JP2019526730A - 建築部材を持ち上げ、チルトアップし、回転させるための補強動的アンカー - Google Patents

建築部材を持ち上げ、チルトアップし、回転させるための補強動的アンカー Download PDF

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Abstract

本発明は、コンクリートパネルなどの建築部材を吊り上げるための吊り上げアンカーに関し、この吊り上げアンカーは、持ち上げリングに取り付けることが可能なヘッド部と、脚部と、ヘッド部と脚部との間に挿入される本体とを備え、この本体および脚部は、建築部材が作られる材料に埋められ、このアンカーは、長手方向軸に沿って主平面内に延在し、それぞれがアンカーのヘッド部、本体、および脚部をそれぞれ形成する様々な連続部分を規定する、少なくとも2つのサブパーツを備える。本発明によれば、アンカーは、アンカーのヘッド部から脚部の少なくとも一部にわたって延びる、2つの平坦部または平坦部分の間に挿入された少なくとも1つの補強部(20)を備える。

Description

本発明は、例えば、特に水平に打設されたコンクリートパネルのような構造部材を吊り上げるための動的アンカーに関し、この動的アンカーは、いかなる機械的手段も付加的な枠組みも必要とせずに前記パネルを吊り上げることを可能にする。
そのようなアンカーは、把持リング、脚部、およびヘッド部と脚部との間に介在する本体とに結合されることが可能なヘッド部を意図的に含み、ヘッド部および脚部は、構造部材が形成される材料に埋め込まれ、アンカーは、それぞれ、アンカーのヘッド部、本体、および脚部を形成する異なる連続部分を規定する少なくとも1つの平坦部を折り畳むことによって得られる。
2つの向かい合う分岐する平坦分岐と2つの収束する下側分岐とによってアンカー脚部に形成された補強フレームを備えるアンカーは、分岐する分岐の角度、したがって構造部材を吊り上げる際に生成される円錐圧縮(the compression cone)の振幅を維持するという利点を有する。
しかしながら、このようなタイプのアンカーは、特に重い構造部材の持ち上げに特に適合されておらず、その適用分野は制限されている。
本発明は、これらの欠点を改善することを目的とする。
この目的のために、本発明は、コンクリートパネルを含む建築部材を吊り上げるための吊り上げアンカーであって、把持リングに取り付け可能なヘッド部と、脚部と、当該ヘッド部と当該脚部との間に介在する本体とを備え、当該本体および上記脚部は、上記建築部材が作られる材料中に埋められ、上記アンカーは、長手方向軸に沿って主平面に沿って延在し、上記ヘッド部、上記本体、および上記脚部をそれぞれ形成する複数の異なる連続部分をそれぞれ規定する少なくとも2つのサブパーツを備える。
本発明によれば、アンカーは、アンカーのヘッド部から本体の少なくとも一部に沿って延びる、2つの平坦部または2つのサブパーツの間に挿入された補強部を含む。
また、本発明は、以下の態様の一方および/または他方を提供することもできる。
・上記アンカーは、当該アンカーの少なくとも2つの連続的に連結されたサブパーツを含む単一の平坦部を折り畳むことによって得られる。
・上記アンカーは、少なくとも2つの別個のサブパーツから構成され、各サブパーツは、少なくとも1つの平坦部を折り畳むことによって得られる。
・上記補強部は、上記アンカーに介在する独立部材である。
・上記補強部は、上記アンカーに連続的に接続される部材であり、上記アンカーの少なくとも1つのサブ部分を含む平坦部を折り畳むことによって得られる。
・上記アンカーの上記脚部の構成部が、上記本体の両側で分岐する2つの下側分岐と、上記2つの下側分岐から延び、互いに向かって収束する2つの収束分岐と、を備える。
・上記2つの収束分岐を互いにロックするロック手段21、22、26を備える。
・上記ロック手段が、上記2つの収束分岐のうちの一方の収束分岐の下側自由端部に形成された少なくとも1つの突起部と、当該突起部を収容する凹部とを含み、当該凹部は、上記2つの収束分岐のうちの他方の収束分岐の下側自由端部の厚さに設けられ、上記ヘッド部と当該ヘッド部の間に介在する上記補強部とが互いに押圧されたときに、上記突起が上記凹部に係合する。
・上記ロック手段は、上記収束分岐の上記自由端部の中心に対して横方向にオフセットされた1つの突起部と、上記収容凹部を形成する切り込みとを備え、上記2つの収束分岐の上記2つの下側自由端部はそれぞれ、1つの突起および1つの切り込みを備える。
