JP2020002986A - バネ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルバネを座屈しにくくすることができるバネ組立体を提供する。【解決手段】複数のコイルバネと、円環状をなした支持部材20とを有し、複数のコイルバネは、支持部材20の径方向外側に配置される第1コイルバネ30と、支持部材20の径方向内側に隣接配置される第2コイルバネ40とを有しており、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40は、その軸心が、支持部材20の異なる半径の同心円D1,D2上に位置するように複数列で配列されており、支持部材20の周方向に沿って見たときに、第1コイルバネの間に第2コイルバネが重なり合うように配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、複数のコイルバネを支持してなるバネ組立体に関する。
従来から、環状の板材に複数のコイルバネを立設させて構成されたバネ組立体が、例えば、自動車のオートマチックトランスミッションに組み込まれるピストンを付勢するバネとして用いられている。
例えば、下記特許文献1には、2枚の円環状プレートと、それらの間に支持された複数の圧縮コイルばねとからなる、ばね組立体が記載されている。なお、各円環状プレートに形成された突起部を、圧縮コイルばねの両端部にそれぞれ挿入して、内側からかしめることで、圧縮コイルばねが2枚の円環状プレートに支持されるようになっている。
特開2005−24003号公報
上記のようなばね組立体は、例えば、自動車のオートマチックトランスミッション等の、回転駆動構造に用いられると、各コイルばねに回転方向の力が作用することがあった。この場合、コイルばねが座屈することがあり、ばね組立体の本来の性能を発揮させにくくなる。
したがって、本発明の目的は、支持部材に支持されたコイルバネを座屈しにくくすることができる、バネ組立体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のバネ組立体は、複数のコイルバネと、前記複数のコイルバネの一端部を支持する、円環状をなした支持部材とを有し、前記複数のコイルバネは、前記支持部材の径方向の外側に配置される第1コイルバネと、この第1コイルバネに対して、前記支持部材の径方向の内側に隣接して配置される第2コイルバネとを有しており、前記第1コイルバネ及び前記第2コイルバネは、その軸心が、前記支持部材の、異なる半径の同心円上に位置するように、複数列で配列されており、前記支持部材の周方向に沿って見たときに、前記第1コイルバネの間に、前記第2コイルバネが重なり合うように配置されていることを特徴とする。
本発明のバネ組立体によれば、支持部材に配置される第1コイルバネ及び第2コイルバネは、異なる半径の同心円上に位置し、かつ、支持部材の周方向に沿って見たときに、第1コイルバネの間に、第2コイルバネが重なり合うように配置されているので、コイルバネに対して回転方向(支持部材の周方向)の力が作用したときに、コイルバネどうしが互いに当接可能となるため、コイルバネを座屈しにくくすることができる。
本発明に係るバネ組立体の、第1実施形態を示す分解斜視図である。 同バネ組立体において、一部のコイルバネを外した状態の斜視図である。 同バネ組立体の斜視図である。 同バネ組立体において、押え部材を外した状態における平面図である。 同バネ組立体において、コイルバネに回転方向の力が作用したときの状態を示す説明図である。 本発明に係るバネ組立体の、第2実施形態を示す分解斜視図である。 同バネ組立体において、押え部材を外した状態の斜視図である。 同バネ組立体において、押え部材を外した状態における平面図である。 図8のH−H矢示線における断面図である。 同バネ組立体において、コイルバネに回転方向の力が作用したときの状態を示す説明図である。 本発明に係るバネ組立体の、第3実施形態を示す分解斜視図である。 同バネ組立体の、各部材を組付けた状態の斜視図である。 図12のJ−J矢示線における断面図である。 本発明に係るバネ組立体の、第4実施形態を示す斜視図である。
