JP2020014589A - 携帯型集塵機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体ハウジングに対するフィルタの誤組み付けを防止できる携帯型集塵機を提供すること。【解決手段】携帯型集塵機1は、本体ハウジング10と、本体ハウジング10に装着可能なフィルタ60と、本体ハウジング10に取り付け可能な前ハウジング70とを備えている。前ハウジング70の内面には、本体ハウジング10に誤組み付けされた状態のフィルタ60の移動を規制可能な脱落防止リブ74が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、携帯型集塵機に関し、詳しくは、本体ハウジングと、本体ハウジングに装着可能なフィルタとを備えている携帯型集塵機に関する。
従来、ハンディクリーナと称される携帯型集塵機が既に知られている。このような携帯型集塵機は、主として、本体ハウジングと、本体ハウジングの装着リブに挿し込んで装着可能(取り付けおよび取り外し可能)なフィルタと、本体ハウジングの装着リブに装着(外装)したフィルタを収容した状態で本体ハウジングに取り付け可能な前ハウジングとから構成されている。そして、本体ハウジングに収容されているモータの駆動により回転するファンが塵埃を含むエアを吸い込むと、この吸い込まれたエアがフィルタを通過する。したがって、この吸い込まれたエアに含まれる塵埃をフィルタによって捕捉できる。
ここで、下記特許文献1には、本体ハウジング110に形成された一対のストッパ121と、一対のストッパ121に重なり合い可能にフィルタ160に形成された一対の引掛リブ163とから構成されているロック機構180を備えた携帯型集塵機101が開示されている(図15参照)。これにより、本体ハウジング110の装着リブ118に装着したフィルタ160を回転させると、この本体ハウジング110の一対のストッパ121にフィルタ160の一対の引掛リブ163を引っ掛けることができる、すなわち、ロック機構180を作動させることができる。そのため、この本体ハウジング110の装着リブ118に装着したフィルタ160が前ハウジング170の内部(塵埃を貯め可能な貯留部)で脱落することを防止できる。
特開2015−195881号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、一対のストッパ121と一対の引掛リブ163とが重なり合う状態でも、本体ハウジング110の装着リブ118にフィルタ160を挿し込んで装着可能となっている(図16参照)。そのため、前ハウジング170の内部で脱落することを防止できない状態(ロック機構180を作動させることができない状態)で本体ハウジング110の装着リブ118にフィルタ160が挿し込まれることがあった。すなわち、本体ハウジング110にフィルタ160が誤組み付けされてしまうことがあった。このようにフィルタ160が誤組み付けされてしまうと、使用状態(ファン113が塵埃を含むエアを吸い込んでいる状態)における携帯型集塵機101の使用姿勢が前下り姿勢であるため、このフィルタ160が本体ハウジング110から自重によって脱落する(外れてしまう)ことがあった(図17参照)。したがって、吸い込まれたエアの一部がフィルタ160を通過することなく、直に、ファンに取り込まれることがあった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、本体ハウジングに対するフィルタの誤組み付けを防止できる携帯型集塵機を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、本体ハウジングと、本体ハウジングに装着可能なフィルタと、本体ハウジングに取り付け可能な前ハウジングとを備えている携帯型集塵機である。前ハウジングの内面には、本体ハウジングに誤組み付けされた状態のフィルタの移動を規制可能な脱落防止リブが形成されている。
請求項1の発明によれば、フィルタが前ハウジングの内部で脱落することを防止できる状態と同じ状態となる。すなわち、フィルタが装着された状態と同じ作用効果を得ることができる。したがって、フィルタを回転させることを忘れてしまうといった誤りが生じていても、本体ハウジングに挿し込んだフィルタの脱落を防止できる。結果として、本体ハウジングに対するフィルタの誤組み付けを防止できる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯型集塵機であって、脱落防止リブは、略L字状に形成されている。
