JP2019531002A - 狭帯域のための不均等ページング負荷分散 - Google Patents

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Abstract

いくつかの実施形態によれば、ユーザ機器(UE)で使用する方法は、ページング物理リソースブロック(PRB)を複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信することを含む。各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられている。その方法は、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを決定することと、決定されたページングPRB上でページングを受信することとをさらに含む。特定の実施形態では、UEのためのページングPRBを決定することは、1組のアーティフィシャル(artificial)ページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当てることと、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに1つのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることを含む。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。

Description

本開示は、一般的には無線通信に関し、より詳細には、複数の物理リソースブロック(PRB)を用いた、狭帯域インターネットオブシングス(NB−IoT)動作のためのページング負荷の不均等な分散に関する。
はじめに
狭帯域インターネットオブシングス(NB-IoT)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってセルラインターネットオブシングス(IoT)用に開発された狭帯域システムである。このシステムは、既存のロングタームエボリューション(LTE)システムに基づいており、以下の特徴のうちの1つまたは複数を有する多数のデバイスに対する最適化されたネットワークアーキテクチャおよび改善された屋内カバレッジに対処する。(a)低スループットデバイス(例えば2Kbps);(b)低遅延感度(例えば、〜10秒); (c)超低デバイスコスト(例えば、5ドル未満);(d)低デバイス消費電力(例えば、電池寿命が10年)。
システム内の各セル(例えば、〜1km2)は、センサ、メータ、アクチュエータなどのような数千(例えば〜5万)の装置にサービスを提供することができる。NB−IoTは、既存のスペクトル(例えばGSM)を利用するために比較的狭い帯域幅(例えば、1つのLTE物理リソースブロック(PRB)と同じ180KHzの帯域幅)を使用する。NB−IoT全体は、200kHz、または1PRB(すなわち、それぞれ15kHzの12個のサブキャリア)内に含まれる。NB−IoTでは、これは1つのキャリアまたは1つのPRBと呼ばれることがある。
NB−IoTの周波数分割複信(FDD)モード(すなわち、送信機および受信機は異なるキャリア周波数で動作する)は、ユーザ機器(UE)において半二重モードをサポートすることのみを必要とする。改善されたカバレッジを達成するために、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおいてデータ反復が使用される。デバイスのより低い複雑さ(例えば、ただ1つの送信/受信チェーン)は、通常のカバレッジにおいてもいくらかの繰り返しが必要とされる可能性があることを意味する。
さらに、UEの複雑さを軽減するために、クロスサブフレームスケジューリングを使用することができる。例えば、送信は最初に狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)でスケジュールされ、次に狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(NPDSCH)での実データの最初の送信が、NPDCCHの最後の送信の後に実行される。同様に、アップリンクデータ送信については、ネットワークによってスケジュールされ、アップリンク送信のためにUEによって必要とされるリソースに関する情報は、最初にNPDCCH上で運ばれ、次に狭帯域物理アップリンク共有チャネル(NPUSCH)でのUEによる実データの最初の送信が、NPDCCHの最後の送信の後に実行される。換言すれば、上記の両方の場合について、UEの観点からは、制御チャネルの受信とデータチャネルの受信/送信とが同時に行われることはない。
さらに、NB−IoTセルでは、ダウンリンクでの専用データ通信にすべてのサブフレームが利用できるわけではない。ダウンリンクにおいて利用可能なサブフレームの量は、NB−IoTが配置される3つの動作モード(すなわち、スタンドアロン、インバンド、およびガードバンド)のうちの1つに依存する。すべての動作モードについて、UEは、以下の利用不可能なサブフレーム(またはサブフレームの一部)の周りでレートマッチングする必要がある。
* NPSSが無線フレームごとに送信されるNB−IoT一次および二次同期チャネル(NPSSおよびNSSS)(NB−IoT無線フレーム長はLTEと同じ、すなわち10msであり、10個のサブフレームからなる。NPSSはサブフレーム番号5で送信される。)
* すべての無線フレームでサブフレーム0を占有するマスタ情報ブロック(MIB)を含むNB−IoTブロードキャストチャネル(NPBCH)
* NB−IoTシステム情報ブロックは、NPDSCH上でブロードキャストする(例えば、N.NSIB 1は、他のすべての無線フレームの4番目のサブフレームでブロードキャストされる。)
* 設定されたときのダウンリンクギャップ
* NB−IoT参照シンボル(NRS)
さらに、インバンド動作モードの場合、UEは、セル固有参照信号(CRS)、測位参照信号(PRS)、およびLTEマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームなどのLTE参照シンボルの周りでレートマッチングする必要がある。
半二重通信、クロスサブフレームスケジューリング、低帯域幅、利用可能なサブフレーム数、およびサービスされるUEの数に関するNB−IoTの性質のせいで、NB−IoTは、効率的な動作のためにより多くのスペクトルを使用することで利益を得ることができる。そのようなスペクトルがすでに利用可能である場合(例えば、LTEキャリアがすべては使用されていない低トラフィック時間中のインバンド動作モードにおいて)には特にそうである。したがって、3GPPリリース13のNB−IoTはマルチキャリア動作を使用し、そこでは、NB−IoTアンカーキャリアで動作するUEが、上位レイヤのシグナリング(例えば、レイヤ3無線リソース制御(RRC))を通じて設定され、接続モード動作中にはNB−IoTの非アンカーキャリアで動作する。接続モード動作の終わりに、UEは自律的にアンカーキャリアに戻る。
しかしながら、キャリア/PRBを介してUEを均等に分配する一般的な手法は、NB−IoTには良くない。例えば、多くの面でNB−IoTに類似している強化型マシン型通信(eMTC)では、ページング負荷は、UE_IDに基づいて狭帯域(すなわち、周波数領域で6PRB領域)にわたって均等に分散される。ただし、すべてのNB−IoTリリース13のUEは、ダウンリンクのアンカーPRBでのページングを監視するので、非アンカーPRBは使用されつくしていない(ネットワーク内のリリース13のUEの集団が大きい場合)。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)リリース14はマルチキャリア動作を拡張することができ、(リリース13動作とは異なり)ユーザ機器(UE)は、ページングを監視することと非アンカーキャリア上でランダムアクセスを実行することの両方ができる。したがって、本明細書で開示される実施形態の目的は、(たとえば、各PRBに優先度または重みを設定することによって)複数のダウンリンクアンカーおよび非アンカー物理リソースブロック(PRB)にわたってページング負荷を不均等に分散する方法を提供することである。したがって、リリース14のUEの不均等な分布は、リリース13のUEの集中した分布のバランスをとるために使用され、全体としてより均等に分散されたページング負荷を提供することができる。
無線デバイスによって実行される方法が開示される。その方法は一般に、ページングフレーム(PF)およびページングオケージョン(PO)を計算することを含む。その方法は、ネットワークによってPRBごとに提供された重みまたは優先度があるかどうかを判定することをさらに含む。重みまたは優先度が提供される場合、その方法は、重みまたは優先度を使用してPFおよびPOを計算することをさらに含む。重みまたは優先度が提供されない場合、PFとPOは従来の方法で計算される。
無線デバイスもまた開示される。その無線デバイスは、ページングフレーム(PF)およびページングオケージョン(PO)を計算するよう構成された処理回路を含む。その処理回路は、ネットワークによってPRBごとに提供された重みまたは優先度があるかどうかを判定するようさらに構成される。重みまたは優先度が提供される場合、重みまたは優先度を使用してPFとPOは計算される。重みまたは優先度が提供されない場合、PFとPOは従来の方法で計算される。その無線デバイスは、その無線デバイスに電力を供給するように構成された電力供給回路をさらに有する。
UEもまた開示される。そのUEは、無線信号を送受信するように構成されたアンテナを備える。UEは、アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように構成された無線フロントエンド回路をさらに備える。その処理回路は、ページングフレーム(PF)およびページングオケージョン(PO)を計算するよう構成される。その処理回路は、ネットワークによってPRBごとに提供された重みまたは優先度があるかどうかを判定するようさらに構成される。重みまたは優先度が提供される場合、重みまたは優先度を使用してPFとPOは計算される。重みや優先度が提供されない場合、PFとPOは従来の方法で計算される。ユーザ機器は、処理回路に接続され、処理回路によって処理される情報のUEへの入力を可能にするように構成された入力インタフェースと、処理回路に接続され、処理回路によって処理された情報をUEから出力するように構成された出力インタフェースとをさらに備える。またさらに、そのユーザ機器は、処理回路に接続され、UEに電力を供給するように構成されたバッテリを備える。
ネットワークノードによって実行される方法も開示される。その方法は、不均等なページング負荷分散を適用すべきかどうかを決定することを含む。そうである場合、その方法は、1つまたは複数の基準に基づいて重みまたは優先度を計算することと、次に、計算された重みまたは優先度をシステム情報内でブロードキャストすることとを含む。不均等なページング負荷分散が必要とされない場合、システム情報は重みまたは優先度なしでブロードキャストされる。あるいは、システム情報は、すべて等しく設定された重みまたは優先度でブロードキャストされてもよい。
いくつかの実施形態では、不均等なページング負荷分散が必要とされ、重みまたは優先度が計算されブロードキャストされたとき、重みおよび優先度は再帰的な方法で定期的に調整され得る。その調整は、特定の基準に基づいて重みまたは優先度を計算し、新しい重みまたは優先度をブロードキャストすることを含む。
ネットワークノードも開示される。そのネットワークノードは処理回路を含み、不均等なページング負荷分散を適用すべきかどうかを決定するように構成される。そうである場合、そのネットワークノードは、1つまたは複数の基準に基づいて重みまたは優先度を計算し、次に、計算された重みまたは優先度をシステム情報内でブロードキャストする。不均等なページング負荷分散が必要とされない場合、システム情報は重みまたは優先度なしでブロードキャストされる。あるいは、システム情報は、すべて等しく設定された重みまたは優先度でブロードキャストされてもよい。
いくつかの実施形態によれば、UEで使用する方法は、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信することを含む。各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられている。その方法は、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを決定することと、決定されたページングPRB上でページングを受信することとをさらに含む。
特定の実施形態では、UEのためのページングPRBを決定することは、1組のアーティフィシャル(artificial)ページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当てることと、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに1つのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることを含む。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。
特定の実施形態では、UEは一意の識別子と関連付けられている。UEをアーティフィシャルページングPRBに割り当てることは、アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することを含む。均等分布関数は、一組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で一意の識別子を除算することを含む。アーティフィシャルページングPRBを実際のページングPRBにマッピングすることは、実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することを含む。不均等分布関数は、重みに従って、1組のアーティフィシャルページングPRBのいくつかのページングPRBを、1組の実際のページングPRBトのページングPRBに割り当てることを含む。1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数は、複数の重みの合計を含んでよい。
特定の実施形態では、複数の重みを受信することは、ブロードキャストされたシステム情報を受信することを含む。重みは、以下のうちの少なくとも1つに基づいてもよい。PRBがアンカーPRBであるかどうか。ページング負荷またはページングブロッキング確率。ダウンリンクトラフィック負荷。アンカーPRBの数。不連続受信(DRX)パラメータ。LTEリリースバージョンに応じたUEの分布。
いくつかの実施形態によれば、UEは処理回路に結合されたメモリを備える。その処理回路は、ネットワークノードから、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信することができる。複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられる。その処理回路は、さらに、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを決定し、決定されたページングPRB上でページングを受信することができる。
