JP2020010737A - 美容器 - Google Patents

美容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020010737A
JP2020010737A JP2018132923A JP2018132923A JP2020010737A JP 2020010737 A JP2020010737 A JP 2020010737A JP 2018132923 A JP2018132923 A JP 2018132923A JP 2018132923 A JP2018132923 A JP 2018132923A JP 2020010737 A JP2020010737 A JP 2020010737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment body
arm
treatment
support
beauty device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018132923A
Other languages
English (en)
Inventor
松下 剛
Takeshi Matsushita
剛 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MTG Co Ltd
Original Assignee
MTG Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MTG Co Ltd filed Critical MTG Co Ltd
Priority to JP2018132923A priority Critical patent/JP2020010737A/ja
Publication of JP2020010737A publication Critical patent/JP2020010737A/ja
Priority to JP2023009211A priority patent/JP2023038329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

【課題】設計自由度が比較的高く、使用者が楽に使用できる美容器を提供する。【解決手段】美容器1は、グリップ10と、第1アーム20と、第2アーム30と、第1施術体40と、第2施術体50と、を備える。第1アーム20は、第1変形部22と、一端側に第1施術体40が設けられ、他端側が第1変形部22に接続される第1支持部24と、を含む。第2アーム30は、第2変形部32と、一端側に第2施術体50が設けられ、他端側が第2変形部32に接続される第2支持部34と、を含む。第1変形部22および第2変形部32は、第1施術体40と第2施術体50との距離が変化するよう弾性変形可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、美容器に関する。
回転体、すなわちローラを肌にあてて転がす美容器が知られている。顔に使用すると、あご周りのフェイスラインが引き締まり、リフトアップ効果が実感できる。複数のローラが肌を摘み上げるタイプのものはマッサージ効果もあり、使っているだけでも気持ちがよい。より積極的に、リンパマッサージの要領で使えば、老廃物の排出が促進され、新陳代謝が上がり、肌艶を改善できる。脚に使えばむくみやセルライトもとれやすくなる。
特開2012−217516号公報
特許文献1に記載されるローラ式マッサージ器では、アームが弾性変形し、その弾性力により施術体であるマッサージローラが体に押し付けられるため、使用者が力を入れてマッサージローラを体に押し付ける必要がなく、使用者は楽に使用できる。しかしながら、アームが変形するため、電子部品をアームに搭載した場合、電子部品が変形の影響を受ける虞がある。したがって、設計の自由度が低下する。
このような課題は、施術体が回転しない種類の美容器でも起こりうる。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、設計自由度が比較的高く、使用者が楽に使用できる美容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の、美容器は、基部と、基部に対して対称に設けられる第1、第2アームと、第1アームの一端部に設けられる第1施術体と、第2アームの一端部に設けられる第2施術体と、を備える。第1アームは、第1変形部と、一端側に第1施術体が設けられ、他端側が第1変形部に接続される第1支持部と、を含む。第2アームは、第2変形部と、一端側に第2施術体が設けられ、他端側が第2変形部に接続される第2支持部と、を含む。第1変形部および第2変形部は、第1施術体と第2施術体との距離が変化するよう弾性変形可能に構成されている。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、設計自由度が比較的高く、使用者が楽に使用できる美容器を提供できる。
第1の実施の形態に係る美容器の斜視図である。 図1の美容器の正面図である。 図1の美容器の側面図である。 図1の美容器の上面図である。 図2のA−A線断面図である。 図1の第1施術体の使用状態を示す正面図である。 図1の第1施術体の使用状態を示す上面図である。 図1の第1施術体の使用状態を示す上面図である。 第2の実施の形態に係る美容器の斜視図である。 図9の美容器の正面図である。 図9の美容器の側面図である。 図9の美容器の上面図である。 第4の実施の形態に係る美容器の正面図である。 第5の実施の形態に係る美容器の正面図である。 第6の実施の形態に係る美容器の正面図である。 変形例に係る美容器を示す正面図である。 変形例に係る美容器を示す側面図である。 変形例に係る美容器を示す側面図である。 変形例に係る美容器を示す正面図である。 変形例に係る美容器を示す正面図である。 変形例に係る美容器を示す正面図である。 変形例に係る美容器を示す正面図である。 変形例に係る美容器のアームの断面図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、工程には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(第1の実施の形態)
