JP2019519456A - 二酸化炭素発生装置 - Google Patents

二酸化炭素発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019519456A
JP2019519456A JP2018562263A JP2018562263A JP2019519456A JP 2019519456 A JP2019519456 A JP 2019519456A JP 2018562263 A JP2018562263 A JP 2018562263A JP 2018562263 A JP2018562263 A JP 2018562263A JP 2019519456 A JP2019519456 A JP 2019519456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon dioxide
container
acid
dioxide generator
upper container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018562263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6777765B2 (ja
Inventor
キョン キム,ボ
キョン キム,ボ
Original Assignee
キョン キム,ボ
キョン キム,ボ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キョン キム,ボ, キョン キム,ボ filed Critical キョン キム,ボ
Priority claimed from PCT/KR2017/015201 external-priority patent/WO2018117669A1/en
Publication of JP2019519456A publication Critical patent/JP2019519456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6777765B2 publication Critical patent/JP6777765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J7/00Apparatus for generating gases
    • B01J7/02Apparatus for generating gases by wet methods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K63/00Receptacles for live fish, e.g. aquaria; Terraria
    • A01K63/04Arrangements for treating water specially adapted to receptacles for live fish
    • A01K63/042Introducing gases into the water, e.g. aerators, air pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G7/00Botany in general
    • A01G7/02Treatment of plants with carbon dioxide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K63/00Receptacles for live fish, e.g. aquaria; Terraria
    • A01K63/003Aquaria; Terraria
    • A01K63/006Accessories for aquaria or terraria
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/50Carbon dioxide

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

一体型二酸化炭素発生装置に係り、酸または酸水溶液が収容され、二酸化炭素ガスが排出されるアウトレット部が設けられた上部容器と、上部容器の下部に位置し、炭酸塩または炭酸塩水溶液が収容される下部容器と、酸または酸水溶液が、上部容器から下部容器に重力によって供給されるように、上部容器の底面に形成された通孔領域と、通孔領域を開閉する外部から操作可能な速度調節弁と、下部容器で発生した二酸化炭素が、上部容器に伝達される通路を形成する圧力平衡及び排出の通路と、を含み、それにより、酸と炭酸塩との中和反応により、二酸化炭素(CO2)を発生させる簡単な1つの装置である一体型二酸化炭素発生装置により、所望する速度で二酸化炭素を発生させたり、その発生を中止させることもできるという効果を提供する。

Description

本発明は、酸と炭酸塩との中和反応を利用する二酸化炭素発生装置に関する。
二酸化炭素(CO)は、化学製品の生産原料、食品添加剤、炭酸飲料製造、ワイン製造、エアバッグ、植物及び水草の光合性用栄養分のような多様な用途に使用されている。