以下、図1〜5を参照して、本発明に係るバネ組立体の、第1実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態におけるバネ組立体10は、互いに平行に配列された複数のコイルバネと、複数のコイルバネの一端部を支持する、円環状をなした支持部材20と、この支持部材20に対して、複数のコイルバネの軸方向に所定間隔離れて配置された押え部材50とを有している。
図4に示すように、複数のコイルバネは、その軸心G1,G2が、支持部材20の、異なる半径の同心円D1,D2上に位置するように、複数列で配列されており、図1及び図2に示すように、支持部材20の径方向の外側(以下、「外径側」ともいう)に配置される第1コイルバネ30と、同第1コイルバネ30に対して、支持部材20の径方向の内側(以下、「内径側」ともいう)に隣接して配置される第2コイルバネ40とを有している。
各コイルバネ30,40は、所定径の円形断面の線材を所定ピッチで巻回して、線材間に隙間を空けて形成されたものである。そして、各コイルバネ30,40は、軸方向の一端部31,41が支持部材20に支持され、軸方向の他端部33,43が押え部材50に支持されて、支持部材20や押え部材50の支持面に対して直交するように、かつ、その軸心G1,G2が互いに平行となるように配置される(図3参照)。なお、各コイルバネ30,40としては、互いに平行に配列されていなくとも、一方のコイルバネ30,40の軸心に対して、他方のコイルバネ30,40の軸心が傾斜して配列されていてもよい。また、この実施形態におけるコイルバネ30,40は、その外径や、軸方向の長さ、線材の線径は同一となっているが、それらは同一でなくてもよい。更に、各コイルバネは、角形断面の線材で形成してもよく、更に線材間に隙間を空けない密巻き形状としてもよい。
前記支持部材20は、内周及び外周が円形とされた、略円環状をなした板状となっている。図4を併せて参照すると、この支持部材20は、その平面方向から見たとき(コイルバネの軸方向から見たとき)に、支持部材20の中心Cに対して所定外径とされた同心円D1と、この同心円D1と同心状となるように、支持部材20の中心Cに対して同心円D1の外径よりも小さい外径とされた同心円D2とを有している。そして、このような支持部材20の中心Cに対して異なる半径とされた同心円D1,D2上に、複数の貫通孔21,22がそれぞれ形成されている。
ここでは、支持部材20の外径側の同心円D1上に、丸穴状をなした複数の貫通孔21が、周方向に沿って均等な間隔をあけて形成されている。また、支持部材20の内径側の同心円D2上に、丸穴状をなした複数の貫通孔22が、周方向に沿って均等な間隔をあけて、かつ、その中心E2が、同心円D1上の貫通孔21,21の中心E1,E1間の中央に位置するように配置されている(図4参照)。この実施形態では、支持部材20の2つの同心円D1,D2上に、それぞれ8個ずつ貫通孔21,22が形成されている。また、図1に示すように、支持部材20の内面(押え部材50との対向面で且つコイルバネの30,40の支持面)側であって、前記貫通孔21,22の周縁からは、環状突起状をなした支持突部23,24がそれぞれ突設されている。なお、貫通孔21,22の個数や形状は特に限定されない。
そして、同心円D1側の貫通孔21に設けた支持突部23が、第1コイルバネ30の一端部31の内周に挿入されることで、第1コイルバネ30の一端部31が支持される。また、同心円D2側の貫通孔22に設けた支持突部24が、第2コイルバネ40の一端部41の内周に挿入されることで、第2コイルバネ40の一端部41が支持される。なお、各支持突部23,24の外周に環状突部を設けておき、この環状突部を、コイルバネ30,40の一端部31,41に係止させて抜け止め固定してもよい。
上記のようにして支持突部23,24にコイルバネ30,40が支持されることで、支持部材20の外径側に、複数の第1コイルバネ30が支持部材20の周方向に沿って均等な間隔をあけて配置される。また、これらの第1コイルバネ30に対して、支持部材20の内径側に隣接した位置に、複数の第2コイルバネ40が周方向に沿って均等な間隔をあけて、かつ、その軸心G2が、複数の第1コイルバネ30,30の軸心G1,G1間の、中央に位置するように配置される。