図1〜4は、第1の実施の形態に係る美容器1の外観図である。図1は美容器1の斜視図であり、図2は美容器1の正面図であり、図3は美容器1の側面図であり、図4は美容器1の上面図である。以下では、美容器1を顔、特に下顎に使用する場合について説明するが、これには限定されず、美容器1を人体の他の部位に使用してもよく、例えばより小さく構成して鼻や目元に使用してもよく、また例えばより大きく構成して腹部や脚に使用してもよい。
美容器1は、グリップ(基部)10と、グリップ10から延びる第1アーム20および第2アーム30(以下、特に区別しない場合には、単に「アーム」と呼ぶ)と、第1アーム20の一端に設けられる2つの第1施術体40a,40b(以下、特に区別しない場合には、「第1施術体40」と呼ぶ)と、第2アーム30の一端に設けられる2つの第2施術体50a,50b(以下、特に区別しない場合には、「第2施術体50」と呼ぶ)と、を備える。
以下、第1施術体40aと第2施術体50aとが向き合う方向、言い換えると第1施術体40aの中心と第2施術体50aの中心を通る方向を、第1方向あるいは左右方向として説明する。なお、第1施術体40bと第2施術体50bとが向き合う方向、言い換えると第1施術体40bの中心と第2施術体50bの中心を通る方向も、第1方向である。
グリップ10は、形状は特に限定されないが、図示の例では略楕円体状に形成されている。グリップ10は、例えばABS樹脂等の樹脂材料により形成される。
第1アーム20および第2アーム30は、グリップ10に対して左右対称となるように構成され、長手方向の略中央部分で両者の間隔が最大となるように湾曲している。
また、図3に示されるように、第2アーム30は、第1方向から見て、グリップ10のアーム側の端部(二股に分岐する部分)の中央部Cと第2施術体50aの中心とを結ぶ直線L1と、中央部Cと第2施術体50bの中心とを結ぶ直線L2の二等分線L3が、グリップ10の基準軸線L4と交差するように構成されている。なお、グリップ10の基準軸線L4は、中央部Cとグリップ10のアームとは反対側の端部とを通る直線である。図示の例では第2アーム30は、第1方向から見て、基準軸線L4に対して第2施術体50aおよび第2施術体50bが同じ側に位置し、かつ、基準軸線L4と直線L1とがなす鋭角α1が基準軸線L4と直線L2とがなす鋭角α2よりも小さくなるように構成されている。なお、第2アーム30、第2施術体50a、第2施術体50bをそれぞれ第1アーム20、第1施術体40a、第1施術体40bと読み替えることにより、第1アーム20にも同様の説明が当てはまる。
第1アーム20は、グリップ10の一端側から延びる第1変形部22と、第1変形部22の先端側(グリップ10とは反対側)に接続される第1支持部24と、第1支持部24の先端側から延びる2つの第1支持軸28a,28bと、を含む。第2アーム30は、グリップ10の一端側から延びる第2変形部32と、第2変形部32の先端側に接続される第2支持部34と、第2支持部34の先端側から延びる2つの第2支持軸38a,38bと、を含む。
第1変形部22および第2変形部32は、例えばPEI(ポリエーテルイミド)、POM(ポリアセタールコポリマー)、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、コポリエステル樹脂、ゴムメタル(登録商標)により形成される。第1変形部22および第2変形部32は、第1施術体40と第2施術体50との距離が変化するよう弾性変形可能に構成される。第1変形部22および第2変形部32は特に、それらの先端同士が互いに離れるように、ひいては各アームの先端同士が互いに離れるように、さらには第1施術体40と第2施術体50とが互いに離れるように、弾性変形可能に構成される。具体的には、第1変形部22および第2変形部32は、そのように弾性変形可能なように、断面形状、太さ、および/または素材が決定される。
図5は、図2のA−A線断面図である。ここでは代表して第1変形部22を例に説明するが、第2変形部32についても同様の説明が当てはまる。第1変形部22は、その断面形状が、当該断面の面方向に沿った方向であって第1方向に直交する方向である第2方向P2(図2の紙面方向)に長く、当該面方向に沿った方向であって第2方向P2に直交する第3方向P3に短い形状となるように形成される。図示の例では第1変形部22は、その断面形状が、第2方向P2に長く第3方向P3に短い略楕円形状となるよう形成されている。つまり、第1変形部22は、第2方向に比較的厚く、第3方向に比較的薄くなるよう形成される。これにより第1変形部22は、第1施術体40が第2施術体50から離れる方向に、言い換えると第2方向に平行な軸周りに弾性変形可能となる。一方、第1変形部22は、第3方向に平行な軸周り、ひいては第1方向に平行な軸周りには、弾性変形不可能あるいは弾性変形しにくくなる。つまり図示の例では、第1変形部22は、その形状により、弾性変形の方向が規制される。
図1〜4に戻る。第1支持部24および第2支持部34は、実質的に弾性変形不可能に、すなわち比較的高い剛性を有するように構成される。第1支持部24および第2支持部34は、例えばABS樹脂等の樹脂材料により形成される。
2つの第1支持軸28a、28bは、第1支持部24と同様に、実質的に弾性変形不可能に、すなわち比較的高い剛性を有するように構成される。2つの第1支持軸28a、28bは、先端側ほど互いに離れるように延在している。したがって第1支持部24および2つの第1支持軸28a、28bは、全体として概ねY字状の所定の形状を有する。第1支持軸28a,28bはそれぞれ、先端側に設けられる不図示の軸受を介して、第1施術体40a,40bを回転自在に支持する。
第2支持軸38a,38bはそれぞれ、第1支持軸28a,28bと同様に構成される。第2支持軸38a,38bはそれぞれ、不図示の軸受を介して、第2施術体50a,50bを回転自在に支持する。なお、軸受は施術体側(例えば施術体内)に設けられても、支持軸側(例えば支持軸の先端)に設けられてもよい。例えば軸受が施術体側に設けられる場合、施術体から突出するローラ軸が施術体側に設けられた軸受に保持される。
また、第1支持軸28a、第2支持軸38aはそれぞれ、第1支持部24、第2支持部34から離れるほど互いに近づき、かつ、グリップ10から離れるように延在している。同様に、第1支持軸28b、第2支持軸38bはそれぞれ、第1支持部24、第2支持部34から離れるほど互いに近づき、かつ、グリップ10から離れるように延在している。
第1支持部24および第2支持部34の少なくとも一方には、電気部品が内蔵される。図示の例では、第1支持部24および第2支持部34の両方に、電気部品、具体的には太陽電池パネルが内蔵される。
