JP2019531148A - 歯科矯正装置 - Google Patents

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Abstract

クラスIIの不正咬合を治療するのに用いることができる歯科矯正装置は、可動な回転軸を有する1つ以上の回転継手と、少なくとも2つの往復運動ロッドを備える伸長アセンブリとを備える。装置は、伸縮性であるか又は伸縮性のものとすることができ、最小限の形態変更で、例えば反転させることにより、更なる治療に用いることができることが有利である。【選択図】図1A

Description

本発明の実施形態は、歯科矯正装置に関する。更なる実施形態は、対応する方法に及ぶ。
クラスII及びIIIの不正咬合の治療のための歯科矯正器具には、様々なタイプが挙げられる。これらの器具のうちのいくつかは、下顎大臼歯の付近で、遠位端部が上顎犬歯付近のストランドに接続された状態で接続される。しかし、このような器具は、見た目が良くないという不都合を被る。したがって、器具を下顎大臼歯と上顎大臼歯との間に取り付けることが、器具の見えやすさが低減されることから好ましい。
上顎大臼歯と下顎大臼歯との間に取り付けられる装置として、伸縮性及び非伸縮性の2つのタイプが挙げられる。伸縮性タイプは、付勢力を与えるばね又は伸縮性材料を備える。そのような装置の一例は、特許文献1に開示されている。しかしながら、そのような伸縮性装置は、ばね又は伸縮性材料が劣化することにより経時的に一定しない付勢力をもたらすという不都合を被る。さらに、ばねは、患者に著しい不快感を与える可能性がある。
特許文献2に開示されているような、クラスII及びIIIの不正咬合の治療のための非伸縮性の歯科矯正装置が既知であるが、この装置及び当該技術分野において開示されている同様の装置は、剛性であり、したがって、下顎の自然な動きに適応しないため、著しい不快感にもつながり得るという不都合を被る。
既知の非伸縮性の臼歯間装置の更なる顕著な不都合点は、全体の長さにある。機械的及び美観的な理由から、長さを低減することが望ましいが、これらの装置はそれでも、特定の不正咬合を治療するのに必要なてこ作用を与えることが必須である。
国際公開第2016/085606号 米国特許出願公開第2007/0224567号
本発明の第1の態様によれば、非伸縮性歯科矯正装置であって、
該装置を上顎大臼歯に取り付ける第1の取付け具と、
該装置を下顎大臼歯に取り付ける第2の取付け具と、
第1のヒンジによって前記第1の取付け具に接続され、第2のヒンジによって前記第2の取付け具に接続される伸長アセンブリと、
を備え、
少なくとも前記第1のヒンジは、軸周りの回転をもたらし、前記軸は、前記第1の取付け具に対して可動であり、
前記伸長アセンブリは、互いに対して往復運動するとともに、互いに取り付けられるように構成された2つのロッドを備え、前記伸長アセンブリは、該伸長アセンブリが第1の所定位置を越えて伸長することを防ぐとともに、該伸長アセンブリが第2の所定位置を越えて収縮することを防ぐ少なくとも1つのストッパーを更に備える、非伸縮性歯科矯正装置が提供される。
前記伸長アセンブリは、前記2つのロッドのそれぞれの端部に取り付けられる2つのカラーを備えることができ、該カラーは、前記ストッパーを提供し、前記伸長アセンブリは、前記カラー間に取り付けられたばねを受けるように適合される。
前記ストッパーは、前記2つのカラー及び2つのアンカープレートによって提供することができる。
前記伸長アセンブリは、前記カラーのうちの一方と前記第1のヒンジとの間に取り付けられたばねを受けるように適合することができる。
前記伸長アセンブリの前記2つのロッドは、該ロッドの往復運動を可能にするように互いに係合することができる。
前記伸長アセンブリの前記2つのロッドは、互いに係合するように形成することができる。
前記2つのロッドは、タング対溝(tongue-and-groove:さねはぎ)接合によって互いに係合することができ、前記タングは、前記ロッドのうちの一方において長さ方向に形成され、前記溝は、前記ロッドのうちの他方において長さ方向に形成される。
前記ロッドは、該ロッドのうちの一方に取り付けられたピンと、該ロッドのうちのもう一方に形成された細長い空隙とによって互いに係合することができ、前記ピンは、前記ロッドの往復運動を可能にするように、前記空隙に配置することができる。