その結果、図4に示すように、コイルバネの軸方向から見たとき、第1コイルバネ30と第2コイルバネ40とは、支持部材20の周方向に沿って、かつ、支持部材20の径方向に対して互い違いとなるように、すなわち、図4に示すように、コイルバネ30,40の軸心G1,G2を、支持部材20の周方向に沿って順番に結ぶことで得られる線分Kがジグザグとなるように、コイルバネ30,40が支持部材20に配置された構造となっている。なお、この実施形態では、支持部材20の外径側に8個の第1コイルバネ30が配置され、これらの第1コイルバネ30に対して、その内径側に8個の第2コイルバネ40が配置される。
上記のように支持されたコイルバネ30,40は、図4に示すように、支持部材20の周方向に位置ずれし、かつ、図4の矢印W1で示すように、支持部材20の周方向に沿って見たときに、第1コイルバネ30,30の間に第2コイルバネ40が重なり合うように配置されている。また、図4の矢印W2で示すように、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40は、支持部材20の径方向から見たときに、重なり合うように配置されている。
なお、本発明において、コイルバネを「支持部材の周方向に沿って見たとき」とは、図4の矢印W1で示すように、「支持部材における異なる半径の同心円D1,D2の間の領域から、円環状をなした支持部材の周方向に沿って第1,第2コイルバネを見たとき」を意味している。また、本発明において、コイルバネを「支持部材の径方向から見たときに」とは、図4の矢印W2で示すように、「支持部材の外径側から支持部材の中心Cに向かって第1,第2コイルバネを見たとき、又は、支持部材の中心Cから支持部材の外径方向に向かって第1,第2コイルバネを見たとき」を意味している。
また、本発明において、「支持部材の周方向に沿って見たときに、第1コイルバネの間に、第2コイルバネが重なり合うように配置されている」とは、図4に示すように、支持部材20の周方向に隣接する第1コイルバネ30,30の、最も内径に位置する箇所を通る、支持部材20の中心Cに対する同心円D3の軌跡上に、第2コイルバネ40が配置されることを意味する。
更に、本発明において、「第1コイルバネ及び第2コイルバネは、支持部材を径方向から見たときに、重なり合うように配置されている」とは、図4に示すように、支持部材20の中心Cと、周方向に隣接する第1コイルバネ30,30の、互いに対向する内側部分との接線S1,S1の間に、第2コイルバネ40が位置することを意味し(支持部材を内径方向から見た場合)、又は、支持部材20の中心C及び第1コイルバネ30の軸心G1を通る延長線S2上の所定位置S3から、周方向に隣接する第2コイルバネ40,40の、互いに対向する内側部分との接線S4,S4の間に、第1コイルバネ30が位置することを意味する(支持部材を外径方向から見た場合)。
そして、図5に示すように、押え部材50を介して第1コイルバネ30や第2コイルバネ40に対して回転方向(支持部材20の周方向)の力が作用したときに、支持部材20の周方向及び径方向に隣接するコイルバネ30,40どうしが互いに当接可能となっている。なお、第1コイルバネ30,30どうし、又は、第2コイルバネ40,40どうしが当接することはない。また、図5においては、両コイルバネ30,40の当接状態を分かりやすくすため、便宜上、支持部材20の支持突部23,24等は省略している。
また、コイルバネ30,40の、支持部材20の周方向に沿って見たときの重なり合い量、及び、支持部材20の径方向から見たときの重なり合い量は、第1コイルバネ30や第2コイルバネ40に対して回転方向の力が作用したときに、支持部材20の周方向及び径方向に隣接するコイルバネ30,40どうしが互いに当接可能な程度の量とされている。更に、上述した説明において、コイルバネ30,40が周方向に位置ずれするとは、第1コイルバネ30の軸心G1、及び、第2コイルバネ40の軸心G2が、支持部材20の中心Cを通り、支持部材20の径方向に延びる同一直線上に、位置しないことを意味する。
また、この実施形態においては、第2コイルバネ40の軸心G2が、複数の第1コイルバネ30,30の軸心G1,G1間の中央位置に配置されているが、複数の第1コイルバネ30,30の軸心G1,G1間の中央から、一方向に偏位した位置に配置してもよい。更に、この実施形態では、第1コイルバネ30、及び、第2コイルバネ40は、それぞれ支持部材20の周方向に均等な間隔をあけて複数形成されているが、不均等な間隔で配置してもよい。
