JP2019534295A - フェノキシトリアゾール - Google Patents

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Abstract

本発明は、式I[式中、HetArは、から選択される5員又は6員のヘテロアリール基であり、ここで、R1は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり、2つのR1が存在する場合、同じでも異なっていてもよく;R2は、低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH2−シクロアルキル、置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH2−ヘテロシクロアルキルであり;R3は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)2−低級アルキルであり;nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、R3は、同じでも異なっていてもよい]で示される化合物に、或いはその薬学的に活性な酸付加塩に、そのラセミ混合物に、又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体に関する。本化合物は、アルツハイマー病、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、又はダウン症候群を処置するために使用され得る。

Description

本発明は、式I
Figure 2019534295

[式中、
HetArは、
Figure 2019534295

から選択される5員又は6員のヘテロアリール基であり、
ここで、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり、2つのRが存在する場合、同じでも異なっていてもよく;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物に、或いはその薬学的に活性な酸付加塩に、そのラセミ混合物に又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体に関する。
ここに、式Iで示される本化合物が、γ−セクレターゼのモジュレーターであり、それらが、脳におけるβ−アミロイドの沈着に関連する疾患(特に、アルツハイマー病)及びその他の疾患(例えば、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー(dementia pugilistica)、及びダウン症候群)を治療又は予防するために有用であり得ることを見出した。
アルツハイマー病(AD)は、晩年における認知症の最も一般的な原因である。病理生理学的には、ADは、細胞外斑におけるアミロイドの沈着、及び脳における細胞内神経原線維変化により特徴付けられる。アミロイド斑は、一連のタンパク質分解的切断工程によってβ−アミロイド前駆体タンパク質(APP)から生じるアミロイドペプチド(Aβペプチド)で主に構成される。APPの幾つかの形態が同定されており、そのうち最も量が多いのは、695、751及び770アミノ酸長のタンパク質である。これらは全て、ディファレンシャルスプライシングを通して単一の遺伝子から生じる。Aβペプチドは、APPの同じドメインに由来する。
Aβペプチドは、β−及びγ−セクレターゼと呼ばれる2つのタンパク質分解酵素が逐次作用することを通してAPPから生成される。β−セクレターゼは、まず、膜貫通ドメイン(TM)の直ぐ外側のAPPの細胞外ドメインを切断して、TM及び細胞質のドメインを含有するAPPのC末端断片(CTFβ)を生成する。CTFβは、TM内の幾つかの隣接する位置を切断してAβ−ペプチド及び細胞質断片を生成するγ−セクレターゼの基質である。γ−セクレターゼによって媒介される様々なタンパク質分解的切断は、異なる鎖長のAβペプチド(例えば、Aβ38、Aβ40及びAβ42)を生じさせる。後者は、神経毒性凝集体を形成するその強い傾向から、より病原的なアミロイドペプチドであると考えられる。
β−セクレターゼは、典型的なアスパルチルプロテアーゼである。γ−セクレターゼは、4つの必須サブユニット:プレセニリン(PS1及びPS2を含むPS)、ニカストリン、anterior pharynx defective 1(APH−1)及びプレセニリンエンハンサー2(PEN−2)からなる高分子量複合体である。3.4Åの分解能でのヒトγ−セクレターゼの原子構造が公表されている(X. Bai, C. Yan, G. Yang, P. Lu, D. Ma, L. Sun, R. Zhou, S. H. W. Scheres, Y. Shi, Nature 2015, 525, pages 212 - 217)。プレセニリンは、触媒部位を有し、その基質をTM内で切断する非定型アスパルチルプロテアーゼのグループを表わし、それ自体がポリトピック型膜タンパク質である。γ−セクレターゼの他の必須成分であるニカストリン並びにaph1及びpen−2遺伝子の産物は、基質の認識及びリクルートメントを担っていると考えられる。γ−セクレターゼの証明されている基質は、APP及びNotchレセプターファミリーのタンパク質であるが、γ−セクレターゼは、ゆるい基質特異性を有し、APP及びNotchとは無関係の多くの更なる膜タンパク質が、in vitroにおいてγ−セクレターゼにより切断されることが報告されている。
γ−セクレターゼ活性は、Aβペプチドの産生に絶対的に必要である。これは、遺伝的手段、すなわち、プレセニリン遺伝子の除去及び低分子量阻害化合物の両方により示されている。ADについてのアミロイドカスケード仮説によれば、Aβの産生及び沈着は、この疾患についての最終的な原因である。したがって、γ−セクレターゼの選択的かつ強力な阻害は、ADの予防及び治療に有用であり得ると考えられた。
代替的な処置様式は、γ−セクレターゼ活性のモデュレーションであり、同モデュレーションにより、Aβ42産生の選択的減少がもたらされる。これにより、より短いAβアイソフォーム、例えば、Aβ38、Aβ37等の増加がもたらされ、より短いAβアイソフォームは、凝集及びプラーク形成の能力を有さず又は同能力が低下しており、神経毒性がないか又は少ない。γ−セクレターゼ活性をモデュレーションすることにおいてこの効果を示す化合物は、特定の非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)及び関連アナログを含む(Weggen et al., Nature, 414 (2001) 212-16)。
このため、本発明の化合物は、脳におけるβ−アミロイドの沈着に関連する疾患(特に、アルツハイマー病)及びその他の疾患(例えば、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、及びダウン症候群)の治療又は予防に有用であろう。
多くの文献、例えば、下記刊行物に、γ−セクレターゼのモデュレーションに関する現在の知識が記載されている。
Figure 2019534295
式Iで示される化合物について以下の定義が使用される。
本明細書で使用する場合、「低級アルキル」という用語は、1〜7個の炭素原子を含有する飽和の直鎖又は分枝鎖基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、i−ブチル、2−ブチル、t−ブチル等を指す。好ましいアルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する基である。
本明細書で使用する場合、「ハロゲンにより置換されている低級アルキル」という用語は、少なくとも1つの水素原子がハロゲンにより置き換えられている、上記定義されたアルキル基、例えば、CF、CHF、CHF、CHFCF、CHCHF、CHCHF、CHC(CHCF、CHCFCF、CH(CF、CHCF、(CHCF、(CHCF、CH(CH)CF、CFCF等を指す。好ましい基は、CFである。
「低級アルコキシ」という用語は、O原子を介して連結されている、上記定義された低級アルキル基を指す。
「ハロゲン」という用語は、塩素、ヨウ素、フッ素及び臭素を指す。
「シクロアルキル」という用語は、3〜6個の炭素原子を含有する飽和炭素環、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルを指す。
「ヘテロシクロアルキル」という用語は、少なくとも1つの炭素環原子がO、N又はSから選択されるヘテロ原子により置き換えられている、上記されたシクロアルキル基を指す。好ましいヘテロシクロアルキル基は、オキセタン基又はオキソラン基である。
「低級アルキルの単重水素化又は多重水素化誘導体」という用語は、少なくとも1つの水素原子が重水素により置き換えられている、上記された低級アルキル基、例えば、CH(CD、CD(CD、CD又はCH(D)CDを指す。
「低級アルケニル」という用語は、少なくとも1つの単結合が二重結合により置き換えられている、2〜4個の炭素原子を有する炭素鎖を指す。
「薬学的に許容し得る酸付加塩」という用語は、無機酸及び有機酸、例えば、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、マレイン酸、酢酸、コハク酸、酒石酸、メタン−スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等との塩を包含する。
本発明の目的は、式Iで示される化合物;アルツハイマー病、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、又はダウン症候群の処置用の医薬の製造のためのこのような化合物の使用;その製造;及び本発明に係る式Iで示される化合物に基づく医薬である。
本発明の更なる目的は、式Iで示される化合物についての光学的に純粋なエナンチオマー、ラセミ体又はジアステレオマー混合物の全ての形態である。
本発明の1つの目的は、式I−a
Figure 2019534295

[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体、例えば、下記化合物
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
である。
本発明の更なる1つの目的は、式I−b
Figure 2019534295

[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体、例えば、下記化合物
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(1−(プロパン−2−イル)−5−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンである。
本発明の1つの目的は、式I−c
Figure 2019534295

[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体、例えば、下記化合物
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(1−(プロパン−2−イル)−5−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンである。
本発明の1つの目的は、式I−d
Figure 2019534295

[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体、例えば、下記化合物
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−{5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−{5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンである。
本発明の1つの目的は、式I−e
Figure 2019534295

[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり、同じでも異なっていてもよく;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体、例えば、下記化合物
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−[トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンである。
本発明の1つの目的は、式I−f
Figure 2019534295

[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体、例えば、下記化合物
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
((1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(1−メチル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(1−シクロプロピル−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S)−N−[5−(5−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1S,5R.8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1S,5R.8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1S,5R.8s)−N−[5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メチルプロピル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[2−メトキシプロピル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンである。
本発明の1つの目的は、式I−g
Figure 2019534295

[式中、
は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
は、
低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
であり;
は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体、例えば、下記化合物
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンである。
式Iで示される本化合物及びその薬学的に許容し得る塩を、当技術分野において公知の方法により、例えば、以下に記載された方法により調製することができる。同方法は、
a)式II
Figure 2019534295

で示される化合物を、式III
Figure 2019534295

で示される化合物と反応させて、式I
Figure 2019534295


で示される化合物にすること
[これらの式中、各置換基は、上記された意味を有し、Xは、ハロゲンである]、及び
所望により、得られた化合物を、薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること;
又は
b)式VI
Figure 2019534295

で示される化合物を、式
HetAr−X
で示される化合物と反応させて、式
Figure 2019534295


で示される化合物にすること
[これらの式中、各基は、上記された意味を有し、Xは、ハロゲンである]、又は
所望により、得られた化合物を、薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること
を含む。
より詳細には、式Iで示される化合物及びその中間体をスキーム1〜7により及び239個の具体的な実施例の説明により調製することができる。
Figure 2019534295
式II(式中、ヘテロ芳香環HetArは上記定義されたとおりである)で示される中間体を式III(式中、n、R及びRは、上記定義されたとおりであり、Xは、ハロゲン、好ましくは、臭素である)で示される化合物と、スキーム1に示されたように反応させる。この反応を触媒量又は化学量論量の適切な遷移金属錯体、例えば、場合により溶媒付加物としてのトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)又はクロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9])及びそれぞれ、触媒量又は化学量論量の適切なホスフィンリガンド、例えば、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(「xantphos」、CAS[161265−03−8])、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3])、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8])又はジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8])の存在下で、並びに更に、適切な塩基、例えば、アルカリtertブトキシド、アルカリカーボナート又はアルカリホスファート、例えば、ナトリウムtertブトキシドの存在下で行うことができる。この反応を極性の非プロトン性溶媒、例えば、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン又は2−メチルテトラヒドロフラン中において、100℃〜170℃、好ましくは、110℃〜140℃の温度で、場合により密閉バイアル中でのマイクロ波照射下で行うことができる。
Figure 2019534295
或いは、式I(式中、HetAr、n、R及びRは、上記定義されたとおりである)で示される化合物をスキーム2で概説されたようにアクセスすることができる。スキーム1に示された反応と同様に、式III(式中、n、R、Rは、上記定義されたとおりであり、Xは、ハロゲン、好ましくは、臭素である)で示される中間体を式IV(式中、PGは、適切な保護基、例えば、tert−ブトキシカルボニル(Boc)である)で示される化合物と、触媒量又は化学量論量の適切な遷移金属錯体、例えば、場合により溶媒付加物としてのトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)又はクロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9])及びそれぞれ、触媒量又は化学量論量の適切なホスフィンリガンド、例えば、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(「Xantphos」、CAS[161265−03−8])、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3])、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8])又はジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8])の存在下で、並びに更に、適切な塩基、例えば、アルカリtertブトキシド、アルカリカーボナート又はアルカリホスファート、例えば、ナトリウムtertブトキシドの存在下で反応させることができる。この反応を極性の非プロトン性溶媒、例えば、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン又は2−メチルテトラヒドロフラン中において、100℃〜170℃、好ましくは、110℃〜140℃の温度で、場合により密閉バイアル中でのマイクロ波照射下で行うことができる。
次に、保護基PGを、当技術分野において公知の方法を使用して開裂させることができる。PGがBocである場合、脱保護を、強酸、例えば、トリフルオロ酢酸(TFA)又は塩酸(HCl)の存在下で、例えば、ジオキサン、メタノール又は水中の溶液として、場合により適切な溶媒、例えば、ジクロロメタンの存在下で、式Vで示される中間体を撹拌することにより達成することができる。得られた式VIで示される中間体をハロゲン化ヘテロアリールHetAr−Y(式中、HetArは、上記定義されたとおりであり、Yは、ハロゲン、好ましくは、塩素又は臭素である)と、適切な塩基、例えば、トリアルキルアミン、例えば、トリエチルアミンの存在下で、適切な極性プロトン性又は非プロトン性溶媒、例えば、エタノール中において、50℃〜130℃、好ましくは、70℃〜100℃の温度で反応させることにより、式Iで示される化合物に変換することができる。
式I−c(式中、R、R、R及びnは、上記定義されたとおりである)で示される化合物は、上記定義された式Iで示される化合物のサブグループを表わす。このサブグループの化合物をスキーム3に示された順序を使用して合成することができる。
Figure 2019534295
式VI(式中、R、R及びnは、上記定義されたとおりである)で示される化合物を臭化シアンと、適切な塩基、例えば、炭酸水素ナトリウムの存在下で、適切な溶媒、例えば、ジクロロメタン又はエタノール中において、場合により水の存在下で反応させることができる。この反応を0℃〜70℃、好ましくは、20℃〜30℃の温度で行うことができる。次に、得られた式VIIで示される化合物を[3+2]双極子付加環化において、適切なヒドロキシアルカンイミドアミド、例えば、R=Meについてはヒドロキシエタンイミドアミドと、触媒量又は化学量論量の強酸、例えば、p−トルエンスルホン酸及び触媒量又は化学量論量のルイス酸、例えば、塩化亜鉛(II)の存在下で、適切な溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド又はN−メチル−2−ピロリジノン中において、50℃〜100℃、好ましくは、70℃〜90℃の高温で反応させることができる。
Figure 2019534295
式IIIで示される構築ブロックをスキーム4に示された経路に従って合成することができる。第1の工程において、式IX(式中、Xは、それぞれ独立して、ハロゲン、好ましくは、臭素から選択される)で示される中間体を式R−Y(式中、Rは、上記定義されたとおりであり、Yは、アレーンスルホノイル、例えば、p−トルエンスルホノイル、アルカンスルホノイル、例えば、メタンスルホノイル若しくはトリフルオロメタンスルホノイル、又はハロゲン、例えば、臭素若しくはヨウ素から選択される)で示される化合物と、適切な塩基、例えば、水素化ナトリウム又は炭酸カリウムの存在下で、極性非プロトン性溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド又はN−メチル−2−ピロリジノン中において反応させる。
単重水素化又は多重水素化置換基Rを含有する式X及びIIIで示される中間体にアクセスするために、式IXで示されるトリアゾールを上記と同様の条件下で、それぞれの構築ブロックR−Y(式中、Rは、単重水素化又は多重水素化低級アルキルであり、Yは、p−トルエンスルホノイル、アルカンスルホノイル、例えば、メタンスルホノイル若しくはトリフルオロメタンスルホノイル、又はハロゲン、例えば、臭素若しくはヨウ素から選択される)と反応させることができる。構築ブロックR−Yは、市販されているか又は当技術分野において公知の方法により調製することができる。
或いは、式IXで示される中間体をChan−Lamカップリングにおいて、式R−Y(式中、Rは、上記定義されたとおりであり、Yは、B(OH)、B(pin)又はBFK、好ましくは、B(OH)である)で示されるホウ素含有化合物と、Cu(I)又はCu(II)塩、例えば、酢酸銅(II)及び適切なリガンド、例えば、2,2’−ビピリジンの存在下、更に、適切な塩基、例えば、炭酸ナトリウムの存在下で、適切な溶媒、例えば、1,2−ジクロロエタン又はジオキサン中において、20℃〜100℃、好ましくは、50℃〜80℃の温度で反応させることができる。
第2の工程、中間体Xと式XIで示されるフェノールとの反応を適切な塩基、例えば、炭酸カリウム又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」)の存在下で、適切な極性非プロトン性溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド又はN−メチル−2−ピロリジノン中において、80℃〜150℃、好ましくは、90℃〜130℃の高温で、場合により密閉バイアル中でのマイクロ波照射下で行うことができる。
Figure 2019534295
式II(式中、HetArは、上記定義されたとおりである)で示される中間体は、市販されているか又は当技術分野において公知の方法、例えば、WO第2012116965号に記載された方法により合成することができるかのいずれかである。或いは、スキーム5に示された一般的な経路に従ってこれらにアクセスすることができる。式XII(式中、PGは、適切な保護基、例えば、tertブトキシカルボニル(Boc)であり、WO第2012116965号に記載されている手順に従って(PG=Bocについて)合成することができる)で示される化合物を式HetAr−X(式中、HetArは、上記定義されたとおりであり、Xは、ハロゲン、好ましくは、塩素又は臭素である)で示される試薬と、適切な塩基、例えば、トリアルキルアミン、例えば、トリエチルアミンの存在下で、適切な極性プロトン性又は非プロトン性溶媒、例えば、エタノール中において、50℃〜130℃、好ましくは、70℃〜100℃の温度で反応させることができる。
或いは、式XIIで示される化合物を式HetAr−X(式中、HetArは、上記定義されたとおりであり、Xは、ハロゲン、好ましくは、塩素又は臭素である)で示されるハロゲン化ヘテロアリールと、触媒量又は化学量論量の適切な遷移金属錯体、例えば、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)若しくはトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)又は酢酸パラジウム(II)及びそれぞれ、触媒量又は化学量論量の適切なホスフィンリガンド、例えば、ジシクロヘキシル[2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン(「X-Phos」)又は2,2’−ビス(ジフェニルホスファニル)−1,1’−ビナフチル(「BINAP」)の存在下で、並びに更に、適切な塩基、例えば、アルカリカーボナート、アルカリtertブトキシド又はアルカリホスファート、例えば、炭酸セシウム又はナトリウムtertブトキシドの存在下で反応させることができる。この反応を非プロトン性溶媒、例えば、N−メチルピロリジノン、1,4−ジオキサン又はトルエン中において、80℃〜130℃、好ましくは、90℃〜120℃の温度で、場合により密閉バイアル中でのマイクロ波照射下で行うことができる。
次に、保護基を、当技術分野において公知の方法を使用して開裂させて、式IIで示される所望の化合物を得ることができる。PGがBocである場合、この変換を過剰の強酸、例えば、トリフルオロ酢酸(TFA)又は塩酸と、適切な溶媒、例えば、ジクロロメタン、エタノール若しくは水又はそれらの混合物中で反応させることにより達成することができる。
式HetAr−Xで示されるハロゲン化ヘテロアリールは、市販されているか、当技術分野において公知の方法によって調製することができるように文献公知であるかのいずれかである。
Figure 2019534295
或いは、式IIで示される特定の化合物をスキーム6に示された中間体を介して合成することができる。同様に、式XIV(式中、PGは、適切な保護基、例えば、Bocであり、Zは、N又はCHであり、式XIIIで示される化合物の特別な場合であり、スキーム5に示された反応に従って調製することができる)で示される化合物を式MOR(式中、Mは、アルカリ金属、例えば、ナトリウムであり、Rは、低級アルキル、例えば、メチルである)で示されるアルコキシドと、適切な極性溶媒、例えば、N−メチルピロリジノン又はアルコール、好ましくは、ROH(式中、Rは、試薬MOR中のものと同じである)中において、50℃〜120℃、好ましくは80℃〜90℃の高温で反応させることができる。再度、得られた式XVで示される中間体は、式XIIIで示される中間体の特別な場合であり、スキーム5で概説されたように、脱保護して、式IIで示される化合物を得ることができる。
Figure 2019534295
或いは、式IIで示される特定の化合物をスキーム7に示された中間体を介して合成することができる。同様に、式XII(式中、PGは、適切な保護基、例えば、Bocである)で示される化合物を臭化シアンと、適切な塩基、例えば、炭酸水素ナトリウムの存在下で、適切な溶媒、例えば、ジクロロメタン又はエタノール中において、場合により水の存在下で反応させることができる。この反応を0℃〜70℃、好ましくは、20℃〜30℃の温度で行うことができる。次に、得られた式XVIで示される化合物を[3+2]双極子付加環化において、適切なヒドロキシアルカンイミドアミド、例えば、R=Meについてはヒドロキシエタンイミドアミドと、触媒量又は化学量論量の強酸、例えば、p−トルエンスルホン酸及び触媒量又は化学量論量のルイス酸、例えば、塩化亜鉛(II)の存在下で、適切な溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド又はN−メチル−2−ピロリジノン中において、50℃〜100℃、好ましくは、70℃〜90℃の高温で反応させることができる。得られた式XVIIで示される中間体は、式XIIIで示される中間体の特別な場合であり、スキーム5で概説されたように、脱保護して、式IIで示される化合物を得ることができる。
化合物を以下に与える試験に従って調査した。
γ−セクレターゼアッセイの説明
細胞性γ−セクレターゼアッセイ
スウェーデン人の二重突然変異(K595N/M596L)を有するヒトAPP695を過剰発現するヒト神経膠腫H4細胞を10% FCS、0.2mg/l ハイグロマイシンBを含有するIMDM培地中に、96ウェルプレートにおいて30,000個の細胞/ウェル/100μlで播種し、37℃、5% COでインキュベーションした。
播種後3〜4時間で、化合物を培地で希釈し、50μlを1.5倍濃縮物として加えて、最終濃度を達成する。化合物のインキュベーションを24時間行う。最終用量は、典型的には、8点用量応答曲線をもたらす半対数(half−log)段階で4μM〜0.0013μMの範囲である。
媒体のみ及び参照化合物を使用する適切な対照をこのアッセイに適用した。MeSOの最終濃度を0.4%とした。
37℃、5% COでインキュベーションした後、上清をAlphaLisaアッセイキット(ヒトアミロイドベータ1−42キット:Cat# AL203C, Perkin Elmer)による、分泌されたAβ42の定量に供した。細胞培養上清 20μlをアッセイプレートに移した。ついで、AlphaLisa結合捕捉抗体とビオチン化検出抗体との混合物 10μlを加え、アッセイプレートを穏やかに振とうしながら、室温で3時間インキュベーションした。ドナービーズ 20μlを更に加えた後、アッセイプレートを室温で直接光に曝すことなく一定の振とうで30分間インキュベーションした。ついで、アッセイプレートを680nmでの励起及び570nmでの発光による組込みプログラムを使用して、Paradigm AlphaLisaリーダーで読み取った。
ついで、測定されたシグナルを使用して、XLfit 5.3ソフトウエア(IDBS)を使用する非線形回帰フィット解析により、Aβ42分泌の阻害についてのIC50値を計算した。
以下の表に、Aβ42分泌の阻害についての全ての化合物のデータ(nM)を示す。
Figure 2019534295

Figure 2019534295

Figure 2019534295

Figure 2019534295
式Iの化合物及び式Iの化合物の薬学的に許容し得る塩は、医薬として、例えば、医薬製剤の形態で使用され得る。医薬製剤は、例えば錠剤、コーティング錠剤、糖衣錠、硬及び軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳剤又は懸濁剤の形態で、経口投与されることができる。しかし投与はまた、例えば坐剤の形態で直腸内に、例えば注射液の形態で非経口的に達成できる。投与はまた、例えば経皮投与用で局所的に、又は点眼剤又は点耳剤の形態で達成できる。
式Iの化合物は、医薬製剤を調製するために、薬学的に不活性な無機又は有機担体と共に加工され得る。乳糖、トウモロコシデンプン又はその誘導体、タルク、ステアリン酸又はその塩等が、例えば、錠剤、コーティング錠剤、糖衣錠及び硬ゼラチンカプセル剤のためのそのような担体として使用され得る。軟ゼラチンカプセル剤のための適切な担体は、例えば、植物油、ロウ、脂肪、半固体及び液体ポリオール類等である。しかし、活性物質の性質に応じて、軟ゼラチンカプセル剤の場合は、通常担体を必要としない。液剤及びシロップ剤の製造に適切な担体は、例えば、水、ポリオール類、グリセロール、植物油等である。坐剤に適切な担体は、例えば、天然又は硬化油、ロウ、脂肪、半液体又は液体のポリオール類等である。
医薬製剤はさらに、保存料、可溶化剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、甘味料、着色料、香味料、浸透圧を変化させるための塩、緩衝剤、マスキング剤又は酸化防止剤を含有することができる。これらはまた、更に他の治療上価値のある物質を含有することができる。
式Iの化合物又はその薬学的に許容し得る塩、及び治療上不活性な担体を含有する医薬はまた、1種以上の式Iの化合物及び/又は薬学的に許容し得る酸付加塩と、所望により、1種以上の他の治療上価値のある物質とを、1種以上の治療上不活性な担体と共に、ガレヌス製剤投与形態にすることを含む、それらの製造のための方法と同様に、本発明の目的である。
本発明によると、式Iの化合物、並びにそれらの薬学的に許容され得る塩は、アルツハイマー病のようなAβ42分泌の阻害に基づく疾患の制御又は防止に有用である。
投与量は、広い範囲内で変化させることができ、そして当然ながら各特定の症例における個々の要求に適合させる必要があろう。経口投与の場合には、成人の投与量は、1日に約0.01mg〜約1000mgの一般式Iの化合物、又は対応する量のその薬学的に許容し得る塩と変化させることができる。1日投与量は、1回用量として又は分割用量で投与されてもよく、加えて、必要性が示される場合、上限を超えることもできる。
Figure 2019534295
製造手順
1.品目1、2、3及び4を混合し、精製水と共に造粒する。
2.顆粒を50℃で乾燥させる。
3.顆粒を適切な粉砕装置に通す。
4.品目5を加え、3分間混合し、適切な成形機で圧縮する。
Figure 2019534295
製造手順
1.品目1、2及び3を適切なミキサーで30分間混合する。
2.品目4及び5を加え、3分間混合する。
3.適切なカプセルに充填する。
実験の部
以下の実施例は、本発明の例示のため提供される。これらは、本発明の範囲を限定するものではなく、単にその代表例として考慮されるべきである。
全体
分析法
HPLC(メソッド LCMS_fastgradient)
カラム:Agilent Zorbax Eclipse Plus C18、Rapid Resolution HT、2.1×30mm、1.8μm、Part.no. 959731-902
溶媒A:水 0.01%ギ酸; 溶媒B:アセトニトリル(MeCN)
勾配:
Figure 2019534295
1H NMR
1H NMRデータを以下のフォーマットで得る。化学シフト(ppm)(マルチプレット、カップリング定数、該当する場合には積分)。マルチプレットの略語:s、シングレット;d、ダブレット;t、トリプレット;q、カルテット;hept、ヘプテット;m、マルチプレット。化学シフトは、それぞれの重水素化溶媒、CDCl3(7.27ppm)又はd6−DMSO(2.50ppm)を基準とする。
略語
以下の略語を実験部で使用した。
THF=テトラヒドロフラン
MTBE=メチル−tert−ブチルエーテル
DMF=ジメチルホルムアミド
TLC=薄層クロマトグラフィー
rt=室温、20〜25℃。
出発物質
基本的な化学物質及び溶媒は購入し、更に精製することなくそのまま使用した。中間体Int−1、Int−17、Int−94は市販されているか、又は、例えば、Synthesis 2012, 44, pages 3055-3058(Int−1)、WO第2010114958号(Int−17)又は同第2012116965号(Int−94)に記載されているように合成することができる。Int−132をWO第2012116965号に公表されている手順を使用して合成することができる。
中間体
Int−3:
3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2)
DMF(70mL)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、5.0g、22.0mmol)の溶液に、アルゴン雰囲気下、0℃で、水素化ナトリウム(793mg、33.1mmol)を加えた。添加が完了した後、反応物を25℃で30分間撹拌した。次に、2−ヨードプロパン(2.6mL、26.4mmol)を加え、続いて40℃で4時間撹拌した。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を氷水に注ぎ、続いてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させて、標題化合物を黄色の液体として得(5.4g、粗)、これは次の工程で用いるのに十分に純粋であった。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.39 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.64-4.71 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 270.0 [M+H]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3)
DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、300mg、1.1mmol)及び3−フルオロフェノール(125mg、1.1mmol)の溶液に、KCO(308mg、2.2mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、MTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(120mg、36%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.41 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.62 (p, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.13 - 7.20 (m, 1 H), 7.23 (dd, J = 8.4, 2.1 Hz, 1 H), 7.37 (dt, J = 10.0, 2.3 Hz, 1 H), 7.48 - 7.55 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 302.0 [M+H]。
Int−4:
3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、300mg、1.12mmol)を、DMF(4.5mL)中に溶解し、2−クロロフェノール(143mg、1.12mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(308mg、2.23mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波照射下、160℃で45分間加熱した。冷却後、混合物を水(20mL)に注ぎ、MTBE(3×20mL)で抽出した。合わせた有機物を乾燥し(硫酸マグネシウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、MTBE/n−ヘプタンの混合物(約1:1 v/v、約10mL)でトリチュレートした。得られた固体を真空中で乾燥して、標題化合物を白色の結晶質固体として得た(210mg、59%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.35分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 4.70 (hept, J = 6.8 Hz, 1 H), 7.20-7.26 (m, 1 H), 7.31-7.37 (m, 1 H), 7.45 (dd, J = 1.8, 3.6 Hz, 1 H), 7.48 (dd, J = 1.6, 3.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 318.1 [M+H]。
Int−5
3−ブロモ−5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、400mg、1.5mmol)及び4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノール(267.9mg、1.5mmol)の溶液に、KCO(411mg、2.9mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、MTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 3:97 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(320mg、59%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.63 (p, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.65 (t, J = 9.7 Hz, 1 H), 7.84 (dt, J = 7.1, 3.5 Hz, 1 H), 7.97 (dd, J = 5.8, 3.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 370.0 [M+H]。
Int−6:
3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、400mg、1.5mmol)及び2−(トリフルオロメトキシ)フェノール(264.9mg、1.5mmol)の溶液に、KCO(411mg、2.9mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(480mg、88%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.63 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.47 (td, J = 7.8, 1.5 Hz, 1 H), 7.53 (td, J = 7.9, 1.5 Hz, 1 H), 7.60 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.68 (dd, J = 8.1, 1.5 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 368.0 [M+H]。
Int−7:
3−ブロモ−5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、400mg、1.5mmol)及び2−フルオロフェノール(0.1mL、1.5mmol)の溶液に、KCO(411mg、2.9mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(320mg、72%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.66 (p, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.30 (t, J = 7.8 Hz, 1 H), 7.34 - 7.41 (m, 1 H), 7.42 - 7.48 (m, 1 H), 7.57 (td, J = 8.1, 1.5 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 302.2 [M+H]。
Int−8:
3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、400mg、1.5mmol)及び4−(トリフルオロメトキシ)フェノール(0.2mL、1.5mmol)の溶液に、KCO(411mg、2.9mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(325mg、60%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.42 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.63 (p, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.50 (q, J = 9.1 Hz, 4 H)。MS (ES+) m/z 365.8 [M+H]。
Int−9:
3−ブロモ−5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、400mg、1.5mmol)及び4−フルオロフェノール(166.7mg、1.5mmol)の溶液に、KCO(411mg、2.9mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(220mg、49%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.40 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 4.58 - 4.66 (m, 1 H), 7.30 (t, J = 8.7 Hz, 2 H), 7.36 - 7.48 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 302.1 [M+H]。
Int−10:
3−ブロモ−5−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノール(334.8mg、1.9mmol)の溶液に、KCO(513.8mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(400mg、58%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.42 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.64 (p, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.71 (d, J = 8.5 Hz, 1 H), 7.80 (s, 1 H), 7.83 (d, J = 1.9 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 368.0 [M+H]。
Int−11:
3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−(トリフルオロメチル)フェノール(0.4mL、3.2mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」、0.6mL、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で100℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 3:97 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(220mg、34%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.65 (hept, J = 6.7, 6.0 Hz, 1 H), 7.71-7.72 (m, 3 H), 7.87 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 352.1 [M+H]。
Int−13:
3−ブロモ−5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12)
250mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、2.00g、8.82mmol)を、DMF(60mL)中に溶解し、炭酸カリウム(2.72g、19.5mmol)を加えた。室温で20分間撹拌した後、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホナート(2.32g、1.36mL、9.70mmol)を加え、反応混合物を室温で20時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、氷水(200mL)と合わせ、そしてMTBE(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×200mL)及びブライン(200mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮して、標題化合物を黄色の液体として得(2.71g、99%)、これを更に精製することなく次の工程に用いた。1H NMR (DMSO-d6, 300 MHz): 5.31 (q, J = 8.8 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z 307.9、309.9、311.9 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−13)
5mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、265mg、858μmol)を、DMF(1mL)中に溶解し、炭酸カリウム(182mg、1.32mmol)、続いて2−フルオロフェノール(75.5mg、660μmol)を加えた。反応混合物を100℃で20時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をジクロロメタン(10mL)及び飽和炭酸ナトリウム水溶液(10mL)中に溶解した。相を分離し、水層をジクロロメタン(2×10mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜25:75 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(215mg、96%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.19分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.70 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.18-7.34 (m, 3 H), 7.39-7.46 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 340.0、342.0 [M+H、Br同位体]。
Int−14:
3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3,5−ジフルオロフェノール(242mg、1.9mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」、0.6mL、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で100℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 3:97 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(400mg、68%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.41 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.55 - 4.66 (m, 1 H), 7.21 - 7.35 (m, 3 H)。MS (ES+) m/z 320.2 [M+H]。
Int−15:
3−ブロモ−5−(4−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び4−メタンスルホニルフェノール(0.4mL、3.2mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」、0.5mL、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で100℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明褐色の固体として得た(420mg、63%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.42 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 3.26 (s, 3H), 4.59 - 4.71 (m, 1 H), 7.65 (d, J = 8.7 Hz, 2 H), 8.03 (d, J = 8.7 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z 362.1 [M+H]。
Int−16:
3−ブロモ−5−(3−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(4mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−メタンスルホニルフェノール(320mg、1.9mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」、0.5mL、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で100℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(508mg、76%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 3.29 (s, 3 H), 4.65 (p, J = 6.5 Hz, 1 H), 7.76-7.77 (m, 2 H), 7.86-7.88 (m, 1 H), 7.99 (s, 1H)。
Int−20:
(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート
Figure 2019534295

