JP2020001356A - 直液式印判 - Google Patents
直液式印判 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020001356A JP2020001356A JP2018125710A JP2018125710A JP2020001356A JP 2020001356 A JP2020001356 A JP 2020001356A JP 2018125710 A JP2018125710 A JP 2018125710A JP 2018125710 A JP2018125710 A JP 2018125710A JP 2020001356 A JP2020001356 A JP 2020001356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink cartridge
- absorber
- direct liquid
- stamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
Description
そこで本件出願人は、特許文献1に示されるように、インキ吸蔵体の上面にインキ吸蔵体よりも毛管力が弱い粗なスポンジ体からなる吸収体を配置することにより、前記インキ吸蔵体で溢れたインキをこの吸収体で吸い取るようにしたインキ漏れ防止機能付の印判を先に提案している。
前記インキカートリッジの下部には下方に向けて延びる筒状のインキ供給筒が突設されているとともに、このインキ供給筒には昇降自在な棒状の弁体が装入されており、
この弁体は、常に弁を閉じる方向に弾発されてインキカートリッジからインキが流出するのを防止しており、
また、前記インキカートリッジには内圧調整機構が設けられていることを特徴とするものであり、これを請求項1に係る発明とする。
図1は、本発明の直液式印判を示すもので、図において、1は本体、2は昇降自在な操作体、1aは前記本体1に取り付けられていて操作体2の下降に連動してウィング式に開くカバー部材、3は多孔質印字体である。また、図2は通常時の状態を示す中央縦断面図、図3は図2の側面側からみた中央縦断面図であり、図4は捺印時の状態を示す中央縦断面図、図5は図4の側面側からみた中央縦断面図である。
前記本体1の内部には印判ホルダー6が昇降自在に装着されており、この印判ホルダー6の下端に前記多孔質印字体3が取り付けられている。また、この印判ホルダー6と本体1との間にはコイルバネのような弾性部材7が装着されていて、印判ホルダー6に対して常に上向きの力が付勢された状態となっている。この結果、印判ホルダー6は常時は引き上げられた状態にあり、多孔質印字体3は本体1内に収納され、かつ、カバー部材1aも閉じられた状態となっている。
このインキ供給筒8は、捺印時の場合に限り弁体9が僅かに開いてインキカートリッジ5内のインキを多孔質印字体3に向けて少量ずつ供給するように構成されている。即ち、図6に示されるように、インキ供給筒8の壁面には、前記インキカートリッジ5内へ通じる孔8aが設けられていて、内部にインキが満たされた状態に保たれている。一方、弁体9にはコイルバネのような弾性部材8bが装着されていて、常に下向きの力が付勢されており、下方部に設けた傾斜面9aと、インキ供給筒8の内壁面に設けた傾斜面8cとが係合・密着することにより、インキ供給筒8のインキの供給を完全にストップした状態を保持している。一方、弁体9を押し上げて傾斜面9aと傾斜面8c間に隙間を形成した場合には、この隙間を通じてインキカートリッジ5内のインキをインキ吸蔵体4に向けて適量分だけ供給する構造となっている。
図2〜図3に示されるように、通常の状態では操作体2に下向きの押圧力が作用していない。従って、印判ホルダー6は弾発部材7に付勢されて上方側へ引き上げられており、この結果、多孔質印字体3は本体1内へ収納された状態となっている。また、カバー部材1a、1aも閉じられた状態となっている。
図4〜図5に示されるように、操作体2の下降に伴いインキカートリッジ5も下降し、このインキカートリッジ5の下面に押されて印版ホルダー6が下降する。この印版ホルダー6の下降に伴い、カバー部材1a、1aがウィング式に開き、多孔質印字体3が露呈して被捺印面の上に載置される。
即ち、インキカートリッジ5内の内圧が上昇した場合、余剰インキ貯留室21の上面に形成した孔部から先端部をインキカートリッジ5内へ突出するようにセットしてある密なスポンジ体からなる第1の吸収体22bに予め吸蔵されていたインキが、毛細管現象により下方部の粗なスポンジ体からなる第2の吸収体22aへ移行させることになる。この際、空気は空気孔23を通り、外気と空気置換が行われる。
以上説明してきたように、内圧上昇時でも前記弁体により、カートリッジからのインキ流出を確実に防止すると同時に、前記内圧調整機構により余剰インキを吸収することができる為、弁体が開いたとしても、インキが多量に溢れ出すことが無く、インキ漏れ・印影ムラ等の不具合を確実に防止することができる。
1a カバー部材
2 操作体
3 多孔質印字体
4 インキ吸蔵体
5 インキカートリッジ
6 印判ホルダー
7 弾性部材
8 インキ供給筒
8a 孔
8b 弾性部材
8c 傾斜面
9 弁体
9a 傾斜面
10 中継芯
20 内圧調整機構
21 余剰インキ貯留室
22 吸収体
22a 第2の吸収体
22b 第1の吸収体
23 空気孔
Claims (3)
- 多孔質印字体の上面側にインキ吸蔵体を配置し、このインキ吸蔵体の上方にインキカートリッジを配置した直液式印判であって、
前記インキカートリッジの下部には下方に向けて延びる筒状のインキ供給筒が突設されているとともに、このインキ供給筒には昇降自在な棒状の弁体が装入されており、
この弁体は、常に弁を閉じる方向に弾発されてインキカートリッジからインキが流出するのを防止しており、
また、前記インキカートリッジには内圧調整機構が設けられていることを特徴とする直液式印判。 - 弁体は、捺印時においては弾発力に反して弁を開ける方向に移動してインキカートリッジからインキをインキ吸蔵体へ供給する構造となっている請求項1に記載の直液式印判。