特定の実施形態では、UEのためのページングPRBを決定することができるその処理回路は、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当て、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに1つのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることができる。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。
特定の実施形態では、UEは一意の識別子と関連付けられている。その処理回路は、アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することにより、UEをアーティフィシャルページングPRBに割り当てることができる。均等分布関数は、一組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で一意の識別子を除算することを含む。その処理回路は、実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することにより、アーティフィシャルページングPRBを実際のページングPRBに割り当てることができる。不均等分布関数は、重みに従って、1組のアーティフィシャルページングPRBのいくつかのページングPRBを、1組の実際のページングPRBトのページングPRBに割り当てることを含む。1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数は、複数の重みの合計を含んでよい。
特定の実施形態では、その処理回路は、ブロードキャストされたシステム情報を受信することにより、複数の重みを受信することができる。重みは、以下のうちの少なくとも1つに基づいてもよい。PRBがアンカーPRBであるかどうか。ページング負荷またはページングブロッキング確率。ダウンリンクトラフィック負荷。アンカーPRBの数。DRXパラメータ。LTEリリースバージョンに応じたUEの分布。
いくつかの実施形態によれば、無線ネットワーク内の既存のページング負荷を均衡させるためにページング負荷を不均等に分散するために複数のUEにPRBを割り当てるネットワークノードで使用する方法は、複数のUEにページングPRBを割り当てるための複数の重みを取得することを含む。複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられ、複数の重みはページング負荷を不均等に分散するためにUEをページングPRBに不均等に割り当てる。その方法は、複数の重みを1つまたは複数のUEに送信することをさらに含む。
特定の実施形態では、複数の重みを取得することは、ネットワークノードが重みを決定することを含む。重みは、以下のうちの少なくとも1つに基づいてもよい。PRBがアンカーPRBであるかどうか。ページング負荷またはページングブロッキング確率。ダウンリンクトラフィック負荷。アンカーPRBの数。DRXパラメータ。LTEリリースバージョンに応じたUEの分布。複数の重みを送信することは、システム情報をブロードキャストすることを含んでよい。
特定の実施形態によれば、その方法は、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して複数のUEのうちの1つのUEのためのページングPRBを割り当てることと、割り当てられたページングPRBを用いてそのUEをページングすることとをさらに含む。UEのためのページングPRBを割り当てることは、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当てることと、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBにそのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることを含んでよい。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。
特定の実施形態では、UEは一意の識別子と関連付けられている。UEをアーティフィシャルページングPRBに割り当てることは、アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することを含む。均等分布関数は、一組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で一意の識別子を除算することを含む。アーティフィシャルページングPRBを実際のページングPRBにマッピングすることは、実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することを含む。不均等分布関数は、重みに従って、1組のアーティフィシャルページングPRBのいくつかのページングPRBを、1組の実際のページングPRBトのページングPRBに割り当てることを含む。1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数は、複数の重みの合計を含んでよい。
いくつかの実施形態によれば、ネットワークノードは処理回路に結合されたメモリを備える。そのネットワークノードは、ページングPRBを複数のUEに割り当て、無線ネットワーク内の既存のページング負荷を均衡させるためにページング負荷を不均等に分散させることができる。その処理回路は、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを取得することができる。複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられ、複数の重みはページング負荷を不均等に分散するためにUEをページングPRBに不均等に割り当てる。その処理回路はさらに、複数の重みを1つまたは複数のUEに送信することができる。
特定の実施形態では、その処理回路は、重みを決定することにより、複数の重みを取得することができる。その処理回路は、システム情報をブロードキャストすることにより複数の重みを送信することができる。
特定の実施形態では、その処理回路はさらに、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して複数のUEのうちの1つのUEのためのページングPRBを割り当て、割り当てられたページングPRBを用いてそのUEをページングすることができる。
特定の実施形態では、その処理回路は、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当てることにより、UEのためのページングPRBを割り当て、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBにそのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることができる。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。
特定の実施形態では、UEは一意の識別子と関連付けられている。その処理回路は、ページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することにより、UEをアーティフィシャルページングPRBに割り当てることができる。均等分布関数は、一組のアーティフィシャルPRB内のページングPRBの総数で一意の識別子を除算することを含む。その処理回路は、実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することにより、アーティフィシャルページングPRBを実際のページングPRBにマッピングすることができる。不均等分布関数は、重みに従って、1組のアーティフィシャルページングPRBのいくつかのページングPRBを、1組の実際のページングPRBトのページングPRBに割り当てることを含む。1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数は、複数の重みの合計を含んでよい。
いくつかの実施形態によれば、UEは受信モジュールと決定モジュールとを備える。その受信モジュールは、ネットワークノードから、PRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信することができる。複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられる。その決定モジュールは、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを決定することができる。その受信モジュールは、決定されたページングPRB上でページングを受信することができる。
いくつかの実施形態によれば、ネットワークノードは取得モジュールと送信モジュールとを備える。その取得モジュールは、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを取得することができる。複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられ、複数の重みはページング負荷を不均等に分散するためにUEをページングPRBに不均等に割り当てる。その送信モジュールはさらに、複数の重みを1つまたは複数のUEに送信することができる。
コンピュータプログラム製品も開示される。そのコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行されると、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信する動作を実行する、非一時的コンピュータ可読媒体に格納された命令を含む。各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられている。その命令は、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを決定し、決定されたページングPRB上でページングを受信する動作をさらに実行する。
別のコンピュータプログラム製品も開示される。そのコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行されると、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを取得する動作を実行する、非一時的コンピュータ可読媒体に格納された命令を含む。複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられ、複数の重みはページング負荷を不均等に分散するためにUEをページングPRBに不均等に割り当てる。その命令は、複数の重みを1つまたは複数のUEに送信する動作をさらに実行する。
ある実施形態は1つまたは複数の技術的優位性を提供する。たとえば、いくつかの実施形態は、都合よく、ページング負荷をNB−IoTのために利用可能なダウンリンクキャリアに分散させるためのネットワーク制御をできるようにする。特定の例として、UEのリリース集団の分布のネットワークの知識および/またはページング容量問題および/または輻輳に基づいて、ネットワークは、ページング負荷の等しい部分より多くを非アンカーキャリアに分配することができるかもしれない(それはすべての3GPPリリース13のUEからロードされるページング/Msg2/Msg4、およびNPSS/NSSS、NPBCHおよびシステム情報のブロードキャストとともにロードされない。)3GPPリリース14のマルチPRB動作については、これは、NB−IoTダウンリンクPRBのトラフィック/負荷が等しくないという事実を有利に説明し得る(アンカーPRBは、NPSS/NSSS、NPBCHおよび、システム情報のブロードキャスト、ならびに3GPPリリース13のUEについてのすべてのページング/Msg2/Msg4送信を含む)。他の利点が当業者には容易に利用可能であり得る。特定の実施形態は、列挙された利点のうちのどれも有さないか、いくつか、またはすべてを有し得る。
実施形態ならびにそれらの特徴および利点をより完全に理解するために、添付の図面と併せて以下の説明を参照する。
図1は、特定の実施形態に従う例示的な無線ネットワークを示すブロック図である。 図2は、本開示の特定の実施形態に従う、ページングフレームにわたるUEの分散を示す概略図である。 図3は、本開示の特定の実施形態に従う、ページングフレームにわたるUEの分散を示す別の概略図である。 図4は、本開示の特定の実施形態に従う、ページングフレームにわたるUEの分散を示す別の概略図である。 図5は、本開示の特定の実施形態に従う、ページングフレームにわたるUEの分散を示す別の概略図である。 図6は、本開示の特定の実施形態に従う、無線デバイスによって実行される例示的な方法の処理フロー図。 図7は、本開示の特定の実施形態に従う、ネットワークノードによって実行される例示的な方法の処理フロー図。 図8は、本開示の特定の実施形態に従う、無線デバイスによって実行される例示的な方法の別の処理フロー図。 図9は、本開示の特定の実施形態に従う、ネットワークノードによって実行される例示的な方法の別の処理フロー図。 図10Aは、無線デバイスの例示的実施形態を示すブロック図である。 図10Bは、無線デバイスの例示的構成要素を示すブロック図である。 図11Aは、ネットワークノードの例示的実施形態を示すブロック図である。 図11Bは、ネットワークノードの例示的構成要素を示すブロック図である。
狭帯域インターネットオブシングス(NB−IoT)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってセルラインターネットオブシングス(IoT)用に開発された狭帯域システムである。このシステムは、既存のロングタームエボリューション(LTE)システムに基づいており、多数の典型的な低コスト、低複雑性かつ低スループットのデバイスに対する最適化されたネットワークアーキテクチャおよび改善された屋内カバレッジに対処する。
3GPPリリース13のNB−IoTはマルチキャリア動作を使用し、そこでは、NB−IoTアンカーキャリアで動作するユーザ機器(UE)が、上位レイヤのシグナリングを通じて設定され、接続モード動作中にはNB−IoTの非アンカーキャリアで動作する。接続モード動作の終わりに、UEは自律的にアンカーキャリアに戻る。
しかしながら、キャリア又は物理リソースブロック(PRB)を介してUEを均等に分配する一般的な手法は、NB−IoTには良くない。例えば、多くの面でNB−IoTに類似している強化型マシン型通信(eMTC)では、ページング負荷は、UE_IDに基づいて狭帯域(すなわち、周波数領域で6PRB領域)にわたって均等に分散される。ただし、すべてのNB−IoTリリース13のUEは、ダウンリンクのアンカーPRBでのページングを監視するので、ネットワーク内のリリース13のUEの集団が大きい場合、非アンカーPRBは使用されつくしていない。
3GPPリリース14はマルチキャリア動作を拡張することができ、(リリース13動作とは異なり)UEは、ページングを監視することと非アンカーキャリア上でランダムアクセスを実行することの両方ができる。したがって、本明細書で開示される実施形態の目的は、(たとえば、各PRBに優先度または重みを設定することによって)複数のダウンリンクアンカーおよび非アンカーPRBにわたってページング負荷を不均等に分散する方法を提供することである。したがって、リリース14のUEの不均等な分布は、リリース13のUEの集中した分布のバランスをとるために使用され、全体としてより均等に分散されたページング負荷を提供することができる。
