JP2020016945A - ドキュメント作成支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 文書の品質又は機密を保持するのに好適なドキュメント作成支援システムを提供する。【解決手段】 マニュアル作成支援サーバは、パーツ管理テーブルからパーツを選択し、選択したパーツに関する記述をマップ情報に組み込む。これにより、複数のマニュアルでパーツを流用できる。また、パーツ管理テーブルのパーツを更新すると、更新対象となるパーツを使用している複数のマニュアルにおいて、更新対象となるパーツに対し更新内容が共通に反映される。また、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、複数のマニュアルで共用されるパーツ又は要素に対するアクセス(作成、閲覧、編集又は管理)を制御する。【選択図】 図4

Description

本発明は、ドキュメントの作成を支援するシステムに係り、特に、文書の品質又は機密を保持するのに好適なドキュメント作成支援システムに関する。
従来、文書を作成する技術としては、例えば、特許文献1記載の技術が知られている。
特許文献1記載の技術は、文書の構造を文書全体の骨組み構造体と、その骨組み構造体に埋め込むための文章要素片から構成し、文書作成にあたっては、要求仕様に従ってあらかじめ用意された多種多数の文章要素片から選択して、骨組み構造体に埋め込んで行くことを繰り返すことにより文書が作成する文書作成装置である(同文献〔0013〕〜〔0031〕及び図1〜21)。
特開2001−331481号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、複数の文書に同一の文章要素片を埋め込む場合、一の文書に埋め込まれた文章要素片を編集すると、他の文書に埋め込まれた文章要素片も変更されてしまう。文章要素片の編集を自由に行い得ると、文書の内容が保証されず文書の品質を保持することが難しいという問題があった。また、機密に係る文章要素片を文書に埋め込む場合、文書の閲覧を自由に行い得ると、文書の機密を保持することが難しいという問題もあった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、文書の品質又は機密を保持するのに好適なドキュメント作成支援システムを提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のドキュメント作成支援システムは、1又は複数の要素からなるパーツを記憶するパーツ記憶手段と、ドキュメントごとに、前記パーツの配列順序又は階層関係を規定したマップ情報を記憶するマップ情報記憶手段と、前記パーツ記憶手段のパーツ及び前記マップ情報記憶手段のマップ情報に基づいて、前記パーツを構造化した構造化データを生成する構造化データ生成手段と、前記パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、前記構造化データ生成手段で生成した構造化データ及び前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいて前記ドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、アクセス制御情報を記憶するアクセス制御情報記憶手段と、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、複数の前記ドキュメントで共用される前記パーツ又は前記要素に対するアクセスを制御するアクセス制御手段とを備える。
このような構成であれば、構造化データ生成手段により、パーツ記憶手段のパーツ及びマップ情報記憶手段のマップ情報に基づいて構造化データが生成され、ドキュメント生成手段により、生成された構造化データ及びテンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいてドキュメントが生成される。
また、複数のドキュメントで共用されるパーツ又は要素に対するアクセスは、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて制御される。例えば、2つのドキュメントでパーツ又は要素が共用される場合、一方のドキュメントで利用される同パーツ又は同要素に対するアクセス制御は、他方のドキュメントで利用される同パーツ又は同要素に対しても同様に行われる。
ここで、要素としては、例えば、文字、数字、符合、記号、用語その他のテキスト、画像(静止画像及び動画像を含む。)、数式、表、図形、グラフ、脚注、柱、ノンブル、タイトル、本文又は音声が含まれる。
また、パーツ記憶手段は、パーツをあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、パーツを予め記憶してあるものであってもよいし、パーツを予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってパーツを記憶するようになっていてもよい。以下、記憶手段に情報を記憶することについては同様である。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。
〔発明2〕 さらに、発明2のドキュメント作成支援システムは、発明1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記アクセス制御情報は、前記パーツごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記パーツごとに、当該パーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、パーツごとに、そのパーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
ここで、出力には、少なくとも表示、印刷、音声出力、データ書き出し及び送信が含まれる。以下、出力の概念については同じである。
〔発明3〕 さらに、発明3のドキュメント作成支援システムは、発明1及び2のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記アクセス制御情報は、前記要素ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記要素ごとに、当該要素又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、要素ごとに、その要素又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
〔発明4〕 さらに、発明4のドキュメント作成支援システムは、発明3のドキュメント作成支援システムにおいて、前記パーツは、用語からなる前記要素を含み、前記アクセス制御情報は、前記用語ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記用語ごとに、当該用語又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、用語ごとに、その用語又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
〔発明5〕 さらに、発明5のドキュメント作成支援システムは、発明1乃至4のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記パーツには、当該パーツの属性に関する属性情報が対応づけられ、前記アクセス制御情報は、前記属性ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記属性ごとに、当該属性を有するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、パーツの属性ごとに、その属性を有するパーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