また、各コイルバネ30,40の個数は8個に限らず、それ以上でもそれ以下であってもよい。ただし、第1コイルバネの間に第2コイルバネが重なり合うように配置されているという関係から、本発明における「第1コイルバネ」は複数であることが必要である。更に、この実施形態では、第1コイルバネ30と第2コイルバネ40とが、支持部材20の径方向に2列で配列されているが、第2コイルバネ40の内径側に、更に別のコイルバネを配列して、コイルバネを3列以上に配列してもよい。
また、この実施形態では、第1コイルバネ30の他端部33及び第2コイルバネ40の他端部43は、押え部材50により支持されるようになっている。図1及び図3に示すように、この押え部材50は、基本的に前記支持部材20と同様の構造となっている。
すなわち、この押え部材50は円環状をなしており、支持部材20の複数の貫通孔21に整合するように、押え部材50の外径側に、複数の貫通孔51が周方向に沿って均等な間隔をあけて形成されており、また、支持部材20の複数の貫通孔22に整合するように、押え部材50の内径側に、複数の貫通孔52が周方向に沿って均等な間隔をあけて、かつ、その中心が貫通孔51,51の中心間の中央に位置するように形成されている。なお、押え部材50の内面側(支持部材20との対向面で且つコイルバネ30,40の支持面)側であって、貫通孔51,52の周縁からは、図示しない環状突起状をなした支持突部がそれぞれ突設されている。そして、貫通孔51に設けた図示しない支持突部が、第1コイルバネ30の他端部33の内周に挿入されることで、第1コイルバネ30の他端部33が支持される。また、貫通孔52に設けた図示しない支持突部が、第2コイルバネ40の他端部43の内周に挿入されることで、第2コイルバネ40の他端部43が支持される。なお、上記押え部材50はなくともよい。
以上説明した、支持部材20や押え部材50は、例えば、合成樹脂や金属材料等から形成することができる。また、支持部材20に設けた支持突部や、押え部材50に設けた図示しない支持突部は、環状突起状でなくとも、環状突起よりも長く延びた円筒状としたり(この場合、コイルバネを安定して支持させやすい)、更に、各支持部材20や押え部材50が金属板からなる場合には、それらに対して切起こし状に形成してもよい。
また、以上説明したバネ組立体10は、例えば、自動車のオートマチックトランスミッションに組み込まれる油圧制御用のピストンを付勢するための、ピストンリターン用のバネとして用いたり、或いは、クラッチやブレーキのリターン用バネとして用いたりすることができる。ただし、本発明に係るバネ組立体の適用箇所や設置箇所は、特に限定されるものではない。
次に、上記構成からなるバネ組立体10の作用効果について説明する。
すなわち、この実施形態のバネ組立体10は、支持部材20に配置される第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40は、図4の矢印W1で示すように、支持部材20の周方向に沿って見たときに、第1コイルバネ30,30の間に、第2コイルバネ40が重なり合うように配置されている。そのため、押え部材50を介して、第1コイルバネ30や第2コイルバネ40に対して回転方向(支持部材20の周方向)の力が作用すると、図5に示すように、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40どうしが互いに当接するので、第1コイルバネ30や第2コイルバネ40を座屈しにくくすることができる。ここでは、第1コイルバネ30が、支持部材20の径方向内側に倒れ込んで、同第1コイルバネ30の内周の他端部33側が、第2コイルバネ40の外周の他端部43側に当接することとなるので(図5参照)、両コイルバネ30,40を座屈しにくくすることができる。なお、第1コイルバネ30の方が第2コイルバネ40よりも支持部材20の径方向外側に配置されているため、第1コイルバネ30に回転トルクが大きく作用するので、第1コイルバネ30が第2コイルバネ40よりも、支持部材20の径方向内側に大きく倒れ込むようになっている。
ところで、上記特許文献1に記載された、2枚の円環状プレート及び複数の圧縮コイルばねからなるばね組立体において、コイルばねの座屈を抑制する場合は、例えば、円環状プレートに形成され、コイルばねの端部に挿入される突起部を長く形成したり、コイルばねの外周にガイド部材等を設けたり、更には円環状プレートの他に、コイルばねの回転を抑制する周辺部材を設けたりすることで、コイルばねの回転挙動を規制して、その座屈を抑制することが考えられる。しかし、この場合は、円環状プレートの構造が複雑となったり、周辺部材も必要となるので、バネ組立体の構造の複雑化を招くおそれがある。
