JP2020015513A - 液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置 - Google Patents
液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020015513A JP2020015513A JP2018138384A JP2018138384A JP2020015513A JP 2020015513 A JP2020015513 A JP 2020015513A JP 2018138384 A JP2018138384 A JP 2018138384A JP 2018138384 A JP2018138384 A JP 2018138384A JP 2020015513 A JP2020015513 A JP 2020015513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- liquid container
- bag
- base member
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
Abstract
【課題】液体収容体を保持するベース部材が衝撃を受けた場合でも、袋状部材に伝わる衝撃の大きさを低減できる液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置を提供する。【解決手段】可撓性を有する袋状部材78と、袋状部材78に収容された液体を導出する液体導出口が開口して袋状部材78の一端78a側に取り付けられている接続部材79と、を有する液体収容体50を保持するように構成されるベース部材25と、ベース部材25に保持されて保持位置に位置する液体収容体50が保持位置から移動することを、接続部材79に設けられた被規制部93に接触して規制する規制部材90と、を備え、規制部材90は、袋状部材78における一端78a側から他端78b側に向かう一の向きの荷重が液体収容体50に設定値以上作用した場合、保持位置に位置する液体収容体50の一の向きへの移動を許容する。【選択図】図6
Description
本発明は、液体収容体を保持する液体収容体保持ユニット、液体収容体が収容する液体を供給する液体供給装置、液体供給装置を備える液体噴射装置に関する。
例えば特許文献1のように、液体収容体の一例であるインク収容袋から供給された液体の一例であるインクを液体噴射部の一例である印字ヘッドから噴射して印刷する液体噴射装置の一例である記録装置がある。インク収容袋は、可撓性を有する袋状部材の一例である袋本体と、硬質材料よりなるインク供給口と、を有する。インク収容袋は、ベース部材の一例であるカートリッジケースに収容された状態で装着部の一例であるケースセット部にセットされる。
インク収容袋は、インク供給口をカートリッジケースの切り欠き部に嵌めた状態でカートリッジケースに収容される。すなわち、インク供給口は、カートリッジケースに対して固定される。そのため、インク収容袋を収容したカートリッジケースが例えば落下して衝撃を受けた場合、この衝撃が袋本体にも伝わってしまう虞があった。
こうした課題は、記録装置に限らず、液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置についても、生じる虞があった。
上記課題を解決する液体収容体保持ユニットは、可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制する規制部材と、を備え、装置に装着される液体収容体保持ユニットであって、前記規制部材は、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する。
上記課題を解決する液体供給装置は、可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制し、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する規制部材と、前記ベース部材を装着するように構成される装着部と、前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記一端側から前記装着部に挿入されて該装着部に装着された装着状態において、前記液体導出口と連通して該液体導出口から導出される前記液体が流入する液体流入部と、を備える。
上記課題を解決する液体噴射装置は、可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制し、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する規制部材と、前記ベース部材を装着するように構成される装着部と、前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記一端側から前記装着部に挿入されて該装着部に装着された装着状態において、前記液体導出口と連通して該液体導出口から導出される前記液体が流入する液体流入部と、前記液体流入部を経由して供給される前記液体を噴射する液体噴射部と、を備える。
以下、液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。液体噴射装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを噴射して印刷するインクジェット式のプリンターであり、長尺の媒体に印刷を行うラージフォーマットプリンターでもある。
図1に示すように、液体噴射装置10は、一対の脚部11と、脚部11上に組み付けられる筐体12と、を備える。液体噴射装置10は、ロール体に巻き重ねた媒体Mを筐体12内に向けて繰り出す繰出部13と、筐体12から排出される媒体Mを案内する案内板14と、案内板14に案内される媒体Mをロール体に巻き取る巻取部15と、を備える。液体噴射装置10は、巻取部15に巻き取られる媒体Mにテンションを付与するテンション付与機構16と、ユーザーによって操作される操作パネル17と、を備える。