〔発明6〕 さらに、発明6のドキュメント作成支援システムは、発明1乃至5のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記アクセス制御情報は、前記ドキュメントごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記ドキュメントごとに、当該ドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、ドキュメントごとに、そのドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
〔発明7〕 さらに、発明7のドキュメント作成支援システムは、発明6のドキュメント作成支援システムにおいて、前記アクセス制御手段は、複数の前記ドキュメントで前記パーツが共用される場合、当該複数のドキュメントのすべてに対して出力、更新又は作成を含むアクセスの許可が設定されることを条件に、当該パーツに対する当該アクセスを許可する。
このような構成であれば、複数のドキュメントでパーツが共用される場合、アクセス制御手段により、その複数のドキュメントのすべてに対してアクセスの許可が設定されることを条件に、そのパーツに対するそのアクセスが許可される。
〔発明8〕 さらに、発明8のドキュメント作成支援システムは、発明1乃至7のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記ドキュメントには、当該ドキュメントのカテゴリに関するカテゴリ情報が対応づけられ、前記アクセス制御情報は、前記カテゴリごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記カテゴリごとに、当該カテゴリに属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、ドキュメントのカテゴリごとに、そのカテゴリに属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
〔発明9〕 さらに、発明9のドキュメント作成支援システムは、発明1乃至8のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記ドキュメントには、当該ドキュメントを利用する企業に関する企業情報が対応づけられ、前記アクセス制御情報は、前記企業ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記企業ごとに、当該企業に属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、ドキュメントを利用する企業ごとに、その企業に属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
〔発明10〕 さらに、発明10のドキュメント作成支援システムは、発明1乃至9のいずれか1のドキュメント作成支援システムにおいて、前記アクセス制御情報は、ユーザ又は前記ユーザが属するグループごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス権限を含み、前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記ユーザ又は前記グループごとに、前記パーツ又は前記要素の出力、更新又は作成の可否を制御する。
このような構成であれば、アクセス制御手段により、アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、ユーザ又はグループごとに、パーツの出力、更新又は作成の可否が制御される。
以上説明したように、発明1のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいてパーツ又は要素に対するアクセスが制御されるので、パーツが自由に編集等し得ず、従来に比して、ドキュメントの品質又は機密を保持することができる。
さらに、発明2のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、パーツごとに、そのパーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、パーツごとにアクセスを管理することができる。
さらに、発明3のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、要素ごとに、その要素又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、要素ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、発明4のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、用語ごとに、その用語又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、用語ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、発明5のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、パーツの属性ごとに、その属性を有するパーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、属性ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、発明6のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、ドキュメントごとに、そのドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、ドキュメントごとにアクセスを管理することができる。
さらに、発明7のドキュメント作成支援システムによれば、複数のドキュメントのすべてに対してアクセスの許可が設定されることを条件に、これらで共用されるパーツに対するそのアクセスが許可されるので、複数のドキュメントで共用されるパーツが意図せず編集される可能性を低減することができる。
さらに、発明8のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、ドキュメントのカテゴリごとに、そのカテゴリに属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、カテゴリごとにアクセスを管理することができる。
さらに、発明9のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、ドキュメントを利用する企業ごとに、その企業に属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、企業ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、発明10のドキュメント作成支援システムによれば、アクセス制御情報に基づいて、ユーザ又はグループごとに、パーツの出力、更新又は作成の可否が制御されるので、ユーザ又はグループごとにアクセスを管理することができる。
本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 マニュアル作成支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。 マニュアル、マップ情報及びパーツの関係を示す図である。 アクセス権限及びアクセス設定の概要を示す図である。 ロール及びアクセス権限の概要を示す図である。 企業情報管理テーブル400及びカテゴリ情報管理テーブル410のデータ構造を示す図である。 マニュアル管理テーブル420、マップ情報管理テーブル430及びパーツ管理テーブル440のデータ構造を示す図である。 用語管理テーブル450、業界用語管理テーブル460、画像管理テーブル470及び数式管理テーブル480のデータ構造を示す図である。 マニュアルの作成要領を説明するための図である。 マニュアル作成処理を示すフローチャートである。 パーツを追加する操作を示す画面である。 パーツの内容を変更する操作を示す画面である。 パーツを削除する操作を示す画面である。 マニュアルをロックする場合を説明するための図である。 パーツ単位で閲覧を制御する場合を説明するための図である。 セクション単位で閲覧を制御する場合を説明するための図である。 用語単位で出力を制御する場合を説明するための図である。 パーツ単位で編集を制御する場合を説明するための図である。 マニュアル単位で編集を制御する場合を説明するための図である。 属性値を使ってパーツを検索する場合を説明するための図である。 マニュアル生成処理を示すフローチャートである。 レイアウトテンプレートにより様々なレイアウトを実現することを説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図22は、本実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、マニュアルの作成を支援するマニュアル作成支援サーバ100と、企業ごとに設置されたユーザ端末200とが接続されている。
