JP2019521613A - NB−IoT用のマルチPRBページング/ランダムアクセス - Google Patents

NB−IoT用のマルチPRBページング/ランダムアクセス Download PDF

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Abstract

本開示の態様は、狭帯域(NB)モノのインターネット(IoT)用の複数の物理リソースブロック(PRB)を用いてページングおよび/またはランダムアクセスプロシージャを実行するための技法および装置を提供する。一態様では、基地局によって実行され得る方法が提供される。方法は、概して、1つまたは複数の第1のユーザ機器(UE)および1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットを決定することを含む。方法はまた、第1のUEのタイプおよび第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの第1および第2のセットを第1のUEおよび第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振ることを含む。方法は、割振りの表示をシグナリングすることをさらに含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2016年7月18日に出願された米国仮特許出願第62/363,824号の利益を主張する、2017年6月8日に出願された米国出願第15/618,088号の優先権を主張する。
本開示のいくつかの態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT: narrowband internet-of-things)用の複数の物理リソースブロック(PRB: physical resource block)動作に関する。
音声、データなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、ワイヤレス通信システムが広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンストシステム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンク上および逆方向リンク上の伝送を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(または、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(または、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのワイヤレスデバイスのための通信をサポートできるいくつかの基地局を含み得る。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE:user equipment)を含み得る。マシンタイプ通信(MTC:machine type communication)は、通信の少なくとも一端上の少なくとも1つのリモートデバイスを伴う通信を指すことがあり、必ずしも人間の対話を必要とするとは限らない1つまたは複数のエンティティを伴うデータ通信の形態を含み得る。MTC UEは、たとえば、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Networks)を通じてMTCサーバおよび/または他のMTCデバイスとのMTC通信が可能なUEを含み得る。
「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」、3GPP TS 36.211
本開示のシステム、方法、およびデバイスは各々、いくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様だけが、その望ましい属性を担うわけではない。以下の特許請求の範囲によって表現されるような本開示の範囲を限定することなく、いくつかの特徴がここで簡潔に説明される。この説明を考察した後、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後、本開示の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントとステーションとの間の改善された通信を含む利点をどのようにもたらすのかが理解されよう。
本開示のいくつかの態様は、一般に、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)用の複数の物理リソースブロック(PRB)の中でページングおよび/またはランダムアクセスプロシージャを実行することに関する。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS:base station)によって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、1つまたは複数の第1のユーザ機器(UE)および1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットを決定することを含む。方法はまた、第1のUEのタイプおよび第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの第1および第2のセットを第1のUEおよび第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振ることを含む。方法は、割振りの表示をシグナリングすることをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、1つまたは複数の第1のUEおよび1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットを決定するための手段を含む。装置はまた、第1のUEのタイプおよび第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの第1および第2のセットを第1のUEおよび第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振るための手段を含む。装置は、割振りの表示をシグナリングするための手段をさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、1つまたは複数の第1のUEおよび1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットを決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサはまた、第1のUEのタイプおよび第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの第1および第2のセットを第1のUEおよび第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振るように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、割振りの表示をシグナリングするようにさらに構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、1つまたは複数の第1のUEおよび1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットをBSによって決定するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードはまた、第1のUEのタイプおよび第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの第1および第2のセットを第1のUEおよび第2のUEのうちの1つまたは複数にBSによって割り振るためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードは、割振りの表示をシグナリングするためのコードをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、UEによって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソース内のリソースのセットを決定するための少なくとも1つのパラメータの表示を受信することを含む。方法はまた、示された少なくとも1つのパラメータに少なくとも部分的に基づいて、BSとの狭帯域通信のために使用すべきリソースのセットを決定することを含む。方法は、リソースの決定されたセットを使用してBSと通信することをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソース内のリソースのセットを決定するための少なくとも1つのパラメータの表示を受信するための手段を含む。装置はまた、示された少なくとも1つのパラメータに少なくとも部分的に基づいて、BSとの狭帯域通信のために使用すべきリソースのセットを決定するための手段を含む。装置は、リソースの決定されたセットを使用してBSと通信するための手段をさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソース内のリソースのセットを決定するための少なくとも1つのパラメータの表示を受信するように構成される。少なくとも1つのプロセッサはまた、示された少なくとも1つのパラメータに少なくとも部分的に基づいて、BSとの狭帯域通信のために使用すべきリソースのセットを決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、リソースの決定されたセットを使用してBSと通信するようにさらに構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソース内のリソースのセットを決定するための少なくとも1つのパラメータの表示をUEによって受信するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードはまた、示された少なくとも1つのパラメータに少なくとも部分的に基づいて、BSとの狭帯域通信のために使用すべきリソースのセットをUEによって決定するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードは、リソースの決定されたセットを使用してBSとUEによって通信するためのコードをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、BSによって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、狭帯域ページングメッセージをUEへ送信するために利用可能な複数のリソースブロックを識別することを含む。複数のリソースブロックは、少なくともアンカーリソースブロックおよび1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを含む。方法はまた、アンカーリソースブロックを使用して狭帯域ページングメッセージの制御部分をUEへ送信することを含む。方法は、非アンカーリソースブロックのうちの1つを使用して狭帯域ページングメッセージのデータ部分をUEへ送信することをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、狭帯域ページングメッセージをUEへ送信するために利用可能な複数のリソースブロックを識別するための手段を含む。複数のリソースブロックは、少なくともアンカーリソースブロックおよび1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを含む。装置はまた、アンカーリソースブロックを使用して狭帯域ページングメッセージの制御部分をUEへ送信するための手段を含む。装置は、非アンカーリソースブロックのうちの1つを使用して狭帯域ページングメッセージのデータ部分をUEへ送信するための手段をさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、狭帯域ページングメッセージをUEへ送信するために利用可能な複数のリソースブロックを識別するように構成される。複数のリソースブロックは、少なくともアンカーリソースブロックおよび1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを含む。少なくとも1つのプロセッサはまた、アンカーリソースブロックを使用して狭帯域ページングメッセージの制御部分をUEへ送信するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、非アンカーリソースブロックのうちの1つを使用して狭帯域ページングメッセージのデータ部分をUEへ送信するようにさらに構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、狭帯域ページングメッセージをUEへ送信するために利用可能な複数のリソースブロックをBSによって識別するためのコードを含む。複数のリソースブロックは、少なくともアンカーリソースブロックおよび1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを含む。コンピュータ実行可能コードはまた、アンカーリソースブロックを使用して狭帯域ページングメッセージの制御部分をUEへBSによって送信するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードは、非アンカーリソースブロックのうちの1つを使用して狭帯域ページングメッセージのデータ部分をUEへBSによって送信するためのコードをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、UEによって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソースを決定することを含む。方法はまた、UEの現在のカバレージレベルおよびUEの過去のカバレージレベルに少なくとも部分的に基づいて、BSからのページングメッセージを求めて監視すべき複数の狭帯域リソースのうちの少なくとも1つを選択することを含む。方法は、選択された狭帯域リソースの中でページングメッセージを求めて監視することをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソースを決定するための手段を含む。装置はまた、装置の現在のカバレージレベルおよび装置の過去のカバレージレベルに少なくとも部分的に基づいて、BSからのページングメッセージを求めて監視すべき複数の狭帯域リソースのうちの少なくとも1つを選択するための手段を含む。