JP2020006946A - モータ車両のシートベルト装置のためのベルトリトラクタ - Google Patents

モータ車両のシートベルト装置のためのベルトリトラクタ Download PDF

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Abstract

【課題】テンショナ連結部の望ましくない係合の確率が低減されたジェネリック型のベルトリトラクタを提供する。【解決手段】ベルトリールとベルトテンショナとテンショナ連結部とを備え、テンショナ連結部が駆動ホイール上に変位可能に取り付けられ、駆動ホイールとベルトリールとの回転接続を確立及び切断するために、少なくとも1つの連結爪、及び連結爪に連結された制御アームを有する摩擦リングを備え、ベルトテンショナの起動時に、摩擦リングは、摩擦力によって推し進められる駆動ホイールに対する相対運動を実施し、相対運動によって、制御アームを介して、連結爪が歯列との係合に入り、係合から抜け出す運動を制御し、摩擦リング及び/又は連結爪がブロック輪郭を有し、ブロック輪郭は、歯列からの係合離脱運動後に、上部に連結爪が当接するように位置付けられ、かつ歯列への繰り返しの係合運動の方向にブロックされる、ベルトリトラクタ。【選択図】図2

Description

本発明は、請求項1に記載のプリアンブルの特徴を有する、モータ車両のシートベルト装置のためのベルトリトラクタに関する。
ベルトリトラクタは、モータ車両のシートベルト装置に使用され、乗員を拘束するために設けられたシートベルトの一端を巻回するのに役立つ。ベルトリトラクタは、車両構造体、又は車両構造に締着された車両シート若しくはそれに締着されたベンチシートのいずれかに締着される。その基本構造では、ベルトリトラクタは、締着目的のために設けられたフレームと、フレーム内に回転可能に取り付けられたベルトリールとを有し、シートベルトは、ベルトリール上に巻回され得る。ベルトリールは、バネを介して巻回方向にバネ負荷され、所定のベルト引き抜き加速を超えた場合又は車両減速時には、重篤な怪我を防止するため、ひいては、乗員が内側車両構造に衝突する前に拘束されるように、シートベルトの更なる引き抜きをブロック装置によってブロックすることができる。
拘束中の乗員負荷を低減するために、ベルトリールがブロックされた場合及び所定のベルト引き抜き力を超えた場合に、ベルトリールの引き抜き方向への力が制限された回転、ひいては乗員の力が制限された前方変位を可能にする力制限装置が有利であることが証明されている。これにより、乗員負荷の低減は、利用可能な前方変位経路に直接関連しているため、更に、利用可能な前方変位経路を増加させ、車両減速に可能な限り早期に乗員を連結するために、力制限装置の起動前に、ベルトテンショナによってシートベルト内に存在するベルトのたるみを引き取ることが有利であることが見出されている。
ベルトテンショナでは、可逆的なベルトテンショナと、不可逆的なベルトテンショナ又は更には性能テンショナとの間には違いがある。可逆的なベルトテンショナは、約100〜400Nのより低い引っ張り能力を有し、起こり得る後続の事故に備えて、危険な状況でベルトのたるみを巻き取るのに役立つ。その後に事故が発生しない場合は、シートベルトを再度たるませる。特に良好かつ可逆的に制御され得る電動モータは、可逆的なベルトテンショナを駆動するのに成功していることが証明されている。不可逆的なベルトテンショナは、400〜1000Nのより高い引っ張り能力を有し、もはや事故を回避することができない場合、即ち、事故の早期の段階でのみ起動される。したがって、不可逆的なベルトテンショナは、常に、可逆的なベルトテンショナの後に起動される。一回起動した後に再度起動することができない火工品駆動部は、それら自体が不可逆的なベルトテンショナのための駆動部として証明されているため、この場合、シートベルト装置全体を不可逆的なベルトテンショナと交換しなければならない。
