JP2019525582A - ランダムアクセスの負荷分散 - Google Patents

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Abstract

無線デバイス(14A)は、無線通信システム(10)でランダムアクセスを行うために用いられるよう構成される。無線デバイス(14A)は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする。無線デバイス(14A)は、キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を送信するよう構成され、キャリアの集合(16)がアンカーキャリア(14A)と非アンカーキャリアとを含む。設定情報(20)は、例えば、集合(16)内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値を示してもよい。いずれにせよ、無線デバイス(14A)は、設定情報(20)にしたがって、集合(16)のキャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択するよう構成される。無線デバイス(14A)は、選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行するよう構成される。【選択図】図1

Description

関連出願
本願は、2016年8月12日に出願された米国特許仮出願第62/374,305号、および、2016年8月12日に出願された米国特許仮出願第62/374,718号の優先権の利益を享受する。それらの出願のそれぞれの全体は、参照により本明細書に組み入れられる。
マシンタイプ通信(MTC)は、一般に、人間とのやりとりなしで通信を行うデバイス、すなわち、マシンとなるよう作られたデバイス、を指す。MTCは、物のインターネット化(IoT)という、より一般的な議論の一部であり、そこでは、接続されることにより利益を得られうるあらゆるデバイスが接続されることが想定されている。近年の予測では、莫大な数のMTCデバイスが現れるとのことである。狭帯域物のインターネット化(NB−IoT)デバイスなどのこれらのデバイスの多くは、おそらく、かなり動かないものとなるであろう。例えば、そのようなデバイスは自動販売機に設けられたり、さらにはおそらく壁に組み込まれたりするであろう。これらのデバイスは数年動き続け、充電器なしで動作することが意図されている。例えば、既存のロングタームエボリューション(LTE)システムに基づくNB−IoTシステムはネットワークアーキテクチャの最適化および莫大な数のデバイスについての室内カバレッジの改善を解決しようとするが、このNB−IoTシステムは以下の特性について設計される:低スループットデバイス(例えば、2kbps)、低遅延感度(−10秒)、極めて低いデバイスコスト(5ドル以下)、低デバイス消費電力(10年程度の電池寿命)。
このシステムにおける各セル(〜1km)は、センサやメータやアクチュエータなどの数千ものデバイスを担当することが想定される。例えばモバイル通信用グローバルシステム、GSM、用の既存のスペクトルを利用可能とするために、NB−IoT技術について、かなり狭い帯域(180kHz帯域幅、ひとつのLTE物理リソースブロック(PRB)と同じ)が採用された。
NB−IoTの周波数分割複信(FDD)モード(すなわち、送信器と受信器とが異なるキャリア周波数で動作する)では、ユーザ装置(UE)において半二重モードのみがサポートされる必要がある。カバレッジの改善を達成するために、アップリンク(UL)および/またはダウンリンク(DL)の両方で、データ繰り返しが用いられる。デバイスのより低い複雑さ(例えば、送信/受信チェーンがただひとつだけ)は、通常カバレッジにおいてもある繰り返しが必要とされうることを意味する。さらに、UEの複雑さを軽減するために、作業仮説は、クロスサブフレームスケジューリングを有することである。すなわち、まず、狭帯域物理DL制御チャネル(NPDCCH)上で送信がスケジュールされ、次いで、NPDCCHの最後の送信の後に、狭帯域物理DL共有チャネル(NPDSCH)上で実際のデータの最初の送信が実行される。同様に、ULデータ送信について、まず、ネットワークによってスケジュールされ、かつ、UL送信用にUEによって必要とされるリソースについての情報がNPDCCH上で運ばれ、次いで、NPDCCHの最後の送信の後に、物理UL共有チャネル(NPUSCH)上でのUEによる実際のデータの最初の送信が実行される。言い換えると、上述の両方の場合において、UEの視点からは、制御チャネルの受信とデータチャネルの送受信とが同時に発生することはない。
さらに、NB−IoTセルのDLにおいて、専用データ通信のために全てのサブフレームが利用可能というわけではない。DLにおいて利用可能なサブフレームの量は、NB−IoTが展開されている三つの動作モード(すなわち、スタンドアローン、インバンド、および、ガードバンド)のうちのひとつに依存する。全ての動作モードについて、UEは、以下の利用不可なサブフレーム(またはサブフレームの部分)の周りでレートマッチングを行う必要がある:(i)NB−IoTプライマリおよびセカンダリ同期チャネル(NPSSおよびNSSS)、そこでは、NPSSは10msの長さを有する個々全ての無線フレームにおいて送信され10サブフレームからなり、NSSS送信サイクルはサブフレーム番号5において1フレームおきである;(ii)個々全ての無線フレームにおいてサブフレーム0を占めるマスタ情報ブロック(MIB)を含むNB−IoT報知チャネル(NPBCH);(iii)NPDSCH上で報知されるNB−IoTシステム情報ブロック(例えば、1無線フレームおきのサブフレーム4において報知されるNSIB1);(iv)設定された場合のDLギャップ;(v)NB−IoT参照シンボル(NRS);(vi)インバンド動作モードの場合、セル特定参照信号(CRS)や位置決め参照信号(PRS)などのLTE参照シンボル、およびLTEマルチキャスト−報知単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレーム。
半二重通信、クロスサブフレームスケジューリング、低い帯域幅、利用可能なサブフレームの量、および担当すべきUEの量というNB−IoTの特性により、NB−IoTは、生来的に、より多くのスペクトルを利用できると動作の効率化の点で利益がある。特に、(例えば、LTEキャリアが完全に使用されているわけではない低トラフィック時間中のインバンド動作モードにおいて)そのようなスペクトルがすでに利用可能であるとそうである。したがって、3GPPリリース13では、NB−IoTマルチキャリア動作が採用された。そこでは、NB−IoTアンカーキャリアで動作するUEは、より高いレイヤシグナリング(レイヤ3無線リソース制御、RRC)を通じて、接続中モード動作中にNB−IoT非アンカーキャリアで動作するよう構成される。非アンカーキャリアは100kHzラスタで展開されるという必要性はないことを注意する、すなわち、任意のLTEインバンドPRBが非アンカーとして利用可能である。接続中モード動作の終わりに、UEは自発的にアンカーキャリアに戻る。
3GPPリリース13によると、接続中モードでは、全てのランダムアクセス(RA)試行はアンカーキャリア上で行われるべきである。ランダムアクセス手順の接続解決(メッセージ4、MSG4)の後、UEは自発的にそれを担当していたキャリアに戻るか、またはネットワークがUEに明示的な設定を提供することで、UEを、別のキャリアに誘導する。
リリース14について、このマルチキャリア動作を拡張することが提案されており、リリース14作業項目目的のうちのひとつによると、リリース13動作とは異なり、UEはページングを監視すること、および、非アンカーキャリア上でランダムアクセスを行うこと、の両方が可能であるべきである。
NB−IoTのリリース13について、マルチキャリア機能に対していくつかの制限が課された。ランダムアクセス手順に関して、これらの制限は以下を含む:(i)RA手順はアンカー物理リソースブロック(PRB)上で行われる;(ii)UEが(例えば、スケジューリング要求(SR)やPDCCH命令に起因して)非アンカーキャリア上にいる間にRA手順を行う必要がある場合、それはUL/DLアンカーキャリアに戻り、ランダムアクセス手順を行う。
さらに、RAN2#94において、3GPP TS36.321に関して、RACHの後、UEが非アンカーキャリアに担当されていた場合、UEは以前に該UEを担当していた非アンカーキャリアに戻るという合意がなされた。
本明細書のいくつかの実施の形態によると、設定情報は、キャリアの集合のなかのどのキャリアに対して無線デバイスがランダムアクセスを行うべきかを支配し、キャリアの集合がアンカーキャリアとひとつ以上の非アンカーキャリアとを含む。ネットワークノードは、例えば、ネットワークノードが集合内のアンカーキャリアおよび非アンカーキャリアに亘る負荷分散を行うことの一部として、無線デバイスに設定情報を送信してもよい。
より具体的には、本明細書の実施の形態は、無線通信システム内の無線デバイスによって実行される、ランダムアクセスを行うための方法を含む。無線デバイスは、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする。方法は、キャリアの集合のなかのどのキャリアに対して無線デバイスがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報を取得することを含み、キャリアの集合がアンカーキャリアと非アンカーキャリアとを含む。ある実施の形態では、設定情報は、集合内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値を示す。方法はさらに、設定情報にしたがって、集合のキャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択することを含む。方法はまた、選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行することを含む。