以下の説明は多数の特定の詳細を説明する。しかしながら、実施形態はこれらの具体的な詳細がなくても実施され得ることが理解される。他の例では、この説明の理解を曖昧にしないために、公知の回路、構造および技術は詳細には示されていない。当業者は、含まれた説明により、過度の実験をすることなく適切な機能を実施することができるであろう。
明細書中の「一実施形態」、「実施形態」、「例示的実施形態」などへの言及は、記載された実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含んでもよいことを示すが、すべての実施形態がその特定の特徴、構造または特性を必ずしも含んでいなくてよい。またそのような語句は必ずしも同じ実施形態を参照しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関連して説明されるとき、明示的に記述されていようといまいと、他の実施形態に関連してそのような特徴、構造、または特性を実施することは当業者の知識の範囲内であることは申し上げる。
特定の実施形態は、図面の図1〜図11Bを参照して説明され、様々な図面の同様の部分および対応する部分には同様の番号が使用される。LTEおよびNRは、セルラシステムの一例として本開示を通して使用されるが、ここに提示されたアイデアは他の無線通信システムにも同様に適用され得る。
図1は、特定の実施形態による例示的な無線ネットワークを示すブロック図である。ここで説明される解決策は、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムに実装できるが、説明される解決策の特定の実施形態は、図1に示される無線通信ネットワークの例などの無線ネットワークで実装され得る。図1の例示的実施形態では、無線通信ネットワークは、通信および他の種類のサービスを1つまたは複数の無線デバイスに提供する。説明した実施形態では、無線通信ネットワークは、無線通信ネットワークによって提供されるサービスへの無線デバイスのアクセスおよび/またはその使用を容易にするネットワーク機器の1つまたは複数のインスタンスを含む。無線通信ネットワークは、無線デバイス間または無線デバイスと固定電話などの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の追加の要素をさらに含んでよい。
無線通信ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他のタイプのシステムを表していてよい。特定の実施形態では、無線通信ネットワークは、特定の規格または他のタイプの事前定義された規則または手順に従って動作するように構成されてよい。したがって、無線通信ネットワークの特定の実施形態は、グローバル移動体通信システム(GSM)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、および/または他の適切な2G、3G、4Gまたは5G標準などの通信規格、規格IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、および/またはマイクロ波アクセスのためのワールドワイドインターオペラビリティ(WiMax)、ブルートゥースおよび/またはZigBee規格などの任意の他の適切な無線通信規格を実装できる。
図1は、特定の実施形態による、ネットワークノード200および無線デバイス(WD)210の詳細図を含む無線ネットワークの例を示す。簡単にするために、図1は、ネットワーク220、ネットワークノード200および200a、ならびにWD210のみを示す。ネットワークノード200は、プロセッサ202、記憶装置203、インタフェース201、およびアンテナ201aを備える。同様に、WD210は、プロセッサ212、記憶装置213、インタフェース211、およびアンテナ211aを備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおける無線接続の提供およびページングPRBへの無線デバイスの割り当てなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能性を提供するために一緒に機能することができる。ページングPRBはページングキャリアとも呼ばれる。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、および/またはデータおよび/または有線または無線接続のどちらかを介して信号の通信を促進する又はそれに参加する他の任意の構成要素を含み得る。
ネットワーク220は、1つまたは複数のIPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、首都エリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするその他のネットワークを含んでよい。
本明細書で使用されるとき、「ネットワーク機器」または「ネットワークノード」とは、無線デバイスと、および/または、無線デバイスへの無線アクセスを可能にする及び/又は提供する無線通信ネットワーク内の他の機器と、直接的または間接的に通信することが可能であり、通信するよう構成され、配置され、および/または通信することができる機器を指す。ネットワーク機器の例としては、アクセスポイント(AP)、特に無線アクセスポイントが挙げられるが、これらに限定されない。ネットワーク機器は、無線基地局などの基地局(BS)を表してよい。
無線基地局の特定の例には、ノードB、および進化型ノードB(eNB)が含まれる。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(または言い換えれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類することができ、その結果、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれることがある。
「ネットワーク機器」または「ネットワークノード」は、集中型デジタルユニットおよび/またはリモート無線ヘッド(RRH)とも呼ばれるリモート無線ユニット(RRU)などの分散型無線基地局の1つまたは複数の(またはすべての)部分も含む。そのような遠隔無線ユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化されていてもされていなくてもよい。分散型無線基地局の一部は、分散型アンテナシステム(DAS)内のノードとも呼ばれる。特定の非限定的な例として、基地局は、中継ノードまたは中継を制御する中継ドナーノードであってよい。
ネットワーク機器のなおさらなる例には、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(例えば、E ? SMLC)、および/またはMDTが含まれる。しかしながら、より一般的には、ネットワーク機器は、無線通信ネットワークへの無線デバイスのアクセスを可能にするおよび/または提供するか、または無線通信ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、提供するよう構成、配置された、および/または提供することができる任意の適切なデバイス(またはデバイスのグループ)を表していてよい。
説明された実施形態によれば、ネットワークノード200は、プロセッサ202、記憶装置203、インタフェース201、およびアンテナ201aを備える。これらの構成要素は、1つの大きなボックス内に配置された1つのボックスとして描かれている。しかしながら、実際には、ネットワークノードは、単一の図示された構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を含み得る(例えば、インタフェース201は、有線接続用のワイヤを結合するための端子および無線接続用の無線トランシーバを含み得る)。別の例として、ネットワークノード200は、ネットワークノード200の機能を提供するために複数の異なる物理的に別々の構成要素が相互作用する仮想ネットワークノードであり得る(例えば、プロセッサ202は3つの別々の筐体内に配置された3つの別々のプロセッサを含み得、各プロセッサはネットワークノード200の特定のインスタンスのための異なる機能について責任を負う)。 同様に、ネットワークノード200は、複数の物理的に別々の構成要素(例えば、NodeB構成要素とRNC構成要素、BTS構成要素とBSC構成要素など)から構成することができ、それらは、それら独自のそれぞれのプロセッサ、記憶装置、およびインタフェース構成要素を有していてよい。ネットワークノード200が複数の別々の構成要素(例えば、BTSおよびBSC構成要素)を含む特定のシナリオでは、1つまたは複数の別々の構成要素をいくつかのネットワークノード間で共有することができる。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。そのようなシナリオでは、各々独自のノードBとBSCのペアは別々のネットワークノードであり得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード200は、複数のRATをサポートするように構成され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素が重複し(たとえば、異なるRATのための別々の記憶装置203)、いくつかの構成要素が再利用され得る(たとえば、同じアンテナ201aがRATによって共有され得る)。
プロセッサ202は、単独で、またはストレージ203などの他のネットワークノード200の構成要素と連携してネットワークノード200の機能性を提供することができる、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェアおよび/またはエンコード済みロジックの組み合わせのうちの1つまたは複数の組み合わせであってよい。例えば、プロセッサ202は、記憶装置203に格納されている命令を実行することができる。そのような機能は、本明細書で開示されるステップまたは方法のうちのいずれかを含む、本明細書で論じられる様々な無線機能をWD210などの無線デバイスに提供することを含むことができる。
記憶装置203は、限定はしないが、永続記憶装置、固体メモリ、遠隔的に取り付けられたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、リムーバブル媒体、またはその他の適切なローカルまたはリモートのメモリ構成要素を含む任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含み得る。記憶装置203は、ネットワークノード200によって利用される、ソフトウェアおよびエンコード済みロジックを含む任意の適切な命令、データまたは情報を記憶することができる。いくつかの実施形態では、記憶装置203は、1つまたは複数の参照、観測または相対変調スコア、ならびにネットワークノード200および/または200aに関連する様々な無線接続およびセルに関する情報を記憶することができる。変調スコアは、ネットワークノード200に無線で接続されたWDおよび/またはネットワークノード200aなどの他のネットワークノードに無線で接続されたWDの変更先のターゲットセルを特定するのに有用なリスト、データベース、または他のデータの編成で維持され得る。
ネットワークノード200はまた、ネットワークノード200、ネットワーク220、および/またはWD210間でのシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信で使用できるインタフェース201を備える。例えば、インタフェース201は、ネットワークノード200が有線接続を介してネットワーク220からデータを送受信することを可能にするために必要とされることがある任意のフォーマッティング、コーディング、または変換を実行することができる。インタフェース201はまた、アンテナ201aに結合されるかまたはアンテナ201aの一部であってよい無線送信機および/または受信機を含み得る。無線機は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送信されるデジタルデータを受信することができる。無線機は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。無線信号はその後、アンテナ201aを介して適切な受信者(例えば、WD210)に送信されてもよい。
アンテナ201aは、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナであってよい。いくつかの実施形態では、アンテナ201aは、例えば2GHzと66GHzとの間で無線信号を送信/受信することができる1つまたは複数の全方向性、セクタまたはパネルアンテナを備えることができる。全方向性アンテナは、無線信号を任意の方向に送信/受信するために使用でき、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用でき、パネルアンテナは、比較的直線的に無線信号を送受信するのに使用される見通しアンテナであってよい。
本明細書で使用されるとき、「無線デバイス」は、ネットワーク機器および/または別の無線デバイスと無線で通信することが可能であり、通信するよう構成され、配置され、かつ/または通信することができるデバイスを指す。無線通信は、電磁信号、電波、赤外線信号、および/または空中を通して情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを含み得る。特定の実施形態では、無線デバイスは、直接的な人間の対話なしに情報を送信および/または受信するように構成され得る。例えば、無線デバイスは、内部または外部のイベントによってトリガされたとき、またはネットワークからの要求に応じて、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。一般に、無線デバイスは、無線通信が可能であり、無線通信のために構成され、配置され、および/または動作できる任意の装置、例えば無線通信デバイスを表してよい。無線デバイスの例は、スマートフォンのようなユーザ機器(UE)を含むがこれに限定されない。さらなる例には、無線カメラ、無線対応タブレットコンピュータ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、および/または無線顧客宅内機器(CPE)が含まれる。
一具体例として、無線デバイスは、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公布された1つまたは複数の通信規格に従って通信するように構成されたUEを表していてよい。本明細書で使用されるとき、「ユーザ機器」または「UE」は、関連するデバイスを所有および/または操作する人間のユーザという意味で必ずしも「ユーザ」を有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる操作を意図しているが、最初は特定の人間のユーザに関連付けられていないことがあるデバイスを表してよい。無線デバイスは、例えばサイドリンク通信用の3GPP規格を実施することによってデバイス間(D2D)通信をサポートすることができ、この場合はD2D通信装置と呼ばれることがある。
