JP2016518089A - 多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告装置およびシステム - Google Patents

多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告装置およびシステム Download PDF

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Abstract

本発明の1つの目的は、多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告装置およびシステムを提供することである。本明細書では、UEが、複数のeNBに接続されており、UEは、対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報、無線ベアラ構成情報、およびアップリンク・リソース構成情報を複数のeNBのそれぞれに対応してそれぞれ受信し、また多重接続におけるアップリンク・スケジューリング報告をサポートするように、複数のeNBのうちの少なくとも1つにおけるBSRトリガ条件が満たされたとき、対応するeNBに、対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告を伝送する。報告機構は、多重接続をサポートするように、UEのULバッファで伝送可能なデータ量に関する情報をサービングeNBに提供し、そしてマクロ・セルが、制御プレーン・データのより良いカバレッジを提供することを可能にし、またスモール・セルが、より大きなキャパシティを提供することを可能にする。

Description

本発明は、無線通信技術の分野に関し、より具体的には、多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告技術に関する。
マクロ・セル、ピコ・セル、およびフェムト・セルなどの低電力ノードはキャパシティの向上およびカバレッジの盲点の解消をもたらすので、スモール・セルの展開および拡張に対しては大きな関心が寄せられている。3GPP R12では、1つの新たなスタディ・アイテム(Study Item)「Small Cell Enhancements for E−UTRA and E−UTRAN − Higher−layer aspects」が承認され、1つの重要なポイントは、マクロ・セルおよびスモール・セルへの多重接続(二重接続を含む)をサポートすることである。さらに、スケジューリングは、所望のQoSおよびシステム・キャパシティを実現するためにリソースをユーザに割り当てる1つの重要な機能である。バッファ状態報告(BSR:Buffer Status Report)およびスケジューリング要求(SR:Scheduling Request)を含むスケジューリング情報報告は、アップリンク(UL:Uplink)スケジューラが、どれだけのデータを各論理チャネル・グループ(LCG:Logic Channel Group)に伝送する必要があるかを知るのに重要な1つの入力要素である。現在のシステムでは、ユーザへのただ1つのサービング・ノードが存在し、したがってユーザは、BSRおよびSRを1つの基地局に報告する必要があるのみである。多重接続をサポートするために、ユーザは、2つ以上のサービング・セルと、これらのセルが非理想的バックホールに結合されている場合、サービング・セルのそれぞれに分散スケジューラを有する必要があり、したがって、どのような値がどのセルに報告されるべきか、またどのようにセルが各セルに報告されるかが決定されるべきである。
BSR手順は、サービングeNBに、ユーザ機器(UE:User Equipment)のULバッファで伝送に利用可能なデータの量に関する情報を提供するために使用される。SRは、新たな伝送用のUL−SCHリソースを要求するために使用される。BSRを伝送するためのリソース割当てがないとき、SR送信がトリガされることになる。現在のシステムでは、キャリア・アグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)の場合、複数の、しかしながら物理的に同じ場所に配置されたサービング・セルが存在するが、1つのサービング・ノードがあるのみのため、BSRおよびSR送信手順は、比較的単純であり、例えば、以下のとおりである。
−− スケジューリング用のBSRおよびSRを取得するための1つのノードのみがある。
−− BSR手順は、1組のトリガのみを有する。
−− UEは、TTI(伝送時間間隔:Transmission Time Interval)内で、多くて1つのレギュラー/周期的BSRを伝送する。
−− UEがTTI内で複数のMAC PDUの伝送を要求された場合、UEは、レギュラー/周期的BSRを含まないMAC PDUのいずれかにパディングBSR(padding BSR)を含み得る。
上記の分析に基づくと、バッファ状態報告およびスケジューリング要求の既存の機構は、多重接続(二重接続を含む)をサポートすることができない。さらに、多重接続(二重接続を含む)の場合、2つ以上のサービング・セルが存在するので、これらのサービング・セルが非理想的バックホール接続に結合されている場合、独立した分散スケジューラがさらに、各eNBに必要となる。より多くの(2つの)セルが制御プレーンおよびデータ・プレーン分割をサポートする、すなわち、SRB(シグナリング無線ベアラ:Signaling Radio Bearer)およびDRB(データ無線ベアラ:Data Radio Bearer)分割がこれらのより多くの(2つの)セル間でサポートされる場合、ユーザは、BSRおよびSRをより多くの(2つの)セルにそれぞれ報告する必要がある。したがって、多重接続(二重接続を含む)の場合、ユーザが2つ以上のセルに同時に、特にDRB分割を伴って伝送されたとき、どのような値が報告されるべきか、またどのように報告するかが解決されるべきである。
3GPP R12、スタディ・アイテム「Small Cell Enhancements for E−UTRA and E−UTRAN − Higher−layer aspects」
本発明の1つの目的は、多重接続(二重接続を含む)をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告装置およびシステムを提供することである。
本発明の一態様によれば、UEにおいて多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、複数のeNBに接続され、装置が、
対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報(trigger configuration information)、無線ベアラ構成情報、およびアップリンク・リソース構成情報を複数のeNBのそれぞれに対応してそれぞれ受信するように構成された構成受信モジュールであって、トリガ構成情報が、UEが、複数のeNBのそれぞれに対応するBSRトリガ条件を構成するのに利用可能である構成受信モジュールと、