液体噴射装置10は、筐体12内に設けられる印刷部19と、筐体12の外に設けられる液体供給装置20と、液体供給装置20から印刷部19に液体を供給する供給流路21を備える。印刷部19は、液体を噴射する液体噴射部22と、液体噴射部22を移動させるキャリッジ23と、を備える。
液体供給装置20は、少なくとも1つのベース部材25と、ベース部材25を装着するように構成される少なくとも1つの装着部26と、を備える。本実施形態の液体供給装置20は、縦に重なる4つの装着部26と、各装着部26に1つずつ装着される4つのベース部材25と、を備える。
図面では、液体噴射装置10が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、Z軸と交差する面に沿う方向をX軸及びY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸が互いに直交する場合、X軸とY軸は水平面に沿う。以下の説明では、X軸に沿う方向を幅方向X、Y軸に沿う方向を奥行方向Y、Z軸に沿う方向を鉛直方向Zともいう。
図2に示すように、印刷部19は、キャリッジ23を幅方向Xに案内する第1ガイド軸28及び第2ガイド軸29を備える。キャリッジ23は、図示しないキャリッジモーターの駆動に伴って幅方向Xに往復移動する。液体噴射部22は、キャリッジ23の下端部に取り付けられている。印刷部19は、複数の液体噴射部22を備えてもよい。印刷部19が複数の液体噴射部22を備える場合、複数の液体噴射部22は、互いに幅方向Xに所定の距離だけ離れ、且つ奥行方向Yに所定の距離だけずれるように取り付けられる。液体噴射部22は、ノズル面30に形成された複数のノズル31から液体を噴射して媒体Mに印刷する。
液体噴射装置10は、液体噴射部22と対向する位置に配置された支持台33と、媒体Mを搬送方向に搬送する搬送部34と、を備える。搬送部34は、搬送方向において、支持台33よりも上流側に位置する第1搬送ローラー対35と、搬送方向の下流側に位置する第2搬送ローラー対36と、を備える。第1搬送ローラー対35及び第2搬送ローラー対36は、図示しない搬送モーターに駆動されて回転する。第1搬送ローラー対35及び第2搬送ローラー対36は、媒体Mを挟持しながら回転することにより、支持台33及び案内板14に支持される媒体Mを支持台33の表面及び案内板14の表面に沿って搬送する。
供給流路21は、液体の供給方向Aにおいて上流側となる液体供給装置20から下流側となる液体噴射部22に液体を供給する。液体噴射装置10は、液体噴射部22と供給流路21とを接続する帰還流路38を備える。供給流路21の一部と帰還流路38は、液体を循環させる循環流路39を構成する。帰還流路38には、循環流路39において液体を循環方向Bに循環させる循環ポンプ40が設けられている。
供給流路21において、帰還流路38が接続された位置よりも下流側の部分であり、循環流路39としても機能する部分には、上流側から順にフィルターユニット42、スタティックミキサー43、液体貯留部44、及び圧力調整装置45が設けられている。筐体12には、フィルターユニット42を交換するためのカバー46を設けてもよい。
図3に示すように、液体供給装置20は、少なくとも1つの供給機構48を備える。液体供給装置20が複数の供給機構48を備える場合、液体噴射装置10は、供給機構48と同数の供給流路21及び帰還流路38を備え、1つの供給機構48に対して1つの供給流路21が接続される。本実施形態の供給機構48は、液体供給装置20が供給する液体の種類と同数の2つの供給機構48を備える。種類の異なる液体とは、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー等の色の異なるインクである。
液体は、液体収容体50に収容される。液体収容体50は、装着部26に装着されることで供給機構48と接続され、液体が供給可能となる。1つの供給機構48には、同じ種類の液体を収容する複数の液体収容体50を接続してもよい。本実施形態では、1つの供給機構48に2つの液体収容体50が接続可能である。
ベース部材25は、略直方体状の外形をなし、鉛直方向Zの上方に開口する。液体供給装置20は、ベース部材25に取り付けられる固定部材52を備える。ベース部材25は、上方から載置される液体収容体50を保持するように構成される。すなわち、液体収容体50は、ベース部材25に保持された状態で装着部26に装着される。固定部材52は、ベース部材25に対する液体収容体50の移動を禁止する。
液体供給装置20は、装着部26の奥に設けられる棒状の位置決め部53と、固定部材52を固定するロック部54と、を備えてもよい。位置決め部53は、液体収容体50を保持したベース部材25が装着部26に装着された装着状態において、液体収容体50が有する被位置決め部55と接触して液体収容体50を位置決めする。
供給機構48は、装着部26の奥に設けられる中空針状の複数の液体流入部57と、液体流入部57に接続する複数の上流路58と、複数の上流路58が合流する合流流路59と、を備える。本実施形態の供給機構48は、2つの液体流入部57と、2つの上流路58と、1つの合流流路59と、を備える。液体供給装置20は、合流流路59に設けられる加圧機構60と、上流路58を閉塞するように構成される弁機構61と、を備える。
加圧機構60は、ポンプ室の容積が可変のダイヤフラムポンプ63と、ダイヤフラムポンプ63よりも上流側の吸入弁64と、ダイヤフラムポンプ63よりも下流側の吐出弁65と、により構成されている。なお、吸入弁64と吐出弁65は、上流側から下流側に向かう供給方向Aへの液体の流れを許容すると共に、下流側から上流側に向かう逆流方向への液体の流れを阻害する一方向弁として機能する。加圧機構60は、ダイヤフラムポンプ63のポンプ室の容積が増大するのに伴って上流側から液体を吸引する。加圧機構60は、ポンプ室の容積が減少するのに伴って下流側へ液体を吐出し、液体噴射部22に向けて液体を加圧供給する。
