JP2019526359A - 使い捨てグリル及び使い捨てグリルの製造方法 - Google Patents

使い捨てグリル及び使い捨てグリルの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、可燃性材料で作られた外側グリルカバーとしてのベーストレイ(2)と、可燃性バイオマス材料で成形された燃料(3)と、前記燃料(3)を保持する断熱材料であって、前記ベーストレイ(2)によって部分的にまたは完全に覆われている断熱材料で作られたインサート構造(4)とを備える、使い捨てグリル(1)に関し、インサート構造(4)内の少なくとも1つの位置の少なくとも1つの壁厚は、燃料(3)およびベーストレイ(2)の1つまたは複数の特性によって定義される。本発明はまた、使い捨てグリルを製造する方法に関する。

Description

本発明は、使い捨てグリル及び使い捨てグリルの製造方法に関する。
ここ数年、当業者には使い捨てグリルが知られていた。そのような一度限りのグリルは通常、薄いアルミニウム板から作成された基部トレイを備える。基部トレイは、木炭の塊又はブリケット(briquette)で予め充填され、薄い金属格子で覆われている。
そのような使い捨てグリルは、ハイキング時、ビーチ上など、従来のグリルを持ち込んだり購入したりせずに網焼きをしたい外部環境で使用するのに便利である。
しかし、使い捨てグリルは使用後も依然として熱いため、適切に処分するのが困難である。このため、使い捨てグリルは、自然界に放置されることが多く、その場では分解するのに非常に長い時間がかかる。
このため、特許文献1(独国実用新案第202012004383号明細書)からは、使い捨てグリルを植物性材料から形成し、グリルが使用後に生分解されることを確実にしていることがわかる。グリルを耐火性にし、ひいてはグリルが使用中に燃えないようにするために、植物性材料は鉱物又は石粉のような土類原料と混合される。しかし、この種のグリルは高価であり、植物性材料に鉱物が混入しているため、グリルを分解するのに依然として比較的長い時間がかかる。
使い捨てグリルの別の例が、特許文献2(国際公開第2014/146661号)から知られている。
このため、本発明の目的は、さらに環境に配慮し、分解が容易であり、費用効率の高い使い捨てグリルを提供することである。
本発明の別の目的は、上記の使い捨てグリルの製造方法を提供することである。
独国実用新案第202012004383号明細書 国際公開第2014/146661号
本発明は、可燃性材料で作成される外側グリルカバーとしての基部トレイと、
可燃性バイオマス材料を成形した燃料と、
燃料を保持し、基部トレイによって部分的又は全体的に被覆される断熱材で作成されるインサート構造体と、を備える使い捨てグリルであって、
インサート構造体の少なくとも1箇所の少なくとも1つの壁厚が燃料及び基部トレイの1つ以上の特徴によって規定される、使い捨てグリルを提供する。
燃料及び基部トレイの特徴の要件に従って規定された少なくとも1つの壁厚を有する使い捨てグリルは、燃料及び基部トレイの特徴を理解することによってインサート構造体での下部材料の使用が可能になるという点で有利である。これにより、使い捨てグリルは、いっそう環境に優しく、分解が容易であるほか、製造工程での費用効率が高い。
成形燃料はこのほか、使い捨てグリルの燃焼時間が一定の長さであることを保証する。これによってこのほか、所与の種類の使い捨てグリルのその後の冷却期間を判定するのが容易である。この期間は、グリルがユーザ及び地域環境にとって安全な方法で処分される準備ができている状態になるのが、いつかを示唆する。
なお、この文脈での「燃料」という用語は、使い捨てグリルの熱源として解釈される必要がある。使い捨てグリルでは、燃料は、点火される前、即ち、未だグリルの火によって形状が劣化していない状態では、元来の形状を有する。
なお、この文脈における「インサート構造体」という用語は、使い捨てグリルの通常の取扱い条件下で少なくともグリルの点火までインサートユニットを形成するように維持されるか固定されたインサートユニット又は遊離インサート材料として解釈される必要がある。
本発明の一態様では、燃料は、少なくとも実質的に平坦な上面及び下面を有するように成形された板材である。平坦な表面は、燃料の広い表面からの熱容量の明確かつ均一な放射を確実なものにし、インサート構造体の必要な壁厚を判定することを可能にする。