また、コイルばね自体の剛性を高めることで、その座屈を抑制することも考えられる。しかし、この場合には、コイルばねの高さ方向の制約を受けたり、コイルばねが大径化したり、コイルばねの線径を太くしたりする必要があるので、コイルばねの荷重やばね定数が増加する傾向となり、相手部品(バネ組立体を押圧する部品)による押圧荷重やその作動制御の負荷も増えることとなる。
これに対して、このバネ組立体10においては、上述したように、支持部材20の周方向に沿って見たときに、第1コイルバネ30,30の間に、第2コイルバネ40が重なり合うように配置された構造として、コイルバネ30,40に回転方向の力が作用した場合に、両コイルバネ30,40どうしを互いに当接させて、コイルバネ30,40を座屈しにくくしている。すなわち、コイルバネ30,40どうしの関係によって、コイルバネ30,40を座屈しにくくする構造としたので、バネ組立体の構造を簡素化することができると共に、コイルバネ30,40の荷重やばね定数の増加を抑制して、相手部品の押圧荷重や作動制御の負荷が増えることを防止することができる。
また、図4に示すように、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40は、支持部材20の周方向に位置ずれし、かつ、支持部材20の周方向に沿って見たときに、第1コイルバネ30,30の間に、第2コイルバネ40が重なり合うように配置されているので、円環状をなした支持部材20の、バネ配置スペースを有効に活用して、複数のコイルバネを無駄なく複数列に配列することができ、支持部材20をコンパクトにして、バネ組立体10の大型化を抑制することができる。
更にこの実施形態においては、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40は、図4の矢印W2で示すように、支持部材20を径方向から見たときに、重なり合うように配置されているので、第1コイルバネ30や第2コイルバネ40に対して回転方向の力が作用したときに、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40どうしを当接しやすくすることができ、第1コイルバネ30や第2コイルバネ40をより座屈しにくくすることができる。
図6〜10には、本発明に係るバネ組立体の、第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態におけるバネ組立体10Aにおいては、第2コイルバネ40Aの外径や長さ、その他端部を支持する部材等が、前記実施形態と異なっている。
すなわち、図6や図7に示すように、支持部材20Aの内径側に配置される第2コイルバネ40Aの外径が、支持部材20Aの外径側に配置される第1コイルバネ30の外径よりも小さく形成されており、かつ、第2コイルバネ40Aの軸方向の長さは、第1コイルバネ30の軸方向の長さよりも短く形成されている。また、上記のコイルバネ30,40Aは、前記第1実施形態と同様に、支持部材20の周方向に位置ずれし、かつ、支持部材20Aの周方向に沿って見たときに、第1コイルバネ30,30の間に第2コイルバネ40Aが重なり合うように配置され、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40Aは、支持部材20Aの径方向から見たときに、重なり合うように配置されている。
各第2コイルバネ40Aは、その一端部41が支持部材20Aに設けた支持突部24に支持され、他端部43が、円環状をなした連結部材60によって支持される。この連結部材60の外周には、周方向に均等な間隔をあけて、バネ支持部61が設けられており、これらのバネ支持部61が、支持部材20Aの周方向に隣接配置された第1コイルバネ30,30の間に入り込むようになっている(図7,8参照)。また、図9に示すように、各バネ支持部61に貫通孔62が形成され、連結部材60の内面側で前記貫通孔62の周縁から支持突部63が突設されており、この支持突部63が第2コイルバネ40Aの他端部43の内周に挿入されて、第2コイルバネ40Aが支持される。
