JP2020020186A - 自動車のドア構造 - Google Patents

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【課題】 サッシュレスドアに対する自動ドアハンドル装置の支持剛性を高める。
【解決手段】 ドアアウトサイドハンドル28がモータ駆動されて車体外側に飛び出す自動ドアハンドル装置19をサッシュレスドア11に設ける。車幅方向に見て自動ドアハンドル装置19を取り囲むように支持するブラケット26が、ドアアウターパネル22およびドアインナーパネル23を有するドア本体部21の上部の車幅方向外壁および後壁に固定されるので、モータや駆動機構により大型化・大重量化した自動ドアハンドル装置19を車幅方向および前後方向に移動不能に固定して支持強度を高めることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ドアアウトサイドハンドルがモータ駆動されて車体外側に飛び出す自動ドアハンドル装置をサッシュレスドアに設けた自動車のドア構造に関する。
自動車のドアアウターパネルに帯状のブラケット(遮蔽部材34)を設け、このブラケットにドアアウトサイドハンドルのハンドルベースを支持するものが、下記特許文献1により公知である。
また自動車のドアアウトサイドハンドルを支持するハンドルベースを、ドアアウターパネルの車幅方向内面に取り付けたものが、下記特許文献2により公知である。
特開2011−178279号公報 特許第5170314号公報
ところで上記従来のものは、ドアアウターパネルに設けた帯状のブラケットにドアハンドル装置を支持したり、ドアアウターパネル自体にドアハンドル装置を支持したりするため、ドアハンドル装置の支持剛性が不足する懸念がある。特にドアアウトサイドハンドルがモータ駆動されて車体外側に飛び出す自動ドアハンドル装置は通常のドアハンドル装置に比べて重量が大きいため、その自動ドアハンドル装置を取り付ける場合には支持剛性を充分に高める必要がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、サッシュレスドアに対する自動ドアハンドル装置の支持剛性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ドアアウトサイドハンドルがモータ駆動されて車体外側に飛び出す自動ドアハンドル装置をサッシュレスドアに設けた自動車のドア構造であって、車幅方向に見て前記自動ドアハンドル装置を取り囲むように支持するブラケットが、ドアアウターパネルおよびドアインナーパネルを有するドア本体部の上部の車幅方向外壁および後壁に固定されることを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ドア本体部は、ドアアウターパネルおよびドアインナーパネルをガラス昇降開口部を除く周縁部で結合し、前記ドアアウターパネルの上部の車幅方向内面を上部外側スチフナで補強し、前記ドアインナーパネルの上部の車幅方向外面を上部内側スチフナで補強して構成されることを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、ドアラッチ機構を支持する補強パネルを前記ドアインナーパネルの後壁および車幅方向内壁に跨がるように結合し、前記補強パネルを車幅方向外側に延長した延長部を前記ブラケットに接続したことを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記自動ドアハンドル装置を取り囲むブラケットの下辺は前記ドアアウターパネル側に膨出する膨出部を備え、前記膨出部の後部の傾斜壁に前記延長部を接続したことを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記ドア本体部は前後方向に延びて前記ドアアウターパネルの車幅方向内面に重ね合わされる面補強スチフナを備え、前記面補強スチフナの後端を前記補強パネルに接続したことを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ハンドル装置は、前記ドアアウトサイドハンドルが前記ブラケットに形成した開口部に臨むように配置されることを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記ブラケットは前記上部外側スチフナの後部に接続され、前記ドアアウターパネルの車幅方向外面に配置されるカメラが前記上部外側スチフナの前部に固定されることを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項8に記載された発明によれば、請求項7の構成に加えて、前記上部外側スチフナの前部を車幅方向外側に膨出させた台座に固定された前記カメラは、前記ドアアウターパネルに形成した開口部を通して車体外側に突出することを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項9に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記上部外側スチフナの前端は前記上部内側スチフナの前端に接続されることを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
