JP2020011396A - インクジェット印刷システム - Google Patents

インクジェット印刷システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020011396A
JP2020011396A JP2018133222A JP2018133222A JP2020011396A JP 2020011396 A JP2020011396 A JP 2020011396A JP 2018133222 A JP2018133222 A JP 2018133222A JP 2018133222 A JP2018133222 A JP 2018133222A JP 2020011396 A JP2020011396 A JP 2020011396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive roller
tension
speed command
command value
print medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018133222A
Other languages
English (en)
Inventor
基之 阿武
Motoyuki Abu
基之 阿武
昌二 柿本
Shoji Kakimoto
昌二 柿本
浩一 上野
Koichi Ueno
浩一 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2018133222A priority Critical patent/JP2020011396A/ja
Priority to PCT/JP2019/024917 priority patent/WO2020012932A1/ja
Publication of JP2020011396A publication Critical patent/JP2020011396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/36Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
    • B41J11/42Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/16Means for tensioning or winding the web
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/04Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
    • B65H23/18Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web
    • B65H23/188Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web in connection with running-web

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

【課題】冷却機構を増強した場合、冷却機構の上流側と下流側におけるテンション差が拡大し、搬送精度が低下する。【解決手段】第1の印刷装置5が備えている冷却機構29の上流側に第4の駆動ローラM4を配置し、冷却機構29の下流側に第5の駆動ローM5を配置しているので、冷却機構29の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることを防止できる。したがって、第1の印刷装置5の印刷部21における搬送精度を向上できる。また、第2の印刷装置11が備えている冷却機構29の上流側に第9の駆動ローラM9を配置し、冷却機構29の下流側に第10の駆動ローラM10を配置しているので、冷却機構29の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることを防止できる。したがって、第2の印刷装置11の印刷部21における搬送精度を向上できる。【選択図】図4

Description

本発明は、長尺の印刷媒体にインク滴を吐出して印刷を行うインクジェット印刷システムに関する。
従来、この種のインクジェット印刷システムとして、給紙部と、印刷部及び乾燥部を有するインクジェット印刷装置と、排紙部とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。インクジェット印刷装置は、給紙部から連続紙を取り込む第1の駆動ローラと、印刷部の上流側に配置された第2の駆動ローラと、乾燥部のヒートローラを構成する第3の駆動ローラと、排紙部に連続紙を送り込む第4の駆動ローラとを備えている。これらの4個の駆動ローラは、印刷部に近い第2の駆動ローラを、他の駆動ローラに対する基準となる軸基軸として所定の搬送速度で連続紙が搬送され、各部のテンションが目標値となるように第1の駆動ローラと、第3の駆動ローラと、第4の駆動ローラとがPID (Proportional-Integral-Differential)制御されている。
ところで、インクジェット印刷システムとして、上記インクジェット印刷装置を第1のインクジェット印刷装置とし、上記インクジェット印刷装置と同じ構成のものを第2のインクジェット印刷装置とし、第1のインクジェット印刷装置と、連続紙の表裏を反転させるターンバーユニットと、連続紙の冷却を行う別体チラーユニットと、第2のインクジェット印刷装置とをその順に配置するものがある。このような構成では、第1のインクジェット印刷装置で連続紙の表面に印刷して表面を乾燥させ、乾燥後の連続紙を画像検査部で光学的に検査した後、ターンバーユニットで連続紙を反転させ、熱を帯びている連続紙を別体チラーユニットで冷却し、第2のインクジェット印刷装置で連続紙の裏面に印刷する。
ところで、インク滴の乾燥速度を向上して生産性を上げることなどを目的として、第1のインクジェット印刷装置における乾燥部を強化することが行われる。乾燥強化は、例えば、100℃だった乾燥温度を140℃にすることである。連続紙の乾燥温度が上昇すると紙面温度が上昇し、画像検査部の温度が上昇するため、画像検査部は連続紙の印刷画像を正しく読み取ることができない。また、このような構成では、ターンバーユニットの下流側に配置された別体チラーユニットでは十分に連続紙を冷却することができない。その結果、第2のインクジェット印刷装置において連続紙の熱による悪影響が生じる恐れがある。そこで、乾燥の直後に冷却するため、第1のインクジェット印刷装置の第4の駆動ローラ及び画像検査部の上流側であって、乾燥部の下流側に、連続紙を冷却するための冷却機構をさらに配置することが提案されている。
特開2017−109872号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来のシステムは、冷却機構を追加したことで乾燥強化に伴う問題を解決できるものの、以下のような別異の問題が生じる。
つまり、冷却機構は、一般的に複数本のチラーローラを備えている。チラーローラは、冷媒を流通させる空洞を内部に有し、ゴムシールやパッキンなどを備えている上に、一般的な搬送ローラに比較して直径も大きいので、一般的な搬送ローラに比較して回転時の抵抗が非常に大きい。そのため冷却機構の下流側には、第4の駆動ローラがあるものの、冷却機構の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることに起因して、第1のインクジェット印刷装置における第1〜第4の駆動ローラによる搬送制御では、第1のインクジェット印刷装置の印刷部におけるテンション変動が激しく搬送精度が悪化するという問題がある。このように印字部における搬送精度が悪化すると、連続紙における印刷品質が低下するので、重要な課題である。