JP2014158240A - 基地局及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイト間又は基地局間キャリアアグリゲーションにおいてアップリンク個別リソースを迅速に割り当てることである。
【解決手段】本発明の1つの態様は、無線リソースを用いてユーザ装置と通信する送受信部と、前記無線リソースを管理するリソース管理部とを有する基地局であって、前記リソース管理部は、基地局間キャリアアグリゲーションにおける非アンカー基地局により前記ユーザ装置に割り当てられた無線リソースを前記ユーザ装置のリソース割当情報として格納するリソース割当情報格納部を有し、前記リソース管理部は、前記リソース割当情報に示される無線リソースを前記ユーザ装置に自律的に割り当てる基地局に関する。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信技術に関し、より詳細には、キャリアアグリゲーションを利用した無線通信に関する。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、LTE(Long Term Evolution)の次世代の通信規格として、LTE−Advancedの標準化を進めている。LTE−Advancedシステムでは、LTEシステムとのバックワードコンパチビリティを確保しつつ、LTEシステムを上回るスループットを実現するため、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)技術が導入される。キャリアアグリゲーション技術では、LTEシステムによりサポートされている20MHzの最大帯域幅を有するLTEキャリア(コンポーネントキャリアとも呼ばれる)が基本コンポーネントとして利用され、これら複数のコンポーネントキャリアを同時に用いることによって、より広帯域な通信を実現することが図られている。
LTE−Advancedでは、従来の基地局により提供されるマクロセルと、より小さな地理的範囲をカバーするスモールセルとを混在して使用するスモールセルエンハンスメント(Small Cell Enhancement)が提案されている。典型的には、スモールセルは、ホットスポットなどのトラフィックが集中するエリアやマクロセルがカバーするのが困難な屋内エリアなどに配置され、当該エリアにおける通信を向上させるのに利用される。
このようなスモールセルエンハンスメントを利用したネットワークアーキテクチャにおいて、ユーザ装置(User Equipment:UE)が、マクロセルを提供するマクロ基地局(macro−eNB)とスモールセルを提供するスモール基地局(small−eNB)とを同時に用いて通信するサイト間キャリアアグリゲーション(Inter−site CA)又は基地局間キャリアアグリゲーション(Inter−eNB CA)の利用が検討されている。典型的なサイト間又は基地局間キャリアアグリゲーションでは、マクロ基地局がアンカー基地局として機能し、ユーザ装置とのサイト間又は基地局間キャリアアグリゲーションを実現するため、非アンカー基地局として機能するスモール基地局を管理する。
図1は、スモールセルエンハンスメントにおけるサイト間キャリアアグリゲーションの概略図である。図1に示されるように、スモールセルエンハンスメントにおけるサイト間又は基地局間キャリアアグリゲーションでは、例えば、信頼性が必要とされる制御信号又はC−planeデータ(Signaling Radio Bearer:SRB)は、アンカー基地局として機能するマクロ基地局によってマクロセルを介しユーザ装置に通信され、広帯域通信が必要とされるデータ信号又はU−planeデータ(Data Radio Bearer:DRB)は、非アンカー基地局として機能するスモール基地局によってスモールセルを介しユーザ装置に通信される。
一方、LTEシステム及びLTE−Advancedシステムでは、基地局がユーザ装置に対してアップリンク個別リソースを割当て、割り当てたアップリンク個別リソースを用いてユーザ装置からリクエスト情報やフィードバック情報などの各種情報を取得することが規定されている。アップリンク個別リソースの具体例として、例えば、スケジューリングリクエスト(Scheduling Request)、PUCCH−CQI(Physical Uplink Control Channel−Channel Quality Indicator)及びSRS(Sounding Reference Signal)があげられる。
