JP2019524967A - エポキシ樹脂系用のイミダゾール塩添加剤を含有する酸無水物エポキシ硬化剤 - Google Patents
エポキシ樹脂系用のイミダゾール塩添加剤を含有する酸無水物エポキシ硬化剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019524967A JP2019524967A JP2019508262A JP2019508262A JP2019524967A JP 2019524967 A JP2019524967 A JP 2019524967A JP 2019508262 A JP2019508262 A JP 2019508262A JP 2019508262 A JP2019508262 A JP 2019508262A JP 2019524967 A JP2019524967 A JP 2019524967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- epoxy
- curing agent
- anhydride
- carbon atoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
- C08G59/56—Amines together with other curing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
- C08G59/5046—Amines heterocyclic
- C08G59/5053—Amines heterocyclic containing only nitrogen as a heteroatom
- C08G59/5073—Amines heterocyclic containing only nitrogen as a heteroatom having two nitrogen atoms in the ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/42—Polycarboxylic acids; Anhydrides, halides or low molecular weight esters thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/68—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the catalysts used
- C08G59/681—Metal alcoholates, phenolates or carboxylates
- C08G59/685—Carboxylates
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
Description
本開示は、エポキシ硬化剤を製造し、かつ硬化エポキシ生成物の製造に使用するための組成物および方法に関する。特に本開示は、高温時の反応性を維持しつつ、エポキシ樹脂用の酸無水物硬化剤に対する潜在性を向上させるイミダゾール塩添加剤に関する。
本開示による実施形態は、潜在性の向上と、高温時のエポキシ系の急速硬化(例えば約110℃〜約150℃の温度で約2時間の期間での硬化)とを提供するイミダゾール塩を提供することによって、慣用の酸無水物の促進剤に付随して生じる課題を解決するものである。本開示によるイミダゾール塩添加剤は潜在性硬化剤として作用し、該添加剤によって、酸無水物硬化剤およびエポキシ樹脂との混合物における周囲温度での貯蔵安定性の延長に加え、高めた硬化温度に加熱した際の急速硬化が可能となる。さらに、本発明のイミダゾール塩によってサイクル時間を短縮することができ、その結果、硬化エポキシ樹脂部品を製造する際のスループットが増加する。
R、R’は、Hまたはアルキル(炭素原子数1〜20)、好ましくは炭素原子数1〜7の低級アルキル、ハロアルキル(炭素原子数1〜20)、アリール、ヒドロキシルアルキル(炭素原子数1〜7)、エステル基、置換アルキルであり、かつX−は、炭素原子数1〜40のカルボン酸アニオンである]により表される少なくとも1種のイミダゾール塩と、少なくとも1種の酸無水物硬化剤と
を含有する硬化剤組成物を含む。
R、R’は、Hまたはアルキル(炭素原子数1〜20)、好ましくは炭素原子数1〜7の低級アルキル、ハロアルキル(炭素原子数1〜20)、アリール、ヒドロキシルアルキル(炭素原子数1〜7)、エステル基、置換アルキルであり、かつX−は、炭素原子数1〜40のカルボン酸アニオンである]により表される少なくとも1種のイミダゾール塩と、少なくとも1種の酸無水物硬化剤と
を含有する硬化剤組成物を含有するエポキシ組成物を含む。該エポキシ組成物はさらに、少なくとも1種のエポキシ樹脂を含有する。
R、R’は、Hまたはアルキル(炭素原子数1〜20)、好ましくは炭素原子数1〜7の低級アルキル、ハロアルキル(炭素原子数1〜20)、アリール、ヒドロキシルアルキル(炭素原子数1〜7)、エステル基、置換アルキルであり、かつX−は、炭素原子数1〜40のカルボン酸アニオンである]により表される少なくとも1種のイミダゾール塩と、酸無水物硬化剤と
