JP2019521187A - 水をデカンテーションで回収するラクチドの単一段階製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
当該技術分野にはヒータ数を少なくしてフレキシブルに乳酸からラクチドを製造する単一段階の工業的プロセスを提供するというニーズがある。
当該技術分野にはフード組成に対して柔軟または無関係に乳酸からラクチドを単一段階で製造する工業的プロセスを提供するというニーズがある。
当該技術分野には簡単な反応装置設計で乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズがある。
当該技術分野には小さなスラリーポンプで乳酸からラクチドを製造する単一段階の工業的プロセスを提供するというニーズがある。
当該技術分野には技術的な故障の場合に触媒を用いる、または、触媒用いないに転可して、乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には最小量の溶剤で乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には改善された滞留時間で乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には残留オリゴマーを利用して乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には供給物中のオリゴマーの濃度に関して柔軟にまたは無関係である乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には単数または複数の反応器に入る水の量を制御して乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には単数または複数の反応器に入る水の濃度を制御して乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野にはフィード中の乳酸の濃度に関して柔軟または無関係に乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には、乳酸から触媒を分離するための困難および/またはコストのかかる分離工程、例えばコストのかかる濾過および/または遠心分離などの技術を無くすか、少なくして乳酸からラクチドを調製するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には外部供給源からの水の添加を回避または少なくして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には外部供給源からの触媒の添加を回避または少なくして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には触媒再生工程のコストを低下させて乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には、触媒を用いたおよび触媒を用いない、の両方の運転で追加の労力やコストをかけずに乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野にはエネルギー供給(入力)量を最小にして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野にはエネルギーの損失を最小にして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には水の分離をより簡単および/またはより安価にして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には水の分離に追加の加熱を必要としない酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野にはラクチドの分解をより少なくして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には溶剤の分解をより少なくして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
当該技術分野には水の分離を使用する触媒に合わせて(compatible)にして乳酸からラクチドを製造するための単一段階の工業プロセスを提供するというニーズもある。
上記ニーズの一つまたは複数を解決することができる。以下で説明する本発明の好ましい実施形態で上記ニーズの一つまたは複数を解決することができる
少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給する工程を含み、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収するラクチドの合成方法、好ましくは工業的合成方法。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくは工業的合成方法:少なくとも1つの溶剤に熱エネルギーを加え、少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸および少なくとも1種の溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、少なくとも1種の溶剤に熱エネルギーを加える上記工程は少なくとも1つの反応器の少なくとも1つの溶剤を添加する工程の前に行い、少なくとも1つの溶剤は、少なくとも一つの反応器への乳酸の供給とは独立して行い、好ましくは、乳酸の少なくとも一部をラクチドおよび水に変換する工程を単一段階で行う。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:1種または複数の成分を少なくとも一つの反応器に供給し,この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは、一段階で、ラクチドと水と乳酸オリゴマーに変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部と乳酸オリゴマーの少なくとも一部を回収し、回収した水と回収した乳酸オリゴマーを必要に応じて乳酸オリゴマーを含み、必要に応じて水を含むフィードに加えて、回収水および回収乳酸オリゴマーとフィードとの混合物を形成し、この混合物中の乳酸オリゴマーの少なくとも一部を、好ましくは一段階で、乳酸と乳酸ダイマーに変換し、混合物から水の少なくとも一部を除去し、混合物の残りの少なくとも一部は上記の1種または複数の成分の一つとして少なくとも一つの反応器に供給し、好ましくは、乳酸の少なくとも一部をラクチドおよび水に変換する工程は一段階で行う。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法::1種または複数の成分の少なくとも一つに熱エネルギーを加え、少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸および少なくとも1つの溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、好ましくは、少なくとも1つの溶剤の少なくとも一部を回収し、回収された溶剤から回収された熱エネルギーの少なくとも一部を回収し、好ましくは、熱エネルギーの少なくとも一部を回収し、好ましくは、第一および/または第二の工程で上記の1種または複数の成分の少なくとも一つに回収熱エネルギーを加える。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも一つの反応器に1種つまたは複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸および好ましくは溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部を回収し、好ましくは、乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に変換する工程を一段階で行い、水の少なくとも一部を回収し、この水の少なくとも一部を回収する工程は共沸蒸留工程を含まないデカンテーション工程を含む。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸および少なくとも1種の溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、少なくとも一つの反応器への少なくとも1つの溶剤の供給は少なくとも一つの反応器への乳酸の供給とは独立して別個に行う。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも1つの溶剤に熱エネルギーを加え、少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸および少なくとも1種の溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、少なくとも1種の溶剤に熱エネルギーを加える工程を少なくとも一つの反応器に少なくとも1種の溶剤を添加する工程の前に実行する。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも2つの反応器、好ましくは直列に接続された少なくとも2つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収する。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも2つの反応器、好ましくは直列に接続された少なくとも2つの反応器に1種または複数の成分と少なくとも一つの溶剤を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、前記の少なくとも1つの溶剤は少なくとも2つの溶剤の画分に分割され、各溶剤画分を少なくとも2つの反応器の各反応器に別々に供給する。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸と少なくとも1種の触媒系を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部を回収し、少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を回収し、回収された触媒系は水の少なくとも一部に含み、回収した触媒系の少なくとも一部を再生し、この回収された触媒系の少なくとも一部を再生する工程の少なくとも一部は回収された水の加水分解を介して行う。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、ラクチドの少なくとも一部を回収する工程は第一結晶化工程および第2の結晶化工程を含む。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部を回収し、好ましくは、水の少なくとも一部を回収する工程は共沸蒸留工程を含まないデカンテーション工程を含む。
以下の工程を含むラクチドの合成方法、好ましくはラクチドの工業的合成方法:少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、回収したラクチドを精製し、好ましくは、回収されたラクチドの精製工程は真空と加熱の組み合わせを含み、および/または、回収されたラクチドの精製工程は精製、結晶化工程を含む。
乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に変換する工程を一段階で行う上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
15.