工程1: (1R,5S,8r)−tert−ブチル 8−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−18)
乾燥した250mLの丸底フラスコ中で、(1R,5S,8r)−tert−ブチル 8−ヒドロキシ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−17、2.283g、10.0mmol)を、ジクロロメタン(70mL)中に溶解し、ピリジン(7.15g、7.27mL、90.4mmol)を加えた。溶液を−78℃〜−74℃に冷却し(ドライアイス/アセトン浴)、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(6.36g、3.74mL、22.1mmol)を滴下した。反応混合物を0〜5℃で1時間撹拌した(氷浴)。次に、それを飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50mL)に注ぎ、室温で5分間撹拌した。水相をジクロロメタン(2×30mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、100g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜32:68 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の粘性油状物として得た(3.44g、95%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.48 (s, 9 H), 1.64-1.83 (m, 4 H), 2.29-2.44 (m, 2 H), 3.16-3.37 (m, 2 H), 3.66-3.91 (m, 2 H), 5.04 (t, J= 5.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 304.0, 345.0。
工程2: (1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アジド−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−19)
100mLの丸底フラスコ中で、(1R,5S,8r)−tert−ブチル 8−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−18、3.37g、9.38mmol)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中に溶解し、アジ化ナトリウム(1.23g、18.8mmol)を加えた。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。次に、室温まで冷ました後、混合物を水(25mL)に注ぎ、酢酸エチル(3×50mL)で抽出し、合わせた有機物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、100g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜10:90 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(1.417g、60%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.48 (s, 9 H), 1.51-1.64 (m, 2 H), 1.76-1.89 (m, 2 H), 2.16-2.33 (m, 2 H), 2.76-2.97 (m, 2 H), 3.69 (s, 1 H), 3.79-4.07 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 197.1、238.1。
工程3: (1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20)
メタノール(25mL)中の(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アジド−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−19、1.425g、5.65mmol)の懸濁液に、パラジウム担持炭素(10% w/w、134mg、126μmol)を加えた。混合物を、水素雰囲気下で(バルーン)室温にて5時間撹拌した。その後、混合物をセライトのプラグに通して濾過し、メタノールで十分に洗浄した。合わせた濾液を真空中で濃縮して、標題化合物を明黄色の粘性油状物として得た(1.10g、86%)。MS (ES+) m/z 227.2 [M+H]。
Int−23:
(1R,5S,8s)−8−({5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−21)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(3mL)中の(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、400mg、1.8mmol)及び3−ブロモ−5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−5、976mg、2.7mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、165mg、0.3mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それにクロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、282.3mg、0.3mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(678.6mg、7.0mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(450mg、50%)。MS (ES+) m/z 514.1 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−22)
ジクロロメタン(3mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−21、170mg、0.3mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.3mL、3.3mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を白色の固体として得た(160mg、粗)。MS (ES+) m/z 414.0 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−({5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−23)
ジクロロメタン(2mL)中の(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−22、150mg、0.4mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(1.5mL)に溶解したNaHCO(91.4mg、1.1mmol)を加えた。それに、BrCN(48.2mg、0.5mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(170mg、粗)。MS (ES+) m/z 439.3。
Int−26:
(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−24)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−6、485mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それにクロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(210mg、46%)。MS (ES+) m/z 511.6 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−25)
ジクロロメタン(3mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−24、240mg、0.5mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.4mL、4.8mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を白色の固体として得た(150mg、粗)。MS (ES+) m/z 412.2 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−26)
ジクロロメタン(2.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−25、150mg、0.4mmol)の溶液に、氷冷条件下で、HO(1.5mL)中のNaHCO(92mg、1.1mmol)の溶液を加えた。それにBrCN(46mg、0.4mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(170mg、粗)。MS (ES+) m/z 437.3 [M+H]。
Int−27:
3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(2.5mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−(トリフルオロメトキシ)フェノール(330.9mg、1.9mmol)の溶液に、KCO(513.1mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(550mg、80%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.23-1.32 (m, 2 H), 1.38 (s, 6 H), 1.40-1.45 (m, 2 H), 1.82-1.93 (m, 2 H), 2.01-2.12 (m, 2 H), 2.45-2.52 (m, 2 H), 3.01 (d, J = 4.8 Hz, 3 H), 3.13-3.18 (m, 2 H), 3.62 (s, 2 H), 4.02 (d, J = 5.4 Hz, 1 H), 4.05-4.13 (m, 1 H), 4.56 (br s, 1 H), 4.71 (br s, 1 H), 7.02 (dd, J = 8.4, 9.2 Hz, 2 H), 7.59-7.66 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 397.3 [M+H]。
Int−30:
(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−28)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−27、485mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(270mg、60%)。MS (ES+) m/z 512.3 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−29)
ジクロロメタン(3mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−28、240mg、0.5mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.4mL、4.8mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、撹拌を同じ温度で2時間続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を白色の固体として得た(150mg、粗)。MS (ES+) m/z 411.8 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−30)
ジクロロメタン(2.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−29、150mg、0.4mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(1.5mL)に溶解したNaHCO(92mg、1.1mmol)を加えた。それに、BrCN(46mg、0.4mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(170mg、粗)。MS (ES+) m/z 437.4 [M+H]。
Int−33:
(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−31)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−8、485mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(260mg、58%)。MS (ES+) m/z 511.7 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−32)
ジクロロメタン(3mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−31、240mg、0.5mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.4mL、4.8mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を白色の固体として得た(150mg、粗)。MS (ES+) m/z 411.6 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−33)
ジクロロメタン(2.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−32、150mg、0.4mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(1.5mL)に溶解したNaHCO(92mg、1.1mmol)を加えた。それに、BrCN(46mg、0.4mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(170mg、粗)。MS (ES+) m/z 437.0 [M+H]。
Int−36:
(1R,5S,8s)−8−{[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−34)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3、397.6mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した、次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(133mg、34%)。MS (ES+) m/z 446.3 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−35)
ジクロロメタン(2mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−{[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−34、130mg、0.3mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.2mL、3.0mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を白色の固体として得た(90mg、粗)。MS (ES+) m/z 346.0 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−{[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−36)
ジクロロメタン(2.0mL)中の(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−35、90mg、0.3mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(1.0mL)に溶解したNaHCO(66mg、0.8mmol)を加えた。それに、BrCN(33mg、0.3mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(85mg、粗)。MS (ES+) m/z 371.1 [M+H]。
Int−39:
(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル−(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−37)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−11、463.9mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を110℃で8時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(370mg、85%)。MS (ES+) m/z 496.1 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−38)
ジクロロメタン(2mL)中のtert−ブチル−(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)-フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−37、240mg、0.5mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.4mL、4.8mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を白色の固体として得た(150mg、粗)。MS (ES+) m/z 395.9 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−39)
ジクロロメタン(2.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−38、150mg、0.4mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(1.5mL)に溶解したNaHCO(95.6mg、1.1mmol)を加えた。それに、BrCN(48.2mg、0.5mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(150mg、粗)。MS (ES+) m/z 421.2 [M+H]。
Int−40:
3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

10mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、700mg、2.27mmol)を、DMF(3mL)中に溶解し、炭酸カリウム(626mg、4.53mmol)、続いて3−フルオロフェノール(262mg、210μL、2.27mmol)を加えた。反応混合物を100℃で20時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物を、ジクロロメタン(10mL)及び飽和炭酸ナトリウム水溶液(10mL)中に溶解した。相を分離し、水層をジクロロメタン(2×10mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜25:75 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(498mg、65%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.22分。1H NMR (DMSO-d6, 300 MHz): δ 5.21 (q, J = 8.9 Hz, 2 H), 7.18-7.29 (m, 2 H), 7.39 (ddd, J = 2.4, 2.4, 9.9 Hz, 1 H), 7.54 (ddd, J = 6.7, 8.3, 8.3 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 340.0、342.0 [M+H、Br同位体]。
Int−42:
3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41)
250mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、8.00g、35.3mmol)を、DMF(80mL)中に溶解し、溶液を0〜5℃に冷却した(氷浴)。水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物、1.69g、42.3mmol)を数回に分けて加え、得られた混合物を、0〜5℃で45分間、そして室温で15分間撹拌した。その後、ヨードメタン(10.0g、4.41mL、70.5mmol)を0〜5℃で滴下した(氷浴)。得られた混合物を室温で18時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、残留物を酢酸エチル(200mL)及び水(200mL)で希釈し、水相を酢酸エチル(2×200mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮して、標題化合物を明黄色の固体として得た(8.15g、96%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 3.89 (3 H)。MS (ES+) m/z 240.0、242.0、244.0 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−42)
25mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、442mg、1.84mmol)を、DMF(4mL)中に溶解し、炭酸カリウム(483mg、3.5mmol)、続いて3−フルオロフェノール(200mg、1.75mmol)を加えた。反応混合物を100℃で18時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を白色の固体として得た(397mg、83%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.05分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 3.78 (s, 3 H), 6.94-7.02 (m, 1 H), 7.06-7.14 (2 H), 7.34-7.43 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 272.1、274.1 [M+H、Br同位体]。
Int−43:
3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

25mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、536mg、2.23mmol)を、DMF(4mL)中に溶解し、炭酸カリウム(615mg、4.45mmol)、続いて4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノール(401mg、350μL、2.23mmol)を加えた。反応混合物を100℃で18時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をジクロロメタン(15mL)及び飽和炭酸ナトリウム水溶液(15mL)中に溶解した。相を分離し、水層をジクロロメタン(2×15mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(737mg、97%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.28分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 3.80 (s, 3 H), 7.23-7.31 (m, 1 H), 7.53-7.61 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 340.0、342.0 [M+H、Br同位体]。
Int−44:
3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

50mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、2.42g、7.84mmol)を、DMF(14mL)中に溶解し、炭酸カリウム(1.67g、12.1mmol)、続いて4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノール(1.12g、978μL、6.03mmol)を加えた。反応混合物を100℃で20時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をジクロロメタン(30mL)及び飽和炭酸ナトリウム水溶液(30mL)中に溶解した。相を分離し、水層をジクロロメタン(2×30mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(2.46g、定量的)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.34分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.68 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.26-7.34 (m, 1 H), 7.54-7.61 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 408.0、410.0 [M+H、Br同位体]。
Int−45:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

25mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、1.19g、3.84mmol)を、DMF(6mL)中に溶解し、炭酸カリウム(817mg、5.91mmol)、続いて3−クロロフェノール(384mg、308μL、2.96mmol)を加えた。反応混合物を100℃で20時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜1:6 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を明黄色の固体として得た(1.02g、97%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.35分。1H NMR (DMSO-d6, 300 MHz): δ 5.20 (q, J = 9.0 Hz, 2 H), 7.37-7.46 (m, 2 H), 7.53 (t, J = 8.1 Hz, 1 H), 7.59 (t, J = 2.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z356.0、357.9、360.0 [M+H、Br、Cl同位体]。
Int−46:
3−ブロモ−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

10mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、421mg、1.36mmol)を、DMF(1.9mL)中に溶解し、炭酸カリウム(290mg、2.1mmol)、続いて4−(トリフルオロメチル)フェノール(170mg、1.05mmol)を加えた。反応混合物を100℃で15時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をジクロロメタン(15mL)及び飽和炭酸ナトリウム水溶液(15mL)中に溶解した。相を分離し、水層をジクロロメタン(3×15mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜33:67 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(310mg、76%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.33分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.70 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.53 (d, J = 8.5 Hz, 2 H), 7.73 (d, J = 8.5 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z 390.1、392.1 [M+H、Br同位体]。
Int−47:
3−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

5mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、225mg、730μmol)を、DMF(1mL)中に溶解し、炭酸カリウム(155mg、1.12mmol)、続いて3−(トリフルオロメトキシ)フェノール(100mg、72.5μL、561μmol)を加えた。反応混合物を100℃で18時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をジクロロメタン(10mL)及び飽和炭酸ナトリウム水溶液(10mL)中に溶解した。相を分離し、水層をジクロロメタン(2×10mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜33:67 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の粘性油状物として得た(138mg、60%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.36分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.68 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.15-7.21 (m, 1 H), 7.22-7.25 (m, 1 H), 7.30-7.34 (m, 1 H), 7.48 (t, J = 8.3 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 406.1、408.1 [M+H、Br同位体]。
Int−48:
3−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

10mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、421mg、1.36mmol)を、DMF(1.9mL)中に溶解し、炭酸カリウム(290mg、2.1mmol)、続いて3−(トリフルオロメチル)フェノール(170mg、1.05mmol)を加えた。反応混合物を100℃で16時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をジクロロメタン(15mL)及び飽和炭酸ナトリウム水溶液(15mL)中に溶解した。相を分離し、水層をジクロロメタン(3×15mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜33:67 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(350mg、86%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.38分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.69 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.57-7.60 (m, 4 H)。MS (ES+) m/z390.1、392.1 [M+H、Br同位体]。
Int−49:
3−ブロモ−5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノール(334.8mg、1.9mmol)の溶液に、KCO(513.8mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の液体として得た(375mg、55%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.44 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.68 (p, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.54 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.78 (t, J = 6.8 Hz, 1 H), 8.00 (t, J = 7.7 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 367.8 [M+H]。
Int−52:
(1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−50)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(3mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−49、487.9mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(450mg、99%)。MS (ES+) m/z 514.0 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−51)
ジクロロメタン(6mL)中のtert−ブチル(1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−50、450mg、0.9mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.7mL、8.7mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を白色の固体として得た(360mg、粗)。MS (ES+) m/z 413.9 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−52)
ジクロロメタン(4.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−51、360mg、0.9mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(2.5mL)に溶解したNaHCO(219.5mg、2.6mmol)を加えた。それに、BrCN(110.6mg、1.0mmol)を加え、25℃で達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(380mg、粗)。MS (ES+) m/z 439.4 [M+H]。
Int−53:
3−ブロモ−5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(10mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、1.0g、3.7mmol)及び2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノール(670mg、3.7mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」、1.1mL、7.4mmol)を加えた。撹拌をマイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(450mg、33%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.44 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.67 (p, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.73 (t, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.78 - 7.87 (m, 1 H), 8.19 (d, J = 5.5 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 370.0 [M+H]。
Int−56:
(1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−54)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(3mL)中のtert−ブチル(1R,5S,8s)−8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−53、487.9mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)により精製して、標題化合物を粘着性の黄色の液体として得た(250mg、55%)。MS (ES+) m/z 513.8 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−55)
ジクロロメタン(6mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−54、250mg、0.5mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.4mL、5.0mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を粘着性の固体として得た(200mg、粗)。MS (ES+) m/z 414.0 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−56)
ジクロロメタン(3.0mL)中の(1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−55、200mg、0.5mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(1.5mL)に溶解したNaHCO(122mg、1.5mmol)を加えた。それに、BrCN(61.5mg、0.5mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(210mg、粗)。MS (ES+) m/z 439.3 [M+H]。
Int−57:
3−ブロモ−5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノール(364.6mg、1.9mmol)の溶液に、KCO(513.8mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(500mg、70%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.42 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.62 (hept, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.36 - 7.43 (m, 1 H), 7.66 - 7.80 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 384.0 [M+H]。
Int−60:
(1R,5S,8s)−8−({5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−58)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(3mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、200mg、0.9mmol)及び3−ブロモ−5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−57、509.2mg、1.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、82.5mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、141.2mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(339.3mg、3.5mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を粘着性の黄色の液体として得た(400mg、85%)。MS (ES+) m/z 529.9 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−59)
ジクロロメタン(6mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−58、400mg、0.8mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.6mL、8.0mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物を粘着性の固体として得た(330mg、粗)。MS (ES+) m/z 429.8。
工程3: (1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−60)
ジクロロメタン(4.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−59、300mg、0.7mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(2.5mL)に溶解したNaHCO(183mg、2.1mmol)を加えた。それに、BrCN(92.2mg、0.9mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(320mg、粗)。MS (ES+) m/z 454.9 [M+H]。
Int−61:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

25mLの圧力バイアル中で、3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、424mg、1.76mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、炭酸カリウム(375mg、2.71mmol)、続いて3−クロロフェノール(176mg、141μL、1.36mmol)を加えた。バイアルを密閉し、反応混合物を100℃で15時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(388mg、99%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 3.78 (s, 3 H), 7.21-7.28 (m, 2 H), 7.32-7.39 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 288.0, 290.0、292.0 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−62:
3−ブロモ−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

10mLの圧力バイアル中で、3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、181mg、752μmol)を、DMF(2mL)中に溶解し、炭酸カリウム(160mg、1.16mmol)、続いて3−(トリフルオロメトキシ)フェノール(103mg、74.7μL、578μmol)を加えた。バイアルを密閉し、反応混合物を100℃で18時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の液体として得た(187mg、95%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.28分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 3.79 (s, 3 H), 7.11-7.16 (m, 1 H), 7.20-7.24 (m, 1 H), 7.29-7.33 (m, 1 H), 7.45 (t, J = 8.3 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 338.1、340.1 [M+H、Br同位体]。
Int−63:
3−ブロモ−5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノール(327.2mg、1.9mmol)の溶液に、CsCO(1211.5mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で110℃にて40分間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(436mg、64%)。MS (ES+) m/z 364.0 [M+H]。
Int−66:
(1R,5S,8s)−8−({5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−64)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(3mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、150mg、0.6mmol)及び3−ブロモ−5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−63、362mg、0.9mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、62mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、105.8mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(254.5mg、2.6mmol)を加えた。反応混合物を130℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(280mg、83%)。MS (ES+) m/z 509.8 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−65)
ジクロロメタン(3.5mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−({5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−64、280mg、0.6mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.4mL、5.6mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(200mg、粗)。MS (ES+) m/z 410.0 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−({5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−66)
ジクロロメタン(3.0mL)中の(1R,5S,8s)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−65、200mg、0.5mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(1.5mL)に溶解したNaHCO(123.1mg、1.4mmol)を加えた。それに、BrCN(62.1mg、0.6mmol)を加え、25℃で達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(170mg、粗)。MS(ES+) m/z 434.8 [M+H]。
Int−68:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−67)
50mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、500mg、2.2mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、炭酸カリウム(680mg、4.87mmol)を加えた。室温で20分間撹拌した後、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルトリフルオロメタンスルホナート(705mg、414μL、2.42mmol)を加え、反応混合物を室温で20時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 20:80〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(409mg、52%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.11分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.78 (t, J = 13.4 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z357.9、359.9、361.9 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−68)
25mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−67、374mg、1.04mmol)を、DMF(4mL)中に溶解し、炭酸カリウム(234mg、1.69mmol)、続いて3−クロロフェノール(110mg、847μmol)を加えた。反応混合物を100℃で16時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、100g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(159mg、46%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.46分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.70 (t, J = 13.4 Hz, 2 H), 7.22-7.42 (m, 4 H)。MS (ES+) m/z406.0、408.0、410.0 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−69:
3−ブロモ−5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(10.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、1.0g、3.7mmol)及び3−クロロ−5−ヒドロキシベンゾトリフルオリド(731mg、3.7mmol)の溶液に、KCO(1.0g、7.4mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(600mg、42%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.63 (p, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.87 (s, 1 H), 7.93 (s, 1 H), 8.01 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 385.8 [M+H]。
Int−70:
3−ブロモ−5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノール(327.2mg、1.9mmol)の溶液に、CsCO(1211.5mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で150℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、コンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)により精製して、標題化合物を白色の固体として得た(400mg、59%)。MS(ES+) m/z 363.8 [M+H]。
Int−71:
3−ブロモ−5−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び2−クロロ−5−ヒドロキシベンゾトリフルオリド(365.4mg、1.9mmol)の溶液に、CsCO(1211.5mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で150℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(350mg、49%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.42 (d, J = 6.3 Hz, 6 H), 4.62-4.65 (m, 1 H), 7.79-7.86 (m, 2 H), 8.02 (s, 1 H)。
Int−72:
3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−プロパン−2−イル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(10mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、1.0g、3.7mmol)及び2−フルオロ−5−ヒドロキシ−3−メチルベンゾトリフルオリド(722mg、3.2mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」、1.1mL、7.4mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で100℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(450mg、32%)。MS (ES+) m/z 384.0 [M+H]。
Int−73:
5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノール(0.5mL、3.2mmol)の溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(「DBU」、0.6mL、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で100℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(350mg、45%)。MS (ES+) m/z 420.0 [M+H]。
Int−74:
3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノール(457.3mg、1.9mmol)の溶液に、KCO(513.1mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で145℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、MTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 3:97 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(280mg、46%)。MS (ES+) m/z 435.8 [M+H]。
Int−75:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−クロロフェノール(237.9mg、1.9mmol)の溶液に、KCO(513.7mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で140℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(300mg、51%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.41 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 4.58 - 4.64 (m, 1H), 7.38 (t, J = 9.1 Hz, 2H), 7.50 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H)。MS (ES+) m/z 317.9 [M+H]。
Int−76:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−メチル−フェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMSO(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−クロロ−4−メチル−フェノール(264.1mg、1.9mmol)の溶液に、CsCO(1211.3mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で120℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(280mg、46%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 2.34 (s, 3H), 4.61 (p, J = 6.7 Hz, 1H), 7.27 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 2.4 Hz, 1H)。MS(ES+) m/z 332.3 [M+H]。
Int−77:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−メチル−フェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMSO(2.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−クロロ−2−メチルフェノール(291.5mg、2.0mmol)の溶液に、CsCO(1211.3mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で120℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(350mg、57%)。MS (ES+) m/z 330.0 [M+H]。
Int−78:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチル−フェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMSO(5.0mL)中の3,5−ジブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−2、500mg、1.9mmol)及び3−クロロ−5−メチル−フェノール(290.5mg、2.0mmol)の溶液に、CsCO(1211.3mg、3.7mmol)を加えた。撹拌を、マイクロ波中で120℃にて1時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 2:98 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(280mg、46%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.41 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 2.34 (s, 3H), 4.60 (hept, J = 6.6 Hz, 1H), 7.19 (s, 1H), 7.24 (s, 1H), 7.36 (s, 1H)。MS (ES+) m/z 332.2 [M+H]。
Int−79:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

50mLの圧力バイアル中で、3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、1.42g、5.89mmol)を、DMF(12mL)中に溶解し、炭酸カリウム(1.36mg、9.82mmol)、続いて3−クロロ−5−メチルフェノール(700mg、4.91mmol)を加えた。バイアルを密閉し、反応混合物を100℃で15時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜25:75 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(1.37g、92%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 2.37 (s, 3 H), 3.77 (s, 3 H), 6.99-7.02 (m, 1 H), 7.06-7.08 (m, 1 H), 7.11-7.14 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 302.0、304.0、306.0 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−81:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−80)
100mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、2.50g、11mmol)を、DMF(32mL)中に溶解し、溶液を0〜5℃に冷却した(氷浴)。水素化ナトリウム(鉱油中55%分散物、577mg、13.2mmol)を数回に分けて加え、得られた混合物を、0〜5℃で5分間、そして室温で15分間撹拌した。その後、メタンスルホン酸エチル(2.74g、2.27mL、22mmol)を、室温で滴下した。得られた混合物を100℃で1.5時間、そして室温で16時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、残留物を酢酸エチル(100mL)及び水(100mL)で希釈し、水相を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜22:78 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(1.98g、70%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.88分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 4.21 (q, J = 7.2 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z253.9、255.9、258.0 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81)
100mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−80、1.98g、7.77mmol)を、DMF(30mL)中に溶解し、炭酸カリウム(1.65g、12mmol)、続いて3−クロロフェノール(776mg、5.98mmol)を加えた。反応混合物を100℃で18時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、100g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜26:74 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(1.61g、89%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.30分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49 (t, J = 7.3 Hz, 3 H), 4.12 (q, J = 7.2 Hz, 2 H), 7.20-7.27 (m, 2 H), 7.31-7.38 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z302.0、304.0、306.0 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−83:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−82)
50mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、1.00g、4.41mmol)を、DMF(13mL)中に溶解し、溶液を0〜5℃まで冷却した(氷浴)。水素化ナトリウム(鉱油中55%分散物、231mg、5.29mmol)を数回に分けて加え、得られた混合物を0〜5℃で5分間、そして室温で15分間撹拌した。その後、メタンスルホン酸プロピル(1.24g、1.08mL、8.82mmol)を、室温で滴下した。得られた混合物を室温で15時間、続いて100℃で1時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、残留物を酢酸エチル(50mL)及び水(50mL)で希釈し、水相を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜28:72 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(672mg、57%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.97 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.85-1.98 (m, 2 H), 4.12 (q, J = 7.0 Hz, 2 H)。MS(ES+) m/z 267.9、270.0、271.9 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83)
100mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−82、668mg、2.48mmol)を、DMF(11mL)中に溶解し、炭酸カリウム(528mg、3.82mmol)、続いて3−クロロフェノール(248mg、1.91mmol)を加えた。反応混合物を100℃で14時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、100g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜22:78 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(496mg、82%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.37分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.99 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.84-1.97 (m, 2 H), 4.03 (t, J = 7.0 Hz, 2 H), 7.19-7.27 (m, 2 H), 7.31-7.39 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z316.0、318.0、320.0 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−84:
3−ブロモ−5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

