JP2020018400A - グリル - Google Patents

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義典 町田
明浩 富永
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明浩 富永
石川 善克
Yoshikatsu Ishikawa
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Abstract

【課題】調理容器の存否を検出するセンサ部の簡素化を図り、しかも、調理容器の損傷を抑制し、加えて、検出部の検出作動を良好に行うことができるグリルを提供する。【解決手段】調理容器の後部に接当して後退移動する検出体38が、グリル庫の内外方向に移動自在にかつグリル庫の後壁部23を貫通してグリル庫の内部に突出する状態にセンサ支持枠SFに支持された金属製で円筒状の筒体38Aにて形成され、筒体38Aの先端に、当該筒体38Aよりも柔軟な接当体45が、当該筒体38Aよりもグリル庫内方側に突出しかつ当該筒体38Aの先端開口を閉塞する形態で装着され、検出体38を弾性付勢する弾性付勢体39が、検出体38におけるグリル庫の外方側部分に作用する状態で設けられ、検出体38の後退移動を検出する検出部41が、検出体38におけるグリル庫の外方側部分に装着した被検出部40に対して検出作用する形態で設けられている。【選択図】図23

Description

本発明は、グリル庫の前部開口を通して当該グリル庫に出退自在に設けられ且つ調理容器を装着自在な調理容器支持部と、
前記グリル庫の後部に設けられて前記調理容器の存否を検出するセンサ部と、が備えられ、
前記センサ部が、前記グリル庫の内部に向けて突出する状態に弾性付勢体にて弾性付勢されかつ前記調理容器支持部が前記グリル庫に収納された状態において前記調理容器の後部に接当して後退移動する検出体、及び、前記検出体の後退移動を検出する検出部を備えるように構成されたグリルに関する。
かかるグリルは、主としてガスコンロに装備されるものであり、そして、グリル庫の後部に設けられて調理容器の存否を検出するセンサ部が備えられているから、例えば、調理容器がグリル庫内に収納されていないときには、グリルバーナの燃焼を牽制する等、安全性や利便性の向上を図る制御を行うことができることになる。
センサ部の従来例として、グリル庫の内部に突出する状態にグリル庫の後壁部に装着された筒状支持体の先端部に、小径筒部と大径筒部とを備える2段の筒状に形成された検出体が装備され、検出体の内部に、弾性付勢体としてのコイルスプリングが配設され、筒状支持体におけるグリル庫の外方側に延出される後端側部分に、検出部が装備されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、筒状支持体が、グリル庫の後壁部を貫通してグリル庫の内部に突出する状態に位置するグリル庫前後幅方向に沿う前端側部分と、この前端側部分の後端部からグリル庫横幅方向に沿って伸びる後端側部分とを備える長尺状のL字状に構成され、筒状支持体の前端側部分をグリル庫の後壁部に対して支持するセンサ支持枠が設けられている。
検出体が、先端側の大径筒部と後端側の小径筒部とを備える2段の筒状に形成され、加えて、当該検出体の大径筒部の先端開口を閉塞する状態に外嵌装着される有底筒状の当接部が備えられている。
筒状支持体の先端部に、検出体の本体部の小径筒部の内径よりも大きく且つ大径筒部の内径よりもやや小さい外径を有するリング状(環状)のバネ受体が装着されている。
そして、検出体の小径筒部がバネ受体にて筒状支持体の先端側への移動が受止められ且つ大径筒部がバネ受体に外套する形態で、検出体の当接部とバネ受体との間に、弾性付勢体としてのコイルスプリングが圧縮状態で配設されている。
つまり、検出体が、小径筒部と大径筒部との段部がバネ受部にて受止められる突出位置に、コイルスプリングにて復帰付勢され、調理容器支持部がグリル庫に収納されると、調理容器(グリル皿)の後部に押圧されて、バネ受体にて案内されながら、コイルスプリングの復帰付勢力に抗して、後退移動するように構成されている。
また、検出部として、リードスイッチを備えたスイッチ本体と磁石とが、筒状支持体における後端側部分の長手方向の途中箇所に、筒状支持体の径方向に間隔を隔てて対向する状態に設置され、ピアノ線等から構成される索状体が、当接部の背面部に接続され且つ筒状支持体の内部を通して検出部の設置箇所まで延出され、索状体の延出端部に、スイッチ本体と磁石との間を通して移動自在となる状態で磁気遮蔽体が装着されている。
そして、検出体が突出位置に位置するときには、磁気遮蔽体がスイッチ本体と磁石との間に位置し、かつ、検出体が後退移動したときには、磁気遮蔽体がスイッチ本体と磁石との間から外れた位置に位置することにより、検出体の後退移動がリードスイッチを備えたスイッチ本体にて検出されるように構成されている。
ちなみに、特許文献1においては、当接部の背面箇所に温度検知部が設けられ、温度検知部に接続される温度検出用のリード線が、耐熱チューブにて被覆された状態で、筒状支持体の内部を通して延出されている。
特開2016−16300号公報
従来のグリルにおいては、検出体が、大径筒部と小径筒部とを備える2段の筒状に形成されるものであるため、複雑な構成であり、しかも、検出体の大径筒部を筒状支持体の先端部に装着したバネ受体に対して外套させ且つ検出体の当接部とバネ受体との間に弾性付勢体としてのコイルスプリングを圧縮状態で配設するものであるため、コイルスプリングの配設構成が複雑であること等に起因して、検出体の設置構成が複雑な構成であった。
しかも、検出体の後退移動を検出する検出部として、リードスイッチを備えたスイッチ本体と磁石とが、L字状の長尺な筒状支持体における後端側部分の長手方向の途中箇所に設置され、検出体の当接部から延出される索状体が筒状支持体の内部を通して検出部の設置箇所まで延出され、当該索状体の延出端部に、スイッチ本体と磁石との間を通して移動自在となる状態で磁気遮蔽体が装着されるものであるから、検出体の後退移動を検出するために、筒状支持体の内部を通して検出体の当接部から検出部の設置箇所まで延出する索状体を要する等に起因して、検出体の後退移動を検出する構成が複雑な構成であった。
すなわち、従来のグリルにおいては、検出体の構成及びその設置構成が複雑な構成であり、しかも、検出体の後退移動を検出する構成が複雑な構成であることに起因して、調理容器の存否を検出するセンサ部が複雑な構成であるため、改善が望まれていた。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、調理容器の存否を検出するセンサ部の簡素化を図り、しかも、調理容器の損傷を抑制し、加えて、検出部の検出作動を良好に行うことができるグリルを提供する点にある。
本発明のグリルは、グリル庫の前部開口を通して当該グリル庫に出退自在に設けられ且つ調理容器を装着自在な調理容器支持部と、
前記グリル庫の後部に設けられて前記調理容器の存否を検出するセンサ部と、が備えられ、
前記センサ部が、前記グリル庫の内部に向けて突出する状態に弾性付勢体にて弾性付勢されかつ前記調理容器支持部が前記グリル庫に収納された状態において前記調理容器の後部に接当して後退移動する検出体、及び、前記検出体の後退移動を検出する検出部を備えるように構成されたものであって、その特徴構成は、
前記グリル庫の後壁部の外面にセンサ支持枠が装着され、
前記検出体が、前記グリル庫の内外方向に移動自在にかつ前記後壁部を貫通して前記グリル庫の内部に突出する状態に前記センサ支持枠に支持された金属製で円筒状の筒体にて形成され、
前記筒体の先端に、当該筒体よりも柔軟な接当体が、当該筒体よりもグリル庫内方側に突出しかつ当該筒体の先端開口を閉塞する形態で装着され、
前記弾性付勢体が、前記検出体における前記グリル庫の外方側部分に作用する状態で設けられ、
前記検出部が、前記検出体における前記グリル庫の外方側部分に装着した被検出部に対して検出作用する形態で設けられている点にある。
すなわち、金属製で円筒状の筒体にて形成された検出体が、グリル庫の後壁部の外面側に装着されるセンサ支持枠に、グリル庫の内外方向に移動自在にかつ後壁部を貫通してグリル庫の内部に突出する状態に支持される。
検出体をグリル庫の内部に向けて突出する状態に弾性付勢する弾性付勢体が、検出体におけるグリル庫の外方側部分に作用する状態で設けられている。
また、検出部が、検出体におけるグリル庫の外方側部分に装着した被検出部に対して検出作用する形態で設けられている。
そして、調理容器支持部がグリル庫に収納されることにより、検出体が調理容器の後部との接当により後退移動すると、検出体に装着した被検出部を検出部が検出することにより、検出体の後退移動が検出されることになる。
したがって、金属製で円筒状の筒体にて形成された検出体は、金属製で円筒状の筒体にて形成されているから、市販の筒体を用いて形成するようにする等、簡素な構成であり、また、検出体をグリル庫の後壁部の外面側に装着したセンサ支持枠に支持するものであるから、検出体の支持構成も簡素である。
加えて、弾性付勢体を検出体におけるグリル庫の外方側部分に作用する状態で設けるものであるから、弾性付勢体を設置する構成を簡素化でき、また、検出体におけるグリル庫の外方側部分に装着した被検出部に対して検出部が検出作用するものであるから、検出体の後退移動を検出するために、検出部を設置する構成も簡素化できることになる。