スケジューリングリクエストは、ユーザ装置内に送信すべきアップリンクデータが発生した際に、データ送信を許可するためのアップリンクグラント(UL grant)を基地局に対して要求するためのリソースである。PUCCH−CQIは、ダウンリンクの通信品質情報を基地局にフィードバックするためのリソースである。SRSは、アップリンクの通信品質情報を基地局に測定させるためのリソースである。
アップリンク個別リソースは、RRC(Radio Resource Control)レイヤの信号によってユーザ装置に割り当てられる。割り当てられたアップリンク個別リソースは、所定の解放契機が発生すると、ユーザ装置によって自律的に解放されることが規定されている。アップリンク個別リソースの解放契機として、例えば、RRCレイヤの信号による解放指示、TA(Time Alignment)タイマの満了、スケジューリングリクエストの再送超過、及び再接続手順の実行があげられる。
サイト間又は基地局間キャリアアグリゲーションが設定される場合、RRCシグナリングを送受信する基地局は、基本的には1つの基地局(アンカー基地局)であることが想定される。これは、複数の基地局でRRCシグナリングを送受信する場合、ユーザ装置と各基地局との間でC−planeデータ又はSRBのためのベアラを設定する必要があり、ネットワークコンプレクシティの観点から望ましくないためである。
一方、各基地局により提供されるセルのリソースは、基本的には、当該基地局が管理することが想定される。これは、接続する全てのスモール基地局のリソースをマクロ基地局又はアンカー基地局が管理することは現実的でないためである。
従って、スモール基地局により提供されるセルのアップリンク個別リソースをユーザ装置に再割当てする際には(アップリンクデータ再開時など)、ユーザ装置、マクロ基地局及びスモール基地局との間で以下のようなアップリンク個別リソースの再割当手順が実行されることになる。
すなわち、以前に設定又は割り当てられていたスモールセルのアップリンク個別リソースが解放された後、何れかの理由によりユーザ装置に対してスモールセルのアップリンク個別リソースの再割当が必要になるとする。図2に示されるように、ステップS1において、当該スモールセルを提供するスモール基地局を管理するマクロ基地局は、ユーザ装置に対してアップリンク個別リソースを割り当てるためのリソース割当て要求を当該スモール基地局に送信する。
リソース割当て要求を受信すると、ステップS2において、スモール基地局は、ユーザ装置に対してアップリンク個別リソースを割当て、割り当てたアップリンク個別リソースを示すリソース割当て応答をマクロ基地局に送信する。
リソース割当て応答を受信すると、ステップS3において、マクロ基地局は、RRC Connection Reconfigurationをユーザ装置に送信する。
RRC Connection Reconfigurationを受信すると、ステップS4において、ユーザ装置は、通知されたスモール基地局のアップリンク個別リソースに基づきRRCコネクションの再構成処理を実行し、当該処理の完了後にRRC Connection Reconfiguration Completeをマクロ基地局に送信する。
RRC Connection Reconfiguration Completeを受信すると、ステップS5において、マクロ基地局は、割当て完了通知をスモール基地局に送信する。その後、ユーザ装置とスモール基地局との間で無線通信が確立され、ユーザ装置は、割り当てられたアップリンク個別リソースを利用することが可能になる。
3GPP TS 36.321 V11.1.0(2012−12)
このように割り当てられたアップリンク個別リソースが、上述した解放契機などによって解放されると、ユーザ装置に対して当該スモールセルのアップリンク個別リソースを再び割り当てる必要が生じた場合、上述したランダムアクセス手順を再実行する必要があり、スモール基地局とユーザ装置との間のユーザデータ又はU−planeの送受信遅延を生じさせることになる。