また、第2のインクジェット印刷装置においても、同様の問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、冷却機構の上流側と下流側とにおけるテンション変動を切り離すことにより、搬送精度を向上できるインクジェット印刷システムを提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、長尺の印刷媒体にインク滴を吐出して印刷を行うインクジェット印刷システムにおいて、長尺の印刷媒体を所定の搬送方向に搬送する第1の駆動ローラと、前記第1の駆動ローラで搬送されてきた連続紙を印刷領域に搬送する第2の駆動ローラと、前記印刷領域において印刷媒体にインク滴を吐出して印刷を行う印刷部と、前記印刷部で印刷された印刷媒体を搬送させつつ乾燥を行う第3の駆動ローラと、前記第3の駆動ローラで乾燥された印刷媒体を搬送する第4の駆動ローラと、前記第4の駆動ローラで搬送された印刷媒体を冷却する冷却機構と、前記冷却機構で冷却された印刷媒体に印刷された画像を読み取る画像検査部と、前記冷却機構で冷却された印刷媒体を搬送する第5の駆動ローラと、を備えた第1の処理部と、前記第1の処理部で印刷された印刷媒体を搬送する搬送ユニットと、前記搬送ユニットで搬送されてきた印刷媒体に所定の処理を行う第2の処理部と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、第1の処理部が備えている冷却機構の上流側に第4の駆動ローラを配置し、冷却機構の下流側に第5の駆動ローラを配置しているので、冷却機構の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることを防止できる。したがって、第1の処理部の印刷部における搬送精度を向上できる。また、画像検査部は冷却機構で冷却された印刷媒体に印刷された画像を読み取るので読取精度を向上できる。さらに、搬送機構は冷却機構で冷却された印刷媒体を第2の処理部に搬送できるので、第2の処理部での処理精度を向上できる。
また、本発明において、前記第1の駆動ローラと前記第2の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第1のテンションセンサと、前記第2の駆動ローラと前記第3の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第2のテンションセンサと、前記第3の駆動ローラと前記第4の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第3のテンションセンサと、前記第4の駆動ローラと前記第5の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第4のテンションセンサと、前記第1〜第5の駆動ローラのうち、設定された印刷条件の搬送速度に応じて前記第2の駆動ローラを操作し、設定された印刷条件のテンション値である目標テンションと、前記第1〜第4のテンションセンサで検出されたテンションとの差分に応じて前記各第1,第3〜第5の駆動ローラにおける速度指令値の変化量をPID制御する制御部と、を備えていることが好ましい(請求項2)。
制御部は、設定された印刷条件の搬送速度に応じて第2の駆動ローラを操作し、設定された印刷条件のテンション値である目標テンションと、第1〜第4のテンションセンサで検出されたテンションとの差分に応じて各第1,第3〜第5の駆動ローラにおける速度指令値の変化量をPID制御する。したがって、基軸である第2の駆動ローラの搬送速度で印刷媒体を搬送させつつ、各部のテンションが変動しても、各第1,第3〜第5の駆動ローラを操作して安定して搬送させることができる。
また、本発明において、前記制御部は、前記第4の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第3の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第4の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第5の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第4の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第5の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とすることが好ましい(請求項3)。
第4の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、第4の駆動ローラよりも印字部に近い第3の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第4の寄与率とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量とし、第5の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、第5の駆動ローラよりも印字部に近い第4の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第5の寄与率とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量とする。このように、操作対象より上流で印字部により近くに位置する駆動ローラへの速度指令値の変化量の影響を、操作対象の駆動ローラの速度指令値の変化量に与えることにより、第1の処理部の印字部におけるテンションの変動を機敏に制御できる。
また、本発明において、前記第2の処理部は、前記搬送ユニットで搬送されてきた印刷媒体を所定の搬送方向に搬送する第6の駆動ローラと、前記第6の駆動ローラで搬送されてきた印刷媒体を印刷領域に搬送する第7の駆動ローラと、前記印刷領域において印刷媒体にインク滴を吐出して印刷を行う印刷部と、前記印刷部で印刷された印刷媒体を搬送させつつ乾燥を行う第8の駆動ローラと、前記第8の駆動ローラで乾燥された印刷媒体を搬送する第9の駆動ローラと、前記第9の駆動ローラで搬送された印刷媒体を冷却する冷却機構と、前記冷却機構で冷却された印刷媒体を搬送する第10の駆動ローラと、を備えていることが好ましい(請求項4)。
第2の処理部が備えている冷却機構の上流側に第9の駆動ローラを配置し、冷却機構の下流側に第10の駆動ローラを配置しているので、冷却機構の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることを防止できる。したがって、第2の処理部の印刷部における搬送精度を向上できる。
また、本発明において、前記第5の駆動ローラと前記第6の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第5のテンションセンサと、前記第6の駆動ローラと前記第7の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第6のテンションセンサと、前記第7の駆動ローラと前記第8の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第7のテンションセンサと、前記第8の駆動ローラと前記第9の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第8のテンションセンサと、前記第9の駆動ローラと前記第10の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第9のテンションセンサと、設定された印刷条件のテンション値である目標テンションと、前記第5〜第9のテンションセンサで検出されたテンションとの差分に応じて前記各第6〜第10の駆動ローラにおける速度指令値の変化量をPID制御する制御部と、を備えていることが好ましい(請求項5)。
制御部は、設定された印刷条件のテンション値である目標テンションと、第5〜第9のテンションセンサで検出されたテンションとの差分に応じて各第6〜第10の駆動ローラにおける速度指令値の変化量をPID制御する。したがって、第1の処理部における基軸である第2の駆動ローラの搬送速度で印刷媒体を搬送させつつ、各部のテンションが変動しても、各第6〜第10の駆動ローラを操作して安定して搬送させることができる。