本発明の別の態様では、特徴のうちの1つには、成形された燃料の長さLF及び幅WFが、燃料の100ミリメートルを上回る幅及び長さ、例えば、150〜180ミリメートルの幅範囲及び240〜270ミリメートルの長さ範囲に関連して、燃料の厚さDF、例えば、12〜15ミリメートルの間、例えば、約14ミリメートルの厚さDFを上回ることが含まれる。長さ、幅及び厚さに関する燃料の特徴は、燃料がインサート構造内で主に上下に熱容量を放射し、使い捨てグリルの側壁に向かってはあまり放射しないことを確実なものにする。放射熱容量がこのほか、さらに明確に定義されているため、インサート構造に必要な壁厚を容易に判定できる。ほかにも、成形燃料の厚さが薄いほど、使い捨てグリル内での燃料の着火が容易になる。
本発明の一態様では、特徴のうちの1つには、燃料の要素の寸法、形状及び/又は数、例えば、円形ブリケットの数、例えば、2〜36個のブリケット、好ましくは、24個のブリケットが含まれる。同一形状の要素の数により、燃料の平坦な上面及び下面が提供されると同時に、インサート構造体のトレイを完全に充填する燃料が提供される。
本発明の諸態様では、燃料は、木炭、あるいは圧縮炭又はバイオ燃料粉末を成形した1つ以上のブリケットである。これにより、本発明の有利な実施形態が達成される。
本発明の一態様では、インサート構造体は、断熱材の側壁と底部とを有するトレイとして成形される。これによって、燃料が使い捨てグリルの内側の所望の位置に維持され、これによってインサート構造体の壁厚を材料の使用に関して有利な最小値に規定することが確実に可能になる。
本発明の一態様では、燃料は、トレイ及び燃料の長さ及び幅を選択することによってインサート構造体のトレイ内に保持されるか固定される。これにより、設計通りに使い捨てグリル内の任意の方向に明確に規定された方法で熱容量を放射し、このため基部トレイのホットスポットを回避する燃料を達成した。
本発明の一態様では、壁厚は、各側壁の少なくとも1箇所で同一であるか、インサート構造体の各側壁及び底部の少なくとも1箇所で同一である。これにより、グリルの使用後に製造及び分解がいっそう容易であるインサート構造体を提供することができる。
本発明の一態様では、壁厚Y、Y1、Y2は、底部にて、インサート構造体のいずれかの側壁の壁厚Xを上回る。これにより、側壁の外面と使い捨てグリルの底部との間の作動温度差が広がるのを回避することができる。
本発明の一態様では、側壁の壁厚Xは、15〜40ミリメートルの範囲内、例えば、好ましくは約25ミリメートルである。これにより、使い捨てグリルにとって有利な値が達成される。
本発明の一態様では、基部トレイは、厚紙材料によって、約218°Cを上回る自己発火温度を含む特徴のうちの1つを有するように作成される。自己発火温度は、加熱されたときに基部トレイが空気中で発火し、燃焼し続ける最低温度として理解される必要がある。本発明の実施形態は、インサート構造体内の壁厚がきわめて薄い、特に軽量の使い捨てグリルを提供するために、正確に規定されたインサート構造体の壁厚を介して自己発火温度より低い温度、例えば、自己発火温度よりわずかに低い温度に基部トレイを維持する可能性を有利に提供する。
本発明の一態様では、特徴のうちの1つには、燃料の所定の重量、例えば、標準サイズでは、200〜1500グラムの間、好ましくは、250〜350グラムの間、例えば約300グラム、あるいは特大サイズでは、好ましくは700〜1500グラム、例えば、約1100グラムの重量が含まれる。提案された燃料の重量範囲は、必要な壁厚を有するインサート構造を有する標準サイズ及び特大サイズの使い捨てグリルのようなさまざまな種類の使い捨てグリルを得ることに関して有利である。燃料はさらに明確で予測可能な方法で燃焼させることによって特に効率的なものになることから、成形燃料の重量は、標準の遊離木炭に比べて特に減少する可能性がある。
本発明の一態様では、インサート構造体はパーライト材料で作成される。パーライトから断熱インサート構造体を形成し成形すると、膨張形態のパーライトが、熱伝導率が低く、安価で軽量の耐火材料であるという点で有利である。これにより、インサート構造体を、使い捨てグリルに関連する使用に特に適したものにすることができる。