装置は、選択された狭帯域リソースの中でページングメッセージを求めて監視するための手段をさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソースを決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサはまた、装置の現在のカバレージレベルおよび装置の過去のカバレージレベルに少なくとも部分的に基づいて、BSからのページングメッセージを求めて監視すべき複数の狭帯域リソースのうちの少なくとも1つを選択するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、選択された狭帯域リソースの中でページングメッセージを求めて監視するようにさらに構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソースをUEによって決定するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードはまた、装置の現在のカバレージレベルおよび装置の過去のカバレージレベルに少なくとも部分的に基づいて、BSからのページングメッセージを求めて監視すべき複数の狭帯域リソースのうちの少なくとも1つをUEによって選択するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードは、選択された狭帯域リソースの中でページングメッセージを求めてUEによって監視するためのコードをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、BSによって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、ページングメッセージをUEへ送信するための1つまたは複数の反復レベルを決定することを含む。反復レベルの各々は、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの異なるセットに対応する。方法はまた、決定された反復レベルでページングメッセージを送信することを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、ページングメッセージをUEへ送信するための1つまたは複数の反復レベルを決定するための手段を含む。反復レベルの各々は、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの異なるセットに対応する。装置はまた、決定された反復レベルでページングメッセージを送信するための手段を含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、ページングメッセージをUEへ送信するための1つまたは複数の反復レベルを決定するように構成される。反復レベルの各々は、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの異なるセットに対応する。少なくとも1つのプロセッサはまた、決定された反復レベルでページングメッセージを送信するように構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、ページングメッセージをUEへ送信するための1つまたは複数の反復レベルをBSによって決定するためのコードを含む。反復レベルの各々は、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの異なるセットに対応する。コンピュータ実行可能コードは、概して、決定された反復レベルでページングメッセージをBSによって送信するためのコードを含む。
本開示のいくつかの態様は、BSによって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースブロックのセット内のリソースブロックの中で狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH:narrowband physical random access channel)プリアンブルを受信することを含む。方法はまた、ランダムアクセス応答メッセージを送信するための、リソースブロックのセット内の別のリソースブロックを、NPRACHプリアンブルが受信されたリソースブロックのロケーションに少なくとも部分的に基づいて決定することを含む。方法は、決定された他のリソースブロックの中でランダムアクセス応答メッセージを送信することをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースブロックのセット内のリソースブロックの中で狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)プリアンブルを受信するための手段を含む。装置はまた、ランダムアクセス応答メッセージを送信するための、リソースブロックのセット内の別のリソースブロックを、NPRACHプリアンブルが受信されたリソースブロックのロケーションに少なくとも部分的に基づいて決定するための手段を含む。装置は、決定された他のリソースブロックの中でランダムアクセス応答メッセージを送信するための手段をさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースブロックのセット内のリソースブロックの中で狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)プリアンブルを受信するように構成される。少なくとも1つのプロセッサはまた、ランダムアクセス応答メッセージを送信するための、リソースブロックのセット内の別のリソースブロックを、NPRACHプリアンブルが受信されたリソースブロックのロケーションに少なくとも部分的に基づいて決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、決定された他のリソースブロックの中でランダムアクセス応答メッセージを送信するようにさらに構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースブロックのセット内のリソースブロックの中で狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)プリアンブルをBSによって受信するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードはまた、ランダムアクセス応答メッセージを送信するための、リソースブロックのセット内の別のリソースブロックを、NPRACHプリアンブルが受信されたリソースブロックのロケーションに少なくとも部分的に基づいてBSによって決定するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードは、決定された他のリソースブロックの中でランダムアクセス応答メッセージをBSによって送信するためのコードをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、BSによって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、1つまたは複数のUEによる狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)信号の送信のためのリソースの第1のセットを決定することを含む。リソースの第1のセットは、第1のタイプのUEと第2のタイプのUEとの間で区分される。方法はまた、第2のタイプのUEによるNPRACH信号の送信のためのリソースの第2のセットを決定することを含む。方法は、リソースの第1および第2のセットの表示を提供することをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、1つまたは複数のUEによる狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)信号の送信のためのリソースの第1のセットを決定するための手段を含む。リソースの第1のセットは、第1のタイプのUEと第2のタイプのUEとの間で区分される。装置はまた、第2のタイプのUEによるNPRACH信号の送信のためのリソースの第2のセットを決定するための手段を含む。装置は、リソースの第1および第2のセットの表示を提供するための手段をさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、1つまたは複数のUEによる狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)信号の送信のためのリソースの第1のセットを決定するように構成される。リソースの第1のセットは、第1のタイプのUEと第2のタイプのUEとの間で区分される。少なくとも1つのプロセッサはまた、第2のタイプのUEによるNPRACH信号の送信のためのリソースの第2のセットを決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、リソースの第1および第2のセットの表示を提供するようにさらに構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、1つまたは複数のUEによる狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)信号の送信のためのリソースの第1のセットをBSによって決定するためのコードを含む。リソースの第1のセットは、第1のタイプのUEと第2のタイプのUEとの間で区分される。コンピュータ実行可能コードはまた、第2のタイプのUEによるNPRACH信号の送信のためのリソースの第2のセットをBSによって決定するためのコードを含む。コンピュータ実行可能コードは、リソースの第1および第2のセットの表示をBSによって提供するためのコードをさらに含む。
本開示のいくつかの態様は、UEによって実行されるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、NPRACH信号をBSへ送信するための、複数のリソース内のリソースのセットの表示を受信することを含む。リソースのセットの表示は、UEのタイプに少なくとも部分的に基づく。方法はまた、リソースの示されたセットを使用してNPRACH信号をBSへ送信することを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、NPRACH信号をBSへ送信するための、複数のリソース内のリソースのセットの表示を受信するための手段を含む。リソースのセットの表示は、装置のタイプに少なくとも部分的に基づく。装置はまた、リソースの示されたセットを使用してNPRACH信号をBSへ送信するための手段を含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。少なくとも1つのプロセッサは、NPRACH信号をBSへ送信するための、複数のリソース内のリソースのセットの表示を受信するように構成される。リソースのセットの表示は、装置のタイプに少なくとも部分的に基づく。少なくとも1つのプロセッサはまた、リソースの示されたセットを使用してNPRACH信号をBSへ送信するように構成される。
本開示のいくつかの態様は、その上に記憶されたコンピュータ実行可能コードを有するコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ実行可能コードは、概して、NPRACH信号をBSへ送信するための、複数のリソース内のリソースのセットの表示をUEによって受信するためのコードを含む。リソースのセットの表示は、UEのタイプに少なくとも部分的に基づく。コンピュータ実行可能コードはまた、リソースの示されたセットを使用してNPRACH信号をBSへUEによって送信するためのコードを含む。
方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、コンピュータ可読媒体、および処理システムを含む、数多くの他の態様が提供される。上記の関係する目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明するとともに特に特許請求の範囲において指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものである。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約した内容についてより具体的な説明を行う場合がある。しかしながら、本説明は他の等しく効果的な態様に通じ得るので、添付の図面が、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局の一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマットを概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、LTEなどの広帯域システム内でのMTC共存の一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、LTEなどの広帯域システム内でのMTC共存の一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、UEによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、BSによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、UEによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、BSによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、BSによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、BSによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、UEによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示すフロー図である。
理解を容易にするために、可能な場合、図に共通する同一要素を指定するために、同一の参照番号が使用されている。一態様で開示する要素が、特定の記載なしに他の態様において有益に利用され得ることが企図される。
本開示のいくつかの態様は、一般に、狭帯域(NB)モノのインターネット(IoT)用のページングおよびランダムアクセスプロシージャに関する。より詳細には、本開示の態様は、複数の物理リソースブロック(PRB)を使用するNB-IoT用のページングおよび/またはランダムアクセスプロシージャを実行するための技法を提供する。
いくつかの態様によれば、基地局(BS)は、UE(たとえば、IoTデバイス、レガシーデバイスなど)との狭帯域通信のために利用可能であるリソースの複数のセットを決定し得る。BSは、各UEのタイプ(または、能力)に少なくとも部分的に基づいて、UEのうちの1つまたは複数へのリソースの利用可能なセットの割振りを決定し得る。UEのタイプとは、たとえば、UEによってサポートされる規格のバージョン(たとえば、UEがレガシーUEであるのか、狭帯域UEであるのか、アドバンストUEであるのかなど)、UEの1つまたは複数の能力(たとえば、UEがNB-IoT用の複数PRB動作をサポートするかどうか、UEがシングルトーン/マルチトーン送信をサポートするかどうかなど)などを指してよい。