請求項2の発明によれば、脱落防止リブを強固なものにできる。
また、請求項3に記載の発明は、本体ハウジングと、本体ハウジングに装着可能なフィルタと、フィルタが脱落することを防止するロック機構とを備えている携帯型集塵機である。ロック機構は、本体ハウジングに形成されたストッパと、フィルタに形成された引掛リブとから構成されている。引掛リブがストッパに重なり合うようにフィルタを回転させると、本体ハウジングからフィルタの脱落を防止可能となっている。本体ハウジングには、ストッパに引掛リブが軸方向に重なり合う状態で本体ハウジングにフィルタが取り付けられることを防止する誤装着防止リブが形成されている。
請求項3の発明によれば、本体ハウジングに対してフィルタを装着するとき、このフィルタの引掛リブが本体ハウジングのストッパに重なり合う状態になっていると、この本体ハウジングの誤装着防止リブにフィルタの引掛リブが干渉する。そのため、このフィルタを本体ハウジングに装着することができない。したがって、このフィルタの装着において、誤りが生じていることを作業者に気付かせることができる。結果として、本体ハウジングに対するフィルタの誤組み付けを防止できる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の携帯型集塵機であって、誤装着防止リブは、幅方向に沿って適宜の間隔で複数形成されている。
請求項4の発明によれば、フィルタの引掛リブが誤装着防止リブに対して干渉し損ねることがない。そのため、本体ハウジングに対するフィルタの誤組み付けを確実に防止できる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の携帯型集塵機であって、フィルタが脱落することを防止するロック機構を備えている。ロック機構は、本体ハウジングに形成されたストッパと、フィルタに形成された引掛リブとから構成されている。この携帯型集塵機は、引掛リブがストッパに重なり合うようにフィルタを回転させると、本体ハウジングからフィルタの脱落を防止可能となっている。本体ハウジングには、ストッパに引掛リブが軸方向に重なり合う状態で本体ハウジングにフィルタが取り付けられることを防止する誤装着防止リブが形成されている。
請求項5の発明によれば、請求項1の発明の作用効果と請求項3の発明の作用効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る携帯型集塵機の右側面図である。 図1において、前ハウジングの一部を切り欠いた状態を示している。 図1の縦断面図である。 図1の前ハウジングの拡大図である。 図4の前ハウジングを後側から見た斜視図である。 図3のフィルタを後側から見た斜視図である。 本体ハウジングに対するフィルタの挿し込みの手順を説明する図である。 図7の次の手順を説明する図であり、フィルタの装着が完了した状態である。 図7の挿し込みの手順において、第1の誤りの状態を示す図である。 図9の斜視図である。 図9の第1の誤りの状態において、前ハウジングの取り付けを説明する右側面図であり、前ハウジングの一部を切り欠いた状態を示している。 図11の縦断面図である。 図7の挿し込みの手順において、フィルタの第3の誤りの状態を示す図である。 図13の第3の誤りの状態において、前ハウジングの取り付けを説明する縦断面図である。 従来技術に係る携帯型集塵機の縦断面図である。 図15において、フィルタの誤組み付けの状態を示す図である。 図15のフィルタの誤組み付けの状態における携帯型集塵機の使用姿勢を示す図(問題点を説明する図)である。
本発明の実施の形態について図1〜14を参照しながら説明する。この携帯型集塵機1は、ハンディクリーナと称されるものであり、主として、本体ハウジング10と、本体ハウジング10に装着可能なフィルタ装置30と、本体ハウジング10に装着したフィルタ装置30を収容した状態で本体ハウジング10に取り付け可能な前ハウジング70と、本体ハウジング10に装着したフィルタ装置30の脱落を防止するロック機構80とを備えている(図1〜3参照)。