本発明の一態様では、インサート構造体は、成形断熱材で作成されたインサートであるか、別の固定断熱材、例えば、位置を維持するためのバインダ又はカバー材料によって概ね固定された遊離物質で作成されたインサートである。これにより、本発明の有利な実施形態が達成される。
本発明の一態様では、インサート構造体の少なくとも1つの壁厚は、基部トレイの外面上の1つ以上の所望の作動温度、例えば、基部トレイの外側壁面に対しては、40〜80°Cの間の所望の作動温度Tl、Tr、例えば、45〜60°Cの間、例えば、約50°C及び/又は基部トレイの外底面対しては、80〜170°Cの間の所望の温度Tdown、例えば、100〜140°Cの間、例えば、約120°Cによって規定される。基部トレイの外面上にてさまざまな作動温度を使用し許容することは、壁厚を最小限に減少させることに関して有利である。インサート構造体の製造工程はこのほか、インサート構造体の側壁及び底部にて実質的にほぼ同じ壁厚を使用することを可能にすることによって単純化してもよい。作動温度は、15〜20℃の温度及び使用時の使い捨てグリルに吹き付ける穏やかな風など、通常の気象条件に関連して規定される。
本発明の一態様では、少なくとも1つの特徴には、所定量の可燃性バイオマス材料の放射熱容量Qが含まれる。これにより、インサート構造体のさまざまな箇所の壁厚をグリルの温度に関連する最小値に別々に適合させること、例えば、グリルの下など、グリルの1箇所での温度を上昇させて、グリルの側壁の外面など、グリルの他の箇所での温度を制限することができる。
本発明の一態様では、放射熱容量Qは、5,000〜9,000カロリー/グラムの範囲、例えば、約7,000カロリー/グラムである。これにより、使い捨てグリルの有利な実施形態が達成される。
本発明の一態様では、インサート構造体の底部は、20〜70ミリメートルの間、例えば、30ミリメートルの壁厚Yを有する。これにより、設計されたグリルの壁厚Yが最小の厚さまで減少されるため、かさばるグリルを製造する必要がなくなり、使い捨てグリルの底部表面の下で望ましい作動温度を達成することができる。
本発明の一態様では、遊離断熱材の少なくとも1つの層が、インサート構造体と基部トレイとの間、例えば、インサート構造体の底部の下に位置決めされる。インサート構造体の下で遊離断熱材を使用すると、インサート構造体の底部の壁厚を減少させるという可能性が得られ、有利である。特に遊離断熱材として、インサート構造体が薄くなるほど、厚い成形インサート構造体と比較して、処分するのが容易になる。
本発明の別の態様では、遊離断熱材の少なくとも1つの層は、10〜40ミリメートルの間、例えば、約15ミリメートルの壁厚Y2を有し、インサート構造体は、10〜40ミリメートルの間、例えば、約15ミリメートルの壁厚Y1を有する。これにより、燃料及び基部トレイの特徴の理解に基づく断熱材のコスト的及び材料的に効率的な使用により、本発明の有利な実施形態が達成される。さらに、遊離断熱材は、インサート構造体が使用中に別々に損傷を受けた場合、燃料を基部トレイから分離することになる。
本発明はこのほか、可燃性材料で作成される外側グリルカバーとしての基部トレイと、断熱材の少なくとも1つのインサート構造体とを備える使い捨てグリルを製造する方法に関する。この方法は、
インサート構造体に配置される、可燃性バイオマス材料を成形した燃料を選択するステップと、
前記燃料及び前記基部トレイの1つ以上の特徴を用いて前記インサート構造体の少なくとも1箇所の少なくとも1つの壁厚を規定するステップと、
インサート構造体の燃料を位置決めするステップと、
位置決めされた燃料を含むインサート構造体を基部トレイで覆うステップと、を含む。
これにより、使い捨てグリルを製造するための有利な方法が達成される。
上記の方法は、一実施形態では、請求項1〜21のいずれか1項に記載の使い捨てグリルの製造に使用してもよい。
本発明は、図面を参照して以下に説明される。