次に、マニュアル作成支援サーバ100の構成を説明する。
図2は、マニュアル作成支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。
マニュアル作成支援サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図3は、マニュアル、マップ情報及びパーツの関係を示す図である。
マニュアル作成支援サーバ100において、マニュアルは、用語、文章、画像、数式その他の要素をパーツ単位で作成することができる。このため、マニュアルは、図3に示すように、1又は複数のパーツと、パーツの配列順序又は階層関係を規定したマップ情報とを有して構成されている。図3の例では、「製品A」のマニュアルは、パーツ1、2、4、5からなり、これらパーツの配列順序又は階層関係がマップ情報で規定されている。また、「製品B」のマニュアルは、パーツ5、6、8、9からなり、これらパーツの配列順序又は階層関係がマップ情報で規定されている。ここで、パーツ5は、「製品A」のマニュアル及び「製品B」のマニュアルで共用されている。
図4は、アクセス権限及びアクセス設定の概要を示す図である。
パーツ等に対するアクセスを制御するため、図4に示すように、アクセス権限及びアクセス許可を設定することができる。
まず、アクセス権限の概要を説明する。
図5は、ロール及びアクセス権限の概要を示す図である。
アクセス権限は、ロールごと、ユーザごと、及びユーザが属するグループごとに設定することができる。ロールは、図5(a)に示すように、パーツ等に対するアクセス権限を規定するものである。
図5(a)の例では、「マニュアル参照」「マニュアル作成」「マニュアル編集」「マニュアルコピー」「マニュアルパーツ構成機能」「マニュアル削除」「マニュアルロック・解除」「自動組版」「HTML出力」「XML出力」「画像ライブラリ登録・変更・削除」「数式ライブラリ登録・変更・削除」「パーツ参照」「パーツ作成」「パーツコピー」「パーツ編集」「パーツ削除」「マスタ登録・変更・削除」「マニュアル申請」「マニュアル承認」「マニュアル申請取消」「承認経路登録」「承認経路変更」「承認経路削除」「承認取消」「承認チェック項目登録・変更・削除」「作業履歴参照」「レポート機能」「権限変更」「ログイン画面等で参照されるもの」がアクセスとして規定されている。ここで、「マニュアル参照」は、マニュアルを閲覧するアクセスである。「マニュアル作成」は、マニュアルを作成するアクセスである。「マニュアル編集」は、マニュアルを編集するアクセスである。「マニュアルコピー」は、マニュアルをコピーするアクセスである。「マニュアルパーツ構成機能」は、マニュアルパーツ構成機能を利用するアクセスである。「マニュアル削除」は、マニュアルを削除するアクセスである。「マニュアルロック・解除」は、マニュアルをロック(閲覧のみ許可)及びロック解除するアクセスである。「自動組版」は、マニュアルの自動組版を実行するアクセスである。「HTML出力」は、マニュアルをHTMLファイルに出力するアクセスである。「XML出力」は、マニュアルをXMLファイルに出力するアクセスである。「画像ライブラリ登録・変更・削除」は、画像ライブラリに画像を登録し、画像ライブラリの画像を変更又は削除するアクセスである。「数式ライブラリ登録・変更・削除」は、数式ライブラリに数式を登録し、数式ライブラリの数式を変更又は削除するアクセスである。「パーツ参照」は、パーツを閲覧するアクセスである。「パーツ作成」は、パーツを作成するアクセスである。「パーツコピー」は、パーツをコピーするアクセスである。「パーツ編集」は、パーツを編集するアクセスである。「パーツ削除」は、パーツを削除するアクセスである。「マスタ登録・変更・削除」は、マスタにレコードを登録し、マスタのレコードを変更及び削除するアクセスである。「マニュアル申請」は、マニュアルを申請するアクセスである。「マニュアル承認」は、申請のあったマニュアルを承認するアクセスである。「マニュアル申請取消」は、マニュアルの申請を取り消すアクセスである。「承認経路登録」は、どのユーザの承認を経るかの経路を示す承認経路を登録するアクセスである。「承認経路変更」は、承認経路を変更するアクセスである。「承認経路削除」は、承認経路を削除するアクセスである。「承認取消」は、マニュアルの承認を取り消すアクセスである。「承認チェック項目登録・変更・削除」は、承認チェック項目を登録、変更及び削除するアクセスである。「作業履歴参照」は、作業履歴を閲覧するアクセスである。「レポート機能」は、レポート機能を利用するアクセスである。「権限変更」は、アクセス権限を変更するアクセスである。
また、ロールとしては、「ゲスト」「閲覧者」「編集者」「申請者」「管理者」「承認者」が規定されている。このうち例えばロール「編集者」には、「マニュアル参照」「マニュアル作成」「マニュアル編集」「自動組版」「HTML出力」「XML出力」「画像ライブラリ登録・変更・削除」「数式ライブラリ登録・変更・削除」「パーツ参照」「パーツ作成」「パーツコピー」「パーツ編集」「パーツ削除」が割り当てられている。したがって、ロール「編集者」は、これらのアクセスが可能な権限が規定されている。
そして、ユーザ又はグループに対しては、1又は複数のロールの割り当てることによりアクセス権限を設定することができる。図5(b)の例では、ユーザBにはロール「ゲスト」「編集者」「申請者」「管理者」が割り当てられている。これは、ユーザBは、ロール「ゲスト」「編集者」「申請者」「管理者」で規定されたすべての権限のアクセスが可能であることを意味する。
また、ユーザ又はグループには、アクセス対象を設定することができる。図5(c)の例では、グループYにはマニュアル2、3が割り当てられている。これは、グループYに属するユーザは、マニュアル2、3が編集可能であることを意味する。
次に、アクセス許可の概要を説明する。
マニュアルは、図4に示すように、企業ごと及びカテゴリごとに管理される。画像ライブラリには、複数の画像が登録されている。数式ライブラリには、複数の数式が登録されている。用語ライブラリには、複数の用語が登録されている。業界用語ライブラリには、複数の業界用語が登録されている。パーツライブラリには、1又は複数の要素(用語、文章、画像、数式その他の要素)からなるパーツが複数登録されている。パーツには属性を設定することができ、属性ライブラリには、複数の属性が登録されている。
アクセス許可は、アクセス対象ごとに設定することができる。アクセス対象としては、企業、カテゴリ、マニュアル、パーツ、パーツの属性、要素である。
アクセス対象が企業の場合は、企業ごとに、作成、閲覧、編集又は管理の可否を設定する。例えば、ロールAが企業Uのマニュアルを編集可能とする場合は、企業Uの編集許可リストにロールAを登録する。逆に、編集許可リストに登録されていないロールは企業Uのマニュアルを編集できない。
アクセス対象がカテゴリの場合は、企業ごと及びカテゴリごとに、作成、閲覧、編集又は管理の可否を設定する。例えば、ロールAが企業UのカテゴリVのマニュアルを編集可能とする場合は、企業U及びカテゴリVの編集許可リストにロールAを登録する。
アクセス対象がマニュアルの場合は、マニュアルごとに、作成、閲覧、編集又は管理の可否を設定する。例えば、グループBに属するユーザがマニュアルWを編集可能とする場合は、マニュアルWの編集許可リストにグループBを登録する。逆に、編集許可リストに登録されていないグループにのみ属するユーザはマニュアルWを編集できない。