具体的には、第1支持部24には孔24aが形成され、孔24aには受光レンズ27が嵌着されている。そして受光レンズ27の内側(第1支持部24の内部)に、太陽電池パネルが配置されている。第1支持部24に内蔵される太陽電池パネルのプラスの出力端子、マイナスの出力端子はそれぞれ、第1施術体40a,40bと電気的に接続されている。したがって、第1施術体40が人体(頬)に触れると、太陽電池パネル、第1施術体40a、人体、および第1施術体40bを含む閉回路が形成されて人体に微弱電流が流れ、これにより血流の促進やリンパ液の循環の促進などが図られる。
同様に、第2支持部34には孔34aが形成され、孔34aには受光レンズ37が嵌着されている。そして受光レンズ37の内側(第2支持部34の内部)に、太陽電池パネルが配置されている。第2支持部34に内蔵される太陽電池パネルのプラスの出力端子、マイナスの出力端子はそれぞれ、第2施術体50a,50bと電気的に接続されている。したがって、第2施術体50が人体(頬)に触れると、太陽電池パネル、第2施術体50a、人体、および第2施術体50bを含む閉回路が形成されて人体に微弱電流が流れる。
変形例として、第1支持部24に内蔵される太陽電池パネルのプラスの出力端子、マイナスの出力端子はそれぞれ、第1施術体40、グリップ10と電気的に接続されてもよい。この場合、グリップ10を握って第1施術体40を頬に当てると、すなわちグリップ10および第1施術体40が人体に触れると、太陽電池パネル、第1施術体40、人体およびグリップ10を含む閉回路が形成されて人体に微弱電流が流れる。同様に第2支持部34に内蔵される太陽電池パネルのプラスの出力端子、マイナスの出力端子はそれぞれ、第2施術体50、グリップ10と電気的に接続されてもよい。この場合、グリップ10を握って第2施術体50を頬に当てると、すなわちグリップ10および第2施術体50が人体に触れると、太陽電池パネル、第2施術体50、人体およびグリップ10を含む閉回路が形成されて人体に微弱電流が流れる。
さらなる変形例として、第1支持部24に内蔵される太陽電池パネルのプラスの出力端子が第1施術体40と電気的に接続され、第2支持部34に内蔵される太陽電池パネルのマイナスの出力端子が第2施術体50と電気的に接続され、第1支持部24に内蔵される太陽電池パネルのマイナスの出力端子と第2支持部34に内蔵される太陽電池パネルのプラスの出力端子とが電気的に接続(すなわち直列に接続)されてもよい。この場合、第1支持部24内の太陽電池パネル、第1施術体40、人体、第2施術体50、第2支持部34内の太陽電池パネルを含む閉回路が形成されて人体に微弱電流が流れる。
第1施術体40、第2施術体50はそれぞれ、回転体すなわちローラであり、第1アーム20、第2アーム30に回転自在に支持される。第1施術体40および第2施術体50は、構成は特に限定されないが、図示の例では概ね球状に形成され、表面に多数の三角形の面を有する。本実施の形態では、第1施術体40a,40b、第2施術体50a,50bは、同一の形状および大きさに形成される。
美容器1の使用者は、グリップ10を持ち、第1施術体40が左頬に当たり、第2施術体50が右頬に当たるように第1施術体40と第2施術体50とで下顎を挟み、第1施術体40および第2施術体50がフェイスラインに沿うように美容器1を上下動させる。このとき、第1施術体40と第2施術体50とが互いに離れるように第1変形部22および第2変形部32は弾性変形し、それらの弾性力により、第1施術体40、第2施術体50が各頬に押し付けられている。
第1施術体40、第2施術体50が各頬に押し付けられている状態で美容器1を上下動させると、頬が摘まみ上げられたり押し広げられたりする。これについて図6〜8を参照して説明する。ここでは代表して第1施術体40を例に説明するが、第2施術体50についても同様の説明が当てはまる。
図6は第1施術体40の使用状態を示す正面図である。図7、8は、第1施術体40の使用状態を示す上面図である。第1施術体40a,40bは、第1支持部24から離れるほど、第1施術体40aの回転軸Raと第1施術体40bの回転軸Rbとの間隔が大きくなるように設けられる。そのため、第1施術体40a,40bを頬に押し付けた状態で美容器1を図6における矢印A1方向に動かすと、図7に示すように第1施術体40aと第1施術体40bとの間で肌が摘み上げられる。また、第1施術体40a,40bを頬に押し付けた状態で美容器1を図6における矢印A2方向に動かすと、図8に示すように第1施術体40aと第1施術体40bとの間で頬が押し広げられる。頬が摘み上げられ又は押し広げられることにより、接触部分の血流やリンパ液の循環が促進する。また、肌がリフトアップされて張りがでる。
図1〜4に戻る。ここで、第1施術体40、第2施術体50が押し付けられる力が強すぎると、その分、摘まみ上げる力が強くなり、肌に負担がかかる。また、美容器1を使用する人の顔が大きいほど、第1施術体40と第2施術体50とがより離れるように第1変形部22および第2変形部32が弾性変形するため、その分、第1変形部22および第2変形部32の弾性力が強くなり、第1施術体40、第2施術体50が各頬に押し付けられる力も大きくなる。
そこで本実施の形態では、第1施術体40、第2施術体50が的確な力で押し付けられるように第1変形部22および第2変形部32が構成される。具体的には、第1施術体40aの外表面と第2施術体50aの外表面との最短距離が150mmであるときに、第1施術体40aおよび第2施術体50aがそれらの間に挟まれる対象(すなわち頬)を押し付ける力が15〜20Nとなるように、第1変形部22および第2変形部32が構成される。この場合、或る程度顔が小さい人でも、また或る程度顔が大きい人でも、第1施術体40、第2施術体50が各頬に押し付けられる力が推奨の範囲内となる。なお、第1施術体40aおよび第2施術体50aがそれらの間に挟まれる対象を押し付ける力は、例えばテンションゲージで測定される。
また、第1変形部22および第2変形部32が弾性変形していない状態において、第1施術体40aの外表面と第2施術体50aの外表面との最短距離D1と、第1施術体40bの外表面と第2施術体50bの外表面との最短距離D2とが異なっている。図示の例では、最短距離D1よりも最短距離D2が広くなっている。一例として、最短距離D1と最短距離D2の比は、1:4とする。一般に下顎は後ろ側ほど幅広であるところ、弾性変形していない状態での最短距離がより短い第1施術体40aおよび第2施術体50aが下顎の前側に当たり、最短距離がより長い第1施術体40bおよび第2施術体50bが下顎の後ろ側に当たるように美容器1を使用(以下、「順向きで使用」と呼ぶ)することで、第1施術体40aおよび第2施術体50aが頬を押し付ける力と第1施術体40bおよび第2施術体50bが頬を押し付ける力とを同程度にできる。
