JP2019531607A - コイルアセンブリ - Google Patents

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Abstract

交番磁界を生成するかまたは受信するコイルアセンブリは、少なくとも1つの巻き線を有する少なくとも1つの主コイルを含み、前記コイルアセンブリの共鳴挙動への選択的作用のために設けられをもたらしかつ少なくとも1つの巻き線を有する少なくとも1つの補助コイルを含み、前記主コイルは、主導体及び前記主導体を少なくとも部分的に囲む遮蔽導体を有する。前記遮蔽導体は、前記主導体に導電可能に接続されており、かつ前記遮蔽導体は、電気的に絶縁された少なくとも1つのセクションを有していることを特徴とする。

Description

本発明は、交番磁界を生成または受信する装置に関する。このような装置はよく知られており、このような装置は交番電圧によって加えられる電流を有して交番磁界を生成する電気コイルを各々が含んでいる。しかし、当該コイルは、当該コイルを通る交番磁界の故に当該コイル内で誘導される電圧が当該コイルの端子においてタップされる点において、交番磁界の受信の機能を果たし得る。
磁気アンテナとも称され得る上述したような装置は、例えば、電力伝送、特に個別に再充電可能なバッテリーによって駆動される電力消費装置の無線給電のために使用される。さらなる用途は、通信技術(通信信号の伝送)においてかつ計測(例えば、磁場探査)において見出され得る。
上記した装置の問題点は、動作中に発生しかつ電力伝送の効率に悪い影響を与え得る電磁的損失である。言い換えれば、上記装置の各々の効率は、十分なものではない。このような理由により、装置の各々の共鳴(resonance)態様に影響を与えて、装置の効率が少なくともバイアス点(例えば、特定の交番電圧周波数)において増加するように、適切な回路を用いて試行がなされている。理想的な場合、装置のいわゆる共鳴発生が最大値になる周波数が、装置が動作させられるべき交番電圧周波数と一致する。
所望の共鳴の発生をもたらす為の電子回路は、例えば、交番磁界を生成するかまたは受信する為に設けられるコイルに結合される回転キャパシタを含む。追加のキャパシタ及びインダクタンスは、さらに特定の共鳴の発生を強化する為に使用され得る。しかし、このような電子「共鳴最適化回路」のコスト及び当該回路のキャリブレーションのための努力は、かなりの欠陥をもたらすので、共鳴最適化のためにより単純かつ廉価な解決策が必要とされる。
本発明によれば、少なくとも1つの巻き線を含む主コイル、及びコイルアセンブリの共鳴挙動の選択的影響に関して設けられかつ少なくとも1つの巻き線を含む少なくとも1つの補助コイルを含むコイルアセンブリが提案される。当該主コイルは、主導体及び当該主導体を少なくとも部分的に囲んでいる遮蔽導体を有し、当該遮蔽導体は当該主導体に導電可能に接続され、かつ電気的に遮断されている少なくとも1つのセクションを有している。
主コイルは、実用コイルと称され得、補助コイルは補助的なコイルとして機能してコイルアセンブリ全体、特に主コイルの共鳴挙動に選択的に影響を与える。これについて、「選択的影響」は、所望の状態への直接的な変化として理解される。これは、予め定義された基準、例えば特定の周波数範囲における共鳴発生または観測される最大インピーダンスに対する最適化も含む。言い換えれば、当該選択的影響は、主コイルの品質、またはQ因子もしくは品質因子と称されるものの向上のために採用され得る。例えば、本発明によるコイルアセンブリを用いることで、品質因子をQ=0.5の従来の値からQ=5の範囲の値まで向上させることが可能である。
主コイル及び補助コイルの両方の各々が、単純な単一巻き線または複数巻き線導体ループ(リングアンテナ)として構成可能であり、導体は、例えば、丸く曲がっている。主コイルは、好ましくは、少なくとも部分的に電気的に絶縁されており、それによって主コイルの望まれない電気的接触が防止される。
本発明によるコイルアセンブリは、複数の長所を合わせもつ。一方で、コイルアセンブリは、複雑な共鳴最適化回路無しに動作する。1または複数の補助コイルが用いられて、特に排他的に、共鳴挙動に影響が与えられる。この解決方法は、驚くべき効果をもたらし、底腰と及び単純な実現可能性という利点を有している。特に、主コイルの導電インピーダンスは、さらに別個の電子回路による共鳴挙動の従来の効果よりも低くなり得る。後者の場合、コイルにおける振動がコイルの小さな効率に対して与えられる(ハイダンピング(high damping))。対照的に、本発明によるコイルアセンブリを用いると、効率は直接的に上昇し、振動のダンピング自体は減少する。従って、電力損失が著しく減少させられ得る。本発明のコイルアセンブリは、動作中に従来の共鳴最適化コイルよりも発熱が少ないので、特に、廃熱に変換される損失が低減される。