・上記ロック手段は、複数の突起および複数の切り込みを備え、当該複数の突起および当該複数の切り込みは上記収束分岐の上記下側自由端部に沿って交互に配置され、上記2つの収束分岐の上記2つの下側自由端部はそれぞれ、ノッチを形成する、複数の突起および複数の切り込みを有する。
・上記補強材が、上記ロック手段の上記通路のための孔をその厚みにわたって設ける。
・対となる2つのサブパーツの外面の各々に少なくとも1つの外側チルトアップリブを備える。
・上記外側チルトアップリブは、上記アンカーの長手方向軸に沿って、または上記長手方向軸に対する傾斜方向に沿って延在する。
・上記2つの対をなすサブパーツおよび/またはそれらサブパーツのうちの少なくとも一つと上記中央補強部とが、折り曲げ線に沿って折り曲げられた平坦部の一部によって形成された材料ブリッジによって互いに固定されている。
・上記折り曲げ線は、上記ヘッド部の側端、または上記ヘッド部の上端、または上記脚部の下端に沿って延びる。
・上記本体の上記主平面の外側の平面内を延在する、上記本体に沿った少なくとも1つの側方戻り部16a、16bを備える。
・上記側方戻り部は、上記ヘッド部から始まるデルタ形状を有する。
本発明は、本発明の様々な実施形態を概略的に示す添付の図面を参照して説明される。
図1及び図2は、第1の実施形態によるアンカーの斜視図を示し、組み立てられていない状態(図1)、組み立てられた状態(図2)を示す。 図1及び図2は、第1の実施形態によるアンカーの斜視図を示し、組み立てられていない状態(図1)、組み立てられた状態(図2)を示す。 図3及び図4は、第2の実施形態によるアンカーの斜視図を示し、組み立てられていない状態(図3)、組み立てられた状態(図4)を示す。 図3及び図4は、第2の実施形態によるアンカーの斜視図を示し、組み立てられていない状態(図3)、組み立てられた状態(図4)を示す。 図5及び図6は、第3の実施形態によるアンカーの斜視図を示し、組み立てられていない状態(図5)、組み立てられた状態(図6)を示す。 図5及び図6は、第3の実施形態によるアンカーの斜視図を示し、組み立てられていない状態(図5)、組み立てられた状態(図6)を示す。 図7Aおよび図7Bは、2つの平坦部の側面から外向きに突出する2つの長手方向リブを備えることが有利である持ち上げおよびチルトアップアンカーの代替実施形態を、それぞれ正面図7Aおよび斜視図7Bに示し、図7Aは、外部長手方向リブを備える2つの平坦部間に中央補強材を介在させる可能性をさらに点線で示す。 図8〜11は、補強されていないアンカーを構成する2つの平坦部(図8〜10)と、アンカーを構成する様々な平坦部の相対的な固定保持を可能にする補強されたアンカー(図11)に係るアセンブリの代替実施形態の斜視図である。 図8〜11は、補強されていないアンカーを構成する2つの平坦部(図8〜10)と、アンカーを構成する様々な平坦部の相対的な固定保持を可能にする補強されたアンカー(図11)に係るアセンブリの代替実施形態の斜視図である。 図8〜11は、補強されていないアンカーを構成する2つの平坦部(図8〜10)と、アンカーを構成する様々な平坦部の相対的な固定保持を可能にする補強されたアンカー(図11)に係るアセンブリの代替実施形態の斜視図である。 図8〜11は、補強されていないアンカーを構成する2つの平坦部(図8〜10)と、アンカーを構成する様々な平坦部の相対的な固定保持を可能にする補強されたアンカー(図11)に係るアセンブリの代替実施形態の斜視図である。 図11のアンカー及びその接合部の対を構成する種々の平坦部を概略的に示す平面図である。 図13Aおよび13A’は、それぞれ、平坦部と、この平坦部から横方向に折り畳むことによって作られた補強材が挿入されたアンカーとを示す。図13Bおよび13B’は、それぞれ、平坦と、この平坦からの横方向の折り畳みによって作られた、挿入された補強材を有するアンカーとを示す。図13Cは、補強材として使用可能なアンカーを作製することを意図した平坦部の平面図を概略的に示す。図13C’および13Dは、異なった脚長さを有する補強材として使用可能なアンカーの2つの代替実施形態を示す。 図14A、14B、14C、14’および14’’は、長手方向の折り曲げによるアンカーの代替実施形態の斜視図である。 図15A、15A’、15A’、15A’、15B、および15Cは、一連の横方向および長手方向の折り畳みによるアンカーの代替実施形態の斜視図である。 図16、図16Aおよび図16Bは、アンカー本体の代替実施形態の斜視図である。 図17、図17A〜図17Cは、補強材およびプレートを有する代替のアンカーセンブリの斜視図である。 図18、図18A〜図18Cは、補強材およびプレートを有する代替のアンカーセンブリの斜視図である。