つまり、検出体の構成及びその支持構成が簡素な構成であり、しかも、弾性付勢体を設置する構成を簡素化でき、検出体の後退移動を検出する構成を簡素化できるから、調理容器の存否を検出するセンサ部を簡素な構成とすることができる。
さらに、検出体を形成する筒体の先端に、当該筒体よりも柔軟な接当体が、当該筒体よりもグリル庫内方側に突出しかつ当該筒体の先端開口を閉塞する形態で装着されているから、調理容器の損傷や検出部及び弾性体の損傷を抑制することができる。
つまり、検出体を形成する金属製の筒体を調理容器に接当させると、筒体が硬い金属製であるため、調理容器が傷つき損傷する虞があるが、筒体よりも柔軟な接当体が調理容器に接当することになるので、調理容器が傷つき損傷することを抑制できる。
また、グリル庫内の調理排気が、検出体を形成する筒体の内部を通して流動すると、検出体におけるグリル庫の外方側部分が調理排気にて加熱されて高温になることにより、被検出部や検出部が高熱により悪影響を受けて、検出部の検出作動が不安定になる虞があるが、検出体を形成する筒体の先端が接当体にて閉塞されることにより、グリル庫内の調理排気が検出体を形成する筒体の内部を通して流動することが阻止されて、検出体におけるグリル庫の外方側部分が高温になることが抑制されるため、検出部の検出作動を良好に行うことができる。
要するに、本発明のグリルの特徴構成によれば、調理容器の存否を検出するセンサ部の簡素化を図り、しかも、調理容器の損傷を抑制し、加えて、検出部の検出作動を良好に行うことができるグリルを提供する点にある。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記接当体が、前記筒体の先端よりも先端側に突出する突出部、前記筒体の先端部に内嵌される内嵌部、及び、前記筒体の先端縁に受止支持される被支持部を備えるように形成され、
前記内嵌部の周部に、周方向に沿う環状の凹部が形成され、
前記筒体に、前記凹部に係合する凸部が、当該筒体の壁部を径方向内方側に突出させる状態で形成されている点にある。
すなわち、接当体が、内嵌部が筒体の先端部に内嵌され且つ被支持部が筒体の先端縁にて受止支持された形態で検出体を形成する筒体に支持されることになり、その支持状態において、筒体の先端よりも先端側に突出する突出部が備えられているから、接当体を調理容器に適切に接当させることができる。
また、内嵌部の周部に形成した環状の凹部に、筒体の壁部に形成した凸部を係合させることにより、接当体が筒体の先端側に移動しないようにするから、接当体が検出体を形成する筒体から外れることを抑制できる。
しかも、筒体の先端部に内嵌される内嵌部を設けて、その内嵌部の周部に形成した周方向に沿う環状の凹部に、筒体の壁部を径方向内方側に突出させた凸部を係合させるものであるから、接当体の装着作業の容易化を図ることができる。
つまり、内嵌部の周部に環状の凹部を備えさせることは、例えば、接当体を合成樹脂にて形成する場合には、成型の際に形成する等、容易に行うことができ、また、凹部に係合する凸部を形成することは、プレス加工等により容易に行えるものであるから、接当体の装着作業の容易化を図ることができる。
尚、例えば、接当体に、内嵌部の代わりに、筒体の先端部に外嵌する筒部を設け、当該筒部を貫通して筒体に螺合するビスを装着して、接当体を筒体に装着することが考えられるが、この場合には、ビスの装着が面倒な作業になる等に起因して、接当体の装着作業の容易化を図り難いものとなる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、接当体を調理容器に適切に接当させることができ、しかも、接当体の装着の容易化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、接当体が、合成樹脂にて構成されている点にある。
すなわち、合成樹脂は、金属に較べて、熱を伝え難いものであるから、高温に加熱される調理容器の熱が検出体を形成する筒体に伝わることを抑制できる。
その結果、検出体におけるグリル庫の外方側部分が高温になることにより、被検出部や検出部が高熱により悪影響を受けて、検出部の検出作動が不安定になることを抑制して、検出部の検出作動を一層良好に行わせることができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、検出部の検出作動を一層良好に行わせることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記検出体が、長手方向の途中箇所に大径部を備える形態に形成され、
前記センサ支持枠が、前記後壁部に対する遠近方向に間隔を隔てる外方側壁部及び内方側壁部を備え、
前記外方側壁部に、前記検出体を挿通する外方側挿通孔が設けられ、
前記内方側壁部に、前記検出体を挿通する内方側挿通孔及び前記大径部の前記後壁部に接近する側への移動を受止める受止部が設けられ、
前記検出部が、前記センサ支持枠に装着され、
前記検出体における前記大径部よりも前記外方側壁部の存在側に位置する部分に、前記被検出部を備える被検出用枠体が、前記後壁部に接近する側への移動を前記大径部にて受止支持される状態で外嵌装着され、
前記弾性付勢体としてのコイルスプリングが、前記外方側壁部と前記被検出用枠体との間に配設されている点にある。
すなわち、長手方向の途中箇所に大径部を備える形態の検出体が、グリル庫の後壁部に外面側に装着されるセンサ支持枠における外方側壁部の外方側挿通孔及び内方側壁部の内方側挿通孔に挿通させた状態で、センサ支持枠に装着される。
センサ支持枠に装着した検出部に検出される被検出部を備える被検出用枠体が、検出体における大径部よりも外方側壁部側に位置する部分に、後壁部に接近する側への移動を大径部にて受止支持される状態で外嵌装着され、弾性付勢体としてのコイルスプリングが、外方側壁部と被検出用枠体との間に配設されている。
そして、被検出用枠体がコイルスプリングによって内方側壁部側に押圧移動されることにより検出体が後壁部側に移動されて、検出体の大径部が内方側壁部の受止部にて受止められる状態となり、その状態において、グリル庫の後壁部を貫通してグリル庫の内部に突出する検出体が、グリル庫の内部に大きく突出した状態となる。
調理容器支持部がグリル庫に収納されることにより、検出体が調理容器の後部との接当により後退移動すると、検出体に外嵌装着した被検出用枠体が、検出体の後退移動に伴って後壁部から離れる側に後退移動することになり、その結果、被検出用枠体に装備した被検出部を検出部が検出することにより、検出体の後退移動が検出されることになる。
したがって、検出体を内方側壁部及び外方側壁部を備えるセンサ支持枠に挿通支持し、検出体に外嵌装着した被検出用枠体と外方側壁部との間に弾性付勢体としてのコイルスプリングを配設し、検出部をセンサ支持枠に装着するものであるから、検出体の設置構成を一層簡素化でき、しかも、検出体の後退移動を検出するために、コイルスプリング、被検出部を備えた被検出用枠体、及び、検出部を設置する構成も一層簡素化できる。
要するに、本発明のグリルの特徴構成によれば、調理容器の存否を検出するセンサ部の一層の簡素化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記センサ支持枠が、前記外方側壁部及び前記後壁部に連結する連結壁部を備える本体枠部と、前記内方側壁部及び前記本体枠部に接続する接続壁部を備える補助枠部とを備える形態に構成され、
前記コイルスプリングが、前記検出体を外套する状態で設けられている点にある。
すなわち、検出体、被検出用枠体、及び、コイルスプリングをセンサ支持体に組付ける際には、被検出用枠体が外嵌装着されかつコイルスプリングが外套する状態で装着された検出体を、補助枠部における内方側壁部の内方側挿通孔に挿通させた状態で、補助枠部に装着する。
次に、被検出用枠体及びコイルスプリングが装着された検出体を支持する補助枠部を、外方側壁部に向けて接近移動させて、コイルスプリングを外方側壁部との接当により圧縮変形させながら、検出体を外方側壁部の外方側挿通孔に挿通させ、その後、接続壁部を本体枠部に接続することにより、検出体、被検出用枠体、及び、コイルスプリングをセンサ支持体に組付けることができる。
このように、被検出用枠体及びコイルスプリングが装着された検出体を補助枠部にて支持しながら、外方側壁部の外方側挿通孔に検出体を挿通させて、補助枠部の接続壁部を本体枠部に接続することにより、検出体、被検出用枠体、及び、コイルスプリングをセンサ支持体に一挙に組付けることができるものであるから、調理容器の存否を検出するセンサ部の組付作業を良好に行うことができる。
そして、検出体、被検出用枠体、及び、コイルスプリングが組み付けられたセンサ支持枠は、本体枠部の連結壁部をグリル庫の後壁部に連結することにより、グリル庫の後部に装着でき、また、本体枠部の連結壁部をグリル庫の後壁部から外せば、メンテナンス等のために、センサ支持枠をグリル庫の後部から外すことができるものであるから、調理容器の存否を検出するセンサ部をグリル庫に着脱する作業も良好に行うことができる。
