JP2020008668A - 光コネクタ及び伝送装置 - Google Patents

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剛久 奥田
Takehisa Okuda
剛久 奥田
赤羽 崇
Takashi Akahane
崇 赤羽
賢一 河西
Kenichi Kasai
賢一 河西
八若 正義
Masayoshi Hachiwaka
正義 八若
大泉 晴郎
Seiro Oizumi
晴郎 大泉
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Abstract

【課題】光コネクタ及び伝送装置において、光ファイバの発熱を抑制して信頼性の向上を図る。【解決手段】ハウジング21と、ハウジング21内に配置される光ファイバ11を支持する支持部材22と、ハウジング21内で支持部材22に対して光ファイバ11の軸方向の両側に設けられる冷却水貯留部23と、冷却水貯留部23に冷却水を給排する冷却水給排部24,25,26と、ハウジング21における光ファイバ11の軸方向の一端部側で光ファイバ11の外側に設けられて冷却水貯留部23からハウジング21の外部に開口する連結孔(外部連結部)33aとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、レーザ光を光ファイバによりレーザ加工装置に伝送するときに、光ファイバとレーザ加工装置との接続するための光コネクタ、この光コネクタを備えて構成される伝送装置に関するものである。
光ファイバを有する伝送装置によりレーザ光源のレーザ光をレーザ加工装置に伝送するとき、レーザ光源と光ファイバの一端部を光コネクタにより接続すると共に、光ファイバの他端部とレーザ加工装置を光コネクタにより接続する。このような伝送装置としては、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。
特開2009−058547号公報 特表2016−533543号公報
ところで、放射線の高い高放射線領域にて、上述したレーザ加工装置を用いて各種の加工作業を行う場合、非放射線領域にいる作業者が遠隔でレーザ加工装置を操作して作業を行うこととなる。この場合、非放射線領域にあるレーザ光源から伝送装置を用いて高放射線領域にあるレーザ加工装置にレーザ光を伝送する。光ファイバは、一般的に、ガラス製のコアの外側にガラス製のクラッドが設けられ、このコアとクラッドからなる素線が樹脂製の被覆部により被覆されて構成されている。そのため、光ファイバは、高放射線領域に配置されることから光ファイバ自体が放射線を受けて発熱し、被覆部の耐熱温度を超えてしまうおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、光ファイバの発熱を抑制して信頼性の向上を図る光コネクタ及び伝送装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の光コネクタは、ハウジングと、前記ハウジング内に配置される光ファイバを支持する支持部材と、前記ハウジング内で前記支持部材に対して前記光ファイバの軸方向の両側に設けられる冷却媒体貯留部と、前記冷却媒体貯留部に冷却媒体を給排する冷却媒体供給部及び冷却媒体排出部と、前記ハウジングにおける前記光ファイバの軸方向の一端部側で前記光ファイバの外側に設けられて前記冷却媒体貯留部から前記ハウジングの外部に開口する外部連結部と、を備えることを特徴とするものである。
従って、光ファイバは、ハウジング内で支持部材に支持され、このハウジング内における光ファイバの外側に冷却媒体貯留部が設けられ、冷却媒体貯留部に対して冷却媒体供給部と冷却媒体排出部が設けられると共に冷却媒体連結部が設けられる。そのため、冷却媒体が冷却媒体供給部からハウジング内の冷却媒体貯留部に供給されることで、ハウジング内に配置される光ファイバが冷却媒体に接触して冷却され、光ファイバを冷却した冷却媒体が冷却媒体排出部からハウジングの外部に排出される。また、冷却媒体貯留部の冷却媒体が外部連結部に流動することから、ハウジング外に配置される光ファイバも冷却媒体により冷却が可能となる。その結果、光ファイバの発熱を抑制することができ、信頼性の向上を図ることができる。
本発明の光コネクタでは、前記冷却媒体供給部から前記冷却媒体貯留部に供給された冷却媒体を前記光ファイバの配置方向に沿って流動させる案内部材が設けられることを特徴としている。
従って、冷却媒体供給部から冷却媒体貯留部に供給された冷却媒体は、案内部材により光ファイバの配置方向に沿って流動することとなり、冷却媒体を冷却媒体貯留部内で滞留することなく流動させることで、光ファイバの冷却性能を向上することができる。
本発明の光コネクタでは、前記案内部材は、前記冷却媒体貯留部に配置され、一端部が前記支持部材に支持されることを特徴としている。
従って、案内部材を冷却媒体貯留部に配置し、一端部を支持部材に支持することから、案内部材を冷却媒体貯留部に効果的に配置し、冷却媒体を冷却媒体貯留部内で対流することなく広範囲にわたって流動させることができる。
本発明の光コネクタでは、前記冷却媒体供給部と前記冷却媒体排出部は、前記ハウジングの外周部に径方向に対向して配置され、前記案内部材は、前記冷却媒体供給部及び前記冷却媒体排出部に径方向に対向して配置されることを特徴としている。