を含有するエポキシ硬化剤の準備を含む。該エポキシ硬化剤を、少なくとも1種のエポキシ樹脂と接触させる。該組成物を硬化温度に加熱して、硬化エポキシ生成物を形成させる。
本開示の実施形態は、酸無水物系エポキシ硬化剤用の促進剤として使用するためのイミダゾールのカルボン酸塩に関する。本発明の特定のイミダゾールのカルボン酸塩は酸無水物の潜在性促進剤であり、これによって、高めた温度(例えば約50℃を上回る開始温度)に加熱した際にエポキシ樹脂を硬化させることができる。本開示によるイミダゾール塩を使用することで、約50〜約200℃の範囲の、約100〜約180℃の範囲の開始温度を有するエポキシ硬化剤を得ることができ、場合によっては約100〜約150℃の範囲の開始温度を有するエポキシ硬化剤を得ることができる。本開示によるイミダゾール塩は、120J/gを上回る(例えば約150〜約400J/gの、約200〜約375J/gの、場合によっては約250〜約350J/gの)ΔHcを含む。本開示によるイミダゾール塩を酸無水物硬化剤と併用することで、約40〜約175℃、約40〜約150℃、場合によっては約50〜約125℃の範囲のTgを有する硬化エポキシ樹脂系を得ることができる。
(a)
(i)本開示によるイミダゾール化合物とカルボン酸との接触生成物と、
(ii)酸無水物硬化剤と
を含有するエポキシ硬化剤を準備すること、
(b)エポキシ硬化剤配合物を少なくとも1種のエポキシ樹脂と接触させること、
(c)前記組成物を硬化温度に加熱すること
を含む方法を提供する。
例1
イミダゾール塩を製造するための包括的手順:
(a)1−メチルイミダゾール(1モル)を、マグネチックスターラー、窒素導入口および熱電対を備えた三ツ口丸底フラスコに装入した。酢酸(1モル)をゆっくりと添加し、温度を25〜35℃に維持した。この添加が完了したらこの混合物を室温に冷却して、DSC、可使時間、相容性および高めた温度での反応性についての実験に使用した。
酸無水物の促進剤の示差走査熱量測定(DSC)実験
例1に記載した手順に従って製造したイミダゾール塩(0.4g)を、均一な混合物が得られるまで高速ミキサーを用いて、メチルテトラヒドロフタル酸無水物(MTHPA;8g)、メチルヘキサヒドロフタル酸無水物(MHHPA;8g)またはドデシルコハク酸無水物(DDSA;13g)と混合し、そしてビスフェノールAジグリシジルエーテル(DGEBA;10g)またはエポキシ化アマニ油(ELO)樹脂(10g)と混合した。市販のDSC(TA Instruments Q200、該DSCに搭載されたソフトウェアプログラムを有する)を使用することによりこの混合物の試料を分析した。該DSCを−10℃で開始し、10℃/分で300℃まで加熱し、冷却し、そして250℃への2回目昇温をスキャンした。1回目のスキャンでは、開始温度、ピーク発熱および反応熱(ΔHc)を含む硬化データが得られ、一方で2回目のスキャンではガラス転移温度(Tg)が得られた。結果を表1に示す。以下の表1は、イミダゾール塩促進剤と酸無水物硬化剤とエポキシ樹脂との組合せを含有するエポキシ硬化組成物の熱的挙動を例証するものである。特に、表1により以下のことが例証される:
(a)構造1による式を有するイミダゾール塩は、ΔHc>120J/gで、エポキシ系において酸無水物に対して活性な促進剤として作用し、かつ
(b)本発明のイミダゾール塩の製造に使用されるカルボン酸を酸無水物系の硬化に使用した場合には反応熱が無視できることによって示されるように、該カルボン酸は、酸無水物の促進剤としては総じて不活性である。
(c)構造1による式を有するイミダゾール塩は、ΔHc>120J/gで、エポキシ系において酸無水物に対して活性な促進剤として作用し、かつ
(d)本発明のイミダゾール塩の製造に使用されるカルボン酸を酸無水物系の硬化に使用した場合には反応熱が無視できることによって示されるように、該カルボン酸は、酸無水物の促進剤としては総じて不活性である。
酸無水物の促進剤の可使時間に関する実験
例1に記載した手順に従って製造したいくつかのイミダゾール塩を、可使時間(潜在性)について分析した。製造したイミダゾール塩(4g)を、均一な混合物が得られるまで、ステンレス鋼製スパチュラを用いて、MTHPA(80g)、MHHPA(80g)またはDDSA(130g)と混合し、そしてDGEBA(100g)またはELO樹脂(100g)と混合した。25℃での各系の可使時間を、ブルックフィールド粘度計により測定した。粘度を時間に対して記録し、10Pa・sおよび100Pa・sに達するまでの時間を可使時間の目安として用いた。結果を表2に示す。
(a)DGEBA樹脂を用いた場合には、本発明のイミダゾール塩によって、慣用のイミダゾール硬化剤に比べて可使時間が2〜7倍長くなった。
硬化剤組成物の相容性
DDSAとMTHPAとのブレンドを、50℃で500mlビーカー内で混合することにより重量比80:20で製造した。例1に従って製造したイミダゾール塩(0.4g)を、均一な混合物が得られるまでステンレス鋼スパチュラを使用してこの酸無水物ブレンド(8g)と混合した。次に、この酸無水物/促進剤ブレンド(表3に示す配合物3−1〜3−7)について、外観を分析した。
高めた温度での、酸無水物の促進剤の反応性