- 内圧調整機構が、インキカートリッジ内部に連通して設置された第1の吸収体と、この第1の吸収体と接触して設けられた、第1の吸収体より毛管力が弱く余剰インキを吸い取る第2の吸収体と、この第2の吸収体の外面の一部または全部は開口して外気と空気置換が行われる空気孔とで構成されている請求項1または2に記載の直液式印判。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018125710A JP7106070B2 (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 直液式印判 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018125710A JP7106070B2 (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 直液式印判 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020001356A true JP2020001356A (ja) | 2020-01-09 |
JP7106070B2 JP7106070B2 (ja) | 2022-07-26 |
Family
ID=69098261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018125710A Active JP7106070B2 (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 直液式印判 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7106070B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074048U (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-20 | 三菱鉛筆株式会社 | 印 鑑 |
JP2008246973A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sakura Color Prod Corp | スタンプマーカー |
JP2013256031A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Shachihata Inc | 反転式印判 |
JP2014240154A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | シヤチハタ株式会社 | インキ自給式印判 |
-
2018
- 2018-07-02 JP JP2018125710A patent/JP7106070B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074048U (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-20 | 三菱鉛筆株式会社 | 印 鑑 |
JP2008246973A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sakura Color Prod Corp | スタンプマーカー |
JP2013256031A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Shachihata Inc | 反転式印判 |
JP2014240154A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | シヤチハタ株式会社 | インキ自給式印判 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7106070B2 (ja) | 2022-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2141067C (en) | Method of refilling ink-jet printer cartridges | |
US7182446B2 (en) | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus | |
US4145967A (en) | Enlarged ink supply cartridge for marking apparatus | |
US7192129B2 (en) | Bridging wick and method for an inkjet printhead | |
US6189450B1 (en) | Ink refillable stamp | |
US4441422A (en) | Capillary stencil printer with improved replenishment of the printing pad and re-inking of the reservoir | |
JP5006819B2 (ja) | 浸透印 | |
JP2007283534A (ja) | 印判 | |
JP2020001356A (ja) | 直液式印判 | |
JP7106071B2 (ja) | 直液式印判 | |
JPH11207990A (ja) | インク補充装置およびインク補充方法 | |
JP2020006649A (ja) | 直液式印判 | |
JP3656725B2 (ja) | インクジェット記録装置用インクカートリッジ | |
JPH07214883A (ja) | 印 鑑 | |
RU2323831C1 (ru) | Чернильный картридж для струйного принтера | |
KR200197728Y1 (ko) | 잉크 보충이 가능한 칠판용 필기구 | |
US4988225A (en) | Continuous self-inking ribbon cartridge system | |
JP3606318B2 (ja) | インクジェット記録装置用インク供給機構 | |
JPH0811410A (ja) | 印 判 | |
KR20080000894U (ko) | 잉크 절약형 필기구 | |
KR20040025385A (ko) | 리필가능한 마카팬 | |
JPS62142650A (ja) | 印字装置のインク供給装置 | |
JP3860007B2 (ja) | 印鑑ケース用朱肉パッド | |
JP2023159424A (ja) | 補給型液体貯留タンク、画像形成装置 | |
JPH0624958U (ja) | 印 鑑 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220705 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7106070 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |