JP2019536407A - 並列逆導通igbtおよびワイドバンドギャップスイッチのスイッチング - Google Patents

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Abstract

半導体モジュール(56)は、ワイドバンドギャップMOSFET(32)に並列に接続されている逆導通IGBT(10、10’)を含んでおり、逆導通IGBT(10、10’)およびワイドバンドギャップMOSFET(32)は、それぞれ、内部逆並列ダイオード(30、48)を含んでいる。半導体モジュール(56)を動作させるための方法は、半導体モジュール(56)が内部逆並列ダイオード(30、48)の導通方向である逆方向への電流(IR)の導通を開始する逆導通開始時間(tS)を求めるステップ;逆導通開始時間(tS)後に、ワイドバンドギャップMOSFET(32)に正のゲート信号(VGS)を印加するステップ;逆導通開始時間(tS)に基づいて、半導体モジュール(56)が逆方向における電流(IR)の導通を終了する逆導通終了時間(tE)を求めるステップ;逆導通終了時間(tE)前のブランキング期間(tbl)に、ワイドバンドギャップMOSFET(32)を阻止状態に切り替えるように適合されている低減されたゲート信号(VGS)を、ワイドバンドギャップMOSFET(32)に印加するステップ、を有している。

Description

本発明は、ワイドバンドギャップ半導体スイッチの分野に関する。特に、本発明は、そのようなデバイスを用いて半導体モジュールを動作させるための方法、半導体モジュール、およびハーフブリッジに関する。
ハイブリッドスイッチを形成するために、Siベースの半導体スイッチと、ワイドバンドギャップ半導体スイッチと、を並列に接続することは、いくつかの利点を有することができる。例えば、そのようなハイブリッドスイッチは、同じ定格電流および/または定格電圧を有するフルワイドバンドギャップ半導体スイッチまたはフルシリコンスイッチと比較して、より優れた性能およびより低いコストを有することができる。さらに、SiC MOSFETなどのワイドバンドギャップ電圧制御ユニポーラ半導体スイッチと、SiベースIGBTまたは逆導通IGBTとの並列構成は、より良好な熱性能、導通性能(すなわち、より低い導通損失)、スイッチング性能(より低スイッチング損失、より高いソフトスイッチング性)、および故障性能(サージ耐性および短絡耐性の改善など)を提供することができる。さらに、最小数のワイドバンドギャップ半導体スイッチを使用すれば済むので、組合せハイブリッドスイッチによって、通常は、コストが削減され、その一方で、これらのスイッチによって提供される性能上の利点を維持することができる。
BIGT(バイモードIGBT、すなわち1チップ上で通常IGBTと組み合わせられた逆導通IGBT)に関して、いわゆるMOSゲート制御技術は、いわゆるダイオードモードにおける半導体スイッチの性能を改善することが知られている。ダイオードモードは、逆導通IGBTの内部逆並列ダイオードが導通している動作モード、すなわち電流が逆導通IGBTを通って、IGBTの通常の導通方向(すなわち、電流はコレクタからエミッタへ流れる)に対して、逆方向に流れる(すなわち、電流はエミッタからコレクタに流れる)動作モードとみなすことができる。
BIGTは、米国特許第8212283号明細書(US 2014/184 303 A1)に開示されており、この刊行物は、BIGTの設計に関して、参照により組み込まれるものとする。
米国特許出願公開第2014/184303号明細書(US 2013/257 177 A1)は、IGBTと並列に接続されている逆並列ダイオードを備えたMOSFETを示している。MOSFETはワイドバンドギャップデバイスであってもよく、IGBTは逆導通IGBTであってもよい。MOSFETスイッチおよびIGBTスイッチのいずれも、同じゲート信号で制御される。
米国特許出願公開第2013/257177号明細書(US 2013/257 177 A1)は、IGBTに並列に接続されたMOSFETが示されており、これらは異なるゲート信号で制御されている。
Hoffmann等の「High Frequency Power Switch−Improved Performance by MOSFETs and IGBTs connected in parallel」、Power Electronics and applications、2005 European Conference on Dresden、ドイツ、2005年9月11〜14日、Piscataway、NJ、USA、2005年9月11日、第1〜11頁には、別々に切り替えることができるMOSFETとIGBTとから構成されるハイブリッドスイッチが記載されている。
通常の場合、Siベースの半導体スイッチおよびワイドバンドギャップ半導体スイッチの両方を搭載する半導体モジュールは、組合せハイブリッドスイッチ用のゲート信号を生成するゲートドライバを含む。したがって、MOSゲート制御では、Siベースの半導体スイッチ用のゲート信号もワイドバンドギャップ半導体スイッチに印加される。しかしながら、ワイドバンドギャップ半導体スイッチは、Siベースの半導体デバイスとは異なる特性を有していると考えられる。
本発明の課題は、ダイオードモード動作において、高いスイッチング性能および/または低い導通損失を有する半導体モジュールを提供することである。
この課題は、独立請求項に記載の対象によって解決される。別の実施例は、従属請求項および以下の説明より明らかになる。
本発明の態様は、半導体モジュールおよび半導体モジュールを動作させる方法に関する。半導体モジュールは、半導体チップを基板と電気的に相互接続し、チップを電気的に接続するための端子を提供し、かつ/またはチップを機械的に支持する任意のデバイスであってよい。