以下に、これら本体ハウジング10と、フィルタ装置30と、前ハウジング70とを個別に説明する。なお、この携帯型集塵機1は、図1における図示右側を前側と称し、図示左側を後側と称するのが慣例である。そのため、以下の説明でも特に断らない限り、この慣例にしたがい前後の方向を用いている。また、上下および左右の方向は、この前後の方向を基準として用いている。
まず、本体ハウジング10から説明する。この本体ハウジング10は、携帯型集塵機1の外郭の後側を成すように構成されている(図1〜2参照)。この本体ハウジング10には、モータ11と、モータ11の駆動軸12に組み付けられたファン13が収容されている(図3参照)。また、この本体ハウジング10の後方上側には、作業者が手(いずれも図示しない)で握り可能なループ状のハンドル14が形成されている。このハンドル14には、ハンドル14を握った手の指でON−OFF操作可能な操作ボタン15が設けられている。
また、この本体ハウジング10の前側には、後述する前ハウジング70の開口72に対して連通する貫通孔17が形成されている。この貫通孔17の外周には、円筒状の装着リブ18が前側に向けて突出するように形成されている。また、この本体ハウジング10の前縁には、外周面に螺旋状の一対の溝20を有する取付部19が周方向に沿って形成されている(図7参照)。この取付部19の内周面の上側と下側とには、一対のストッパ21が形成されている。また、この取付部19の内周面の前方上側と前方下側とには、一対のストッパ21に対して軸方向に重なり合うように一対の誤装着防止リブ22が形成されている。この誤装着防止リブ22は、左右方向に沿って適宜の間隔で複数形成されている。
また、この本体ハウジング10の左側と右側とには、スリット状の排気口23が複数形成されている。また、この本体ハウジング10の後方下側は、凹みを成すように形成されている。この凹みには、バッテリ26を後側から前側に向けて装着可能なバッテリ装着部25が形成されている。また、この本体ハウジング10の後側には、ストラップ27が掛け留めされている。これにより、携帯型集塵機1を壁に取り付けられたフック(いずれも図示しない)に引っ掛けて保管できる。
本体ハウジング10は、このように構成されている。このように構成されている本体ハウジング10は、左右に2分割を成す樹脂製の半割ハウジング10a、10bから構成されている。そして、この半割ハウジング10a、10bは、互いを組み付けると本体ハウジング10を成すように、その適宜の箇所が複数のビス10c(一部、図示しない)によって留められている。
次に、フィルタ装置30を説明する。このフィルタ装置30は、フレーム40と、布フィルタ50と、フィルタ60とから構成されている(図3、6参照)。フレーム40は、前側に形成されているリング材41が後側に形成されているリング材42より狭径を成す略円筒状の樹脂部材から構成されている。このように構成されているフレーム40は、その後側に形成されているリング材42に形成されている一対の係合穴(図示しない)が本体ハウジング10の装着リブ18に形成されている一対の係合爪に係合することで本体ハウジング10の装着リブ18に装着されている。
また、布フィルタ50は、後述するフィルタ60の内部を沿う(内部を覆う)格好を成す開口51を有する袋状の布部材から構成されている。このように構成されている布フィルタ50は、後述するフィルタ60の内部を沿う格好を成すように(布フィルタ50の開口51とフィルタ60の開口62とを一致させて内部を覆うように)フィルタ60の内部に収容されている。また、この布フィルタ50は、エアを通過させることができる通気性を有するように形成されている。そのため、このエアに含まれる塵埃を布フィルタ50によって捕捉できる。
また、フィルタ60は、略円筒状の骨格61から成る樹脂部材から構成されている。このフィルタ60は、その後側に形成されている開口62を除く全ての面がエアを通過させることができるように網目(図示しない)状に形成されている。そのため、このエアに含まれる塵埃をフィルタ60によって捕捉できる。また、このフィルタ60の開口62の上側と下側とには、一対の引掛リブ63が形成されている。
このように構成されているフィルタ60は、その一対の引掛リブ63が本体ハウジング10の一対のストッパ21に重なり合うことがないように位置合わせされた状態で(図7参照)、その開口62が本体ハウジング10の装着リブ18に挿し込まれている。なお、この開口62が挿し込まれたフィルタ60は、その一対の引掛リブ63が本体ハウジング10の一対のストッパ21に重なり合うように回転された状態となっている(図8参照)。