ある実施の形態では、そのような選択が、設定情報にしたがいキャリアに割り当てられた確率値を用いて、集合内のキャリアからキャリアをランダムに選択することを含む。ある実施の形態では、方法はさらに、設定情報から確率値のうちのひとつ以上を算出することを含んでもよい。
ある実施の形態では、設定情報を取得することが、システム情報報知を介して設定情報を受信することを含む。
これらの実施の形態のいずれかにおいて、選択が、値をランダムに引き、そのランダムに引かれた値を、集合内のキャリアのうちの少なくともひとつに割り当てられた確率値と比較することを含んでもよい。
代替的にまたは追加的に、選択は、集合内の異なるキャリア上の異なるランダムアクセス無線リソースのなかから、ランダムアクセス無線リソースを選択することを含んでもよい。この場合、ランダムアクセスは選択されたランダムアクセス無線リソース上で行われてもよい。
本明細書の実施の形態は、また、無線通信システムにおいて用いられるよう構成されたネットワークノードによって行われる方法を含む。方法は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスに対して、キャリアの集合のなかのどのキャリアに対して無線デバイスがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報を送信することを含む。キャリアの集合がアンカーキャリアとひとつ以上の非アンカーキャリアとを含む。設定情報は、ある実施の形態では、集合内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値を示す。
ある実施の形態では、設定情報にしたがって集合内のキャリアに確率値が割り当てられ、その確率値は無線デバイスによって、ランダムアクセスを行う対象のキャリアをランダムに選択する際に用いられる。
ある実施の形態では、設定情報はシステム情報として報知されてもよい。
無線デバイスやネットワークノードによる方法のいずれかにおいて、アンカーキャリアに割り当てられた確率値が非アンカーキャリアに割り当てられた確率値とは異なるように設定可能であってもよい。代替的にまたは追加的に、各非アンカーキャリアに割り当てられた確率値は等しくなるよう設定可能であってもよい。代替的にまたは追加的に、各非アンカーキャリアに割り当てられた確率値は等しくてもよい。
ある実施の形態では、無線デバイスのカバレッジ強化レベルのために、集合内の異なるキャリアに対して異なるランダムアクセス無線リソースが定義される。
ある実施の形態では、集合内のキャリアはアップリンクキャリアである。
ある実施の形態では、無線通信システムは狭帯域物のインターネット化(NB−IoT)システムである。
本明細書の実施の形態はまた、対応する装置、コンピュータプログラムおよびキャリア(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を含む。
例えば、本明細書の実施の形態はさらに、無線通信システムでランダムアクセスを行うために用いられるよう構成された無線デバイスであって、無線デバイスが非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートするよう構成される、無線デバイスを含む。無線デバイスは、キャリアの集合のなかのどのキャリアに対して無線デバイスがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報を取得するよう構成され、キャリアの集合がアンカーキャリアと非アンカーキャリアとを含む。ある実施の形態では、設定情報は、集合内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値を示す。無線デバイスはさらに、設定情報にしたがって、集合のキャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択するよう構成される。無線デバイスは、選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行するよう構成される。
実施の形態は、また、無線通信システムにおいて用いられるよう構成されたネットワークノードを含む。ネットワークノードは、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスに対して、キャリアの集合のなかのどのキャリアに対して無線デバイスがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報を送信するよう構成される。キャリアの集合がアンカーキャリアとひとつ以上の非アンカーキャリアとを含む。設定情報は、ある実施の形態では、集合内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値を示す。
ある実施の形態に係る、無線通信システムのブロック図である。 ある実施の形態に係る、ネットワークノードによって行われる方法の論理フロー図である。 ある実施の形態に係る、無線デバイスによって行われる方法の論理フロー図である。 ある実施の形態に係る、ランダムアクセス用のアップリンクキャリアを含む無線通信システムのブロック図である。 他の実施の形態に係る、ネットワークノードによって行われる方法の論理フロー図である。 さらに別の実施の形態に係る、ネットワークノードによって行われる方法の論理フロー図である。 ある実施の形態に係る、ネットワークノードのブロック図である。 他の実施の形態に係る、ネットワークノードのブロック図である。 さらに別の実施の形態に係る、ネットワークノードのブロック図である。 ある実施の形態に係る、無線デバイスのブロック図である。 さらに別の実施の形態に係る、無線デバイスのブロック図である。
図1は、ある実施の形態に係る、無線通信システム10(例えば、狭帯域物のインターネット化、NB−IoT、システム)を示す。図示のシステム10は、ネットワークノード12(例えば、基地局)と、無線デバイス14A、14B(例えば、ユーザ装置、UE)と、を含む。システム10はキャリアの集合16を提供し、サポートしている無線デバイスは、そのキャリアの集合16の上でシステム10へのランダムアクセスを行ってもよい(全てまたは部分的に)。集合16のキャリアは、例えば、アップリンクキャリアであってもよい。無線デバイスは、ランダムアクセス手順の一部として、ネットワークノード12に向けてひとつ以上のアップリンクメッセージを、そのアップリンクキャリア上で送信する。あるいはまた、集合16のキャリアは、ダウンリンクキャリアであってもよい。無線デバイスは、ランダムアクセス手順の一部として、ネットワークノード12からひとつ以上のダウンリンクメッセージを、そのダウンリンクキャリア上で受信する。
しかしながら、集合16のキャリアがアップリンクであれダウンリンクであれ、図示のキャリアは、アンカーキャリア18Aと、ひとつ以上の非アンカーキャリア18Bと、を含む。NB−IoTの実施の形態では、例えば、アンカーキャリア18AはNB−IoTアンカーキャリアであり、非アンカーキャリア18BはNB−IoT非アンカーキャリアである。
ある実施の形態では、無線デバイス14Aは、キャリアがアンカーキャリア18Aであるか非アンカーキャリア18Bであるかに関わらず、集合16内のキャリアのいずれかの上でランダムアクセスを行うことをサポートしてもよい。すなわち、無線デバイス14Aはアンカーキャリア18A上でのランダムアクセスをサポートし、また、非アンカーキャリア18B上でのランダムアクセスをサポートする。しかしながら、無線デバイス14Bは、集合内のアンカーキャリア18A上でランダムアクセスを行うことをサポートしてもよいが、非アンカーキャリア18B上でランダムアクセスを行うことはサポートしない。NB−IoTの実施の形態では、例えば、無線デバイス14AはRel−14 NB−IoTデバイスであってもよく、無線デバイス14BはRel−13 NB−IoTデバイスであってもよい。これらの及び他の実施の形態では、ランダムアクセスがあるキャリア(例えば、アンカーキャリア14A)上において他のキャリア(例えば、非アンカーキャリア14B)よりも多く行われうるので、集合16内のキャリアに亘って不均衡な負荷がかかる状況となる虞がある。
本明細書のある実施の形態によると、設定情報20は、キャリアの集合16のなかのどのキャリアに対して無線デバイス14Aがランダムアクセスを行うべきかを支配する。ネットワークノード12は、例えば、ネットワークノード12が集合16内のアンカーキャリア18Aおよび非アンカーキャリア18Bに亘る負荷分散を行うことの一部として、無線デバイス14Aに設定情報20を送信してもよい。
図2Aは、例えば、これに関してネットワークノード12によって行われる方法100を示す。方法100は、キャリアの集合16のなかのどのキャリアに対して無線デバイス14Aがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報20を送信すること(ブロック110)を含み、無線デバイス14Aは非アンカーキャリア18B上でのランダムアクセスをサポートする。ある実施の形態では、例えば、ネットワークノード12は、システム情報として設定情報20を報知することによって、設定情報20を送信してもよい。いずれにせよ、ある実施の形態では、方法100はまた、例えば、キャリアの集合16に亘る負荷分散を行うことの一部として、設定情報20を生成すること(ブロック120)を含んでもよい。
