JP2020021332A - 登録装置及び商品販売データ処理システム - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明の一実施形態は、商品を登録して商品登録データを生成し、生成した商品登録データを出力する登録装置と、前記登録装置において出力された前記商品登録データに基づいて会計処理を行なう精算装置を備える商品販売データ処理システムであって、商品の会計を行う会計方法に関する情報を取得する会計方法取得手段と、前記会計方法取得手段により取得した会計方法に関する情報を前記商品登録データに付加する付加手段と、前記商品登録データに付加された前記会計方法に関する情報に応じて領収書の発行を禁止する発行禁止手段と、を備える商品販売データ処理システムである。
本発明の一実施形態の商品販売データ処理システム(POSシステム)1について、図面を参考に説明する。
本発明の一実施形態の商品販売データ処理システム1は、図1(a)に示すように、管理装置(ストアサーバー)10、登録装置20、会計装置(精算装置)30等を備え、各装置がネットワーク50によって接続されて構成されている。
例えば、登録装置20のひとつが管理装置10としての機能を有するシステムや、登録装置20と会計装置(精算装置)30が一体となった他のPOS端末が接続されていてもよい。
管理装置(ストアサーバー)10は、本実施形態の商品販売データ処理システム1全体を管理する情報処理装置であり、登録装置20、会計装置(精算装置)30などを管理し、また、商品マスタなどの種々の情報を管理する装置である。
管理装置10は、最新の商品情報が反映された商品マスタを、外部(例えば、本部のサーバー、リムーバブル形式の記憶媒体)から取得して記憶する。また、必要に応じて各装置に送信する。
商品マスタとは、各商品に割り当てられた商品識別情報(例えば、JANコード)に対して、商品名(品名、アイテム名)、販売価格、値引情報などの商品情報が格納されたファイルである。
登録装置20は、顧客が購入する商品を登録して商品登録データを生成する装置である。登録装置20は、制御部を有し、購入する商品の情報等を読み取るためのバーコードリーダー、プリセットキー、カメラ等の入力装置211と、読み取った商品の情報等を表示するタッチパネル等の表示装置212、レシート等を印刷する印刷装置213を有する。
なお、登録装置20が商品マスタ等の商品に関する情報を記憶している場合には、管理装置10の商品マスタ等から情報を取得する必要はない。
さらに、商品登録データは、当該商品登録データを生成した登録装置20(すなわち、当該商品登録データに係る商品を登録した登録装置20)を識別するための登録装置識別情報をさらに含んでもよい。
なお、商品登録データの出力は、登録装置20によって選択された会計装置(精算装置)30に対して直接送信されるのではなく、管理装置10等の上位システムを介して行ってもよい。すなわち、登録装置20は、選択した会計装置(精算装置)30に商品登録データ識別情報を送信し、商品登録データ識別情報を受信した会計装置(精算装置)30が、該商品登録データ識別情報に基づいて上位システムに対応する商品登録データを要求して入力してもよい。
そして、登録装置20は、会計方法取得処理において取得した情報に特定の会計方法に関する情報が含まれている場合には、領収書(領収証)の発行を禁止する(領収書発行禁止処理)。
図2(b)及び図2(c)に示すように、売掛や業務振替などの特定の会計方法においては、登録装置20は、通常の会計処理におけるレシート404に記載される「領収書」の文字404aを記載することを禁止している。
会計装置(精算装置)30は、登録装置20が生成した商品登録データを入力し、店員もしくは顧客の現計キー等の操作等に応じて、商品登録データについての会計処理を実行する。会計処理は、現金に限らず、電子マネー、クレジットカード、キャッシュカード(デビットカード)などの会計方法によって行うこともできることが好ましい。なお、会計方法の選択は、商品の登録処理を行う登録装置20において会計方法取得処理として行うことができるが、会計装置(精算装置)30においても会計方法の選択もしくは登録装置20で選択した会計方法の変更を可能にしてもよい。
本実施形態の商品販売データ処理システム1の登録装置20及び会計装置(精算装置)30の機能ブロック図の一例を図3に示す。
登録装置20は、登録装置20全体を総括して制御する登録装置制御手段201と、購入する商品の情報を取得する入力手段202と、商品の会計を行う会計方法に関する情報を取得する会計方法取得手段203と、入力手段202によって取得された商品の情報に基づいて商品登録データを生成するデータ登録手段204と、会計方法取得手段203によって取得した会計方法に関する情報を商品登録データに付加する会計方法付加手段(付加手段)205と、商品登録データを会計装置(精算装置)30に出力する出力手段206と、商品の会計時にレシート等を発行する印刷手段207と、領収書の発行を禁止する発行禁止手段208等を備えている