アクセス対象がパーツの場合は、パーツごとに、作成、閲覧、編集又は管理の可否を設定する。例えば、グループBに属するユーザがパーツXを編集可能とする場合は、パーツXの編集許可リストにグループBを登録する。
アクセス対象がパーツの属性の場合は、パーツの属性Yごとに、作成、閲覧、編集又は管理の可否を設定する。例えば、グループBに属するユーザが属性Yのパーツを編集可能とする場合は、属性Yの編集許可リストにグループBを登録する。
アクセス対象が要素の場合は、要素ごとに、作成、閲覧、編集又は管理の可否を設定する。例えば、グループBに属するユーザが要素Zを編集可能とする場合は、要素Zの編集許可リストにグループBを登録する。
図6は、企業情報管理テーブル400及びカテゴリ情報管理テーブル410のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図6に示すように、企業情報を管理する企業情報管理テーブル400と、カテゴリ情報を管理するカテゴリ情報管理テーブル410とを記憶している。
企業情報管理テーブル400には、図6(a)に示すように、企業ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、企業IDその他の情報からなる本体情報と、変数名その他の情報からなるメタ情報と、対象の企業に属するマニュアルへのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象の企業に属するマニュアルの作成を許可するロールを登録する作成許可リストと、対象の企業に属するマニュアルの閲覧を許可するロールを登録する閲覧許可リストと、対象の企業に属するマニュアルの編集を許可するロールを登録する編集許可リストと、対象の企業に属するマニュアルの管理を許可するロールを登録する管理許可リストとからなる。
なお、Noとは、システム実装のための内部番号である。一方、IDは外部仕様としてデータに含まれる。Noは常に数値であるが、IDは数字以外の文字を含まれる。また、Noはシステム内で常にユニークであるが、異なる言語Noで同じIDはある。
カテゴリ情報管理テーブル410には、図6(b)に示すように、企業ごと及びカテゴリごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、カテゴリIDその他の情報からなる本体情報と、変数名その他の情報からなるメタ情報と、対象の企業及びカテゴリに属するマニュアルへのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象の企業及びカテゴリに属するマニュアルの作成を許可するロールを登録する作成許可リストと、対象の企業及びカテゴリに属するマニュアルの閲覧を許可するロールを登録する閲覧許可リストと、対象の企業及びカテゴリに属するマニュアルの編集を許可するロールを登録する編集許可リストと、対象の企業及びカテゴリに属するマニュアルの管理を許可するロールを登録する管理許可リストとからなる。
図7は、マニュアル管理テーブル420、マップ情報管理テーブル430及びパーツ管理テーブル440のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、さらに、図7に示すように、マニュアルを管理するマニュアル管理テーブル420と、マップ情報を管理するマップ情報管理テーブル430と、パーツライブラリのパーツを管理するパーツ管理テーブル440とを記憶している。
マニュアル管理テーブル420には、図7(a)に示すように、マニュアルごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、言語No、マニュアルID、マップIDその他の情報からなる本体情報と、言語区分、属性値、変数値その他の情報からなるメタ情報と、変換が許可されるメディアのリストと、対象のマニュアルへのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象のマニュアルの作成を許可するグループを登録する作成許可リストと、対象のマニュアルの閲覧を許可するグループを登録する閲覧許可リストと、対象のマニュアルの編集を許可するグループを登録する編集許可リストと、対象のマニュアルの管理を許可するグループを登録する管理許可リストとからなる。
マップ情報管理テーブル430には、図7(b)に示すように、マニュアルごとに1つのレコードが登録されている。各レコードには、マップID、1又は複数のノードID、1又は複数のパーツIDその他の情報からなる本体情報が登録されている。
パーツ管理テーブル440には、図7(c)に示すように、パーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、言語No、パーツID、XMLデータ、パーツの種別、パーツの属性その他の情報からなる本体情報と、変数名、見做し属性値その他の情報からなるメタ情報と、変換が許可されるメディアのリストと、このパーツを含むセクション、さらにそのセクションを含む上位階層セクション及びマニュアルの出力制御情報と、対象のパーツへのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象のパーツの作成を許可するグループを登録する作成許可リストと、対象のパーツの閲覧を許可するグループを登録する閲覧許可リストと、対象のパーツの編集を許可するグループを登録する編集許可リストと、対象のパーツの管理を許可するグループを登録する管理許可リストとからなる。
図8は、用語管理テーブル450、業界用語管理テーブル460、画像管理テーブル470及び数式管理テーブル480のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、さらに、図8に示すように、用語ライブラリの用語を管理する用語管理テーブル450と、業界用語ライブラリの業界用語を管理する業界用語管理テーブル460と、画像ライブラリの画像を管理する画像管理テーブル470と、数式ライブラリの数式を管理する数式管理テーブル480とを記憶している。
用語管理テーブル450には、図8(a)に示すように、用語ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、用語No、言語No、用語ID、正規化された用語(置き換え後のテキスト)、正規化対象の文字列群(置換え対象のテキストのリスト)その他の情報からなる本体情報と、指定されたメディアへの変換時の出力制御情報と、この用語を含むパーツ、そのパーツを含むセクション、更にそのセクションを含む上位階層セクション及びマニュアルの出力制御情報と、対象の用語へのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象の用語の作成を許可するグループを登録する作成許可リストと、対象の用語の閲覧を許可するグループを登録する閲覧許可リストと、対象の用語の編集を許可するグループを登録する編集許可リストと、対象の用語の管理を許可するグループを登録する管理許可リストとからなる。
業界用語管理テーブル460には、図8(b)に示すように、業界用語ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、用語No、用語ID、用語内容その他の情報からなる本体情報と、対象の業界用語へのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象の業界用語の作成を許可するグループを登録する作成許可リストと、対象の業界用語の閲覧を許可するグループを登録する閲覧許可リストと、対象の業界用語の編集を許可するグループを登録する編集許可リストと、対象の業界用語の管理を許可するグループを登録する管理許可リストとからなる。
画像管理テーブル470には、図8(c)に示すように、画像ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、画像No、企業No、言語No、置換文字その他の情報からなる本体情報と、編集画面用データ、PDF用データその他のデータへの参照情報と、指定されたメディアへの変換時の出力制御情報と、対象の画像へのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象の画像の作成を許可するグループを登録する作成許可リストと、対象の画像の閲覧を許可するグループを登録する閲覧許可リストと、対象の画像の編集を許可するグループを登録する編集許可リストと、対象の画像の管理を許可するグループを登録する管理許可リストとからなる。