上記の1種または複数の成分が少なくとも1種の溶剤を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
16.
上記の1種または複数の成分が少なくとも一種の触媒系を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部を回収する工程を含み、回収された水は少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
18.
少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を回収工程を含み、場合によっては回収された触媒系は水の少なくとも一部に含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部および少なくとも一つの触媒系の少なくとも一部を回収する工程を含み、回収水が少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1つの溶剤の少なくとも一部を回収する工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
乳酸の少なくとも一部をラクチドおよび水と乳酸オリゴマーに、好ましくは一段階で、変換する工程を含み、乳酸オリゴマーの少なくとも一部を回収する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
上記の1種または複数の成分の少なくとも一つに熱エネルギーを加える工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分の少なくとも一つに熱エネルギーを加える工程を少なくとも一つの反応器に上記の1種または複数の成分を加える工程の前に行う上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
一つまたは複数の回収された成分の少なくとも1つから熱エネルギーを回収する工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
上記の1種または複数の成分を少なくとも2つの反応器、好ましくは直列に接続された少なくとも2つの反応器に供給する工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の溶剤に熱エネルギーを加え、1種または複数の成分を少なくとも一つの反応器に供給し、この1種または複数の成分が乳酸および少なくとも1種の溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、少なくとも1種の溶剤に熱エネルギーを加える工程を少なくとも1つの反応器に少なくとも1つの溶剤を加える工程の前に行い、少なくとも1つの溶剤は乳酸とは独立して少なくとも一つの反応器に供給される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドと水に乳酸オリゴマーに変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部と乳酸オリゴマーの少なくとも一部を回収し、回収した水および回収した乳酸オリゴマーをフィード(このフィードは必要に応じて水を含み、必要に応じて乳酸オリゴマーを含む)と混合して、回収水と回収乳酸オリゴマーの混合物を形成し、混合物中の乳酸オリゴマーの少なくとも一部を、好ましくは一段階で、乳酸と乳酸ダイマーに変換し、混合物から水の少なくとも一部を除去し、混合物の残りの少なくとも一部は上記の1種または複数の成分の一つとして少なくとも一つの反応器に供給する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分の少なくとも一つに熱エネルギーを加え、1種または複数の成分を少なくとも一つの反応器に供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、熱エネルギーの少なくとも一部を回収し、上記の1種または複数の成分の少なくとも1つに回収熱エネルギーを加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部を回収する工程はデカンテーション工程を含み、好ましくは、水の少なくとも一部を回収する工程は共沸蒸留工程を含まない上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。:
少なくとも1つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸および少なくとも1種の溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、上記の少なくとも1つの溶剤は少なくとも一つの反応器に入る乳酸の供給とは独立して少なくとも一つの反応器に別個に行う上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の溶剤に熱エネルギーを加え、1種または複数の成分を少なくとも一つの反応器に供給し、この1種または複数の成分は乳酸と少なくとも1種の溶剤とを含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、少なくとも1種の溶剤に熱エネルギーを加える工程を少なくとも一つの反応器に少なくとも1種の溶剤を加える工程の前に実行する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの反応器、好ましくは直列に接続された少なくとも2つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの反応器、好ましくは、直列に接続された少なくとも2つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸および少なくとも1種の溶剤を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、上記の少なくとも1つの溶剤は少なくとも2つの溶剤の画分に分割され、各溶剤画分を少なくとも2つの反応器の各反応器に別々に供給する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分を少なくとも一つの反応器に供給し、上記の1種または複数の成分は乳酸および少なくとも1種の触媒系を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部を回収し、好ましくは、回収された水は少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を含み、少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を回収し、回収した触媒系は水の少なくとも一部を含み、回収した触媒系の少なくとも一部を再生し、回収された触媒系の少なくとも一部を再生する工程は回収した水による加水分解を介して行われる上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、ラクチドの少なくとも一部を回収する工程は第1結晶化工程および第2結晶化工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、水の少なくとも一部を回収し、この水の少なくとも一部を回収する工程は共沸蒸留工程を含まない条件でデカンテーション工程を含みます。