弁機構61は、各上流路58に設けられる弁本体67と、駆動源68と、駆動源68の駆動力により回動する回動軸69と、回動軸69に設けられる複数のカム70と、を備える。カム70は、例えば略円盤形状をなし、中心とは異なる位置に回動軸69が挿通された偏芯カムである。
弁本体67は、上流路58の一部を構成する液室72を備える。液室72の壁面の一部は、撓み変形可能な可撓壁73により構成される。弁本体67は、液室72の容積を大きくする方向に可撓壁73を付勢するコイルばね74を備える。カム70が可撓壁73から離れている状態では、コイルばね74により付勢される可撓壁73が上流路58を開放し、弁本体67は開弁する。回動軸69と共に回動するカム70が可撓壁73を押すと、可撓壁73は上流路58を閉塞し、弁本体67は閉弁する。
複数のカム70は、互いに位相をずらして設けられている。カム70は、1つのカム70が固定された回動軸69を、カム70の位相がずれるように継手76により連結してもよいし、1つの回動軸69に複数のカム70を位相をずらして固定してもよい。複数のカム70は、1つの供給機構48が有する複数の弁本体67のうち、何れか1つの弁本体67を選択して開弁させることと、全ての弁本体67を閉弁させることと、ができるように位相をずらしてもよい。
弁機構61が、弁本体67を交互に開弁すると、開弁させた上流路58に接続された液体収容体50から液体が供給され、閉弁させた上流路58に接続された液体収容体50は、交換可能となる。したがって、液体噴射装置10は、印刷部19による印刷動作を継続させたまま、液体収容体50を交換できる。
次に、液体収容体50及びベース部材25の一実施形態について説明する。
図面では、ベース部材25及び液体収容体50が装着部26に装着される装着状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を図示する。
図面では、ベース部材25及び液体収容体50が装着部26に装着される装着状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を図示する。
図4,図5に示すように、液体収容体50は、可撓性を有する袋状部材78と、袋状部材78の一端78a側に取り付けられている接続部材79と、接続部材79に設けられる取っ手80と、を有する。袋状部材78は、長方形状のフィルム材を2枚重ねて、その4辺を接合することによって形成される。取っ手80は、接続部材79と一体で設けてもよいし、接続部材79とは別部材としてもよい。
本実施形態では、袋状部材78における一端78a側から他端78b側に向かう向きを一の向きとする。袋状部材78は、可撓性を有するため、接続部材79に対する袋状部材78の姿勢は変化する。そのため、一の向きは、袋状部材78の姿勢によって変化する。例えば、ベース部材25に液体収容体50が載置される状態では、一の向きは、載置面25Aに対して平行な向きとなる。例えば、接続部材79が載置面25Aに載置され、袋状部材78の他端78bが載置面25Aから持ち上げられた状態では、一の向きは、載置面25Aに対して交差するもしくは垂直な向きとなる。
接続部材79には、被位置決め部55が設けられると共に、袋状部材78に収容された液体を導出する液体導出口82が開口する。液体収容体50を保持したベース部材25は、一端78a側から装着部26に挿入されて装着部26に装着される。すなわち、ベース部材25及び液体収容体50は、接続部材79が袋状部材78よりも先に図3に示す装着口83に挿入されると共に、奥へ押し込まれて装着部26に装着される。ベース部材25は、装着部26に装着されるときに先に進む方の端を先端25aとし、先端25aの反対側の端を後端25bとする。
装着状態では、位置決め部53により、接続部材79が位置決めされ、液体流入部57が液体導出口82と連通して液体導出口82から導出される液体が液体流入部57に流入する。液体噴射部22は、液体流入部57を経由して供給される液体を噴射する。
固定部材52は、図4に実線で示す開放位置P1と、第1軸85を中心として開放位置P1から後端25b側に倒れた図4に二転鎖線で示す移動禁止位置P2と、の間を移動するように設けられている。
移動禁止位置P2に位置する固定部材52は、接続部材79に設けられる係合部86と接触して液体収容体50の保持位置から一の向きへの移動を禁止する。開放位置P1に位置する固定部材52は、液体収容体50の保持位置から一の向きへの移動を許容する。ロック部54は、ベース部材25が装着部26に装着された装着状態において、固定部材52に鉛直方向Zの上方から接触して固定部材52を移動禁止位置P2に固定する。
液体供給装置20は、固定部材52を移動禁止位置P2から開放位置P1に向かって片寄せする片寄せ部材88を備えてもよい。片寄せ部材88は、例えばねじりコイルばねなどの付勢部材や、ゴムなどの弾性部材により構成される。そのため、固定部材52は、ベース部材25が液体供給装置20に装着されない状態では、開放位置P1に位置する。
図5,図6に示すように、液体供給装置20は、ベース部材25に保持されて保持位置に位置する液体収容体50が保持位置から移動することを規制する規制部材90を備える。規制部材90は、ベース部材25と共に、液体供給装置20が備える装着部26に装着される液体収容体保持ユニット91を構成する。液体収容体保持ユニット91は、固定部材52と片寄せ部材88のうち少なくとも一方を備えてもよい。
液体供給装置20は、保持位置に位置する液体収容体50を幅方向Xの両側から挟むように、規制部材90を一対備えてもよい。規制部材90は、接続部材79に設けられた被規制部93に接触して液体収容体50の移動を規制する。すなわち、保持位置とは、規制部材90が被規制部93に接触する位置である。