数式管理テーブル480には、図8(d)に示すように、数式ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、数式No、企業No、言語No、置換文字その他の情報からなる本体情報と、編集画面用データ、PDF用データその他のデータへの参照情報と、指定されたメディアへの変換時の出力制御情報と、対象の数式へのアクセスを許可するアクセス許可情報とが登録されている。アクセス許可情報は、対象の数式の作成を許可するグループを登録する作成許可リストと、対象の数式の閲覧を許可するグループを登録する閲覧許可リストと、対象の数式の編集を許可するグループを登録する編集許可リストと、対象の数式の管理を許可するグループを登録する管理許可リストとからなる。
記憶装置42は、さらに、パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶している。マニュアルの作成では、レイアウトを適用するレイアウトテンプレートを指定する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
初めに、マニュアルを作成する場合の動作を説明する。
図9は、マニュアルの作成要領を説明するための図である。
マニュアルは、図9に示すように、レイアウト領域にパーツを配置して作成する。パーツは、レイアウト領域の上下方向に配置する。最初に、レイアウト領域に1つのパーツを追加する。次のパーツは、既存のパーツの直前又は直後に追加することができる。以降のパーツも同様であり、既存のパーツに対し任意の位置に追加することができる。パーツには、用語、文章、画像、数式その他の要素を記述することができ、他のパーツに対し階層関係を設定することもできる。パーツは、内容を変更することができ、削除することもできる。
図10は、マニュアル作成処理を示すフローチャートである。
CPU30は、MPU(Micro-Processing Unit)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図10のフローチャートに示すマニュアル作成処理を実行する。
マニュアル作成処理は、CPU30において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、新たなパーツを追加するパーツ追加要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ追加要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS102に移行する。
図11は、パーツを追加する操作を示す画面である。
ユーザ端末200では、図11に示す画面において、レイアウト領域の右半分がパーツを配置する領域に、左半分がメニュー等を配置する領域にそれぞれ割り当てられており、新しいパーツを挿入したい箇所にある「パーツ挿入」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ追加要求が送信される。
ステップS102では、レイアウト領域に新たなパーツを追加し、現在作成中のマニュアルに係るマップ情報に新たなパーツに関する記述を組み込み、ステップS104に移行して、追加したパーツに新たな要素が記述されると、追加したパーツをパーツ管理テーブル440に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS100で、パーツ追加要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS106に移行する。
ステップS106では、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツのなかから新たなパーツを追加する登録パーツ追加要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、登録パーツ追加要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS108に移行する。
ステップS108では、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツの一覧をユーザ端末200に提示し、パーツの一覧のなかからパーツが選択されると、ステップS110に移行して、選択されたパーツをレイアウト領域に追加し、現在作成中のマニュアルに係るマップ情報に新たなパーツに関する記述を組み込み、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS106で、登録パーツ追加要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS112に移行する。
ステップS112では、レイアウト領域に配置されているパーツの内容を変更するパーツ変更要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ変更要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS114に移行する。
図12は、パーツの内容を変更する操作を示す画面である。
ユーザ端末200では、図12に示すように、内容を変更したいパーツの右側にある「編集」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ変更要求が送信される。
ステップS114では、変更前のパーツの内容を示す履歴情報を作成し、作成した履歴情報を記憶装置42に格納する。これにより、パーツは、内容を変更した後であっても履歴情報をもとに復元することができる。そして、ステップS116に移行して、更新対象となるパーツに係るマップ情報をマップ情報管理テーブル430のなかから検索し、索出したマップ情報に基づいて、更新対象となるパーツが使用されている対象マニュアルの一覧をユーザ端末200に提示し、ユーザに更新の可否について確認を促す。この結果、更新の確認が得られると、ステップS118に移行して、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツのうち更新対象となるパーツを更新し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。パーツが更新されると、更新対象となるパーツを使用している複数のマニュアルにおいて、更新対象となるパーツに対し更新内容が共通に反映される。
一方、ステップS112で、パーツ変更要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS120に移行する。
ステップS120では、レイアウト領域に配置されているパーツを削除するパーツ削除要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ削除要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS122に移行する。
図13は、パーツを削除する操作を示す画面である。
ユーザ端末200では、図13に示すように、削除したいパーツの右側にある「削除」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ削除要求が送信される。
ステップS122では、削除対象となるパーツを削除せず、現在作成中のマニュアルに係るマップ情報において削除対象となるパーツに関する記述を削除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS120で、パーツ削除要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS124に移行する。
ステップS124では、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツを削除する登録パーツ削除要求がユーザ端末200から行われたか否かを判定し、登録パーツ削除要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS126に移行する。
