JP2020003514A - 画像形成装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フルオートで調整を行うオペレーターの作業時には、トレイへの用紙のセットミスが発生した場合にこれをオペレーターが把握する事ができ、マニュアルで調整を行うオペレーターの作業時には、無駄な処理時間が発生しないようにする。【解決手段】画像形成装置1によれば、画像形成部17により出力された画像形成済みの用紙を画像読取部21により読み取って、画像の位置及び/又は画質を調整する自動画質補正機能と、メディアセンサー20により取得された給紙対象の用紙の特性とジョブに設定されている用紙の特性を比較して給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する自動用紙判断機能とを有し、制御部10は、ジョブに対して自動画質補正機能又は自動用紙判断機能の一方の機能についての設定が行われた場合に、その設定内容に連動して他方の機能について自動的に設定を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置及び制御方法に関する。
近年、印刷現場での省人化のため、画像形成を行った用紙を画像読取装置(ICCU)により読み取って、ジョブ実行中に画質の調整や画質検品を自動的に(フルオートで)実行する機能を備えた画像形成装置が知られている。このようなフルオートでリアルタイムに調整を行う場合であっても、トレイへの用紙のセットはオペレーターが実施する必要がある。しかし、フルオート環境では、基本的にオペレーターは出力された用紙を確認しないため、誤った用紙がトレイにセットされた場合に、これをジョブの終了まで気づくことができず、ヤレ紙が発生してしまい、生産性が低下するという問題がある。
トレイにセットされた用紙を判別する技術として、例えば、特許文献1には、用紙切れが発生し、用紙が補給された給紙カセットが装着されると、給紙カセットに設けられたメディアセンサーによって収納された用紙を判別し、用紙に合ったプロセス調整を実施する技術が記載されている。また、特許文献2には、ジョブ実行中に用紙切れが発生した時に、補充された用紙が用紙補充前に入っていた用紙と比較して異なる場合に警告POPを出す技術が記載されている。
特開2015−125415号公報 特開2006−142713号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、給紙カセットにセットされた用紙が間違っていた場合に回避する手段がない。また、特許文献2に記載の技術では、用紙切れが発生した場合以外の用紙の間違いは回避することはできない。
また、一方で、熟練のオペレーターが画像形成装置から出力された用紙を見てマニュアル(手動)で調整や検品を行うケースもあり、そのときにメディアセンサーを用いた用紙の自動判別を行うと、自動判別にかかる処理時間が無駄となる問題もある。
本発明の課題は、画像形成装置において、フルオートで調整を行うオペレーターの作業時には、トレイへの用紙のセットミスが発生した場合にこれをオペレーターが把握する事ができ、マニュアルで調整を行うオペレーターの作業時には、無駄な処理時間が発生しないようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
給紙対象の用紙の特性を取得する用紙特性取得部と、
ジョブに基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を読み取る画像読取部と、
を備える画像形成装置であって、
前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を前記画像読取部により読み取って、前記用紙に形成された画像の位置及び/又は画質を調整する自動画質補正機能と、
前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性と前記ジョブに設定されている用紙の特性を比較して前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する自動用紙判断機能とを有し、
前記ジョブに対して前記自動画質補正機能又は前記自動用紙判断機能のいずれか一方の機能についての設定が行われた場合に、その設定内容に連動して他方の機能について自動的に設定を行う制御部を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記自動画質補正機能がONに設定された場合に、前記自動用紙判断機能をONに設定し、前記自動画質補正機能がOFFに設定された場合に、前記自動用紙判断機能をOFFに設定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記制御部は、前記自動用紙判断機能がONに設定された場合に、前記自動画質補正機能をONに設定し、前記自動用紙判断機能がOFFに設定された場合に、前記自動画質補正機能をOFFに設定する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記自動画質補正機能がONに設定された場合であっても、前記ジョブが1種類の用紙のみを使用する設定となっている場合は、前記自動用紙判断機能をOFFに設定する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記自動用紙判断機能がONに設定されている場合、前記ジョブの1枚目の用紙について前記自動用紙判断機能による自動用紙判断を行い、前記1枚目の用紙が前記ジョブに設定されている用紙であると判断された場合、前記ジョブの2枚目以降の用紙については前記自動用紙判断を行わないように制御する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記制御部は、前記ジョブの実行中に割り込みジョブが入った場合、前記割り込みジョブが終了して前記ジョブが再開した際に、再度前記自動用紙判断機能による自動用紙判断を行う。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記自動用紙判断機能がONに設定されている場合、前記自動用紙判断機能による自動用紙判断を行った前記用紙と同じ種類の用紙を次ページに用いる場合には、前記次ページの用紙に対して前記自動用紙判断は行わず、前記用紙と異なる種類の用紙を次ページの用紙として用いる場合に、前記次ページの用紙に対して前記自動用紙判断を行う。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記自動用紙判断機能によって前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙ではないと判断された場合に、その旨を警告する情報を表示部に表示させる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、
前記画像形成装置に給紙を行う各トレイに設定されている用紙の特性を記憶する記憶手段を備え、
前記制御部は、前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性と前記記憶手段に記憶されている前記各トレイに設定されている用紙の特性との比較を行い、前記用紙の特性に最も近い特性の用紙が設定されているトレイの情報を前記表示部に表示させる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性に最も近い特性の用紙が設定されているトレイから実際に給紙される用紙の特性を前記用紙特性取得部により取得させ、取得された特性と前記ジョブに設定されている用紙の特性との比較により前記トレイにセットされている用紙が前記ジョブに設定されている用紙であるか否かを判断し、判断結果を示す情報を前記表示部に表示させる。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の発明において、