割振りが決定されると、BSは、割振りの表示をUEにシグナリングし得る。UEは、示された割振りを使用して、利用可能な狭帯域リソースの複数の異なるセットのうちのどれをBSとの通信ために使用すべきかを決定し得る。1つの参照例では、UEは、表示を使用して、BSからのページングメッセージを求めて監視すべきリソースのセットを決定することができる。1つの参照例では、UEは、表示を使用して、狭帯域物理ランダムアクセス(NPRACH)プロシージャのために使用すべきリソースのセットを決定することができる。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および他のネットワークなどの、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD-SCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方において、ダウンリンク上でOFDMAを、またアップリンク上でSC-FDMAを採用する、E-UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。新生の電気通信規格の一例は、ニューラジオ(NR: new radio)、たとえば、5G無線アクセスである。NRは、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善し、コストを下げ、サービスを改善し、新たなスペクトルを利用し、ダウンリンク(DL)上およびアップリンク(UL)上でサイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)とともにOFDMAを使用する他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするとともに、ビームフォーミング、MIMOアンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートするように、設計されている。これらの通信ネットワークは、本開示で説明する技法が適用され得るネットワークの例として列挙されているにすぎず、本開示は、上記で説明した通信ネットワークに限定されない。本明細書で説明する技法は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様がLTE/LTEアドバンストに対して以下で説明され、LTE/LTEアドバンスト用語が以下の説明の大部分において使用される。LTEおよびLTE-Aは、概してLTEと呼ばれる。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのワイヤレスデバイスのための通信をサポートできるいくつかの基地局を含み得る。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE)を含み得る。UEのいくつかの例は、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、タブレット、ラップトップコンピュータ、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、ウェアラブル(たとえば、スマートウォッチ、スマートブレスレット、スマートグラス、仮想現実ゴーグル、スマートリング、スマート衣料)、ディスプレイ(たとえば、ヘッドアップディスプレイ)、ヘルスケアデバイス、医療デバイス、車両デバイス、ナビゲーションデバイス、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽プレーヤ、ゲーム機)などを含み得る。いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UEと見なされてよく、マシンタイプ通信UEは、基地局、別のリモートデバイス、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る、ドローン、ロボット、センサー、メーター、ロケーションタグ、モニタ、カメラなどの、リモートデバイスを含み得る。マシンタイプ通信(MTC)は、通信の少なくとも一端上の少なくとも1つのリモートデバイスを伴う通信を指すことがあり、必ずしも人間の対話を必要とするとは限らない1つまたは複数のエンティティを伴うデータ通信の形態を含み得る。UEは、モノのインターネット(IoT)(たとえば、NB-IoT)デバイスを含み得る。
3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に一般的に関連する用語を使用して本明細書で態様が説明されることがあるが、本開示の態様が5G以降などの他世代ベースの通信システムにおいて適用され得ることに留意されたい。
例示的なワイヤレス通信ネットワーク
図1は、本開示の態様が実践され得る例示的なワイヤレス通信ネットワーク100を示す。たとえば、本明細書で提示する技法は、複数のPRBを用いた狭帯域IoT用のページングおよび/またはランダムアクセス動作を実行するために使用され得る。態様では、ネットワーク100の中のUE120(たとえば、IoTデバイス)のうちの1つまたは複数は、ネットワーク100の中の他のUE120と比較して異なる能力を有し得る。一例では、UE120のうちのいくつかは、NB IoT用の複数PRB動作(たとえば、アンカーPRBおよび1つまたは複数の非アンカーPRBの中での動作)をサポートするための能力を有し得るが、UE120のうちのいくつかは、狭帯域IoT用の単一PRB動作(たとえば、アンカーPRBの中での動作)をサポートするための能力を有し得る。
態様では、基地局(たとえば、eNB110)は、UE120(たとえば、IoTデバイス)の1つまたは複数の異なるセットとの狭帯域通信のために利用可能であるリソースの異なるセットを決定し得る。UE120の各セットは、(たとえば、UEがNB IoT用の複数PRB動作をサポートするかどうかなどの)特定のタイプ(または、能力)のUEを含み得る。eNB110は、UE120のタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの異なるセットを異なるセットの中のUE120に割り振り得る。eNB110は、割振りの表示をUE120にシグナリングし得る。
ネットワーク100は、LTEネットワークまたはいくつかの他のワイヤレスネットワークであってよい。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含み得る。eNBは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNBは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、その用語が使用される文脈に応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスするeNBサブシステムを指すことができる。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルのための通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)の中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセル用のeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。ピコセル用のeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセル用のeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。図1に示す例では、eNB110aはマクロセル102a用のマクロeNBであってよく、eNB110bはピコセル102b用のピコeNBであってよく、eNB110cはフェムトセル102c用のフェムトeNBであってよい。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局とは、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信できるとともにそのデータの送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)へ送ることができる、エンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継できるUEであり得る。図1に示す例では、中継局110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継eNB、中継基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなどを含む、異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100における干渉に対する異なる影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、5〜40ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、もっと低い送信電力レベル(たとえば、0.1〜2ワット)を有し得る。
ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し得、これらのeNBのための協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130はバックホールを介してeNBと通信し得る。eNBはまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されてよく、各UEは固定またはモバイルであってよい。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、ステーションなどと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲーミングデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、ウェアラブル(たとえば、スマートウォッチ、スマートブレスレット、スマートグラス、仮想現実ゴーグル、スマートリング、スマート衣料)、ゲーミングデバイス、エンターテインメントデバイス、カメラ、音楽プレーヤ、医療/ヘルスケアデバイス、車両デバイス、ナビゲーション/測位デバイスなどであってよい。MTC UEは、基地局、別のリモートデバイス、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る、ドローン、ロボット/ロボティックデバイス、センサー、メーター、カメラ、モニタ、ロケーションタグなどの、リモートデバイスを含み得る。MTCデバイス、ならびに他のタイプのデバイスは、NB-IoTデバイスなどのインターネットオブエブリシング(IoE:internet of everything)デバイスまたはIoTデバイスを含み得、本明細書で開示する技法は、MTCデバイス、NB-IoTデバイス、ならびに他のデバイスに適用され得る。図1では、両矢印を有する実線は、UEとサービングeNBとの間の所望の送信を示し、サービングeNBとは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスするように指定されたeNBである。両矢印を有する破線は、UEとeNBとの間の潜在的に干渉する送信を示す。
ワイヤレス通信ネットワーク100(たとえば、LTEネットワーク)の中の1つまたは複数のUE120はまた、狭帯域帯域幅UEであり得る。これらのUEは、LTEネットワークの中のレガシーUEおよび/または(たとえば、より広い帯域幅上で動作することが可能な)アドバンストUEと共存し得、ワイヤレスネットワークの中の他のUEと比較すると、限定されている1つまたは複数の能力を有し得る。たとえば、LTE Rel-12では、LTEネットワークの中のレガシーUEおよび/またはアドバンストUEと比較すると、狭帯域UEは、以下のうちの1つまたは複数、すなわち、(レガシーUEに対する)最大帯域幅の低減、単一の受信無線周波数(RF)チェーン、ピークレートの低減(たとえば、トランスポートブロックサイズ(TBS:transport block size)にとって最大1000ビットがサポートされ得る)、送信電力の低減、ランク1送信、半二重動作などとともに動作し得る。場合によっては、半二重動作がサポートされる場合、狭帯域UEは、送信動作から受信動作への(または、受信動作から送信動作への)緩やかな切替えタイミングを有し得る。たとえば、ある場合には、レガシーUEおよび/またはアドバンストUE用の20マイクロ秒(μs)の切替えタイミングと比較して、狭帯域UEは1ミリ秒(ms)という緩やかな切替えタイミングを有し得る。
場合によっては、(たとえば、LTE Rel-12における、かつたとえば、5Gリリースを過ぎた)狭帯域UEはまた、LTEネットワークの中のレガシーUEおよび/またはアドバンストUEがダウンリンク(DL)制御チャネルを監視するのと同様に、DL制御チャネルを監視できる場合がある。リリース12狭帯域UEは、依然として通常UEと同様にダウンリンク(DL)制御チャネルを監視し得、たとえば、最初の数個のシンボルの中の広帯域制御チャネル(たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel))、ならびに比較的狭い帯域しか占有しないがある長さのサブフレームにわたる狭帯域制御チャネル(たとえば、拡張PDCCH(ePDCCH:enhanced PDCCH))を求めて監視する。
狭帯域UEは、より広いシステム帯域幅内で(たとえば、1.4/3/5/10/15/20MHzにおいて)共存しながら、利用可能なシステム帯域幅から区分された、1.4MHzとしての特定の狭帯域割当てまたは6つのリソースブロック(RB)に制限され得る。追加として、狭帯域UEはまた、1つまたは複数のカバレージ動作モードをサポートできる場合がある。たとえば、狭帯域UEは、15dBまでのカバレージ拡張をサポートできる場合がある。
本明細書で使用するとき、制限された通信リソース、たとえば、より小さい帯域幅を有するデバイスは、一般に、狭帯域UEと呼ばれることがある。同様に、(たとえば、LTEにおける)レガシーUEおよび/またはアドバンストUEなどの、レガシーデバイスは、一般に、広帯域UEと呼ばれることがある。概して、広帯域UEは、狭帯域UEよりも大量の帯域幅上で動作することが可能である。
場合によっては、UE(たとえば、狭帯域UEまたは広帯域UE)は、ネットワークの中で通信する前にセル探索および捕捉プロシージャを実行し得る。ある場合には、一例として図1に示すLTEネットワークを参照すると、セル探索および捕捉プロシージャは、UEがLTEセルに接続されておらず、かつLTEネットワークにアクセスすることを望むときに実行され得る。これらの場合、UEは、ちょうど電源投入されていること、LTEセルへの接続を一時的に失った後に接続を回復していることなどがある。
他の場合には、セル探索および捕捉プロシージャは、UEがすでにLTEセルに接続されているときに実行され得る。たとえば、UEは新たなLTEセルを検出していることがあり、その新たなセルへのハンドオーバを準備することがある。別の例として、UEは、(たとえば、間欠受信(DRX)をサポートし得る)1つまたは複数の低電力状態で動作していることがあり、1つまたは複数の低電力状態を出ると(UEが依然として接続モードであっても)セル探索および捕捉プロシージャを実行しなければならないことがある。