二酸化炭素を発生させる方法としては、燃焼による方法、発酵反応による方法、及び炭酸塩と酸との中和反応による方法などが知られている。水族館用品、蚊退治用誘引物質発生装置など、実生活に適用される小型の簡単な装置としては、発酵反応による装置と、中和反応による装置とが最も広く使用されている。
まず、該発酵反応により、二酸化炭素(CO)を生成させる装置は、グルコース(または、糖類)やイースト(yeast)などを利用し、二酸化炭素(CO)とエタノールとを発生させる方式を主に取るが、該発酵反応の特性上、初期駆動時間が必要であり、発生を中断させることができなかったり、発生速度を調節したりし難いのである。副産物であるエタノールが、二酸化炭素に含まれる可能性がある。冬季の低温などでは、発生速度が顕著に遅くなってしまう。
該中和反応により、二酸化炭素(CO)を生成させて供給させる装置は、クエン酸溶液と重炭酸ナトリウムとをAビンとBビンとに分けて並列に配置させる方式を主に取る。具体的には、AビンとBビンとを小プラスチックホースで連結させ、Aビンに力を加え、脇のBビンにAビンの溶液を伝達させ、初期駆動させる。それにより、Bビンにおいては、中和反応が即時に起こり、二酸化炭素(CO)が発生し、発生した二酸化炭素(CO)は、Bビンに設置された他の1本のホースを介して自然に排出される。併せて、排出される二酸化炭素ガスは、連続してAビンの溶液を引っ張るようにし、持続的に二酸化炭素を発生させ、二酸化炭素を供給させる。
該装置は、前記発酵装置での問題点である初期駆動時間が必要なく、温度の影響がほとんどなく、高純度の二酸化炭素を発生させはする。しかし、装置の設置、及び初期駆動が厄介である。発生速度制御が容易ではなく、Bビンで生成される過量の二酸化炭素により、Bビン内部の圧力が過度に上昇する。Bビン内部圧力の過度な上昇は、爆発を誘発してしまう。
それにより、当該技術分野においては、既存の化学二酸化炭素発生装置及び生物学的二酸化炭素発生装置で発生する二酸化炭素(CO)の発生速度制御の困難さ、温度による変数、設置の困難さ、及び圧力の過度な上昇というような問題点を解決するための新たな技術、または装置の開発が要求されている。
大韓民国特許登録公報登録番号第10−1614406号「浸透圧を利用した二酸化炭素発生装置及びその方法(Apparatus for Generating Carbon Dioxide using Osmotic Pressure and Method thereof)」 大韓民国特許登録公報登録番号第10−1331243号「二酸化炭素発生装置(CO2 Generator)」 大韓民国特許公開公報公開番号第10−2014−0135088号「化学的二酸化炭素ガス発生器(Chemical Carbon Dioxide Gas Generator)」
本発明が解決しようとする課題は、酸と炭酸塩との中和反応により、二酸化炭素(CO)を発生させる装置であって、二酸化炭素の発生速度を制御したり、二酸化炭素の発生を停止させたりする二酸化炭素発生装置を提供することである。
本発明が解決しようとする課題は、また、圧力の過度な上昇を防止することができる二酸化炭素発生装置を提供することである。
本発明が解決しようとする課題は、また、簡便に使用することができる二酸化炭素発生装置を提供することである。
本発明が解決しようとする課題は、また、原料を再充填して持続的に使用することができる二酸化炭素発生装置を提供することである。
本発明の目的は、前述の目的に制限されるものではなく、言及されていない他の目的は、以下の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
前述の目的を達成するために、本発明の実施形態による一体型二酸化炭素発生装置は、酸または酸水溶液が収容され、二酸化炭素ガスが排出されるアウトレット部が設けられた上部容器;上部容器の下部に位置し、炭酸塩または炭酸塩水溶液が収容される下部容器;前記酸または前記酸水溶液が、前記上部容器から前記下部容器に重力によって供給されるように、前記上部容器の底面に形成された通孔領域;前記通孔領域を開閉する外部から操作可能な速度調節弁;及び前記下部容器で発生した二酸化炭素が、前記上部容器に伝達される通路を形成する圧力平衡及び排出の通路;を含む。
前記装置は、上部容器に、前記酸または前記酸水溶液を投入するために、前記上部容器の上端部に開閉可能に形成される上部投入部をさらに含んでもよい。
前記上端部と前記上部投入部との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材が介在されもする。
前記アウトレット部は、前記上部投入部にも形成される。
前記速度調節弁は、頭端と、前記頭端から前記下部容器に向けて延長され、下部端が前記通孔領域を開閉する本体と、を具備し、前記速度調節弁を昇降させることにより、前記酸または前記酸水溶液が、前記下部容器に投入される速度を調節したり、それを中断させたりすることができる。
前記速度調節弁の頭端内側には、前記上部容器の上端部に上向き突出した通孔の外側ねじ山に乗って移動するためのねじ溝が形成されてもよい。
前記本体と、前記上部容器の上端部との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材が介在されもする。
