JP2020005565A - 水生植物育成器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物育成用機能と水の浄化機能とを異なる床土の採用によって達成している水生植物育成器具の構成を提供すること。【解決手段】水の透過を可能とし、かつ多孔質の焼結土粒子を床土1として敷設している底部23及び当該底部23を囲む側部に備えている植物育成用容器2を最上側に配置し、多孔質の焼結土粒子を床土1として敷設している底部33及び当該底部33を囲む側部を備えており、かつ当該側部においては、ポンプ5と連通している水排出パイプ31が貫通すると共に、水吸引穴34を設置するか、又はポンプ5と連通している水吸引パイプ32が貫通すると共に、水排出穴34を設置している水浄化用容器3を最下側に配置し、前記植物育成用容器2と前記水浄化用容器3とを直接結合するか、又は他の水浄化用容器3及び/又は植物育成用容器2を介して間接的に結合している水生植物育成器具。【選択図】図1

Description

本発明は、多孔質であって、水生植物の育成及び水の浄化に資する焼結土粒子を敷設し、かつ水槽内に設置することを予定している水生植物育成器具を対象としている。
焼結土粒子を容器の底部に床土として敷設した上で、当該容器を水槽内に設置し、当該焼結土粒子によって水生植物を育成し、かつ水を浄化することは、特許文献1に示すように、従来技術として既に採用されている。
しかも、火山灰土基質の土壌を多孔質の顆粒状態に形成した上で水生植物の育成及び水の浄化に資することについても、特許文献2において既に採用されている。
然るに、従来技術のように、焼結土粒子を一層の床土として敷設し、かつ植物の育成と水の浄化とを兼用させる場合には、以下のような技術的問題点を避けることはできない。
第1に、水生植物の育成のために適切な水の循環の速度と、水の浄化に適切な水の循環速度とは異なるにも拘らず、従来技術の場合には、一層の床土における水の循環速度は一様であるため、相互に異なる水の循環速度を採用することはできない。
その結果、浄化に適合するような水の循環速度を採用した場合には、水生植物の根には過剰な水の下方への循環が発生し、水生植物の育成に支障が生ずることにならざるを得ない。
これに対し、水生植物の育成に適切な水を下方に循環させた場合には、水の浄化の点において不十分であって、水槽全体の水を長期間において清澄な状態とすることができない。
第2に、従来技術の場合には、魚糞等の汚物が床土の表面上に積層し、水生植物の根における水の循環の支障となることから、頻繁に蓄積した汚物を除去する必要が発生する。
第3に、水中を循環する塵芥が床土を構成する焼結土粒子内に進入し、焼結土粒子の目詰まりが発生する場合がある。
目詰まりの状態が緩慢である場合には、焼結土粒子は5年程度使用した後に交換することができるが、目詰まりの状態が頻繁な場合には、3カ月程度にて焼結土粒子を交換することが必要とされている。
何れの場合においても、水生植物と結合している焼結土粒子を離脱するという煩雑な交換作業を必要不可欠としている。
第4に、水生植物の根が焼結土粒子の内部に進入した場合には、焼結土粒子が破壊され、当該破壊に応じて浄化機能が低下するが、焼結土粒子を水の浄化と兼用させている場合には、上記低下に対処することができない。
特許第2603202号公報 特許第2917140号公報
本発明は、多孔質による焼結土粒子につき、植物育成用機能と水の浄化機能とを異なる床土の採用によって達成している水生植物育成器具の構成を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明の基本構成は、
(1)水槽内に設置することを予定している水生植物育成器具であって、水の透過を可能とし、かつ多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部に備えている植物育成用容器を最上側に配置し、多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部を備えており、かつ当該側部においては、ポンプと連通している水排出パイプが貫通すると共に、水吸引穴を設置している水浄化用容器を最下側に配置し、最上側に配置された植物育成用容器と最下側に配置された水浄化用容器とを直接結合するか、又は双方間を1個若しくは複数個の水浄化用容器及び/又は植物育成用容器を介して上下方向に間接的に順次結合している水生植物育成器具、