しかも、検出体を外套する状態で設けられているコイルスプリングの内方側壁部側には、検出体に外嵌装着されている被検出用枠体が位置するから、グリル庫の後部壁の検出体の挿通箇所や内方側壁部の内方側挿通孔を通して、グリル庫内の調理排気が流動するようなことがあっても、その調理排気を被検出用枠体にて受止めて、コイルスプリングに調理排気が降りかかることを抑制できるため、コイルスプリングが調理排気のために錆びる等の損傷することを抑制できる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、調理容器の存否を検出するセンサ部を組付ける組付作業及びグリル庫の後部壁に対して着脱する着脱作業を良好に行うことができ、しかも、コイルスプリングの損傷を抑制できる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記検出体が、前記内方側挿通孔及び前記外方側挿通孔に対して、長手方向に沿う軸心回りで回転自在に挿通され、
前記被検出用枠体が、前記検出体に対して相対回転自在に外嵌され、
前記被検出用枠体と前記補助枠部との間に、前記被検出用枠体の前記検出体の長手方向に沿う移動を許容し且つ前記検出体の長手方向に沿う軸心回りでの回転を阻止する回転阻止部が設けられている点にある。
すなわち、検出体が、センサ支持枠の内方側挿通孔及び外方側挿通孔に対して、長手方向に沿う軸心回りで回転自在に挿通され、かつ、被検出用枠体が検出体に対して相対回転自在に外嵌されているから、調理容器との接当により、検出体が長手方向に沿う軸心回りで回転する力を受けるようなことがあっても、検出体を長手方向に沿う軸心回りで回転させることにより、検出体の変形損傷を抑制できる。
しかも、被検出用枠体が検出体に対して相対回転自在に外嵌されているから、検出体と被検出用枠体との間には、検出体からの熱が被検出用枠体に伝わり難くする隙間が存在することになるため、グリル庫の内部に突出すること等により高温状態になる検出体の熱が被検出用枠体に伝わり難くなり、その結果、被検出用枠体が高温状態になって、その被検出用枠体に備える被検出部が高温になって、検出部の検出作動が不安定になることを抑制して、検出部にて適切な検出作動を行わせることができる。
つまり、例えば、被検出部が磁石であり、検出部が磁力を検知するリードスイッチとして構成する場合において、被検出部としての磁石が高温になると、磁力が低下して、検出部としてのリードスイッチが適切な検出作動を行い難くなる不都合を発生する虞があるが、被検出用枠体が高温状態になることを抑制できるため、検出部としてのリードスイッチにて適切な検出作動を行わせることができる。
さらに、被検出用枠体と補助枠部との間に、被検出用枠体の検出体の長手方向に沿う移動を許容し且つ検出体の長手方向に沿う軸心回りでの回転を阻止する回転阻止部が設けられているから、被検出用枠体の出体の長手方向に沿う軸心回りでの回転位相を適切な回転位相に保持できるため、検出部による被検出部に対する検出作動を適切に行わせることができる
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、検出体の変形損傷を抑制し、しかも、検出部にて適切な検出作動を行わせることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記大径部が、前記筒体の周壁部を環状に膨出させた状態に形成されている点にある。
すなわち、大径部が筒体の周壁部を環状に膨出させた状態に形成されているから、大径部を備えた検出体の低廉化を図ることができる。つまり、バルジ加工により、筒体の周壁部を環状に膨出させることができるため、筒体の周壁部を環状に膨出させた状態の大径部を製造コストの低下を図りながら形成することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、検出体の低廉化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記後壁部におけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で前記検出体の挿通箇所の周囲を覆う閉塞板が備えられ、
前記閉塞板に、前記検出体を外套する筒状体がグリル庫内方側に突出する状態で設けられている点にある。
すなわち、後壁部におけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で検出体の挿通箇所の周囲を覆う閉塞板が備えられ、当該閉塞板に、検出体を外套する筒状体がグリル庫内方側に突出する状態で設けられているから、グリル庫内の調理排気が、グリル庫の後壁部における検出体の挿通箇所を通して、センサ支持枠側に流動することを適切に抑制できる。
つまり、グリル庫の内面に沿わせる状態で検出体の周囲を覆う閉塞板に、検出体を外套する筒状体がグリル庫内方側に突出する状態で設けられているから、グリル庫内の調理排気が、グリル庫の後壁部における検出体の挿通箇所を通して、センサ支持枠側に流動するには、筒状体の内面と検出体の外面との間を通して流動したのち、閉塞板に形成されている検出体の挿通部を通して流動する必要があるため、グリル庫内の調理排気がセンサ支持枠側に流動し難いものであるため、グリル庫内の調理排気がセンサ支持枠側に流動することを適切に抑制できる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、グリル庫内の調理排気がセンサ支持枠側に流動することを適切に抑制できる。
ガスコンロの斜視図 グリルの切欠側面図 グリルの縦断正面図 排気通路形成部を外した状態のグリルの縦断正面図 出退枠をグリル庫から引き出した状態のグリルの斜視図 波型式プレートパンの支持形態を示す斜視図 調理鍋の支持形態を示す斜視図 出退枠の斜視図 燃料ガス供給構成を示す回路図 グリルの制御構成を示すブロック図 容器検出部と平坦式プレートパンとが接当した状態を示す平面図 容器検出部と波型式プレートパンとが接当した状態を示す平面図 容器検出部と調理鍋とが接当した状態を示す平面図 容器検出部と調理容器との上下位置関係を示す図 容器検出部の具体構成を示す斜視図 容器検出部の分解斜視図 容器検出部の設置構成を示す縦断側面図 閉塞板の設置構成を示す縦断側面図 閉塞板を示す斜視図 閉塞板の設置構成を示す正面図 接当体の装着部を示す縦断側面図 図21におけるXXII‐XXII線断面図 容器検出部の非存在検出状態を示す横断平面図 容器検出部の存在検出状態を示す横断平面図 排気通路形成部の分解斜視図 容器検出部と壁部分との分解斜視図 壁部分及び容器検出部と下側形成部分との関係を示す斜視図 別実施形態のグリル庫の後部を示す正面図 別実施形態の共通容器検出部と調理容器との上下関係を示す図
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルG(図2参照)を備えるガスコンロが構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体Hの上部には、ガラス製の天板2が装備され、そして、天板2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、天板2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋等の被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ1の中央部には、図1に示すように、鍋等の被加熱物の存在及び被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ1Aが設けられている。
コンロ本体Hの上部に装備した天板2の手前側箇所には、左右のコンロバーナ1の夫々に対する左右一対のコンロ用操作具5が、上方に離脱自在に設けられ、コンロ本体Hの前面部の右側箇所には、グリルGに対するグリル用設定操作部6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉自在に設けられている。尚、図1は、グリル用設定操作部6の開き状態を例示する。
また、コンロ本体Hの前面部におけるグリル用設定操作部6の上部箇所には、ガスコンロを運転状態と運転停止状態とに切換える電源スイッチSWが装備されている。
ちなみに、一対のコンロ用操作具5の夫々は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令等、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチを備えて、それらの複数の指令スイッチの操作により、グリルGの加熱調理用の加熱部としてのグリルバーナA(図2参照)に対する点火及び消火の指令、目標火力の指令、複数種の調理メニューの指令等、各種の指令情報を指令するように構成されている。
(グリルの構成)
グリルGには、図2及び図3に示すように、前部及び後部が開口する筒状に形成されたグリル庫7(図4参照)が備えられ、グリル扉8(図1参照)を前端部に備え且つ被調理物を加熱調理する調理容器Kを着脱自在に載置支持する容器支持枠9を装備した調理容器支持部としての出退枠Lが、グリル庫7の前部開口7Fを通して、グリル庫7の前部に突出した突出状態とグリル庫7の内部の設定収納位置に収納された収納状態とに出退自在にグリル庫7に設けられている(図5参照)。
グリル庫7の後部に、調理排気用排気口Uが開口され、排気通路形成部Dが、排気通路Eを調理排気用排気口Uに連通させる形態で形成するように構成されている。
調理容器Kは、形態が異なる複数種のものが用意されており、容器支持枠9が、複数種の調理容器Kを付け替え装着自在で且つ装着した調理容器Kを位置決め保持する調理容器装着部として構成されている。
したがって、容器支持枠9を装備した出退枠Lが、複数種の調理容器Kを付け替え装着自在で且つ装着した調理容器Kを位置決め保持することになる。