前記圧力平衡及び排出の通路は、二酸化炭素及びガスだけが動くように、垂直方向の底面端が、前記下部容器の上部領域に形成され、他方上面端が、前記上部容器の上部領域に位置し、前記上部容器と前記下部容器とが連結された垂直型通路としても形成される。
前記上部容器と前記下部容器は、分離可能にも結合される。
前記上部容器が前記下部容器から分離されれば、前記下部容器の上部が開放される。
前記上部容器と前記下部容器との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材が介在されもする。
本発明の実施形態による一体型二酸化炭素発生装置は、上部の原料を自然な重力によって下端部に投入させることができ、速度調節弁を置き、所望する速度で原料を投入させたり、中止させたりすることにより、結果として、下端部において、二酸化炭素(CO)を所望する速度及び量で発生させることができ、二酸化炭素(CO)の発生を中止させることもできるという効果を提供する。
本発明の実施形態による一体型二酸化炭素発生装置は、圧力の過度な上昇を防止することができる。
本発明の実施形態による一体型二酸化炭素発生装置は、簡便にも使用される。
本発明の実施形態による一体型二酸化炭素発生装置は、基本として提供された酸と炭酸塩とによる二酸化炭素(CO)の発生が消尽された場合にも、酸と炭酸塩とを再充填し、持続的に再使用することができる。
本発明の実施形態による一体型二酸化炭素発生装置を示す斜視図である。 図1の一体型二酸化炭素発生装置を示す正面図である。 図1の一体型二酸化炭素発生装置を示す平面図である。 図1の一体型二酸化炭素発生装置を示す断面図である。 一体型二酸化炭素発生装置の分解状態を示す図面である。 一体型二酸化炭素発生装置の分解状態を示す図面である。
以下、本発明の実施形態の詳細な説明は、添付された図面を参照して説明する。下記での本発明の説明において、関連公知の機能または構成に係わる具体的な説明が、本発明の要旨を必要以上に不明確にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
本発明の一実施形態による一体型二酸化炭素発生装置100は、相互着脱型モジュール、あるいは1つのシステムとしても提供され、小型の観賞用水草水槽、または水草を含む水槽などに必須な二酸化炭素(CO)を簡単であり、安全であり、効率的に発生させるための装置である。
図1は、本発明の実施形態による一体型二酸化炭素発生装置を示す斜視図であり、図2は、図1の一体型二酸化炭素発生装置を示す正面図であり、図3は、図1の一体型二酸化炭素発生装置を示す平面図であり、図4は、図1の一体型二酸化炭素発生装置を示す断面図であり、図5及び図6は、一体型二酸化炭素発生装置100の分解状態を示す図面である。
図1ないし図6を参照すれば、該一体型二酸化炭素発生装置100は、上部容器100a及び下部容器100bを具備する。上部容器100aと下部容器100bは、通孔領域152によって互いに連通される。上部容器100aには、上部投入部110、速度調節部120、二酸化炭素アウトレット部130、圧力平衡及び排出の通路150、開閉部160が形成され、下部容器100bには、スタンディング部170が形成される。上部容器100aには、酸または酸水溶液が収容される。下部容器100bには、炭酸塩または炭酸塩水溶液が収容される。
上部投入部110は、上部容器100aに、前記酸または前記酸水溶液を投入するために、上部容器100aの上端部140に開閉自在に形成される。例えば、上部投入部110は、上端部140に、回転式に開閉自在な栓形態にも形成される。上端部140と上部投入部110との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材p2が介在されもする。シーリング部材p2は、例えば、シーリングラバーでもある。
速度調節弁120は、通孔領域152を開閉する。速度調節弁120は、通孔領域152の開放程度を調節することができる。速度調節弁120は、外部から操作可能である。速度調節弁120は、例えば、ニードル弁形態にも具現される。一例として、速度調節弁120は、頭端121と、そこから延長された本体122と、を具備することができる。速度調節弁120は、上部投入部110から投入され、上部容器100aに位置する溶液が、下部容器100bに降りていく速度を調節したり、それを中断させたりする。速度調節弁120は、例えば、ニードルのような形状であり、頭端121が円筒形にも形成される。速度調節弁120の頭端121の内側には、上部容器100aの上端部140の中央に上向き突出した通孔の外側ねじ山141に乗って移動するためのねじ溝121aが形成されてもよい。本体122と、上部容器100aの上端部140との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材p1が介在されもする。シーリング部材p1は、例えば、シーリングラバーでもある。
一方、速度調節弁120の頭端121下部に形成された本体122のうち下部端122eは、上部容器100aの底面の下部に突出し、下部容器100b側に向かう通孔領域152を開閉する役割を行う。
それにより、外部で操作し、速度調節弁120を回転させることにより、速度調節弁120を昇降させることができ、通孔領域152の開閉、及び開放程度の調節が可能である。