他方で、本発明の解決方法は、主導体及び遮蔽導体の巧みな構成を特徴としている。特に、遮蔽導体は、電場成分からの主導体から発散される電磁場を開放する機能を有しており、可能な限り純粋かつ実用的な場を呈する交番磁界が、遮蔽導体から離れた所で維持される。同時に、当該遮蔽導体は、主コイルの電気的端子として機能し得、そこにおいて主導体が遮蔽導体に接続される。交番電圧は、例えば、主導体と遮蔽導体との間に印加され、交番磁界が生成される。遮断導体の電気的遮断セクションは、好ましくは、遮蔽導体がコイルの中で電気的に短絡した回路リングを形成しない位置に設けられ、望まれない短絡電流が防止される。補助コイルも、補助コイル内の短絡回路電流が防止されるように好ましく構成される。このために、補助コイルの端子は開放され(オープン状態にされ)得る。このことは、所望の共鳴挙動を達成するためのかなり効率的な方策であると証明されている。本発明のコイルアセンブリは、相応の高い交番電圧周波数においてかまたは交番磁界周波数において動作させられて、遮蔽導体内の表皮効果と称されるものが発生して、例えば1MHz以上の周波数において電界が抑制される。本発明による利点は、適切な構成において低い周波数においても達成され得る。
上述のように、補助コイルは、コイルアセンブリの共鳴挙動に選択的に影響を与えるために設けられる。影響の種類及び程度は、以下のパラメータの少なくとも1つに依存し得る:主コイル及び/または少なくとも1つの補助コイルの巻き線の数(number of windings);主コイル及び/または少なくとも1つの補助コイルの直径;主コイルに対する少なくとも1つの補助コイルの位置(例えば、補助コイルと主コイルとの間の間隔);主コイルに対する少なくとも1つの補助コイルのアラインメント(例えば、同軸(平行)、傾斜);補助コイルの数。これらのパラメータは、所望の態様の共鳴挙動を生成するために、互いに独立して選択的に変更させられ得る。必要とされるのは、補助コイルが、主コイルと協働可能(少なくとも所望のバイアス点において、例えば特定の交番電圧周波数において)であるように主コイルに対して空間的に近接して構成されかつ配置されることである。
主導体及び遮蔽導体の品質及び構成は、共鳴挙動において影響を有する更なるパラメータとして挙げられる。一方で、主導体及び遮蔽導体の各々の直径は、大きな役割を果たす。他方で、主導体と遮蔽導体との間、同様に遮蔽導体の表面との間の空間も重要である。現在の絶縁材料も、特にその誘電率が関連する。特に、主導体と遮蔽導体との間に延在する絶縁材料にとくに関連が見出される。なぜならば、当該2つの導体の間の容量及びコイルアセンブリ全体の共鳴挙動が、これらによって実質的に影響を受ける故である。
主コイルは、共鳴挙動の選択的影響に関して異なった態様で選択的に構成され得る。これに関する詳細な例−特に、主導体と遮蔽導体との間の接続及び遮蔽導体の電気的遮断(絶縁)セクションに関する−は、以下に説明される。
上述したように、本願のコイルアセンブリは、複数の主コイル及び複数の補助コイルを有し、これらは互いに異なり別個にデザインされかつ配置され得る。本発明のコイルアセンブリは、特に、対称的に配置される必要が無い。複数の主コイルが設けられる場合、これらは接続され得、すなわち電気的に互いに並列または直列に接続され得る。従って、例えば、共通の電圧タッピング(common voltage tapping)が、全ての主コイルにもたらされ、交番電圧が共通の電気的端子を介して全ての主コイルに与えられ得る。
本発明の有利な実施形態は、本願明細書、従属請求項及び図面において説明される。
1つの実施形態によれば、少なくとも1つの補助コイルは、主導体及び当該主導体を少なくとも部分的に囲んでいる遮蔽導体を有する。主コイルと異なり、補助コイルの遮蔽導体は、主導体から電気的に絶縁され得かつ/または遮断に左右されないように構成され得る。しかし、必ずしもそうある必要は無い。
