JP2020018835A - 医療用器具の関節部および医療用器具 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第1の態様に係る医療用器具の関節部は、医療用器具における棒状部および術具の間に配置される関節部であって、内部に空間を有する筒状に形成された柔軟性の高い外殻部と、前記外殻部の内部空間に配置され、前記外殻部よりも圧縮剛性が高い筒状に形成された芯材チューブと、前記芯材チューブの内部空間に配置され、内部に前記術具の操作に用いられるケーブルが挿通されるとともに前記芯材チューブよりも前記ケーブルに対する摩擦係数が小さな材料から筒状に形成された樹脂チューブと、が設けられていることを特徴とする。
このように外殻部を帯状に形成された外殻板をらせん状に巻いて形成することにより、例えば、円板状に形成された外殻板を長手方向に並べて配置した場合と比較して、関節部の長手方向の寸法を短くしやすい。
このように複数の円盤状に形成された外殻板を長手方向に並べた外殻部とすることにより、帯状に形成された外殻板をらせん状に巻いて外殻部を形成する場合と比較して、関節部におけるねじり剛性を高めやすくなる。
このように少なくともニッケルおよびチタンを成分として含む金属材料から芯材チューブを形成することにより、その他の金属材料から芯材チューブを形成する場合と比較して、芯材チューブの圧縮剛性および屈曲柔軟性を確保しやすくなる。
このように芯材チューブおよび樹脂チューブの間の隙間を、外殻部材および芯材チューブの間の隙間よりも小さくすることにより、大きくする場合と比較して、関節部を屈曲させやすくなり、関節部の操作性を確保しやすくなる。
このように樹脂チューブおよびケーブルの間の隙間を、外殻部材および芯材チューブとの間の隙間よりも小さくすることにより、大きくする場合と比較して、関節部を屈曲させた際にケーブルの経路長の変化を抑制しやすくなり、術具の操作性を確保しやすくなる。
このように外殻部の周囲を少なくとも覆うカバーを設けることにより、外殻部と処置対象等との間で電流が流れることを抑制しやすくなる。カバーは、外殻部と処置対象などとの間に配置される。そのため、外殻部と処置対象等との間で電流が流れる漏電経路が発生しにくくなる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る医療用器具1ついて図1から図6を参照しながら説明する。本実施形態の医療用器具1は、内視鏡外科手術などに使用される内視鏡外科手術器具であって、さらに手術支援ロボットに用いられるものである。医療用器具1には、図1に示すように、手術支援ロボット側に配置される棒状部10と、内視鏡外科手術などに用いられる術具20と、棒状部10および術具20の間に配置される関節部30と、が主に設けられている。
外殻部31は、関節部30の外形を構成する円筒状に形成されたものであり、棒状部10および術具20に取り付けられるものである。外殻部31は、Y方向への円弧状の屈曲、Z方向への円弧状の屈曲、および、Y方向およびZ方向を組み合わせた方向への円弧状の屈曲が可能な構成を有するとともに、X方向への伸び縮みが許容された構成を有するものである。また、外殻部31を形成する材料としては、金属材料、または、樹脂材料を例示することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図7および図8を参照しながら説明する。本実施形態の医療用器具の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、芯材チューブの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図7および図8を用いて芯材チューブの構成について説明し、その他の構成等の説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態について図9および図10を参照しながら説明する。本実施形態の医療用器具の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、芯材チューブの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図9および図10を用いて芯材チューブの構成について説明し、その他の構成等の説明を省略する。
次に、本発明の第4の実施形態について図11および図12を参照しながら説明する。本実施形態の医療用器具の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、外殻部の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図11および図12を用いて外殻部の構成を説明し、その他の構成等の説明を省略する。
次に、本発明の第5の実施形態について図13および図14を参照しながら説明する。本実施形態の医療用器具の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、外殻部の構成が主に異なっている。よって、本実施形態においては、図13および図14を用いて外殻部などの構成を説明し、その他の構成等の説明を省略する。
Claims (13)
- 医療用器具における棒状部および術具の間に配置される関節部であって、
内部に空間を有する筒状に形成された柔軟性の高い外殻部と、
前記外殻部の内部空間に配置され、前記外殻部よりも圧縮剛性が高い筒状に形成された芯材チューブと、
前記芯材チューブの内部空間に配置され、内部に前記術具の操作に用いられるケーブルが挿通されるとともに前記芯材チューブよりも前記ケーブルに対する摩擦係数が小さな材料から筒状に形成された樹脂チューブと、
が設けられていることを特徴とする医療用器具の関節部。 - 前記芯材チューブの側面には、周方向に延びる複数のスリットが設けられ、
前記複数のスリットは、前記芯材チューブの長手方向に等間隔に並んで配置されていることを特徴とする請求項1記載の医療用器具の関節部。 - 前記芯材チューブの側面には、周方向に延びる複数のスリットが設けられ、
前記複数のスリットは、前記芯材チューブの長手方向に並んで配置されていると共に、前記複数のスリットの配置間隔は、前記長手方向における前記棒状部から前記術具に向かって短くなることを特徴とする請求項1記載の医療用器具の関節部。 - 前記外殻部は、らせん状の構造を有する可撓体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の医療用器具の関節部。
- 前記外殻部は、中心に貫通孔が設けられた複数の円盤状の部材である外殻板が、前記長手方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の医療用器具の関節部。
- 前記芯材チューブは、少なくともニッケルおよびチタンを成分として含む金属材料から形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の医療用器具の関節部。
- 前記芯材チューブおよび前記樹脂チューブの間の隙間は、前記外殻部材および前記芯材チューブの間の隙間よりも小さいことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の医療用器具の関節部。
- 前記樹脂チューブおよび前記ケーブルの間の隙間は、前記外殻部材および前記芯材チューブとの間の隙間よりも小さいことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の医療用器具の関節部。
- 前記外殻部および前記ケーブルは、導電性を有する材料から形成されるとともに、前記術具に対して電気的に接続され、
前記樹脂チューブは、前記外殻部および前記ケーブルとの間の絶縁を可能とする絶縁材料から形成されていることを特徴とする請求項1記載の医療用器具の関節部。 - 前記外殻部における前記術具側の端部には、前記外殻部および前記術具の間の導通を可能に接続する第1電力ケーブルが設けられ、
前記外殻部における前記術具と反対側の端部には、外部および前記外殻部の間の導通を可能に接続する第2電力ケーブルが設けられていることを特徴とする請求項9記載の医療用器具の関節部。 - 前記樹脂チューブにおける前記術具側の端部、および、前記術具と反対側の端部の少なくとも一方は、前記外殻部よりも前記ケーブルが延びる方向へ突出していることを特徴とする請求項9または10に記載の医療用器具の関節部。
- 絶縁性を有する材料から形成され、少なくとも前記外殻部の周囲を覆うカバーが設けられていることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の医療用器具の関節部。
- 請求項1から12のいずれかに記載の関節部と、
前記関節部の一方の端部に配置される棒状部と、
前記関節部の他方の端部に配置される術具と、
が設けられていることを特徴とする医療用器具。
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