図2Bは、それに対応して無線デバイス14Aによって行われる方法200を示し、その無線デバイス14Aはひとつ以上の非アンカーキャリア18B上でのランダムアクセスをサポートする。示されるように、方法200は、キャリアの集合16のなかのどのキャリアに対して無線デバイス14Aがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報20を取得すること(ブロック210)を含み、これは例えばネットワークノード12から設定情報20を受信することによって行われる。方法200はまた、設定情報20にしたがって、集合16のキャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択すること(ブロック220)を含む。方法はさらに、次いで、選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行すること(ブロック230)を含んでもよい。
設定情報20は、さまざまな方法で、キャリアの集合16のなかのどのキャリアに対して無線デバイス14Aがランダムアクセスを行うべきかを支配することができる。一般に、例えば、その情報は、ひとつ以上のキャリアのそれぞれについて、そのキャリア上でどれだけの無線デバイスがランダムアクセスを行うことが許されるかや、または、少なくともどれだけの、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスがそのキャリア上でランダムアクセスを行うことが許されるかを規定してもよい。
ある実施の形態では、設定情報20は、無線デバイス14Aの識別情報を用いて、これらの方法または他の方法により、ランダムアクセスキャリア選択を支配する。この場合の無線デバイスの選択は、デバイスの識別情報および設定情報20に基づいて行われてもよい。ある実施の形態では、例えば、設定情報20は数Xを含み、無線デバイス14Aはアンカーキャリア14Aまたは非アンカーキャリア14Bをそれぞれ以下に依存して選択する。無線デバイスの識別情報が数Xで割り切れるか否か。デバイスの識別情報がXで割り切れない場合、デバイス14Aは、集合16内のY個の非アンカーキャリア14Bのなかからある非アンカーキャリアを選択してもよい。例えば、このある非アンカーキャリアは、(UE_ID div X) mod Yまたはfloor(UE_ID / X) mod Yと等しいキャリアインデクスを伴うものであり、ここで、UE_IDはデバイスの識別情報である。さらに他の実施の形態では、しかしながら、設定情報20は、集合16内のひとつ以上のキャリアのそれぞれについて、そのキャリアに割り当てられたデバイス識別情報ビットマスクを示してもよい。この場合、無線デバイス14Aは、無線デバイスの識別情報を入力としてとる関数の出力を計算し、その出力を、設定情報20によって示されるひとつ以上のデバイス識別情報ビットマスクと比べることによって、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択してもよい。
さらに他の実施の形態では、設定情報20はしきい値を示すことによって、ランダムアクセスキャリア選択を支配する。この場合、無線デバイス14Aは、指定された値範囲内のランダム値を生成し、そのランダム値をしきい値と比べ、その比較の結果に依存してアンカーキャリアまたは非アンカーキャリアのいずれかを選択することによって、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択してもよい。
代替的にまたは追加的に、設定情報20は、図1に示されるように、無線デバイス14Aによってランダムに引かれる値との比較のために、集合16内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値20Aを示すことによって、ランダムアクセスキャリア選択を支配してもよい。キャリアに割り当てられる確率値は、例えば、ランダムアクセスを行うために無線デバイス14Aがそのキャリアを選択する確率を制御または支配してもよい。例えば、ある実施の形態では、無線デバイス14Aは、設定情報20にしたがい各キャリアに割り当てられた確率値を用いて、集合16のなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアをランダムに選択するよう構成される。これらおよび他の実施の形態では、無線デバイス14Aは、値をランダムに引き、そのランダムに引かれた値を、集合16内のキャリアのうちの少なくともひとつに割り当てられた確率値と比較してもよい。
確率値が累積確率値である例を考える。この場合、無線デバイス14Aは、0と1との間のランダム値を引き、そのランダム値を集合16内の各キャリアの累積確率値と比較してもよい。例えば、キャリア1の確率値が0.5、キャリア2の確率値が0.75、キャリア3の確率値が1.0である場合、無線デバイス14Aは、ランダム値が0.5以下である場合にはキャリア1を、ランダム値が0.5より大きいが0.75以下である場合にはキャリア2を、ランダム値が0.75より大きい場合にはキャリア3を、選択する。
この例が示すように、キャリアのうちの少なくともひとつの確率値は暗黙的に仮定されてもよく(例えば、キャリア3の確率値は1.0)、これはその確率値がシグナルされなくてもよいことを意味する。ある実施の形態では、したがって、無線デバイス14Aは、例えば設定情報20でシグナルされた確率値のうちのひとつ以上の関数として、設定情報20から確率値のうちのひとつ以上を算出するかそうでなければ決定するよう構成されてもよい。
ある実施の形態では、特定のシグナリングアプローチにかかわらず、アンカーキャリア18Aに割り当てられた確率値は非アンカーキャリア18Bに割り当てられた確率値と異なるように設定可能である。実際、ある実施の形態では、集合16内の各非アンカーキャリアに割り当てられた確率値は等しい(か、少なくとも等しくなるよう設定可能である)。そのような非アンカー確率値が等しい場合、アンカーキャリア18Aと各非アンカーキャリア18Bとに異なる確率値を割り当てることで、無線デバイス14Aがアンカーキャリア18A上でランダムアクセスを行うか、または非アンカーキャリアのいずれかでランダムアクセスを行うかを効果的に制御または支配することができる。デバイス14Aのそのような管理は、ネットワークノード12によって、集合16内のキャリア(またはキャリアのタイプ)に亘る(より均一的な)負荷分散または負荷均衡化の一部として、実行されてもよく、例えば、これは非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする(例えば、Rel−14)無線デバイスの数と、アンカーキャリア上でのランダムアクセスのみをサポートする(例えば、Rel−13)無線デバイスの数と、の間の不均衡に起因しうる負荷不均衡に対処するものである。
ある実施の形態では、無線デバイスによる、ランダムアクセスを行う対象のキャリアの選択は、ランダムアクセスを行う対象のランダムアクセス無線リソースの選択の形態をとってもよい。例えば、ある実施の形態では、例えば無線デバイス14Aのあるカバレッジ強化レベルのために、集合16内の異なるキャリアに対して異なるランダムアクセス無線リソースが定義されてもよい。この場合、ランダムアクセスを行う対象のランダムアクセス無線リソースを選択することによって、無線デバイス14Aは、実質的に、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択する。特に、ある実施の形態では、無線デバイス14Aは、集合16内の異なるキャリア上の異なるランダムアクセス無線リソースのなかから、ランダムアクセス無線リソースを選択することによって、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択し、選択されたランダムアクセス無線リソース上でランダムアクセスを実行することによって、選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行する。図3は、集合16内のキャリアがアップリンクキャリアであるコンテキストにおける一例を示す。
図3に示されるように、ランダムアクセス無線リソース22−1、22−2および22−3はそれぞれアップリンクアンカーキャリア18A、アップリンク非アンカーキャリア18B−1およびアップリンク非アンカーキャリア18B−2上で定義される。ランダムアクセス無線リソースは、例えば、その上で無線デバイス14Aがランダムアクセスプリアンブルを送信可能な、狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)リソース(無線デバイス14Aのカバレッジ強化レベルのために定義される)であってもよい。いずれにせよ、図示の無線デバイス14Aは、ランダムアクセス無線リソース22−1、22−2および22−3のなかからランダムアクセス無線リソースを選択するために、ランダムアクセスリソース選択24を行う。無線デバイス14Aは、次いで、それに応じて、例えばランダムアクセスプリアンブルを送信することによって、選択されたランダムアクセスリソース上でランダムアクセスを行う。
無線デバイス14Aは、集合16内の各キャリア上で定義されたランダムアクセス無線リソースのなかから選択することによって、ランダムアクセス用のキャリアを実質的に選択し、この場合、設定情報20は、集合16内のひとつ以上のキャリアのそれぞれ上で定義されたひとつ以上のランダムアクセス無線リソースのそれぞれに割り当てられた確率値20Aを示すことによって、集合16内のひとつ以上のキャリアのそれぞれに割り当てられた確率値20Aを示してもよい。このようにして、ランダムアクセス無線リソースに割り当てられた確率値は、無線デバイス14Aがランダムアクセスを行うためにそのランダムアクセス無線リソースを選択する確率を制御または支配してもよく、これにより、無線デバイス14Aがそのランダムアクセス無線リソースが定義されるキャリアを選択する確率を実質的に制御または支配することができる。