複数のeNBのうちの少なくとも1つにおけるBSRトリガ条件が満たされたとき、対応するeNBに、対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告を伝送するように構成されたBSR報告モジュールと
を備える、アップリンク・スケジューリング情報報告装置が提供される。
本発明の別の態様によれば、マクロeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置(facilitating uplink scheduling information reporting apparatus)であって、UEが、マクロeNBおよび複数の他のeNBに接続され、装置が、
UEに、UEが、マクロeNBに対応するBSRトリガ条件を構成する、マクロeNBに対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送するように構成された第1の構成送信モジュールと、
BSRトリガ条件が満たされたとき、UEからバッファ状態報告を受信するように構成された第1のBSR受信モジュールと、
バッファ状態報告に基づいて、マクロeNBによって伝送されるデータ無線ベアラ向けのデータ量を決定するように構成された第1の伝送決定モジュールと
を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置がさらに提供される。
本発明の他の態様によれば、スモール・セルeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、スモール・セルeNBおよび複数の他のeNBに接続され、装置が、
UEに、UEが、スモール・セルeNBに対応するBSRトリガ条件を構成する、スモール・セルeNBに対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送するように構成された第2の構成送信モジュールと、
BSRトリガ条件が満たされたとき、UEからバッファ状態報告を受信するように構成された第2のBSR受信モジュールと、
バッファ状態報告およびスモール・セルのスケジューリング履歴情報(historical scheduling information)に基づいて、スモール・セルeNBによって伝送されるデータ無線ベアラ向けのデータ量を決定するように構成された第2の伝送決定モジュールと
を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置がさらに提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、スモール・セルeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、1つまたは複数のスモール・セルeNBおよび1つのマクロeNBに接続され、スモール・セルeNBに対応するスモール・セルが、マクロeNBによって提供されるマクロ・セル内に設置され、装置が、
UEに、UEが、スモール・セルeNBに対応するBSRトリガ条件を構成する、スモール・セルeNBに対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送するように構成された第3の構成送信モジュールと、
BSRトリガ条件が満たされたとき、UEからバッファ状態報告を受信するように構成された第3のBSR受信モジュールと、
スモール・セルeNBのためにマクロeNBによって決定されると、スモール・セルeNBによって伝送されるデータ無線ベアラ向けのデータ量に関する決定情報を、マクロeNBから受信するように構成された第3の伝送受信モジュールと
を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置がさらに提供される。
本発明のまたさらに他の態様によれば、スモール・セルeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、1つまたは複数のスモール・セルeNBおよび1つのマクロeNBに接続され、スモール・セルeNBに対応するスモール・セルが、マクロeNBによって提供されるマクロ・セル内に設置され、装置が、
UEによって伝送され、マクロeNBによって転送される、スモール・セルeNBに対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告、およびスモール・セルeNBのためにマクロeNBによって決定される、スモール・セルeNBによって伝送されるデータ無線ベアラ向けのデータ量に関する決定情報を、マクロeNBから受信するように構成された第4のBSR受信モジュール
を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置がさらに提供される。
本発明の一態様によれば、多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告システムであって、本発明の一態様による、UEにおいて多重接続をサポートする上述のアップリンク・スケジューリング情報報告装置、本発明の別の態様による、マクロeNBにおいて多重接続をサポートする上述の円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置、および本発明の他の態様、さらに他の態様、またさらに他の態様による、スモール・セル基地局において多重接続をサポートする上述の円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置のうちの1つを備える、多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告システムがさらに提供される。
従来技術に比べて、本発明は、多重接続(二重接続を含む)をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告機構であって、スケジューリング情報報告が、バッファ状態報告およびスケジューリング要求を含むアップリンク・スケジューリング情報報告機構を提供する。本明細書で、報告機構は、多重接続(二重接続を含む)をサポートするように、DRB分割およびDRB非分割の場合に適用できる、UEのULバッファで伝送可能なデータ量に関する情報をサービングeNBに提供する。さらに、UEへの多重接続(二重接続を含む)においてマクロ・セルおよびスモール・セルは、非理想的バックホール接続に結合され、したがって複数のセル用の分散スケジューラが必要とされる。したがって、多重接続(二重接続を含む)は、マクロ・セルが、制御プレーン・データのより良いカバレッジを提供することを可能にし、またスモール・セルが、より大きなキャパシティを提供することを可能にする。
添付図面を参照しながら行われる、非限定的な実施形態に関する以下の詳細な記述を読むことを通じて、本発明の他の特徴、目的、および利点が、より明確になる。
