JP2020005387A - 車両用開閉体制御装置 - Google Patents

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圭子 吉田
博行 飯田
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博行 飯田
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Abstract

【課題】演算処理によってモータの温度を推定する車両用開閉体制御装置において、処理負荷の軽減を実現する。【解決手段】バッテリ電圧検出部(62)は、バッテリ70によって生成されるバッテリ電圧値VBを検出し、モータ電圧検出部(62)は、モータMTがロック状態となっている期間でモータMTに印加されるモータ電圧値Vmを検出する。モータ制御部60は、バッテリ電圧値VBおよびモータ電圧値Vmと、バッテリ電圧値VBの検出箇所とモータ電圧値Vmの検出箇所との間に存在する予め定められる寄生抵抗値と、予め定められるモータMTのコイル抵抗値の温度特性情報とによってモータMTのコイル温度を推定する。そして、モータ制御部60は、コイル温度が予め設定される温度閾値を超えた場合にモータMTの通電を禁止する。【選択図】図3

Description

本発明は、モータの温度検出機能を備える車両用開閉体制御装置に関する。
特許文献1には、モータのコイル温度を高精度に推定する方法が示される。具体的には、予めコイル及び隣接部材の温度の初期値を設定し、コイルに印加される電圧及びモータ回転数を測定することでコイル発熱量を算出し、当該コイル発熱量に隣接部材への内部伝達熱量を反映させてコイル温度変化量を算出し、それを前回コイル温度に加算することで今回コイル温度を算出する。
特開2008−187858号公報
例えば、パワーウインドウ装置等の車両用開閉体制御装置では、モータを過熱状態から保護するため、モータの温度を監視する必要がある。モータの温度を監視する方法として、特許文献1に示されるように、演算によってモータの温度を推定する方法が挙げられる。しかし、特許文献1の方法では、モータの作動中、作動データを逐次取得しながら複雑な演算処理を累積的に行う必要があるため、処理負荷の増大を招く恐れがある。
本発明は、このようなことに鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、演算処理によってモータの温度を推定する車両用開閉体制御装置において、処理負荷の軽減を実現することにある。
本発明の車両用開閉体制御装置は、モータによって開閉体を開閉駆動する装置であり、バッテリを電源として、スイッチング素子を介して前記モータに通電を行うモータドライバと、前記開閉体の開閉指令を発行するスイッチと、前記開閉指令に応じて前記スイッチング素子を制御することで前記モータの通電を制御するモータ制御部と、前記バッテリによって生成されるバッテリ電圧値を検出するバッテリ電圧検出部と、前記モータがロック状態となっている期間で前記モータに印加されるモータ電圧値を検出するモータ電圧検出部と、を備え、前記モータ制御部は、前記バッテリ電圧値および前記モータ電圧値と、予め定められる前記モータのコイル抵抗値の温度特性情報と、前記バッテリ電圧値の検出箇所と前記モータ電圧値の検出箇所との間に存在する予め定められる寄生抵抗値とによって前記モータのコイル温度を推定し、前記コイル温度が予め設定される温度閾値を超えた場合に前記モータの通電を禁止する。
本発明の他の態様では、前記モータ電圧検出部は、前記開閉体が全開位置または全閉位置に到達したことで前記モータが前記ロック状態となっている期間で前記モータ電圧値を検出する。
本発明の他の態様では、前記モータ制御部は、前記開閉指令が閉指令の場合には、前記全開位置で前記モータが前記ロック状態となるように前記モータの通電を制御することで前記コイル温度を推定し、前記コイル温度が前記温度閾値を超えていない場合に前記開閉体が閉方向に向かうように前記モータの通電を制御し、前記開閉指令が開指令の場合には、前記全閉位置で前記モータが前記ロック状態となるように前記モータの通電を制御することで前記コイル温度を推定し、前記コイル温度が前記温度閾値を超えていない場合に前記開閉体が開方向に向かうように前記モータの通電を制御する。
本発明の他の態様では、前記モータ制御部は、前記コイル温度が前記温度閾値を超えた場合、前記モータの通電を予め定めた所定時間禁止する。
本発明の他の態様では、前記モータ制御部は、前記コイル温度を“Tm”、前記バッテリ電圧値を“VB”、前記モータ電圧値を“Vm”、前記寄生抵抗値を“Rp”、予め定められる所定温度“Tx”における前記コイル抵抗値を“Rmx”、予め定められる前記コイル抵抗値の温度係数を“α”として、