前記ロッドは、湾曲することができる。
前記伸長アセンブリは、3つのロッドを備えることができる。該ロッドは、往復運動を可能にするように互いに係合することができる。
第1のロッドは、第2のロッドに係合することができる。該第2のロッドは、第3のロッドに係合することができる。
前記ロッドは、タング対溝接合によって係合することができる。
前記ロッドは、対応する空隙に配置されたピンによって係合することができる。
前記第1のヒンジは、フレイル継手(flail joint:揺動継手)を備えることができる。
前記フレイル継手は、前記第1の取付け具及び前記伸長アセンブリに形成された空隙に取り付けられるトーラス部を備える。
前記トーラス部は、該トーラス部に対して前記空隙のうちの1つの動きを制限する拡大部分を有することができる。
前記第2のヒンジは、前記伸長アセンブリに形成された空隙に取り付けられるボールピンを備えることができる。前記空隙は、前記ボールピンのピン部分の直径よりも大きいため、前記第2の取付け具の横方向の動き及び前記伸長アセンブリに対する枢動を可能にすることができる。
前記歯科矯正装置は、前記第2の取付け具を上顎犬歯に取り付けることができ、前記第1の取付け具を下顎大臼歯に取り付けることができるように反転可能とすることができる。
本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様に係る歯科矯正装置を含む伸縮性の歯科矯正装置が提供される。伸縮性の歯科矯正装置は、ばねを更に備えることができる。
前記ばねは、2つのカラー間、又はカラーとアンカープレートとの間に配置することができる。
前記歯科矯正装置は、
上歯を後方に動かすことと、
下顎を前進させることと、
からなる群のうちの任意の1つ以上の使用に好適とすることができる。
前記歯科矯正装置は、第1の形態において、上歯を後方に動かすことと下顎を前進させることとに好適とすることができる。前記歯科矯正装置は、第2の形態において、下顎を更に前進させることに好適とすることができる。
本発明の実施形態は、添付の概略図を参照して記載される。
第1の実施形態に係る歯科矯正装置を示す図である。 異なる形態における図1の歯科矯正装置を示す図である。 異なる形態における図1の歯科矯正装置を示す図である。 異なる形態における図1の歯科矯正装置を示す図である。 本発明の実施形態の伸長アセンブリのロッド構成における変形形態を示す図である。 本発明の実施形態の伸長アセンブリのロッド構成における変形形態を示す図である。 本発明の実施形態の伸長アセンブリのロッド構成における変形形態を示す図である。 本発明の実施形態の伸長アセンブリのロッド構成における変形形態を示す図である。 本発明の実施形態の伸長アセンブリのロッド構成における変形形態を示す図である。 本発明の実施形態の伸長アセンブリのロッド構成における変形形態を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る非伸縮性歯科矯正装置10を示している。本明細書において用いられる場合、「非伸縮性」という用語は、最も基本的な形態において、治療的使用を与えるための付勢力をもたらす伸縮性材料、ばね、又は他の手段を用いることが必要とされない歯科矯正装置を意味する。ただし、これは、付勢力をもたらすばね又は他の手段を必要に応じて含み得る装置を除外しない。
歯科矯正装置10は、それぞれ上顎大臼歯及び下顎大臼歯に取り付けられる臼歯バンド12及び18を備える。臼歯バンド12は、ピン16によってアンカープレート14に取り付けられる。アンカープレート14は、フレイル継手20に対する固定具を形成する。フレイル継手20は、アンカープレート14に形成された空隙24内に配置されるトーラス部22を更に備える。トーラス部22は、第2のアンカープレート30に形成された空隙32内に更に配置される。
アンカープレート30は、以下に更に詳細に記載される伸長アセンブリ50の一部を形成する。
トーラス部22は、セクション22Bに比べて拡大された半径を有するセクション22Aを有する。セクション22Bは、それぞれのアンカープレート14及び30に形成された空隙24及び32内に嵌まるような寸法になっている。