(2)水槽内に設置することを予定している植物育成器具であって、水の透過を可能とし、かつ多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部に備えている植物育成用容器を最上側に配置し、多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部を備えており、かつ当該側部においては、ポンプと連通している水吸引パイプが貫通すると共に、水排出穴を設置している水浄化用容器を最下側に配置し、最上側に配置された植物育成用容器と最下側に配置された水浄化用容器とを直接結合するか、又は双方間を1個若しくは複数個の水浄化用容器及び/又は植物育成用容器を介して上下方向に間接的に順次結合している水生植物育成器具、
からなる。
基本構成(1)と同(2)とは、ポンプの連通が水排出側であるか、又は水吸引側であるかの点において相違しているが、双方の技術的価値は同等である。
尚、排出側及び吸引側の双方にポンプを連通する構成も採用可能であるが、このような構成は、基本構成(1)及び同(2)の利用構成に該当する。
前記基本構成に基づく本発明の場合には、植物育成用容器の水の循環については、底部の水の透過を緩慢な状態とし得る一方、水浄化用容器における水の循環については、ポンプと連通している水排出パイプ及び水吸引穴とによる循環(基本構成(1)の場合)及びポンプと連通している水吸引パイプと水排出穴とによる循環(基本構成(2)の場合)を介して、水の浄化に適合するような循環速度を設定することが可能となる。
即ち、水生植物の育成に適合する水の速度と、浄化に適合する水の速度とを独立して設定することが可能となる。
その結果、魚糞等の汚物、塵、芥が水浄化用容器の床土上に蓄積され、植物育成用容器の床土上に蓄積されないため、従来技術の場合のように、水生植物を育成するための床土の表面における頻繁な清掃は不要となる。
更には、水浄化用容器における焼結土粒子については、従来技術の場合と同様に交換を必要とするが、交換に際し、植物育成の床土を形成していないために、単純な交換作業によって処理することができ、従来技術の場合のような育成中の水生植物に支障が生じない状態とするような配慮を原因とする煩雑な交換作業は不要と化す。
最上側の容器と最下側の容器とが直接結合している2段構成であることを特徴とする実施形態による基本構成を示しており、(a)は、植物育成用容器における底部のうち、焼結土粒子によって床土を形成している領域と、焼結土粒子を敷設せずに床土を形成してない領域との双方を示す平面図であり、(b)は、水浄化用容器における底部の状態を示す平面図であり、(c)は、最上側の植物育成用容器と最下側の水浄化用容器とを直接結合した状態を示す側面図を示す。 最上側の植物育成用容器と、最下側の水浄化用容器との間に水浄化用容器が介在している実施形態を示す側面図であって、(a)は、1個の介在状態を示しており、(b)は、複数個(2個)の介在状態を示す。 最上側の植物育成用容器と、最下側の水浄化用容器との間に植物育成用容器が介在している実施形態を示す側面図であって、(a)は、1個の介在状態を示しており、(b)は、複数個(2個)の介在状態を示す。 最上側の植物育成用容器と最下側の水浄化用容器との間に、植物育成用容器及び水浄化用容器が介在している実施形態を示す側面図であって、(a)は、最上側及び最下側以外の中間位置の上側に植物育成用容器が介在し、中間位置の下側に水浄化用容器が介在している状態を示しており、(b)は、最上側及び最下側以外の中間位置の上側に水浄化用容器が介在し、中間位置の下側に植物育成用容器が介在し、下側に、更に植物育成用容器が介在している状態を示す。
以下、各図面に即して、前記基本構成(1)及び同(2)の実施形態について個別に説明する。