全体として、主コイル及び補助コイルは、同様または同一のデザインを有し得る。しかし、補助コイルは、純粋に受動的な素子として動作することが好ましい、すなわち供給電圧(feed voltage)または電圧タッピング(voltage tapping)がないことが好ましい。主コイル及び補助コイルは、互いに電気的に接続されるべきでないことが理解される。本発明によれば、2つのコイル間またはコイルグループ間での実質的に磁界ベースの誘導的連携が目標とされる。
好ましい実施形態によれば、主コイル及び/または補助コイルは、少なくとも部分的に1つの同軸ケーブルまたは複数の同軸ケーブルとして構成されている。すなわち、主導体(コア)は、中空円筒として構成されている遮蔽導体と同軸に配されている。電気的絶縁材料は、主導体と遮蔽導体との間に設けられ得る。当該遮蔽導体は、絶縁材料によって追加的に囲まれ得る。ほとんどの場合、主コイル及び/または補助コイルのために設けられる同軸ケーブルは、市場において制限無くかつ高い費用を払わずに実際に入手可能な市販の同軸ケーブルとして構成され得る。市販の同軸ケーブルは、一般的に可撓性を有しているので、市販の同軸ケーブルからコイルは特に単純に生成され得、かつその後の設置の一環として、ハウジングの寸法に容易に適応させられ得る。しかし、ほとんどの場合、可撓性が小さいかまたは剛性の高い同軸ケーブルまたは同軸導体が検討され得る。既知のデザインの市販の同軸ケーブルが、どんな場合でも必要という訳ではない。同軸ケーブルようなの導体も考えられ得、同軸ケーブルのような導体は、例えば、後に巻き付けられた遮蔽体を用いた絶縁された導体を含む。
さらなる実施形態によれば、少なくとも1つの補助コイルが、主コイルと同軸に配される。本実施形態のコイルアセンブリの構造は、比較的コンパクト構成され得る。少なくとも1つの補助コイルは、特に、主コイルに−直接的または間接的に−固定され得る。補助コイルは、例えば、既知のケーブルタイ(cable tie)を用いて主コイルに直接固定され得、主コイルと補助コイルとの電気的接触は、主コイルの遮蔽導体を少なくとも囲む絶縁体の故に防止され得る。間接的な固定は、例えば、主コイル及び補助コイルの両方が固定される−特に互いに明確に定められた空間を持って−共通のフレームによって実現され得る。従って、コイルの互いに対する配置は、単純かつ廉価に実現され得る。
かなりコンパクトな構成は、補助コイルの直径が少なくとも実質的に主コイルの直径と同一である場合に達成され得る。さらに、補助コイルによる共鳴挙動の影響の度合いが向上させられ得る。
本発明は、さらに、交番磁界を生成する少なくとも1つの第1のコイルアセンブリ及び交番磁界を受信する少なくとも1つの第2のコイルアセンブリ有するシステムに関し、当該第1及び/または第2のコイルアセンブリは、上述の実施形態の少なくとも1つによって構成される。当該システムの有利な実施形態によれば、第1のコイルアセンブリの共鳴挙動及び第2のコイルアセンブリの共鳴挙動は、互いにマッチングさせられ、2つのコイルアセンブリの相互作用が考慮され得る。共鳴挙動の各々は、実質的に同一であり、2つのコイルアセンブリが共鳴的に誘導的に結合され得、かつ特に高い全体効率がもたらされるのが好ましい。
第1のコイルアセンブリと第2のコイルアセンブリとの間の磁束を向上させるために、複数の第1及び/または第2のコイルアセンブリが設けられ、これらは各々異なって構成され得、対称的に配される必要は無い。全体的な効率は、複数の第1及び/または第2のコイルアセンブリを用いることによって再度増加させられ得、個別の交番磁界が重畳されて、コイルアセンブリを通って主に流れる有用な場が形成される。第1及び第2のコイルアセンブリは、「磁力線」が、同様の意味で、少なくとも主にコイルアセンブリを通って伸長するように、すなわち互いに向かって配向されないように、互いに対して好ましく配置される。コイルアセンブリが同調して好ましく動作させられる、すなわち、特に、主コイルが、同時に加えられる電流を有しするかまたは誘導電圧が同時に主コイルにおいてタップされることが理解される。
本発明のさらなる内容は、電力貯蔵部、特に携帯電気または電子機器の電力の無線供給のための上述の実施形態の少なくとも1つによるコイルアセンブリの使用である。換言すれば、コイルアセンブリは、移動自在な電気または電子消費装置、特に純粋な電気自動車もしくはハイブリッド自動車、またはスマートフォンもしくはタブレットのような携帯通信デバイスの電磁誘導充電に用いられ得る。