したがって、フレイル継手20は、臼歯バンド12と伸長アセンブリ50との間の制限された動きを可能にする。さらに、空隙24及び32は、トーラス部22とアンカープレート14及び30との間に或る程度の遊びを許容するように形成されているため、フレイル継手20は、アンカープレート14とアンカープレート30との間で回転軸の動きを可能にする。
伸長アセンブリ50は、第1の伸長ロッド52に取り付けられたアンカープレート30を備える。伸長ロッド52は、カラー54に取り付けられ、第2のカラー56内に位置付けられる。伸長ロッド52は、カラー54に取り付けられるが、カラー56に対して可動である。カラー56は、更なる伸長ロッド58に取り付けられ、この更なる伸長ロッド58は、同様に、カラー54に対して自由に動くが、カラー56に取り付けられる。
カラー54及び56は、伸長アセンブリが所定位置を越えて伸長することを防止するストッパーとして機能する。さらに、アンカープレート30及び60を伴うことで、カラー54及び56は、伸長アセンブリが所定位置を越えて収縮することを防止する。
伸長ロッド52及び58は、図示の構成では、患者の顎の開閉時に互いに対して往復運動する半円形ロッド(D字形断面を有する)である。
伸長ロッド58は、アンカープレート60に取り付けられ、アンカープレート60上に形成された空隙62を通る。第2の空隙64がアンカープレート60に形成され、接続ロッド70が空隙64内に配置される。ロッド70及び58の端部に形成されたそれぞれの頭部72及び74は、これらのロッドがアンカープレート60から係脱することを防止する。空隙64がロッド70の直径よりも大きいことにより、アンカープレート60に対するロッド70の或る特定の運動自由度を可能にすることに留意されたい。これに関して、ロッド58、アンカープレート60、及びロッド70は、制限された回転を可能にするとともに、顎の互いに対する横移動に適応する回転軸の動きを許容する更なるフレイル継手を形成する。
本発明の実施形態は、回転軸の動きを可能にする回転継手と併せて記載された伸長アセンブリを用いて、治療の有効性に影響を与えることなく歯科矯正装置の全長の低減を確実にすることに役立つ。さらに、これらの要素は、装置の全長を小さく保つことにより、美観的な影響の制限を確実にするのに役立つ。
図1Bは、患者の口が閉じられているときの形態における歯科矯正装置10を示している。図示のように、全長は、比較的小さく保たれている。加えて、回転継手の運動自由度に起因して、多くの従来技術の装置よりも患者に対する不快感が低減される。
本発明の実施形態の更なる利点は、同じ装置を、異なる治療及び異なる形態で用いることができることである。また、同じ装置を、伸縮性歯科矯正装置としても用いることができることが有利である。
図2Aは、本発明の更なる一実施形態に係る歯科矯正装置100を示している。装置100は、装置10と同様であるが、カラー54及び56間に位置付けられるばね90の追加を伴う。図2Aは、歯科矯正装置100を示し、患者の口が閉じているときにとる向きを示している。
図2Bは、歯科矯正装置100を、患者の口が開いているときにとる向きで示している。
本発明の実施形態は、様々な治療レジームに用いることができることが有利である。上述した図1及び図2に示されている装置は、クラスIIの不正咬合の治療に用いることができる。ただし、同じ装置を反転形態で用いることができる。
図3Aは、歯科矯正装置120を示している。装置120は、図1の装置10と同様であり、同じ参照符号は、同じ構成要素を指すのに用いられている。装置120は、臼歯バンド18及びロッド70が省かれている点で、図1の装置10とは異なる。アンカープレート60の空隙64は、代わりに、ブラケット132を用いて患者の歯に取り付けられる歯科矯正ブレースの一部を形成するバンド130に取り付けられる。
この形態では、装置は、犬歯の遠心移動(distalisation)(すなわち、犬歯を後方に移動すること)と下顎の前進とを同時にもたらすことによって、クラスIIの不正咬合を治療するのに用いることができる。図1に示されている装置10は、最小限の改変で、異なる用途に用いることができることが有利である。或る特定の実施形態において、図3Aに示されている装置が挿入され、上側前方部分が十分に後ろに移動すると、装置の向きを変え、図1に示されている臼歯バンド18及びロッド70を追加し、次いで、装置を上顎大臼歯及び下顎大臼歯に取り付けて、更に下顎の前方移動をもたらすことができる。
図3Bは、装置120を、使用者の口が閉じているときの向きで示している。