本実施形態においては、複数種の調理容器Kとして、上部が開放した開放式調理容器と蓋装着式調理容器とがある。
開放式調理容器として、調理物載置面が平坦状で当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える平坦式プレートパンKh(図5参照)及び調理物載置面が波型状で当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える波型式プレートパンKn(図6参照)が設けられている。
また、蓋装着式調理容器として、蓋Jを着脱自在な調理鍋Kt(図7参照)が設けられている。
グリル庫7の後部には、図3及び図4に示すように、出退枠Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において、調理容器Kに接当する容器検出部Sが備えられている。そして、この容器検出部Sを用いて、調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部M(図10参照)が設けられている。
つまり、容器種別検出部Mにより、容器支持枠9に支持されている調理容器Kが、平坦式プレートパンKh、波型式プレートパンKn、及び、調理鍋Ktのいずれであるかが検出されるように構成されている。
ちなみに、出退枠Lの設定収納位置においては、グリル扉8がグリル庫7の前部の開口を閉じた状態となる。
また、ガスコンロの運転を制御する運転制御部W(図10参照)が、容器種別検出部Mの検出情報に基づいて、グリルバーナAの加熱作動を制御するように構成されており、その詳細は後述する。
図2及び図3に示すように、グリル庫7の底壁7dには、調理容器Kを下方から加熱する下バーナ10が、出退枠Lがグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの下方に位置する状態に配置され、グリル庫7の上壁7u(天井部)には、調理容器Kを上方から加熱する上バーナ11が、出退枠Lがグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの上方に位置する状態に配置されている。
つまり、本実施形態においては、グリルバーナAとして、下バーナ10と上バーナ11とが設けられている。
下バーナ10は、図2に示すように、円筒状の下バーナ本体部10Aと、その下バーナ本体部10Aに接続される下バーナ混合管部10Bとを備え、下バーナ本体部10Aには、周方向に沿って炎孔Fが形成されている。つまり、下バーナ10は、炎孔Fを環状に備える形態に構成されている。
そして、下バーナ10は、燃料ガスが下バーナ用噴出ノズル12から下バーナ混合管部10Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって下バーナ混合管部10Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の炎孔Fに供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁7dや横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
下バーナ10の内部には、図2及び図3に示すように、調理容器Kの温度を検出する温度検出センサとして、調理容器Kの底壁温度を検出する容器温度検出センサ13が装備されている。
容器温度検出センサ13の検出情報は、運転制御部W(図10参照)に入力される。
上バーナ11は、下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナであり、図3に示すように、平板状の上バーナ本体部11Aと、その上バーナ本体部11Aに接続される上バーナ混合管部11Bとを備え、上バーナ本体部11Aの下面部に燃焼炎形成部が形成されている。
そして、上バーナ11は、燃料ガスが上バーナ用噴出ノズル(図示せず)から上バーナ混合管部11Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって上バーナ混合管部11Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の燃焼炎形成部に供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁7dや横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
尚、図9及び図10に示すように、下バーナ10及び上バーナ11の夫々に対して、点火装置としての点火プラグPa、及び、着火状態検出装置としての着火センサPbが装備され、コンロバーナ1についても、同様に、点火プラグPa及び着火センサPbが装備されている。
(出退枠及び容器支持枠の具体構成)
図3及び図4に示すように、グリル庫7の左右の横側壁7sの底部側部分に、長手方向をグリル庫7の前後方向に向けた姿勢で固定設置される状態で固定レール15が設けられ、その固定レール15に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される中間レール16、及び、その中間レール16に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される可動レール17を備えたスライドレール式の案内機構Bが設けられている。
図5に示すように、上述の出退枠Lが、左右に並ぶ一対の可動レール17の先端部の間に、グリル扉8を装着するための扉支持板18を架設する形態にて形成され、容器支持枠9が、出退枠Lに着脱自在に支持されている(図8参照)。
グリル扉8は、扉支持板18の前面側に当て付けた状態で、扉支持板18に装着されるように構成されている(図2参照)。
容器支持枠9は、図8に示すように、棒状材を曲げ加工して形成されるものであって、グリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部9S、当該左右の主枠部9Sの前側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する前方側容器支持部9F、及び、左右の主枠部9Sの後側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する後方側容器支持部9Rを備える形態に形成されている。
左右の前記可動レール17の夫々に、左右の主枠部9Sを載置支持する載置支持枠20が設けられ、容器支持枠9が、左右の主枠部9Sを左右の載置支持枠20に載置する形態で、左右の可動レール17に対して着脱自在に支持されている。
また、容器支持枠9が、前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rを載置支持枠20よりもグリル庫内方側に位置させる形態に構成されている。
載置支持枠20に、容器支持枠9の被支持部9hを支持して、当該容器支持枠9のグリル庫前後方向の位置を位置決めする前後位置決め部20Fと、左右の主枠部9Sを支持して、容器支持枠9のグリル庫横幅方向の位置を位置決めする横位置決め部20Yとが設けられている。
すなわち、被支持部9hが、容器支持枠9の前方側箇所に、グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成されている。そして、前後位置決め部20Fが、下向きに凹入する凹部Vを備える状態に形成されている。つまり、載置支持枠20のグリル庫内方側の横端縁から起立させた前側壁部20fに、前後位置決め部20Fを構成する凹部Vが形成されている。
したがって、前後位置決め部20Fが、容器支持枠9の被支持部9hを凹部Vにて受止めることにより、容器支持枠9のグリル庫前後方向の位置を位置決めするように構成されている。
また、前後位置決め部20Fが、被支持部9hを凹部Vに受止め案内する下向きの傾斜案内部Vsを凹部Vの前部及び後部に備える形態に構成されている。つまり、前側壁部20fにおける凹部Vの前後両側の上面部分が、凹部Vの存在側に傾斜する傾斜状に形成されている。
また、載置支持枠20のグリル庫外方側の横端縁から横側壁部20yが起立する状態で設けられている。そして、横位置決め部20Yが、容器支持枠9の左右の主枠部9Sを横側壁部20yにて受止めることにより、容器支持枠9のグリル庫横幅方向の位置を位置決めするように構成されている。
したがって、容器支持枠9を載置支持枠20に装着する際には、先ず、被支持部9hを凹部Vに係合させ、その状態において、被支持部9hを中心にして、容器支持枠9を下方側に揺動させることにより、容器支持枠9を載置支持枠20に載置する適正装着位置に装着できるように構成されている。
(グリル庫の細部構成)
図2〜図5に示すように、グリル庫7の底壁7dを上方から覆う板状の底部カバー体21が、下バーナ10を覆う状態で設けられている。底部カバー体21には、図3及び図4に示すように、下バーナ10の燃焼部としての下バーナ本体部10Aを上方に突出させるバーナ挿通用開口21Aが備えられている。
図3〜図5に示すように、グリル庫7の横側壁7sを覆う状態に着脱自在に装着される板状の内面カバー体22が設けられ、その内面カバー体22の下端部に、グリル庫内方側に張り出して載置支持枠20を覆う張出部22Aが設けられている。
又、張出部22Aが、底部カバー体21の上方箇所に重複する状態に延出されている。