従って、案内部材を冷却媒体供給部及び冷却媒体排出部に径方向に対向して配置することから、冷却媒体供給部から冷却媒体貯留部に供給された冷却媒体が案内部材に衝突して光ファイバの配置方向に沿って流動することとなり、冷却媒体を冷却媒体貯留部内で広範囲にわたって流動させることができる。
本発明の光コネクタでは、前記案内部材は、筒形状をなし、軸方向の一端部に前記冷却媒体貯留部に連通する第1連通部が設けられ、軸方向の他端部に前記冷却媒体供給部と前記冷却媒体排出部の少なくともいずれか一方に連通する第2連通部が設けられることを特徴としている。
従って、案内部材を筒形状とすることから、冷却媒体供給部から冷却媒体貯留部に供給された冷却媒体は、案内部材の内部を流れて光ファイバを冷却することとなり、光ファイバの冷却性能を向上することができる。
本発明の光コネクタでは、前記第2連通部は、前記冷却媒体供給部及び前記冷却媒体排出部に連通することを特徴としている。
従って、第2連通部が冷却媒体供給部と冷却媒体排出部の両方に連通することから、ハウジング内で冷却媒体を効率良く流動させることができる。
本発明の光コネクタでは、前記案内部材は、板形状をなし、他端部と前記ハウジングとの間に隙間が設けられることを特徴としている。
従って、案内部材を板形状とすることから、構造を簡素化することができる一方で、冷却媒体を冷却媒体貯留部内で広範囲にわたって流動させることができる。
本発明の光コネクタでは、前記ハウジングは、内部に配置される前記光ファイバに沿った長尺形状をなし、前記冷却媒体貯留部は、前記支持部材に対して前記光ファイバの軸方向における一方側に設けられる第1冷却媒体貯留部と、前記支持部材に対して前記光ファイバの軸方向における他方側に設けられる第2冷却媒体貯留部とを有することを特徴としている。
従って、支持部材の一方側に第1冷却媒体貯留部を設け、他方側に第2冷却媒体貯留部を設けることから、支持部材により光ファイバを適正に支持することができると共に、光ファイバを広範囲にわたって冷却することができる。
本発明の光コネクタでは、前記第1冷却媒体貯留部と前記第2冷却媒体貯留部は、それぞれ前記冷却媒体供給部及び前記冷却媒体排出部が設けられることを特徴としている。
従って、第1冷却媒体貯留部と第2冷却媒体貯留部にそれぞれ冷却媒体供給部と冷却媒体排出部を設けることから、冷却媒体を第1冷却媒体貯留部と第2冷却媒体貯留部に対して個別に流動させることとなり、光ファイバを効率良く冷却することができる。
本発明の光コネクタでは、前記第1冷却媒体貯留部と前記第2冷却媒体貯留部のいずれか一方は、前記ハウジングに接続される冷却媒体配管に連通されることを特徴としている。
従って、第1冷却媒体貯留部または第2冷却媒体貯留部を冷却媒体配管に連通することから、冷却媒体により冷却媒体配管内の光ファイバも冷却することができる。
本発明の光コネクタでは、前記支持部材は、前記第1冷却媒体貯留部と前記第2冷却媒体貯留部を連通する連通路が設けられることを特徴としている。
従って、第1冷却媒体貯留部や第2冷却媒体貯留部の冷却水が支持部材に設けられた連通路に流れることから、光ファイバにおける支持部材により支持された部分も冷却媒体により冷却することができる。
本発明の光コネクタでは、前記ハウジングの先端部に前記ハウジング内に突出する接合部を有するプローブが固定され、前記光ファイバは、端部が前記接合部に接合されることを特徴としている。
従って、光ファイバの端部とプローブを接合部により適切に接合することができる。
本発明の光コネクタでは、前記冷却媒体貯留部は、前記支持部材に支持される前記光ファイバの被覆された部分と被覆されていない部分の境界を冷却可能であることを特徴としている。
従って、冷却媒体貯留部は、発熱しやすい光ファイバの被覆された部分と被覆されていない部分の境界を効率良く冷却することができる。
また、本発明の光コネクタは、筒形状をなして内部に軸方向に沿って光ファイバが配置されるハウジングと、前記ハウジング内の長手方向の中間部で前記ハウジングの内面に固定されて前記光ファイバを支持する支持部材と、前記ハウジングの内部から外部に開口する入口部及び出口部と、前記ハウジングにおける前記光ファイバの軸方向の一端部側で前記光ファイバの外側に設けられて前記ハウジングの内部から外部に開口する外部連結部とと、を備えることを特徴とするものである。
従って、光ファイバの発熱を抑制することができ、信頼性の向上を図ることができる。
本発明の光コネクタでは、前記支持部材は、前記ハウジングの内面に固定される第1スリーブと、前記光ファイバの外面を支持する第3スリーブと、前記第1スリーブの内面と前記第3スリーブの外面とを連結する第2スリーブとを有することを特徴としている。
従って、ハウジングに対する支持部材の組付性を向上することができる。
また、本発明の伝送装置は、光ファイバと、前記光ファイバの外側に冷却媒体流動部を介して設けられる冷却媒体配管と、前記光ファイバの先端部を支持して基端部に前記冷却媒体配管の先端部が接続されると共に先端部に加工装置が接続可能な請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の光コネクタと、前記光コネクタの前記冷却媒体貯留部に冷却媒体を循環させる冷却媒体循環装置と、を備えることを特徴とするものである。
従って、冷却媒体循環装置により光コネクタの冷却媒体貯留部に冷却媒体を循環させると、冷却媒体により光コネクタ内の光ファイバを冷却し、冷却媒体貯留部の冷却媒体が冷却媒体配管に流動して光ファイバを冷却する。また、冷却媒体貯留部の冷却媒体が冷却媒体連結部に流動することから、ハウジング内に配置される光ファイバも冷却媒体により冷却が可能となる。その結果、加工装置が高線量領域で作業を行う場合であっても、光ファイバを効率良く冷却し、光ファイバの発熱を抑制して信頼性の向上を図ることができる。