もちろん、第1施術体40aおよび第2施術体50aが下顎の後ろ側に当たり、第1施術体40bおよび第2施術体50bが下顎の前側に当たるように美容器1を使用(以下、「逆向きで使用」と呼ぶ)してもよく、この場合、各施術体の頬への当たり方が順向きで使用する場合と異なり、順向きで使用する場合と異なる体感を得られる。
なお変形例として、第1変形部22および第2変形部32が弾性変形していない状態において、第1施術体40aの外表面と第2施術体50aの外表面との最短距離D1と、第1施術体40bの外表面と第2施術体50bの外表面との最短距離D2とが同じであってもよい。
以上説明した本実施の形態によれば、各アームは、変形部と支持部とを含む。変形部は、第1施術体40と第2施術体50とが互いに離れるように弾性変形可能に構成され、その弾性力により、第1施術体40、第2施術体50が頬に押し付けられる。また支持部は、実質的に弾性変形不可能に、すなわち比較的高い剛性を有するように構成され、したがってこれらの少なくとも一方に電子部品を内蔵できる。つまり、設計自由度が比較的高く、使用者が楽に使用できる美容器1を提供できる。
また、本実施の形態によれば、第1施術体40aと第1施術体40bとの間と、第2施術体50aと第2施術体50bとの間で、頬が摘まみ上げられたり押し広げられたりする。これにより、各頬の血流やリンパ液の循環が促進する。また、施術体の移動が安定する。また、両頬を同時に摘まみ上げたり押し広げたりできるため、片方ずつ摘まみ上げたり押し広げたりする場合と比べて、時間を短縮(例えば半分に)できる。
また、本実施の形態によれば、第1変形部22および第2変形部32の弾性変形による弾性力により、第1施術体40および第2施術体50が的確な力で頬に押し付けられる。これにより、施術体を押し付ける力を使用者が調節する必要がなくなり、使用者の負担が低減する。なお、施術体は比較的高い剛性を有する支持部および支持軸に支持されるため、施術体の肌への当たり方が安定し、常に的確な力で施術体が頬に押し付けられる。また、第1アーム20と第2アーム30が左右対称に構成されているため、第1施術体40、第2施術体50が各頬を押し付ける力が同じになる。
また、本実施の形態によれば、第1支持軸28a、第2支持軸38aはそれぞれ、第1支持部24、第2支持部34から離れるほど互いに近づき、かつ、グリップ10から離れるように延在している。同様に、第1支持軸28b、第2支持軸38bはそれぞれ、第1支持部24、第2支持部34から離れるほど互いに近づき、かつ、グリップ10から離れるように延在している。これにより、頬をより持ち上げることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第1施術体40、第2施術体50から各頬に微弱電流が流れる。つまり、両頬に同時に微弱電流を流すことができる。また、上述のように、第1施術体40、第2施術体50が頬に押し付けられているため、施術体と人体との安定した電気的接続状態を実現できる。
また、例えば美容器1がアームを1つだけ備え、したがって施術体を第1アーム20のみを備え、したがって施術体を2つだけ備える場合、右頬を摘まみ上げたり押し広げたりするときは右手で美容器1を使用し、左頬を摘まみ上げたり押し広げたりするときは左手で美容器1を使用することになる。つまり、一方の頬は利き手で美容器1を使用し、他方の頬は利き手ではない手で美容器1を使用することになる。利き手ではない手で美容器1を使用する場合、利き手で美容器1を使用する場合と比べて、施術体を頬に押し付ける力の調節は多少なりとも難しい。これに対し、本実施の形態によれば、第1変形部22および第2変形部32の弾性変形による弾性力により、第1施術体40および第2施術体50が的確な力で頬に押し付けられるため、利き手で美容器1を使用しようが利き手でない手で使用しようが、第1施術体40および第2施術体50を的確な力で頬に押し付けることができる。
また、本実施の形態によれば、第1施術体40a、第1施術体40b、第2施術体50aおよび第2施術体50bの各施術体は、概ね球状に形成される。これにより、各施術体の肌との接触面積は、当該施術体が例えば特許文献1のローラ式マッサージ器の押圧部材のような形状である場合と比べて広く、したがって安定して肌を摘まみ上げることができる。
(第2の実施の形態)
図9〜12は、第2の実施の形態に係る美容器1の外観図である。図9は美容器101の斜視図であり、図10は美容器101の正面図であり、図11は美容器101の側面図であり、図12は美容器101の上面図である。
美容器101は、第1アーム120および第2アーム130と、第1アーム120と第2アーム130とを連結する連結部(基部)160と、第1アーム120の一端側に設けられる第1施術体140と、第2アーム130の一端側に設けられる第2施術体150と、を備える。第1施術体140、第2施術体150はそれぞれ、回転体すなわちローラであり、第1アーム120、第2アーム130に回転自在に支持される。
第1アーム120および第2アーム130は、連結部160に対して左右対称となるように設けられる。第1アーム120は、連結部160から延びる第1変形部122と、第1変形部122の先端側(連結部160とは反対側)に接続される第1支持部124と、を含む。第2アーム130は、連結部160から延びる第2変形部132と、第2変形部132の先端側に接続される第2支持部134と、を含む。
第1変形部122および第2変形部132は、第1の実施の形態の第1変形部22および第2変形部32と同様に、第1施術体140と第2施術体150とが互いに離れるように弾性変形可能に構成される。本実施の形態では、第1変形部122および第2変形部132はグリップとしても機能する。
第1支持部124および第2支持部134は、第1の実施の形態の第1支持部24および第2支持部34と同様に、実質的に弾性変形不可能に、すなわち比較的高い剛性を有するように構成され、少なくとも一方には、電気部品が内蔵される。第1支持部124、第2支持部134はそれぞれ、先端側に接続される不図示の軸受を介して、第1施術体140、第2施術体150を回転自在に支持する。
第1施術体140および第2施術体150は、構成は特に限定されないが、図示の例では真ん中がくびれた楕円体状に形成され、表面に多数の三角形の面を有する。