50mLの圧力バイアル中で、3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、1.47g、6.1mmol)を、DMF(13mL)中に溶解し、炭酸カリウム(1.53mg、11.1mmol)、続いて3−フルオロ−5−メチルフェノール(700mg、5.55mmol)を加えた。バイアルを密閉し、反応混合物を100℃で15時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜25:75 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の固体として得た(1.23g、75%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 2.38 (s, 3 H), 3.77 (s, 3 H), 6.76-6.82 (m, 1 H), 6.84-6.91 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z286.0、288.0 [M+H、Br同位体]。
Int−86:
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル (1R,5S,8s)−8−[[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−85)
密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(12mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、800mg、3.5mmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−75、1.1g、3.1mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、329.4mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、940.2mg、1.1mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(678.5mg、7.0mmol)を加えた。反応混合物を120℃で4時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、EtOAc/n−ヘキサン 20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を黄色の半固体として得た(400mg、25%)。MS (ES+) m/z 461.8 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−86)
ジクロロメタン(6.0mL)中のtert−ブチル (1R,5S,8s)−8−[[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−85、450mg、0.4mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.5mL、0.4mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で16時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸し、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、MeOH/ジクロロメタン 5:90 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(60mg、40%)。MS (ES+) m/z 361.9 [M+H]。
Int−88:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87)
250mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、2.00g、8.82mmol)を、DMF(60mL)中に溶解し、炭酸カリウム(2.72g、19.5mmol)を加えた。得られた懸濁液を室温で20分間撹拌した。次に、2,2−ジフルオロエチルトリフルオロメタンスルホナート(2.08g、1.29mL、9.7mmol)を加え、反応混合物を室温で6時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、残留物をMTBE(100mL)及び氷水(100mL)で希釈し、水相をMTBE(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×100mL)及びブライン(1×100mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物(白色の固体)を、更に精製することなく次の工程に用いた(2.402g、94%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.88分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.52 (dt, J = 4.2, 12.6 Hz, 2 H), 6.16 (tt, J = 4.2, 54.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z289.9、291.9、293.9 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−88)
25mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87、582mg、2.00mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、炭酸カリウム(426mg、3.08mmol)、続いて3−クロロフェノール(200mg、161μL、1.54mmol)を加えた。反応混合物を100℃で18時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜1:6 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の粘性油状物として得た(516mg、99%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.30分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.43 (dt, J = 4.2, 13.0 Hz, 2 H), 6.17 (tt, J = 4.2, 55.0 Hz, 1 H), 7.21-7.30 (m, 2 H), 7.33-7.40 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z338.0、340.0、342.0 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−90:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−89)
50mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、1.50g、6.61mmol)を、DMF(15mL)中に溶解し、溶液を0〜5℃まで冷却した(氷浴)。水素化ナトリウム(鉱油中55%分散物、317mg、7.93mmol)を数回に分けて加え、得られた混合物を0〜5℃で30分間、そして室温で15分間撹拌した。その後、1−フルオロ−2−ヨードエタン(1.15g、537μL、6.61mmol)を室温で滴下した。得られた混合物を室温で18時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を黄色の油状物として得た(1.51g、84%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.46 (td, J = 4.7, 24.2 Hz, 2 H), 4.80 (td, J = 4.7, 46.3 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z271.9、273.9、275.9 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−90)
50mLの圧力バイアル中で、3,5−ジブロモ−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−89、1.51g、5.53mmol)を、DMF(12mL)中に溶解し、炭酸カリウム(1.53g、11.1mmol)、続いて3−クロロフェノール(719mg、579μL、5.53mmol)を加えた。管を密閉し、黄色の反応混合物を100℃で15時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(719mg、39%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.26分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 4.37 (td, J = 4.8, 24.8 Hz, 2 H), 4.80 (td, J = 4.8, 46.5 Hz, 2 H), 7.20-7.28 (m, 2 H), 7.32-7.39 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z319.9、321.9、323.9 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−92:
3−ブロモ−1−シクロプロピル−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−91)
500mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、3.00g、13.2mmol)を、1,2−ジクロロエタン(100mL)中に溶解し、シクロプロピルボロン酸(2.84g、33.1mmol)、炭酸ナトリウム(3.50g、33.1mmol)、酢酸銅(II)(2.94g、15.9mmol)及び2,2’−ビピリジン(2.50g、15.9mmol)を加えた。反応混合物を75℃で3時間撹拌した。その後、それをジクロロメタン(100mL)で希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液(100mL)及びブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、80g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(660mg、13%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.00分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.12-1.31 (m, 4 H), 3.45-3.54 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z265.8、267.7、269.8 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−1−シクロプロピル−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−92)
10mLの圧力バイアル中で、3,5−ジブロモ−1−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−91、215mg、807μmol)を、DMF(2mL)中に溶解し、炭酸カリウム(212mg、1.54mmol)、続いて3,4−ジフルオロフェノール(100mg、769μmol)を加えた。管を密閉し、反応混合物を100℃で16時間撹拌した。冷却後、それをMTBE(50mL)で希釈し、ブライン(3×10mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(188mg、77%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.29分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.07-1.28 (m, 4 H), 3.39-3.47 (m, 1 H), 7.04-7.12 (m, 1 H), 7.16-7.27 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 315.9、317.9 [M+H、Br同位体]。
Int−96:
(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル ((1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバマート(Int−95)
1,4−ジオキサン(17mL)中の4−メチル−6−スルファニリデン−3,6−ジヒドロ−2H−1,3−チアジン−2−オン(Int−93、500mg、3.1mmol)、tert−ブチル (1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバマート(Int−94、754.7mg、3.1mmol)、4−メチルモルホリン(1.0mL、9.4mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3.8mg、0.03mmol)の溶液を合わせて、明褐色の溶液を得た。この反応混合物を、16時間撹拌しながら80℃で加熱した。冷却後、DIPEA(2.1mL、4.0mmol)を加え、反応混合物を氷浴中で冷却した。次に、1,4−ジオキサン(2mL)中のヨウ素(1.5g、6.3mmol)を加え、反応を、アップヒーティングアイスバス(up-heating ice bath)中で16時間続けた。粗反応混合物を減圧下で濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(550mg、54%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.39 (s, 9 H), 1.44 (s, 2 H), 1.83 - 1.87 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.24 (s, 2 H), 3.07 (d, J = 11.0 Hz, 2 H), 3.18 (d, J = 9.6 Hz, 2 H), 3.53 (s, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 6.82 (s, 1 H)。MS(ES+) m/z 324.1 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96)
ジクロロメタン(10mL)中のtert−ブチル ((1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバマート(Int−95、550mg、1.7mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.9mL、11.9mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で6時間続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸した。この粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、MeOH/ジクロロメタン 10:90 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(265mg、70%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.39 (d, J = 7.6 Hz, 2 H), 1.52 (s, 2 H), 1.88 - 1.93 (m, 2 H), 1.99 (s, 2 H), 2.18 (s, 3 H), 3.00-3.02 (m, 2 H), 3.13 - 3.17 (m, 2 H), 6.04 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 224.4 [M+H]。
Int−99:
(1R,5S,8s)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−98)
N−メチル−2−ピロリドン(7mL)中の4−ヨード−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(Int−97、1.0g、3.7mmol)及びtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、1.1g、4.8mmol)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.9mL、5.1mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に150℃で6時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、EtOAc(300mL)で抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、続いてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘキサン 20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(900mg、66%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.40 (s, 9 H), 1.75 - 1.93 (m, 2 H), 2.31 (s, 2 H), 2.97 (d, J = 11.5 Hz, 2 H), 3.52 - 3.58 (m, 1 H), 3.71 (d, J = 9.5 Hz, 2 H), 6.82 (s, 1 H), 6.93 (dd, J = 5.9, 2.2 Hz, 1 H), 7.09 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 8.24 (d, J = 5.9 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 371.8 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99)
ジクロロメタン(5mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−98、900mg、2.4mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(1.9mL、24.2mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた粗生成物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸した。この粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、MeOH/ジクロロメタン 10:90 v/vで溶離)で更に精製して、標題化合物を明黄色の固体として得た(600mg、91%)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ1.47 (d, J = 7.8 Hz, 2 H), 1.85 - 1.93 (m, 2 H), 2.24 (s, 2 H), 2.97 (d, J = 11.4 Hz, 2 H), 3.26 (s, 1 H), 3.73 (d, J = 9.8 Hz, 2 H), 5.17 - 5.22 (br s, 2 H), 6.93 (d, J = 3.5 Hz, 1 H), 7.09 (s, 1 H), 8.25 (d, J = 5.7 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 271.7 [M+H]。
Int−102:
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−シアノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−100)
ジクロロメタン(28mL)中の(tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、2.0g、8.0mmol)の溶液に、氷冷条件下、HO(8mL)中のNaHCO(2.2g、26.5mmol)を加えた。それに、BrCN(1.1g、10.6mmol)を加え、25℃まで達しさせ、続いて同じ温度で5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を乾燥し、続いて減圧下で溶媒を蒸発させて、標題化合物を白色の固体として得た(2.0g、粗)。MS (ES+) m/z 252.0 [M+H]。
工程2: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−101)
DMF(30mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−シアノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−100、2.0g、8.0mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(590mg、8.0mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(303mg、1.6mmol)及び固体のZnCl(217mg、1.6mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間加熱した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 60:40 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(1.5g、61%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz):1.36-1.38 (m, 2 H), 1.39 (s, 9 H), 1.80 - 1.87 (m, 2 H), 2.08 (s, 3 H), 2.23 (s, 2 H), 3.25 (d, J = 12.2 Hz, 2 H), 3.55 (d, J = 3.3 Hz, 1 H), 3.66 (d, J = 9.9 Hz, 2 H), 6.83 (d, J = 5.7 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 309.3 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102)
ジクロロメタン(20mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−101、1.5g、4.8mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(3.7mL、48.6mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、MeOH/ジクロロメタン 5:95 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(700mg、69%)。MS (ES+) m/z 209.1 [M+H]。
Int−105:
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−104)
MeOH(1.3mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、50mg、0.2mmol)の溶液に、密閉管中、2−ブロモ−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(Int−103、72mg、0.4mmol)及びトリエチルアミン(0.1ml、0.8mmol)を加えた。反応物を130℃で16時間撹拌した。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を真空中で濃縮し、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 60:40 v/vで溶離)により、標題化合物を白色の固体として得た(50mg、73%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.39 (s, 10 H), 1.79 - 1.87 (m, 2 H), 2.22 (s, 2 H), 2.31 (s, 3 H), 3.14 (d, J = 11.5 Hz, 2 H), 3.47 - 3.52 (m, 3 H), 6.81 (br s, 1 H)。MS(ES+) m/z 309.0 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105)
ジクロロメタン(10mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−104、500mg、1.6mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(1.2mL、16.2mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で2時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いてトルエン(3×5mL)と共沸して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、MeOH/ジクロロメタン 10:90 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(250mg、73%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 7.6 Hz, 2 H), 1.87 - 1.89 (m, 2 H), 1.97 (s, 2 H), 2.30 (s, 3 H), 2.99 (s, 1 H), 3.07 (d, J = 11.5 Hz, 2 H), 3.47 (d, J = 11.5 Hz, 2 H)。MS(ES+) m/z 209.1 [M+H]。
Int−108:
(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−107)
乾燥エタノール(81mL)中の4,6−ジクロロピリミジン(Int−106、329.6g、3.7mmol)及びtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、500.0g、2.2mmol)の溶液に、トリエチルアミン(1.5mL、11.0mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に130℃で6時間撹拌した。薄層クロマトグラフィーでモニターした反応の完了後、溶媒を減圧下で蒸発させて、粗生成物を得、これをコンビフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、10g、酢酸エチル/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(400mg、53%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.28 (d, J = 7.7 Hz, 2 H), 1.39 (s, 9 H), 1.78-1.80 (m, 2 H), 2.25 (br s, 2 H), 2.97-3.00 (m, 2 H), 3.57 (s, 1 H), 6.79 (br s, 1 H), 6.85 (s, 1 H), 8.30 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 339.1 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108)
ジクロロメタン(5mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマートInt−107、400mg、1.2mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.9mL、11.0mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で4時間撹拌を続けた。得られた粗生成物を減圧下で濃縮し、続いてトルエンと共沸した(3×5mL)。この粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、MeOH/ジクロロメタン 10:90 v/vで溶離)で更に精製して、標題化合物を白色の固体として得た(240mg、85%)。1H (DMSO-d6, 400 MHz): 1.23-1.26 (m, 2 H), 1.55 (br s, 2 H), 1.84-1.86 (m, 2 H), 2.00 (s, 2 H), 2.93 (br s, 2 H), 3.06 (s, 1 H), 6.83 (s, 1 H), 8.29 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 239.2 [M+H]。
Int−111:
(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−110)
密閉管中、乾燥トルエン(2.5mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、50mg、0.2mmol)及び4−ブロモ−2−メトキシピリジン(Int−109、41mg、0.2mmol)の溶液を、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、ナトリウムtertブトキシド(63.7mg、0.7mmol)及び4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(「Xantphos」、CAS[161265−03−8]、1.3mg、2.2μmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで5分間脱気し、続いてトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(「Pd(dba)」、CAS[51364−51−3]、4.0mg、4.4μmol)を加えた。反応混合物を100℃で16時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 10:90 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(30mg、40%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.39 (s, 9 H), 1.81 (s, 2 H), 2.26 (br s, 2 H), 2.84 (d, J= 11.2 Hz, 2 H), 3.48 (br s, 1 H), 3.56 (d, J = 10.4 Hz, 2 H), 3.74 (s, 3 H), 5.97 (s, 1 H), 6.45 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.79 (s, 1 H), 7.74 (d, J = 5.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 334.2 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111)
ジクロロメタン(5.0mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−110、100mg、0.3mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(0.2mL、3.0mmol)を0℃で加えた。5分後、反応混合物を25℃まで放温し、同じ温度で4時間撹拌を続けた。得られた混合物を減圧下で濃縮し、続いて飽和炭酸カリウム溶液(10mL)で希釈し、そしてジクロロメタン中の10% MeOH(6×20mL)で抽出した。分離した有機部分を乾燥した後、溶媒を蒸発させて、標題化合物を黄色の半固体として得た(50mg、粗)。MS (ES+) m/z 234.3 [M+H]。
Int−114:
(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−113)
密閉管中で、tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、500mg、2.21mmol)を、EtOH(10mL)中に溶解し、4−クロロ−6−メチルピリミジン(869mg、6.63mmol)を加え、続いてトリエチルアミン(894mg、1.23mL、8.84mmol)を加えた。反応混合物を130℃で一晩撹拌した。粗反応混合物を真空下で濃縮した。残留物をCHCl(20mL)及び水(20mL)で希釈した。有機相をCHCl(3×20mL)で抽出し、MgSOで乾燥し、そして真空下で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物を黄色の固体として得た(496mg、収率71%)。MS (ES+) m/z: 319.2 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114)
CHCl(8mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−113、260mg、817μmol)の明黄色の溶液に、TFA(931mg、629μl、8.17mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、真空下で濃縮した。粗物質を、イオン交換カラム(Si−SCX−2、10g、MeOHで洗浄し、MeOH(NH2M)で遊離した)で精製して、標題化合物を得(195mg、804μmol、収率98.5%)、それを更に精製することなく次の工程に用いた。MS (ES+) m/z: 219.2 [M+H]。
Int−117:
(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−116)
5mLの圧力バイアル中で、tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、50mg、221μmol)を、NMP(1mL)中に溶解し、ジイソプロピルエチルアミン(57.1mg、442μmol)及び4−ブロモ−5−フルオロ−2−メチルピリジン(Int−115、63mg、331μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、反応混合物を150℃で18時間撹拌した。その後、混合物を水(15mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×15mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸マグネシウム)、真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘプタン、勾配 0:100〜80:20 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の粉末として得た(39mg、53%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.82分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.47 (s, 9 H), 1.74-1.82 (m, 4 H), 2.28-2.35 (m, 2 H), 2.43 (s, 3 H), 2.97-3.04 (m, 2 H), 3.50-3.59 (m, 2 H), 3.67-3.75 (m, 1 H), 4.41-4.50 (m, 1 H), 6.50 (d, J = 7.7 Hz, 1 H), 8.06 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 336.2 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−117)
50mLのフラスコ中で、tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−116、126mg、376μmol)を、ジクロロメタン(1.8mL)中に溶解し、濃塩酸(37% m/m、222mg、185μl、2.25mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。次に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(10mL)を加え、混合物をジクロロメタン(6×15mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸マグネシウム)、真空中で濃縮して、標題化合物(81mg、92%)を白色の粉末として生成し、これを更に精製することなく次の工程に用いた。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.13分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.65-1.76 (m, 2 H), 1.87-1.98 (m, 2 H), 2.06-2.14 (m, 2 H), 2.42 (d, J = 0.6 Hz, 3 H), 2.90-2.97 (m, 2 H), 3.06 (s, 1 H), 3.52-3.59 (m, 2 H), 6.50 (d, J = 7.7 Hz, 1 H), 8.05 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z236.2 [M+H]。
Int−120:
(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−119)
中間体(Int−113)の調製と同様にして、100℃で、密閉管中、tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、250mg、1.1mmol)及び4−ヨード−6−メトキシピリミジン(Int−118、391mg、1.66mmol)から、KCO(458mg、3.31mmol)の存在下で溶媒としてDMFを用いて、標題化合物(315mg、収率85%)を白色の固体として得た。MS (ES+) m/z: 335.2 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−120)
中間体(Int−114)の調製と同様にして、TFA(1.13g、760μl、9.87mmol)の存在下、CHCl中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−119、330mg、987μmol)から、標題化合物(222mg、収率96%)を白色の固体として得て、更に精製することなく次の工程にそのまま用いた。MS (ES+) m/z: 235.2 [M+H]。
Int−123:
(1R,5S,8s)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−122)
中間体(Int−113)の調製と同様にして、150℃で、密閉管中、tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、120mg、0.53mmol)及び2−クロロ−4−フルオロ−ピリジン(Int−121、76mg、0.58mmol)から、DIPEA(137mg、0.185ml、1.06mmol)の存在下で溶媒としてNMPを用いて、標題化合物(150mg、収率82%)を白色の固体として得た。MS (ES+) m/z: 338.2 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123)
中間体(Int−114)の調製と同様にして、HCl 37%(257mg、214μl、2.61mmol)の存在下、CHCl中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−122、147mg、435μmol)から、標題化合物(90mg、収率87%)を白色の固体として得て、更に精製することなく次の工程にそのまま用いた。MS (ES+) m/z: 238.1 [M+H]。
Int−126:
(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−125)
中間体(Int−113)の調製と同様にして、90℃で、密閉管中、tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−94、2.00g、8.84mmol)及び3,5−ジクロロピリダジン(Int−124、2.0g、13.4mmol)から、EtN(3.63g、5.0mL、35.9mmol)の存在下で溶媒としてEtOHを用いて、標題化合物(1.71g、54%)を白色の固体として得た。MS (ES+) m/z: 339.2 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126)
中間体(Int−114)の調製と同様にして、HCl 37%(1.61g、1.34mL、16.3mmol)の存在下、CHCl中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−125、0.93g、2.72mmol)から、標題化合物(0.65g、100%)を白色の固体として得て、更に精製することなく次の工程にそのまま用いた。MS (ES+) m/z: 239.1 [M+H]。
Int−128:
(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

工程1: tert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−127)
密閉管中、MeOH(22mL)中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−125、963mg、2.70mmol)の溶液に、メタノール中のNaOMeの溶液(25%、1.9mL、8.3mmol)を加えた。反応混合物を85℃で一晩加熱した。反応混合物をIsolute HM−Nに吸着させ、カラムクロマトグラフィーによって、標題化合物(362mg、38%)を白色の固体として得た。MS (ES+) m/z: 335.2 [M+H]。
工程2: (1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128)
中間体(Int−114)の調製と同様にして、TFA(1.12g、0.76mL、9.86mmol)の存在下、CHCl中のtert−ブチル N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバマート(Int−127、0.93g、2.72mmol)から、標題化合物(225mg、96%)を白色の固体として得て、更に精製することなく次の工程にそのまま用いた。MS (ES+) m/z: 235.2 [M+H]。
Int−131:
(1R,5S,8s)−8−((5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 2019534295

工程1: (1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−((5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−129)
8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−20、75mg、331μmol)を、乾燥1,4−ジオキサン(4mL)中に溶解し、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−40、124mg、365μmol)、ナトリウムtertブトキシド(127mg、1.33mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、32.6mg、66.3μmol)及びクロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、52.9mg、66.3μmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで10分間で脱気し、バイアルにキャップをし、混合物を120℃で18時間撹拌した。次に、それを減圧下で濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜67:33v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(36mg、22%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.38分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (s, 9 H), 1.51-1.61 (m, 2 H), 1.71-1.80 (m, 2 H), 2.24-2.33 (m, 2 H), 2.87-3.07 (m, 2 H), 3.60 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.77-4.02 (m, 2 H), 3.95 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.51 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.94-7.02 (m, 1 H), 7.05-7.12 (m, 2 H), 7.33-7.43 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 430.3 [M+H-CH2=CMe2]。
工程2: (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−130)
5mLの丸底フラスコ中で、(1R,5S,8s)−tert−ブチル 8−((5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボキシラート(Int−129、36mg、74.2μmol)を、ジクロロメタン(1mL)中に溶解し、トリフルオロ酢酸(84.6mg、57μL、742μmol)を加えた。混合物を室温で17時間撹拌した。その後、それを真空中で濃縮し、残留物をジクロロメタン(1mL)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2mL)中に再溶解した。水層をジクロロメタン(3×10mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮して、粗生成物を明黄色の固体として生成し、これを更に精製することなく次の工程に用いた(28.5mg、99%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.88分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.76-1.85 (m, 2 H), 2.19-2.27 (m, 2 H), 2.78 (dd, J = 3.2, 12.9 Hz, 2 H), 2.91 (d, J = 12.5 Hz, 2 H), 3.59 (d, J = 6.3 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.5 Hz, 1 H), 4.51 (q, J = 8.1 Hz, 2 H), 6.94-7.02 (m, 1 H), 7.05-7.12 (m, 2 H), 7.33-7.43 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 386.2 [M+H]。
工程3: (1R,5S,8s)−8−((5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−131)
10mLの丸底フラスコ中で、(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−130、28mg、73μmol)を、エタノール(1mL)中に溶解し、炭酸水素ナトリウム(6.7mg、80μmol)、続いて臭化シアン(8.7mg、80μmol)を加えた。反応混合物を室温で42時間撹拌した。その後、更なる炭酸水素ナトリウム(2.4mg、22μmol)及び臭化シアン(1.8mg、21μmol)を加え、混合物を室温で1時間、そして50℃で4.5時間撹拌した。次に、それを真空中で濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(22mg、75%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.14分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.79-1.94 (m, 4 H), 2.33-2.39 (m, 2 H), 3.23 (dd, J = 3.2, 12.1 Hz, 2 H), 3.38 (d, J = 11.9 Hz, 2 H), 3.56 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.51 (q, J = 8.1 Hz, 2 H), 6.95-7.03 (m, 1 H), 7.04-7.10 (m, 2 H), 7.33-7.43 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 411.2 [M+H]。
Int−132:
3−ブロモ−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、1.06g、3.94mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3,4−ジフルオロフェノール(769mg、5.91mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.36g、9.85mmol)を加えた。反応混合物を密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(30mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(50mL)、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮して、十分に純粋であった粗生成物をオフホワイト色の固体として得た(1.21g、96%)。更なる精製なし。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.32分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): 1.41 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 4.61 (hept, J = 6.6 Hz, 1H), 7.26-7.33 (m, 1H), 7.50-7.62 (m, 1H), 7.64-7.73 (m, 1H)。MS (ES+) m/z 318.3、320.3 [M+H、Br同位体]。
Int−133:
3−ブロモ−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、1.00g、3.24mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3,4−ジフルオロフェノール(632mg、4.86mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.12g、8.09mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、10℃で20時間撹拌した。室温に冷ました後、反応混合物を水(30mL)に注ぎ、MTBE(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(50mL)、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、25g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(440mg、38%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.29分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.67 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.06-7.13 (m, 1 H), 7.19-7.29 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 358.3、360.3 [M+H、Br同位体]。
Int−134:
3−ブロモ−5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、1.14g、4.26mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、2,3−ジフルオロフェノール(831mg、6.39mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.47g、10.6mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(30mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層を0.5N水酸化ナトリウム溶液(50mL)、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮して、十分に純粋であった粗生成物を明褐色の固体として得た(1.31g、97%)。更なる精製なし。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.54 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 4.66 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.05-7.18 (m, 2 H), 7.21-7.28 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 318.3、320.3 [M+H、Br同位体]。
Int−135:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、903mg、3.36mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3−クロロ−4−フルオロフェノール(738mg、5.04mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.16g、8.39mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮して、十分に純粋であった粗生成物を淡褐色の固体として得た(1.16g、93%)。更なる精製なし。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.38分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.52 (d, J = 6.8 Hz, 6 H), 4.60 (hept, J = 6.6 Hz, 1H), 7.14-7.25 (m, 2 H), 7.37-7.42 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 334.3、336.3、338.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−136:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、1.13g、4.2mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3−クロロ−5−フルオロフェノール(924mg、6.3mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.45g、10.5mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮して、十分に純粋であった粗生成物を淡褐色の固体として得た(1.55g、99%)。更なる精製なし。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.47分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.52 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 4.59 (hept, J = 6.6 Hz, 1H), 6.98-7.06 (m, 2 H), 7.13-7.16 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 334.3、336.3、338.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−137:
3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、1.42g、4.6mmol)を、DMF(6mL)中に溶解し、3,5−ジフルオロフェノール(897mg、6.9mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.59g、11.5mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製し、標題化合物を白色の固体として得た(833mg、51%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.36分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.67 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 6.73-6.83 (m, 1H), 6.93-7.00 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 358.3、360.3 [M+H、Br同位体]。
Int−138:
3−ブロモ−5−(5−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(8mL)中の3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、800.0mg、3.0mmol)の溶液に、5−クロロ−2−フルオロ−フェノール(436.0mg、3.0mmol)、続いてDBU(0.9mL、5.9mmol)をアルゴン雰囲気下で加えた。添加が完了した後、反応物をマイクロ波中で145℃にて1時間照射した。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、10g、酢酸エチル/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(370mg、37%)。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): 1.52 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 4.62 (dt, J = 13.2, 6.6 Hz, 1H), 7.13 (t, J = 9.3 Hz, 1H), 7.16 - 7.25 (m, 1H), 7.45 (dd, J = 6.7, 2.3 Hz, 1H)。MS (ES+) m/z 336.2 [M+H]。
Int−139:
3−ブロモ−5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、1.38g、4.47mmol)を、DMF(6mL)中に溶解し、2,3−ジフルオロフェノール(872mg、6.7mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.54g、11.2mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(880mg、55%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.32分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.71 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.13-7.20 (m, 2 H), 7.21-7.27 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 358.3、360.3 [M+H、Br同位体]。
Int−140:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル(trifluorethyl))−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、1.31g、4.24mmol)を、DMF(6mL)中に溶解し、3−クロロ−4−フルオロフェノール(932mg、6.36mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.47g、10.6mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1% トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(530mg、33%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.40分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.67 (q, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.17-7.26 (m, 2 H), 7.40-7.45 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 374.3、376.3、378.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−141:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87、523mg、1.8mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、3−クロロ−4−フルオロフェノール(343mg、2.34mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(621mg、4.49mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(520mg、81%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.43 (dt, J = 4.2, 13.0 Hz, 2 H), 6.16 (tt, J = 4.2, 55.0 Hz, 1 H), 7.16-7.25 (m, 2 H), 7.40-7.44 (m, 1 H)。
Int−142:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87、474mg、1.63mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、3−クロロ−5−フルオロフェノール(310mg、2.12mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(563mg、4.07mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(480mg、83%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.35分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.43 (dt, J = 4.2, 13.0 Hz, 2 H), 6.16 (tt, J = 4.2, 55.0 Hz, 1 H), 7.02-7.09 (m, 2 H), 7.17-7.20 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 356.3、358.3、360.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−143:
3−ブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87、461mg、1.58mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、3,5−ジフルオロフェノール(268mg、2.06mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(548mg、3.96mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物をブライン(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(492mg、91%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.26分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.43 (dt, J = 4.2, 13.0 Hz, 2 H), 6.16 (tt, J = 4.2, 55.0 Hz, 1 H), 6.77 (tt, J = 2.2, 8.8 Hz, 1 H), 6.91-7.00 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 339.8、341.8 [M+H、Br同位体]。
Int−144:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−89、700mg、2.57mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3−クロロ−4−フルオロフェノール(489mg、3.33mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(886mg、6.41mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、25g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(405mg、44%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.26分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.37 (td, J = 4.8, 25.0 Hz, 2 H), 4.80 (td, J = 4.7, 46.7 Hz, 2 H), 7.15-7.26 (m, 2 H), 7.39-7.43 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 338.0、340.0、342.0 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−145:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−89、771mg、2.83mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3−クロロ−5−フルオロフェノール(538mg、3.67mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(976mg、7.06mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(662mg、69%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.36 (td, J = 4.7, 25.0 Hz, 2 H), 4.79 (td, J = 4.7, 46.5 Hz, 2 H), 7.00-7.08 (m, 2 H), 7.15-7.18 (m, 1H)。MS (ES+) m/z 338.0、340.0、341.9 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−147:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(2−メトキシエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−146)
100mLの丸底フラスコ中で、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、500.0mg、2.2mmol)を、DMF(32mL)中に溶解し、溶液を0〜5℃に冷却した(氷浴)。水素化ナトリウム(鉱油中55%分散物、106mg、2.64mmol)を数回に分けて加え、得られた混合物を0〜5℃で5分間、そして室温で15分間撹拌した。その後、メタンスルホン酸2−メトキシエチル(815.5mg、5.29mmol)を、室温で滴下した。得られた混合物を室温で15時間撹拌した。その後、それを酢酸エチル(20mL)及び水(20mL)で希釈し、水相を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮して、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、30g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(362mg、58%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 3.33 (s, 3 H), 3.76 (t, J = 5.3 Hz, 2 H), 4.29 (t, J = 5.3 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z 285.8。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−147)
3,5−ジブロモ−1−(2−メトキシエチル)−1,2,4−トリアゾールInt−146、579mg、2.03mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3−クロロ−5−フルオロフェノール(387mg、2.64mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(702mg、5.08mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(523mg、73%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.33分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 3.34 (s, 3 H), 3.75 (t, J = 5.2 Hz, 2 H), 4.22 (t, J = 5.2 Hz, 2 H), 6.97-7.05 (m, 2 H), 7.13-7.16 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 350.3、352.3、354.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−148:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2−メトキシエチル)−1,2,4−トリアゾールInt−146、446mg、1.57mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3−クロロ−4−フルオロフェノール(298mg、2.03mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(541mg、3.91mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、25g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として生成し、これを冷蔵庫中で凝固させた(414mg、75%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.29分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 3.36 (s, 3 H), 3.76 (t, J = 5.2 Hz, 2 H), 4.23 (t, J = 5.2 Hz, 2 H), 7.14-7.24 (m, 2 H), 7.37-7.41 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 350.3、352.3、354.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−149:
3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87、439mg、1.51mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、3−クロロフェノール(152mg、1.96mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(521mg、3.77mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(340mg、66%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.30分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.43 (dt, J = 4.2, 13.0 Hz, 2 H), 6.16 (tt, J = 4.2, 55.0 Hz, 1 H), 7.21-7.30 (m, 2 H), 7.33-7.40 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 338.3、340.3、342.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−150:
3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、705mg、2.28mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、2−クロロフェノール(381mg、2.97mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(789mg、5.71mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で16時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(50mL)、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、25g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(610mg、75%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.34分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.72 (q, J = 8.1 Hz, 2 H), 7.24-7.31 (m, 1 H), 7.33-7.40 (m, 1 H), 7.44-7.52 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 356.3、358.3、360.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−151:
3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−89、310mg、1.14mmol)を、DMF(3.2mL)中に溶解し、3,5−ジフルオロフェノール(192mg、1.48mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(392mg、2.84mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として生成し、これを冷蔵庫中で凝固させた(228mg、62%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.37 (td, J = 4.7, 25.0 Hz, 2 H), 4.79 (td, J = 4.7, 46.5 Hz, 2 H), 6.74 (tt, J = 2.3, 8.8 Hz, 1H), 6.89-6.98 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z322.3、324.3 [M+H、Br同位体]。
Int−152:
3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87、559mg、1.92mmol)を、DMF(7mL)中に溶解し、2−クロロフェノール(321mg、2.5mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(664mg、4.8mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(575mg、80%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.25分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.49 (dt, J = 4.2, 12.9 Hz, 2 H), 6.21 (tt, J = 4.3, 55.0 Hz, 1 H), 7.23-7.30 (m, 1 H), 7.33-7.39 (m, 1 H), 7.44-7.51 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 338.3、340.3、342.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−154:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ビブロモ−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−153)
3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、834mg、3.68mmol)を、DMF(15mL)中に溶解し、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物、221mg、5.51mmol)を注意深く一度に加え(ガス発生)、そして反応混合物を室温で30分間撹拌した。次に、クロロ(メトキシ)メタン(355mg、4.41mmol)を滴下し、反応混合物を室温で6時間撹拌した。その後、反応混合物を水(40mL)に注ぎ、MTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜30:70 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(798mg、80%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.85分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 3.46 (s, 3 H), 5.43 (s, 2 H)。MS (ES+) m/z 270.2、272.2、274.2 [M+H、2 Br同位体]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−154)
3,5−ジブロモ−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−153、399mg、1.47mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、3−クロロ−5−フルオロフェノール(281mg、1.91mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(509g、3.68mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の油状物として得た(283mg、57%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.32分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 3.50(s, 3 H), 5.36 (s, 2 H), 7.01-7.12 (m, 2 H), 7.18-7.22 (m, 1 H)。MS(ES+) m/z 336.3、338.3、340.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−155:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−87、539mg、1.85mmol)を、DMF(7mL)中に溶解し、3−クロロ−2−フルオロフェノール(353mg、2.41mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(640mg、4.63mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(588mg、89%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.30分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.46 (dt, J = 4.2, 12.9 Hz, 2 H), 6.18 (tt, J = 4.3, 54.9 Hz, 1 H), 7.12-7.19 (m, 1 H), 7.33-7.40 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 356.3、358.3、360.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−156:
3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−89、525mg、1.92mmol)を、DMF(7mL)中に溶解し、2−クロロフェノール(322mg、2.5mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(665mg、4.81mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(293mg、47%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.20分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.43 (td, J = 4.9, 24.4 Hz, 2 H), 4.84 (td, J = 4.8, 46.5 Hz, 2 H), 7.21-7.28 (m, 1 H), 7.31-7.38 (m, 1 H), 7.44-7.50 (m, 2 H)。MS(ES+) m/z 320.3、322.3、324.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−157:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−89、507mg、1.86mmol)を、DMF(7mL)中に溶解し、3−クロロ−2−フルオロフェノール(354mg、2.42mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(642mg、4.64mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(50mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(505mg、80%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.26分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.41 (td, J = 4.8, 24.6 Hz, 2 H), 4.82 (td, J = 4.8, 46.5 Hz, 2 H), 7.10-7.19 (m, 1 H), 7.30-7.41 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 338.3、340.3、342.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−158:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、600.0mg、2.2mmol)の溶液に、3−クロロ−2−フルオロフェノール(436.0mg、3.0mmol)、続いてKCO(308.0mg、2.2mmol)をアルゴン雰囲気下で加えた。添加が完了した後、反応物を、マイクロ波中で145℃にて1時間照射した。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、MTBEで抽出した。有機層を分離し、そして硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル(10gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 35:65 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(350.0mg、35%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.14分。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): 1.52 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 4.64 (dt, J = 13.3, 6.6 Hz, 1 H), 7.12 (t, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.28 - 7.32 (m, 1 H), 7.35 (t, J = 7.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 336.2 [M+H]。
Int−159:
3−ブロモ−5−(2−クロロ−3−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、841mg、3.13mmol)を、DMF(6mL)中に溶解し、2−クロロ−3−フルオロフェノール(596mg、4.07mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.08g、7.82mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(653mg、62%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.41分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.56 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 4.69 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.06-7.16 (m, 1 H), 7.29-7.35 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 334.3、336.3、338.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−160:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