図2は、図1におけるBS/eNBのうちの1つおよびUEのうちの1つであってよいBS/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示す。BS110はT個のアンテナ234a〜234tを装備し得、UE120はR個のアンテナ252a〜252rを装備し得、ただし、一般に、T≧1かつR≧1である。
BS110において、送信プロセッサ220は、データソース212から1つまたは複数のUEのためのデータを受信し得、UEから受信されたCQIに基づいてUEごとに1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme)を選択し得、UEに対して選択されたMCSに基づいてUEごとにデータを処理(たとえば、符号化および変調)し得、すべてのUEのためのデータシンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、SRPIなどについての)システム情報および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理し得、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供し得る。プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、CRS)および同期信号(たとえば、PSSおよびSSS)用の基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a〜232tに提供し得る。各変調器232は、(たとえば、OFDM用などに)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ234a〜234tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ252a〜252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、それぞれ、受信信号を復調器(DEMOD)254a〜254rに提供し得る。各復調器254は、その受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、(たとえば、OFDM用などに)入力サンプルをさらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し得、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し得、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し得、UE120のための復号データをデータシンク260に提供し得、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを決定し得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備える報告用の)制御情報を、受信および処理し得る。プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号用の基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ得、(たとえば、SC-FDM、OFDM用などに)変調器254a〜254rによってさらに処理され得、基地局110に送信され得る。BS110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ234によって受信され得、復調器232によって処理され得、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され得、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号データおよび復号された制御情報を取得し得る。プロセッサ238は、復号データをデータシンク239に、また復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。BS110は、通信ユニット244を含み得、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130へ通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含み得る。
コントローラ/プロセッサ240および280は、複数のPRBを用いた狭帯域IoT用のページングおよび/またはランダムアクセスプロシージャのための、本明細書で提示する技法を実行するように、それぞれ、BS110およびUE120における動作を指示し得る。たとえば、プロセッサ240ならびに/またはBS110における他のプロセッサおよびモジュール、ならびにプロセッサ280ならびに/またはUE120における他のプロセッサおよびモジュールは、それぞれ、BS110およびUE120の動作を実行または指示し得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ280ならびに/またはUE120における他のコントローラ/プロセッサおよびモジュールは、図7における動作700、図9における動作900、図13における動作1300、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。同様に、コントローラ/プロセッサ240ならびに/またはBS110における他のコントローラ/プロセッサおよびモジュールは、図6における動作600、図8における動作800、図10における動作1000、図11における動作1100、図12における動作1200、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上のデータ送信に対してUEをスケジュールし得る。
図3は、LTEにおけるFDD用の例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々に対する送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有してよく、0〜9というインデックスを有する10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2個のスロットを含み得る。各無線フレームは、0〜19というインデックスを有する20個のスロットをそのように含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図3に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスに対して7個のシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスに対して6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームの中の2L個のシンボル期間は、0〜2L-1というインデックスが割り当てられ得る。
LTEでは、eNBは、eNBによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅の中心において、ダウンリンク上で1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)および2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)を送信し得る。PSSおよびSSSは、図3に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5の中で、シンボル期間6および5において送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅にわたって、セル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)を送信し得る。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間において送信されてよく、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用され得る。eNBはまた、いくつかの無線フレームのスロット1の中で、シンボル期間0〜3において物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)を送信し得る。PBCHは、いくつかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、いくつかのサブフレーム中で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)上でシステム情報ブロック(SIB:system information block)などの他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間において物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bはサブフレームごとに構成可能であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において、PDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
図4は、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロットの中で12本のサブキャリアをカバーし得、いくつかのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1本のサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であってよい1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によって事前に知られている信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、たとえば、セル識別情報(ID)に基づいて生成される、セルにとって固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソース要素について、アンテナaからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されてよく、他のアンテナからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されないことがある。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナとともに使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から、またシンボル期間1および8においてアンテナ2および3から送信され得る。サブフレームフォーマット410と420の両方について、CRSは、セルIDに基づいて決定され得る均等に離間したサブキャリア上で送信され得る。CRSは、それらのセルIDに応じて、同じかまたは異なるサブキャリア上で送信され得る。サブフレームフォーマット410と420の両方について、CRSのために使用されないリソース要素は、データ(たとえば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用されてよい。
LTEにおけるPSS、SSS、CRS、およびPBCHは、一般公開された「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
LTEにおけるFDD用のダウンリンクおよびアップリンクの各々に対して、インターレース構造が使用され得る。たとえば、0〜Q-1というインデックスを有するQ個のインターレースが規定されてよく、ただし、Qは、4、6、8、10、またはいくつかの他の値に等しくてよい。各インターレースは、Q個のフレームだけ離間しているサブフレームを含み得る。詳細には、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含んでよく、ただし、q∈{0,...,Q-1}である。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンク上およびアップリンク上でのデータ送信に対して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic retransmission request)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(たとえば、eNB)は、パケットが受信機(たとえば、UE)によって正しく復号されるか、またはいくつかの他の終了条件に遭遇するまで、パケットの1つまたは複数の送信を送り得る。同期HARQの場合、パケットのすべての送信は、単一インターレースのサブフレームの中で送られ得る。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレームの中で送られ得る。
UEは、複数のeNBのカバレージ内に位置し得る。これらのeNBのうちの1つが、UEにサービスするために選択され得る。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失などの様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)もしくは基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)、またはいくつかの他のメトリックによって定量化され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉するeNBからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。
(たとえば、レガシー「非MTC」デバイス用の)従来のLTE設計の焦点は、スペクトル効率の改善、ユビキタスカバレージ、および拡張されたサービス品質(QoS)サポートに置かれている。現在のLTEシステムダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)リンクバジェットは、比較的大きいDLリンクバジェットおよびULリンクバジェットをサポートし得る、最先端のスマートフォンおよびタブレットなどのハイエンドデバイスのカバレージのために設計されている。
しかしながら、上記で説明したように、ワイヤレス通信ネットワーク(たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク100)の中の1つまたは複数のUEは、ワイヤレス通信ネットワークの中の他の(広帯域)デバイスと比較して限定された通信リソースしか有しない、狭帯域UEなどのデバイスであり得る。狭帯域UEの場合、限定された量の情報しか交換される必要がないことがあるので、様々な要件が緩和され得る。たとえば、(広帯域UEに対して)最大帯域幅が低減されてよく、単一の受信無線周波数(RF)チェーンが使用されてよく、ピークレートが低減されてよく(たとえば、トランスポートブロックサイズに対して最大100ビット)、送信電力が低減されてよく、ランク1送信が使用されてよく、半二重動作が実行されてよい。場合によっては、半二重動作が実行される場合、MTC UEは、送信から受信に(または、受信から送信に)遷移するための緩やかな切替え時間を有し得る。たとえば、切替え時間は、通常UEのための20μsからMTC UEのための1msに緩和され得る。リリース12 MTC UEは、依然として通常UEと同様にダウンリンク(DL)制御チャネルを監視し得、たとえば、最初の数個のシンボルの中の広帯域制御チャネル(たとえば、PDCCH)、ならびに比較的狭い帯域しか占有しないがある長さのサブフレームにわたる狭帯域制御チャネル(たとえば、拡張PDCCH、すなわちePDCCH)を求めて監視する。
