JP2020016097A - パネル - Google Patents

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【課題】木屑等の発生の抑制が可能でありながらも、生産性の良好なパネルを提供する。【解決手段】四周枠11を有したパネル芯材10のパネル厚さ方向両側に面材20が設けられ、下端部にガイド部5が差し込まれる被ガイド溝8が設けられたパネル1であって、前記四周枠を構成する上桟12及び両側の縦桟13,13は、木質系材料から形成され、前記四周枠を構成する下桟15は、前記被ガイド溝を構成する凹溝16が長手方向に延びるように設けられた樹脂成型材である。【選択図】図1

Description

本発明は、引戸や可動間仕切として用いられるパネルに関する。
従来より、無垢材等からなるパネルに比べて軽量化が図れることから、芯材に面材を貼着した構成とされたいわゆるフラッシュパネル状のパネルが知られている。このようなパネルを引戸や可動間仕切を構成するパネルとした場合には、下端部にガイド部が差し込まれる被ガイド溝が設けられる。このような被ガイド溝を、パネル芯材を構成する下端の木質桟に設けた構成とすれば、ガイド部との接触によって木屑が生じ易くなるという問題があった。
例えば、下記特許文献1には、下端面に設けられた横摺動溝の両側壁面にプラスチックシートが貼着された引戸が開示されている。
実開昭59−75884号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された引戸では、木質桟に長手方向に延びる溝加工を施した後に両側壁面にプラスチックシートを貼着する必要があり、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、木屑等の発生の抑制が可能でありながらも、生産性の良好なパネルを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るパネルは、四周枠を有したパネル芯材のパネル厚さ方向両側に面材が設けられ、下端部にガイド部が差し込まれる被ガイド溝が設けられたパネルであって、前記四周枠を構成する上桟及び両側の縦桟は、木質系材料から形成され、前記四周枠を構成する下桟は、前記被ガイド溝を構成する凹溝が長手方向に延びるように設けられた樹脂成型材であることを特徴とする。
本発明に係るパネルは、上述のような構成としたことで、木屑等の発生の抑制が可能でありながらも、生産性の良好なパネルとなる。
(a)は、本発明の一実施形態に係るパネルの一例を模式的に示す概略正面図、(b)は、(a)におけるX−X線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 同パネルが備えるパネル芯材の一例を模式的に示す概略正面図である。 本発明の他の実施形態に係るパネルの一例が備えるパネル芯材の一例を模式的に示す概略正面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下の各実施形態では、各実施形態に係るパネルを施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1及び図2は、第1実施形態に係るパネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るパネル1は、図1に示すように、四周枠11を有したパネル芯材10のパネル厚さ方向両側に面材20を設けた構成とされている。つまり、パネル1は、中実板状ではなく、中空状のパネル芯材10のパネル厚さ方向両側に面材20を設けたいわゆるフラッシュパネル状とされている。
また、このパネル1の下端部には、図1(b)に示すように、ガイド部5が差し込まれる被ガイド溝8が設けられている。つまり、このパネル1は、上端側がパネル幅方向にスライド自在に吊下支持される構成とされている。
このパネル1は、住居等の建物に設けられた出入口や収納体の開口を開閉する引戸パネルを構成するものでもよく、建物内空間を間仕切る可動間仕切パネルを構成するものでもよい。
