JP7277082B2 - 撮像装置、クライアント装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、クライアント装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は撮像された赤外光画像の配信技術に関する。
近年、監視用途で用いられるネットワークカメラにおいて、夜間や降雨や降雪などの悪条件下でも監視用途に十分な画像の撮影が可能な赤外光を利用したカメラが増加している。
赤外光カメラでは、物体から放射されている赤外線を専用センサーで検出し、その検出データを画像処理することで視認可能な映像を生成する。
ここで、赤外光映像を表示する方法として、一般的にインデックスカラー方式が用いられる。インデックスカラー方式とは、画像データの画素ごとに色情報を持たずに、画素毎に色情報テーブルを参照するためのインデックス値を持たせた形式の画像フォーマットである。この色情報テーブルは一般的にカラーパレットと呼ばれる。
カラーパレットの色情報を適用することで表示用の画像を生成し、通常は画像を保存する前に圧縮処理を施す。圧縮方法としては、動画の場合はMpeg4、H.264など、静止画ではJpegなどの圧縮方法が一般的である。
ここで、特許文献1ではセンサーから出力された画像(RAW)データを一時的に記憶しておく領域を2つ持つことで、動画用の現像処理と静止画用の現像処理とを別々に行う。ここでRAWデータはDRAMなどの一時的なメモリ領域にのみ記憶され、SDカードやフラッシュメモリなどの不揮発領域には、現像後の画像データに圧縮処理を施してから記録している。
特許第4948011号公報
しかし、赤外光を撮像するネットワークカメラにおいて現像後の画像データのみを内部に保存した場合、撮像環境や被写体に応じてカラーパレットを切り換えて再生することができなくなるため、画像の視認性が低下し、ユーザの利便性を大きく損なってしまう。
上記課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、赤外光による像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、前記画像データの色情報を決定するための複数のカラーパレットを保持する保持手段と、前記複数のカラーパレットのうちの第1のカラーパレットに基づいて、前記画像データの色情報を決定することにより、前記画像データを表示用画像データに変換する変換手段と、前記複数のカラーパレットから、前記第1のカラーパレットを前記変換手段が使用するカラーパレットとして決定する決定手段と、前記画像データの色情報を決定するためのインデックス値と、前記第1カラーパレットとは異なる第2のカラーパレットを少なくとも有する前記複数のカラーパレットを含む参照用画像データを生成する生成手段と、前記表示用画像データと、前記参照用画像データとを記憶する記憶手段とを有し、前記決定手段は、前記記憶手段に記憶された前記参照用画像データから、前記第2のカラーパレットを前記変換手段が使用するカラーパレットとして決定し、前記変換手段は、前記インデックス値と前記第2のカラーパレットとに基づいて、前記画像データの色情報が変更された前記表示画像データを生成することを特徴とする。
赤外光で撮像した録画映像を再生する際にカラーパレットを切換えられる様にすることで、映像の視認性を向上させることができる。
ネットワークカメラの外観を示す概略図である。 ネットワークカメラを含むネットワーク構成を示す概略図である。 ネットワークカメラの概略構成を示すブロック図である。 PNGファイルフォーマットを示す模式図である。 カラーパレットを示す模式図である。 画像記録時の処理フローとデータフローを示す模式図である。 画像再生時の処理フローとデータフローを示す模式図である。 記録タイミングを時系列に示した模式図である。 PNGファイルフォーマットを示す模式図である。 再生タイミングを時系列に示した模式図である。 画像再生時の処理フローを示すフローチャートである。 記録タイミングを時系列に示した模式図である。 システム概略構成の一例を示すブロック図である。
<<実施形態1>>
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
図1(a)は本発明の1つの実施形態であるネットワークカメラの外観を示す図である。ネットワークカメラ100は、赤外光を撮像するためのレンズと撮像素子(赤外光撮像部)を含む鏡筒部101を備える。図1(b)はネットワークカメラ100について情報処理に関するハードウェア構成の概略を示すブロック図である。CPU(CENTRAL PROCESSING UNIT)102は、撮影装置100を統括的に制御する中央処理装置である。IF105は、ネットワークを介してインターネットプロトコルやONVIF等のプロトコルに従って、クライアント装置との通信を行う。