DMF(5mL)中の3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−12、150mg、0.5mmol)及び3−クロロ−2−フルオロフェノール(71mg、0.5mmol)の溶液に、KCO(67mg、0.5mmol)を加えた。撹拌を、通常加熱で100℃にて16時間続けた。出発物質の消費が完了した後(TLCでモニターしたとおり)、反応混合物を水に注ぎ、そしてMTBEで抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、コンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル(8gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 35:65 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(70.0mg、37%)。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): 4.68 (q, J = 7.9 Hz, 2 H), 7.14 (t, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.34 (t, J = 7.2 Hz, 2 H)。MS(ES+) m/z 376.0 [M+H]。
Int−161:
3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−84と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、400mg、1.66mmol)及び3,5−ジフルオロフェノール(324mg、2.49mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を白色の固体として単離した(408mg、収率84.7%)。MS (ES+) m/z: 290.0 [(M+H)+]。
Int−162:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−84と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、270mg、1.12mmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(246mg、1.68mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(318mg、収率93%)。MS (ES+) m/z: 305.6 [(M+H)+]。
Int−163:
3−ブロモ−5−(4−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−84と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、250mg、1.04mmol)及び4−クロロフェノール(200mg、1.56mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。所望の化合物を白色の固体として単離した(242mg、収率80.8%)。MS (ES+) m/z: 289.9 [(M+H)+]。
Int−164:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−84と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、400mg、1.66mmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(365mg、2.49mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。所望の化合物を明赤色の固体として単離した(499.7mg、収率98.2%)。MS (ES+) m/z: 307.9 [(M+H)+]。
Int−165:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−84と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、250mg、1.04mmol)及び3−クロロ−2−フルオロフェノール(228mg、1.56mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を白色の固体として単離した(288.6mg、収率90.7%)。MS (ES+) m/z: 307.9 [(M+H)+]。
Int−166:
3−ブロモ−5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−84と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−41、250mg、1.04mmol)及び2−クロロ−3−フルオロフェノール(228mg、1.56mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。この化合物を明黄色の固体として単離した(291.4mg、収率91.6%)。MS (ES+) m/z: 308.0 [(M+H)+]。
Int−167:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−81と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−80、250mg、0.981mmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(216mg、1.47mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を明赤色の固体として単離した(283.7mg、収率90.2%)。MS (ES+) m/z: 321.9 [(M+H)+]。
Int−168:
3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−81と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−80、250mg、0.981mmol)及び3,5−ジフルオロフェノール(191mg、1.47mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を明赤色の固体として単離した(222mg、収率74.4%)。MS (ES+) m/z: 304.0 [(M+H)+]。
Int−169:
3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−81と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−80、100mg、0.392mmol)及び2−クロロフェノール(75.6mg、0.588mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(104mg、収率87.6%)。MS (ES+) m/z: 303.9 [(M+H)+]。
Int−170:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−81と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−80、250mg、0.981mmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(216mg、1.47mmol)から、DMF中、100℃で15時間密閉したバイアル中で加熱して、調製した。この化合物を明赤色の固体として単離した(254.3mg、収率80.9%)。MS (ES+) m/z: 321.9 [(M+H)+]。
Int−171:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−83と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−82、250mg、0.930mmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(204mg、1.39mmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。この化合物を明黄色の油状物として単離した(279.5mg、収率89.9%)。MS (ES+) m/z: 335.9 [(M+H)+]。
Int−172:
3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−83と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−82、250mg、0.930mmol)及び3,5−ジフルオロフェノール(181mg、1.39mmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。所望の化合物を明褐色の液体として単離した(235.2mg、収率79.5%)。MS (ES+) m/z: 320.0 [(M+H)+]。
Int−173:
3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−83と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−82、100mg、0.372mmol)及び2−クロロフェノール(71.7mg、0.558mmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を明黄色の液体として単離した(112mg、収率95.1%)。MS(ES+) m/z: 317.9 [(M+H)+]。
Int−174:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−83と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−82、250mg、0.930mmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(204mg、1.39mmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を明褐色の液体として単離した(268.5mg、収率86.3%)。MS (ES+) m/z: 336.0 [(M+H)+]。
Int−176:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メチルプロピル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−175)
250mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(264mg、6.61mmol)を、DMF(22ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、1g、4.41mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、1−ヨード−2−メチルプロパン(973mg、5.29mmol)を加え、反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明赤色の液体として単離した(1.033g、収率82.8%)。MS (ES+) m/z: 283.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−176)
DMF(3ml)中の3,5−ジブロモ−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−175、250mg、884μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(194mg、1.33mmol)の明黄色の溶液に、炭酸カリウム(305mg、2.21mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、110℃で一晩撹拌した。反応混合物をHO(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を、1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で逆抽出し、MgSOで乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明赤色の液体として単離した(288mg、収率93.5%)。MS (ES+) m/z: 350.0 [(M+H)+]。
Int−177:
3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−176と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−175、100mg、353μmol)及び2−クロロフェノール(68.1mg、530μmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を橙色の油状物として単離した(111mg、収率95%)。MS (ES+) m/z: 332.0 [(M+H)+]。
Int−178:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−176と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−175、250mg、884μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(194mg、1.33mmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を明褐色の液体として単離した(291mg、収率94.5%)。MS (ES+) m/z: 350.3 [(M+H)+]。
Int−180:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール(Int−179)
250mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(264mg、6.61mmol)を、DMF(22ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、1g、4.41mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、3−(ブロモメチル)−3−メチルオキセタン(873mg、5.29mmol)を加え、反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を無色の液体として単離した(1.35g、収率98.5%)。MS (ES+) m/z: 311.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール(Int−180)
DMF(3ml)中の3,5−ジブロモ−1−((3−メチルオキセタン−3−イル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−179、300mg、965μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(212mg、1.45mmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(333mg、2.41mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を、1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で逆抽出し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明褐色の液体として単離した(316.7mg、収率87.2%)。MS (ES+) m/z: 378.0 [(M+H)+]。
Int−181:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−180と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−((3−メチルオキセタン−3−イル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−179、400mg、1.29mmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(283mg、1.93mmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。この化合物を明赤色の油状物として単離した(441.8mg、収率91.2%)。MS(ES+) m/z: 378.0 [(M+H)+]。
Int−183:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ビブロモ−1−(2−メトキシプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−182)
250mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(264mg、6.61mmol)を、DMF(22ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、1g、4.41mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、1−ブロモ−2−メトキシプロパン(809mg、5.29mmol)を加え、そして反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を赤色の液体として単離した(383mg、収率14.5%)。MS (ES+) m/z: 299.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−183)
DMF(1.5ml)中の3,5−ジブロモ−1−(2−メトキシプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−182、120mg、401μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(88.2mg、602μmol)の明黄色の溶液に、炭酸カリウム(139mg、1mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、110℃で一晩撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、MTBEで抽出した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50で溶離)で精製した。標題化合物を黄色の液体として単離した(30.2mg、収率20.6%)。MS (ES+) m/z: 365.9 [(M+H)+]。
Int−185:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−184)
50mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(132mg、3.31mmol)を、DMF(7ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、500mg、2.2mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、DMF(3ml)中に溶解した3,3,3−トリフルオロプロピル 4−メチルベンゼンスルホナート(591mg、2.2mmol)を加え、そして反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明黄色の液体として単離した(288mg、収率40.5%)。MS (ES+) m/z: 323.8 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−185)
DMF(1.5ml)中の3,5−ジブロモ−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−184、120mg、401μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(68.1mg、465μmol)の明黄色の溶液に、炭酸カリウム(107mg、774μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、110℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で逆抽出し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明赤色の液体として単離した(93.2mg、収率77.5%)。MS (ES+) m/z: 390.0 [(M+H)+]。
Int−187:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1前駆体の調製:(3,3−ジフルオロシクロブチル)メチルトリフルオロメタンスルホナート
DCM(5.5ml)中の(3,3−ジフルオロシクロブチル)メタノール(500mg、4.09mmol)及びピリジン(324mg、4.09mmol)の溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(1.21g、4.3mmol)を−15℃で加えた。得られた懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を氷冷0.1M HCl(50ml)でクエンチし、DCM(2×50ml)で抽出した。有機層を0.1M HCl(1×50ml)で逆抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明黄色の液体として単離した(1.04g、収率99.9%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 2.33-2.54 (m, 2 H), 2.57-2.92 (m, 3 H), 4.49-4.63 (m, 2 H)。
工程1: 3,5−ジブロモ−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−186)
50mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(204mg、5.09mmol)を、DMF(15ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、770mg、3.39mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、(3,3−ジフルオロシクロブチル)メチルトリフルオロメタンスルホナート(591mg、2.2mmol)を加え、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を橙色の液体として単離した(1g、収率89%)。MS (ES+) m/z: 333.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−187)
DMF(2.4ml)中の3,5−ジブロモ−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−186、200mg、604μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(133mg、906μmol)の明黄色の溶液に、炭酸カリウム(209mg、1.51mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、110℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で逆抽出し、MgSO4で乾燥し、真空中で濃縮した。標題化合物を褐色の油状物として単離した(220mg、収率91.8%)。MS (ES+) m/z: 398.0 [(M+H)+]。
Int−188:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−187と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−186、200mg、604μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(133mg、906μmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。所望の化合物を褐色の油状物として単離した(223mg、収率93%)。MS (ES+) m/z: 398.0 [(M+H)+]。
Int−190:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−189)
DMF(3ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、250mg、1.1mmol、当量:1)及び3−ヨードオキセタン(243mg、1.32mmol)の無色の溶液に、K2CO3(305mg、2.2mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、120℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(25mL)で希釈し、EtOAc(2×25mL)で抽出し、有機層を飽和NaCl(3×25mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を白色の固体として単離した(198mg、収率63.5%)。MS (ES+) m/z: 283.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−190)
DMF(1.5ml)中の3,5−ジブロモ−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−189、90mg、318μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(69.9mg、477μmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(110mg、795μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(25mL)で希釈し、tBuOMe(2×25mL)で抽出した。有機層を、1M NaOH(2×25mL)及び飽和NaCl(3×25mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を白色の固体として単離した(68mg、収率61.3%)。MS (ES+) m/z: 350.0 [(M+H)+]。
Int−191:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−190と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−189、90mg、318μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(69.9mg、477μmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。所望の化合物を白色の固体として単離した(83mg、収率74.9%)。MS (ES+) m/z: 350.0 [(M+H)+]。
Int−193:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−192)
DMF(3ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、500mg、2.2mmol)及び3−ヨードテトラヒドロフラン(524mg、2.64mmol)の無色の溶液に、K2CO3(305mg、2.2mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、120℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を白色の固体として単離した(619mg、2.08mmol、収率94.6%)。MS (ES+) m/z: 297.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−193)
DMF(2.5ml)中の3,5−ジブロモ−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−192、150mg、505μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(111mg、758μmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(175mg、1.26mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を、1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を白色の固体として単離した(182mg、収率99.4%)。MS (ES+) m/z: 364.0 [(M+H)+]。
Int−194:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−193と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−192、150mg、505μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(111mg、758μmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物を白色の固体として単離した(177mg、収率96.6%)。MS (ES+) m/z: 364.0 [(M+H)+]。
Int−196:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−195)
DMF(3ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、250mg、1.1mmol、当量:1)及びブロモシクロブタン(179mg、1.32mmol)の無色の溶液に、K2CO3(305mg、2.2mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、120℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(25mL)で希釈し、EtOAc(2×25mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×25mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を黄色の液体として単離した(288mg、収率93%)。MS (ES+) m/z: 281.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−196)
DMF(1.5ml)中の3,5−ジブロモ−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−195、130mg、463μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(102mg、694μmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(160mg、1.16mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を、1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で逆抽出し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(156mg、収率97.3%)。MS (ES+) m/z: 348.0 [(M+H)+]。
Int−197:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−196と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−195、130mg、463μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(102mg、694μmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(149mg、収率92.9%)。MS(ES+) m/z: 348.0 [(M+H)+]。
Int−199:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサデュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサデュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−198)
250mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(264mg、6.61mmol)を、DMF(22ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、1g、4.41mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、1,1,1,3,3,3−ヘキサデュウテリオ−2−ブロモプロパン(683mg、5.29mmol)を加え、そして反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を無色の液体として単離した(644mg、2.34mmol、収率53.1%)。MS (ES+) m/z: 275.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサデュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−199)
DMF(1.5ml)中の3,5−ジブロモ−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサデュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾールInt−198、120mg、436μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(95.9mg、655μmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(151mg、1.09mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(25mL)で希釈し、tBuOMe(2×25mL)で抽出した。有機層を、1M NaOH(2×25mL)及び飽和NaCl(3×25mL)で逆抽出し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明赤色の液体として単離した(124mg、収率83.4%)。MS (ES+) m/z: 341.9 [(M+H)+]。
Int−201:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−200)
250mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(264mg、6.61mmol)を、DMF(22ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、1g、4.41mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオ−2−ヨードプロパン(936mg、5.29mmol)を加え、反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明黄色の液体として単離した(1.35g、収率111%)。MS (ES+) m/z: 276.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−201)
DMF(3ml)中の3,5−ジブロモ−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−200、250mg、906μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(199mg、1.36mmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(313mg、2.26mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、そしてtBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を明黄色の液体として単離した(284.6mg、収率92%)。MS (ES+) m/z: 343.0 [(M+H)+]。
Int−202:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−201と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−200、250mg、906μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(199mg、1.36mmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(259.3mg、収率83.8%)。MS (ES+) m/z: 343.1 [(M+H)+]。
Int−204:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−203)
250mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(132mg、3.31mmol)を、DMF(10ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、500mg、2.2mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、トリジュウテリオ(ヨード)メタン(319mg、2.2mmol)を加え、反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、そしてEtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(456mg、収率84.8%)。MS (ES+) m/z: 244.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−204)
DMF(1.8ml)中の3,5−ジブロモ−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−203、150mg、615μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(135mg、922μmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(212mg、1.54mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で逆抽出し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(178.7mg、収率93.9%)。MS (ES+) m/z: 311.0 [(M+H)+]。
Int−205:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−204と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−203、150mg、615μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(135mg、922μmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(176.2mg、収率92.6%)。MS (ES+) m/z: 311.0 [(M+H)+]。
Int−207:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

工程1: 3,5−ジブロモ−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−206)
250mLの丸底フラスコ中で、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物)(132mg、3.31mmol)を、DMF(10ml)中の3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−1、500mg、2.2mmol)の無色の溶液に加えた。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、1,1,1,2,2−ペンタジュウテリオ−2−ヨードエタン(355mg、2.2mmol)を加え、そして反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(3×50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物を無色の液体として単離した(465mg、収率81.2%)。MS (ES+) m/z: 260.9 [(M+H)+]。
工程2: 3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−207)
DMF(1.8ml)中の3,5−ジブロモ−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−206、150mg、577μmol)及び3−クロロ−5−フルオロフェノール(127mg、866μmol)の明褐色の溶液に、炭酸カリウム(199mg、1.44mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)で希釈し、tBuOMe(2×50mL)で抽出した。有機層を、1M NaOH(2×50mL)及び飽和NaCl(3×50mL)で逆抽出し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(173.6mg、収率92.4%)。MS (ES+) m/z: 327.0 [(M+H)+]。
Int−208:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

標題化合物を、Int−207と同様にして、炭酸カリウムと共に3,5−ジブロモ−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−206、150mg、577μmol)及び3−クロロ−4−フルオロフェノール(127mg、866μmol)から、DMF中、110℃で一晩密閉したバイアル中で加熱して、調製した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(173.9mg、収率92.6%)。MS (ES+) m/z: 327.0 [(M+H)+]。
Int−209:
3−ブロモ−5−(4−クロロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−2、400mg、1.5mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、4−クロロフェノール(249mg、1.93mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(514mg、3.72mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製し、標題化合物を白色の固体として得た(479mg、92%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.42分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.52 (d, J = 6.8 Hz, 6 H), 4.61 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.24 (d, J = 9.3 Hz, 2 H), 7.38 (d, J = 9.1 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z 316.3、318.3、320.3 [M+H、Br & Cl同位体]。
Int−210:
3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
Figure 2019534295

3,5−ジブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−12、1.26g、4.08mmol)を、DMF(10mL)中に溶解し、3−クロロ−5−フルオロフェノール(861mg、5.9mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(1.36g、9.84mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、110℃で20時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を水(50mL)に注ぎ、そしてMTBE(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を、0.5N水酸化ナトリウム溶液(30mL)、水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、40g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製し、標題化合物を無色の油状物として得た(890mg、58%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.43分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 4.67 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.01-7.10 (m, 2 H), 7.17-7.20 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 374.3、376.3、378.3 [M+H、Br&Cl同位体]。
実施例1
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−4、50mg、158μmol)を、1,4−ジオキサン(1.75mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−132、35.4mg、158μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(31.1mg、324μmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(「Xantphos」、CAS[161265−03−8]、14.6mg、25.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(13.1mg、12.6μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下、145℃で30分間加熱した。その後、水(5mL)を加え、混合物を酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸マグネシウム)、真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン 20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の無定形の粉末として得た(20mg、27%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.37分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.48 (d, J = 6.9 Hz, 6 H), 1.54-1.65 (m, 2 H), 1.83-1.91 (m, 2 H), 2.41 (s, 3 H), 2.40-2.48 (m, 2 H), 3.33-3.42 (m, 2 H), 3.58-3.70 (m, 1 H), 3.75-3.90 (m, 2 H), 4.55 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.15-7.23 (m, 1 H), 7.27-7.36 (m, 1 H), 7.38-7.48 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 460.3、462.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例2
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

2mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−4、50mg、158μmol)を、1,4−ジオキサン(1.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、20.0mg、89.6μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(17.6mg、184μmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(「Xantphos」、CAS[161265−03−8]、8.3mg、14μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(7.4mg、7.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下、145℃で30分間加熱した。その後、水(3mL)を加え、混合物を酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(硫酸マグネシウム)、そして真空中で濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン 20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の油状物として得た(4.5mg、11%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.60-1.69 (m, 2 H), 1.83-1.91 (m, 2 H), 2.32 (s, 3 H), 2.39-2.45 (m, 2 H), 3.22-3.26 (m, 2 H), 3.51-3.64 (m, 1 H), 3.72 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.87 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.54 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 5.90 (s, 1 H), 7.19 (ddd, J = 1.6, 7.7, 7.7 Hz, 1 H), 7.31 (ddd, J = 1.6, 8.1, 8.1 Hz, 1 H), 7.41 (dd, J = 1.6, 8.1 Hz, 1 H), 7.46 (dd, J = 1.6, 8.1 Hz, 1 H)。
実施例3
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(1mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、40mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3、80.6mg、0.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、16.7mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、28.6mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(68.8mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、5g、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(35mg、44%)。HPLC 純度97.97%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.35 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.43 (d, J = 7.7 Hz, 2 H), 1.87 - 1.90 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.37 (s, 2 H), 3.10 (d, J = 10.9 Hz, 2 H), 3.21 (d, J = 9.0 Hz, 2 H), 3.51 (d, J = 4.1 Hz, 1 H), 4.41 (dt, J = 13.0, 6.4 Hz, 1 H), 6.00 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.11 (dd, J = 21.9, 8.3 Hz, 2 H), 7.07-7.15 (m, 1 H), 7.47 (q, J = 8.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 442.7 [M+H]。
実施例4
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(1mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、40mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−5、98.9mg、0.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、16.7mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、28.6mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(68.8mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、5g、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(17mg、19%)。HPLC 純度98.69%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.84 - 1.91 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.37 (s, 2 H), 3.09 (d, J = 10.9 Hz, 2 H), 3.20 (d, J = 8.7 Hz, 2 H), 3.49 (d, J = 4.1 Hz, 1 H), 4.39 - 4.50 (m, 1 H), 6.01 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.61 (t, J = 9.7 Hz, 1 H), 7.75 (dd, J = 8.3, 4.4 Hz, 1 H), 7.86 - 7.94 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 511.2 [M+H]。
実施例5
(1R,5S,8s)−N−(1−(プロパン−2−イル)−5−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−6、229.6mg、0.6mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、29.2mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、50mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(120.4mg、1.2mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(17mg、19%)。HPLC 純度97.49%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.82 - 1.89 (m, 3 H), 2.19 (s, 3 H), 2.34 (s, 2 H), 3.08 (d, J = 10.8 Hz, 2 H), 3.20 (d, J = 11.2 Hz, 2 H), 3.48 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 4.41 (p, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.97 (d, J = 4.5 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.39 (t, J = 7.1 Hz, 1 H), 7.48 (t, J = 7.8 Hz, 1 H), 7.55 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 7.56 - 7.64 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 508.9 [M+H]。
実施例6
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−(2−フルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−7、147.5mg、0.6mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、29.2mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、50mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(120.4mg、1.2mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(86.6mg、62%)。HPLC 純度97.59%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 7 H), 1.83 - 1.87 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.34 (s, 2 H), 3.08 (d, J = 10.8 Hz, 2 H), 3.19 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 3.48 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 4.45 (p, J = 6.5 Hz, 1 H), 5.95 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.22 - 7.33 (m, 2 H), 7.36 - 7.42 (m, 1 H), 7.49 (t, J = 7.3 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 442.8 [M+H]。
実施例7
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、60mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−8、196.8mg、0.5mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、25mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、42.9mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(103.2mg、1.0mmol)を加えた。反応混合物を110℃で14時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を無色の粘着性の固体として得た(88.5mg、65%)。HPLC 純度95.85%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.41-1.43 (d, J= 7.6 Hz, 2 H), 1.87 (d, J = 9.2 Hz, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.36 (s, 2 H), 3.09 (d, J = 10.9 Hz, 2 H), 3.20 (d, J = 9.4 Hz, 2 H), 3.51 (d, J = 3.7 Hz, 1 H), 4.42 (dt, J = 10.8, 5.4 Hz, 1 H), 5.98 (d, J = 3.9 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.44 (s, 4 H)。MS(ES+) m/z 509.2 [M+H]。
実施例8
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、60mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−8、161.3mg、0.5mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、25mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、42.9mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(103.2mg、1.0mmol)を加えた。反応混合物を110℃で14時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(30mg、25%)。HPLC 純度96.42%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.41-1.43 (d, J= 7.8 Hz, 2 H), 1.84 - 1.91 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.36 (s, 2 H), 3.09 (d, J = 11.3 Hz, 2 H), 3.20 (d, J = 9.6 Hz, 2 H), 3.50 (d, J = 3.5 Hz, 1 H), 4.42 (dt, J = 13.1, 5.9 Hz, 1 H), 5.94 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.25 (t, J = 8.7 Hz, 2 H), 7.30 - 7.38 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 443.2 [M+H]。
実施例9
(1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、60mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−10、197.9mg、0.5mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、25mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、42.9mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(103.2mg、1.0mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(80mg、58%)。HPLC 純度93.48%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.43-1.45 (d, J= 7.7 Hz, 2 H), 1.87 - 1.91 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.38 (s, 2 H), 3.10 (d, J = 10.7 Hz, 2 H), 3.21 (dd, J = 11.3, 2.8 Hz, 2 H), 3.52 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 4.45 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 6.04 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.62 (d, J = 8.7 Hz, 1 H), 7.74 (d, J = 10.8 Hz, 2 H)。MS(ES+) m/z 510.8 [M+H]。
実施例10
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、60mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−11、188.2mg、0.5mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、25mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、42.9mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(103.2mg、1.0mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を無色の粘着性の固体として得た(50mg、38%)。HPLC 純度98.25%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.42-1.44 (d, J= 7.7 Hz, 2 H), 1.84 - 1.92 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.37 (s, 2 H), 3.09 (d, J = 11.0 Hz, 2 H), 3.21 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 3.51 (d, J = 4.1 Hz, 1 H), 4.45 (dt, J = 12.9, 6.3 Hz, 1 H), 5.99 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.60 - 7.71 (m, 3 H), 7.79 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 492.8 [M+H]。
実施例11
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、60mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−14、171mg、0.5mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、25mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、42.9mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(103.2mg、1.0mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(80mg、65%)。HPLC 純度96.62%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.43-1.45 (d, J= 7.6 Hz, 2 H), 1.89 (d, J = 9.1 Hz, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.38 (s, 2 H), 3.10 (d, J = 11.0 Hz, 2 H), 3.21 (d, J = 9.4 Hz, 2 H), 3.52 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 4.41 (dt, J = 13.1, 6.3 Hz, 1 H), 6.02 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.18 (dd, J = 26.0, 8.1 Hz, 3 H)。MS(ES+) m/z 460.8 [M+H]。
実施例12
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、50mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−(4−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−15、161.3mg、0.4mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、20mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35.7mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(103.2mg、1.0mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(40mg、36%)。HPLC 純度99.30%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 6.3 Hz, 6 H), 1.43 (d, J= 7.6 Hz, 2 H), 1.89 (d, J = 10.4 Hz, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.37 (s, 2 H), 3.10 (d, J = 10.5 Hz, 2 H), 3.19-3.23 (m, 5 H), 4.43 (dt, J = 13.0, 6.3 Hz, 1 H), 6.03 - 6.08 (m, 2 H), 7.55 (d, J = 8.6 Hz, 2 H), 7.99 (d, J = 8.6 Hz, 2 H)。MS(ES+) m/z 502.9 [M+H]。
実施例13
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−96、50mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−(3−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−16、161.3mg、0.4mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、20mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(103.2mg、1.0mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(35mg、31%)。HPLC 純度98.35%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 6.3 Hz, 6 H), 1.43 (d, J= 7.5 Hz, 2 H), 1.88 (d, J = 10.7 Hz, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.38 (s, 2 H), 3.10 (d, J = 10.8 Hz, 2 H), 3.20 (d, J = 11.4 Hz, 2 H), 3.27 (s, 3 H), 3.51 (d, J = 3.9 Hz, 1 H), 4.45 (dt, J = 11.8, 6.1 Hz, 1 H), 6.03 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 6.07 (s, 1 H), 7.71 (d, J = 8.5 Hz, 2 H), 7.80 (d, J = 6.5 Hz, 1 H), 7.93 (s, 1 H)。MS(ES+) m/z 502.9 [M+H]。
実施例14
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−5、122.1mg、0.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、20mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35.3mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(84.9mg、0.9mmol)を加えた。反応混合物を120℃で8時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 50:50 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(68mg、55%)。HPLC 純度98.69%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.41 (s, 2 H), 1.81 - 1.91 (m, 2 H), 2.44 (s, 2 H), 3.00 (d, J = 11.3 Hz, 2 H), 3.52 (d, J = 3.6 Hz, 1 H), 3.74 (d, J = 11.5 Hz, 2 H), 4.45 (dt, J = 12.5, 6.2 Hz, 1 H), 6.01 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.91 - 6.97 (m, 1 H), 7.09 (s, 1 H), 7.61 (t, J = 9.8 Hz, 1 H), 7.76 (dd, J = 7.6, 4.2 Hz, 1 H), 7.90 (dd, J = 5.3, 2.7 Hz, 1 H), 8.24 (d, J = 5.9 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 559.2 [M+H]。
実施例15
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−14、105.5mg、0.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、20mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35.3mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(84.9mg、0.9mmol)を加えた。反応混合物を120℃で8時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(66mg、59%)。HPLC 純度96.42%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.26 - 1.39 (m, 6 H), 1.41 (d, J = 7.8 Hz, 2 H), 1.85 - 1.95 (m, 2 H), 2.45 (s, 2 H), 3.01 (d, J = 11.3 Hz, 2 H), 3.54 (d, J = 3.0 Hz, 1 H), 3.74 (d, J = 9.8 Hz, 2 H), 4.39 - 4.45 (m, 1 H), 6.04 (d, J = 3.8 Hz, 1 H), 6.94 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 7.08 - 7.13 (m, 1 H), 7.12 - 7.25 (m, 3 H), 8.23 (d, J = 5.7 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z509.1 [M+H]。
実施例16
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−[トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−13、113mg、332μmol)を、1,4−ジオキサン(2.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99、60mg、221μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(85mg、885μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、21.7mg、44.2μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35.3mg、44.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で120℃にて16時間加熱した。その後、ジクロロメタン(10mL)を加え、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜90:10 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(55mg、47%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.31分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.57-1.64 (m, 2 H), 1.84-1.93 (m, 2 H), 2.49-2.57 (m, 2 H), 3.11-3.19 (m, 2 H), 3.66 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.73 (d, J = 5.7 Hz, 1 H), 4.01 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.55 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.70 (dd, J = 2.5, 6.0 Hz, 1 H), 6.97 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.16-7.30 (m, 3 H), 7.35-7.42 (m, 1 H), 8.33 (d, J = 6.1 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 531.3 [M+H]。
実施例17
(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−11、116.2mg、0.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、20.6mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35.3mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(84.9mg、0.9mmol)を加えた。反応混合物を120℃で8時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(47.5mg、40%)。HPLC 純度98.19%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.41 (s, 1 H), 1.87 (dd, J = 8.8, 4.2 Hz, 2 H), 2.42 - 2.48 (m, 2 H), 3.00 (d, J = 11.5 Hz, 2 H), 3.53 (d, J = 3.6 Hz, 1 H), 3.74 (d, J = 12.7 Hz, 2 H), 4.46 (dt, J = 13.3, 6.5 Hz, 1 H), 6.02 (d, J = 3.8 Hz, 1 H), 6.94 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.10 (s, 1 H), 7.65 (q, J = 9.8, 7.5 Hz, 3 H), 7.79 (s, 1 H), 8.24 (d, J = 5.6 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 541.2 [M+H]。
実施例18
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中の(1R,5S,8s)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3、99.5mg、0.3mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、35.3mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、20.6mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(84.9mg、0.9mmol)を加えた。反応混合物を120℃で8時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 40:60 v/vで溶離)で2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(24mg、22%)。HPLC 純度95.31%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.40 (d, J = 7.9 Hz, 2 H), 1.87-1.89 (m, 2 H), 2.45 (s, 2 H), 3.00 (d, J = 11.1 Hz, 2 H), 3.54 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 3.74 (d, J = 9.3 Hz, 2 H), 4.42 (p, J = 6.8 Hz, 1 H), 5.99 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 6.94 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 7.05 - 7.18 (m, 3 H), 7.28 (d, J = 10.2 Hz, 1 H), 7.47 (q, J = 8.3 Hz, 1 H), 8.23 (d, J = 5.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 491.1 [M+H]。
実施例19
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の(1R,5S,8s)−8−({5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−23、250mg、0.6mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(42.2mg、0.6mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(32.5mg、0.2mmol)及び固体のZnCl(23mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(100mg、35%)。HPLC 純度98.39%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 5.7 Hz, 6 H), 1.85 (dd, J = 9.2, 3.1 Hz, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 2.31-2.37 (m, 2 H), 2.41-2.47 (m, 1 H), 3.23 - 3.31 (m, 2 H), 3.52 (d, J = 3.7 Hz, 1 H), 3.65 - 3.73 (m, 2 H), 4.39 - 4.49 (m, 1 H), 5.97 - 6.03 (m, 1 H), 7.56 - 7.66 (m, 1 H), 7.72 - 7.80 (m, 1 H), 7.90 (dd, J = 4.7, 1.7 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 496.1 [M+H]。
実施例20
(1R,5S,8s)−N−(1−(プロパン−2−イル)−5−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−26、150mg、0.3mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(25.5mg、0.3mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(19.6mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(14mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(50mg、30%)。HPLC 純度99.59%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.23-1.32 (m, 2 H), 1.36 (dd, J = 19.5, 6.8 Hz, 6 H), 1.80 - 1.89 (m, 2 H), 2.32 (s, 3 H), 3.26 (d, J = 12.4 Hz, 2 H), 3.50 (d, J = 3.9 Hz, 1 H), 3.65 - 3.73 (m, 2 H), 4.37 - 4.46 (m, 1 H), 5.96 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 7.39 (t, J = 6.9 Hz, 1 H), 7.48 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.51 - 7.58 (m, 1 H), 7.60 (d, J = 8.3 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 494.2 [M+H]。
実施例21
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−30、150mg、0.3mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(25.5mg、0.3mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(19.6mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(14mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の粘着性固体として得た(50mg、30%)。HPLC 純度96.70%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.36 (d, J = 6.0 Hz, 6 H), 1.84 - 1.91 (m, 1 H), 2.09 (s, 3 H), 2.34 (s, 2 H), 3.21 - 3.28 (m, 4 H), 3.53 (s, 1 H), 3.69 (d, J = 10.8 Hz, 2 H), 4.39 - 4.47 (m, 1 H), 5.99 (d, J = 4.5 Hz, 1 H), 7.26 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.36 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 7.45 (s, 1 H), 7.57 (t, J = 7.7 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 494.2 [M+H]。
実施例22
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−33、150mg、0.3mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(25.5mg、0.3mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(19.6mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(14mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の粘着性固体として得た(100mg、59%)。HPLC 純度98.56%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.36 (d, J = 6.5 Hz, 6 H), 1.80 - 1.90 (m, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 2.33 (s, 2 H), 3.25-3.28 (m, 3 H), 3.52 (s, 1 H), 3.69 (d, J = 11.5 Hz, 2 H), 4.39 - 4.45 (m, 1 H), 5.98 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 7.44 (s, 4 H)。MS (ES+) m/z 494.2 [M+H]。
実施例23
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の(1R,5S,8s)−8−{[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−36、100mg、0.3mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(20mg、0.3mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(15.4mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(11mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(50mg、43%)。HPLC 純度99.85%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.83 - 1.91 (m, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 2.35 (s, 2 H), 3.26-3.29 (m, 3 H), 3.54 (d, J = 4.8 Hz, 1 H), 3.70 (d, J = 9.8 Hz, 2 H), 4.41 (dt, J = 13.0, 6.4 Hz, 1 H), 5.98 (d, J = 4.5 Hz, 1 H), 7.08 (dd, J = 8.7, 2.3 Hz, 1 H), 7.14 (dd, J = 8.5, 1.9 Hz, 1 H), 7.28 (dt, J = 10.1, 2.3 Hz, 1 H), 7.47 (q, J = 8.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 428.3 [M+H]。
実施例24
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の(1R,5S,8s)−8−{[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アミノ}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−39、150mg、0.4mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(26.4mg、0.4mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(20.4mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(14mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(70mg、41%)。HPLC 純度95.14%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.38 (d, J = 6.5 Hz, 6 H), 1.86 (d, J = 10.6 Hz, 2 H), 2.09 (s, 3 H), 2.35 (s, 2 H), 3.20 - 3.29 (m, 2 H), 3.53 (d, J = 3.6 Hz, 1 H), 3.65 - 3.74 (m, 2 H), 4.42 - 4.48 (m, 1 H), 6.00 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 7.58 - 7.71 (m, 3 H), 7.79 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 478.2 [M+H]。
実施例25
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−40、113mg、332μmol)を、1,4−ジオキサン(2.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99、60mg、221μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(85mg、885μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、21.7mg、44.2μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35.3mg、44.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で120℃にて22時間加熱した。その後、ジクロロメタン(10mL)を加え、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜2:1 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を白色の固体として得た(58mg、49%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.34分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.58-1.67 (m, 2 H), 1.87-1.95 (m, 2 H), 2.51-2.58 (m, 2 H), 3.12-3.20 (m, 2 H), 3.67 (dd, J = 3.1, 11.8 Hz, 2 H), 3.75 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.04 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.70 (dd, J = 2.6, 6.0 Hz, 1 H), 6.95-7.03 (m, 2 H), 7.06-7.12 (m, 2 H), 7.33-7.44 (m, 1 H), 8.33 (d, J = 6.1 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 531.2 [M+H]。
実施例26
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−40、98mg、288μmol)を、1,4−ジオキサン(2.5mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、50mg、240μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(92.3mg、960μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、23.6mg、48μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、38.4mg、48μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で130℃にて24時間加熱した。その後、ジクロロメタン(10mL)を加え、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜1:1 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(20.8mg、18%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.12分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.61-1.70 (m, 2 H), 1.82-1.90 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.40-2.45 (m, 2 H), 3.24-3.31 (m, 2 H), 3.69 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.70-3.77 (m, 2 H), 4.00 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.99 (dddd, J = 0.9, 2.3, 5.8, 8.3 Hz, 1 H), 7.05-7.12 (m, 2 H), 7.34-7.43 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 468.3 [M+H]。
実施例27
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−42、90.3mg、332μmol)を、1,4−ジオキサン(2.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−99、60mg、221μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(85mg、885μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、21.7mg、44.2μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、35.3mg、44.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で120℃にて16時間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜2:1 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を白色の固体として得た(65.2mg、64%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.28分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.58-1.66 (m, 2 H), 1.87-1.98 (m, 2 H), 2.51-2.58 (m, 2 H), 3.13-3.20 (m, 2 H), 3.64 (s, 3 H), 3.67 (dd, J = 2.8, 11.7 Hz, 2 H), 3.75 (d, J = 6.3 Hz, 1 H), 3.96 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 6.70 (dd, J = 2.5, 6.0 Hz, 1 H), 6.91-6.99 (m, 2 H), 7.03-7.10 (m, 2 H), 7.32-7.41 (m, 1 H), 8.33 (d, J = 6.1 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 463.3 [M+H]。
実施例28
(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−43、42.9mg、126μmol)を、1,4−ジオキサン(2.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123、20mg、84.1μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(32.3mg、337μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、8.3mg、17μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、13.4mg、17μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で120℃にて18時間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜80:20 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を白色の固体として得た(21mg、49%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.23分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.56-1.65 (m, 2 H), 1.86-1.94 (m, 2 H), 2.47-2.54 (m, 2 H), 3.07-3.15 (m, 2 H), 3.60 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.65 (s, 3 H), 3.71 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.93 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 6.53 (dd, J = 2.4, 6.1 Hz, 1 H), 6.58-6.62 (m, 1 H), 7.20-7.27 (m, 1 H), 7.46-7.53 (m, 1 H), 7.56-7.61 (m, 1 H), 8.01 (d, J = 6.1 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 497.2 [M+H]。
実施例29
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