いずれにせよ、上述の通り、本明細書のある実施の形態は、キャリアの集合16に亘って、(例えば、NB−IoTシステムにおける)ランダムアクセスに起因しうる負荷を分散する。この分散は、例えば、ランダムアクセスの実施について、キャリアの集合16に亘る無線デバイスの分散を動的に調整することによって行われてもよい。この調整は、例えば、デバイス14Aのような無線デバイスのうちの少なくともいくつかを、ひとつ以上の非アンカーキャリア14B上でランダムアクセスを行うよう仕向けることを含んでもよく、例えばこれは、非アンカーキャリア14B上でのランダムアクセスをサポートしないデバイス14Bのような無線デバイスによるランダムアクセスに起因しうる、アンカーキャリア14Aの負荷を軽減するために必要とされうる。
これらのおよび他の実施の形態では、キャリアの集合16に亘るランダムアクセス負荷の分散は、キャリアの集合に亘るランダムアクセス無線リソースのキャパシティおよび/または集合に亘るそのようなリソースの取り合いに対処するために必要な場合に行われてもよい。例えば、そのようなキャパシティまたは取り合いが集合に亘って不均一に分散している場合、ある実施の形態は、例えばランダムアクセスを行うために集合に亘って無線デバイスを不均一に分散させることによって、集合に亘りランダムアクセス負荷を同様に不均一に分散っせる。
いずれにせよ、ひとつ以上の実施の形態では、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしないデバイス14Bのような無線デバイス(例えば、Rel−13 UE)によってアンカーキャリア上で消費されたランダムアクセス無線リソースに対処するような態様で、分散を行ってもよい。例えば、実際非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートするデバイス14Aのような無線デバイス(例えば、Rel−14 UE)を選択的に仕向けることによって分散を行ってもよく、この場合、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイスをそのように仕向けることができないという状況において、所望の分散結果を達成することができる。すなわち、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしないデバイスの制御不能な分散に対処するように、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートするデバイスの分散を制御する。したがって、ある実施の形態では、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスのサポートに関する非サポートデバイスとサポートデバイスとの間の不均衡は、キャリアに亘る、非サポートデバイスとサポートデバイスとの不均一な分散を促進する。
より具体的に、図4に示されるように、本明細書の実施の形態は、無線通信システム10の複数のキャリアに亘って、ランダムアクセスに起因しうる負荷を分散するためにネットワークノード12によって行われる方法300を含む。方法300は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイス(例えば、Rel−13 UE)が、どの程度、アンカーキャリア上でランダムアクセス無線リソースを取り合うか、および/または非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイス(例えば、Rel−14 UE)が、どの程度、ひとつ以上の非アンカーキャリアに亘ってでランダムアクセス無線リソースを取り合うか、を決定すること(ブロック310)を含む。方法はまた、決定された程度に基づいて、ランダムアクセスを行うために、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスをキャリアの集合16に亘って分配すること(ブロック320)を含む。
ある実施の形態では、決定(ブロック310)は、(i)非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイスの数と、(ii)単位時間ごとのアンカーキャリア上のランダムアクセス無線リソースの数と、の比を決定することを含んでもよい。追加的にまたは代替的に、決定はさらに、(i)非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスの数と、(ii)集合16内のひとつ以上の非アンカーキャリアに亘って足し合わされた単位時間ごとのランダムアクセス無線リソースの総数と、の比を決定することを課してもよい。
ひとつ以上の実施の形態では、方法300は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスのバイアス付き分散を行うことを含み、この場合のバイアスは、ランダムアクセスを行うために、それらの無線デバイスを非アンカーキャリアに分配する方向性のものである。バイアスの程度は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイスが、アンカーキャリア上でランダムアクセス無線リソースを取り合う決定された程度に依存してもよい。しかしながら、ある実施の形態では、特定の度合いがなんであれ、決定(ブロック310)にしたがい、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイスがアンカーキャリア上のランダムアクセス無線リソースを取り合う程度が、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスがひとつ以上の非アンカーキャリアに亘ってランダムアクセス無線リソースを取り合う程度よりも、大きい場合、バイアス付き分散を行ってもよい。
図5は、他の実施の形態に係る、無線通信システム10における複数のキャリアに亘って、ランダムアクセスに起因しうる負荷を分散する方法400を示す。示されるように、方法400は、ランダムアクセスを行うために、キャリアの集合16に亘って不均一に、無線デバイスを選択的に分配することを含む。(ブロック410)
ある実施の形態では、方法400はまた、キャリアの集合16に亘るランダムアクセス無線リソースのキャパシティ、および/または、キャリアの集合16に亘るランダムアクセス無線リソースの取り合い、を決定すること(ブロック420)を含んでもよい。選択的な分配は、この決定されたキャパシティおよび/または取り合いに基づいてもよい。例えば、ある実施の形態では、分配は、キャリアの集合16に亘るランダムアクセス無線リソースの不均一なキャパシティおよび/またはキャリアの集合16に亘るランダムアクセス無線リソースの不均一な取り合いに比例して、ランダムアクセスを行うために、キャリアの集合16に亘って不均一に、無線デバイスを分配することを含んでもよい。
代替的にまたは追加的に、ある実施の形態では、分配は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイスによってアンカーキャリア上で消費されたランダムアクセス無線リソースに対処するように、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスを仕向けることを課す。一例として、次いで、分配は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスのバイアス付き分散を行うことを含み、この場合のバイアスは、ランダムアクセスを行うために、それらの無線デバイスを非アンカーキャリアに分配する方向性のものである。
さらに、上述と同様に、ある実施の形態では、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイスがアンカーキャリア上のランダムアクセス無線リソースを取り合う程度が、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスがひとつ以上の非アンカーキャリアに亘ってランダムアクセス無線リソースを取り合う程度よりも、大きい場合、バイアス付き分散を行ってもよい。そうでなければ、無線デバイスは、ランダムアクセスを行うために、キャリアの集合16に亘って均等に分散されてもよい。
図4−5の方法300、400における分配は、様々な方法でなされうる。ある実施の形態では、例えば、そのような分配は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスを、その無線デバイスに割り当てられた識別情報の関数として、無線デバイスによって指定範囲内で生成されるランダム値との比較用に設定されたしきい値の関数として、などで仕向けることを含んでもよい。しかしながら、いずれにせよ、分配は、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートするが情報によって指示されるようにアンカーキャリア上でのランダムアクセスを行うことが許されない無線デバイス、をひとつ以上の非アンカーキャリアのなかで均等に分配することを含んでもよい。
上記を踏まえ、例えばRA試行に関して、キャリアのなかで均等にまたは不均一に、ランダムアクセス(例えば、NPRACHアクセス)の負荷を分散するための技術が本明細書に開示される。ある実施の形態では、負荷分散に関するパラメータは、NB−IoTセル内でシステム情報上で報知される。