尚、図1(c)の左側、図2(a)、図3(a)、図4(a)は、基本構成(1)に立脚している場合を示し、図1(c)の右側、図2(b)、図3(b)、図4(b)は、基本構成(2)に立脚している場合を示すが、上記の場合と逆転している立脚状態も可能であって、各実施形態においては、基本構成(1)及び同(2)の何れをも採用することができる。
図1は、最上側の植物育成用容器2と最下側の水浄化用容器3とが上下方向にて直接結合している2段構成であることを特徴とする実施形態を示しており、図1(a)は、最上側の植物育成用容器2の底部23のうち、焼結土粒子を敷設している床土1を形成する領域及び焼結土粒子を敷設せずに床土1を形成していない領域の状態を示し、図1(b)は、水浄化用容器3における底部33の状態を示しており、図1(c)は、上記2段構成による実施形態の状態を示している。
図1に示す実施形態は、基本構成のうち、最もシンプルな構成であって、しかも前記発明の効果を全て実現することができる。
図1(a)は、植物育成用容器2の底部23として焼結土粒子の径よりも小さな径を有するメッシュ8を採用した実施形態を左側に示し、焼結土粒子の径よりも小さな径を有する複数個の穴を規則的に配列した実施形態を右側に示す。
尚、上記のような規則的な配列は、美観の考慮に由来しており、不規則的な配列を排除するという趣旨ではない。
図1(b)は、ポンプと連通している水排出パイプ31を採用している基本構成(1)を右側に示し、ポンプに連通している水吸引パイプ32を採用している基本構成(2)を右側に示す。
このように、ポンプの作動に基づく水の排出及び吸引を実現することによって、水生植物の根に適切な水の循環速度と無関係に、水浄化用容器3として植物育成用容器2よりも適切な水の循環を実現することができ、水の浄化機能を十分発揮することが可能となる。
水浄化用容器3においては、底部33において水を排出する必要はない。
従って、水浄化用容器3の底部33としては、水が透過する必要はないが、製造の便宜上、図1(a)に示すような水が透過し得る底部を採用することも当然可能である。
図1においては、各容器として矩形状の側部及び平面状の底部23、33を有する形状が採用されているが、各容器の形状は、このような形状に限定される訳ではない。
即ち、周囲の形状として、矩形状以外の多角形状、円形状、楕円形状等を採用することができ、しかも底部として、湾曲した形状をも採用することができる。
尚、図1(a)、(b)、(c)においては、各容器の外側壁部を補強するために枠形状のリブ6を付設しているが、当該付設によって、容器の膨出による変形を防止することができる。
図2は、最上側の植物育成用容器2と最下側の水浄化用容器3との間に、前記基本構成(1)、(2)の水浄化用容器3が1個又は相互に直接結合した状態にて複数個介在していることを特徴とする実施形態を示しており、(a)は、水浄化用容器3が1個介在している場合を示し、(b)は、水浄化用容器3が複数個(2個)介在している場合を示す。
上記実施形態においては、個別の水浄化用容器3において、適切な水の循環速度を設定した上で、全体として水槽において多量の水の浄化を達成することができる。
しかも、最上側及び最下側の中間位置に1個又は複数個の水浄化用容器3が介在することによって水槽内の水の循環方向を分散させることができ、図1に示す実施形態の場合のように、水循環方向の特定によって水生植物7の育成方向を特定の方向と化すという弊害を避けることができる。
図3は、最上側の植物育成用容器2と最下側の水浄化用容器3との間に、前記基本構成(1)、(2)の植物育成用容器2が水生植物7の育成に基づく高さ以上の長さを有する柱状体21を介して1個又は相互に結合した状態にて複数個介在していることを特徴とする実施形態を示しており、(a)は、最上側と最下側の中間位置に植物育成用容器2が1個介在している場合を示しており、(b)は、植物育成用容器2が複数個(2個)介在している場合を示している。
図3に示す実施形態においては、複数個の植物育成用容器2の設定によって様々な水生植物7の育成を鑑賞することができる。