本発明の一実施形態による、UE10と、UE10と二重接続しているマクロeNB20およびピコeNB30との間の連携でアップリンク・スケジューリング情報報告を実装するための方法の流れ図である。 本発明の好ましい一実施形態による適用シナリオの概略図である。 本発明の別の好ましい実施形態による適用シナリオの概略図である。 本発明の他の好ましい実施形態による適用シナリオの概略図である。 本発明の別の実施形態による、アップリンク・スケジューリング情報報告を共同で実装するために、マクロeNB20およびピコeNB30と二重接続しているUE10における装置の概略図である。
添付図面における同じまたは類似の参照番号は、同じまたは対応する構成要素を示す。
以下で、本発明をさらに、添付図面を参照しながら詳しく説明する。
本発明において、多重接続は、UEが、すべてがマクロeNBであってもよいか、すべてがスモール・セルeNBであってもよい、または両方の組合せであってもよい複数のeNBに同時に接続されることを意味する。例えば、UEが、2つのマクロeNBに同時に接続されるか、UEが、1つのマクロeNBと1つのスモール・セルeNBに同時に接続される。さらに、UEに同時に接続されたスモール・セルeNBとマクロeNBとの間に所属関係はない可能性がある。例えば、UEは、マクロeNBとスモール・セルeNBに同時に接続されるが、スモール・セルeNBに対応するスモール・セルは、別のマクロeNBによって提供されたマクロ・セル内に設置されている。
多重接続の場合、UEに接続されたそれぞれのeNBは、UEに、対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報、無線ベアラ構成情報、およびアップリンク・リソース構成情報などをそれぞれ伝送することができる。UEが、マクロeNB、およびマクロeNBに属する複数のスモール・セルeNBに接続されているとき、マクロeNBが、上述のそれぞれのスモール・セルeNBに対し、対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するそれぞれのトリガ構成情報を決定し、その構成情報をUEに伝送できることが好ましい。
説明の便宜上、本説明において大抵は二重接続が例に挙げられ、例証が行われるが、当業者ならば、そうした例は、本発明の例示の目的のみのためのものであり、本発明を限定するものと見なされるべきではなく、また二重接続以外の多重接続もまた本発明に適用でき、本発明の保護範囲に含まれることを理解するであろう。
二重接続の場合、UEは、例えば、マクロ・セルに対応するeNB(以下「マクロeNB」と呼ばれる)やマクロ・セル内のスモール・セルに対応するeNBなどの2つの基地局に同時に接続されてもよく、そこではスモール・セルは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セルなどであり得る。説明の便宜上、本説明は、二重接続UEがさらに、ピコ・セルに対応するeNB(以下「ピコeNB」と呼ばれる)に接続されるよう、大抵マクロ・セル内のピコ・セルを例として挙げる。
上記ピコ・セルは、単に例示的なものであり、本発明を限定するものと見なされるべきではなく、また他の既存のスモール・セルまたは将来のスモール・セルは、本発明に適用可能な場合、本発明の特許保護範囲でカバーされるべきであることに留意されたい。
本明細書で、2つの基地局でのDRB非分割伝送の場合、すなわち、1つのDRBがその1つの基地局でのみ伝送され得る場合、UEは、対応する基地局に、DRBがマッピングされたLCGのバッファ状態報告を報告する。2つの基地局でのDRB分割伝送の場合、すなわち、1つのDRBが2つの基地局によって伝送される場合、マクロeNBとピコeNBの両方は、それぞれ、DRBがマッピングされたLCGのバッファ状態報告を取得し、DRB向けの部分的なデータ量を伝送する必要がある。
しかし、状況は、制御プレーン・データによって異なる。スモール・セルがローカル・リソース割当て向けに部分的なRRC機能をもち得るので、SRBは、マクロ・セルおよびスモール・セルに送信可能であり、すなわち、SRB分割のサポートが必要である。その上、この状況下で、UEは、SRBが送信される先のセルの他、対応するセルに伝送されるSRBのバッファ・データ量を区別するとともに、対応するセルに、SRBが属するLCGのバッファ状態報告を報告する必要がある。言い換えると、UEは、LCGのバッファ状態報告を、論理チャネルまたは無線ベアラが伝送を許可されている先のeNBに報告するのみである。
図1は、本発明の一実施形態による方法の流れ図であり、UE10が、アップリンク・スケジューリング情報報告を実装するために、二重接続においてその接続先であるマクロeNB20およびピコeNB30と連携することを示す。
具体的には、ステップS1では、マクロeNB20およびピコeNB30は、UE10に、それぞれの対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報、無線ベアラ構成情報、およびアップリンク・リソース構成情報をそれぞれ伝送する。それに対応して、UE10は、マクロeNB20およびピコeNB30から、前述のそれぞれの構成情報を受信する。ここでは、トリガ構成情報は、UEが、例えば、それぞれのeNBに対応するBSRトリガ・タイマの構成情報など、それぞれのeNB向けに対応するBSR構成条件を構成する、マクロeNB20およびピコeNB30に対応するBSRトリガ構成情報をそれぞれ含む。無線ベアラ構成情報は、それぞれのeNBによって伝送可能である無線ベアラ・タイプを含む。アップリンク・リソース構成情報は、例えば、PUCCHリソース構成情報など、それぞれのeNBによってUEに割り当てられたアップリンク・リソースの構成情報を含む。したがって、二重接続をサポートするUEの場合、接続された2つのセル向けに、Individual MAC−MainConfigを実行する必要がある。
ステップS2では、UE10が接続される先の複数のeNBのうちの少なくとも1つにおけるBSRトリガ条件が満たされたとき、UE10は、対応するeNBに、対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告を伝送する。例えば、SRBバッファ状態報告の場合、UE10は、それぞれマクロeNB20およびピコeNB30のために、例えば、periodicBSR−TimerやretxBSR−Timerなど、1組のトリガ手順を維持する必要がある。例えば、対応するタイマが満了するなど、対応するeNBのBSRトリガ条件が満たされたとき、UE10は、対応するeNBに、対応するSRBが属するLCGのBSRを報告する。
ここでは、周期的BSR(periodic BSR)およびレギュラーBSR(regular BSR)の報告は、既存の規則に従うことができる。しかし、パディングBSR報告の場合、UE10が複数のMAC PDUを1つのeNB(例えば、マクロeNB20やピコeNB30)にTTI内で伝送するように要求された場合、パディングBSR報告は、レギュラー/周期的BSRを含まないMAC PDUのいずれかに含まれ得る。