添付図面によれば、本発明によるアンカーは、ヘッド部1と、アンカーの本体を形成する部分2と、脚部を形成する部分3とを含む。
建築部材の材料の外側に留まり、取扱い装置に引っ掛けられるように適合されたヘッド1を除いて、アンカーは、建築部材が作られる材料に埋め込まれるように意図され、そのアンカーは、取扱いを容易にすることを目的とする。
一般的に言えば、そのような構造部材は、コンクリートスラブまたはパネルであってもよく、アンカーのヘッド1は、アンカーヘッド1を外に出す凹部または「保留部(reservation)」が内部に設けられたパネルの自由部分からアクセス可能であり、アンカー本体2および脚部3は、コンクリートに埋め込まれる。
図3によれば、アンカーは、2つの同一の平坦部12a、12b、すなわち、例えば金属製の2つの剛性ストリップから作られ、その厚さは、その幅に対して小さく、それぞれ、考慮される平坦部に関して、および図1(平坦部12aに関連する文字「a」に関連する参照符号、平坦部12bに関連する参照符号「b」に関連する参照符号)に従って、連続的に規定するように、4つの折り曲げ線C、D、A、Bに沿って折り曲げられる。
・他方の平坦部のヘッド部分6bに対して押し付けられ、平面Pに延在する垂直ヘッド部分6a。
・ヘッド部6aの下方に延び、当該ヘッド部で形成された平面の上方へ、例えば約15°の低角度に沿って分岐し、2つの平坦部の2つの分岐がアンカー脚部の方向に互いに分岐する分岐7a、7b。
・多少有意な長さ(例えば約8〜13cm)で分岐7aの下方に延在し、構造部材の内側深くにおいてアンカー脚部を保持可能とする収束分岐8a、8b。
・アンカーのヘッド部6a、6bによって規定される平坦部Pの主平面の上方に約70°の角度で傾斜した下側分岐9a。
・上記分岐の下方に延び、平坦Pに結合し、下端が他方の平坦部の下側分岐10bの下端に当接する収束分岐10a。
このような平坦部は、折り曲げ線A〜Dに沿った折り曲げを可能にするために、一般に15mm未満の厚さである。
2つの対をなす平坦部を有するこのようなアンカーは、平坦部の幅が内接する平面とチルトアップ平面とが同じになるようにパネル内に配置される。
下側分岐9a、9bはアクティブ面(active face)を規定する。アクティブ面は、平坦部の展開表面と組み合わされたときに、アクティブ面によって生成される固定(anchorage)に直角にコンクリートの固着および剪断の両方に圧力を加えることができる。
それらは主平面Pに対して傾斜しているため、そのような下側分岐9a、9bは、持ち上げられると、アンカーの主平面を中心とする圧縮領域を規定し、その頂点はアンカー脚部に向かって位置し、その基部はアンカーヘッドの周りに延びる。圧縮領域の基部の振幅は、下側分岐9a、9bがほぼ45°傾いている場合に大きくなり、そのような傾きが水平面に近い場合に小さくなる。
このような実施形態によれば、下端縁によって互いに接する収束分岐10a、10bは、パネルを吊り上げる際に、平坦部の縦平面Pに対して分岐部の傾きを一定に保つことができる。
アンカーはまた、アンカーの強度を高め、したがって特に重い構造部材の持ち上げを可能にするために、2つの平坦部の間に挿入された補強部を備えてもよい。
特別な実施形態によれば、補強部は、平坦部12aと平坦部12bとの間の平面Pに位置し、好ましくは平坦部12a、12bの突出部分の長さおよび幅と実質的に同様な長さおよび幅を有するプレート13から構成される。したがって、平面P内に配置されるプレートは、アンカーヘッドを規定する2つの平坦部の端部間に係合する上端部を有し、下端部は、下側収束分岐10a、10bの下縁部間に保持される。
2つの収束分岐10a、10bを補強板に対してロックすることを可能にするために、そのような2つの収束分岐10a、10bおよびプレートに対向する部分は、相互ロック手段を備える。
図1に示す例では、このような追加的手段は、2つの収束分岐10bをそれぞれその2つの下側横方向縁部22を越えて延在する2つの平坦な突起21を備え、2つの収束分岐10a、10bの2つの突起21を収容するように、補強板20の厚さに開口24が設けられている。
そのような開口部は、2つの突起を収容するように形成される。すなわち、開口部は、プレート20に向かって両方の平坦部12a、12bを単に動かすときに、2つの突起を開口部に挿入することを可能にするように、2つの突起の付加された幅よりもわずかに大きい幅と、2つの突起の傾斜(収束する分岐の傾斜)を考慮した高さを有する。