また、このパネル1は、図1(a)に示すように、一方向(上下方向)に長尺な略矩形平板状とされている。このパネル1の高さ寸法は、当該パネル1によって開閉される出入口の開口高に応じた寸法としてもよい。また、このパネル1の高さ寸法は、例えば、1800mm〜2100mm程度でもよいが、図例のように、床2から天井3までの天井高と略同高さ、例えば、2400mm〜3000mm程度としてもよい。また、パネル1のパネル幅寸法は、出入口の開口幅に応じた寸法でもよく、例えば、600mm〜1200mm程度でもよい。また、パネル1のパネル厚さ寸法は、例えば、20mm〜40mm程度でもよい。
また、このパネル1の上端部には、図1(b)に示すように、天井3側に設置される上レール6に案内支持される被ガイド部材としてのランナー9が設けられている。図例では、上レール6を、天井3に埋込状に設けた例を示しているが、天井3に付設状に設けたり、更には、戸枠を構成する上枠に埋込状または付設状に設けたりしてもよい。この上レール6には、パネル1の上端側をガイドするガイド溝7が長手方向に延びるように設けられている。ガイド溝7は、上レール6の全長に亘って設けられ、下向きに開口するように設けられている。上レール6には、このガイド溝7の溝底側となる上側を区画する天壁部と、溝幅方向両側を区画する両側壁部と、両側壁部の下端部から互いに向き合う方向に突出する案内片部と、が設けられている。
パネル1のランナー9は、図1(a)に示すように、パネル幅方向両側端部の上端部のそれぞれに設けられている。各ランナー9,9には、上レール6のガイド溝7に挿入され、案内片部上を走行する転動体が設けられている。これら転動体は、パネル厚さ方向に沿う軸回りに転動するローラーでもよい。また、各ランナー9,9に、両側の案内片部のそれぞれを走行するように、パネル厚さ方向に間隔を空けて転動体を設けた構成としている。また、各ランナー9,9に、これら転動体をパネル幅方向に間隔を空けて設けた構成としている。なお、パネル1の上端部に設けられる被ガイド部材及びこの被ガイド部材を案内支持する上レール6としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
パネル1の下端側をガイドするガイド部5は、図1(b)に示すように、床2側に設置される下端ガイド部材4に設けられている。この下端ガイド部材4は、床2に固定されるベース部から上方側に向けてピン状のガイド部5を突出させた固定ガイドピンでもよい。また、下端ガイド部材4は、パネル幅方向に間隔を空けて複数箇所に設置されるものでもよい。なお、下端ガイド部材4としては、固定ガイドピンに限られず、磁石を有したガイドピンを床2に埋込状に配される収容部に対して上下方向に出没自在に設けたマグネットガイドであってもよい。この場合は、パネル1の被ガイド溝8の適所に、下端ガイド部材4に対応させて磁石や磁性体等を設けた構成としてもよい。また、ガイド部5としては、床2側に設置されるものに限られず、引違状に配されパネル厚さ方向に隣接するパネル(例えば、連動パネル)の下端部に設けられたものでもよい。
パネル芯材10の枠体を構成する四周枠11は、図2に示すように、木質系材料から形成された上桟12及び両側の縦桟13,13と、樹脂成型材からなる下桟15と、を備えている。また、本実施形態では、四周枠11内に、複数本(図例では、3本)の中間横桟17と、コア材19と、を設けた構成としている。パネル芯材10を構成する各桟12,13,13,15,17は、略四角柱状とされている。また、パネル芯材10を構成する各桟12,13,13,15,17及びコア材19のパネル厚さ方向に沿う寸法は、互いに略同寸法とされている。これら各桟12,13,13,15,17及びコア材19は、パネル厚さ方向両面が互いに同一平面状となるように設けられている。
上桟12は、パネル幅方向に延びるように長尺状とされている。本実施形態では、上桟12の下方側に、パネル幅方向に延びるように長尺状とされた横桟材と、この横桟材の長手方向両端部下方側に位置する下地残と、を設けた構成としている。これら横桟材及び下地桟を含んで上桟12として把握するようにしてもよい。つまり、上桟12を、複数の横桟材をパネル高さ方向に隣接させて接合した構成としてもよい。このような構成とすれば、上桟12の剛性を効果的に向上させることができ、反りや変形等を抑制することができる。また、上桟12を、パネル芯材10の上端部に埋込状に設けられる、上記したランナー9等の種々の部材の下地として利用したり、高さ寸法の調整代として利用したりすることもできる。なお、これらパネル高さ方向に積み重ねられた横桟材同士は、ステープル(いわゆるU針)等の止具18や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。
