JP2020001844A - 搬送車両、及び荷役装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物の積み降ろしの作業性を向上できる搬送車両、及び荷役装置を提供する。【解決手段】搬送車両1では、保持部6は、アーム部7に対する吸着部10の角度を調整する角度調整機構13を備える。この場合、荷物Wが置かれている位置に応じて、角度調整機構13が吸着部10の角度を調整することができる。例えば、角度調整機構13は、吸着部10を後側へ傾くように角度調整を行うことで、吸着面21aを荷物Wの側面と平行をなすように調整することができる。すなわち、吸着部10は、吸着面21aを荷物Wの側面に対向させた状態で、荷物Wへアプローチすることができる。これにより、吸着部10による吸着作業が行いやすくなる。【選択図】図7
Description
本発明は、搬送車両、及び荷役装置に関する。
従来の搬送車両として、特許文献1に記載されたものが知られている。この搬送車両は、トラックのコンテナなどの収容体の内部で荷物の積み降ろしを行う自走式の搬送車両である。搬送車両は、荷物の積み降ろしを行う荷役装置を備えている。この荷役装置の保持部は、荷物の上面を吸着している。
上述の搬送車両では、保持部が上面側から荷物へアプローチを行うため、当該アプローチのためのスペースが必要となる。すなわち、最上段の荷物の上面と収容体の天井との間にスペースを設ける必要がある。この場合、収容体の容積に対する荷物の個数が減少する。これに対し、保持部が荷物の側面を吸着する構成を採用した場合、前述のようなスペースを設ける必要がなくなる。その一方、保持部が荷物の側面を吸着する構成を採用した場合、例えば床面に置かれた荷物を吸着する際などに、吸着面を荷物の側面に対向させにくくなる。従って、吸着作業が行いにくくなり、作業性が低下する場合がある。
従って、本発明は、荷物の積み降ろしの作業性を向上できる搬送車両、及び荷役装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る搬送車両は、走行を行う車体と、荷物の積み降ろしを行う荷役装置と、を備える搬送車両であって、荷役装置は、荷物を保持する保持部と、車体に設けられ、保持部を移動させるアーム部と、を備え、保持部は、荷物の側面を吸着することで荷物を保持する吸着部と、アーム部に対する吸着部の角度を調整する角度調整機構と、を備える。
本発明の一態様に係る搬送車両において、荷役装置の保持部は、荷物の側面を吸着することで荷物を保持する吸着部を備える。この場合、保持部は、荷物に対して横からアプローチを行うことができるため、最上段の荷物の上面側に、保持部がアプローチするためのスペースを設ける必要がない。従って、作業現場での荷物の積載量を増やすことができる。また、保持部は、アーム部に対する吸着部の角度を調整する角度調整機構を備える。この場合、荷物が置かれている位置に応じて、角度調整機構が吸着部の角度を調整することができる。すなわち、吸着部は、吸着面を荷物の側面に対向させた状態で、荷物へアプローチすることができる。これにより、吸着部による吸着作業が行いやすくなる。以上により、荷物の積み降ろしの作業性を向上できる。
搬送車両において、角度調整機構は、吸着部が荷物を保持するときに、上下方向に対する吸着部の角度を調整してよい。例えば、床面近くに配置されている荷物を保持する場合、床面と保持部周辺の構造物とが干渉することを避けるために、保持部が斜め上方に傾いた状態で、荷物へアプローチすることがある。この場合、角度調整機構が上下方向に対して吸着部の角度を調整することで、吸着部は、吸着面を荷物の側面に対向させた状態で荷物にアプロートすることができる。
搬送車両において、保持部は、吸着部で吸着した荷物を載置させる載置部を備えてよい。この場合、載置部は、荷物が吸着部から剥離することを抑制することができる。
搬送車両において、吸着部は、アーム部に対して進退移動を行ってよい。この場合、アーム部を停止させた状態で、吸着部が荷物へアプローチし、且つ、吸着後に荷物を引き出すことができる。
本発明の一形態に係る荷役装置は、荷物を保持する保持部と、保持部を移動させるアーム部と、を備え、保持部は、荷物の側面を吸着部で吸着することで荷物を保持し、アーム部に対する吸着部の角度を調整する角度調整機構を備える。