本実施の形態では、第1施術体140、第2施術体150が的確な力で押し付けられるように、第1変形部122および第2変形部132が構成される。
以上説明した本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(第3の実施の形態)
第1、第2の実施の形態では、各アームが、第1施術体と第2施術体とが互いに離れるように弾性変形可能に構成される場合について説明した。第3の実施の形態では、各アームは、第1方向P1に平行な軸周りに弾性変形可能に構成される。なお、各アームは、第1施術体と第2施術体とが離れるように弾性変形可能であっても実質的に弾性変形不可能であってもよい。
具体的には、美容器1において、第1変形部22および第2変形部32が第1方向P1に平行な軸周りに弾性変形可能に構成される。
また、美容器101において、第1変形部122および第2変形部132が第1方向P1に平行な軸周りに弾性変形可能に構成される。
(第4の実施の形態)
図13は、第4の実施の形態に係る美容器201を示す正面図である。図13は図2に対応する。美容器201は、グリップ10と、第1アーム220および第2アーム230と、2つの第1施術体40a,40bと、2つの第2施術体50a,50bと、を備える。第1アーム220は、第1変形部222と、第1支持部24と、2つの第1支持軸28a,28bと、を含む。第2アーム30は、第2変形部232と、第2支持部34と、2つの第2支持軸38a,38bと、を含む。第1変形部222および第2変形部232はそれぞれ、芯材260と、芯材260を覆う柔軟なカバー262と、を含む。芯材260は、その全体が弾性変形可能に構成される。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(第5の実施の形態)
第1〜第4の実施の形態では、各アームの支持部が弾性変形不可能に構成される、すなわち各アームが弾性変形不可能な部分を含む場合について説明した。第5の実施の形態では、各アームの全体が弾性変形可能に構成される場合について説明する。以下、第1〜第4の実施の形態との違いに焦点を当てる。
図14は、第5の実施の形態に係る美容器301を示す斜視図である。図14は図1に対応する。美容器301は、グリップ10と、第1アーム320および第2アーム330と、2つの第1施術体40a,40bと、2つの第2施術体50a,50bと、を備える。
本実施の形態では、第1アーム320は、第1変形部322と、第1変形部322の先端側から延びる2つの第1支持軸28a,28bと、を含む。また、第2アーム330は、第2変形部332と、第2変形部332の先端側から延びる2つの第2支持軸38a,38bと、を含む。
第1変形部322は、図1の第1変形部22と第1支持部24とを合わせた形状を有する。第2変形部332は、図1の第2変形部32と第2支持部34とを合わせた形状を有する。第1変形部322および第2変形部332は、それらの全体が弾性変形可能に構成される。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第6の実施の形態)
図15は、第6の実施の形態に係る美容器の正面図である。図15は図2に対応する。美容器401は、グリップ10と、第1アーム420と、第2アーム430と、第1接続部428と、第2接続部438と、第1施術体40a,40bと、第2施術体50a,50bと、を備える。第1アーム420および第2アーム430は、全体が実質的に弾性変形不可能に構成される。第1アーム420、第2アーム430はそれぞれ、第1接続部428、第2接続部438によりグリップ10に接続されている。第1接続部428、第2接続部438は、第1施術体40と第2施術体50とが互いに離れたり近づいたりするように回動可能に第1アーム420、第2アーム430を保持する。また、第1接続部428、第2接続部438は、不図示の付勢部材(例えばバネ)を含んで構成され、第1施術体40と第2施術体50とが互いに近づく方向に第1アーム420、第2アーム430を付勢する。
なお、図示の例では、第1接続部428がグリップ10と第1アーム420との間、第2接続部がグリップ10と第2アーム430との間にそれぞれ設けられているが、これに限定されず、第1アーム420、第2アーム430がそれぞれグリップ10に直接接続され、第1接続部428、第2接続部438がそれぞれ第1アーム420、第2アーム430の途中に設けられてもよい。
本実施の形態によれば、第1と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明について実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下変形例を示す。
(変形例1)
実施の形態では、第1、第2施術体がそれぞれ回転体であり、第1アーム、第2アームに回転自在に支持される場合について説明したが、これに限られず、第1、第2施術体はそれぞれ非回転体であってもよい。すなわち、第1、第2施術体は、第1アーム、第2アームに対して回転しなくてもよい。この場合、美容器を上下動させると、第1施術体40および第2施術体50は各頬に押し付けられながら各頬を摺動する。
(変形例2)
第1の実施の形態では、第1施術体40a,40b、第2施術体50a,50bが同じ大きさに形成される場合について説明したが、これに限られない。例えば第1施術体40aと第2施術体50aが、第1施術体40bと第2施術体50bが、それぞれ同じ大きさで、第1施術体40a、第2施術体50aが第1施術体40b、第2施術体50bよりも大きくてもよい。この場合、第1施術体40aの中心と第1施術体40bの中心とを通る直線と、第2施術体50aの中心と第2施術体50bの中心とを通る直線とが平行になるように各施術体を配置しても、第1変形部22および第2変形部32および弾性変形していない状態において、第1施術体40aと第2施術体50aとの最短距離D1よりも、第1施術体40bと第2施術体50bとの最短距離D2を長くできる。
(変形例3)
実施の形態では特に言及しなかったが、第1施術体40aと第1施術体40bとの距離、および第2施術体50aと第2施術体50bとの距離が、それぞれ調整可能であってもよい。第1施術体40を例に説明すると、例えば第1施術体40aの回転軸Raと第1施術体40bの回転軸Rbの間の角度を調整することにより、それらの間の距離が調整されてもよい。この場合、第1支持部24は、公知の技術を用いて、第1施術体40aの回転軸Raと第1施術体40bの回転軸Rbの間の角度が調整可能(例えば任意の角度に調整可能)で、かつ、回転軸Raと回転軸Rbとの角度を調整された角度に保持可能に構成されてもよい。