ROM103は、フラッシュメモリなどの記憶素子を有し、CPU102がネットワークカメラ100に後述するフローチャートの処理を実行させたり、後述する機能ブロックを実現させたりするためのプログラムやパラメータなどを不揮発的に記憶する。RAM(RANDOM ACCESS MEMORY)104は、CPU200が実行するコンピュータプログラムの一部や中間値を一時的に記憶する。また、RAM202は、IF105を介して外部から取得したデータを一時的に記憶するバッファとしても機能してもよい。
図2は、ネットワークカメラ100を含むシステム構成図である。110は本発明における外部機器を示すクライアント装置である。ネットワークカメラ100とクライアント装置110は、ネットワーク120を介して相互に通信可能な状態で接続されている。クライアント装置110は、ネットワークカメラ100に対して、各種コマンドを送信する。ネットワークカメラ100は、それらのコマンドに対するレスポンスをクライアント装置110に送信する。
図3を参照して、ネットワークカメラ100の各部構成と機能について説明する。
鏡筒部200は赤外光レンズ300と赤外光センサー301とを有している。レンズやセンサーは使用する素材によって対応する波長領域が異なるが、ここでは、赤外光レンズ300と赤外光センサー301とは、遠赤外線(波長4~1000μm)に対応するものとする。
映像処理部201は鏡筒部200で撮像された情報を受け取り、画像データに変換する機能を持っている。データ補正部302では赤外光センサー301から受け取った情報(遠赤外線の強度)を正規化、量子化することで、色情報テーブル(カラーパレット)を参照するためのインデックス値(赤外光画像)に変換する。本実施形態では1画素のインデックス値を1バイト(8ビット)とし、画素毎に256種類の色を表現可能とする。なお、カラーパレットの詳細は後述する。
画像生成部304では、機能設定部303により指定されたカラーパレットを使用して、インデックス値をRGBで表される色データ(RGBの各成分について8ビットで表現される形式)に変換し、表示可能な画像を生成する。エンコーダ305では、画像生成部304が生成した動画もしくは静止画について、圧縮処理を実行する。映像伝送部306では圧縮後の動画データを、ネットワークを介してクライアント装置110に伝送する。
静止画記録部307では、エンコーダ305からJpegなどの形式に変換されたデータもしくはRAWデータを受け取り、ファイルを生成してからSDカードや内蔵メモリなどに記録する。
動画記録部308では、エンコーダ305からMpeg4やH.264、HEVCなどの形式に変換されたデータを受け取り、ファイルを生成してからSDカードや内蔵メモリなどに記録する。
次に図4、図5を用いて、インデックス値を用いた画像データとカラーパレットとの関係について説明する。本実施形態では、画素ごとにカラーパレットを参照するためのインデックス値を持つ代表的な画像フォーマットとしてのPNG(Portable Network Graphics)形式を利用する。図4にPNG形式のファイルフォーマットを示す。領域401は、このファイルがPNG形式のファイルであることを示すPNGファイルシグネチャである。16進数で、”89 50 4E 47 0D 0A 1A 0A”が記述される。領域402はイメージヘッダを示すIHDRチャンクであり、”パレット使用”を示す情報や”画像の幅”や”画像の高さ”を示す情報を保持する。領域403は、カラーパレット本体を格納するPLTEチャンクであり、1つ以上のパレットを保持する(パレットの構造については図5を用いて後述する)。また、領域404はテキスト情報を保持し、領域405は画像を構成する全画素分のインデックス値を格納するIDATチャンクである。領域406はイメージ終端を示す。
図5はカラーパレットの構造について示した図である。カラーパレット501は画像を白黒で表示するためのカラーパレット(モノクロ表示用のカラーパレット)で、0から255までの256段階の階調を表現できる。例えば、カラーパレット501はインデックス画像の画素のインデックス値が”252”である場合、(R,G,B)の画素値として(240,240,240)に変換することを示す。また、カラーパレット501はインデックス画像の画素のインデックス値が”3”である場合、(R,G,B)の画素値として(10,10,10)に変換することを示す。
カラーパレットのインデックス値を反転することで、白黒を反転して表示することが可能である。例えば、インデックス画像の画素のインデックス値”10”を(R,G,B)=(240,240,240)に変換し、インデックス値”252”を(R,G,B)=(10,10,10)に変換してもよい。