また、本発明において、前記制御部は、前記第6の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第5の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第6の寄与率と乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第7の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第6の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第7の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第8の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第7の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第8の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第9の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第8の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第9の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第10の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第9の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第10の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とすることが好ましい(請求項6)。
操作対象より上流に位置する駆動ローラへの速度指令値の変化量の影響を、操作対象である駆動ローラの速度指令値の変化量に与えることにより、第2の処理部の印字部におけるテンションの変動を機敏に制御できる。また、第1の処理部の第5の駆動ローラの速度指令値の変化量の影響も第2の処理部に与えるので、搬送ユニットや第2の処理部の入り口部分を順になだらかに制御できる。したがって、第2の処理部の印字部においてもテンションの変動を機敏に制御できる。
また、本発明において、前記第4の寄与率及び前記第5の寄与率は、40〜80%であることが好ましく(請求項7)、前記第6の寄与率、前記第7の寄与率及び前記第10の寄与率は、40〜80%であることが好ましい(請求項8)。
また、本発明において、前記画像検査部で読み取った画像を用いて前記印刷部による印刷画像を調整することが好ましい(請求項9)。
本発明に係るインクジェット印刷システムによれば、第1の処理部が備えている冷却機構の上流側に第4の駆動ローラを配置し、チラーローラの下流側に第5の駆動ローラを配置しているので、冷却機構の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることを防止できる。したがって、第1の処理部の印刷部における搬送精度を向上できる。また、画像検査部は冷却機構で冷却された印刷媒体に印刷された画像を読み取るので読取精度を向上できる。さらに、搬送機構は冷却機構で冷却された印刷媒体を第2の処理部に搬送できるので、第2の処理部での処理精度を向上できる。
実施例に係るインクジェット印刷システムの概略構成を示す全体構成図である。 チラーユニットの概略構成を示す図である。 別体チラーユニットの概略構成を示す図である。 第1から第10駆動ローラの制御関係を示した模式図である。 第1の印刷装置における第1のテンションセンサ〜第4のテンションセンサのテンション変動(寄与率100%)の一例を示すグラフである。 第1の印刷装置における第1の駆動ローラから第5の駆動ローラに対する速度指令値変化量(寄与率100%)の一例を示すグラフである。 第2の印刷装置における第5のテンションセンサ〜第9のテンションセンサのテンション変動(寄与率100%)の一例を示すグラフである。 第2の印刷装置における第6の駆動ローラから第10の駆動ローラに対する速度指令値変化量(寄与率100%)の一例を示すグラフである。 第1の印刷装置における第2のテンションセンサのテンション変動(寄与率100%)の一例を示すグラフである。 第2の印刷装置における第7のテンションセンサのテンション変動(寄与率100%)の一例を示すグラフである。 第1の印刷装置における第1のテンションセンサ〜第4のテンションセンサのテンション変動(第5の寄与率α5〜第7の寄与率α7、及び第10の寄与率α10が60%)の一例を示すグラフである。 第1の印刷装置における第1の駆動ローラから第5の駆動ローラに対する速度指令値変化量(第5の寄与率α5〜第7の寄与率α7、及び第10の寄与率α10が60%)の一例を示すグラフである。 第2の印刷装置における第5のテンションセンサ〜第9のテンションセンサのテンション変動(第5の寄与率α5〜第7の寄与率α7、及び第10の寄与率α10が60%)の一例を示すグラフである。 第2の印刷装置における第6の駆動ローラから第10の駆動ローラに対する速度指令値変化量(第5の寄与率α5〜第7の寄与率α7、及び第10の寄与率α10が60%)の一例を示すグラフである。 第1の印刷装置における第2のテンションセンサのテンション変動(第5の寄与率α5〜第7の寄与率α7、及び第10の寄与率α10が60%)の一例を示すグラフである。 第2の印刷装置における第7のテンションセンサのテンション変動(第5の寄与率α5〜第7の寄与率α7、及び第10の寄与率α10が60%)の一例を示すグラフである。 従来例の第1の印刷装置における第1のテンションセンサ〜第3のテンションセンサのテンション変動の一例を示すグラフである。 従来例の第1の印刷装置における第1の駆動ローラから第4の駆動ローラに対する速度指令値変化量の一例を示すグラフである。 従来例の第2の印刷装置における第4のテンションセンサ〜第7のテンションセンサのテンション変動の一例を示すグラフである。 従来例の第2の印刷装置における第5の駆動ローラから第8の駆動ローラに対する速度指令値変化量の一例を示すグラフである。 従来例の第1の印刷装置における第2のテンションセンサのテンション変動の一例を示すグラフである。 従来例の第2の印刷装置における第6のテンションセンサのテンション変動の一例を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
図1は、実施例に係るインクジェット印刷システムの概略構成を示す全体構成図である。
本実施例に係るインクジェット印刷システム1は、給紙部3と、第1の印刷装置5と、ターンバーユニット7と、別体チラーユニット9と、第2の印刷装置11と、排紙部13とを備えている。
給紙部3は、長尺の連続紙WPのロールを水平軸周りに回転可能に保持し、連続紙WPのロールから連続紙WPを巻き出して第1の印刷装置5に対して供給する。第1の印刷装置5は、長尺の連続紙WPの表裏のうち、例えば表面に対して印刷を行う。ターンバーユニット7は、連続紙WPの表裏を反転させる。別体チラーユニット9は、ターンバーユニット7から送られてきた連続紙WPを冷却する。第2の印刷装置11は、第1の印刷装置5と同じ構成であり、連続紙WPの表裏のうち、例えば、裏面に対して印刷を行う。排紙部13は、第1の印刷装置5及び第2の印刷装置11で印刷された連続紙WPを水平軸周りに巻き取る。連続紙WPの供給側を上流側とし、連続紙WPの排紙側を下流とすると、給紙部3は第1の印刷装置5の上流側に配置され、排紙部13は第2の印刷装置11の下流側に配置されている。
なお、第1の印刷装置5が本発明における「第1の処理部」に相当し、第2の印刷装置11が本発明における「第2の処理部」に相当する。また、連続紙WPが本発明における「印刷媒体」に相当する。
第1の印刷装置5は、給紙部3からの連続紙WPを取り込む為の第1の駆動ローラM1を上流側に備えている。第1の駆動ローラM1によって給紙部3から巻き出された連続紙WPは、回転自在の搬送ローラ17等に沿って下流側の排紙部13に向かって搬送される。第1の駆動ローラM1の下流側には、第1のテンションセンサTP1が配置されている。第1のテンションセンサTP1は、この位置における連続紙WPに加わっているテンションを測定する。
第1の駆動ローラM1の下流側には、エッジ位置制御部19が配置されている。エッジ位置制御部19は、連続紙WPが搬送方向と直交する方向へ蛇行すると自動で調整し、連続紙WPが正しい位置に搬送されるように制御する。
エッジ位置制御部19の下流側には、第2の駆動ローラM2が配置されている。第2の駆動ローラM2により下流側へ送られた連続紙WPは、第2の駆動ローラM2の下流側に配置された搬送ローラ17によって搬送方向が水平方向に変えられ、印刷領域PAに搬送される。連続紙WPの搬送経路に沿って配置されている複数個の搬送ローラ17の上方であって、印刷領域PAの上方には印刷部21が配置されている。印刷部21は、例えば、4個のインクジェットヘッド23で構成されている。例えば、最上流のインクジェットヘッド23がブラック(K)のインク滴を吐出し、次のインクジェットヘッド23がシアン(C)のインク滴を吐出し、次のインクジェットヘッド23がマゼンタ(M)のインク滴を吐出し、次のインクジェットヘッド23がイエロー(Y)のインク滴を吐出する。各インクジェットヘッド23は、搬送方向において所定の間隔だけ離間して配置されている。