これにより、このフィルタ60が本体ハウジング10の装着リブ18から自重によって脱落する(外れてしまう)ことがあっても、この本体ハウジング10の一対のストッパ21にフィルタ60の一対の引掛リブ63が引っ掛かる。すなわち、ロック機構80を作動させることができる。そのため、この本体ハウジング10の装着リブ18に挿し込まれたフィルタ60が前ハウジング70の後述する貯留部73で脱落することを防止できる。
このように脱落の防止が施されたフィルタ60の挿し込みを「フィルタ60の装着」と記すこととする。一方、脱落の防止が施されることなく、単なるフィルタ60の挿し込みを「フィルタ60の誤組み付け」と記すこととする。フィルタ装置30は、これらフレーム40と、布フィルタ50と、フィルタ60とから構成されている。なお、上述した本体ハウジング10の一対のストッパ21とフィルタ装置30のフィルタ60の一対の引掛リブ63とが、ロック機構80に相当する。
最後に、前ハウジング70を説明する。この前ハウジング70は、携帯型集塵機1の外郭の前側を成す略釣鐘状に構成されている(図1〜2、4参照)。この前ハウジング70の前側には、ノズル状に形成されエアを吸い込み可能な吸込口71が設けられている。また、この前ハウジング70の後側には、その内部と連通する開口72が形成されている(図5参照)。
また、この前ハウジング70の内部は、上述したフィルタ装置30のフィルタ60が捕捉した塵埃を貯め可能な貯留部73となっている。また、この前ハウジング70の内周面の前側には、略L字状の一対の脱落防止リブ74が形成されている。また、この前ハウジング70の内周面の後側には、本体ハウジング10の取付部19の一対の溝20に捩じり込み可能な一対の突部75が形成されている。前ハウジング70は、このように構成されている。
このように構成されている前ハウジング70の一対の突部75を本体ハウジング10の取付部19の一対の溝20に案内させて一方側に捩じると、この本体ハウジング10に対して前ハウジング70を周知のバヨネット結合によって取り付けることができる。このとき、この取り付けた前ハウジング70の一対の脱落防止リブ74がフィルタ装置30のフィルタ60の前側の軸方向の移動を規制する(図2〜3参照)。そのため、本体ハウジング10に装着したフィルタ装置30のガタツキを抑えることができる。
なお、この取り付けた前ハウジング70の一対の突部75を他方側に捩じると、この前ハウジング70を本体ハウジング10から取り外すことができる。携帯型集塵機1は、これら本体ハウジング10と、フィルタ装置30と、前ハウジング70と、ロック機構80とから構成されている。
次に、上述した携帯型集塵機1の動作を説明する。まず、操作ボタン15をONさせてバッテリ26からの電源によってモータ11を駆動させる。すると、モータ11の駆動軸12の駆動によってファン13が回転するため、前ハウジング70の吸込口71からエアが吸い込まれる。この吸い込まれたエアは、フィルタ装置30のフィルタ60の網目および布フィルタ50を通過して、フィルタ装置30のフレーム40のリング材42の開口42aおよび本体ハウジング10の貫通孔17を介して排気口23から排出される。
この吸い込みから排出に至るエアの流れにより、吸込口71から吸い込まれたエアに含まれる塵埃は、フィルタ装置30のフィルタ60の網目および布フィルタ50に捕捉され、この捕捉された塵埃は前ハウジング70の貯留部73に貯められる。したがって、このエアに含まれる塵埃を除去できる。
なお、上述した本体ハウジング10の装着リブ18に対するフィルタ60の挿し込みにおいて、3つの誤り(第1の誤り〜第3の誤り)が起こり得る。以下に、これら起こり得る3つの誤りとその対処を個別に説明する。
まず、1つ目の誤り(第1の誤り)から説明する。上述したように本体ハウジング10の装着リブ18に対してフィルタ60を挿し込むとき、このフィルタ60の一対の引掛リブ63が本体ハウジング10の一対のストッパ21に重なり合う状態になっていると(図9参照)、この本体ハウジング10の一対の誤装着防止リブ22にフィルタ60の一対の引掛リブ63が干渉する。そのため、このフィルタ60の開口62を本体ハウジング10の装着リブ18に挿し込むことができない。