カラーパレット502はカラー表示に使用するカラーパレットで、ユーザが任意の色情報を設定してカラーパレットを作成することが可能である。ここでは、温度が低い部分(遠赤外成分の値が小さい部分)に青色などの寒色系の色を割り当て、温度が高い部分(遠赤外成分の値が大きい部分)に赤色などの暖色系の色を割り当てている。例えば、カラーパレット502はインデックス画像の画素のインデックス値が”252”である場合、(R,G,B)の画素値として(240,0,0)に変換することを示す。また、カラーパレット502はインデックス画像の画素のインデックス値が”3”である場合、(R,G,B)の画素値として(0,0,240)に変換することを示す。もちろん、カラー表示用のカラーパレットを複数種類保持するようにしてもよい。
次に図6を用いて、映像データを生成するまでの処理フローについて説明する。最初に動画データを録画する処理フローについて説明する。
データ補正部601では、赤外光センサー301により取得したセンサー検出値を、正規化・量子化することで、インデックス値に変換した画像データを生成し、画像生成部602に送信する(611)。画像生成部602はユーザにより設定されたカラーパレットデータを機能設定部603から受け取る(613)。機能設定部603は、予め複数のカラーパレットと、複数のカラーパレットと表示モードの対応関係を示す情報とを保持している。ユーザがクライアント装置側の不図示のGUI等により赤外光画像の表示モードを選択すると、ユーザによる指定がカメラ側に伝達され、ユーザが選択した表示モードに対応するカラーパレットが機能設定部603から出力される。
表示画像生成部602は画像のインデックス値を用いてカラーパレット中の色情報に変換した画像データを生成し、エンコーダ604に送信する(615)。ここでは、画像生成部602は図5の白黒表示用のカラーパレット501(第1のカラーパレット)を用いて表示用画像データに変換するものとする。ここで、表示用画像データとはカラーパレットを適用して変換済みの画像のことを示す。
エンコーダ604は受け取った表示用画像データに圧縮処理を施し、Mpeg4またはH.264、HEVCなどの形式の圧縮動画データを生成し、動画記録部606に送信する(616)。動画記録部606は録画開始から終了までの圧縮画像データをバッファリングして、録画終了時に記録メディア607に保存する(618)。
次にインデックス画像データ(赤外光画像)を記録する処理フローについて説明する。データ補正部601はインデックス値に変換した画像データを静止画記録部605へ送信する(612)。静止画記録部605は画像生成部602で利用可能な複数のカラーパレットを受け取り(614)、画像データと複数のカラーパレットを含むPNGファイル(変換用画像データ)を生成し、記録メディア607に保存する(617)。ここでは、静止画記録部605は、少なくとも図5のカラー表示用のカラーパレット502(第2のカラーパレット)を受け取る。すなわち、白黒表示用のカラーパレット501以外のカラーパレットを1つ以上含んでいればよい。また、変換用画像データとは、画素値をいずれかのカラーパレットで変換しないと表示に適さないものを示す。
次に図7を用いて、記録メディア701に保存した動画データ及びインデックス画像データを再生してクライアント装置へ配信する方法について説明する。
動画記録部703は記録メディア701から圧縮された動画データを読み出す(712)。動画記録部703はネットワークへ配信するために映像伝送部707に圧縮された動画データを送信する(717)。映像伝送部707はRTP(Real-Time Transport Protocol)などの映像伝送プロトコルを利用して、動画データをクライアント装置に配信する。
次にインデックス画像データを再生してクライアント装置へ配信する方法について説明する。
静止画記録部702は記録メディア701からPNG形式で保存されたインデックス画像データを読み出す(711)。静止画記録部702は画像生成部704にインデックス画像データを送信する(713)画像生成部704は機能設定部705から設定されているカラーパレットを取得する(714)。機能設定部705では、ユーザが画像生成部602で利用可能な複数のカラーパレットから任意のカラーパレットを選択することができる。
次に画像生成部704は画像のインデックス値を用いてカラーパレット中の色情報に変換した表示用の画像データを生成し、エンコーダ706に送信する(715)エンコーダ706は画像データを圧縮して変換して映像伝送部707に送信する(718)。映像伝送部707はRTPなどの映像伝送プロトコルを利用して、動画データをクライアント装置に配信する。以上のように、表示用の画像データとインデックス画像データの両方を配信できるので、クライアント装置側でユーザによって複数のカラーパレットから所望するパレットの選択を受付け、表示用の画像データとインデックス画像データの一方に対応する画像データを選択的に再生できる。