さらに、ステップS2では、UE10が接続される先の複数のeNBのうちの少なくとも1つにおけるBSRトリガ条件が満たされ、対応するeNBが現在まだアップリンク・リソースをUEに割り当てていないとき、UE10は、バッファ状態報告をeNBに報告するためのアップリンク・リソースを取得できるように、スケジューリング要求をeNBに伝送する。すなわち、BSRを伝送するための現在割り当てられたアップリンク・リソースがない場合、SR送信がトリガされることになる。同様に、2つのeNBに対して2組のSR送信手順も個別に存在する。具体的には、マクロeNB20のBSRトリガ条件が満たされたとき、任意のTTI内でマクロeNB20によってSRのために構成された有効なPUCCHリソースがない場合、UE10は、マクロeNB20にランダム・アクセスを開始する。スモール・セルeNBのBSRトリガ条件が満たされたとき、任意のTTI内でスモール・セルeNBによってSRのために構成された有効なPUCCHリソースがない場合、UE10は、スモール・セルeNBにランダム・アクセスを開始する。したがって、両方のeNBは、PUCCHおよびランダム・アクセスをサポートすべきである。
DRB分割の場合、1つのDRBは複数のeNBによって伝送可能である一方、複数のeNBは非理想的バックホール接続と結合されるので、各eNBは、独立した分散スケジューラを必要とする。したがって、その実装はより複雑であり、そこには多くの変形形態が存在する。ここでは、DRBを伝送する複数のeNBは、UEに接続されたeNBのうちのすべてまたは一部であってもよく、そうしたeNBは、伝送eNB(transmitting eNB)と呼ばれ、そこでは各伝送eNBが、DRBの合計BSR報告を取得し、伝送可能なデータ量を自ら決定することができる。さらに、一方の伝送eNBがマクロeNBであり、他方の伝送eNBがマクロeNBに属するスモール・セルeNBであるとき、マクロeNBは、DRBに対して他方の伝送eNBそれぞれによって伝送可能なデータ量を、他方の伝送eNBに対して決定することができる。
以下において、いくつかの好ましい実施形態が、添付図面を参照しながら示されるとともに、1つのDRBが、2つの伝送基地局がマクロeNB20とピコeNB30である2つの基地局上で伝送される例が挙げられる。
本発明の好ましい一実施形態では、図1および図2を協同的に参照しており、ステップS1では、マクロeNB20は、UE10に、UE10が、マクロeNB20に対応するそのBSRトリガ条件を構成する、マクロeNB20に対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送する。ステップS2では、マクロeNB20のBSRトリガ条件が満たされたとき、UE10は、DRBが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告をマクロeNB20にMAC PDUを通じて伝送する。ここでは、既存の規則に基づいて、BSRは、周期的BSR、レギュラーBSR、またはパディングBSRとしてトリガされ得る。
その後、マクロeNB20は、そのフロー制御機能を使用して、バッファ状態報告に従った、自身およびピコeNB30などの、それぞれのロードおよびチャネル条件に基づいて、自身およびピコeNB30によってそれぞれ伝送されるDRB向けのデータ量を決定し、次いで、BSR、およびピコeNB30によって伝送されると決定されたデータ量に対応する決定情報をピコeNB30にX2インタフェースを介して提供する。決定情報がBSRに含まれ得ることが好ましい。ここでは、決定情報は、ピコeNB30によって伝送されるデータ量、またはピコeNB30によって伝送されるデータ量の、マクロeNB20によって決定されるDRBのバッファ・データ量に対する比率を含む。それに対応して、ピコeNB30は、マクロeNB20から、マクロeNB20によって転送されるバッファ状態報告、およびピコeNB30がアップリンク・リソースをUE10に割り当てるような、DRB向けにピコeNB30によって伝送されるマクロeNB20によって決定されたデータ量に関する決定情報を受信する。
加えて、BSRを送信しているUEからマクロeNB20への遅延が存在するため、この期間、UEは、リソースの割当ておよびデータの伝送が可能であり、したがって、マクロeNB20は、この期間、データ伝送量を推定し、それに対応して、この部分のデータ量をバッファ状態報告から削減することができる。さらに、X2インタフェースの不確定なレイテンシのため、マクロeNB20が、UEによって伝送されたBSRをピコeNB30に転送するとき、BSR送信時間もまた、ピコeNB30に提供可能であり、そこでは、BSR送信時間は、UEがBSRを報告する時間であってもよく、またはマクロeNB20がBSRを転送する時間であってもよく、例えば、SFN+サブフレーム番号として分類され得る。それに対応して、ピコeNB30はまた、UE10によって伝送されてきたデータ量を推定するために、BSR送信時間をマクロeNB20から受信し、アップリンク・リソースをUEにそれに基づいて割り当てることができる。
本発明の別の好ましい実施形態では、図1および図3を協同的に参照しており、ステップS1では、マクロeNB20およびピコeNB30は、UE10に、UE10が、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するBSRトリガ条件を構成する、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報をそれぞれ伝送する。ステップS2では、マクロeNB20およびピコeNB30のBSRトリガ条件が満たされたとき、UEは、非理想的バックホール・リンクを有するX2インタフェースのタイミングの悪い伝送を回避できるように、DRBが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告をマクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ伝送する。
その後、マクロeNB20は、そのフロー制御機能を使用して、自身およびピコeNB30によってそれぞれ伝送されるデータ量を決定し、さらに、データ量に対応する決定情報をピコeNB30にX2インタフェースを介して提供する。ここでは、決定情報は、マクロeNB20によって、ピコeNB30によって伝送されると決定されたデータ量、またはピコeNB30によって伝送されるデータ量の、DRBのバッファ・データ量に対する比率を含み、これは、ピコeNB30がUE10へのリソースの過剰割当てを回避するのを円滑化するために使用することができる。さらに、X2インタフェースのレイテンシを考えると、決定情報は、ピコeNBにおけるUE10へのリソースの過剰割当てを回避するように、その送信時間と共にピコeNB30に提供されてもよい。
その上、アップリンク・リソースの割当ては2つのeNBで完全に異なるので、同じBSR報告の場合、マクロeNB20が、BSRを伝送するための、アップリンク・リソースの割当てをもち、一方、ピコeNB30が、BSRを伝送するための、アップリンク・リソースの割当てをもたない可能性があり、そのため、ピコeNB30に、対応するアップリンク・リソースを要求するためのSR手順をトリガする必要がある。したがって、UE10は、2つのeNBに対して個別に、2組のBSRトリガおよびSRトリガ機構を維持する必要がある。