具体的には、スケジューリングリクエストが未割当ての場合、ユーザ装置は、スモール基地局にアップリンクグラントを要求する際、常に上述したランダムアクセス手順を実行する必要があり、アップリンクデータ送信の遅延が発生することになる。また、Periodic CQIが未割当ての場合、スモール基地局は、スモールセルのダウンリンクの通信品質を把握できないため、最適なリンクアダプテーションを実行することができなくなる。この場合、スモールセルは、何れか適当なMCS(Modulation and Coding Scheme)を選択するか、あるいは、最も安全と推測されるMCSを選択することになる。さらに、Periodic SRSが未割当ての場合、スモール基地局は、スモールセルのアップリンクの通信品質を把握できないため、最適なリンクアダプテーションを実行することができなくなる。
上記問題点に鑑み、本発明の1つの課題は、サイト間又は基地局間キャリアアグリゲーションにおいてアップリンク個別リソースを迅速に割り当てるための技術を提供することである。
上記問題点に鑑み、本発明の1つの態様は、無線リソースを用いてユーザ装置と通信する送受信部と、前記無線リソースを管理するリソース管理部とを有する基地局であって、前記リソース管理部は、基地局間キャリアアグリゲーションにおける非アンカー基地局により前記ユーザ装置に割り当てられた無線リソースを前記ユーザ装置のリソース割当情報として格納するリソース割当情報格納部を有し、前記リソース管理部は、前記リソース割当情報に示される無線リソースを前記ユーザ装置に自律的に割り当てる基地局に関する。
本発明の他の態様は、無線リソースを用いてユーザ装置と通信する送受信部と、前記無線リソースを管理するリソース管理部とを有する基地局であって、前記リソース管理部は、基地局間キャリアアグリゲーションにおけるアンカー基地局からの前記ユーザ装置へのアップリンク個別リソースの割当要求に応答して割り当てた無線リソースを、前記アップリンク個別リソースが解放された後も前記ユーザ装置のために確保する基地局に関する。
本発明によると、サイト間又は基地局間キャリアアグリゲーションにおいてアップリンク個別リソースを迅速に割り当てることが可能になる。
図1は、スモールセルエンハンスメントにおけるサイト間キャリアアグリゲーションの概略図である。 図2は、アップリンク個別リソースの再設定処理を示すシーケンス図である。 図3は、本発明の一実施例によるアップリンク個別リソースの設定処理を示すシーケンス図である。 図4は、本発明の一実施例による無線通信システムの概略図である。 図5は、本発明の一実施例によるスモール基地局の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の一実施例によるマクロ基地局の構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の一実施例によるマクロ基地局におけるアップリンク個別リソース管理処理を示すフロー図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
後述する本発明の実施例を概略すると、サイト間又は基地局間キャリアアグリゲーション(以降、基地局間キャリアアグリゲーションと呼ぶ)における非アンカー基地局は、アンカー基地局からの割当要求に応答して割り当てた無線リソースを、当該無線リソースが解放された後も、他のユーザ装置に対して割り当てることなく当該ユーザ装置の以降の利用のために確保する。アンカー基地局は、非アンカー基地局によりユーザ装置に割り当てられた無線リソースを当該ユーザ装置のリソース割当情報として格納し、以降における当該ユーザ装置に対する再割当ての際に、格納されているリソース割当情報に示される無線リソースを自律的に、すなわち、非アンカー基地局との間で割当処理を実行することなく割り当てる。ここで、アンカー基地局はRRCを管理している基地局でもよいし、CN(Core Network)とのインターフェースが確立されている基地局でもよいし、CAにおけるプライマリセル(Primary Cell:PCell)を管理する基地局でもよい。
