JP2003053573A - レーザ加工ヘッド - Google Patents
レーザ加工ヘッドInfo
- Publication number
- JP2003053573A JP2003053573A JP2001246702A JP2001246702A JP2003053573A JP 2003053573 A JP2003053573 A JP 2003053573A JP 2001246702 A JP2001246702 A JP 2001246702A JP 2001246702 A JP2001246702 A JP 2001246702A JP 2003053573 A JP2003053573 A JP 2003053573A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- processing head
- laser processing
- lens
- laser
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工点近傍のスペースが狭く、ガス配管が困
難である場合でも、アシストガスの供給を可能とする。 【解決手段】 レーザビーム１２を入射するための入射
部３０と、レンズ光学系２２、２４を含む出射部４０の
中間に、アシストガス供給用継手５２からアシストガス
を供給し、供給されたアシストガスを、加工ヘッド２０
内で、出射部先端のガスノズル５４内に導く。
難である場合でも、アシストガスの供給を可能とする。 【解決手段】 レーザビーム１２を入射するための入射
部３０と、レンズ光学系２２、２４を含む出射部４０の
中間に、アシストガス供給用継手５２からアシストガス
を供給し、供給されたアシストガスを、加工ヘッド２０
内で、出射部先端のガスノズル５４内に導く。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工ヘッド
に係り、特に、ＹＡＧレーザ溶接におけるアシストガス吹
付けに用いるのに好適な、加工点近傍にガスを吹付けな
がらレーザ加工を行うためのレーザ加工ヘッドに関す
る。
に係り、特に、ＹＡＧレーザ溶接におけるアシストガス吹
付けに用いるのに好適な、加工点近傍にガスを吹付けな
がらレーザ加工を行うためのレーザ加工ヘッドに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】レーザ加工装置、例えばＹＡＧレーザを
用いたレーザ溶接装置においては、図１に示す如く、レ
ーザ装置１０から加工対象物８までレーザビーム１２を
伝達するのに、光ファイバ１４を用いており、その加工
対象物側先端には、光ファイバ１４から出射されたレー
ザビーム１２を平行光線化するためのリコリメーション
レンズ２２及び加工点８Ａに収束するための加工レンズ
２４を含むレーザ加工ヘッド２０が備えられている。
用いたレーザ溶接装置においては、図１に示す如く、レ
ーザ装置１０から加工対象物８までレーザビーム１２を
伝達するのに、光ファイバ１４を用いており、その加工
対象物側先端には、光ファイバ１４から出射されたレー
ザビーム１２を平行光線化するためのリコリメーション
レンズ２２及び加工点８Ａに収束するための加工レンズ
２４を含むレーザ加工ヘッド２０が備えられている。
【０００３】前記加工ヘッド２０は、詳細には、図２に
示す如く、光ファイバ１４からレーザビームを入射する
ための入射部３０と、前記リコリメーションレンズ２２
及び加工レンズ２４で構成されるレンズ光学系を含む出
射部４０を備えており、前記出射部４０の先端に配設さ
れるガスノズルボディ５０に、アシストガス供給用継手
５２及びガスノズル５４を取り付けることにより、加工
点８Ａの近傍にアシストガス（例えば不活性ガス）を吹
付けるようにされている。
示す如く、光ファイバ１４からレーザビームを入射する
ための入射部３０と、前記リコリメーションレンズ２２
及び加工レンズ２４で構成されるレンズ光学系を含む出
射部４０を備えており、前記出射部４０の先端に配設さ
れるガスノズルボディ５０に、アシストガス供給用継手
５２及びガスノズル５４を取り付けることにより、加工
点８Ａの近傍にアシストガス（例えば不活性ガス）を吹
付けるようにされている。
【０００４】図において、３２は筒状の出射ユニットボ
ディ、４２はレンズホルダ、４４は、リコリメーション
レンズ２２と加工レンズ２４の間に挿入されるスペー
サ、４６は保護ガラス、４８は、該保護ガラス４６、リ
コリメーションレンズ２２、スペーサ４４及び加工レン
ズ２４をレンズホルダ４２に固定するためのロッキング
スクリュである。
ディ、４２はレンズホルダ、４４は、リコリメーション
レンズ２２と加工レンズ２４の間に挿入されるスペー
サ、４６は保護ガラス、４８は、該保護ガラス４６、リ
コリメーションレンズ２２、スペーサ４４及び加工レン
ズ２４をレンズホルダ４２に固定するためのロッキング
スクリュである。
【０００５】前記出射ユニットボディ３２とレンズホル
ダ４２、該レンズホルダ４２とガスノズルボディ５０、
該ガスノズルボディ５０とガスノズル５４は、いずれも
内外周に形成したねじで縲合・締結されている。
ダ４２、該レンズホルダ４２とガスノズルボディ５０、
該ガスノズルボディ５０とガスノズル５４は、いずれも
内外周に形成したねじで縲合・締結されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、出射部４０の先端にアシストガス供給用継手５２を
設けていたため、加工点８Ａ近傍のスペースが狭い場合
には、ガスの配管が困難で、アシストガスを加工点に供給
できない場合があった。