ステップS126では、削除前のパーツの内容を示す履歴情報を作成し、作成した履歴情報を記憶装置42に格納する。これにより、パーツは、削除した後であっても履歴情報をもとに復元することができる。そして、ステップS128に移行して、パーツ管理テーブル440に登録されているパーツのうち削除対象となるパーツを削除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS124で、登録パーツ削除要求が行われないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、パーツ等に対するアクセスを制御する場合の動作を説明する。
次に、閲覧のアクセスを制御する処理を説明する。
閲覧のアクセス要求を受信すると、企業、カテゴリ及びマニュアルのアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可によりアクセス要求に係るマニュアルの閲覧が可能であるか否かを判定する。マニュアルの閲覧が可能であると判定した場合は、アクセス要求に係るマニュアルで利用されるパーツ及びこれに含まれる要素(用語、画像及び数式等)のアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可によりパーツ又は要素の閲覧が可能であるか否かを判定する。そして、アクセス要求に係るマニュアルにおいて、閲覧が可能なパーツ又は要素を表示し、閲覧が不可能なパーツ又は要素を非表示にしてユーザ端末200に送信する。複数のマニュアルでパーツが共用される場合、それらマニュアルのすべてに対してアクセスの許可が設定されることを条件に、そのパーツに対するアクセスを許可する。
図14は、マニュアルをロックする場合を説明するための図である。
図14の例では、マニュアルAをロックすると、マニュアルBで利用されるパーツのうちマニュアルAで利用されるパーツは更新することができない。また、マニュアルBで利用されるセクションのうちマニュアルAで利用されるセクションも更新することができない。
図15は、パーツ単位で閲覧を制御する場合を説明するための図である。
図15の例では、パーツ「表」に対しユーザG1-Aを閲覧対象から除外すると、ユーザG1-Aにはパーツ「表」が表示されない。また、パーツ「画像」に対しユーザG1-Bを閲覧対象から除外すると、ユーザG1-Bにはパーツ「画像」が表示されない。
図16は、セクション単位で閲覧を制御する場合を説明するための図である。
図16の例では、パーツ「説明文」「表」からなるセクションに対しユーザG1-Aを閲覧対象から除外すると、ユーザG1-Aにはこのセクションは表示されない。また、パーツ「説明文」「画像」からなるセクションに対しユーザG1-Bを閲覧対象から除外すると、ユーザG1-Bにはこのセクションは表示されない。
図17は、用語単位で出力を制御する場合を説明するための図である。
図17の例では、用語「バランス」に対しユーザG1-Aを閲覧対象から除外すると、ユーザG1-Aには用語「バランス」が黒塗りその他識別不能な態様で表示される。また、用語「コンクリート」に対しユーザG1-Bを出力対象から除外すると、ユーザG1-Bに対しては用語「コンクリート」を含むパーツが印刷されない。
次に、更新のアクセスを制御する処理を説明する。
更新のアクセス要求を受信すると、企業、カテゴリ及びマニュアルのアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可によりアクセス要求に係るマニュアルの更新が可能であるか否かを判定する。マニュアルの更新が可能であると判定した場合は、アクセス要求に係るマニュアルで利用されるパーツ及びこれに含まれる要素(用語、画像及び数式等)のアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可により対象のパーツ又は要素の更新が可能であるか否かを判定する。パーツ又は要素の更新が可能であると判定した場合は、アクセス要求に係るマニュアルにおいて対象のパーツ又は要素を更新し、更新後のマニュアルについて上記閲覧アクセス制御処理を行いユーザ端末200に送信する。
図18は、パーツ単位で編集を制御する場合を説明するための図である。
図18の例では、パーツ「表」に対しユーザG1-Aを更新対象から除外すると、ユーザG1-Aはパーツ「表」を編集できない。また、パーツ「画像」に対しユーザG1-Bを更新対象から除外すると、ユーザG1-Bはパーツ「画像」を更新できない。なお、図16の例のようにセクション単位で編集の可否を制御することもできる。
図19は、マニュアル単位で編集を制御する場合を説明するための図である。
図19の例では、マニュアルWに対しユーザG1-A、G1-Bを更新対象から除外すると、ユーザG1-A、G1-BはマニュアルWを編集できない。なお、マニュアルWが属するカテゴリ又は企業に対しも同様に編集の可否を制御することができる。
次に、管理のアクセスを制御する処理を説明する。
管理のアクセス要求を受信すると、企業、カテゴリ及びマニュアルのアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可によりアクセス要求に係るマニュアルの管理が可能であるか否かを判定する。マニュアルの管理が可能であると判定した場合は、アクセス要求に係るマニュアルで利用されるパーツ及びこれに含まれる要素(用語、画像及び数式等)のアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可により対象のパーツ又は要素の管理が可能であるか否かを判定する。パーツ又は要素の管理が可能であると判定した場合は、アクセス要求に係るマニュアルにおいて対象のパーツ又は要素を管理し、管理後のマニュアルについて上記閲覧アクセス制御処理を行いユーザ端末200に送信する。
次に、変換のアクセスを制御する処理を説明する。
変換のアクセス要求を受信すると、企業、カテゴリ及びマニュアルのアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可によりアクセス要求に係るマニュアルの変換が可能であるか否かを判定する。マニュアルの変換が可能であると判定した場合は、アクセス要求に係るマニュアルで利用されるパーツ及びこれに含まれる要素(用語、画像及び数式等)のアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可によりパーツ又は要素の変換が可能であるか否かを判定する。そして、アクセス要求に係るマニュアルにおいて、変換が可能なパーツ又は要素を表示し、変換が不可能なパーツ又は要素を非表示にして指定されたメディアに変換し、変換したメディアをユーザ端末200に送信する。
次に、マニュアルのコピーのアクセスを制御する処理を説明する。
管理のアクセス要求を受信すると、企業、カテゴリ及びマニュアルのアクセス許可情報を読み出し、ユーザのアクセス権限及びアクセス許可によりアクセス要求に係るマニュアルの管理が可能であるか否かを判定する。マニュアルの管理が可能であると判定した場合は、コピー元マニュアルと同じ構造でノードIDを新規に発行し、各ノードにコピー元と同じパーツIDを紐づける。複数のマニュアルから閲覧されているパーツは、共通化のための処理を施す。マニュアル内固有情報(例えば、リンク)をコピー先マニュアルのノードID及びパーツIDに洗い替えする。
次に、属性値を使ってパーツを検索する処理を説明する。
図20は、属性値を使ってパーツを検索する場合を説明するための図である。
ユーザ端末200では、図20に示すように、既存パーツを挿入したい箇所にある「既存パーツ挿入」のボタンをクリックし、検索条件として暗黙の属性名の値(=属性値)を指定する。パーツが閲覧されているマニュアル(指定された検索範囲)を検索する。索出されたマニュアルに設定されている属性値を読み出す。読み出した属性値をパーツの属性値と見做す。この見做し属性値と初期属性値を検索し照合したパーツを出力する。
次に、マニュアルを生成する場合の動作を説明する。
図21は、マニュアル生成処理を示すフローチャートである。
ユーザ端末200では、マニュアルの作成が完了した場合、マニュアル作成支援サーバ100に対しマニュアル生成要求を行う。