図1〜図4の例では、2つの収束分岐の突起部は、同時に開口部に差し込むことが可能となるように、それぞれの平坦部の縦軸AL−AL’に対して相互にずらされている。
実際、2つの平坦部の突起は、軸A1−AL’に対して同じ距離だけシフトされ、その結果、両方の平坦部は、同一であり、平面Pの両側に位置付けられる。実際、突起は、プレート20の周囲に平坦部を組み立てる際に隣接できるように、すなわち、軸A1−AL’と一致する側縁を有するように、それぞれ位置付けられる。
図1および図2によるアンカーはまた、補強板20の両側に組み立てられた2つの平坦部12a、12bを備え、その収束分岐10a、10bは、補強板20の適合開口部24に係合する突起21を備え、突起および開口部は、図3および図4を参照する上記の説明に従うが、2つの平坦部の本体2は、分岐中間面および収束中間面を有さず、その結果、各平坦部の本体2は、平面Pにおいてヘッド6a、6bから単純に延びる。
図5及び図6に示す例では、2つの平坦部12a,12bの間に介在する補強板20は、2つの平坦部の平面Pにおける突起の長さに亘って延びておらず、平坦部の実質的に途中まで延びている。したがって、ヘッドとアンカー本体の上部との間に挿入されたままであるため、収束分岐の突起が通過するための開口を設ける必要がない。
収束分岐は、分岐を互いに直接ロックする手段を備え、これらの手段は、分岐の下側横方向縁部に設けられた整合ノッチ26である。最も好ましくは、ノッチが設けられた2つの対向する平坦部は同一である。収束分岐のノッチの凹部は、他の収束分岐のノッチの突出部が係合することを可能にする。
論じられた両方の実施形態において、補強材は、リベットによって、アンカーヘッドおよび/またはアンカー本体において、2つの平坦部に取り付けられ得る。
中央補強材は、アンカーを構成する2つのリブ付き平坦部の間に設けることができる。
より具体的に、図7Aおよび図7Bに示す代替的な実施形態によれば、アンカーは、2つの平坦部の外側面32から外側に突出する2つの長手方向のリブ31を備えることができる。このような長手方向のリブは、パネルが水平位置から垂直位置まで上向きに傾けられるとき、平らなコンクリートの塊がリブの上面の上方に捕えられるため、効率的な持ち上げ及び傾斜アンカーを得ることを可能にする。このような外側リブは、所望のリブ形状に適合した形状を有するパンチを用いて1つのアンカーの平坦部をへこませることによって形成することができる。このような形状によれば、最適なチルトアップ応力特性を得ることができる。したがって、各リブの形状は、この目的を達成するように最適化することができる。
図示の例では、アンカーは、共にアンカー脚部を形成する2対の平坦部で構成される。2対の平坦部は、(1)特に45°の分岐9a、9b、(2)その下にある、約60°〜70°の角度をなす収束分岐10a、10b、(3)中間接着面7a、7b、8a、8b、を有する。上面7a、7bが平面Pと約15°の角度βをなす。下面8a、8bが対応する上面8a、8bと約160°の角度γをなす。この例では、外側リブ31は、上面7a、7bの下部に沿って、下面8a、8b上でアンカー脚部の近傍まで延びている(アンカーの全長の約1/10の差分)。外側リブ31は、平坦部の幅の約4分の1に等しい幅を有し、外側リブ31が形成する外側バンプの高さは、平坦部の厚さに等しい。
図示の例では、リブは略長方形である。リブは、実質的に三角形の形状を有することが好ましい。
もちろん、他のリブ特性、ならびに平坦部への他の埋込を考慮することができる。いくつかの外部リブは、特に、平坦部の外面に提供され得、多少有意な長さで延在し得、アンカーの中央線に対して多少傾斜され得、直線でなく、折れ、中断され得る。
対になった平坦部を有するアンカーは、外部リブを備えた平坦部を含むこともでき、必ずしも中央平坦部を備える必要はない。
さらに、図11および12に示されるように、中央補強材20は、アンカーの「平坦な」または「まだ形成されていない」構成で端部同士が係合した2つの平坦部間に図12に示されるように挿入された平坦部の折り曲げ線33を用いて、2つの平坦部12aのうちの1つに固定することができ、アンカーが形作られるときに、中央補強材20および2つの平坦部12aのうちの1つを形成する。図11によれば、このような折り曲げ線33は、成形時にアンカー脚部の下端と一致する。
さらに、補強材20は、アンカーの「平坦な」構成における2つの平坦部の側面同士の間に図12に示されるように挿入された第2の折り曲げ線36を用いて、他の平坦部12bに固定することができ、アンカーが成形されるときに中央補強材20および他の平坦部12bを形成する。第2の折り曲げ線36は、アンカーの上側部分と一致する。