本発明の光コネクタ及び伝送装置によれば、光ファイバの発熱を抑制して信頼性の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態の伝送装置を表す概略構成図である。 図2は、本実施形態の光コネクタを表す断面図である。 図3は、光コネクタの断面を表す図2のIII−III断面図である。 図4は、光コネクタの断面を表す図2のIV−IV断面図である。 図5は、本実施形態の光コネクタの第1変形例を表す断面図である。 図6は、第1変形例の光コネクタの断面を表す図5のVI−VI断面図である。 図7は、本実施形態の光コネクタの第2変形例を表す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る光コネクタ及び伝送装置の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施形態の伝送装置を表す概略構成図である。
本実施形態において、図1に示すように、伝送装置10は、光ファイバ11と、冷却水配管(冷却媒体配管)12と、入射側光コネクタ13と、出射側光コネクタ14と、冷却水循環装置(冷却媒体循環装置)15とを備えている。
光ファイバ11は、図示しないが、ガラス製のコアの外側にガラス製のクラッドが設けられる素線と、この素線を被覆する樹脂製の被覆部とから構成されている。入射側光コネクタ13は、先端部から内部に挿入された光ファイバ11の基端部を支持すると共に、基端部に図示しない光源(例えば、レーザ発振器)が接続される。出射側光コネクタ14は、基端部から内部に挿入された光ファイバ11の先端部を支持すると共に、先端部に図示しない加工装置(例えば、レーザ切断装置)が接続される。
入射側光コネクタ13の先端部と出射側光コネクタ14の基端部とは、可撓性を有する連結配管16により連結されている。連結配管16は、内部に冷却水配管12が配置され、冷却水配管12は、基端部が入射側光コネクタ13の後述する冷却水貯留部(冷却媒体貯留部)23に接続され、先端部が出射側光コネクタ14の後述する冷却水貯留部(冷却媒体貯留部)23に接続され、内部に冷却水流動部(冷却媒体流動部)44が形成され、冷却水流動部44に光ファイバ11が配置される。
冷却水循環装置15は、入射側光コネクタ13及び出射側光コネクタ14のそれぞれの冷却水貯留部23に冷却水(冷却媒体)を循環させるものである。冷却水循環装置15は、第1冷却水供給経路L1が出射側光コネクタ14の第1冷却水給排部(冷却媒体供給部、入口部)24に接続され、第1冷却水排出経路L2が第2冷却水給排部(冷却媒体排出部、出口部)25に接続される。また、冷却水循環装置15は、第2冷却水供給経路L3が出射側光コネクタ14の第3冷却水給排部(冷却媒体供給部、入口部)26に接続され、第2冷却水排出経路L4が入射側光コネクタ13の第3冷却水給排部排(冷却媒体排出部、出口部)26に接続される。なお、必要に応じて、冷却水循環装置15は、第3冷却水供給経路L5を入射側光コネクタ13の第1冷却水給排部(冷却媒体供給部、入口部)24に接続し、第3冷却水排出経路L6を第2冷却水給排部(冷却媒体排出部、出口部)25に接続してもよい。
また、第1冷却水排出経路L2に冷却水の温度を計測する第1温度センサ17が設けられ、第2冷却水排出経路L4に冷却水の温度を計測する第2温度センサ18が設けられている。制御装置19は、冷却水循環装置15を制御するものであり、第1温度センサ17と第2温度センサ18の計測結果に基づいて入射側光コネクタ13や出射側光コネクタ14に供給する冷却水の温度や量などを調整する。
なお、入射側光コネクタ13と出射側光コネクタ14は、同様の構成をなすものである。但し、本発明の光コネクタを入射側光コネクタ13として使用する場合と、本発明の光コネクタを出射側光コネクタ14として使用する場合とでは、光ファイバ11と冷却水配管12と連結配管16の接続部分が逆になる。また、第3冷却水給排部26が冷却水供給部または冷却水排出部となる。
以下、入射側光コネクタ13と出射側光コネクタ14について説明するが、入射側光コネクタ13と出射側光コネクタ14は、同様の構成をなすことから、出射側光コネクタ14について詳細に説明する。
図2は、本実施形態の光コネクタを表す断面図、図3は、光コネクタの断面を表す図2のIII−III断面図、図4は、光コネクタの断面を表す図2のIV−IV断面図である。
図2から図4に示すように、出射側光コネクタ14は、ハウジング21と、支持部材22と、冷却水貯留部(冷却媒体貯留部)23と、冷却水給排部(冷却媒体供給部、冷却媒体排出部)24,25,26とを備える。
ハウジング21は、長尺の円筒形状をなし、長手方向の中間部に位置する本体部31と、長手方向の基端部側に位置する第1連結部32と、長手方向の先端部側に位置する第2連結部33とから構成されている。本体部31は、最大の内径が確保されている。第1連結部32は、本体部31の内径より小さい内径が確保され、先細形状をなしている。第2連結部33は、第1連結部32の内径より小さい内径が確保され、先細形状をなし、外部連結部としての連結孔33aが形成されている。なお、ハウジング21は、本体部31と第1連結部32と第2連結部33とを3分割として構成してもよく、また、4部材以上に分割してもよい。