(変形例4)
実施の形態では特に言及しなかったが、第1支持部24に対する第1支持軸28a,28bの角度、および第2支持部34に対する第2支持軸38a,38bの角度が、それぞれ調整可能であってもよい。
図16は、変形例に係る美容器501の正面図である。図16は図2に対応する。この例では、支持部の先端部が、第1方向P1に直交する方向(紙面に垂直な方向)に平行な軸周りに回動可能で、かつ、所望の位置でロックされるよう構成される。
図17は、別の変形例に係る美容器601の側面図である。図17は図3に対応する。この例では、支持部の先端側が、第1方向P1(図17では不図示)に平行な軸周りに回動可能で、かつ、所望の位置でロックされるよう構成される。
これらの変形例によれば、施術体が回転体であるか非回転体であるかを問わず、頬を持ち上げる強さを調節できる。またこれらの変形例によれば、施術体が回転体であれば、さらに摘まみ上げの強さを調節できる。
(変形例5)
第1の実施の形態では、施術体は、第1方向P1から見て、アームの延在方向に実質的に直交する方向に並ぶように設けられる場合について説明したが、これに限定されず、施術体は、第1方向P1から見て、アームの延在方向に実質的に平行に並ぶように設けられてもよい。
また、第1の実施の形態では、各アームの先端に2つの施術体が設けられる場合について説明したが、これに限定されず、各アームの先端に3つ以上の施術体が設けられてもよい。この場合、各アームの先端に設けられる3つ以上の施術体は、アームの延在方向に実質的に直交する方向に並ぶように設けられても、アームの延在方向に実質的に平行に並ぶように設けられてもよい。
また、各アームの先端に、アームの延在方向に実質的に直交する方向に並んだ施術体が複数組設けられてもよい。図18は、変形例に係る美容器701を示す側面図である。図18は図3に対応する。ここでは代表して第2アーム730および第2アーム730の先端に設けられる第2施術体50を例に説明するが、第1アームおよび第1アームの先端に設けられる第1施術体についても同様の説明が当てはまる。
図示の例では、第2アーム730の先端に第2施術体50aおよび第2施術体50bが2組設けられている。具体的には、第2アーム730は、第2変形部32と、第2支持部734と、第2支持部734から延びる二組の第2支持軸38a,38bと、を含む。一組の第2支持軸38a,38bが第2支持部734の先端から延びて第2施術体50a,50bを回転自在に支持し、それよりもグリップ10側からもう一組の第2支持軸38a,38bが延びて第2施術体50a,50bを回転自在に支持している。
また図示の例では、第2支持部734の先端側の第2支持軸38a,38bはそれぞれ、第2支持部734から離れるほどグリップ10から離れるように延在している。一方、グリップ10側の第2支持軸38a,38bはそれぞれ、第2支持部734から離れるほどグリップ10に近づくように延在している。この場合、美容器701を上下動させると、先行する施術体で肌が押し広げられ、後行する施術体で肌が摘まみ上げられる。つまり、美容器1を一方向に移動させるだけで、肌の摘まみ上げと押し広げの両方を実現できる。
また、二組の第2支持軸38a,38bは、いずれも第2支持部734から離れるほどグリップ10から離れるように、すなわち、いずれも図18の先端側の第2支持軸38a,38bのように延在してもよい。また、二組の第2支持軸38a,38bは、いずれも第2支持部734から離れるほどグリップ10に近づくように、すなわち、いずれも図18のグリップ10側の第2支持軸38a,38bのように延在してもよい。前者の場合、美容器701を上に移動させると二組の施術体により肌が押し広げられ、美容器701を下に移動させると二組の施術体により肌が摘まみ上げられる。後者の場合、美容器701を上に移動させると二組の施術体により肌が摘まみ上げられ、美容器1を下に移動させると二組の施術体により肌が押し広げられる。
(変形例6)
実施の形態および上述の変形例では、美容器が2つのアームを備える場合について説明したが、これに限定されず、美容器は3つ以上のアームを備えていてもよい。
(変形例7)
第1変形部22および第2変形部32は、それらの長手方向における一部分のみが弾性変形可能に構成されてもよい。例えば当該一部分の素材を他の部分と異なる素材であって弾性変形可能な素材で構成する場合、弾性変形可能な素材の使用量を削減でき、コストを低減できる。
図19は、変形例に係る美容器701を示す正面図である。図19は図2に対応する。この変形例では、第1変形部722は、長手方向における一部分である第1部分722aが弾性変形可能な第1樹脂材料により形成され、他の部分である第2部分722bが実質的に弾性変形不可能なすなわち剛性が比較的高い第2樹脂材料により形成される。同様に、第2変形部732は、長手方向における一部分である第1部分732aが弾性変形可能な第1樹脂材料により形成され、他の部分である第2部分732bが実質的に弾性変形不可能なすなわち剛性が比較的高い第2樹脂材料により形成される。この場合、第1変形部722および第2変形部732はそれぞれ第1樹脂材料と第2樹脂材料との二色成形品であってもよい。
図示の例では、第1変形部722の第1部分722aおよび第2変形部732の第1部分732aはそれぞれ、第1変形部722と第2変形部732との間隔が最大となる部分よりもグリップ10側に設けられている。そして、第1変形部722の第1部分722aは、第1変形部722の長手方向において第2部分722bに挟み込まれている。同様に、第2変形部732の第1部分732aは、第2変形部732の長手方向において第2部分732bに挟み込まれている。この場合、第1アーム320と第2アーム330とが比較的広く拡がる。
なお、第1部分722a、第1部分732aはそれぞれ、第1変形部722と第2変形部732との間隔が最大となる部分に、例えば第1変形部722、第2変形部732のグリップ10とは反対の端部側に、設けられてもよい。この場合、施術体が頬を押し付ける力が比較的強くなる。
図20は、変形例に係る美容器901を示す正面図である。図20は図13に対応する。この変形例では、第1変形部922および第2変形部932はそれぞれ、芯材960と、芯材960を覆う柔軟なカバー962と、を含む。芯材960は、長手方向における一部分である第1部分960aが弾性変形可能に構成され、他の部分である第2部分960bが実質的に弾性変形不可能にすなわち比較的剛性が高く構成されてもよい。例えば芯材960は、第1部分960aが第1樹脂材料により形成され、第2部分960bが第2樹脂材料により形成されてもよい。この場合、芯材960は、第1樹脂材料と第2樹脂材料との二色成形品であってもよい。