いくつかの酸無水物硬化剤配合物を製造した。MTHPA、MHHPAまたはDDSAを硬化剤として使用し、Imicure AMI−1(1−メチルイミダゾール)、Imicure EMI−24(2−エチル−4−メチルイミダゾール)または2−イミダゾール−1−イル−コハク酸エチルエステルを促進剤硬化剤(参照)として使用した。例1に記載した手順に従って製造したイミダゾール塩(0.4g)を、均一な混合物が得られるまで高速ミキサーを用いて、MTHPA(8g)またはDDSA(13g)と混合し、そしてDGEBA(10g)またはELO樹脂(10g)と混合した。生成物を、表4に示すとおりに混合した。配合物145F、156F、145Aおよび156Pは比較例であり、ここで、配合物145Fは、液体DGEBA樹脂とMTHPAとImicure(登録商標)AMI−1との混合物であり、配合物156Fは、液体DGEBA樹脂とDDSAとImicure(登録商標)EMI−14との混合物であり、配合物145Aは、ELO樹脂とMTHPAとImicure(登録商標)AMI−1との混合物であり、配合物156Pは、液体DGEBA樹脂とDDSAとImicure(登録商標)AMI−1との混合物である。Imicure(登録商標)AMI−1は、Air Products & Chemicalsの登録商標である。本実験に使用したDGEBA樹脂は、EPON(登録商標)828(Hexion)であり、使用したELO樹脂は、Lankroflex L(Akcros)である。配合物145G、H、I、156I、J、145B、C、D、156QおよびRは、本開示に包含される促進剤組成物をベースとするものである。
(a)DGEBA樹脂を用いた場合には、本発明のイミダゾール塩によって、慣用の硬化剤に比べて、ゲル化点に達するまでの時間が1〜2倍しか長くならなかった。
Claims (13)
- 前記イミダゾール塩は、少なくとも1種のカルボン酸化合物と少なくとも1種のイミダゾール化合物との接触生成物を含む、請求項1記載の硬化剤組成物。
- 前記イミダゾール化合物は、1−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−イミダゾール−1−イル−コハク酸エチルエステル、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾリウムトリメリテートおよびそのエポキシ−イミダゾール付加物ならびにそれらの組合せからなる群から選択される、請求項2記載の硬化剤組成物。
- 前記カルボン酸化合物は、酢酸、プロパン酸、ヘキサン酸、2−エチルヘキサン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、トール油脂肪酸(TOFA)、ダイマー酸およびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含む、請求項2記載の硬化剤組成物。
- 前記カルボン酸は、酢酸、オクタン酸およびトール油脂肪酸からなる群から選択される、請求項4記載の硬化剤組成物。
- 前記酸無水物硬化剤は、ポリセバシン酸無水物およびポリアゼライン酸無水物;メチルテトラヒドロフタル酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、メチルナジン酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物およびメチルヘキサヒドロフタル酸無水物;コハク酸無水物、置換コハク酸無水物、クエン酸無水物、マレイン酸無水物、無水マレイン酸付加物、ドデシルコハク酸無水物、無水マレイン酸とビニルおよびスチレンとの共重合体、多環系脂環式酸無水物、フタル酸無水物、トリメリット酸無水物ならびにそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの部を含む、請求項1記載の硬化剤組成物。
- 請求項1記載のエポキシ硬化剤組成物と少なくとも1種のエポキシ樹脂とを含有する、エポキシ組成物。
- さらに添加剤を含有する、請求項7記載のエポキシ組成物。
- 約50〜約200℃の範囲の開始温度、約150〜約400J/gのΔHcおよび約40〜約175℃の範囲のTgを有する、請求項7記載のエポキシ組成物。
- 水を実質的に含有しない、請求項9記載のエポキシ組成物。
- 請求項1記載のエポキシ硬化剤組成物と少なくとも1種のエポキシ樹脂との接触生成物を含有する、硬化エポキシ生成物。
- 硬化エポキシ生成物を形成する方法であって、
(a)以下の構造:
R、R’は、Hまたはアルキル(炭素原子数1〜20)、好ましくは炭素原子数1〜7の低級アルキル、ハロアルキル(炭素原子数1〜20)、アリール、ヒドロキシルアルキル(炭素原子数1〜7)、エステル基、置換アルキルであり、かつX−は、炭素原子数1〜40のカルボン酸アニオンである]により表される少なくとも1種のイミダゾール塩と、
酸無水物硬化剤と
を含有するエポキシ硬化剤を準備すること、
(b)エポキシ硬化剤組成物を少なくとも1種のエポキシ樹脂と接触させること、および
(c)前記組成物を硬化温度に加熱して、前記硬化エポキシ生成物を形成させること
を含む方法。 - 前記硬化温度は、少なくとも50℃の温度である、請求項12記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201662374984P | 2016-08-15 | 2016-08-15 | |