ハウジング21は、内部に光ファイバ11を支持する支持部材22が配置されている。支持部材22は、ハウジング21の内面に支持される第1スリーブ34と、第1スリーブ34の内面に支持される第2スリーブ35と、第2スリーブ35の内面に支持される第3スリーブ36とから構成されている。ハウジング21と第1スリーブ34との間に円筒形状をなす隙間部37が形成されている。第1スリーブ34は、円筒形状をなし、大径部34aと小径部34bとを有し、大径部34aの外面がハウジング21の本体部31の内面に嵌合して固定され、小径部34bがハウジング21の第1連結部32の内面に嵌合して固定される。第2スリーブ35は、円筒形状をなし、大径部35aと小径部35bとを有し、大径部35aの外面が第1スリーブ34の大径部34aの内面に嵌合して固定される。第3スリーブ36は、円筒形状をなし、第2スリーブ35の大径部35aの内面に嵌合して固定される。
ハウジング21は、第1連結部32の内面に第4スリーブ38が固定されている。第4スリーブ38は、円筒形状をなし、内面に円柱形状をなすプローブ39が固定されている。プローブ39は、一端部が第1スリーブ34の小径部34bの端部と接触している。また、プローブ39は、一端部に第2スリーブ35側に突出する円錐形状をなす接合部39aが設けられ、第2スリーブ35の小径部35bとの間に隙間が確保されている。また、ハウジング21は、第2連結部33の連結孔33aの内面に連結配管16の先端部が嵌合して連結されている。光ファイバ11は、先端部が連結配管16からハウジング21の内部に挿入されている、光ファイバ11は、素線11aと被覆部11bとから構成され、被覆部11bが第2スリーブ35の小径部35bの中間位置まで延出され、素線11aがプローブ39まで延出されている。光ファイバ11は、被覆部11bが第3スリーブ36内に挿入されて固定支持され、素線11aの先端部がプローブ39の接合部39aに接触して融着接合されている。
冷却水貯留部23は、ハウジング21内で支持部材22に支持される光ファイバ11の外側に設けられている。冷却水貯留部23は、支持部材22に対して光ファイバ11の軸方向における一方側に設けられる第1冷却水貯留部(第1冷却媒体貯留部)41と、支持部材22に対して光ファイバ11の軸方向における他方側に設けられる第2冷却水貯留部(第2冷却媒体貯留部)42とを有する。
第1冷却水貯留部41は、第1スリーブ34と第2スリーブ35の大径部35aと第3スリーブ36とプローブ39とにより区画された密閉空間である。第2冷却水貯留部42は、ハウジング21の本体部31及び第2連結部33と第1スリーブ34と第2スリーブ35と第3スリーブ36とにより区画された密閉空間である。なお、第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42は、その間に光ファイバ11を固定支持する第3スリーブ36が設けられている。この場合、第3スリーブ36が光ファイバ11の外面を周方向に所定間隔を空けて支持するように、第3スリーブ36に第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42が連通する連通路としての複数のスリットを設けることで、冷却水により光ファイバ11の固定支持部を冷却するようにしてもよい。連結配管16は、内部に冷却水配管12が配置され、冷却水配管12は、内部に光ファイバ11が配置されている。連結配管16と冷却水配管12との間に作動隙間部43が確保され、冷却水配管12と光ファイバ11との間に冷却水流動部44が確保されている。第2冷却水貯留部42は、ハウジング21に接続される冷却水配管12の冷却水流動部44に連通される。
冷却水給排部24,25,26は、ハウジング21に設けられて冷却水貯留部23に冷却水(冷却媒体)を給排するものであり、冷却媒体供給部または冷却媒体排出部として機能する。出射側光コネクタ14は、第1冷却水給排部24が冷却媒体供給部として機能し、第2冷却水給排部25が冷却媒体排出部として機能し、第3冷却水給排部26が冷却媒体供給部として機能する。第1冷却水給排部24と第2冷却水給排部25は、ハウジング21の外周部に径方向に対向して配置されている。第1冷却水給排部24と第2冷却水給排部25は、外部からハウジング21の本体部31と第1スリーブ34の大径部34aを貫通し、第1冷却水貯留部41に連通している。第3冷却水給排部26は、外部からハウジング21の本体部31を貫通し、第2冷却水貯留部42に連通している。
なお、図1に示すように、入射側光コネクタ13は、第1冷却水給排部24が冷却媒体供給部として機能し、第2冷却水給排部25が冷却媒体排出部として機能し、第3冷却水給排部26が冷却媒体排出部として機能する。
図2から図4に戻り、出射側光コネクタ14は、第1冷却水給排部24から第1冷却水貯留部41に供給された冷却水を光ファイバ11の軸方向に沿って流動させる案内部材51を有する。案内部材51は、第2スリーブ35の小径部35bにより形成されている。即ち、第2スリーブ35は、大径部35aが第1スリーブ34に固定され、小径部35bがプローブ39側に延出されている。案内部材51としての小径部35bは、第1冷却水貯留部41に位置し、一端部が大径部35aに支持された片持ち支持となっている。案内部材51としての小径部35bは、外面と第1スリーブ34の内面との間に隙間が確保されると共に、他端部とプローブ39との間に隙間が確保されている。
案内部材51の小径部35bは、第1冷却水給排部24と第2冷却水給排部25に対して径方向に対向して配置されている。案内部材51の小径部35bは、円筒形状をなし、軸方向の一端部に第1冷却水貯留部41に連通する第1開口部(第1連通部)52が設けられ、軸方向の他端部に第2冷却水給排部25に連通する第2開口部(第2連通部)53が設けられている。