特に、半導体モジュールは、逆方向に電流を流す内部逆並列ダイオードを含む逆導通IGBTと、同様に内部逆並列ダイオードを含むワイドバンドギャップMOSFETとを含む。逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETは並列に接続されている。
逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETは、半導体モジュールの基板に接合することができ、半導体モジュールは、ゲートコントローラ、すなわち逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETにゲート信号を供給するためのゲートドライバも搭載することができる。
逆導通IGBTは、ゲート、コレクタおよびエミッタを含む。正のゲート信号がゲートに印加されると、コレクタ−エミッタ間の電流経路が導通状態になる。エミッタ−コレクタ間の逆電流経路は、逆導通IGBTの内部逆並列ダイオードに起因して常に導通状態にある。例えば、逆導通IGBTは、Siベースである、かつ/または(通常の)IGBTと逆導通IGBTとを1つのチップに組み合わせたBIGTであってよい。
ワイドバンドギャップスイッチは、一般に、2eVを超えるバンドギャップを提供するチップ基板上のSiCまたはGaNを基礎とすることができる。例えば、ワイドバンドギャップスイッチは、ゲート、ドレインおよびソースを有するMOSFETであってよい。正のゲート信号がゲートに印加されると、ドレイン−ソース間の電流経路が導通状態になる。ソース−ドレイン間の逆電流経路は、MOSFETの内部逆並列ボディダイオードに起因して常に導通状態にある。ワイドバンドギャップスイッチは、逆導通IGBTに並列に、かつ/または逆導通IGBTのダイオードに逆並列に接続される。
半導体モジュールは、パワー半導体モジュールであってもよいことに留意されたい。つまり、逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETを、10Aを超える電流および/または100Vを超える電圧の処理に適合させることができる。
本発明の1つの実施形態によれば、本方法は、半導体モジュールが内部逆並列ダイオードの導通方向である逆方向への電流の導通を開始する逆導通開始時間を求める、かつ/または予測するステップ;逆導通開始時間後に、ワイドバンドギャップMOSFETに正のゲート信号を印加するステップ(すなわち、この期間中は、閾値電圧より高い正のゲート電圧でもって、MOSFETは整流器として電圧電流チャートの第3象限で動作する);逆導通開始時間に基づいて、半導体モジュールが逆方向における電流の導通を終了する逆導通終了時間を求める、かつ/または予測するステップ;逆導通終了時間前のブランキング期間に、ワイドバンドギャップMOSFETを阻止状態に切り替えるように適合されている低減されたゲート信号を、ワイドバンドギャップMOSFETに印加するステップ、を含む。
逆導通終了時間は、逆導通開始時間から直接的に求めることができるか、または間接的に求めることができるという意味で、逆導通開始時間を基礎としている。例えば、逆導通終了時間を、逆導通開始時間および半導体モジュールの電流スイッチング周波数に基づいて求めることができる。これは、逆導通開始時間に、スイッチング周波数に依存するオフセットを加算することによって行うことができる。一般に、逆導通終了時間を、逆導通開始時間に基づいて、またオプションとして半導体モジュールの別のパラメータに基づいて予測することができる。基本的に、SiCまたはGaNベースのMOSFETなどのワイドバンドギャップMOSFETは、Siベースの逆導通IGBTとは反対の特性を示すことが判明している。すなわち、ゲート電圧が高くなると、ダイオードモードにおけるソース−ドレイン間の電圧降下が小さくなる。このように、ダイオードモードにおける導通損失をさらに減少させるためには、ワイドバンドギャップMOSFETは、逆導通IGBTとは異なるように切り替えられるべきである、かつ/または特に、ワイドバンドギャップMOSFETがダイオードモードにある場合には、より高いゲート電圧がワイドバンドギャップMOSFETに印加されるべきである。
逆導通IGBTの内部逆並列ダイオードおよび/またはワイドバンドギャップMOSFETの内部逆並列ダイオードに電流が流れる場合の、半導体モジュールのダイオードモードの開始時間(すなわち逆導通開始時間)および終了時間(すなわち逆導通終了時間)は、ゲートコントローラおよび/または外部コントローラによって求めることができ、このコントローラは、例えば、半導体モジュール用のスイッチング信号も提供し、そのスイッチング信号に基づいて、ゲートコントローラはゲート信号を生成する。
更なる例として、モジュールに電流の測定値を基礎として、開始時間および終了時間を求めることができる。それらの測定値を未来の時点に外挿することによって、電流の未来の時点のゼロクロッシングを求めることができる。さらに、半導体モジュールに流れる電流は、スイッチング信号を生成するコントローラによって求めることができ、このためには、半導体モジュールに流れる未来の時点の電流を予測することも必要になると考えられる。コントローラはまた、逆導通IGBTとワイドバンドギャップMOSFETとが並列接続されたものに相互接続された更なる半導体スイッチのスイッチング時間から、逆導通開始時間を求めることができる。このスイッチング時間は、更なる半導体スイッチをオンにする時間と考えられる。逆導通終了時間は、スイッチング周波数に依存するものであってよいオフセットを加算することによって、逆導通開始時間からコントローラによって求めることができる。