NB−IoTシステムにおいてランダムアクセス(RA)を行うコンテキストで、ひとつ以上の実施の形態を説明する。システムリソースの効率的なリソース利用のために、用語RAは狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)リソース選択だけでなく、RA手順におけるMsg2−Msg4にも関するべきである。
Rel−13明細書の結果として、セル内の全てのRel−13ユーザ装置(UE)はNB−IoTアンカーキャリア上でランダムアクセス(RA)手順を行うであろう。NB−IoTセルが担当すべきデバイスの数が巨大になることを考慮すると、ランダムアクセス手順をアンカーキャリアのみに制限することは、UEがネットワークに対するアクセスを試行するときのボトルネックシナリオを生じさせるかもしれない。アクセス関連トラフィックの負荷を減らすことができる非アンカーキャリアに関して利用可能なリソースが実際にはあることを考慮すると、マルチキャリア配置では、そのようなボトルネックは不要である。実際、Rel−14では、非アンカーキャリア上でRAを行うことが可能となろう。しかしながら、エアインタフェース上の利用可能なリソース(この場合、アンカーおよび非アンカーキャリア/PRB)に亘って均等にUEを分散させるという従来の解法は、セル内のRel−13 UEの量とRel−14 UEの量との間に不均衡があると、NB−IoTについて最適ではない。
RA負荷分散の必要性に影響を与える様々なファクタがあり、それらのうちのひとつは、セル内の同じ狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)リソースを取り合うUEの量である。あるシナリオでは、特定のセル内にRel−13 UEが限られた数だけ存在しうるので、Rel−14 UEはアンカーキャリアおよび非アンカーキャリアの両方でRAを行うことを許可されるべきである。非アンカーキャリア上でRAを実行可能なUEは、例えばRA試行前のアイドルモードにおいて、そのようなキャリアのRA手順に関する設定について知る必要がある。したがって、そのような設定は少なくともシステム情報報知を介して提供されてもよく、好適にはRel−13アンカーキャリアRA関連設定が存するSystemlnformationBlockType2−NBで提供されてもよい。
同じ/同等の量の繰り返しレベルを伴って同じNPRACHリソースを取り合う、セル内のRel−13 UEの量とRel−14 UEの量とが異なりうるので、そのようなUEの不均等分散の必要性がある。言い換えると、NPRACHリソースについて同じ/同等のCEレベルを担当するセルにおいて、
Figure 2019525582
(式1)
次いで、Rel−14 UEは非アンカーキャリア上でRA手順を行うことが好ましい(例えば、Rel−14 UEは非アンカーキャリア上でのRA手順が促されるよう設定される)。上述の不均一さは取り合い比較と称される。なぜならば、それは、Rel−13 UEがアンカーキャリア上で単位時間当たりにRAリソースを取り合う程度を、Rel−14 UEが非アンカーキャリア上で単位時間当たりにRAリソースを取り合う程度に対して特徴付けるものとして見られ得るからである。ここで、単位時間当たりのリソースは利用可能なサブキャリアの数およびNPRACH周期性を含んでもよい。これは、単位時間当たりのNPRACHを除いても、異なる設定内での異なる周期性によって異なる量のサブキャリアが存しうることを考慮する。同様に、セルに滞在するRel−13 UEの数が少ないとネットワークが推定する場合、ある実施の形態では、Rel−14 UEのRA手順がアンカーキャリアを含む全てのキャリアに亘って均一に分散するような設定であってもよい。
さらに、アンカーキャリアおよび非アンカーキャリア上で利用可能なNPRACHリソースの量に依存して、所定のUEについてNPRACHリソース選択基準(例えば、参照信号受信電力、RSRP、しきい値との比較(3GPP Rel−13 TS 36.321による)またはRel−14以降の間に関連するものとなる他の基準)を同時に満たす二つ以上のNPRACHリソースがあってもよい。そのような場合、ある実施の形態では、UEがUE識別情報(例えば、国際モバイル加入者識別情報(IMSI)またはS−TMSI)に基づいて、または、ランダムに、これらのリソースに亘って分配されることが提案される。この不均一分散をいかに行うかについて異なる方法がある。ある実施の形態によると、米国特許仮出願第62/371,347号で提供されるもののうちのひとつと同様なアプローチが用いられ、その出願は参照により本明細書に組み入れられる。しかしながら、この課題と比べたときのそこでの違いは、ネットワークとUEとの両方がUEがどのキャリア/PRBリソースに割り当てられているかについての同じ理解を有さなければならない点である。UEを異なるNPRACHリソースに分配する場合、これは不要である。この説明では、負荷を分散するいくつかの他の方法が与えられ、また、いくつかの他の側面がカバーされる。
いくつかの実施の形態は、システム情報(SI)上で分数値1/Kに対応する整数Kを報知することによってアンカーと非アンカーとの間の不均一分散を得る。ここで、整数Kは、Rel−14 UEのうちのどれだけがアンカーキャリアNPRACHを用いるべきであるかの分配を与え、残りのUEはN個の非アンカーキャリアに亘って均等に分散される。次いで、「UE_ID mod K == 0」を有する全てのUEがアンカーキャリアを用い、残りのUEは「(UE_ID div K) mod N」(または等価に「floor(UE_ID / K)」)によって非アンカーキャリアに分配される。ここで、その結果は、SIB2−NB上でシグナルされる順番に対応する非アンカーキャリアのインデクスである。この解法を用い、K=8を報知し、三つの非アンカーキャリアが所定のCEレベルをサポートするとき、Rel−14 UE分散は、アンカーキャリア上で1/8=12.5%であり、残りは三つの非アンカーキャリアに亘って均等に分散される(すなわち、それぞれの上でのRel−14 UEの総数の〜29.2%)。
この解法は、二つ以上のキャリアがあるCEレベルのNPRACHリソースを含む場合、分数1/Kに対応するオプションの整数値Kを(SIB2−NB上で)報知することによって、NPRACHリソースの負荷を分散することとしてまとめることができる。もしあれば、「UE_ID mod K == 0」にしたがうUE_IDを伴うUEはアンカーキャリアNPRACHリソースを選択し、残りのUEは「(UE_ID div K) mod N」にしたがいN個の非アンカーキャリアに亘って均等に分散される。その操作の結果は、非アンカーキャリアがSIB2−NB上でシグナルされる順番に対するインデクスである。存在しない場合、UEは「UE_ID mod (N+1)」によりキャリアに亘って均等に分散される。
上記への代替的な解法は、UEの識別情報は用いず、代わりに、全てのUEに0と(2n−1)との間のランダム値(乱数)を生成させることである。次いで、同じ範囲のしきい値がシステム情報(SI)上で報知され、UEによって生成されたランダム値がこのしきい値よりも小さい場合、アンカーが選択され、そうでなければ非アンカーがランダムに選択される。上記と同じ例で、n=3と設定し、しきい値1が報知されたとする。UEは0と7との間の値を生成し、結果が0であればアンカーが選択される。
他の実施の形態は、非アンカーキャリアについても不均一負荷を提供可能である。これらの実施の形態では、各キャリア(すなわち、アンカーおよび非アンカーの両方)に「確率」値が割り当てられる。ある実施の形態では、これは、各非アンカーキャリアについて例えば以下「1/8、2/8、3/8、4/8、5/8、6/8、7/8、8/8」のうちのひとつをシグナルすることによってなされる。(または、等価に「1/8、1/4、3/8、1/2、5/8、3/4、7/8、1」)アンカーの「確率」値は、1から、セル内の全ての非アンカーキャリアについて「確率」値を足し合わせたものを引いたものである。NPRACHアクセスを分散させるためにUE_IDを用いる代わりに、UEは各RA試行の前にランダム値を引き、そのランダム値を「確率」値と比較することでどのキャリアを用いるかを決める。これを例で示すために、NB−IoTセルが2つの非アンカーキャリアを有し、それらが所定のCEレベルでUEによって利用可能であるとする。以下の負荷分散が望まれる場合:アンカーキャリア上で12.5%、非アンカーキャリア1上で37.5%、非アンカーキャリア2上で50%、SI上で以下の値が送信されるべきである:非アンカーキャリア1について3/8、非アンカーキャリア2について4/8。
他の実施の形態におけるさらに別の解法は、以下でnprach−Resource−UE−ld−Maskと称される可変ビット長のオプションのUE識別情報ビットマスクを導入することである。このビットマスクがNPRACHリソース設定で提供される場合、以下の基準が満たされる場合にUEはそのリソースを選択する:UE_ID mod 2n = nprach−Resource−UE−ld−Mask、ここで、nはnprach−Resource−UE−ld−Mask内のビット数である。
