JP2020010103A - 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末装置からの要求に基づいて処理を実行する画像処理装置において、簡便な方法で画像処理装置間の機能の差異を確認することを可能とする。【解決手段】端末装置からの要求に基づく処理を実行する機能を有する画像処理装置であって、端末装置とのデータ通信を行う通信部と、表示画面を形成するための画面情報を、通信部を介して端末装置に提供して、端末装置のブラウザーにより表示画面を表示させる提供部と、を備え、画面情報は、機能情報と、端末装置のコンピューターを、画面情報から当該画像処理装置の機能情報を抽出する機能情報抽出部、機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、機能差を表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含む。【選択図】図10

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム及びプログラムに関する。
近年、コピー、スキャン、ファックス、ドキュメント管理など様々な機能が備わった、複合機あるいはMFP(Multi-Function Peripherals)と呼ばれる画像処理装置が広く用いられている。
また、このような画像処理装置を、タブレット型コンピューターやスマートフォンなどの端末装置とネットワークを介して通信可能に接続し、端末装置からの遠隔操作に基づいて画像処理装置に所定の処理を実行させる技術が普及している。具体的には、画像処理装置は、タッチパネルディスプレイに表示されるユーザーインターフェースを、ネットワークを通じて端末装置に提供して、当該端末装置のディスプレイに表示させる。ユーザーは当該ユーザーインターフェース上の操作ボタン等を操作することで、遠隔的に画像処理装置を操作することが可能となる。
ここで、ユーザーは、同一ネットワーク上に配置された複数の画像処理装置のうち、いずれの画像処理装置によって処理を実行させるかを選択することができる。画像処理装置ごとに機能の有無や同一機能であっても性能が違うなど機能差があるため、ユーザーが機能比較を行ったうえで選択できるのが望ましい。
特許文献1には、画像処理装置間の機能差を明示してユーザーが容易に選択を行うことを可能にする技術が開示されている。具体的には、ユーザーが端末装置に印刷アプリケーションをインストールし、当該印刷アプリケーション上で端末装置に接続された画像処理装置の機能情報等を参照する。その際、画像処理装置は、ネットワーク上に配置された他の画像処理装置と通信を行ってその機能情報を取得し、自装置に固有の機能を印刷アプリケーションの画面に表示させる。ユーザーは当該表示に基づいてユーザーが画像処理装置を選択することができるため、利便性が向上する。
特開2008−173847号公報
特許文献1に記載の方法では、印刷アプリケーションがインストールされていることが前提となる。しかし、スマートフォンやパーソナルコンピューター等の端末装置毎に専用の印刷アプリケーションをインストールするのは、ユーザーにとって手間である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、端末装置からの要求に基づいて処理を実行する画像処理装置において、簡便な方法で画像処理装置間の機能の差異を確認することが可能な画像処理装置、画像処理システム及びプログラムを提供することを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の画像処理装置は、
端末装置からの要求に基づく処理を実行する機能を有する画像処理装置であって、
前記端末装置とのデータ通信を行う通信部と、
当該画像処理装置の表示部に表示される表示画面を形成するための画面情報を、前記通信部を介して前記端末装置に提供して、前記端末装置のブラウザーにより前記表示画面を表示させる提供部と、を備え、
前記画面情報は、
当該画像処理装置が有する機能を表す機能情報と、
前記端末装置のコンピューターを、前記画面情報から当該画像処理装置の機能情報を抽出する機能情報抽出部、前記機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、前記機能差を前記表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含む
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、
前記情報解析プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、前記端末装置が他の画像処理装置にアクセスしたことを検出するアクセス検出部として機能させ、
前記機能情報抽出部は、前記アクセス検出部によって他の画像処理装置へのアクセスが検出された場合に、当該他の画像処理装置の機能情報を抽出する
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記画面情報は、ウェブページを作成する言語で記述されている
ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記機能差特定部は、画像処理装置の構成の違いによって生じる機能の有無を特定する