ここで、上部容器100aの上端部140中央に形成された速度調節弁120を中心に側面に偏心され、上部投入部110及び二酸化炭素アウトレット部130が形成される。図面においては、二酸化炭素アウトレット部130が、上部投入部110を貫通するように形成されているが、二酸化炭素アウトレット部130は、上部投入部110とは別個に、上部面を貫通して形成されもし、別途のキャップとしても構成される。
圧力平衡及び排出の通路150は、下部容器100bで発生した二酸化炭素(CO)の上部容器100aへの移動通路であり、上部容器100a及び下部容器100bの圧力平衡通路に該当し、垂直方向の一方端が、下部容器100bの上部領域に形成され、他方端が、上部容器100aの上部領域に形成され、上部容器100aと下部容器100bとが連結された垂直型通路状に設計される。
図1ないし図6に図示されたように、圧力平衡及び排出の通路150は、上部容器100aまたは下部容器100bと分離された別途のベース151上で形成されるか、あるいはそれと異なり、上部容器100aの底面と一体型にも形成される。
また、圧力平衡及び排出の通路150は、図示されているように、上部容器100aの底面のうち、速度調節弁120の本体122の下部端122eが位置するところと隣接するように、中心に位置するか、あるいは他の実施形態として、端に位置することも可能である。
また、上部容器100aの下端に、別途のベース151を精密に内側に嵌めこむか、あるいは多様な接着方法及び融着方法を利用して接合させることにより、上部の酸または酸水溶液が、所望しないように、下部容器100bに降りていくことを防止することができる。
開閉部160は、上部容器100aと下部容器100bとを分離可能に結合させる。開閉部160は、下部容器100b内部に原料を投入するように、下部容器100bの上部を開放する機能を提供する。一例として、開閉部160は、上部容器100aの下部端外側に形成され、下部容器100bの上端内側に形成された対称形ねじ山101と噛み合うねじ山161の形態にも具現される。そのような構成によれば、上部容器100aを一方向で回転させ、上部容器100aを下部容器100bから分離することができる。このとき、開放された下部容器100bの上部を介して、原料、例えば、炭酸塩を下部容器100bに投入することができる。その後、上部容器100aを反対方向に回転させ、上部容器100aを下部容器100bに結合させることができる。開閉部160には、ガス漏れを防止するシーリング部材p3が設けられる。シーリング部材p3は、例えば、上部容器100aと下部容器100bとの間に介在される。シーリング部材100bは、例えば、シーリングラバーでもある。
スタンディング部170は、下部容器100bの平板形態の底面であり、倒れないように、追加して下部に形成された装置である。
そのような構成要素を有する一体型二酸化炭素発生装置100による二酸化炭素発生機能について説明する。
上部容器100aに、酸または酸水溶液を、下部容器100bに、炭酸塩または炭酸塩水溶液を投入した後、ニードル弁タイプの速度調節弁120を利用し、上部容器100aの底面、例えば、ベース151に設けられた通孔領域152を開放する。例えば、速度調節弁120を、上方に移動させる方向に回転させ、通孔領域152を開放することができる。速度調節弁120の回転程度により、通孔領域152の開放程度が調節される。重力により、上部容器100a内部の酸または酸溶液が通孔領域152を通過し、下部容器100bに自然に落ちる。下部容器100b内において、酸または酸溶液と、炭酸塩または炭酸塩水溶液との中和反応が起きながら、二酸化炭素ガス(CO gas)が発生する。該二酸化炭素ガスは、圧力平衡及び排出の通路150に形成された通路管を経て上部容器100aに移動し、二酸化炭素アウトレット部130を介して、外部に排出される。圧力平衡及び排出の通路150により、上部容器100aと下部容器100bとの間に圧力平衡がなされ、上部容器100aが、二酸化炭素アウトレット部130を介して外部と連通されているので、下部容器100b内部の過度な圧力上昇が防止される。従って、過度な圧力上昇による爆発が防止される。酸または酸水溶液は、重力により、自然に上部容器100aから下部容器100bに供給される。速度調節弁120を利用し、通孔領域152の開放程度を調節することにより、酸または酸溶液の下部容器100bへの投入量を調節したり、それを中止させたりすることができ、結果として、二酸化炭素の発生量を調節することができる。
本実施形態の一体型二酸化炭素発生装置100は、酸と炭酸塩との中和反応によって二酸化炭素を発生させる一般的な化学的二酸化炭素装置と同一化学的原理で作動する。
しかし、本実施形態の一体型二酸化炭素発生装置100は、一般的な装置とは異なり、上部容器100aと下部容器100bとが相互分離可能に結合され、1つの一体型によってなる装置として簡単に構成され、中和反応の速度を調節したり中止させたりすることができるという長所がある。
そのように、1つの一体型装置に構成されるにもかかわらず、本実施形態の一体型二酸化炭素発生装置100は、圧力平衡及び排出の通路150を活用することにより、重力と空気圧との原理を利用し、安全であって簡便に作動することができる。
すなわち、酸または酸水溶液を上部容器100aに入れ、下部容器100bに、炭酸塩または炭酸塩水溶液を入れた後、上部容器100aと下部容器100bとを開閉部160を利用して結合させれば、上部容器100aの底面から、直交する上向き方向に、上部容器100aの上部面と近接する位置まで形成される連結通路である圧力平衡及び排出の通路150により、上部容器100aと下部容器100bとの内部の空気圧が平衡になる。