いくつかの規格(たとえば、LTEリリース13)は、本明細書で拡張MTC(または、eMTC)と呼ぶ様々な追加のMTC拡張のためのサポートを導入し得る。たとえば、eMTCは、最大15dBのカバレージ拡張をMTC UEにもたらし得る。eMTC UEは、もっと広いシステム帯域幅(たとえば、1.4/3/5/10/15/20MHz)の中で動作しながら狭帯域動作をサポートし得る。より広いこの帯域幅内では、各eMTC UEは、6PRB制約によって存続しながら依然として動作(たとえば、監視/受信/送信)し得る。場合によっては、異なるeMTC UEが、(たとえば、各々が6個のPRBブロックにわたって)異なる狭帯域領域によってサービスされ得る。システム帯域幅が1.4〜20MHzまたは6〜100RBにわたり得るので、より広い帯域幅内に複数の狭帯域領域が存在し得る。eMTC UEはまた、干渉を低減するために複数の狭帯域領域間で切り替わってよく、またはホッピングしてよい。
図5Aおよび図5Bは、MTC動作および/またはeMTC動作でのUEが、LTEなどの広帯域システム(たとえば、1.4/3/5/10/15/20MHz)内でどのように共存し得るのかという例を示す。図5Aの例示的なフレーム構造で示すように、MTC動作および/またはeMTC動作に関連するサブフレーム510は、LTE(または、いくつかの他のRAT)に関連する通常のサブフレーム520と時分割多重化(TDM)され得る。追加または代替として、図5Bの例示的なフレーム構造で示すように、狭帯域UEによって使用される1つまたは複数の狭帯域領域560、562は、LTEによってサポートされる、より広い帯域幅550内で周波数分割多重化され得る。複数の狭帯域領域は、各狭帯域領域が、合計6RB以下である帯域幅にわたって、MTC動作および/またはeMTC動作に対してサポートされ得る。LTEリリース13などのいくつかの場合には、各eMTC UE(たとえば、Cat M1 UE)は、一度に1つの狭帯域領域内で(たとえば、1.4MHzまたは6RBにおいて)動作(たとえば、監視/受信/送信)し得る。LTEリリース14などの他の場合には、eMTC UEは、(たとえば、25RBを使用して)5MHz狭帯域領域上で動作し得る。
任意の所与の時間において、eMTC UEは、より広いシステム帯域幅の中の他の狭帯域領域に再同調し得る。すなわち、eMTC UEは、干渉を低減するために複数の狭帯域領域間で切り替わってよく、またはホッピングしてよい。いくつかの例では、複数のeMTC UEは、同じ狭帯域領域によってサービスされ得る。また他の例では、eMTC UEの異なる組合せが、1つもしくは複数の同じ狭帯域領域および/または1つもしくは複数の異なる狭帯域領域によってサービスされ得る。
図示のように、eMTC UEは、様々な異なる動作のために狭帯域領域内で動作(たとえば、監視/受信/送信)し得る。たとえば、図5Bに示すように、サブフレーム552の第1の狭帯域領域560は、ワイヤレス通信ネットワークの中のBSからのPSS、SSS、PBCH、MTC、シグナリング、またはページング送信のいずれかを求めて、1つまたは複数のeMTC UEによって監視され得る。やはり図5Bに示すように、サブフレーム554の第2の狭帯域領域562は、BSから受信されるシグナリングにおいて以前に構成されたRACHまたはデータを送信するために、eMTC UEによって使用され得る。場合によっては、第2の狭帯域領域は、第1の狭帯域領域を利用した同じUEによって利用されてよい(たとえば、UEは、第1の狭帯域領域の中で監視した後に送信するために、第2の狭帯域領域に再同調していることがある)。場合によっては(図示しないが)、第2の狭帯域領域は、第1の狭帯域領域を利用したUEとは異なるUEによって利用されてよい。本明細書で説明する例は6RBという狭帯域を想定するが、本明細書で提示する技法が、異なるサイズの狭帯域領域(たとえば、25RB)にも適用され得ることを、当業者は認識されよう。
ワイヤレス通信ネットワーク(たとえば、LTEリリース13以降)は、異なる配置モードを有する狭帯域動作(たとえば、NB-IoT)のために、1つの物理リソースブロック(PRB)(たとえば、180kHz+20kHzガードバンド)を使用する配置をサポートし得る。一例では、狭帯域動作は、たとえば、より広いシステム帯域幅内のリソースブロックを使用して、帯域内に配置され得る。ある場合には、狭帯域動作は、LTEネットワークのより広いシステム帯域幅内の1つのリソースブロックを使用し得る。この場合、リソースブロックに対する180kHz帯域幅は、広帯域LTEリソースブロックと位置合わせされなければならない場合がある。一例では、狭帯域動作は、スタンドアロン動作モードで配置され得る。一例では、狭帯域動作は、LTEキャリアガードバンド内の未使用リソースブロックの中に配置され得る。この配置では、ガードバンド内の180kHz RBは、たとえば、同じFFTを使用しかつ/または帯域内レガシーLTE通信の干渉を低減するために、広帯域LTEの15kHzトーングリッドと位置合わせされなければならない場合がある。
いくつかのワイヤレスネットワーク(たとえば、LTEリリース13)では、NB-IoTリソースの1つのPRBが、1つまたは複数の狭帯域動作のための「アンカーPRB」として使用され得る。たとえば、狭帯域1次同期信号(PSS)、狭帯域2次同期信号(SSS)、マスタ情報ブロック(MIB:master information block)、システム情報ブロック(SIB)、ランダムアクセスメッセージ、ページングメッセージなどが、アンカーPRB上で送信され得る。さらに、所与のUEが接続モードになると、UEは、他の動作のために異なるPRB(たとえば、非アンカーPRB)に移動することができる。
いくつかの規格(たとえば、LTEリリース14以降)は、様々な追加のNB-IoT拡張のためのサポートを導入し得る。たとえば、そのような規格は、ワイヤレスネットワークの中のデバイス(たとえば、NB-IoTデバイス)が、アンカーPRB上および/または1つもしくは複数の非アンカーPRB上で(たとえば、NPRACH信号を送信すること、ページングメッセージを求めて監視することなどの)いくつかの動作を実行することを可能にし得る。非アンカーPRB上での狭帯域ページングメッセージおよび/またはNPRACH信号の送信/受信は、接続モードでのUEに対してネットワークの容量を増大させることができるが、そのようなことは、非アンカーPRBの中で類似の動作を実行できる、アイドルモードでのUEにとって事実であり得ない。言い換えれば、アイドルUEがネットワークの中での狭帯域動作(たとえば、ランダムアクセスによってセルにアクセスしようと試みること、セルから情報を取得するためにページングメッセージを求めて監視することなど)用のリソースを選ぶために使用し得る現在の技法は、ネットワークの中のUE間でのリソースの不等な分配につながることがある。
たとえば、eMTCでは、UEは、基地局から送信されるページングメッセージを求めて監視すべきページング狭帯域(PNB:paging narrowband)を決定するために、次式(1)を使用し得る。
PNB=floor(UE_ID)/(N*Ns)) mod Nn (1)
ただし、Nはmin(T,nB)であり、Nsはmax(1,nB/T)であり、Nnは(たとえば、システム情報の中で提供される)ページング狭帯域の数であり、TはUEのDRXサイクルであり、nBは4T、2T、T、T/4、T/8、T/16、T/32のうちの1つである。eMTCでは、式(1)の使用は、異なる狭帯域間でのUEの均等な分割につながることがある。一例では、100個のUEおよび2つの狭帯域があると想定すると、50個のUEがページングメッセージを求めて1つの狭帯域を監視することになり、50個のUEがページングメッセージを求めて他の狭帯域を監視することになる。
しかしながら、UE間でのリソースの同等の分配はeMTCに対して式(1)を用いて取得され得るが、上式の使用は、いくつかのUE(たとえば、Rel-13 UE)が非アンカーPRBの中でいくつかのNB-IoT動作(たとえば、ページング、ランダムアクセスなど)を実行できないことに部分的に起因して、NB-IoTに対して異なるタイプのUE(たとえば、Rel-13 UE、Rel-14 UEなど)間での狭帯域の不等な分割につながり得る。
たとえば、基地局からのページングメッセージを求めて監視するために利用可能な2つのPRB(たとえば、アンカーPRBおよび非アンカーPRB)があると想定する。さらに、ネットワークの中のUEのうちの50%が1つのタイプ(たとえば、Rel-13 UE)であり、ネットワークの中のUEのうちの他の50%が異なるタイプ(たとえば、Rel-14 UE)であると想定する。そのような例では、式(1)の使用を伴うと、Rel-13 UEのすべてが、アンカーPRBの中でページングメッセージを求めて監視することになり、Rel-14 UEのうちの半分が、アンカーPRBの中でページングメッセージを求めて監視することになり、Rel-14 UEのうちの他の半分が、非アンカーPRBの中でページングメッセージを求めて監視することになり、UEのうちの75%がアンカーPRBの中でページングメッセージを求めて監視するとともに、UEのうちの25%が非アンカーPRBの中でページングメッセージを求めて監視するという結果になる。UE間での狭帯域リソースのそのような不等な分配は、NB-IoTにおける効率的な動作にとって望ましくない場合がある。上記のシナリオが、狭帯域動作用のリソースを選ぶための従来の技法がどのようにネットワークにおけるリソースの不等な分配につながり得るのかという一例にすぎないことに留意されたい。より一般的には、上記の例が他の値および他の狭帯域動作(たとえば、PRBに加えてトーンを含むNPRACHリソースをUEが選ぶランダムアクセスプロシージャなどの)に拡張され得ることを、当業者は認識されよう。
したがって、本明細書で提示する態様は、NB-IoTにおける複数PRB動作に対して、異なるタイプ(または、能力)のUEを含み得るUEに、狭帯域リソースを効率的に分配するための技法を提供する。
図6は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作600を示すフロー図である。動作600は、たとえば、BS(たとえば、eNB110)によって実行され得る。動作600は、602において開始してよく、ここで、BSは、1つまたは複数の第1のUEおよび1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットを決定する。604において、BSは、第1のUEのタイプおよび第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの第1および第2のセットを第1のUEおよび第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振る。606において、BSは、割振りの表示をシグナリングする。
一態様では、BSは、リソースの第1および第2のセットを使用して第1および第2のUEと通信し得る。1つの参照例では、リソースの第1および第2のセットはページングリソースを含み得、BSはページングリソース上で狭帯域ページングメッセージを送信し得る。1つの参照例では、リソースの第1および第2のセットはNPRACHリソースを含み得、BSは、NPRACHリソース上で送信されるNPRACHプリアンブルを求めて監視し得る。
図7は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作700を示すフロー図である。動作700は、たとえば、NB-IoTデバイスなどのUE(たとえば、UE120)によって実行され得る。動作700は、702において開始してよく、ここで、UEは、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソース内のリソースのセットを決定するための少なくとも1つのパラメータの表示を受信する。少なくとも1つのパラメータは、UEのタイプに基づいてよい。704において、UEは、示された少なくとも1つのパラメータに基づいて、BSとの狭帯域通信のために使用すべきリソースのセットを決定する。706において、UEは、リソースの決定されたセットを使用してBSと通信する。一態様では、リソースはページングリソースであり、UEはページングリソース上でページングチャネルを求めて監視し得る。一態様では、リソースはNPRACHリソースであり、UEはNPRACHリソース上でNPRACHプリアンブルを送信し得る。
いくつかの態様によれば、リソースの各セットは、1つまたは複数の狭帯域PRBの中にリソースを含み得る。一態様では、たとえば、リソースの1つのセット(たとえば、リソースの第1のセット)が、単一のアンカーPRBを含むことができ、リソースの別のセット(たとえば、リソースの第2のセット)が、1つまたは複数の非アンカーPRBを含むことができる。UEの各セットは、特定のタイプのUE(または、1つまたは複数の類似の能力を有するUE)を含み得る。たとえば、1つまたは複数のUEの所与のセットは、特定のバージョンの仕様(たとえば、Rel-13、Rel-14など)をサポートし、非アンカーPRBの中で狭帯域動作(たとえば、ページング、ランダムアクセスなど)を実行するための能力を有し、アンカーPRBの中で狭帯域動作を実行するための能力を有するなどの、UEを含み得る。
一態様では、BSは、リソースの第1のセットを第1のタイプの第1のUEに割り振り得る。たとえば、BSは、リソースの第1のセット(たとえば、アンカーPRB)が、アンカーPRBの中でNB-IoT用のページング/ランダムアクセスプロシージャを実行するための能力を有する(たとえば、Rel-13 UEなどの)UEによって使用され得ると決定し得る。一態様では、BSは、リソースの第1および第2のセットを第2のタイプの第2のUEに割り振り得る。たとえば、BSは、リソースの第1および第2のセット(たとえば、アンカーPRBおよび1つまたは複数の非アンカーPRB)が、(たとえば、Rel-14 UE以降などの)アンカーPRBおよび/または非アンカーPRBの中で、NB-IoT用のページング/ランダムアクセスプロシージャを実行できるUEによって使用され得ると決定し得る。
いくつかの態様によれば、BSは、異なるタイプのUE間でアンカーPRBおよび非アンカーPRBを分配するための1つまたは複数のパラメータを決定することによって、リソースの異なるセットを第1および第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振り得る。少なくとも1つのパラメータは、リソースの第1のセット(たとえば、アンカーPRB)に割り振られてよい第2のタイプのUE(たとえば、Rel-14 UE)の中のUEの分数を示し得る。たとえば、Rel-14 UE以降に対して、BSは、Rel-14 UEのうちのX%がアンカーPRBの中でページングを監視するとともにRel-14 UEのうちの100-X%が非アンカーPRBの中でページングを監視するような、パラメータXを決定し得る。BSは、そのようなパラメータの値を暗黙的または明示的に決定およびブロードキャストし得る。一態様では、少なくとも1つのパラメータが、第1のタイプのUEによって受信されないことがある。この例ではページングが使用されるが、パラメータXはまた、ランダムアクセスプロシージャのために決定されてよい。