“Tm={Rh×Vm/(VB−Vm)−Rmx}/(Rmx×α)+Tx”を演算する。
本発明の他の態様では、前記開閉体は、自動車のサイドガラスである。
本発明によれば、演算処理によってモータの温度を推定する車両用開閉体制御装置において、処理負荷の軽減が実現可能になる。
本発明の一実施の形態による車両用開閉体制御装置の主要部の構成例を示す概略図である。 図1におけるパワーウインドウモータの構造例を示す断面図である。 図1におけるコントローラ(ECU)周りの主要部の構成例を示す概略図である。 図3におけるモータ制御部の主要部の構成例を示す概略図である。 図4におけるコイル温度演算部の動作原理の一例を説明する回路図である。 図3および図4のモータ制御部において、閉指令を実行する際の詳細な処理内容の一例を示すフロー図である。 図6に続く処理内容の一例を示すフロー図である。 図3および図4のモータ制御部において、開指令を実行する際の詳細な処理内容の一例を示すフロー図である。 図8に続く処理内容の一例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
《車両用開閉体制御装置の概略》
図1は、本発明の一実施の形態による車両用開閉体制御装置の主要部の構成例を示す概略図である。図1には、車両用開閉体制御装置の一例として、自動車等の車両に設けられるパワーウインドウ装置11が示される。パワーウインドウ装置11は、サイドドア10のドア枠10aに設けられた開閉体となるサイドガラス(ウインドウガラス)12を、モータによって開閉駆動する機能を担う。
パワーウインドウ装置11は、パワーウインドウモータ(減速機構付モータ)20と、パワーウインドウモータ20によって駆動されるウインドウレギュレータ50と、配線15を介してパワーウインドウモータ20を制御するコントローラ(ECU)14とを備える。コントローラ(ECU)14は、例えば、パワーウインドウモータ20の直近に設置されるか、または、パワーウインドウモータ20の内部に設置されてもよい。パワーウインドウモータ20は、モータMTおよびギヤ(減速ギア)GRを備える。
ウインドウレギュレータ50は、ギヤGRに装着されるドラム21と、サイドドア10の上下方向、すなわちサイドガラス12の開閉方向に延びるガイドレール51とを備える。ドラム21の外周部には、駆動ケーブル13が巻かれる。ガイドレール51の上側および下側には、駆動ケーブル13の移動方向を折り返す上側プーリ52および下側プーリ53がそれぞれ回転自在に取り付けられる。また、ガイドレール51には、サイドガラス12の下端部を支持するキャリアプレート54が摺動自在に設けられる。キャリアプレート54は、上側プーリ52および下側プーリ53により折り返された駆動ケーブル13の一方の端部13aおよび他方の端部13bに連結される。
このような構成において、車室内の操作スイッチ(図示せず)によって「開指令」が発行された場合、パワーウインドウモータ20は、モータMTを正方向に回転駆動し、ドラム21を時計方向に回転させる。これにより、駆動ケーブル13の端部13bが引っ張られ、キャリアプレート54はガイドレール51に沿って下降する。その結果、サイドガラス12は、開方向へ移動する。一方、操作スイッチによって「閉指令」が発行された場合、パワーウインドウモータ20は、モータMTを逆方向に回転駆動し、ドラム21を反時計方向に回転させる。これにより、駆動ケーブル13の端部13aが引っ張られ、キャリアプレート54はガイドレール51に沿って上昇する。その結果、サイドガラス12は、閉方向へ移動する。
図2は、図1におけるパワーウインドウモータの概略構造例を示す断面図である。図2の例では、モータMTとして、ブラシ付きDCモータが用いられる。モータMTは、略円筒状のヨーク25と、ヨーク25の内周面に固定される永久磁石26と、モータシャフト(モータ軸)29と、ヨーク25の内側でモータシャフト29と共に回転するアーマチュア(回転子)27と、アーマチュア27に給電を行うブラシ35とを備える。アーマチュア27は、所定の巻き数および巻き方で巻装されるコイル28と、コイル28の端部に接続される整流子34とを備える。
モータシャフト29は、アーマチュア27の回転軸となる。モータシャフト29の一端は、ヨーク25に装着された軸受30によって回転自在に支持され、他端は、ギヤGRを収容するギヤケース22に装着された軸受41によって回転自在に支持される。また、モータシャフト29の軸方向の中間部は、ブラシホルダ32に装着された軸受33によって回転自在に支持される。また、ブラシホルダ32は、整流子34に摺接するブラシ35を支持する。ブラシ35には、図1のコントローラ(ECU)14からの駆動電流が供給される。当該駆動電流は、ブラシ35および整流子34を介してアーマチュア27のコイル28に印加される。その結果、アーマチュア27に電磁力が発生し、アーマチュア27は、モータシャフト29と共に所定の回転方向および回転数で回転する。