本発明の別の好ましい実施形態では、図1および図4を協同的に参照しており、ステップS1では、マクロeNB20およびピコeNB30は、UE10に、UE10が、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するBSRトリガ条件を構成する、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報をそれぞれ伝送する。ステップS2では、マクロeNB20およびピコeNB30のBSRトリガ条件が満たされたとき、UEは、DRBが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告をマクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ伝送する。
その後、マクロeNB20およびピコeNB30は、それぞれのスケジューリング履歴情報に基づいて、それぞれのデータ伝送量を決定する。したがって、マクロeNB20とピコeNB30との間の情報の交換は不要である。ここでは、スケジューリング履歴情報は、単一接続および/もしくは多重接続それぞれにおける、マクロeNB20またはピコeNB30のスケジューリング履歴結果を含み、それは、例えば、DRB分割を伴う二重接続の場合の、ピコeNB30によって自律的に決定された最終伝送データ量や、DRB分割を伴う二重接続の場合の、ピコeNB30向けにマクロeNB20によって決定された最終伝送データ量などである。
図5は、本発明の一実施形態による装置図であり、マクロeNB20とピコeNB30との二重接続においてアップリンク・スケジューリング情報報告を協同的に実装するための、UE10の様々なモジュールを示す。図5に示すように、UE10は、構成受信モジュール101およびBSR報告モジュール102を備える。
具体的には、マクロeNB20およびピコeNB30は、UE10に、それぞれの対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報、無線ベアラ構成情報、およびアップリンク・リソース構成情報をそれぞれ伝送する。それに対応して、UE10の構成受信モジュール101は、マクロeNB20およびピコeNB30から、前述のそれぞれの構成情報を受信する。ここで、トリガ構成情報は、UEが、例えば、それぞれのeNBに対応するBSRトリガ・タイマの構成情報など、それぞれのeNB向けに対応するBSR構成条件を構成する、マクロeNB20およびピコeNB30に対応するBSRトリガ構成情報をそれぞれ含む。無線ベアラ構成情報は、それぞれのeNBによって伝送可能である無線ベアラ・タイプを含む。アップリンク・リソース構成情報は、例えば、PUCCHリソース構成情報など、それぞれのeNBによってUEに割り当てられたアップリンク・リソースの構成情報を含む。したがって、二重接続をサポートするUEの場合、接続された2つのセル向けに、Individual MAC−MainConfigを実行する必要がある。
UE10が接続される先の複数のeNBのうちの少なくとも1つにおけるBSRトリガ条件が満たされたとき、UE10のBSR報告モジュール102は、対応するeNBに、対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告を伝送する。例えば、SRBバッファ状態報告の場合、UE10は、それぞれマクロeNB20およびピコeNB30のために、例えば、periodicBSR−TimerやretxBSR−Timerなど、1組のトリガ手順を維持する必要がある。例えば、対応するタイマが満了するなど、対応するeNBのBSRトリガ条件が満たされたとき、UE10のBSR報告モジュール102は、対応するeNBに、対応するSRBが属するLCGのBSRを報告する。
ここでは、周期的BSRおよびレギュラーBSRの報告は、既存の規則に従うことができる。しかし、パディングBSR報告の場合、UE10が複数のMAC PDUを1つのeNB(例えば、マクロeNB20やピコeNB30)にTTI内で伝送するように要求された場合、パディングBSR報告は、レギュラー/周期的BSRを含まないMAC PDUのいずれかに含まれ得る。
その上、UE10はさらに、SR送信モジュール(図示せず)を備えてもよく、UE10が接続される先の複数のeNBのうちの少なくとも1つにおけるBSRトリガ条件が満たされ、対応するeNBが現在まだアップリンク・リソースをUEに割り当てていないとき、SR送信モジュールは、バッファ状態報告をeNBに報告するためのアップリンク・リソースを取得できるように、スケジューリング要求をeNBに伝送する。すなわち、BSRを伝送するための現在割り当てられたアップリンク・リソースがない場合、SR送信がトリガされることになる。同様に、2つのeNBに対して2組のSR送信手順も個別に存在する。具体的には、マクロeNB20のBSRトリガ条件が満たされたとき、任意のTTI内でマクロeNB20によってSRのために構成された有効なPUCCHリソースがない場合、SR送信モジュールは、マクロeNB20にランダム・アクセスを開始する。スモール・セルeNBのBSRトリガ条件が満たされたとき、任意のTTI内でスモール・セルeNBによってSRのために構成された有効なPUCCHリソースがない場合、SR送信モジュールは、スモール・セルeNBにランダム・アクセスを開始する。したがって、両方のeNBは、PUCCHおよびランダム・アクセスをサポートすべきである。
DRB分割の場合、1つのDRBは複数のeNBによって伝送可能である一方、複数のeNBは非理想的バックホール接続と結合されるので、各eNBは、独立した分散スケジューラを必要とする。したがって、その実装はより複雑であり、そこには多くの変形形態が存在する。ここでは、DRBを伝送する複数のeNBは、UEに接続されたeNBのうちのすべてまたは一部であってもよく、そうしたeNBは、伝送eNBと呼ばれ、そこでは各伝送eNBが、DRBの合計BSR報告を取得し、伝送可能なデータ量を自ら決定することができる。さらに、一方の伝送eNBがマクロeNBであり、他方の伝送eNBがマクロeNBに属するスモール・セルeNBであるとき、マクロeNBは、RDBに対して他方の伝送eNBそれぞれによって伝送可能なデータ量を、他方の伝送eNBに対して決定することができる。
以下において、いくつかの好ましい実施形態が、添付図面を参照しながら示されるとともに、1つのDRBが、2つの伝送基地局がマクロeNB20とピコeNB30である2つの基地局上で伝送される例が挙げられる。
本発明の好ましい一実施形態では、図2および図5を協同的に参照しており、マクロeNB20の第1の構成送信モジュール(図示せず)は、UE10に、UE10が、マクロeNB20に対応するそのBSRトリガ条件を構成する、マクロeNB20に対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送する。マクロeNB20のBSRトリガ条件が満たされたとき、UE10のBSR報告モジュール102は、DRBが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告をマクロeNB20にMAC PDUを通じて伝送する。ここでは、既存の規則に基づいて、BSRは、周期的BSR、レギュラーBSR、またはパディングBSRとしてトリガされ得る。それに対応して、マクロeNB20の第1のBSR受信モジュール(図示せず)は、UE10から伝送されたバッファ状態報告を受信する。