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記機能差特定部は、画像処理装置が有する機能の性能の違いを特定し、当該画像処理装置の印刷速度、スキャン速度、解像度及び印刷可能最大数のうち少なくともいずれか一つの性能の違いを特定する
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記機能差特定部は、
前記端末装置に接続されている画像処理装置が有する機能のうち、所定の数以下の画像処理装置のみが有する機能を特定する
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記表示制御部は、
前記端末装置のブラウザーに、複数の画像処理装置の表示画面を一画面にまとめて表示させる
ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像処理装置において、
前記表示制御部は、
前記端末装置の画面サイズ及び/又は解像度に応じて、一画面に表示させる複数の画像処理装置の表示画面の、それぞれの大きさを異ならせる
ことを特徴とする。
請求項9に記載の画像処理システムは、
端末装置と、前記端末装置からの要求に基づく処理を実行する機能を有する画像処理装置と、を備えた画像処理システムであって、前記画像処理装置は、
前記端末装置とのデータ通信を行う通信部と、
当該画像処理装置の表示部に表示される表示画面を形成するための画面情報を、前記通信部を介して前記端末装置に提供して、前記端末装置のブラウザーにより前記表示画面を表示させる提供部と、を備え、
前記画面情報は、
当該画像処理装置が有する機能を表す機能情報と、
前記端末装置のコンピューターを、前記画面情報から当該画像処理装置の機能情報を抽出する機能情報抽出部、前記機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、前記機能差を前記表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含み、
前記端末装置は、
前記画面情報に含まれる前記情報解析プログラムを実行させる実行部を備える
ことを特徴とする。
請求項10に記載のプログラムは、
端末装置からの要求に基づく処理を実行する機能を有し、前記端末装置とのデータ通信を行う通信部を備える画像処理装置のコンピューターを、
当該画像処理装置の表示部に表示される表示画面を形成するための画面情報を、前記通信部を介して前記端末装置に提供して、前記端末装置のブラウザーにより前記表示画面を表示させる提供部として機能させるためのプログラムであって、
前記画面情報は、
当該画像処理装置が有する機能を表す機能情報と、
前記端末装置のコンピューターを、前記画面情報から当該画像処理装置の機能情報を抽出する機能情報抽出部、前記機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、前記機能差を前記表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含む
ことを特徴とする。
本発明によれば、端末装置からの要求に基づいて処理を実行する画像処理装置において、簡便な方法で画像処理装置間の機能の差異を確認することが可能な画像処理装置、画像処理システム及びプログラムを提供することができる。
画像処理システムの概略構成を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 PCのハードウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置のタッチパネルディスプレイに表示される表示画面の一例を示す図である。 PCのWebページに表示される表示画面の一例を示す図である。 PCの機能的構成を示す図である。 PCのWebページに表示される表示画面の一例を示す図である。 第1実施形態における画像処理システムを各装置の動作を示すフローチャートである。 画面情報解析における動作を示すフローチャートである。 PCのWebページに表示される表示画面の一例を示す図である。 PCのWebページに表示される表示画面の一例を示す図である。 第2実施形態における画像処理システムを各装置の動作を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明に係る画像処理システムの第1実施形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[画像処理システムの構成]
図1は、画像処理システム100の全体的な構成の例を示す図である。
画像処理システム100は、図1に示すように、画像処理装置1A(1)、1B(1)、1C(1)・・・、PC(Personal Computer)2、携帯端末3及び通信回線4などによって構成される。
なお、画像処理システム100を構成する画像処理装置1の数は、二以上であれば特に限定されない。
画像処理装置1は、通信回線4を介して他の画像処理装置1、PC2および携帯端末3と通信することができる。通信回線4としては、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線、または専用線などが用いられ、ハブ41、ルーター42、及び無線基地局43等を備えて構成される。