図8〜9に示されるように、アンカーが中央補強部を有さない場合、折り曲げまたは2つの平坦部の一体的な折り曲げによる2つの平坦部のアセンブリ、そして、平坦部間における接合部の形成は、(1)折り曲げ線36によって、アンカーを構成する2つの平坦部の2つの収束分岐の間(図8)、(2)折り曲げ線36によって対をなす2つの平坦部の2つのヘッド部の2つの側面端間のアンカーヘッドの側部(図9)、または、(3)折り曲げ線37によって2つの対をなす平坦部の2つのヘッド部の2つの上端間のアンカーの上端(図10)において達成することができる。そのような3つのアンカーが形成される「パターン」は、以下を含む。
図8:端部同士が係合する2つの平坦部は、その長さが、それぞれ成形された平坦部の展開された長さと一致し、これらの2つの平坦部は、折り曲げ線33になりやすい中間の線によって分離されている。平坦部は、(1)2つのわずかに分岐する上部分岐(例えば、平面Pに対して15°)、(2)平面Pに接合する2つの上部収束分岐、及び、(3)45°の分岐と約80°の角度の収束分岐を有する1つの補強フレームを規定するように、追加の折り曲げ線を備える。アンカーの全長は、理想的には100〜400mmの範囲であり、平坦部の幅は、20、25、30、40、60、または80mmであり、平坦部の厚みは3〜8mmの範囲である。
図9:2つの平坦部が並んで配置され、平坦部ブリッジによって接合され、その幅は2つの平坦部の厚さにほぼ等しく、そのような材料ブリッジの中間線は折り曲げ線36になりやすい。
図10:端部同士が係合する2つの平坦部は、その長さが、それぞれ成形された平坦部の展開された長さと一致し、これらの2つの平坦部は、折り曲げ線37になりやすい中間の線によって分離され、アンカーヘッドおよび本体の残りの部分よりも小さい幅でアンカーの上縁を形成するように意図された収縮部に配置される。
上記の説明および図面から明らかなように、本発明によるアンカーは、最新のアンカーと比較して大きな利点を有する。
このタイプのアンカーは、補強のおかげで、比較的重い建築部材を吊り上げることを可能にする、単一または2つの平坦部の折り畳みに基づく単純で安価な製造方法を使用して製造される。
当然に、正方形、三角形、またはダイヤモンド断面の形状の箱(box)、下側分岐の10、20、・・・、45度の傾き、アンカー本体内の上部分岐の存在または不存在、その数、などの本実施形態の特別な特徴は、持ち上げられる建築部材に従って最適な固定を規定するために、共に組み合わせられてよい。
アンカーの平坦部間には、1つ以上の補強部が設けられてもよく、このような補強部は、平坦部に加えて、様々な形状をさらに有してよい。
折り曲げ製造されたアンカー
一実施形態では、アンカーは折り曲げ(折り畳み)により製造される。この技術は、製造を簡単にし、とりわけ組み立てに係る問題を排除することができる。独立した平坦部を有するアンカーは、溶接、リベット留め及び接着による組み立てを必要とし、オフセット穴の位置合わせの問題及び非接合アンカーの問題につながる。
この新しいアンカーのコンセプトは、より薄い鋼を連続的に折り曲げることによって、より高い強度を有するアンカーを経済的に得ることを可能にする。
アンカーは、長手方向軸Xに沿って主平面に沿って延在し(図13〜18に示されるように)、すなわち、長手方向軸Xに沿って延在するヘッド、本体、および脚部を形成する部分は、連続的に位置決めされる。それにもかかわらず、各部の様々な実施形態は、縦軸Xから離れる分岐を有しうる。例えば、脚部は、ダイヤモンド形を形成し、縦軸Xの主平面から離れる2つの分岐および収束枝から構成されうる。また、2つの分岐のみから構成される脚部とすることも可能である。
第1のカテゴリでは、アンカーは、平坦部の単一片を横方向に折り曲げることによって作られる。
図13Aは、平らなプレートを示し、その上に、アンカーの2つのサブパーツが形成され、各サブパーツは、ヘッド部、本体、および脚部を有する。アンカーの2つのサブパーツの間には、縦軸Xに沿って横方向の折り目が設けられている。横方向折り畳みプロセスを適用する場合、両方のサブパーツは、図13A’の二重半円形矢印によって示されるように、それらが重なるように、互いに対して横方向に押圧される。平坦部の図13Aにおいて、2つの脚折り目もまた、脚部の2つの分岐および収束分岐を形成するために提供される。図13A’は、こうして形成された、厚み層を有するアンカーを示す。アンカーの2つのサブパーツのみを有するこの実施形態に加えて、多数のサブパーツ((3,4,5...)を単一の平面上に有するアンカーを製造することができる。いくつかの連続的な横方向の折り畳みからなる方法を実施した後、いくつかの厚み層を有するアンカーが得られる。