少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含むお、乳酸の少なくとも一部を、好ましくは一段階で、ラクチドおよび水に変換し、ラクチドの少なくとも一部を回収し、回収したラクチドを精製し、ラクチドを精製する工程は真空と加熱の組み合わせを含み、回収されたおよび/または回収されたラクチドを精製する工程は精製および結晶化工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に少なくとも1種の溶剤を添加する工程を有し、溶剤は少なくとも140℃かつ最大で300℃、好ましくは少なくとも150℃かつ最大で250℃、好ましくは少なくとも160℃かつ最大で220℃の温度を有する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に少なくとも1種の溶剤を添加する工程を有し、溶剤は乳酸の温度よりも少なくとも5℃高い温度、好ましくは乳酸の温度よりも少なくとも10℃、好ましくは乳酸の温度よりも少なくとも20℃、好ましくは、乳酸の温度よりも少なくとも30℃、好ましくは乳酸の温度よりも少なくとも40℃高く、好ましくは乳酸の温度よりも少なくとも50℃高く、好ましくは乳酸の温度よりも少なくとも60℃、好ましくは乳酸の温度よりも少なくとも70℃、好ましくは乳酸の温度よりも少なくとも80℃高い上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に少なくとも1種の溶剤を添加する工程を有し、溶剤が乳酸の温度よりも少なくとも5℃かつ最大で100℃高く、好ましくは少なくとも10℃かつ最大で80℃高く、好ましくは少なくとも15℃かつ最大で50℃高い上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの反応器、好ましくは直列に接続された少なくとも2つの反応器に1種または複数の成分を供給する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部を回収する工程を含み、その水の少なくとも一部は少なくとも2つの反応器の間で回収する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの反応器の最初の反応器を出る水の総量に対して、水の少なくとも50%を少なくとも2つの反応器の間で回収するス上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1つの溶剤が少なくとも2つの溶剤の画分に分割され、各溶剤画分を少なくとも2つの反応器の各反応器に別々に供給する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの溶剤画分が第一の溶剤画分と第二の溶剤の画分とから成り、上記の熱エネルギーの少なくとも一部が第一の溶剤画分に加えられる上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの溶剤画分が第一の溶剤画分と第二の溶剤の画分から成り、上記の熱エネルギーの少なくとも一部が第二の溶剤画分に加えられる上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
第一の溶剤の画分と第二の溶剤分画の合計重量に対して、少なくとも1種の溶剤の少なくとも50%かつ最大で100%、好ましくは少なくとも60%かつ最大で85%の少なくとも1種の溶剤を含む第一の溶剤画分を少なくとも2つの反応器の第1反応器に供給し、少なくとも1種の溶剤の少なくとも0%かつ最大で50%、好ましくは少なくとも15%かつ最大で40%の少なくとも一つの溶剤を含む第二の溶剤の画分を少なくともかつ2つの反応器の第2反応器に供給するステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1つの溶剤に加える熱エネルギーが少なくとも部分的に回収熱エネルギーであり、好ましくは、この回収された熱エネルギーが回収された溶剤および/または回収された水から回収される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分が、1種または複数の成分の総重量に対して少なくとも1重量%かつ最大で100重量%、好ましくは少なくとも5重量%かつ最大で95重量%、好ましくは少なくとも15重量%かつ最大で90重量%の乳酸を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
混合物中の乳酸オリゴマーの少なくとも一部を乳酸と乳酸ダイマーに変換する工程が、存在する水によって、および/または、加水分解を介して回収された水による加水分解を介して実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分が少なくとも1種の触媒系を含み、この少なくとも1種の触媒系は少なくとも一つの反応器に供給し、少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を回収し、回収した触媒系の少なくとも一部を再生する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収された触媒系の少なくとも一部を再生する工程が回収された水による加水分解を介して実行されるか、および/または、フィード中に存在する水による加水分解を介して実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の触媒系が少なくとも一つの反応器とインラインで再生される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの触媒系が酸性ゼオライト、好ましくは、H−BEAを含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