この場合、ベルトテンショナは、シートベルトの異なる位置、例えば、ベルトバックル、端部取り付け具、又は更にはベルトリトラクタで係合することができる。ベルトテンショナは、ベルトリトラクタ上で使用されている場合、起動時にベルトリールを巻回方向に急激に駆動し、それによってシートベルト内に存在するベルトのたるみを巻き取る。本発明の目的のために、「ベルトテンショナ」という用語は、ベルトリトラクタ上に配置され、ベルトリールを駆動するベルトテンショナのみを意味すると理解されるべきである。ベルトリールは、基本的に、シートベルト着脱の通常の使用で自由に回転させることができなければならないため、可逆的なベルトテンショナ及び更には不可逆的なベルトテンショナの両方の駆動部は、起動時にベルトリールへの連結を介してのみ接続される。連結部は、回転接続を絶対に意図せず確立しないように設計されるべきであり、その結果、ベルトリトラクタの通常の使用が、それによって引き起こされるベルトリールの回転運動の乱れにより妨げられることになる。
その後に事故が発生せず、かつベルトリトラクタが正常に再度使用される場合、可逆的なベルトテンショナが再度停止されることになるため、可逆的なベルトテンショナの連結は、更に同様に可逆的な設計のものでなければならない。更に、次いで、その後に事故が発生し、かつ不可逆的なベルトテンショナが起動される場合には、可逆的なベルトテンショナの連結も意図的に係合離脱されなければならないため、不可逆的なベルトテンショナの駆動運動は可逆的なベルトテンショナの係合されたままの連結によって妨害されない。
更に、様々なベルトテンショナの連結部は、駆動部が起動されるときに駆動部とベルトリールとの間の回転接続を自動的に確立するように設計されなければならず、これは、例えば、摩擦によって、慣性力によって、又は制御プロファイルによって達成され得る。これにより、連結部の運動は、駆動部の運動を開始することによって積極的に制御される。
したがって、連結部は、駆動装置が起動されたときに自動的に連結運動を実行する一方で、望ましくない連結接続を防止するために、他の状況では、連結運動を意図的に実行しないことが求められる。
欧州特許第1663737(B1)号は、例えば、2つの連結爪と摩擦リングとの摩擦制御連結を有する、出願人の可逆的なベルトテンショナを有するベルトリトラクタを開示している。摩擦リングは、2つの制御アームを有し、連結爪に連結されており、第1の例示的な実施形態では、連結爪は、いずれの場合も制御アーム内のスロット内で制御ピンと係合し、あるいは第2の例示的な実施形態では、連結爪は、内部で制御ピンが係合する漏斗状凹部を有する。連結爪は、いずれの場合も、電動モータによって駆動可能な駆動ホイールの細長い凹部内で長手方向に変位可能にガイドされる。摩擦リング自体は、駆動ホイールにクリップ留めされ、摩擦足部(friction feet)を介してテンショナカバーの固着されたドーム上に当接する。更に、ベルトリールは、環状の内側の歯付き伸長部と共に環状凹部へと突出し、環状凹部は、外側の駆動ホイールの連結爪を半径方向に包囲する。
連結部の連結運動を誘発する原理は、出願人のドイツ特許第10059227(C1)号に記載されており、また、欧州特許第1663737(B1)号の連結においても実現されているため、これらの刊行物に対して参照がなされる。
欧州特許第1663737(B1)号に記載される例示的な実施形態では、駆動ホイールは、まず、電動モータ及び歯車装置を介して回転するように設定される。摩擦足部を介して加えられた摩擦力により、摩擦リングは、駆動ホイールに対して意図的に戻るように保持され、その結果、駆動ホイールの凹部内に変位可能に取り付けられた連結爪が外方に移動するように推し進められ、ベルトリールの伸長部の内側の歯列内で係合する。
不可逆的なベルトテンショナの後続の起動中など、極度の振動下での制御アームを介した摩擦リングへの連結にもかかわらず、連結爪は、ベルトリールの伸長部の内側歯列と意図的に係合し得ることが見出された。
したがって、本発明の目的は、テンショナ連結部の望ましくない係合の確率が低減されているか、又はテンショナ連結部の連結及び連結解除運動が改善されているジェネリック型のベルトリトラクタを提供することである。
この目的を達成するために、請求項1に記載の特徴を有するベルトリトラクタが提案されている。本発明の更なる好ましい実施形態は、従属請求項、図面、及び関連する説明から推測され得る。
本発明の基本的思想によれば、摩擦リング及び/又は連結爪はブロック輪郭を有し、ブロック輪郭は、歯列から係合離脱された後に、上部に連結爪が当接するような方法で位置付けられ、かつ歯列への繰り返しの係合運動の方向にブロックされることが提案されている。