この記載が、特許請求の範囲に記載の「前記本体ハウジングには、前記ストッパに前記引掛リブが軸方向に重なり合う状態で前記本体ハウジングに前記フィルタが取り付けられることを防止する誤装着防止リブが形成されている」に相当する。したがって、このフィルタ60の挿し込みにおいて、誤り(第1の誤り)が生じていることを作業者に気付かせることができる。結果として、本体ハウジング10の装着リブ18に対するフィルタ60の誤組み付けを防止できる。
このとき、フィルタ60を本体ハウジング10の装着リブ18に挿し込むことができなくても、このフィルタ60がフレーム40に保持されることがある(図10参照)。すなわち、第1の誤り状態であっても、本体ハウジング10の装着リブ18に対するフィルタ60の挿し込みが完了したといった誤認識が作業者に生じることがある。その場合でも、この本体ハウジング10に前ハウジング70を取り付けると、この取り付ける前ハウジング70の一対の脱落防止リブ74がフィルタ60の前側に干渉する(図11〜12参照)。
そのため、この取り付ける前ハウジング70は、その一対の突部75を本体ハウジング10の取付部19の一対の溝20に案内させることができない状態となる。したがって、このフィルタ60の挿し込みにおいて、誤り(2つ目の誤り(第2の誤り))が生じていることを作業者に気付かせることができる。結果として、本体ハウジング10の装着リブ18に対するフィルタ60の誤組み付けを防止できる。
最後に、3つ目の誤り(第3の誤り)を説明する。上述したように本体ハウジング10に対してフィルタ60を挿し込むとき、本体ハウジング10の装着リブ18に挿し込んだフィルタ60を回転させることを忘れてしまうことがある。その場合、この挿し込んだフィルタ60が前ハウジング70の内部で脱落することを防止できない誤組み付け状態(ロック機構80を作動させることができない状態)となっている(図13参照)。
この状態でも、本体ハウジング10に前ハウジング70が取り付けられると、この取り付けられる前ハウジング70の一対の脱落防止リブ74がフィルタ装置30のフィルタ60の前側の軸方向の移動を規制する(図14参照)。そのため、この挿し込んだフィルタ60が前ハウジング70の内部で脱落することを防止できる状態(ロック機構80を作動させた状態)と同じ状態となる。すなわち、フィルタ60が装着された状態と同じ作用効果を得ることができる。したがって、フィルタ60を回転させることを忘れてしまうといった誤り(第3の誤り)が生じていても、本体ハウジング10に挿し込んだフィルタ60の脱落を防止できる。結果として、本体ハウジング10に対するフィルタ60の誤組み付けを防止できる。
本発明の実施形態に係る携帯型集塵機1は、上述したように構成されている。この構成によれば、前ハウジング70の内周面の前側には、脱落防止リブ74が形成されている。この脱落防止リブ74は、挿し込んだフィルタ60が前ハウジング70の内部で脱落することを防止できない誤組み付け状態でも、本体ハウジング10に前ハウジング70が取り付けられると、フィルタ装置30のフィルタ60の前側の軸方向の移動を規制可能となっている。そのため、この挿し込んだフィルタ60が前ハウジング70の内部で脱落することを防止できる状態(ロック機構80を作動させた状態)と同じ状態となる。すなわち、フィルタ60が装着された状態と同じ作用効果を得ることができる。したがって、フィルタ60を回転させることを忘れてしまうといった誤りが生じていても、本体ハウジング10に挿し込んだフィルタ60の脱落を防止できる。結果として、本体ハウジング10に対するフィルタ60の誤組み付けを防止できる。
また、この構成によれば、脱落防止リブ74は、略L字状に形成されている。そのため、脱落防止リブ74を強固なものにできる。
また、この構成によれば、取付部19の内周面の前方上側と前方下側とには、一対のストッパ21に対して軸方向に重なり合うように一対の誤装着防止リブ22が形成されている。そのため、本体ハウジング10の装着リブ18に対してフィルタ60を挿し込むとき、このフィルタ60の一対の引掛リブ63が本体ハウジング10の一対のストッパ21に重なり合う状態になっていると、この本体ハウジング10の一対の誤装着防止リブ22にフィルタ60の一対の引掛リブ63が干渉する。したがって、このフィルタ60の開口62を本体ハウジング10の装着リブ18に挿し込むことができない。結果として、このフィルタ60の挿し込みにおいて、誤り(第1の誤り)が生じていることを作業者に気付かせることができる。すなわち、本体ハウジング10の装着リブ18に対するフィルタ60の誤組み付けを防止できる。