2mLのフラスコ中で、(1R,5S,8s)−8−((5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−131、21.2mg、51.7μmol)を、エタノール(0.5mL)中に溶解し、N−ヒドロキシアセトアミド(4.7mg、62μmol)を加え、続いてエタノール(250μL)中の注意深く乾燥した塩化亜鉛(8.6mg、62μmol)の溶液を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。次に、濃塩酸(12.9μL)を加え、混合物を65℃で5時間撹拌した。冷却後、それを真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜1:1 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を白色の固体として得た(18.1mg、75%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.57-1.67 (m, 2 H), 1.81-1.91 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.30-3.39 (m, 2 H), 3.72 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.89 (dd, J = 3.4, 12.9 Hz, 2 H), 3.99 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.95-7.03 (m, 1 H), 7.05-7.12 (m, 2 H), 7.34-7.43 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 468.3 [M+H]。
実施例30
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−44、130mg、319μmol)を、1,4−ジオキサン(4.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、50mg、240μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(92.3mg、960μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、23.6mg、48μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、38.4mg、48μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で130℃にて20時間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、20g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜80:20 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を無色の無定形の固体として得た(4mg、3%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.24分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.62-1.71 (m, 2 H), 1.81-1.90 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.39-2.45 (m, 2 H), 3.23-3.30 (m, 2 H), 3.68 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.73 (dd, J = 3.2, 12.5 Hz, 2 H), 3.99 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.53 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.22-7.31 (m, 1 H), 7.48-7.54 (m, 1 H), 7.58-7.62 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 536.3 [M+H]。
実施例31
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−44、50.9mg、125μmol)を、1,4−ジオキサン(2mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、20mg、96μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(19.4mg、192μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、11.5mg、15.4μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(8.2mg、7.7μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で直接精製し、そして凍結乾燥し、続いて凍結乾燥した粉末を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1mL)からジクロロメタン(4×5mL)で抽出し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮して、標題化合物を白色の泡状物として得た(16mg、31%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.31分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.58-1.67 (m, 2 H), 1.82-1.91 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.30-3.38 (m, 2 H), 3.71 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.89 (dd, J = 3.4, 12.9 Hz, 2 H), 3.97 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.53 (q, J = 8.1 Hz, 2 H), 7.22-7.31 (m, 1 H), 7.47-7.54 (m, 1 H), 7.60 (dd, J = 3.0, 5.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 536.3 [M+H]。
実施例32
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−43、105mg、309μmol)を、1,4−ジオキサン(5.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、45mg、206μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(105mg、825μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、20.3mg、41.2μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、32.9mg、41.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で145℃にて18時間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜80:20 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物を白色の粉末として得た(25mg、25%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.48-1.60 (m, 2 H), 1.77-1.90 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.50 (m, 2 H), 3.04-3.13 (m, 2 H), 3.65 (s, 3 H), 3.74 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.93 (d, J = 6.3 Hz, 1 H), 4.04-4.21 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.20-7.28 (m, 1 H), 7.46-7.54 (m, 2 H), 7.59 (dd, J = 2.9, 5.5 Hz, 1 H), 8.50 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 478.3 [M+H]。
実施例33
(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−40、46.5mg、137μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123、25mg、105μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(21.3mg、210μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、12.6mg、16.8μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9mg、8.4μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、ジクロロメタン/酢酸エチル、勾配 100:0〜2:1 v/vで溶離)で直接精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(20.2mg、39%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.26分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.56-1.65 (m, 2 H), 1.84-1.93 (m, 2 H), 2.47-2.54 (m, 2 H), 3.07-3.15 (m, 2 H), 3.60 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.73 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.03 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.53 (dd, J = 2.4, 6.1 Hz, 1 H), 6.61 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.95-7.03 (m, 1 H), 7.06-7.13 (m, 2 H), 7.34-7.44 (m, 1 H), 8.01 (d, J = 6.1 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 497.3、499.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例34
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−44、72.9mg、179μmol)を、1,4−ジオキサン(3.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、30mg、137μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(27.8mg、275μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、16.4mg、22μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11.7mg、11μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜1:2 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で直接精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(13.8mg、18%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.07分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.51-1.64 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.05-3.12 (m, 2 H), 3.74 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.00 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.06-4.20 (m, 2 H), 4.53 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.23-7.31 (m, 1 H), 7.48-7.55 (m, 1 H), 7.58-7.63 (m, 1 H), 8.51 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 546.7 [M+H]。
実施例35
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−43、63.7mg、187μmol)を、1,4−ジオキサン(3.0mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、30mg、144μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(29.1mg、288μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、17.2mg、23μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(12.3mg、11.5μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、シリカゲルのプラグで濾過し(ジクロロメタン/メタノール 1:1 v/vで溶離)、そして分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、続いて凍結乾燥して、標題化合物を褐色の固体として得た(12mg、18%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.18分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56-1.68 (m, 2 H), 1.81-1.92 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.30-3.38 (m, 2 H), 3.65 (s, 3 H), 3.70 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.85-3.93 (m, 3 H), 7.22 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 7.46-7.53 (m, 1 H), 7.58 (dd, J = 3.1, 5.5 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 468.3 [M+H]。
実施例36
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

20mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−45、282mg、792μmol)を、1,4−ジオキサン(8mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、150mg、720μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(146mg、1.44mmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)-フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、86.2mg、115μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(61.5mg、57.6μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、シリカゲルのプラグで濾過し(最初に酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで不純物を除去して、次にジクロロメタン/メタノール 9:1 v/vで溶離)、次にカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(78mg、22%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.60-1.70 (m, 2 H), 1.80-1.92 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.39-2.45 (m, 2 H), 3.23-3.31 (m, 2 H), 3.69 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.73 (dd, J = 3.4, 12.5 Hz, 2 H), 4.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.20 (ddd, J = 1.2, 2.4, 8.2 Hz, 1 H), 7.23-7.28 (m, 1 H), 7.32-7.39 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 484.2、486.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例37
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−46、112mg、288μmol)を、1,4−ジオキサン(2.5mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、50mg、240μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(92.3mg、960μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、23.6mg、48μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、38.4mg、48μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で130℃にて15時間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜2:1 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で直接精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(9mg、7%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.27分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.60-1.70 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.23-3.31 (m, 2 H), 3.69 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.73 (dd, J = 3.2, 12.5 Hz, 2 H), 4.01 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.54 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.43 (d, J = 8.7 Hz, 2 H), 7.70 (d, J = 8.7 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z 518.3 [M+H]。
実施例38
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)-フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−47、117mg、288μmol)を、1,4−ジオキサン(2.5mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、50mg、240μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(92.3mg、960μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、23.6mg、48μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、38.4mg、48μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で130℃にて15時間加熱した。その後、混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜2:1 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で直接精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(10mg、8%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.25分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.60-1.70 (m, 2 H), 1.81-1.92 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.22-3.31 (m, 2 H), 3.69 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.73 (dd, J = 3.2, 12.5 Hz, 2 H), 4.02 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.53 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.11-7.17 (m, 1 H), 7.21-7.29 (m, 2 H), 7.45 (dd, J = 8.2, 8.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 534.3 [M+H]。
実施例39
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)-フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−48、112mg、288μmol)を、1,4−ジオキサン(2.5mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、50mg、240μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(92.3mg、960μmol)、[2’,6’−ビス(1−メチルエトキシ)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ジシクロヘキシルホスフィン(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、23.6mg、48μmol)、及び(SP−4−4)−[2−[2−(アミノ−κN)エチル]フェニル−κC]クロロ[ジシクロヘキシル[3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリス(1−メチルエチル)[1,1’−ビフェニル]−2−イル]ホスフィン−κP]パラジウム(「Brettphos-palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、38.4mg、48μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、油浴中で130℃にて15時間加熱した。その後、混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜2:1 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で直接精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(13mg、11%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.22分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.60-1.70 (m, 2 H), 1.81-1.90 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.39-2.45 (m, 2 H), 3.23-3.31 (m, 2 H), 3.69 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.73 (dd, J = 3.2, 12.5 Hz, 2 H), 4.02 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.54 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.48-7.57 (m, 3 H), 7.59-7.62 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 518.3 [M+H]。
実施例40
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(5mL)中の(1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−52、350mg、0.8mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(59.1mg、0.8mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(45.6mg、0.2mmol)及び固体のZnCl(32.6mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間加熱した。次に、氷水を加え、反応混合物を、次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(220mg、56%)。HPLC 純度97.40%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.23-1.34 (m, 2 H), 1.40 (d, J = 6.5 Hz, 6 H), 1.84 (d, J = 10.6 Hz, 2 H), 2.08 (s, 3 H), 2.32 (s, 2 H), 3.26 (d, J = 12.0 Hz, 2 H), 3.50 (d, J = 3.7 Hz, 1 H), 3.68 (d, J = 10.5 Hz, 2 H), 4.47 (dt, J = 12.0, 6.1 Hz, 1 H), 6.01 (d, J = 4.1 Hz, 1 H), 7.49 (t, J = 8.1 Hz, 1 H), 7.70 (t, J = 6.6 Hz, 1 H), 7.91 (t, J = 7.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 495.8 [M+H]。
実施例41
(1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(3mL)中の(1R,5S,8s)−8−({5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−56、200mg、0.5mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(33.8mg、0.5mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(26mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(18.6mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間加熱した。次に、氷水を加え、反応混合物を、次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(80mg、35%)。HPLC 純度99.26%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.23-1.34 (m, 2 H), 1.40 (d, J = 6.5 Hz, 6 H), 1.80 - 1.87 (m, 1 H), 2.08 (s, 3H), 2.32 (s, 2 H), 3.22 - 3.30 (m, 2 H), 3.50 (d, J = 4.5 Hz, 1 H), 3.63 - 3.72 (m, 2 H), 4.40 - 4.52 (m, 1 H), 6.01 (d, J = 4.1 Hz, 1 H), 7.63 - 7.72 (m, 1 H), 7.74 (ddd, J = 6.6, 5.2, 3.7 Hz, 1 H), 8.08 - 8.15 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 496.0 [M+H]。
実施例42
(1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(3mL)中の(1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−60、250mg、0.6mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(42.2mg、0.6mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(32.5mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(23.2mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間加熱した。次に、氷水を加え、反応混合物を、次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(100mg、34%)。HPLC 純度95.06%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 6.3 Hz, 6 H), 1.86 (s, 2H), 2.09 (s, 3 H), 2.35 (s, 2 H), 3.14 - 3.29 (m, 2 H), 3.53 (d, J = 3.0 Hz, 1 H), 3.70 (d, J = 11.0 Hz, 2 H), 4.41 (dd, J = 13.5, 6.5 Hz, 1 H), 6.02 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 7.30 (d, J = 10.5 Hz, 1 H), 7.61 - 7.72 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 511.8 [M+H]。
実施例43
((1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

20mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、60mg、275μmol)を、1,4−ジオキサン(6mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−40、122mg、357μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(55.6mg、550μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、32.9mg、44μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(23.5mg、22μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜2:1 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(10mg、8%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.60-1.70 (m, 2 H), 1.74-1.88 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.75 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.03 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.06-4.20 (m, 2 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.95-7.02 (m, 1 H), 7.05-7.12 (m, 2 H), 7.34-7.43 (m, 1 H), 8.50 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 478.3 [M+H]。
実施例44
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、50mg、240μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)-フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−48、122mg、312μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(48.6mg、480μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、28.7mg、38.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(20.5mg、19.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(24mg、19%)。HPLC (メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.29分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.57-1.68 (m, 2 H), 1.82-1.92 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.29-3.38 (m, 2 H), 3.68-3.74 (m, 1 H), 3.89 (dd, J = 2.6, 12.9 Hz, 2 H), 4.00 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 4.54 (q, J = 8.1 Hz, 2 H), 7.48-7.58 (m, 3 H), 7.59-7.63 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 518.3 [M+H]。
実施例45
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、50mg、240μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)-フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−46、122mg、312μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(48.6mg、480μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、28.7mg、38.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(20.5mg、19.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(10mg、8%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.30分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.58-1.67 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.30-3.38 (m, 2 H), 3.72 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.89 (dd, J = 3.4, 12.9 Hz, 2 H), 3.99 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.54 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.42 (d, J = 8.5 Hz, 2 H), 7.70 (d, J = 8.7 Hz, 2 H)。MS (ES+) m/z 518.3 [M+H]。
実施例46
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、60mg、275μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、103mg、357μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(55.6mg、550μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、32.9mg、44μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(23.5mg、22μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物をマイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(43mg、37%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.90分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.50-1.60 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.06-3.13 (m, 2 H), 3.64 (s, 3 H), 3.75 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 3.94 (d, J = 6.3 Hz, 1 H), 4.05-4.21 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.16-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.36 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 426.2、428.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例47
(1R,5S,8s)−N−(1−メチル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、60mg、275μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−1−メチル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−62、102mg、302μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(55.6mg、550μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、32.9mg、44μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(23.5mg、22μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の泡状物として得た(39mg、30%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.94分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.51-1.59 (m, 2 H), 1.80-1.88 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.51 (m, 2 H), 3.05-3.13 (m, 2 H), 3.65 (s, 3 H), 3.75 (d, J = 6.3 Hz, 1 H), 3.94 (d, J = 6.3 Hz, 1 H), 4.05-4.21 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.07-7.13 (m, 1 H), 7.20-7.24 (m, 1 H), 7.25-7.28 (m, 1 H), 7.43 (dd, J = 8.2, 8.2 Hz, 1 H), 8.51 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 476.3 [M+H]。
実施例48
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

MeOH(2.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−32、90mg、0.2mmol)の溶液に、トリエチルアミン(0.1mL、0.9mmol)及び2−ブロモ−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(71mg、0.4mmol)を加え、この混合物をスクリューキャップバイアル中で130℃にて6時間撹拌した。TLCでモニターしたとおり、出発物質(starting)の消費が完了した後、溶媒を蒸発させて、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 70:30 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を無色の液体として得た(90mg、83%)。HPLC 純度98.20%。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.35-1.41 (m, 8 H), 1.84-1.87 (m, 2 H), 2.30 (s, 3 H), 2.33 (br s, 2 H), 3.15 (d, J = 11.6 Hz, 2 H), 3.48-3.54 (m, 3 H), 4.40-4.43 (m, 1 H), 5.95 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 7.43 (s, 4 H)。MS (ES+) m/z 493.9 [M+H]。
実施例49
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

MeOH(3.0mL)中の(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−38、170mg、0.4mmol)の溶液に、トリエチルアミン(0.2mL、1.7mmol)及び2−ブロモ−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(140.1mg、0.9mmol)を加え、この混合物をスクリューキャップバイアル中で130℃にて6時間撹拌した。TLCでモニターしたとおり、出発物質の消費が完了した後、溶媒を蒸発させて、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 65:35 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(175mg、85%)。HPLC 純度98.17%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz):1.36-1.40 (m, 7 H), 1.85 (br s, 2 H), 2.30 (s, 3 H), 2.34 (br s, 2 H), 3.15 (d, J= 11.5 Hz, 2 H), 3.50-3.53 (m, 3 H), 4.43-4.46 (m, 3 H), 5.99 (s, 1 H), 7.62-7.68 (m, 3 H), 7.79 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 477.8 [M+H]。
実施例50
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

MeOH(0.5mL)中の(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−22、90mg、0.2mmol)の溶液に、EtN(0.1mL、0.9mmol)及び2−ブロモ−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(71mg、0.4mmol)を加え、この混合物をスクリューキャップバイアル中で130℃にて6時間撹拌した。TLCでモニターしたとおり、出発物質の消費が完了した後、溶媒を蒸発させて、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 70:30 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(75mg、70%)。HPLC 純度97.39%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.38-1.40 (m, 2 H), 1.84-1.86 (m, 2 H), 2.30-2.34 (m, 5 H), 3.15 (d, J= 11.5 Hz, 2 H), 3.47-3.54 (m, 3 H), 4.42-4.46 (m, 1 H), 5.98 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 7.58-7.62 (m, 1 H), 7.74-7.77 (m, 1 H), 7.88-7.91 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 495.9 [M+H]。
実施例51
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

DMF(2mL)中の(1R,5S,8s)−8−({5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(Int−66、150mg、0.3mmol)及びN−ヒドロキシエタンイミドアミド(25mg、0.3mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸(19.7mg、0.1mmol)及び固体のZnCl(14.1mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を80℃で5時間加熱した。次に、氷水を加え、反応混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(48mg、28%)。HPLC 純度94.10%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 6.5 Hz, 6 H), 1.83 - 1.90 (m, 1 H), 2.09 (s, 3 H), 2.35 (s, 2 H), 2.41 (s, 3 H), 3.27 (m, 2 H), 3.52 (d, J = 3.1 Hz, 1 H), 3.65 - 3.73 (m, 2 H), 4.44 (dt, J = 13.5, 7.2 Hz, 1 H), 6.00 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 7.45 (s, 1 H), 7.48 (s, 1 H), 7.56 (s, 1 H)。MS(ES+) m/z 491.8 [M+H]。
実施例52
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、72mg、346μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−68、155mg、380μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(69.9mg、691μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、41.4mg、55.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(29.5mg、27.7μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチルで不純物を除去し、次にジクロロメタン/メタノール 9:1 v/vで溶離)、続いて別のカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(9mg、5%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.32分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.61-1.70 (m, 2 H), 1.81-1.91 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.23-3.32 (m, 2 H), 3.68 (d, J = 6.5 Hz, 1 H), 3.73 (dd, J = 3.3, 12.4 Hz, 2 H), 4.00 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 4.56 (t, J = 13.5 Hz, 2 H), 7.17-7.28 (m, 2 H), 7.32-7.39 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 534.2、536.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例53
(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−53、137.9mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、33mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、24mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(55mg、0.5mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これをコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、EtOAc/n−ヘキサン 30:70 v/vで溶離)、続いて逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ 250×20mm、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで2回精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(20mg、14%)。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.47 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.57 (d, J = 8.2 Hz, 2 H), 1.90 - 1.97 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42 (s, 2 H), 3.26 (s, 1 H), 3.34 (s, 1 H), 3.64 (s, 2 H), 3.67 (d, J = 2.9 Hz, 1 H), 4.51-4.58 (m, 1 H), 7.49 (t, J = 9.4 Hz, 1 H), 7.63 (s, 1 H), 7.89 (dd, J = 7.1, 1.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 496.1 [M+H]。
実施例54
(1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−49、160mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、38mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、28mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(64.5mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜100:0で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(24.1mg、14%)。HPLC 純度99.38%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.39 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.81 - 1.86 (m, 1 H), 2.30-2.31 (m, 5 H), 3.14 (d, J = 11.7 Hz, 2 H), 3.45 - 3.53 (m, 3 H), 4.47 (dt, J = 13.4, 6.7 Hz, 1 H), 6.00 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 7.49 (t, J = 8.1 Hz, 1 H), 7.71 (t, J = 6.9 Hz, 1 H), 7.91 (t, J = 7.9 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 496.1 [M+H]。
実施例55
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−{5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−70、136.4mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、33mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、24mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(55.5mg、0.6mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃で20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(40.1mg、28%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.37 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.38-1.40 (m, 2 H), 1.86 (dd, J = 7.6, 3.2 Hz, 2 H), 2.31 (s, 3 H), 2.34 (s, 2 H), 2.43 (s, 3 H), 3.15 (d, J = 11.4 Hz, 2 H), 3.50 (dd, J = 16.3, 6.7 Hz, 3 H), 4.40 - 4.47 (m, 1 H), 5.96 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 7.51 (d, J = 1.7 Hz, 2 H), 7.68 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 492.1 [M+H]。
実施例56
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−63、136.4mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、33mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、24mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(55.5mg、0.6mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(11.8mg、8%)。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.44 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.58 (d, J = 8.1 Hz, 2 H), 1.93 - 1.98 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.44 (s, 5 H), 3.30 (s, 2 H), 3.64 - 3.67 (m, 3 H), 4.51 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.35 (s, 1 H), 7.37 (s, 1 H), 7.39 (s, 1 H)。
実施例57
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、40mg、0.2mmol)及び3−ブロモ−5−[4−フルオロ−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−72、95.4mg、0.3mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、21.8mg、0.03mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、16mg、0.01mmol)及びナトリウムtertブトキシド(36.8mg、0.4mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ100×30mm、流速30mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜100:0で溶離)メソッドで精製して、褐色の固体として得た(6.2mg、6%)。1H NMR (MeOD, 300 MHz): 1.45 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.53 (d, J = 8.2 Hz, 2 H), 1.92 - 1.97 (m, 2 H), 2.16 (s, 3 H), 2.34 (d, J = 2.1 Hz, 3 H), 2.43 (s, 2 H), 3.34 (s, 1 H), 3.37 (s, 1 H), 3.67 (s, 1 H), 3.82 (dd, J = 12.8, 3.1 Hz, 2 H), 4.52 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.49 (d, J = 5.5 Hz, 2 H)。MS(ES+) m/z 510.1 [M+H]。
実施例58
(1R,5S,8s)−N−{5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(2.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、60mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−69、144mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、32.7mg、0.04mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、23.8mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(55.3mg、0.6mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜100:0で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の固体として得た(9mg、6%)。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.45 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.53 (d, J = 8.2 Hz, 2 H), 1.94 - 1.98 (m, 2 H), 2.16 (s, 3 H), 2.45 (s, 2 H), 3.36 (d, J = 12.0 Hz, 2 H), 3.69 (s, 1 H), 3.82 (dd, J = 12.8, 3.0 Hz, 2 H), 4.53 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.60 (s, 1 H), 7.65 (s, 1 H), 7.72 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 512.3 [M+H]。
実施例59
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、24mg、115μmol)を、1,4−ジオキサン(2mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−45、41.1mg、115μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(23.3mg、230μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、13.8mg、18.4μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.8mg、9.2μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜1:2 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(14mg、25%)。HPLC (メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.31分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.58-1.67 (m, 2 H), 1.82-1.91 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.39-2.46 (m, 2 H), 3.31-3.39 (m, 2 H), 3.72 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.89 (dd, J = 3.4, 12.9 Hz, 2 H), 3.99 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 7.17-7.22 (m, 1 H), 7.23-7.29 (m, 1 H), 7.32-7.39 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 484.2、486.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例60
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(2.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、80mg、0.4mmol)及び3−ブロモ−5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−70、182mg、0.5mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、43.7mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、31.8mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(73.7mg、0.8mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜100:0で溶離)メソッドで精製して、褐色の固体として得た(4mg、4%)。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.44 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.53 (d, J = 8.2 Hz, 2 H), 1.94 (dd, J = 8.4, 2.7 Hz, 2 H), 2.15 (s, 3 H), 2.43 (s, 2 H), 2.47 (s, 3 H), 3.34 (s, 1 H), 3.37 (s, 1 H), 3.68 (s, 1 H), 3.80 (d, J = 2.9 Hz, 1 H), 3.83 (d, J = 2.9 Hz, 1 H), 4.51 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.37 - 7.44 (m, 2 H), 7.56 (d, J = 2.1 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 492.2 [M+H]。
実施例61
(1R,5S,8s)−N−{5−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(2.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、80mg、0.4mmol)及び3−ブロモ−5−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−71、192mg、0.5mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、43.7mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、31.8mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(73.7mg、0.8mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Xbridge C18 5μ250×19mm、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 40:60〜100:0で溶離)メソッドで精製して、褐色の固体として得た(25mg、12%)。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.44 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.53 (d, J = 8.2 Hz, 2 H), 1.93 - 1.97 (m, 2 H), 2.15 (s, 3 H), 2.44 (s, 2 H), 3.35 (d, J = 12.3 Hz, 2 H), 3.68 (s, 1 H), 3.81 (dd, J = 12.7, 2.9 Hz, 2 H), 4.52 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.55 (dd, J = 8.8, 2.7 Hz, 1 H), 7.66 (d, J = 8.8 Hz, 1 H), 7.79 (d, J = 2.7 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 512.1 [M+H]。
実施例62
(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(2.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、100mg、0.5mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−74、270.8mg、0.6mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、54.6mg、0.07mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、40mg、0.04mmol)及びナトリウムtertブトキシド(92mg、0.9mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の固体として得た(37.6mg、14%)。HPLC 純度98.96%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.45 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.58 (d, J = 8.1 Hz, 2 H), 1.93 - 1.97 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.44 (s, 2 H), 3.27 (s, 1 H), 3.34 (s, 1 H), 3.64 - 3.68 (m, 3 H), 4.53 (p, J = 6.8 Hz, 1 H), 7.62 (d, J = 9.2 Hz, 1 H), 7.68 (dd, J = 9.1, 2.8 Hz, 1 H), 7.83 (d, J = 2.7 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 562.1 [M+H]。
実施例63
(1R,5S,8s)−N−{5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(2.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、80mg、0.4mmol)及び5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−73、208.8mg、0.5mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、43.7mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、31.8mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(73.8mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Sunfire C18 10μ150×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の固体として得た(25mg、12%)。HPLC 純度94.62%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.46 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.58 (d, J = 8.1 Hz, 2 H), 1.94 - 1.98 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.45 (s, 2 H), 3.27 (s, 1 H), 3.66 (dd, J = 7.7, 4.1 Hz, 3 H), 4.57 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.86 (s, 1 H), 8.04 (s, 2 H)。MS (ES+) m/z 546.1 [M+H]。
実施例64
(1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(2.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、80mg、0.4mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1,2,4−トリアゾール(Int−74、216.7mg、0.5mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、43.6mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、31.8mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(73.7mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Xterra RP18 10μ250×19mm、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 40:60〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の固体として得た(25mg、12%)。HPLC 純度93.01%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.45 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.48-1.55 (m, 2 H), 1.93-1.96 (m, 2 H), 2.15 (s, 3 H), 2.43 (br s, 2 H), 3.35 (d, J= 12.4Hz, 2 H), 3.68 (s, 1 H), 3.81 (dd, J= 2.9, 12.6 Hz, 2 H), 4.50-4.56 (m, 1 H), 7.60-7.62 (m, 1 H), 7.67 (dd, J = 2.7, 9.1 Hz, 1 H), 7.83 (d, J = 2.7 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 562.1 [M+H]。
実施例65
(1R,5S,8s)(1R,5S,8s)−N−[5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(2.0mL)中の(1R,5S,8s)(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、80mg、0.4mmol)及び5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−73、208.7mg、0.5mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、43.6mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、31.8mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(73.7mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 40:60〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(13.3mg、6%)。HPLC 純度92.79%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.46 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.54 (d, J = 5.8 Hz, 2 H), 1.95-1.97 (m, 2 H), 2.15 (s, 3 H), 2.45 (br s, 2 H), 3.35 (d, J = 12.3 Hz, 2 H), 3.68 (s, 1 H), 3.81 (dd, J= 2.9, 12.6 Hz, 2 H), 4.53-4.59 (m, 1 H), 7.86 (s, 1 H), 8.03 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 546.2 [M+H]。
実施例66
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、50mg、209μmol)を、1,4−ジオキサン(2mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、60.4mg、209μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(42.3mg、440μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、23.8mg、33.5μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(17.3mg、16.8μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜60:40 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(12.5mg、13%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.29分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.48-1.57 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.44-2.52 (m, 2 H), 3.08-3.19 (m, 2 H), 3.64 (s, 3 H), 3.76 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.86-4.36 (m, 2 H), 3.94 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 6.48 (d, J = 0.8 Hz, 1 H), 7.15-7.23 (m, 2 H), 7.30-7.36 (m, 2 H), 8.37 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 446.2、448.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例67
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−117、73.7mg、313μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、90.4mg、313μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(63.4mg、626μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、37.5mg、50μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(26.7mg、25μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(68mg、49%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.97分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.70-1.90 (m, 4 H), 2.40-2.45 (m, 2 H), 2.45 (s, 3 H), 3.03-3.09 (m, 2 H), 3.57 (dd, J = 3.8, 12.1 Hz, 2 H), 3.64 (s, 3 H), 3.66 (d, J = 6.6 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 6.51 (d, J = 7.7 Hz, 1 H), 7.16-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.37 (m, 2 H), 8.06 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 443.2、445.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例68
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、74mg、317μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、91.5mg、317μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(64.2mg、634μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、38mg、51μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(27mg、25μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて20分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、ジクロロメタン/酢酸エチル、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(61mg、44%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.93分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.57-1.65 (m, 2 H), 1.82-1.91 (m, 2 H), 2.44-2.52 (m, 2 H), 3.02-3.09 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.4, 11.9 Hz, 2 H), 3.63 (s, 3 H), 3.70 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 3.94 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.2, 6.0 Hz, 1 H), 7.15-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.37 (m, 2 H), 7.87 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 441.2、443.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例69
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(0.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−75、138mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、38.2mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、27.8mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(64.5mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Xterra RP18 10μ250×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の粘着性固体として得た(21.5mg、14%)。HPLC 純度99.06%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.44 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.53 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 1.95 (dd, J = 8.0, 3.1 Hz, 2H), 2.16 (s, 3H), 2.44 (s, 2H), 3.35 (s, 1H), 3.38 (s, 1H), 3.69 (s, 1H), 3.82 (dd, J = 12.9, 3.2 Hz, 2H), 4.49 (p, J = 6.7 Hz, 1H), 7.18 (dd, J = 8.3, 1.6 Hz, 1H), 7.25 (dd, J = 7.6, 1.4 Hz, 1H), 7.34 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 7.40 (t, J = 8.2 Hz, 1H)。MS(ES+) m/z 444.1 [M+H]。
実施例70
(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、140mg、0.6mmol)及び3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−11、308.8mg、0.9mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、94mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、54.8mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(225.8mg、2.3mmol)を加えた。反応混合物を120℃で5時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、逆相分取HPLC(Xterra RP18 10μ250×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで2回精製して、標題化合物を白色の固体として得た(18.9mg、6%)。HPLC 純度93.60%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.44-1.46 (m, 8 H), 1.90-1.92 (m, 2 H), 2.46 (s, 2 H), 3.10 (d, J = 11.7 Hz, 2 H), 3.71 (s, 1 H), 4.49-4.56 (m, 1 H), 6.77 (s, 1 H), 7.52-7.55 (m, 2 H), 7.60-7.62 (m, 2 H), 8.25 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 508.2 [M+H]。
実施例71
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123、65mg、273μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、78.9mg、273μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(55.3mg、547μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、32.7mg、43.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(23.3mg、21.9μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、ジクロロメタン/酢酸エチル、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜42:58 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(38mg、31%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.23分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.86-1.94 (m, 2 H), 2.47-2.54 (m, 2 H), 3.08-3.15 (m, 2 H), 3.60 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.63 (s, 3 H), 3.72 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.53 (dd, J = 2.4, 6.0 Hz, 1 H), 6.61 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 7.15-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.37 (m, 2 H), 8.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 445.2、447.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例72
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−120、72mg、307μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、88.7mg、307μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(62.2mg、615μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、36.8mg、49.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(26.2mg、24.6μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜28:72 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(59mg、43%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.21分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.61 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.04-3.12 (m, 2 H), 3.64 (s, 3 H), 3.73 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.92 (s, 3 H), 3.94 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 4.00-4.11 (m, 2 H), 5.78 (d, J = 0.8 Hz, 1 H), 7.15-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.36 (m, 2 H), 8.32 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 442.2、444.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例73
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−76、144mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、38.2mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、27.8mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(64.5mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で70℃にて10分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Xterra RP18 10μ250×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の粘着性固体として得た(25mg、16%)。HPLC 純度99.35%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.53 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 1.93 - 1.98 (m, 3H), 2.16 (s, 3H), 2.34 (s, 3H), 2.44 (s, 2H), 3.34 (s, 1H), 3.37 (d, J = 12.4 Hz, 2H), 3.69 (s, 1H), 3.82 (dd, J = 12.7, 3.0 Hz, 2H), 4.48 (p, J = 6.7 Hz, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.10 (d, J = 7.6 Hz, 2H)。MS (ES+) m/z 458.2 [M+H]。
実施例74
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−77、144mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、38.2mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、27.8mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(64.5mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で70℃にて10分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Xterra RP18 10μ250×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(25.5mg、17%)。HPLC 純度98.69%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.47 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.52 (d, J = 8.2 Hz, 2 H), 1.90 - 1.94 (m, 2 H), 2.15 (s, 3 H), 2.31 (s, 3 H), 2.41 (s, 2 H), 3.35 (d, J = 12.4 Hz, 2 H), 3.66 (s, 1 H), 3.81 (dd, J = 12.8, 3.2 Hz, 2 H), 4.52 (p, J = 6.7 Hz, 1 H), 7.10 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.22 (t, J = 8.1 Hz, 1 H), 7.30 (d, J = 7.4 Hz, 1 H)。MS(ES+) m/z 458.2 [M+H]。
実施例75
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−78、144mg、0.4mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、38.2mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、27.8mg、0.02mmol)及びナトリウムtertブトキシド(64.5mg、0.7mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で70℃にて10分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の粘着性の固体として得た(16.3mg、11%)。HPLC 純度99.53%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.7 Hz, 6H), 1.50 - 1.56 (m, 2H), 1.92 - 1.97 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 2.35 (s, 3H), 2.43 (s, 2H), 3.36 (d, J = 12.4 Hz, 2H), 3.68 (s, 1H), 3.81 (dd, J = 12.7, 3.0 Hz, 2H), 4.48 (p, J = 6.7 Hz, 1H), 7.08 (dd, J = 8.5, 2.4 Hz, 1H), 7.31 - 7.33 (m, 2H)。MS (ES+) m/z 458.2 [M+H]。
実施例76
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、57.9mg、243μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、70mg、243μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(49.1mg、485μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、29mg、39μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(20.7mg、19.4μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜86:14で溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜63:37 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(47mg、43%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.14分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.91-1.99 (m, 2 H), 2.53-2.60 (m, 2 H), 3.18-3.26 (m, 2 H), 3.62-3.68 (m, 2 H), 3.64 (s, 3 H), 3.76 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 6.63 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.15-7.24 (m, 2 H), 7.31-7.37 (m, 2 H), 8.72 (d, J = 2.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 446.2、448.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例77
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、45mg、189μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−79、57mg、189μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(38.1mg、377μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、22.6mg、30.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(16.1mg、15.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離、次にジクロロメタン/メタノール 90:10 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(40mg、46%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.90-1.99 (m, 2 H), 2.36 (d, J = 0.6 Hz, 3 H), 2.53-2.60 (m, 2 H), 3.18-3.26 (m, 2 H), 3.61-3.69 (m, 2 H), 3.62 (s, 3 H), 3.76 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 6.63 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 6.95-6.98 (m, 1 H), 7.03-7.06 (m, 1 H), 7.09-7.12 (m, 1 H), 8.72 (d, J = 2.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 460.2、462.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例78
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−75、139.4mg、0.4mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、27.4mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、47mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(112.9mg、1.2mmol)を加えた。反応混合物を120℃で5時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、12g、MeOH/ジクロロメタン 5:95 v/vで溶離)、続いて逆相分取HPLC(Xterra RP18 10μ250×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の粘着性固体として得た(6.9mg、5%)。HPLC 純度98.31%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.43-1.49 (m, 8 H), 1.90-1.92 (m, 2 H), 2.46 (s, 2 H), 3.11 (d, J = 11.7 Hz, 2 H), 3.71 (s, 1 H), 3.77 (s, 1 H), 4.46-4.52 (m, 1 H), 6.78 (s, 1 H), 7.16-7.41 (m, 4 H), 8.25 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.2 [M+H]。
実施例79
(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