図13Bは、アンカーの2つのサブパーツおよび補強部(補強ピース)が形成された平坦部を示す。アンカーの2つのサブパーツは、図13Aおよび13A’に示されるものと同じである。補強ピースは、主にヘッド部と本体、任意選択的に脚部とを有する。アンカーサブパーツの1つと補強ピースとの間には、縦軸Xに沿って横方向の折り目が設けられている。横方向の折り曲げ方法は、アンカーの内側または外側のいずれかに設置された補強材を得るために2つの方法で適用可能である。第1の方法では、補強材は、図13Bにおいて二重の半円矢印によって示されるように、隣りのサブパーツに向かって横方向に押圧される。次に、他のサブパーツを横方向に押して、このサブパーツを補強材の上に重ね合わせて、図13B’に示すように、2つのサブパーツの間に補強材が挿入されたアンカーを作製する。補強材の脚部は、分岐枝のうちの1つの角度に従って、真っ直ぐに延びてもよく、または傾斜して延びてもよい。第2の方法では、2つのサブパーツを最初に横方向に押圧してアンカーを形成する。次に、サブパーツの上に重ねられる補強材が、サブパーツに対して横方向に押圧される。補強材の脚部は、分岐の1つに重ねられている。剛性を高めるために、平坦部上にいくつかの補強材を設けることが可能である。また、アンカーの複数の補強材および複数のサブパーツを単一の平面上に設けることも可能である。一連の横方向折り曲げ工程により、いくつかの補強材および複数のサブパーツを備えた補強アンカーが製造される。
図13Cおよび図13Dは、図13Aおよび図13Bに提示されたアンカーの代替実施形態であり、アンカーの2つのサブパーツ間の変化した間隔を規定し得る二重横方向折り目が提供される。横方向の折り曲げ処理の後、アンカーは、図13C’に示されるように、別のアンカーの上に重ねられた補強材として使用することもできる。脚部の長さに応じて、アンカーは、図13Cのように2つの下側分岐を有することができ、あるいは図13Dのように、分岐から延びる2つの収束分岐を有することもできる。
第2の実施形態では、アンカーは、単一の平坦部(a single flat)を長手方向に折り曲げることによって実現される。長手方向の折り曲げプロセスが適用される場合、両方のサブパーツは、長手方向にプレスされる。
図14Aは、脚位置に対して横方向に横軸Yに沿った折り目に沿った2つのサブパーツの長手方向の折り目によって形成されたアンカーを示す。また、ヘッド位置まで長手方向に折り曲げることによって形成されたアンカーを製造することも可能である。アンカーの2つのサブパーツのみを有するこの実施形態とは別に、あるアンカーは、平面上に複数のサブパーツ(3、4、5...)を有するように製造することができる。いくつかの連続的な長手方向の折り畳みからなる方法の実施後、ある厚さの層を有するアンカーが得られる。図14A’は、ヘッド位置まで長手方向に折り畳むことによって形成されたアンカーと、脚部分の分岐端部における2つの長手方向の折り畳み部とを示す。
また、単一の平坦部から一連の長手方向の折り畳みを通じて、1つ以上の補強材を有するアンカーを形成することも可能である。図14A’’は、ヘッド位置まで長手方向に折り畳むことによって形成されるアンカーを示し、2つの補強材(それぞれが、長手方向の折り畳みによって脚部分の分岐の外側に重ね合わされる)を有する。
さらに、図14Aに示されるアンカーから、独立した補強材を統合するいくつかの可能性が存在する。図14Bに示されるように、逆向きの独立したY字形の補強材が、2つのアンカーサブパーツの間に挿入される。図14Cに示されるように、完全に直線の独立した補強材が、2つのアンカーサブパーツの間に挿入される。また、図13C’に示す補強材を図14Aに示すアンカーの上に重ねることも可能である。
第3の実施形態では、アンカーは、単一の平坦部の一連の横方向および長手方向の折り畳みによって作られる。
図15Aは、1つの長手方向折り畳みおよび2つの横方向折り畳みによって形成された4つのサブパーツを有するアンカーを製造する方法を示す。2つの横方向折り畳み部は、X方向に2つの横方向折り畳みを与え、2つの折り畳み部はそれぞれ、アンカーの2つのサブパーツを接続する。一方、長手方向の折り曲げ部は、アンカーの4つのサブパーツを接続する、Y方向のヘッドにおける折り曲げを与える。