本発明による解決策の利点は、連結爪が、例えば、耐えがたい振動により、歯列内の任意の望ましくない係合に対して、待機位置のブロック輪郭によってブロックされることである。これにより、連結爪は、その運動が摩擦リングの制御アームを介して制御されるだけでなく、ブロック輪郭上の積極的な当接による起動の前後に画定された位置でもブロックされる。この効果は、もっぱら摩擦リング及び/又は連結爪の設計された形状によって達成されるため、本機能を、2つの部品の製造中に、追加の部品を伴わず、かつコストをほぼカバーしながら実装することができる。ブロック輪郭は、連結爪が、本明細書において待機位置と称される画定された位置でのみブロックされ、かつ干渉なしで別様に後退及び伸長運動を行い得るような方法で意図的に配置される。連結爪の待機位置は、ブロック輪郭の配置、及び摩擦リングに対する連結爪の実行された相対運動(又はその逆)によって画定され、相対運動は、摩擦リングとハウジングの静止したカウンタ面又は上部に保持された部品との間に作用する摩擦力に依存する。更に、駆動ホイールに対する連結爪の運動(逆もまた同様)を使用することもできる。換言すれば、当該部品の運動順序により、連結爪は最初にブロック位置に到達し、この運動順序では、待機位置において連結爪をブロックするためか又は待機位置に到達するために、摩擦リング、連結爪、及び駆動ホイールの相対運動を任意の組み合わせで使用することができる。
更に、摩擦リングと連結爪との間の制御アームを介して実現される連結部が遊びの影響を受けることと、連結部が遊びの影響を受けることにより、ベルトテンショナの起動時に、摩擦リング及び/又は連結爪の相対運動が可能になり、それによって連結爪をブロック解除することとが提案されている。提案の開発の利点は、連結爪のブロックの解放が摩擦リング及び/又は連結爪のわずかな相対運動を前提とするという事実において見られる。換言すれば、ベルトテンショナは、したがって、連結爪のブロックを解放するために意図的に起動されなければならない。更に、駆動ホイールをベルトリールに連結するために、ブロックが最初に相対運動によって第1のステップで解放され、その後に連結爪が歯列内の係合位置に押し込まれるだけであるため、ベルトテンショナの起動はブロックされない。
更に、摩擦リング及び/又は連結爪は、摩擦リングに対する相対運動中に連結爪をブロック位置に押し込む制御輪郭を有し得る。したがって、連結爪の運動が制御され、それによって連結爪のブロック位置又は待機位置を、例えば、連結爪の変位経路から横方向にオフセットして配置することもできる。
この場合、制御輪郭は、例えば、傾斜路の形態をとることができる。傾斜路は、直線変位経路から始まり、連結爪を連続的な枢動運動又はオフセット運動に推し進め、特に制御輪郭上のステップ又は縁部によって連結爪の運動を邪魔することはできない。したがって、連結爪のブロック位置への制御された運動は、連続的な運動である。傾斜路が摩擦リング上に設けられている場合、傾斜路は、連結爪のブロック位置への相対運動中に摩擦リングの運動方向に対して上昇するように配向される。一方、傾斜路が連結爪上に配置されている場合、傾斜路は、連結爪のブロック位置への相対運動中に連結爪の運動方向に対して上昇するように配向される。
更に、ブロック輪郭は、指の形態をとることができ、指は、摩擦リングから突出し、かつ上部で連結爪がブロック位置に当接する。突出する指は、連結爪のための積極的な障害物を効果的に形成し、この障害物によって、連結爪の運動が確実にブロックされる。この場合、指は、好ましくは、連結爪が歯列の係合方向において指に当接するような方法で摩擦リング上に位置付けられる。これは、例えば、指上の連結爪の端面当接によって実現することができる。
更に、ブロック輪郭を代替的に又は追加的に連結爪上に設けることができ、この場合、駆動ホイールは、好ましくは、上部で連結爪がブロック位置においてブロック輪郭に当接するカウンタ輪郭を有する。ブロック輪郭が連結爪上にのみ設けられている場合、摩擦リングを修正する必要はなく、連結爪は、連結爪自体を介してのみブロックされ、連結爪自体は、駆動ホイールのカウンタ輪郭上のブロック輪郭上で効果的に係止され、連結爪又は摩擦リングの上に設けられた制御輪郭によって係止又はブロックを更に開始するか又は推し進め、カウンタ面と相互作用させることができる。ブロック輪郭が連結爪上及び摩擦リング上の両方に設けられている場合、ブロックを更に改善することができ、かつ特に、ブロック輪郭のうちの1つを介してブロックが達成されない場合には、冗長性を提供することができる。