図4Aは、本発明の更なる一実施形態に係る装置140を示している。装置140は、図2に示されている装置100と同様であり、同様の参照符号は、同様の特徴を指すように用いられている。装置140は、カラー56とアンカープレート30との間にばね142が配置されるという点で、装置100とは異なる。図4Bは、装置140を、患者の口が閉じているときの向きで示している。
したがって、本発明の実施形態は、ばねを異なる場所に配置することによって異なる力を印加するように容易に適合する一方で、適切な状況では伸縮性歯科矯正装置としてなおも機能することができる。
本発明の実施形態は、下顎の前方位置合わせと、上顎大臼歯の遠心移動と、上下の歯列、特に縦方向の頭骨パターンにおける側方部分の歯の押込みとを組み合わせることが可能である。
記載のように、本発明の実施形態は、従来技術に見られる多くの装置と比べて低減した長さをもたらす。伸長アセンブリの往復運動ロッドは、口が閉じているときに剛性を与えるとともに、口が開いているときに伸長を可能にする。
図1〜図4に示されている構成では、ロッド52及び58は、平坦面に沿って往復運動し、剛性及び運動自由度を与える2つの半円形(すなわち、D字形断面)ロッドを含む。本発明の実施形態は、半円形断面に限定されないことを理解されたい。他の断面形状を用いることもできる。
図5〜図10は、伸長アセンブリのロッドの代替的な構成を示している。異なる構成を用いて、異なる複雑度に対して考慮されるべき異なる剛性度合いをもたらすことができる。
図5Aは、タング対溝構成によってロッド202に係合するロッド200を示している。タング204は、ロッド202に形成される。対応する溝は、ロッド200に形成される。図5Bは、閉鎖構成におけるロッド200及び202を示している。
図6は、ロッド204がロッド206とともに往復運動する代替的な構成を示している。図6Bは、図6Aに示されている構成の断面における平面図を示している。ロッド204及び206のそれぞれは、それぞれのピン208及び210とともに形成される。図6Aに示されているように、ロッド204のピン208は、ロッド206に形成された細長い空隙212内に配置される。図6Cは、図6Aに示されているロッドの平面図である。空隙内に位置するピンは、ストッパーを形成する。
図7Aは、それぞれのカラー224及び226が取り付けられた半円形バー220及び222を示している。半円形バー220及び222は、図1〜図5を参照して上述されたように、互いに対して往復運動する(図7Bに示されている)。
図8は、半円形ロッド230及び232がそれぞれのカラー234及び236に取り付けられた代替的な構成を示している。半円形ロッド230及び232は、湾曲しているが、動作原理は上述したものと同じである。
図9に示されているように、一構成は、タング対溝構成によって互いに係合する3つのバー240、242、及び244を含むことができる。
代替的には、図10A及び図10Bに示されているように、タング対溝接合及びピン対空隙(pin-and-void)接合の組合せを用いることができる。
本発明の実施形態は、特定の伸長アセンブリを示している。他の構成を代わりに用いることができることを理解されたい。特に、PCT出願である国際出願PCT/EP2016/058522号は、伸長アセンブリとして又は本発明の実施形態の他の部分として用いるのに好適ないくつかの構成を開示している。国際出願PCT/EP2016/058522号の開示全体は、引用することによって本明細書の一部をなす。

Claims (22)

  1. 非伸縮性歯科矯正装置であって、
    該装置を上顎大臼歯に取り付ける第1の取付け具と、
    該装置を下顎大臼歯に取り付ける第2の取付け具と、
    第1のヒンジによって前記第1の取付け具に接続され、第2のヒンジによって前記第2の取付け具に接続される伸長アセンブリと、
    を備え、
    少なくとも前記第1のヒンジは、軸周りの回転をもたらし、前記軸は、前記第1の取付け具に対して可動であり、
    前記伸長アセンブリは、互いに対して往復運動するとともに、互いに取り付けられるように構成された2つのロッドを備え、前記伸長アセンブリは、該伸長アセンブリが第1の所定位置を越えて伸長することを防ぐとともに、該伸長アセンブリが第2の所定位置を越えて収縮することを防ぐ少なくとも1つのストッパーを更に備える、非伸縮性歯科矯正装置。