さらに別の具体例として、物のインターネット(IOT)シナリオでは、無線デバイスは、監視および/または測定を実行し、そのような監視および/または測定の結果を別の無線デバイス及び/又はネットワーク機器に送信する機械または他のデバイスを表してよい。この場合、無線デバイスは、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、これは、3GPPの文脈では、マシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれ得る。1つの特定の例として、無線デバイスは、3GPPの狭帯域インターネットオブシングス(NB−IoT)規格を実施するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサ、電力計のような計量装置、産業機械、または、冷蔵庫、テレビ、腕時計などの個人用ウェアラブルなどの家庭用または個人用の電化製品である。他のシナリオでは、無線デバイスは、その動作状態またはその動作に関連する他の機能について監視および/または報告することができる車両または他の機器を表すことができる。
上述したような無線デバイスは無線接続のエンドポイントを表すことができ、その場合装置は無線端末と呼ばれることがある。さらに、上述したような無線デバイスは移動可能であってもよく、その場合それはまた移動デバイスまたは移動端末と呼ばれてもよい。
例示の実施形態によれば、WD210は、任意の種類の無線エンドポイント、移動局、携帯電話、無線ローカルループ電話、スマートフォン、ユーザ機器、デスクトップコンピュータ、PDA、セル電話、タブレット、ラップトップ、VoIP電話、またはハンドセットとすることができ、それらは無線でデータおよび/または信号を、ネットワークノード200などのネットワークノードと送受信することができる。WD210は、プロセッサ212、記憶装置213、インタフェース211、およびアンテナ211aを備える。ネットワークノード200と同様に、WD210の構成要素は、単一のより大きなボックス内に配置された単一のボックスとして示されているが、実際には、無線デバイスは単一の図示された構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を含み得る(例えば記憶装置213は、複数の離散的マイクロチップを含み、各マイクロチップは全記憶容量の一部を表している)。
プロセッサ212は、単独で、またはストレージ213などの他のWD210の構成要素と結合してWD210の機能性を提供することができる、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェアおよび/またはエンコード済みロジックの組み合わせのうちの1つまたは複数の組み合わせであってよい。そのような機能は、本明細書で開示されるステップまたは方法のうちのいずれかを含む、本明細書で論じられる様々な無線機能を提供することを含むことができる。
記憶装置213は、限定はしないが、永続記憶装置、固体メモリ、遠隔的に取り付けられたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、リムーバブル媒体、またはその他の適切なローカルまたはリモートのメモリ構成要素を含む任意の形態の揮発性または不揮発性メモリであってよい。記憶装置213は、WD210によって利用される、ソフトウェアおよびエンコード済みロジックを含む任意の適切なデータ、命令または情報を記憶することができる。いくつかの実施形態では、記憶装置213は、WD210などのUEをページングPRBに割り当てるために有用なリスト、データベース、または他のデータ編成(たとえば、PRB重みなど)を維持することができる。
インタフェース211は、WD210とネットワークノード200との間のシグナリングおよび/またはデータの無線通信において使用され得る。例えば、インタフェース211は、WD1210が無線接続を介してネットワークノード200からデータを送受信することを可能にするために必要とされることがある任意のフォーマッティング、コーディング、または変換を実行することができる。インタフェース211はまた、アンテナ211aに結合されるかまたはアンテナ211aの一部であってよい無線送信機および/または受信機を含み得る。無線機は、無線接続を介してネットワークノード201に送信されるデジタルデータを受信することができる。無線機は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。無線信号はその後、アンテナ211aを介してネットワークノード200に送信されてもよい。
アンテナ211aは、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナであってよい。いくつかの実施形態では、アンテナ211aは、2GHzと66GHzとの間で無線信号を送信/受信することができる1つまたは複数の全方向性、セクタまたはパネルアンテナを備えることができる。簡単にするために、アンテナ211aは、無線信号が使用されている限りにおいて、インタフェース211の一部と見なすことができる。
図1の無線通信ネットワーク例に記載されている無線デバイスおよびネットワークノードは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含む装置およびノードを表していてよいが、特定の実施形態においては、装置およびノードは特定の装置およびノードを表していてよい。上記で例示された無線デバイス、ネットワーク機器、および無線ノードのいくつかの例示的な実装形態は、図10A〜図11Bに関して以下に説明される。
より詳細には、ネットワーク(eNBまたは他のNWノード)はページングPRBのための重みまたは優先度を決定する。それらは範囲および実施において異なり得るが、「重み」および「優先度」という用語は、本明細書を通して交換可能に使用され得る。「不均等な」負荷分散という用語は、「偏った」、「一様でない」などと呼ばれることもある。 重みまたは優先度の一般的な目的は、UEをページングPRBに不均等に割り当て、不均等なページング負荷分散を達成することである。以下の要因のうちの1つまたは複数を含むがこれらに限定されない様々な要因に基づいて重みまたは優先度を決定することができる。(a)特定のPRBが、NPSS / NSSS、NPBCHおよびシステム情報ブロードキャストを含むアンカーPRBであるかどうか。(b)ページング負荷および/またはページングブロッキング確率。(c)他のダウンリンク負荷(例えば、ランダムアクセスmsg2、msg4、または予想される専用トラフィック(リリース13マルチキャリア接続セッション))。(d)設定された非アンカーPRBの数。(e)使用されるDRXサイクル長(T)、Nb要素、および/またはページングPRBの総数Nnなど、ページングPRB、ページングオケージョン(PO)およびページングフレーム(PF)を計算するために使用される要因。 (f)UEの3GPPリリースの集団が特定のセルおよび/またはセルのクラスタおよび/またはトラッキングエリア(TA)および/またはPLMN内にどのようにあるかについての知識。
ページングPRBの優先度の重みは、例えば、上記に基づいてネットワークによって決定され、重み/優先度の値は、システム情報ブロードキャスト情報内で(例えばSIB2に含まれるPCCH構成内で)UEに通信される。特定の実施形態では、UEとネットワークの両方は、UEがどのページングPRBに割り当てられているかについて同じ理解を有する。いくつかのUEを他のPRBにランダムに再割り当てすることは、UEが再割り当てを認識していないので十分ではないことに留意されたい。
以下は、NB−IoTに適用されるページング狭帯域にわたってUEを均等に分配するeMTC式の変形である。
Paging PRB = floor (UE_ID/N) mod Nn (1)
ここで、N=min(T、nB)であり、UE_IDは、IMSI UE識別子(潜在的にはモジュロ演算を適用することによるIMSIのただ一つの特定のビット数であり、例えば、UE_ID=IMSI modulo 214はIMSIの下位の14ビットを使用する)、N nはページングPRBの総数である。
式(1)の他の変形も可能である。そのような一例は、UE_IDに従って、ページングPRB間でUEを均等に分散させることである。
Paging PRB = UE_ID/N mod Nn (2)
第1のグループの実施形態では、セル内の各ページングPRBに重み/優先度が割り当てられている。これは、以下でw(i)として表され、ここで、iはセル内のページングPRBを識別し、セル内で使用される合計でj個のページングPRBが存在し得る。次いで、上記の式(すなわち、(1)または(2))のいずれかを使用してUEをページングPRBに割り当てることができるが、N n=jを使用する代わりに、より多数のPRB(アーティフィシャルPRBと表記)を使用して(1)または(2)のNnの値を設定する。次いで、アーティフィシャルPRBを実際のPRBにマッピングする際に、実際のPRBの重みを使用して実際のPRB間でUEの不均等な分散を達成する。
特定の実施形態では、アーティフィシャルPRBを実際のPRBにマッピングすることは、各ベクタインデックスが1つのアーティフィシャルPRBに対応し、値は実際のPRBのいずれか(すなわちPRB1...PRBj)へのマッピングを与える、サイズがNn(すなわち、アーティフィシャルPRBの数)のマッピングベクタを使用することによって行われる。マッピングベクタは、実際のPRB各々についての重み(w(i)、i = 1,...,j)のみをシグナリングすることから導出されてもよく、またはネットワークからUEへ明示的にシグナリング/送信されてもよい(または、さらに別の代替案として、重み、アーティフィシャルPRBの数をシグナリングし、マッピングベクタをどのように作成するかについての規則が定義される)。マッピングベクタが重みのみから導出される場合、それは以下の式/方法を使用することによって行われ得る。
[PRB11,..., PRB 1w(1), PRB 21,..., PRB 2w(2),..., PRB j1,..., PRB jw(j)] (3)
典型的なケースでは、PRBの重み(w(j))のみがシステム情報を通じてセル内のUEにシグナリングされる。その後、UEは、上記(3)を用いてマッピングベクタを計算/構築する。マッピングベクタの長さは、すべての重みの合計(すなわち、w(1)+w(2)+...+ w(j))であり得る。マッピングベクタがシグナリングされる場合、(Nnとして使用される)アーティフィシャルPRBの数は、実際のPRB間で異なる不均等なUE分散を達成するために任意に選択され得る。
簡単な例では、セル内の2つの実際のPRBが2つ(j=2)かつ1/3の分散(すなわち、PRB1上にUEの1/3、およびPRB2上にUEの2/3)を仮定する。次に、PRB1に重みw(1)=1を割り当て、PRB 2に重みw(2)=2を割り当てる。これらの重みが通知され、マッピングベクタが(3)から導出される場合、Nnは上記の式(1)または(2)において人為的に3に設定され、すべてのUEは3つのアーティフィシャルPRBに均等に分散される。第2のステップでは、3つのアーティフィシャルPRBが、(3)に従って重みから決定されるマッピングベクタを使用して2つの実際のページングPRBにマッピングされる。この場合、PRB2はPRB1の2倍の重みを持つため、マッピングベクタは[1,2,2]である。マッピングベクタ値1を有する第1のアーティフィシャルPRBにマッピングされた全てのUEはPRB1に割り当てられ、マッピングベクタ値2を有する第2又は第3のアーティフィシャルPRBにマッピングされた全てのUEはPRB2に割り当てられ、これは、この場合、PRB2には2倍の数のUEが割り当てられることを意味する。一例を図2に示す。
図2は、本開示の特定の実施形態による、UEの分散を示す概略図である。グラフは、2つのページングPRBにわたるUEの不均等な分散の一例を示している。円208は、全ページングフレーム上のUEの総数を表し、グラフ線202は、PRB1に割り当てられたUEの数を表し、グラフ線204は、PRB2に割り当てられたUEの数を表す。
図示の例では、重みは1〜5の範囲内の相対数であり、設定はPRB1およびPRB2に対してそれぞれ[1,2]である。さらに、計算においては、T=512、Nb=4T、Nn=2であり、10,000,000のUEがある。結果として生じるUEの分散は、PRB1およびPRB2に対して[0.34,0.66]であり、これは正規化された重みベクタ[0.33,0.67]とほぼ同じである。
グラフの結果は、ランダムに異なるUE _IDを有する10,000,000のUEからなる計算/シミュレーション、ならびに式(1)および(3)を使用するときにPRB 1が重み1かつPRB 2が重み2を有する上記の例に従って、どのようにUEがPRB1およびPRB2に分配されるかを示す。この例では、UE IDは、214を法とするIMSIのモジュロとして計算される。このシミュレーションの結果として生じるUEの分散は、PRB1およびPRB2に対して[0.34,0.66]であり、これは正規化された重みベクタ[1/(1+2),2/(1+2)]=[1/3,2/3]とほぼ同じである。
以下の例では、マッピングベクタは導出されないが、その代わりに、アーティフィシャルPRBの重みおよび数がシグナリング/送信され、UEはマッピングベクタを導出する方法について事前定義された式に従う。3つのPRBが使用され(j= 3)、重みw(1)= 1、w(2)= 3、およびw(3)= 5であり、アーティフィシャルPRBの数は15である(以下でNmangaと示される)。以下の式を使用して、実際のPRBにマップする必要があるアーティフィシャルPRBの数を決定できる。
PRBimap = Round (Nmanga * w(i)/Σw )
ここでΣwは全重みの合計である。
この例では以下が適用される。PRB1map = Round(15 * 1/9)= 2; PRB2map = Round(15 * 3/9) = 5; PRB3map = Round(15 * 5/9)= 8。したがって、この例のマッピングベクタは、[1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3]である。以下の図3は、前の例と同じパラメータを使用(すなわち、式(1)、T=512、nB=4T、および214を法とするIMSIのモジュロとして計算されたUE_Idを使用)した計算/シミュレーションの結果を示す。
アーティフィシャルのPRBおよび実際のPRBという用語と、アーティフィシャルのページングおよび実際のページングという用語は説明を簡単にするために使用され、当業者は、UEをアーティフィシャルまたは実際のページングPRBに割り当てることが、最初にひとつのUEをページングPRB(すなわちアーティフィシャル)の第1の組に分散させる式または複数の式によって実行または表され得ることを理解するであろう。そして、その分散を、第2の、より小さい、ページングPRB(すなわち、実際)の組の間でマッピングする。
図3は、本開示の特定の実施形態による、UEの分散を示す別の概略図である。グラフは、3つのページングPRBにわたるUEの不均等な分散の一例を示している。円308は、全ページングフレーム上のUEの総数を表し、グラフ線302は、PRB1に割り当てられたUEの数を表し、グラフ線304は、PRB2に割り当てられたUEの数を表し、グラフ線306は、PRB3に割り当てられたUEの数を表す。
単に参考として含まれているこの例のためのMatlabのコード例は、次のものを含む。
vikt=[1,3,5]; %Weight 1 to 5 per PRB.Length equal to Nn.