周知の使い捨てグリルの一例を斜視図にて示す。 可燃性バイオマス材料を成形した燃料を使用した、本発明による使い捨てグリルの一実施形態を示す。 可燃性バイオマス材料を成形した燃料を使用した、本発明による使い捨てグリルの一実施形態を示す。 可燃性バイオマス材料を成形した燃料を使用した、本発明による使い捨てグリルの一実施形態を示す。 本発明による使い捨てグリルの別の実施形態を示す。 本発明による使い捨てグリルの別の実施形態を示す。 図2aに示す使い捨てグリルの部品及び寸法をさらに詳細に示す。 本発明による使い捨てグリルの別の実施形態の部品及び寸法をさらに詳細に示す。 本発明による使い捨てグリルの一実施形態からの放射熱容量を示す。 本発明による使い捨てグリルの一実施形態からの放射熱容量を示す。 使い捨てグリルの製造方法を開示する流れ図を示す。
図1は、木炭塊の形態の別個の可燃性熱源3を予め充填した周知の使い捨てグリル1の一例を斜視図にて示す。
木炭塊は、トレイとして成形された容器2によってグリル内に担持される。容器2は、グリルの使用中に、下部地面から容器2を持ち上げるように構成される下部支持構造体4上に位置決めされる。
容器2は、木材チップ及びおが屑のような可燃性材料から作成され、硬化した粘土のような実質的に耐火性の表面被覆を有する。グリルの使用後は、さまざまな材料がいずれも環境に配慮した方法で使い捨てになる。
標準サイズの普通のグリルは通常、320×250ミリメートルの長さ×幅の寸法を有し、400〜600グラムの木炭を備える。特大サイズの普通のグリルは通常、480×320ミリメートルの長さ×幅の寸法を有し、800〜1200グラムの木炭を備える。
図2a〜図2cは、可燃性バイオマス材料を成形した燃料を使用した、本発明による使い捨てグリル10の一実施形態を示す。
図2aは、使い捨てグリル10の中央を側面から見たときの断面図を示す。
使い捨てグリル10は、断熱材で作成されたインサート構造体11と共に示される。インサート構造体11は、インサート構造体の底部17から上方に突出して上部に開口部を有するトレイ14を形成する4つの側壁18a〜18bを備える。トレイは、木炭又は圧縮炭又はバイオ燃料粉末のような可燃性バイオマス材料を成形した燃料12を包含する。
使い捨てグリル10はこのほか、可燃性材料で作成された外側グリルカバーとしての基部トレイ13を備える。基部トレイ13は、使い捨てグリル10を、例えば、可搬型保護カバーとして使用する前に、インサート構造体11及び燃料12を全体的に覆ってもよい。グリルを使用できるようにするために、カバーの上部を取り外す。基部トレイ13は(残りのグリルカバーとして)使用中にインサート構造体の4つの側壁18a〜18bの大部分と底部17とを覆う。側壁18a〜18bの最上部は、図示のように、基部トレイ13によって覆われていない。
燃料は、平坦な上面15及び下面16と共に図示され、貫通孔19を有する。貫通孔19は、燃料12がインサート構造体11のトレイ14内で均一に燃焼することを確実なものにする。
インサート構造体11は、熱伝導率を著しく低下させることができる断熱材から作成されたあらゆる種類の装置、手段、配置などとして理解されるべきである。そのような断熱材は、パーライト、ミネラルウール又はミネラルフォーム、セラミック断熱タイル、ガラス発泡体、ポリウレタンフォーム、紙、発泡スチロール、膨張粘土、非晶質火山ガラス、スラグなど、あるいはその任意の組み合わせのような低熱伝導率、即ち、典型的には0.5ワット毎メートル毎ケルビン(W・m−1・K−1)未満のあらゆる種類の材料を含み得る。しかし、耐火性でもあるためには、列挙された材料のいくつかを、1つ以上の難燃剤で被覆するか、そうでなければ処理するか、あるいはインサート構造体の耐火品質を保証する他の材料と混合するか被覆する必要があるであろう。
本発明の好ましい実施形態では、インサート構造体11及び基部トレイ13はそれぞれ、パーライト材料及び厚紙で作成される。
図2bは、燃料12を含む図2aの使い捨てグリル10を上方から見た図を示す。
4つの側壁18a〜18dを有するインサート構造体11のトレイ14は、燃料12を長さ方向及び幅方向に堅固に囲むように図示される。このほか、燃料12の貫通孔19のパターンを燃料12の上面15に図示する。このほか、インサート構造体11と4つの側壁18a〜18dを取り囲む基部トレイ13の上端が視認できる。
ほかにも、燃料12の長さLF及び幅WFが図に含まれる。
図2cは、図2aの燃料の中央を側面から見た断面図を示す。
燃料12は、図2bに示す燃料12の長さ及び幅より何倍も小さい深さ/厚さDFを有する。