密閉管中、乾燥1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、70mg、0.3mmol)及び3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3、132.3mg、0.4mmol)の溶液に、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos」、CAS[787618−22−8]、27.4mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「Brettphos palladacycle」、CAS[1148148−01−9]、47mg、0.06mmol)を加えた。反応混合物を、再びアルゴンで10分間脱気し、続いてナトリウムtertブトキシド(112.9mg、1.2mmol)を加えた。反応混合物を120℃で5時間撹拌した。次に、反応混合物をセライトのプラグに通して濾過し、EtOAc(10mL)及びジクロロメタン(10mL)で洗浄した。合わせた有機濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、MeOH/ジクロロメタン 5:95 v/vで溶離)、続いて逆相分取HPLC(Xterra RP18 10μ250×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の粘着性固体として得た(12.8mg、10%)。HPLC 純度98.26%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.42-1.49 (m, 8 H), 1.89-1.92 (m, 2 H), 2.46 (s, 2 H), 3.11 (d, J = 12.0 Hz, 2 H), 3.72 (s, 1 H), 3.77 (s, 1 H), 4.45-4.52 (m, 1 H), 6.77 (s, 1 H), 6.96-7.44 (m, 4 H), 8.25 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 458.2 [M+H]。
実施例80
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、45mg、216μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−79、65.4mg、216μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(43.7mg、432μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.9mg、34.6μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18.4mg、17.3μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離、次にジクロロメタン/メタノール 90:10 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/トリエチルアミン 97.2:2.5 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(18mg、19%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.59-1.69 (m, 2 H), 1.81-1.93 (m, 2 H), 2.35 (s, 3 H), 2.39 (s, 3 H), 2.40-2.46 (m, 2 H), 3.24-3.32 (m, 2 H), 3.62 (s, 3 H), 3.69 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 3.73 (dd, J = 3.2, 12.3 Hz, 2 H), 3.93 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 6.95-6.98 (m, 1 H), 7.02-7.05 (m, 1 H), 7.08-7.11 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 430.3、432.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例81
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、50mg、213μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81、80.7mg、213μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(43.2mg、427μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.5mg、34.1μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18.2mg、17.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜39:61 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜96.5:3.5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(47mg、48%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 1.57-1.65 (m, 2 H), 1.87-1.96 (m, 2 H), 2.48-2.56 (m, 2 H), 3.10-3.18 (m, 2 H), 3.62 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.94 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.97 (q, J = 7.2 Hz, 2 H), 4.08 (s, 3 H), 6.02 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.57 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.3、458.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例82
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、50mg、213μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83、84.4mg、213μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(43.2mg、427μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.5mg、34.1μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18.2mg、17.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜96.5:3.5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(39mg、39%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.97 (t, J = 7.3 Hz, 3 H), 1.55-1.65 (m, 2 H), 1.79-1.96 (m, 2 H), 2.48-2.55 (m, 2 H), 3.10-3.18 (m, 2 H), 3.61 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.74 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.84-3.95 (m, 3 H), 4.08 (s, 3 H), 6.02 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.57 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 470.3、472.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例83
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、50mg、209μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83、82.9mg、209μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(42.4mg、419μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.1mg、33.5μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(17.9mg、16.8μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜96.5:3.5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(35mg、35%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.29分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.98 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.79-1.92 (m, 2 H), 1.92-1.99 (m, 2 H), 2.53-2.60 (m, 2 H), 3.19-3.26 (m, 2 H), 3.65 (dd, J = 3.0, 12.1 Hz, 2 H), 3.78 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.88 (t, J = 7.0 Hz, 2 H), 3.94 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 6.63 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 7.14-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.37 (m, 2 H), 8.72 (d, J = 2.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.2、476.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例84
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、40mg、171μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−79、51.7mg、171μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(34.5mg、341μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、20.4mg、27.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(14.6mg、13.7μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて25分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(9mg、12%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56-1.64 (m, 2 H), 1.86-1.95 (m, 2 H), 2.35 (d, J = 0.6 Hz, 3 H), 2.49-2.55 (m, 2 H), 3.10-3.17 (m, 2 H), 3.61 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.62 (s, 3 H), 3.72 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.08 (s, 3 H), 6.02 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 6.95-6.98 (m, 1 H), 7.03-7.05 (m, 1 H), 7.09-7.12 (m, 1 H), 8.57 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.2、458.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例85
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、40mg、171μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−61、49.3mg、171μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(34.5mg、341μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、20.4mg、27.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(14.6mg、13.7μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて25分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を固体として得た(7mg、9%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.85-1.95 (m, 2 H), 2.48-2.55 (m, 2 H), 3.08-3.17 (m, 2 H), 3.56-3.65 (m, 2 H), 3.63 (s, 3 H), 3.72 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.94 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.07 (s, 3 H), 6.01 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.56 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 442.2、444.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例86
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、50mg、229μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81、86.6mg、229μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(46.3mg、458μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、27.4mg、36.6μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(19.6mg、18.3μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜86:14 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜34:66 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(39mg、39%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 1.50-1.60 (m, 2 H), 1.80-1.89 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.06-3.14 (m, 2 H), 3.77 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.90-4.02 (m, 3 H), 4.05-4.20 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.15-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 440.3、442.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例87
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、60mg、251μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81、95.1mg、251μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(50.9mg、503μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.1mg、40.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.5mg、20.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜44:56 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜96.5:3.5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(42mg、36%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.22分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.43 (t, J = 7.1 Hz, 3 H), 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.92-2.00 (m, 2 H), 2.53-2.60 (m, 2 H), 3.19-3.27 (m, 2 H), 3.65 (dd, J = 3.1, 12.0 Hz, 2 H), 3.78 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 3.97 (q, J = 7.2 Hz, 2 H), 6.63 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.14-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.37 (m, 2 H), 8.72 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 460.2、462.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例88
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、60mg、251μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81、95.1mg、251μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(50.9mg、503μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.1mg、40.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.5mg、20.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、90:10 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜28:72 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(34mg、30%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 1.48-1.57 (m, 2 H), 1.83-1.91 (m, 2 H), 2.45-2.52 (m, 2 H), 3.10-3.19 (m, 2 H), 3.78 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.90-4.42 (m, 5 H), 6.49 (d, J = 0.6 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.38 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 460.2、462.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例89
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、60mg、288μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81、109mg、288μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(58.3mg、576μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、34.5mg、46.1μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(24.6mg、23μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/v、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜97.7:2.3 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜66:34 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(20mg、16%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 1.60-1.69 (m, 2 H), 1.84-1.91 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.40-2.45 (m, 2 H), 3.25-3.32 (m, 2 H), 3.68-3.77 (m, 3 H), 3.91 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 3.97 (d, J = 7.2 Hz, 2 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 430.4、432.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例90
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、50mg、214μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81、81mg、214μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(43.4mg、429μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.7mg、34.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18.3mg、17.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜30:70 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、ジクロロメタン/酢酸エチル、勾配 100:0〜40:60 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明赤色の泡状物として得た(38mg、39%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 1.57-1.65 (m, 2 H), 1.84-1.91 (m, 2 H), 2.44-2.50 (m, 2 H), 3.03-3.10 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.72 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 3.93 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.97 (q, J = 7.2 Hz, 2 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.2, 6.2 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 7.87 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 455.3、457.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例91
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、50mg、229μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83、90.6mg、229μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(46.3mg、458μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、27.4mg、36.6μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(19.6mg、18.3μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜33:67 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(43mg、41%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.98 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.50-1.59 (m, 2 H), 1.79-1.93 (m, 4 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.49 (m, 2 H), 3.06-3.14 (m, 2 H), 3.77 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.88 (t, J = 7.0 Hz, 2 H), 3.92 (t, J = 6.6 Hz, 1 H), 4.04-4.20 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 454.4、456.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例92
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、60mg、251μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−45、89.6mg、251μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(50.9mg、503μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.1mg、40.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.5mg、20.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜57:43 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(52mg、40%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.28分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.56-1.65 (m, 2 H), 1.89-1.99 (m, 2 H), 2.53-2.60 (m, 2 H), 3.17-3.26 (m, 2 H), 3.65 (dd, J = 3.0, 12.1 Hz, 2 H), 3.76 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 4.04 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.1 Hz, 2 H), 6.64 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 7.17-7.29 (m, 2 H), 7.33-7.40 (m, 2 H), 8.72 (d, J = 2.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 514.2、516.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例93
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、60mg、275μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−45、98mg、275μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(55.6mg、550μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、32.9mg、44μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(23.5mg、22μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/v、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜85:15 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜38:62 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を明黄色の泡状物として得た(44mg、32%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.61 (m, 2 H), 1.78-1.87 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.75 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.02 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.06-4.20 (m, 2 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.17-7.25 (m, 2 H), 7.32-7.39 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 494.2、496.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例94
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、60mg、251μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83、99.5mg、251μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(50.9mg、503μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.1mg、40.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.5mg、20.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチルで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜28:72 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(32mg、27%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.46分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.98 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.48-1.57 (m, 2 H), 1.80-1.93 (m, 4 H), 2.45-2.51 (m, 2 H), 3.09-3.19 (m, 2 H), 3.78 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.84-3.94 (m, 3 H), 3.85-4.39 (m, 2 H), 6.48 (d, J = 0.6 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.38 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.2、476.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例95
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、45mg、189μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−84、53.9mg、189μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(38.1mg、377μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、22.6mg、30.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(16.1mg、15.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離、次にジクロロメタン/メタノール 90:10 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(34mg、41%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.14分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.89-1.99 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.53-2.60 (m, 2 H), 3.18-3.26 (m, 2 H), 3.63 (s, 3 H), 3.64-3.70 (m, 2 H), 3.76 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.96 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 6.63 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 6.67-6.79 (m, 1 H), 6.81-6.87 (m, 2 H), 8.71 (d, J = 2.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 444.1、446.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例96
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、50mg、214μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−45、76.4mg、214μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(43.4mg、429μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.7mg、34.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18.3mg、17.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜73:27 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜43:57 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(45mg、41%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.01分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.57-1.66 (m, 2 H), 1.81-1.90 (m, 2 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.01-3.09 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.70 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.02 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.4, 6.2 Hz, 1 H), 7.18-7.26 (m, 2 H), 7.32-7.39 (m, 2 H), 7.87 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 509.2、511.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例97
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、60mg、251μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−45、89.6mg、251μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(50.9mg、503μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.1mg、40.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.5mg、20.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜68:32 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜30:70 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(38mg、29%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.43分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ1.50-1.63 (m, 2 H), 1.81-1.92 (m, 2 H), 2.45-2.53 (m, 2 H), 3.10-3.20 (m, 2 H), 3.76 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.82-4.44 (m, 2 H), 4.02 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.49 (d, J = 0.8 Hz, 1 H), 7.18-7.26 (m, 2 H), 7.33-7.39 (m, 2 H), 8.38 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 514.2、516.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例98
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−108、45mg、189μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−84、53.9mg、189μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(38.1mg、377μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、22.6mg、30.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(16.1mg、15.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜40:60 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜25:75 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(13mg、15%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.30分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.48-1.60 (m, 2 H), 1.81-1.90 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.44-2.52 (m, 2 H), 3.09-3.19 (m, 2 H), 3.63 (s, 3 H), 3.76 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.80-4.34 (m, 2 H), 3.94 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.48 (d, J = 0.6 Hz, 1 H), 6.72-6.79 (m, 1 H), 6.80-6.88 (m, 2 H), 8.38 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 444.2、446.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例99
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、45mg、206μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−79、62.4mg、206μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(41.7mg、412μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、24.7mg、33μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(17.6mg、16.5μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/v、次にジクロロメタン/メタノール、90:10v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(39mg、43%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.59 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.35 (d, J = 0.6 Hz, 3 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.63 (s, 3 H), 3.75 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.94 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.05-4.21 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.95-6.98 (m, 1 H), 7.02-7.05 (m, 1 H), 7.09-7.12 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 440.3、442.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例100
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、45mg、206μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−84、59mg、206μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(41.7mg、412μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、24.7mg、33μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(17.6mg、16.5μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/v、次にジクロロメタン/メタノール、90:10v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(51mg、58%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.58 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.36 (2s, 6 H), 2.44-2.50 (m, 2 H), 3.06-3.14 (m, 2 H), 3.63 (s, 3 H), 3.75 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.94 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.06-4.21 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.73-6.79 (m, 1 H), 6.81-6.88 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 434.3 [M+H]。
実施例101
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123、50mg、210μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−81、79.5mg、210μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(42.6mg、421μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.2mg、33.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18mg、16.8μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/ジクロロメタン、45:55 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(44mg、45%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.21分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 1.56-1.64 (m, 2 H), 1.87-1.94 (m, 2 H), 2.48-2.54 (m, 2 H), 3.09-3.16 (m, 2 H), 3.60 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.75 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.94 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.97 (q, J = 7.2 Hz, 2 H), 6.53 (dd, J = 2.4, 6.2 Hz, 1 H), 6.61 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.30-7.36 (m, 2 H), 8.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 459.2、461.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例102
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、50mg、214μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83、84.8mg、214μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(43.4mg、429μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、25.7mg、34.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18.3mg、17.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜28:72 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、n−ヘプタン/酢酸エチル、18:82 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(35mg、35%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.01分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.97 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.57-1.65 (m, 2 H), 1.79-1.93 (m, 4 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.02-3.10 (m, 2 H), 3.58 (dd, J = 3.3, 11.8 Hz, 2 H), 3.71 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.84-3.95 (m, 3 H), 3.90 (s, 3 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.4, 6.2 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 7.87 (d, J = 6.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 469.3、471.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例103
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123、40mg、168μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83、66.6mg、168μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(34mg、337μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、20.1mg、26.9μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(14.4mg、13.5μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、90:10 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜41:59 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(35mg、44%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.97 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.79-1.95 (m, 4 H), 2.47-2.54 (m, 2 H), 3.08-3.16 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.74 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.88 (t, J = 7.0 Hz, 2 H), 3.93 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 6.53 (dd, J = 2.4, 6.0 Hz, 1 H), 6.61 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 473.4、475.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例104
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、48mg、230μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−83、91.2mg、230μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(46.6mg、461μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、27.6mg、36.9μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(19.7mg、18.4μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/v、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜84:16 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜35:65 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(17mg、17%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 0.97 (t, J = 7.4 Hz, 3 H), 1.60-1.68 (m, 2 H), 1.79-1.93 (m, 4 H), 2.39 (s, 3 H), 2.39-2.45 (m, 2 H), 3.25-3.32 (m, 2 H), 3.68-3.76 (m, 3 H), 3.88 (t, J = 6.9 Hz, 2 H), 3.90 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 7.14-7.23 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H)。MS (ES+) m/z 444.4、446.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例105
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123、45mg、189μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−79、57.3mg、189μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(38.3mg、379μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、22.7mg、30.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(16.2mg、15.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(36mg、41%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.85-1.95 (m, 2 H), 2.36 (d, J = 0.6 Hz, 3 H), 2.48-2.54 (m, 2 H), 3.08-3.15 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.62 (s, 3 H), 3.72 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.53 (dd, J = 2.4, 6.0 Hz, 1 H), 6.61 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 6.95-6.98 (m, 1 H), 7.03-7.05 (m, 1 H), 7.09-7.12 (m, 1 H), 8.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 459.3、461.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例106
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−123、45mg、189μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−84、54.2mg、189μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(38.3mg、379μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、22.7mg、30.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(16.2mg、15.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で120℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(25mg、30%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56-1.64 (m, 2 H), 1.85-1.94 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.47-2.55 (m, 2 H), 3.07-3.16 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.0, 11.7 Hz, 2 H), 3.73 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.53 (dd, J = 2.4, 6.0 Hz, 1 H), 6.60 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.73-6.79 (m, 1 H), 6.81-6.88 (m, 2 H), 8.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 443.3、445.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例107
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、60mg、251μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−88、88.8mg、251μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(50.9mg、503μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.1mg、40.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.5mg、20.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜45:55 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜96.5:3.5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(46mg、37%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.22分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56-1.65 (m, 2 H), 1.90-1.99 (m, 2 H), 2.53-2.60 (m, 2 H), 3.17-3.26 (m, 2 H), 3.65 (dd, J = 3.0, 12.1 Hz, 2 H), 3.75 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.03 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 4.28 (dt, J = 4.4, 13.1 Hz, 2 H), 6.15 (tt, J = 4.4, 55.5 Hz, 1 H), 6.64 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.16-7.25 (m, 2 H), 7.32-7.39 (m, 2 H), 8.72 (d, J = 2.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 496.1、498.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例108
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−126、45mg、189μmol)を、1,4−ジオキサン(3mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−90、60.4mg、189μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(38.1mg、377μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、22.6mg、30.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(16.1mg、15.1μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜100:0 v/v、次にジクロロメタン/メタノール 9:1v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(21mg、23%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.17分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.65 (m, 2 H), 1.89-2.00 (m, 2 H), 2.52-2.61 (m, 2 H), 3.17-3.26 (m, 2 H), 3.65 (dd, J = 3.0, 12.1 Hz, 2 H), 3.77 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 4.00 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.23 (dt, J = 4.8, 25.0 Hz, 2 H), 4.77 (dt, J = 4.8, 46.7 Hz, 2 H), 6.63 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.15-7.25 (m, 2 H), 7.30-7.37 (m, 2 H), 8.72 (d, J = 2.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 478.2、480.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例109
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(6.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、200mg、1.0mmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−75、304mg、1.0mmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、109mg、0.2mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、80mg、0.1mmol)及びナトリウムtertブトキシド(184mg、1.9mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で120℃にて20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Sunfire C18 10μ150×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 30:70〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物を褐色の半固体として得た(17.4mg、4%)。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.42-1.45 (m, 6 H), 1.57 (d, J = 8.1 Hz, 2 H), 1.93-1.96 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43 (br s, 2 H), 3.27-3.30 (m, 2 H), 3.64-3.67 (m, 3 H), 4.45-4.51 (m, 1 H), 7.17 (dd, J = 1.9, 8.2 Hz, 1 H), 7.24 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.34 (br s, 1H), 7.39 (t, J = 8.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 444.2 [M+H]。
実施例110
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、60mg、256μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−88、90.5mg、256μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(51.8mg、512μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.7mg、41μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.9mg、20.5μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜87:13 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜64:36 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(56mg、44%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.02分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56-1.65 (m, 2 H), 1.85-1.95 (m, 2 H), 2.47-2.56 (m, 2 H), 3.08-3.16 (m, 2 H), 3.62 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.71 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.02 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.08 (s, 3 H), 4.28 (dt, J = 4.3, 13.0 Hz, 2 H), 6.02 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 6.15 (tt, J = 4.3, 55.5 Hz, 1 H), 7.16-7.24 (m, 2 H), 7.31-7.38 (m, 2 H), 8.57 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 492.3、494.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例111
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、60mg、256μmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−90、82.1mg、256μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(51.8mg、512μmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、30.7mg、41μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(21.9mg、20.5μmol)を続けて加えた。バイアルをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、混合物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、70g、酢酸エチル、次にジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜85.5:14.5 v/vで溶離)、続いてカラムクロマトグラフィー(アミノ修飾シリカゲル、50g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜65:35 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製し、凍結乾燥して、標題化合物を白色の固体として得た(11mg、9%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56-1.65 (m, 2 H), 1.86-1.96 (m, 2 H), 2.48-2.56 (m, 2 H), 3.08-3.17 (m, 2 H), 3.62 (dd, J = 3.1, 11.8 Hz, 2 H), 3.73 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.99 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.08 (s, 3 H), 4.23 (dt, J = 4.8, 25.0 Hz, 2 H), 4.76 (dt, J = 4.8, 46.7 Hz, 2 H), 6.02 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.15-7.24 (m, 2 H), 7.30-7.37 (m, 2 H), 8.57 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.3、476.3 [M+H、Cl同位体]。
実施例112
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

50mLのフラスコ中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、215mg、986μmol)を、2−メチルテトラヒドロフラン(9mL)中に懸濁し、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−75、300mg、948μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(270mg、2.81mmol)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、24mg、56.5μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(30mg、29μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(10mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×90mL)で抽出した。有機抽出物を水(10mL)及びブライン(10mL)で別々に洗浄し、合わせ、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の泡状物として得た(343mg、80%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.50-1.59 (m, 2 H), 1.79-1.92 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.50 (m, 2 H), 3.06-3.15 (m, 2 H), 3.78 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.91 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.02-4.20 (m, 2 H), 4.46 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.13-7.22 (m, 2 H), 7.29-7.35 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 1.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 454.4、456.4 [M+H、Cl同位体]。
実施例113
(1R,5S,8s)−N−(1−シクロプロピル−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、135mg、619μmol)を、2−メチルテトラヒドロフラン(6mL)中に懸濁し、3−ブロモ−1−シクロプロピル−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−92、188mg、595μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(169mg、1.76mmol)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、15.1mg、35.4μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(18.8mg、18.2μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で2.5時間、続いて室温で18時間撹拌した(strirred)。その後、水(3mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。有機抽出物を、水(3mL)及びブライン(3mL)で別々に洗浄し、合わせ、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の泡状物として得た(149mg、55%)。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.00-1.05 (m, 2 H), 1.13-1.17 (m, 2 H), 1.50-1.56 (m, 2 H), 1.79-1.85 (m, 2 H), 2.38 (s, 3 H), 2.42-2.46 (m, 2 H), 3.07-3.13 (m, 2 H), 3.24-3.28 (m, 1 H), 3.75 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.90 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.04-4.20 (m, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.01-7.05 (m, 1 H), 7.16-7.22 (m, 2 H), 8.50 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 454.2 [M+H]。
実施例114
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