前記入力手段202は、顧客が購入する商品に関する情報を入力装置211によって読み取るなどして入力する。
また、会計方法取得手段203は、予約もしくは取り寄せ商品などの代金を予め受け取る予約販売処理に関する情報や、商品の返品時の返金処理に関する情報を取得してもよい。
前記会計方法付加手段205は、前記会計方法取得手段203により取得された情報を、必要に応じて商品登録データに付加する。
前記印刷手段207は、クレジットカードや電子マネーによる会計方法など、現金による支払いを必要としない会計処理時などにレシートを発行する。また、印刷手段207は、必要に応じて、現金による会計処理時に商品登録データを記録したお会計券を発行する。
前記取得手段302は、前記登録装置20の出力手段206により出力された商品登録データを取得(入力)する。
前記発行禁止手段304は、前記取得手段302が取得した商品登録データに特定会計方法に関する情報が付加されている場合に領収書の発行を禁止する。例えば、前記商品登録データに会計方法が代金の支払いを伴わない特定の会計方法(売掛)であるとの情報が付加されている場合には、会計装置(精算装置)30において領収書の発行処理が行えないようにする。
さらに、上記登録装置20と会計装置(精算装置)30との機能の全てもしくは一部を併せ持つ一体型のPOSレジスタとして構成してもよい。
本実施形態の登録装置20は、制御部として、CPU21と、ROM22と、RAM23と、メモリ24と、ネットワークI/F25と、入力装置I/F26と、表示装置I/F27と、印刷装置I/F28などを有している。
そして、バーコードスキャナ等の入力装置(入力手段)211、タッチパネル等の入力機能を備える表示装置(表示手段)212、プリンタ等の印刷装置(印刷手段)213と接続されている。
メモリ24は、ハードディスク装置等から構成され商品マスタ等の情報を記憶している。
ネットワークI/F25は、ネットワーク50上に接続された手段とデータのやり取りを行うための回路である。
入力装置I/F26は、バーコードスキャナ等の入力装置211との入出力を行うための回路である。
表示装置I/F27は、タッチパネル等の表示装置212との入出力を行うための回路である。
印刷装置I/F28は、プリンタ等の印刷装置213との入出力を行うための回路である。
また、商品情報入力操作がなされていないと判断した場合には、登録装置20は、売掛会員カードの読み取りなどによって売掛(特定会計)情報が入力されたか否かを判断し(S102)、売掛(特定会計)情報が入力されたと判断した場合には、当該取引を売掛(特定会計)による取引であると設定する(S104)。
ステップS107において、受け付けた会計方法が売掛(特定会計)ではないと判断した場合にはステップS112に進み、受け付けた会計方法が売掛(特定会計)であると判断した場合には、登録装置20は、当該取引が売掛(特定会計)による取引として設定されているか否かを判断する(S108)。
一方、ステップS108で、売掛(特定会計)による取引であると設定されていると判断した場合には、一部売掛とするための一部金額の入力を受け付ける(S110)。例えば、表示装置212等に、顧客が商品の一部価格について売掛を希望する際に該希望する金額を入力する金額入力欄等を表示するなどして、該金額入力欄に金額の入力があった場合には、該入力金額を売掛とする金額として受け付ける。
ステップS112で、会計装置(精算装置)30が選択されたと判断すると、登録装置20は、ステップS110において一部売掛とするための一部金額が入力されているか否かを判断する(S113)。ここで、一部売掛とするための一部金額が入力されている場合とは、一部金額については売掛として、残金を支払う会計装置(精算装置)30が選択された状態であると考えられる。
なお、会計装置30における一部金額以外の会計については、領収書の発行は許容される。
登録装置20は、ステップS117で商品登録データに売掛(特定会計)情報が付加されていると判断すると、領収証発行禁止処理を行い(S118)、売掛による会計処理を行ってレシートを発行する(S119)。なお、この場合、レシートには、領収書の文字は記載されていない。処理を終了する。なお、この場合、レシートには、領収書の文字が印刷されている。
以上、本実施形態の商品販売データ処理システムの登録装置20における処理の一例について説明した。
会計装置(精算装置)30は、主に、登録装置20が出力した商品登録データに基づいて現金もしくはクレジットカード等による会計処理及びレシート発行処理を行う。なお、会計方法が売掛等の支払いを伴わない会計方法である場合においても、レシート等の発行処理を行うこともできる。
一方、ステップS202において、入力された商品登録データに売掛(特定会計)情報が付加されていない判断した場合には、ステップS203はスキップする。
そして、会計装置(精算装置)30は、受け付けた会計方法に基づく会計処理を促す会計画面を表示する(S204)。なお、会計方法は、登録装置20によって受け付けた会計方法の情報を商品登録データ等として入力することができるが、会計装置(精算装置)30で受け付けてもよい。