燃料を均一に燃焼させるために、燃料は、提案された孔以外の貫通孔パターンを含んでもよい。
図2a〜図2に示す燃料はこのほか、図2a〜図2cに示される単一の燃料要素、例えば、並列する2つ又は4つの燃料要素又は2×2マトリックスに構成される4つの燃料要素に対応する燃料を構築するために、互いに隣接して位置決めされた多数の燃料要素に分割してもよい。
図3a及び図3bは、本発明による使い捨てグリル10の別の実施形態を示す。
図3aは、使い捨てグリル10の中央を側面から見た断面図を示す。インサート構造体11及び基部トレイ13は、特に図2aに関して上述したインサート構造体及び基部トレイに対応する。
しかし、燃料12は、単一の燃料要素の代わりに24個の円形燃料要素20を含むものとして図3a及び3bに示される。円形燃料要素20のそれぞれは、トレイ14内の平坦な上面15及び下面16を維持しながらドーナツ形状の外観を円形燃料要素に提供する貫通中心孔を有する。
インサート構造体のトレイ内に円形燃料要素20を含む燃料12は、依然として実質的に板状の形態を維持する。
拡大図を含む図4は、図2aに示す使い捨てグリルの部品及び寸法をさらに詳細に示す。明確にするために、燃料12は図中の使い捨てグリル10から取り除かれる。インサート構造体11及び基部トレイ13の1つの角は、インサート構造体11の側壁18b及び底部17での壁厚X、Yを示すために拡大される。
この図は、インサート構造体11の壁厚X、Yがほぼ同じ寸法であるとして示しているが、特に底部17の壁厚Yはこのほか、下向きに放射されるいっそう大きな熱容量に対処するために側壁の壁厚Xより厚くもよい。
壁厚X、Yは、側壁及び底部のなかで厚さが必然的に最小になるような傾向のある場所であって、基部トレイ13はその場所の反対側に配置される場所にて規定されるのが好ましい。
インサート構造体11は、燃料12及び基部トレイ13の1つ以上の上記の特徴に関して、インサート構造体11の少なくとも1つの壁厚を最小にすることによって、それに応じて設計されるのが好ましい。
図5は、先に図2aに示した使い捨てグリル10の別の実施形態の部品及び寸法をさらに詳細に示す。
使い捨てグリル10には、インサート構造体11と基部トレイ13との間に位置決めされた遊離断熱材21の層が設けられる。遊離断熱材21の層は、図示のように、インサート構造体11の真下に位置決めされ、基部トレイ13によって定位置に保持されることが好ましい。
遊離断熱材21の層は、本発明の好ましい実施形態では、10〜40ミリメートルの間、例えば、15ミリメートルのインサート構造体11の壁厚Y1と共に、10〜40ミリメートルの間、例えば、15ミリメートルの壁厚Y2を有する。
インサート構造体は、熱伝導率を著しく低下させることができる断熱材から作成されたあらゆる種類の装置、手段、配置などとして理解されるべきである。そのような断熱材は、パーライト、ミネラルウール又はミネラルフォーム、セラミック断熱タイル、ガラス発泡体、ポリウレタンフォーム、紙、発泡スチロール、膨張粘土、非晶質火山ガラス、スラグなど、あるいはその任意の組み合わせのような低熱伝導率、即ち、典型的には0.5ワット毎メートル毎ケルビン(W・m−1・K−1)未満のあらゆる種類の材料を含み得る。しかし、耐火性でもあるためには、列挙された材料のいくつかを、1つ以上の難燃剤で被覆するか、そうでなければ処理するか、あるいはインサート構造体の耐火品質を保証する他の材料と混合するか被覆する必要があるであろう。
遊離断熱材21とインサート構造体11とは、パーライトのような同一の材料で作成されるのが好ましい。
図6a及び図6bは、本発明による使い捨てグリル10の一実施形態からの放射熱容量を示す。図6aに示す使い捨てグリル10は、図2aに示すグリルと同一であり、図は明確さのために再び提示されているに過ぎない。
図6bは、燃料が点火されて均一に燃焼したときに、インサート構造体11を介して燃料12から網焼き対象の食品及び基部トレイ13に向けて放射される熱容量を矢印で概略的に示す。
最も大きい矢印は、網焼き対象の食品に向かって放射される熱容量Qupを概略的に示す。
小さい矢印は、基部トレイ13の側壁に向かって放射される熱容量Ql、Qr及び基部トレイ13の底部に向かって下向きに放射される熱容量Qdownをそれぞれ概略的に示す。放射熱容量Ql、Qr及びQdownは、インサート構造体11を介して基部トレイ13の外面に対応する温度Tl、Tr及びTdownを提供する。