前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を前記画像読取部により読み取った読取画像と前記ジョブの正解画像とを比較して前記ジョブにおいて形成された画像を検査する自動検品機能を有し、
前記制御部は、前記自動用紙判断機能による自動用紙判断によって前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙であると判断されたにも拘わらず、前記ジョブの一枚目の用紙でジャムが発生したか又は前記自動検品機能で不合格となった場合は、前記ジョブの設定を見直すように促す情報を表示部に表示させる。
請求項12に記載の発明は、請求項8〜11のいずれか一項に記載の発明において、
音を出力する音出力部を備え、
前記制御部は、さらに前記音出力部により警告音を出力させる。
請求項13に記載の発明は、請求項8〜11のいずれか一項に記載の発明において、
前記制御部は、さらに通信ネットワークを介して接続された遠隔端末に警告を表示させる。
請求項14に記載の発明は、
給紙対象の用紙の特性を取得する用紙特性取得部と、
ジョブに基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を読み取る画像読取部と、
を備える画像形成装置における制御方法であって、
前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を前記画像読取部により読み取って、前記用紙に形成された画像の位置及び/又は画質を調整する自動画質補正機能と、
前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性と前記ジョブに設定されている用紙の特性を比較して前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する自動用紙判断機能とを有し、
前記ジョブに対して前記自動画質補正機能又は前記自動用紙判断機能のいずれか一方の機能についての設定が行われた場合に、その設定内容に連動して他方の機能について自動的に設定を行う工程を含む。
本発明によれば、画像形成装置において、フルオートで調整を行うオペレーターの作業時には、トレイへの用紙のセットミスが発生した場合にこれをオペレーターが把握する事ができ、マニュアルで調整を行うオペレーターの作業時には、無駄な処理時間が発生しないようにすることができる。
画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 ジョブ編集画面の一例を示す図である。 図2の制御部により実行される設定連動処理Aの流れを示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される設定連動処理Bの流れを示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される自動用紙判断処理Aの流れを示すフローチャートである。 警告画面の一例を示す図である。 警告画面の一例を示す図である。 図2の制御部により実行される自動用紙判断処理Bの流れを示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される自動用紙判断処理Cの流れを示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される設定連動処理Cの流れを示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される設定連動処理Dの流れを示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される設定連動処理Eの流れを示すフローチャートである。
以下、本実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。
[画像形成装置1の構成]
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、CPU101(Central Processing Unit)、RAM102(Random Access Memory)及びROM103(Read Only Memory)を有する制御部10、記憶部11、操作部12、表示部13、通信部14、画像処理部16、画像形成部17、定着部18、搬送部19、メディアセンサー(用紙特性取得部)20、画像読取部21等を備える。制御部10は、バス22を介して記憶部11、操作部12、表示部13、通信部14、画像処理部16、画像形成部17、定着部18、搬送部19、メディアセンサー20、画像読取部21と接続されている。
CPU101は、ROM103又は記憶部11に記憶されている制御用プログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行う。
RAM102は、CPU101に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
ROM103は、CPU101により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM103に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられても良い。
これらのCPU101、RAM102及びROM103を備える制御部10は、ROM103に記憶されているプログラムと協働して図2に示す画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。
記憶部11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、通信部14を介して外部のPC(Personal Computer)等から入力されたジョブ(ジョブの設定情報や画像データ)等が記憶される。ジョブの設定情報には、ページごとの用紙設定(用紙サイズ、用紙種類(普通紙、コート紙、エンボス紙等)、坪量、色紙、パンチ穴の有無等)、ページごとの使用するトレイ情報等の情報が含まれる。なお、これらのデータはRAM102に記憶されても良い。
また、記憶部11には、トレイ設定情報テーブル111が記憶されている。トレイ設定情報テーブル111には、給紙トレイ23のトレイT1〜T3ごとに、そのトレイに対して設定された用紙の情報、例えば、用紙サイズ、用紙種類、坪量、色紙、パンチ穴の有無等が格納されている。なお、トレイ設定情報テーブル111の情報は、操作部12を介してオペレーターにより設定されたものであり、実際にトレイT1〜T3にセットされている用紙とは異なる場合がある。
また、記憶部11には、用紙種類ごとの用紙特性値を格納した用紙特性テーブル112が記憶されている。用紙特性値としては、例えば、含水率、平滑度、坪量、透気度、剛度、抵抗、表面粗さ、カール方向、紙厚等の特性値を挙げることができる。
操作部12は、操作キーや表示部13の画面に重ねられて配置されたタッチパネル等の入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対する入力操作を操作信号に変換して制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid crystal display)等の表示装置を備え、画像形成装置1の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面等を表示する。
通信部14は、例えばLAN(Local Area Network)カード等の通信制御カードで構成され、LAN、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えば、PC)との間で各種データの送受信を行う。