2−メチルテトラヒドロフラン(15.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、110mg、0.5mmol)の溶液に、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−75、150mg、0.5mmol)を加え、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、ナトリウムtertブトキシド(68.3mg、0.7mmol)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、12mg、28.1μmol)を加えた。反応混合物を再びアルゴンで5分間脱気し、続いてトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(「Pd(dba)」、CAS[51364−51−3]、13mg、14.2μmol)を加えた。反応混合物を、撹拌しながら50℃で15分間加熱した。次に、反応混合物を濃縮し、続いて酢酸エチル(50mL)で希釈し、そしてこの有機部分を水(2×25mL)及びブライン(1×25mL)で洗浄した。乾燥した後、これを減圧下で蒸発乾固して、粗生成物を得、これを逆相分取HPLC(Xbridge C18 5μ250×19mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 40:60〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(13.3mg、6%)。HPLC 純度98.67%。1H NMR (MeOD, 400 MHz): 1.43 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.56 (d, J = 7.8 Hz, 2 H), 1.92-1.94 (m, 2 H), 2.47 (s, 2 H), 3.01 (d, J = 11.5 Hz, 2 H), 3.65-3.67 (m, 3 H), 3.81 (s, 3 H), 4.45-4.52 (m, 1 H), 6.05 (s, 1 H), 6.47 (d, J = 4.1 Hz, 1 H), 7.17 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 7.25 (d, J = 7.1 Hz, 1 H), 7.34 (s, 1 H), 7.39 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.71 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 468.9 [M+H]。
実施例115
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、83.2mg、377μmol)及び3−ブロモ−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−132、100mg、314μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(90.6mg、0.94mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.8mg、9.4μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(5mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×10mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明褐色の油状物として得た(116mg、81%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.93分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.24-1.33 (m, 2 H), 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.76-1.89 (m, 2 H), 2.24 (s, 3 H), 2.34-2.40 (m, 2 H), 2.94 (d, J = 12.3 Hz, 2 H), 3.53 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 3.98-4.18 (m, 2 H), 4.42 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.95 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 6.61 (s, 1 H), 7.17-7.24 (m, 1 H), 7.51 (ddd, J = 9.3, 9.3, 10.5 Hz, 1 H), 7.61 (ddd, J = 3.0, 4.6, 6.8 Hz, 1 H), 8.34 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.7 [M+H]。
実施例116
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、88mg、377μmol)及び3−ブロモ−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−132、100mg、314μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(90.6mg、0.94mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.8mg、9.4μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(5mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×10mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、4g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(22mg、15%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.98分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.8 Hz, 6 H), 1.57-1.65 (m, 2 H), 1.83-1.89 (m, 2 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.02-3.09 (m, 2 H), 3.58 (dd, J = 3.0, 11.7 Hz, 2 H), 3.72 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.45 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.2, 6.3 Hz, 1 H), 6.98-7.05 (m, 1 H), 7.13-7.23 (m, 2 H), 7.87 (d, J = 6.3 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 471.7 [M+H]。
実施例117
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、81mg、346μmol)及び3−ブロモ−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−132、100mg、314μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(90.6mg、0.94mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.8mg、9.4μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(10mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明褐色の固体として得た(99mg、67%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.35-1.43 (m, 2 H), 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.80-1.91 (m, 2 H), 2.37-2.45 (m, 2 H), 2.91-3.00 (m, 2 H), 3.50 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.69 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.91 (s, 3 H), 4.41 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.98 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.18 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 7.17-7.24 (m, 1 H), 7.51 (ddd, J = 9.2, 9.2, 10.5 Hz, 1 H), 7.61 (ddd, J = 3.0, 4.6, 6.8 Hz, 1 H), 8.65 (d, J = 2.4 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 472.7 [M+H]。
実施例118
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、114mg、523μmol)、3−ブロモ−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−133、156mg、436μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(83.7mg、871μmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、49.5mg、69.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(36.1mg、34.9μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(10mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(61mg、28%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.23-1.34 (m, 2 H), 1.75-1.87 (m, 2 H), 2.24 (s, 3 H), 2.34-2.41 (m, 2 H), 2.89-2.98 (m, 2 H), 3.52 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 4.01-4.20 (m, 2 H), 4.91 (q, J = 9.1 Hz, 2 H), 6.26 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 6.62 (s, 1 H), 7.21-7.29 (m, 1 H), 7.55 (ddd, J = 9.2, 9.2, 10.5 Hz, 1 H), 4.65 (ddd, J = 3.2, 4.4, 7.0 Hz, 1 H), 8.34 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 496.6 [M+H]。
実施例119
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、122mg、523μmol)、3−ブロモ−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−133、156mg、436μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(83.7mg、871μmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、49.5mg、69.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(36.1mg、34.9μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(10mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(19mg、8%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.33-1.44 (m, 2 H), 1.78-1.90 (m, 2 H), 2.35-2.45 (m, 2 H), 2.81-2.90 (m, 2 H), 3.45 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.54-3.64 (m, 2 H), 3.75 (s, 3 H), 4.90 (q, J = 9.0 Hz, 2 H), 6.00 (d, J = 2.0 Hz, 1 H), 6.26 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.47 (dd, J = 2.2, 6.2 Hz, 1 H), 7.21-7.29 (m, 1 H), 7.54 (ddd, J = 9.2, 9.2, 10.5 Hz, 1 H), 7.65 (ddd, J = 3.0, 4.4, 6.8 Hz, 1 H), 7.75 (d, J = 6.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 511.6 [M+H]。
実施例120
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、83.2mg、381μmol)及び3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−14、101mg、317μmol)、そしてナトリウムtert−ブトキシド(91.5mg、0.95mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.9mg、9.5μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(78mg、54%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.97分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.24-1.35 (m, 2 H), 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.78-1.89 (m, 2 H), 2.24 (s, 3 H), 2.34-2.42 (m, 2 H), 2.90-3.00 (m, 2 H), 3.55 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 4.00-4.18 (m, 2 H), 4.41 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.00 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 6.62 (s, 1 H), 7.11-7.27 (m, 3 H), 8.34 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.7 [M+H]。
実施例121
(1R,5S,8s)−N−[5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、95.5mg、438μmol)及び3−ブロモ−5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−134、116mg、365μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(105mg、1.09mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9.3mg、21.9μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11.3mg、10.9μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(117mg、70%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.49-1.57 (m, 2 H), 1.78-1.88 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.41-2.48 (m, 2 H), 3.09 (d, J = 12.9 Hz, 2 H), 3.76 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.87 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.04-4.16 (m, 2 H), 4.51 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.01-7.15 (m, 2 H), 7.17-7.24 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.7 [M+H]。
実施例122
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、80mg、366μmol)及び3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−135、102mg、305μmol)、そしてナトリウムtert−ブトキシド(87.9mg、0.91mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、7.8mg、18μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.5mg、9.1μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(66mg、46%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.03分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.8 Hz, 6 H), 1.49-1.59 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.43-2.49 (m, 2 H), 3.10 (d, J = 12.7 Hz, 2 H), 3.77 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.90 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 4.02-4.21 (m, 2 H), 4.45 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.13-7.19 (m, 2 H), 7.36-7.41 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 472.6、474.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例123
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、92.5mg、424μmol)及び3−ブロモ−5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−9、106mg、353μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(102mg、1.06mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9mg、21μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11mg、10.6μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(78mg、50%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.47 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.49-1.58 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.48 (m, 2 H), 3.10 (d, J = 13.1 Hz, 2 H), 3.77 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.88 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.04-4.17 (m, 2 H), 4.47 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.03-7.12 (m, 2 H), 7.18-7.25 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 1.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 438.7 [M+H]。
実施例124
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、89mg、408μmol)、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3、102mg、340μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(98mg、1.02mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8.7mg、20.4μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(10.6mg、10.2μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(81mg、54%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.90分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.50-1.59 (m, 2 H), 1.81-1.91 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.06-3.14 (m, 2 H), 3.79 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.91 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.05-4.19 (m, 2 H), 4.46 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 6.88-6.96 (m, 1 H), 7.01-7.07 (m, 2 H), 7.30-7.39 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 438.4 [M+H]。
実施例125
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、100mg、428μmol)、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3、107mg、357μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(103mg、1.07mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9.1mg、21μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11.1mg、10.7μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(102mg、63%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.55-1.64 (m, 2 H), 1.89-1.98 (m, 2 H), 2.49-2.56 (m, 2 H), 3.14-3.24 (m, 2 H), 3.64 (dd, J = 2.7, 11.8 Hz, 1 H), 3.78 (d, J = 5.4 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.02 (s, 3 H), 4.46 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.00 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.43 (dd, J = 2.0, 6.6 Hz, 1 H), 6.88-6.97 (m, 1 H), 7.00-7.07 (m, 2 H), 7.30-7.40 (m, 1 H), 7.90 (d, J = 6.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 453.6 [M+H]。
実施例126
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、99.3mg、424μmol)、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−3、106mg、353μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(102mg、1.06mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9mg、21μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11mg、10.6μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(128mg、80%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.98分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.35-1.43 (m, 2 H), 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.81-1.93 (m, 2 H), 2.38-2.46 (m, 2 H), 2.91-3.01 (m, 2 H), 3.51 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.70 (dd, J = 3.0, 12.1 Hz, 1 H), 3.91 (s, 3 H), 4.41 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.98 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.18 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.05-7.18 (m, 2 H), 7.28 (dt, J = 10.1, 2.3 Hz, 1 H), 7.47 (dt, J = 6.8, 8.3 Hz, 1 H), 8.66 (d, J = 2.4 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 454.6 [M+H]。
実施例127
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、94.7mg、434μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−136、121mg、362μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(104mg、1.08mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9.2mg、22μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11.2mg、10.8μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(57mg、33%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.00分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.24-1.34 (m, 2 H), 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.78-1.88 (m, 2 H), 2.24 (s, 3 H), 2.34-2.42 (m, 2 H), 2.91-2.99 (m, 2 H), 3.55 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 4.00-4.18 (m, 2 H), 4.42 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.01 (d, J = 4.6 Hz, 1 H), 6.62 (s, 1 H), 7.32-7.44 (m, 3 H), 8.34 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 472.2、474.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例128
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、102mg、438μmol)、3−ブロモ−5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−134、116mg、365μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(105mg、1.09mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9.3mg、22μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11.3mg、10.9μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の泡状物として得た(107mg、62%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.98分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.34-1.40 (m, 2 H), 1.39 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.78-1.88 (m, 2 H), 2.34-2.41 (m, 2 H), 2.82-2.90 (m, 2 H), 3.45 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 3.58 (dd, J = 3.0, 12.1 Hz, 2 H), 3.75 (s, 3 H), 4.45 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.94-6.01 (m, 2 H), 6.46 (dd, J = 2.2, 6.2 Hz, 1 H), 7.23-7.44 (m, 3 H), 7.74 (d, J = 6.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 471.4 [M+H]。
実施例129
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、87.5mg、373μmol)、3−ブロモ−5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−134、99mg、311μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(89.7mg、0.93mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、7.9mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.7mg、9.3μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(98mg、67%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.33-1.41 (m, 2 H), 1.39 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.79-1.90 (m, 2 H), 2.35-2.43 (m, 2 H), 2.90-2.99 (m, 2 H), 3.48 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.67 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 3.71 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 3.91 (s, 3 H), 4.45 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.99 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.17 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 7.23-7.44 (m, 3 H), 8.65 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 472.4 [M+H]。
実施例130
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、115mg、526μmol)、3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−137、157mg、438μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(105mg、1.1mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、49.9mg、70.2μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(36.3mg、35.1μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(26mg、12%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.63 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.44-2.51 (m, 2 H), 3.05-3.15 (m, 2 H), 3.76 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.04 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.07-4.21 (m, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 6.74 (tt, J = 2.3, 8.8 Hz, 1 H), 6.89-6.99 (m, 2 H), 8.51 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 496.3 [M+H]。
実施例131
(1R,5S)−N−[5−(5−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

2−メチルテトラヒドロフラン(5.0mL)中の(1R,5S)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、65.7mg、0.3mmol)の溶液に、3−ブロモ−5−(5−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−138、100.0mg、0.3mmol)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(「tBuXPhos,」、CAS[564483−19−8]、7.6mg、0.06mmol)を加え、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(「Pd(dba)」、CAS[51364−51−3]、8.2mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(86.0mg、0.9mmol)を加えた。反応混合物を、撹拌しながら80℃で3時間加熱した。次に、反応混合物を濃縮し、続いて、粗生成物をコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 15gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 80:20 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の固体として得た(89.0mg、63%)。HPLC 純度99.40%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.27 (d, J = 7.7 Hz, 3H), 1.39 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1.80 (d, J = 11.6 Hz, 2H), 2.23 (s, 3H), 2.35 (s, 2H), 2.93 (d, J = 12.0 Hz, 2H), 3.51 (s, 1H), 3.96 - 4.17 (m, 2H), 4.38 - 4.50 (m, 1H), 5.97 (s, 1H), 6.61 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.48 (t, J = 9.5 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 8.33 (s, 1H)。MS (ES+) m/z 471.9 [M+H]。
実施例132
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、99.4mg、426μmol)及び3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−14、113mg、355μmol)、そしてナトリウムtert−ブトキシド(102mg、1.07mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9mg、21μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11mg、10.7μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(117mg、70%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.00分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.36-1.43 (m, 2 H), 1.81-1.92 (m, 2 H), 2.36-2.45 (m, 2 H), 2.84-2.92 (m, 2 H), 3.48 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 3.58 (d, J = 3.0 Hz, 1 H), 3.62 (d, J = 3.2 Hz, 1 H), 3.75 (s, 3 H), 4.41 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.00 (s, 1 H), 6.47 (dd, J = 2.1, 6.1 Hz, 1 H), 7.11-7.26 (m, 3 H), 7.75 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 471.6 [M+H]。
実施例133
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、76mg、324μmol)及び3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−14、86mg、270μmol)、そしてナトリウムtert−ブトキシド(78mg、0.81mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、6.9mg、16μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(8.4mg、8.1μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(84mg、64%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.01分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.36-1.44 (m, 2 H), 1.81-1.93 (m, 2 H), 2.38-2.46 (m, 2 H), 2.91-3.01 (m, 2 H), 3.51 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.68 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 3.72 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 3.91 (s, 3 H), 4.41 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.03 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.18 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 7.11-7.26 (m, 3 H), 8.66 (d, J = 2.4 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 472.6 [M+H]。
実施例134
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、90mg、384μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−135、107mg、320μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(92.2mg、0.96mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8.2mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.9mg、9.6μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(64mg、40%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.06分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.56-1.64 (m, 2 H), 1.86-1.97 (m, 2 H), 2.47-2.55 (m, 2 H), 3.09-3.17 (m, 2 H), 3.61 (dd, J = 3.2, 11.8 Hz, 1 H), 3.75 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.90 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.08 (s, 3 H), 4.45 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.02 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 7.14-7.18 (m, 2 H), 7.36-7.41 (m, 1 H), 8.57 (d, J = 2.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 488.2、490.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例135
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、80.3mg、344μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−135、96mg、287μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(82.7mg、0.86mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、7.3mg、17μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(8.9mg、8.6μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(65mg、46%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.02分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.57-1.65 (m, 2 H), 1.81-1.93 (m, 2 H), 2.42-2.50 (m, 2 H), 3.01-3.10 (m, 2 H), 3.58 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.72 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.86-3.92 (m, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.45 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.4, 6.2 Hz, 1 H), 7.14-7.18 (m, 2 H), 7.36-7.40 (m, 1 H), 7.87 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 487.6、489.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例136
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

2−メチルテトラヒドロフラン(5.0mL)中の(1R,5S)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン; エタン; 4−メチルピリミジン(Int−114、200.0mg、0.8mmol)の溶液に、3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−158、200.0mg、0.8mmol)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(「tBuXPhos,」、CAS[564483−19−8]、15.0mg、0.06mmol)を加え、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(「Pd(dba)」、CAS[51364−51−3]、16.4mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(172.0mg、1.8mmol)を加えた。反応混合物を、撹拌しながら80℃で3時間加熱した。次に、反応混合物を濃縮し、続いて、粗生成物をコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 15gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 80:20 v/vで溶離)、そしてこれに続いて逆相分取HPLC(YMC-ACTUS Triart C18 5μ250×20mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(67.7mg、18%)。HPLC 純度99.22%。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.27 (d, J = 7.5 Hz, 3H), 1.39 (d, J = 6.5 Hz, 6H), 2.23 (s, 3H), 2.35 (s, 2H), 2.93 (d, J = 12.0 Hz, 2H), 3.51 (s, 1H), 3.96 - 4.22 (m, 2H), 4.43 - 4.47 (m, 1H), 5.97 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 6.61 (s, 1H), 7.30 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 8.33 (s, 1H)。MS (ES+) m/z 471.9 [M+H]。
実施例137
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、90mg、384μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−136、100mg、299μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(87mg、0.90mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.3mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8.4mg、20μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(10.1mg、9.8μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明褐色の固体として得た(50mg、33%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.09分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.35-1.44 (m, 2 H), 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.80-1.94 (m, 2 H), 2.37-2.46 (m, 2 H), 2.91-3.01 (m, 2 H), 3.51 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.68 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 3.72 (d, J = 3.0 Hz, 1 H), 3.91 (s, 3 H), 4.42 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.04 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.18 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 7.32-7.44 (m, 3 H), 8.66 (d, J = 2.4 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 488.6、490.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例138
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、140mg、600μmol)、3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−137、179mg、500μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(120mg、1.25mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、56.8mg、80μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(41.4mg、40μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(27mg、10%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.34-1.45 (m, 2 H), 1.80-1.92 (m, 2 H), 2.37-2.46 (m, 2 H), 2.81-2.91 (m, 2 H), 3.47 (d, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.58 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 3.62 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 3.75 (s, 3 H), 4.91 (q, J = 9.0 Hz, 2 H), 5.75 (s, 1 H), 6.01 (d, J = 2.0 Hz, 1 H), 6.31 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.47 (dd, J = 2.2, 6.2 Hz, 1 H), 7.17-7.32 (m, 3 H), 7.75 (d, J = 6.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 511.6 [M+H]。
実施例139
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、152mg、650μmol)、3−ブロモ−5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−139、194mg、542μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(130mg、1.35mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、61.6mg、86.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(45mg、43μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(14mg、5%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.65 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.00-3.08 (m, 2 H), 3.58 (dd, J = 3.2, 11.7 Hz, 2 H), 3.68 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.55 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.34 (dd, J = 2.4, 6.0 Hz, 1 H), 7.09-7.25 (m, 3 H), 7.87 (d, J = 6.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 511.6 [M+H]。
実施例140
(1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、136mg、623μmol)、3−ブロモ−5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−139、186mg、519μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(125mg、1.3mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、59.1mg、83.1μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(43mg、41.6μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の泡状物として得た(28mg、11%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49-1.60 (m, 2 H), 1.76-1.86 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.05-3.13 (m, 2 H), 3.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.99 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.05-4.19 (m, 2 H), 4.56 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.09-7.24 (m, 3 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 496.3 [M+H]。
実施例141
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、124mg、567μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−140、177mg、473μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(114mg、1.2mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、53.7mg、75.6μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(39.1mg、37.8μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(64mg、26%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.01分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.60 (m, 2 H), 1.77-1.88 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42-2.50 (m, 2 H), 3.08-3.14 (m, 2 H), 3.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.01 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.05-4.21 (m, 2 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.17-7.21 (m, 2 H), 7.40-7.44 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 512.1、514.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例142
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、149mg、638μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−140、199mg、531μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(128mg、1.33mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、60.4mg、85μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(44mg、42.5μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(35mg、12%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.03分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.55-1.66 (m, 2 H), 1.81-1.90 (m, 2 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.01-3.09 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.69 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.01 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.51 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.4, 6.2 Hz, 1 H), 7.17-7.21 (m, 2 H), 7.40-7.44 (m, 1 H), 7.87 (d, J = 6.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 527.1、529.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例143
(1R,5S,8s)−N−[5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、92.7mg、425μmol)、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−4、112mg、354μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(102mg、1.06mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9.0mg、21μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11.0mg、10.6μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(68mg、39%)。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.21-1.32 (m, 2 H), 1.40 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.74-1.86 (m, 2 H), 2.23 (s, 3 H), 2.31-2.40 (m, 2 H), 2.88-2.99 (m, 2 H), 3.51 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 3.98-4.18 (m, 2 H), 4.46 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 5.91 (d, J = 4.8 Hz, 1 H), 6.61 (s, 1 H), 7.30 (ddd, J = 1.6, 7.4, 7.9 Hz, 1 H), 7.42 (ddd, J = 1.6, 7.4, 8.1 Hz, 1 H), 7.50 (dd, J = 1.6, 8.2 Hz, 1 H), 7.59 (d, J = 1.6, 7.9 Hz, 1 H), 8.33 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 454.1、456.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例144
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、99mg、424μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−136、110mg、329μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(95.6mg、995μmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻した。次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.8mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、9.2mg、22μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(11.1mg、10.8μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜50:50 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(63mg、39%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.03分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.45 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.58-1.66 (m, 2 H), 1.84-1.95 (m, 2 H), 2.43-2.52 (m, 2 H), 3.02-3.11 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 2.8, 11.7 Hz, 2 H), 3.73 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.87-3.96 (m, 4 H), 4.43 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 6.00 (d, J = 2.4 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.4, 6.2 Hz, 1 H), 6.91-7.03 (m, 2 H), 7.10-7.15 (m, 1 H), 7.87 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 487.6、489.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例145及び実施例146
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(145)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(146、E/Z混合物)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、138mg、633μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−141、188mg、527μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(127mg、1.32mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、60.0mg、84.4μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(43.7mg、42.2μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例145(24mg、9%)及び白色の泡状物として実施例146(66mg、25%)を得た。実施例145:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.62 (m, 2 H), 1.78-1.88 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.04-3.13 (m, 2 H), 3.72 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.06-4.19 (m, 2 H), 4.28 (dt, J = 4.3, 13.0 Hz, 2 H), 6.16 (tt, J = 4.4, 55.6 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.16-7.20 (m, 2 H), 7.39-7.43 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 494.1, 496.0 [M+H、Cl同位体]。実施例146:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.61 (m, 2 H), 1.77-1.88 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.44-2.52 (m, 2 H), 3.05-3.13 (m, 2 H), 3.80 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.08 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.08-4.20 (m, 2 H), 6.13 & 6.23 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 6.38 & 6.63 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 7.17-7.23 (m, 2 H), 7.41-7.46 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.6、476.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例147及び実施例148
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(147)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(148、E/Z混合物)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、144mg、660μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−142、196mg、550μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(95.1mg、0.99mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、62.5mg、88μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(45.5mg、44μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例147(64mg、23%)及び白色の泡状物として実施例148(33mg、12%)を得た。実施例147:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.98分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.52-1.61 (m, 2 H), 1.80-1.88 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.45-2.51 (m, 2 H), 3.04-3.13 (m, 2 H), 3.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.03 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.08-4.20 (m, 2 H), 4.27 (dt, J = 4.4, 13.0 Hz, 2 H), 6.15 (tt, J = 4.3, 55.5 Hz, 1 H), 6.35 (s, 1 H), 6.97-7.06 (m, 2 H), 7.15-7.18 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 494.1、496.1 [M+H、Cl同位体]。実施例148:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.98分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.52-1.62 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.45-2.53 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.81 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.09-4.20 (m, 2 H), 4.11 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.12 & 6.22 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.39 (s, 1 H), 6.39 & 6.64 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.98-7.09 (m, 2 H), 7.18-7.21 (m, 1 H), 8.51 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.1、476.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例149
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、148mg、635μmol)、3−ブロモ−5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−40、180mg、529μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(127mg、1.32mmol)を、1,4−ジオキサン(15mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、60.2mg、84.7μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(43.8mg、42.3μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜20:80 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明赤色の泡状物として得た(125mg、47%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.56-1.67 (m, 2 H), 1.81-1.91 (m, 2 H), 2.43-2.51 (m, 2 H), 3.01-3.09 (m, 2 H), 3.58 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.70 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.03 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.52 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.2, 6.2 Hz, 1 H), 6.95-7.03 (m, 1 H), 7.05-7.13 (m, 2 H), 7.34-7.43 (m, 1 H), 7.87 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 493.4 [M+H]。
実施例150
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

2−メチルテトラヒドロフラン(3.0mL)中の(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、214.0mg、0.9mmol)の溶液に、3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−158、420.0mg、1.1mmol)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(「tBuXPhos,」、CAS[564483−19−8]、30.5mg、0.1mmol)を加え、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(「Pd(dba)」、CAS[51364−51−3]、33.0mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(217.0mg、2.25mmol)を加えた。反応混合物を、撹拌しながら110℃で1時間加熱した。次に、反応混合物を濃縮し、続いて、粗生成物をコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 15gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 45:55 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を黄色の固体として得た(82.0mg、17%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.23 (s, 1H), 1.39 (d, J = 6.6 Hz, 7H), 1.81 - 1.85 (m, 2H), 2.37 (s, 2H), 2.86 (d, J = 11.2 Hz, 2H), 3.45 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.58 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 3.75 (s, 3H), 4.45 (p, J = 6.6 Hz, 1H), 5.97 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 5.99 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 6.46 (dd, J = 6.1, 2.0 Hz, 1H), 7.25 - 7.34 (m, 1H), 7.47 - 7.57 (m, 2H), 7.74 (d, J = 6.1 Hz, 1H)。MS (ES+) m/z 486.8 [M+H]。
実施例151及び実施例152
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(151)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(152、E/Z混合物)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、128mg、586μmol)、3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−143、166mg、488μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(93.8mg、0.98mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、55.5mg、78.1μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(40.4mg、39.1μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例151(92mg、39%)及び白色の泡状物として実施例152(48mg、21%)を得た。実施例151:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.92分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.25-1.35 (m, 2 H), 1.76-1.89 (m, 2 H), 2.24 (s, 3 H), 2.34-2.44 (m, 2 H), 2.88-2.99 (m, 2 H), 3.54 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 4.00-4.21 (m, 2 H), 4.40 (td, J = 3.4, 14.8 Hz, 2 H), 6.20 (d, J = 4.8 Hz, 1 H), 6.36 (tt, J = 3.6, 54.7 Hz, 1 H), 6.62 (s, 1 H), 7.15-7.29 (m, 3 H), 8.34 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 478.6 [M+H]。実施例152:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.91分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.52-1.61 (m, 2 H), 1.81-1.89 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.45-2.53 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.81 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.08-4.21 (m, 2 H), 4.11 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.13 & 6.23 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.35 (s, 3 H), 6.39 & 6.64 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.73 (tt, J = 2.3, 8.8 Hz, 1 H), 6.89-7.00 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 458.6 [M+H]。
実施例153及び実施例154
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(153)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(154)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、142mg、652μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−144、184mg、544μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(104mg、1.1mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、61.8mg、87μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(45.0mg、43.5μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例153(63mg、23%)及び白色の泡状物として実施例154(12mg、4%)を得た。実施例153:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.94分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.60 (m, 2 H), 1.78-1.89 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.05-3.13 (m, 2 H), 3.75 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.97 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.23 (td, J = 4.8, 25.2 Hz, 2 H), 4.77 (tt, J = 4.7, 46.7 Hz, 2 H), 7.15-7.20 (m, 2 H), 7.37-7.42 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 476.2、478.2 [M+H、Cl同位体]。実施例154:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.03分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.52-1.61 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.47-2.54 (m, 2 H), 3.06-3.15 (m, 2 H), 3.82 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.08 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.08-4.21 (m, 2 H), 4.83 (d, J = 8.5 Hz, 1 H), 5.50 (d, J = 15.5 Hz, 1 H), 6.35 (s, 1 H), 6.93 (dd, J = 9.0, 15.4 Hz, 1 H), 7.17-7.23 (m, 2 H), 7.40-7.45 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.2、458.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例155
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

2−メチルテトラヒドロフラン(5.0mL)中の(1R,5S)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、200.0mg、0.9mmol)の溶液に、3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−158、372.6mg、1.1mmol)及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(「tBuXPhos,」、CAS[564483−19−8]、28.4mg、0.1mmol)を加え、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(「Pd(dba)」、CAS[51364−51−3]、30.6mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(267.6mg、2.8mmol)を加えた。反応混合物を、撹拌しながら80℃で3時間加熱した。次に、反応混合物を濃縮し、続いて、粗生成物をコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 15gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 80:20 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の固体として得た(41.3mg、10%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.39 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.83 (d, J = 9.1 Hz, 2 H), 2.39 (s, 1 H), 2.95 (d, J = 11.6 Hz, 3 H), 3.47 (s, 1 H), 3.69 (d, J = 9.6 Hz, 2 H), 3.91 (s, 2 H), 4.44 - 4.47 (m, 1 H), 6.00 (d, J = 3.8 Hz, 1 H), 6.17 (s, 1 H), 7.30 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.52 (t, J = 7.7 Hz, 2 H), 8.65 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 488.1 [M+H]。
実施例156及び実施例157
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(156)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(157)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、148mg、677μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−145、191mg、564μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(108mg、1.1mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、64.2mg、90.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(46.7mg、45.1μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例156(73mg、27%)及び白色の泡状物として実施例157(12mg、5%)を得た。実施例156:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.61 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.44-2.51 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.76 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.13-4.44 (m, 2 H), 4.22 (td, J = 4.8, 25.2 Hz, 2 H), 4.76 (td, J = 4.8, 46.7 Hz, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 6.95-7.04 (m, 2 H), 7.13-7.17 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 476.2、478.1 [M+H、Cl同位体]。実施例157:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.11分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.53-1.62 (m, 2 H), 1.81-1.90 (m, 2 H), 2.38 (s, 3 H), 2.49-2.56 (m, 2 H), 3.08-3.17 (m, 2 H), 3.84 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.10-4.22 (m, 2 H), 4.11 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.84 (d, J = 8.5 Hz, 1 H), 5.51 (dd, J = 0.4, 15.4 Hz, 1 H), 6.36 (s, 1 H), 6.91 (dd, J = 9.0, 15.4 Hz, 1 H), 6.98-7.08 (m, 2 H), 7.17-7.21 (m, 1 H), 8.53 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.2、458.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例158
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、60.5mg、277μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−147、81mg、231μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(66.6mg、693μmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻した。次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、5.9mg、14μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(7.2mg、6.9μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(56mg、49%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.91分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.60 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.51 (m, 2 H), 3.06-3.14 (m, 2 H), 3.35 (s, 3 H), 3.73 (t, J = 5.3 Hz, 2 H), 3.77 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 3.96 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.08-4.20 (m, 2 H), 4.08 (t, J = 5.3 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.93-7.02 (m, 2 H), 7.12-7.15 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 1.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 488.2、490.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例159
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、74.7mg、342μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−148、100mg、285μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(82.2mg、856μmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻した。次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.8mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、7.3mg、17μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(8.9mg、8.6μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で30分間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(72mg、51%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.90分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49-1.59 (m, 2 H), 1.79-1.89 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.50 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.37 (s, 3 H), 3.71-3.78 (m, 3 H), 3.96 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.09-4.19 (m, 2 H), 4.09 (t, J = 5.3 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.14-7.18 (m, 2 H), 7.36-7.41 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 488.6、490.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例160
(1R,5S,8s)−N−[5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、88.4mg、379μmol)、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−4、100mg、316μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(91.1mg、948μmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻した。次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4.5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8.0mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.8mg、9.5μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で40分間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜80:20 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(80mg、54%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.54-1.62 (m, 2 H), 1.81-1.90 (m, 2 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.01-3.09 (m, 2 H), 3.57 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.71 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.88 (d, J = 6.6 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.54 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 5.99 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.34 (dd, J = 2.3, 6.1 Hz, 1 H), 7.19 (ddd, J = 1.6, 7.4, 7.9 Hz, 1 H), 7.41 (dd, J = 1.6, 8.3 Hz, 1 H), 7.46 (dd, J = 1.6, 7.9 Hz, 1 H), 7.86 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 469.2、471.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例161及び実施例162
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(161)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(162、E/Z混合物)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、139mg、634μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−149、179mg、529μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(102mg、1.06mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、60.1mg、84.6μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(43.8mg、42.3μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例161(55mg、21%)及び白色の泡状物として実施例162(66mg、27%)を得た。実施例161:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.93分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.60 (m, 2 H), 1.78-1.88 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.04-3.14 (m, 2 H), 3.73 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.01 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.07-4.20 (m, 2 H), 4.28 (td, J = 4.4, 13.0 Hz, 2 H), 6.16 (tt, J = 4.4, 55.6 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.16-7.26 (m, 2 H), 7.31-7.38 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 476.1、478.1 [M+H、Cl同位体]。実施例162:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.92分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.60 (m, 2 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.45-2.52 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.81 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.08-4.20 (m, 2 H), 4.09 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.14 & 6.24 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 6.37 & 6.62 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 7.19-7.27 (m, 2 H), 7.32-7.39 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.2、458.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例163
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、141mg、606μmol)、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−150、180mg、505μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(97mg、1.01mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、57.4mg、81μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(41.8mg、40μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、酢酸エチル/n−ヘプタン、勾配 0:100〜80:20 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(39mg、15%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (d6-DMSO, 300 MHz): δ 1.32-1.42 (m, 2 H), 1.76-1.87 (m, 2 H), 2.35-2.42 (m, 2 H), 2.80-2.89 (m, 2 H), 3.28-3.35 (m, 1 H), 3.43 (d, J = 4.2 Hz, 1 H), 3.59 (dd, J = 3.0, 11.9 Hz, 2 H), 3.75 (s, 3 H), 4.93 (q, J = 8.9 Hz, 2 H), 6.00 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.24 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 6.47 (dd, J = 2.2, 6.2 Hz, 1 H), 7.34 (ddd, J = 1.8, 7.5, 7.9 Hz, 1 H), 7.44 (ddd, J = 1.8, 7.5, 8.1 Hz, 1 H), 7.52 (dd, J = 1.8, 8.1 Hz, 1 H), 7.62 (dd, J = 1.6, 8.1 Hz, 1 H), 7.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 509.2、511.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例164及び実施例165
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(164)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(165)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、129mg、589μmol)、3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−151、158mg、491μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(94mg、0.98mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、55.8mg、78.5μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(40.6mg、39.2μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例164(89mg、39%)及び白色の泡状物として実施例165(46mg、21%)を得た。実施例164:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.88分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.60 (m, 2 H), 1.79-1.90 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.51 (m, 2 H), 3.04-3.14 (m, 2 H), 3.75 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.99 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.21 (td, J = 4.8, 25.0 Hz, 2 H), 4.75 (td, J = 4.7, 46.7 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.65-6.73 (m, 1 H), 6.84-6.94 (m, 2 H), 8.50 (d, J = 1.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 460.3 [M+H]。実施例165:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.94分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.53-1.62 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.48-2.55 (m, 2 H), 3.06-3.16 (m, 2 H), 3.84 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.09-4.22 (m, 2 H), 4.11 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.84 (d, J = 8.5 Hz, 1 H), 5.51 (d, J = 15.3 Hz, 1 H), 6.36 (s, 1 H), 6.68-6.78 (m, 1 H), 6.86-6.99 (m, 3 H), 8.52 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 440.3 [M+H]。
実施例166
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、132mg、606μmol)、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−150、180mg、505μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(97mg、1.01mmol)を、1,4−ジオキサン(5.4mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、57mg、81μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(42mg、40μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(60mg、24%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49-1.58 (m, 2 H), 1.76-1.85 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.04-3.13 (m, 2 H), 3.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.00 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.05-4.18 (m, 2 H), 4.58 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.21-7.28 (m, 1 H), 7.35 (ddd, J = 1.6, 7.5, 8.1 Hz, 1 H), 7.42 (dd, J = 1.6, 8.3 Hz, 1 H), 7.49 (dd, J = 1.7, 8.0 Hz, 1 H), 8.50 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 494.6、496.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例167
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