また請求項10に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記上部内側スチフナおよび前記ドアインナーパネルは相互に結合されて前後方向に延びる閉断面を構成することを特徴とする自動車のドア構造が提案される。
なお、実施の形態のフロントドア11は本発明のサッシュレスドアに対応する。
請求項1の構成によれば、ドアアウトサイドハンドルがモータ駆動されて車体外側に飛び出す自動ドアハンドル装置をサッシュレスドアに設ける。車幅方向に見て自動ドアハンドル装置を取り囲むように支持するブラケットが、ドアアウターパネルおよびドアインナーパネルを有するドア本体部の上部の車幅方向外壁および後壁に固定されるので、モータや駆動機構により大型化・大重量化した自動ドアハンドル装置を車幅方向および前後方向に移動不能に固定して支持強度を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、ドア本体部は、ドアアウターパネルおよびドアインナーパネルをガラス昇降開口部を除く周縁部で結合し、ドアアウターパネルの上部の車幅方向内面を上部外側スチフナで補強し、ドアインナーパネルの上部の車幅方向外面を上部内側スチフナで補強して構成されるので、サッシュレスドアの強度を高めてガラス昇降開口部の変形を抑制することができる。
また請求項3の構成によれば、ドアラッチ機構を支持する補強パネルをドアインナーパネルの後壁および車幅方向内壁に跨がるように結合し、補強パネルを車幅方向外側に延長した延長部をブラケットに接続したので、側面衝突の衝突荷重で車幅方向内側に移動する自動ドアハンドル装置がブラケットおよび補強パネルを介してドアラッチ機構を押し、ドアラッチ機構を車幅方向外側に移動させる。その結果、自動ドアハンドル装置がドアラッチ機構に衝突することが防止され、自動ドアハンドル装置が不用意に作動してドアが開放するのを防止することができる。
また請求項4の構成によれば、自動ドアハンドル装置を取り囲むブラケットの下辺はドアアウターパネル側に膨出する膨出部を備え、膨出部の後部の傾斜壁に延長部を接続したので、側面衝突の衝突荷重が自動ドアハンドル装置に伝達される前にドアラッチ機構に伝達され、自動ドアハンドル装置がドアラッチ機構に一層衝突し難くなることで、自動ドアハンドル装置の不用意な作動を確実に防止することができる。
また請求項5の構成によれば、ドア本体部は前後方向に延びてドアアウターパネルの車幅方向内面に重ね合わされる面補強スチフナを備え、面補強スチフナの後端を補強パネルに接続したので、側面衝突の衝突荷重を面補強スチフナから補強パネルを介してドアラッチ機構に伝達し、自動ドアハンドル装置の不用意な作動を一層確実に防止することができる。
また請求項6の構成によれば、自動ドアハンドル装置は、ドアアウトサイドハンドルがブラケットに形成した開口部に臨むように配置されるので、モータや駆動機構により大型化・大重量化した自動ドアハンドル装置を確実に支持できるだけでなく、ドアアウトサイドハンドルを好適な位置に配置することができる。
また請求項7の構成によれば、ブラケットは上部外側スチフナの後部に接続され、ドアアウターパネルの車幅方向外面に配置されるカメラが上部外側スチフナの前部に固定されるので、カメラの支持剛性を高めて安定した撮像性能を確保することができる。
また請求項8の構成によれば、上部外側スチフナの前部を車幅方向外側に膨出させた台座に固定されたカメラは、ドアアウターパネルに形成した開口部を通して車体外側に突出するので、カメラの支持剛性を高めて一層安定した撮像性能を確保することができるだけでなく、台座により上部外側スチフナの剛性が高まるためにガラス昇降開口部の変形を一層確実に抑制することができる。
また請求項9の構成によれば、上部外側スチフナの前端は上部内側スチフナの前端に接続されるので、ガラス昇降開口部の剛性が一層高められる。