なお、案内部材51の小径部35bは、上述した形状に限定されるものではない。図5は、本実施形態の光コネクタの第1変形例を表す断面図、図6は、第1変形例の光コネクタの断面を表す図5のVI−VI断面図である。
本実施形態の光コネクタの第1変形例において、図5及び図6に示すように、出射側光コネクタ14は、第1冷却水給排部24から第1冷却水貯留部41に供給された冷却水を光ファイバ11の軸方向に沿って流動させる案内部材61を有する。案内部材91は、第2スリーブ35の小径部35bからの延出部35cにより形成されている。即ち、第2スリーブ35は、大径部35aが第1スリーブ34に固定され、大径部35aに小径部35bが設けられ、小径部35bにプローブ39側に延出する延出部35cが設けられている。案内部材61としての延出部35cは、弧状に湾曲した板形状をなし、第1冷却水貯留部41に位置し、一端部が小径部35bに支持された片持ち支持となっている。案内部材61としての延出部35cは、外面と第1スリーブ34の内面との間に隙間が確保されると共に、他端部とプローブ39との間に隙間が確保されている。なお、案内部材61は、弧状に湾曲せずに平らな板形状であってもよい。
また、ハウジング21は、上述した形状に限定されるものではない。図7は、本実施形態の光コネクタの第2変形例を表す断面図である。
本実施形態の光コネクタの第2変形例において、図7に示すように、出射側光コネクタ14は、ハウジング21と、支持部材22と、冷却水貯留部23と、冷却水給排部24,25とを備える。ハウジング21は、長尺の円筒中空形状をなし、内部に光ファイバ11を支持する支持部材22が配置されている。支持部材22は、ハウジング21の内部に挿入された光ファイバ11の被覆部11bを支持し、素線11aがプローブ39まで延出されている。冷却水貯留部23は、ハウジング21内で支持部材22に支持される光ファイバ11の外側に設けられている。冷却水給排部24,25、ハウジング21に設けられて冷却水貯留部23に冷却水(冷却媒体)を給排するものである。出射側光コネクタ14は、第1冷却水給排部24から冷却水貯留部23に供給された冷却水を光ファイバ11の軸方向に沿って分配して流動させる案内部材61を有する。
そして、冷却水貯留部23は、支持部材22に支持される光ファイバ11の被覆された部分である被覆部11bと被覆されていない部分である素線11aの境界部P1を冷却可能である。即ち、冷却水貯留部23は、直接冷却部71を有する。光ファイバ11は、被覆部11bの領域mと、被覆されていない素線11aの領域nが存在し、支持部材22は、領域mにおいて、光ファイバ11の被覆部11bを支持して固定する。出射側光コネクタ14は、光ファイバ11の熱損を防止するため、光ファイバ11の被覆ありの部分(領域m)及び被覆なしの部分(領域n)を含めて直接冷却可能とする冷却水貯留部23が設けられている。光ファイバ11は、特に、被覆ありの領域mと被覆なしの領域nの境界である境界部P1で発熱して損傷しやすい。そのため、冷却水貯留部23は、境界部P1を特に冷却可能である。境界部P1は、支持部材22により支持された位置より極力(例えば、10mm以上)離して冷却水貯留部23に配置される。また、冷却水が光ファイバ11に直接当たると折損する可能性があることから、第1冷却水給排部24に対向して流速低減構造P2として案内部材61を設けている。
ここで、冷却水がハウジング21内に供給される冷却水給排部24において、冷却水は、速い流れのままで光ファイバ11に対して垂直方向に衝突すると、光ファイバ11に大きな応力が作用して折損する可能性がある。そのたため、冷却水給排部24からハウジング21内に供給された冷却水は、案内部材61に衝突してから光ファイバ11の軸方向に流れる。そして、冷却水は、案内部材61の端部で一旦折り返した後、冷却水貯留部23により冷却水の通路断面積が拡大して流速が低下れた上で、冷却水を光ファイバ11に接触させて冷却する。また、ハウジング21内に供給された冷却水は、案内部材61により光ファイバ11の軸方向に流れ、案内部材61の端部で一旦折り返すことから、光ファイバ11を直性冷却すると共に、プローブ39を介して連結されるレーザ発振器のコネクタ部(図示略)を冷却することで、焼損を防止することができる。
以下、本実施形態の伝送装置10における作用について説明する。
図1及び図2に示すように、レーザ光源が非放射線領域にあり、レーザ加工装置が高放射線領域にあるとき、非放射線領域にあるレーザ光源と、高放射線領域にあるレーザ加工装置を伝送装置10により接続する。すると、レーザ光源のレーザ光が伝送装置10の光ファイバ11によりレーザ加工装置に伝送され、レーザ加工装置を遠隔操作することで、レーザ切断作業などを実施することができる。
このとき、冷却水循環装置15は、冷却水を第1冷却水供給経路L1により出射側光コネクタ14の第1冷却水給排部24に供給する。すると、出射側光コネクタ14にて、第1冷却水給排部24に供給された冷却水が第1冷却水貯留部41に供給されて内部を流動することで、光ファイバ11が冷却される。光ファイバ11が冷却した冷却水は、第2冷却水給排部25から第1冷却水排出経路L2により冷却水循環装置15に戻される。また、冷却水循環装置15は、冷却水を第2冷却水供給経路L3により出射側光コネクタ14の第3冷却水給排部26に供給する。すると、出射側光コネクタ14にて、第3冷却水給排部26に供給された冷却水が第2冷却水貯留部42に供給されて内部を流動することで、光ファイバ11が冷却される。光ファイバ11が冷却した冷却水は、入射側光コネクタ13の第3冷却水給排部25から第2冷却水排出経路L4により冷却水循環装置15に戻される。