摩擦リングは、金属シート製の複合的に形状決定されたプレス加工部品によって作製されることが更に提案されている。この解決策の利点は、追加の形状決定ステップの結果としてのみ受ける非常に低い追加コストで、摩擦リングのプレス加工及び形状決定中にブロック輪郭を製造することができることである。
更に、摩擦リングはまた、プラスチック射出成形部品の形態をとることができ、いかなる追加のコストも伴わずに、ブロック輪郭を摩擦リングの射出成形中に形成することもできる。
更に、連結爪は、好ましくは、金属焼結部品によって形成され得るため、例えば、ブロック輪郭又は様々な制御輪郭を有する非常に複雑な形状でさえも、追加の仕上げを伴わずに、特に後続の機械加工操作なしに製造することもできる。
添付の図面を参照しながら、本発明を様々な好ましい実施形態に基づいて以下に説明する。
摩擦リング及び連結爪を個々の構成要素として有する駆動ホイールを示す。 ブロックされた連結爪を有する駆動ホイールの断面図を示す。 後退及び伸長延在運動中の様々な位置にある連結爪を有する駆動ホイールの断面図を示す。 外力作用下における様々な位置のブロック位置に配置された連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第2の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第2の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第3の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第3の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第4の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第4の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第4の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第4の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第4の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第4の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。 第4の例示的な実施形態による摩擦リング及び2つの連結爪を有する駆動ホイールを示す。
テンショナ連結部の個々の構成要素のみを図に示す。かかるベルトリトラクタは、示されていないが、当然、通常の構成要素を備え、その基本構造は、ドイツ特許第10059227(C1)号及び欧州特許第1663737(B1)号に記載されているシートベルトレトラクタに対応する。
ベルトリトラクタは、その基本構造において、車両に固着可能なフレーム内に回転可能に取り付けられ、シートベルト装置のシートベルトを巻回するのに役立つベルトリールを有する。例えば、電動モータの形態の駆動装置は、フレーム上に取り付けられ、以下に記載されるテンショナ連結部によってベルトリールと駆動接続させることができる。更に、ベルトリトラクタは追加として、力制限装置、不可逆的なベルトテンショナ、及び様々な追加の機能を有し得る。
ベルトリールは、示されていないが、回転的に固着される方法で接続されるか又は上部に更に一体的に形成されるフード状の延長部16を有し、かつ例えば、図2に見ることができる半径方向内側の歯列20を有する。
テンショナ連結部は、基本構成要素として、外側の歯付き駆動ホイール1と、2つの連結爪2及び3と、摩擦リング4と、図2に見ることができるテンショナカバー17とを備える。歯車装置を介して起動されると、駆動装置は、シートベルトを巻回方向Aに伸張させるために、外側の歯付き駆動ホイール1を駆動し、例示に含まれるものとして理解され得る(図3参照)。