被規制部93は、接続部材79の側面79aから突出するように設けると、側面79aとベース部材25との間に隙間ができる。これにより、液体収容体50は、ベース部材25に対して傾いた姿勢でも着脱することができ、液体収容体50を交換しやすくできる。
図6に示すように、規制部材90は、第2軸95を中心として回動可能なアーム96と、アーム96の先端に設けられて被規制部93と接触可能な接触部97と、接触部97を付勢する付勢部材98と、接触部97の移動を制限する障壁99と、を備える。付勢部材98は、幅方向Xに伸縮するように構成され、接触部97を被規制部93に押し付けるように付勢する。
規制部材90は、一の向きの荷重が液体収容体50に設定値以上作用した場合、保持位置に位置する液体収容体50の一の向きへの移動を許容する。例えば、ベース部材25が液体収容体50を保持した状態で落下して設定値以上の荷重が作用した場合には、接続部材79がベース部材25から外れる。これにより、接続部材79が袋状部材78から外れたり、袋状部材78が損傷したりする虞が低減される。設定値は、液体収容体50の重さよりも大きい値にすると、ベース部材25の姿勢が変更された場合でも、ベース部材25が液体収容体50を保持できる。
本実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、装着部26から液体収容体保持ユニット91が取り外された状態である非装着状態では、固定部材52が開放位置P1に位置する。そのため、液体収容体50は、設定値以上の荷重を加えることで、ベース部材25に対して着脱可能となる。液体収容体50の交換は、液体収容体保持ユニット91を非装着状態として行う。
図4に示すように、装着部26から液体収容体保持ユニット91が取り外された状態である非装着状態では、固定部材52が開放位置P1に位置する。そのため、液体収容体50は、設定値以上の荷重を加えることで、ベース部材25に対して着脱可能となる。液体収容体50の交換は、液体収容体保持ユニット91を非装着状態として行う。
図3及び図4に示すように、鉛直方向Zにおいて、固定部材52が開放位置P1に位置するときのベース部材25及び固定部材52の大きさは、装着口83の大きさよりも大きい。鉛直方向Zにおいて、固定部材52が移動禁止位置P2に位置するときのベース部材25及び固定部材52の大きさは、装着口83の大きさよりも小さい。そのため、ベース部材25が装着口83から挿入されると、固定部材52は、片寄せ部材88の付勢力に抗して倒れつつ装着部26に挿入される。
図3に示すように、ロック部54における装着口83側の端は、位置決め部53及び液体流入部57における装着口83側の端よりも、装着口83に近い位置に位置する。そのため、ロック部54は、液体収容体50を保持したベース部材25が装着部26に挿入されて位置決め部53が被位置決め部55に接触する前に、固定部材52を移動禁止位置P2に固定する。液体収容体50は、固定部材52により固定された後、位置決め部53により位置決めされ、液体導出口82と液体流入部57とが接続する。
本実施形態の効果について説明する。
(1)液体収容体50が保持位置から移動することを規制する規制部材90は、液体収容体50に設定置以上の荷重が作用した場合に液体収容体50の移動を許容する。そのため、液体収容体50を保持するベース部材25が衝撃を受けた場合でも、袋状部材78に伝わる衝撃の大きさを低減できる。
(1)液体収容体50が保持位置から移動することを規制する規制部材90は、液体収容体50に設定置以上の荷重が作用した場合に液体収容体50の移動を許容する。そのため、液体収容体50を保持するベース部材25が衝撃を受けた場合でも、袋状部材78に伝わる衝撃の大きさを低減できる。
(2)液体収容体保持ユニット91は、装置に装着された状態よりも装置に装着されない状態の方が、例えば落下などによる衝撃を受ける可能性が高い。その点、固定部材52は、装置に装着されない状態では開放位置P1に位置して液体収容体50の移動を許容する。そのため、衝撃を受ける可能性が高い状態では、液体収容体50の移動を許容することができる。
(3)移動禁止位置P2に位置する固定部材52は、接続部材79に接触して液体収容体50の移動を禁止する。そのため、例えば可撓性を有する袋状部材78に固定部材52を接触させる場合に比べ、液体収容体50の移動を容易に禁止できる。
(4)固定部材52が移動禁止位置P2に位置する場合、液体収容体50の移動が禁止されるため、液体収容体50をベース部材25から取り外すことができない。その点、片寄せ部材88は、固定部材52を開放位置P1に片寄せするため、液体収容体50を容易に交換できる。
(5)液体収容体50を保持するベース部材25が装着部26に装着された装着状態では、ロック部54が固定部材52を移動禁止位置P2に固定する。そのため、装着状態において、液体収容体50が保持位置から移動する虞を低減でき、液体導出部と液体流入部57の接続を安定させることができる。
(6)ロック部54は、位置決め部53が被位置決め部55に接触する前に固定部材52を移動禁止位置P2に固定する。そのため、ベース部材25に対する接続部材79の移動を禁止した状態で位置決め部53により接続部材79を位置決めできる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図7に示すように、液体供給装置20は、装着部26と同数の供給機構48を備えてもよい。加圧機構60は、上流路58に設けてもよい。上流路58の下流端と供給流路21の上流端を接続してもよい。複数のカム70は、同じ位相で回動軸69に設け、1つの駆動源68により全ての弁本体67を開閉してもよい。例えば、弁機構61は、印刷時やクリーニング時に弁本体67を開弁し、電源オフ時やエラー時に弁本体67を閉弁してもよい。