図示の例では、第1部分960aは、第1変形部922と第2変形部932との間隔が最大となる部分よりもグリップ10側に設けられている。そして、第1部分960aは、芯材960の長手方向において第2部分960bに挟み込まれている。この場合、第1アーム320と第2アーム330とが比較的広く拡がる。
なお、第1部分960aは第1変形部922と第2変形部932との間隔が最大となる部分に、例えば第1変形部922、第2変形部932のグリップ10とは反対の端部側に設けられてもよい。この場合、施術体が頬を押し付ける力が比較的強くなる。
(変形例8)
実施の形態では特に言及しなかったが、美容器はアームが折りたたみ可能に構成されてもよい。
図21は、変形例に係る美容器1001を示す正面図である。図21は図2に対応する。本変形例では、第1アーム1020および第2アーム1030は、それらの根本部分(すなわちグリップ10の近傍)で折りたたみ可能に構成されている。第1アーム1020および第2アーム1030は特に、第1アーム1020および第2アーム1030は、グリップ10を挟み込むように折りたたみ可能に構成される。
図22は、変形例に係る美容器1101を示す正面図である。図22は図2に対応する。本変形例では、第1アーム1020および第2アーム1030は、それらの略中央部分で折りたたみ可能に構成されている。
(変形例9)
図23は、変形例に係る美容器のアームの断面図である。図23は、図2のB−B線断面図に相当する。図23に加えて図2を参照する。本変形例では、アームは断面が長尺状に形成され。第4方向P4は、第1アーム20の断面形状の長尺方向を示す。第5方向P5は、第2アーム30の断面形状の長尺方向を示す。各アームは特に、それらの断面の長尺方向同士の間隔D3が、第1方向P1に直交する方向(図2の紙面に垂直な方向、図23の上下方向)に向かうほど、より具体的には第1施術体40aおよび第2施術体50a側から第1施術体40bおよび第2施術体50b側に向かうほど、離れるように構成される。
上述した実施の形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
1 美容器、 20 第1アーム、 22 第1変形部、 24 第1支持部、 30 第2アーム、 32 第2変形部、 34 第2支持部。

Claims (7)

  1. 基部と、
    前記基部に対して対称に設けられる第1、第2アームと、
    前記第1アームの一端部に設けられる第1施術体と、
    前記第2アームの一端部に設けられる第2施術体と、
    を備え、
    前記第1アームは、第1変形部と、一端側に前記第1施術体が設けられ、他端側が前記第1変形部に接続される第1支持部と、を含み、
    前記第2アームは、第2変形部と、一端側に前記第2施術体が設けられ、他端側が前記第2変形部に接続される第2支持部と、を含み、
    前記第1変形部および前記第2変形部は、前記第1施術体と前記第2施術体との距離が変化するよう弾性変形可能に構成されている、美容器。
  2. 前記第1、第2施術体はそれぞれ、前記第1、第2アームに回転自在に支持される回転体である、請求項1に記載の美容器。
  3. 前記第1、第2施術体は球状であることを特徴とする請求項1または2に記載の美容器。
  4. 前記第1支持部および第2支持部の少なくとも一方には、電気部品が内蔵されている、請求項1から3のいずれかに記載の美容器。
  5. 前記第1施術体と前記第2施術体との最短距離が150mmであるとき、前記第1施術体および前記第2施術体がそれらの間に挟まれる対象を押し付ける力が15〜20Nである、請求項1から4のいずれかに記載の美容器。
  6. 前記第1アームに回転自在に支持される、前記第1施術体とは別の第1施術体と、
    前記第2アームに回転自在に支持される、前記第2施術体とは別の第2施術体と、
    をさらに備える、請求項1から5のいずれかに記載の美容器。
  7. 前記第1施術体と前記第2施術体との距離と、前記別の第1施術体と前記別の第2施術体との距離とが異なる、請求項6に記載の美容器。
JP2018132923A 2018-07-13 2018-07-13 美容器 Pending JP2020010737A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132923A JP2020010737A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 美容器
JP2023009211A JP2023038329A (ja) 2018-07-13 2023-01-25 美容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132923A JP2020010737A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 美容器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023009211A Division JP2023038329A (ja) 2018-07-13 2023-01-25 美容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020010737A true JP2020010737A (ja) 2020-01-23

Family

ID=69168818

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018132923A Pending JP2020010737A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 美容器
JP2023009211A Pending JP2023038329A (ja) 2018-07-13 2023-01-25 美容器

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023009211A Pending JP2023038329A (ja) 2018-07-13 2023-01-25 美容器