外側の歯付き駆動ホイール1は、中央開口部25と、環状凹部18と、環状凹部18内に設けられ、少なくとも断面図で直線である2つのガイド表面をそれぞれ有する2つのチャネル状凹部15及び19とを有する。2つの連結爪2及び3は、チャネル状凹部15及び19内で直線変位可能な方法でガイドされ、それぞれ、ベルトリールの伸長部16の歯列20に係合するために、設置位置においてそれらの半径方向外側に歯6及び7を有する。更に、連結爪2及び3はそれぞれ、ベルトリール又は伸長部16に面する側面に漏斗状凹部8、9を有し、当該凹部は、設置位置において半径方向外側に向かって互いに向かって延在する2つの対向する側壁10を有する。
摩擦リング4は、180度の角度で互いに対向して配置された2つの制御アーム11と、半径方向外方に突出する指の形態の、同様に180度の角度で互いに対向して配置された2つのブロック輪郭12とを有する。更に、摩擦リング4は、その半径方向内側に、単一直径上に配置された複数の離間した軸方向に方向付けられた摩擦足部21を有する。
テンショナ連結部は、最初に、テンショナカバー17を後側から駆動ホイール1上に取り付けることによって組み立てられ、環状伸長部24は、駆動ホイール1の中央開口部25に挿入され、図13に見ることができる固着ピン29は、その過程で1つの開口部30ごとに挿入される。次に、連結爪2及び3が凹部15及び19に挿入され、摩擦リング4は、その摩擦足部21が環状伸長部24の内側に当接するように取り付けられる。
図2に見ることができるように、摩擦リング4は、連結爪2及び3が後退位置に配置され、それらの歯6及び歯7と歯列20内で係合しないような方法で、組み立てられた初期位置に取り付けられる。連結爪2及び3はまた、それらの端面と摩擦リング4の指上で当接するため、いかなる意図されない伸長運動からもブロックされる。したがって、テンショナ連結部が開放され、ベルトリトラクタのベルトリールが自由に回転し得る。制御アーム11は、漏斗状凹部8及び9の入口において、連結爪2及び3の後端部に配置された漏斗状凹部8及び9の側壁10の半径方向下方に位置する。
連結爪2及び3のこのブロック位置では、それらの端面の、摩擦リング4の指によって形成されたブロック輪郭12への当接、並びに側壁10に当接する摩擦リング4の制御アーム11による連結爪2及び3のゆがみの制限により、当該連結爪は、それらの歯7及び6と、図4の右手の例示に見ることができるように、図の左側の長手方向の変位又は全方向の振動の結果のいずれかによって、伸長部16の歯列20内で係合しない。したがって、連結爪2及び3の運動は、2つの端部、即ち、ブロック輪郭12の近くの前端部及び側壁10の近くの後端部で効果的に制限され、連結爪2及び3が歯列20と意図せずに係合することが防止される。可逆的なベルトテンショナをベルトリールに接続するためにテンショナ連結部を使用する場合、本発明による解決策は、特に、不可逆的なベルトテンショナの後続の起動中に、連結爪2及び3が歯列20と係合することを防止し、それによってシートベルトの不可逆的な伸長運動と干渉することを防止することができる。
図3は、上部例示の左から右に、ベルトテンショナ駆動の起動の初期段階から歯列20内の連結爪3の完全な係合までの、摩擦リング4及び連結爪3の様々な位置でのテンショナ連結部を示す。下部例示の左から右に、同じ連結爪3を、係合位置から、ベルトテンショナ駆動の起動の最終段階の待機位置までの様々な位置で見ることができる。
ベルトテンショナの起動の開始時において、連結爪3は、それが後退位置にあり、かつその歯7と歯列20内で係合しない待機位置にある。図3の左手頂部の例示におけるこの位置は、図2に示される位置に対応し、図2に関連する説明を参照する。
ベルトテンショナが起動されると、駆動ホイール1は矢印の方向Aに駆動される。摩擦リング4は、凹部8内のいくらかの遊びを伴って、制御アーム11を介して連結爪3と意図的に連結される。その結果、駆動ホイール1の駆動運動の初期段階の間、摩擦リング4は、凹部8内で矢印の方向Cに駆動ホイール1に向かって相対運動を実行し、その間、それは、歯7に面する凹部8の前側壁10上で制御アーム11と横方向に当接するまで連結爪3を移動させない。同時に、これにより、突出する指の形態のブロック輪郭12が連結爪3の端面から離れる方向に移動するため、連結爪3がブロック解除される。連結爪3に対する摩擦リング4の遊びは、摩擦リング4が制御アーム11を介して連結爪3の伸長運動を制御し始める前に、連結爪3のブロックが意図的に持ち上げられるまで連結爪3が静止している場合、摩擦リング4をブロック待機位置から移動することができるように意図的に設計されている。これに続いて、摩擦リング4は、連結爪3を、当該連結爪がその歯7と歯列20内で係合するまで制御アーム11によって凹部15から半径方向外方に押し込み、それによって、図3の右手頂部の例示に見ることができるように、伸長部16を介して巻回方向にベルトリールを駆動する。