すなわち、図3に示されるように、ステップS11において、ユーザ装置に対するスモールセルのアップリンク個別リソースの割当要求をマクロ基地局から受信すると、スモール基地局は、要求されたアップリンク個別リソースを割り当て、当該アップリンク個別リソースが解放された後も、他のユーザ装置に対して割り当てることなく当該アップリンク個別リソースを当該ユーザ装置のために確保する。マクロ基地局は、スモール基地局から通知された当該ユーザ装置に割り当てられたアップリンク個別リソースをリソース割当情報として格納し、割り当てられたアップリンクリソースが解放された後に再割当てが必要になった際、格納されているリソース割当情報に示される無線リソースを自律的に、すなわち、スモール基地局との間で割当処理を実行することなく当該ユーザ装置に割り当てる。すなわち、ステップS12において、マクロ基地局は、リソース割当情報に示される無線リソースを示すRRC Connection Reconfigurationをユーザ装置に送信する。RRC Connection Reconfigurationを受信すると、ステップS13において、ユーザ装置は、通知されたスモールセルのアップリンク個別リソースに基づきRRCコネクションの再構成処理を実行し、当該処理の完了後にRRC Connection Reconfiguration Completeをマクロ基地局に送信する。RRC Connection Reconfiguration Completeを受信すると、ステップS14において、マクロ基地局は、割当て完了通知をスモール基地局に送信する。その後、ユーザ装置とスモール基地局との間で無線通信が確立され、ユーザ装置は、割り当てられたアップリンク個別リソースを利用することが可能になる。これにより、マクロ基地局とスモール基地局との間で図2に示されるような割当処理が不要になり、ユーザ装置は、マクロ基地局から通知されたアップリンク個別リソースを用いて、スモール基地局と迅速に通信することが可能になる。
まず、図4を参照して、本発明の一実施例による無線通信システムを説明する。図4は、本発明の一実施例による無線通信システムの概略図である。
図4に示されるように、無線通信システム10は、例えば、LTE−Advancedシステムなど、基地局間キャリアアグリゲーションを利用した無線通信をサポートする無線通信システムである。無線通信システム10は、ユーザ装置100、マクロ基地局200及びスモール基地局300を有する。
ユーザ装置100は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、モバイルルータなどの無線通信機能を備えた何れかの情報処理装置である。また、ユーザ装置100は、マクロ基地局200により提供されるマクロセルと、スモール基地局300により提供されるスモールセルとを同時に利用して通信する基地局間キャリアアグリゲーションをサポートしている。
マクロ基地局200は、ユーザ装置100と無線接続することによって、通信接続された上位局やサーバ(図示せず)から受信したダウンリンク(DL)データをユーザ装置100に送信すると共に、ユーザ装置100から受信したアップリンク(UL)データを上位局(図示せず)に送信する。また、マクロ基地局200は、基地局間キャリアアグリゲーションにおけるアンカー基地局として機能し、配下のスモール基地局により提供されるスモールセルをユーザ装置に対して設定する。基地局間キャリアアグリゲーションが適用される場合、例えば、マクロ基地局200は、ユーザ装置100との無線接続の信頼性を担保するため、主として制御信号又はC−planeデータをユーザ装置100とやりとりする。
スモール基地局300は、マクロ基地局200に管理される非アンカー基地局として機能し、ユーザ装置100に無線リソースを割り当てることを要求するリソース割当て要求をマクロ基地局200から受信することに応答して、ユーザ装置100にスモールセルの無線リソースを設定する。ユーザ装置100は、設定された無線リソースを用いてスモール基地局300と通信する。基地局間キャリアアグリゲーションが適用される場合、例えば、スモール基地局300は、ユーザ装置100への高スループットな通信を担保するため、主としてデータ信号又はU−planeデータをユーザ装置100とやりとりする。
次に、図5を参照して、本発明の一実施例によるスモール基地局の構成を説明する。スモール基地局300は、アンカー基地局として機能するマクロ基地局200の配下の基地局間キャリアアグリゲーションにおける非アンカー基地局として機能する。図5は、本発明の一実施例によるスモール基地局の構成を示すブロック図である。
図5に示されるように、スモール基地局300は、送受信部310及びリソース管理部320を有する。
送受信部310は、無線リソースを用いてユーザ装置100と通信する。ユーザ装置100に基地局間キャリアアグリゲーションが適用されると、送受信部310は、ユーザ装置100に割り当てられた無線リソースを用いて、ユーザ装置100と各種信号及びチャネルをやりとりする。