は、出射部４０の先端にアシストガス供給用継手５２を
設けていたため、加工点８Ａ近傍のスペースが狭い場合
には、ガスの配管が困難で、アシストガスを加工点に供給
できない場合があった。
【０００７】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、加工点近傍が狭いところであって
も、アシストガスを吹付けることができるようにするこ
とを課題とする。
くなされたもので、加工点近傍が狭いところであって
も、アシストガスを吹付けることができるようにするこ
とを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザビーム
を入射するための入射部と、レンズ光学系を含む出射部
を有し、加工点近傍にガスを吹付けながらレーザ加工を
行うためのレーザ加工ヘッドにおいて、前記入射部と出
射部の中間にガスを供給するためのガス供給手段と、供
給されたガスを、加工ヘッド内で出射部先端に導くため
のガス導入手段とを備えることにより、前記課題を解決
したものである。
を入射するための入射部と、レンズ光学系を含む出射部
を有し、加工点近傍にガスを吹付けながらレーザ加工を
行うためのレーザ加工ヘッドにおいて、前記入射部と出
射部の中間にガスを供給するためのガス供給手段と、供
給されたガスを、加工ヘッド内で出射部先端に導くため
のガス導入手段とを備えることにより、前記課題を解決
したものである。
【０００９】又、前記ガス供給手段を、前記入射部と出
射部の中間に配設された継手としたものである。
射部の中間に配設された継手としたものである。
【００１０】又、前記ガス導入手段を、前記レンズ光学系
のホルダや出射部のボディに形成した縦溝や横穴とした
ものである。
のホルダや出射部のボディに形成した縦溝や横穴とした
ものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を詳細に説明する。
施形態を詳細に説明する。
【００１２】本実施形態は、図３（加工ヘッド全体の縦
断面図）、図４（図３のIV部拡大断面図）、図５（図４
のＶ−Ｖ線に沿う横断面図）、図６（同じくVI−VI線に
沿う横断面図）に示す如く、筒状の出射ユニットボディ
３２の入射部３０と出射部４０の中間にアシストガス供
給用継手５２を接続すると共に、該継手５２により出射
ユニットボディ３２の内部に導入されたアシストガス
（例えば不活性ガス）を、図４乃至図６に示す如く、出
射ユニットボディ３２の内周面の縦方向に数箇所（図で
は４箇所）形成した縦溝３２Ａと、レンズボルダ４２の
横方向に数箇所（図では４箇所）形成した、前記縦溝３
２Ａと連通可能な横穴４２Ａと、同じくレンズホルダ４
２の内周面に数箇所（図では４箇所）形成した前記横穴
４２Ａと連通する縦穴４２Ｂ及び横穴４２Ｃと、前記ガ
スノズルボディ５０の内周面に数箇所（図では４箇所）
形成した縦溝５０Ａ及び横溝５０Ｂを介して、ガスノズ
ル５４の内部に導入するようにしたものである。
断面図）、図４（図３のIV部拡大断面図）、図５（図４
のＶ−Ｖ線に沿う横断面図）、図６（同じくVI−VI線に
沿う横断面図）に示す如く、筒状の出射ユニットボディ
３２の入射部３０と出射部４０の中間にアシストガス供
給用継手５２を接続すると共に、該継手５２により出射
ユニットボディ３２の内部に導入されたアシストガス
（例えば不活性ガス）を、図４乃至図６に示す如く、出
射ユニットボディ３２の内周面の縦方向に数箇所（図で
は４箇所）形成した縦溝３２Ａと、レンズボルダ４２の
横方向に数箇所（図では４箇所）形成した、前記縦溝３
２Ａと連通可能な横穴４２Ａと、同じくレンズホルダ４
２の内周面に数箇所（図では４箇所）形成した前記横穴
４２Ａと連通する縦穴４２Ｂ及び横穴４２Ｃと、前記ガ
スノズルボディ５０の内周面に数箇所（図では４箇所）
形成した縦溝５０Ａ及び横溝５０Ｂを介して、ガスノズ
ル５４の内部に導入するようにしたものである。
【００１３】図において、６０はＯリングである。
【００１４】他の点は従来例と同じであるので、説明は
省略する。
省略する。
【００１５】このようにして、入射部と出射部の中間か
ら導入したアシストガスを、加工ヘッド内を経由してガ
スノズルに導くことにより、加工点近傍が狭いところで
も、アシストガスを吹付けることが可能となり、良好な
加工が可能となる。
ら導入したアシストガスを、加工ヘッド内を経由してガ
スノズルに導くことにより、加工点近傍が狭いところで
も、アシストガスを吹付けることが可能となり、良好な
加工が可能となる。
【００１６】なお、前記実施形態においては、本発明
が、ＹＡＧレーザ溶接装置に適用され、アシストガスと
して不活性ガスが吹付けられていたが、本発明の適用対
象はこれに限定されず、他のガスを用いる他のレーザ加
工装置一般にも同様に適用できることは明らかである。
又、縦溝や横穴の配設位置や個数も前記実施形態に限定
されない。
が、ＹＡＧレーザ溶接装置に適用され、アシストガスと
して不活性ガスが吹付けられていたが、本発明の適用対
象はこれに限定されず、他のガスを用いる他のレーザ加
工装置一般にも同様に適用できることは明らかである。
又、縦溝や横穴の配設位置や個数も前記実施形態に限定
されない。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、加工点近傍が狭いとこ
ろであっても、アシストガスを吹付けることができ、良
好な加工が可能となる。更に、加工ヘッド内及びレンズ
光学系が、アシストガスにより冷却されるという効果も
ある。
ろであっても、アシストガスを吹付けることができ、良
好な加工が可能となる。更に、加工ヘッド内及びレンズ