一般に、半導体モジュールに流れる電流が負の場合、半導体モジュールはダイオードモードにあると考えられる。電流が負になった直後、例えば電流ゼロクロッシング後の所定の期間に、ワイドバンドギャップMOSFETのゲート信号を、正のゲート信号(すなわち正のゲート電圧)まで上昇させることができる。電流が正になる前のゼロクロッシングの直前、例えば、ゼロクロッシング前のブランキング期間に、ワイドバンドギャップMOSFET用のゲート信号を、低減されたゲート信号(すなわち、正のゲート電圧より低い電圧)に降下させることができる。
一般に、正のゲート信号は、正の閾値電圧より高い電圧を有することができる。低減されたゲート信号は、正のゲート信号よりも低い、例えば正の閾値電圧よりも低い電圧を有することができる。例えば、低減されたゲート信号は、実質的に0Vであってよいか、またはさらに負の電圧を有することができる。ワイドバンドギャップMOSFETの低減されたゲート信号は、ワイドバンドギャップMOSFETの正のゲート信号に対して低減される。低減されたゲート信号は、ワイドバンドギャップMOSFETを阻止状態および/またはオフ状態に切り替えるように適合されている。ワイドバンドギャップMOSFETの正のゲート信号は、ワイドバンドギャップMOSFETを導通状態および/またはオン状態に切り替えるように適合されている。
ゲート信号の電圧を、ゲート−ソース間およびゲート−エミッタ間の電圧として求めることができることに留意されたい。
また、逆導通IGBT用のゲート信号を、逆導通IGBTの導通損失がダイオードモード中に最小となるように成形することができる。特に、逆導通IGBTのゲート信号を、ダイオードモードの全期間中または所定の期間中、低減された電圧に維持または設定することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、正のゲート信号は、逆導通開始時間後のブランキング期間に、ワイドバンドギャップMOSFETに印加される。このブランキング期間は、逆導通終了時間前のブランキング期間と同じ長さを有していてもよい。正のゲート信号は、電流がワイドバンドギャップMOSFETの逆並列チャネルダイオードに流れる実質的に全期間に、ワイドバンドギャップMOSFETに印加することができる。すなわち、この期間では、正のゲート信号でもって、MOSFETは、整流器として電圧電流図の第3象限で動作する。電流は、反転チャネルおよびn型ベースを介してソースからドレインに流れる。
本発明の1つの実施形態によれば、逆導通IGBT用の低減されたゲート信号は、逆導通開始時間から逆導通終了時間まで維持される。第1の可能性は、導通損失が低減されるように、ダイオードモードの間、逆導通IGBT用のゲート信号を低電圧に保つことである。
逆導通IGBTの低減されたゲート信号は、逆導通IGBTの正のゲート信号に対して低減されている。低減されたゲート信号は、逆導通IGBTを阻止状態および/またはオフ状態に切り替えるように適合されている。逆導通IGBTの正のゲート信号は、逆導通IGBTを導通状態および/またはオン状態に切り替えるように適合されている。
本発明の1つの実施形態によれば、本方法は、逆導通終了時間前のブランキング期間より前の抽出期間に、逆導通IGBTに正のゲート信号を印加することをさらに含む。低減されたゲート信号が、逆導通終了時間前のブランキング期間に、逆導通IGBTに印加される。あるいは、ダイオードモードの終了時に、逆導通IGBT用のゲート信号を、ダイオードの逆回復の直前に正の電圧に上昇させることができる。これにより、ダイオード(またはダイオードモードにおける逆導通IGBT)の逆回復損失を低減することができる。電子は反転チャネルを介してエミッタ接点への低抵抗経路を有するので、正のゲート信号はダイオード内のプラズマ(電子−正孔対)を減少させるのに役立ち、これは逆回復損失の減少をもたらす。
ブランキング期間および抽出期間はいずれも、数10マイクロ秒のオーダであってよい。
本発明の1つの実施形態によれば、ブランキング期間は、14μsより短く、例えば14μsである。ブランキング期間を、半導体モジュールの半導体スイッチと更なる半導体モジュールの半導体スイッチの短絡切断を防ぐために使用することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、抽出期間は10μsから90μsである。例えば、抽出期間は、(3.3kVより高い電圧を処理するように適合させることができる)高電圧デバイスの場合、60μsから80μsとすることができる。抽出期間は、IGBTの電流および電圧クラスに依存するIGBTのn型ベースにおける電荷キャリア(プラズマ)の量に基づいて求めることができる。
本発明の1つの実施形態によれば、逆導通IGBTの正のゲート信号は、逆導通IGBTの正の閾値電圧より高い電圧を有する。逆導通IGBTをその導通状態に切り替えるために使用され、抽出期間中に供給されるゲート信号は、同じ値を有することができ、例えば+15Vである。
本発明の1つの実施形態によれば、ワイドバンドギャップMOSFETの正のゲート信号は、ワイドバンドギャップMOSFETの正の閾値電圧より高い電圧を有する。ワイドバンドギャップMOSFETをその導通状態に切り替えるために使用され、ダイオードモードの大部分の間に供給されるゲート信号は、同じ値を有することができ、例えば+15V、またはより高い値を有することができ、例えば+20Vである。
一般に、逆導通IGBTに印加される正のゲート信号およびワイドバンドギャップMOSFETに印加される正のゲート信号は、同じ電圧を有することができる。しかしながら、それらは異なる電圧値を有することもできる。
本発明の1つの実施形態によれば、逆導通IGBTの低減されたゲート信号は、0V以下の電圧、および/または逆導通IGBTの閾値電圧より低い電圧である。例えば、低減されたゲート信号は−15Vであってよい。