リソース管理部320は、ユーザ装置100との通信に用いられる無線リソースを管理する。最初にスモール基地局300を設定する際など、マクロ基地局200からのユーザ装置100へのアップリンク個別リソースの割当要求に応答して、リソース管理部320は、ユーザ装置100にアップリンク個別リソースを割り当て、マクロ基地局200に割り当てたアップリンク個別リソースを通知する。所定の解放契機の発生に応答して以降に当該アップリンク個別リソースが解放された後も、リソース管理部320は、所定の解除契機が発生するまで、他のユーザ装置に割り当てることなくユーザ装置100のために解放されたアップリンク個別リソースを確保する。
所定の解除契機は、例えば、ユーザ装置100がスモールセルに在圏しなくなったことをスモール基地局300が検出したこと、ユーザ装置100に割り当てられているアップリンク個別リソースの解放要求をマクロ基地局200から受信したこと、リソース管理部320により管理される無線リソースの利用率が所定の閾値パーセント以上になったこと、又は所定の解放契機に応答したユーザ装置100による当該アップリンク個別リソースの解放から所定の期間内にアップリンク個別リソースが再割当てされなかったこと、すなわち、解放後に確保されたアップリンク個別リソースがユーザ装置に再割当てされずに所定の期間未使用であったこと、又はスモールセルが非アクティブ状態になったことであってもよい。上述した解除契機の何れかの発生に応答して、リソース管理部320は、ユーザ装置100に対する無線リソースの確保を解除し、他のユーザ装置に割当可能とする。
このようにユーザ装置100に対する無線リソースの確保を解除すると、リソース管理部320は、この解除通知をマクロ基地局200に送信し、マクロ基地局200が以降においてユーザ装置100に対するアップリンク個別リソースの再割当てが必要になった場合にも、ユーザ装置100に対してリソース割当情報に示される無線リソースをユーザ装置100に自律的に割り当てないようにする。当該解除通知を受信すると、マクロ基地局200は、格納しているリソース割当情報が無効になったと判断し、リソース割当情報を破棄する。
次に、図6を参照して、本発明の一実施例によるマクロ基地局の構成を説明する。マクロ基地局200は、基地局間キャリアアグリゲーションにおけるアンカー基地局として機能し、配下のスモール基地局を管理する。図6は、本発明の一実施例によるマクロ基地局の構成を示すブロック図である。
図6に示されるように、マクロ基地局200は、送受信部210及びリソース管理部220を有し、リソース管理部220はリソース割当情報格納部221を有する。
送受信部210は、無線リソースを用いてユーザ装置と通信する。送受信部210は、各種チャネル及び信号をユーザ装置100と通信する。
リソース管理部220は、ユーザ装置100との通信に用いる無線リソースを管理する。上述したように、スモール基地局300は、ユーザ装置100に無線リソースを割り当てると、当該無線リソースの解放後も他のユーザ装置に対して割り当てることなく当該無線リソースをユーザ装置100のために確保する。ユーザ装置100をスモールセルに最初に設定した際、リソース管理部220は、当該設定時にスモール基地局300によりユーザ装置100に割り当てられたアップリンク個別リソースをユーザ装置100のリソース割当情報としてリソース割当情報格納部221に格納する。当該アップリンク個別リソースが以降に解放された後にアップリンク個別リソースの再割当てが必要になった際、リソース管理部220は、格納されているリソース割当情報を参照し、リソース割当情報に示される無線リソースをユーザ装置100に自律的に、すなわち、スモール基地局300との間で図2に示されるような再割当処理を実行することなく割り当てる。リソース割当情報に示される無線リソースは、スモール基地局300によりユーザ装置100の利用のために確保されているため、ユーザ装置100は、割り当てられた無線リソースを用いてスモール基地局300とアップリンク個別リソースを通信することが可能である。