それにより、速度調節弁120を利用して通孔領域152を開けば、自然に、重力によって一定速度で、上部容器100aにあった酸または酸水溶液が、下部容器100bに投入される。同時に、上部容器100aの上端部140の中心部に突出形態に形成される速度調節弁120は、外部から微細に開閉を調節することができるので、ユーザが、簡便に所望する量ほど流量調節を行うことができるようにし、所望する速度で、二酸化炭素(CO)が発生する。
結果として、ユーザは、簡単な1つの装置である一体型二酸化炭素発生装置100により、簡便に所望する量ほど直ちに二酸化炭素(CO)を発生させたり、それを中止させたりすることもできる。
併せて、本実施形態の一体型二酸化炭素発生装置100は、上部容器100aと下部容器100bとが開閉部160によって分離可能にも結合される。従って、基本的に提供された酸と炭酸塩とによる二酸化炭素(CO)の発生量が消尽された場合にも、上部容器100a及び/または下部容器100bを新たなもので交替したり、上部容器100a及び/または下部容器100bの内部に、酸及び/または炭酸塩を再充填したりすることにより、一体型二酸化炭素発生装置100を持続的に再使用することができる。
併せて、上部容器100aに投入する酸としては、硫酸、塩酸、臭酸、酢酸、クエン酸などがある。一例として、一般人が容易に購入することができ、固体として安全に流通し、弱酸であるクエン酸(citric acid)が適切でもある。下部容器100bに入る炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、炭酸カルシウムなどがある。一例として、一般人が容易に購入することができ、安全に流通し、最も廉価な重炭酸ナトリウム(sodium bicarbonate)(ベーキングソーダ)が適切でもある。
総合的には、本発明での一体型二酸化炭素発生装置100は、簡便に求めることができるクエン酸(citric acid)と重炭酸ナトリウム(sodium bicarbonate)とを使用し、廉価で、高純度の二酸化炭素(CO)を、所望する速度及び量で発生させることができる画期的であり、安全な新たな二酸化炭素発生装置システムであると言うことができる。
なお、クエン酸とベーキングソーダとの中和反応は、下記[化学式1]の通りである。
Figure 2019519456
上部容器100aの酸または酸水溶液が、下部容器100bの炭酸塩または炭酸塩水溶液に投入されるために、上部容器100aと下部容器100bとの内部体積比は、1.0:1.0ないし3.5に形成されることが望ましい。
図面に図示されていないが、上部容器100aの上端部140には、内部圧力が、許容可能な値を超す場合、自ら開かれる圧力排出装置が設けられもする。
また、図面に図示されていないが、上部容器100a内部の圧力を確認することができる圧力計が、例えば、上部容器100aの上端部140にも設けられる。
前述の実施形態においては、上部容器100aに、酸または酸水溶液が、下部容器100bに、炭酸塩または炭酸塩水溶液が収容されるが、上部容器100aに、炭酸塩または炭酸塩水溶液が、下部容器100bに、酸または酸水溶液が収容されもする。
下部容器100bに、酸と炭酸塩とが共に収容され、上部容器100aに水が収容されもする。速度調節弁120を利用し、上部容器100aから下部容器100bへの水の供給速度を調節することにより、二酸化炭素発生速度を調節したり、それを中止させたりすることができる。
以上のように、本明細書及び図面には、本発明の望ましい実施形態について開示されており、たとえ特定用語が使用されるにしても、それらは、単に本発明の記述内容を容易に説明し、発明理解の一助とするための一般的な意味に使用されたものであり、本発明の範囲を限定するものではない。そのために、開示された実施形態以外にも、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であるということは、本発明が属する技術分野で当業者に自明であろう。

Claims (11)

  1. 酸または酸水溶液が収容され、二酸化炭素ガスが排出されるアウトレット部が設けられた上部容器と、
    上部容器の下部に位置し、炭酸塩または炭酸塩水溶液が収容される下部容器と、
    前記酸または前記酸水溶液が、前記上部容器から前記下部容器に、重力によって供給されるように、前記上部容器の底面に形成された通孔領域と、
    前記通孔領域を開閉する外部から操作可能な速度調節弁と、
    前記下部容器で発生した二酸化炭素が、前記上部容器に伝達される通路を形成する圧力平衡及び排出の通路と、を含む一体型二酸化炭素発生装置。
  2. 前記上部容器に、前記酸または前記酸水溶液を投入するために、前記上部容器の上端部に、開閉自在に形成される上部投入部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  3. 前記上端部と前記上部投入部との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材が介在されることを特徴とする請求項2に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  4. 前記アウトレット部は、前記上部投入部に形成されることを特徴とする請求項2に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  5. 前記速度調節弁は、頭端と、前記頭端から前記下部容器に向けて延長され、下部端が、前記通孔領域を開閉する本体と、を具備し、