・図7に示すように、液体供給装置20は、装着部26と同数の供給機構48を備えてもよい。加圧機構60は、上流路58に設けてもよい。上流路58の下流端と供給流路21の上流端を接続してもよい。複数のカム70は、同じ位相で回動軸69に設け、1つの駆動源68により全ての弁本体67を開閉してもよい。例えば、弁機構61は、印刷時やクリーニング時に弁本体67を開弁し、電源オフ時やエラー時に弁本体67を閉弁してもよい。
・液体供給装置20及び液体収容体保持ユニット91は、片寄せ部材88を備えない構成としてもよい。固定部材52は、接続部材79に接触する位置と、固定部材52の回動中心となる第1軸85の位置を、液体収容体50に一の向きの荷重が設定値以上作用した場合に、固定部材52が移動禁止位置P2から開放位置P1に回動する回転モーメントが作用するようにしてもよい。液体供給装置20及び液体収容体保持ユニット91は、このように設定された固定部材52を規制部材の一例とし、上記実施形態の規制部材90を備えない構成としてもよい。
・液体噴射装置10は、筐体12内に液体供給装置20を設けてもよいし、筐体12の外側に液体供給装置20を固定してもよい。液体供給装置20は、上記実施形態のように筐体12とは分離された状態と、筐体12に固定された状態と、を選択して使用できるものであってもよい。
・位置決め部53は、ベース部材25を位置決めしてもよい。被位置決め部55は、ベース部材25に設けてもよい。
・ロック部54は、位置決め部53が被位置決め部55に接触した後に固定部材52を移動禁止位置P2に固定してもよい。
・ロック部54は、位置決め部53が被位置決め部55に接触した後に固定部材52を移動禁止位置P2に固定してもよい。
・固定部材52は、装着部26が備えてもよい。この場合、液体供給装置20及び液体収容体保持ユニット91は、ロック部54を備えない構成としてもよい。例えば固定部材52は、装着口83から挿入されたベース部材25もしくは液体収容体50に押されて回動することにより係合部86と係合し、この状態でベース部材25と共に装着部26の奥へ移動してもよい。
・被規制部93には、液体収容体50が保持位置に位置する図6に示す状態において、接触部97が接触する位置に対応させて窪み部を設けてもよい。規制部材90は、接触部97を被規制部93の窪み部に押し付けるように付勢し、一の向きの荷重が液体収容体50に設定値以上作用した場合、保持位置に位置する液体収容体50の一の向きへの移動を許容してもよい。
・固定部材52は、規制部材90に接触してこの規制部材90の回動を規制することにより、液体収容体50の保持位置から一の向きへの移動を禁止してもよい。
・液体噴射装置10は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置であってもよい。液体噴射装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。ここでいう液体は、液体噴射装置から噴射させることができるような材料であればよい。例えば、液体は、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属、金属融液、のような流状体を含むものとする。液体は、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する装置がある。液体噴射装置は、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。液体噴射装置は、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ、光学レンズ、などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する装置であってもよい。液体噴射装置は、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する装置であってもよい。
・液体噴射装置10は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置であってもよい。液体噴射装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。ここでいう液体は、液体噴射装置から噴射させることができるような材料であればよい。例えば、液体は、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属、金属融液、のような流状体を含むものとする。液体は、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する装置がある。液体噴射装置は、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。液体噴射装置は、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ、光学レンズ、などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する装置であってもよい。液体噴射装置は、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する装置であってもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
液体収容体保持ユニットは、可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制する規制部材と、を備え、装置に装着される液体収容体保持ユニットであって、前記規制部材は、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する。