画像処理部16は、例えばラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備え、記憶部11に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部11に記憶させる。
画像形成部17は、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色成分に各々対応する4組の露光部171、感光体172及び現像部173を備えるとともに、転写体174及び2次転写ローラー175を備え、画像処理部16で画像処理された画像データに基づき、電子写真方式により用紙に画像を形成する。
定着部18は、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧してトナーを用紙に定着させる定着処理を行う。
搬送部19は、用紙を挟持した状態で回転することで用紙を搬送する用紙搬送ローラーを複数備え、給紙トレイ23から給紙された用紙を所定の搬送経路で用紙を搬送し、画像形成及び定着済みの用紙を画像読取部21に搬送する。
メディアセンサー20は、給紙対象の用紙の特性値(例えば、含水率、平滑度、坪量、透気度、剛度、抵抗、表面粗さ、カール方向、紙厚等)を測定する一又は複数のセンサーにより構成され、測定結果を制御部10に出力する。メディアセンサー20は、例えば、用紙の搬送経路上の給紙トレイ23付近に1つ(1組)だけ設ける構成としてもよいし、トレイT1〜T3のそれぞれに設けることとしてもよい。また、メディアセンサー20はインライン接続可能であるが、取り外してオフラインで使用可能な構成としてもよい。
画像読取部(ICCU)21は、リニアイメージセンサー(例えばCCDラインセンサー等)、光学系、光源等を備えて構成され、画像形成済みの用紙を読み取って、得られた読取画像を制御部10に出力する。
[画像形成装置1の動作]
次に、画像形成装置1の動作について説明する。
通信部14により外部のPC等からジョブを受信すると、制御部10は、ジョブ(ジョブの設定情報及び画像データ)を記憶部11に記憶する。記憶部11に記憶されたジョブは、表示部13に一覧表示することができる。一覧表示されたジョブの中から操作部12によりジョブが選択され、編集が指示されると、制御部10は、ジョブ編集画面131を表示部13に表示させる。
図3は、ジョブ編集画面131の一例を示す図である。ジョブ編集画面131は、ジョブの設定情報を編集又は追加するための画面である。図3に示すように、ジョブ編集画面131には、自動画質補正機能の設定ボタン131a、自動用紙判断機能の設定ボタン131b、自動検品機能の設定ボタン131c、新規保存ボタン131d、上書き保存ボタン131e等が設けられている。
「自動画質補正機能」とは、ジョブ実行中に画像形成部17においてプリント中の用紙の端部に、画像の位置調整用のパッチ及び/又は階調調整用のパッチを形成し、形成されたパッチを画像読取部21により読み取り、その読み取り結果に基づいて、次ページ用に画像の位置(表裏の位置)及び/又は階調をリアルタイムに調整する機能である。
「自動用紙判断機能」とは、ジョブによる用紙給紙時にメディアセンサー20で給紙対象の用紙の特性値を取得し、取得した特性をジョブに設定されている用紙の特性と比較して、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であるか(ジョブに設定されている種類の用紙であるか)否かを判断する機能である。
「自動検品機能」とはジョブにおいて画像形成した用紙を画像読取部21で読み取った読取画像と、検品用の画像(ジョブの正解画像)とを比較する機能である。「自動検品機能」には検品レベルがあり、以下の通りに定義する。
自動検品機能レベル低:画像読取部21による画像の位置レベルの確認
自動検品機能レベル中:画像読取部21による画像の位置及び階調の確認
自動検品機能レベル高:レベル中に加えて表示部13上に目視確認用の画像を表示+確認
自動画質補正機能の設定ボタン131aは、選択されたジョブにおける自動画質補正機能の設定の切り替えを行うためのボタンである。自動画質補正機能の設定ボタン131aを操作部12により押下することにより、自動画質補正機能のON(実施する)/OFF(実施しない)を切り替えることができる。ONについては、実施する調整項目として“位置”、“階調”、又は“位置+階調”のいずれかを設定することができる。
自動用紙判断機能の設定ボタン131bは、選択されたジョブにおける自動用紙判断機能の設定の切り替えを行うためのボタンである。自動用紙判断機能の設定ボタン131bを操作部12により押下することにより自動用紙判断機能のON(実施する)/OFF(実施しない)を切り替えることができる。
自動検品機能の設定ボタン131cは、選択されたジョブにおける自動検品機能の設定の切り替えを行うためのボタンである。自動検品機能の設定ボタン131cを操作部12により押下することにより、ON(実施する)/OFF(実施しない)を切り替えることができる。ONについては、実施する検品のレベルとして、低、中、高のいずれかを設定することができる。
ここで、自動画質補正機能を設定するオペレーターは、一般的に、サンプル出力により用紙や画質をチェックすることは行わない。一方、自動画質補正機能を設定しないオペレーター、すなわちマニュアルで調整を行うオペレーターは、サンプル出力を行い、出力された用紙や画質を自身でチェックする。そこで、画像形成装置1においては、後述する設定連動処理Aを実行することで、自動画質補正機能の設定と、自動用紙判断機能の設定を連動させることで、フルオート環境でのジョブ実行時にトレイへの用紙のセットミスがあった場合にはそれをオペレーターが把握でき、マニュアルで調整を行うオペレーターの作業時には、自動用紙判断による無駄な処理時間の発生を抑えることができるようにする。
図4は、自動画質補正機能が設定された場合に実行される設定連動処理Aの流れを示すフローチャートである。設定連動処理Aは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は“位置+階調”(すなわち、ON)に設定されたか否かを判断する(ステップS1)。
自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は“位置+階調”に設定されたと判断した場合(ステップS1;YES)、制御部10は、自動用紙判断機能をONに設定し(ステップS2)、設定連動処理Aを終了する。
自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は”位置+階調“に設定されなかった(すなわち、OFFに設定された)と判断した場合(ステップS1;YES)、制御部10は、自動用紙判断機能をOFFに設定し(ステップS3)、設定連動処理Aを終了する。
図5は、自動用紙判断機能が設定された場合に実行される設定連動処理Bの流れを示すフローチャートである。設定連動処理Bは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、自動用紙判断機能がONに設定されたか否かを判断する(ステップS11)。
自動用紙判断機能がONに設定されたと判断した場合(ステップS11;YES)、制御部10は、自動画質補正機能を“位置+階調”に設定し(ステップS12)、設定連動処理Bを終了する。
自動用紙判断機能がOFFに設定されたと判断した場合(ステップS11;NO)、制御部10は、自動画質補正機能をOFFに設定し(ステップS13)、設定連動処理Bを終了する。
[表I]は、自動画質補正機能の設定によって、上記設定連動処理Aにより自動用紙判断機能がどのように設定されるかを一覧にした表である。
Figure 2020003514
[表II]は、自動用紙判断機能の設定によって、上記設定連動処理Bにより自動画質補正機能がどのように設定されるかを一覧にした表である。
Figure 2020003514