したがって、内面カバー体22の張出部22Aにて、載置支持枠20及びその載置支持枠20に載置されている容器支持枠9の主枠部9Sを覆うことによって、煮汁等の液状物が載置支持枠20や主枠部9Sに降りかかることを適切に抑制でき、しかも、煮汁等の液状物を底部カバー体21の上部に回収できる。
(調理排気用排気口の詳細)
図4に示すように、グリル庫7の後壁部23(図25参照)が、グリル庫7の後部のグリル庫下側部分に配置され、調理排気用排気口Uが、グリル庫7の後壁部23の上方側において、グリル庫7の左右の横側壁7s及びグリル庫7の上壁7uにて囲まれた状態でグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部Uuと、後壁部23のグリル庫横幅方向の中央側箇所に開口する下側開口部Usとを備える形態に開口されている。
つまり、グリル庫7の後壁部23が、グリル庫7の前後方向視にて、底部カバー体21よりも上方側で且つグリル庫横幅方向の中央側に相当する箇所に下側開口部Usを開口する状態に形成されている。換言すれば、後壁部23が、下側開口部Usの両横側に左右の壁部分23Aを備える状態に形成されている。
そして、図2に示すように、排気通路形成部Dが、下側開口部Usに連通する状態に装着される下側形成部分Dsと、上側開口部Uu及び下側形成部分Dsの上部に連通する状態に装着される本体形成部分Dhとを備える形態に構成されている(図25参照)。
ちなみに、本体形成部分Dhの内部には、排気通路Eの内部で火炎が発生した場合に消炎する消炎体55が配設されている。
(燃料ガス供給構成)
図9に示すように、メタンガスを主成分とする都市ガス等の燃料ガスが供給される元ガス供給路28に、一対のコンロバーナ1に対する一対のコンロ用分岐路29、及び、グリル用分岐路30が接続されている。
元ガス供給路28に、ガスコンロ全体に対する燃料ガスの供給を断続する元ガス弁31が配置され、一対のコンロ用分岐路29の夫々に、コンロバーナ1の火力を調節するためのコンロバーナ用ガス量調節弁32が設けられている。
グリル用分岐路30に、下バーナ10及び上バーナ11に対するガス燃料の供給圧力を設定圧に調整するガバナ33が設けられ、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を下バーナ10に導く下バーナ用供給路34、及び、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を上バーナ11に導く上バーナ用供給路35が設けられている。
下バーナ用供給路34には、下バーナ10の火力を調節するための下バーナ用ガス量調節弁36が設けられ、上バーナ用供給路35には、上バーナ11の火力を調節するための上バーナ用ガス量調節弁37が設けられている。
ちなみに、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37は、燃料ガスの供給開度を全閉開度から最大開度に亘って変更するものであり、下バーナ10や上バーナ11の燃焼を停止する際には、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37を、全閉開度(閉状態)にする。
(容器種別検出部の具体構成)
図3〜図5に示すように、容器支持枠9を装備した出退枠Lに装着された調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部M(図10参照)が、グリル庫7の後部に設けられて調理容器Kの存否を検出するセンサ部としての容器検出部Sを左右一対備える形態に構成されている。
つまり、左右の2つの容器検出部Sが、出退枠Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において調理容器Kの存否を当該調理容器Kの後部との接当により検出するように構成され、且つ、存在検出状態と非存在検出状態との組合せが調理容器Kの種別毎に異なる組合せとなる状態で、グリル庫7の後壁部23に設ける形態に構成されている。
説明を加えると、2つの容器検出部Sは、後壁部23における下側開口部Usの両横側の左右の壁部分23Aに振り分ける状態で装着され、かつ、高さを異ならせて設置されている。
本実施形態においては、2つの容器検出部Sのうちの左方が右方よりも高く設置されており、左方側が高位側の容器検出部Saとなり、右方側が低位側の容器検出部Sbとなるように配置されている。
図23及び図24に示すように、2つの容器検出部Sの夫々は、グリル庫7の内部に向けて突出する状態に弾性付勢体39としてのコイルスプリング39aにて弾性付勢されかつ出退枠Lがグリル庫7に収納された状態において調理容器Kの後部に接当して後退移動する検出体38、検出体38と一体移動する被検出部としての永久磁石40、及び、当該永久磁石40の磁力を検出して、検出体38の後退移動を検出する検出部としてのリードスイッチ41を備えるように構成されており、その詳細は、後述する。
ちなみに、図23及び図24には、リードスイッチ41が検出可能な永久磁石40の磁力範囲Yを示しており、図23に示すように、リードスイッチ41が磁力範囲Yの外部に位置するときには、容器検出部Sが非存在検出状態となり、図24に示すように、リードスイッチ41が磁力範囲Yの内部に位置するときには、容器検出部Sが存在検出状態となるように構成されている。
2つの容器検出部Sの存在検出状態と非存在検出状態との組合せは、調理容器Kの種別に応じて、以下の3つの組合せに設定されている。
平坦式プレートパンKhに対する組合せが、図11及び図14に示すように、左右の容器検出部Sのうちの右方の低位側の容器検出部Sbが存在検出状態でかつ左方の高位側の容器検出部Saが非存在検出状態となる組合せに設定されている(図3参照)。
波型式プレートパンKnに対する組合せが、図12及び図14に示すように、左方の高位側の容器検出部Sa及び右方の低位側の容器検出部Sbが存在検出状態となる組合せに設定されている。
また、調理鍋Ktに対する組合せが、図13及び図14に示すように、左右の容器検出部Sのうちの右方の低位側の容器検出部Sbが非存在検出状態でかつ左方の高位側の容器検出部Saが存在検出状態となる組合せに設定されている。
ちなみに、図14は、左方の高位側の容器検出部Saと右方の低位側の容器検出部Sbとに対する調理容器Kの上下方向の位置関係を示す図である。
つまり、図5及び図6に示すように、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnの夫々は、周壁部のうちの前後の周壁部分の高さが左右の周壁部分の高さよりも高く形成されて、前後の周壁部分の上端部に、容器支持枠9の前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rに係止支持される帯板状係止部43が形成されている。
ちなみに、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnは、前後向きをいずれに向けた状態でも容器支持枠9に装着自在に構成されている。
そして、波型式プレートパンKnの前後の周壁部分が、2つの容器検出部Sにて検出される横幅となるように形成されるのに対して、平坦式プレートパンKhの前後の周壁部分が、右方の低位側の容器検出部Sbにて検出されかつ左方の高位側の容器検出部Saにて検出されない幅(形状)となるように形成されている(図14参照)。
また、図7に示すように、調理鍋Ktが、周壁部をグリル庫前方側に引退させ且つ左方の高位側の容器検出部Saが存在検出状態を検出する被検出体Jkをグリル庫後方側に突出する形態で周壁部に備える形態に構成されている。
本実施形態においては、調理鍋Ktを適正前後向き姿勢で容器支持枠9に載置した状態において、蓋Jを適正前後向き姿勢で調理鍋Ktに載置したときに、被検出体Jkが調理鍋Ktの周壁部における後部に位置する状態となる形態で、蓋Jから連設されている。
つまり、調理鍋Ktの周壁部における低位側の容器検出部Sbに対応する部分のグリル庫前後幅方向での位置が、当該低位側の容器検出部Sbに検出されないようにグリル庫前後幅方向の前方側に偏位(後退)させた位置であり、かつ、周壁部における高位側の容器検出部Saに対応する部分に、当該高位側の容器検出部Saに検出される被検出体Jkが備えられている。
説明を加えると、調理鍋Ktの周壁部における前後の周壁部分の側面に、前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rに係止支持される左右の突起状係止部44が形成されている。
また、調理鍋Ktの前方側の周壁部分の側面に、牽制用突起Qtが形成されている。
そして、図7及び図8に示すように、容器支持枠9における前方側容器支持部9Fには、牽制用突起Qtが入り込むことを許容する許容凹部Quが形成されるのに対して、後方側容器支持部9Rには、牽制用突起Qtが入り込むことを接当阻止する牽制用棒状部Qbが形成されている。
したがって、容器支持枠9に対する調理鍋Ktの前後向き姿勢が適正前後向き姿勢のときには容器支持枠9への載置を許容しかつ容器支持枠9に対する調理鍋Ktの前後向き姿勢が適正前後向き姿勢でないときには容器支持枠9への載置を牽制する容器用規制部Qが、牽制用突起Qt、許容凹部Qu及び牽制用棒状部Qbから構成されている。
また、調理鍋Ktの周壁部における内面の後方側箇所に、内方側に突出する規制突部Rtが形成され、蓋Jにおける後方側箇所に、規制突部Rtが挿通する挿通凹部Ruが形成されている。