一態様では、BSは、特定のタイプのUEの量(または、個数)に基づいてパラメータを決定し得る。たとえば、BSが、ネットワークの中に大量のRel-14(以降)UEがあると決定する場合、BSは(たとえば、Rel-14 UEがアンカーPRBおよび非アンカーPRBの間でより均等に分配されるような)50辺りのXの値を決定してよい。一方、BSが、ネットワークの中にRel-13 UEのうちの大部分があると決定する場合、BSは、(たとえば、すべてのRel-14 UEが非アンカーの中でページングされることになるような)0辺りのXの値を決定してよい。しかしながら、より一般的には、BSは、リソースの異なるセットにわたって異なるUEを均等に分配するXの最適な値を決定してよい。
追加または代替として、一態様では、BSは、UEのタイプごとのネットワークの中での負荷に基づいて、パラメータXの値を決定してよい。たとえば、ネットワークの中のUEのうちの半分が第1のタイプ(たとえば、Rel-13 UE)であり、他の半分が第2のタイプ(たとえば、Rel-14 UE)であると想定する。そのような例では、第1のタイプのUEに到達するために(たとえば、第2のタイプのUEと比較して、またはその逆も同様に)より多くのページングメッセージおよび/またはより多くの反復が必要とされるとBSが決定する場合、BSは、パラメータXを決定するとき、2つのタイプのUE間での負荷の差を考慮に入れることができる。このようにして、等しい量の異なるタイプのUEがあっても、BSは、ネットワークの中のUE間でリソースを効率的に分配する、Xに対する最適な値を決定することができる。
パラメータが決定されると、BSは、少なくとも1つのパラメータの表示をUEにシグナリングし得る。一態様では、BSは、そのようなパラメータの値をいくつかのタイプのUEにシグナリングし得る。たとえば、BSは、パラメータXをRel-14 UE(たとえば、第2のUE)にシグナリングしてよいが、Rel-13 UE(たとえば、第1のUE)にはしなくてよい(たとえば、Rel-13 UEがアンカーPRBの中でページング/ランダムアクセス動作を実行することが暗黙のうちに知られている場合がある)。いくつかの例では、パラメータは、ブロードキャストシグナリングを介してシグナリングされてよい。
一態様では、リソースを異なるUEに割り振る(または、分配する)ために使用される1つまたは複数のパラメータは、BSによって決定される1つまたは複数の重みに基づいてよい。たとえば、第1の1つまたは複数の重みがリソースの第1のセットに関連付けられてよく、第2の1つまたは複数の重みがリソースの第2のセットに関連付けられてよい。BSは、UEの間で異なる確率を伴ってPRBを割り振るために、PRBの各々に多重度または重みを割り当ててよい。たとえば、2つのPRB、すなわち、RB0およびRB1があると想定し、ただし、RB0はアンカーPRBであり、RB1は非アンカーPRBである。この例では、BSは、3つの仮想RB(VRB:virtual RB)を生成するために、1という重みをRB0に、また2という重みをRB1に割り当ててよい。割り当てられると、BSは、重みの表示をUEへ送信してよい。各UEは、(たとえば、ランダムアクセスプロシージャの場合)ランダムに、または(たとえば、ページングメッセージの場合)UE_IDに基づいて、3つの仮想RB間で選択することができる。一態様では、UEは、NB-IoT動作のために使用すべきVRBを選択するために、次式(2)を使用し得る。
VRB=floor(UE_ID/(N*Ns)) mod Nn (2)
ただし、Nはmin(T,nB)であり、Nsはmax(1,nB/T)であり、Nnはページング(または、ランダムアクセスメッセージ)のための「仮想RB」の数であり(たとえば、wiを第iのRBに対する重みであるものとして、Nn=Σwi)、TはUEのDRXサイクルであり、nBは4T、2T、T、T/4、T/8、T/16、T/32のうちの1つである。
UEがVRBを選択すると、UEは、VRBを実際のPRBにマッピングし得る。上記の例を続けると、UEは、VRB0をRB0に、またVRB1/2をRB1にマッピングしてよい。このようにして、BSは、UE間で異なる確率を伴ってリソースを割り振るために、異なる重みを決定するとともに異なるリソースの各々に(たとえば、パラメータのうちの1つとして)割り当てることができる。この特定のマッピングでは、たとえば、UEは、RB1を選択する66%の確率、およびRB0を選択する33%の確率を有する。上記の参照例では2つのPRBが使用されたが、上記の重みが任意の数のアンカーPRBおよび/または非アンカーPRBに対して決定され得ることを、当業者が認識することに留意されたい。
一態様では、リソースを異なるUEに割り振るために使用される1つまたは複数のパラメータは、1つまたは複数のしきい値のセットに基づいてよい。一実装形態では、BSが、しきい値のセット[A,B,C]を決定してよく、異なるUE間でリソースを分配するために使用すべき1とN(または、0とN-1)との間の乱数Nを生成し得る。場合によっては、乱数Nの代わりに、BSは、(たとえば、NB-IoTにおけるページング動作の場合)UE_IDに基づいて数値を生成してよい。生成されると、BSは、しきい値の表示をUEへ送信してよい。UEは、しきい値を使用して1つまたは複数のNB-IoT動作のためのリソース(たとえば、PRB)を選択し得る。たとえば、NB-IoTにおけるページング動作の場合、UEは、式(3)を使用して値Xを生成し得る。NB-IoTにおけるNPRACH動作の場合、UEは、式(4)を使用して値Xを生成し得る。
いくつかのK>1に対して、X=UE_ID/K mod N (3)
X=U(0,N-1) (4)
生成されると、UEは、Xを示されたしきい値と比較して、NB-IoTにおける動作のためにどのリソースを使用すべきかを決定し得る。ある場合には、たとえば、4つのPRB、すなわち、RB0、RB1、RB2、およびRB3があり得、ただし、RB0はアンカーPRBであり、RB1〜3は非アンカーPRBである。この例では、UEがX<Aであると決定する場合、UEはRB0を選択してよく、そうでなくUEがX<Bであると決定する場合、UEはRB1を選択してよく、そうでなくUEがX<Cであると決定する場合、UEはRB3を選択してよく、そうでない場合、UEはRB4を選択してよい。さらに、いくつかの態様では、たとえば、UEがレガシーUEである場合、UEはRB0を使用すべきと決定してよい。
一態様では、1つまたは複数のパラメータは、リソースの第1および第2のセットの各々に対する1つまたは複数の確率値を含み得る。BSは、リソースの各々に対する明示的な確率値をUEへ送信(または、シグナリング)し得る。たとえば、BSは、第1のパーセンテージのUEがリソースの1つのセットを使用すべきであり、第2のパーセンテージのUEがリソースの別のセットを使用すべきであるなどという表示を送信してよい。UEは、どのリソースを使用すべきかを、示された確率値に従ってランダムに選択してよい。1つの参照例では、3つのPRB、すなわち、RB0、RB1、およびRB2があると想定し、ただし、RB0はアンカーRBであり、RB1〜RB2は非アンカーRBである。この場合、BSは、UEがNB-IoT動作(たとえば、ランダムアクセスプロシージャ)のためにRB0を選択する確率X、およびNB-IoT動作のためにRB1〜RB2のうちの1つを選択する確率(1-X)/(非アンカーRBの数)を有するような、RB0に対する確率値Xをシグナリングし得る。
一態様では、BSは、各タイプのUEがNB-IoTにおける動作のために使用すべきリソースのセットの表示をシグナリングし得る。たとえば、BSは、BSから送信されるページングメッセージを求めてRel-14 UEが監視すべきPRBのセットをシグナリングしてよい。場合によっては、PRBのセットはアンカーPRBを含むことがある。場合によっては、PRBのセットはアンカーPRBを含まないことがある。シグナリングされると、Rel-14 UEは、セットの中のPRB間で一様に選ぶことができる。たとえば、UEのうちの50%がRel-13 UEであり、かつUEのうちの50%がRel-14 UEである場合、Rel-13 UEのすべては、アンカーPRB(たとえば、RB0)の中でページングされ得る。この例を続けると、Rel-14のためのPRBのセットが{RB1}である場合、すべてのRel-14 UEは、RB1の中でページングメッセージを求めて監視してよい。
上記の例のうちの多くが、NB-IoTにおけるページングのために1つのアンカーPRBおよび1つの非アンカーPRBを参照するが、上記の技法が複数のPRB、およびランダムアクセスプロシージャなどの他のNB-IoT動作に拡張され得ることを、当業者が認識することに留意されたい。
いくつかの態様によれば、本明細書で提示する技法は、NB-IoTにおける(たとえば、LTEリリース14以降における)UEが、異なるPRBの中で狭帯域ページングメッセージの異なる部分を受信することを可能にし得る。たとえば、狭帯域ページングメッセージは、狭帯域制御部分(たとえば、NPDCCH)および狭帯域データ部分(たとえば、NPDSCH)を含み得る。一態様では、BSは、狭帯域ページングメッセージの制御部分をアンカーPRBの中で送信し得、狭帯域ページングメッセージの対応するデータ部分を、異なる(非アンカー)PRBまたは同じPRBの中で送信し得る。狭帯域制御部分は、データ部分の周波数ロケーションの表示を含み得る。
図8は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作800を示すフロー図である。動作800は、たとえば、基地局(たとえば、eNB110)によって実行され得る。動作800は、802において開始してよく、ここで、BSは、狭帯域ページングメッセージをUEへ送信するために利用可能な複数のリソースブロックを識別し、複数のリソースブロックは、少なくともアンカーリソースブロックおよび1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを備える。804において、BSは、アンカーリソースブロックを使用して狭帯域ページングメッセージの制御部分をUEへ送信する。806において、BSは、非アンカーリソースブロックのうちの1つを使用して狭帯域ページングメッセージのデータ部分をUEへ送信する。
いくつかの態様では、BSは、ページングメッセージの制御部分の中で、(たとえば、データ部分の)PRBインデックスをシグナリングし得る。一例では、新たなフィールドがダウンリンク許可に追加されてよく、BSは、新たなフィールドの中でPRBインデックスをシグナリングし得る。しかしながら、場合によっては、新たなフィールドをダウンリンク許可に追加することは、アドバンストIoT UE(たとえば、Rel-14 UE)と比較して、レガシーUEにとってダウンリンク許可のサイズを異なるようにさせることがある。したがって、別の例では、新たなフィールドをダウンリンク許可に追加する代わりに、新たなページング無線ネットワーク一時識別子(P-RNTI:paging radio network temporary identifier)または巡回冗長検査(CRC:cyclic redundancy check)マスクが追加されてよい。そのような場合、レガシーUE(たとえば、Rel-13 UE)はレガシーP-RNTIを監視してよく、アドバンストIoT UE(たとえば、Rel-14 UE)はレガシーP-RNTIおよび新たなP-RNTIを監視してよい。いくつかの態様では、新たなP-RNTI PDSCHは、異なるPRBの中で受信され得る。このPRBは、SIBの中でシグナリングされ得る。
いくつかの態様によれば、ページングメッセージは、(たとえば、システム情報更新を求めて)常にアンカーPRBの中で監視されてよい。そのような場合、UEは、いくつかのページングオケージョンのためにそれ自体の狭帯域を、かつ他のページングオケージョンのためにアンカー狭帯域を監視してよい。いくつかの態様によれば、NB-IoTにおけるページングおよび/またはランダムアクセス動作は、より大きいダイバーシティを達成するために周波数ホッピングを使用し得る。たとえば、ページングまたはランダムアクセスのためのPRBは、各グループ内で適用される周波数ホッピングを伴う異なるグループにグループ化されてよい。いくつかの態様によれば、NB-IoT動作のためのPRBインデックスの決定は、アップリンクおよびダウンリンクに対して異なってよい。たとえば、アップリンクPRBインデックスは、アップリンク帯域幅に依存し得る。同様に、ダウンリンクPRBインデックスは、ダウンリンク帯域幅に依存し得る。
いくつかの態様によれば、UEは、BSから送信されるページングメッセージを求めて監視すべき狭帯域リソースを、UEのカバレージレベルに基づいて決定してよい。
図9は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作900を示すフロー図である。動作900は、たとえば、NB-IoTデバイスなどのUE(たとえば、UE120)によって実行され得る。動作900は、902において開始してよく、ここで、UEは、BSとの狭帯域通信のために利用可能な複数のリソースを決定する。904において、UEは、UEの現在のカバレージレベルおよび過去のカバレージレベルに少なくとも部分的に基づいて、BSからのページングメッセージを求めて監視すべき複数の狭帯域リソースのうちの少なくとも1つを選択する。906において、UEは、選択された狭帯域リソースの中でページングメッセージを求めて監視する。
一態様では、UE(たとえば、Rel-14 UE)は、その現在のカバレージレベルMおよび最後に報告されたカバレージレベルKに基づいて、カバレージレベルを選択し得る。たとえば、UEは、カバレージレベルと狭帯域ページングリソースとの間のマッピングをBSから(たとえば、SIBの中で)受信し得る。一実装形態では、UEは、min(M,K)に基づいて狭帯域ページングリソースを選択し得る。そのような例では、M>Kである場合、UEは、より良好なカバレージレベルを有する狭帯域に移動してよく、たとえば、カバレージレベルMに移動し得る。しかしながら、場合によっては、BSがカバレージレベルKにおいてUEをピング(ping)する場合、UEはカバレージレベルKに留まることを選択してよい。一例では、M<Kである場合、UEはカバレージレベルKに留まってよい。そのような場合、BSは、ページ(page)を送ってよく、失敗することがあり、次いで、他のカバレージ拡張レベルにおいて再び試みてよい。UEの最後のカバレージレベルKは、MMEによって記憶され得る。
いくつかの態様によれば、本明細書で提示する技法は、デバイスが1つまたは複数の異なる狭帯域の中で異なる反復レベルでページングメッセージを送ることを可能にする。