モータシャフト29の他端側には、ギアGRが設けられる。ギアGRは、ギヤケース22に収容され、ウォーム38と、ウォームホイール39とを備える。ウォーム38は、モータシャフト29と一体化して回転し、ウォームホイール39の歯部39aと噛み合っている。ウォームホイール39は、支軸40によって回転自在に支持される。また、ウォームホイール39の中心部には、ウォームホイール39と一体化して回転するようにセレーション43が設けられる。セレーション43は、ウインドウレギュレータ50のドラム21の径方向内側と噛み合っている。
ウォーム38およびウォームホイール39は減速機構を構成する。すなわち、ウォームホイール39(およびセレーション43)は、ウォーム38(モータシャフト29)の回転に連動し、所定の減速比で回転する。当該減速機構は、モータシャフト29の回転を減速することで高トルク化し、この高トルク化された回転力を外部(ウインドウレギュレータ50)に出力する。これにより、比較的重量が嵩むサイドガラス12の開閉が可能となる。
また、モータシャフト(モータ軸)29には、センサマグネット36が取り付けられる。センサマグネット36は、ブラシホルダ32の内部に収容される。また、センサマグネット36の近辺には、センサ基板37が設置される。センサマグネット36およびセンサ基板37は、モータMTの回転角度を検出するモータ軸センサSENとして機能する。センサ基板37は、モータシャフト29(ひいてはセンサマグネット36)が回転した際の磁気変化を検出する磁気検出素子37aを搭載し、その検出結果に基づいて所定の検出信号(例えば、ABZ信号やUVW信号)を出力する。当該検出信号は、図1の配線15を介してコントローラ(ECU)14へ送信される。
《コントローラ(ECU)周りの概略》
図3は、図1におけるコントローラ(ECU)周りの主要部の構成例を示す概略図である。図3に示すコントローラ(ECU)14は、例えば、配線基板等によって構成され、配線基板等に実装されるモータ制御部60と、モータドライバ61と、電圧監視回路62と、スイッチ(SW)入力回路63と、通信回路64とを備える。また、コントローラ14の周辺には、サイドガラス(開閉体)12の開閉指令を発行するスイッチ(操作スイッチ)71と、図1に示したパワーウインドウモータ20とが設けられる。
コントローラ14のバッテリ端子Pb1,Pb2は、電装ケーブル73を介してバッテリ70に接続される。モータドライバ61は、当該バッテリ70を電源として(すなわち、接地電圧GNDを基準とするバッテリ電圧値VBを用いて)、スイッチング素子SW1〜SW4を介してパワーウインドウモータ20内のモータMTに通電を行う。この例では、スイッチング素子SW1〜SW4は、Hブリッジ回路を構成する。Hブリッジ回路の2個の出力ノードは、モータ駆動端子Pm1,Pm2および図1の配線15を介してモータMT(その中の各ブラシ35(図2参照))にそれぞれ接続される。
モータ制御部60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含むマイクロコントローラ等によって構成される。この場合、電圧監視回路62、スイッチ(SW)入力回路63および通信回路64は、当該マイクロコントローラ内に搭載されてもよい。スイッチ(SW)入力回路63は、スイッチ71によって発行された開閉指令を受信する。開閉指令には、開指令(DOWN)、閉指令(UP)、自動開指令(AUTO)または自動閉指令(AUTO)が含まれる。
モータ制御部60は、スイッチ(SW)入力回路63で受信した開閉指令に応じてモータドライバ61内のスイッチング素子SW1〜SW4を制御することでモータMTの通電を制御する。具体的には、モータ制御部60は、モータMTを正方向に回転させる際(ひいては、サイドガラス12を開く際)には、スイッチング素子SW2,SW3をオフに固定し、スイッチング素子SW1,SW4をPWM(Pulse Width Modulation)信号等で制御する。一方、モータ制御部60は、モータMTを逆方向に回転させる際(ひいては、サイドガラス12を閉じる際)には、スイッチング素子SW1,SW4をオフに固定し、スイッチング素子SW2,SW3をPWM信号等で制御する。
ここで、パワーウインドウモータ20内には、前述したように、モータ軸センサSENが設けられる。モータ制御部60は、モータ軸センサSENからの検出信号(例えば、ABZ信号やUVW信号)に基づいて、モータMTの回転角度を認識でき、ひいては、サイドガラス12の位置を認識できる。モータ制御部60は、例えば、サイドガラス12の位置に応じて、PWM信号のデューティを適宜変更しながらスイッチング素子SW1〜SW4を制御する。