両側の縦桟13,13は、パネル高さ方向に延びるように長尺状とされている。これら縦桟13,13は、図例では、それぞれに一本材からなるものとしているが、パネル幅方向に複数の縦桟材を隣接させて接合された構成とされたものでもよい。また、これら両側の縦桟13,13は、複数の縦桟材がパネル高さ方向に接合されて形成されたものでもよい。また、これら両側の縦桟13,13の両方または一方のパネル幅方向中央側に、手掛部やハンドル等の下地を設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、これら両側の縦桟13,13と上桟12とを縦勝状に接合した構成としている。つまり、両側の縦桟13,13の上端部の互いに向き合う内側面に、上桟12の長手方向の各端面を当接させて接合した構成としている。なお、このような態様に代えて、後記する第2実施形態のように、両側の縦桟13,13と上桟12とを横勝状に接合した構成としてもよい。
複数本の中間横桟17は、パネル高さ方向に間隔を空けて設けられている。これら中間横桟17は、互いに同様の構成とされ、パネル幅方向に延びるように長尺状とされている。これら中間横桟17は、長手方向の各端面を両側の縦桟13,13の内側面に当接させて接合されている。これら両側の縦桟13,13と上桟12及び中間横桟17とは、上記同様、止具18や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。なお、このような中間横桟17に代えて、または加えて、縦方向に延びる中間縦桟を設けた構成としてもよい。
また、これら上桟12、両側の縦桟13,13及び中間横桟17は、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板や、PB(パーティクルボード)等の木質ボード、MDF(中密度繊維板)やハードボード等の木質繊維板などの木質系材料から形成されたものでもよい。また、木質系材料としては、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)であってもよい。
下桟15は、パネル幅方向に延びるように長尺状とされている。この下桟15には、図1(b)及び図2に示すように、被ガイド溝8を構成する凹溝16が長手方向に延びるように設けられている。この凹溝16は、下桟15の下面側において下方側に向けて開口するように設けられている。本実施形態では、この凹溝16を、下桟15の全長に亘って設けた構成としている。また、凹溝16は、下桟15のパネル厚さ方向の略中央部に位置するように設けられている。また、この凹溝16は、溝長手方向に見て、略方形溝状とされ、下方側に向く溝底面と、パネル厚さ方向に向く両溝内側面と、によって区画されている。この凹溝16の溝幅寸法及び溝深さ寸法は、上記した下端ガイド部材4のガイド部5の差し入れが可能なように適宜の寸法とすればよい。
また、この下桟15は、凹溝16が形成されるように、硬質の合成樹脂系材料から長手方向に沿って押出成形されたものでもよく、射出成形等されたものでもよい。また、この下桟15は、耐摩耗性や摺動性の良好な合成樹脂系材料から形成されたものでもよい。
本実施形態では、この下桟15と両側の縦桟13,13とを、上端側と同様、縦勝状に接合した構成としている。つまり、下桟15の長手方向の各端面と両側の縦桟13,13の下端部の互いに向き合う内側面とを当接させて接合した構成としている。これら下桟15と両側の縦桟13,13とは、上記同様、止具18や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。
また、上記した両側の縦桟13,13の下端部に、下桟15の凹溝16に連なるように被ガイド溝8を構成する凹溝14,14を設けた構成としている。これら縦桟13,13の凹溝14,14は、パネル幅方向(溝長手方向)に見て、下桟15の凹溝16に一致するように形成されたものでもよい。または、これら縦桟13,13の凹溝14,14は、下桟15の凹溝16よりも溝幅及び溝深さが大とされ、被ガイド溝8を構成する樹脂製の溝部材が嵌め込まれるものでもよい。