この荷役装置によれば、上述の搬送車両と同様な作用・効果を得ることができる。
本発明によれば、荷物の積み降ろしの作業性を向上できる搬送車両、及び荷役装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る搬送車両1が荷物Wの積み降ろしを行っている様子を示す概略図である。搬送車両1は、トラックTの荷台やコンテナなどの収容体Cの内部で荷物Wの積み降ろしを行う。図1に示す例においては、搬送車両1は、収容体Cとして、トラックTの荷台の内部で作業を行っている。トラックTは、駐車スペースPにて停車している。駐車スペースPの後側(建屋側)には、当該駐車スペースPから上方へ立ち上がった段差部Sが形成されている。トラックTは、段差部Sに対して収容体Cの後端部の扉を開いた状態で、停車する。搬送車両1は、段差部Sから収容体Cの内部へ進入するように走行を行う。また、搬送車両1は、収容体Cの内部から外部へ出て、段差部Sへ戻るように走行を行う。
搬送車両1は、自動的に走行を行うと共に、自動的に荷物Wの積み降ろしを行う自走式の車両である。搬送車両1は、走行を行う車体2と、荷物Wの積み降ろしを行う荷役装置3と、を備える。車体2は、複数の車輪を備え、当該車輪を駆動させることで、前後方向への走行を行う。荷役装置3は、荷物Wを保持する保持部6と、保持部6を移動させるアーム部7と、を備える。アーム部7の一方の端部は車体2に固定され、他方の端部には保持部6が固定されている。アーム部7は複数の関節部及び複数のリンク部によって構成されている。
次に、図2〜図5を参照して、荷役装置3の保持部6の構成について更に詳細に説明する。図2は、保持部6の側面図である。図3は、保持部6の一部の部材の分解斜視図である。図4は、保持部6の一部を示す平面図である。図5は、角度調整機構の側面図である。なお、以降の説明においては、保持部6が荷物Wを保持しているときの姿勢(図1参照)を基準として、「上下方向」、「前後方向」、「幅方向」という語を用いて説明を行う。前後方向D1のうち、荷物W側が前側に該当し、アーム部7側が後側に該当する。幅方向D2は、上下方向及び前後方向D1と直交する方向である。
図2に示すように、保持部6は、吸着部10と、載置部11と、移動機構12と、角度調整機構13と、を備える。
図2及び図3に示すように、吸着部10は、荷物Wの側面を吸着(図2参照)することで荷物Wを保持する。吸着部10は、複数の吸着パッド21と、当該複数の吸着パッド21を支持する支持部材22と、を備える。支持部材22は、上下方向及び幅方向D2に平面状に広がる部材である。支持部材22は、上下方向及び幅方向D2に複数個配列された状態の吸着パッド21を支持する。また、支持部材22は、吸着面21aが前側を向くように吸着パッド21を支持する。吸着パッド21は、吸着面21aが前側を向くように配置されるため、荷物Wの側面を吸着することができる。支持部材22の下端部には、取付部材23が設けられている。取付部材23は、吸着部10を移動機構12に取り付けるための部材である。取付部材23は、支持部材22の下端部から後側へ延び、且つ幅方向D2に広がる板状の部材である。
載置部11は、吸着部10で吸着した荷物Wを載置させる。載置部11は、前後方向D1に延び、且つ、幅方向D2に広がる板状の部材によって構成される。荷物Wが前進位置P1で吸着部10に吸着され、後退位置P2(図2において吸着部10が仮想線で示された位置)まで吸着部10に引き込まれたとき、載置部11は、当該荷物Wを上面に載置させる。図3に示すように、載置部11には、吸着部10を前後方向に進退移動させるための一対のスリット27,27が形成される。スリット27,27は、幅方向D2に互いに離間した状態で、前後方向D1に真っ直ぐ延びる。
図2に示すように、載置部11には、上方へ立ち上がる接続部材24が設けられている。接続部材24は、アーム部7のリンク部のうち、最も先端側のリンク部7Aに接続される。これにより、保持部6は接続部材24を介してアーム部7に接続される。なお、接続部材24は、吸着部10の前後方向の進退移動を阻害しないように、前後方向D1から見た時に、取付部材23を通過させるための貫通部を有している。また、接続部材24には、撮像部28が設けられている。撮像部28は、荷役装置3が自動的に荷物Wの積み降ろしを行うため、荷物Wの位置や形状等を把握するための装置である。撮像部28は、例えば、3Dカメラや2Dカメラ、及び撮像のための照明などによって構成される。