Nmanga=Nn*5;
PNBmanga=mod(floor(UE_ID/(N)),Nmanga);

numberPnb(1)=round(vikt(1)/sum(vikt)*Nmanga);
Mappning=[0*ones(1, numberPnb(1))];
for m=1:Nn-1
numberPnb(m+1)=round(vikt(m+1)/sum(vikt)*Nmanga);
Mappning=[Mappning, m*ones(1, numberPnb(m+1))];
end

PNBvikt=Mappning(PNBmanga+1);

3つのPRBに割り当てられたUEの分割の結果は、この場合[0.19、0.31、0.50]であり、これは正規化された重み[1/9、3/9、5/9]=[0.11、0.33 、0.55]に近い。 不一致の理由は、式(1)が14ビットのUE_ IDと大きな値のNと共に使用されることである。N=512として、(1)の最初の部分(すなわちfloor(UE_ID/N))は、0〜31(214/512=32なので)の間の値である。これは15で割り切れないため、結果として得られるマッピングは3つのPRBに対して次のようになる:[6/32,10/32,16/32]=[0.1875,0.3125,0.50]。
実施形態の第2のグループでは、UEは、(eMTCに関する)UE_IDに基づいてページングPRBに割り当てられるが、さらにPRBごとの重みが含まれる。このようにして、モジュラス演算の境界は、相対重みに基づいてページングPRB間で変更され、その結果、重みに応じて、不均等なUEの数がPRBに割り当てられる。一例を図4に示す。この例は、それが各PRB内の可能性のあるページングフレームにわたってUEの不均等な分散をもたらすので完全ではない。
図4は、本開示の特定の実施形態による、UEの分散を示す別の概略図である。グラフは、3つのページングPRBにわたるUEの不均等な分散の一例を示している。円408は、全ページングフレーム上のUEの総数を表し、グラフ線402は、PRB1に割り当てられたUEの数を表し、グラフ線404は、PRB2に割り当てられたUEの数を表し、グラフ線406は、PRB3に割り当てられたUEの数を表す。
図示の例では、重みは、PRB1、PRB2、およびPRB3についてそれぞれ[2、1/2、1]であり、計算においては100,000のUEがある。その他の点では、設定およびパラメータ値は、実施形態の第1のグループに関する例についてと同じである。
Matlabコードの例は、以下を含み得る。
NB=mod(floor(UE_ID/(N)),Nn);

prio=[2,0.5,1]; %Nn=3
P=prio./sum(prio)*sum(length(prio))%Prio in interval (0,2]

PNBvikt=PNB;

for j=1:length(UE_ID)
if mod(UE_ID(j)/N,1) > 0.5
PNBvikt(j)=mod(floor(UE_ID(j)/N - 1/4*(P(mod(floor(UE_ID(j)/N),Nn)+1) - P(mod(floor(UE_ID(j)/N)+1,Nn)+1))), Nn);

else
PNBvikt(j)=mod(floor(UE_ID(j)/N + 1/4*(P(mod(floor(UE_ID(j)/N),Nn)+1) - P(mod(floor(UE_ID(j)/N)-1,Nn)+1))), Nn);

end
end

例示的実施形態の第3のグループでは、eMTC UEがページング狭帯域に割り当てられるのと同様の方法でUEがページングPRBに割り当てられるが、「ハード」PRBインデックスが割り当てられる代わりに、特定のUEに、PRBの優先度に基づいた「ソフト」配列値が割り当てられる。第2のステップでは、UE IDおよびPRBインデックスに基づく疑似乱数が配列に追加され、PRBの重み/優先度に応じてより高い優先度のPRBを使用する一定量のUEを作成する。この一例を図5に示す。
図5は、本開示の特定の実施形態による、UEの分散を示す別の概略図である。グラフは、3つのページングPRBにわたるUEの不均等な分散の一例を示している。円508は、全ページングフレーム上のUEの総数を表し、グラフ線502は、PRB1に割り当てられたUEの数を表し、グラフ線504は、PRB2に割り当てられたUEの数を表し、グラフ線506は、PRB3に割り当てられたUEの数を表す。この例では、PRB3は、それがいかなるUEによっても使用されないほど十分に低い優先度を有し、したがって、その値は図においてゼロである。
前の例と同じ重みとパラメータ値が使用される。Matlabコードの例は、以下を含み得る。

NB=mod(floor(UE_ID/(N)),Nn);

prio=[2,0.5,1]; %Nn=3
P=prio./sum(prio)*sum(length(prio))%Prio in interval (0,2]

PNBvikt=PNB;

for j=1:length(UE_ID)
B=zeros(1,Nn);
B(floor(mod((UE_ID(j)/(N)),Nn)) +1)=1;
p2=prio/sum(prio);
WeightedPNB=p2+B*2/3;
for k=1:length(B)
rng(UE_ID(k)+k) %different random number per PNB
randPNB(k)=WeightedPNB(k)+1*rand(1);
end
[maxvalUE,pnb]=max(randPNB);
PNBvikt(j)=pnb-1; %Enumrerate PRBs from 0
end

上述の例および実施形態は、一般に図6〜図9のフローチャートによって表すことができる。
図6は、本開示の特定の実施形態による、無線デバイスによって実行される例示的な方法の処理フロー図である。特定の実施形態では、図6の1つまたは複数のステップは、図1に関して説明したワイヤレスネットワークの無線デバイス210によって実行されてよい。
その方法はステップ612で始まり、そこでは無線デバイスは、ページングフレーム(PF)およびページングオケージョン(PO)を計算する必要があると判定する。例えば、ページングメッセージについてPDCCHを覚醒させて監視するために、無線デバイス210はそのページングフレームおよびページングオケージョンを計算する必要がある。
ステップ614において、無線デバイスは、潜在的ページングPRB各々について重みまたは優先度が与えられているか判定する。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、重みまたは優先度を無線デバイスに送信する。たとえば、無線デバイス210は、システム情報でブロードキャストされたネットワークノード200から重みを受信してよい。
重みまたは優先度が提供されると無線デバイスが判定した場合、その方法はステップ616に続き、そこで無線デバイスは重みおよび優先度を使用してPFおよびPOを計算する。たとえば、無線デバイス210は、上述した実施形態または例のうちのどれにでも従ってPFおよびPOを計算することができる。
重みまたは優先度が提供されないと無線デバイスが判定した場合、その方法はステップ618に続き、そこで無線デバイスは、LTEリリース13の式のような従来の式を使用してPFおよびPOを計算する。たとえば、無線デバイス210は、均等分布関数に従ってPFおよびPOを計算することができる。
図6の方法に修正、追加、または省略をすることができる。さらに、図6の方法における1つまたは複数のステップは、並列に、または任意の適切な順序で実行され得る。その方法のステップは、必要に応じて経時的に繰り返されてもよい。
図7は、本開示の特定の実施形態による、ネットワークノードによって実行される例示的な方法の処理フロー図である。特定の実施形態では、図7の1つまたは複数のステップは、図1に関して説明したワイヤレスネットワークのネットワークノード200によって実行されてよい。
その方法はステップ712で始まり、そこではネットワークノードは、不均等なページング負荷分散からネットワークが利益を得ることができるか判定する。例えば、ネットワークノード200は、ネットワークが、全て同じページングPRBに割り当てられたかなりの数のリリース13無線デバイスを含むと判定することができる。ネットワークノード200は、多くのリリース14無線デバイスを不均等に分散することが、リリース13無線デバイスの集中を補償することができると判定することができる。
不均等なページング負荷分散の必要性がないとネットワークノードが判定した場合、方法はステップ720に進み、ネットワークノードはシステム情報に重みを含ませないか、またはシステム情報に等しい重みを含ませる。
ネットワークノードが、不均等なページング負荷分散の必要性があると判定した場合、方法はステップ714に続く。ステップ714で、ネットワークノードは、上述した実施形態および例に関して説明した基準のうちのいずれかに基づいて重みまたは優先度を決定または取得する。
ステップ716で、ネットワークノードはシステム情報内の重みまたは優先度をブロードキャストする。たとえば、ネットワークノード200は、SIB2を使用して各ページングPRBについて重みまたは優先度をブロードキャストすることができる。
特定の実施形態では、SIB2に含まれるPCCH構成のためのRadioResourceConfigCommonは、以下の要素を含み得る。
PCCH-Config-NB-v1410 ::= SEQUENCE
{
PRB -List-r14 ::= SEQUENCE
(SIZE (1..Nnb)) OF PRB-r14
}