ルーター42は、LANをインターネットなどの他のネットワークに接続する。無線基地局43は、無線LANのBS(Base Station)であって、携帯端末3の無線LAN通信装置30fと通信を行う。
無線基地局43及び各画像処理装置1は、ツイストペアケーブルによってハブ41につながれている。ハブ41は、ツイストペアケーブルによってルーター42につながれている。なお、ハブ41及び無線基地局43は、複数台あってもよい。
画像処理装置1は、スキャン、コピー、PCプリント、メール、ファックス、及びボックスなどのサービスを提供する。このような機能を有する画像処理装置は、一般に、複合機あるいはMFP(Multi-Function Peripherals)などと呼ばれる。
スキャンサービスは、後述するスキャンユニット10iによって用紙上の画像を読み取って画像データを生成するサービスである。
コピーサービスは、スキャンユニット10iによって読み取って得られた画像データに基づいて、画像を用紙に印刷するサービスである。
PCプリントサービスは、PC2や携帯端末3などから受信した画像データに基づいて、画像を用紙に印刷するサービスである。ネットワークプリンティングあるいはネットワークプリントなどと呼ばれることもある。
メールサービスは、スキャンユニット10iによって読み取って得られた画像データを、指定された電子メールアドレス宛に送信するサービスである。
ファックスサービスは、スキャンユニット10iによって読み取って得られた画像データを、外部のファクシミリ端末に送信するサービスである。
ボックスサービスは、ユーザーごとにボックスあるいはパーソナルボックスなどと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザーが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するためのサービスである。ボックスは、パーソナルコンピューターにおけるフォルダ又はディレクトリに相当する。
図2は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、NIC(Network Interface Card)10g、モデム10h、スキャンユニット10i、プリントユニット10jなどによって構成される。
なお、CPU10aは、提供部として機能する。
補助記憶装置10dは、HDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solid State Drive)などによって構成された記憶装置であり、画像処理装置1の各部の動作を制御するためのプログラムや、Webブラウザーを実現するためのWebブラウザープログラム等が記憶されている。
さらに、補助記憶装置10dには、端末装置(PC2、携帯端末3又は他の画像処理装置1)に搭載されたWebブラウザーとHTTPプロトコルによる通信を行ってWebブラウザーにUI(User Interface)を提供するWebサーバーとしての機能を実現させるためのWebサーバープログラムや、Webサーバー上で動作し、Webブラウザーを介してユーザーに画像処理装置1のWebUI(Web User Interface)機能を提供するためのアプリケーションプログラム等が記憶されている。
なお、WebUIとは、タッチパネルディスプレイ10eに表示される表示画面を端末装置(PC2、携帯端末3又は他の画像処理装置1)に表示させることで、端末装置を介してユーザーが画像処理装置1を遠隔的に操作可能とするインターフェースである。
なお、各プログラムは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。
タッチパネルディスプレイ10eは、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、ユーザーに対するメッセージを示す画面、ユーザーがコマンドまたは情報を入力するための画面、及びCPU10aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aに送る。
なお、タッチパネルディスプレイ10eは、表示部として機能する。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって、通信回線4を介して他の画像処理装置1、PC2あるいは携帯端末3との通信を行う。
なお、NIC10gは、通信部として機能する。
モデム10hは、外部のファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10iは、CCD(Charge Coupled Device)、プラテンガラス等を備えて構成され、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像をCCDにより読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10jは、スキャンユニット10iにより読み取られた画像のほか、NIC10gまたはモデム10hによって他の装置から受信した画像を用紙に印刷する。
続いて、PC2について説明する。
PC2は、画像処理装置1の上述の機能を遠隔的に使用するためのクライアントであり、端末装置として機能する。ユーザーは、上述した種々の画像処理装置1の機能を、PC2を用いて遠隔的に操作することができる。
図3は、PC2のハードウェア構成の一例を示す図である。