また請求項10の構成によれば、上部内側スチフナおよびドアインナーパネルは相互に結合されて前後方向に延びる閉断面を構成するので、ガラス昇降開口部の剛性が一層高められる。
自動車の左側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3部拡大図である。 図1の4部拡大図である。 図3の5方向矢視図である。 図3の6−6線断面図である。 図3の7−7線断面図である。 図5の8−8線断面図である。 図4の9−9線断面図である。
以下、図1〜図9に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、本明細書における前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向は運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図1に示すように、自動車の車体側面にはサッシュレスドアよりなるフロントドア11およびリヤドア12が設けられており、フロントドア11のウエストライン11a、フロントピラー13、センターピラー14およびルーフサイドレール15で区画される開口部がフロントドア11のドアガラス16で開閉され、リヤドア12のウエストライン12a、センターピラー14、リヤピラー17およびルーフサイドレール15で区画される開口部がリヤドア12のドアガラス18で開閉される。フロントドア11の後上部には自動ドアハンドル装置19が設けられ、またフロントドア11の前上部には車体後方を撮像するカメラ20が設けられる。
図2に示すように、フロントドア11のドア本体部21は、ドアアウターパネル22、ドアインナーパネル23、上部外側スチフナ24および上部内側スチフナ25を結合して構成される。ドアインナーパネル23は前壁23a、車幅方向内壁23bおよび後壁23cを有しており、ドアアウターパネル22の前縁をヘム加工部22aでドアインナーパネル23の前壁23aに接続し、ドアアウターパネル22の後縁をヘム加工部22bでドアインナーパネル23の後壁23cに接続することで、ドア本体部21の上縁に沿ってドアガラス16が昇降するドアガラス昇降開口が形成される。
図1および図3〜図9に示すように、上部外側スチフナ24は、ドアアウターパネル22の上縁の車幅方向内面に沿って溶接w1(図3、図4、図6および図7参照)される帯板状の部材であり、その後部に四角枠状のブラケット26が一体に形成される。自動ドアハンドル装置19は、モータやリンク機構を内蔵する本体部27と、モータやリンク機構によって本体部27から車幅方向内外に出没可能なドアアウトサイドハンドル28とからなり、ドアアウトサイドハンドル28は、不使用時にドアアウターパネル22と面一になって空気抵抗を低減し、使用時にドアアウターパネル22から車幅方向外側に突出してフロントドア11の開閉を支障なく行うことができる。
上部外側スチフナ24と一体に形成されたブラケット26の後部を車幅方向内向きに折り曲げた後部フランジ26aは、ドアインナーパネル23の後壁23cに溶接w2(図3および図5参照)される。そして自動ドアハンドル装置19の本体部27は、ブラケット26の中央の開口部26bに嵌合した状態で、突起および孔よりなる係合部29でブラケット26に対して位置決めされた状態で、3本のボルト30でブラケット26に締結される。この状態で、自動ドアハンドル装置19のドアアウトサイドハンドル28は、自動ドアハンドル装置19の車幅方向外側を覆うドアアウターパネル22の車幅方向外面の開口部22c(図7参照)と面一に露出する。
図3、図5および図8に示すように、フロントドア11を閉位置で車体に固定するドアラッチ機構31を支持する補強パネル32は基本的にL字状断面を有しており、補強パネル32はドアインナーパネル23の車幅方向内壁23bおよび後壁23cに跨がるように重ね合わされて結合される。補強パネル32の後部は車幅方向外方に延長した延長部32aを備えており、この延長部32aがブラケット26の下縁を車幅方向外側に膨出させた膨出部26cの後部の傾斜壁26dに重ね合わされて溶接w3(図3、図5および図8参照)される。さらにドアアウターパネル22の車幅方向内面には前後方向に延びる帯板状の面補強スチフナ33が結合されており、面補強スチフナ33の後端を車幅方向内側に折り曲げたフランジ33aが補強パネル32の前面に重ね合わされて溶接w4(図3および図5参照)される。なお、フロントドア11の内部には、側面衝突の衝撃を支持すべく、面補強スチフナ33と平行するようにドアビーム34(図1参照)が配置される。
