光画像)間の差分や、事前に取得した背景画像(赤外光画像)と現フレーム画像(赤外光画像)間の差分を取得し、差分領域が所定の大きさ以上であれば動体として検知する。
図12は本実施形態における動画データを保存するタイミングを時系列に表した図である。実施形態2における優先度1のカラーパレットを用いた動画については常時記録を行い、優先度1を除いた他のカラーパレットを用いた動画については、動体検知機能による録画開始イベントが発生したことをトリガとして記録を開始する。動体を検出しなくなったタイミングで保存動作を終了する。
カラーパレットの優先度による動画ファイルの記録方法として、実施形態2及び実施形態3の方法を併せて用いても良い。
以上のとおり本実施形態によれば、記録メディアに保存するデータ量を低減できるため、容量不足による撮り逃しを減らすことが可能となる。
<<その他の実施形態>>
ネットワークカメラを含むシステムでは、配信先のクライアント装置で動作するビューワアプリケーション(以降ビューワ)で映像データを再生する方法が一般的である。
本実施形態では、インデックス画像データの再生とカラーパレットの切替えをクライアント装置で実現する方法について説明する。
図13を参照して、本実施形態における撮像装置1301とクライアント装置1302の各部構成と機能について説明する。なお、実施形態1〜3と同一機能を有する構成や工程には同一符号を付すとともに、構成的、機能的にかわらないものについてはその説明を省略する。
実施形態1と同様に、データ補正部1311では、センサーから受け取った情報からカラーパレットを参照するためのインデックス値へ変換する。データ送信部1315はデータ補正部1311からインデックス値に変換した画像データを受け取り、PNGファイル等の形式で記憶しておく。また機能設定部1316で設定可能な複数カラーパレットのテーブル情報も記憶しておく。
データ受信部1324は、予めデータ送信部1315からカラーパレットのテーブル情報を受け取り、クライアント装置1302の内部に記憶しておく。クライアント装置1302の機能設定部1325では、ユーザが画像表示に使用するカラーパレットを選択することが可能である。
撮像装置1301からクライアント装置1302へ配信する動画データは、撮像装置1301の画像生成部1312、エンコーダ1313、映像伝送部1314の順番で処理され、ネットワークを介してクライアント装置1302へ伝送される。デコーダ1321では受信した圧縮された動画データを再生可能な映像データに伸長し、映像表示部1322へ送信する。映像表示部1322はビューワ画面上に映像を表示する。
次にクライアント装置1302において、インデックス画像データを再生する方法について説明する。
クライアント装置1302のデータ受信部1324は、撮像装置1301のデータ送信部1315から、PNGファイルなどの形式で記憶しているインデックス画像データを受け取る。データ受け渡し方法として、HTTPやFTPなどのデータ伝送プロトコルを用いることが一般的である。
クライアント装置1302の画像生成部1323では、画像のインデックス値を用いてカラーパレット中の色情報に変換した画像データを生成し、映像表示部1322へ送信する。映像表示部1322はビューワ画面上に画像データを表示する。
以上、説明したとおり、本実施形態によれば、赤外光カメラで撮像した画像を再生する場合に、クライアント装置側でユーザが任意のカラーパレットを指定して再生することができ、映像の視認性が向上する。また実施形態2及び実施形態3で示した方法を、本実施形態で示した構成に適用することも可能である。
また、上述の実施形態では、画像生成部602が、インデックス画像データをビット深度が8ビットのRGB画像データに変換する例について説明しているが、他の表示用色空間の画像データや10ビットなど他のビット深度の画像データに変換してもよい。
上述の実施形態は、1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 ネットワークカメラ
110 クライアント装置
120 ネットワーク

Claims (19)

  1. 赤外光撮像手段と、
    複数のカラーパレットを保持する保持手段と、
    前記赤外光撮像手段によって得られた赤外光画像について、前記保持手段により保持している複数のカラーパレットの其々を参照することで生成した複数の動画ファイルを関連付けて出力する出力手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記出力手段により出力される動画像を記録メディアに記録する記録手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記保持手段はカラーパレット毎の優先順位を更に保持し、前記出力手段は前記保持手段の保持している優先順位の高い順に所定数までの動画ファイルを出力することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記保持手段はカラーパレットと符号化に用いるパラメータとを関連づけて保持し、
    前記出力手段は前記パラメータを用いて符号化した動画ファイルを出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記赤外光撮像手段によって撮像された赤外光画像から動体を検出する検知手段を更に備え、前記出力手段は、前記検知手段により動体を検知していない場合でも第1のカラーパレットを参照して動画ファイルを出力し、前記検知手段により動体を検知している場合は前記第1のカラーパレットと第2のカラーパレットを参照して複数の動画ファイルを出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記出力手段は、前記赤外光撮像手段によって得られた赤外光画像についてカラーパレットを用いて表示用画像データに変換する変換手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記複数のカラーパレットはモノクロ表示用のカラーパレットを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記複数のカラーパレットはカラー表示用のカラーパレットを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記赤外光画像は、PNG形式の画像であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 赤外光撮像手段と、複数のカラーパレットを保持する保持手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記赤外光撮像手段によって得られた赤外光画像について、前記保持手段により保持している複数のカラーパレットの其々を参照することで生成した複数の動画ファイルを関連付けて出力する出力工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 前記出力工程で出力される動画像を記録メディアに記録する記録工程を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記保持手段はカラーパレット毎の優先順位を更に保持し、前記出力工程では前記保持手段の保持している優先順位の高い順に所定数までの動画ファイルを出力することを特徴とする請求項10または11に記載の制御方法。
  13. 前記保持手段はカラーパレットと符号化に用いるパラメータとを関連づけて保持し、
    前記出力工程は前記パラメータを用いて符号化した動画ファイルを出力することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の制御方法。
  14. 前記赤外光撮像手段によって撮像された赤外光画像から動体を検出する検知工程を更に備え、前記出力工程は、前記検知工程において動体を検知していない場合でも第1のカラーパレットを参照して動画ファイルを出力し、前記検知工程において動体を検知している場合は前記第1のカラーパレットと第2のカラーパレットとを参照して複数の動画ファイルを出力することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の制御方法。
  15. 前記出力工程は、前記赤外光撮像手段によって得られた赤外光画像についてカラーパレットを用いて表示用画像データに変換する変換工程を備えることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の制御方法。
  16. 前記複数のカラーパレットはモノクロ表示用のカラーパレットを含むことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の制御方法。
  17. 前記複数のカラーパレットはカラー表示用のカラーパレットを含むことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1項に記載の制御方法。
  18. 前記赤外光画像は、PNG形式の画像であることを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に記載の制御方法。
  19. 赤外光撮像手段と、複数のカラーパレットを保持する保持手段と、を有するコンピュータを、
    前記赤外光撮像手段によって得られた赤外光画像について、前記保持手段により保持している複数のカラーパレットの其々を参照することで生成した複数の動画ファイルを関連付けて出力する出力手段として
    機能させることを特徴とするプログラム。
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