このように、画像形成装置1においては、設定連動処理A、Bにより自動画質補正機能の設定と、自動用紙判断機能の設定を連動させることで、フルオート環境でのジョブ実行時にトレイへの用紙のセットミスがあった場合にはそれをオペレーターが把握でき、マニュアルで調整を行うオペレーターの作業時には、用紙の自動判断にかかる無駄な処理時間の発生を抑えることが可能となる。
制御部10は、ジョブ編集画面131においてジョブの設定情報が編集され、新規保存ボタン131dが押下されると、編集されたジョブを記憶部11に新規ジョブとして登録し、表示部13の表示をジョブ一覧に戻す。上書き保存ボタン131eが押下されると、記憶部11に記憶されているジョブを上書き保存し、表示部13の表示をジョブ一覧に戻す。
表示部13に表示されたジョブ一覧から操作部12によりジョブが選択され、実行が指示されると、制御部10は、ジョブを実行し、選択されたジョブの設定情報で設定されているトレイから用紙を給紙し、ジョブの設定情報及び画像データに基づいて画像形成部17により用紙にトナー画像を形成させる制御を行う。自動画質補正機能や自動検品機能を実施する設定となっている場合には、画像形成済みの用紙を画像読取部21により読み取って、得られた読取画像に基づいて、画質調整や検品を行う。また、制御部10は、操作部12によりジョブの実行が指示されると、自動用紙判断機能がONに設定されているか否かを判断し、自動用紙判断機能がONに設定されている場合、後述する自動用紙判断処理Aを実行する。
図6は、自動用紙判断処理Aの流れを示すフローチャートである。自動用紙判断処理Aは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、給紙対象の用紙の特性をメディアセンサー20により測定させる(ステップS21)。
次いで、制御部10は、ジョブの設定情報及び用紙特性テーブル112を参照し、メディアセンサー20により取得された用紙の特性とジョブに設定されている用紙の特性を比較して(ステップS22)、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であるか(ジョブに設定されている用紙と同一種類の用紙であるか)否かを判断する(ステップS23)。
給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断した場合(ステップS23;YES)、制御部10は、自動用紙判断処理Aを終了する。
給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないと判断した場合(ステップS23;NO)、制御部10は、ジョブを停止させる(ステップS24)。
次いで、制御部10は、トレイ設定情報テーブル111及び用紙特性テーブル112を参照して、メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されているトレイが存在するか否かを判断する(ステップS25)。
ステップS25においては、例えば、メディアセンサー20で取得された用紙の特性と、トレイ設定情報テーブル111及び用紙特性テーブル112により特定される、トレイT1〜T3(トレイ1〜3)の各トレイに設定されている用紙の特性との比較を行い、メディアセンサー20で取得された用紙の特性に最も近い特性の用紙が設定されているトレイをメディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されているトレイと判断する。ただし、そのトレイに設定されている用紙の特性とメディアセンサー20で取得された用紙の特性との差が予め定められた閾値を超えている場合は、メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されているトレイが存在しないと判断する。
メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されているトレイが存在すると判断した場合(ステップS25;YES)、制御部10は、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙とは異なることを警告する情報及び、メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されている別トレイの情報を表示部13に表示させる(ステップS26)。
図7は、ステップS26において表示部13に表示される警告画面132の一例を示す図である。図7に示すように、警告画面132には、「異なる用紙を検出しました。正しい用紙を入れるか、設定を確認してください。」等の警告メッセージ132aが表示されている。これにより、オペレーターに、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないことを認識させることができ、ヤレ紙の発生を防止することができる。
また、メディアセンサー20の測定結果132bと、ジョブに設定されているトレイのトレイ設定情報132cと、メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されている別トレイのトレイ設定情報132dと、が表示されたポップアップ画面132eが表示されている。メディアセンサー20で取得された特性に近い用紙が設定されている別トレイには、ジョブで設定されているトレイと入れ違えてジョブで設定されている用紙がセットされている可能性がある。そこで、メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されている別トレイのトレイ設定情報132dを表示することで、正しい用紙が入っているトレイをオペレーターが認識しやすくすることができる。
次いで、制御部10は、別トレイの自動用紙判断処理を実行する(ステップS27)。すなわち、別トレイを用紙の給紙対象として、ステップS21〜22の処理を実行し、別トレイにセットされている用紙がジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する。
別トレイにセットされている用紙がジョブに設定されている用紙であると判断した場合(ステップS28;YES)、制御部10は、ジョブに設定されている用紙が表示されている別トレイに入っていることを通知する情報を表示部13に表示させ(ステップS29)、ステップS32に移行する。
これにより、オペレーターは、ジョブで使用する用紙が表示されている別トレイに入っていることを容易に認識することができ、用紙交換等のその後の処置をスムーズに行うことが可能となる。
別トレイにセットされている用紙がジョブに設定されている用紙ではないと判断した場合(ステップS28;NO)、制御部10は、ジョブに設定されている用紙が表示されている別トレイに入っていないことを通知する情報を表示部13に表示させ(ステップS30)、ステップS32に移行する。
一方、メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されているトレイが存在しないと判断した場合(ステップS25;NO)、制御部10は、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙とは異なることを警告する情報及び、メディアセンサー20で取得された特性の用紙が設定されているトレイが存在しない旨を表示部13に表示させ(ステップS31)、ステップS32に移行する。
図8は、ステップS31において表示部13に表示される警告画面133の一例を示す図である。図8に示すように、警告画面133には、「異なる用紙を検出しました。正しい用紙を入れるか、設定を確認してください。」等の警告メッセージ133aが表示されている。これにより、オペレーターに、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないことを認識させることができ、ヤレ紙の発生を防止することができる。
また、「検出された用紙がどのトレイにも設定されていません」等のメッセージ133bと、メディアセンサー20の測定結果133cと、ジョブに設定されているトレイのトレイ設定情報133dと、が表示されたポップアップ画面133eが表示されている。これにより、オペレーターは、トレイの用紙設定が誤っていることを認識することができる。