混合物から水の少なくとも一部を除去する工程が膜を用いて実施される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
フィードが乳酸オリゴマーを含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
フィードが、乳酸、乳酸二量体および乳酸オリゴマーを合せた総重量に対して少なくとも1重量%かつ最大で20重量%の乳酸オリゴマー、好ましくは少なくとも5重量%かつ最大で15重量%の乳酸オリゴマー、好ましくは約10重量%の乳酸オリゴマーを含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
混合物中の乳酸オリゴマーの少なくとも一部を乳酸と乳酸二量体に変換する工程を含み、好ましくは、回収された触媒系の少なくとも一部を一つまたは複数のリサイクルパイプで行う再生工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部を回収する工程を含み、回収される熱エネルギーの少なくとも一部を回収水から回収する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分が少なくとも1種の溶剤を含み、少なくとも1つの溶剤の少なくとも一部を回収する工程を含み、回収される熱エネルギーの少なくとも一部が回収された溶剤から回収される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部を回収ラクチドから回収する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
ラクチドの少なくとも一部を回収する工程が第1結晶化工程および第2の結晶化工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
第1結晶化工程および第2結晶化工程がそれぞれ独立して冷却される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーの少なくとも一部を回収する工程が第1結晶化工程中に実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーの少なくとも一部を回収する工程が第2結晶化工程中に実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収された熱エネルギーの少なくとも一部を乳酸に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分が少なくとも1種の溶剤を含み、回収された熱エネルギーの少なくとも一部を溶剤に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部が回収水から回収され、回収された熱エネルギーの少なくとも一部を乳酸に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部が回収水から回収され、回収熱エネルギーの少なくとも一部を溶剤に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部を回収された溶剤から回収し、回収された熱エネルギーの少なくとも一部を乳酸に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部を溶剤回収から回収し、回収された熱エネルギーの少なくとも一部を溶剤に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部を回収ラクチドから回収し、回収された熱エネルギーの少なくとも一部を乳酸に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部を回収ラクチドから回収し、回収熱エネルギーの少なくとも一部を溶剤に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部が回収された溶剤から回収され、回収される熱エネルギーの少なくとも一部が回収水から回収され、回収される熱エネルギーの少なくとも一部が回収ラクチドから回収され、回収された熱エネルギーの少なくとも一部を溶剤に加える上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収される熱エネルギーの少なくとも一部を回収された溶剤から回収する熱エネルギーの少なくとも一部を回収する工程と、1種または複数の成分の少なくとも一方に回収された熱エネルギーを加える工程を熱交換器を用いて行う上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部を回収する工程が液体/液体抽出工程を含まない上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
上記の少なくともの1種または複数の成分が少なくとも1種の触媒系を含み、水の少なくとも一部を回収する工程を含み、回収された水の少なくとも一部が一つの触媒系を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの触媒系が少なくとも1つの酸性ゼオライト、好ましくは、H−BEAを含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの反応器、好ましくは、直列に接続された少なくとも2つの反応器に1種または複数の成分を供給する工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部が少なくとも2つの反応器の間で回収される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