電圧監視回路62は、バッテリ70によって生成されるバッテリ電圧値VBを検出するバッテリ電圧検出部、およびモータMTに印加されるモータ電圧値Vmを検出するモータ電圧検出部として機能する。この例では、バッテリ電圧検出部は、2個のバッテリ端子Pb1,Pb2の一方(Pb2)を0Vとして、他方(Pb1)のバッテリ電圧値VBを検出する。また、モータ電圧検出部は、2個のモータ駆動端子Pm1,Pm2の一方(Pb2)を0Vとして、他方(Pb1)のモータ電圧値Vmを検出する。
電圧監視回路62は、具体的には、例えば、各電圧値(VB,Vm)をそれぞれ抵抗分圧等によって降圧し、降圧された各電圧に対してアナログディジタル変換等を行う。なお、バッテリ電圧検出部は、電圧監視回路62の代わりに通信回路64に実装されてもよい。すなわち、外部のBCM(Body Control Module)72がバッテリ電圧値VBを検出し、通信回路64は、LIN(Local Interconnect Network)やCAM(Controller Area Network)等の通信プロトコルを用いてBCM(Body Control Module)72からバッテリ電圧値VBを取得してもよい。
図4は、図3におけるモータ制御部の主要部の構成例を示す概略図である。当該モータ制御部60は、シーケンス制御部75と、コイル温度演算部76と、過熱検知部77と、位置・速度検出部78と、ロック検知部79と、記憶部MEMとを備える。例えば、位置・速度検出部78は、主にカウンタ等によって実装され、記憶部MEMは、不揮発性メモリ等によって実装される。その他の各部は、主にCPU等を用いたプログラム処理によって実装される。
位置・速度検出部78は、モータ軸センサSENからの検出信号に基づき、モータMTの回転角度(ひいては、サイドガラス12の位置)を検出し、その回転角度の変化率に基づいてモータMTの回転速度ωを検出する。ロック検知部79は、回転速度ωが所定のロック判定閾値よりも低い場合に、モータMTをロック状態と判定する。ロック状態とは、モータMTの回転速度がゼロの状態か、または、ゼロとみなせる程度に低い状態(略ゼロ状態)を意味する。コイル温度演算部76は、詳細は後述するが、バッテリ電圧値VBおよびモータ電圧値Vmと、予め設定される記憶部MEM内の情報とを用いてモータMTのコイル28のコイル温度(言い換えれば、モータ温度)Tmを推定する。
過熱検知部77は、コイル温度Tmと予め定められた温度閾値とを比較し、コイル温度Tmが温度閾値を超えた場合に過熱フラグ80をオン状態に制御する。また、過熱検知部77は、過熱フラグ80をオン状態に制御したのち、予め定めた所定時間経過後に過熱フラグ80をオフ状態に制御する。当該所定時間は、モータMTの冷却時間である。シーケンス制御部75は、開閉指令(AUTO/UP/DOWN)に応じて、モータドライバ61を介してモータMTの通電を制御する。この際に、シーケンス制御部75は、過熱フラグ80がオン状態の場合には、モータMTの通電を禁止する。
《コイル温度演算部の詳細》
図5は、図4におけるコイル温度演算部の動作原理の一例を説明する回路図である。コイル温度演算部76は、モータMTがロック状態となっている期間でコイル温度Tmを推定する。詳細には、コイル温度演算部76は、サイドガラス12が全開位置または全閉位置に到達したことでモータMTがロック状態となっている期間でコイル温度Tmを推定する。例えば、モータMTが全開位置でロック状態となっている期間では、図3のスイッチング素子SW1,SW4がオン状態であり、スイッチング素子SW2,SW3がオフ状態である。
図5には、このロック状態の期間におけるモータMTの通電経路の等価回路が示される。図5において、バッテリ電圧値VBは、バッテリ端子Pb1,Pb2の間で検出され、モータ電圧値Vmは、モータ駆動端子Pm1,Pm2の間で検出される。バッテリ端子Pb1(すなわち、バッテリ電圧値VBの検出箇所)とモータ駆動端子Pm1(すなわち、モータ電圧値Vmの検出箇所)との間には、配線に伴う配線抵抗R1や、スイッチング素子SW1のオン抵抗といった寄生抵抗が存在する。同様に、バッテリ端子Pb2(バッテリ電圧値VBの検出箇所)とモータ駆動端子Pm2(モータ電圧値Vmの検出箇所)との間にも、配線に伴う配線抵抗R2や、スイッチング素子SW4のオン抵抗といった寄生抵抗が存在する。