図3、図4、図6、図7および図9に示すように、ドアインナーパネル23の車幅方向外面の上縁に沿って溶接w5(図6および図7参照)される上部内側スチフナ25は、ドアインナーパネル23との間に前後方向に延びる閉断面を構成する。そして上部外側スチフナ24の後端は上部内側スチフナ25の後端に重ね合わされて溶接w6(図9参照)され、上部外側スチフナ24の前端は上部内側スチフナ25の前端に重ね合わされて溶接w7(図4参照)される。
図4および図9に示すように、上部外側スチフナ24の前部には車幅方向外側に隆起してドアアウターパネル22の車幅方向内面に接する四角形の台座24aが形成されており、この台座24aに固定されたカメラ20は、ドアアウターパネル22に形成した開口部22dから車幅方向外側に突出する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
フロントドア11の骨格を構成するドア本体部21を、ドアアウターパネル22およびドアインナーパネル23をガラス昇降開口部を除く周縁部で結合するとともに、ドアアウターパネル22の上部の車幅方向内面に上部外側スチフナ24を重ね合わせて補強し、かつドアインナーパネル23の上部の車幅方向外面に上部内側スチフナ25を重ね合わせて補強して構成したので、サッシュレスドアであるフロントドア11の強度を高めてガラス昇降開口部の変形を抑制することができる。
しかも上部外側スチフナ24の前端は上部内側スチフナ25の前端に溶接w7により結合され、かつ上部内側スチフナ25およびドアインナーパネル23は溶接w5により相互に結合されて前後方向に延びる閉断面を構成するので、ガラス昇降開口部の剛性が一層高められる。
自動ドアハンドル装置19は、ドアアウトサイドハンドル28を本体部27から車幅方向内外に出没させるためのモータやリンク機構を備えるため、通常のドアハンドル装置に比べて大型で重量が大きくなるが、自動ドアハンドル装置19を支持するブラケット26を上部外側スチフナ24の後下部に一体に形成し、そのブラケット26と一体の上部内側スチフナ25をドアアウターパネル22に固定するとともに、そのブラケット26の後部をドアインナーパネル23の後壁23cに固定したので、ブラケット26の車幅方向の移動を上部内側スチフナ25およびドアアウターパネル22により阻止し、かつブラケット26の前後方向の移動をドアインナーパネル23により阻止することで、大型で重量が大きい自動ドアハンドル装置19のドア本体部21に対する支持剛性を確保することができる。
特に、自動ドアハンドル装置19のドアアウトサイドハンドル28はブラケット26に形成した開口部26bの内側に配置されるので、モータや駆動機構を備えるために大型で重量が大きい自動ドアハンドル装置19をブラケット26に一層確実に支持できるだけでなく、ドアアウトサイドハンドル28を好適な位置に配置することができる。
またフロントドア11を閉位置に係止するドアラッチ機構31を支持するL字状断面の補強パネル32をドアインナーパネル23の後壁23cおよび車幅方向内壁23bに跨がるように結合し、かつ補強パネル32を車幅方向外側に延長した延長部32aをブラケット26に溶接w3により接続したので、側面衝突の衝突荷重で自動ドアハンドル装置19が車幅方向内側に移動したとき、自動ドアハンドル装置19の移動をブラケット26および補強パネル32を介してドアラッチ機構31に伝達し、ドアラッチ機構31を車幅方向内側に逃がすことができる。その結果、自動ドアハンドル装置19がドアラッチ機構31に衝突することが防止され、自動ドアハンドル装置19が不用意に作動してフロントドア11が開放するのを防止することができる。
このとき、自動ドアハンドル装置19の周囲を取り囲むブラケット26の下辺は車幅方向外側に膨出する膨出部26cを備え、膨出部26cの後部の傾斜壁26dに補強パネル32の延長部32aを接続したので、側面衝突の衝突荷重が自動ドアハンドル装置19に伝達される前に補強パネル32を介してドアラッチ機構31に伝達し、ドアラッチ機構31を自動ドアハンドル装置19から離れるように車幅方向内側に逃がすことで、ドアラッチ機構31との衝突による自動ドアハンドル装置19の不用意な作動を一層確実に防止することができる。
しかもドア本体部21は前後方向に延びてドアアウターパネル22の車幅方向内面に重ね合わされる面補強スチフナ33を備え、面補強スチフナ33の後端を補強パネル32に溶接w4により接続したので、側面衝突の衝突荷重を面補強スチフナ33から補強パネル32を介してドアラッチ機構31に伝達し、ドアラッチ機構31を積極的に車幅方向内側に移動させて自動ドアハンドル装置19の不用意な作動を一層確実に防止することができる。