第2の駆動ローラM2の下流側であって、印刷領域PAの上流側、かつ、連続紙WPが垂直方向に搬送されている箇所には、第2のテンションセンサTP2が配置されている。第2のテンションセンサTP2は、この位置における連続紙WPに加わっているテンションを測定する。
印刷部21にて印刷された連続紙WPは、下流側の搬送ローラ17によって搬送方向が下向きに変えられる。その位置には、第3の駆動ローラM3が配置されている。第3の駆動ローラM3は、大きな巻付角で連続紙WPを巻き付け、連続紙WPに当接して連続紙WPのインク滴を乾燥させる。この第3の駆動ローラM3は、例えば、ヒータを内蔵しており、ヒートドラムとも呼ばれる。第3の駆動ローラM3は、連続紙WPが厚紙であってもインク滴を効率的に乾燥させることができるように、例えば、乾燥温度が140℃に設定されている。この第3の駆動ローラM3及び搬送ローラ17を含む部分は、乾燥ユニット25を構成する。
第3の駆動ローラM3の下流側であって、連続紙WPが水平姿勢で送られている箇所には、第3のテンションセンサTP3が配置されている。この第3のテンションセンサTP3は、この位置における連続紙WPに加わっているテンションを測定する。
乾燥ユニット25で乾燥された連続紙WPは、冷却・搬送機構27の冷却機構29によって冷却される。冷却・搬送機構27は、第4の駆動ローラM4を上流側に備え、冷却機構29と、搬送ローラ17と、第5の駆動ローラM5とを備えている。
第4の駆動ローラM4は、乾燥ユニット25で乾燥された連続紙WPを冷却・搬送機構27内に取り込む。冷却機構29は、詳細を後述するが、連続紙WPの表裏面を冷却する機能を備えている。冷却された連続紙WPは、搬送ローラ17を経て第5の駆動ローラM5で下流側へ搬送される。第5の駆動ローラM5で送られた連続紙WPは、搬送ローラ17を経て水平方向に搬送方向が変えられる。
冷却・搬送機構27から搬送された連続紙WPは、ターンバーユニット7に送られる。ターンバーユニット7は、図示しない複数本のバーの組み合わせによって連続紙WPの表裏を反転させる。このターンバーユニット7は、連続紙の表裏面に当接するだけである。
なお、冷却・搬送機構27の冷却機構29より下流側の搬送ローラ17および第5の駆動ローラM5並びにターンバーユニット7(以下ではこれらを適宜、「搬送機構28」と総称する。)が本発明における「搬送ユニット」に相当する。
第4の駆動ローラM4及び冷却機構29の下流側であって、第5の駆動ローラM5の上流側には、第4のテンションセンサTP4が配置されている。第4のテンションセンサTP4は、この位置における連続紙WPに加わっているテンションを測定する。
ターンバーユニット7で表裏が反転された連続紙WPは、例えば、裏面が上に向けられた姿勢で別体チラーユニット9に搬送される。別体チラーユニット9は、詳細を後述するが、上述した冷却機構29と同様に、連続紙WPの表裏面を冷却する機能を備えている。
別体チラーユニット9で冷却された連続紙WPは、第2の印刷装置11に搬送される。この第2の印刷装置11は、上述した第1の印刷装置5と同一の構成である。同一構成であるので、詳細な構成の説明は省略するが、第1の印刷装置5における第1の駆動ローラM1〜第5の駆動ローラM5に対応する位置の各駆動ローラを、第2の印刷装置11では第6の駆動ローラM6〜第10の駆動ローラM10とする。
第2の印刷装置11で印刷された連続紙WPは、インクジェット印刷システム1の最下流に配置されている排紙部13で巻き取られる。
別体チラーローラ9の下流側であって、第6の駆動ローラM6の上流側には、第5のテンションセンサTP5が配置されている。第6の駆動ローラM6の下流側であって、エッジ位置制御部19の上流側には、第6のテンションセンサTP6が配置されている。第7の駆動ローラM7の下流側であって、印刷領域PAの上流側にて連続紙WPが垂直姿勢で搬送されている箇所には、第7のテンションセンサTP7が配置されている。第8の駆動ローラM8の下流側であって、第9の駆動ローラM9の上流側には、第8のテンションセンサTP8が配置されている。第9の駆動ローラM9及び冷却機構29の下流側であって、第10の駆動ローラM10の上流側には、第9のテンションセンサTP9が配置されている。これらの第5のテンションセンサTP5〜第9のテンションセンサTP9は、それぞれの箇所において連続紙WPに加わっているテンションを測定する。
上述した各駆動ローラM1〜M10(第3の駆動ローラM3および第8の駆動ローラM8を除く)は、個別にニップローラ(符号なし)が回転可能に取り付けられている。連続紙WPへの搬送力は、ニップローラによって、各駆動ローラM1〜M10(第3の駆動ローラM3および第8の駆動ローラM8を除く)との間に連続紙WPが挟持されることで付与される。ニップローラによる押圧力は、例えば、エアシリンダ(不図示)で付与される。ニップローラは、例えば、ゴムなどの弾性体で構成されている。
ここで、図2を参照して、上述した冷却・搬送機構27の詳細について説明する。なお、図2は、チラーユニットの概略構成を示す図である。
冷却・搬送機構27は、第4の駆動ローラM4の下流側であって、第5の駆動ローラM5の上流側に冷却機構29を備えている。また、冷却機構29と第5の搬送ローラM5との間に連続紙WPを読み取るスキャナ30(画像検査部)を備えている。スキャナ30は冷却機構29で冷却された連続紙WPの読み取りを行い、連続紙WPに印刷された画像の欠陥検査などを行う。また、制御部41はスキャナ30で読み取った画像を用いて画像調整を行うことができる。具体的には、制御部41は読み取り画像を参照してインクジェットヘッド23から吐出されるインク滴の着弾位置を調整したり、印刷画像の濃度を均一にしたりする機能を有している。冷却機構29は、例えば、7本のチラーローラ31a〜31gを備えている。本実施例における冷却機構29は、7本のチラーローラ31a〜31gのうち、連続紙WPが搬送される方向における最上流に配置されたチラーローラ31aが最も下部に配置され、チラーローラ31bがその上方であって第1の印刷装置5側にずらされ、チラーローラ31cがチラーローラ31bの上方であってターンバーユニット7側にずらされ、チラーローラ31dがチラーローラ31cの上方であって第1の印刷装置5側にずらされ、チラーローラ31eがチラーローラ31dの上方であってターンバーユニット7側にずらされ、チラーローラ31fがチラーローラ31eの上方であって第1の印刷装置5側にずらされ、チラーローラ31gがチラーローラ31fの上方であってターンバーユニット7側にずらされて配置されている。換言すると、冷却機構29は、連続紙WPの搬送経路が縦方向となるように配置されている。また、各チラーローラ31a〜31gは、冷却効率を高めるために、巻付角が大きくなるように配置されている。換言すると、各チラーローラ31a〜31gは、図2における各チラーローラ31b〜31gの上縁と下縁が隣接するものと高さ方向で重複し、チラーローラ31aは、その上縁が上方に隣接するチラーローラ31bの下縁と重複し、チラーローラ31gは、その下縁が下方に隣接するチラーローラ31fの上縁に重複するように配置されている。
7本のチラーローラ31a〜31gは、内部が中空となっている。各チラーローラ31a〜31gは、図示しない冷却媒体供給装置から所定温度に温調された水などの冷媒が回転軸(不図示)の一方側から供給され、その他端側から排出されて再び冷却媒体供給装置に戻される。このような各チラーローラ31a〜31gと、これらに当接した連続紙WPとの間において熱交換がなされることにより、乾燥ユニット25によって乾燥され、熱を帯びている連続紙WPが冷却される。
冷却・搬送機構27における冷却機構29は、7本のチラーローラ31a〜31gにおける搬送経路が縦方向に設定されているので、第1の印刷装置5及びインクジェット印刷システム1の全長及びフットプリントを抑制できる。
次に、図3を参照して、別体チラーユニット9について説明する。なお、図3は、別体チラーユニットの概略構成を示す図である。
別体チラーユニット9は、横長形状の筐体33を備えている。筐体33は、その両側面のうち、上流側に導入口35を備え、下流側に排出口37を備えている。筐体33は、上流側から下流側に向かって、2個の搬送ローラ17と、7本のチラーローラ39a〜39gと、2個の搬送ローラ17との順に水平方向に備えている。各チラーローラ39a〜39gは、上述した冷却・搬送機構27の冷却機構29と同じ構成であって、その搬送経路が水平方向となるように配置したものであるので、詳細な説明については省略する。