以上の説明により、本実施形態によれば、赤外光カメラで撮像した画像を圧縮した後に、再生する場合に、ユーザが画像生成部602で利用可能なカラーパレットから任意のカラーパレットに対応する画像データを指定して再生することができる。
<<実施形態2>>
実施形態1の映像記録方法において、インデックス画像データを保存するタイミングについては特に触れていなかったが、監視用途にネットワークカメラを使用する上で、ある一定間隔で画像を保存しておくことにより、重要なシーンの撮り逃しを抑制することが可能となる。
本実施形態では、任意の間隔でインデックス画像データを保存し、別々に保存されている動画データと同期して再生する方法について説明する。なお、実施形態1と同一機能を有する構成や工程には同一符号を付すとともに、構成的、機能的にかわらないものについてはその説明を省略する。
図8は動画データとインデックス画像の記録タイミングを示した模式図である。実施形態1で説明したインデックス画像データを保存する処理フローにおいて、静止画記録部605は、データ補正部601からフレーム毎に受け取ったインデックス画像データを、任意の時間間隔でPNGファイルを生成して記録メディア607に保存する。図8では静止画記録部605が1秒間隔で保存する例を示している。
また動画データとインデックス画像データとを同期して再生するために、PNGファイルに時刻情報を付加して保存する必要がある。図9にPNGファイルの構造を示す。tEXTチャンク領域901には任意のテキスト情報を追加することが可能であり、静止画記録部605はPNGファイルを生成する際に、動画データに含まれる時刻情報を文字情報に変換して格納する。
次に動画データとインデックス静止画データを同期再生する方法について図7と図11を用いて説明する。本処理フローは画像生成部704で実行する。
まず、ユーザにより再生する動画データが選択され(S1101)、選択された動画と対応するインデックス画像データが存在するかを確認する(S1102)。対応するインデックス画像データが存在しない場合は処理を終了する。存在した場合は、再生時に使用するカラーパレットが指定されているかを確認する(S1103)。
カラーパレットが指定されていた場合は、機能設定部705からカラーパレットデータを取得する(S1104)。カラーパレット指定されていない場合は、PNGファイルに含まれているカラーパレットデータを取得する(S1105)。PNGファイルの時刻情報を参照し、動画データの時刻情報と同期を取りながら色情報を含む画像データを生成する(S1106)。動画データ再生が終了したかを確認し(S1107)、終了していない場合はカラーパレット判定処理1103まで戻り、再生が終了していた場合は処理を終了する。
以上のとおり本実施形態によれば、図10に示す動画データとインデックス画像データとの同期再生を実現することができる。再生した映像をクライアント装置に配信することで、ユーザは動画データと同時に、ユーザ指定によるカラーパレットを用いて生成した画像データを再生して視認することが可能となる。
また、再生中に現在指定されているカラーパレットと異なるカラーパレットをユーザが新たに指定することで、再生途中に色情報を変更して表示することも可能である。
<<実施形態3>>
監視用途のネットワークカメラでは、カメラ内に記録可能な画像データ量に上限があるため、できるだけ効率的に画像データを記録できることが望ましい。
本実施形態では、実施形態1の映像記録方法において、動体検知結果を利用して効率的に画像データを保存し、また別々に保存している動画データと同期して再生する方法について説明する。なお、実施形態1、2と同一機能を有する構成や工程には同一符号を付すとともに、構成的、機能的にかわらないものについてはその説明を省略する。
実施形態2のように一定間隔でインデックス静止画データを保存する場合、保存した画像に変化が無い場合があるため、ネットワークカメラ100の動体検知機能を利用し、動体が存在している場合のみ静止画記録部605がインデックス画像データを保存することで、画像データ量で低減することができる。ネットワークカメラ100のCPU102は既知のフレーム間差分や背景差分により、対象とするフレームに動体が含まれていることを検知し、検知している間は所定の間隔で検知していることを映像処理部201に通知する。そして、静止画記録部605は通知内容に基づいて記録する。
図12は本実施形態におけるインデックス静止画データを保存するタイミングを時系列に表して図である。動体検知による録画開始イベントが発生したことをトリガとして、所定の間隔でインデックス画像データを記録メディアに保存する。動体が検出しなくなったタイミング(通知が来なくなったタイミング)で静止画記録部605は保存動作を終了する。