本発明は、上述したような種類のシステムの使用を含み、第1のコイルアセンブリの主コイルは、電源供給ネットワークに結合され、第2のコイルアセンブリの主コイルは、電力貯蔵部、特に移動自在な電気電子装置に接続されている。言い換えれば、電磁誘導充電は、本発明によるシステムによってなされ得る。第1のコイルアセンブリの電源供給ネットワークへの接続は、電磁誘導接続が第1のコイルアセンブリと供給ネットワークとの間に存在するようには構成されない。誘導結合は、このような接続の代わりにもたらされ得る。同様のものが、第2のコイルアセンブリと電力貯蔵部(例えば、バッテリー、各々が再充電可能なバッテリー)との結合に適用される。
本発明によるコイルアセンブリまたは本発明によるシステムの有利な応用は、例えば電源プラグによって有線で供給され得ないかまたはされるべきでは無い閉じたシステムの電気的接続において見出され得る。これは、通常、ハウジング内の特に適合した圧力を有するか、または液体媒体等の媒体を含むかまたは隔離すべき「シーリングシステム」(例えば、防水携帯電話またはカメラ)に関する。人間または動物の体内に埋設される電気的インプラントの電力供給も、本発明によって無線態様で実現され得る。
さらに、本発明によるコイルアセンブリまたは本発明によるシステムは、データの送信のために使用され得る。コイルアセンブリの対応する実施形態において、補助コイルはデータ信号によって動作され得かつ/るかまたはデータ信号を受信するように構成され得る。対応するシステムは、少なくとも2つのこのようなコイルアセンブリを含む。第1のコイルアセンブリの補助コイルは、例えば、情報源に結合され、第2のコイルアセンブリの補助コイルはデータ受信機に結合され、これらの関係は逆もでも良い。このようなシステムは、電力伝送に加えて、例えば電力伝送の制御に使用され得る情報の伝送も可能にする。しかし、通常は、他の種類のデータも伝送され得る。
本発明は、添付の図面を参照して以下に単に例示の目的で説明される。添付の図面において、図1から7の各々は座標系を示し、当該座標系において、共鳴スペクトルと称される磁気的インダクタンスの少なくとも1つの実験的に決定した曲線が周波数に亘って示される−共鳴挙動の判定に関して。主コイルの異なる実施形態は、図8に示されている。これらは以下に詳細に示される。
補助コイルを除いた単巻の主コイルの共鳴スペクトルを示す図である。 図1の共鳴スペクトル及び1の巻き線を有する主コイル及びそれぞれ異なる補助コイルを有する本発明による様々なコイルアセンブリの共鳴スペクトルを示す図である。 2の巻き線を有する主コイル及びそれぞれ異なる補助コイルを有する本発明による様々なコイルアセンブリの共鳴スペクトルを示す図である。 2の巻き線を有する主コイル及びそれぞれ異なる補助コイルを有する本発明によるさらに他の様々なコイルアセンブリの共鳴スペクトルを示す図である。 3の巻き線を有する主コイル及びそれぞれ異なる補助コイルを有する本発明によるさらに他の様々なコイルアセンブリの共鳴スペクトルを示す図である。 4の巻き線を有する主コイル及びそれぞれ異なる補助コイルを有する本発明によるさらに他の様々なコイルアセンブリの共鳴スペクトルを示す図である。 5の巻き線を有する主コイル及びそれぞれ異なる補助コイルを有する本発明によるさらに他の様々なコイルアセンブリの共鳴スペクトルを示す図である。 図8aは同軸ケーブルの斜視図である。図8乃至8fは、RF−coax−B 場コイルの様々な変形例の断面図である。 図9a乃至図9dは、各々が少なくとも1つの第1のコイルアセンブリ及び少なくとも1つの第2のコイルアセンブリを有するシステムの概略図である。
以下の説明において、同一または同様の部分は、同一の参照符号によって示され得る。
図1は、1の巻き線(n=1)を有する主コイル(primary coil)の共鳴スペクトル10aを示している。共鳴スペクトル10aは、x軸14が「交番電圧周波数」であり、y軸16が「磁気的誘導因子(magnetic inductive factor)」である座標系12において示されている。x軸14は、0から6MHzの範囲を含んでいる。y軸16に関して示されている磁気的誘導因子は、供給されている電圧に対する誘導電圧の比である。供給されている電圧は、主コイルに印加されて交番磁界を生成する交番電圧である。誘導電圧は、例えば、磁界プローブ内で(主コイルから決まった距離離れた位置で)生成された交番磁界によって生起した電圧である。従って、磁気的誘導因子は、供給電圧がどれだけ効率的に誘導的に測定された磁場(B場)に変換されたかを最終的に示す。磁気的誘導因子は、以下の説明において効率とも称される。
