JP2019518965A - 時計ムーブメント用部品、時計ムーブメント、時計、および時計ムーブメント用部品の製造方法 - Google Patents

時計ムーブメント用部品、時計ムーブメント、時計、および時計ムーブメント用部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

硬質マトリックスと硬質マトリックス中に含まれるナノチューブのフォレストとを含む複合材料からなる、時計ムーブメントのための部品(12a)。

Description

本発明は、時計ムーブメント用部品、時計ムーブメントおよび時計、ならびに時計ムーブメント用部品の製造方法に関する。
時計ムーブメントは、通常、レギュレータ、時計ムーブメントの時間基準を決定する機械振動子を含む。このレギュレータは、テンプと呼ばれる振動錘と連携するコイルばねを含む。このコイルばねは、時計ムーブメントの計時精度を決定する極端な寸法精度を必要とする。
コイルばねの一例は、特にJP2008116205Aに記載されている。このコイルばねは、マトリックス内に分散されかつコイルの長手方向に整列されたカーボンナノチューブで強化された、黒鉛およびアモルファス炭素のマトリックスを含む複合材料から作られている。ナノチューブは、約10nmの直径および約10ミクロンの長さを有する。コイルを製造するために、ナノチューブ、黒鉛、およびアモルファス炭素を用いて均質な混合物を最初に製造し、次に混合物を押出してコイルの長さ内にナノチューブを整列させることを目的としてコイルばねの形状を得る。
このようなコイルばねは多くの欠点を有する。
‐押出しプロセスは高い機械的精度を許容せず、許容できない計時誤差をもたらす。
‐ナノチューブは均質混合物中にランダムに配置されているので、ナノチューブの配向はあまり制御されていない。
‐この方法は、コイルばねの規則性をもたらす、材料の良好な均質性を確保するように実施するのが複雑である。
‐均質性を維持しながら混合物の量を非常に正確に調節しなければならないので、コイルばねの所望の機械的性質を得るのが複雑である。
これらの欠点は、少なくとも部分的に、時計ムーブメント用の他の可撓性部品にも存在する。
特開2008‐116205 米国特許出願公開第2010/294424号明細書 特開平01‐120448 欧州特許出願公開第1256854号明細書 欧州特許出願公開第1256853号明細書 米国特許出願公開第2013/294999号明細書
HANNA BRANDON H ET AL, "Mechanical Property Measurement of Carbon Infiltrated Carbon Nanotube Structures for Compliant Micromechanisms", JOURNAL OF MICROELECTROMECHANICAL SYSTEMS, IEEE SERVICE CENTER, US, vol.23, no.6, 1 December 2014, pages 1330−1339 BO LI ET AL, "Highly Organized Two− and Three−Dimensional Single−Walled Carbon Nanotube−Polymer Hybrid Architectures", ACS NANO, vol.5, no.6, 28 June 2011, pages 4826−4834 BIN ZHAO ET AL,"Exploring Advantages of Diverse Carbon Nanotube Forests with Tailored Structures Synthesized by Supergrowth from Engineered Catalysts", ACS NANO, vol.3, no.1, 27 January 2009, pages 108−114 HUTCHISON D N ET AL,"Carbon Nanotubes as a Framework for High−Aspect−Ratio MEMS Fabrication", JOURNAL OF MICROELECTROMECHANICAL SYSTEMS, IEEE SERVICE CENTER, US, vol.19, no.1, 1 February 2010, pages 75−82 MING XU ET AL, "Alignment Control of Carbon Nanotube Forest from Random to Nearly Perfectly Aligned by Utilizing the Crowding Effect", ACS NANO, vol.6, no.7, 24 July 2012, pages 5837−5844
本発明は、上記の欠点のいくつかまたはすべてを克服することを目的とする。