PRB -r14 ::= SEQUENCE
{
PRB -weight
ENUMERATED {1, 2, 3, 4, 5}
OPTIONAL, -- Need OP
}

特定の実施形態では、PRB重みは、値1〜5で与えられるPRB間の不均等な負荷分散に対するPRBの重みを指してよい。IEが存在しない場合、デフォルト値は3であってよい。
ステップ718で、ネットワークノードは重みを調整するかどうかを決定する。たとえば、しばらくすると、無線デバイスが出入りするにつれてネットワークのステータスが変わることがある。ネットワークノードは、ネットワーク内の変化に責任を負うために特定のページングPRBに割り当てられた重みを調整することを決定することができ、そしてステップ714に戻ることができる。このように、特定の実施形態は、所望の負荷分散を確実にするためにPRB重みを更新するためのオプションのフィードバックループを含んでよい。
図7の方法に修正、追加、または省略をすることができる。さらに、図7の方法における1つまたは複数のステップは、並列に、または任意の適切な順序で実行され得る。その方法のステップは、必要に応じて経時的に繰り返されてもよい。
図8は、本開示の特定の実施形態による、無線デバイスによって実行される例示的な方法の別の処理フロー図である。特定の実施形態では、図8の1つまたは複数のステップは、図1に関して説明したワイヤレスネットワークの無線デバイス210によって実行されてよい。
その方法はステップ812ではじまり、そこでは無線デバイスが、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信する。各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられている。特定の実施形態では、無線デバイスはネットワークノードから複数の重みを受信してよい。複数の重みは、システム情報の中でブロードキャストされてよい。たとえば、無線デバイス210は、SIB2においてネットワークノード200からブロードキャストされた複数の重みを受信し得る。
特定の実施形態では、重みは、上述した実施形態および例に記載されている基準のいずれに基づいてもよい。例えば、重みは、以下のうちの少なくとも1つに基づいてもよい。PRBがアンカーPRBであるかどうか。ページング負荷またはページングブロッキング確率。ダウンリンクトラフィック負荷。アンカーPRBの数。不連続受信(DRX)パラメータ。LTEリリースバージョンに応じたUEの分布。
ステップ814では、無線デバイスは、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを決定する。たとえば、無線デバイス210は、それ自身のUE識別子および複数の重みを使用してそれ自身のページングPRBを決定し得る。
特定の実施形態では、無線デバイスは、図2〜5に関して説明されたものなど、上述の実施形態または例のうちのいずれかに従ってページングPRBを決定することができる。例えば、UEのためのページングPRBを決定することは、(たとえば上述した式(1)または(2)を用いて)1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当てることと、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して(たとえば上述したマッピングベクタを用いて)、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBにそのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることを含んでよい。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。
特定の実施形態では、UEは一意の識別子と関連付けられている。UEをアーティフィシャルページングPRBに割り当てることは、アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することを含む。均等分布関数は、一組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で一意の識別子を除算することを含む。アーティフィシャルページングPRBを実際のページングPRBに割り当てることは、実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することを含む。不均等分布関数は、重みに従って、1組のアーティフィシャルページングPRBのいくつかのページングPRBを、1組の実際のページングPRBトのページングPRBに割り当てることを含む。
ステップ814において、無線デバイスは決定されたページングPRB上でページングを受信する。たとえば、無線デバイス210は、ページングメッセージのためのページングPRBを覚醒させ、監視することができる。無線デバイス210はネットワークノード200からページングメッセージを受信することができる。
図8の方法に修正、追加、または省略をすることができる。さらに、図8の方法における1つまたは複数のステップは、並列に、または任意の適切な順序で実行され得る。その方法のステップは、必要に応じて経時的に繰り返されてもよい。
図9は、本開示の特定の実施形態による、ネットワークノードによって実行される例示的な方法の別の処理フロー図である。その方法は、PRBを複数のUEに割り当て、無線ネットワーク内の既存のページング負荷を均衡させるためにページング負荷を不均等に分散させる。特定の実施形態では、図9の1つまたは複数のステップは、図1に関して説明したワイヤレスネットワークのネットワークノード200によって実行されてよい。
その方法はステップ952ではじまり、そこではネットワークノードが、ページングPRBを複数のUEに割り当てるための複数の重みを取得する。複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられる。特定の実施形態では、複数の重みを取得することは、ネットワークノードが重みを決定すること(例えば計算すること)を含んでよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは別のネットワーク要素から重みを取得することができ、または重みはネットワーク事業者によって提供されてよい。たとえば、ネットワークノード200は、上述した実施形態または例のうちのどれにでも従って重みを計算することができる。
特定の実施形態では、重みは、以下のうちの少なくとも1つに基づいてもよい。PRBがアンカーPRBであるかどうか。ページング負荷またはページングブロッキング確率。ダウンリンクトラフィック負荷。アンカーPRBの数。DRXパラメータ。 LTEリリースバージョンに応じたUEの分布。
ステップ954で、ネットワークノードは、複数の重みを1つまたは複数のUEに送信する。たとえば、ネットワークノード200は、システム情報を使用して複数の無線デバイス210に重みをブロードキャストすることができる。
ネットワークノードは、ページングメッセージを無線デバイスに送信することができる。ページングメッセージを送信するために、ネットワークノードは特定の無線デバイスのために使用するページングPRBを知る必要がある。ネットワークノードは、オプションで次のステップを実行してページングメッセージを特定の無線デバイスに送信することができる。
ステップ956では、ネットワークノードは、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを割り当てる。特定の実施形態では、UEのためのページングPRBを割り当てることは、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当てることと、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに1つのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることを含んでよい。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。
特定の実施形態では、UEのためのページングPRBは、1組のアーティフィシャル(artificial)ページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBにUEを割り当てることと、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに1つのアーティフィシャルページングPRBをマッピングすることを含んでよい。1組の実際のページングPRBは、1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む。
特定の実施形態では、UEは一意の識別子と関連付けられている。UEをアーティフィシャルページングPRBに割り当てることは、アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することを含む。均等分布関数は、一組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で一意の識別子を除算することを含む。アーティフィシャルページングPRBを実際のページングPRBに割り当てることは、実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することを含む。不均等分布関数は、重みに従って、1組のアーティフィシャルページングPRBのいくつかのページングPRBを、1組の実際のページングPRBトのページングPRBに割り当てることを含む。
特定の実施形態では、UEのためのページングPRBを割り当てることは、図8のステップ814に関して説明されたものと同様のステップを含む。このようにして、ネットワークノードと無線デバイスの両方は、ネットワークノードが送信のために使用しているのと同じページングPRBを無線デバイスがリッスンしているように、同じページングPRBを計算(または決定)する。
ステップ958で、ネットワークノードは、割り当てられたページングPRBを使用してUEをページングする。例えば、ネットワークノード200は、ステップ956で割り当てられたページングPRBを使用して無線デバイス210をページングすることができる。
図9の方法に修正、追加、または省略をすることができる。さらに、図9の方法における1つまたは複数のステップは、並列に、または任意の適切な順序で実行され得る。その方法のステップは、必要に応じて経時的に繰り返されてもよい。
図10Aは、無線デバイスの例示的実施形態を示すブロック図である。例示的な無線デバイス210は、アンテナ905、無線フロントエンド回路910、処理回路920、およびコンピュータ可読記憶媒体930を含む。アンテナ905は、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでよく、無線信号を送信および/または受信するように構成されており、無線フロントエンド回路910に接続されている。特定の代替実施形態では、無線デバイス210はアンテナ905を含まなくてもよく、代わりにアンテナ905は無線デバイス210とは分離しており、インタフェースまたはポートを通して無線デバイス210に接続可能であってもよい。
無線フロントエンド回路910は、様々なフィルタおよび増幅器を含んでよく、アンテナ905および処理回路920に接続され、かつアンテナ905と処理回路920との間で通信される信号を調整するように構成される。特定の代替実施形態では、無線デバイス900は無線フロントエンド回路910を含まなくてもよく、代わりに処理回路920は無線フロントエンド回路910なしでアンテナ905に接続されてもよい。
処理回路920は、無線周波数(RF)トランシーバ回路921、ベースバンド処理回路922、およびアプリケーション処理回路923のうちの1つまたは複数を含んでよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路921、ベースバンド処理回路922、およびアプリケーション処理回路923は別々のチップセット上にあってもよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路922およびアプリケーション処理回路923の一部または全部を1つのチップセットに組み合わせることができ、RFトランシーバ回路921を別個のチップセットに含めることができる。さらなる代替実施形態では、RFトランシーバ回路921およびベースバンド処理回路922の一部または全部が同じチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路923が別個のチップセット上にあってもよい。さらなる他の実施形態では、RFトランシーバ回路921、ベースバンド処理回路922、およびアプリケーション処理回路923の一部または全部は同じチップセットに組み合わせてもよい。処理回路920は、例えば、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、および/または1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含み得る。
特定の実施形態では、無線デバイスによって提供されるものとして本明細書に記載されている機能の一部または全部は、図10Aに示されるように、コンピュータ可読記憶媒体930に記憶された命令を実行する処理回路920によって提供され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、コンピュータ可読媒体に記憶された命令を実行することなく、ハードワイヤード方式などで処理回路920によって提供され得る。これらの特定の実施形態のいずれにおいても、コンピュータ可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路は記載された機能を実行するように構成されていると言える。そのような機能によって提供される利益は、処理回路920単独または無線デバイスの他の構成要素に限定されず、無線デバイス全体によって、および/または一般にはエンドユーザおよび無線ネットワークによって享受される。
アンテナ905、無線フロントエンド回路910、および/または処理回路920は、無線デバイスによって実行されるものとして本明細書に記載される任意の受信動作を実行するように構成されてよい。任意の情報、データ、および/または信号が、ネットワーク機器および/または別の無線デバイスから受信されてよい。
処理回路920は、無線デバイスによって実行されるものとして本明細書に記載される任意の決定動作を実行するように構成されてよい。処理回路920によって実行されるものとして決定することは、例えば取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報を無線デバイスに格納された情報と比較すること、および/または取得した情報または変換した情報に基づいた1つ又は複数の動作を実行することにより、処理回路920により取得した情報を処理することを含んでよく、前記処理結果として決定がされる。