一実施例では、送受信部210を介しユーザ装置100からアップリンク個別リソースの再割当てを要求する割当要求を受信すると、リソース管理部220は、要求されたアップリンク個別リソースがマクロ基地局200とスモール基地局300との何れのセルに属するか判定し、判定結果に応じて、リソース割当情報に示されるスモールセルの無線リソース又はマクロ基地局200の無線リソースを要求されたアップリンク個別リソースとしてユーザ装置100に割り当てる。すなわち、ユーザ装置100が、スモールセルのアップリンク個別リソースの割当てを要求している場合、リソース管理部220は、リソース割当情報に示される無線リソースから要求されているアップリンク個別リソースをユーザ装置100に割当て、ユーザ装置100が迅速にスモール基地局300とアップリンク個別リソースを通信することを可能にする。他方、ユーザ装置100が、マクロセルのアップリンク個別リソースの割当てを要求している場合、リソース管理部220は、自局の未割当て無線リソースから要求されているアップリンク個別リソースをユーザ装置100に割当てる。
上述したように、スモール基地局300は、所定の解除契機が発生するまでリソース割当情報に示されるアップリンク個別リソースを確保する。すなわち、スモール基地局300は、ユーザ装置100がスモールセルに在圏しなくなったことをスモール基地局300が検出したこと、ユーザ装置100に割り当てられているアップリンク個別リソースの解放要求をマクロ基地局200から受信したこと、リソース管理部320により管理される無線リソースの利用率が所定の閾値パーセント以上になったこと、又は所定の解放契機に応答したユーザ装置100による当該アップリンク個別リソースの解放から所定の期間内にアップリンク個別リソースが再割当てされなかったこと、又はスモールセルが非アクティブ状態になったことに応答して、ユーザ装置100のために確保したアップリンク個別リソースの確保を解除する。
アップリンク個別リソースの確保を解除すると、スモール基地局300は、解除通知をマクロ基地局200に送信する。当該解除通知を受信すると、マクロ基地局200は、格納しているリソース割当情報が無効になったと判断し、リソース割当情報格納部221から当該リソース割当情報を破棄する。リソース割当情報を破棄すると、リソース管理部220は、以降においてユーザ装置100に対するアップリンク個別リソースの再割当てが必要になった場合、スモール基地局300との間で図2に示されるようなアップリンク個別リソースの再割当処理を実行し、スモール基地局300から新たなアップリンク個別リソースの割当てを受ける。新たなアップリンク個別リソースを通知されると、リソース管理部220は、通知されたアップリンク個別リソースをユーザ装置100に対する新たなリソース割当情報として格納し、以降におけるユーザ装置100に対する再割当ての際に利用する。
次に、図7を参照して、本発明の一実施例によるマクロ基地局におけるアップリンク個別リソース管理処理を説明する。図7は、本発明の一実施例によるマクロ基地局におけるアップリンク個別リソース管理処理を示すフロー図である。当該処理は、例えば、スモール基地局300からユーザ装置100に対して最初の設定時に割当てられたアップリンク個別リソースが解放されたことに応答して開始される。
図7に示されるように、ステップS101において、マクロ基地局200は、ユーザ装置100からアップリンク個別リソースを再割当てするための割当要求を受信する。
ステップS102において、マクロ基地局200は、要求されたアップリンク個別リソースがスモールセルに属するものであるか、又はマクロセルに属するものであるか判定する。
当該アップリンク個別リソースがスモールセルに属するものである場合(S102:Y)、ステップS103において、マクロ基地局200は、リソース割当情報に示されるユーザ装置100のために確保されているスモールセルのアップリンク個別リソースをユーザ装置100に割り当てる。割り当てられたスモールセルのアップリンク個別リソースが通知されると、ユーザ装置100は、当該アップリンク個別リソースを用いてスモール基地局300と通信する。
他方、当該アップリンク個別リソースがマクロセルに属するものである場合(S102:N)、ステップS104において、マクロ基地局200は、自局の未割当ての無線リソースを用いてユーザ装置100とアップリンク個別リソースを通信する。
このようにして、マクロ基地局200は、リソース割当情報を用いてユーザ装置100にアップリンク個別リソースを自律的に割り当てることが可能である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 無線通信システム
100 ユーザ装置
200 マクロ基地局
210 送受信部
220 リソース管理部
221 リソース割当情報格納部