この目的のために、本発明は、少なくとも1つの可撓性部分を含み、前記可撓性部分が、軸に垂直な平面内で曲がるように構成され、かつ、マトリックス内に拘束されたナノチューブを含む複合材料で作られる、時計ムーブメント用部品であって、ナノチューブがナノチューブのフォレストを形成しており、ナノチューブが並置され、概して軸に平行に配置されることを特徴とする、時計ムーブメント用部品を提供する。
これらの構成により、ナノチューブ成長およびナノチューブのフォレストへのマトリックスの浸透のプロセスによって得られる、ナノチューブの配向および完全に制御され再現可能な均質性を有する、数ナノメートルの精度の時計ムーブメント用部品を作製することができる。時計ムーブメント用部品がコイルばねの場合、結果はコイルばねの卓越した計時精度である。
さらに、例えばマトリックス材料および/またはナノチューブのフォレストに浸透するマトリックスの量を調節することによって、時計ムーブメント用部品の所望の機械的特性を容易に得ることができる。
上述の特許とは異なり、ナノチューブは、曲げ面に対して垂直に配向されており、その面内には配向されていない。これは、当業者に知られている、それらの機械的曲げ特性を使用するためにコイルの長さ内にナノチューブを整列させることを助言するJP2008116205Aの教示に反する。対照的に、本発明の時計ムーブメント用部品では、上述の文献JP2008116205Aとは異なり、ナノチューブは、それらの機械的特性のためには使用されず、時計ムーブメント用部品の機械的特性に寄与するとしても、ごくわずかしか寄与しない(部品の曲げはナノチューブの曲げをもたらさない)が、代わりに成長におけるそれらの幾何学的精度のために使用され、機械的特性は浸透されたマトリックスによって提供される。
さらに、このようにして得られた複合材料は、軸に垂直な平面内で特に可撓性であり(コイルばねの場合にはテンプの質量を減少させることができる)、この平面外では実質的に非可撓性である 時計のコイルばねにとって特に重要である)。
最後に、上記の構成は、一般に「ウェハ」という用語で表されるシリコンウェハなどの基板上にナノチューブを成長させることによって、製造プロセスを簡略化することを可能にする。
本発明による時計ムーブメント用部品の様々な実施形態では、以下の構成の1つまたは複数をさらに使用することができる:
‐ナノチューブは炭素からなる。
‐ナノチューブは多層である。
‐ナノチューブは、7から30nmの間(または任意選択的に2から10nmの間、好ましくは3から7nmの間、特に約5nm)に含まれる直径を有する。
‐ナノチューブは、200から400ミクロンの間(または任意選択的に100から200ミクロンの間、特に約150ミクロン)に含まれる長さを有する。
‐マトリックスは炭素からなる。
‐前記時計ムーブメント用部品は、軸を中心に振動するように構成されたコイルばねである。
‐前記時計ムーブメント用部品は、時計ムーブメント用振動子である。
‐前記時計ムーブメント用部品はぜんまいである。
本発明はまた、上で定義されたようなコイルばね(または上で定義されたような時計ムーブメント用の他の部分)を有する時計ムーブメント、およびそのような時計ムーブメントを備える時計に関する。
本発明はまた、上で定義されたような時計ムーブメント用部品を製造する方法であって、
a)ナノチューブのフォレスを成長させる、ナノチューブのフォレストの成長ステップと、
b)マトリックスの構成材料がナノチューブのフォレストに浸透する、浸透ステップと、
を含む方法に関する。
本発明による製造方法の様々な実施形態では、以下の構成の1つまたは複数をさらに使用することができる:
‐ナノチューブのフォレストの成長ステップa)の間に、ナノチューブのフォレストは、基板(おそらく基板と追加の層との間に1つまたは複数の中間層を備える)上に成長され、浸透ステップb)の後に、複合材料を基板から分離する、分離ステップc)が続く。
‐ナノチューブのフォレストの成長ステップa)の間に、ナノチューブのフォレストは、基板に対して実質的に垂直に成長する。
‐ステップa)の前に、追加のナノチューブの多孔質層を最初に基材(おそらく基板と追加の層との間の1つまたは複数の中間層を備える)上に噴霧し、次いでステップa)の間にナノチューブのフォレストを追加のナノチューブの多孔質層の下に成長させ、ステップb)の間にマトリックスの構成材料を追加のナノチューブの多孔質層を通して浸透させる。
‐少なくとも1つの中間層が基板とナノチューブのフォレストとの間に配置される。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面に関して、非限定的な例として与えられたその実施形態のいくつかの以下の説明から明らかになるであろう。