アンテナ905、無線フロントエンド回路910、および/または処理回路920は、無線デバイスによって実行されるものとして本明細書に記載される任意の送信動作を実行するように構成されてよい。任意の情報、データ、および/または信号が、ネットワーク機器および/または別の無線デバイスへ送信されてよい。
コンピュータ可読記憶媒体930は、一般に、コンピュータプログラム、ソフトウェア、1つまたは複数のロジック、規則、コード、表などを含むアプリケーション、および/またはプロセッサによって実行することができる他の命令などの命令を記憶することができる。コンピュータ可読記憶媒体930の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)またはリードオンリーメモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD)、および/または、処理回路920によって使用されてよい情報、データ、および/または命令を格納する他の任意の揮発性または不揮発性、非一時的コンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。いくつかの実施形態では、処理回路920およびコンピュータ可読記憶媒体930は統合されていると見なすことができる。
無線デバイス210の代替実施形態は、本明細書に記載の機能のいずれかおよび/または上述した解決策をサポートするのに必要な機能を含む無線デバイスの機能の特定の態様を提供する役割を果たすことができる図10Aに示すものを超える追加の構成要素を含んでよい。一例として、無線デバイス210は、入力インタフェース、デバイスおよび回路と、出力インタフェース、デバイスおよび回路を含んでよい。
入力インタフェース、デバイス、および回路は、無線デバイス210への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路920が入力情報を処理することができるように処理回路920に接続される。例えば、入力インタフェース、デバイス、および回路は、マイクロフォン、近接センサまたは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ以上のカメラ、USBポート、または他の入力要素を含み得る。
出力インタフェース、デバイス、および回路は、無線デバイス210からの情報の出力を可能にするように構成され、処理回路920が情報を無線デバイス900から出力することを可能にするように処理回路920に接続される。例えば、出力インタフェース、デバイス、または回路は、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインタフェース、または他の出力要素を含み得る。1つまたは複数の入出力インタフェース、デバイス、および回路を使用して、無線デバイス210は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、それらが本明細書で説明された機能から利益を得ることを可能にするようにしてよい。
別の例として、無線デバイス210は電源回路940を含んでよい。電源回路940は電力管理回路を含んでよい。電源回路は、電源回路940に含まれるか、または外部にあるかのいずれかであり得る電源から電力を受け取ることができる。例えば、無線デバイス210は、電源回路940に接続されているかまたはそれに組み込まれている電池または電池パックの形態の電源を備えていてもよい。光起電力デバイスなどの他の種類の電源も使用することができる。さらなる例として、無線デバイス210は、電気ケーブルなどの入力回路またはインタフェースを介して外部電源(電気コンセントなど)に接続可能であり、それによって外部電源は電力を電源回路940に供給する。
電源回路940は、無線フロントエンド回路910、処理回路920、および/またはコンピュータ可読記憶媒体930に接続され、本明細書に記載の機能を実行するための電力を処理回路920を含む無線デバイス210に供給するように構成され得る。
無線デバイス20はまた、例えばGSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBlietooth無線技術など、無線デバイス900に統合された異なる無線技術のための複数組の処理回路920、コンピュータ可読記憶媒体930、無線回路910、および/またはアンテナ905を含んでよい。これらの無線技術は、無線デバイス210内の同じまたは異なるチップセットおよび他の構成要素に統合することができる。
図10Bは、無線デバイスの例示的構成要素を示すブロック図である。構成要素は、受信モジュール942および決定モジュール944を含んでよい。
受信モジュール942は、無線デバイス210の受信機能を実行することができる。たとえば、受信モジュール942は、各々がそれぞれのページングPRBに関連付けられた複数の重みをネットワークノードから受信することができる。受信モジュール942は、ネットワークノードからページングメッセージを受信することができる。受信モジュール942は、上述した例および実施形態のうちのいずれかにおいて説明されている受信機能を実行することができる。特定の実施形態において、受信モジュール942は、処理回路920を含むか、またはその中に含まれてよい。特定の実施形態では、受信モジュール942は決定モジュール944と通信することができる。
決定モジュール944は、無線デバイス210の決定機能を実行することができる。たとえば、決定モジュール944は、上述した実施形態または例のうちのどれにでも従って無線デバイスのためのページングPRBを決定することができる。特定の実施形態において、決定モジュール944は、処理回路920を含むか、またはその中に含まれてよい。特定の実施形態では、決定モジュール944は受信モジュール942と通信することができる。
図11Aは、ネットワークノードの例示的実施形態を示すブロック図である。例示的無線ネットワークノード200は、アンテナ1040、無線回路(例えば無線フロントエンド回路)1010、処理回路1020を含み、無線ネットワークノード200はメモリ1030も含むことができる。メモリ1030は、処理回路1020または処理回路1020の一体部分から分離することができる。アンテナ1040は、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでよく、無線信号を送信および/または受信するように構成されており、無線回路(例えば無線フロントエンド回路)1010に接続されている。特定の代替実施形態では、無線ネットワークノード200はアンテナ1040を含まなくてもよく、代わりにアンテナ1040は無線ネットワークノード200とは分離しており、インタフェースまたはポートを通して無線ネットワークノード200に接続可能であってもよい。処理回路1020は、ページングPRBに関連付けられた重みを決定し、取得し、および/または計算し、その重みを使用して無線デバイスにページングPRBを割り当てるように構成され得る。
無線回路(例えば無線フロントエンド回路)1010は、様々なフィルタおよび増幅器を含んでよく、アンテナ1040および処理回路1020に接続され、かつアンテナ1040と処理回路1020との間で通信される信号を調整するように構成される。特定の代替実施形態では、無線ネットワークノード200は無線回路(例えば無線フロントエンド回路)1010を含まなくてもよく、代わりに処理回路1020はフロントエンド回路1010なしでアンテナ1040に接続されてもよい。無線回路1010は、システム情報およびページングメッセージを送信するように構成されてよい。無線回路1010は、送信された信号に従って制御情報をUEに送信するように構成されてもよい。
処理回路1020は、無線周波数(RF)トランシーバ回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路のうちの1つまたは複数を含んでよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1021、ベースバンド処理回路1022、およびアプリケーション処理回路1023は別々のチップセット上にあってもよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路1022およびアプリケーション処理回路1023の一部または全部を1つのチップセットに組み合わせることができ、RFトランシーバ回路1021を別個のチップセットに含めることができる。さらなる代替実施形態では、RFトランシーバ回路1021およびベースバンド処理回路1022の一部または全部が同じチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路1023が別個のチップセット上にあってもよい。さらなる他の実施形態では、RFトランシーバ回路1021、ベースバンド処理回路1022、およびアプリケーション処理回路1023の一部または全部は同じチップセットに組み合わせてもよい。処理回路1020は、例えば、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、および/または1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含み得る。
無線ネットワークノード200は電源1050を含むことができる。電源1050は、電池または他の電源回路、ならびに電力管理回路であってよい。電源回路は外部電源から電力を受け取ることができる。電池、他の電源回路、および/または電力管理回路は、無線回路(例えば無線フロントエンド回路)1010、処理回路1020、および/またはメモリ1030に接続されている。電源1050、バッテリ、電源回路、および/または電力管理回路は、処理回路1020を含む無線ネットワークノード200に、本明細書に記載の機能を実行するための電力を供給するように構成される。
図11Bは、ネットワークノードの例示的構成要素を示すブロック図である。構成要素は、取得モジュール1060、送信モジュール1062および決定モジュール1064を含んでよい。
取得モジュール1060は、ネットワークノード200の取得機能を実行することができる。たとえば、取得モジュール1060は、各々がそれぞれのページングPRBのための複数の重みを取得することができる。特定の実施形態において、取得モジュール1060は、処理回路1020を含むか、またはその中に含まれてよい。特定の実施形態では、取得モジュール1060は、送信モジュール1062および決定モジュール1064と通信することができる。
送信モジュール1062は、ネットワークノード200の送信機能を実行することができる。たとえば、送信モジュール1062は、複数の重みおよび/またはページングメッセージを無線デバイスに送信することができる。特定の実施形態において、送信モジュール1062は、処理回路1020を含むか、またはその中に含まれてよい。特定の実施形態では、送信モジュール1062は、取得モジュール1060および決定モジュール1064と通信することができる。
決定モジュール1064は、ネットワークノード200の決定機能を実行することができる。たとえば、決定モジュール1064は、ページングPRBのための複数の重みを決定し、その重みに基づいてページングPRBを無線デバイスに割り当てることができる。特定の実施形態において、決定モジュール1064は、処理回路1020を含むか、またはその中に含まれてよい。特定の実施形態では、決定モジュール1064は、取得モジュール1060および送信モジュール1062と通信することができる。
本明細書に開示されているシステムおよび装置に対して、本発明の範囲から逸脱することなく、修正、追加、または省略を行うことができる。システムおよび装置の構成要素は統合されても分離されてもよい。さらに、システムおよび装置の動作は、より多い、またはより少ない、または他の構成要素によって実行され得る。さらに、システムおよび装置の動作は、ソフトウェア、ハードウェア、および/または他のロジックを含む任意の適切なロジックを使用して実行され得る。この文書で使用されているように、「各々」とは、1セットの各メンバ、または1セットのうちの1サブセットの各メンバを指す。
本明細書に開示されている方法に対して、本発明の範囲から逸脱することなく、修正、追加、または省略を行うことができる。方法は、より多い、またはより少ない、または他のステップを含み得る。さらに、ステップは任意の適切な順序で実行されてもよい。
この開示は特定の実施形態に関して説明されてきたが、実施形態の変更および置換は当業者に明らかであろう。したがって、実施形態の上記の説明はこの開示を制限しない。添付の特許請求の範囲によって定義されるように、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、他の変更、置換、および改変が可能である。
前述の説明で使用されている略語は以下を含む。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
BTS 基地局
CRS セル参照シンボル
D2D デバイス間
DCF 分散調整機能
DL ダウンリンク
eNB eノードB
FDD 周波数分割複信
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MBSFN マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク
M2M マシン間
MIB マスタ情報ブロック
MIMO マルチ入力マルチ出力
MTC マシン型通信
NB 狭帯域
NB−IoT NBインターネットオブシングス
NDLSCH NBダウンリンク共有チャネル
NPBCH NB物理ブロードキャストチャネル
NPRACH NB物理ランダムアクセスチャネル
NPSS NBプライマリ同期信号
NR ニューラジオ
NRS NB参照シンボル
NSSS NBセカンダリ同期信号
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PO ページングオケージョン
PF ページングフレーム
PRB 物理リソースブロック
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RB 無線ベアラ
RBS 無線基地局
RNC 無線ネットワークコントローラ
RRC 無線リソース制御
RRH リモートラジオヘッド
RRU リモートラジオユニット
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
TDD 時分割複信
UE ユーザ機器
Ul アップリンク
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WAN 無線アクセスネットワーク