ステップS32において、制御部10は、用紙の交換又はトレイの設定情報の変更が完了するのを待機する(ステップS32)。
用紙の交換又はトレイの設定情報の変更が完了すると(ステップS32;YES)、制御部10は、ステップS21に戻り、再度自動用紙判断(ステップS21〜S23(S32)の処理)を行う。
上記自動用紙判断処理Aでは、1枚目の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断された場合に、2枚目以降の自動用紙判断は行わないように制御する。したがって、給紙毎に毎回自動用紙判断を実施するコストを減らすことができる。
なお、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないと判断した場合、制御部10は、ステップS26やS31において警告を表示部13に表示することとしたが、オペレーターが画像形成装置1のそばにいない場合には、気づくことができない。そこで、制御部10は、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないと判断した場合、表示部13への警告表示と併せて、通信部14により通信ネットワークを介して接続された予め定められた遠隔端末(PCやスマートフォン、タブレット等)にその旨を通知する警告情報を送信し、遠隔端末に警告を表示させることとしてもよい。また、ステップS29、S30、S31で表示する情報を通信部14により通信ネットワークを介して接続された予め定められた遠隔端末に送信して表示させてもよい。また、画像形成装置1が音出力部を備える構成とし、ジョブに設定されている給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないと判断した場合、制御部10は、表示部13への警告表示と併せて、音出力部によりその旨を警告する警告音を出力させることとしてもよい。これにより、フルオート環境で稼働しているときにオペレーターが画像形成装置1の前に常駐する必要がなくなり、より容易に監視を行うことが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態においては、1枚目の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断された場合に、2枚目以降の自動用紙判断は行わないように制御することとしたが、第2の実施形態では、割り込みジョブが入った場合に、割り込みジョブ終了後、元のジョブが再開した際に、再度自動用紙判断を実施する場合を例にとり説明する。
第2の実施形態において、ROM103には、後述する自動用紙判断処理Bを実行するためのプログラムが記憶されている。
第2の実施形態におけるその他の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、第2の実施形態の動作について説明する。
自動画質補正機能が設定された場合、制御部10は、図4に示す設定連動処理Aを実行し、自動用紙判断機能が設定された場合、制御部10は、図5に示す設定連動処理Bを実行する。
また、表示部13に表示されたジョブ一覧から操作部12によりジョブが選択され、実行が指示されると、制御部10は、ジョブを実行し、選択されたジョブの設定情報で設定されているトレイから用紙を給紙し、ジョブの設定情報及び画像データに基づいて画像形成部17により用紙にトナー画像を形成させる制御を行う。自動画質補正機能や自動検品機能を実施する設定となっている場合には、画像形成済みの用紙を画像読取部21により読み取って、得られた読取画像に基づいて、画質調整や検品を行う。また、制御部10は、操作部12によりジョブの実行が指示されると、自動用紙判断機能がONに設定されているか否かを判断し、自動用紙判断機能がONに設定されている場合、後述する自動用紙判断処理Bを実行する。
図9は、自動用紙判断処理Bの流れを示すフローチャートである。自動用紙判断処理Bは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、給紙対象の用紙の特性をメディアセンサー20により測定させる(ステップS41)。
次いで、制御部10は、ジョブの設定情報及び用紙特性テーブル112を参照し、メディアセンサー20により取得された用紙の特性とジョブに設定されている用紙の特性を比較して(ステップS42)、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する(ステップS43)。
給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないと判断した場合(ステップS43;NO)、制御部10は、ステップS44〜ステップS52の処理を実行し、ステップS41に戻る。ステップS44〜ステップS52の処理は、第1の実施形態において図6のステップS24〜S32で説明したものと同様であるので説明を援用する。
給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断した場合(ステップS43;YES)、制御部10は、ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS53)。
ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS53;NO)、制御部10は、割り込みジョブが入ったか否かを判断する(ステップS54)。
割り込みジョブが入っていないと判断した場合(ステップS54;NO)、制御部10は、ステップS53に戻る。
一方、割り込みジョブが入ったと判断した場合(ステップS54;YES)、制御部10は、割り込みジョブの自動用紙判断処理を実行する(ステップS55)。
ステップS55において、制御部10は、割り込みジョブに対して、自動用紙判断処理Bを実行する。
割り込みジョブが終了し、元のジョブが再開されると、制御部10は、ステップS41に戻り、再度、自動用紙判断(ステップS41〜S43(S52)の処理)を実施する。ジョブが終了すると(ステップS53;YES)、制御部10は、自動用紙判断処理Bを終了する。
このように、第2の実施形態では、1枚目の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断された場合に、2枚目以降の自動用紙判断は行わないが、割り込みジョブが入った後、もとのジョブが再開した際に、再度自動用紙判断を実施する。したがって、元のジョブが再開したときに、元のジョブに設定されている用紙が正しく給紙されているか否かをチェックすることが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第1及び第2の実施形態においては、1枚目の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断された場合に、2枚目以降の自動用紙判断は行わないこととしたが、第3の実施形態では、次ページで使用する用紙の種類が前ページで使用した用紙の種類と異なる場合に、自動用紙判断を実施する場合を例にとり説明する。
第3の実施形態において、ROM103には、後述する自動用紙判断処理Cを実行するためのプログラムが記憶されている。
第3の実施形態におけるその他の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、第3の実施形態の動作について説明する。
自動画質補正機能が設定された場合、制御部10は、図4に示す設定連動処理Aを実行し、自動用紙判断機能が設定された場合、制御部10は、図5に示す設定連動処理Bを実行する。
