JP2020012417A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料が燃焼室壁面に付着することを抑えながら、点火プラグ周りにリッチな混合気を集めることができる内燃機関の制御装置を提供すること。【解決手段】燃焼室7の上壁面の中央部付近に配置される点火プラグ8と、内部を流れる吸気の流れ方向に延びるように設けられた仕切り壁15によって、燃焼室外側の第1通路11aと燃焼室中心側の第2通路11bとからなる一対の通路に区画された部位を有する吸気ポート11と、仕切り壁15における吸気の流れの上流側の端部に設けられ、第1通路11aを開閉するタンブルコントロールバルブ16と、燃焼室内に形成されるタンブル流に対向するように配置され、燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタ9と、筒内噴射用インジェクタ9により噴射された燃料の運動量とタンブル流の運動量とが燃焼室内で釣り合うようにタンブルコントロールバルブ16の開度を制御するECU3と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
特許文献1には、エンジンの運転状態が高負荷かつ低回転側の領域内にある場合、ノッキングを抑制しつつ高トルクを確保するために、燃料の噴射方向がタンブル流に対向するタイミングで燃料を噴射させることで、燃料がリッチな領域をタンブル流内に形成することが記載されている。このリッチな領域をタンブル流に伴って流動させて、点火時期に点火プラグの先端の周辺に位置させることで、火炎伝搬速度を増大させて、ノッキングを抑制させることができる。
しかしながら、燃焼室内への燃料噴射量や燃料噴射圧を増やすと、燃料の持つ運動量がタンブル流の運動量に打ち勝ち、燃料がタンブル流に伴わないまま燃焼室壁面に付着する場合がある。付着した燃料は完全燃焼せずに燃焼室外へと排出されるため、エミッション悪化や燃費の悪化の原因になる。
そこで、本発明は、燃料が燃焼室壁面に付着することを抑えながら、点火プラグ周りにリッチな混合気を集めることができる内燃機関の制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明は、燃焼室の上壁面の中央部付近に配置される点火プラグと、内部を流れる吸気の流れ方向に延びるように設けられた仕切り壁によって、燃焼室外側の第1通路と燃焼室中心側の第2通路とからなる一対の通路に区画された部位を有する吸気ポートと、前記仕切り壁における吸気の流れの上流側の端部に設けられ、前記第1通路と前記第2通路のいずれか一方を開閉するタンブルコントロールバルブと、前記燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと、前記筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射と、前記タンブルコントロールバルブの開度とを制御する制御部と、を備える内燃機関の制御装置であって、前記筒内噴射用インジェクタは、前記燃焼室内に形成されるタンブル流に対向するように配置され、前記制御部は、前記筒内噴射用インジェクタにより噴射された燃料の運動量とタンブル流の運動量とが前記燃焼室内の所定の位置において釣り合うように前記タンブルコントロールバルブの開度を制御するものである。
このように、本発明によれば、燃料が燃焼室壁面に付着することを抑えながら、点火プラグ周りにリッチな混合気を集めることができる。
本発明の一実施の形態に係る内燃機関の制御装置は、燃焼室の上壁面の中央部付近に配置される点火プラグと、内部を流れる吸気の流れ方向に延びるように設けられた仕切り壁によって、燃焼室外側の第1通路と燃焼室中心側の第2通路とからなる一対の通路に区画された部位を有する吸気ポートと、仕切り壁における吸気の流れの上流側の端部に設けられ、第1通路と第2通路のいずれか一方を開閉するタンブルコントロールバルブと、燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと、筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射と、タンブルコントロールバルブの開度とを制御する制御部と、を備える内燃機関の制御装置であって、筒内噴射用インジェクタは、燃焼室内に形成されるタンブル流に対向するように配置され、制御部は、筒内噴射用インジェクタにより噴射された燃料の運動量とタンブル流の運動量とが燃焼室内の所定の位置において釣り合うようにタンブルコントロールバルブの開度を制御するよう構成されている。
これにより、本発明の一実施の形態に係る内燃機関の制御装置は、燃料が燃焼室壁面に付着することを抑えながら、点火プラグ周りにリッチな混合気を集めることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る内燃機関の制御装置について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置を搭載した車両1は、内燃機関型のエンジン2と、制御部としてのECU(Electronic Control Unit)3とを含んで構成される。
エンジン2には、気筒としてのシリンダ5が形成されている。シリンダ5には、このシリンダ5内を上下に往復動可能なピストン6が収納されている。また、シリンダ5の上部には、燃焼室7が設けられている。