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2020010737A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020203089A (ja) * 2018-09-19 2020-12-24 ケイ カンパニー、リミテッド 美肌装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4853892U (ja) * 1971-10-16 1973-07-11
JP3120948U (ja) * 2006-02-10 2006-04-20 株式会社コジット マッサージ具
US20070083135A1 (en) * 2005-10-12 2007-04-12 L'oreal Massage device having deformable and/or movable branches and massage method using same
JP3131494U (ja) * 2007-02-22 2007-05-10 株式会社コジット フェイス用マッサージ具
JP2007130327A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Harumi Kitano マッサージ器
JP3166299U (ja) * 2010-12-16 2011-02-24 Tbcグループ株式会社 マッサージ具
JP2012217516A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Cogit:Kk マッサージ用ローラ及びそれを用いたローラ式マッサージ器
JP2013176681A (ja) * 2013-06-20 2013-09-09 Mtg:Kk 美容器
JP2015163177A (ja) * 2014-01-30 2015-09-10 株式会社 Mtg 美容器
CN105193608A (zh) * 2015-09-30 2015-12-30 潍坊牵立康医疗器械科技有限公司 头、颈部按摩器
JP2017225796A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 ベス工業株式会社 美容ローラー

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015091289A (ja) * 2013-10-02 2015-05-14 徳久 石田 指用マッサージ装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4853892U (ja) * 1971-10-16 1973-07-11
US20070083135A1 (en) * 2005-10-12 2007-04-12 L'oreal Massage device having deformable and/or movable branches and massage method using same
JP2007130327A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Harumi Kitano マッサージ器
JP3120948U (ja) * 2006-02-10 2006-04-20 株式会社コジット マッサージ具
JP3131494U (ja) * 2007-02-22 2007-05-10 株式会社コジット フェイス用マッサージ具
JP3166299U (ja) * 2010-12-16 2011-02-24 Tbcグループ株式会社 マッサージ具
JP2012217516A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Cogit:Kk マッサージ用ローラ及びそれを用いたローラ式マッサージ器
JP2013176681A (ja) * 2013-06-20 2013-09-09 Mtg:Kk 美容器
JP2015163177A (ja) * 2014-01-30 2015-09-10 株式会社 Mtg 美容器
CN105193608A (zh) * 2015-09-30 2015-12-30 潍坊牵立康医疗器械科技有限公司 头、颈部按摩器
JP2017225796A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 ベス工業株式会社 美容ローラー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020203089A (ja) * 2018-09-19 2020-12-24 ケイ カンパニー、リミテッド 美肌装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023038329A (ja) 2023-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI548408B (zh) Beauty Container (2)
JP6792932B2 (ja) 美容器
TWI632901B (zh) 美容器
KR102387877B1 (ko) 미용기
JP5356625B2 (ja) 美容器
JP2023038329A (ja) 美容器
US20200383867A1 (en) Beauty device
JP2012217516A (ja) マッサージ用ローラ及びそれを用いたローラ式マッサージ器
US10123934B2 (en) Clitoral stimulator
CN111148494B (zh) 按摩器
JP5702019B2 (ja) 美容器
JP7407514B2 (ja) 美容器
CN112451314B (zh) 基于脑可塑的动作辅助装置及其控制方法
KR20180125862A (ko) 미용기
JP3161744U (ja) ローラ型マッサージ器具
JP2016179272A (ja) 美容器
WO2019065503A1 (ja) マッサージ器
JP5840320B2 (ja) 美容器
JP6630242B2 (ja) 美容器
JP7336180B2 (ja) 美容器
JP6728325B2 (ja) 美容器
JP3154366U (ja) 美容ローラー器具
JP2018149442A (ja) 美容器
JP2014087412A (ja) 美容器具
JP2019155142A (ja) 美容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221025