また、表示部13に表示されたジョブ一覧から操作部12によりジョブが選択され、実行が指示されると、制御部10は、ジョブを実行し、選択されたジョブの設定情報で設定されているトレイから用紙を給紙し、ジョブの設定情報及び画像データに基づいて画像形成部17により用紙にトナー画像を形成させる制御を行う。自動画質補正機能や自動検品機能を実施する設定となっている場合には、画像形成済みの用紙を画像読取部21により読み取って、得られた読取画像に基づいて、画質調整や検品を行う。また、制御部10は、操作部12によりジョブの実行が指示されると、自動用紙判断機能がONに設定されているか否かを判断し、自動用紙判断機能がONに設定されている場合、後述する自動用紙判断処理Cを実行する。
図10は、自動用紙判断処理Cの流れを示すフローチャートである。自動用紙判断処理Cは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、給紙対象の用紙の特性をメディアセンサー20により測定させる(ステップS61)。
次いで、制御部10は、ジョブの設定情報及び用紙特性テーブル112を参照し、メディアセンサー20により取得された用紙の特性とジョブに設定されている用紙の特性を比較して(ステップS62)、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する(ステップS63)。
給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙ではないと判断した場合(ステップS63;NO)、制御部10は、ステップS64〜ステップS72の処理を実行し、ステップS61に戻る。ステップS64〜ステップS72の処理は、第1の実施形態において図6のステップS24〜S32で説明したものと同様であるので説明を援用する。
給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断した場合(ステップS63;YES)、制御部10は、ジョブの設定情報を参照し、次ページに使用される用紙の種類が前ページで使用された用紙の種類と同じであるか否かを判断する(ステップS73)。
次ページに使用される用紙の種類が前ページで使用された用紙の種類と異なると判断した場合(ステップS73;NO)、制御部10は、ステップS61に戻り、次ページで給紙対象となる用紙に対して自動用紙判断(ステップS61〜S63(S72)の処理)を行う。
次ページに使用される用紙の種類が前ページで使用された用紙の種類と同じであると判断した場合(ステップS73;YES)、制御部10は、ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS74)。
ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS74;NO)、制御部10は、ステップS73に戻る。
ジョブが終了したと判断した場合(ステップS74;YES)、制御部10は、自動用紙判断処理Cを終了する。
このように、第3の実施形態では、次ページで使用する用紙の種類が前ページで使用した用紙の種類と異なる場合に、自動用紙判断を実施する。したがって、前ページとは異なる種類の用紙が給紙される際にジョブに設定されている用紙が正しく給紙されているか否かをチェックすることが可能となる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第1〜3の実施形態においては、自動画質補正機能がONとなっている場合に自動用紙判断機能をONにすることとしたが、第4の実施形態では、自動画質補正機能がONとなっている場合であって、ジョブに使用される用紙が二種以上の場合に自動用紙判断を実施する場合を例にとり説明する。
第4の実施形態において、ROM103には、後述する設定連動処理Cを実行するためのプログラムが記憶されている。
第4の実施形態におけるその他の構成は、第3の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、第4の実施形態の動作について説明する。
ジョブ編集画面131において自動画質補正機能が設定された場合、制御部10は、図11に示す設定連動処理Cを実行する。
図11は、設定連動処理Cの流れを示すフローチャートである。設定連動処理Cは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は”位置+階調“に設定されたか否かを判断する(ステップS81)。
自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は”位置+階調“に設定されたと判断した場合(ステップS81;YES)、制御部10は、ジョブの設定情報を参照し、ジョブに使用される用紙が二種類以上であるか否かを判断する(ステップS82)。
ジョブに使用される用紙が二種類以上であると判断した場合(ステップS82;YES)、制御部10は、自動用紙判断機能をONに設定し(ステップS83)、設定連動処理Cを終了する。
一方、自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は”位置+階調“に設定されなかったと判断した場合(ステップS81;NO)、またはジョブに使用される用紙が一種類であると判断した場合(ステップS82;NO)、制御部10は、自動用紙判断機能をOFFに設定し(ステップS84)、設定連動処理Cを終了する。
また、表示部13に表示されたジョブ一覧から操作部12によりジョブが選択され、実行が指示されると、制御部10は、ジョブを実行し、選択されたジョブの設定情報で設定されているトレイから用紙を給紙し、ジョブの設定情報及び画像データに基づいて画像形成部17により用紙にトナー画像を形成させる制御を行う。自動画質補正機能や自動検品機能を実施する設定となっている場合には、画像形成済みの用紙を画像読取部21により読み取って、得られた読取画像に基づいて、画質調整や検品を行う。また、制御部10は、操作部12によりジョブの実行が指示されると、自動用紙判断機能がONに設定されているか否かを判断し、自動用紙判断機能がONに設定されている場合、後述する自動用紙判断処理Cを実行する。自動用紙判断処理Cは、第3の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用する。
このように、第4の実施形態では、自動画質補正機能がONとなっている場合であって、ジョブに使用される用紙が二種以上の場合に自動用紙判断をONに設定し、ジョブに使用される用紙が一種の場合は自動用紙判断をOFFに設定する。したがって、トレイへの用紙のセットミスの起こりやすい複数種の用紙を用いるジョブについては自動用紙判断を実行してミスを防止し、ミスの起こりにくい環境では自動用紙判断を省略して生産性を高めることができる。
<第5の実施形態>
第5の実施形態では、自動画質補正機能又は自動用紙判断機能が設定された場合に、自動用紙検品機能の設定も加味して自動的に自動用紙判断機能又は自動画質補正機能を設定する場合について説明する。
第5の実施形態において、ROM103には、後述する設定連動処理D、Eを実行するためのプログラムが記憶されている。
第5の実施形態におけるその他の構成は、第1の実施形態(第2の実施形態〜第4の実施形態)で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、第5の実施形態の動作について説明する。
ジョブ編集画面131から自動画質補正機能及び自動検品機能が設定されると、制御部10は、後述する設定連動処理Dを実行する。ジョブ編集画面131から自動用紙判断機能及び自動検品機能が設定されると、制御部10は、後述する設定連動処理Eを実行する。
図12は、自動画質補正機能及び自動検品機能が設定された場合に実行される設定連動処理Dの流れを示すフローチャートである。設定連動処理Dは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は”位置+階調“に設定されたか否かを判断する(ステップS91)。
自動画質補正機能が“位置”、“階調”、又は”位置+階調“に設定されたと判断した場合(ステップS91;YES)、制御部10は、自動検品機能の設定がいずれであるかを判断する(ステップS92)。