また、図6に示すように、第1コイルバネ30の他端部33を支持する押え部材50Aは、略円環状の板状となっており、複数の貫通孔51が形成されると共に、その内面側であって、貫通孔51の周縁から支持突部53が突設されており(図9参照)、この支持突部53が第1コイルバネ30の他端部33の内周に挿入されて、第1コイルバネ30が支持される。なお、図9に示すように、押え部材50Aは、その内周部分が、前記連結部材60のバネ支持突部61に重なるように配置されており、押え部材50Aの押込み量が大きい場合、連結部材60のバネ支持突部61に当接する可能性がある。そのため、押え部材50Aの内周側の、連結部材60のバネ支持突部61に対応する位置に、バネ支持突部61と重ならない逃げ溝を設けて、押え部材50Aが連結部材60のバネ支持突部61に干渉しないようにしてもよい。
更にこの実施形態のバネ組立体10Aは、複数の第1コイルバネ30,40Aを押圧するための、押圧部材70を有している。図6及び図9に示すように、この押圧部材70は、略円環板状をなした第1押圧部71と、この第1押圧部71の内周縁部から、前記支持部材20側に向けて延出した円筒壁状の内壁部72と、この内壁部72の延出方向先端から、内径側に向けて突出した、環状フランジ状の第2押圧部73と、第1押圧部71の外周縁部に設けられた外向きの略L字状をなした外壁部74とを有している。
また、図9に示すように、この押圧部材70は、第1押圧部71が押え部材50Aの上方に位置し、第2押圧部73が連結部材60の上方に位置するように配置される。そして、押圧部材70が支持部材20A側に向けて押されると、第1押圧部71が、押え部材50Aを介して複数の第1コイルバネ30を押圧し、第2押圧部73が、連結部材60を介して複数の第2コイルバネ40Aを押圧するようになっている。
なお、上記実施形態のバネ組立体10Aにおいては、上記の押え部材50Aや押圧部材70を有してなくてもよい。また、この実施形態では、第2コイルバネ40Aの外径を第1コイルバネ30の外径よりも小さく形成したが、支持部材20Aの外径側の第1コイルバネ30の外径を、支持部材20Aの内径側の第2コイルバネ40Aよりも小さく形成してもよく、第1コイルバネ又は第2コイルバネの一方が、他方に比べて外径が小さく形成されていればよい。更に、この実施形態では、第2コイルバネ40Aの軸方向の長さを第1コイルバネ30の軸方向の長さよりも短く形成したが、支持部材20Aの外径側の第1コイルバネ30の軸方向の長さを、支持部材20Aの内径側の第2コイルバネ40Aの軸方向の長さよりも短く形成してもよく、第1コイルバネ又は第2コイルバネの一方が、他方に比べて長さが短く形成されていればよい。
また、この実施形態では、第2コイルバネ40Aの他端部43が連結部材60に支持され、そのバネ支持突部61が、第1コイルバネ30,30の間に入り込むようになっているが、例えば、第1コイルバネ30を第2コイルバネ40Aよりも短く形成して、第1コイルバネ30の他端部33を連結部材で連結する構造とし、同連結部材の内周側に、第2コイルバネ40A,40Aの間に入り込むようなバネ支持突部を設けてもよい。すなわち、連結部材としては、第1コイルバネ又は第2コイルバネのうち、長さが短い一方のバネの他端部を支持するものであって、第1コイルバネ又は第2コイルバネのうち、長さが長い他方のバネの間に、入り込む形状をなしていればよい。
そして、上記実施形態においては、図6や、図7、図9に示すように、支持部材20Aの内径側に配置される第2コイルバネ40Aの外径が、支持部材20Aの外径側に配置される第1コイルバネ30の外径よりも小さく形成されている。このように、第1コイルバネ30又は第2コイルバネ40Aの一方は、他方に比べて外径が小さく形成されている場合には、複数のコイルバネ30,40Aを支持部材20Aに複数列に配列しやすくなり、バネ組立体10Aの大型化を、より抑制することができる。
また、この実施形態においては、図9に示すように、支持部材20Aの内径側に配置される第2コイルバネ40Aの軸方向の長さが、支持部材20Aの外径側に配置される第1コイルバネ30軸方向の長さよりも短く形成されている。このように、第1コイルバネ30又は第2コイルバネ40Aの一方は、他方に比べて長さが短く形成されている場合には、長さの短い一方のバネ(ここでは第2コイルバネ40A)を座屈しにくくすることができると共に、この座屈しくい一方のコイルバネに、長さの長い他方のコイルバネが当接可能となるため、他方のコイルバネの座屈を、より抑制することができる。