    前記速度調節弁を昇降させることにより、前記酸または前記酸水溶液が、前記下部容器に投入される速度を調節したり、それを中断させたりすることを特徴とする請求項1に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  6. 前記速度調節弁の頭端内側には、前記上部容器の上端部に上向き突出した通孔の外側ねじ山に乗って移動するためのねじ溝が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  7. 前記本体と、前記上部容器の上端部との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材が介在されることを特徴とする請求項6に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  8. 前記圧力平衡及び排出の通路は、二酸化炭素及びガスだけが動くように、垂直方向の底面端が、前記下部容器の上部領域に形成され、他方上面端が、前記上部容器の上部領域に位置し、前記上部容器と前記下部容器とが連結された垂直型通路に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  9. 前記上部容器と前記下部容器は、分離可能に結合されたことを特徴とする請求項1に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  10. 前記上部容器が前記下部容器から分離されれば、前記下部容器の上部が開放されることを特徴とする請求項9に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
  11. 前記上部容器と前記下部容器との間には、ガス漏れを防止するシーリング部材が介在されることを特徴とする請求項9に記載の一体型二酸化炭素発生装置。
JP2018562263A 2016-12-21 2017-12-21 二酸化炭素発生装置 Active JP6777765B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2016-0175308 2016-12-21
KR20160175308 2016-12-21
KR10-2017-0049901 2017-04-18
KR1020170049901A KR101960023B1 (ko) 2016-12-21 2017-04-18 이산화탄소 발생 장치
PCT/KR2017/015201 WO2018117669A1 (en) 2016-12-21 2017-12-21 Carbon dioxide generator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019519456A true JP2019519456A (ja) 2019-07-11
JP6777765B2 JP6777765B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=62780840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018562263A Active JP6777765B2 (ja) 2016-12-21 2017-12-21 二酸化炭素発生装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20190126226A1 (ja)
EP (1) EP3541176B1 (ja)
JP (1) JP6777765B2 (ja)
KR (1) KR101960023B1 (ja)
CN (1) CN108777949A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112299418A (zh) * 2019-07-25 2021-02-02 深圳市太空微藻生物科技有限公司 一种制取二氧化碳的方法、装置以及应用该装置的螺旋藻水生植物养殖设备
CN116282021A (zh) * 2023-03-22 2023-06-23 中国科学院东北地理与农业生态研究所 一种二氧化碳气体发生装置及使用方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2386038A (en) * 1943-08-04 1945-10-02 Bendix Westinghouse Automotive Fluid pressure mechanism
US5350587A (en) * 1987-10-15 1994-09-27 The Coca-Cola Company Method of dispensing carbonated beverage using a gas generator