エンジン2は、シリンダ5内でピストン6が2往復する間に、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行なう、いわゆる4サイクルのガソリンエンジンである。
また、ピストン6は、不図示のコネクティングロッドを介してクランクシャフトと連結している。コネクティングロッドは、ピストン6の往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換するようになっている。
また、燃焼室7には、点火プラグ8と、筒内噴射用インジェクタ9が設けられている。点火プラグ8は、燃焼室7内に電極を突出させた状態で配設され、ECU3によってその点火時期が制御されるようになっている。筒内噴射用インジェクタ9は、図示しない燃料タンクから燃料ポンプによって供給された燃料を燃焼室7内に噴射する、いわゆる筒内噴射式の燃料噴射弁である。
エンジン2には、吸気ポート11と、排気ポート21が設けられている。吸気ポート11は、燃焼室7と後述する吸気通路14aとを連通するようになっている。また、吸気ポート11には、吸気弁12が設けられている。
吸気弁12は、吸気通路14aと燃焼室7とを連通または遮断するように開閉されるようになっている。吸気弁12の開閉は、吸気側可変動弁機構13によって行なわれるようになっている。
吸気側可変動弁機構13としては、例えば電磁石とスプリング等から構成された電磁アクチュエータにより吸気弁12の開閉を行なう電磁式の可変動弁機構を用いることができる。具体的には、吸気側可変動弁機構13は、吸気弁12に固定された可動部を電磁石の励磁によって吸引することで、スプリングによって常時閉弁方向に付勢されている吸気弁12を、開弁方向に移動させるようになっている。
なお、吸気側可変動弁機構13としては、電磁アクチュエータに替えて油圧アクチュエータを用いた油圧式の可変動弁機構を用いてもよい。また、吸気側可変動弁機構13として、主カムおよび副カム等のカム部材を用いて吸気弁12の開閉時期を変更可能な機械式の可変動弁機構を用いても構わない。
さらに、この吸気側可変動弁機構13は、例えば電磁石に対する励磁電流がECU3によって調整されることにより、吸気弁12の開閉時期とともに吸気弁12のリフト量を連続的に変化させることが可能な構成であってもよい。
吸気ポート11には、吸気管14が接続されている。この吸気管14の内部には、吸気ポート11と連通する吸気通路14aが形成されている。
吸気ポート11は、内部を流れる吸気の流れ方向に延びるように設けられた仕切り壁15によって、燃焼室外側の第1通路11aと燃焼室中心側の第2通路11bとからなる一対の通路に区画された部位を有している。
仕切り壁15における吸気の流れの上流側の端部には、タンブルコントロールバルブ16が配置されており、第1通路11aを開閉する。
タンブルコントロールバルブ16の開度により燃焼室のタンブル流の流速が変化する。タンブルコントロールバルブ16の開度は、ECU3により制御される。ECU3は、タンブルコントロールバルブ16の開度を制御することで、タンブル流の流速を制御することができる。
タンブルコントロールバルブ16の開度とタンブル流の流速との関係は、例えば、図2に示すようになっている。
図1において、吸気ポート11の第2通路11bには、吸気通路噴射用インジェクタ10が設けられている。吸気通路噴射用インジェクタ10は、図示しない燃料タンクから燃料ポンプによって供給された燃料を吸気ポート11内に噴射する。
一方、排気ポート21には、排気弁22が設けられている。排気弁22は、後述する排気通路24aと燃焼室7とを連通または遮断するように開閉されるようになっている。排気弁22の開閉は、排気側可変動弁機構23によって行なわれるようになっている。
排気側可変動弁機構23は、上述した吸気側可変動弁機構13と同様の構成であるため、詳細な説明を省略するが、電磁石の励磁、非励磁がECU3によって制御されることで、排気弁22の開閉時期が任意に変更される。なお、排気側可変動弁機構23として、電磁アクチュエータに替えて油圧アクチュエータを用いた油圧式の可変動弁機構を用いてもよい。また、排気側可変動弁機構23として、主カムおよび副カム等のカム部材を用いて排気弁22の開閉時期を変更可能な機械式の可変動弁機構を用いても構わない。したがって、ECU3は、排気弁22の開弁期間を容易に調整することができる。
また、排気ポート21には、排気管24が接続されている。この排気管24の内部には、排気ポート21と連通する排気通路24aが形成されている。
ECU3は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
このコンピュータユニットのROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU3として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ECU3として機能する。
ECU3の入力ポートには、アクセル開度センサ31、クランク角度センサ32等の各種センサ類が接続されている。
アクセル開度センサ31は、例えば加速要求時等に運転者によって操作される図示しないアクセルペダルの開度であるアクセル開度を検知するようになっている。また、クランク角度センサ32は、クランクシャフトの回転角度を検知するようになっている。ECU3は、クランク角度センサ32から入力される検知結果に基づきエンジン回転数を算出するようになっている。