図10は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作1000を示すフロー図である。動作1000は、たとえば、基地局(たとえば、eNB110)によって実行され得る。動作1000は、1002において開始してよく、ここで、BSは、ページングメッセージをUEへ送信するための1つまたは複数の反復レベルを決定する。反復レベルの各々は、UEとの狭帯域通信のために利用可能であるリソースの異なるセットに対応する。1004において、BSは、決定された反復レベルでページングメッセージを送信する。
一態様では、ページングメッセージ用のNPDCCHは、UEがそれを求めて監視する異なる反復レベルを有し得る。たとえば、反復の量は8、32、128、256などであり得る。そのような場合、BSは、異なる反復を伴うNPDDCH候補が異なる狭帯域の中で送信されるように、異なる狭帯域の中でページングメッセージの反復を実行し得る。さらに、BSは、ページングメッセージを送信するとき、異なる狭帯域の間で時分割多重化(TDM)を実行し得る。そのようにすることは、UEが、1つの狭帯域の中で1つの反復レベルを監視し、次いで、第2の反復レベルを受信すべき第2の狭帯域に再同調することを可能にする。
上述ように、場合によっては、UE(たとえば、IoTデバイス)が、UEが現在接続されていない先のセルと接続する必要があるとき、UEおよびセルは、RACHプロシージャと呼ばれるメッセージの交換に関与し得る。NB-IoTのためのRACHプロシージャ(たとえば、NRACHプロシージャ)では、UEは、NPRACH信号のために確保された送信リソースのセットの中で、(NRACHプロシージャのMsg1と呼ばれることがある)NPRACH信号(または、プリアンブル)を送信する(たとえば、上記で説明した技法のうちの1つまたは複数を使用して、NPRACHプリアンブルのためのアンカーPRBおよび/または非アンカーPRBを選択する)。送信されると、セルは、狭帯域ダウンリンク共有チャネル(NDL-SCH:narrowband downlink shared channel)上で搬送される(NRACHプロシージャのMsg2と呼ばれることがある)狭帯域ランダムアクセス応答(NRAR:narrowband random access response)メッセージを用いて、NPRACHプリアンブルに応答する。UEは、(NRACHプロシージャのMsg3と呼ばれることがある)狭帯域RRC接続要求メッセージを用いてNRARメッセージに応答し、セルは、(NRACHプロシージャのMsg4と呼ばれることがある)狭帯域競合解決メッセージを用いて応答する。UEは、次いで、セルと接続される。
いくつかの態様によれば、本明細書で提示する技法は、(たとえば、アンカーPRBおよび/または非アンカーPRBを含み得る)1つまたは複数のPRBの中でのNRACHプロシージャの様々なメッセージ(たとえば、Msg1、Msg2、Msg3など)の送信を可能にする。
図11は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作1100を示すフロー図である。動作1100は、たとえば、基地局(たとえば、eNB110)によって実行され得る。動作1100は、1102において開始してよく、ここで、BSは、UEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースブロックのセット内のリソースブロックの中で狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)プリアンブルを受信する。1104において、BSは、ランダムアクセス応答メッセージを送信するための、リソースブロックのセット内の別のリソースブロックを、NPRACHプリアンブルが受信されたリソースブロックのロケーションに少なくとも部分的に基づいて決定する。1106において、BSは、決定された他のリソースブロックの中でランダムアクセス応答メッセージを送信する。
一態様では、NPRACHプリアンブルを受信した後、BSは、狭帯域アンカーPRBの中でRARメッセージを送信することを選んでよい。そのような場合、BSは、ランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID:random access preamble identifier)フィールドおよび/またはランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI:random access radio network temporary identifier)に基づいて、プリアンブルがアンカーPRBの中で送信されたのか、それとも非アンカーPRBの中で送信されたのかを区別し得る。一態様では、NPRACHプリアンブルを受信した後、BSは、NPRACHプリアンブルが受信されたPRBとは異なるPRBの中でRARメッセージを送信してよい。この態様では、RAR応答用のPRBは、SIBの中でPRACH PRBと一緒にシグナリングされ得る。
いくつかのワイヤレスネットワーク(たとえば、LTEリリース13)では、単一トーンUEとマルチトーンUEとの間にNPRACHリソース制約があり得る。言い換えれば、PRACH信号用のリソースは、UEがシングルトーン送信および/またはマルチトーン送信をサポートするかどうかに応じて、異なる領域に分割され得る。各UEは、UEがマルチトーン送信をサポートするかどうかを、NRACHプロシージャのMsg3の中で示し得る。
本明細書で提示する態様は、同じネットワークの中に共存する異なるタイプのUE(たとえば、Rel-14 UE、Rel-13 UEなど)用の狭帯域PRACHリソースを決定するための様々な技法を提供する。
図12は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作1200を示すフロー図である。動作1200は、たとえば、基地局(たとえば、eNB110)によって実行され得る。動作1200は、1202において開始してよく、ここで、BSは、1つまたは複数のUEによる狭帯域PRACH信号の送信のためのリソースの第1のセットを決定する。リソースの第1のセットは、第1のタイプのUEと第2のタイプのUEとの間で区分される。1204において、BSは、第2のタイプのUEによるNPRACH信号の送信のためのリソースの第2のセットを決定する。1206において、BSは、リソースの第1および第2のセットの表示を提供する。
一態様では、リソースの第1のセットは、アンカーPRBおよび1つまたは複数の非アンカーPRBを含み得、リソースの第2のセットは、1つまたは複数の非アンカーPRBを含み得る。BSは、リソースの第1のセットを第1のタイプのUEおよび第2のタイプのUEに割り振り得る。BSは、リソースの第2のセットを第2のタイプのUEに割り振り得る。
図13は、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作1300を示すフロー図である。動作1300は、たとえば、IoTデバイスなどのUEによって実行され得る。動作1300は、1302において開始してよく、ここで、UEは、NPRACH信号をBSへ送信するための、複数のリソース内のリソースのセットの表示を受信し、リソースのセットの表示は、UEのタイプに少なくとも部分的に基づく。1304において、UEは、リソースの示されたセットを使用してNPRACH信号をBSへ送信する。
一態様では、第1のタイプは、シングルトーン送信をサポートするための能力を含む。一態様では、第2のタイプは、マルチトーン送信をサポートするための能力を含む。一態様では、Rel-14 UEの各々は、マルチトーン送信をサポートし得る。この場合、非アンカーPRBの中にリソース区分を有する必要がない場合がある。Rel-14 UEは、マルチトーンに対するそれらのサポートを示すためにMsg 3を使用し得る。一実装形態では、Msg 3ビット(マルチトーンサポートを示す)は「1」に設定され得る。別の実装形態では、Msg3は異なって解釈され得る(たとえば、ビットは予約されてよく、または別の目的のために使用されてよい)。
一態様では、Rel-14 UEのうちの1つまたは複数は、マルチトーンをサポートしないことがある。そのような場合、アンカーPRBおよび非アンカーPRBの中のリソースは区分され得る。たとえば、マルチトーン送信をサポートするアンカーPRBおよび非アンカーPRBの中に、異なるパーセンテージの予約済みリソースがあってよい。
本明細書で使用するとき、項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、またはa、b、およびcの任意の他の順序)をカバーするものとする。その上、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包含的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段に規定されていない限り、または文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを採用する」という句は、自然包括的並べ替えのいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを採用する」という句は、以下の事例のいずれか、すなわち、XはAを採用する、XはBを採用する、またはXはAとBの両方を採用する、によって満たされる。加えて、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段に規定されていない限り、または単数形を対象とすることが文脈から明らかでない限り、概して「1つまたは複数の」を意味するものと解釈されるべきである。特許請求の範囲内を含む本明細書で使用する「および/または」という用語は、2つ以上の項目の列挙において使用されるとき、列挙される項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙される項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が構成要素A、B、および/またはCを含むものとして説明される場合、組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBとの組合せ、AとCとの組合せ、BとCとの組合せ、またはAとBとCとの組合せを含むことができる。
本明細書で使用する「識別すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「識別すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、決定すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造においてルックアップすること)、確認することなどを含み得る。また、「識別すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリの中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「識別すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含み得る。
場合によっては、フレームを実際に通信するのではなく、デバイスは、送信または受信のためにフレームを通信するためのインターフェースを有してよい。たとえば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、送信用のRFフロントエンドにフレームを出力してよい。同様に、フレームを実際に受信するのではなく、デバイスは、別のデバイスから受信したフレームを取得するためのインターフェースを有してよい。たとえば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、送信用のRFフロントエンドからフレームを取得(または、受信)してよい。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法ステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに入れ替えられてよい。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正されてよい。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行できる任意の好適な手段によって実行され得る。手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。概して、図に示される動作がある場合、それらの動作は、任意の好適な対応する相対物のミーンズプラスファンクション構成要素によって実行され得る。
たとえば、決定するための手段、実行するための手段、選択するための手段、割り振るための手段、識別するための手段、送信するための手段、受信するための手段、送るための手段、監視するための手段、シグナリングするための手段、および/または通信するための手段は、図2に示すユーザ機器120の送信プロセッサ264、復調器/変調器254、コントローラ/プロセッサ280、受信プロセッサ258、および/またはアンテナ252、ならびに/あるいは図2に示す基地局110の送信プロセッサ220、変調器/復調器232、コントローラ/プロセッサ240、受信プロセッサ238、および/またはアンテナ234などの、1つまたは複数のプロセッサまたは他の要素を含み得る。
情報および信号が多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表されてよいことを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの組合せによって表されてよい。
本開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せとして実装され得ることを、当業者はさらに諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能の観点から上記で説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるのか、それともソフトウェアとして実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約によって決まる。当業者は説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきでない。
本開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明する機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せを用いて、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