図1に示すように、上述した給紙部3と、第1の印刷装置5と、ターンバーユニット7と、別体チラーユニット9と、第2の印刷装置11と、排紙部13とは、制御部41によって統括的に制御される。制御部41は、CPUやメモリなどによって構成されており、メモリに設定されている、搬送速度、目標テンション値、乾燥温度などの印刷条件に応じて各部を制御する。その際、制御部41は、第2の駆動ローラM2を基軸とし、第1の駆動ローラM1と、第3の駆動ローラM3〜第10の駆動ローラM10とを操作する。具体的には、制御部41は、設定された印刷条件の搬送速度に応じて第2の駆動ローラM2を操作し、設定された印刷条件のテンション値である目標テンションと、第1のテンションセンサTP1〜第9のテンションセンサTP9で検出されたテンションとの差分に応じて各第1の駆動ローラM1,第3の駆動ローラM3〜第10の駆動ローラM10における速度指令値の変化量をPID制御する。
さらに、制御部41は、第1の駆動ローラM1と、第3の駆動ローラM3に対しては、通常のPID制御で得られる速度指令値の変化量とする一方、それ以降の第4の駆動ローラM4〜第10の駆動ローラM10に対しては、次のように速度指令値の変化量を求める。ここで、図4を参照する。なお、図4は、第1から第10駆動ローラの制御関係を示した模式図である。
すなわち、第4の駆動ローラM4に与える速度指令値の変化量に、第3の駆動ローラM3に与える速度指令値の変化量ΔN3と所定の第4の寄与率α4とを乗じたものを加算してPID制御における速度指令値の変化量とし、第5の駆動ローラM5に与える速度指令値の変化量に、第4の駆動ローラM4に与える速度指令値の変化量ΔN4と所定の第5の寄与率α5とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量とする。
また、第6の駆動ローラM6に与える速度指令値の変化量に、第5の駆動ローラM5に与える速度指令値の変化量ΔN5と所定の第6の寄与率α6と乗じたものを加算して速度指令値の変化量とし、第7の駆動ローラM7に与える速度指令値の変化量に、第6の駆動ローラM6に与える速度指令値の変化量ΔN6と所定の第7の寄与率α7とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量とし、第8の駆動ローラM8に与える速度指令値の変化量に、第7の駆動ローラM7に与える速度指令値の変化量ΔN7と所定の第8の寄与率α8とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量とし、第9の駆動ローラM9に与える速度指令値の変化量に、第8の駆動ローラM8に与える速度指令値の変化量ΔN8と所定の第9の寄与率α9とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量とし、第10の駆動ローラM10に与える速度指令値の変化量に、第9の駆動ローラM9に与える速度指令値の変化量ΔN9と所定の第10の寄与率α10とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量とする。
上述した速度指令値の変化量を数式で示すと、以下のようになる。なお、数式中におけるKpx(x:1〜10)は、PID制御における比例ゲインであり、Kix(x:1〜10)は、PID制御における積分ゲインであり、Kdx(x:1〜10)は、PID制御における微分ゲインである。また、数式中におけるTPx(x:1〜9)は、第1〜第9テンションセンサTP1〜TP9のテンション値である。
第1の駆動ローラM1における速度指令値の変化量ΔN1
ΔN1=Kp1・ΔTP1+Ki1・∫ΔTP1+Kd1・dΔTP1/dt
第2の駆動ローラM2における速度指令値の変化量ΔN2
ΔN2=0
第3の駆動ローラM3における速度指令値の変化量ΔN3
ΔN3=Kp3・ΔTP2+Ki3・∫ΔTP2+Kd3・dΔTP2/dt
第4の駆動ローラM3における速度指令値の変化量ΔN4
ΔN4=Kp4・ΔTP3+Ki4・∫ΔTP3+Kd4・dΔTP3/dt+α4・ΔN3
第5の駆動ローラM5における速度指令値の変化量ΔN5
ΔN5=Kp5・ΔTP4+Ki5・∫ΔTP4+Kd5・dΔTP4/dt+α5・ΔN4
第6の駆動ローラM6における速度指令値の変化量ΔN6
ΔN6=Kp6・ΔTP5+Ki6・∫ΔTP5+Kd6・dΔTP5/dt+α6・ΔN5
第7の駆動ローラM7における速度指令値の変化量ΔN7
ΔN7=Kp7・ΔTP6+Ki7・∫ΔTP6+Kd7・dΔTP6/dt+α7・ΔN6
第8の駆動ローラM8における速度指令値の変化量ΔN8
ΔN8=Kp8・ΔTP7+Ki8・∫ΔTP7+Kd8・dΔTP7/dt+α8・ΔN7
第9の駆動ローラM9における速度指令値の変化量ΔN9
ΔN9=Kp9・ΔTP8+Ki9・∫ΔTP8+Kd9・dΔTP8/dt+α9・ΔN8
第10の駆動ローラM10における速度指令値の変化量ΔN10
ΔN10=Kp10・ΔTP9+Ki10・∫ΔTP9+Kd10・dΔTP9/dt+α10・ΔN9
なお、上記の式を一般化すると、次のようになる。
第nの駆動ローラMnにおける速度指令値の変化量ΔN(n)
ΔN(n)=Kp(n)・ΔTP(n−1)+Ki(n)・∫ΔTP(n−1)+Kd(n)・dΔTP(n−1)/dt+α(n)・ΔN(n−1)
上述した第4〜第10の寄与率α4〜α10は、例えば、次のように設定すればよい。
すなわち、第4の寄与率α4を100%とし、第5〜第7の寄与率α5〜α7を40〜80%とし、第8及び第9の寄与率α8,α9を100%とし、第10の寄与率α10を60〜80%とする。なお、これらの値は、種々に設定した後に、印刷品質などを確認した上で決定することが好ましい。
本実施例によると、第1の印刷装置5が備えている冷却機構29の上流側に第4の駆動ローラM4を配置し、冷却機構29の下流側に第5の駆動ローM5を配置しているので、冷却機構29の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることを防止できる。したがって、第1の印刷装置5の印刷部21における搬送精度を向上できる。また、第2の印刷装置11が備えている冷却機構29の上流側に第9の駆動ローラM9を配置し、冷却機構29の下流側に第10の駆動ローラM10を配置しているので、冷却機構29の上流側と下流側とでテンション差が大きくなることを防止できる。したがって、第2の印刷装置11の印刷部21における搬送精度を向上できる。
また、第4の駆動ローラM4に与える速度指令値の変化量に、第4の駆動ローラM4よりも印字部21に近い第3の駆動ローラM3に与える速度指令値の変化量ΔN3と所定の第4の寄与率α4とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量ΔN4とし、第5の駆動ローラM5に与える速度指令値の変化量に、第5の駆動ローラM5よりも印字部21に近い第4の駆動ローラM4に与える速度指令値の変化量ΔN4と所定の第5の寄与率α5とを乗じたものを加算して速度指令値の変化量ΔN5とする。このように、操作対象より上流で印字部21により近くに位置する駆動ローラへの速度指令値の変化量の影響を、操作対象の駆動ローラの速度指令値の変化量に与えることにより、第1の印刷装置5の印字部21におけるテンションの変動を機敏に制御できる。
また、第6の駆動ローラM6〜第10の駆動ローラM10についても、上述したように、操作対象より上流に位置する駆動ローラへの速度指令値の変化量の影響を、操作対象である駆動ローラの速度指令値の変化量に与えることにより、第2の印刷装置11の印字部21におけるテンションの変動を機敏に制御できる。また、第1の印刷装置5の第5の駆動ローラM5の速度指令値の変化量ΔN5の影響も第2の印刷装置11に与えるので、ターンバーユニット7や第2の印刷装置11の入り口部分を順になだらかに制御できる。したがって、第2の印刷装置11の印字部21においてもテンションの変動を機敏に制御できる。
ここで、上述した実施例装置における効果を説明する。なお、以下の図5〜図8、図11〜図14、図17〜図20は、複数のデータがあるものの凡例を省略してあるが、比較的濃度が濃いラインが装置において下流側に配置されている構成を示している。
(1)まず、本実施例装置において、第4の寄与率α4〜第10の寄与率α10を全て「100%」とした場合について図5〜図10を参照して説明する。