また、この構成によれば、誤装着防止リブ22は、左右方向に沿って適宜の間隔で複数形成されている。そのため、フィルタ60の一対の引掛リブ63が誤装着防止リブ22に対して干渉し損ねることがない。したがって、本体ハウジング10の装着リブ18に対するフィルタ60の誤組み付けを確実に防止できる。
また、この構成によれば、前ハウジング70の内周面の前側には、脱落防止リブ74が形成されている。また、取付部19の内周面の前方上側と前方下側とには、一対のストッパ21に対して軸方向に重なり合うように一対の誤装着防止リブ22が形成されている。そのため、上述したように本体ハウジング10に対するフィルタ60の誤組み付けを防止できる。
なお、本発明の実施形態に係る携帯型集塵機1にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。ストッパ21、誤装着防止リブ22、引掛リブ63は、一対(2個)に限定されるものでなく、1個でも3個でも4個でも構わない。また、複数(2個、3個、4個)の場合、周方向に等間隔を成していても等間隔を成していなくても構わない。
1 携帯型集塵機
10 本体ハウジング
10a 半割ハウジング
10b 半割ハウジング
10c ビス
11 モータ
12 駆動軸
13 ファン
14 ハンドル
15 操作ボタン
17 貫通孔
18 装着リブ
19 取付部
20 溝
21 ストッパ
22 誤装着防止リブ
23 排気口
25 バッテリ装着部
26 バッテリ
27 ストラップ
30 フィルタ装置
40 フレーム
41 リング材
42 リング材
42a 開口
50 布フィルタ
51 開口
60 フィルタ
61 骨格
62 開口
63 引掛リブ
70 前ハウジング
71 吸込口
72 開口
73 貯留部
74 脱落防止リブ
75 突部
80 ロック機構

Claims (5)

  1. 本体ハウジングと、
    前記本体ハウジングに装着可能なフィルタと、
    前記本体ハウジングに取り付け可能な前ハウジングと、を備えており、
    前記前ハウジングの内面には、前記本体ハウジングに誤組み付けされた状態の前記フィルタの移動を規制可能な脱落防止リブが形成されている携帯型集塵機。
  2. 請求項1に記載の携帯型集塵機であって、
    前記脱落防止リブは、略L字状に形成されている携帯型集塵機。
  3. 本体ハウジングと、
    前記本体ハウジングに装着可能なフィルタと、
    前記フィルタが脱落することを防止するロック機構と、を備えており、
    前記ロック機構は、前記本体ハウジングに形成されたストッパと、前記フィルタに形成された引掛リブと、から構成され、
    前記引掛リブが前記ストッパに重なり合うように前記フィルタを回転させると、前記本体ハウジングから前記フィルタの脱落を防止可能となっており、
    前記本体ハウジングには、前記ストッパに前記引掛リブが軸方向に重なり合う状態で前記本体ハウジングに前記フィルタが取り付けられることを防止する誤装着防止リブが形成されている携帯型集塵機。
  4. 請求項3に記載の携帯型集塵機であって、
    前記誤装着防止リブは、幅方向に沿って適宜の間隔で複数形成されている携帯型集塵機。
  5. 請求項1に記載の携帯型集塵機であって、
    前記フィルタが脱落することを防止するロック機構と、を備えており、
    前記ロック機構は、前記本体ハウジングに形成されたストッパと、前記フィルタに形成された引掛リブと、から構成され、
    前記引掛リブが前記ストッパに重なり合うように前記フィルタを回転させると、前記本体ハウジングから前記フィルタの脱落を防止可能となっており、
    前記本体ハウジングには、前記ストッパに前記引掛リブが軸方向に重なり合う状態で前記本体ハウジングに前記フィルタが取り付けられることを防止する誤装着防止リブが形成されている携帯型集塵機。
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