伸長運動が行われた後、事故が発生しない場合には、シートベルトの伸長が再度相殺され、シートベルトがベルトテンショナの駆動装置によって再度意図的にたるむ。即ち、電動モータは、駆動ホイール1を回転の反対方向、即ち、矢印方向Bに小さな回転角度で回転させるように駆動する。この運動を下部例示に見ることができる。駆動ホイール1は、矢印方向Bの回転運動により、摩擦リング4に対して相対運動を実行する。つまり、換言すれば、摩擦リング4は、図3の底部左手の例示に見ることができるように、凹部8の後側壁10上で横方向に制御アーム11と当接するまで、矢印方向Dの相対回転運動を実行する。その後、連結爪3は、図3の底部中央の例示に示される位置に位置するまで、制御アーム11によって歯列20から引き抜かれ、伸長部16を有するベルトリールは、連結爪3に対して自由に回転することができる。駆動ホイール1に対する摩擦リング4の更なる相対回転運動の間、制御アーム11は、凹部8の後側面10の下に当接し、指の形態のブロック輪郭12は、連結爪3の端面上に当接するブロック位置に到達し、次いで、更なる相対運動中に当該連結爪を最終待機位置に押し込む。次いで、待機位置の連結爪3はそのように、摩擦リング4の指による望ましくない伸長に対して前端部でブロックされ、凹部8の後側面10の下に当接する制御アーム11の前側による望ましくないゆがみに対して後端部でブロックされるため、その歯7と歯列20内で意図せずに係合することはできない。
連結及び連結解除の過程を連結爪3に基づいてのみ図2〜図4に説明してきたが、その説明は、当然ながら、反対側にある第2の連結爪2にも同様に適用される。更に、理解を容易にするために、摩擦輪4が代わりに駆動ホイール1に対して回転している状態で、不変位置に立つ駆動ホイール1に基づいて運動順序を説明している。実際には、当然のことながら、駆動ホイール1も回転され、摩擦リング4は、伸長部16及びテンションカバー17上での摩擦端面当接によって、駆動ホイール1に対して移動するように推し進められる。しかしながら、静止した駆動ホイール1を仮定すると、この相対運動は、矢印方向C及びDにおける摩擦リング4の示される相対運動に対応する。
開発されたテンショナ連結部の更なる例示的な実施形態が図5〜図15に示されており、これらの例示的な実施形態は、図1〜図4の例示的な実施形態とは異なる特徴に関してのみ記載されている。
図5及び図6の例示的な実施形態では、連結爪2及び3は各々、半径方向外方に突出するカム34の形態のブロック輪郭12と、後端部に設けられたフック32とを有する。駆動ホイール1は、いずれの場合も凹部15及び19の半径方向外側ガイド表面上のカム34に対応する形状を有する凹部と、フック32に対応し、凹部15及び19内に延在する形状を有する2つの突出部とによって形成されるカウンタ輪郭23を有する。更に、制御アーム11に加えて、摩擦リング4は、図1〜図4の例示的な実施形態に示されるブロック輪郭12の代わりに、制御アーム11から距離を置いて配置され、摩擦リング4の相対回転運動に逆らって上昇する傾斜路の形態の制御輪郭22を有する。それらの摩擦リング4に面する内側面上では、連結爪2及び3は各々、輪郭面26を有し、その上では、傾斜路を有する摩擦リング4が後退運動中に待機位置に当接する。その結果、連結爪2及び3は、連続的に上昇し、カム34及びフック32によって形成されたブロック輪郭12によって駆動ホイール1のそれぞれのカウンタ輪郭23に固設され、待機位置でブロックされる。連結爪2及び3のブロックを解放するために、摩擦リング4は、図1〜図4の例示的な実施形態に示されるものと同じ方法で、静止した連結爪2及び3に対する小さい相対回転運動を回転の反対方向において実行し、その間に、ブロック輪郭12を伴う連結爪2及び3の回転運動がそれぞれのカウンタ輪郭23から係合離脱する。ここで、制御アーム11は、連結爪2及び3の歯6、7の方向、即ち、連結爪2及び3の伸長方向に傾斜している。凹部8、9の前側面10も傾斜、即ち、連結爪2及び3の内側に90度未満の角度で傾斜している。その結果、伸長運動の間、連結爪2及び3は、いずれの場合も、前方及び半径方向にわずかに内方に方向付けられたスラスト力によって、制御アーム11を介してガイドされ、それによって連結爪2及び3の半径方向外方への持ち上げの傾向を和らげることができ、そのような連結爪2及び3の誘導が改善され得る。