一方、ECU3の出力ポートには、前述した点火プラグ8、筒内噴射用インジェクタ9、吸気通路噴射用インジェクタ10、吸気側可変動弁機構13、排気側可変動弁機構23等の各種制御対象類が接続されている。
ECU3は、アクセル開度センサ31から入力されたアクセル開度やクランク角度センサ32から入力される検知結果から算出したエンジン回転数などに基づき、エンジン2に要求される負荷としての、エンジン要求負荷を算出するようになっている。
ECU3は、エンジン要求負荷とエンジン回転数とに基づいて、運転者から要求されたエンジン負荷を出力するための、吸気弁12及び排気弁22のバルブタイミングや、筒内噴射用インジェクタ9及び吸気通路噴射用インジェクタ10それぞれの燃料噴射量、燃料噴射期間、燃料噴射時期、燃料噴射圧などを決定する。
ECU3は、筒内噴射用インジェクタ9の燃料噴射期間、燃料噴射時期、燃料噴射圧からタンブル流の流速を算出する。タンブル流の流速は、筒内噴射用インジェクタ9の噴霧の運動量とタンブル流の運動量が、燃焼室内の所定の位置において釣り合うように決定する。
ECU3は、例えば、図3に示すように、点火プラグ8の電極の中心を通りエンジン2のクランクシャフトの回転中心線と直交する直線と、筒内噴射用インジェクタ9の噴孔出口から噴射方向への延長線との交点において、筒内噴射用インジェクタ9の噴霧の運動量とタンブル流の運動量が釣り合うようにタンブル流の流速wTを算出する。
筒内噴射用インジェクタ9の噴孔出口と、この噴孔出口から噴射方向への延長線と点火プラグ8の電極の中心を通りエンジン2のクランクシャフトの回転中心線と直交する直線の交点との距離をxとし、燃料噴霧角の1/2をθ、筒内噴射用インジェクタ9の噴孔出口から距離xの位置での噴霧の速度をw1、空気密度をρa、燃料噴射期間をTinj、燃料噴射開始時期から点火時期までの時間をTSOI-IGTとすると、筒内噴射用インジェクタ9の噴霧の運動量とタンブル流の運動量が釣り合うことは、以下の数1のように表せる。燃料噴霧角は、図3に示すように、噴射された燃料の噴霧の拡散する角度のことである。
数1の関係から、タンブル流の流速wTは、以下の数2のように表せる。
ここで、筒内噴射用インジェクタ9の噴孔出口から距離xの位置での噴霧の速度w1は、筒内噴射用インジェクタ9の噴孔出口での噴霧運動量と、距離xでの噴霧と噴霧に同伴する空気の運動量との運動量保存の式から、以下の数3の式で求めることができる。
ただし、ρfは液体での燃料密度、ρaは空気密度、dnは噴孔径、w0は噴孔出口での噴霧速度である。
さらに、噴孔出口での噴霧速度w0は、ベルヌーイの式より、噴射圧Pinjと噴孔の縮流係数Caから以下の数4のように求められる。
ECU3は、数2から数4を用いて筒内噴射用インジェクタ9の燃料噴射期間、燃料噴射時期、燃料噴射圧からタンブル流の流速wTを算出する。
ECU3は、タンブル流の流速wTから、図2に示すようなマップにより、タンブルコントロールバルブ16の開度を求め、タンブルコントロールバルブ16の開度を決定する。
ECU3は、求めた開度にタンブルコントロールバルブ16を制御し、エンジン要求負荷とエンジン回転数とから決定された燃料噴射期間、燃料噴射時期、燃料噴射圧により筒内噴射用インジェクタ9から燃料を噴射させる。
以上のように構成された本実施例に係る内燃機関制御装置によるタンブルコントロールバルブ開度算出処理について、図4を参照して説明する。なお、以下に説明するタンブルコントロールバルブ開度算出処理は、筒内噴射用インジェクタ9による燃料噴射が行われるときに実行される。
ステップS1において、ECU3は、アクセル開度センサ31から入力されたアクセル開度やクランク角度センサ32から入力される検知結果から、エンジン要求負荷とエンジン回転数を取得する。
ステップS2において、ECU3は、エンジン要求負荷とエンジン回転数から、筒内噴射用インジェクタ9の燃料噴射期間、燃料噴射時期、燃料噴射圧を算出する。
ステップS3において、ECU3は、筒内噴射用インジェクタ9の燃料噴射期間、燃料噴射時期、燃料噴射圧から、タンブル流の流速を算出する。
ステップS4において、ECU3は、タンブル流の流速からタンブルコントロールバルブ16の開度を算出して処理を終了する。
このように、上述の実施例では、燃焼室内に噴射された燃料量から決まる燃料の運動量に応じて、理論式を用いてタンブル流の流速を算出して調節することで、いかなる燃料噴射量や燃料噴射圧においても燃焼室壁面への燃料付着を防ぎつつ、点火プラグ周りにリッチな混合気を集めることができる。
これは、噴射された燃料の持つ運動量に等しい運動量を持つタンブル流を筒内に作り出すことで、燃料がタンブル流に打ち勝つことなく、タンブル流を流動させることができる。その結果、燃焼室壁面への燃料付着を防ぎつつ、点火プラグ周りにリッチな混合気を集めることができる。
これにより、図5に示すような、燃料噴射量が少なく、燃料噴射圧が低い場合には、タンブル流の流速を低くすることができる。また、図6に示すような、燃料噴射量が多く、燃料噴射圧が高い場合には、タンブル流の流速を高くすることができる。
このように、冷機始動などの筒内噴射用インジェクタ9の燃料噴射量の増量時や、高負荷やリーン時の筒内噴射用インジェクタ9の燃料噴射量の増量時など、いかなる燃料噴射量や燃料噴射圧に対しても最適なタンブル流を保つことが可能となる。
なお、本実施例においては、タンブルコントロールバルブ16は、第1通路11aを開閉してタンブル流の流速を制御したが、第2通路11bを開閉してタンブル流の流速を制御するようにしてもよい。