本発明の1つの実施形態によれば、ワイドバンドギャップMOSFETの低減されたゲート信号は、0V以下の電圧、および/またはワイドバンドギャップMOSFETの閾値電圧より低い電圧である。例えば、低減されたゲート信号は−15Vであってよい。
一般に、逆導通IGBTに印加される低減されたゲート信号およびワイドバンドギャップMOSFETに印加される低減されたゲート信号は、同じ電圧を有することができる。しかしながら、それらは異なる電圧値を有することもできる。
本発明の1つの実施形態によれば、半導体モジュールは、逆導通IGBTと、逆導通IGBTに並列に接続されたワイドバンドギャップMOSFETと、逆導通IGBT用のゲート信号およびワイドバンドギャップMOSFET用の異なるゲート信号を供給するゲートコントローラと、を含む。異なるゲート信号は、特定の時点において異なる電圧を有する信号であると考えられる。これらの異なるゲート信号は、ゲートコントローラ、すなわち各半導体チップのための追加の回路を含むことができるゲートドライバによって供給することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、半導体モジュール、特にゲートコントローラは、上記および下記に記載されるような方法を実行するように適合させることができる。例えば、ゲートコントローラは、逆導通開始時間および逆導通終了時間を求めることができ、かつ/またはこれらの時間およびブランキング期間(および任意選択で、抽出期間)に基づいて逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップスイッチ用のスイッチ信号を生成することができ、これらは、ゲートコントローラに符号化することができる。
本発明の更なる態様は、直列に接続された、上記および下記に記載されるような2つの半導体モジュールを含むハーフブリッジに関する。例えば、そのようなハーフブリッジは、スイッチング信号に関して低いスイッチング損失と高速な応答時間とを有するインバータの一部であってよい。ハーフブリッジは、2つのスイッチを含む半導体モジュールであってよく、各スイッチは、並列に接続された逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETから構成される。これら2つの構成されたスイッチを直列に接続することもできる。
一方のスイッチの逆導通開始時間および/または逆導通終了時間を、他方のスイッチのスイッチング時間から求めることができる。
本発明の1つの実施形態によれば、逆導通開始時間は、逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETの更なる並列構成などの、別のスイッチのスイッチング時間を基礎とする。例えば、逆導通開始時間は、他のスイッチのスイッチング時間と同じであってもよい。
本発明の1つの実施形態によれば、逆導通終了時間は、逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETに関する逆導通開始時間にオフセットを加算することによって求められる。このオフセットは、半導体モジュールのスイッチング周波数から求めることができる。
本発明の1つの実施形態によれば、逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETから構成される第1のスイッチの逆導通終了時間は、別の第2のスイッチのスイッチング時間によって求められ、第2のスイッチはまた、第1のスイッチの逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETに直列に接続される逆導通IGBTおよびワイドバンドギャップMOSFETから構成することができる。例えば、第1のスイッチの逆導通終了時間は、第2のスイッチの逆導通開始時間と同じであってもよい。
上記および下記に記載の方法の特徴は、上記および下記に記載の半導体モジュール、ゲートコントローラ、および/またはハーフブリッジの特徴でもあると考えられ、またその逆についても当てはまると解されたい。
本発明の上記の態様および他の態様は、以下の実施の形態の参照により、明らかになり、また理解される。
以下では、本発明の主たる対象を、添付の図面に示した実施例を参照しながらより詳細に説明する。
逆導通IGBTのセルの斜視図を概略的に示す。 SiC MOSFETのセルの斜視図を概略的に示す。 BIGTの断面図を概略的に示す。 本発明の1つの実施形態によるハーフブリッジを概略的に示す。 本発明の1つの実施形態によるゲート信号のチャートを示す。 本発明の1つの別の実施形態によるゲート信号のチャートを示す。 本発明の1つの別の実施形態によるゲート信号のチャートを示す。 逆導通IGBTまたはBIGTに関する特性曲線のチャートを示す。 SiC MOSFETに関する特性曲線のチャートを示す。
図面において使用されている参照番号、およびそれらの参照番号が意味するものは、符号の説明の項にまとめて記載されている。原則として、図面において、同一の部分には同一の参照符号が付されている。
図1は、逆導通IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolar Transistor)10の1つのセルを示している。逆導通IGBT10は、そのようなセルを複数組み合わせたものから構成されており、それらはすべて1つのチップ基板に設けられている。