その後、マクロeNB20の第1の伝送決定モジュール(図示せず)は、そのフロー制御機能を使用して、バッファ状態報告に従った、自身およびピコeNB30などの、それぞれのロードおよびチャネル条件に基づいて、自身およびピコeNB30によってそれぞれ伝送されるDRB向けのデータ量を決定し、次いで、BSR、およびピコeNB30によって伝送されると決定されたデータ量に対応する決定情報をピコeNB30にX2インタフェースを介して提供する。決定情報がBSRに含まれ得ることが好ましい。ここでは、決定情報は、ピコeNB30によって伝送されるデータ量、またはピコeNB30によって伝送されるデータ量の、マクロeNB20によって決定されるDRBのバッファ・データ量に対する比率を含む。それに対応して、ピコeNB30の第4のBSR受信モジュール(図示せず)は、マクロeNB20から、マクロeNB20によって転送されるバッファ状態報告、およびピコeNB30がアップリンク・リソースをUE10に割り当てるような、DRB向けにピコeNB30によって伝送されるマクロeNB20によって決定されたデータ量に関する決定情報を受信する。
さらに、BSRを送信しているUEからマクロeNB20への遅延が存在するため、この期間、UEは、リソースの割当ておよびデータの伝送が可能であり、したがって、マクロeNB20は、この期間、データ伝送量を推定し、それに対応して、この部分のデータ量をバッファ状態報告から削減することができる。さらに、X2インタフェースの不確定なレイテンシのため、マクロeNB20の第1の伝送決定モジュールが、UEによって伝送されたBSRをピコeNB30に転送するとき、BSR送信時間もまた、ピコeNB30に提供可能であり、そこでは、BSR送信時間は、UEがBSRを報告する時間であってもよく、またはマクロeNB20がBSRを転送する時間であってもよく、例えば、SFN+サブフレーム番号として分類され得る。それに対応して、ピコeNB30の第4のBSR受信モジュールはまた、UE10によって伝送されてきたデータ量を推定するために、BSR送信時間をマクロeNB20から受信し、アップリンク・リソースをUEにそれに基づいて割り当てることができる。
本発明の別の好ましい実施形態では、図3および図5を協同的に参照しており、マクロeNB20の第1の構成送信モジュールおよびピコeNB30の第3の構成送信モジュール(図示せず)は、UE10に、UE10が、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するBSRトリガ条件を構成する、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報をそれぞれ伝送する。マクロeNB20およびピコeNB30のBSRトリガ条件が満たされたとき、UEのBSR報告モジュール102は、非理想的バックホール・リンクを有するX2インタフェースのタイミングの悪い伝送を回避するように、DRBが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告をマクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ伝送する。それに対応して、マクロeNB20の第1のBSR受信モジュールおよびピコeNB30の第3のBSR受信モジュールは、DRBのBSRをUE10からそれぞれ受信する。
その後、マクロeNB20の第1の伝送決定モジュールは、そのフロー制御機能を使用して、自身およびピコeNB30によってそれぞれ伝送されるデータ量を決定し、さらに、データ量に対応する決定情報をピコeNB30にX2インタフェースを介して提供する。それに対応して、ピコeNB30の第3の伝送受信モジュールは、決定情報をマクロeNB20から受信する。ここでは、決定情報は、マクロeNB20によって、ピコeNB30によって伝送されると決定されたデータ量、またはピコeNB30によって伝送されるデータ量の、DRBのバッファ・データ量に対する比率を含み、これは、ピコeNB30がUE10へのリソースの過剰割当てを回避するのを推進するために使用することができる。さらに、X2インタフェースのレイテンシを考えると、決定情報は、ピコeNBにおけるUE10へのリソースの過剰割当てを回避できるように、その送信時間と共にピコeNB30に提供されてもよい。
その上、アップリンク・リソースの割当ては2つのeNBで完全に異なるので、同じBSR報告の場合、マクロeNB20が、BSRを伝送するための、アップリンク・リソースの割当てをもち、一方、ピコeNB30が、BSRを伝送するための、アップリンク・リソースの割当てをもたない可能性があり、そのため、ピコeNB30に、対応するアップリンク・リソースを要求するためのSR手順をトリガする必要がある。したがって、UE10は、2つのeNBに対して個別に、2組のBSRトリガおよびSRトリガ機構を維持する必要がある。
本発明の別の好ましい実施形態では、図4および図5を協同的に参照しており、マクロeNB20の第1の構成送信モジュールおよびピコeNB30の第2の構成送信モジュール(図示せず)は、UE10に、UE10が、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するBSRトリガ条件を構成する、マクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報をそれぞれ伝送する。マクロeNB20およびピコeNB30のBSRトリガ条件が満たされたとき、UE10のBSR報告モジュール102は、DRBが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告をマクロeNB20およびピコeNB30にそれぞれ伝送する。それに対応して、マクロeNB20の第1のBSR受信モジュールおよびピコeNB30の第2のBSR受信モジュール(図示せず)は、DBRのBSRをUE10からそれぞれ受信する。
その後、マクロeNB20の第1の伝送決定モジュールおよびピコeNB30の第2の伝送決定モジュール(図示せず)は、それぞれのスケジューリング履歴情報に基づいて、それぞれのデータ伝送量を決定する。したがって、マクロeNB20とピコeNB30との間の情報の交換は不要である。ここでは、スケジューリング履歴情報は、単一接続および/もしくは多重接続それぞれにおける、マクロeNB20またはピコeNB30のスケジューリング履歴結果を含み、それは、例えば、DRB分割を伴う二重接続の場合の、ピコeNB30によって自律的に決定された最終伝送データ量、またはDRB分割を伴う二重接続の場合の、ピコeNB30向けにマクロeNB20によって決定された最終伝送データ量などである。
本発明は、ソフトウェアに、またはソフトウェアとハードウェアの組合せに実装されてもよいことに留意されたい。例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)、汎用コンピュータ、または任意の他の類似ハードウェア・デバイスによって実装されてもよい。