そして、図2に示すように、出射側光コネクタ14にて、第1冷却水給排部24から第1冷却水貯留部41に供給された冷却水は、案内部材51に衝突してプローブ39側に流れ、一部が第1開口部52から案内部材51内に入り、案内部材51の内部にある光ファイバ11に接触して冷却する。そして、案内部材51の内部で光ファイバ11を冷却した冷却水は、第1開口部から案内部材51の外部に出て第2冷却水給排部25から外部に排出される。また、出射側光コネクタ14にて、第3冷却水給排部26から第2冷却水貯留部42に供給された冷却水は、内部を流動することで光ファイバ11に接触して冷却する。そして、光ファイバ11を冷却した冷却水は、第2冷却水貯留部42から冷却水配管12の冷却水流動部44に入る。冷却水流動部44に入った冷却水は、入射側光コネクタ13の第2冷却水貯留部42に流れるときに内部の光ファイバ11を冷却する。そして、入射側光コネクタ13の第2冷却水貯留部42に流れた冷却水は、第3冷却水給排部26から外部に排出される。なお、光ファイバ11における第3スリーブ36に固定支持された部分は、第3スリーブ36が冷却されることで間接冷却される。
このように本実施形態の光コネクタにあっては、ハウジング21と、ハウジング21内に配置される光ファイバ11を支持する支持部材22と、ハウジング21内で支持部材22に対して光ファイバ11の軸方向の両側に設けられる冷却水貯留部23と、冷却水貯留部23に冷却水を給排する冷却水給排部24,25,26と、ハウジング21における光ファイバ11の軸方向の一端部側で光ファイバ11の外側に設けられて冷却水貯留部23からハウジング21の外部に開口する連結孔33aとを設けている。
従って、光ファイバ11は、ハウジング21内で支持部材22に支持され、このハウジング21内における光ファイバ11の外側に冷却水貯留部23が設けられ、冷却水貯留部23に対して冷却水給排部24,25,26が設けられる。そのため、冷却水が冷却水給排部24,26からハウジング21内の冷却水貯留部23に供給されることで、ハウジング21内に配置される光ファイバ11が冷却水に接触して冷却され、光ファイバ11を冷却した冷却水が冷却水給排部25,26からハウジング21の外部に排出される。また、ハウジング21の連結孔33aに冷却水配管12が連結されることから、冷却水貯留部23の冷却水が冷却水配管12により冷却水流動部44に流動し、ハウジング21の外部に配置される光ファイバ11も冷却水により冷却が可能となる。その結果、光ファイバ11の発熱を抑制することができ、信頼性の向上を図ることができる。
本実施形態の光コネクタでは、冷却水給排部24から冷却水貯留部23に供給された冷却水を光ファイバ11の軸方向に沿って流動させる案内部材51,61を設けている。従って、冷却水給排部24から冷却水貯留部23に供給された冷却水は、案内部材51,61により光ファイバ11の軸方向に沿って流動することとなり、冷却水を冷却水貯留部23内で滞留することなく流動させることで、光ファイバ11の冷却性能を向上することができる。
本実施形態の光コネクタでは、案内部材51,61は、冷却水貯留部23に配置され、一端部が支持部材22に支持されている。従って、案内部材51,61を冷却水貯留部23に効果的に配置し、冷却水を冷却水貯留部23内で対流することなく広範囲にわたって流動させることができる。
本実施形態の光コネクタでは、冷却水給排部24,25をハウジング21の外周部に径方向に対向して配置し、案内部材51,61を冷却水給排部24,25に径方向に対向して配置している。従って、冷却水給排部24から冷却水貯留部23に供給された冷却水が案内部材51,61に衝突して光ファイバ11の軸方向に沿って流動することとなり、冷却水を冷却水貯留部23内で広範囲にわたって流動させることができる。
本実施形態の光コネクタでは、案内部材51を筒形状とし、軸方向の一端部に冷却水貯留部23に連通する第1開口部52を設け、軸方向の他端部に冷却水給排部25に連通する第2開口部53を設けている。従って、冷却水給排部24から冷却水貯留部23に供給された冷却水は、案内部材51の内部を流れて光ファイバ11を冷却することとなり、光ファイバ11の冷却性能を向上することができる。
本実施形態の光コネクタでは、第2開口部53を冷却水給排部24,25に連通している。従って、ハウジング21内で冷却水を効率良く流動させることができる。
本実施形態の光コネクタでは、案内部材61を板形状とし、他端部とハウジング21との間に隙間を設けている。従って、構造を簡素化することができる一方で、冷却水を冷却水貯留部23内で広範囲にわたって流動させることができる。
本実施形態の光コネクタでは、ハウジング21を内部に配置される光ファイバ11に沿った長尺形状とし、冷却水貯留部23として、支持部材22に対して光ファイバ11の軸方向における一方側に設けられる第1冷却水貯留部41と、支持部材22に対して光ファイバ11の軸方向における他方側に設けられる第2冷却水貯留部42とを設けている。従って、支持部材22により光ファイバ11を適正に支持することができると共に、光ファイバ11を広範囲にわたって冷却することができる。