自動検品機能がOFF、レベル低、レベル中のいずれかに設定されたと判断した場合(ステップS92;OFF、低、中)、制御部10は、自動用紙判断機能をONに設定し(ステップS93)、設定連動処理Dを終了する。
自動画質補正機能がOFFに設定されたと判断した場合(ステップS91;NO)、又は自動検品機能がレベル高に設定されたと判断した場合(ステップS92;高)、制御部10は、自動用紙判断機能をOFFに設定し(ステップS94)、設定連動処理Dを終了する。
[表III]は、自動画質補正機能及び自動検品機能の設定によって、上記設定連動処理Dにより自動用紙判断機能がどのように設定されるかを一覧にした表である。
Figure 2020003514
自動画質補正機能をOFFに設定するオペレーターは、一般的に、サンプル出力により用紙や画質を確認し、必要であればマニュアルで用紙及び画質等の調整を行う。そこで、自動画質補正機能がOFFに設定された場合には、自動用紙判断機能はOFFに設定する。
一方、自動画質補正機能をONに設定したオペレーターは、一般的に、サンプル出力を行わずにフルオートで調整を行う。ただし、自動検品機能のレベルを高に設定するオペレーターは、表示部13に表示された目視確認用の画像の確認を行い、確認の結果、必要があれば、一般的にマニュアルで調整を行う。そこで、本実施形態では、自動画質補正機能をONに設定していても、自動検品機能のレベルが高である場合には、自動用紙判断機能をOFFに設定し、自動検品機能がOFF、レベル低又は中である場合には、自動用紙判断機能をONに設定する。
図13は、自動用紙判断機能が設定された場合に実行される設定連動処理Eの流れを示すフローチャートである。設定連動処理Eは、制御部10のCPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部10は、自動用紙判断機能がONに設定されたか否かを判断する(ステップS101)。
自動用紙判断機能がONに設定されたと判断した場合(ステップS101;YES)、制御部10は、自動検品機能の設定がいずれであるかを判断する(ステップS102)。
自動検品機能がOFF又は高に設定されていると判断した場合(ステップS102;OFF又は高)、制御部10は、自動画質補正機能をOFFに設定し(ステップS103)、設定連動処理Eを終了する。
自動検品機能が低に設定されていると判断した場合(ステップS102;低)、制御部10は、自動画質補正機能を“位置”に設定し(ステップS104)、設定連動処理Eを終了する。
自動検品機能が中に設定されていると判断した場合(ステップS102;中)、制御部10は、自動画質補正機能を“位置+階調”に設定し(ステップS105)、設定連動処理Eを終了する。
自動用紙判断機能がOFFに設定されたと判断した場合(ステップS101;NO)、制御部10は、自動画質補正機能をOFFに設定し(ステップS103)、設定連動処理Eを終了する。
[表IV]は、自動用紙判断機能及び自動検品機能の設定によって、上記設定連動処理Eにより自動画質補正機能がどのように設定されるかを一覧にした表である。
Figure 2020003514
自動用紙判断機能をOFFに設定したオペレーターは、一般的に、サンプル出力により用紙や画質を確認し、必要であればマニュアルで画質等の調整を行う。そこで、自動用紙判断機能がOFFに設定された場合には、自動画質補正機能はOFFに設定する。
一方、自動用紙判断機能をONに設定したオペレーターは、一般的に、サンプル出力を行わずにフルオートで調整を行う。ただし、自動検品機能をOFFに設定するオペレーターは、サンプル出力により用紙や画質を確認し、必要であればマニュアルで調整を行う。また、自動検品機能のレベルを高に設定するオペレーターは、表示部13に表示された目視確認用の画像の確認を行い、確認の結果、必要があれば、一般的にマニュアルで調整を行う。そこで、本実施形態では、自動用紙判断機能をONに設定していても、自動検品機能がOFFまたはレベル高に設定されている場合には、自動画質補正機能をOFFに設定し、自動検品機能のレベルが低又は中である場合には、自動画質補正機能をONに設定する。
このように、第5の実施形態の画像形成装置1においては、自動画質補正機能の設定と、自動用紙判断機能の設定と、自動検品機能の設定を連動させることで、フルオート環境でのジョブ実行時にトレイへの用紙のセットミスがあった場合にはそれをオペレーターが把握でき、自動検品機能も含めてマニュアルで調整を行うオペレーターの作業時には、用紙の自動判断にかかる無駄な処理時間の発生を抑えることが可能となる。
表示部13に表示されたジョブ一覧から操作部12によりジョブが選択され、実行が指示されると、制御部10は、ジョブを実行し、選択されたジョブの設定情報で設定されているトレイから用紙を給紙し、ジョブの設定情報及び画像データに基づいて画像形成部17により用紙にトナー画像を形成させる制御を行う。自動画質補正機能や自動検品機能を実施する設定となっている場合には、画像形成済みの用紙を画像読取部21により読み取って、得られた読取画像に基づいて、画質調整や検品を行う。また、制御部10は、操作部12によりジョブの実行が指示されると、自動用紙判断機能がONに設定されているか否かを判断し、自動用紙判断機能がONに設定されている場合、後述する自動用紙判断処理A〜Cのいずれかを実行する。自動用紙判断処理A〜Cは、第1〜第4の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用する。
<変形例>
以下、第1〜第5の実施形態の変形例について説明する、
制御部10は、自動用紙判断処理A〜Cにおいて、メディアセンサー20により取得された用紙の特性とジョブに設定されている用紙の特性との比較結果に基づいて、給紙対象の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断されたにも拘わらず、ジョブの1枚目に給紙された用紙でジャム(紙詰まり)が発生したか又は自動検品機能によって正解画像と一致しない(不合格)と判断された場合、表示部13に警告及びジョブの用紙設定の見直しを促す情報を表示させることとしてもよい。
例えば、薄い紙に高濃度の画像を形成すると、定着部18で巻き付きが起こりジャムが発生する、又は、正解画像のような仕上がりの画像を得ることができない等の不具合が生じる。そこで、自動用紙判断で用紙がジョブに設定されている用紙であると判断した場合であって、ジョブの1枚目の用紙でジャムが発生するか又は自動検品機能で不合格と判断された場合は、そもそもジョブの用紙設定が間違っている可能性があり、ジョブの用紙設定を見直す必要がある。そこで、上述のように、自動用紙判断で用紙がジョブに設定されている用紙であると判断されたにも拘わらず、ジョブの1枚目の用紙でジャムが発生するか又は自動検品機能で不合格と判断された場合は、表示部13に警告及びジョブの用紙設定の見直しを促す情報を表示させる。このようにすれば、そもそものジョブの用紙設定のミスを防止することができ、ヤレ紙を抑えることが可能となる。
なお、制御部10は、上記の警告及びジョブの用紙設定の見直しを促す情報を表示部13に表示させる際、併せて、通信部14により通信ネットワークを介して接続された予め定められた遠隔端末(PCやスマートフォン、タブレット等)に警告及びジョブの用紙設定の見直しを促す情報を送信し、遠隔端末に表示させることとしてもよい。また、画像形成装置1が音出力部を備える構成とし、音出力部によりその旨を警告する警告音を出力させることとしてもよい。これにより、フルオートで稼働しているときにオペレーターが画像形成装置1の前に常駐する必要がなくなり、より容易に監視を行うことが可能となる。