例えば、オペレータは、その非アンカーキャリア上で同じCEレベルを担当する三つのNPRACH設定を有すると仮定する。また、NPRACHリソースごとにオプションの2ビットnprach−Resource−UE−ld−Maskが以下のように設定されるとする:非アンカーキャリアNPRACHリソース1についてnprach−Resource−UE−ld−Mask=「01」、非アンカーキャリアNPRACHリソース2についてnprach−Resource−UE−ld−Mask=「10」、非アンカーNPRACHリソース3についてなし(ビットマスクは提供されない)。同じCEレベルを伴うUEのなかで、(UE_ID mod 4 = 1)を伴うUEはリソース1を選択し、(IMSI mod 4 = 2) を伴うUEはリソース2を選択し、基準を満たさない残りのUEはリソース3を選択する。UEに亘るUE_ID桁の一様な分布を仮定すると、この例は、およそ25%のUEがリソース1を選択し、25%がリソース2を選択し、残りの50%がリソース3を選択するという結果となる。ここでは三つの非アンカーキャリアが例示されたが、アンカーキャリアと非アンカーキャリアとの混合でも同様である。
UE識別情報(UE_ID)が負荷分散に用いられる上述の解法では、UEが同じCEレベルにある限り同じNPRACHリソースが選択されるという結果となろう。ひとつのキャリアの負荷が過大であるか、ひとつのキャリアが大きな干渉を経験している場合、これは最良の解法ではなかろう。したがって、ある実施の形態では、UEはキャリアの同じNPRACHリソースに対して再試行をX回までしか行ってはならず、その試行の後は次のX回の試行のために別のキャリアを選択するというルールが導入される。今日(Rel−13について)では、3GPP TS 36.321のセクション5.1において、UEは、CEレベルごとの試行回数および総試行回数の両方を追跡しなければならないことが規定されている。このために用いられる変数はそれぞれ、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER_CEおよびPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERである。本明細書のある実施の形態では、値Xは3GPP明細書に明示的に記載されるか、または、システム情報でシグナルされる。また、Xの動的変更が指定されてもよい。例えば、初回はキャリアをX回使用し、キャリア変更ごとにその後例えばX/2ずつ試行回数を減らす(1に達するまで)。
ある実施の形態では、Rel−14 UEのみがアンカーキャリアから離されてもよい。全てのRel−13 UEはアンカーキャリアのみを用い、非アンカーキャリアにどのようにして行くのか理解しないであろう(それらは規格のRel−14にしたがって実装されていないからである)。
したがって、Rel−14 UEは均一にまたは不均一に分散されてもよい。無論、セル全体の分散の結果を正確に知る/制御することは困難である。しかしながら、ネットワークが、セル内に、1000個のRel−13 UEと1000個のRel−14 UEとが存在していること知っている(または推定している)とする。すると、それがひとつの非アンカーキャリアを有する場合、例えば、それは全てのRel−14 UEがその非アンカーを用いなければならないと制御しうる。これにより、各キャリアにUEの50%が分散する結果となる。代わりに、それがアンカーキャリアにより多くのNPRACHリソースを割り当てる場合、それは各キャリアにRel−14 UEの50%を分散させることを望んでもよく、すなわち、アンカーキャリアは1000+0.5×1000=1500個のUEを有し、非アンカーキャリアは500個のUEを有するであろう。
他の例では、しかしながら、それは非アンカーに、より小さい割合、例えばその25%、のRel−14 UEを望むかもしれない。この場合、それはアンカーキャリアに25%、非アンカーキャリアに75%と、UEを不均一に分散させ、アンカーキャリア上には全体で1250個のUEがあり、非アンカーキャリア上には750個のUEがある。より複雑なシナリオでは、より多くの非アンカーを含み、各キャリアが異なるNPRACH容量を有してもよい。この場合、ある実施の形態はUEを不均一に分散させる。
上述のネットワークノード12は、任意の機能手段またはユニットを実装することにより、図2、4および/または5の方法および任意の他の本明細書の処理を実行してもよいことを注意しておく。ある実施の形態では、例えば、ネットワークノード12は、図2、4および/または5に示されるステップを行うよう構成された対応する回路またはサーキトリを含む。この点で、回路またはサーキトリは、所定の機能処理を行うことに特化した回路および/またはメモリと連携するひとつ以上のマイクロプロセッサを備えてもよい。リードオンリメモリ(ROM)やランダムアクセスメモリやキャッシュメモリやフラッシュメモリデバイスや光学記録デバイスなどのひとつ以上の種類のメモリを備えてもよいメモリを用いる実施の形態では、メモリは、ひとつ以上のプロセッサによって実行された場合、本明細書で説明される技術を実行するプログラムコードを保持する。
図6は、ひとつ以上の実施の形態にしたがい実装されたネットワークノード12を示す。図示の通り、ネットワークノード12は処理回路510と通信回路530とを含む。通信回路530は、例えば任意の通信技術を介して、ひとつ以上の他のノードへおよび/またはから、情報を送信および/または受信するよう構成される。そのような通信は、ネットワークノード500の内部にあるか外部にあるひとつ以上のアンテナを介して行われてもよい。処理回路510は、例えばメモリ520に保持されるインストラクションを実行することによって、例えば図2、4および/または5で上述された処理を行うよう構成される。この点で、処理回路510は所定の機能手段、ユニットまたはモジュールを実装してもよい。
図7は、ひとつ以上の他の実施の形態にしたがい実装されたネットワークノード12を示す。図示の通り、ネットワークノード12は、例えば図6の処理回路510を介しておよび/またはソフトウエアコードを介して、種々の機能手段、ユニットまたはモジュールを実装する。例えば図2Aの方法を実装するための、これらの機能手段、ユニットまたはモジュールは、例えば、キャリアの集合16のなかのどのキャリアに対して無線デバイス14Aがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報20を無線デバイス14Aに送信するための送信ユニットまたはモジュール540を含み、無線デバイス14Aは非アンカーキャリア18B上でのランダムアクセスをサポートする。このキャリアの集合16がアンカーキャリア18Aとひとつ以上の非アンカーキャリア18Bとを含む。ある実施の形態では、例えば設定情報20は、集合16内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値を示す。
図8は、ひとつ以上のさらに他の実施の形態にしたがい実装されたネットワークノード12を示す。図示の通り、ネットワークノード12は、例えば図6の処理回路510を介しておよび/またはソフトウエアコードを介して、種々の機能手段、ユニットまたはモジュールを実装する。例えば図4の方法を実装するための、これらの機能手段、ユニットまたはモジュールは、例えば、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートしない無線デバイスが、どの程度、アンカーキャリア上でランダムアクセス無線リソースを取り合うか、および/または非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスが、どの程度、ひとつ以上の非アンカーキャリアに亘ってでランダムアクセス無線リソースを取り合うか、を決定するための決定ユニットまたはモジュール550を含む。また、決定に基づいて、ランダムアクセスを行うために、非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイスをアンカーキャリアおよびひとつ以上の非アンカーキャリアに亘って分配する分配ユニットまたはモジュール560も含まれる。
上述の無線デバイス14Aは、任意の機能手段またはユニットを実装することにより、図2Bの方法を行い、本明細書の任意の他の処理を実行してもよいことをさらに注意しておく。ある実施の形態では、例えば、無線デバイスは、図2Bに示されるステップを行うよう構成された対応する回路またはサーキトリを含む。この点で、回路またはサーキトリは、所定の機能処理を行うことに特化した回路および/またはメモリと連携するひとつ以上のマイクロプロセッサを備えてもよい。リードオンリメモリ(ROM)やランダムアクセスメモリやキャッシュメモリやフラッシュメモリデバイスや光学記録デバイスなどのひとつ以上の種類のメモリを備えてもよいメモリを用いる実施の形態では、メモリは、ひとつ以上のプロセッサによって実行された場合、本明細書で説明される技術を実行するプログラムコードを保持する。
図9は、ひとつ以上の実施の形態にしたがい実装された無線デバイス14Aを示す。図示の通り、無線デバイス14Aは処理回路610と通信回路630とを含む。通信回路630は、例えば任意の通信技術を介して、ひとつ以上の他のノードへおよび/またはから、情報を送信および/または受信するよう構成される。そのような通信は、無線デバイス14Aの内部にあるか外部にあるひとつ以上のアンテナを介して行われてもよい。処理回路610は、例えばメモリ620に保持されるインストラクションを実行することによって、例えば図2Bで上述された処理を行うよう構成される。この点で、処理回路610は所定の機能手段、ユニットまたはモジュールを実装してもよい。