更に、この実施形態においては、押え部材50Aや連結部材60を介して、第1コイルバネ30や第2コイルバネ40Aに対して回転方向(支持部材20の周方向)の力が作用すると、図10に示すように、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40Aどうしが互いに当接するので、第1コイルバネ30や第2コイルバネ40Aを座屈しにくくすることができる。ここでは、第1コイルバネ30が、支持部材20Aの径方向内側に倒れ込んで、第1コイルバネ30の内周の軸方向途中部分が、第2コイルバネ40Aの外周の他端部43側に当接するため、両コイルバネ30,40Aを座屈しにくくすることができる(図10参照)。なお、図10においては、両コイルバネ30,40Aの当接状態を分かりやすくすため、便宜上、支持部材20Aの支持突部23,24等は省略している。
また、この実施形態においては、図8に示すように、第1コイルバネ30又は第2コイルバネ40Aのうち、長さが短い第2コイルバネ40Aの他端部が、円環状をなした連結部材60に支持されているので、長さの短い第2コイルバネ40Aを、より座屈しにくくすることができると共に、長さの長い第1コイルバネ30の座屈も、より効果的に抑制することができる。
更に、連結部材60は、バネ支持突部61を有しており、このバネ支持突部61が、支持部材20Aの周方向に隣接配置された第1コイルバネ30,30の間に入り込むようになっている。すなわち、連結部材60は、長さが長い第1コイルバネ30,30の間に、入り込む形状をなしているので、コイルバネ30,40Aに対して回転方向の力が作用したときに、長さが長い第1コイルバネ30が、連結部材60に当接可能となるため(ここでは上述したように、第1コイルバネ30の内周の軸方向途中部分が、第2コイルバネ40Aの外周の他端部43側に当接する)、第1コイルバネ30の座屈を、一層効果的に抑制することができる。更に図8に示すように、第2コイルバネ40Aが第1コイルバネ30に対して周方向にオーバーラップ(重なる)していても、長さが短い第2コイルバネ40Aを、バランスよく軸方向に押圧することができる。
図11〜13には、本発明に係るバネ組立体の、第3実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この第3実施形態におけるバネ組立体10Bにおいては、主として、第1コイルバネ30の他端部33を支持する押え部材50Bの構造が、前記第2実施形態と異なっている。この押え部材50Bは、略円環板状をなした押圧部54と、この押圧部54の内周縁部から、前記支持部材20側に向けて延出した円筒壁状の内壁部55と、この内壁部55の延出方向先端から、内径側に向けて突出した、環状フランジ状のストッパー部56と、押圧部54の外周縁部に設けられた外向きの略L字状をなした外壁部57とを有している。また、押圧部54には、複数の貫通孔51が形成されると共に、その内面側で貫通孔51の周縁から突設した支持突部53が突設されており、この支持突部53が第1コイルバネ30の他端部33の内周に挿入されて、第1コイルバネ30が支持される(図13参照)。
そして、図13に示すように、押え部材50Bが支持部材20A側に押されておらず、第1コイルバネ30及び第2コイルバネ40Aが縮んでいない状態で、押え部材50Bのストッパー部56は、第2コイルバネ40Aの他端部43を支持する連結部材60に対して、所定隙間をあけて配置されている。そのため、押え部材50Bが支持部材20A側に向けて押されても、ストッパー部56が連結部材60にすぐには当接せず、第2コイルバネ40Aの弾性反発力が作用しないようになっている。
また、このバネ組立体10Bにおいては、押え部材50Bが押されて、ストッパー部56が連結部材60に当接して、第2コイルバネ40Aが縮み、第2コイルバネ40Aを構成する線材が互いに当接すると、第2コイルバネ40Aが、それ以上縮むことが規制される。その結果、2段階の荷重特性を得ることができると共に、第2コイルバネ40A自体が、押え部材50Bの、支持部材20Aに対するそれ以上の押込みを規制することができ、複数の第1コイルバネ30が過剰に押されること(第1コイルバネ30のオーバーストローク)を抑制することができ、第1コイルバネ30の耐久性を高めることができる。なお、この実施形態のバネ組立体10Bにおいては、上記の押え部材50Bを有してなくてもよい。