CPU30は、マニュアル生成要求が行われると、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図21のフローチャートに示すマニュアル生成処理を実行する。
マニュアル生成処理は、CPU30において実行されると、図21に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、生成対象となるマニュアルに係るマップ情報をマップ情報管理テーブル430のなかから検索し、ステップS202に移行して、索出したマップ情報に基づいて、当該マップ情報に記述されているパーツをパーツ管理テーブル440のなかから検索し、ステップS204に移行する。
ステップS204では、索出したマップ情報及びパーツに基づいて、パーツを構造化したXML(eXtensible Markup Language)データを生成し、ステップS206に移行して、生成対象となるマニュアルについて指定されたレイアウトテンプレートを記憶装置42から読み出し、ステップS208に移行して、生成したXMLデータ及び読み出したレイアウトテンプレートに基づいて、例えばPDFファイルとしてマニュアルを生成し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
図22は、レイアウトテンプレートにより様々なレイアウトを実現することを説明するための図である。
図22に示すように、レイアウトテンプレートを指定するだけで様々なレイアウトでマニュアルを生成することができる。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、複数のマニュアルで共用されるパーツ又は要素に対するアクセスを制御する。
これにより、パーツが自由に編集等し得ず、従来に比して、マニュアルの品質又は機密を保持することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、パーツごとに、そのパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、パーツごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、要素ごとに、その要素又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、要素ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、用語ごとに、その用語又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、用語ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、パーツの属性ごとに、その属性を有するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、パーツの属性ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、マニュアルごとに、そのマニュアルで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、マニュアルごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、複数のマニュアルでパーツが共用される場合、それらマニュアルのすべてに対して出力、更新又は作成を含むアクセスの許可が設定されることを条件に、そのパーツに対するそのアクセスを許可する。
これにより、複数のマニュアルで共用されるパーツが意図せず編集される可能性を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、カテゴリごとに、そのカテゴリに属するマニュアルで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、カテゴリごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、企業ごとに、その企業に属するマニュアルで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、企業ごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、ユーザごとに、パーツ又は要素の出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、ユーザごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、ユーザが属するグループごとに、パーツ又は要素の出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、グループごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、アクセス権限及びアクセス許可に基づいて、ユーザ又はグループに割り当てるロールごとに、パーツ又は要素の出力、更新又は作成の可否を制御する。
これにより、ロールごとにアクセスを管理することができる。
さらに、本実施の形態では、パーツ及びその配置順序又は階層関係を編集し、編集されたパーツを構造化したXMLデータを生成し、生成したXMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルを生成する。
これにより、パーツ及びその配置順序又は階層関係を編集することができるので、マニュアルの作成が容易である。また、XMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルが生成されるので、レイアウトを考えずに編集することができ、作成者の力量によらず、統一的な品質のマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、パーツ管理テーブル440のパーツのなかからパーツを選択し、選択したパーツの配列順序又は階層関係をマップ情報管理テーブル430のマップ情報に組み込み、パーツ管理テーブル440のパーツを更新し、パーツ管理テーブル440のパーツ及びマップ情報管理テーブル430のマップ情報に基づいて、パーツを構造化したXMLデータを生成し、生成したXMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルを生成する。
これにより、パーツを選択すると、パーツの配列順序又は階層関係がマップ情報に組み込まれるので、複数のマニュアルでパーツを流用することができ、マニュアルの作成が容易である。また、パーツ管理テーブル440のパーツが更新されると、更新対象となるパーツを使用している複数のマニュアルにおいて、更新対象となるパーツに対し更新内容が共通に反映されるので、複数のマニュアルについて整合性のある編集を行うことができる。さらに、XMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルが生成されるので、レイアウトを考えずに編集することができ、作成者の力量によらず、統一的な品質のマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、パーツ管理テーブル440のパーツを削除する機能と、パーツ管理テーブル440のパーツを削除せず、マップ情報管理テーブル430のマップ情報におけるパーツに関する記述を削除する機能を有する。
これにより、パーツ管理テーブル440のパーツを削除すれば、共通のパーツを使用している複数のマニュアルにおいてそのパーツを一括で削除することができる。また、マップ情報におけるパーツに関する記述を削除すれば、共通のパーツを使用している複数のマニュアルのうち特定のマニュアルにおいてそのパーツを個別に削除することができる。
さらに、本実施の形態では、更新対象となるパーツに係るマップ情報をマップ情報管理テーブル430のなかから検索し、索出したマップ情報に基づいて、更新対象となるパーツが使用されている対象マニュアルの一覧を提示する。
これにより、パーツの内容を変更するにあたって、対象マニュアルの一覧が表示されるので、パーツの更新がどのマニュアルに影響を与えるのかを把握することができる。