移動機構12は、アーム部7に対して吸着部10を進退移動させるための機構である。図2に示すように、移動機構12は、ストロークの前端の位置である前進位置P1と、ストロークの後端の位置である後退位置P2と、の間で吸着部10を往復させることができる。すなわち、移動機構12は、吸着部10が荷物Wを吸着するときは、当該吸着部10を前進位置P1まで移動させる。また、移動機構12は、吸着部10が荷物Wを吸着した後は、荷物Wごと吸着部10を後退位置P2まで移動させる。図2に示すように、移動機構12は、駆動部30と、ガイド部31と、スライド部32と、を備える。
駆動部30は、吸着部10が進退移動を行うための駆動力を発生する。駆動部30は、ボールねじ33と、ボールねじ33を回転させるモータ34と、を備える。ボールねじ33は、載置部11の下面側において、前後方向D1に延びるように配置されている。ボールねじ33は、幅方向D2における載置部11の略中央位置に配置される(図4参照)。モータ34は、ボールねじ33の後端に設けられる。モータ34は、載置部11の後縁部に固定される(図3参照)。
ガイド部31は、スライド部32を介した吸着部10の進退移動をガイドするための部材である。ガイド部31は、ボールねじ33の幅方向D2における両側において、前後方向D1に延びるように設けられる(図4参照)。ガイド部31は、載置部11の下面側に設けられる。
スライド部32は、駆動部30からの駆動力を吸着部10へ伝達するための部材である。スライド部32は、ボールねじ33と接続され、当該ボールねじ33の回転を前後方向D1への推進力へ変換する機構を有している。また、スライド部32は、ガイド部31と接続され(図4参照)、ガイド部31にガイドされながら前後方向D1へ移動する。スライド部32は、載置部11の下面側に設けられる。スライド部32は、取付部材23を連結するための連結部32aを有している。連結部32aは、載置部11のスリット27,27を介して載置部11よりも上方へ突出し、取付部材23に連結される(図3参照)。このような構成により、スライド部32が前後方向D1へ移動すると、吸着部10は、当該スライド部32及び取付部材23と共に前後方向D1へ移動する。
角度調整機構13は、アーム部7に対する吸着部10の角度を調整する機構である。角度調整機構13は、吸着部10が荷物Wを保持するときに、上下方向に対する吸着部10の角度を調整する。具体的には、図4及び図5に示すように、角度調整機構13は、支持部材22と取付部材23とを回動可能に連結するヒンジ部41と、支持部材22を回動させるシリンダ42と、を備える。
ヒンジ部41は、取付部材23の前縁部における幅方向D2の両端部に一対設けられる(図4参照)。ヒンジ部41は、取付部材23に固定されたブラケット43と、支持部材22に固定されたブラケット44と、ブラケット43,44同士を連結するピン46と、を備える。ブラケット43は、取付部材23の前縁部から前方へ突出する。ブラケット44は、支持部材22の後面の下端付近から後側へ突出する。ブラケット43,44はそれぞれ先端側に貫通孔を有している。これらの貫通孔が重ね合わせられた状態で、当該貫通孔にピン46が挿入される。ピン46は幅方向D2に延びる状態で、ブラケット43,44を連結する。従って、吸着部10は、幅方向D2に延びるピン46を中心として回動する。
シリンダ42は、ピストン部51及びロッド部52を有するエアシリンダによって構成される。シリンダ42の一端側は取付部材23に取り付けられ、他端側は支持部材22に取り付けられる。シリンダ42は、吸着部10の幅方向D2における略中央位置に配置される(図4参照)。ピストン部51は、ヒンジ部53を介して取付部材23に取り付けられる。ロッド部52は、ヒンジ部54を介して支持部材22の上端側に取り付けられる。このような構成により、ロッド部52がピストン部51に引き込まれるように移動すると、支持部材22の上端側が後側へ移動する。また、ロッド部52がピストン部51から押し出されるように移動すると、支持部材22の上端側が前側へ移動する。