したがって、調理鍋Ktに対する蓋Jの装着用前後向きが適正前後向きのときには蓋Jの装着を許容しかつ調理鍋Ktに対する蓋Jの装着用前後向きが適正装着用前後向きでないときには蓋Jの装着を牽制する蓋用規制部Rが、規制突部Rt及び挿通凹部Ruから構成されている。
ちなみに、蓋Jの後方側部分には、蒸気孔Jnが形成されている。
(運転制御部の制御について)
運転制御部Wは、マイクロコンピュータを備えて、グリルGを備えたガスコンロの全体に対する運転を制御するものであるが、以下においては、グリルGに備えた下バーナ10及び上バーナ11に対する燃焼制御を説明して、コンロバーナ1に対する燃焼制御は省略する。
運転制御部Wは、上述したグリル用設定操作部6からの指令情報に基づいて、下バーナ10及び上バーナ11に対する燃焼を制御するものである。
例えば、点火指令が指令されると、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、及び、上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10及び上バーナ11に燃料ガスを供給する状態とし、加えて、下バーナ10及び上バーナ11に対する点火プラグPaを作動させかつ着火センサPbにて着火を検出する点火処理を実行することになる。
また、消火指令が指令されると、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、及び、上バーナ用ガス量調節弁37を閉状態に操作して、下バーナ10及び上バーナ11を消火する消火処理を実行することになる。
また、下バーナ10及び上バーナ11の燃焼状態において、火力の変更指令が指令されると、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10及び上バーナ11の火力を「強」、「中」、「弱」に変更調節する火力調節処理を実行することになる。
また、運転制御部Wは、種々の調理メニューが指令された場合においては、点火指令が指令されて上バーナ11及び下バーナ10を点火させた後は、予め設定された加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10の火力を自動的に調節しながら加熱調理を行う自動調理制御を実行することになり、そして、定められた加熱調理が終了すると、下バーナ10及び上バーナ11を自動的に消火することになる。
さらに、運転制御部Wは、点火指令が指令された際に、容器種別検出部Mの検出情報を読み込んで、その検出情報に基づいて、グリルバーナAの加熱作動の制御を行うように構成されている。
具体的には、2つの容器検出部Sのいずれもが非存在検出状態の場合には、グリル扉8の開状態、調理容器Kの非存在状態、又は、蓋Jが装着されていない調理鍋Ktの収納状態のいずれかの状態であるため、このような状態においては、運転制御部Wは、点火指令が指令されても、グリルバーナAの点火処理を実行せずに、警報ブザー等の警報装置42(図10参照)を作動させる警報処理を実行するように構成されている。
また、調理容器Kの種別が調理鍋Ktである場合において、蓋Jを装着した調理鍋Ktを用いて行う調理メニューが選択されているときには、運転制御部Wは、点火処理を実行し、平坦式プレートパンKhや波型式プレートパンKnを用いて行う調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
同様に、調理容器Kの種別が平坦式プレートパンKhである場合において、当該平坦式プレートパンKhを用いて行う調理メニューが選択されているときには、運転制御部Wは、点火処理を実行し、蓋Jを装着した調理鍋Ktや波型式プレートパンKnを用いて行う調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
さらに、調理容器Kの種別が波型式プレートパンKnである場合において、当該波型式プレートパンKnを用いて行う調理メニューが選択されているときには、運転制御部Wは、点火処理を実行し、蓋Jを装着した調理鍋Ktや平坦式プレートパンKhを用いて行う調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
(排気通路形成部の詳細)
図25に示すように、後壁部23の左右の壁部分23Aには、下側開口部Usの横端縁から後方に延びる状態で左右の通路形成側壁部23Bが備えられている。左右の通路形成側壁部23Bは、上側ほど大きく後方に延びる状態に形成されるものであって、その後方側の端縁部が、上方側ほど後方側に位置する傾斜状に形成されている。
左右の壁部分23Aの上端部に、水平方向に沿う姿勢の連結用板状部53が設けられている。この連結用板状部53として、壁部分23Aの本体部分から後方側に延びる主板状部53Aと通路形成側壁部23Bから横方側に延びる補助板状部53Bとが備えられている(図26参照)。
図25に示すように、下側形成部分Dsは、下側開口部Usの横幅と同幅となる状態で、左右の通路形成側壁部23Bの後方側の端縁部に沿って、下斜め後方に向けて傾斜状に位置する下側底壁部d1と、グリル庫7の横幅と同じ幅となる状態で、下側底壁部d1の上端から延出される帯板状の上側底壁部d2と、上側底壁部d2における下側底壁部d1よりも横側に張り出す部分の下端から前方に延出される板状被連結部d3とを備える形態に構成されている。
ちなみに、板状被連結部d3は、後壁部分23Aの連結用板状部53に対して、当て付けた状態に載置されるように形成されている。
そして、下側形成部分Dsは、後壁部23における下側開口部Usの下縁部及び左右の通路形成側壁部23Bの後方側の端縁部に係止支持され、かつ、板状被連結部d3が連結用板状部53に載置支持された状態において、図27に示すように、板状被連結部d3を連結用板状部53に対して下側形成部分用ビス54にて締結することより装着されるように構成されている(図5参照)。
ちなみに、下側形成部分Dsの上部には消炎体55が配置され、当該消炎体55の下端側の止着用板部55Aが、板状被連結部d3に載置された状態で、板状被連結部d3と共締めされる形態で下側形成部分用ビス54にて止着されている(図25参照)。
また、排気通路形成部Dの本体形成部分Dhは、複数の部材を組み付けて形成されるものであって、その組付状態においては、本体側底壁部d4、本体側上壁部d5、及び、左右の本体側横壁部d6を形成するように構成されている。
さらに、図25に示すように、本体形成部分Dhの下端側の左右両側には、連結板部d7が形成されている。
そして、本体形成部分Dhを下側形成部分Dsに連なる姿勢に置いた状態において、連結板部d7を板状被連結部d3に対して本体形成部材用ビス56にて締結することより、本体形成部分Dhをグリル庫7に装着するように構成されている。
(容器検出部の詳細)
容器検出部Sにおける左右の高位側の容器検出部Sa及び低位側の容器検出部Sbは同様に構成されるものであるから、以下、高位側の容器検出部Saを代表にして、容器検出部Sの構成を説明する。
図17に示すように、グリル庫7の後壁23における後壁部分23Aの外面に装着されるセンサ支持枠SFが設けられ、このセンサ支持枠SFに、金属製(例えば、ステンレス製)の円筒状の筒体38Aにて形成され検出体38が、グリル庫7の内外方向に移動自在にかつグリル庫7の後壁部23を貫通してグリル庫7の内部に突出する状態に支持されている。
本実施形態においては、検出体38を形成する円筒状の筒体38Aの長手方向の途中箇所に、大径部38aが、バルジ加工により、筒体38Aの周壁部を環状に膨出させた状態に形成されている(図23参照)。
検出体38を形成する筒体38Aの先端に、当該筒体38Aよりも柔軟な合成樹脂(例えば、PPS樹脂)にて形成された接当体45が、当該筒体38Aよりもグリル庫内方側に突出しかつ当該筒体38Aの先端開口を閉塞する形態で装着されている。
具体的には、図21に示すように、接当体45が、筒体38Aの先端よりも先端側に突出する突出部45a、筒体の先端部に内嵌される内嵌部45b、及び、筒体の先端縁に受止支持される被支持部45cを備えるように形成されている。
そして、図21及び図22に示すように、内嵌部45bの周部に、周方向に沿う環状の凹部45dが形成され、筒体38Aに、凹部45dに係合する凸部38bが、当該筒体38Aの壁部を径方向内方側に突出させる状態で形成されている。
本実施形態においては、図22に示すように、凸部38bが、周方向に沿って120度おきに並ぶ状態で、突起状に形成されている。
図15〜図17に示すように、センサ支持枠SFが、グリル庫7の後壁部23に対する遠近方向に間隔を隔てる外方側壁部46A及び内方側壁部47Aを備える形態に構成されている。センサ支持枠SFを後壁部23に装着する構成の詳細は後述する。
図17に示すように、外方側壁部46Aに、検出体38を挿通する外方側挿通孔48が設けられている。
また、内方側壁部47Aに、検出体38を挿通する内方側挿通孔49及び大径部38aの後壁部23に接近する側への移動を受止める受止部50が形成されている。
図15に示すように、リードスイッチ41を収納したスイッチケース41Aが、センサ支持枠SFにおける外方側壁部46Aに装着されている。
また、図17に示すように、検出体38における大径部38aよりも外方側壁部側に位置する部分に、リードスイッチ41にて検出される永久磁石40を備える合成樹脂製の被検出用枠体40A(図16参照)が、内方側壁部47A(後壁部23)に接近する側への移動を大径部38aにて受止支持される状態で外嵌装着されている。