図10は、ひとつ以上の他の実施の形態にしたがい実装された無線デバイス14Aを示す。図示の通り、無線デバイス14Aは、例えば図9の処理回路610を介しておよび/またはソフトウエアコードを介して、種々の機能手段、ユニットまたはモジュールを実装する。例えば図2Bの方法を実装するための、これらの機能手段、ユニットまたはモジュールは、例えば、キャリアの集合16のなかのどのキャリアに対して無線デバイス14Aがランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報20を取得するための取得ユニットまたはモジュール710を含み、キャリアの集合16がアンカーキャリア18Aと非アンカーキャリア18Bとを含む。設定情報20は、ある実施の形態では、集合16内のキャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値を示す。また、設定情報20にしたがって、集合16のキャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択するための選択ユニットまたはモジュール720も含まれる。さらに、選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行するためのランダムアクセスユニットまたはモジュール730も含まれる。
当業者であれば、本明細書の実施の形態がさらに対応するコンピュータプログラムを含むことを理解するであろう。
コンピュータプログラムはインストラクションを備え、該インストラクションはノードの少なくともひとつのプロセッサによって実行された場合、ノードに上述の処理のいずれかを実行させる。この点で、コンピュータプログラムは、上述の手段またはユニットに対応するひとつ以上のコードモジュールを備えてもよい。
実施の形態はさらに、そのようなコンピュータプログラムを含むキャリアを含む。このキャリアは電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読保持媒体のうちのひとつを含んでもよい。
この点で、本明細書の実施の形態はまた、非一時的コンピュータ可読(保持または記録)媒体に保持されるコンピュータプログラム製品を含み、この製品は、ノードのプロセッサによって実行された場合、ノードに上述のものを行わせるインストラクションを含む。
実施の形態はさらに、コンピュータプログラム製品が計算デバイスによって実行された場合に本明細書の実施の形態のいずれかのステップを実行するためのプログラムコード部分を含むコンピュータプログラム製品を含む。このコンピュータプログラム製品はコンピュータ可読記録媒体に保持されてもよい。
本明細書の無線ノードは、無線信号を介して、他のノードと通信可能な任意のタイプのノード(例えば、無線ネットワークノードや無線デバイス)であることを注意しておく。無線ネットワークノードは、例えば基地局などの、無線通信ネットワーク内の任意のタイプの無線ノードである。ネットワークノードは、無線ネットワークノードであろうとなかろうと、無線通信ネットワーク内の任意のタイプのノードである。無線デバイスは、無線信号を介して、無線ネットワークノードと通信可能な任意のタイプの無線ノードである。したがって、無線デバイスはユーザ装置(UE)、マシン対マシン(M2M)デバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、NB−IoTデバイスなどを指してもよい。しかしながら、UEが必ずしもそのデバイスを所有するおよび/または操作する個人の意味で「ユーザ」を有するものではないことは注意されるべきである。無線デバイスはまた、文脈がそうでないと示すことがない限り、無線デバイス、無線通信デバイス、無線端末、または単に端末と称されてもよく、これらの用語のいずれかの使用は、デバイス対デバイスUEまたはデバイス、マシンタイプデバイスまたはマシン対マシン通信可能なデバイス、無線デバイスに備えられたセンサ、無線通信可能テーブルコンピュータ、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組み込み装置(LEE)、ラップトップ設置装置(LME)、USBドングル、無線カスタマプレミス装置(CPE)などを含むことが意図される。本明細書での議論において、マシン対マシン(M2M)デバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、無線センサ、およびセンサの語が用いられてもよい。これらのデバイスはUEであってもよいが、総じて直接的な人間の介入なしにデータを送受信するよう構成されることを理解すべきである。
物のインターネット化(IoT)シナリオでは、本明細書で説明される無線デバイスは、監視または測定を行い、そのような監視、測定の結果を他のデバイスまたはネットワークに送信するマシンまたはデバイスであってもよく、またはそのようなマシンまたはデバイスに備えられてもよい。
そのようなマシンの特定の例は、電力計、産業機械、または例えば冷蔵庫やテレビ受像機や時計等の個人携帯物などの個人電化製品である。他のシナリオでは、本明細書で説明される無線通信デバイスは車両に備えられ、車両の動作状態の監視および/または報告を行い、または車両に関連付けられた他の機能を行ってもよい。
さらに、RAN2#94において、3GPP TS36.321に関して、RACHの後、UEが非アンカーキャリアに担当されていた場合、UEは以前に該UEを担当していた非アンカーキャリアに戻るという合意がなされた。
国際公開第2011/041926号は、LTE Rel−8システムにおけるRACH手順を指向し、生来的な衝突リスクに言及する。目的は、複数コンポーネントキャリア(CC)無線通信システムにおいてBCH上でRACH負荷インジケータビットを用いることで、柔軟なRACH負荷分散を達成することである。受信された負荷インジケータビットに基づいて選択可能なランダムアクセスチャネルを伴う複数のコンポーネントキャリアがある。
国際公開第2013/026184号は、マルチキャリア無線通信システムにおけるランダムアクセスチャネルリソース選択に関する。UEは複数のコンポーネントキャリアについての複数の選択確率を受信する。選択確率は、ページングチャネル上のページングメッセージを介して基地局から受信された定量的値である。次いで、複数の選択確率に基づいて、複数のコンポーネントキャリアのうちのあるコンポーネントキャリア上で、ランダムアクセスチャネルリソースが選択される。
国際公開第2015/108382号は、二重接続性における特別なSCell選択の取り扱いについてのものであり、特に、無線通信ネットワークにおいて二重接続性モードで動作するUEに関する。

Claims (30)

  1. 無線通信システム(10)の無線デバイス(14A)によって行われる、ランダムアクセスを行うための方法であって、前記無線デバイス(14A)が非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートし、前記方法は、
    キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を取得すること(210)であって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、取得すること(210)と、
    前記設定情報(20)にしたがって、前記集合(16)の前記キャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択すること(220)と、
    前記選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行すること(230)と、を含む方法。
  2. 前記選択することが、前記設定情報(20)にしたがい前記キャリアに割り当てられた確率値を用いて、前記集合(16)内の前記キャリアから前記キャリアをランダムに選択することを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記設定情報(20)から前記確率値のうちのひとつ以上を算出することをさらに含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記取得することが、システム情報報知を介して前記設定情報(20)を受信することを含む請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記選択することが、値をランダムに引き、そのランダムに引かれた値を、前記集合(16)内の前記キャリアのうちの少なくともひとつに割り当てられた前記確率値(20A)と比較することを含む請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択することが、前記集合(16)内の異なる前記キャリア上の異なるランダムアクセス無線リソースのなかから、ランダムアクセス無線リソースを選択することを含み、
    前記実行することが、前記選択されたランダムアクセス無線リソース上でランダムアクセスを実行することを含む請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 無線通信システム(10)での用に供されるよう構成されたネットワークノード(12)によって実行される方法であって、前記方法は、
    非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイス(14A)に対して、キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を送信すること(110)であって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、送信すること(110)、を含む方法。
  8. 前記設定情報(20)にしたがって前記集合(16)内のキャリアに確率値が割り当てられ、その確率値は前記無線デバイス(14A)によって、ランダムアクセスを行う対象のキャリアをランダムに選択する際に用いられる請求項7に記載の方法。