逆導通IGBT10は、第1の端部(コレクタ側)に、第1の平面端子の形態のコレクタ12を含む。また、逆導通IGBT10は、第1の端部とは反対側の第2の端部(エミッタ側)に、第2の平面端子の形態のエミッタ14を含む。さらに、逆導通IGBT10は、第2の平面端子に隣接して、逆導通IGBT10を制御するためのゲート16を含む。ゲート16に隣接して、ソース層の形態のn型ドープ領域18および井戸層の形態のp型ドープ領域20が配置されており、これらは少なくとも部分的にn型ドープベース層22に埋め込まれている。n型ベース層22には、n型高濃度ドープバッファ層24が隣接し、これは、n型バッファ層24と第1の平面端子12との間に配置されたp型ドープ領域26(コレクタ層)およびn型ドープ領域28(短絡)に隣接しており、コレクタ12とエミッタ14との間に内部集積ダイオード30を形成し、逆方向(すなわち、エミッタ14からコレクタ12)に電流を流す。
図2は、SiC MOSFET32のセルを示している。SiC MOSFET32も、そのようなセルを複数組み合わせたものから構成されており、それらはすべて1つのチップ基板に設けられている。
SiC MOSFET32は、第1の端部に第1の平面端子34の形態のドレイン34を含み、また第1の端部とは反対側の第2の端部に第2の平面端子36の形態のソース36を含む。SiC MOSFET32を制御するためのゲート38が第2の平面端子36に隣接している。SiC MOSFET32は、ゲート38に隣接して、n型ドープ領域40およびp型ドープ領域42を含み、これらは少なくとも部分的にn型ベース層44に埋め込まれている。n型ベース層44と第1の平面端子34との間に、n型ドープ層またはn型ドープ基板46が配置されている。
SiC MOSFET32は、ソース−ドレイン間の層から形成された内部ボディダイオード48を含む。
図3は、逆導通IGBT領域50と、(コレクタ側のデバイスの中央部に大きなパイロットp型ドープ領域26を有する)通常IGBT領域52と、から構成されるBIGT(バイモードIGBT)10’の断面図を示す。逆導通IGBT領域50は、図1に示すように(n型ドープ領域28とp型ドープ領域26とが交互に設けられている)セルから構成されている。領域52は、図1のセルのように、n型ドープ領域28を備えていない(すなわち、p型ドープ領域26のみを備えた)セルから構成されている。例示的に、通常IGBT領域52は、より小さいp型ドープ領域26とn型ドープ領域28とによって交互に挟まれている。
図4は、直列に接続された2つの半導体モジュールまたはより一般的な半導体スイッチ56から成るハーフブリッジ54を示す。半導体モジュール56の各々は、半導体モジュール56間の中点58を電圧源60、例えばDCリンクの正の電圧または負の電圧に接続するための制御可能なスイッチを提供する。
半導体モジュール56の各々は、SiC MOSFET32に並列に接続された逆導通IGBT10またはBIGT10’を含む。ここでは、また以下において、SiC MOSFET32を、GaNなどの他のワイドバンドギャップ半導体基板に基づく他のワイドバンドギャップMOSFETデバイスに置き換えることができる。半導体スイッチ10、10’、32は、それらのコレクタ12およびドレイン34にそれぞれの半導体モジュール56用の上側出力を提供し、それらのエミッタ14およびソース36にそれぞれの半導体モジュール56用の下側出力を提供する。内部逆並列ダイオード30、48により、別個のフリーホイールダイオードは不要となる。
ゲート16、38は、それぞれの半導体モジュール56のためのゲートコントローラ62に接続されており、半導体スイッチ10、10’、32に異なるゲート信号を供給するように適合されている。例えば、ゲートコントローラ62は、2つの半導体スイッチ10、10’、32が接合されている基板と同じ基板に機械的に取り付けることができる。
ゲートコントローラ62は、例えば、その一部にハーフブリッジを含むインバータを制御する上位のコントローラ64から、スイッチング信号を受信することができる。コントローラ64のスイッチング信号を、ゲートコントローラ62によって半導体スイッチ10、10’、32用のゲート信号に変換することができる。
図5、図6および図7は、逆導通IGBT10、10’およびワイドバンドギャップMOSFET32に印加することができる、生じうるゲート信号VGEおよびVGSが記載された3つのチャートを示す。
チャートの上部は、半導体モジュール56の出力における電圧Uを示しており、ダイオード30、48の両端間の逆方向電圧とみなすことができる。両方のダイオード30、48が阻止しているので、逆導通開始時間t前は、電圧Uが正である(電圧はダイオード30、48に対して逆である)。ここで、半導体モジュール56に流れる逆方向電流I、すなわち(スイッチ10、10’および32のエミッタおよびソースにおける)半導体モジュール56の下側出力から(コレクタおよびドレインにおける)上側出力に向かう方向である逆方向電流Iは、0である。半導体モジュール56に印加される電圧が反転すると、ダイオード30、48が導通し、半導体モジュール56に逆方向に電流Iが流れるので、電圧Uは実質的に0となる。
これは、半導体モジュール56に印加される電圧の向きが逆導通終了時間tにおいて再び変わるまで、実質的に同じままである。逆導通終了時間t後、ダイオード30、48が再び阻止するので、電圧Uは半導体モジュール56に印加される電圧になる。短時間の間、スイッチ10、10’、32のn型ベース領域またはドリフト領域に蓄積された電荷キャリアの空乏または抽出に起因して、逆電流Iは負になる。その後、逆電流Iは0になる。つまり、半導体モジュール56に電流は流れない。
逆導通開始時間tおよび逆導通終了時間tは、半導体モジュール56内の測定値を用いてゲートコントローラ62により求めることができ、例えば半導体モジュール56の両端間の電圧を測定および外挿することによって求めることができる。モジュールの両端間の電圧はハーフブリッジ内のすべての半導体モジュール56のスイッチング状態に依存するので、ゲートコントローラ62および/またはコントローラ64によって、他の半導体モジュール56からのスイッチング信号から時間tおよびtを求めることもできる。