そこで、予めシミュレーションや実測等に基づいて、図5の各寄生抵抗の合計値となる寄生抵抗値Rpが定められ、図4の記憶部MEMには、当該寄生抵抗値Rpの情報81aが予め格納される。なお、図3のようにバッテリ端子Pb1,Pb2でバッテリ電圧値VBを検出する場合、図5における配線抵抗R1,R2は、通常、無視できる程度に小さくなる。ただし、前述したように、通信回路64によってバッテリ電圧値VBを取得する場合、バッテリ電圧値VBの検出箇所は、例えば、図3のバッテリ70の直近等に設置される。この場合、図5の配線抵抗R1,R2として、比較的大きくなり得る電装ケーブル73(例えばワイヤハーネス)の抵抗を反映させる必要がある。
一方、モータMTは、図5に示されるように、等価的に、コイルLmと、コイル抵抗(モータ抵抗)Rmと、誘起電圧Veとの直列回路で表される。モータMTがロック状態(無回転)の場合、モータMTは、実効的に、コイル抵抗Rmのみとなる。その結果、式(1)および式(2)の関係が成り立つ。
(VB−Vm)/Rp=Vm/Rm …(1)
Rm=Rp×Vm/(VB−Vm) …(2)
このように、バッテリ電圧値VBとモータ電圧値Vmと寄生抵抗値Rpとが分かれば、モータ電流が判明し、当該モータ電流とモータ電圧値Vmとの関係からコイル抵抗値Rmが判明する。したがって、コイル抵抗値Rmの温度特性情報を予め定めておけば、コイル抵抗値Rmからコイル温度(モータ温度)Tmを推定することができる。そこで、図4の記憶部MEMには、予め定められるコイル抵抗値Rmの温度特性情報81b(すなわち、コイル抵抗値Rmと温度との関係)が格納される。温度特性情報81bは、コイルの材質(例えば銅)や、径/長さ等に応じて変わり、予めシミュレーションや実測等に基づいて定められる。
ここでは、温度特性情報81bの一例として、予め定められる所定温度“Tx”(例えば20℃)におけるコイル抵抗値“Rmx”(Rm20)と、予め定められるコイル抵抗値Rmの温度係数α[%/℃]とが用いられる。この温度特性情報81bを用いると、式(3)および式(4)の関係が成り立つ。そこで、式(2)を式(4)に代入すると、式(5)の関係が成り立つ。図4のコイル温度演算部76は、式(5)を演算することで、コイル温度Tmを推定する。
Rm=Rm20×{1+α×(Tm−20)} …(3)
Tm=(Rm−Rm20)/(Rm20×α)+20 (4)
Tm={Rp×Vm/(VB−Vm)−Rm20}/(Rm20×α)+20 …(5)
なお、式(5)におけるモータ電圧値Vmは、モータMTがロック状態となっている期間でモータMTに印加される電圧値である。図4のシーケンス制御部75は、例えば、ロック検知部79によるロック状態の検知結果をトリガとして、図3の電圧監視回路(モータ電圧検出部)62に、ロック状態でのモータ電圧値Vmを検出させ、図4のコイル温度演算部76に演算処理を行わせる。また、シーケンス制御部75は、モータ電圧値Vmの検出が完了したら即座にモータMTの通電を停止する(スイッチング素子SW1〜SW4をオフに制御する)。
《モータ制御部の詳細動作》
図6は、図3および図4のモータ制御部において、閉指令を実行する際の詳細な処理内容の一例を示すフロー図であり、図7は、図6に続く処理内容の一例を示すフロー図である。図6において、UP作動条件が成立すると(ステップS101)、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、過熱フラグ80のオンから所定時間以内か否かを判定する(ステップS102)。UP作動条件は、図3のスイッチ71のオンによって閉指令(UP)が発行された場合や、自動閉指令(AUTO)が発行された場合に成立する。また、図6および図7の処理は、UP作動条件が成立している限り、所定の制御周期で周期的に実行される。
ステップS102において、過熱フラグ80のオンから所定時間を経過した場合、モータ制御部60(過熱検知部77)は、過熱フラグ80をオフ状態に制御し(ステップS103)、ステップS104の処理へ移行する。一方、過熱フラグ80のオンから所定時間以内の場合(言い換えれば、過熱フラグ80がオン状態の場合)、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、モータMTの通電を禁止し、処理を終了する(ステップS111)。すなわち、モータ制御部60は、閉指令を少なくとも所定時間無視することでモータMTの温度保護を図る。
ステップS104の処理は、過熱フラグ80がオフ状態の場合に実行される。ステップS104において、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、位置・速度検出部78の検出結果に基づきサイドガラス12が全開位置か否かを判定する。サイドガラス12が全開位置でない場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、UP作動を開始し、サイドガラス12が閉方向に向かうようにモータMTの通電を制御する(ステップS110)。