インサート構造体11の壁厚は、本発明の一実施形態では、基部トレイ13の外面上の1つ又は複数の所望の作動温度によって規定してもよい。ユーザが手袋又は類似の熱保護手段を使用することなく側壁で燃焼する使い捨てグリルを快適に取り扱うことができるようにするために、基部トレイ13の外側壁面のための所望の作動温度Tl、Trを、45〜60℃の間、例えば、約50℃など、40〜80℃の間であるように選択する。燃焼している使い捨てのグリルが木製テーブル又は類似の家具の上に家具の表面を損傷するリスクなしに立設することができるようにするために、基部トレイ13の外側底面のための所望の温度Tdownを100〜140℃の間、例えば、約120℃など、80〜170℃の間になるように選択する。
所望の作動温度は、標準サイズの使い捨てグリルを構築する際に、約25ミリメートルの側壁厚、20〜70ミリメートルの間、例えば約30ミリメートルの底部の壁厚、約300グラムの成形燃料重量など、上記の壁厚及び燃料の重さを使用することによって達成してもよい。
インサート構造体11は、燃料12及び基部トレイ13の1つ以上の上記の特徴に関して、インサート構造体11の少なくとも1つの壁厚を最小にすることによって、それに応じて設計されることが好ましい。
上記の図は、使い捨てグリルに関連する火格子手段を例示していないが、グリルには通常、ある種のグリッド(grid)、メッシュ(mesh)、グリル(grille)、ラティス(lattice)、スクリーン(screen)をはじめとするあらゆる種類の火格子であって、網焼きされる食品を坦持している間に使い捨てグリルの熱源を覆って載置されるのに適した火格子が設けられる。
火格子手段は、多数の個別の部品を相互に接続したものとして、単一部品として、多数の単一部品又はその任意の組み合わせとして形成され得る。
図7は、使い捨てグリルの製造方法を開示する流れ図である。
開示された方法は以下のステップを含む。
a1)可燃性バイオマス材料を成形した燃料を選択するステップ。
a2)燃料トレイ及び基部トレイの特徴を1つ以上取得するステップ。
a3)インサート構造体内の少なくとも1つの位置での少なくとも1つの壁厚を規定するステップ。
a4)例えば、基部トレイとの関係にて使い捨てグリルの規定の壁厚が適切であるように制御するステップ。
方法ステップa1〜a4の背後にある主題は、例えば、図2a〜図5に関してすでに上記で説明されている。
a5)上記の制御の結果が肯定的であれば、少なくとも1つの規定の壁厚を有する使い捨てグリルを製造するステップ。
使い捨てグリル10の製造工程は、規定された壁厚を有するインサート構造体11を形成するか成形するステップと、燃料12を成形するステップとを含んでもよい。燃料12は、火格子手段、ユーザ指示付きの紙などが、例えば、インサート構造体と燃料の上に付加される前に、インサート構造体11のトレイ14内に位置決めされる。最終的に、基部トレイ13は使い捨てグリル10の外側カバーとして設けられる。
使い捨てグリル10の製造工程は、例えば、バインダ又はカバー材料を使用することによって基部トレイ内に配置され固定される遊離材料内にインサート構造体を使用する代替ステップを含んでもよい。カバー材料は、製造工程にて厚紙で覆われたトレイに成形燃料が添加される前に、インサート構造体にて側壁の上部及びトレイを形成するように、例えば、遊離インサート材料を成形する外形を有する厚紙であってもよい。カバーは、インサート構造体の形状を維持するのを補助し、特に使い捨てグリルの搬送中に遊離インサート材料を所定の位置に保持するのを補助することになる。カバーは、グリルが点火されると急速に燃え尽き、遊離材料は、例えば、パーライト材料である遊離材料の特徴によってインサート構造体の形状を維持することになる。
本発明は、インサート構造体11、燃料12及び基部トレイ13を含む使い捨てグリル10の特定の例を参照して上記にて例示された。しかし、本発明は、上記にて説明された特定の例に限定されないが、特許請求の範囲に明記される本発明の範囲内の多数の変形例に設計され変更されてもよいことを理解されたい。
1.周知の使い捨てグリル
2.可燃性熱源を担持する使い捨て材料の容器
3.可燃性熱源としての木炭塊