図5は、第1の印刷装置5における第1のテンションセンサTP1〜第4のテンションセンサTP4のテンション変動の一例を示すグラフである。図6は、第1の印刷装置5における第1の駆動ローラM1から第5の駆動ローラM5に対する速度指令値の変化量ΔN1〜ΔN5の一例を示すグラフである。
また、図7は、第2の印刷装置11における第5のテンションセンサTP5〜第9のテンションセンサTP9のテンション変動の一例を示すグラフである。図8は、第2の印刷装置11における第6の駆動ローラM6から第10の駆動ローラM10に対する速度指令値の変化量ΔN1〜ΔN5の一例を示すグラフである。
なお、図6において、上下に大きく振れているのは、第1の印刷装置5における第4の駆動モータM4及び第5の駆動モータM5に対する速度指令値の変化量ΔN4,ΔN5である。図8において、上下に大きく振れているのは、第2の印刷装置11における第9の駆動モータM9及び第10の駆動モータM10に対する速度指令値の変化量ΔN9,ΔN10である。つまり、第1の印刷装置5及び第2の印刷装置11において、下流側に配置されている駆動モータほど速度指令値の変化量がぶれることを示している。
第1の印刷装置5における印刷部21の上流側に位置する、印刷部21における印刷品質に最も影響する第2のテンションセンサTP2のテンション変動は、図9に示すようなものになる。また、第2の印刷装置11における印刷部21の上流側に位置する第7のテンションセンサTP7のテンション変動は、図10に示すようなものとなる。これらのテンション変動は、後述する従来例に比較してテンション変動が軽減されている。
(2)次いで、本実施例装置において、第5の寄与率α5、第6の寄与率α6、第7の寄与率α7および第10の寄与率α10を「60%」とし、第4の寄与率α4、第8の寄与率α8および第9の寄与率α9を「100%」とした場合について図11〜図16を参照して説明する。
図11は、図5に対応し、図12は、図6に対応する。また、図13は、図7に対応し、図14は、図8に対応する。図15は、図9に対応し、図16は、図10に対応するものである。図6と図12、及び図8と図14をそれぞれ比較すると、寄与率を上記のように設定することにより、全て100%とした場合に比較して、後に配置されている駆動モータほど速度指令値の変化量がぶれることを抑制できていることがわかる。また、図9と図15、及び図10と図16をそれぞれ比較すると、本実施例装置においては寄与率を上記のように設定することで、印刷品質に大きく影響する印刷部21の上流側におけるテンション変動が抑制できることがわかる。
(3)最後に、本実施例装置の従来例に相当する装置におけるテンション変動、速度指令値変化量について、図17〜図22を参照して説明する。ここで本実施例装置の従来例に相当する装置とは、図1および図3において、冷却機構29、第3のテンションセンサTP3および第4の駆動ローラM4、並びに第8のテンションセンサTP8および第9の駆動ローラM9を欠く構成である。よって、本実施例装置の第1〜第3のテンションセンサTP1〜TP3は従来例装置の第1〜第3のテンションセンサTP1〜TP3に対応し、本実施例装置の第5〜第7のテンションセンサTP5〜TP7が従来例装置の第4〜第6のテンションセンサTP4〜TP6に対応し、本実施例装置の第9のテンションセンサTP9が従来例装置の第7のテンションセンサTP7に対応する。同様に、本実施例装置の第1〜第3の駆動ローラM1〜M3が従来例装置の第1〜第3の駆動ローラM1〜M3に対応し、本実施例装置の第5〜第8の駆動ローラM5〜M8が従来例装置の第4〜第7の駆動ローラM4〜M7に対応し、本実施例装置の第10の駆動ローラM10が従来例装置の第8の駆動ローラM8に対応する。従来例装置では、特許文献1に開示されている手法にて各駆動ローラが制御されている。
図17は、本実施例装置の図5及び図11に対応し、図18は、本実施例装置の図6及び12に対応する。また、図19は、本実施例装置の図7及び図13に対応し、図20は、本実施例装置の図8及び図14に対応する。図21は、本実施例装置の図9及び図15に対応し、図22は、本実施例装置の図10及び図16に対応するものである。特に、図21と、これに対応する本実施例装置の図9及び図15から、本実施例装置において寄与率を100%と60%のいずれとしても従来例よりもテンションの変動が小さく抑えられていることがわかる。また、図22と、これに対応する本実施例装置の図10及び図16から、同様に本実施例は従来例よりもテンションの変動が小さく抑えられていることがわかる。
これらのグラフ群の比較結果から、本実施例装置は、従来例に比較して印刷部21の上流側におけるテンション変動を抑制できるので、従来例に比較して搬送精度を向上できることが明らかである。したがって、本実施例装置は、従来例に比較して印刷品質を向上できることが明らかである。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、インクジェット印刷システム1が、給紙部3と、第1の印刷装置5と、ターンバーユニット7と、別体チラーユニット9と、第2の印刷装置11と排紙部13とを備えている場合を例にとって説明したが、本発明はこのような構成に限定されない。つまり、インクジェット印刷システム1が、給紙部3と、第1の印刷装置5(または第2の印刷装置11)と、排紙部13とを備えている場合であっても適用できる。
(2)上述した実施例では、インクジェット印刷システム1がターンバーユニット7を備えているが、本発明はこれに代えて連続紙WPの表裏を反転させることなく、単に空走させるだけの搬送ユニットであってもよい。
(3)上述した実施例では、インクジェット印刷システム1が2台の印刷装置を備えているが、例えば、第2の印刷装置11に代えて連続紙WPを所定長さで切断するカッター装置などを採用してもよい。
(4)上述した実施例では、第4の寄与率α4を100%とし、第5の寄与率α5〜第7の寄与率α7を40〜80%とし、第8及び第9の寄与率α8,α9を100%とし、第10の寄与率α10を60〜80%とした場合を例示した。しかしながら、これらの値は、第1の印刷装置5や第2の印刷装置11などの特性によって最適な値が異なるので、各種の実験を行った決めることが好ましい。
(5)上述した実施例では、印刷媒体として連続紙WPを例示したが、フィルムなどの他の印刷媒体であっても本発明を適用できる。
1 … インクジェット印刷システム
3 … 給紙部
5 … 第1の印刷装置
7 … ターンバーユニット
9 … 別体チラーユニット
11 … 第2の印刷装置
13 … 排紙部
17 … 搬送ローラ
M1〜M10 … 第1〜第10の駆動ローラ
TP1〜TP9 … 第1〜第9のテンションセンサ
19 … エッジ位置制御部
21 … 印刷部
23 … インクジェットヘッド
25 … 乾燥ユニット
27 … 冷却・搬送機構
29 … 冷却機構
41 … 制御部
ΔN1〜ΔN10 … 第1〜第10の駆動ローラの速度指令値の変化量
α4〜α10 … 第4〜第10の駆動ローラの寄与率

Claims (9)

  1. 長尺の印刷媒体にインク滴を吐出して印刷を行うインクジェット印刷システムにおいて、
    長尺の印刷媒体を所定の搬送方向に搬送する第1の駆動ローラと、
    前記第1の駆動ローラで搬送されてきた連続紙を印刷領域に搬送する第2の駆動ローラと、
    前記印刷領域において印刷媒体にインク滴を吐出して印刷を行う印刷部と、
    前記印刷部で印刷された印刷媒体を搬送させつつ乾燥を行う第3の駆動ローラと、
    前記第3の駆動ローラで乾燥された印刷媒体を搬送する第4の駆動ローラと、
    前記第4の駆動ローラで搬送された印刷媒体を冷却する冷却機構と、
    前記冷却機構で冷却された印刷媒体に印刷された画像を読み取る画像検査部と、
    前記冷却機構で冷却された印刷媒体を搬送する第5の駆動ローラと、
    を備えた第1の処理部と、
    前記第1の処理部で印刷された印刷媒体を搬送する搬送ユニットと、
    前記搬送ユニットで搬送されてきた印刷媒体に所定の処理を行う第2の処理部と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  2. 請求項1に記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記第1の駆動ローラと前記第2の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第1のテンションセンサと、
    前記第2の駆動ローラと前記第3の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第2のテンションセンサと、