EP0844197A1 (en) * 1996-11-25 1998-05-27 The Procter & Gamble Company Gas generating unit
CN2346174Y (zh) * 1997-07-23 1999-11-03 喻吉平 自动产生喷施气体肥料器
CN2386038Y (zh) * 1998-01-21 2000-07-05 韩春旭 整体自注式二氧化碳发生器
CN1107642C (zh) * 1998-11-06 2003-05-07 杜志刚 连续制取二氧化碳的设备
CN201250107Y (zh) * 2008-07-16 2009-06-03 王学俊 一种二氧化碳发生器
DE202010001148U1 (de) * 2010-01-15 2011-05-26 Scholz, Karl-Heinz Peter, 63768 Bodenbelag mit integralen Steinplatten
US9118113B2 (en) * 2010-05-21 2015-08-25 The Regents Of The University Of Michigan Phased antenna arrays using a single phase shifter
KR200461445Y1 (ko) * 2010-11-08 2012-07-13 윤관 음료수 믹스 컵
PL2877184T3 (pl) * 2012-07-27 2020-04-30 Glia Llc Kompozycje i leczenie chorób i zaburzeń oka
JP2015216877A (ja) * 2014-05-18 2015-12-07 明夫 中野 炭酸ガス発生装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3541176A4 (en) 2020-08-26
US20190126226A1 (en) 2019-05-02
EP3541176A1 (en) 2019-09-25
CN108777949A (zh) 2018-11-09
KR101960023B1 (ko) 2019-03-20
KR20180072513A (ko) 2018-06-29
JP6777765B2 (ja) 2020-10-28
EP3541176B1 (en) 2023-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7549395B2 (en) Portable drink container for pets
JP6271108B1 (ja) 飲料サーバー、および飲料サーバー用キャップ
JP2019519456A (ja) 二酸化炭素発生装置
TWM510918U (zh) 液體汲取器
HK1083820A1 (en) Bottle cap
PT1642861E (pt) Recipiente com uma fonte de pressão por co2 gasoso
HRP20120054T1 (hr) Spremnik za držanje i izdavanje napitka pod tlakom
TW200628370A (en) Bottle cap
US7753226B2 (en) Oral medicine dispenser
AU2006254390B2 (en) Vessel having pressurized CO2 gas source
CN203017416U (zh) 具有压力调节阀的奶嘴
CN104443738B (zh) 一种固液体分装的饮料瓶
CN108386337A (zh) 一种红酒储藏装置及酒柜
CN202435972U (zh) 一种可控供氧的活鱼箱
HU0204316D0 (en) Siphon head practically for whipped cream siphon
CN213594963U (zh) 一种即溶即配式饮料瓶盖
KR20070062383A (ko) 이종물질을 수용한 배출장치
KR20220160414A (ko) 통기수단을 갖는 액체수납용 말통
JP5027943B1 (ja) 生餌用クーラーセット
KR101188898B1 (ko) 스크류형 유동식 공급장치
CN204901327U (zh) 快速充气装置
KR20180072054A (ko) 수족관용 일체형 이산화탄소 발생 장치 및 다단식 저압 이산화탄소 확산기
CN215139698U (zh) 一种阿瑞匹坦侧链生产用通氯化氢装置
WO2018117669A1 (en) Carbon dioxide generator
CN209089913U (zh) 雪花冰机饮料瓶封闭式自动下液装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191029

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200115

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200923

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6777765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150