US62/374,984 | 2016-08-15 | ||
PCT/US2017/046681 WO2018035007A1 (en) | 2016-08-15 | 2017-08-14 | Anhydride epoxy curing agents having imidazole salt additives for epoxy resin systems |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019524967A true JP2019524967A (ja) | 2019-09-05 |
Family
ID=59687051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019508262A Pending JP2019524967A (ja) | 2016-08-15 | 2017-08-14 | エポキシ樹脂系用のイミダゾール塩添加剤を含有する酸無水物エポキシ硬化剤 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20190292308A1 (ja) |
EP (1) | EP3497147A1 (ja) |
JP (1) | JP2019524967A (ja) |
KR (1) | KR102421387B1 (ja) |
CN (1) | CN109563240A (ja) |
WO (1) | WO2018035007A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110062783A (zh) * | 2016-12-12 | 2019-07-26 | 赢创德固赛有限公司 | 新的低温酸酐环氧固化体系 |
US11820915B2 (en) | 2018-12-14 | 2023-11-21 | Swimc Llc | Fusion bonded epoxy rebar powder coatings |
WO2020184324A1 (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-17 | 株式会社Adeka | 繊維強化プラスチック用樹脂組成物、及び該組成物を含有する繊維強化プラスチック |
CN110845856A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-02-28 | 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 | 一种用于粘结层的环氧乳化沥青的制备方法 |
CN111484821B (zh) * | 2020-04-28 | 2022-06-14 | 东莞市恒尔朗实业有限公司 | 一种继电器用低温快速固化环氧树脂胶黏剂及其制法 |
CN111808268A (zh) * | 2020-07-23 | 2020-10-23 | 苏州科技大学 | 一种环氧树脂潜伏性固化剂及其制备方法 |
KR102453940B1 (ko) * | 2021-12-16 | 2022-10-11 | 차광재 | 무수물 경화제를 이용한 에폭시 수지 조성물의 제조방법 |
KR102493870B1 (ko) * | 2022-09-23 | 2023-01-30 | 김민주 | 치아씨드 추출물이 함유된 기능성 직물 원단 및 그의 제조방법 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3329652A (en) * | 1965-02-15 | 1967-07-04 | Shell Oil Co | Process for curing polyepoxides with anhydrides and activators therefor |
US3418333A (en) * | 1964-04-20 | 1968-12-24 | Shell Oil Co | Salts of imidazoles and benzimidozoles |
NL6900620A (en) * | 1969-01-15 | 1970-07-17 | Polyadducts of epoxy compounds | |
US3562213A (en) * | 1967-05-08 | 1971-02-09 | Shell Oil Co | Latent cure acceleration of epoxy resins using imidazole salts of hydroxy polycarboxylic acids |
JPS5550021A (en) * | 1978-10-07 | 1980-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | Epoxy resin composition |
JPS57190018A (en) * | 1981-05-19 | 1982-11-22 | Hitachi Chem Co Ltd | Epoxy resin composition |