例えば、図4の下側のモジュールまたはスイッチ56の逆導通開始時間tは、上側のモジュールまたはスイッチ56がオン状態にスイッチングした際のスイッチング時間であってよい。同様に、図4の下側のモジュールまたはスイッチ56の逆導通終了時間tは、上側のモジュールまたはスイッチ56がオフ状態にスイッチングした際のスイッチング時間であってよい。図4の下側のモジュールまたはスイッチ56の逆導通終了時間tは、図4の上側のモジュールまたはスイッチ56の逆導通開始時間tであってもよく、またその逆であってもよい。本明細書に記載の逆導通開始時間tと逆導通終了時間tとの間で適用される方法は、オフ状態のモジュールまたはスイッチ56に適用されることに留意されたい。さらに、この方法において、逆導通IGBT10またはBIGT10’および/またはSiC MOSFET32は、それらから構成されたモジュールまたはスイッチ56がオフ状態にあるにもかかわらず、導通状態にすることができ、またその逆も考えられることに留意されたい。
図5、図6および図7に示された半導体モジュール56を動作させるための3つすべての方法において、ワイドバンドギャップMOSFET32のゲート信号は、逆導通開始時間tから逆導通終了時間tまでの実質的に全期間の間、正の電圧に切り替えられる。
正のゲート信号VGSは、逆導通開始時間t後、特に逆導通開始時間t後のブランキング期間tblに、ワイドバンドギャップMOSFET32に印加される。正のゲート信号VGSは、逆導通終了時間t前、特に、逆導通開始時間t後のブランキング期間tblの間、維持される。その後、低減されたゲート信号VGSが、逆導通終了時間t前のブランキング期間tblに、ワイドバンドギャップMOSFET32に印加される。
同じ長さであっても異なる長さであってもよい各ブランキング期間tblは、数μs、例えば約10μsの長さであってもよく、かつ/または異なる半導体モジュール56間の位相短絡および/もしくはシュートスルーを防ぐために使用することができる。
ワイドバンドギャップMOSFET32のゲート−ソース間の電圧によって規定することができる正のゲート信号VGSは、ワイドバンドギャップMOSFET32をスイッチングするための正の閾値電圧よりも高い電圧、例えば+15Vにすることができる。
低減されたゲート信号VGSは、実質的に0V以下に、例えばワイドバンドギャップMOSFET32の正の閾値電圧よりも低い電圧、例えば−15Vにすることができる。
そのようなワイドバンドギャップMOSFET32のスイッチングは、ワイドバンドギャップMOSFET32およびその内部ダイオード48の導通損失が減少するという利点を有する。これについては、図9を参照してより詳細に説明する。
図5に示されているように、逆導通IGBT10、10’をワイドバンドギャップMOSFET32と同様にスイッチングすることができる。
正のゲート信号VGEは、逆導通開始時間t後、特に逆導通開始時間t後のブランキング期間tblに、逆導通IGBT10、10’に印加される。正のゲート信号VGEは、逆導通終了時間t前、特に、逆導通開始時間t後のブランキング期間tblの間、維持される。その後、低減されたゲート信号VGEが、逆導通終了時間t前のブランキング期間tblに、逆導通IGBT10、10’に印加される。
逆導通IGBT10、10’のゲート−エミッタ間の電圧によって規定することができる正のゲート信号VGEは、逆導通IGBT10、10’をスイッチングするための正の閾値電圧よりも高い電圧、例えば+15Vにすることができる。
低減されたゲート信号VGEは、実質的に0V以下に、例えば逆導通IGBT10、10’の正の閾値電圧よりも低い電圧、例えば−15Vにすることができる。
逆導通IGBT10、10’の制御は、標準制御と呼ばれる場合があるが、しかしながらこの制御によって、反転チャネルを通る電子の抽出に起因して、したがってデバイス内部のプラズマが少なくなることに起因して、内部ダイオード30の高いオン電圧降下をもたらすことができる。この特性は、図8を参照してより詳細に説明される。
これとは反対に、図6に示されているような、いわゆるMOSゲート制御においては、低減されたゲート信号VGEがtとtとの間の大部分の期間にわたり印加され、これによって、通常の場合、内部ダイオード30の低いオン電圧降下が生じる。この特性は図8に関してより詳細に説明される。
低減されたゲート信号VGEは、逆導通終了時間t前の抽出期間tおよびブランキング期間tblまで維持することができる。
逆導通終了時間t前の抽出期間tおよびブランキング期間tblに、正のゲート信号VGEが逆導通IGBT10、10’に印加される。逆導通終了時間t前のブランキング期間tblに、低減されたゲート信号VGEが再び逆導通IGBT10、10’に印加される。
したがって、逆導通終了時間tの直前の比較的短い期間tの間、逆導通IGBTには正のゲート信号VGEが供給される。これは導通損失に大きく寄与しない(わずかに増加する)が、内部ダイオード30のターンオフ(または逆回復)中の逆回復損失を顕著に減少させることができる。抽出期間は数10μsの長さを有することができる。
図7に示されているように、逆導通IGBT10、10’に関して抽出期間tを完全に省略することができる、かつ/または逆導通IGBT10、10’に印加される低減されたゲート信号VGEを維持することができる。このようにして、逆導通IGBT10、10’の内部ダイオード30の電圧降下を全負荷電流時に2.5V以下に維持することができれば、ブランキング期間中のワイドバンドギャップMOSFET32の内部ボディダイオード48の導通を完全に抑制することができる。終了時間t前、すなわちブランキング期間tblの間、ワイドバンドギャップMOSFET32のチャネルダイオード(すなわちMOSFETは第3象限で動作し、これはソースからドレインへ反転チャネルを通って電流が流れることを意味する)は、正の閾値電圧より低いゲート信号VGSが印加されることに起因してオフとなり、全負荷電流が、逆導通IGBT10、10’を通って流れる。したがって、内部ボディダイオード効果が抑制され、ひいてはバイポーラ劣化が生じることがないので、ワイドバンドギャップMOSFET32の信頼性を改善することができる。