図15A’は、1つの横方向の折り畳みおよび2つの長手方向の折り畳みによって形成された4つのサブパーツを有するアンカーを製造する別の方法を示す。2つの長手方向の折り畳み部は、Y方向に脚部からの分岐の端部に2つの折り畳みを与え、2つの折り畳み部分の各々は、アンカーの2つのサブパーツを接続する。一方、横方向の折り曲げ部は、X方向に横方向の折り曲げを与え、これにより、アンカーの4つのサブパーツを接続する。
単一の平坦部の一連の横方向および長手方向の折り曲げにより、補強材を有するアンカーを形成することも可能である。図15A’’には、アンカーがX方向に横方向に折り曲げられて形成された例が示されている。2つの補強材は、2つの長手方向の折り畳みによって形成された、脚部分の2つの分岐の外側に位置する。
図15Bは、縦軸Xに沿った折り目I−Iに沿った第1の横折りと、横軸Yに沿った別の折り目II−IIに沿った第2の縦折りによって形成される補強アンカーを示し、第1の横折りにより、逆Y字型補強材は、アンカーのサブパーツと並んで配置され、第2の縦折りにより、アンカーの他のサブパーツは、補強材の反対側に配置される。
図15Cは、長手軸Xに沿った2つの横方向の折り曲げと、横軸Yに沿った1つの長手方向の折り曲げによって形成された補強アンカーを示す。2つの横方向の折り曲げのために、各補強材は、アンカーのサブパーツに隣接して配置され、その一方、長手方向の折り曲げのために、2つのアンカーのサブパーツは、中央で2つの補強材をブロックする。
図16は、アンカー本体の形状の変形例を示し、この変形例は、本体に沿った2つの側方戻り部16a、16bを含む。長手方向軸Xに沿った折り目に沿った横方向の折り曲げプロセスを使用して、本体の一部は、主平面から離れてウィングを形成することができる。ウィングはアンカーの全長にわたって荷重を分配することができ、アンカーは、例えばヘッド部から始まる三角形(デルタ形状)を有する。ウィングは、通常、本体の主平面の外側の平面内に延在する。
このアンカーは、補強材としても使用することができる。図16Aに示されるように、デルタ形状のウィングを有するアンカーは、図14Aに示されるアンカーに重ね合わされる。補強材とアンカーとの間の安定性を高めるために、挿入構造を設けることができる。例えば、図16Aの補強材では脚部が取り除かれ、ピンを追加することができる。これに対応して、ノッチが、補強ピンの挿入を受け入れるためにアンカー脚部に挿入される。図16Bに示されるように、補強材の脚部の一部を保持することも可能である。補強材がアンカーに重ね合わされると、補強材の分岐脚部がアンカーの2つの分岐脚部分に重ね合わされる。
以下の段落において、補強材およびプレートを有するアンカーアセンブリが説明される。
第1の実施形態では、アンカーは、単一の平坦部を横方向に折り曲げることによって作製される。
図17Aは、長手方向軸Xに沿った折り目に沿った2つのサブパーツの横方向の折り目によって形成されたアンカーを示す。2つのサブセクションの間に幾分のスペースを設けることが可能である。図17Bは、アンカーの脚部分の2つの分岐の角度に従う屋根形状のプレートを示す。ルーフの上部には、スロット形状の開口部が設けられている。図17Cは、逆Y字形補強材を示す。図17Bと図17Cとの間の矢印は、補強材がプレートのスロットを通ってアンカーの2つのサブパーツ間の空間に挿入される方向を示す。図17は、3つの部材の組み立てを示す。
第2の実施形態では、アンカーは、単一の平坦部を長手方向に折り曲げることによって達成される。
図18Aは、横軸Yに沿った折り目に沿って2つのサブパーツを長手方向に折り曲げることによって形成されるアンカーを示し、2つのサブセクションの間に幾分のスペースを設けることが可能である。図18Bは、図17Bに記載されたものと同一のプレートを示す。図18Cは、図17Cに記載されたものと同一の逆Y字形補強材を示す。図18Bと図18Cとの間の矢印は、補強材がプレートのスロットを通ってアンカーの2つのサブパーツ間の空間に挿入される方向を示す。図18は、3つの部材の組み立てを示す。
もちろん、XまたはY方向の折り目の数、アンカーのサブパーツの数、折り目の順序、異なる厚さ、異なる補強および保持手段などの本実施形態の特殊性は、建築部材に従って最適な動的アンカーを規定するように変化させ、共に組み合わせることができる。

Claims (17)

  1. コンクリートパネルを含む建築部材を吊り上げるための吊り上げアンカーであって、