コア材19は、図2に示すように、中間横桟17によって上下に区画されたパネル芯材10の中空部に収納されている。このようなコア材19としては、発泡ウレタン等の発泡樹脂系材料から成形された発泡成形体からなるものでもよいが、本実施形態では、パネル厚さ方向両側に開口する多数の中空筒状セルの集合体からなるハニカム状のコア材19としている。つまり、コア材19を、いわゆるペーパーコアとしている。また、このようなコア材19としては、段ボール原紙やクラフト紙等の紙材を接着剤で重積接着して形成されたものでもよい。また、コア材19としては、このような紙材に、エポキシ樹脂等の補強用の樹脂を更に含浸させたものでもよく、その他、金属系材料や合成樹脂系材料から形成されたものでもよい。また、図例では、コア材19の中空筒状セルを模式的に示しており、波型状の中空筒状セルを例示しているが、蜂の巣状(六角状)とされたものや方形状とされたもの、円筒形状とされたもの等、種々のセル形状とされたものでもよい。また、このコア材19は、上記同様のステープル等の止具や接着剤等によって四周枠11を構成する各桟12,13,13,15及び中間横桟17に固定されたものでもよい。
面材20は、図1に示すように、パネル1の四周表面(パネル厚さ方向両面及びパネル幅方向両側端面)が化粧面となるようにパネル芯材10の四周表面に貼着されている。この面材20は、パネル厚さ方向両面を構成する表面部21,21と、パネル幅方向両側端面を構成する端面部22,22と、を備えている。このような面材20としては、MDF(中密度繊維板)等の木質系ボードやガラス繊維等の強化繊維シートを含んだ繊維強化樹脂層等によって構成される表面基材の表面側に突板や樹脂シート等の化粧シートが貼着された構成とされたものでもよい。また、面材20は、裏面側のパネル芯材10の角部に応じた位置に設けられた折曲溝において折り曲げられてパネル芯材10に貼着されたものでもよい。また、両側の縦桟13,13の一方または両方に、面材20の端部が差し込まれる差込溝を設けた構成としてもよい。
また、この面材20の端面部22,22の下端部に、上記した縦桟13,13及び下桟15の凹溝14,14,16に連なるように、被ガイド溝8を構成する凹溝を設けた構成とされている(図1(a)参照)。なお、当該パネル1のパネル幅方向への移動が、パネル芯材10のパネル幅方向に沿う寸法内である場合には、面材20の端面部22,22の下端部に凹溝を設けていない構成としてもよい。
なお、面材20は、パネル芯材10の四周表面に適宜の接着剤等によって貼着されたものでもよい。また、面材20は、パネル芯材10の四周表面に設けられたものに限られず、パネル厚さ方向両側のみに設けられたものでもよい。また、パネル1のパネル幅方向一側端部の適宜の位置に、手掛部やハンドル等の引手部材を設けた構成としてもよい。また、図例では、パネル1の厚さ方向両面を平坦面状とした例を示しているが、鏡板状の凹部やその他の凹凸部、透光部、ガラリ等の通気部等が設けられたものでもよい。
本実施形態に係るパネル1は、上述のような構成としたことで、木屑等の発生の抑制が可能でありながらも、生産性の良好なパネルとなる。
つまり、パネル芯材10の四周枠11を構成する下桟15を、被ガイド溝8を構成する凹溝16が長手方向に延びるように設けられた樹脂成型材としている。従って、被ガイド溝8を構成する凹溝16が樹脂成型材に設けられているので、木屑等の発生を抑制することができる。また、木質桟に長手方向に延びる凹溝を加工したり、木屑等の発生を抑制するためにプラスチックシートを貼着したりする必要があるものと比べて生産性の良好なものとなる。また、四周枠11を構成する上桟12及び両側の縦桟13,13を従来同様、木質系材料から形成されたものとしているので、パネル芯材10を組み付ける際に、これら上桟12、縦桟13,13及び下桟15を上記のような止具18によって固定して組み付けることができる。
また、本実施形態では、下桟15の全長に亘って凹溝16を設けた構成としている。従って、押出成形品とでき、より生産性の良好なものとなる。