図8は、ダイオードモード、すなわち逆並列ダイオード導通中のBIGT10’(1.82cmの活性領域)の特性曲線の一例を示す。電圧降下は右から左へ描かれており、BIGT10’を流れる電流、すなわち内部ダイオード30を流れる電流は上から下へ描かれている。測定は125℃の温度で行った。
GE=0V(実線、MOSチャネルがオフ)では、電圧降下は、VGE=15V(点線、MOSチャネルがオン)の場合よりも小さい。BIGT10’の定格電流62.5Aおよび温度125℃において、VGE=0Vでの電圧降下、すなわち導通損失は、VGE=15Vの場合と比較して、33%減少させることができる。
図9は、125℃の温度におけるダイオードモードのSiC MOSFET32(0.3cmの活性領域)についての図8と同様の図を示す。点線はVGS=+15Vに対応し、実線はVGS=0V、破線はVGS=−15Vに対応する。VGS=0Vでは、最初はMOSチャネルがオフになっているが、ボディバイアス効果により、VDS>−1.5VでMOSチャネルがオンになる。VGS=−15Vでは、MOSチャネルはオフであり、内部ボディダイオードが導通している。VGS=15V(MOSチャネルがオン)の場合、オン電圧降下はVGE=0Vの場合よりも小さいことがわかる。定格電流20Aおよび125℃では、VGE=15Vでのオン電圧降下は、VGE=0Vの場合と比較して、50%減少させることができる。
一般に、逆導通IGBT10、10’は、正のゲート信号に対してより高い導通損失を有するのに対して、ワイドバンドギャップMOSFET32は、低減されたゲート信号に対してより高い導通損失を有する。
ダイオードモードすなわち主にダイオード導通中に、逆導通IGBT10、10’の性能を向上させるために、ゲート信号VGEは、0Vまたは負(−15Vまたは0Vなど)とすることができ、正のゲート信号(VGE=15Vなど)と比較して33%の導通損失の低減を実現することができる。一方、ダイオードモードのワイドバンドギャップMOSFET32では、ゲート信号VGSは正(+15Vなど)とすることができ、0Vまたは負のゲート信号(VGS=0Vまたは−15Vなど)と比較して50%の導通損失の低減を実現することができる。
本発明を、図面および上記において詳細に図示および説明したが、そのような図示および説明は、図示を目的としたものまたは例示的なものであって、限定的なものではないとみなされるべきである。つまり本発明は、開示した実施の形態に限定されるものではない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載の発明の実践によって、図面、明細書および添付の特許請求の範囲の記載から、開示した実施の形態についての種々のヴァリエーションを理解および実現することができる。特許請求の範囲において、「含んでいる」という語句は、他の構成要素またはステップを除外するものではなく、また不定詞としての「1つ」または「ある」は複数形を除外するものではない。単一のプロセッサまたはコントローラまたは他のユニットは、特許請求の範囲に挙げた種々の項目の機能を満たすことができる。特定の基準が相互に異なる従属請求項に記載されているという事実だけで、それらの基準の組合せを有利に使用できないことが示されるわけではない。請求項における任意の参照番号は、発明の範囲を制限するものと解されるべきではない。
10 逆導通IGBT
10’ BIGT
12 コレクタ、第1の平面端子
14 エミッタ、第2の平面端子
16 ゲート
18 n型ドープ領域
20 p型ドープ領域
22 n型ベース層
24 n型バッファ層
26 p型ドープ領域
28 n型ドープ領域
30 逆導通ダイオード、内部逆並列ダイオード
32 SiC MOSFET
34 ドレイン、第1の平面端子
36 ソース、第2の平面端子
38 ゲート
40 n型ドープ領域
42 p型ドープ領域
44 n型ベース層
46 n型ドープ層
48 逆導通ダイオード、内部逆並列ダイオード、内部ボディダイオード
50 逆導通IGBT領域
52 通常IGBT領域
54 ハーフブリッジ
56 半導体モジュール/複合型半導体スイッチ
58 中点
60 電圧源
62 ゲートコントローラ
64 上位のコントローラ
逆モジュール電圧
逆モジュール電流
逆導通開始時間
逆導通終了時間
GE 逆導通IGBT用のゲート信号
GS ワイドバンドギャップMOSFET用のゲート信号
bl ブランキング期間
抽出期間

Claims (15)

  1. ワイドバンドギャップMOSFET(32)に並列に接続されている逆導通IGBT(10、10’)を用いて半導体モジュール(56)を動作させる方法であって、
    前記逆導通IGBT(10、10’)および前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)は、それぞれ、内部逆並列ダイオード(30、48)を含んでいる、方法において、前記方法は、
    前記半導体モジュール(56)が前記内部逆並列ダイオード(30、48)の導通方向である逆方向への電流(I)の導通を開始する逆導通開始時間(t)を求めるステップと、
    前記逆導通開始時間(t)後に、前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)に正のゲート信号(VGS)を印加するステップと、