4.容器のための下部支持構造体

10.本発明による実施形態での使い捨てグリル
11.断熱材で作成されたインサート構造体
12.可燃性バイオマス材料を成形した燃料
13.可燃性材料で作成された外側グリルカバーとしての基部トレイ
14.燃料を包含するインサート構造体のトレイ
15.燃料の上面
16.燃料の下面
17.グリルの底部
18a〜18d.グリルの側壁
19.燃料の貫通孔
20.中央に穴が開いたドーナツ形状などを有する円形ブリケット
21.遊離断熱材の層

L、W、D.燃料の長さ、幅及び深さ/厚さ
Q.燃料からの放射熱容量
T.温度
X.インサート構造体の側壁の少なくとも1箇所の壁厚
Y.インサート構造体の底部の少なくとも1箇所の壁厚
1、Y2.底部の別々の層にある少なくとも1箇所の肉厚

a1〜a5.使い捨てグリルの製造方法を開示する流れ図のステップ

Claims (23)

  1. 可燃性材料で作成される外側グリルカバーとしての基部トレイ(13)と、
    可燃性バイオマス材料を成形した燃料(12)と、
    前記燃料(12)を保持し、前記基部トレイ(13)によって部分的又は全体的に被覆される断熱材で作成されるインサート構造体(11)と、を具備する、使い捨てグリル(10)であって、
    前記インサート構造体(11)の少なくとも1箇所の少なくとも1つの壁厚(X、Y、Y1、Y2)が前記燃料(12)及び前記基部トレイ(13)の1つ以上の特徴によって規定される、使い捨てグリル(10)。
  2. 前記燃料(12)は、少なくとも実質的に平坦な上面及び下面を有して成形された板材である、請求項1に記載の使い捨てグリル(10)。
  3. 前記特徴のうちの1つには、成形された前記燃料(12)の長さ(LF)及び幅(WF)が、前記燃料(12)の100ミリメートルを上回る幅及び長さ、例えば、150〜180ミリメートルの幅範囲及び240〜270ミリメートルの長さ範囲に関連して、前記燃料(3)の厚さ(DF)、例えば、12〜15ミリメートルの間、例えば、約14ミリメートルの厚さ(DF)を上回ることが含まれる、請求項1又は2に記載の使い捨てグリル(10)。
  4. 前記特徴のうちの1つには、前記燃料(12)の要素の寸法、形状及び/又は数、例えば、円形ブリケット(20)の数、例えば、2〜36個のブリケット、好ましくは、24個のブリケットが含まれる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  5. 前記燃料(12)は木炭である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  6. 前記燃料(12)は、圧縮炭又はバイオ燃料粉末を成形した1つ以上のブリケットである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  7. 前記インサート構造体(11)は、側壁(18a〜18d)と底部(17)とを有するトレイ(14)として、断熱材で成形される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  8. 前記燃料(12)は、前記トレイ(15)及び燃料(12)の長さ及び幅の選択によって、インサート構造体(11)の前記トレイ(14)に保持又は固定される、請求項7に記載の使い捨てグリル(10)。
  9. 前記壁厚(X、Y、Y1、Y2)は、前記インサート構造体(11)の各側壁(18a〜18d)の少なくとも1箇所、又は前記インサート構造体(11)の各側壁(18a〜18d)及び底部(17)の少なくとも1箇所と同一である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  10. 壁厚(Y、Y1、Y2)は、前記底部(17)にて、前記インサート構造体(11)のいずれかの側壁(18a〜18d)の壁厚(X)を上回る、請求項1〜9のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  11. 側壁(18a〜18d)の壁厚(X)は、15〜40ミリメートルの範囲、例えば、好ましくは約25ミリメートルである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  12. 