PC2は、図3に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、補助記憶装置20d、NIC20e、入力IF(Interface)20f、ディスプレイ20gなどによって構成される。
なお、CPU20aは、実行部として機能し、また情報解析プログラムとの協働により、機能情報抽出部、アクセス検出部、機能差特定部、表示制御部として機能する。
補助記憶装置20dは、HDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solid State Drive)などによって構成された記憶装置であり、PC2の各部の動作を制御するためのプログラムが記憶されている。
さらに、補助記憶装置20dには、Webブラウザーを実現するためのWebブラウザープログラムや、WebUI機能の提供を受けるためのアプリケーションプログラム等が記憶されている。
なお、各プログラムは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。
NIC20eは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって、通信回線4を介して画像処理装置1との通信を行う。
入力IF20fは、キーボードやマウスなどのいわゆる入力デバイスによる操作を検知して、CPU20aにその情報を通知する。
ディスプレイ20gは、CRTやLCD等のモニターを備えて構成されており、ユーザーに対するメッセージを示す画面、ユーザーがコマンドまたは情報を入力するための画面、及びCPU20aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、ディスプレイ20gには、Webブラウザーを介して画像処理装置の表示画面が表示される。
続いて、携帯端末3について説明する。
携帯端末3は、画像処理装置1の上述の機能を遠隔的に使用するためのクライアントであり、端末装置として機能する。ユーザーは、上述した種々の画像処理装置1の機能を、PC2と同様に携帯端末3を用いて遠隔的に操作することができる。
なお、携帯端末3として、スマートフォン、またはタブレットコンピュータなどの可搬型の装置が用いられる。
図4は、携帯端末3のハードウェア構成の一例を示す図である。
携帯端末3は、図4に示すように、CPU30a、RAM30b、フラッシュメモリ30c、タッチパネルディスプレイ30d、操作ボタン群30e、無線LAN通信装置30f及び携帯電話通信装置30gなどによって構成される。
フラッシュメモリ30cには、文書作成用のアプリケーション(例えば、ワープロソフト)、メーラー及びスケジューラー等のアプリケーションプログラムが記憶されている。
また、フラッシュメモリ30cには、Webブラウザーを実現するためのWebブラウザープログラムや、WebUIの提供を受けるためのアプリケーションプログラム等が記憶されている。
なお、各プログラムは、必要に応じてRAM30bにロードされ、CPU30aによって実行される。
タッチパネルディスプレイ30dは、画像処理装置1のタッチパネルディスプレイ10eと同様に、種々の画面を表示し、タッチされた位置を検知してCPU30aにその位置を通知する。
操作ボタン群30eは、いわゆるホーム画面に戻るためのボタン、音量を調整するためのボタン、及び電源のON/OFFを切り替えるためのボタンなどによって構成される。
無線LAN通信装置30fは、無線LANの規格、即ちIEEE(Institute of Electrical Engineers)802.11の規格に基づいて通信を行う。
携帯電話通信装置30gは、CMDA(Code Division Multiple Access)2000、W−CMDA(Wideband-CMDA)、又はLTE(Long Term Evolution)などの規格に基づいて、いわゆる携帯電話網を介して通信を行う。
[画面情報]
以下、本実施形態に係る画像処理装置1が生成する画面情報について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下では端末装置としてPC2を用いる場合を例に説明するが、端末装置として携帯端末3や、他の画像処理装置1を用いる場合にも同様の説明を適用可能である。
画面情報とは、画像処理装置1のタッチパネルディスプレイ10eに表示される表示画面を生成するための情報であって、画像処理装置1が有する機能や当該機能の性能に関する情報を表す機能情報と、画面情報から機能情報を抽出して解析し、解析結果に応じて表示画面11の表示を制御するための情報解析プログラムと、を含むデータである。なお、機能情報及び情報解析プログラムについての説明は後述する。
画面情報は、HTML(Hyper Text Markup Language)やJavaScript(登録商標)等のWebブラウザーで利用可能な言語で記述されている。したがって、表示画面は、Webブラウザーを介して当該画像処理装置1のタッチパネルディスプレイ10eに表示される。
図5は、画像処理装置1のタッチパネルディスプレイ10eに表示される表示画面11の一例を示す図である。表示画面11には、コピーやスキャンなどの画像処理装置1が有する機能を表すボタンなどが表示されており、ユーザーが画像処理装置1を操作して機能を利用する場合には、ユーザーは各種ボタンを押下することで実行の指示や条件設定などを行うことができる。