図7及び図8は、図5及び図6の例示的な実施形態と比較して更に簡略化された例示的な実施形態を示しており、その中において、摩擦リング4上の制御輪郭22は、制御アーム11上に一体的に形成された傾斜路の形態をとる。ここで、ブロック輪郭12は、連結爪2及び3の後端部に設けられたフック32によってのみ形成され、当該フックは、図5及び6の例示的な実施形態と同じ方法で、連結爪2及び3を待機位置においてブロックする。連結爪2及び3は各々、凹部8及び9の後側面10上に輪郭面26を有し、その上では摩擦リング4が制御アーム11上に設けられた制御輪郭22に当接し、それによって、連結爪2及び3がそれらの端部で上昇し、それらのフック32がブロックする方法で突出部の後ろに係合するまで突出物によって形成されたカウンタ輪郭23の上に持ち上がる。
図9〜図15では、制御アーム11に加えて、図5及び図6の例示的な実施形態と同様の方法で2つの追加の制御輪郭22も摩擦リング4上に提供される、本発明の更なる例示的な実施形態を見ることができる。制御輪郭22は、ここでは、屋根の形状を作り出すために互いに向かって上昇する2つの傾斜面又は傾斜路を有する半径方向に突出する突出部の形態で実現されている。制御アーム11は、図5及び図6の例示的な実施形態と同様の方法で、連結爪2及び3の伸長運動方向に傾斜されている。連結爪2及び3の伸長方向前方にある凹部8及び9の側面10は、同じ方向、即ち、歯6及び7の方向に傾斜されているため、連結爪2及び3の半径方向内側のガイド面に対して90度未満の角度である。更に、連結爪2及び3の下側は各々、制御輪郭22を有する摩擦リング4が当接する輪郭面26を有し、その結果、連結爪2及び3は、伸長及び後退移動中に制御輪郭22及び輪郭面26の形状によって所定の運動順序を実行する。連結爪2及び3の各々には、後端部に設けられたフック34の形態、並びに上側に設けられた窪み33の形態でブロック輪郭12が設けられている。加えて、連結爪2及び3の変位方向に位置合わせされた細長いラグ31が連結爪2及び3の下側に設けられている。
図13では、伸長カバー17は、2つの軸方向に突出する固着ピン29を有する単一の構成要素として見ることができ、固着ピン29を用いて、伸長カバー17を、対応する形状のもの及び同一に配置されたものである伸長駆動ホイール1の開口部30内に固着することができる。加えて、三角形の断面の2つの突出したガイドブロック27がテンショナカバー17上に設けられており、テンショナカバー17の取り付け位置において、駆動ホイール1の凹部15及び19に隣接し、それによって連結爪2及び3のガイド面の少なくとも一部を形成する、対応する自由空間に係合する。連結爪2及び3のガイド面を形成する側部において、ガイドブロック27は各々、内部で連結爪2及び3がそれらのラグ31と、歯列20内での係合直前及び係合中の対応する運動段階で係合するガイド溝28を備えているため、連結爪2及び3は更に運動方向に対して横方向に直角にガイドされ、横方向にゆがむことはできない。これは更に、連結爪2及び3が歯列20から意図せずに係合離脱しないことを確実にする。
凹部15及び19のガイド面において、駆動ホイール1は、外側に半径方向に設けられたステップの形態のカウンタ輪郭23と、凹部15及び19の中に突出する突出部とを有する。後退運動の位置では、連結爪2及び3は、それらの制御面26と摩擦リング4の制御輪郭22上で当接し、それによって駆動ホイール1のカウンタ輪郭23においてブロック輪郭12と固着されるため、次いで、歯列20内での意図しない伸長運動又は意図しない係合からブロックされる。
図15は、連結爪3が待機位置においてブロックされた状態の駆動ホイール1を示す。連結爪3は、その輪郭面26と制御輪郭22の外面上で当接し、制御アーム11の上側によって凹部8の後側面10において支持されている。振動が連結爪3に作用する場合、連結爪3は、摩擦リング4上の輪郭面26を介してわずかに偏心力Fを及ぼし、その結果、その上に、例示では時計回りに作用するトルクMが加えられる。このトルクMによって、制御輪郭22を有する摩擦リング4は、連結爪3の凹部8の方向に押し込まれ、ブロック輪郭12を介してカウンタ輪郭23に加えられる挟持力が同時に増加する。その結果、振動が発生すると、連結爪3がそれ自体をしっかりと定位置に挟持し、待機位置から振りほどくことはできない。