液体収容体保持ユニットは、可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制する規制部材と、を備え、装置に装着される液体収容体保持ユニットであって、前記規制部材は、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する。
この構成によれば、液体収容体が保持位置から移動することを規制する規制部材は、液体収容体に設定置以上の荷重が作用した場合に液体収容体の移動を許容する。そのため、液体収容体を保持するベース部材が衝撃を受けた場合でも、袋状部材に伝わる衝撃の大きさを低減できる。
液体収容体保持ユニットは、前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を禁止する移動禁止位置と、前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を許容する開放位置と、の間を移動するように前記ベース部材に取り付けられる固定部材をさらに備え、前記固定部材は、前記液体収容体保持ユニットが前記装置に装着されない状態では、前記開放位置に位置してもよい。
液体収容体保持ユニットは、装置に装着された状態よりも装置に装着されない状態の方が、例えば落下などによる衝撃を受ける可能性が高い。その点、この構成によれば、固定部材は、装置に装着されない状態では開放位置に位置して液体収容体の移動を許容する。そのため、衝撃を受ける可能性が高い状態では、液体収容体の移動を許容することができる。
液体収容体保持ユニットにおいて、前記移動禁止位置に位置する前記固定部材は、前記接続部材に接触して前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を禁止してもよい。
この構成によれば、移動禁止位置に位置する固定部材は、接続部材に接触して液体収容体の移動を禁止する。そのため、例えば可撓性を有する袋状部材に固定部材を接触させる場合に比べ、液体収容体の移動を容易に禁止できる。
液体収容体保持ユニットは、前記固定部材を前記移動禁止位置から前記開放位置に向かって片寄せする片寄せ部材を備えてもよい。
固定部材が移動禁止位置に位置する場合、液体収容体の移動が禁止されるため、液体収容体をベース部材から取り外すことができない。その点、この構成によれば、片寄せ部材は、固定部材を開放位置に片寄せするため、液体収容体を容易に交換できる。
固定部材が移動禁止位置に位置する場合、液体収容体の移動が禁止されるため、液体収容体をベース部材から取り外すことができない。その点、この構成によれば、片寄せ部材は、固定部材を開放位置に片寄せするため、液体収容体を容易に交換できる。
液体供給装置は、可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制し、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する規制部材と、前記ベース部材を装着するように構成される装着部と、前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記一端側から前記装着部に挿入されて該装着部に装着された装着状態において、前記液体導出口と連通して該液体導出口から導出される前記液体が流入する液体流入部と、を備える。この構成によれば、上記液体収容体保持ユニットと同様の効果を奏することができる。
液体供給装置は、前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を禁止する移動禁止位置と、前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を許容する開放位置と、の間を移動するように前記ベース部材に取り付けられる固定部材と、前記装着状態において、前記固定部材に接触して該固定部材を前記移動禁止位置に固定するロック部を備えてもよい。
この構成によれば、液体収容体を保持するベース部材が装着部に装着された装着状態では、ロック部が固定部材を移動禁止位置に固定する。そのため、装着状態において、液体収容体が保持位置から移動する虞を低減でき、液体導出部と液体流入部の接続を安定させることができる。
液体供給装置は、前記装着状態において、前記接続部材に設けられた被位置決め部と接触して該接続部材を位置決めする位置決め部をさらに備え、前記ロック部は、前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記装着部に挿入されて前記位置決め部が前記被位置決め部に接触する前に、前記固定部材を前記移動禁止位置に固定してもよい。
この構成によれば、ロック部は、位置決め部が被位置決め部に接触する前に固定部材を移動禁止位置に固定する。そのため、ベース部材に対する接続部材の移動を禁止した状態で位置決め部により接続部材を位置決めできる。
液体噴射装置は、可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制し、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する規制部材と、前記ベース部材を装着するように構成される装着部と、前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記一端側から前記装着部に挿入されて該装着部に装着された装着状態において、前記液体導出口と連通して該液体導出口から導出される前記液体が流入する液体流入部と、前記液体流入部を経由して供給される前記液体を噴射する液体噴射部と、を備える。
この構成によれば、上記液体収容体保持ユニットと同様の効果を奏することができる。