    前記第3の駆動ローラと前記第4の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第3のテンションセンサと、
    前記第4の駆動ローラと前記第5の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第4のテンションセンサと、
    前記第1〜第5の駆動ローラのうち、設定された印刷条件の搬送速度に応じて前記第2の駆動ローラを操作し、設定された印刷条件のテンション値である目標テンションと、前記第1〜第4のテンションセンサで検出されたテンションとの差分に応じて前記各第1,第3〜第5の駆動ローラにおける速度指令値の変化量をPID制御する制御部と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  3. 請求項2に記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記制御部は、前記第4の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第3の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第4の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第5の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第4の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第5の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とすることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記第2の処理部は、
    前記搬送ユニットで搬送されてきた印刷媒体を所定の搬送方向に搬送する第6の駆動ローラと、
    前記第6の駆動ローラで搬送されてきた印刷媒体を印刷領域に搬送する第7の駆動ローラと、
    前記印刷領域において印刷媒体にインク滴を吐出して印刷を行う印刷部と、
    前記印刷部で印刷された印刷媒体を搬送させつつ乾燥を行う第8の駆動ローラと、
    前記第8の駆動ローラで乾燥された印刷媒体を搬送する第9の駆動ローラと、
    前記第9の駆動ローラで搬送された印刷媒体を冷却する冷却機構と、
    前記冷却機構で冷却された印刷媒体を搬送する第10の駆動ローラと、
    を備えていることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  5. 請求項4に記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記第5の駆動ローラと前記第6の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第5のテンションセンサと、
    前記第6の駆動ローラと前記第7の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第6のテンションセンサと、
    前記第7の駆動ローラと前記第8の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第7のテンションセンサと、
    前記第8の駆動ローラと前記第9の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第8のテンションセンサと、
    前記第9の駆動ローラと前記第10の駆動ローラとの間に配置され、印刷媒体のテンションを測定する第9のテンションセンサと、
    設定された印刷条件のテンション値である目標テンションと、前記第5〜第9のテンションセンサで検出されたテンションとの差分に応じて前記各第6〜第10の駆動ローラにおける速度指令値の変化量をPID制御する制御部と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  6. 請求項5に記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記制御部は、前記第6の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第5の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第6の寄与率と乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第7の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第6の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第7の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第8の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第7の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第8の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第9の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第8の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第9の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とし、前記第10の駆動ローラに与える速度指令値の変化量に、前記第9の駆動ローラに与える速度指令値の変化量と所定の第10の寄与率とを乗じたものを加算して前記速度指令値の変化量とすることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  7. 請求項3に記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記第5の寄与率及び前記第5の寄与率は、40〜80%であることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  8. 請求項6に記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記第6の寄与率、前記第7の寄与率及び前記第10の寄与率は、40〜80%であることを特徴とするインクジェット印刷システム。
  9. 請求項1から8に記載のインクジェット印刷システムにおいて、
    前記画像検査部で読み取った画像を用いて前記印刷部による印刷画像を調整することを特徴とするインクジェット印刷システム。
JP2018133222A 2018-07-13 2018-07-13 インクジェット印刷システム Pending JP2020011396A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133222A JP2020011396A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 インクジェット印刷システム
PCT/JP2019/024917 WO2020012932A1 (ja) 2018-07-13 2019-06-24 インクジェット印刷システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133222A JP2020011396A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 インクジェット印刷システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020011396A true JP2020011396A (ja) 2020-01-23

Family

ID=69142816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018133222A Pending JP2020011396A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 インクジェット印刷システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020011396A (ja)