また、本実施形態では、下桟15と縦勝状に接合された両側の縦桟13,13の下端部に、下桟15の凹溝16に連なるように被ガイド溝8を構成する凹溝14,14を設けた構成としている。従って、被ガイド溝8を構成する凹溝14,14,16の長手方向の大部分が樹脂成型材からなる下桟15に設けられることとなるので、木質系材料部分への凹溝加工を少なくすることができる。なお、当該パネル1のパネル幅方向への移動が、下桟15のパネル幅方向に沿う寸法内である場合には、このような凹溝14,14を縦桟13,13に設けていない構成としてもよい。また、当該パネル1のパネル幅方向への移動が、下桟15のパネル幅方向に沿う寸法よりも小である場合には、下桟15の長手方向両端部にも凹溝16が設けられていない構成としてもよい。つまり、下桟15の概ね全長に亘って凹溝16を設けた構成としてもよい。
次に、本発明に係る他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の実施形態では、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
図3は、第2実施形態に係るパネルが備えるパネル芯材の一例を模式的に示す図である。なお、図3では、第2実施形態に係るパネル1Aのパネル芯材10Aのみを示しているが、上記同様、パネル芯材10Aの少なくとも厚さ方向両面には、面材20が貼着され、上端部には、被ガイド部材を構成するランナー9,9が設けられる。
本実施形態では、図3に示すように、パネル芯材10Aの四周枠11Aの構成が上記第1実施形態とは主に異なる。本実施形態では、上桟12Aと両側の縦桟13A,13Aとを横勝状に接合した構成としている。つまり、縦桟13A,13Aの上端面に、上桟12Aの長手方向両端部の下面を当接させて接合した構成としている。図例では、上記のように積み重ねられた横桟材及び下地桟を含む上桟12Aと両側の縦桟13A,13Aとを横勝状に接合した例を示している。なお、このような態様に代えて、1本からなる上桟12Aの長手方向両端部の下面を縦桟13A,13Aの上端面に接させて接合した構成としてもよい。また、上記第1実施形態と同様、上桟12Aと両側の縦桟13A,13Aとを縦勝状に接合した構成としてもよい。
また、下桟15Aと両側の縦桟13A,13Aとを横勝状に接合した構成としている。つまり、縦桟13A,13Aの下端面に、下桟15Aの長手方向両端部の上面を当接させて接合した構成としている。
この下桟15Aには、上記同様、被ガイド溝8Aを構成する凹溝16Aが全長に亘って設けられている。つまり、本実施形態では、パネル芯材10Aの下端部の凹溝16Aの全体が下桟15Aに設けられている。
このような構成とされた本実施形態に係るパネル1Aにおいても上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。また、パネル芯材10Aの下端部がパネル幅方向の全体に亘って樹脂成型材からなる下桟15Aによって構成されるので、パネル芯材10Aの下端部への切削による凹溝加工を不要とすることができる。
なお、上記各実施形態では、パネル芯材10,10Aの四周枠11,11A内に、中間横桟17やコア材19を設けた例を示しているが、これらのうちの両方または一方を設けていない構成としてもよい。また、上記各実施形態に係るパネル1,1Aの上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1,1A パネル
8,8A 被ガイド溝
10,10A パネル芯材
11,11A 四周枠
12,12A 上桟
13,13A 縦桟
14 凹溝
15,15A 下桟
16,16A 凹溝
20 面材
5 ガイド部

Claims (3)

  1. 四周枠を有したパネル芯材のパネル厚さ方向両側に面材が設けられ、下端部にガイド部が差し込まれる被ガイド溝が設けられたパネルであって、
    前記四周枠を構成する上桟及び両側の縦桟は、木質系材料から形成され、前記四周枠を構成する下桟は、前記被ガイド溝を構成する凹溝が長手方向に延びるように設けられた樹脂成型材であることを特徴とするパネル。
  2. 請求項1において、
    前記下桟と前記両側の縦桟とは、縦勝状に接合されており、
    前記両側の縦桟の下端部には、前記凹溝に連なるように前記被ガイド溝を構成する凹溝が設けられていることを特徴とするパネル。
  3. 請求項1において、
    前記下桟と前記両側の縦桟とは、横勝状に接合されていることを特徴とするパネル。
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