10…液体噴射装置、11…脚部、12…筐体、13…繰出部、14…案内板、15…巻取部、16…テンション付与機構、17…操作パネル、19…印刷部、20…液体供給装置、21…供給流路、22…液体噴射部、23…キャリッジ、25…ベース部材、25a…先端、25b…後端、25A…載置面、26…装着部、28…第1ガイド軸、29…第2ガイド軸、30…ノズル面、31…ノズル、33…支持台、34…搬送部、35…第1搬送ローラー対、36…第2搬送ローラー対、38…帰還流路、39…循環流路、40…循環ポンプ、42…フィルターユニット、43…スタティックミキサー、44…液体貯留部、45…圧力調整装置、46…カバー、48…供給機構、50…液体収容体、52…固定部材、53…位置決め部、54…ロック部、55…被位置決め部、57…液体流入部、58…上流路、59…合流流路、60…加圧機構、61…弁機構、63…ダイヤフラムポンプ、64…吸入弁、65…吐出弁、67…弁本体、68…駆動源、69…回動軸、70…カム、72…液室、73…可撓壁、74…コイルばね、76…継手、78…袋状部材、78a…一端、78b…他端、79…接続部材、79a…側面、80…取っ手、82…液体導出口、83…装着口、85…第1軸、86…係合部、88…片寄せ部材、90…規制部材、91…液体収容体保持ユニット、93…被規制部、95…第2軸、96…アーム、97…接触部、98…付勢部材、99…障壁、A…供給方向、B…循環方向、M…媒体、P1…開放位置、P2…移動禁止位置、X…幅方向、Y…奥行方向、Z…鉛直方向。
Claims (8)
- 可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、
前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制する規制部材と、
を備え、装置に装着される液体収容体保持ユニットであって、
前記規制部材は、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容することを特徴とする液体収容体保持ユニット。 - 前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を禁止する移動禁止位置と、
前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を許容する開放位置と、
の間を移動するように前記ベース部材に取り付けられる固定部材をさらに備え、
前記固定部材は、前記液体収容体保持ユニットが前記装置に装着されない状態では、前記開放位置に位置することを特徴とする請求項1に記載の液体収容体保持ユニット。 - 前記移動禁止位置に位置する前記固定部材は、前記接続部材に接触して前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を禁止することを特徴とする請求項2に記載の液体収容体保持ユニット。
- 前記固定部材を前記移動禁止位置から前記開放位置に向かって片寄せする片寄せ部材を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の液体収容体保持ユニット。
- 可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、
前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制し、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する規制部材と、
前記ベース部材を装着するように構成される装着部と、
前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記一端側から前記装着部に挿入されて該装着部に装着された装着状態において、前記液体導出口と連通して該液体導出口から導出される前記液体が流入する液体流入部と、
を備えることを特徴とする液体供給装置。 - 前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を禁止する移動禁止位置と、
前記液体収容体の前記保持位置から前記一の向きへの移動を許容する開放位置と、
の間を移動するように前記ベース部材に取り付けられる固定部材と、
前記装着状態において、前記固定部材に接触して該固定部材を前記移動禁止位置に固定するロック部を備えることを特徴とする請求項5に記載の液体供給装置。 - 前記装着状態において、前記接続部材に設けられた被位置決め部と接触して該接続部材を位置決めする位置決め部をさらに備え、
前記ロック部は、前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記装着部に挿入されて前記位置決め部が前記被位置決め部に接触する前に、前記固定部材を前記移動禁止位置に固定することを特徴とする請求項6に記載の液体供給装置。 - 可撓性を有する袋状部材と、該袋状部材に収容された液体を導出する液体導出口が開口して前記袋状部材の一端側に取り付けられている接続部材と、を有する液体収容体を保持するように構成されるベース部材と、
前記ベース部材に保持されて保持位置に位置する前記液体収容体が前記保持位置から移動することを、前記接続部材に設けられた被規制部に接触して規制し、前記袋状部材における前記一端側から他端側に向かう一の向きの荷重が前記液体収容体に設定値以上作用した場合、前記保持位置に位置する前記液体収容体の前記一の向きへの移動を許容する規制部材と、
前記ベース部材を装着するように構成される装着部と、
前記液体収容体を保持した前記ベース部材が前記一端側から前記装着部に挿入されて該装着部に装着された装着状態において、前記液体導出口と連通して該液体導出口から導出される前記液体が流入する液体流入部と、
前記液体流入部を経由して供給される前記液体を噴射する液体噴射部と、
を備えることを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018138384A JP2020015513A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置 |