ラクチドの少なくとも一部を回収する工程を結晶化で行い、好ましくは、ラクチドの少なくとも一部を回収する工程が第1結晶化工程と第2の結晶化工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収されたラクチドを精製する工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収されたラクチドを精製する工程が真空と加熱の組み合わせを含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収されたラクチドを精製する工程が最大で200ミリバール、好ましくは最大で100ミリバールの圧力で実施され、例えば少なくとも20ミリバールかつ最大で40ミリバール、好ましくは約30ミリバールの圧力で実施される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収されたラクチドを精製する工程がラクチドの融点以下の温度、好ましくは最大で90℃で行われ、例えば少なくとも25℃かつ最大で90℃で行われる上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収されたラクチドを精製する精製工程が結晶化工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分が水と非混和性の溶剤を含み、好ましくは、溶剤はイソブチルベンゼンまたはデカン、好ましくはイソブチルベンゼンである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に変換する工程が一段階で行われる上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
ラクチドを合成するための工業的方法である上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
ラクチドを合成するための工業的プロセスであり、乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に変換する工程を一段階で行う上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器が混合反応器であり、好ましくは、少なくとも一つの反応器が機械的に混合されるか、および/または、内部または外部の流体流で混合される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも2つの反応器が混合反応器であり、好ましく、少なくとも2つの反応器が機械的に混合されるか、および/または、内部または外部の流体流で混合される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分の少なくとも一つに熱エネルギーを加える工程が少なくとも1種または複数の成分を少なくとも1つの反応器に加する工程の後に、例えば内部交換器またはジャケット付き壁によって実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
1種または複数の成分の少なくとも一つに熱エネルギーを加える工程が少なくとも1種または複数の成分を少なくとも1つの反応器に加える工程の後に、例えば2つの反応器の内部交換器またはジャケット付き壁によって実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーを回収する工程が少なくとも一つの反応器の最後の反応器の後または少なくとも2つの反応器の最後の反応器の後に実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーを回収する工程が少なくとも一つの反応器の反応器の間または少なくとも2つの反応器の最後の反応器の後に実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーを回収する工程を熱交換器を用いて実施する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
単一の反応器で乳酸をラクチドに変換する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
乳酸を少なくとも2つの反応器の各反応器で独立してラクチドに変換する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の溶剤を回収する工程を含み、好ましくは少なくとも1つの溶剤をリサイクルする工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の溶剤がC5〜C24アルカンである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
工程。
少なくとも1種の溶剤がデカンである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1つの溶剤が芳香族溶剤、好ましくは直鎖または分岐鎖のC1〜C4アルキル基で置換された芳香族溶剤、好ましくはベンゼンである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1つの溶剤がクメン、o−キシレンまたはイソブチルベンゼン、イソブチルベンゼン、p−キシレンまたはトルエンであり、好ましくは、少なくとも1つの溶剤がクメン、o−キシレンまたはイソブチルベンゼンであり、好ましくは少なくとも1種の溶剤がイソブチルベンゼンである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の触媒系がスラリーの形で少なくとも一つの反応器中に分散される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の触媒系を回収する工程を含み、好ましくは、少なくとも一つの触媒系を再循環する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の触媒系を溶剤によって再生する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の触媒系を焼成(仮焼)で再生する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
触媒系の非存在下で実施する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
ある期間は少なくとも1種の触媒系の存在下で実施し、ある期間は触媒系の非存在下で実施する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの触媒系が少なくとも1つの酸性ゼオライトを含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの触媒系が少なくとも1つの酸性ゼオライトを含み、この酸性ゼオライトは少なくとも一つのチャネルシステムがNMRで測定した骨格のSi/X2比が少なくとも24である10環員以上から成る2つまたは3つの相互接続と非並列チャネルシステムを有するか、3つの相互接続と非並列チャネルシステムを有し、このチャネルシステムの少なくとも2つのチャネルシステムは10環員以上チャネルを有し、NMRで測定した骨格のSi/X2比が少なくとも6であり、各XはAlまたはBである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