また、表示画面は、上述したようにWebブラウザーを介して表示されることが可能であるため、Webブラウザー機能を有するPC2においても、通常のWebページへのアクセスと同様の方法で表示画面を閲覧することができる。図6は、PC2のWebブラウザーを介してWebページ21に表示された表示画面11の一例を示す図である。
特定の画像処理装置1の画面情報へは、具体的には、当該画像処理装置1のIP情報などで表される特定のURLの入力や、バーコードリーダーの読み取りなどによりアクセス可能である。したがって、本実施形態においては、画像処理装置1の機能を利用するための専用のアプリケーションを使用することなく、PC2において表示画面を閲覧することができる。
また、PC2は同時に複数の画像処理装置1の画面情報にアクセスすることもできるため、通常のWebページと同様に、画像処理装置1ごとに異なるタブあるいはウィンドウに表示画面11を表示することも可能である。あるいは、各表示画面上に別のWebページを表示させてもよい。この場合、画面情報内に、他の画像処理装置1用に子ブラウザーを設ける記述を含め、当該子ブラウザーにURLを入力させることで、複数の表示画面を同一タブ内で並列表示させることができる。
[画面情報解析]
以下、本実施形態に係る画面情報解析について、図面を参照しながら説明する。
画面情報解析は、端末装置に送信された画像処理装置1の画面情報から、当該画像処理装置の機能情報を解析するとともに、他の画像処理装置1との機能差を特定し、その結果を表示画面に表示させる処理である。
なお、ここでの機能差とは、画像処理装置1の周辺機器や接続可能なオプション(増設カセット、ステープルやパンチを行う後処理装置)の違いなどの、構成の違いに基づく機能有無であり、例えば一方の画像処理装置1は後処理装置に接続されるため「ステープル/パンチ機能」を有するが、他方の画像処理装置1は後処理装置を有しないため、当該機能を利用することはできない。
画面情報は、上述したようにHTMLやJavaScriptなどの言語によって記述された、表示画面11を生成するための文書であるが、図5に示すように表示画面11上に当該画像処理装置1が有する機能項目(コピー、スキャンなど)に対応するボタンを表示するための記述を含んでいる。したがって、画面情報からこのような記述を読み取ることで、当該画像処理装置1の保有機能を知ることができる。
そこで、一の画像処理装置1の画面情報に、PC2において同時に閲覧されている他の画像処理装置1の画面情報から、機能に関する情報(機能情報)を抽出して解析するためのプログラム(情報解析プログラム)を組み込ませておくことで、画像処理装置1間の機能差を把握することができる。
情報解析プログラムは、具体的には、JavaScriptによって記述された特定のイベント処理を行うためのプログラムである。
図7はPC2の機能的構成を示す図である。CPU20aは情報解析プログラムを実行させるための実行部200として機能し、実行部200によって実行された情報解析プログラムは、画面情報にアクセスしたPC2のCPU20aを、図7に示すアクセス検出部201、機能情報抽出部202、機能差特定部203、表示制御部204として機能させ、画面情報解析を実行させる。
具体的には、以下のようにして画面情報解析を実行する。
画像処理装置1Aの画面情報に含まれる情報解析プログラムによって、画像処理装置1Bの機能情報を解析する場合について説明する。
画像処理装置1Aの情報解析プログラムは、CPU20aを機能情報抽出部202として機能させ、画像処理装置1Aの画面情報から、機能項目を表示するための記述を判別することにより、機能情報を抽出するとともに、画像処理装置1Aが有する機能を解析する。具体的には、画面情報の中に、コピーボタンを表示するための記述がある場合に、当該記述を抽出し、画像処理装置1Aがコピー機能を有すると判断する。
この状態で、ユーザーが画像処理装置1BのURLを入力すると、画像処理装置1Aの情報解析プログラムは、CPU20aをアクセス検出部201として機能させ、画像処理装置1Bの画面情報へのアクセスを検出する。具体的には、情報解析プログラムは、別のタブ(同一タブ内に複数の表示画面を表示する場合には、子ブラウザー)に入力されたURL情報を参照し、表示画面11を構成する特定のURL(例えば、“http:///<画像処理装置1BのIPアドレス><TOP>”など)を判別した場合に、画像処理装置1Bへのアクセスを検出する。
続いて、画像処理装置1Aの情報解析プログラムは、CPU20aを機能情報抽出部202として機能させ、画像処理装置1Bの画面情報から、機能項目を表示するための記述を判別することにより、機能情報を抽出する。
次いで、情報解析プログラムは、CPU20aを機能差特定部203として機能させ、画像処理装置1Aの機能情報と、画像処理装置1Bの機能情報と、を比較して機能差を特定する。
さらに、情報解析プログラムは、CPU20aを表示制御部204として機能させ、特定された機能差から、画像処理装置1Aのみが保有する機能があるか否かを判断し、存在する場合には、当該機能を強調化するフラグを立てる。強調化フラグにより、ディスプレイ20gに表示する表示画面11Aにおいて、当該機能が強調して表示される。強調表示の方法としては、例えば当該機能のボタン部分のみを色枠で囲む方法のほか、アイコンサイズの拡大、文字サイズの拡大、太さや色の変更、ポップアップの表示、点滅表示などが有効である。