本実施形態の光コネクタでは、第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42の両方に冷却水給排部24,25,26を設けている。従って、冷却水を第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42に対して個別に流動させることとなり、光ファイバ11を効率良く冷却することができる。
本実施形態の光コネクタでは、第2冷却水貯留部42をハウジング21に接続される冷却水配管12に連通している。従って、冷却水により冷却水配管12内の光ファイバ11も冷却することができる。
本実施形態の光コネクタでは、支持部材22に、第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42を連通する連通路としてのスリットを設けている。従って、第1冷却水貯留部41や第2冷却水貯留部42の冷却水が支持部材22に設けられたスリットに流れることから、光ファイバ11における支持部材22により支持された部分も冷却水により冷却することができる。
本実施形態の光コネクタでは、ハウジング21の先端部にハウジング21内に突出する接合部39aを有するプローブ39が固定され、光ファイバ11は、端部が接合部39aに接合されている。従って、光ファイバ11の端部とプローブ39を接合部39aにより適切に接合することができる。
本実施形態の光コネクタでは、冷却水貯留部23は、支持部材22に支持される光ファイバ11の被覆されていない素線11aと被覆された被覆部11bとの境界部P1を冷却可能としている。従って、発熱しやすい素線11aと被覆部11bとの境界部P1を効率良く冷却することができる。
本実施形態の光コネクタでは、支持部材22は、ハウジング21の内面に固定される第1スリーブ34と、光ファイバ11の外面を支持する第3スリーブ36と、第1スリーブ34の内面と第3スリーブ36の外面とを連結する第2スリーブ35とを有している。の従って、ハウジング21に対する支持部材22の組付性を向上することができる。
また、本実施形態の伝送装置にあっては、光ファイバ11と、光ファイバ11の外側に冷却水流動部44を介して設けられる冷却水配管12と、光ファイバ11の先端部を支持して基端部に冷却水配管12の先端部が接続されると共に先端部に加工装置が接続可能な出射側光コネクタ14と、出射側光コネクタ14の冷却水貯留部23に冷却水を循環させる冷却水循環装置15とを設けている。
従って、冷却水循環装置15により出射側光コネクタ14の冷却水貯留部23に冷却水を循環させると、冷却水により出射側光コネクタ14内の光ファイバ11を冷却し、冷却水貯留部23の冷却水が冷却水配管12に流動して光ファイバ11を冷却する。また、冷却水貯留部23の冷却水が冷却水流動部44に流動することから、冷却水配管12内に配置される光ファイバ11も冷却水により冷却が可能となる。その結果、加工装置が高線量領域で作業を行う場合であっても、光ファイバ11を効率良く冷却し、光ファイバ11の発熱を抑制して信頼性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、冷却水貯留部23として、支持部材22の両側に第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42を設け、第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42の両方に冷却水給排部24,25,26を設けたが、この構成に限定されるものではない。例えば、支持部材22に第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42を連通する連通孔を設け、第1冷却水貯留部41と第2冷却水貯留部42の一方に冷却媒体供給部と冷却媒体排出部を設けてもよい。また、光ファイバ11におけるプローブ39により支持された部分に対しても冷却水貯留部を設けてもよい。
また、上述した実施形態では、ハウジング21に連結配管16を介して冷却水配管12を連結したが、ハウジング21に冷却水配管12を直接連結してもよい。
また、上述した実施形態では、冷却媒体として冷却水を適用したが、冷却媒体は冷却水に限定されるものではなく、例えば、空気でもよい。
また、上述した実施形態では、入射側光コネクタ13と出射側光コネクタ14を同じ構成のものとしたが、異なる構成のものであってもよい。
10 伝送装置
11 光ファイバ
11a 素線
11b 被覆部
12 冷却水配管(冷却媒体配管)
13 入射側光コネクタ
14 出射側光コネクタ
15 冷却水循環装置(冷却媒体循環装置)
16 連結配管
17 第1温度センサ
18 第2温度センサ
19 制御装置
21 ハウジング
22 支持部材
23 冷却水貯留部(冷却媒体貯留部)
24 第1冷却水給排部(冷却媒体供給部、冷却媒体排出部、入口部、出口部)
25 第2冷却水給排部(冷却媒体供給部、冷却媒体排出部、入口部、出口部)
26 第3冷却水給排部(冷却媒体供給部、冷却媒体排出部、入口部、出口部)
31 本体部
32 第1連結部
33 第2連結部
33a 連結孔(外部連結部)
34 第1スリーブ
35 第2スリーブ
35b 小径部
35c 延出部
36 第3スリーブ
37 隙間部
38 第4スリーブ
39 プローブ
39a 接合部
41 第1冷却水貯留部(第1冷却媒体貯留部)
42 第2冷却水貯留部(第2冷却媒体貯留部)
43 作動隙間部
44 冷却水流動部(冷却媒体流動部)
51,61 案内部材
52 第1開口部(第1連通部)
53 第2開口部(第2連通部)
71 直接冷却部
P1 境界部
P2 流速低減構造