相互接続した平行チャネルシステムの少なくとも1つが12環員以上のチャネルを有する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
酸性ゼオライトのブレンステッド酸密度が0.05〜6.5ミリモル/g乾燥重量である上上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
XがAlである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
酸性ゼオライトが少なくとも3つの相互接続と非平行チャネルシステムを有する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
す。
酸性ゼオライトがBEA、MFI、FAU、MEL、FER、MWWを含む群から選択されるトポロジーを有し、好ましくはBEAである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも1種の触媒系が酸性ゼオライトを含み、好ましくは少なくとも一つの触媒系がH−BEAゼオライトを含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部を回収する工程を含み、必要に応じて水が少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部を回収する工程が蒸留工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
水の少なくとも一部を回収する工程が濾過工程、好ましくは膜濾過、例えば逆浸透を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーを回収する工程が水の少なくとも一部を回収する工程の後に実行される上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
乳酸はグルコースまたはスクロースの細菌発酵により得られたものである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
乳酸がトリオース、ヘキソース、セルロースまたはグリセロールの化学触媒変換で得られたものである上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
乳酸がL−乳酸を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
乳酸がD−乳酸を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分が、少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分の総重量に対して少なくとも3重量%かつ最大で95重量%の水を含み、好ましくは少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分の総重量に対して少なくとも5重量%かつ最大50重量%、好ましくは少なくとも10重量%かつ最大30重量%の水を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分が、反応器に供給される1種または複数の成分の総重量に対して少なくとも90重量%の溶剤を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
全ての反応器に供給される溶剤の総重量の質量流量が全ての反応器に供給される乳酸の質量の少なくとも4倍かつ最大で30倍、好ましくは少なくとも25倍、好ましくは少なくとも9倍かつ最大で20倍である上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分が、1種または複数の成分の総重量に対して少なくとも1重量%かつ最大で25重量%の触媒系を含み、好ましくは、少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分の総重量に対して少なくとも3重量%且つ最大で10重量%の触媒系を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
いくつかの実施形態では、少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分が、少なくとも一つの反応器に供給される1種または複数の成分の総重量に対して、乳酸以外の有機酸を最大で1.00重量%、好ましくは最大で0.10重量%、好ましくは最大で0.01重量%を含む。
熱エネルギーの少なくとも一部を回収する工程の前に回収したラクチドの精製工程を実行する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーの少なくとも一部を回収する工程の前に精製、結晶化工程を実行する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
熱エネルギーの少なくとも一部を回収する工程を回収したラクチドの精製工程で実行する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
134の方法。
熱エネルギーの少なくとも一部を回収する精製工程を結晶化工程で実行する上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
135の方法。
回収したラクチドの精製工程が溶剤−溶剤抽出工程を含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
回収したラクチドを精製する工程が濾過工程を含み、好ましくは膜を通る上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
ラクチドの収率が少なくとも60重量%、好ましくは少なくとも65重量%、好ましくは少なくとも70重量%、好ましくは少なくとも75重量%、好ましくは少なくとも80重量%、好ましくは少なくとも85重量%である上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
ポリ乳酸中に回収されたラクチドの少なくとも一部を変換する工程をさらに含む上記ステートメントのいずれか一項に記載の方法。
本発明の利点は以下の実施例に示される。
この実施例は本発明の具体例の組み合わせにより乳酸からラクチドを合成するプロセスを示している。
[図1]は[図1A][図1B][図1C]および[図D]から成り、実施例1のプロセスの流れを示している。