  2. 前記伸長アセンブリは、前記2つのロッドのそれぞれの端部に取り付けられる2つのカラーを備え、該カラーは、前記ストッパーを提供し、前記伸長アセンブリは、前記カラー間に取り付けられたばねを受けるように適合される、請求項1に記載の歯科矯正装置。
  3. 前記ストッパーは、前記2つのカラー及び2つのアンカープレートによって提供される、請求項2に記載の歯科矯正装置。
  4. 前記伸長アセンブリは、前記カラーのうちの一方と前記第1のヒンジとの間に取り付けられたばねを受けるように適合された、請求項2又は3に記載の歯科矯正装置。
  5. 前記伸長アセンブリの前記2つのロッドは、該ロッドの往復運動を可能にするように互いに係合する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  6. 前記伸長アセンブリの前記2つのロッドは、互いに係合するように形成される、請求項5に記載の歯科矯正装置。
  7. 前記2つのロッドは、タング対溝接合によって互いに係合し、前記タングは、前記ロッドのうちの一方において長さ方向に形成され、前記溝は、前記ロッドのうちの他方において長さ方向に形成される、請求項6に記載の歯科矯正装置。
  8. 前記ロッドは、該ロッドのうちの一方に取り付けられたピンと、該ロッドのうちのもう一方に形成された細長い空隙とによって互いに係合し、前記ピンは、前記ロッドの往復運動を可能にするように、前記空隙に配置されるようになっている、請求項5〜7のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  9. 前記ロッドは、湾曲している、請求項1〜8のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  10. 前記伸長アセンブリは、3つのロッドを備え、該ロッドは、往復運動を可能にするように互いに係合する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  11. 第1のロッドは、第2のロッドに係合し、該第2のロッドは、第3のロッドに係合する、請求項10に記載の歯科矯正装置。
  12. 前記ロッドは、タング対溝接合によって係合する、請求項11に記載の歯科矯正装置。
  13. 前記ロッドは、対応する空隙に配置されたピンによって係合する、請求項11に記載の歯科矯正装置。
  14. 前記第1のヒンジは、フレイル継手を備える、請求項1〜13のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  15. 前記フレイル継手は、前記第1の取付け具及び前記伸長アセンブリに形成された空隙に取り付けられるトーラス部を備える、請求項10に記載の歯科矯正装置。
  16. 前記トーラス部は、該トーラス部に対して前記空隙のうちの1つの動きを制限する拡大部分を有する、請求項10に記載の歯科矯正装置。
  17. 前記第2のヒンジは、前記伸長アセンブリに形成された空隙に取り付けられるボールピンを備え、前記空隙は、前記ボールピンのピン部分の直径よりも大きいため、前記第2の取付け具の横方向の動き及び前記伸長アセンブリに対する枢動を可能にする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  18. 前記第2の取付け具が上顎犬歯に取り付けられ、前記第1の取付け具が下顎大臼歯に取り付けられるように反転可能である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の歯科矯正装置の特徴を有し、ばねを更に備える、伸縮性歯科矯正装置。
  20. 前記ばねは、2つのカラー間、又はカラーとアンカープレートとの間に配置される、請求項19に記載の歯科矯正装置。
  21. 上歯を後方に動かすことと、
    下顎を前進させることと、
    の群のうちの任意の1つ以上の使用に好適である、請求項1〜20のいずれか1項に記載の歯科矯正装置。
  22. 第1の形態において、上歯を後方に動かすことと下顎を前進させることとに好適であり、第2の形態において、下顎を更に前進させることに好適である、請求項21に記載の歯科矯正装置。
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