    把持リングに取り付け可能なヘッド部と、脚部と、当該ヘッド部と当該脚部との間に介在する本体とを備え、当該本体および上記脚部は、上記建築部材が作られる材料中に埋められ、上記アンカーは、長手方向軸(A−A’、X)に沿って主平面内に延在し、上記ヘッド部、上記本体、および上記脚部をそれぞれ形成する複数の連続部分をそれぞれ規定する少なくとも2つのサブパーツ(12a、12b)を備え、
    上記ヘッド部から上記脚部の少なくとも一部にわたって延在する、上記2つのサブパーツの間に介在する少なくとも1つの補強部(20)を備えることを特徴とするアンカー。
  2. 上記アンカーは、当該アンカーの少なくとも2つの連続的に連結されたサブパーツを含む単一の平坦部を折り畳むことによって得られることを特徴とする、請求項1に記載のアンカー。
  3. 上記アンカーは、少なくとも2つの別個のサブパーツから構成され、各サブパーツは、少なくとも1つの平坦部を折り畳むことによって得られることを特徴とする、請求項1に記載のアンカー。
  4. 上記補強部は、上記アンカーに介在する独立部材であることを特徴とする請求項1に記載のアンカー。
  5. 上記補強部は、上記アンカーに連続的に接続される部材であり、上記アンカーの少なくとも1つのサブ部分を含む平坦部を折り畳むことによって得られることを特徴とする請求項1に記載のアンカー。
  6. 上記アンカーの上記脚部の構成部が、上記本体の両側で分岐する2つの下側分岐と、上記2つの下側分岐から延び、互いに向かって収束する2つの収束分岐と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のアンカー。
  7. 上記2つの収束分岐を互いにロックするロック手段(21、22、26)を備えることを特徴とする請求項6に記載のアンカー。
  8. 上記ロック手段(21、22、26)が、上記2つの収束分岐のうちの一方の収束分岐の下側自由端部に形成された少なくとも1つの突起部と、当該突起部を収容する凹部とを含み、当該凹部は、上記2つの収束分岐のうちの他方の収束分岐の下側自由端部の厚さに設けられ、上記ヘッド部と当該ヘッド部の間に介在する上記補強部とが互いに押圧されたときに、上記突起が上記凹部に係合する、請求項7に記載のアンカー。
  9. 上記ロック手段(21、22)は、上記収束分岐の上記自由端部の中心に対して横方向にオフセットされた1つの突起部と、上記収容凹部を形成する切り込みとを備え、上記2つの収束分岐の上記2つの下側自由端部はそれぞれ、1つの突起および1つの切り込みを備える、請求項8に記載のアンカー。
  10. 上記ロック手段(26)は、複数の突起および複数の切り込みを備え、当該複数の突起および当該複数の切り込みは上記収束分岐の上記下側自由端部に沿って交互に配置され、上記2つの収束分岐の上記2つの下側自由端部はそれぞれ、ノッチを形成する、複数の突起および複数の切り込みを有することを特徴とする、請求項8に記載のアンカー。
  11. 上記補強材が、上記ロック手段(21、22、26)の上記通路(24)のための孔をその厚みにわたって設けることを特徴とする、請求項7〜10のいずれか1項に記載のアンカー。
  12. 対となる2つの上記平坦部の外面の各々に少なくとも1つの外側チルトアップリブ(31)を備えることを特徴とする、請求項1から11の何れか1項に記載のアンカー。
  13. 上記外側チルトアップリブ(31)は、上記アンカーの長手方向軸(A−A’)に沿って、または上記長手方向軸に対する傾斜方向に沿って延在することを特徴とする、請求項12に記載のアンカー。
  14. 上記2つの対をなす平坦部(12a、12b)および/または上記平坦部(12a、12b)のうちの少なくとも一つと上記中央補強部(20)とが、折り曲げ線(33、36、37)に沿って折り曲げられた平坦部の一部によって形成された材料ブリッジによって互いに固定されていることを特徴とする、請求項1から13の何れか1項に記載のアンカー。
  15. 上記折り曲げ線(33、36、37)は、上記ヘッド部の側端、または上記ヘッド部の上端、または上記脚部の下端に沿って延びることを特徴とする、請求項14に記載のアンカー。
  16. 上記本体の上記主平面の外側の平面に沿って延在する、上記本体に沿った少なくとも1つの側方戻り部(16a、16b)を備えることを特徴とする、請求項1から15の何れか1項に記載のアンカー。
  17. 上記側方戻り部は、上記ヘッド部から始まるデルタ形状を有することを特徴とする、請求項1から16の何れか1項に記載のアンカー。
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