CN201910654520.7A CN110774769B (zh) | 2018-07-24 | 2019-07-19 | 液体收纳体保持单元、液体供给装置以及液体喷射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018138384A JP2020015513A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020015513A true JP2020015513A (ja) | 2020-01-30 |
Family
ID=69383832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018138384A Pending JP2020015513A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020015513A (ja) |
CN (1) | CN110774769B (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3891150B2 (ja) * | 2002-07-09 | 2007-03-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液体カートリッジおよび液体収容体 |
JP2010046947A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Seiko Epson Corp | 液体収容体、液体収容体の着脱構造、及び液体噴射装置 |
WO2017022653A1 (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インク容器、印刷装置、及びインク供給方法 |
JP6638442B2 (ja) * | 2016-02-09 | 2020-01-29 | セイコーエプソン株式会社 | 液体収容体、液体噴射装置及び液体噴射装置のメンテナンス方法 |
CN107718891B (zh) * | 2016-08-12 | 2021-04-27 | 精工爱普生株式会社 | 液体容纳体 |
-
2018
- 2018-07-24 JP JP2018138384A patent/JP2020015513A/ja active Pending
-
2019
- 2019-07-19 CN CN201910654520.7A patent/CN110774769B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN110774769B (zh) | 2022-06-03 |
CN110774769A (zh) | 2020-02-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10414164B2 (en) | Cartridge, cartridge unit, and liquid ejection system | |
US10173431B2 (en) | Liquid containing member | |
EP2657031B1 (en) | Cartridge | |
JP5776188B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
US20100045755A1 (en) | Liquid container, liquid container mounting and detaching structure, and liquid ejection apparatus | |
JP2020015513A (ja) | 液体収容体保持ユニット、液体供給装置、及び液体噴射装置 | |
JP6821983B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5663971B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2018140548A (ja) | プリンター | |
US10967637B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP2021075022A (ja) | 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法 | |
JP2020152057A (ja) | 液体吐出システム及び液体収容容器 | |
JP2013166325A (ja) | 液体噴射装置、アタッチメント及び液体供給システム | |
JP5764871B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2018008435A (ja) | 液体供給装置及び液体噴射装置 | |
JP2019084694A (ja) | カートリッジ | |
JP2022121863A (ja) | 液体収容容器および液体吐出装置 | |
JP4609087B2 (ja) | バルブユニット及び同バルブユニットを備えた液体噴射装置 | |
JP6399154B2 (ja) | 圧力調整部、液体噴射ユニットおよび液体噴射装置 | |
JP2022143732A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5790804B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2023016224A (ja) | 液体収容容器 | |
JP2024024891A (ja) | 記録装置 | |
JP2011235508A (ja) | チューブポンプ、液体噴射装置 | |
JP2017154507A (ja) | 液体噴射装置 |