光学系が、アシストガスにより冷却されるという効果も
ある。
【図１】従来のレーザ加工装置の一例の概要を示す光路
図
図
【図２】従来例で用いられているレーザ加工ヘッドの例
を示す縦断面図
を示す縦断面図
【図３】本発明に係るレーザ加工ヘッドの実施形態を示
す縦断面図
す縦断面図
【図４】図３のIV部拡大断面図
【図５】図４のＶ−Ｖ線に沿う横断面図
【図６】同じくVI−VI線に沿う横断面図
８…加工対象物
８Ａ…加工点
１０…レーザ装置
１２…レーザビーム
１４…光ファイバ
２０…レーザ加工ヘッド
２２…リコリメーションレンズ
２４…加工レンズ
３０…入射部
３２…出射ユニットボディ
３２Ａ、４２Ｂ、５２Ａ…縦溝
４０…出射部
４２…レンズホルダ
４２Ａ、４２Ｃ…横穴
５０…ガスノズルボディ
５０Ｂ…横溝
５２…アシストガス供給用継手
５４…ガスノズル
Claims (3)
- 【請求項１】レーザビームを入射するための入射部と、
レンズ光学系を含む出射部を有し、加工点近傍にガスを
吹付けながらレーザ加工を行うためのレーザ加工ヘッド
において、 前記入射部と出射部の中間にガスを供給するためのガス
供給手段と、 供給されたガスを、加工ヘッド内で出射部先端に導くた
めのガス導入手段と、を備えたことを特徴とするレーザ
加工ヘッド。 - 【請求項２】前記ガス供給手段が、前記入射部と出射部
の中間に配設された継手であることを特徴とする請求項
１に記載のレーザ加工ヘッド。 - 【請求項３】前記ガス導入手段が、前記レンズ光学系の
ホルダや出射部のボディに形成された縦溝や横穴である
ことを特徴とする請求項１に記載のレーザ加工ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001246702A JP2003053573A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | レーザ加工ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001246702A JP2003053573A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | レーザ加工ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003053573A true JP2003053573A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19076192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001246702A Pending JP2003053573A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | レーザ加工ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003053573A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015136714A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | トヨタ自動車株式会社 | レーザ加工装置 |
| KR20160131804A (ko) * | 2015-05-08 | 2016-11-16 | 주식회사 엘피텍 | 레이저 가공장치 헤드 |
| KR20160003950U (ko) * | 2015-05-08 | 2016-11-16 | 주식회사 엘피텍 | 레이저 가공장치 헤드 |
| CN109794677A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-05-24 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 激光焊接装置、激光焊接头及其保护气罩 |
-
2001
- 2001-08-15 JP JP2001246702A patent/JP2003053573A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015136714A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | トヨタ自動車株式会社 | レーザ加工装置 |
| KR20160131804A (ko) * | 2015-05-08 | 2016-11-16 | 주식회사 엘피텍 | 레이저 가공장치 헤드 |
| KR20160003950U (ko) * | 2015-05-08 | 2016-11-16 | 주식회사 엘피텍 | 레이저 가공장치 헤드 |
| KR101694491B1 (ko) * | 2015-05-08 | 2017-01-10 | 주식회사 엘피텍 | 레이저 가공장치 헤드 |
| KR200482310Y1 (ko) * | 2015-05-08 | 2017-01-10 | 주식회사 엘피텍 | 레이저 가공장치 헤드 |
| CN109794677A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-05-24 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 激光焊接装置、激光焊接头及其保护气罩 |
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