1,4−ジオキサン(2.0mL)中の(1R,5S)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、30.0mg、0.1mmol)の溶液に、3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−160、154.0mg、0.4mmol)及び2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos,」、CAS[787618−22−8]、15.0mg、0.06mmol)を加え、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「BrettPhos Pd G1」、CAS[1148148−01−9]、50.0mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(33.0mg、0.3mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中で110℃にて1時間照射した。次に、反応混合物を濃縮し、続いて、粗生成物をコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 15gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 80:20 v/vで溶離)、そしてこれに続いて逆相分取HPLC(Sunfire C18(19×150mm、10μ)、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(24.0mg、17%)。1H NMR (DMSO-d6, 400 MHz): 1.28 (d, J = 7.5 Hz, 3 H), 1.78 (d, J = 4.6 Hz, 2 H), 2.23 (s, 3 H), 2.36 (s, 2 H), 2.92 (d, J = 12.2 Hz, 2 H), 3.46 - 3.56 (m, 2 H), 3.98-4.20 (m, 2H), 4.97 (d, J = 9.0 Hz, 2 H), 6.28 (d, J = 3.9 Hz, 1 H), 6.62 (s, 1 H), 7.32 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.54 (dd, J = 14.7, 6.9 Hz, 2 H), 8.33 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 512.3 [M+H]。
実施例168及び実施例169
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(168)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(169、E/Z混合物)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、121mg、556μmol)、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−152、171mg、505μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(97mg、1.01mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、57.4mg、81μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(41.8mg、40.4μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例168(29mg、11%)及び白色の泡状物として実施例169(53mg、23%)を得た。実施例168:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.93分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.48-1.58 (m, 2 H), 1.75-1.85 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.40-2.48 (m, 2 H), 3.03-3.13 (m, 2 H), 3.72 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.99 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.03-4.21 (m, 2 H), 4.34 (dt, J = 4.3, 13.0 Hz, 2 H), 6.20 (tt, J = 4.4, 55.6 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.20-7.26 (m, 1 H), 7.33 (ddd, J = 1.6, 7.5, 8.1 Hz, 1 H), 7.42 (dd, J = 1.7, 8.2 Hz, 1 H), 7.48 (dd, J = 1.6, 7.9 Hz, 1 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 476.1、478.0 [M+H、Cl同位体]。実施例169:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.92分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49-1.58 (m, 2 H), 1.76-1.86 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.44-2.51 (m, 2 H), 3.04-3.13 (m, 2 H), 3.80 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.05-4.17 (m, 2 H), 4.07 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 6.23 & 6.33 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 6.37 & 6.63 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 7.20-7.27 (m, 1 H), 7.34 (ddd, J = 1.8, 7.5, 8.3 Hz, 1 H), 7.44 (dd, J = 1.6, 8.1 Hz, 1 H), 7.48 (dd, J = 1.6, 7.9 Hz, 1 H), 8.50 (d, J = 1.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.0、458.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例170
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、74.2mg、340μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−154、104mg、309μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(89mg、927μmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、7.9mg、18μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.6mg、9.3μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(77mg、49%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.95分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.51-1.61 (m, 2 H), 1.80-1.90 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.44-2.52 (m, 2 H), 3.06-3.14 (m, 2 H), 3.48 (s, 3 H), 3.80 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.01 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.07-4.20 (m, 2 H), 5.23 (s, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.98-7.08 (m, 2 H), 7.17-7.20 (m, 1 H), 8.51 (d, J = 1.0 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.2、476.2 [M+H、Cl同位体]。
実施例171
(1R,5S,8s)−N−[5−(4−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、82.7mg、379μmol)、3−ブロモ−5−(4−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−209、100mg、316μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(91mg、0.95mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻し、次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8.0mg、19μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.8mg、9.5μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(100mg、70%)。HPLC (メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.94分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.46 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.49-1.59 (m, 2 H), 1.79-1.90 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.77 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 3.89 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 4.02-4.19 (m, 2 H), 4.46 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.20 (d, J = 9.1 Hz, 2 H), 7.35 (d, J = 9.1 Hz, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 454.7、456.1 [M+H、Cl同位体]。
実施例172
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、85.2mg、409μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−136、114mg、341μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(98.2mg、1.02mmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻した。次に、2−メチルテトラヒドロフラン(4mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、8.7mg、20μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(10.6mg、10.2μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を明黄色の泡状物として得た(73mg、45%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.31分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.44 (d, J = 6.7 Hz, 6 H), 1.61-1.70 (m, 2 H), 1.86-1.93 (m, 2 H), 2.39 (s, 3 H), 2.40-2.46 (m, 2 H), 3.25-3.32 (m, 2 H), 3.69-3.77 (m, 3 H), 3.91 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.43 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 6.93-7.02 (m, 2 H), 7.11-7.14 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 462.1、464.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例173
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

1,4−ジオキサン(2.0mL)中の(1R,5S)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、60.0mg、0.3mmol)の溶液に、3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−160、211.9mg、0.6mmol)及び2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(「Ruphos,」、CAS[787618−22−8]、9.0mg、0.06mmol)を加え、アルゴンで5分間かけて脱気した。次に、それに、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)(「BrettPhos Pd G1」、CAS[1148148−01−9]、10.0mg、0.03mmol)及びナトリウムtertブトキシド(72.0mg、0.75mmol)を加えた。反応混合物を、30分間かけて撹拌しながらマイクロ波で110℃にて照射した。次に、反応混合物を濃縮し、続いて、粗生成物をコンビフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 15gm)、酢酸エチル/n−ヘキサン 80:20 v/vで溶離)、そしてこれに続いて逆相分取HPLC(YMC-Actus Triart C18(250×20mm、5μ)、流速 16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 20:80〜95:5で溶離)メソッドで精製して、標題化合物をオフホワイト色の固体として得た(8.7mg、6%)。MS (ES+) m/z 527.4 [M+H]。
実施例174及び実施例175
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(174)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(175、E/Z混合物)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、121mg、552μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−155、179mg、502μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(102mg、1.06mmol)を、1,4−ジオキサン(7mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、57.1mg、80.3μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(41.6mg、40.2μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで遊離)で精製して、白色の泡状物として実施例174(68mg、27%)及びオフホワイト色の泡状物として実施例175(13mg、5%)を得た。実施例174:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49-1.58 (m, 2 H), 1.77-1.85 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.41-2.48 (m, 2 H), 3.04-3.12 (m, 2 H), 3.71 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.98 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.06-4.18 (m, 2 H), 4.32 (dt, J = 4.4, 13.0 Hz, 2 H), 6.18 (tt, J = 4.4, 55.5 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.09-7.17 (m, 1 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 494.6, 496.6 [M+H、Cl同位体]。実施例175:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.96分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.59 (m, 2 H), 1.78-1.86 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.44-2.51 (m, 2 H), 3.04-3.13 (m, 2 H), 3.79 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.06 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.07-4.18 (m, 2 H), 6.18 & 6.28 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 6.34 (s, 3 H), 6.39 & 6.64 (2d, J = 4.2 Hz, 1 H), 7.10-7.18 (m, 1 H), 7.29-7.39 (m, 2 H), 8.51 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 474.6、476.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例176
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、147mg、674μmol)、3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−156、180mg、562μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(108mg、1.12mmol)を、1,4−ジオキサン(5.4mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、63.9mg、89.8μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(46.5mg、44.9μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(97mg、37%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.87分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.48-1.58 (m, 2 H), 1.76-1.87 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.05-3.13 (m, 2 H), 3.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.96 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.05-4.19 (m, 2 H), 4.30 (td, J = 4.9, 24.2 Hz, 2 H), 4.81 (td, J = 4.9, 46.7 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.18-7.25 (m, 1 H), 7.32 (ddd, J = 1.6, 7.4, 8.1 Hz, 1 H), 7.42 (dd, J = 1.7, 8.2 Hz, 1 H), 7.47 (dd, J = 1.6, 8.1 Hz, 1 H), 8.50 (d, J = 0.6 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 458.6、460.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例177及び実施例178
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(177)及び
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(178)
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、139mg、638μmol)、及び3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−157、180mg、532μmol)を、1,4−ジオキサン(5.4mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、60.5mg、85.1μmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(44.0mg、42.5μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(102mg、1.06mmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、白色の泡状物として実施例177(70mg、28%)及びオフホワイト色の泡状物として実施例178(10mg、4%)を得た。実施例177:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.90分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49-1.59 (m, 2 H), 1.78-1.86 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.48 (m, 2 H), 3.05-3.12 (m, 2 H), 3.74 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.95 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.05-4.18 (m, 2 H), 4.27 (td, J = 4.9, 24.6 Hz, 2 H), 4.79 (td, J = 4.9, 46.7 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.08-7.15 (m, 1 H), 7.27-7.36 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 476.6、478.6 [M+H、Cl同位体]。実施例178:HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.01分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.61 (m, 2 H), 1.78-1.87 (m, 2 H), 2.38 (s, 3 H), 2.47-2.53 (m, 2 H), 3.07-3.14 (m, 2 H), 3.81 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.06 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.08-4.19 (m, 2 H), 4.85 (d, J = 8.7 Hz, 1 H), 5.51 (d, J = 15.5 Hz, 1 H), 6.98 (dd, J = 8.9, 15.3 Hz, 1 H), 7.10-7.17 (m, 1 H), 7.30-7.38 (m, 2 H), 8.51 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 456.1、458.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例179
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

10mLのフラスコ中に、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、78.3mg、359μmol)、3−ブロモ−5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−159、100mg、299μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(86.2mg、897μmol)を入れた。フラスコを排気し、アルゴンで充填し戻した。次に、2−メチルテトラヒドロフラン(5mL)、ジ−tert−ブチル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン(「tBuXPhos」、CAS[564483−19−8]、7.6mg、18μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(9.3mg、9.0μmol)を続けて加えた。フラスコをアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(30mL)及びブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)で精製して、標題化合物をオフホワイト色の泡状物として得た(65mg、46%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.00分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.49-1.58 (m, 2 H), 1.50 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.79-1.88 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.42-2.49 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.76 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.88 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.03-4.17 (m, 2 H), 4.54 (hept, J = 6.7 Hz, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.03-7.11 (m, 1 H), 7.23-7.33 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 472.6、474.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例180
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波管中、乾燥1,4−ジオキサン(5.4mL)中の(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、134mg、646μmol)及び5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−3−ブロモ−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−136、180mg、538μmol)の溶液に、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS312959−24−3、61.2mg、86.1μmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波管中、アルゴンで15分間かけて脱気した。次に、それに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム−クロロホルム付加物(「Pd(dba).CHCl」、CAS52522−40−4、44.6mg、43μmol)及びナトリウムtertブトキシド(103mg、1.08mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波中、120℃で20分間照射した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)、続いて逆相分取HPLC(YMC Triart C18 5μ250×20mm、流速16mL/min、アセトニトリル/(水+20mM 重炭酸アンモニウム)、勾配 40:60〜95:5で溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(45mg、18%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.42分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): 1.45 (d, J = 6.6 Hz, 6 H), 1.58-1.66 (m, 2 H), 1.86-1.94 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.40-2.46 (m, 2 H), 3.32-3.39 (m, 2 H), 3.75 (d, J= 6.2 Hz, 1 H), 3.85-3.93 (m, 2 H), 4.43 (hept, J = 6.6 Hz, 1 H), 6.93-7.01 (m, 2 H), 7.11-7.14 (m, 1 H)。MS (ES+) m/z 462.6、464.6 [M+H、Cl同位体]。
実施例181
(1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

アルゴン下、バイアル中で、3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−161、50mg、172μmol)を、2−メチルテトラヒドロフラン(1.5mL)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン塩酸塩(Int−114、52.7mg、207μmol)を加え、続いてナトリウムtert−ブトキシド(49.7mg、517μmol)を加えた。懸濁液を2分間注意深く脱気し(degased)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(5.35mg、5.17μmol)、続いて2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])(4.39mg、10.3μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、80℃に2時間加熱した。反応混合物をH2O(15mL)に注ぎ、EtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、真空中で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10で溶離)で精製して、標題化合物を白色の固体として得た(42.3mg、収率57.4%)。MS (ES+) m/z 428.2 [M+H]。
実施例182
(1S,5R.8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−162、50mg、163μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、42.7mg、196μmol)から、調製した。反応物を80℃に2時間加熱した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(13.8mg、収率19.1%)。MS (ES+) m/z: 444.2 [(M+H)+]。
実施例183
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

アルゴン下、バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−162、40mg、130μmol)を、2−メチルテトラヒドロフラン(1.5ml)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、36.7mg、157μmol)を加え、続いてナトリウムtert−ブトキシド(37.6mg、391μmol)を加えた。懸濁液を注意深く2分間脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(4.05mg、3.91μmol)、続いて2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])(3.32mg、7.83μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、80℃に30分間加熱した。反応混合物を水に注ぎ、EtOAc(3×15ml)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、真空中で濃縮した。粗物質を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜94:6で溶離)で精製した。標題化合物を白色の固体として単離した(34.5mg、収率57.5%)。MS (ES+) m/z 460.2 [M+H]。
実施例184
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−162、40mg、130μmol)を、2−メチルテトラヒドロフラン(1.5ml)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、36.5mg、157μmol)を加え、続いてナトリウムtert−ブトキシド(37.6mg、391μmol)を加えた。懸濁液を2分間注意深く脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(4.05mg、3.91μmol)、続いて2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])(3.32mg、7.83μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、80℃に30分間加熱した。反応混合物を水に注ぎ、EtOAc(3×15ml)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、真空中で濃縮した。粗物質を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜94:6で溶離)で精製した。標題化合物を白色の固体として単離した(30.5mg、収率50.9%)。MS(ES+) m/z 459.2[M+H]。
実施例185
(1R,5S,8s)−N−(5−(4−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(4−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−163、40mg、139μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、36.3mg、166μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(40.3mg、収率68.3%)。MS (ES+) m/z: 426.2 [(M+H)+]。
実施例186
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール(Int−164、50mg、163μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、49.9mg、196μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物を白色の固体として単離した(39.7mg、収率54.8%)。MS (ES+) m/z: 444.2 [(M+H)+]。
実施例187
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

マイクロ波バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール(Int−164、50mg、163μmol)を、1,4−ジオキサン(1.5ml)中に懸濁した。(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、40.8mg、196μmol、当量:1.2)を加え、続いてナトリウムtert−ブトキシド(31.4mg、326μmol)を加えた。懸濁液を2分間注意深く脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(13.5mg、13μmol)、続いて1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(Q−Phos、CAS[312959−24−3])(18.5mg、26.1μmol)を加えた。バイアルにキャップをし、マイクロ波中で120℃にて30分間加熱した。反応混合物をH2O(15mL)に注ぎ、EtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、真空中で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM中、0%〜10% MeOHで溶離)で精製して、標題化合物をを白色の固体として得た(16.1mg、収率22.7%)。MS (ES+) m/z 434.2 [M+H]。
実施例188
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール(Int−165、40mg、130μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、34.2mg、157μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を黄色の固体として単離した(41.9mg、収率72.3%)。MS (ES+) m/z: 444.2 [(M+H)+]。
実施例189
(1S,5R.8s)−N−[5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール(Int−166、40mg、130μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、34.2mg、157μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(9.4mg、収率16.2%)。MS (ES+) m/z: 444.2 [(M+H)+]。
実施例190
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール(Int−167、40mg、125μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、32.7mg、150μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(27.9mg、収率48.8%)。MS (ES+) m/z: 458.2 [(M+H)+]。
実施例191
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール(Int−168、40mg、132μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、34.5mg、158μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(38.6mg、収率66.5%)。MS (ES+) m/z: 442.3 [(M+H)+]。
実施例192
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−169、40mg、132μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、34.5mg、158μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した((41.8mg、収率71.9%)。MS (ES+) m/z: 440.1 [(M+H)+]。
実施例193
(1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール(Int−170、40mg、125μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、32.7mg、150μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(33.6mg、収率58.8%)。MS (ES+) m/z: 458.2 [(M+H)+]。
実施例194
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例183と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール(Int−170、40mg、125μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、35.1mg、150μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(28mg、収率47.3%)。MS (ES+) m/z: 474.2 [(M+H)+]。
実施例195
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例184と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール(Int−170、40mg、125μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、34.9mg、150μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を明褐色の固体として単離した(27.1mg、収率45.9%)。MS (ES+) m/z: 473.2 [(M+H)+]。
実施例196
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−171、40mg、120μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、31.3mg、143μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(30.5mg、収率54.1%)。MS (ES+) m/z: 472.2 [(M+H)+]。
実施例197
(1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−172、40mg、126μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、(32.9mg、151μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(29.5mg、収率51.5%)。MS (ES+) m/z: 456.3 [(M+H)+]。
実施例198
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−173、40mg、126μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、(32.9mg、151μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を明黄色の固体として単離した(28.8mg、収率50.2%)。MS (ES+) m/z: 454.1 [(M+H)+]。
実施例199
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−174、40mg、120μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、31.3mg、143μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を黄色の固体として単離した(29.5mg、収率52.3%)。MS (ES+) m/z: 472.2 [(M+H)+]。
実施例200
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例183と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−174、40mg、120μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、33.6mg、143μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(30.1mg、収率51.6%)。MS (ES+) m/z: 489.2 [(M+H)+]。
実施例201
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例184と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−174、40mg、120μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、33.5mg、143μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を黄色の固体として単離した(27.7mg、収率47.6%)。MS (ES+) m/z: 487.2 [(M+H)+]。
実施例202
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

バイアル中で、3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール(Int−174、40mg、120μmol)を、2−メチルテトラヒドロフラン(1.5ml)中に懸濁し、(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、29.9mg、143μmol)を加え、続いてナトリウムtert−ブトキシド(34.5mg、359μmol)を加えた。懸濁液を2分間注意深く脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(3.71mg、3.59μmol)、続いて2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])((3.05mg、7.17μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、80℃に30分間加熱した。反応混合物を水に注ぎ、EtOAc(3×15ml)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥し、真空中で濃縮した。粗物質を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜93:7で溶離)で精製した。この化合物を白色の固体として単離した(11.1mg、収率20%)。MS (ES+) m/z 462.2 [M+H]。
実施例203
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メチルプロピル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メチルプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−176、40mg、115μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、30.1mg、138μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(31mg、収率55.6%)。MS (ES+) m/z: 486.2 [(M+H)+]。
実施例204
(1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(2−クロロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−177、40mg、121μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、31.7mg、145μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(31.4mg、収率55.5%)。MS (ES+) m/z: 468.1 [(M+H)+]。
実施例205
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−178、40mg、115μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、30.1mg、138μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(28.7mg、収率51.5%)。MS (ES+) m/z: 486.2 [(M+H)+]。
実施例206
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例183と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−178、40mg、115μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、32.3mg、138μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(23.6mg、収率41%)。MS (ES+) m/z: 502.3 [(M+H)+]。
実施例207
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例184と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−178、40mg、115μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、32.1mg、138μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を明褐色の油状物として単離した(20.8mg、収率36.2%)。MS (ES+) m/z: 501.2 [(M+H)+]。
実施例208
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−180、40mg、106μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、27.8mg、127μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(25.7mg、収率47.1%)。MS (ES+) m/z: 514.2 [(M+H)+]。
実施例209
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール(Int−181、50mg、133μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、34.8mg、159μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(34.3mg、収率.3%)。MS (ES+) m/z: 514.2 [(M+H)+]。
実施例210
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[2−メトキシプロピル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−183、27.5mg、75.4μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、19.8mg、90.5μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物を明黄色の(yellos)固体として単離した(24.2mg、収率63.9%)。MS (ES+) m/z: 502.2 [(M+H)+]。
実施例211
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール(Int−185、40mg、103μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、27mg、124μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(32.9mg、収率60.8%)。MS (ES+) m/z: 526.2 [(M+H)+]。
実施例212
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−187、40mg、101μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、26.4mg、121μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物を白色の固体として単離した(16.3mg、収率30.3%)。MS (ES+) m/z: 534.3 [(M+H)+]。
実施例213
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−188、40mg、101μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、26.4mg、121μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(11.5mg、収率21.4%)。MS (ES+) m/z: 534.3 [(M+H)+]。
実施例214
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例183と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−188、50mg、126μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、35.4mg、151μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(15.9mg、収率22.9%)。MS (ES+) m/z: 550.3 [(M+H)+]。
実施例215
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例184と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−188、30mg、75.6μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、21.2mg、90.8μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(18.5mg、収率44.5%)。MS (ES+) m/z: 549.2 [(M+H)+]。
実施例216
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−190、30mg、86.1μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、22.5mg、103μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(20.7mg、収率49.5%)。MS (ES+) m/z: 486.3 [(M+H)+]。
実施例217
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−191、30mg、86.1μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、22.5mg、103μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(22.3mg、収率53.3%)。MS (ES+) m/z: 486.3 [(M+H)+]。
実施例218
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−193、40mg、110μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、28.9mg、132μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(19.4mg、収率35.2%)。MS (ES+) m/z: 500.2 [(M+H)+]。
実施例219
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−194、40mg、110μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、28.9mg、132μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物をオフホワイト色の固体として単離した(18.6mg、収率33.7%)。MS (ES+) m/z: 500.3 [(M+H)+].
実施例220
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−196、40mg、115μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、33.3mg、346μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(14.2mg、収率25.4%)。MS (ES+) m/z: 484.3 [(M+H)+]。
実施例221
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−197、40mg、115μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、33.3mg、346μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(10.3mg、収率18.4%)。MS (ES+) m/z: 484.3 [(M+H)+]。
実施例222
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサデュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサデュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−199、40mg、117μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、30.8mg、141μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。標題化合物を明黄色の固体として単離した(24.7mg、収率44%)。MS (ES+) m/z: 478.2 [(M+H)+]。
実施例223
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−201、40mg、117μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、30.7mg、141μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を明黄色の固体として単離した(15.8mg、収率28.2%)。MS (ES+) m/z: 479.4 [(M+H)+]。
実施例224
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−202、40mg、117μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、30.7mg、141μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(22.1mg、収率39.4%)。MS (ES+) m/z: 479.3 [(M+H)+]。
実施例225
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例183と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−202、40mg、117μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、32.9mg、141μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(10.1mg、収率17.4%)。MS (ES+) m/z: 495.3 [(M+H)+]。
実施例226
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例184と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−202、40mg、117μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、32.8mg、141μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(30.5mg、収率52.7%)。MS (ES+) m/z: 494.3 [(M+H)+]。
実施例227
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例202と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−202、40mg、117μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−105、29.3mg、141μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(20.5mg、収率37.3%)。MS (ES+) m/z: 469.1 [(M+H)+]。
実施例228
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例187と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(Q-Phos、CAS[312959−24−3])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール(Int−202、60mg、176μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−102、43.9mg、211μmol)から、調製した。反応物を、マイクロ波中で120℃に30分間加熱した。この化合物を明褐色の固体として単離した(9.2mg、収率11.2%)。MS (ES+) m/z: 469.3 [(M+H)+]。
実施例229
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−204、40mg、129μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、33.9mg、155μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(25.4mg、収率44%)。MS (ES+) m/z: 447.2 [(M+H)+]。
実施例230
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−205、40mg、129μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、33.9mg、155μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(16.6mg、収率28.7%)。MS (ES+) m/z: 447.2 [(M+H)+]。
実施例231
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例183と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−205、40mg、129μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、36.3mg、155μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(13.3mg、収率22.2%)。MS (ES+) m/z: 463.2 [(M+H)+]。
実施例232
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例184と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−205、40mg、129μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、36.2mg、155μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(31.8mg、収率53.3%)。MS (ES+) m/z: 463.2 [(M+H)+]。
実施例233
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−207、40mg、123μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、32.2mg、147μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を明黄色の固体として単離した(15.3mg、収率26.9%)。MS (ES+) m/z: 463.3 [(M+H)+]。
実施例234
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例181と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−208、40mg、123μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、32.2mg、147μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物をオフホワイト色の固体として単離した(13.1mg、収率23%)。MS (ES+) m/z: 463.3 [(M+H)+]。
実施例235
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例183と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−208、30mg、92.1μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−128、25.9mg、111μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(8.9mg、収率20.2%)。MS (ES+) m/z: 479.3 [(M+H)+]。
実施例236
(1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

標題化合物を、実施例184と同様にして、ナトリウムtert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及び2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos、CAS[564483−19−8])と共に3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール(Int−208、30mg、92.1μmol)及び(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、25.8mg、111μmol)から、調製した。反応物を80℃に30分間加熱した。この化合物を白色の固体として単離した(22.3mg、収率50.6%)。MS (ES+) m/z: 478.3 [(M+H)+]。
実施例237
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、124mg、567μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−210、177mg、473μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(114mg、1.2mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、53.7mg、75.6μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(39.1mg、37.8μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(82mg、34%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.99分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.61 (m, 2 H), 1.78-1.90 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.42-2.51 (m, 2 H), 3.04-3.14 (m, 2 H), 3.75 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.04 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.06-4.22 (m, 2 H), 4.51 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 6.99-7.08 (m, 2 H), 7.16-7.20 (m, 1 H), 8.51 (s, 1 H)。MS (ES+) m/z 512.1、514.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例238
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

8mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−111、135mg、577μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−210、180mg、481μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(92mg、961μmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、54.7mg、77μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(40mg、38μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜95:5 v/vで溶離)、続いて分取HPLC(YMC-Actus Triart C18、100×30mm×5μm、アセトニトリル/(水+0.1%トリエチルアミン)、勾配 20:80〜98:2 v/vで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(30mg、11%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=1.07分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.59-1.67 (m, 2 H), 1.82-1.91 (m, 2 H), 2.44-2.51 (m, 2 H), 3.02-3.10 (m, 2 H), 3.59 (dd, J = 3.2, 11.9 Hz, 2 H), 3.70 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 3.90 (s, 3 H), 4.04 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 4.51 (q, J = 8.2 Hz, 2 H), 6.00 (d, J = 2.2 Hz, 1 H), 6.35 (dd, J = 2.4, 6.2 Hz, 1 H), 6.99-7.07 (m, 2 H), 7.17-7.20 (m, 1 H), 7.87 (d, J = 6.2 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 527.1、529.0 [M+H、Cl同位体]。
実施例239
(1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 2019534295

20mLのマイクロ波バイアル中で、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(Int−114、131mg、599μmol)、3−ブロモ−5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール(Int−90、160mg、499μmol)、及びナトリウムtert−ブトキシド(96mg、1.0mmol)を、1,4−ジオキサン(12mL)中に懸濁した。フラスコをアルゴンで十分に脱気した。1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(「Q-phos」、CAS[312959−24−3]、57mg、80μmol)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)-ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(41mg、40μmol)を続けて加えた。バイアルを再びアルゴンで十分に脱気し、密閉した。反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃にて30分間加熱した。その後、水(30mL)を加え、混合物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し(硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ジクロロメタン/メタノール、勾配 100:0〜90:10 v/vで溶離)、続いて分取キラルHPLC(Reprosil chiral-NR、n−ヘプタン/エタノール、70:30 v/v アイソクラチックで溶離)で精製して、標題化合物を白色の泡状物として得た(65mg、28%)。HPLC(メソッド LCMS_fastgradient) 保持時間=0.93分。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 1.50-1.59 (m, 2 H), 1.79-1.89 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 2.43-2.50 (m, 2 H), 3.05-3.14 (m, 2 H), 3.75 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 3.99 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 4.06-4.19 (m, 2 H), 4.23 (td, J = 4.8, 24.8 Hz, 2 H), 4.77 (td, J = 4.8, 46.7 Hz, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.15-7.24 (m, 2 H), 7.29-7.36 (m, 2 H), 8.51 (d, J = 0.8 Hz, 1 H)。MS (ES+) m/z 458.6、460.6 [M+H、Cl同位体]。

Claims (25)

  1. 式I
    Figure 2019534295

    [式中、
    HetArは、
    Figure 2019534295

    から選択される5員又は6員のヘテロアリール基であり、
    ここで、
    は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり、2つのRが存在する場合、同じでも異なっていてもよく;
    は、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    は、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nは、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rは、同じでも異なっていてもよい]
    で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  2. 式I−a
    Figure 2019534295

    [式中、
    が、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
    が、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    が、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nが、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rが、同じでも異なっていてもよい]
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  3. (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンである、請求項2記載の式I−aで示される化合物。
  4. 式I−b
    Figure 2019534295

    [式中、
    が、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
    が、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    が、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nが、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rが、同じでも異なっていてもよい]
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  5. (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(1−(プロパン−2−イル)−5−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(4−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−メタンスルホニルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    である、請求項4記載の式I−bで示される化合物。
  6. 式I−c
    Figure 2019534295

    [式中、
    が、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
    が、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    が、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nが、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rが、同じでも異なっていてもよい]
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  7. (1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(1−(プロパン−2−イル)−5−(2−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)(1R,5S,8s)−N−[5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    である、請求項6記載の式I−cで示される化合物。
  8. 式I−d
    Figure 2019534295

    [式中、
    が、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
    が、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    が、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nが、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rが、同じでも異なっていてもよい]
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  9. (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−{5−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−{5−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[4−(トリフルオロメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−{5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    である、請求項8記載の式I−dで示される化合物。
  10. 式I−e
    Figure 2019534295

    [式中、
    が、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり、同じでも異なっていてもよく;
    が、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    が、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nが、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rが、同じでも異なっていてもよい]、
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  11. (1R,5S,8s)−N−{5−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−[トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(2−メトキシピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    である、請求項10記載の式I−eで示される化合物。
  12. 式I−f
    Figure 2019534295

    [式中、
    が、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
    が、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    が、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nが、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rが、同じでも異なっていてもよい]
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  13. (1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    ((1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(1−メチル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−N−[1−(プロパン−2−イル)−5−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(1−シクロプロピル−5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S)−N−[5−(5−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(2−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(2−メトキシエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(メトキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(4−クロロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロビニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−ビニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−イソプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1S,5R.8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(4−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1S,5R.8s)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1S,5R.8s)−N−[5−(2−クロロ−3−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2−メチルプロピル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2−クロロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−[(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−[2−メトキシプロピル]−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキセタン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(オキソラン−3−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−シクロブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,3,3,3−ヘキサジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    である、請求項12記載の式I−fで示される化合物。
  14. 式I−g
    Figure 2019534295

    [式中、
    が、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、又はハロゲンにより置換されている低級アルキルであり;
    が、
    低級アルキル、又はその単重水素化若しくは多重水素化誘導体、
    ハロゲン又は低級アルコキシにより置換されている低級アルキル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されている低級アルケニル、
    置換されていない又はハロゲンにより置換されているシクロアルキル若しくはCH−シクロアルキル、
    置換されていない又は低級アルキルにより置換されているヘテロシクロアルキル若しくはCH−ヘテロシクロアルキル
    であり;
    が、ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、又はS(O)−低級アルキルであり;
    nが、1、2又は3であり;nが>1である場合には、Rが、同じでも異なっていてもよい]
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、そのラセミ混合物又はその対応するエナンチオマー及び/又は光学異性体及び/又は立体異性体。
  15. (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−フルオロ−5−メチルフェノキシ)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2,2−ジフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロフェノキシ)−1−(2−フルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(2,3−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3,5−ジフルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S)−N−[5−(3−クロロ−2−フルオロ−フェノキシ)−1−イソプロピル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−5−フルオロフェノキシ)−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−エチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−プロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−イソブチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−(5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,1,2,3,3,3−ヘプタジュウテリオプロパン−2−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(トリジュウテリオメチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン、又は
    (1R,5S,8s)−N−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1−(1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
    である、請求項14記載の式I−gで示される化合物。
  16. a)式II
    Figure 2019534295

    で示される化合物を、式III
    Figure 2019534295

    で示される化合物と反応させて、式I
    Figure 2019534295


    で示される化合物にすること
    [これらの式中、各置換基は、請求項1に記載される意味を有し、Xは、ハロゲンである]、及び
    所望により、得られた化合物を、薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること;
    又は
    b)式VI
    Figure 2019534295

    で示される化合物を、式
    HetAr−X
    で示される化合物と反応させて、式
    Figure 2019534295

    で示される化合物にすること
    [これらの式中、各基は、請求項1に記載される意味を有し、Xは、ハロゲンである]、又は
    所望により、得られた化合物を、薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること
    を含む、式Iで示される請求項1〜15のいずれか一項に定義される化合物を調製するためのプロセス。
  17. 請求項16に特許請求されるプロセスにより調製された請求項1〜15のいずれか一項(any on)記載の化合物。
  18. 請求項1〜15に特許請求される1つ以上の化合物と薬学的に許容し得る賦形剤とを含有する、医薬。
  19. アルツハイマー病、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、又はダウン症候群を処置するための、請求項18記載の医薬。
  20. アルツハイマー病、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、又はダウン症候群の処置用の医薬を製造するための、請求項1〜15のいずれか一項中の化合物の使用。
  21. 治療活性物質として使用するための、請求項1〜15のいずれか一項記載の化合物。
  22. アルツハイマー病、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、又はダウン症候群を処置するための、請求項1〜15のいずれか一項中の化合物の使用。
  23. アルツハイマー病、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、又はダウン症候群を処置するための、請求項1〜15のいずれか一項記載の化合物。
  24. アルツハイマー病、脳アミロイドアンギオパチー、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発梗塞性認知症、パンチドランカー、又はダウン症候群を処置するための方法であって、
    有効量の請求項1〜15のいずれか一項に定義される化合物を投与すること
    を含む、方法。
  25. 本明細書で上記された発明。
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