のみならず、最下側の水浄化用容器3によって形成された水槽の上側における水の循環が上下方向にて複数個の植物育成用容器2を通過することによって分散されることによって、植物育成用容器2における水の循環方向の特定を緩和し、図2に示す実施形態と同様の効果を発揮することができる。
図4は、最上側の植物育成用容器2と最下側の水浄化用容器3との間に、前記基本構成(1)、(2)の水浄化用容器3が直接結合し、かつ前記基本構成(1)、(2)の植物育成用容器2が水生植物7の育成に基づく高さ以上の長さを有する柱状体21を介して1個又は相互に結合した状態にて複数個介在していることを特徴とする実施形態を示しており、(a)は、最上側及び最下側以外の中間位置の上側に植物育成用容器2が介在し、中間位置の下側に水浄化用容器3が介在している状態を示しており、(b)は、最上側及び最下側以外の中間位置の上側に水浄化用容器3が介在し、中間位置の下側に植物育成用容器2が介在し、下側に、更に植物育成用容器2が介在している状態を示す。
図4に示す実施形態は、図2の実施形態と図3の実施形態を併用しているが、当該併用によって、図2に示す実施形態と図3に示す実施形態の双方の効果を実現することができる。
前記基本構成(1)における水排出パイプ31と連通されているポンプ、及び基本構成(2)における水吸引パイプ32と連通されているポンプは、水浄化用容器3の内側及び外側の何れにも設定することができ、図1は、外側に設定した場合を示し、図2、3、4は、内側に設定した場合を示す。
尚、各図面においては、ポンプと連通していない水吸引穴34に水吸引パイプ32を設置した状態を示し、かつポンプと連通していない水排出穴34に水排出パイプ31を設置した状態を示すが、これらのパイプは、決して必要不可欠という訳ではない。
以下、実施例に従って説明する。
実施例1は、植物育成用容器2の焼結土として、植物育成に資する肥料を含有している焼結土を採用し、水浄化用容器3の焼結土として、当該肥料を含有していない焼結土を採用していることを特徴としている。
このような特徴によって、実施例1においては、水生植物7育成用と水浄化用とにそれぞれ適合する焼結土粒子を採用することができる。
実施例2は、図3(a)に示すように、植物育成用容器2の上側に、鑑賞魚の進入を防ぐメッシュ8を配設する一方、水浄化用容器3の水排出穴34及び/又は水吸引穴34を鑑賞魚が進入し得る大きさであることを特徴としている。
上記特徴によって、鑑賞魚が植物育成用容器2に進入することが妨げられ、専ら水浄化用容器3内に進入することによって、魚糞が植物育成用容器2内に蓄積することを防止することができる。
特に、水浄化用容器3の側部として透明な素材を採用し、かつ当該容器内に鑑賞魚用の餌を配置すると共に、基本構成(1)の水排出パイプ31及び基本構成(2)の水排出穴34に魚糞を濾過するフィルターを設置した場合には、鑑賞魚が水浄化用容器3内を遊泳し、かつ脱糞を行う一方、前記フィルターの介在によって、水槽内における鑑賞魚の糞が循環しかつ遊泳することを防止することができる。
実施例3は、水浄化用容器3に、水中の魚糞及び塵芥との間にてコロイド粒子として凝集し得る発光微粉末を混在させることを特徴としている。
即ち、水生植物7の育成には、光源の照射を必要不可欠とするが、実施例3のように、魚糞及び塵芥に対しコロイド現象によって一体となって凝集するような発光微粉末を分散させた場合には、当該発光微粉末が水槽内を遊泳し、光沢を発揮し、塵芥の循環を逆利用することによって鑑賞効果を高揚させることができる。
このように、本願発明は、様々な実施形態を介して、従前の水生植物育成器具に見られない作用効果を発揮し、当該育成器具に画期的な利用可能性を提供していることに疑いの余地はない。
1 焼結土粒子の積層による床土
2 植物育成用容器
21 柱状体
23 植物育成用容器の底部
3 水浄化用容器
31 水排出パイプ
32 水吸引パイプ
33 水浄化用容器の底部
34 水排出穴及び水吸引穴
5 ポンプ
6 リブ
7 水生植物
8 鑑賞魚の進入を防ぐメッシュ

Claims (10)