本開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはそれらの組合せで具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、相変化メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体の中に存在してよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取るとともに記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体化されてよい。プロセッサおよび記憶媒体はASICの中に存在してよい。ASICはユーザ端末の中に存在してよい。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、個別の構成要素としてユーザ端末の中に存在してよい。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得るか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD/DVDまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得るとともに、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続が、適正にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示のこれまでの説明は、任意の当業者が本開示を作製または使用できるようにするために提供される。本開示の様々な修正が当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信ネットワーク
102a マクロセル
102b ピコセル
102c フェムトセル
110 eNB
120 ユーザ機器
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信多入力多出力プロセッサ
232 変調器/復調器
234 アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 通信ユニット
246 スケジューラ
252 アンテナ
254 復調器/変調器
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 送信多入力多出力プロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
290 コントローラ/プロセッサ
292 メモリ
294 通信ユニット
300 フレーム構造
410 サブフレームフォーマット
420 サブフレームフォーマット
510〜520 サブフレーム
550 より広い帯域幅
552〜554 サブフレーム
560〜562 狭帯域領域

Claims (30)

  1. 基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    1つまたは複数の第1のユーザ機器(UE)および1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットを決定するステップと、
    前記第1のUEのタイプおよび前記第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットを前記第1のUEおよび前記第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振るステップと、
    前記割振りの表示をシグナリングするステップと
    を備える方法。
  2. 割り振る前記ステップが、
    リソースの前記第1のセットを第1のタイプの前記第1のUEに割り振るステップであって、リソースの前記第1のセットがアンカーリソースブロックを備える、ステップと、
    リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットを第2のタイプの前記第2のUEに割り振るステップであって、リソースの前記第2のセットが1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを備える、ステップと
    を備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のタイプが、前記アンカーリソースブロックの中で狭帯域動作を実行するための能力を備え、前記第2のタイプが、前記1つまたは複数の非アンカーリソースブロックの中で狭帯域動作を実行するための能力を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 割り振る前記ステップが、
    前記第2のタイプの前記第2のUEをリソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットに分配するための1つまたは複数のパラメータを決定するステップと、
    前記1つまたは複数のパラメータの表示をシグナリングするステップと
    をさらに備える、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数のパラメータが、リソースの前記第1のセットに関連する第1の1つまたは複数の重み、およびリソースの前記第2のセットに関連する第2の1つまたは複数の重みを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のパラメータが、リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットの各々に対する1つまたは複数の確率値を備える、請求項4に記載の方法。
  7. リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットが、ページングリソースを備え、前記方法が、前記ページングリソース上で狭帯域ページングメッセージを送信するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記狭帯域ページングメッセージを送信するステップが、
    アンカーリソースブロックを使用して前記狭帯域ページングメッセージの制御部分を送信するステップと、
    非アンカーリソースブロックを使用して前記狭帯域ページングメッセージのデータ部分を送信するステップと
    を備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットが、狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)リソースを備え、前記方法が、前記NPRACHリソース上で送信されるNPRACHプリアンブルを監視するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記NPRACHリソース内のリソースブロックの中で前記NPRACHプリアンブルを受信するステップと、
    ランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信するための、前記NPRACHリソース内の別のリソースブロックを、前記NPRACHプリアンブルが受信された前記リソースブロックのロケーションに少なくとも部分的に基づいて決定するステップと、
    前記決定された他のリソースブロックの中で前記RARメッセージを送信するステップと
    をさらに備える請求項9に記載の方法。
  11. 割り振る前記ステップが、
    リソースの前記第1のセットを第1のタイプの前記第1のUEおよび第2のタイプの前記第2のUEに割り振るステップであって、リソースの前記第1のセットが、アンカーリソースブロックおよび1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを備える、ステップと、
    リソースの前記第2のセットを前記第2のタイプの前記第2のUEに割り振るステップであって、リソースの前記第2のセットが、1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを備える、ステップと
    を備える、
    請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のタイプがシングルトーン送信能力を備え、前記第2のタイプがマルチトーン送信能力を備える、請求項11に記載の方法。
  13. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    基地局(BS)との狭帯域通信のために利用可能な複数のリソース内のリソースのセットを決定するための少なくとも1つのパラメータの表示を受信するステップと、
    前記表示された少なくとも1つのパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記BSとの前記狭帯域通信のために使用すべきリソースの前記セットを決定するステップと、
    リソースの前記決定されたセットを使用して前記BSと通信するステップと
    を備える方法。
  14. 前記複数のリソースがページングリソースを備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つのパラメータが、前記ページングリソースの中のアンカーリソースブロックに関連する第1の重み、または前記ページングリソースの中の1つもしくは複数の非アンカーリソースブロックに関連する1つもしくは複数の第2の重み、のうちの少なくとも1つを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 通信する前記ステップが、リソースの前記決定されたセットの中でページングチャネルを監視するステップを備え、リソースの前記セットが、UE識別子にさらに基づいて決定される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記複数のリソースが狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)リソースを備える、請求項13に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つのパラメータが、前記NPRACHリソースの中のアンカーリソースブロックおよび前記NPRACHリソースの中の1つまたは複数の非アンカーリソースブロックに関連する1つまたは複数の確率値を備える、請求項17に記載の方法。
  19. 通信する前記ステップが、リソースの前記決定されたセット上でNPRACHプリアンブルを送信するステップを備え、リソースの前記セットが、前記1つまたは複数の確率値にさらに基づいて決定される、請求項18に記載の方法。
  20. ワイヤレス通信のための装置であって、
    1つまたは複数の第1のユーザ機器(UE)および1つまたは複数の第2のUEとの狭帯域通信のために利用可能なリソースの第1のセットおよびリソースの第2のセットを決定するための手段と、
    前記第1のUEのタイプおよび前記第2のUEのタイプに少なくとも部分的に基づいて、リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットを前記第1のUEおよび前記第2のUEのうちの1つまたは複数に割り振るための手段と、
    前記割振りの表示をシグナリングするための手段と
    を備える装置。
  21. 割り振るための手段が、
    リソースの前記第1のセットを第1のタイプの前記第1のUEに割り振るための手段であって、リソースの前記第1のセットがアンカーリソースブロックを備える、手段と、
    リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットを第2のタイプの前記第2のUEに割り振るための手段であって、リソースの前記第2のセットが1つまたは複数の非アンカーリソースブロックを備える、手段と
    を備える、
    請求項20に記載の装置。
  22. 前記第1のタイプが、前記アンカーリソースブロックの中で狭帯域動作を実行するための能力を備え、前記第2のタイプが、前記1つまたは複数の非アンカーリソースブロックの中で狭帯域動作を実行するための能力を備える、請求項21に記載の装置。
  23. 割り振るための前記手段が、
    前記第2のタイプの前記第2のUEをリソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットに分配するための1つまたは複数のパラメータを決定するための手段と、
    前記1つまたは複数のパラメータの表示をシグナリングするための手段と
    をさらに備える、
    請求項21に記載の装置。
  24. 前記1つまたは複数のパラメータが、リソースの前記第1のセットに関連する第1の1つまたは複数の重み、およびリソースの前記第2のセットに関連する第2の1つまたは複数の重みを備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記1つまたは複数のパラメータが、リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットの各々に対する1つまたは複数の確率値を備える、請求項23に記載の装置。
  26. リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットが、ページングリソースを備え、前記装置が、前記ページングリソース上で狭帯域ページングメッセージを送信するための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
  27. リソースの前記第1のセットおよびリソースの前記第2のセットが、狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)リソースを備え、前記装置が、前記NPRACHリソース上で送信されるNPRACHプリアンブルを監視するための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
  28. ワイヤレス通信のための装置であって、
    基地局(BS)との狭帯域通信のために利用可能な複数のリソース内のリソースのセットを決定するための少なくとも1つのパラメータの表示を受信するための手段と、
    前記表示された少なくとも1つのパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記BSとの前記狭帯域通信のために使用すべきリソースの前記セットを決定するための手段と、
    リソースの前記決定されたセットを使用して前記BSと通信するための手段と
    を備える装置。
  29. 前記複数のリソースが、ページングリソースを備え、前記少なくとも1つのパラメータが、前記ページングリソースの中のアンカーリソースブロックに関連する第1の重み、または前記ページングリソースの中の1つもしくは複数の非アンカーリソースブロックに関連する1つもしくは複数の第2の重み、のうちの少なくとも1つを備え、リソースの前記セットが、UE識別子にさらに基づいて決定される、請求項28に記載の装置。
  30. 前記複数のリソースが、狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)リソースを備え、前記少なくとも1つのパラメータが、前記NPRACHリソースの中のアンカーリソースブロックおよび前記NPRACHリソースの中の1つまたは複数の非アンカーリソースブロックに関連する1つまたは複数の確率値を備え、リソースの前記セットが、前記1つまたは複数の確率値にさらに基づいて決定される、請求項28に記載の装置。
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