オリジナルフィード(供給原材料)(100)が供給される。このオリジナルフィード(100)は乳酸(110)を含む。乳酸がバイオベース原料から得られる場合には、オリジナルフィード(100)には一般に乳酸のダイマー(120)、乳酸のオリゴマー(130)および水(140)が含まれる。
各成分の流れの循環は一つまたは複数のポンプ(101、102、103、104)によって行うことができる。
フィード(110、120、130、140)の各成分(必要な場合にはさらに触媒系(160))は一段階ラクチド形成に適した第1反応器(710)に供給される。溶剤(150)は第1反応器(710)に別に供給される。第1反応器を出た混合物は1段階ラクチド形成に適した第2反応器(720)に供給される。
溶剤は例えば蒸気発生器(500)によって加熱される。蒸気発生器(500)は加熱蒸気(521)を発生し、この加熱蒸気は熱交換器(520)を介して溶剤(150)の各成分に熱を渡す。その結果生じる冷却した蒸気または凝縮水(522)を蒸気発生器(500)で再加熱することもできる。
オリジナルフィード(100)を第1反応器(710)および第2反応器(720)から出る混合物から回収された水(140)、さらには、必要に応じて乳酸オリゴマー(130)および/または触媒系(160)と組み合わせて混合物を得ることができる。
上記のラクチド(200)および溶剤(150)は冷却分離される。オプションとして冷凍サイクルを使用してラクチド結晶(300)にする。この冷却はこの実施例のように冷凍によって行うか、水を単に冷却して行うことができる。ラクチド結晶(300)用の冷凍サイクルは圧縮機(310)、冷凍サイクル用熱交換器(311、312)および冷凍サイクル用弁(315)を含むのが好ましい。ラクチドの結晶化は2つの工程すなわち、第1結晶化反応装置(301)中でのラクチド(200)結晶化(必要に応じて熱回収も行う)と、最終結晶化のための第2結晶化反応装置(302)中でのラクチド(200)結晶化の2つの工程で行うのが好ましい。
入口流は90重量%の乳酸等価物(lactic acid equivalents)と、10重量%の見かけ(apparent)水とを含む。この乳酸等価物自体は約70重量%の乳酸と、23重量%の乳酸二量体と、7重量%の乳酸トリマーとから成る。これらの重量%は乳酸等価物の全重量に対する比率である。プロセスに追加される、または処理中に放出される熱の量は、それが該当する場合、[図3]で(Q=・・・等)で記載してある。これらの熱量に使用される単位はキロジュール/秒である。2つの結晶化工程の間で2200キロワット時を回収できる。これはプロセス中に回収された総エネルギーの約20%に相当する。これによって冷凍サイクルの必要冷却能力も50%少なくなる。
[図2]は本発明で使用可能な半バッチ式の触媒注入システムを示している。
水分離器の入口流には一般に(30重量%に達する)多量の触媒が入っている。この高含有量の触媒は水分離セクションで使用される膜またはフィルターに有害になる。その場合にはフィルター/膜を保護するためにこのユニットの上流に触媒分離ユニットを設置することができる。すなわち、ハイドロサイクロンまたは遠心分離器を使用し、分離した触媒を反応器入口流に再注するか、反応器に直接再注入することもできる。反応器へ触媒を直接注入する方法には反応器入口流に通常必要なポンプが不要になるという利点がある。
システムプロセスの構成に応じて、各反応器に2つまたは3つの触媒注入システムを設置することができる。
溶剤の役割は水と生産されたラクチドとが直接接触するのを避けることにある。しかし、オリゴマーの加水分解によって水の存在はプラスの影響を与えることになる。溶剤がラクチドに良好な溶解性を有し、水にはほとんど溶解しない場合には、溶剤は反応器中のラクチドにほとんど害を与えない。しかし、生成したラクチドが溶剤中に良く溶解しない場合には、水の存在でラクチドが加水分解する可能性がある。これは全体的な反応と溶解メカニズムに依存する
この実施例は本発明の実施形態の組み合わせに従って乳酸からラクチドを合成するプロセスを示している。[図4]を参照すると、この図は実施例4のプロセスの流れダイヤグラムを示し、このプロセスでは全ての熱エネルギーが溶剤流を介して与えられ、実施例1に比べてCAPEXをさらに低減できる。
オリジナルフィード(100)は乳酸(110)を含む。バイオベース原料から得られた場合、オリジナルフィード(100)は通常、乳酸と、乳酸ダイマー(120)と、乳酸オリゴマー(130)と、水(140)を含む。各成分の流れの循環は一つまたは複数のポンプ(101、102、103、104)によって行うことができる。
フィード(110、120、130、140)の成分は、必要に応じて触媒系(160)と一緒に、一段階ラクチド形成に適した第1反応器(710)に供給される。この第1反応器(710)には溶剤(150)が別途供給される。第1反応器を出た混合物は1段階ラクチド形成に適した第2の反応器(720)に供給される。
ラクチド(200)および溶剤(150)はオプションのラクチド結晶(300)用の冷凍サイクルを使用して分離される。冷却はこの実施例のように冷凍で行うか、単に水で冷却して行うこともできる。ラクチド結晶(300)用の冷凍サイクルは圧縮機(310)、冷凍サイクルの熱交換器(311、312)および冷凍サイクル用弁(315)を含むのが好ましい。ラクチドの結晶化は2段階で行うのが好ましい。すなわち、第1結晶化反応装置(301)中でのラクチド(200)の結晶化(必要に応じて熱回収も行うと、最終結晶化用の第2結晶化反応装置(302)でのラクチド(200)結晶化で行う。
エネルギーの最適化は複数の熱回収工程(選択した温度は[図4]に示してある)で行われる。第1熱回収工程(610)では熱交換器(611)を介して第2反応器を出るラクチド(200)と溶剤(150)から熱エネルギーを回収し、交換器(612)を介して熱エネルギーを溶剤(150)に与える。第2熱回収工程(620)は水(140)、場合によっては第1反応器および/または第2反応器から出て熱交換器(621)を通った乳酸オリゴマー(130)および/または触媒系(160)から熱エネルギーを回収し、熱交換器(622)を介して溶剤(150)に熱エネルギーを与える。
この実施例は乳酸からラクチドを合成するプロセスを示している。[図5]を参照して実施例5のプロセスの流れを示す。
オリジナルフィード(1100)は約10重量%の水(1140)と、約90重量%の乳酸等価物(lactic acid equivalents)とを含む。この乳酸等価物は乳酸(1110)と、乳酸ダイマー(1120)と、乳酸オリゴマー(1130)とから成る。各成分の流れの循環は一つまたは複数のポンプ(1101、1102、1103、1104)によって実行できる。触媒系(1160)は閉サイクル中に存在する。