本発明のソフトウェア・プログラムは、上記のステップまたは機能を実装するためのプロセッサによって実行することができる。同様に、本発明のソフトウェア・プログラム(関連するデータ構造を含む)は、例えば、RAMメモリ、磁気ドライバもしくは光学式ドライバ、またはフロッピーディスクなどのコンピュータ可読記録媒体、および他の類似のデバイスに格納することができる。その上、本発明の一部のステップまたは機能は、例えば、様々な機能またはステップを実行するためのプロセッサと連携している回路などのハードウェアによって実装することができる。
さらに、本発明の一部は、本発明による方法および/もしくは技術的解決策の呼出しまたは提供を、コンピュータによって実行されたとき、コンピュータの演算を通じて実施し得る、例えば、コンピュータ・プログラム命令などのコンピュータ・プログラム製品として適用されてもよい。さらに、本発明の方法を呼び出すプログラム命令は、固定記録媒体もしくはモバイル記録媒体に格納されてもよく、また/またはブロードキャストもしくはデータ・フローを通じて他の信号ベアラ媒体に伝送されてもよく、また/またはプログラム命令に基づいて動作するコンピュータ・デバイスのワーキング・メモリに格納されてもよい。ここでは、本発明による一実施形態は、コンピュータ・プログラム命令を格納するためのメモリおよびプログラム命令を実行するためのプロセッサを備える装置を含み、そこでは、コンピュータ・プログラム命令が、プロセッサによって実行されたとき、本発明の複数の実施形態による方法および/または技術的解決策を実行するために、装置がトリガされる。
当業者には、本発明は、上記の例示的実施形態の詳細に限定されるものではなく、また本発明は、本発明の趣旨または基本的機能から逸脱することなく、他の実施形態で実施可能であることが明らかである。したがっていずれにしても、実施形態は、限定的ではなく、例示的であると見なされるべきであり、本発明の範囲は、上記の説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって限定され、また特許請求の範囲の同等の要素の意味および範囲に含まれることを意図したあらゆる変形形態は、本発明内にカバーされるべきである。特許請求の範囲内のどの引用符号も、関連する特許請求の範囲を限定するものとして見なされるべきではない。その上、「備える、含む(comprise)」という語は、他のユニットまたはステップを除外せず、また単数は、複数を除外しないことが明らかである。システム・クレームに記載された、複数のユニットまたはモジュールはまた、ソフトウェアまたはハードウェアを通じて、単数のユニットまたはモジュールによって実装されてもよい。第1のおよび第2のなどの語は、名前を示すために使用され、いかなる特定の順序も示さない。

Claims (15)

  1. UEにおいて多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、前記UEが、複数のeNBに接続され、当該装置が、
    対応する無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報、無線ベアラ構成情報、およびアップリンク・リソース構成情報を前記複数のeNBのそれぞれに対応してそれぞれ受信するように構成された構成受信モジュールであって、前記トリガ構成情報が、前記UEが、前記複数のeNBのそれぞれに対応するBSRトリガ条件を構成するのに利用可能である構成受信モジュールと、
    前記複数のeNBのうちの少なくとも1つにおける前記BSRトリガ条件が満たされたとき、対応するeNBに、その対応する無線ベアラが属する前記論理チャネル・グループの前記バッファ状態報告を伝送するように構成されたBSR報告モジュールと
    を備える、アップリンク・スケジューリング情報報告装置。
  2. 前記UEが、1つのマクロeNBおよびスモール・セルeNBに接続される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数のeNBのうちの少なくとも1つにおける前記BSRトリガ条件が満たされ、前記対応するeNBがまだアップリンク・リソースを前記UEにまだ割り当てていないとき、前記バッファ状態報告を前記eNBに報告するためのアップリンク・リソースを取得できるように、スケジューリング要求を前記eNBに送信するように構成されたSR送信モジュールをさらに備える、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記無線ベアラが、シグナリング無線ベアラを含み、前記シグナリング無線ベアラが、前記複数のeNBによって伝送され、前記BSR報告モジュールが、
    − 前記複数のeNBのうちの少なくとも1つにおける前記BSRトリガ条件が満たされたとき、前記対応するeNBに伝送されるシグナリング無線ベアラのバッファ・データの量を決定し、前記シグナリング無線ベアラが属する前記論理チャネル・グループの前記バッファ状態報告を、基地局に伝送する
    ようにさらに構成された、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記無線ベアラが、データ無線ベアラを含み、前記データ無線ベアラが、前記複数のeNBのうちの少なくとも2つによって伝送され、伝送のための前記少なくとも2つのeNBが、伝送eNBになり、そこにおいて1つの伝送eNBがマクロeNBであり、また他の伝送eNBがスモール・セルeNBであり、前記対応するスモール・セルが、前記マクロeNBによって提供されるマクロ・セル内に設置され、前記BSR報告モジュールが、
    − 前記マクロeNBの前記BSRトリガ報告が満たされたとき、前記マクロeNBが、自身および前記他の伝送eNBによってそれぞれ伝送される各データ量を決定し、またさらに、前記バッファ状態報告、および前記データ量に対応する決定情報が、前記マクロeNBによって前記対応する他の伝送eNBに提供されるように、前記データ無線ベアラが属する前記論理チャネル・グループの前記バッファ状態報告を、前記マクロeNBに伝送する
    ようにさらに構成された、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記無線ベアラが、データ無線ベアラを含み、前記データ無線ベアラが、前記複数のeNBのうちの少なくとも2つによって伝送され、伝送のための前記少なくとも2つのeNBが、伝送eNBになり、そこにおいて1つの伝送eNBがマクロeNBであり、また他の伝送eNBがスモール・セルeNBであり、前記対応するスモール・セルが、前記マクロeNBによって提供されるマクロ・セル内に設置され、前記BSR報告モジュールが、
    − 前記伝送eNBの前記BSRトリガ条件が満たされたとき、前記マクロeNBが、自身および前記他の伝送eNBによって伝送される各データ量を決定し、またさらに、前記マクロeNBが、前記データ量に対応する決定情報を、対応する他の伝送eNBに提供するように、前記データ無線ベアラが属する前記論理チャネル・グループの前記バッファ状態報告を、前記伝送eNBのそれぞれに伝送する