300 スモール基地局
310 送受信部
320 リソース管理部

Claims (10)

  1. 無線リソースを用いてユーザ装置と通信する送受信部と、
    前記無線リソースを管理するリソース管理部と、
    を有する基地局であって、
    前記リソース管理部は、基地局間キャリアアグリゲーションにおける非アンカー基地局により前記ユーザ装置に割り当てられた無線リソースを前記ユーザ装置のリソース割当情報として格納するリソース割当情報格納部を有し、
    前記リソース管理部は、前記リソース割当情報に示される無線リソースを前記ユーザ装置に自律的に割り当てる基地局。
  2. 前記送受信部が、前記ユーザ装置からアップリンク個別リソースの割当要求を受信すると、前記リソース管理部は、前記要求されたアップリンク個別リソースが当該基地局と前記非アンカー基地局との何れのセルに属するか判定し、判定結果に応じて、前記ユーザ装置のリソース割当情報に示される無線リソース又は当該基地局の無線リソースを前記要求されたアップリンク個別リソースとして前記ユーザ装置に割り当てる、請求項1記載の基地局。
  3. 前記リソース管理部は、前記ユーザ装置に対して前記非アンカー基地局を最初に設定する際、前記非アンカー基地局により割り当てられたアップリンク個別リソースを前記ユーザ装置のリソース割当情報として格納する、請求項2記載の基地局。
  4. 前記リソース管理部は、前記アップリンク個別リソースが解放された後に前記アップリンク個別リソースを前記ユーザ装置に再割当てする際、前記ユーザ装置のリソース割当情報に示される無線リソースを前記ユーザ装置に自律的に割り当てる、請求項3記載の基地局。
  5. 前記非アンカー基地局が前記リソース割当情報に示される無線リソースを前記ユーザ装置のために確保することを解除したことを示す解除通知を受信すると、前記リソース管理部は、前記リソース割当情報を破棄する、請求項1乃至4何れか一項記載の基地局。
  6. ユーザ装置と通信する基地局における方法であって、
    基地局間キャリアアグリゲーションにおける非アンカー基地局により前記ユーザ装置に割り当てられた無線リソースを前記ユーザ装置のリソース割当情報として格納するステップと、
    前記ユーザ装置からアップリンク個別リソースの割当要求を受信するステップと、
    前記要求されたアップリンク個別リソースが当該基地局と前記非アンカー基地局との何れのセルに属するか判定するステップと、
    判定結果に応じて、前記リソース割当情報に示される無線リソース又は当該基地局の無線リソースを前記要求されたアップリンク個別リソースとして前記ユーザ装置に自律的に割り当てるステップと、
    を有する方法。
  7. 無線リソースを用いてユーザ装置と通信する送受信部と、
    前記無線リソースを管理するリソース管理部と、
    を有する基地局であって、
    前記リソース管理部は、基地局間キャリアアグリゲーションにおけるアンカー基地局からの前記ユーザ装置へのアップリンク個別リソースの割当要求に応答して割り当てた無線リソースを、前記アップリンク個別リソースが解放された後も前記ユーザ装置のために確保する基地局。
  8. 前記リソース管理部は、所定の解除契機が発生するまで、前記ユーザ装置のために確保された無線リソースを他のユーザ装置に対して割り当てない、請求項7記載の基地局。
  9. 前記所定の解除契機は、前記ユーザ装置が当該基地局により提供されるセルに在圏しなくなったことを検出したこと、前記ユーザ装置に割り当てられているアップリンク個別リソースの解放要求を前記アンカー基地局から受信したこと、前記リソース管理部により管理される無線リソースの利用率が所定の閾値以上になったこと、又は前記アップリンク個別リソースの解放から所定の期間内に前記アップリンク個別リソースが再割当てされなかったこと、又はスモールセルが非アクティブ状態になったことであり、
    前記所定の解除契機の発生に応答して、前記リソース管理部は、前記ユーザ装置に対する無線リソースの確保を解除する、請求項8記載の基地局。
  10. 前記リソース管理部は、前記ユーザ装置に対する無線リソースの確保を解除すると、前記アンカー基地局に前記ユーザ装置に対する無線リソースの確保を解除したことを通知する、請求項9記載の基地局。
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