  9. 前記送信することが、システム情報として前記設定情報(20)を報知することを含む請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記アンカーキャリア(14A)に割り当てられた確率値(20A)が非アンカーキャリアに割り当てられた確率値(20A)とは異なるように設定可能である請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 非アンカーキャリア(14B)に割り当てられた確率値がそれぞれ等しくなるよう設定可能である請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 非アンカーキャリア(14B)に割り当てられた確率値がそれぞれ等しい請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記無線デバイス(14A)のカバレッジ強化レベルのために、前記集合(16)内の異なるキャリアに対して異なるランダムアクセス無線リソースが定義される請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記集合(16)内の前記キャリアがアップリンクキャリアである請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記無線通信システム(10)が狭帯域物のインターネット化、NB−IoT、システムである請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 無線通信システム(10)でランダムアクセスを行うために用いられるよう構成された無線デバイス(14A)であって、前記無線デバイス(14A)が非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートし、前記無線デバイス(14A)は、
    キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を取得することであって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、取得することと、
    前記設定情報(20)にしたがって、前記集合(16)の前記キャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択することと、
    前記選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行することと、を行うよう構成される無線デバイス(14A)。
  17. 請求項2から6、10から15のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成された請求項16に記載の無線デバイス。
  18. 無線通信システム(10)でランダムアクセスを行うために用いられるよう構成された無線デバイス(14A)であって、前記無線デバイス(14A)が非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートし、前記無線デバイス(14A)は、処理回路(610)とメモリ(620)とを備え、
    前記メモリ(620)が前記処理回路(610)によって実行可能なインストラクションを含み、それによって前記無線デバイス(14A)は、
    キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を取得することであって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、取得することと、
    前記設定情報(20)にしたがって、前記集合(16)の前記キャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択することと、
    前記選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行することと、を行うよう構成される無線デバイス(14A)。
  19. 前記メモリ(620)は前記処理回路(610)によって実行可能なインストラクションであって、それによって前記無線デバイス(14A)が請求項2から6、10から15のいずれか一項に記載の方法を行うよう構成されるインストラクションを含む請求項18に記載の無線デバイス。
  20. 無線通信システム(10)でランダムアクセスを行うために用いられるよう構成された無線デバイス(14A)であって、前記無線デバイス(14A)が非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートし、前記無線デバイス(14A)は、
    キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を取得するための取得モジュール(710)であって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、取得モジュール(710)と、
    前記設定情報(20)にしたがって、前記集合(16)の前記キャリアのなかから、ランダムアクセスを行う対象のキャリアを選択するための選択モジュール(720)と、
    前記選択されたキャリア上でランダムアクセスを実行するためのランダムアクセスモジュール(730)と、を備える無線デバイス(14A)。
  21. 請求項2から6、10から15のいずれか一項に記載の方法を実行するためのひとつ以上のモジュールを備える請求項20に記載の無線デバイス。
  22. 無線通信システム(10)において用いられるよう構成されたネットワークノード(12)であって、前記ネットワークノード(12)は、
    非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイス(14A)に対して、キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を送信することであって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、送信すること、を行うよう構成されるネットワークノード。
  23. 請求項8から15のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される請求項22に記載のネットワークノード。
  24. 無線通信システム(10)において用いられるよう構成されたネットワークノード(12)であって、前記ネットワークノード(12)は、処理回路(510)とメモリ(520)とを備え、
    前記メモリ(520)が前記処理回路(510)によって実行可能なインストラクションを含み、それによって前記ネットワークノード(12)は、
    非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイス(14A)に対して、キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を送信することであって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、送信すること、を行うよう構成されるネットワークノード(12)。
  25. 前記メモリ(520)は前記処理回路(510)によって実行可能なインストラクションであって、それによって前記ネットワークノード(12)が請求項8から15ののいずれか一項に記載の方法を行うよう構成されるインストラクションを含む請求項24に記載のネットワークノード。
  26. 無線通信システム(10)において用いられるよう構成されたネットワークノード(12)であって、前記ネットワークノード(12)は、
    非アンカーキャリア上でのランダムアクセスをサポートする無線デバイス(14A)に対して、キャリアの集合(16)のなかのどのキャリアに対して前記無線デバイス(14A)がランダムアクセスを行うべきかを支配する設定情報(20)を送信するための送信モジュール(540)であって、キャリアの前記集合(16)がアンカーキャリア(14A)とひとつ以上の非アンカーキャリア(14B)とを含み、前記設定情報(20)が前記集合(16)内の前記キャリアのうちのひとつ以上のそれぞれに割り当てられた確率値(20A)を示す、送信モジュール(540)、を備えるネットワークノード(12)。
  27. 請求項8から15のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される請求項26に記載のネットワークノード。
  28. インストラクションを備えるコンピュータプログラムであって、該インストラクションは無線デバイス(14A)の少なくともひとつのプロセッサによって実行された場合、前記無線デバイス(14A)に請求項1から6、10から15のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
  29. インストラクションを備えるコンピュータプログラムであって、該インストラクションはネットワークノード(12)の少なくともひとつのプロセッサによって実行された場合、前記ネットワークノード(12)に請求項8から15のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
  30. 請求項28または29に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは電気信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読ストレージ媒体のうちのひとつであるキャリア。
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