上述のように構成された角度調整機構13による角度調整について説明する。ここでは、吸着部10の姿勢の基準位置として基準線SLを設定する。基準線SLは、アーム部7の先端側のリンク部7Aの中心軸線であり、前後方向D1に真っ直ぐに延びる線である(図2参照)。ただし、基準線SLの方向は、アーム部7の挙動に伴って適宜変更される。保持部6の構成要素のうち、吸着部10以外の構成要素は、基準線SLに対する角度が固定された状態でリンク部7Aに支持されている。すなわち、取付部材23は、基準線SLに対する角度が固定されている。従って、取付部材23に対する吸着部10の角度が変更された場合、基準線SL、すなわちアーム部7に対する吸着部10の角度が変更される。
図5(a)に示す状態では、吸着部10は、取付部材23に対して垂直に立ち上がるように配置されている。この状態では、吸着部10は、吸着面21aが基準線SLに対して垂直をなすような姿勢となる。当該状態から、シリンダ42のロッド部52がピストン部51に引き込まれると、図5(b)に示す状態となる。このとき、ロッド部52が支持部材22の上端部付近を後側へ引っ張るような力を発生する。これにより、吸着部10は、ヒンジ部41のピン46を中心軸として、後側へ回動する。従って、吸着部10は、取付部材23に対して鋭角をなすように傾斜する。この状態では、吸着部10は、吸着面21aが基準線SLに対して傾斜するような姿勢となる。なお、角度調整機構13は、シリンダ42を制御することで、吸着部10の傾斜角を適宜調整することができる。
次に、本実施形態に係る搬送車両1及び荷役装置3の作用・効果について説明する。
まず、図6(b)を参照して、比較例に係る搬送車両について説明する。比較例に係る搬送車両の保持部100は、荷物Wの上面を吸着することで荷物Wを保持する。この場合、保持部100が上面側から荷物Wへアプローチを行うため、当該アプローチのためのスペースSPが必要となる。すなわち、最上段の荷物Wの上面と収容体Cの天井との間にスペースSPを設ける必要がある。この場合、収容体Cの容積に対する荷物Wの個数が減少する。
これに対し、本実施形態に係る搬送車両1では、荷役装置3の保持部6は、荷物Wの側面を吸着することで荷物Wを保持する吸着部10を備える。この場合、図6(a)に示すように、保持部6は、荷物Wに対して横からアプローチを行うことができるため、最上段の荷物Wの上面側に、保持部6がアプローチするためのスペースを設ける必要がない。従って、収容体C内部での荷物Wの積載量を増やすことができる。このように、本実施形態に係る搬送車両1を用いれば、比較例に係る搬送車両を用いるよりも、収容体C内の荷物の積載量を増やすことができる。
ここで、吸着部10が荷物Wの側面を吸着する構成を採用した場合、次のような問題が生じる。例えば、図7(a)に示すように、比較例に係る搬送車両の保持部106は、本実施形態のような角度調整機構を有していない。このような搬送車両では、床面近くに配置されている荷物Wを保持する場合、床面と保持部106周辺の構造物Mとが干渉することを避けるために、保持部106が斜め上方に傾いた状態で、荷物Wへアプローチすることがある。このとき、吸着部10は、吸着面21aを荷物Wの側面に対して傾斜させた状態で、荷物Wを吸着する必要がある。この状態で吸着を行うと、一部の吸着パッドのみで荷物Wの吸着を行うこととなるため、吸着作業が行いにくくなり、作業性が低下する場合がある。
これに対し、本実施形態に係る搬送車両1では、保持部6は、アーム部7に対する吸着部10の角度を調整する角度調整機構13を備える。この場合、荷物Wが置かれている位置に応じて、角度調整機構13が吸着部10の角度を調整することができる。例えば、図7(b)に示すように、角度調整機構13は、吸着部10を後側へ傾くように角度調整を行うことで、吸着面21aを荷物Wの側面と平行をなすように調整することができる。すなわち、吸着部10は、吸着面21aを荷物Wの側面に対向させた状態で、荷物Wへアプローチすることができる。これにより、吸着部10による吸着作業が行いやすくなる。以上により、荷物の積み降ろしの作業性を向上できる。