また実施形態2と同様に、静止画記録部605が動画データと同一の時刻情報をPNGファイルに付加して保存しておくことで、動体検知イベントによる録画を行った場合でも、動画データとインデックス画像データを同期して再生することが可能である。
以上のとおり、本実施形態によれば、動体検知結果を利用して効率的にインデックス画像データを保存しつつ、同期して動画データとインデックス画像データとを再生することができる。
<<実施形態4>>
ネットワークカメラを含むシステムでは、配信先のクライアント装置で動作するビューワアプリケーション(以降ビューワ)で映像データを再生する方法が一般的である。
本実施形態では、インデックス画像データの再生とカラーパレットの切替えをクライアント装置で実現する方法について説明する。
図13を参照して、本実施形態における撮像装置1301とクライアント装置1302の各部構成と機能について説明する。なお、実施形態1~3と同一機能を有する構成や工程には同一符号を付すとともに、構成的、機能的にかわらないものについてはその説明を省略する。
実施形態1と同様に、データ補正部1311では、センサーから受け取った情報からカラーパレットを参照するためのインデックス値へ変換する。データ送信部1315はデータ補正部1311からインデックス値に変換した画像データを受け取り、PNGファイル等の形式で記憶しておく。また機能設定部1316で設定可能な複数カラーパレットのテーブル情報も記憶しておく。
データ受信部1324は、予めデータ送信部1315からカラーパレットのテーブル情報を受け取り、クライアント装置1302の内部に記憶しておく。クライアント装置1302の機能設定部1325では、ユーザが画像表示に使用するカラーパレットを選択することが可能である。
撮像装置1301からクライアント装置1302へ配信する動画データは、撮像装置1301の画像生成部1312、エンコーダ1313、映像伝送部1314の順番で処理され、ネットワークを介してクライアント装置1302へ伝送される。デコーダ1321では受信した圧縮された動画データを再生可能な映像データに伸長し、映像表示部1322へ送信する。映像表示部1322はビューワ画面上に映像を表示する。
次にクライアント装置1302において、インデックス画像データを再生する方法について説明する。
クライアント装置1302のデータ受信部1324は、撮像装置1301のデータ送信部1315から、PNGファイルなどの形式で記憶しているインデックス画像データを受け取る。データ受け渡し方法として、HTTPやFTPなどのデータ伝送プロトコルを用いることが一般的である。
クライアント装置1302の画像生成部1323では、画像のインデックス値を用いてカラーパレット中の色情報に変換した画像データを生成し、映像表示部1322へ送信する。映像表示部1322はビューワ画面上に画像データを表示する。
以上、説明したとおり、本実施形態によれば、赤外光カメラで撮像した画像を再生する場合に、クライアント装置側でユーザが任意のカラーパレットを指定して再生することができ、映像の視認性が向上する。また実施形態2及び実施形態3で示した方法を、本実施形態で示した構成に適用することも可能である。
<<その他の実施形態>>
上述の実施形態では、画像生成部602が、インデックス画像データをビット深度が8ビットのRGB画像データに変換する例について説明しているが、他の表示用色空間の画像データや10ビットなど他のビット深度の画像データに変換してもよい。
上述の実施形態は、1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 ネットワークカメラ
110 クライアント装置
120 ネットワーク

Claims (15)

  1. 赤外光による像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、
    前記画像データの色情報を決定するための複数のカラーパレットを保持する保持手段と、
    前記複数のカラーパレットのうちの第1のカラーパレットに基づいて、前記画像データの色情報を決定することにより、前記画像データを表示用画像データに変換する変換手段と、
    前記複数のカラーパレットから、前記第1のカラーパレットを前記変換手段が使用するカラーパレットとして決定する決定手段と、
    前記画像データの色情報を決定するためのインデックス値と、前記第1カラーパレットとは異なる第2のカラーパレットを少なくとも有する前記複数のカラーパレットを含む参照用画像データを生成する生成手段と、
    前記表示用画像データと、前記参照用画像データとを記憶する記憶手段とを有し、
    前記決定手段は、前記記憶手段に記憶された前記参照用画像データから、前記第2のカラーパレットを前記変換手段が使用するカラーパレットとして決定し、