    ようにさらに構成された、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記無線ベアラが、データ無線ベアラを含み、前記データ無線ベアラが、前記複数のeNBのうちの少なくとも2つによって伝送され、伝送のための前記少なくとも2つのeNBが、伝送eNBになり、前記BSR報告装置が、
    − 前記伝送eNBのトリガ条件が満たされたとき、前記各伝送eNBが、それ自身の伝送されるデータ量をそれ自身のスケジューリング履歴情報に基づいて決定するように、前記データ無線ベアラが属する前記論理チャネル・グループの前記バッファ状態報告を、前記伝送eNBのそれぞれに伝送する
    ようにさらに構成された、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  8. マクロeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、前記マクロeNBおよび複数の他のeNBに接続され、当該装置が、
    前記UEに、前記UEが、前記マクロeNBに対応するBSRトリガ条件を構成する、前記マクロeNBに対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送するように構成された第1の構成送信モジュールと、
    前記BSRトリガ条件が満たされたとき、前記UEから前記バッファ状態報告を受信するように構成された第1のBSR受信モジュールと、
    前記バッファ状態報告に基づいて、前記マクロeNBによって伝送される前記データ無線ベアラ向けのデータ量を決定するように構成された第1の伝送決定モジュールと
    を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置。
  9. 前記他のeNBがスモール・セルeNBであり、前記対応するスモール・セルが、前記マクロeNBによって提供されるマクロ・セル内に設置され、
    前記第1の伝送決定モジュールが、
    − 前記バッファ状態報告に基づいて、前記他のeNBによって伝送される前記データ無線ベアラ向けのデータ量を決定し、
    − 前記他のeNBのために決定されると、伝送に対する前記データ量に対応する決定情報を前記他のeNBに送信する
    ように構成された、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の伝送決定モジュールが、
    − 前記バッファ状態報告および前記バッファ状態報告の送信時間を前記他のeNBに送信する
    ようにさらに構成された、請求項9に記載の装置。
  11. スモール・セルeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、前記スモール・セルeNBおよび複数の他のeNBに接続され、当該装置が、
    前記UEに、前記UEが、前記スモール・セルeNBに対応するBSRトリガ条件を構成する、前記スモール・セルeNBに対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送するように構成された第2の構成送信モジュールと、
    前記BSRトリガ条件が満たされたとき、前記UEから前記バッファ状態報告を受信するように構成された第2のBSR受信モジュールと、
    前記バッファ状態報告および前記スモール・セルのスケジューリング履歴情報に基づいて、前記スモール・セルeNBによって伝送される前記データ無線ベアラ向けのデータ量を決定するように構成された第2の伝送決定モジュールと
    を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置。
  12. スモール・セルeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、1つまたは複数のスモール・セルeNBおよび1つのマクロeNBに接続され、前記スモール・セルeNBに対応する前記スモール・セルが、前記マクロeNBによって提供されるマクロ・セル内に設置され、当該装置が、
    前記UEに、前記UEが、前記スモール・セルeNBに対応するBSRトリガ条件を構成する、前記スモール・セルeNBに対応するデータ無線ベアラが属する論理チャネル・グループのバッファ状態報告に関するトリガ構成情報を伝送するように構成された第3の構成送信モジュールと、
    前記BSRトリガ条件が満たされたとき、前記UEから前記バッファ状態報告を受信するように構成された第3のBSR受信モジュールと、
    前記スモール・セルeNBのために前記マクロeNBによって決定される、前記スモール・セルeNBによって伝送される前記データ無線ベアラ向けのデータ量に関する決定情報を、前記マクロeNBから受信するように構成された第3の伝送受信モジュールと
    を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置。
  13. スモール・セルeNBにおいて多重接続をサポートする円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置であって、UEが、1つまたは複数のスモール・セルeNBおよび1つのマクロeNBに接続され、前記スモール・セルeNBに対応する前記スモール・セルが、前記マクロeNBによって提供されるマクロ・セル内に設置され、当該装置が、
    前記UEによって伝送され、前記マクロeNBによって転送される、前記スモール・セルeNBに対応するデータ無線ベアラが属する前記論理チャネル・グループの前記バッファ状態報告、および前記スモール・セルeNBのために前記マクロeNBによって決定される、前記スモール・セルeNBによって伝送される前記データ無線ベアラ向けのデータ量に関する決定情報を、前記マクロeNBから受信するように構成された第4のBSR受信モジュール
    を備える、円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置。
  14. 前記第4のBSR受信モジュールが、
    − 前記マクロeNBから、前記バッファ状態報告の送信時間を受信する
    ようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。
  15. 多重接続をサポートするアップリンク・スケジューリング情報報告システムであって、請求項1乃至7のいずれか1項による、UEにおいて多重接続をサポートする前記アップリンク・スケジューリング情報報告装置、請求項8乃至10のいずれか1項による、マクロeNBにおいて多重接続をサポートする前記円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置、および請求項11乃至14のいずれか1項による、スモール・セルeNBにおいて多重接続をサポートする前記円滑化アップリンク・スケジューリング情報報告装置を備える、アップリンク・スケジューリング情報報告システム。
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