共鳴スペクトル10aは、複数の離散的測定点18を含み、個別の測定点18の間の共鳴スペクトル10aは補間されている。図1から容易に理解されるように、共鳴スペクトル10aは、共鳴の発生を有していない、すなわち共鳴スペクトル10aは、測定範囲において実質的に平坦であり、効率は周波数と実質的に無関係に同様に低い。主コイルの共鳴挙動に作用するために、すなわち共鳴スペクトル10aを変化させるために、少なくとも1つの補助コイル(secondary coil)(図示せず)が主コイルの近接場内に持ち来され得、本発明によるコイルアセンブリ(図示せず)がもたらされる。対応して、結果としての共鳴スペクトル10bから10fが図2に示され、図1の共鳴スペクトル10aが図2に入れられて、スペクトル10aから10fの比較が容易になされている。
共鳴スペクトル10bは、補助コイルが2つの巻き線(m=2)を有している場合の結果であり、僅かな共鳴の発生が約4.2MHzにおいてもたらされている。共鳴スペクトル10cから10eは、補助コイルが3(m=3;10c)、4(m;10d)及び5(m=10e)の巻き線を有している場合の結果である。理解されるように、さらに高い複数の最大値を有する共鳴の発生は、補助コイルの巻き線の数mの増加によってもたらされ得、共鳴の発生の範囲は、低い周波数に向かって移動し、バンド幅が減少する。
共鳴スペクトル10fは、各々が2つの巻き線(2×m=2)を有する2つの補助コイルの場合にもたらされる。理解されるように、共鳴スペクトル10fは、共鳴スペクトル10d(補助コイルが4つの巻き線を有する(m=4))とは異なる。従って、ここで使用されるコイルアセンブリにおける共鳴発生の範囲は、共鳴スペクトル10dと比較して共鳴スペクトル10fにおいて周波数が約2倍になっており、最大値がおおよそ半分になっている。さらに、バンド幅は約2倍になっている。異なった発生または変位が、他のコイルアセンブリによってもたらされ得る。
主コイルが2つの巻き線を有している(n=2)場合の共鳴スペクトル20aから20fが、図3に示されている。共鳴スペクトル20aは、共鳴スペクトル20aの測定において、主コイルの近接場に補助コイルが配されていない点において、共鳴スペクトル20bから20fと異なる。対称的に、共鳴スペクトル20bから20fは、主コイル(n=2)の近接場に1つ(m=1;20b)、2つ(m=2;20c)、3つ(m=3;20d)、4つ(m=4;20e)及び5つ(m=5;20f)の巻き線を有する補助コイルのアセンブリによって測定される。共鳴スペクトル20aが、m=1の補助コイル(例えば、20b)の場合に対して変わらないことは特筆すべきことである。m=2の補助コイル20cを用いた場合には、約5MHzにおける僅かな共鳴の発生が現れるのみ得ある。補助コイルの巻き線の数mが増えると、共鳴発生の範囲が低い周波数側に移動し、各々の最大値は増大しかつバンド幅が減少する。
図3の共鳴スペクトル20d(n=2 主コイル及びm=3 補助コイル)は、図4に再度示されている。これと比較して、共鳴スペクトル20d'及び20d"は、n=2の主コイル及びm=3の補助コイルの場合と同様に表されているが、異なって高密度に固まっている。共鳴スペクトル20dを特定するために、主コイル及び補助コイルは互いに隣り合って単に緩く配置されている(他の共鳴スペクトル10a−f、20a−c、及び20e−fのように)。共鳴スペクトル20d'を特定するために、主コイル及び補助コイルは、約5cmのチューブ径を有する共通チューブ内にパッキングされる。共鳴スペクトル20d"は、主コイル及び補助コイルがケーブルバインダーによって互いに硬く固定されているアセンブリに関して特定される。理解されるように、共鳴スペクトル20dと比較して、共鳴スペクトル20d'及び20d"において共鳴発生回数は減少する。
共鳴スペクトル30aから30eは、n=3の主コイルを有するアセンブリに関して図5に示されている。共鳴波長30aは、補助コイルが共鳴スペクトル30aの測定において主コイルの近接場に配されていない点で、共鳴スペクトル30cから30eと異なっている。対照的に、共鳴波長30bから30eは、3つの巻き線を有している主コイルの近接場において、1つ(m=1;30b)、2つ(m=2;30c)、4つ(m=4;30d)及び5つ(m=5;30e)の巻き線を有している補助コイル有りで測定される。図3の共鳴スペクトル20aから20f同様の態様で、共鳴スペクトル30aは、m>1の補助コイルから単に著しく変化する(例えば、共鳴スペクトル30a、30b及び30c)。