    前記逆導通開始時間(t)に基づいて、前記半導体モジュール(56)が前記逆方向における電流(I)の導通を終了する逆導通終了時間(t)を求めるステップと、
    前記逆導通終了時間(t)前のブランキング期間(tbl)に、前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)を阻止状態に切り替えるように適合されている低減されたゲート信号(VGS)を、前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)に印加するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記正のゲート信号(VGS)を、前記逆導通開始時間(t)後のブランキング期間(tbl)に、前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)に印加する、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記逆導通IGBT(10、10’)に対する低減されたゲート信号(VGE)を、前記逆導通開始時間(t)と前記逆導通終了時間(t)との間に維持し、
    前記低減されたゲート信号(VGE)は、前記逆導通IGBT(10、10’)を阻止状態に切り替えるように適合されている、
    請求項1または2記載の方法。
  4. 前記方法は、
    前記逆導通終了時間(t)前の前記ブランキング期間(tbl)より前の抽出期間(t)に、前記逆導通IGBT(10、10’)に正のゲート信号(VGE)を印加するステップと、
    前記逆導通終了時間(t)前の前記ブランキング期間(tbl)に、前記逆導通IGBT(10、10’)に、低減されたゲート信号(VGE)を印加するステップと、
    をさらに含む、
    請求項1または2記載の方法。
  5. 前記ブランキング期間(tbl)は、14μsよりも短い、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記抽出期間(t)は、10μsと90μsとの間である、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記逆導通IGBT(10、10’)の前記正のゲート信号(VGE)は、前記逆導通IGBT(10、10’)の閾値電圧より高い電圧を有する、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)の前記正のゲート信号(VGS)は、前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)の閾値電圧より高い電圧を有する、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記逆導通IGBT(10、10’)の低減されたゲート信号(VGE)は、
    0V以下の電圧、および、
    前記逆導通IGBT(10、10’)の閾値電圧より低い電圧、
    のうちの少なくとも一方である、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)の前記低減されたゲート信号(VGE)は、
    0V以下の電圧、および、
    前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)の閾値電圧より低い電圧、
    のうちの少なくとも一方である、
    請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 前記逆導通IGBTは、1つのチップにおいて組み合わされたIGBT(52)と逆導通IGBT(50)とを有する、SiベースのBIGT(10’)である、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)は、SiCまたはGaNを基礎とする、
    請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 前記逆導通終了時間(t)を、
    前記逆導通IGBT(10、10’)および前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)に関する前記逆導通開始時間(t)のオフセットの加算、
    前記逆導通IGBT(10、10’)および前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)と直列に接続されている別の半導体スイッチのスイッチング時間、
    のうちの少なくとも一方によって求める、
    請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 半導体モジュール(56)において、
    内部逆並列ダイオード(30)を備えた逆導通IGBT(10、10’)と、
    内部逆並列ダイオード(48)を有しており、前記逆導通IGBT(10、10’)に並列に接続されているワイドバンドギャップMOSFET(32)と、
    ゲート信号(VGE)を前記逆導通IGBT(10、10’)に供給し、異なるゲート信号(VGS)を前記ワイドバンドギャップMOSFET(32)に供給するコントローラ(62)と、
    を含んでおり、
    前記半導体モジュールは、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法を実施するように適合されている、
    半導体モジュール(56)。
  15. 直列に接続されている、請求項14記載の半導体モジュール(56)を2つ含んでいるハーフブリッジ(54)。
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