また、本実施例においては、タンブルコントロールバルブ16によりタンブル流の流速を制御したが、吸気側可変動弁機構13によりタンブル流の流速を制御するようにしてもよい。
本実施例では、各種センサ情報に基づきECU3が各種の判定や算出を行なう例について説明したが、これに限らず、車両が外部サーバ等の車外装置と通信可能な通信部を備え、該通信部から送信された各種センサの検出情報に基づき車外装置によって各種の判定や算出が行なわれ、その判定結果や算出結果を通信部で受信して、その受信した判定結果や算出結果を用いて各種制御を行なってもよい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
2 エンジン(内燃機関)
3 ECU(制御部)
7 燃焼室
8 点火プラグ
9 筒内噴射用インジェクタ
11 吸気ポート
11a 第1通路
11b 第2通路
15 仕切り壁
16 タンブルコントロールバルブ
2 エンジン(内燃機関)
3 ECU(制御部)
7 燃焼室
8 点火プラグ
9 筒内噴射用インジェクタ
11 吸気ポート
11a 第1通路
11b 第2通路
15 仕切り壁
16 タンブルコントロールバルブ
Claims (3)
- 燃焼室の上壁面の中央部付近に配置される点火プラグと、
内部を流れる吸気の流れ方向に延びるように設けられた仕切り壁によって、燃焼室外側の第1通路と燃焼室中心側の第2通路とからなる一対の通路に区画された部位を有する吸気ポートと、
前記仕切り壁における吸気の流れの上流側の端部に設けられ、前記第1通路と前記第2通路のいずれか一方を開閉するタンブルコントロールバルブと、
前記燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと、
前記筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射と、前記タンブルコントロールバルブの開度とを制御する制御部と、を備える内燃機関の制御装置であって、
前記筒内噴射用インジェクタは、前記燃焼室内に形成されるタンブル流に対向するように配置され、
前記制御部は、前記筒内噴射用インジェクタにより噴射された燃料の運動量と前記タンブル流の運動量とが前記燃焼室内の所定の位置において釣り合うように前記タンブルコントロールバルブの開度を制御する内燃機関の制御装置。 - 前記制御部は、前記燃焼室内の所定の位置において、前記筒内噴射用インジェクタにより噴射された燃料の運動量と前記タンブル流の運動量とが釣り合うような前記タンブル流の流速を算出し、前記タンブル流が前記流速になるように前記タンブルコントロールバルブの開度を制御する請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記制御部は、前記点火プラグを通り前記内燃機関のクランクシャフトの回転中心線と直交する直線上において、前記筒内噴射用インジェクタにより噴射された燃料の運動量と前記タンブル流の運動量とが釣り合うように前記タンブルコントロールバルブの開度を制御する請求項1または請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018135015A JP2020012417A (ja) | 2018-07-18 | 2018-07-18 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018135015A JP2020012417A (ja) | 2018-07-18 | 2018-07-18 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020012417A true JP2020012417A (ja) | 2020-01-23 |
Family
ID=69170510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018135015A Pending JP2020012417A (ja) | 2018-07-18 | 2018-07-18 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2020012417A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210381423A1 (en) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | Subaru Corporation | Engine |
-
2018
- 2018-07-18 JP JP2018135015A patent/JP2020012417A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20210381423A1 (en) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | Subaru Corporation | Engine |
US11560828B2 (en) * | 2020-06-03 | 2023-01-24 | Subaru Corporation | Engine |
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