    前記変換手段は、前記インデックス値と前記第2のカラーパレットとに基づいて、前記画像データの色情報が変更された前記表示画像データを生成することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記生成手段は前記参照用画像データに時刻情報を付加し、
    前記変換手段は前記参照用画像データの前記時刻情報を参照することにより前記画像データと前記参照用画像データを同期させて前記表示用画像データを生成し、
    前記表示用画像データをクライアント装置に伝送する伝送手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記変換手段は前記参照用画像データを前記第2のカラーパレットを用いて表示用画像データに変換することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1のカラーパレットはモノクロ表示用のカラーパレットであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第2のカラーパレットはカラー表示用のカラーパレットであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記生成手段は、前記参照用画像データとしてPNG形式のファイルを生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像手段により生成された画像データに基づいて動体を検出する検出手段を更に有し、
    前記生成手段は、前記検出手段により動体が検出されている場合に前記参照用画像データを生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 赤外光による像を撮像して画像データを生成する撮像工程と、
    前記画像データの色情報を決定するための複数のカラーパレットを保持する保持工程と、
    前記複数のカラーパレットのうちの第1のカラーパレットに基づいて、前記画像データの色情報を決定することにより、前記画像データを表示用画像データに変換する変換工程と、
    前記複数のカラーパレットから、前記第1のカラーパレットを前記変換工程で使用するカラーパレットとして決定する決定工程と、
    前記画像データの色情報を決定するためのインデックス値と、前記第1カラーパレットとは異なる第2のカラーパレットを少なくとも有する前記複数のカラーパレットを含む参照用画像データを生成する生成工程と、
    前記表示用画像データと、前記参照用画像データとを記憶する記憶工程とを有し、
    前記決定工程では、前記記憶工程で記憶された前記参照用画像データから、前記第2のカラーパレットを前記変換工程で使用するカラーパレットとして決定することにより、前記画像データの色情報を変更し、
    前記変換工程では、前記インデックス値と前記第2のカラーパレットとに基づいて、前記画像データの色情報が変更された前記表示画像データを生成することを特徴とする制御方法。
  9. 前記生成工程では前記参照用画像データに時刻情報を付加し、
    前記変換工程では前記参照用画像データの前記時刻情報を参照することにより前記画像データと前記参照用画像データを同期させて前記表示用画像データを生成し、
    前記表示用画像データをクライアント装置に伝送する伝送工程を更に有することを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
  10. 前記変換工程では前記参照用画像データを前記第2のカラーパレットを用いて表示用画像データに変換することを特徴とする請求項8または9に記載の制御方法。
  11. 前記第1のカラーパレットはモノクロ表示用のカラーパレットであることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の制御方法。
  12. 前記第2のカラーパレットはカラー表示用のカラーパレットであることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の制御方法。
  13. 前記生成工程では、前記参照用画像データとしてPNG形式のファイルを生成することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の制御方法。
  14. 前記撮像工程で生成された前記画像データに基づいて動体を検出する検出工程を更に有し、
    前記生成工程では、前記検出工程により動体が検出されている場合に前記参照用画像データを生成することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至7に記載の撮像装置の各手段として機能させるプログラム。
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