図8は、Webページ21の一例を示す図である。なお、図8は、同一タブ内に複数の表示画面を表示する例である。
図8(A)に示すように、ユーザーが画像処理装置1Aの画面情報にアクセスしたため、Webページ21には、画像処理装置1Aの表示画面11Aが表示されている。この状態でユーザーが画像処理装置1Bの画面情報にアクセスすると、画面情報解析を実行し、図8(B)に示すように、Webページ21上に画像処理装置1Bの表示画面11Bを表示して二画面表示とするとともに、画像処理装置1Aに固有の「音設定」機能のボタン部分のみを色枠で囲み、強調表示する。
[画像処理システムの動作]
続いて、本実施形態に係る画像処理システム100の動作について、図9のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の説明では、PC2が、通信回線4に接続された画像処理装置1A及び画像処理装置1Bにアクセスした場合に、画像処理装置1Aの画面情報に基づいて、画像処理装置1Aに特有の機能を強調表示する例を想定している。
まず、画像処理装置1Aの装置電源が入れられ(ステップS101)、画像処理装置1AのWebブラウザーが起動されると(ステップS102)、画像処理装置1Aは、画面情報を生成する(ステップS103)。
続いて、画像処理装置1Aは、一定時間経過したか、又はタッチパネルディスプレイ10eをユーザーが操作したか否かを判断し(ステップS104)、一定時間の経過又はユーザーの操作があったと判断すると(ステップS104:YES)、ステップS103へと戻って画面情報を再生成するが、いずれもなかったと判断すると(ステップS104:NO)、画面情報の再生成は行わない。
即ち、画面情報は、画像処理装置1Aの装置電源が入れられた後にWebブラウザーが起動された際に生成されるとともに、一定時間の経過又はユーザーの操作があったことを起点として、随時更新される。
一方で、画像処理装置1Bにおいても、画面情報が生成される。画像処理装置1BにおけるステップS105〜S108の処理は、ステップS101〜S104の処理と同様であるため、説明を省略する。
PC2において、Webブラウザーが起動され(ステップS109)、PC2のユーザーが、画像処理装置1AのURLを入力する等して画面情報にアクセスすると(ステップS110)、画像処理装置1Aは、PC2に画面情報を提供する(ステップS111)。
続いて、PC2のユーザーが、画像処理装置1Bの画面情報にアクセスすると(ステップS112)、画像処理装置1Bは、PC2に画面情報を提供する(ステップS113)。
続いて、PC2において画面情報解析が実行される(ステップS114)。
画面情報解析における動作について、図10のフローチャートに基づいて説明する。なお、画面情報解析は、PC2の実行部200としてのCPU20aと、画像処理装置1Aの画面情報に含まれる情報解析プログラムとの協働により実現される。
まず、PC2のCPU20aは、機能情報抽出部202として、自装置の機能情報を抽出するとともに解析する(ステップS1141)。ここでは、自装置とは画像処理装置1Aを指す。
次いで、CPU20aは、アクセス検出部201として、他の画像処理装置の画面情報にアクセスしたか否かを判断する(ステップS1142)。なお、ここでの他の画像処理装置とは画像処理装置1Bを指す。
CPU20aは、アクセスを検出しないと(ステップS1142:NO)、ステップS1146へと移行するが、アクセスを検出すると(ステップS1142:YES)、機能情報抽出部として、他の画像処理装置の画面情報から機能情報を抽出し(ステップS1143)、機能差特定部203として、自装置と他の画像処理装置1との機能差を特定し(ステップS1144)、表示制御部204として、自装置に固有の機能等、特徴的な機能を表示するための記述にフラグを立てる(ステップS1145)。
ステップS1146では、取得した画面情報に基づいて表示画面を生成し、ステップS1147において、PC2のWebページ21に表示画面11を表示させて、画面情報解析を終了する。
画面情報解析を終了すると、図9における制御を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置1は、画面情報を端末装置に提供して、端末装置のWebブラウザーにより表示画面を提供することを特徴とする。そして、画面情報は、当該画像処理装置1が有する機能を表す機能情報と、端末装置のコンピューターを、画面情報から当該画像処理装置1の機能情報を抽出する機能情報抽出部、端末装置が他の画像処理装置にアクセスしたことを検出するアクセス検出部、機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、機能差を表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含む。
したがって、ユーザーが端末装置に専用のアプリケーションをインストールするなどの手間が不要であり、Webブラウザーを介して画像処理装置1間の機能の差異を確認することが可能であるため、ユーザーにとって利便性が高い。
また、本実施形態に係る画面情報は、HTMLやJavaScriptなどのWebページを作成する言語で記述されている。したがって、専用のアプリケーションをインストールことなく、Webブラウザーを有する端末装置であれば、画像処理装置1の表示画面を閲覧することができる。