以上、本発明の第1〜第5の実施形態及びその変形例について説明したが、上述の実施形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、好ましい実施形態として、上記第1及び第2の実施形態で説明した自動用紙判断処理A〜Bにおいては、1枚目の用紙がジョブに設定されている用紙であると判断された場合に、2枚目以降の自動用紙判断は行わないこととし、第3の実施形態で説明した自動用紙判断処理Cでは、次ページで使用する用紙の種類が前ページで使用した用紙の種類と異なる場合に、自動用紙判断を実施することとしたが、給紙ごと(ページ毎)に自動用紙判断を行うこととしてもよい。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として、不揮発性メモリー、ハードディスク等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、画像形成装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 制御部
11 記憶部
111 トレイ設定情報テーブル
112 用紙特性テーブル
12 操作部
13 表示部
14 通信部
16 画像処理部
17 画像形成部
18 定着部
19 搬送部
20 メディアセンサー
21画像読取部
22 バス
23 給紙トレイ

Claims (14)

  1. 給紙対象の用紙の特性を取得する用紙特性取得部と、
    ジョブに基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を読み取る画像読取部と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を前記画像読取部により読み取って、前記用紙に形成された画像の位置及び/又は画質を調整する自動画質補正機能と、
    前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性と前記ジョブに設定されている用紙の特性を比較して前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する自動用紙判断機能とを有し、
    前記ジョブに対して前記自動画質補正機能又は前記自動用紙判断機能のいずれか一方の機能についての設定が行われた場合に、その設定内容に連動して他方の機能について自動的に設定を行う制御部を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記自動画質補正機能がONに設定された場合に、前記自動用紙判断機能をONに設定し、前記自動画質補正機能がOFFに設定された場合に、前記自動用紙判断機能をOFFに設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記自動用紙判断機能がONに設定された場合に、前記自動画質補正機能をONに設定し、前記自動用紙判断機能がOFFに設定された場合に、前記自動画質補正機能をOFFに設定する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記自動画質補正機能がONに設定された場合であっても、前記ジョブが1種類の用紙のみを使用する設定となっている場合は、前記自動用紙判断機能をOFFに設定する請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記自動用紙判断機能がONに設定されている場合、前記ジョブの1枚目の用紙について前記自動用紙判断機能による自動用紙判断を行い、前記1枚目の用紙が前記ジョブに設定されている用紙であると判断された場合、前記ジョブの2枚目以降の用紙については前記自動用紙判断を行わないように制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記ジョブの実行中に割り込みジョブが入った場合、前記割り込みジョブが終了して前記ジョブが再開した際に、再度前記自動用紙判断機能による自動用紙判断を行う請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記自動用紙判断機能がONに設定されている場合、前記自動用紙判断機能による自動用紙判断を行った前記用紙と同じ種類の用紙を次ページに用いる場合には、前記次ページの用紙に対して前記自動用紙判断は行わず、前記用紙と異なる種類の用紙を次ページの用紙として用いる場合に、前記次ページの用紙に対して前記自動用紙判断を行う請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記自動用紙判断機能によって前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙ではないと判断された場合に、その旨を警告する情報を表示部に表示させる請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置に給紙を行う各トレイに設定されている用紙の特性を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御部は、前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性と前記記憶手段に記憶されている前記各トレイに設定されている用紙の特性との比較を行い、前記用紙の特性に最も近い特性の用紙が設定されているトレイの情報を前記表示部に表示させる請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性に最も近い特性の用紙が設定されているトレイから実際に給紙される用紙の特性を前記用紙特性取得部により取得させ、取得された特性と前記ジョブに設定されている用紙の特性との比較により前記トレイにセットされている用紙が前記ジョブに設定されている用紙であるか否かを判断し、判断結果を示す情報を前記表示部に表示させる請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を前記画像読取部により読み取った読取画像と前記ジョブの正解画像とを比較して前記ジョブにおいて形成された画像を検査する自動検品機能を有し、
    前記制御部は、前記自動用紙判断機能による自動用紙判断によって前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙であると判断されたにも拘わらず、前記ジョブの一枚目の用紙でジャムが発生したか又は前記自動検品機能で不合格となった場合は、前記ジョブの設定を見直すように促す情報を表示部に表示させる請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 音を出力する音出力部を備え、
    前記制御部は、さらに前記音出力部により警告音を出力させる請求項8〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、さらに通信ネットワークを介して接続された遠隔端末に警告を表示させる請求項8〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 給紙対象の用紙の特性を取得する用紙特性取得部と、
    ジョブに基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を読み取る画像読取部と、
    を備える画像形成装置における制御方法であって、
    前記画像形成部により出力された画像形成済みの前記用紙を前記画像読取部により読み取って、前記用紙に形成された画像の位置及び/又は画質を調整する自動画質補正機能と、
    前記用紙特性取得部により取得された前記用紙の特性と前記ジョブに設定されている用紙の特性を比較して前記用紙が前記ジョブに設定されている用紙であるか否かを判断する自動用紙判断機能とを有し、
    前記ジョブに対して前記自動画質補正機能又は前記自動用紙判断機能のいずれか一方の機能についての設定が行われた場合に、その設定内容に連動して他方の機能について自動的に設定を行う工程を含む制御方法。
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