n=4の主コイルを有するアセンブリに関する共鳴スペクトル40aから40eは、図6に示され、共鳴スペクトル40aは、補助コイルなしで測定される。共鳴スペクトル40bから40eの測定において、補助コイルは、n=4の主コイルの近接場で、1つ(m=1;40b)、2つ(m=2;40c)、3つ(m=1;40d)及び5つ(m=5;40e)の巻き線を有している。
図7は、5つの巻き線を有する(n=5)主コイルの場合の共鳴スペクトル50aから50bを示しており、共鳴スペクトル50aは補助コイルなしで測定される。共鳴スペクトル50bから50eの測定において、補助コイルは、n=5の主コイルの近接場において、1つ(m=1;50b)、2つ(m=2;50c)、3つ(m=3;50d)及び4つ(m=4;50e)の巻き線を有する。
「RF−coax−B場コイル(RF-coax-B field coils)」22の他の変形例は、図8bから8fに縦断面図で示されている。図示されているRF−coax−B場コイルの各々は、本発明によるコイルアセンブリ(図示せず)の主コイルとして機能する。RF−coax−B場コイルの各々は、同軸ケーブル24から生成されており、その断面が図8aに示されている。同軸ケーブル24は、主導体26及び円筒遮蔽導体28を含み、電気的絶縁材料32が当該主導体26と遮蔽導体28との間に延在している。さらに、遮蔽導体28は、電気的に絶縁性のジャケット(図示せず)、例えばプラスチック、によって囲まれ得る。遮蔽導体28は、周辺的に閉じられている、すなわち主導体26の回りで閉じされているのが好ましい。
図8bのRF−coax−B場コイル22において、主導体26は、1つの巻き線の後で遮蔽導体28に電気的に接続されている。遮蔽導体28は、電気的に遮断された2つのセクション34、34‘を有している。図8cのRF−coax−B場コイルにおいて、主導体26は、1の巻き線の半分の後で遮蔽導体28に電気的に接続されている。そして、遮蔽導体28は、電気的に遮断されたセクション34を有している。図8bの場合と対照的に、左側の遮蔽導体28のリム(巻き線の半分)は、遮蔽導体28の右側のリムに電気的に接続されている。対照的に、左側リムの主導体26は、右側リムの遮蔽導体28及び主導体コネクタ26のどちらにも接続されていない。
図8dのRF−coax−B場コイルにおいて、主導体26は、(図8bのように)1つの巻き線の後に遮蔽導体28に電気的に接続されている。遮蔽導体28は、1つの巻き線の半分の後に電気的に遮断されているセクション34を有している。さらに、遮蔽導体28の左側のリムは(図8cのように)、遮蔽導体28の左側のリムに電気的に接続されている。
図8eのRF−coax−B場コイル22において、主導体26は、1つの巻き線の後に遮蔽導体28に電気的に接続されている(図8bのように)。遮蔽導体28は、1つの巻き線の後に電気的に遮断されたセクション34‘を有している。従って、セクション34は、図8bに示された実施形態と比較して不足している。
図8fのRF−coax−B場コイル22は、図8dのRF−coax−B場コイル22に対応しており、主導体26は、1つの巻き線の半分の後で、追加的に遮蔽導体28に接続されている。
各々が電気的に遮断されたセクション34、34'は、各々の実施形態において示されている位置に必ずしも配されなくともよい。例えば、図8bのセクション34は、特に、1つの巻き線の後に配されている必要はない。
上述されたRF−coax−B場コイル22は、その基本的なデザインに関して単に例示の目的で示されていることが理解される。巻き線の数は、当然ながら、デザインを変更せずに増やされ得る。図に示されている全ての共鳴スペクトル10、20、30、40、50は、図8dのタイプのRF−coax−B場コイル22の主コイルの各々(異なった数の巻き線を有し、60cmのコイル直径を有する。補助コイルは、スペクトル20d‘、20d“を除いて、主コイルに対して緩く配置されている。)を用いて測定(特定)(determined)され得る。
共鳴スペクトル10、20、30、40、50の各々の測定は、個別の測定例(共鳴スペクトルの個々の測定)の平均化を含む。従って、図に示された共鳴スペクトルは、実験的特性を有している。すなわち、共鳴スペクトルの特定の構成が、個々のケースにおいて、測定条件により、示されている曲線と異なり得る。しかし、当業者に知られているように、示されている共鳴スペクトルは、本発明による効果、すなわち少なくとも1つの補助コイルによるコイルアセンブリの共鳴挙動に選択的に作用する効果を実証する。