搬送車両1において、角度調整機構13は、吸着部10が荷物Wを保持するときに、上下方向に対する吸着部10の角度を調整する。図7(b)に示すような床面上の荷物Wを保持する際に、角度調整機構13が上下方向に対して吸着部10の角度を調整することで、吸着部10は、吸着面21aを荷物Wの側面に対向させた状態で荷物Wにアプローチすることができる。
搬送車両1において、保持部6は、吸着部10で吸着した荷物Wを載置させる載置部11を備える。この場合、載置部11は、荷物Wが吸着部10から剥離することを抑制することができる。例えば、吸着部10は、側面に対する吸着力のみで荷物Wを支持することができるが、載置部11を用いることで下面からも荷物を保持することができる。
搬送車両1において、吸着部10は、アーム部7に対して進退移動を行う。この場合、アーム部7を停止させた状態で、吸着部10が荷物Wへアプローチし、且つ、吸着後に荷物Wを引き出すことができる。
本実施形態に係る荷役装置3は、荷物Wを保持する保持部6と、保持部6を移動させるアーム部7と、を備え、保持部6は、荷物Wの側面を吸着部10で吸着することで荷物Wを保持し、アーム部7に対する吸着部10の角度を調整する角度調整機構13を備える。
この荷役装置3によれば、上述の搬送車両1と同様な作用・効果を得ることができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
角度調整機構13に用いられたシリンダの種類は限定されず、エアシリンダの他、油圧シリンダや、電動シリンダなどが用いられてもよい。また、角度調整機構は、シリンダを用いて吸着部10の角度調整を行う機構に限定されない。例えば、ギア機構やリンク機構などを用いてモータの駆動力によって吸着部10の角度調整が行われてもよい。
角度調整機構13は、上下方向に対する吸着部10の角度を調整していた。これに代えて、またはこれに加えて、角度調整機構は、吸着部10が荷物Wを保持するときに、水平方向に対する吸着部10の角度を調整してもよい。
また、上述の実施形態では、吸着部10がアーム部7に対して進退移動を行っていた。これに代えて、吸着部10のアーム部7に対する前後方向の位置は不動とされ、載置部11がアーム部に対して進退移動を行ってもよい。
1…搬送車両、2…車体、3…荷役装置、6…保持部、7…アーム部、10…吸着部、11…載置部、13…角度調整機構。
Claims (5)
- 走行を行う車体と、
荷物の積み降ろしを行う荷役装置と、を備える搬送車両であって、
前記荷役装置は、
前記荷物を保持する保持部と、
前記車体に設けられ、前記保持部を移動させるアーム部と、を備え、
前記保持部は、
前記荷物の側面を吸着することで前記荷物を保持する吸着部と、
前記アーム部に対する前記吸着部の角度を調整する角度調整機構と、を備える、搬送車両。 - 前記角度調整機構は、前記吸着部が前記荷物を保持するときに、上下方向に対する前記吸着部の角度を調整する、請求項1に記載の搬送車両。
- 前記保持部は、前記吸着部で吸着した前記荷物を載置させる載置部を備える、請求項1又は2に記載の搬送車両。
- 前記吸着部は、前記アーム部に対して進退移動を行う、請求項1〜3の何れか一項に記載の搬送車両。
- 荷物を保持する保持部と、
前記保持部を移動させるアーム部と、を備え、
前記保持部は、前記荷物の側面を吸着部で吸着することで前記荷物を保持し、前記アーム部に対する前記吸着部の角度を調整する角度調整機構を備える、荷役装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018120116A JP2020001844A (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | 搬送車両、及び荷役装置 |
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ID=69098440
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2018
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