また、コイルスプリング39aが、外方側壁部46Aと被検出用枠体40Aとの間に配設されている。本実施形態では、コイルスプリング39aが、検出体38を外套する状態で設けられている。
図17及び図23に示すように、外方側挿通孔48の孔縁部に、バーリング加工により、内方側壁部47Aの存在側に突出する外方側筒部48aが設けられ、コイルスプリング39aの外方側壁部46Aの存在側の端部が、外方側筒部48aに外嵌されている。
図17及び図24に示すように、内方側挿通孔49の孔縁部に、バーリング加工により、外方側壁部46Aの存在側に突出する内方側筒部49aが設けられ、受止部50が、内方側筒部49aの先端にて形成されている。
図16に示すように、センサ支持枠体SFが、外方側壁部46A及び後壁部23に連結する連結壁部46Bを備える本体枠部46と、内方側壁部47A及び本体枠部46に接続する接続壁部47Bを備える補助枠部47とを備える形態に構成されている。
連結壁部46Bは、外方側壁部46Aの上端から後壁部23の存在側に延びる上側連結壁部46uと外方側壁部46Aの下端から後壁部23の存在側に延びる下側連結壁部46sとからなる。連結壁部46Bを後壁部23に連結する構成の詳細は、後述する。
接続壁部47Bは、内方側壁部47Aの上端から外方側壁部46Aの存在側に延びる上側接続壁部47uと内方側壁部47Aの下端から外方側壁部46Aの存在側に延びる下側接続壁部47sとからなり、上側接続壁部47u及び下側接続壁部47sの先端縁の夫々には、左右一対の折曲げ用の舌片Zaが形成されている。
そして、それらの舌片Zaを、外方側壁部46Aの係入孔Zbに係入させた状態で折り曲げることにより、上側接続壁部47u及び下側接続壁部47sを外方側壁部46Aに接続できるように構成されている(図17参照)。
検出体38が、外方側挿通孔48及び内方側挿通孔49に対して、長手方向に沿う軸心回りで回転自在に挿通され、被検出用枠体40Aが、検出体38に対して相対回転自在に外嵌されている。
そして、図17に示すように、被検出用枠体40Aと補助枠部47との間に、被検出用枠体40Aの検出体38の長手方向に沿う移動を許容し且つ検出体38の長手方向に沿う軸心回りでの回転を阻止する回転阻止部51が設けられている。
回転阻止部51は、図16及び図17に示すように、被検出用枠体40Aの下面に下方に突出する状態で形成した被係止突起51aと、下側接続壁部47sに検出体38の軸心方向に沿って形成したスリットの係止孔51bとからなり、被係止突起51aを係止孔51bに係合させる形態に構成されている。
ちなみに、容器検出部Sを組み付ける際には、次の手順にて行うことができる。
被検出用枠体40Aが外嵌装着されかつコイルスプリング39aが外套する状態で装着された検出体38を、補助枠部47における内方側壁部47Aの内方側挿通孔49に挿通させた状態で、且つ、被係止突起51aを係止孔51bに係合させた状態で、補助枠部47に装着する。
次に、被検出用枠体40A及びコイルスプリング39aが装着された検出体38を支持する補助枠部47を、外方側壁部46Aに向けて接近移動させて、コイルスプリング39aを外方側壁部46Aとの接当により圧縮変形させながら、検出体38を外方側壁部46Aの外方側挿通孔48に挿通させるようにし、その際に、上側接続壁部47u及び下側接続壁部47sの先端の折曲げ用の舌片Zaを、外方側壁部46Aの係入孔Zbに係入させるようにする。
その後、係入孔Zbに係入されている舌片Zaを折り曲げて、接続壁部47Bを本体枠部46に接続することにより、検出体38、被検出用枠体40A、及び、コイルスプリング39aをセンサ支持枠SFに組付けることができる。
このように、被検出用枠体40A及びコイルスプリング39aが装着された検出体38を補助枠部47にて支持しながら、外方側壁部46Aの外方側挿通孔48に検出体38を挿通させて、補助枠部47の接続壁部47Bを本体枠部46に接続することにより、検出体38、被検出用枠体40A、及び、コイルスプリング39aをセンサ支持枠SFに一挙に組付けることができるものであるから、調理容器Kの存否を検出する容器検出部Sの組付作業を良好に行うことができる。
(容器検出部の装着構成)
左右の2つの容器検出部Sは、グリル庫7の後壁部23の壁部分23Aに、当該壁部分23Aを貫通してグリル庫7の内部に突出する検出体38及び当該検出体38を支持するセンサ支持枠SFを備えるものであって、以下、センサ支持枠SFの本体枠部46を壁部分23Aの外面側に位置させる形態で容器検出部Sを装着する構成について説明する。
尚、2つの容器検出部Sの装着構成は同様であるので、高位側の容器検出部Saを代表にして、容器検出部Sを装着する構成について説明する。
図15及び図16に示すように、センサ支持枠SFの本体枠部46における上側連結壁部46uの先端部に、上側被係合部58aが形成され、本体枠部46における下側連結壁部46sの先端部に、下側被係合部58bが形成されている。
上側被係合部58aが、本体枠部46における上側板部分の先端の中央部に、下向きに突出するフック状に形成され、下側被係合部58bが、本体枠部46における下側板部分の先端の両横端部に、下向きに突出する板状に形成されている。
図25及び図26に示すように、後壁部23における壁部分23Aに、上側被係合部58aと下側被係合部58bとに対してグリル庫前後方向の移動及び下方側への移動を阻止した状態に各別に係合する上側係合部59aと下側係合部59bとが、センサ支持枠SFの下方側への移動により係合する形態で設けられている。
上側係合部59aは、図26に示すように、壁部分23Aにおける主板状部53Aの形成箇所に、フック状の上側被係合部58aが係合する係合孔60及び上側被係合部58aを載置する載置部60aを備える状態に形成されている。
載置部60aが、上側被係合部58aを形成する板部分の板厚に相当する高さを、主板状部53Aよりも下方側に下げた状態に形成されている。
したがって、上側被係合部58aを上側係合部59aに係合させた状態においては、本体枠部46の上側連結壁部46uと連結用板状部53とが略同高さとなるように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、本体枠部46の上側連結壁部46uが連結用板状部53よりも若干低くなるように構成されている。
下側係合部59bは、図17及び図26に示すように、板状の下側被係合部58bが係合する左右の係合片61を、壁部分23Aの一部を切り起こす形態で形成されている。
上側被係合部58aを上側係合部59aに係合させかつ下側被係合部58bを下側係合部59bに係合させた状態において、図27に示すように、センサ支持枠SFの本体枠部46における上側連結壁部46uが、後壁部23における壁部分23Aの上端部に形成した連結用板状部53の横側に並ぶ状態に位置する板状の被受止部Caとして機能するように構成されている。
そして、排気通路形成部Dの下側形成部分Dsの板状被連結部d3が、浮き上がりを阻止する状態にセンサ支持枠SFの被受止部Caを受止める受止部Cbとして機能するように構成されている。
つまり、センサ支持枠SFの本体枠部46における上側被係合部58aを上側係合部59aに係合させ、且つ、下側被係合部58bを下側係合部59bに係合させた状態において、排気通路形成部Dの下側形成部分Dsを後壁部23に連結することにより、本体枠部46における上側連結壁部46uが下側形成部分Dsの板状被連結部d3にて浮き上がりを阻止する状態に受止支持されることによって、センサ支持枠SFが後壁部23に組付けられるように構成されている。
ちなみに、上側被係合部58aを上側係合部59aに係合させた状態においては、上側被係合部58aの下向き先端部が受止られることにより、上側被係合部58aの横移動を規制する状態に係合され、下側被係合部58bを下側係合部59bに係合させた状態においては、左右の下側被係合部58bの間に下向きに突出する部分(図15参照)が左右の係合片61に受止られることにより、下側被係合部58bの横移動を規制する状態に係合される。
また、図26に示すように、後壁部23の壁部分23Aにおける検出体38の挿通箇所には、検出体38を壁部分23Aに貫通させた状態で、上側被係合部58aと下側被係合部58bとを上側係合部59aと下側係合部59bとに係合させるために、センサ支持枠SFを下降させることを許容すべく、上下方向に沿う長孔状の検出体挿通孔62が形成されている。
そして、図17〜図20に示すように、壁部分23Aにおけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で検出体38の挿通箇所の周囲を覆う閉塞板63が設けられている。
壁部分23Aには、図18及び図26に示すように、閉塞板63の上部側部分を係止支持する係止突起64が形成され、また、図25に示すように、閉塞板63の下部側部分を固定する螺合式の頭付締付具としての閉塞板固定用ボルト65が貫通するボルト挿通孔66が形成されている。
尚、係止突起64は、壁部分23Aの一部を切り起こす形態で形成されている。
閉塞板63には、図28に示すように、壁部分23Aの係止突起64に係止する係止孔63a、及び、閉塞板固定用ボルト65が貫通する挿通孔63bが形成されている。
さらに、図26及び図28に示すように、閉塞板63には、検出体38を外套する筒状体63Aがグリル庫内に突出する状態で設けられている。
また、図18に示すように、後壁部23の壁部分23Aに、閉塞板固定用ボルト65が貫通するボルト挿通孔66が形成され、センサ支持枠SFの本体枠部46における下方側板部分の先端部には、閉塞板固定用ボルト65が螺合する螺合孔67が形成されている。