一方、ステップS104において、サイドガラス12が全開位置の場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、当該全開位置でモータMTがロック状態となるように、モータMTの通電を開方向(開指令(DOWN)の方向)に制御する(ステップS105)。次いで、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、所定の待ち時間(例えば数ms等)を経て、電圧監視回路(モータ電圧検出部)62にモータ電圧値VBを検出させたのち(ステップS106)、モータMTの通電を停止する(ステップS107)。
続いて、モータ制御部60(コイル温度演算部76)は、前述した式(5)を用いて、コイル温度Tmを推定する(ステップS108)。次いで、モータ制御部60(過熱検知部77)は、コイル温度Tmと予め定めた温度閾値とを比較する(ステップS109)。コイル温度Tmが温度閾値を超えた場合、モータ制御部60(過熱検知部77)は、過熱フラグ80をオン状態に制御することでモータMTの通電を禁止したのち、処理を終了する(ステップS112)。すなわち、モータ制御部60は、少なくとも所定時間閉指令を無視することでモータMTの温度保護を図る。一方、コイル温度Tmが温度閾値を超えていない場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、前述したステップS110の処理によって、サイドガラス12が閉方向に向かうようにモータMTの通電を制御する。
ステップS110の処理の後、図7に示されるように、停止条件が成立すると(ステップS201)、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、位置・速度検出部78およびロック検知部79の結果に基づき、全閉位置でロック状態が検知されたか否かを判定する(ステップS202)。停止条件は、図3のスイッチ71のオフによって閉指令(UP)の発行が終了した場合や、または、閉指令(UP)の継続的な発行に伴いサイドガラス12が全閉位置に到達した場合や、あるいは、自動閉指令(AUTO)に伴いサイドガラス12が全閉位置に到達した場合に成立する。
ステップS202において、全閉位置でロック状態が検知されていない場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、モータMTの通電を停止し、処理を終了する(ステップS207)。一方、全閉位置でロック状態が検知された場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、電圧監視回路(モータ電圧検出部)62にモータ電圧値VBを検出させたのち(ステップS203)、モータMTの通電を停止する(ステップS204)。
続いて、モータ制御部60(コイル温度演算部76)は、前述した式(5)を用いて、コイル温度Tmを推定する(ステップS205)。次いで、モータ制御部60(過熱検知部77)は、コイル温度Tmと予め定めた温度閾値とを比較する(ステップS206)。コイル温度Tmが温度閾値を超えた場合、モータ制御部60(過熱検知部77)は、過熱フラグ80をオン状態に制御し、処理を終了する(ステップS208)。一方、コイル温度Tmが温度閾値を超えていない場合、モータ制御部60は、処理を終了する。
このように、モータ制御部60は、全開位置で閉指令を受けた場合には、全開位置でモータMTがロック状態となるように、一旦、閉指令とは逆の開方向にモータMTの通電を制御することでコイル温度Tmを推定する(ステップS105〜S108)。そして、モータ制御部60は、コイル温度Tmが温度閾値を超えていない場合に、サイドガラス12が閉方向に向かうようにモータMTの通電を制御する(ステップS109,S110)。一方、モータ制御部60は、コイル温度Tmが温度閾値を超えた場合には、モータMTの通電を所定時間禁止することでモータMTの温度保護を図る(ステップS112,S102,S111)。
図8は、図3および図4のモータ制御部において、開指令を実行する際の詳細な処理内容の一例を示すフロー図であり、図9は、図8に続く処理内容の一例を示すフロー図である。図8および図9におけるステップS301〜312およびステップS401〜S408の処理は、図6および図7におけるステップS101〜112およびステップS201〜S208の処理に対して“閉”と“開”を入れ替えたような内容となっている。以下、相違点に着目して簡単に説明する。