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)において使用する方法であって、前記方法は、
    ネットワークノードから、ページング物理リソースブロック(PRB)を複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信すること(812)であって、前記複数の重みのうちの各重みは、それぞれのページングPRBに関連付けられることと、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して前記ユーザ機器のためのページングPRBを決定すること(814)と、
    決定された前記ページングPRBでページングを受信すること(816)とを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記ユーザ機器のための前記ページングPRBを決定すること(814)は、
    前記ユーザ機器を、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBに割り当てることと、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに前記アーティフィシャルページングPRBをマッピングすることと、を含み、前記1組の実際のページングPRBは前記1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記ユーザ機器が一意の識別子と関連付けられ、
    前記ユーザ機器を前記アーティフィシャルページングPRBに割り当てることは、前記アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することを含み、前記均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で前記一意の識別子を除算することを含み、
    前記アーティフィシャルページングPRBを前記実際のページングPRBにマッピングすることは、前記実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することを含み、前記不均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルページングPRBのうちのいくつかのページングPRBを前記1組の実際のページングPRBのうちの前記ページングPRBに、前記重みに従って割り当てることを含む、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、前記1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの前記総数は、前記複数の重みの合計に等しい、方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法であって、前記複数の重みを受信すること(812)は、ブロードキャストされたシステム情報を受信することを含む、方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法であって、前記重みは、
    PRBがアンカーPRBであるか、
    ページング負荷またはページングブロッキング確率、
    ダウンリンクトラフィック負荷、
    アンカーPRBの数、
    不連続受信(DRX)パラメータ、および
    ユーザ機器のロングタームエボリューション(LTE)のリリースのバージョンに応じた、ユーザ機器の分布、
    のうちの少なくとも1つに基づく、方法。
  7. 処理回路(920)に結合されたメモリ(930)を備えるユーザ機器(UE)(210)であって、前記処理回路は、
    ネットワークノード(200)から、ページング物理リソースブロック(PRB)を複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信し、前記複数の重みのうちの各重みは、それぞれのページングPRBに関連付けられ、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して前記ユーザ機器のためのページングPRBを決定し、
    決定された前記ページングPRBでページングを受信する、ことができるユーザ機器。
  8. 請求項7に記載のユーザ機器であって、前記ユーザ機器のための前記ページングPRBを決定することができる前記処理回路は、
    前記UEを、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBに割り当て、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに前記アーティフィシャルページングPRBをマッピングする、ことができ、前記1組の実際のページングPRBは前記1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む、ユーザ機器。
  9. 請求項8に記載のユーザ機器であって、前記ユーザ機器が一意の識別子と関連付けられ、
    前記処理回路は、前記アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用して前記ユーザ機器を前記アーティフィシャルページングPRBに割り当てることができ、前記均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で前記一意の識別子を除算することを含み、
    前記処理回路は、前記実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用して前記アーティフィシャルページングPRBを前記実際のページングPRBにマッピングすることができ、前記不均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルページングPRBのうちのいくつかのページングPRBを前記1組の実際のページングPRBのうちの前記ページングPRBに、前記重みに従って割り当てることを含む、ユーザ機器。
  10. 請求項9に記載のユーザ機器であって、前記1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの前記総数は、前記複数の重みの合計に等しい、ユーザ機器。
  11. 請求項7乃至10のいずれか一項に記載のユーザ機器であって、前記処理回路は、ブロードキャストされたシステム情報を受信することにより前記複数の重みを受信することができる、ユーザ機器。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載のユーザ機器であって、前記重みは、
    PRBがアンカーPRBであるか、
    ページング負荷またはページングブロッキング確率、
    ダウンリンクトラフィック負荷、
    アンカーPRBの数、
    不連続受信(DRX)パラメータ、および
    ユーザ機器のロングタームエボリューション(LTE)のリリースのバージョンに応じた、ユーザ機器の分布、
    のうちの少なくとも1つに基づく、ユーザ機器。
  13. ページング物理リソースブロック(PRB)を複数のユーザ機器(UE)に割り当てて、ページング負荷を不均等に分散させて無線ネットワーク内の既存のページング負荷を均衡させる、ネットワークノードにおいて使用するための方法であって、前記方法は、
    ページングPRBを複数のユーザ機器に割り当てるための複数の重みを取得すること(952)であって、前記複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられ、前記複数の重みはページング負荷を不均等に分散するためにユーザ機器をページングPRBに不均等に割り当て、
    前記複数の重みを1つまたは複数のユーザ機器に送信すること(954)と、含む方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、前記複数の重みを取得すること(952)は、前記ネットワークノードが前記重みを決定することを含む、方法。
  15. 請求項13乃至14のいずれか一項に記載の方法であって、前記重みは、
    PRBがアンカーPRBであるか、
    ページング負荷またはページングブロッキング確率、
    ダウンリンクトラフィック負荷、
    アンカーPRBの数、
    不連続受信(DRX)パラメータ、および
    ユーザ機器のロングタームエボリューション(LTE)のリリースのバージョンに応じた、ユーザ機器の分布、
    のうちの少なくとも1つに基づく、方法。
  16. 請求項13乃至15のいずれか一項に記載の方法であって、前記複数の重みを送信すること(954)は、システム情報をブロードキャストすることを含む、方法。
  17. 請求項13乃至16のいずれか一項に記載の方法であって、前記方法はさらに、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して前記複数のユーザ機器のうちのひとつのユーザ機器のためのページングPRBを割り当てること(956)と、
    割り当てられた前記PRBを使用して前記ユーザ機器をページングすること(958)とを含む、方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、前記ユーザ機器のための前記ページングPRBを割り当てることは、
    前記ユーザ機器を、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBに割り当てることと、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに前記アーティフィシャルページングPRBをマッピングすることと、を含み、前記1組の実際のページングPRBは前記1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含む、方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、前記ユーザ機器が一意の識別子と関連付けられ、
    前記ユーザ機器を前記アーティフィシャルページングPRBに割り当てることは、前記アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用することを含み、前記均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの総数で前記一意の識別子を除算することを含み、
    前記アーティフィシャルページングPRBを前記実際のページングPRBにマッピングすることは、前記ページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用することを含み、前記不均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルページングPRBのうちのいくつかのページングPRBを前記1組の実際のページングPRBのうちの前記ページングPRBに、前記重みに従って割り当てることを含む、方法。
  20. 請求項19に記載の方法であって、前記1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの前記総数は、前記複数の重みの合計に等しい、方法。
  21. 処理回路(1020)に結合されたメモリ(1030)を備えるネットワークノード(200)であって、前記ネットワークノードは、ページング物理リソースブロック(PRB)を複数のユーザ機器(UE)に割り当てて、ページング負荷を不均等に分散させて無線ネットワーク内の既存のページング負荷を均衡させることができ、前記処理回路は、
    ページングPRBを複数のユーザ機器(210)に割り当てるための複数の重みを取得し、前記複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられ、前記複数の重みはページング負荷を不均等に分散するためにユーザ機器をページングPRBに不均等に割り当て、
    前記複数の重みを1つまたは複数のユーザ機器に送信する、ことができるネットワークノード。
  22. 請求項21に記載のネットワークノードであって、前記処理回路は、前記重みを決定することにより、前記複数の重みを取得することができるネットワークノード。
  23. 請求項21乃至22のいずれか一項に記載のネットワークノードであって、前記重みは、
    PRBがアンカーPRBであるか、
    ページング負荷またはページングブロッキング確率、
    ダウンリンクトラフィック負荷、
    アンカーPRBの数、
    不連続受信(DRX)パラメータ、および
    ユーザ機器のロングタームエボリューション(LTE)のリリースのバージョンに応じた、ユーザ機器の分布、
    のうちの少なくとも1つに基づく、ネットワークノード。
  24. 請求項21乃至23のいずれか一項に記載のネットワークノードであって、前記処理回路は、システム情報をブロードキャストすることにより前記複数の重みを送信することができる、ネットワークノード。
  25. 請求項21乃至23のいずれか一項に記載のネットワークノードであって、前記処理回路はさらに、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して前記複数のユーザ機器のうちのひとつのユーザ機器のためのページングPRBを決定し、
    割り当てられた前記PRBを使用して前記ユーザ機器をページングする、ことができるネットワークノード。
  26. 請求項25に記載のネットワークノードであって、前記処理回路は、前記ユーザ機器のための前記ページングPRBを、
    前記ユーザ機器を、1組のアーティフィシャルページングPRBのうちの1つのアーティフィシャルページングPRBに割り当てることと、
    前記複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用して、1組の実際のページングPRBのうちの1つの実際のページングPRBに前記アーティフィシャルページングPRBをマッピングすることであって、前記1組の実際のページングPRBは前記1組のアーティフィシャルページングPRBよりも少ない数のページングPRBを含むことと、により、割り当てることができる、ネットワークノード。
  27. 請求項26に記載のネットワークノードであって、前記ユーザ機器が一意の識別子と関連付けられ、
    前記処理回路は、前記アーティフィシャルページングPRBを選択するために均等分布関数を使用して前記ユーザ機器を前記アーティフィシャルページングPRBに割り当てることができ、前記均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルPRB内のページングPRBの総数で前記一意の識別子を除算することを含み、
    前記処理回路は、前記実際のページングPRBを選択するために不均等分布関数を使用して前記アーティフィシャルページングPRBを前記実際のページングPRBにマッピングすることができ、前記不均等分布関数は、前記1組のアーティフィシャルページングPRBのうちのいくつかのページングPRBを前記1組の実際のページングPRBのうちの前記ページングPRBに、前記重みに従って割り当てることを含む、ネットワークノード。
  28. 請求項27に記載のネットワークノードであって、前記1組のアーティフィシャルページングPRB内のページングPRBの前記総数は、前記複数の重みの合計に等しい、ネットワークノード。
  29. 受信モジュール(942)と決定モジュール(944)とを備えるユーザ機器(UE)(210)であって、
    前記受信モジュールは、ネットワークノードから、ページング物理リソースブロック(PRB)を複数のUEに割り当てるための複数の重みを受信することができ、前記複数の重みのうちの各重みは、それぞれのページングPRBに関連付けられ、
    前記決定モジュールは、複数の重みのうちの少なくとも1つの重みを使用してUEのためのページングPRBを決定することができ、
    前記受信モジュールは、決定されたページングPRB上でページングを受信することができる、ユーザ機器。
  30. 取得モジュール(1060)と送信モジュール(1062)とを備えるネットワークノード(200)であって、
    前記取得モジュールは、ページングPRBを複数のユーザ機器(210)に割り当てるための複数の重みを取得することができ、前記複数の重みの各重みはそれぞれのページングPRBに関連付けられ、前記複数の重みはページング負荷を不均等に分散するために複数のユーザ機器を複数のページングPRBに不均等に割り当て、
    前記送信モジュールは、前記複数の重みを1つまたは複数のUEに送信する、ことができる、ネットワークノード。
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