したがって、図18及び図20に示すように、閉塞板63を後壁部23の壁部分23Aにおけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で係止突起64に係止し、閉塞板固定用ボルト65を閉塞板63及び壁部分23Aを貫通してセンサ支持枠SFに螺合される形態に装着することにより、閉塞板63とセンサ支持枠SFとの間に後壁部23の壁部分23Aを挟持する状態に固定して、閉塞板63の固定に合わせて、センサ支持枠SFを固定するように構成されている。
〔別実施形態〕
次に、本発明の別実施形態を説明するが、上記実施形態と同様な部分についての説明を省略して、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
この実施形態においては、図28及び図29に示すように、容器検出部Sとして、平坦式プレートパンKhの周壁部、波型式プレートパンKnの周壁部、及び、調理鍋Ktの周壁部に備えさせた被検出体Jkを検出する高さに位置させた共通容器検出部Skが、後壁部23に設けられている。
すなわち、後壁部23における左右の壁部分23Aのうち一方側、本実施形態では左方側の壁部分23Aに、共通容器検出部Skが装備されている。
共通容器検出部Skは、上記実施形態における容器検出部Sに相当するものであって、左右の2つの容器検出部Sa、Sbの構成と同様である。
このように、グリル庫7の後部に、共通容器検出部Skを装着した場合には、共通容器検出部Skが調理容器Kを検出しない非存在検出状態では、運転制御部Wにより、点火指令が指令されても、グリルバーナAの点火処理を実行せずに、警報ブザー等の警報装置42を作動させる警報処理を実行させることができ、そして、共通容器検出部Skが調理容器Kを検出する存在検出状態では、運転制御部Wにより、点火指令が指令されると、グリルバーナAを点火させて、加熱調理を行わせることができる。
〔その他の別実施形態〕
次に、その他の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態及び別実施形態においては、調理容器Kとして、開放式調理容器の一例としての平坦式プレートパンKhや波型式プレートパンKn、及び、蓋装着式調理容器の一例としての調理鍋Ktを例示したが、調理容器Kとしては、平面視での大きさが異なる開放式調理容器や、深さが異なる蓋装着式調理容器等、各種のものを使用できる。
(2)上記実施形態及び別実施形態においては、検出部としてのリードスイッチ41を設け、被検出部としての永久磁石40を設ける形態を例示したが、検出部としてのリミットスイッチを設けて、被検出用枠体40Aに、リミットスイッチを押圧操作する操作部を、被検出部として備えさせるようにする等、検出部及び被検出部の具体構成は各種変更できる。
(3)上記実施形態及び別実施形態では、コイルスプリング39aが検出体38を外套する状態で設けられる場合を例示したが、コイルスプリング39aを検出体38と並列状態で設けるようにする等、コイルスプリング39aの配設構成は各種変更できる。
(4)上記実施形態及び別実施形態では、接当体45を合成樹脂にて形成する場合を例示したが、アルミニウム等の柔軟な金属材料にて形成してもよい。
また、上記実施形態及び別実施形態では、接当体45を筒体38Aの先端に内嵌させる場合を例示したが、接当体45を有底筒状に形成して、筒体38Aの先端に外嵌させるようにしてもよい。
(5)上記実施形態及び別実施形態では、補助枠部47の接続壁部47Bを、本体枠部46の外方側壁部46Aに接続させる場合を例示したが、例えば、接続壁部47Bを、本体枠部46の連結壁部46Bに接続させるようにする等、接続壁部47Bを本体枠部46に接続する具体構成は各種変更できる。
(6)上記実施形態及び別実施形態では、本体枠部46を後壁部23に連結するにあたり、センサ支持枠SFの本体枠部46における上側被係合部58aを上側係合部59aに係合させ、且つ、下側被係合部58bを下側係合部59bに係合させた状態に連結し、その状態において、排気通路形成部Dの下側形成部分Dsの板状被連結部d3にて本体枠部46の浮き上がりを阻止する状態に受止支持するようにして、センサ支持枠SFが後壁部23に組付けられる場合を例示したが、本体枠部46の連結壁部46Bと後壁部23とを固定ボルトにて固定する形態で連結する等、本体枠部46の連結壁部46Bと後壁部23とを連結する構成は各種変更できる。
(7)上記実施形態及び別実施形態では、グリルGが、ガスコンロに装備される場合を例示したが、本発明のグリルGは、グリル専用機を構成する場合にも適用できる。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
7 グリル庫
7F 前部開口
23 後壁部
38 検出体
38A 筒体
38a 大径部
39 弾性付勢体
39A コイルスプリング
40 被検出部
40A 被検出用枠体
41 検出部
46 本体枠部
46A外方側壁部
46B 連結壁部
47 補助枠部
47A 内方側壁部
47B 接続壁部
48 外方側挿通孔
49a 内方側筒部
50 受止部
51 回転阻止部
63 閉塞板
63A 筒状体
K 調理容器
L 調理容器支持部
S センサ部
SF センサ支持枠

Claims (8)

  1. グリル庫の前部開口を通して当該グリル庫に出退自在に設けられ且つ調理容器を装着自在な調理容器支持部と、
    前記グリル庫の後部に設けられて前記調理容器の存否を検出するセンサ部と、が備えられ、
    前記センサ部が、前記グリル庫の内部に向けて突出する状態に弾性付勢体にて弾性付勢されかつ前記調理容器支持部が前記グリル庫に収納された状態において前記調理容器の後部に接当して後退移動する検出体、及び、前記検出体の後退移動を検出する検出部を備えるように構成されたグリルであって、
    前記グリル庫の後壁部の外面にセンサ支持枠が装着され、
    前記検出体が、前記グリル庫の内外方向に移動自在にかつ前記後壁部を貫通して前記グリル庫の内部に突出する状態に前記センサ支持枠に支持された金属製で円筒状の筒体にて形成され、
    前記筒体の先端に、当該筒体よりも柔軟な接当体が、当該筒体よりもグリル庫内方側に突出しかつ当該筒体の先端開口を閉塞する形態で装着され、
    前記弾性付勢体が、前記検出体における前記グリル庫の外方側部分に作用する状態で設けられ、
    前記検出部が、前記検出体における前記グリル庫の外方側部分に装着した被検出部に対して検出作用する形態で設けられているグリル。
  2. 前記接当体が、前記筒体の先端よりも先端側に突出する突出部、前記筒体の先端部に内嵌される内嵌部、及び、前記筒体の先端縁に受止支持される被支持部を備えるように形成され、
    前記内嵌部の周部に、周方向に沿う環状の凹部が形成され、
    前記筒体に、前記凹部に係合する凸部が、当該筒体の壁部を径方向内方側に突出させる状態で形成されている請求項1に記載のグリル。
  3. 前記接当体が、合成樹脂にて構成されている請求項1又は2に記載のグリル。
  4. 前記検出体が、長手方向の途中箇所に大径部を備える形態に形成され、
    前記センサ支持枠が、前記後壁部に対する遠近方向に間隔を隔てる外方側壁部及び内方側壁部を備え、
    前記外方側壁部に、前記検出体を挿通する外方側挿通孔が設けられ、
    前記内方側壁部に、前記検出体を挿通する内方側挿通孔及び前記大径部の前記後壁部に接近する側への移動を受止める受止部が設けられ、
    前記検出部が、前記センサ支持枠に装着され、
    前記検出体における前記大径部よりも前記外方側壁部の存在側に位置する部分に、前記被検出部を備える被検出用枠体が、前記後壁部に接近する側への移動を前記大径部にて受止支持される状態で外嵌装着され、
    前記弾性付勢体としてのコイルスプリングが、前記外方側壁部と前記被検出用枠体との間に配設されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリル。
  5. 前記センサ支持枠が、前記外方側壁部及び前記後壁部に連結する連結壁部を備える本体枠部と、前記内方側壁部及び前記本体枠部に接続する接続壁部を備える補助枠部とを備える形態に構成され、
    前記コイルスプリングが、前記検出体を外套する状態で設けられている請求項4に記載のグリル。
  6. 前記検出体が、前記内方側挿通孔及び前記外方側挿通孔に対して、長手方向に沿う軸心回りで回転自在に挿通され、
    前記被検出用枠体が、前記検出体に対して相対回転自在に外嵌され、
    前記被検出用枠体と前記補助枠部との間に、前記被検出用枠体の前記検出体の長手方向に沿う移動を許容し且つ前記検出体の長手方向に沿う軸心回りでの回転を阻止する回転阻止部が設けられている請求項5に記載のグリル。
  7. 前記大径部が、前記筒体の周壁部を環状に膨出させた状態に形成されている請求項4〜6のいずれか1項に記載のグリル。
  8. 前記後壁部におけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で前記検出体の挿通箇所の周囲を覆う閉塞板が備えられ、
    前記閉塞板に、前記検出体を外套する筒状体がグリル庫内方側に突出する状態で設けられている請求項1〜7のいずれか1項に記載のグリル。
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