またドアアウターパネル22の車幅方向外面に配置されるカメラ20が、剛性の高いドア本体部21を構成する上部外側スチフナ24の前部に固定されるので、カメラ20の支持剛性が高まって安定した撮像性能を確保することができる。特に、上部外側スチフナ24の前部を車幅方向外側に膨出させた台座24aに固定されたカメラ20は、ドアアウターパネル22に形成した開口部22dを通して車体外側に突出するので、カメラ20の支持剛性が更に高まることで一層安定した撮像性能を確保することができるだけでなく、台座24aにより上部外側スチフナ24の剛性が高まるためにフロントドア11のガラス昇降開口部の変形を一層確実に抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではブラケット26を上部外側スチフナ24と一体に形成しているが、ブラケット26を上部外側スチフナ24と別部材で構成することができる。
11 フロントドア(サッシュレスドア)
19 自動ドアハンドル装置
20 カメラ
21 ドア本体部
22 ドアアウターパネル
22d 開口部
23 ドアインナーパネル
23b 車幅方向内壁
23c 後壁
24 上部外側スチフナ
24a 台座
25 上部内側スチフナ
26 ブラケット
26b 開口部
26c 膨出部
26d 傾斜壁
28 ドアアウトサイドハンドル
31 ドアラッチ機構
32 補強パネル
32a 延長部
33 面補強スチフナ

Claims (10)

  1. ドアアウトサイドハンドル(28)がモータ駆動されて車体外側に飛び出す自動ドアハンドル装置(19)をサッシュレスドア(11)に設けた自動車のドア構造であって、
    車幅方向に見て前記自動ドアハンドル装置(19)を取り囲むように支持するブラケット(26)が、ドアアウターパネル(22)およびドアインナーパネル(23)を有するドア本体部(21)の上部の車幅方向外壁および後壁に固定されることを特徴とする自動車のドア構造。
  2. 前記ドア本体部(21)は、ドアアウターパネル(22)およびドアインナーパネル(23)をガラス昇降開口部を除く周縁部で結合し、前記ドアアウターパネル(22)の上部の車幅方向内面を上部外側スチフナ(24)で補強し、前記ドアインナーパネル(23)の上部の車幅方向外面を上部内側スチフナ(25)で補強して構成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車のドア構造。
  3. ドアラッチ機構(31)を支持する補強パネル(32)を前記ドアインナーパネル(23)の後壁(23c)および車幅方向内壁(23b)に跨がるように結合し、前記補強パネル(32)を車幅方向外側に延長した延長部(32a)を前記ブラケット(26)に接続したことを特徴とする、請求項1に記載の自動車のドア構造。
  4. 前記自動ドアドアハンドル装置(19)を取り囲むブラケット(26)の下辺は前記ドアアウターパネル(22)側に膨出する膨出部(26c)を備え、前記膨出部(26c)の後部の傾斜壁(26d)に前記延長部(32a)を接続したことを特徴とする、請求項3に記載の自動車のドア構造。
  5. 前記ドア本体部(21)は前後方向に延びて前記ドアアウターパネル(22)の車幅方向内面に重ね合わされる面補強スチフナ(33)を備え、前記面補強スチフナ(33)の後端を前記補強パネル(32)に接続したことを特徴とする、請求項3に記載の自動車のドア構造。
  6. 前記自動ドアハンドル装置(19)は、前記ドアアウトサイドハンドル(28)が前記ブラケット(26)に形成した開口部(26b)に臨むように配置されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車のドア構造。
  7. 前記ブラケット(26)は前記上部外側スチフナ(24)の後部に接続され、前記ドアアウターパネル(22)の車幅方向外面に配置されるカメラ(20)が前記上部外側スチフナ(24)の前部に固定されることを特徴とする、請求項2に記載の自動車のドア構造。
  8. 前記上部外側スチフナ(24)の前部を車幅方向外側に膨出させた台座(24a)に固定された前記カメラ(20)は、前記ドアアウターパネル(22)に形成した開口部(22d)を通して車体外側に突出することを特徴とする、請求項7に記載の自動車のドア構造。
  9. 前記上部外側スチフナ(24)の前端は前記上部内側スチフナ(25)の前端に接続されることを特徴とする、請求項2に記載の自動車のドア構造。
  10. 前記上部内側スチフナ(25)および前記ドアインナーパネル(23)は相互に結合されて前後方向に延びる閉断面を構成することを特徴とする、請求項2に記載の自動車のドア構造。
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