なお、上記実施形態においては、機能差を画像処理装置1間の構成の違いに基づく機能の有無としたが、これに限定されない。
機能差は、機能の有無ではなく同一の機能における性能の差であってもよい。例えば、コピーやスキャン機能の場合、ユーザーにとってはその速度(高速/低速)が重要となることがあり、同一の機能であってもその性能に差がある場合には、機能の有無のみに基づいて強調表示することが必ずしも最適とはいえない。
したがって、コピー/スキャン速度の差、解像度(高解像度/低解像度)の差、カセット数や用紙格納容量に関する情報から特定可能な印刷可能最大数などの性能に基づいて、ユーザーにとって好ましい性能を有する場合に強調表示するものとすることが有効である。具体的には、画面情報の中から上記した性能に関する記述を抽出し、自装置が他の画像処理装置よりも高性能(コピー/スキャン速度が高速、高解像度、印刷可能最大数が大きい)場合に、当該性能を当該画像処理装置1の特徴として強調表示することが想定される。
また、本実施形態においては、同一のタブ内に複数の画像処理装置1の表示画面を表示するものとした。したがって、画像処理装置1毎にタブを切り替える必要がないため、ユーザーにとって利便性が高く、かつ見やすいものとなる。
なお、上記実施形態においては、2つの画像処理装置1の表示画面を並列表示する例を説明したが、その数は限定されず、例えば図11に示すように、画像処理装置1A、1B,1C及び1Dの4台の画像処理装置にアクセスしている場合において、それぞれの表示画面(表示画面11A〜11D)を並列表示してもよい。なお、図11では、4台のうち各画像処理装置1にのみ存在する機能が、それぞれの表示画面11上に色枠で強調表示されている。
なお、上記実施形態においては、端末装置としてPC2を用いるものとしたが、携帯端末3や他の画像処理装置1を端末装置として用いる場合にも、本発明を適用可能である。
即ち、一の画像処理装置1のタッチパネルディスプレイ10eに表示される表示画面を、携帯端末3のタッチパネルディスプレイ30dや他の画像処理装置1のタッチパネルディスプレイ10eに表示させることも可能であるが、この場合は、ディスプレイのサイズが小さいため、複数の表示画面を表示すると個々の表示画面が小さくなり各項目の認識が難しくなる。
そこで、図12に示すように、Webページ21の表示サイズに合わせて、自装置の表示画面(表示画面11A)と、他の画像処理装置1の表示画面(表示画面11B〜11D)と、に分類し、他の画像処理装置1の表示画面を縮小表示することなどが有効である。
<第2実施形態>
以下、図面を参照して、本発明に係る画像処理システムの第2実施形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
第1実施形態においては、自装置(画像処理装置1A)に特有の機能のみを強調表示するものとしたが、本実施形態においては、アクセスされた画像処理装置1のうち、所定の台数以下にしか存在しない機能を強調表示することを特徴としている。
具体的には、端末装置がn台の画像処理装置1にアクセスしている場合、x台以下の画像処理装置1にのみ存在する機能を強調表示するものとし、閾値xを任意に設定可能とすることで、比較方法の幅を広げることができる。また、閾値xはnの値に応じで変更可能なものとしてもよい。
[画面情報解析]
画面情報解析における動作について、図13のフローチャートに基づいて説明する。なお、本実施形態においては、端末装置としてPC2を用いるものとし、画面情報解析はPC2のCPU20aと、画像処理装置1Aの画面情報に含まれる情報解析プログラムとの協働により実現される。
ステップS201〜S203の処理は、ステップS1141〜S1143の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS204では、PC2のCPU20aは、機能差特定部203として、アクセスしている全ての画像処理装置1の機能情報を比較して、機能差を特定する(ステップS204)。なお、機能差とは、上述したように機能の有無であってもよいし、同一の機能についての性能の差であってもよい。
続いて、CPU20aは、x/n台以下の画像処理装置1にのみ存在する機能にフラグを立てる(ステップS205)。上述したように、nはアクセスしている画像処理装置1の台数、xは任意に設定可能な閾値である。これにより、x台以下の画像処理装置1にのみ存在する機能が強調表示されることとなる。
続いて、取得した画面情報に基づいて表示画面11を生成し(ステップS206)、PC2のWebページ21に表示画面11を表示して画面情報解析を終了する。
以上説明したように、本実施形態においては、端末装置に接続されている画像処理装置1が有する機能のうち、所定の数以下の画像処理装置1のみが有する機能を特定し、当該機能を強調表示させることを特徴とする。したがって、閾値を任意の値に設定することで、比較方法の幅を広げることができ、ユーザーによって利便性が向上する。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、画像処理システムを構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
1 画像処理装置(端末装置)
10a CPU(提供部)
10d 補助記憶装置
10e タッチパネルディスプレイ(表示部)