JPH0196278A (ja) * | 1987-10-08 | 1989-04-14 | Toray Ind Inc | 接着剤 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA871776A (en) * | 1971-05-25 | Shell Internationale Research Maatschappij, N.V. | Curing epoxy resins and their use | |
NL173809B (nl) * | 1951-11-17 | Rca Corp | Beeldopneeminrichting met kleurcodeerstrookfilterstelsel. | |
US2890194A (en) | 1956-05-24 | 1959-06-09 | Union Carbide Corp | Compositions of epoxides and polycarboxylic acid compounds |
US3489685A (en) | 1968-09-18 | 1970-01-13 | Jerzy S Kublicki | Hydrophobic material and method of making same |
US3839281A (en) | 1971-06-16 | 1974-10-01 | Ciba Geigy Corp | N-hydroxyalkylpiperidyl,n-hydroxyalkylpiperazyl compounds as accelerating agents in epoxy resin compositions |
US3746686A (en) * | 1971-07-12 | 1973-07-17 | Shell Oil Co | Process for curing polyepoxides with polycarboxylic acid salts of an imidazole compound and compositions thereof |
IT1271311B (it) | 1994-12-21 | 1997-05-27 | Enichem Spa | Composizioni reattive liquide termoindurenti e procedimento per la loro reticolazione |
US6441064B1 (en) | 2000-11-01 | 2002-08-27 | Air Products And Chemicals, Inc. | Imidazole-phosphoric acid salts as accelerators for dicyandiamide in one-component epoxy compositions |
KR101547874B1 (ko) * | 2007-07-26 | 2015-08-27 | 아지노모토 가부시키가이샤 | 수지 조성물 |
JP2011509339A (ja) | 2008-01-08 | 2011-03-24 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 複合材料用の高Tgエポキシ系 |
WO2018018458A1 (en) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | Dow Global Technologies Llc | Latent catalyst mixture for epoxy/anhydride compositions |
CN110062783A (zh) * | 2016-12-12 | 2019-07-26 | 赢创德固赛有限公司 | 新的低温酸酐环氧固化体系 |
-
2017
- 2017-08-14 KR KR1020197007440A patent/KR102421387B1/ko active IP Right Grant
- 2017-08-14 JP JP2019508262A patent/JP2019524967A/ja active Pending
- 2017-08-14 WO PCT/US2017/046681 patent/WO2018035007A1/en unknown
- 2017-08-14 EP EP17755624.8A patent/EP3497147A1/en not_active Withdrawn
- 2017-08-14 CN CN201780049779.8A patent/CN109563240A/zh active Pending
- 2017-08-14 US US16/319,708 patent/US20190292308A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3418333A (en) * | 1964-04-20 | 1968-12-24 | Shell Oil Co | Salts of imidazoles and benzimidozoles |
US3329652A (en) * | 1965-02-15 | 1967-07-04 | Shell Oil Co | Process for curing polyepoxides with anhydrides and activators therefor |