WO (1) WO2020012932A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3970982A1 (en) 2020-09-18 2022-03-23 SCREEN Holdings Co., Ltd. Printing apparatus

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004255688A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2007152762A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Fujifilm Corp 画像記録装置
US20110149001A1 (en) * 2009-12-21 2011-06-23 Xerox Corporation Spreader Module for Duplex Continuous Feed Imaging Devices
JP2012080346A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Fujifilm Corp 画像記録装置及び方法
JP2013203048A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Dainippon Screen Mfg Co Ltd インクジェット印刷装置における位置ずれ補正方法およびインクジェット印刷装置並びにインクジェット印刷装置における位置ずれ量格納テーブル作成方法
JP2015117079A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 セイコーエプソン株式会社 テンション制御方法、印刷装置
JP2016175985A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 富士ゼロックス株式会社 インク、インクカートリッジ、記録装置、及び記録方法
JP2017065857A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 株式会社Screenホールディングス 媒体反転装置および印刷装置
WO2017203991A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 コニカミノルタ株式会社 インクジェット記録装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004255688A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2007152762A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Fujifilm Corp 画像記録装置
US20110149001A1 (en) * 2009-12-21 2011-06-23 Xerox Corporation Spreader Module for Duplex Continuous Feed Imaging Devices
JP2012080346A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Fujifilm Corp 画像記録装置及び方法
JP2013203048A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Dainippon Screen Mfg Co Ltd インクジェット印刷装置における位置ずれ補正方法およびインクジェット印刷装置並びにインクジェット印刷装置における位置ずれ量格納テーブル作成方法
JP2015117079A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 セイコーエプソン株式会社 テンション制御方法、印刷装置
JP2016175985A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 富士ゼロックス株式会社 インク、インクカートリッジ、記録装置、及び記録方法
JP2017065857A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 株式会社Screenホールディングス 媒体反転装置および印刷装置
WO2017203991A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 コニカミノルタ株式会社 インクジェット記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3970982A1 (en) 2020-09-18 2022-03-23 SCREEN Holdings Co., Ltd. Printing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020012932A1 (ja) 2020-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5063441B2 (ja) 画像形成装置
US9702624B2 (en) Drying apparatus, printing apparatus, and drying method with temperature adjustment of medium
US8936340B2 (en) Droplet ejection apparatus and method of controlling the apparatus
JP5310716B2 (ja) カール予測方法およびカール矯正度合予測方法、液滴吐出装置ならびにそのプログラム
JP6718390B2 (ja) 印刷装置
US8827412B2 (en) Printing apparatus and printing method
US10155400B2 (en) Printing apparatus and printing method
JP6677612B2 (ja) インクジェットプリンタ及びキャリッジの移動制御方法
WO2020012932A1 (ja) インクジェット印刷システム
WO2019187300A1 (ja) インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷装置における印刷媒体加熱方法
JP5936416B2 (ja) インクジェット印刷装置における位置ずれ補正方法およびインクジェット印刷装置
US9669619B2 (en) Liquid ejecting apparatus and method of adjusting ejected-droplet position
WO2018061547A1 (ja) インクジェット印刷装置及びそのフラッシング方法
JP6262964B2 (ja) 画像記録装置および画像記録方法
WO2020004308A1 (ja) インクジェット印刷システム
JP2010253950A (ja) 画像形成装置
WO2019188082A1 (ja) 画像記録装置
JP2015229340A (ja) インクジェット印刷装置、インクジェット印刷装置の制御方法、および、コンピュータプログラム
JP2020006520A (ja) ノズルの吐出異常検出方法及び装置
JP2010274489A (ja) 画像記録装置、画像記録装置の制御方法
JP7532897B2 (ja) 画像形成装置
US20240208249A1 (en) Deformation factors based on tension and media advancement data
JP2010247402A (ja) 画像記録装置及びその冷却制御方法
JP2024010891A (ja) インクジェット記録装置、画像形成方法およびプログラム
JP6649206B2 (ja) インクジェットプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221011

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230404