図8および図9の処理は、ステップS301におけるDOWN作動条件が成立している限り、所定の制御周期で周期的に実行される。DOWN作動条件は、図3のスイッチ71のオンによって開指令(DOWN)が発行された場合や、自動開指令(AUTO)が発行された場合に成立する。ステップS304において、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、位置・速度検出部78の検出結果に基づきサイドガラス12が全閉位置か否かを判定する。
ステップS304において、サイドガラス12が全閉位置でない場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、DOWN作動を開始し、サイドガラス12が開方向に向かうようにモータMTの通電を制御する(ステップS310)。一方、サイドガラス12が全閉位置の場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、当該全閉位置でモータMTがロック状態となるように、モータMTの通電を閉方向(閉指令(UP)の方向)に制御する(ステップS305)。
ステップS310の処理の後、図9に示されるように、停止条件が成立すると(ステップS401)、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、位置・速度検出部78およびロック検知部79の結果に基づき、全開位置でロック状態が検知されたか否かを判定する(ステップS402)。停止条件は、図3のスイッチ71のオフによって開指令(DOWN)の発行が終了した場合や、または、開指令(DOWN)の継続的な発行に伴いサイドガラス12が全開位置に到達した場合や、あるいは、自動開指令(AUTO)に伴いサイドガラス12が全開位置に到達した場合に成立する。
ステップS402において、全開位置でロック状態が検知されていない場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、モータMTの通電を停止し、処理を終了する(ステップS407)。一方、全開位置でロック状態が検知された場合、モータ制御部60(シーケンス制御部75)は、電圧監視回路(モータ電圧検出部)62にモータ電圧値VBを検出させたのち(ステップS403)、モータMTの通電を停止する(ステップS404)。
このように、モータ制御部60は、全閉位置で開指令を受けた場合には、全閉位置でモータMTがロック状態となるように、一旦、開指令とは逆の閉方向にモータMTの通電を制御することでコイル温度Tmを推定する(ステップS305〜S308)。そして、モータ制御部60は、コイル温度Tmが温度閾値を超えていない場合に、サイドガラス12が開方向に向かうようにモータMTの通電を制御する(ステップS309,S310)。一方、モータ制御部60は、コイル温度Tmが温度閾値を超えた場合には、モータMTの通電を所定時間禁止することでモータMTの温度保護を図る(ステップS312,S302,S311)。
《実施の形態の主要な効果》
以上、実施の形態の方式を用いることで、演算処理によってモータの温度を推定する車両用開閉体制御装置において、処理負荷の軽減が実現可能になる。言い換えれば、ソフトウェアの簡素化が可能となる。具体的には、特許文献1のように、モータの作動中、作動データの逐次取得や累積的な演算処理等を行わずに、全開位置または全閉位置で簡単な演算を行うことでモータ温度を推定できるようになる。
また、特許文献1のように、モータと隣接部材との伝達熱量等を用いずとも、寄生抵抗値Rpやコイル抵抗の温度特性情報81bを高精度に定めることで、モータ温度をある程度高精度に推定することが可能になる。すなわち、モータ毎に、設置環境に応じた伝達熱量等の複雑なチューニングを行う必要がなく、簡単な設定を行えばよいため、汎用性を高めることができる。そして、このようにして推定したモータ温度に基づいてモータの通電可否を定めることで、モータの温度保護が実現可能になる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態では、モータMTとしてブラシ付きDCモータを用いたが、必ずしもこれに限定されず、場合によっては、ブラシレスDCモータ等の様々なモータを用いることも可能である。また、上記実施の形態では、開閉体の一例であるサイドガラス12への適用例を示したが、例えば、スライドドア、テールゲート、サンルーフ等に対して同様に適用することも可能である。
その他、上記各実施の形態における各構成要素の材質,形状,寸法,数,設置箇所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、上記各実施の形態に限定されない。
10 サイドドア
10a ドア枠
11 パワーウインドウ装置(車両用開閉体制御装置)
12 サイドガラス(開閉体)