Claims (9)

  1. モータ車両のシートベルト装置のためのベルトリトラクタであって、
    −上部で前記シートベルト装置のシートベルトが巻回され得る回転可能に取り付けられたベルトリールと、
    −駆動ホイール(1)を有するベルトテンショナであって、起動時に前記ベルトリールを巻回方向に駆動する、ベルトテンショナと、
    −前記駆動ホイール(1)から前記ベルトリール上へ前記駆動運動を伝達する、積極的に制御されるテンショナ連結部と、を備え、前記テンショナ連結部が、
    −少なくとも1つの連結爪(2、3)であって、前記駆動ホイール(1)上に変位可能に取り付けられ、前記駆動ホイール(1)と前記ベルトリールとの回転接続を確立及び切断するために、前記ベルトリールに対して回転的に固着された歯列(20)との係合に入り、係合から抜け出すことができる、少なくとも1つの連結爪(2、3)、及び
    −前記連結爪(2、3)に連結された制御アーム(11)を有する摩擦リング(4)、を備え、
    −前記ベルトテンショナが起動されると、前記摩擦リング(4)は、摩擦力によって推し進められる前記駆動ホイール(1)に対する相対運動を実施し、前記相対運動によって、前記制御アーム(11)を介して、前記連結爪(2、3)が前記歯列(20)との係合に入り、係合から抜け出す運動を制御し、
    −前記摩擦リング(4)及び/又は前記連結爪(2、3)がブロック輪郭(12)を有し、前記ブロック輪郭(12)が、前記歯列(20)からの係合離脱運動後に、上部に前記連結爪(2、3)が当接するような方法で位置付けられ、かつ前記歯列(20)への繰り返しの係合運動の方向にブロックされることを特徴とする、ベルトリトラクタ。
  2. −前記摩擦リング(4)と前記連結爪(2、3)との間の前記制御アーム(11)を介して実現される前記連結部が、遊びの影響を受け、
    −前記ベルトテンショナが起動されると、遊びの影響を受けた前記連結部が、前記摩擦リング(4)及び/又は前記連結爪(2、3)の相対運動を可能にし、それによって前記連結爪(2、3)をブロック解除することを特徴とする、請求項1に記載のベルトリトラクタ。
  3. −前記摩擦リング(4)及び/又は前記連結爪(2、3)が、前記摩擦リング(4)に対する前記相対運動中に前記連結爪(2、3)をブロック位置に押し込む制御輪郭(22)を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルトリトラクタ。
  4. −前記制御輪郭(22)が、傾斜路の形態をとることを特徴とする、請求項3に記載のベルトリトラクタ。
  5. −前記ブロック輪郭(12)が、指の形態をとり、前記指が、前記摩擦リング(4)から突出し、かつ上部で前記連結爪(2、3)が前記ブロック位置に当接することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  6. −前記ブロック輪郭(12)が、前記連結爪(2、3)上に設けられ、
    −前記駆動ホイール(1)が、上部で前記連結爪(2、3)が前記ブロック位置において前記ブロック輪郭(12)に当接するカウンタ輪郭(23)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  7. −前記摩擦リング(4)が、金属シート製の複合的に形状決定されたプレス加工部品によって形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  8. −前記摩擦リング(4)が、プラスチック射出成形部品によって形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  9. −前記連結爪(2、3)が、金属焼結部品であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
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