  1. 水槽内に設置することを予定している水生植物育成器具であって、水の透過を可能とし、かつ多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部に備えている植物育成用容器を最上側に配置し、多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部を備えており、かつ当該側部においては、ポンプと連通している水排出パイプが貫通すると共に、水吸引穴を設置している水浄化用容器を最下側に配置し、最上側に配置された植物育成用容器と最下側に配置された水浄化用容器とを直接結合するか、又は双方間を1個若しくは複数個の水浄化用容器及び/又は植物育成用容器を介して上下方向に間接的に順次結合している水生植物育成器具。
  2. 水槽内に設置することを予定している植物育成器具であって、水の透過を可能とし、かつ多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部に備えている植物育成用容器を最上側に配置し、多孔質の焼結土粒子を床土として敷設している底部及び当該底部を囲む側部を備えており、かつ当該側部においては、ポンプと連通している水吸引パイプが貫通すると共に、水排出穴を設置している水浄化用容器を最下側に配置し、最上側に配置された植物育成用容器と最下側に配置された水浄化用容器とを直接結合するか、又は双方間を1個若しくは複数個の水浄化用容器及び/又は植物育成用容器を介して上下方向に間接的に順次結合している水生植物育成器具。
  3. 最上側の植物育成用容器と最下側の水浄化用容器との間に、請求項1記載の水浄化用容器が1個又は相互に直接結合した状態にて複数個介在していることを特徴とする請求項1、2の何れか一項に記載の水生植物育成器具。
  4. 最上側の植物育成用容器と最下側の水浄化用容器との間に、請求項1記載の植物育成用容器が水生植物の育成に基づく高さ以上の長さを有する柱状体を介して1個又は相互に結合した状態にて複数個介在していることを特徴とする請求項1、2の何れか一項に記載の水生植物育成器具。
  5. 最上側の植物育成用容器と最下側の水浄化用容器との間に、請求項1記載の水浄化用容器が直接結合し、かつ請求項1記載の植物育成用容器が水生植物の育成に基づく高さ以上の長さを有する柱状体を介して1個又は相互に結合した状態にて複数個介在していることを特徴とする請求項1、2の何れか一項に記載の水生植物育成器具。
  6. 植物育成用容器の底部が焼結土粒子の粒径よりも小さな網目を有するメッシュを採用するか、又は当該粒径よりも小さな穴を規則的に配列している板状体を採用していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5の何れか一項に記載の水生植物育成器具。
  7. 植物育成用容器の焼結土として、植物育成に資する肥料を含有している焼結土を採用し、水浄化用容器の焼結土として、当該肥料を含有していない焼結土を採用していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6の何れか一項に記載の水生植物育成器具。
  8. 植物育成用容器の上側に、鑑賞魚の進入を防ぐメッシュを配設する一方、水浄化用容器の水排出穴及び/又は水吸引穴を鑑賞魚が進入し得る大きさであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7の何れか一項に記載の水生植物育成器具。
  9. 水浄化用容器の側部として透明な素材を採用し、かつ当該水浄化用容器に鑑賞魚の餌を配置し、かつ請求項1の水排出パイプ及び請求項2の水排出穴に、それぞれ魚糞濾過用フィルターを設けていることを特徴とする請求項8記載の水生植物育成器具の使用方法。
  10. 水浄化用容器に、水中の魚糞及び塵芥との間にてコロイド粒子として凝集し得る発光微粉末を混在させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8の何れか一項に記載の水生植物育成器具の使用方法。
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