US3562213A (en) * | 1967-05-08 | 1971-02-09 | Shell Oil Co | Latent cure acceleration of epoxy resins using imidazole salts of hydroxy polycarboxylic acids |
NL6900620A (en) * | 1969-01-15 | 1970-07-17 | Polyadducts of epoxy compounds | |
JPS5550021A (en) * | 1978-10-07 | 1980-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | Epoxy resin composition |
JPS57190018A (en) * | 1981-05-19 | 1982-11-22 | Hitachi Chem Co Ltd | Epoxy resin composition |
JPH0196278A (ja) * | 1987-10-08 | 1989-04-14 | Toray Ind Inc | 接着剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109563240A (zh) | 2019-04-02 |
KR20190035904A (ko) | 2019-04-03 |
US20190292308A1 (en) | 2019-09-26 |
WO2018035007A1 (en) | 2018-02-22 |
EP3497147A1 (en) | 2019-06-19 |
KR102421387B1 (ko) | 2022-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102421387B1 (ko) | 에폭시 수지 시스템을 위한 이미다졸 염 첨가제를 갖는 무수물 에폭시 경화제 | |
US3756984A (en) | Epoxy imidazole adducts as curing agents for epoxy resins | |
JP6347370B2 (ja) | エポキシ樹脂系用の無水物促進剤 | |
US4066625A (en) | Unitary curable resin compositions | |
US3746686A (en) | Process for curing polyepoxides with polycarboxylic acid salts of an imidazole compound and compositions thereof | |
US3677978A (en) | Metal salt complexes of imidazoles as curing agents for one-part epoxy resins | |
KR101903955B1 (ko) | 하이드록시알킬아미노 사이클로알칸을 포함하는 1 성분 에폭시 경화제 | |
JP3277256B2 (ja) | エポキシド付加物の製造方法 | |
CN111234182A (zh) | 快速固化的环氧体系 | |
JP2013534954A (ja) | 粉体コーティング組成物 | |
TW201302905A (zh) | 具有高熱穩定性及韌度之環氧樹脂 | |
KR102439519B1 (ko) | 신규한 저온 무수물 에폭시 경화된 시스템 | |
JPH11279263A (ja) | ポリエチレン−アミン、ピペラジンおよび脱アミン化されたビス−(p−アミノシクロヘキシル)メタンの混合物をベースとするポリアミンキュアリング剤 | |
US3562213A (en) | Latent cure acceleration of epoxy resins using imidazole salts of hydroxy polycarboxylic acids | |
US2947712A (en) | Epoxide resin compositions | |
KR20190038845A (ko) | 에폭시/무수물 조성물을 위한 잠재 촉매 혼합물 | |
KR102453940B1 (ko) | 무수물 경화제를 이용한 에폭시 수지 조성물의 제조방법 | |
US3440216A (en) | Process for curing an epoxy resin with an organic anhydride and pyridine activator and composition thereof | |
SU413680A3 (ru) | Отверждаемая эпоксидная композиция | |
KR20000062383A (ko) | 주위 이하의 온도에서 자가 경화성 에폭시 수지에 대한 저장안정성 상용성 경화제 조성물 | |
JPS6136022B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210721 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220105 |