図14には、本発明に係るバネ組立体の、第4実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この第4実施形態のバネ組立体10Cは、第3実施形態のバネ組立体10Bに対して、連結部材60を有する構造ではなく、かつ、押え部材が異なる構造となっている。すなわち、この第3実施形態における押え部材50Cは、内壁部55の延出方向先端面から、帯状をなしたバネ挿入壁部58が、内壁部55の周方向に沿って均等な間隔をあけて垂設されており、各バネ挿入壁部58が、第2コイルバネ40Aの他端部43内に挿入されるようになっている。なお、第2コイルバネを第1コイルバネよりも長く形成した場合には、第2コイルバネの他端部を支持する押え部材に、長さの短い第1コイルバネの他端部内周に挿入されるバネ挿入壁部を設けることができる。
そして、この実施形態においては、第1コイルバネ30又は第2コイルバネ40Aのうち、長さが長い第1コイルバネ30の他端部33を支持する押え部材50Cに、長さが短い第2コイルバネ40Aの他端部43内に挿入されるバネ挿入壁部58を設けたので、長さの短い第2コイルバネ40Aの剛性を高めて、その座屈をより効果的に抑制することができる。また、押え部材50Cは、第1コイルバネ30の他端部33に支持されると共に、同押え部材50Cに設けたバネ挿入壁部58が、座屈しにくい長さの短い第2コイルバネ40Aの他端部43内に挿入されるので、押え部材50C自体を回転しにくくすることができ、コイルバネ30,40Aの座屈をより適切に抑制することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
10,10A,10B,10C バネ組立体
20,20A 支持部材
30 第1コイルバネ
31 一端部
33 他端部
40,40A 第2コイルバネ
41 一端部
43 他端部
50,50A,50B,50C 押え部材
58 バネ挿入壁部
60 連結部材
70 押圧部材

Claims (6)

  1. 複数のコイルバネと、
    前記複数のコイルバネの一端部を支持する、円環状をなした支持部材とを有し、
    前記複数のコイルバネは、前記支持部材の径方向の外側に配置される第1コイルバネと、この第1コイルバネに対して、前記支持部材の径方向の内側に隣接して配置される第2コイルバネとを有しており、
    前記第1コイルバネ及び前記第2コイルバネは、その軸心が、前記支持部材の、異なる半径の同心円上に位置するように、複数列で配列されており、前記支持部材の周方向に沿って見たときに、前記第1コイルバネの間に、前記第2コイルバネが重なり合うように配置されていることを特徴とするバネ組立体。
  2. 前記第1コイルバネ及び前記第2コイルバネは、前記支持部材を径方向から見たときに、重なり合うように配置されている請求項1記載のバネ組立体。
  3. 前記第1コイルバネ又は前記第2コイルバネの一方は、他方に比べて外径が小さく形成されている請求項1又は2記載のバネ組立体。
  4. 前記第1コイルバネ又は前記第2コイルバネの一方は、他方に比べて長さが短く形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のバネ組立体。
  5. 前記第1コイルバネ又は前記第2コイルバネのうち、長さが短い一方のコイルバネの、他端部を支持する、円環状をなした連結部材を有しており、
    前記連結部材は、前記第1コイルバネ又は前記第2コイルバネのうち、長さが長い他方のコイルバネの間に、入り込む形状をなしている、請求項4記載のバネ組立体。
  6. 前記第1コイルバネ又は前記第2コイルバネのうち、長さが長い他方のコイルバネの、他端部を支持する押え部材を有しており、
    この押え部材には、前記第1コイルバネ又は前記第2コイルバネのうち、長さが短い一方のコイルバネの、他端部内に挿入されるバネ挿入壁部が設けられている請求項4記載のバネ組立体。
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