13 駆動ケーブル
13a,13b 端部
14 コントローラ(ECU)
15 配線
20 パワーウインドウモータ
21 ドラム
22 ギヤケース
25 ヨーク
26 永久磁石
27 アーマチュア(回転子)
28 コイル
29 モータシャフト(モータ軸)
30,33,41 軸受
32 ブラシホルダ
34 整流子
35 ブラシ
36 センサマグネット
37 センサ基板
37a 磁気検出素子
38 ウォーム
39 ウォームホイール
39a 歯部
40 支軸
43 セレーション
50 ウインドウレギュレータ
51 ガイドレール
52 上側プーリ
53 下側プーリ
54 キャリアプレート
60 モータ制御部
61 モータドライバ
62 電圧監視回路
63 スイッチ入力回路
64 通信回路
70 バッテリ
71 スイッチ
72 BCM
73 電装ケーブル
75 シーケンス制御部
76 コイル温度演算部
77 過熱検知部
78 位置・速度検出部
79 ロック検知部
80 過熱フラグ
81a 寄生抵抗値の情報
81b 温度特性情報
GND 接地電圧
GR ギア
MEM 記憶部
MT モータ
Pb1,Pb2 バッテリ端子
Pm1,Pm2 モータ駆動端子
Rm コイル抵抗
Rp 寄生抵抗値
SEN モータ軸センサ
SW1〜SW4 スイッチング素子
Tm コイル温度
VB バッテリ電圧値
Vm モータ電圧値

Claims (6)

  1. モータによって開閉体を開閉駆動する車両用開閉体制御装置であって、
    バッテリを電源として、スイッチング素子を介して前記モータに通電を行うモータドライバと、
    前記開閉体の開閉指令を発行するスイッチと、
    前記開閉指令に応じて前記スイッチング素子を制御することで前記モータの通電を制御するモータ制御部と、
    前記バッテリによって生成されるバッテリ電圧値を検出するバッテリ電圧検出部と、
    前記モータがロック状態となっている期間で前記モータに印加されるモータ電圧値を検出するモータ電圧検出部と、
    を備え、
    前記モータ制御部は、前記バッテリ電圧値および前記モータ電圧値と、予め定められる前記モータのコイル抵抗値の温度特性情報と、前記バッテリ電圧値の検出箇所と前記モータ電圧値の検出箇所との間に存在する予め定められる寄生抵抗値とによって前記モータのコイル温度を推定し、前記コイル温度が予め設定される温度閾値を超えた場合に前記モータの通電を禁止する、
    車両用開閉体制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記モータ電圧検出部は、前記開閉体が全開位置または全閉位置に到達したことで前記モータが前記ロック状態となっている期間で前記モータ電圧値を検出する、
    車両用開閉体制御装置。
  3. 請求項2記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記モータ制御部は、
    前記開閉指令が閉指令の場合には、前記全開位置で前記モータが前記ロック状態となるように前記モータの通電を制御することで前記コイル温度を推定し、前記コイル温度が前記温度閾値を超えていない場合に前記開閉体が閉方向に向かうように前記モータの通電を制御し、
    前記開閉指令が開指令の場合には、前記全閉位置で前記モータが前記ロック状態となるように前記モータの通電を制御することで前記コイル温度を推定し、前記コイル温度が前記温度閾値を超えていない場合に前記開閉体が開方向に向かうように前記モータの通電を制御する、
    車両用開閉体制御装置。
  4. 請求項1記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記モータ制御部は、前記コイル温度が前記温度閾値を超えた場合、前記モータの通電を予め定めた所定時間禁止する、
    車両用開閉体制御装置。
  5. 請求項1記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記モータ制御部は、前記コイル温度を“Tm”、前記バッテリ電圧値を“VB”、前記モータ電圧値を“Vm”、前記寄生抵抗値を“Rp”、予め定められる所定温度“Tx”における前記コイル抵抗値を“Rmx”、予め定められる前記コイル抵抗値の温度係数を“α”として、
    “Tm={Rh×Vm/(VB−Vm)−Rmx}/(Rmx×α)+Tx”
    を演算する、
    車両用開閉体制御装置。
  6. 請求項1記載の車両用開閉体制御装置において、
    前記開閉体は、自動車のサイドガラスである、
    車両用開閉体制御装置。
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