前記基部トレイ(13)は、厚紙材料によって、約218°Cを上回る自己発火温度を含む前記特徴のうちの1つを有するように作成される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  13. 前記特徴のうちの1つには、前記燃料(12)の所定の重量、例えば、標準サイズでは、200〜1500グラムの間、好ましくは、250〜350グラムの間、例えば約300グラム、あるいは特大サイズでは、好ましくは700〜1500グラム、例えば、約1100グラムの重量が含まれる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  14. 前記インサート構造体(11)はパーライト材料で作成される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  15. 前記インサート構造体(11)は、成形断熱材で作成されたインサートであるか、別の固定断熱材、例えば、位置を維持するためのバインダ又はカバー材料によって概ね固定された遊離物質で作成されたインサートである、請求項1〜14のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  16. 前記インサート構造体(11)の前記少なくとも1つの壁厚は、前記基部トレイ(13)の外面上の1つ以上の所望の作動温度、例えば、基部トレイ(13)の外側壁面に対しては、40〜80°Cの間の所望の作動温度(Tl、Tr)、例えば、45〜60°Cの間、例えば、約50°C、及び/又は前記基部トレイ(13)の外底面に対しては、80〜170°Cの間の所望の温度(Tdown)、例えば、100〜140°Cの間、例えば、約120°Cによって規定される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  17. 前記少なくとも1つの特徴には、所定量の前記可燃性バイオマス材料の放射熱容量(Q)が含まれる、請求項1〜16のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  18. 前記放射熱容量(Q)は、5,000〜9,000カロリー/グラムの範囲、例えば、約7,000カロリー/グラムである、請求項17に記載の使い捨てグリル(10)。
  19. 前記インサート構造体(11)の底部は、20〜70ミリメートルの間、例えば、30ミリメートルの壁厚(Y)を有する、請求項1〜18のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  20. 遊離断熱材(21)の少なくとも1つの層が、前記インサート構造体(11)と基部トレイ(13)との間、例えば、前記インサート構造体(11)の底部の下に位置決めされる、請求項1〜19のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(10)。
  21. 遊離断熱材(21)の前記少なくとも1つの層は、10〜40ミリメートルの間、例えば、約15ミリメートルの壁厚(Y2)を有し、前記インサート構造体(11)は、10〜40ミリメートルの間、例えば、約15ミリメートルの壁厚(Y1)を有する、請求項20に記載の使い捨てグリル(10)。
  22. 可燃性材料で作成される外側グリルカバーとしての基部トレイと、断熱材の少なくとも1つのインサート構造体とを具備する使い捨てグリルを製造する方法であって、
    前記方法は、
    前記インサート構造体に配置される、可燃性バイオマス材料を成形した燃料を選択するステップと、
    前記燃料及び前記基部トレイの1つ以上の特徴を用いて前記インサート構造体の少なくとも1箇所の少なくとも1つの壁厚を規定するステップと、
    前記インサート構造体に前記燃料を位置決めするステップと、
    位置決めされた燃料を含む前記インサート構造体を前記基部トレイで覆うステップと、を含む、方法。
  23. 請求項22に記載の使い捨てグリルを製造する方法であって、前記方法は、請求項1〜21のいずれか1項に記載の使い捨てグリルを製造するのに用いられる、方法。
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