交番磁界を生成するための少なくとも1つの第1のコイルアセンブリ36aを有しかつ交番磁界を受信するための少なくとも1つの第2のコイルアセンブリ38aを有する様々なシステム35が、図9aから9dに各々示されている。単に例示の目的で、コイルアセンブリ36a、38aの各々は、1つの主コイルP及び2つの補助コイルSを含んでいる。図9aに示されているアセンブリ「SSP」(上述されている)は異なり得、それは、両方が第1及び第2のコイルアセンブリ36a、38a内にある「SPS」または「PSS」である。図9bから9dの実施形態にも同様に適用される。
コイルアセンブリ36a−36e、38a−38dは、システムの各々の特性を最適化するために個別に適応させられ得る(例えば、コイルP、Sの数及びデザイン並びにこれらの相対配置に関して)。
コイルアセンブリ36a、38aは、図9aにおいて互いに同軸に配されており、コイルアセンブリ36a、38aを通って伸張する交番磁界の大部分がコイルアセンブリ36a、38aの外に向かい、これが単に概略的に磁力線40によって示されている。
図9bのシステム35は、図9aのシステム35に対応しており、各々が同調して動作可能な(例えば、隣り合うコイルアセンブリ36a、38aに並列にまたは直列に接続される)、さらなる第1のコイルアセンブリ36b及びさらなる第2のコイルアセンブリ38bが設けられる。従って、図9aのシステム35は、いわば二重にされ、コイルアセンブリ36a、36b及び38a、38bは、各々180°回転され得、共通の磁界が、同じように、全てのコイルアセンブリを通って伸張する(図9bの矢印による磁力線40を参照下さい)。従って、システムの効率を促進する磁束の有利な増加が実現され得る。このことは、図9aのシステム35と比べて、「伝送の方向」と主に平行に伸張している交番磁界の変化させられた形状から理解され得る。
図9bの第1及び第2のコイルアセンブリ36a、36b及び38a、38bが、同様な磁界をもたらす為に各々が180°回転させられることは必ずしも必要ない。主コイルPの電流を加える方向は、代替的に変化させられてもよい。従って、主コイルP及び補助コイルSのアセンブリは、鏡面対称であり得る。
コイルアセンブリ36、38を通って伸張しかつ効果的に使用可能な交番磁界の一部は、システム35にさらなるコイルアセンブリ36c、38cが追加される点でさらに向上させられ得る。各々が並列に接続され得るさらなる第1のコイルアセンブリ36c及びさらなる第2のコイルアセンブリ38cは、図9cにおいて、コイルアセンブリ36a、36b、38a、38bに対して90度の角度を持って配される。この変形例の利点は、コイルアセンブリ36aから36c及び38aから38cが、90°の角度において、これらの共鳴挙動に関して相互に僅かに作用するのみであるという点である。図9dには、「収縮された磁界」の明確な効果が、システム35に追加の第1及び第2のコイルアセンブリ36d、36e及び38d、38eが加えられている点でさらに増幅されていることが示されており、追加の第1及び第2のコイルアセンブリ36d、36e及び38d、38eは、−単に例示のために−第1の及び第2のコイルアセンブリ36aから36c及び38aから38cに対して45度の角度で各々配置されている。
10a−f、20a−f
30a−f、40a−e
50a−e 共鳴スペクトル
12 座標系
14 x軸
16 y軸
18 測定点
22 RF−coax−B場コイル
24 同軸ケーブル
26 主導体
28 遮蔽導体
32 絶縁材
34、34' セクション
35 システム
36a−e 第1のコイルアセンブリ
38a−e 第2のコイルアセンブリ
40 磁力線
A 補助線
P 主コイル
S 補助コイル

Claims (15)

  1. 交番磁界を生成するかまたは受信するコイルアセンブリであって、前記コイルアセンブリは、
    少なくとも1つの巻き線を有する少なくとも1つの主コイル(P)と、
    前記コイルアセンブリの共鳴挙動への選択的作用のために設けられかつ少なくとも1つの巻き線を有する少なくとも1つの補助コイル(S)を含み、
    前記主コイル(P)は、主導体(26)及び前記主導体(26)を少なくとも部分的に囲む遮蔽導体(28)を有し、