会計装置(精算装置)30は、ステップS206において、商品登録データに売掛(特定会計)情報が付加されてたら、店員を呼び出す。その後、店舗控え及びお客様控え等のレシート発行処理を行って処理を完了する(S208)。
なお、店舗控え等の発行が不要であれば、顧客が会計画面に表示された現計「おわり」キー操作することにより、お客様控え等のレシート発行処理を事項して処理を完了してもよい。
以上、本実施形態の商品販売データ処理システムの会計装置(精算装置)30における処理について説明した。
本実施形態の商品販売データ処理システムにおける特定会計による商品登録処理について、売掛による会計処理の例を用いて説明する。
売掛会員の顧客が購入する商品を持って登録装置20に行くと、店員による商品情報入力操作が行われる。登録装置20は、商品情報入力操作時に表示装置212に商品登録画面500を表示する。商品情報入力操作時に表示される商品登録画面500の一例を図6(a)に示す。
なお、売掛会員カードの読み込みは、商品登録に先立って行うのが好ましいが、小計キー505が操作される前であれば、商品登録の途中で行うことも可能である。
顧客の購入する商品の情報の入力がすべて終わり、店員が小計キー505を操作すると、登録装置20は、登録された情報に基づいて商品登録データを生成する。
また、表示装置212に小計画面600を表示する。
小計画面600は、登録商品一覧欄601、小計欄602及び会員表示欄603を備え、画面の下方位置には、会計方法を選択するための各種会計キー604及び購入する商品の会計を行う会計装置(精算装置)30を選択するための各精算装置キー605及び領収証(領収書)の発行を行う領収証(領収書)キー606等を有している。
例えば、顧客が、現金による会計を宣言すると、店員は、いずれかの精算装置キー605を選択することで、登録装置20は、選択された精算装置キー605に対応する会計装置(精算装置)30に商品登録データを送信して、処理を完了する。
登録装置20は、読み取られたクレジットカードについての認証を行い、誤りなければ、例えば図2(d)に示すレシートを発行して処理を完了する。すなわち、現金による支払いを伴わない場合には、登録装置20において会計処理を完了することができる。
顧客が領収証(領収書)の発行を希望した場合には、領収証(領収書)キー606を操作することで、印刷装置213によって領収証(領収書)が発行される。
該情報を入力した会計装置(精算装置)30は、顧客が提示したクレジットカードを読み取って決済処理を行えばよい。
該情報を入力した会計装置(精算装置)30は、お客様控えのレシート等を発行すればよい。ただし、店舗控えのレシート等を発行した場合には、店員を呼び出す必要がある。
そして、商品登録データに基づいて残金の会計処理を行う会計装置(精算装置)30が選択されるのを待つ。
登録装置20は、商品の代金から商品券分の金額を引いた額を売掛で処理し、商品券分については、領収書を発行し、売掛による部分について図2(a)に示す店舗控え及び図2(b)に示すお客様控えを発行して処理を完了する。
以上のように、会計方法が複数の場合であって、複数の会計方法のうちのいずれか代金の支払いを伴わない売掛等の特定の会計方法である場合には、売掛等の特定の会計については、領収書の発行を禁止し、前記特定の会計以外の会計分については、領収書の発行を許容する。
すなわち、業務振替については、販売店自身が使用する物品を自店で購入することとなるので、自店の売り上げに計上する必要がなく、また、商品の価格も原価とすることもできるので、通常の販売と同様の処理を行うことは処理が煩雑となる可能性があるからである。
そして、図2(c)に示すレシートを発行して処理を完了する。
例えば、店員が小計画面600において領収証(領収書)キー606を操作した場合であっては、図7に示すように、領収証(領収書)が発行できない旨を示すポップアップ表示700を行って、領収証(領収書)キー606を操作を無効としている。また、特定会計処理において登録装置20が発行するレシート等については、図2(a)ないし(c)に示すように、「領収書」の文字を記載することを禁止している。
登録装置20は、店員等によって商品登録画面500の領収証(領収書)再発行キー507が操作されることによって、過去の取引を検索し、該取引についての領収証(領収書)の再発行を行うことができる。
領収証再発行キー507が操作されることによって移行する検索領収証画面800を図8(a)に示す。
登録装置20から商品登録データが入力された会計装置(精算装置)30は、表示装置312に支払金額が示された商品会計画面を表示する。
商品を購入した顧客が、会計装置(精算装置)30の表示装置312に表示された支払金額を会計装置(精算装置)30に投入すると、会計装置(精算装置)30は、商品会計画面900に領収証(領収書)キー903及び現計「おわり」キー904等を表示する。