10g NIC(通信部)
2 PC(端末装置)
20a CPU
200 実行部
201 アクセス検出部
202 機能情報抽出部
203 機能差特定部
204 表示制御部
20g ディスプレイ
3 携帯端末(端末装置)
30a CPU
30d タッチパネルディスプレイ
4 通信回線
100 画像処理システム

Claims (10)

  1. 端末装置からの要求に基づく処理を実行する機能を有する画像処理装置であって、
    前記端末装置とのデータ通信を行う通信部と、
    当該画像処理装置の表示部に表示される表示画面を形成するための画面情報を、前記通信部を介して前記端末装置に提供して、前記端末装置のブラウザーにより前記表示画面を表示させる提供部と、を備え、
    前記画面情報は、
    当該画像処理装置が有する機能を表す機能情報と、
    前記端末装置のコンピューターを、前記画面情報から当該画像処理装置の機能情報を抽出する機能情報抽出部、前記機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、前記機能差を前記表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含む
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記情報解析プログラムは、前記端末装置のコンピューターを、前記端末装置が他の画像処理装置にアクセスしたことを検出するアクセス検出部として機能させ、
    前記機能情報抽出部は、前記アクセス検出部によって他の画像処理装置へのアクセスが検出された場合に、当該他の画像処理装置の機能情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画面情報は、ウェブページを作成する言語で記述されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記機能差特定部は、画像処理装置の構成の違いによって生じる機能の有無を特定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記機能差特定部は、画像処理装置が有する機能の性能の違いを特定し、当該画像処理装置の印刷速度、スキャン速度、解像度及び印刷可能最大数のうち少なくともいずれか一つの性能の違いを特定する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記機能差特定部は、
    前記端末装置に接続されている画像処理装置が有する機能のうち、所定の数以下の画像処理装置のみが有する機能を特定する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記端末装置のブラウザーに、複数の画像処理装置の表示画面を一画面にまとめて表示させる
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示制御部は、
    前記端末装置の画面サイズ及び/又は解像度に応じて、一画面に表示させる複数の画像処理装置の表示画面の、それぞれの大きさを異ならせる
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 端末装置と、前記端末装置からの要求に基づく処理を実行する機能を有する画像処理装置と、を備えた画像処理システムであって、前記画像処理装置は、
    前記端末装置とのデータ通信を行う通信部と、
    当該画像処理装置の表示部に表示される表示画面を形成するための画面情報を、前記通信部を介して前記端末装置に提供して、前記端末装置のブラウザーにより前記表示画面を表示させる提供部と、を備え、
    前記画面情報は、
    当該画像処理装置が有する機能を表す機能情報と、
    前記端末装置のコンピューターを、前記画面情報から当該画像処理装置の機能情報を抽出する機能情報抽出部、前記機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、前記機能差を前記表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含み、
    前記端末装置は、
    前記画面情報に含まれる前記情報解析プログラムを実行させる実行部を備える
    ことを特徴とする画像処理システム。
  10. 端末装置からの要求に基づく処理を実行する機能を有し、前記端末装置とのデータ通信を行う通信部を備える画像処理装置のコンピューターを、
    当該画像処理装置の表示部に表示される表示画面を形成するための画面情報を、前記通信部を介して前記端末装置に提供して、前記端末装置のブラウザーにより前記表示画面を表示させる提供部として機能させるためのプログラムであって、
    前記画面情報は、
    当該画像処理装置が有する機能を表す機能情報と、
    前記端末装置のコンピューターを、前記画面情報から当該画像処理装置の機能情報を抽出する機能情報抽出部、前記機能情報に基づいて当該画像処理装置と他の画像処理装置の機能差を特定する機能差特定部、前記機能差を前記表示画面に表示させる表示制御部、として機能させるための情報解析プログラムと、を含む
    ことを特徴とするプログラム。
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