触媒は触媒表面上に付着した状態で一定量の乳酸オリゴマーと一緒に反応器を出る。[図6]は使用した触媒粒子の再生処理無しの後、45℃の水での再生から15分後および再生から30分後の熱重量分析(TGA)結果を示す。[図6]の最初のグラフ(0時間)は表面上にオリゴマーを含む再生処理無しの場合のTGA結果を示す。この場合、3つのピークが識別でき、最初のピーク(100℃程度)は水の除去に相当し、第二のピーク(200℃と300℃との間)は溶剤の除去に相当し、第3のピーク(300℃と370℃との間)は触媒表面からのオリゴマーの除去に対応する。第2のグラフ(15分)は表面にオリゴマーを含む同じ触媒に関する、45℃の水と15分間接触させてオリゴマーが加水分解し、触媒を再生させた後のTGAの結果を示している。この場合、オリゴマーに関連する第3のピークは現れない。これは水との接触でオリゴマーが完全に除去され、触媒が再生されたことを示している。第三のグラフは45℃の水と30分間接触させた後の表面上にオリゴマーを有する同じ触媒に関するTGAの結果を示している。このTGAの結果は5分間の水に暴露した後は水によって効果的に再生できることを示している。
当技術分野で使用されてきた従来技術の多くでは触媒を再生するために触媒表面上に堆積したオリゴマー(コークス化触媒)を燃焼させるもので、付着したオリゴマーを触媒表面から燃焼除去するものである。しかし、この方法では燃焼に余分なエネルギーを必要とし、触媒寿命が短くなる。
Claims (15)
- 以下の(1)〜(4):
(1)少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸と溶媒とを含み、
(2)乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に変換し、
(3)ラクチドの少なくとも一部を回収し、
(4)水の少なくとも一部を回収しする、
工程を含み、上記の乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に変換する工程は一工程で行い、上記の水の少なくとも一部を回収する工程はデカンテーション工程を含み、この水の少なくとも一部を回収する工程は共沸蒸留工程を含まないことを特徴とするラクチドの合成方法。 - ラクチドを合成するための工業的方法である請求項1に記載の方法。
- 上記の水の少なくとも一部を回収する工程が液体/液体抽出工程を含まない請求項1または2に記載の方法。
- 上記の一つ以上の成分が少なくとも一種の触媒系を含み、さらに、水の少なくとも一部を回収する工程を含み、その回収された水は少なくとも1種の触媒系の少なくとも一部を含む請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 少なくとも1種の触媒系が少なくとも一種の酸性ゼオライト、好ましくはH−BEAを含む請求項4に記載の方法。
- 1つまたは複数の成分を少なくとも2つの反応器、好ましくは直列に接続された少なくとも2つの反応器に供給する請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 水の少なくとも一部を少なくとも2つの反応器の間で回収する請求項6に記載の方法。
- ラクチドの少なくとも一部を回収する工程を結晶化で行い、好ましくは、ラクチドの少なくとも一部を回収する工程は第1結晶化工程および第2結晶化工程を含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 回収したラクチドを精製する工程を含む請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 回収されたラクチドを精製する工程が真空と加熱の組み合わせを含む請求項9に記載の方法。
- 回収されたラクチドを精製する工程が精製結晶化工程を含む請求項9または10に記載の方法。
- 1つまたは複数の成分が水と非混和性である溶媒を含み、好ましくは、この溶媒がイソブチルベンゼンである請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 下記の(1)〜(4):
(1)少なくとも1種の溶媒に熱エネルギーを加え、
(2)少なくとも一つの反応器に、1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸と少なくとも1種の溶媒を含み、
(3)乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に変換し、
(4)ラクチドの少なくとも一部を回収する、
工程を含み、上記の少なくとも1種の溶媒に熱エネルギーを加える工程は少なくとも1つの反応器に少なくとも1つの溶媒を添加する工程の前に行い、少なくとも1種の溶媒は、少なくとも一つの反応器に供給(エントリ)する乳酸とは独立して少なくとも一つの反応器に別個に供給される請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。 - 以下の(1)〜(7):
(1)少なくとも一つの反応器に1種または複数の成分を供給し、この1種または複数の成分は乳酸を含み、
(2)乳酸の少なくとも一部をラクチドと水に乳酸オリゴマーに変換し、
(3)ラクチドの少なくとも一部を回収し、
(4)水の少なくとも一部と乳酸オリゴマーの少なくとも一部を回収し、
(5)回収した水と回収した乳酸オリゴマーニフィードを加え、このフィードは必要に応じて乳酸オリゴマーを含み、また、必要に応じて水を含み、フィードと回収した水および回収した乳酸オリゴマーとを混合して混合物を形成し、この混合物中の乳酸オリゴマーの少なくとも一部を乳酸へと乳酸ダイマーに変換し、
(6)混合物からの水の少なくとも一部を除去する、
の工程を含み、混合物の残りの少なくとも一部を、少なくとも一つの反応器に供給される上記の1種または複数の成分の一つとして供給する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。 - 以下の(1)〜(7)の工程を含む請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法:
(1)1つまたは複数の成分の少なくとも一つに熱エネルギーを与え、
(2)1つまたは複数の成分を少なくとも一つの反応器に供給し、この1つまたは複数の成分は乳酸を含み、
(3)酸の少なくとも一部をラクチドと水に乳変換し、
(4)ラクチドの少なくとも一部を回収し、
(5)熱エネルギーの少なくとも一部を回収し、
(6)回収した熱エネルギーを1つまたは複数の成分の少なくとも一つに与える。
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