なお、図9(a)に示す商品会計画面900は、登録装置20が発行したお会計券を入力装置311によって読み取ることで商品登録データを入力したものであり、登録情報欄901にお会計券を発行した登録装置20の識別番号及びお会計券の識別番号が表示されている。
また、登録装置及び会計装置(精算装置)は、店員が操作するものでも顧客自らが操作するものでもよい。
201 :登録装置制御手段
202 :入力手段
203 :会計方法取得手段
204 :データ登録手段
205 :会計方法付加手段
206 :出力手段
207 :印刷手段
208 :発行禁止手段
30 :会計装置(精算装置)
301 :会計装置制御手段
302 :取得手段
303 :会計手段
304 :発行禁止手段
Claims (12)
- 商品を登録して商品登録データを生成するデータ登録手段と、
商品の精算を行う会計方法に関する情報を取得する会計方法取得手段と、
前記商品登録データに会計方法に関する情報を付加する付加手段と、
前記商品登録データに付加された前記会計方法に関する情報に応じて領収書の発行を禁止する発行禁止手段と、を備える登録装置。 - 前記発行禁止手段は、前記会計方法に関する情報が代金の支払いを伴わない 特定の会計方法であることを示す情報を含む場合に、領収書の発行を禁止する
請求項1に記載の登録装置。 - 前記発行禁止手段は、前記会計方法に関する情報が複数の会計方法に関する情報を含んでおり、複数の会計方法に関する情報のいずれかが商品の一部の会計に関して代金の支払いを伴わない特定の会計方法であることを示す情報である場合に、前記商品の一部の会計について領収書の発行を禁止し商品の一部以外の会計について領収書の発行を許容する
請求項1または請求項2に記載の登録装置。 - 商品の会計時にレシートを発行する印刷装置をさらに有し、
前記発行禁止手段は、前記印刷装置が発行するレシートに領収書であることを示す文字を記載することを禁止することで領収書の発行を禁止する
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の登録装置。 - 入力機能を備える表示装置をさらに有し、
前記表示装置は、領収書の発行を指示する領収書キーを表示することができ、
前記発行禁止手段は、前記表示装置に表示される領収書キーの表示を制御することで領収書の発行を禁止する
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の登録装置。 - 前記商品登録データに付加された前記会計方法に関する情報が、業務振替であることを示す情報である場合に、登録する商品の価格として原価を適用して商品登録データを生成する
請求項1ないし5のいずれかに記載の登録装置。 - 商品を登録して商品登録データを生成し、生成した商品登録データを出力する登録装置と、前記登録装置において出力された前記商品登録データに基づいて会計処理を行なう会計装置を備える商品販売データ処理システムであって、
商品の会計を行う会計方法に関する情報を取得する会計方法取得手段と、
前記会計方法取得手段により取得した会計方法に関する情報を前記商品登録データに付加する付加手段と、
前記商品登録データに付加された前記会計方法に関する情報に応じて領収書の発行を禁止する発行禁止手段と、
を備える商品販売データ処理システム。 - 前記発行禁止手段は、前記会計方法に関する情報が代金の支払いを伴わない特定の会計方法であることを示す情報を含む場合に、領収書の発行を禁止する
請求項7に記載の商品販売データ処理システム。 - 前記発行禁止手段は、前記会計方法に関する情報が複数の会計方法に関する情報を含んでおり、複数の会計方法に関する情報のいずれかが商品の一部の会計に関して代金の支払いを伴わない特定の会計方法であることを示す情報である場合に、前記商品の一部の会計について領収書の発行を禁止し商品の一部以外の会計について領収書の発行を許容する
請求項7または請求項8に記載の商品販売データ処理システム。 - 商品の会計時にレシートを発行する印刷装置をさらに有し、
前記発行禁止手段は、前記印刷手段が発行するレシートに領収書であることを示す文字を記載することを禁止することで領収書の発行を禁止する
請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の商品販売データ処理システム。 - 入力機能を備える表示装置をさらに有し、
前記表示装置は、領収書の発行を指示する領収書キーを表示することができ、
前記発行禁止手段は、前記表示装置に表示される領収書キーの表示を制御することで領収書の発行を禁止する
請求項7ないし請求項10のいずれかに記載の商品販売データ処理システム。 - 前記商品登録データに付加された前記会計方法に関する情報が、業務振替であることを示す情報である場合に、登録する商品の価格として原価を適用して商品登録データを生成する
請求項7ないし請求項11のいずれかに記載の商品販売データ処理システム。
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