    前記遮蔽導体(28)は、前記主導体(26)に導電可能に接続されており、かつ前記遮蔽導体(28)は、電気的に絶縁された少なくとも1つのセクション(34、34')を有していることを特徴とするコイルアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のコイルアセンブリであって、
    前記少なくとも1つの補助コイル(S)は、主導体(26)及び前記主導体(26)を少なくとも部分的に囲む遮蔽導体(28)有し、特に、前記遮蔽導体(28)は、前記主導体(26)に導電可能に接続されておらずかつ/いないかまたは電気的遮断を有していないことを特徴とするコイルアセンブリ。
  3. 請求項1または2に記載のコイルアセンブリであって、
    前記補助コイル(S)の端子が開放されていることを特徴とするコイルアセンブリ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のコイルアセンブリであって、
    前記主コイル(P)及び/または前記補助コイル(S)は、少なくとも部分的に1つの同軸ケーブルとしてまたは複数の同軸ケーブル(24)として構成されていることを特徴とするコイルアセンブリ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のコイルアセンブリであって、
    前記少なくとも1つの補助コイル(S)は、前記主コイル(P)と同軸に配されていることを特徴とするコイルアセンブリ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載のコイルアセンブリであって、
    前記少なくとも1つの補助コイル(S)は、前記主コイル(P)と直接的または間接的に固定されていることを特徴とするコイルアセンブリ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載のコイルアセンブリであって、
    前記補助コイル(S)の直径が、前記主コイル(P)の直径と少なくとも実質的に等しいことを特徴とするコイルアセンブリ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載のコイルアセンブリであって、
    前記二次コイル(S)は、データ信号によって動作させられ得かつ/またはデータ信号を受信するように構成されていることを特徴とするコイルアセンブリ。
  9. 交番磁界を生成するための少なくとも1つの第1のコイルアセンブリ(36)を有しかつ交番磁界を受信するための少なくとも1つの第2のコイルアセンブリ(38)を有するシステム(35)であって、
    前記第1及び/または第2のコイルアセンブリ(36、38)は、請求項1乃至9のいずれかに記載のように構成されていることを特徴とするシステム(35)。
  10. 請求項9に記載のシステム(35)であって、
    前記第1のコイルアセンブリ(36)の共鳴挙動及び前記第2のコイルアセンブリ(38)の共鳴挙動は、互いに適応させられていることを特徴とするシステム(35)。
  11. 請求項9または10に記載のシステム(35)であって、
    前記第1及び第2のコイルアセンブリ(36、38)は、請求項8に記載のように、その都度、データ信号を伝送するために構成されていることを特徴とするシステム。
  12. 請求項1乃至7の少なくとも1つに記載のコイルアセンブリを電力貯蔵部、特に移動自在な電気または電子装置への電力の無線給電に使用する使用方法。
  13. 請求項8に記載の少なくとも1つのコイルアセンブリ(36、38)をデータ信号の伝送に使用する使用方法。
  14. 請求項7または8に記載のシステム(35)の使用方法であって、
    前記第1のコイルアセンブリ(36)の前記主コイル(P)は、電源供給ネットワークに結合され、前記第2のコイルアセンブリ(38)の前記主コイル(P)は電力貯蔵部、特に移動自在な電気または電子装置に結合されていることを特徴とするシステムの使用方法。
  15. 請求項11に記載の少なくとも1つのコイルアセンブリ(36、38)をデータ信号の伝送に使用する使用方法であって、前記第1のコイルアセンブリ(36)の補助コイル(S)はデータ源に結合され、前記第2のコイルアセンブリ(38)の補助コイル(S)はデータ受信機に結合され、逆もまた同様であることを特徴とする使用方法。
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