本実施の形態において、記憶装置42は、発明1のパーツ記憶手段、発明1のマップ情報記憶手段、発明1のテンプレート記憶手段、又は発明1乃至6、8乃至10のアクセス制御情報記憶手段に対応し、ステップS204は、発明1の構造化データ生成手段に対応している。また、ステップS208は、発明1のドキュメント生成手段に対応し、マニュアルは、発明1、6乃至9のドキュメントに対応し、XMLデータは、発明1の構造化データに対応している。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態においては、ユーザ又はグループに対しアクセス権限を設定したが、これに限らず、マニュアル作成支援サーバ100を利用する環境に対しアクセス権限を設定することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、パーツ管理テーブル440のパーツを更新すると、更新対象となるパーツを使用している複数のマニュアルにおいて、更新対象となるパーツに対し更新内容が共通に反映するように構成したが、これに限らず、更新を反映したくないマニュアルを選択し、選択されたマニュアルを更新対象から除外してもよいし、逆に、更新を反映したいマニュアルを選択し、選択されたマニュアルのみ更新対象とするように構成することもできる。この場合、例えば、パーツ管理テーブル440においては、更新対象となるパーツを更新前の内容のまま残し、更新後の内容を反映した新たなパーツを追加し、更新対象となるマニュアルに係るマップ情報に新たなパーツに関する記述を組み込めばよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、ネットワークシステムとして実現したが、これに限らず、単一の装置又はアプリケーションとして実現することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、図10及び図21のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。上記アクセス制御処理についても同様である。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、企業ごとにマニュアルを作成する場合について本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、マニュアル以外のドキュメントを作成する場合について本発明を適用することができる。
100…マニュアル作成支援サーバ、 200…ユーザ端末、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 39…バス、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 199…インターネット、 400…企業情報管理テーブル、 410…カテゴリ情報管理テーブル、 420…マニュアル管理テーブル、 430…マップ情報管理テーブル、 440…パーツ管理テーブル、 450…用語管理テーブル、 460…業界用語管理テーブル、 470…画像管理テーブル、 480…数式管理テーブル

Claims (10)

  1. 1又は複数の要素からなるパーツを記憶するパーツ記憶手段と、
    ドキュメントごとに、前記パーツの配列順序又は階層関係を規定したマップ情報を記憶するマップ情報記憶手段と、
    前記パーツ記憶手段のパーツ及び前記マップ情報記憶手段のマップ情報に基づいて、前記パーツを構造化した構造化データを生成する構造化データ生成手段と、
    前記パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記構造化データ生成手段で生成した構造化データ及び前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに基づいて前記ドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、
    アクセス制御情報を記憶するアクセス制御情報記憶手段と、
    前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、複数の前記ドキュメントで共用される前記パーツ又は前記要素に対するアクセスを制御するアクセス制御手段とを備えることを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記アクセス制御情報は、前記パーツごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記パーツごとに、当該パーツの出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項において、
    前記アクセス制御情報は、前記要素ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記要素ごとに、当該要素又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  4. 請求項3において、
    前記パーツは、用語からなる前記要素を含み、
    前記アクセス制御情報は、前記用語ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記用語ごとに、当該用語又はこれを利用するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記パーツには、当該パーツの属性に関する属性情報が対応づけられ、
    前記アクセス制御情報は、前記属性ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記属性ごとに、当該属性を有するパーツの出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記アクセス制御情報は、前記ドキュメントごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記ドキュメントごとに、当該ドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  7. 請求項6において、
    前記アクセス制御手段は、複数の前記ドキュメントで前記パーツが共用される場合、当該複数のドキュメントのすべてに対して出力、更新又は作成を含むアクセスの許可が設定されることを条件に、当該パーツに対する当該アクセスを許可することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項において、
    前記ドキュメントには、当該ドキュメントのカテゴリに関するカテゴリ情報が対応づけられ、
    前記アクセス制御情報は、前記カテゴリごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記カテゴリごとに、当該カテゴリに属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項において、
    前記ドキュメントには、当該ドキュメントを利用する企業に関する企業情報が対応づけられ、
    前記アクセス制御情報は、前記企業ごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス設定を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記企業ごとに、当該企業に属するドキュメントで利用されるパーツの出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項において、
    前記アクセス制御情報は、ユーザ又は前記ユーザが属するグループごとに出力、更新又は作成の可否に関するアクセス権限を含み、
    前記アクセス制御手段は、前記アクセス制御情報記憶手段のアクセス制御情報に基づいて、前記ユーザ又は前記グループごとに、前記パーツ又は前記要素の出力、更新又は作成の可否を制御することを特徴とするドキュメント作成支援システム。
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