Claims (16)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に配置される光ファイバを支持する支持部材と、
    前記ハウジング内で前記支持部材に対して前記光ファイバの軸方向の両側に設けられる冷却媒体貯留部と、
    前記冷却媒体貯留部に冷却媒体を給排する冷却媒体供給部及び冷却媒体排出部と、
    前記ハウジングにおける前記光ファイバの軸方向の一端部側で前記光ファイバの外側に設けられて前記冷却媒体貯留部から前記ハウジングの外部に開口する外部連結部と、
    を備えることを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記冷却媒体供給部から前記冷却媒体貯留部に供給された冷却媒体を前記光ファイバの軸方向に沿って流動させる案内部材が設けられることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記案内部材は、前記冷却媒体貯留部に配置され、一端部が前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ。
  4. 前記冷却媒体供給部と前記冷却媒体排出部は、前記ハウジングの外周部に径方向に対向して配置され、前記案内部材は、前記冷却媒体供給部及び前記冷却媒体排出部に径方向に対向して配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光コネクタ。
  5. 前記案内部材は、筒形状をなし、軸方向の一端部に前記冷却媒体貯留部に連通する第1連通部が設けられ、軸方向の他端部に前記冷却媒体供給部と前記冷却媒体排出部の少なくともいずれか一方に連通する第2連通部が設けられることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  6. 前記第2連通部は、前記冷却媒体供給部及び前記冷却媒体排出部に連通することを特徴とする請求項5に記載の光コネクタ。
  7. 前記案内部材は、板形状をなし、他端部と前記ハウジングとの間に隙間が設けられることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  8. 前記ハウジングは、内部に配置される前記光ファイバに沿った長尺形状をなし、前記冷却媒体貯留部は、前記支持部材に対して前記光ファイバの軸方向における一方側に設けられる第1冷却媒体貯留部と、前記支持部材に対して前記光ファイバの軸方向における他方側に設けられる第2冷却媒体貯留部とを有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  9. 前記第1冷却媒体貯留部と前記第2冷却媒体貯留部は、それぞれ前記冷却媒体供給部及び前記冷却媒体排出部が設けられることを特徴とする請求項8に記載の光コネクタ。
  10. 前記第1冷却媒体貯留部と前記第2冷却媒体貯留部のいずれか一方は、前記ハウジングに接続される冷却媒体配管に連通されることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の光コネクタ。
  11. 前記支持部材は、前記第1冷却媒体貯留部と前記第2冷却媒体貯留部を連通する連通路が設けられることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  12. 前記ハウジングの先端部に前記ハウジング内に突出する接合部を有するプローブが固定され、前記光ファイバは、端部が前記接合部に接合されることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  13. 前記冷却媒体貯留部は、前記支持部材に支持される前記光ファイバの被覆された部分と被覆されていない部分の境界を冷却可能であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  14. 筒形状をなして内部に軸方向に沿って光ファイバが配置されるハウジングと、
    前記ハウジング内の長手方向の中間部で前記ハウジングの内面に固定されて前記光ファイバを支持する支持部材と、
    前記ハウジングの内部から外部に開口する入口部及び出口部と、
    前記ハウジングにおける前記光ファイバの軸方向の一端部側で前記光ファイバの外側に設けられて前記ハウジングの内部から外部に開口する外部連結部と、
    を備えることを特徴とする光コネクタ。
  15. 前記支持部材は、前記ハウジングの内面に固定される第1スリーブと、前記光ファイバの外面を支持する第3スリーブと、前記第1スリーブの内面と前記第3スリーブの外面とを連結する第2スリーブとを有することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の光コネクタ。
  16. 光ファイバと、
    前記光ファイバの外側に冷却媒体流動部を介して設けられる冷却媒体配管と、
    前記光ファイバの先端部を支持して基端部に前記冷却媒体配管の先端部が接続されると共に先端部に加工装置が接続可能な請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の光コネクタと、
    前記光コネクタの前記冷却媒体貯留部に冷却媒体を循環させる冷却媒体循環装置と、
    を備えることを特徴とする伝送装置。
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