本発明の第1の実施形態によるコイルばねを備えることができる時計の概略図である。 図1の時計ムーブメントのブロック図である。 図1の時計に使用可能なコイルばねの写真である。 図3のコイルバネの一部の斜視図である。 ナノチューブのフォレストの形態のコイルばねの材料の構成を非常に概略的に示す。ナノチューブは、明確にするために意図的に拡大されており、したがって一定の縮尺で表されていない。 本発明の第2の実施形態による、図1のような時計に使用可能なぜんまいの概略図である。 は、本発明の第3の実施形態による、図1のような時計にも使用可能な機械振動子を表す。 基板とナノチューブ層との間の中間層の概略図を示す。 中間層を有する基板上にナノチューブのフォレスタが成長した状態の概略図を示す。
様々な図において、同一の参照符号は同一または類似の要素を示す。
図1は、
‐ケース2と、
‐ケース2内に含まれる時計ムーブメント3と、
‐一般に、ネジ巻き機構4と、
‐文字盤5と、
‐文字盤5を覆う透明カバー6と、
‐透明カバー6と文字盤5との間に配置され、時計ムーブメント3によって作動される、例えば、それぞれ時と分のための2つの針7a、7bを含む時間インジケータ7と、
を備える、腕時計のような時計1を表す。
図2に概略的に表されるように、時計ムーブメント3は、例えば、
‐機械的エネルギーを貯蔵する装置8、典型的にはぜんまいと、
‐機械的エネルギーを貯蔵する装置8によって駆動される機械式動力伝達装置9と、
‐上述の時間インジケータ7と、
‐エネルギー分配ホイール10(例えば、スイスアンカーエスケープメント又は同様のもののガンギ車)と、
‐エネルギー分配ホイール10を逐次的に保持および解放するのに適したロック機構11(例えばスイスアンカーまたは同様の物)と、
‐エネルギー分配ホイール10が一定の時間間隔で動かされるようにロック機構11を規則的に動かすようにロック機構11を制御する振動機構であるレギュレータ12と、
を備えることができる。
レギュレータ12は、振動錘、例えばテンプ(図示せず)と、図3および図4に示すもののようなコイルばね12aとを備える。
コイルバネ12aは、
‐テンプの中心に固定され、テンプと共に中心軸Xの周りを回転することが意図された中央リング13と、
‐リング13から「外端カーブ」と呼ばれる外端部分15まで、中心軸Xの周りに数回巻かれたいくつかの巻線14と、
を備え得る。
外端部分15は、通常、スタッド(図示せず)によってブリッジ(図示せず)に取り付けられており、ブリッジにはテンプが枢着されている。
コイルばね12aの巻線14および外端部分15は、(中心軸Xに垂直な平面内で)厚さeおよび(中心軸Xに平行な)高さhを有することができる。厚さeは、例えば数十ミクロン、例えば約10から100ミクロンであり得る。
コイルばね12aは、マトリックス16a内に束ねられたナノチューブ16(図5)を含む複合材料でできている。
ナノチューブ16はナノチューブのフォレストを形成しており、このことはナノチューブ16が並置され、全て実質的に互いに平行に配置されることを意味する。
有利には、ナノチューブ16は全て中心軸Xと実質的に平行に配置され、それ故に中心軸Xと概して平行である。それらは、概して互いに均等に離間して、複合材料の全質量にわたって存在し、コイルばね12aの製造中にナノチューブ成長プロセスによって制御される(軸Xに垂直な平面内で)表面密度を有する。
ナノチューブ16は、有利には炭素からなり得る。
ナノチューブ16は、有利には本質的に多層であり得る。任意選択で、ナノチューブ16は有利には主に単層であり得る。
ナノチューブは、7から30nmの間に含まれる直径dを有し得る。任意選択的に、ナノチューブは、2から10nm、好ましくは3から7nm、特に約5nmの直径を有し得る。
ナノチューブは、200から400ミクロンの間に含まれる長さを有し得る。任意選択的に、ナノチューブは、100から200ミクロンの間、特に約150ミクロンの長さを有し得る。この長さは、コイルばねの巻線14の上述の厚さhに有利に対応し得る。
マトリックス16aもまた有利には炭素からなり得る。マトリックス16aは図5に非常に概略的に表されている。それは、ナノチューブ16間のギャップ17内およびナノチューブ16の内部空間18内に存在するナノチューブ16を有利に包含することができる。このマトリックスは、ナノチューブ間の凝集を提供し、それによってナノチューブのフォレストの機械的特性を変更することを可能にする。
コイルばね12aは、例えば、
a)ナノチューブ16のフォレストを、一般に、シリコンまたは他のウェハなどの基板(図示せず)上に成長させる、ナノチューブのフォレストの成長ステップと、
b)マトリックス16aの構成材料をナノチューブ16のフォレストに浸透させる、浸透ステップと、
c)複合材料を基板から分離する、分離ステップと、
を含む方法によって製造することができる。
ステップa)の間、中心軸Xに対して垂直に配置されている基板に対して実質的に垂直にナノチューブ16のフォレストを成長させることが有利である。
ナノチューブのフォレストの成長がコイルバばね12aの正確な経路に沿って所望の正確な位置で起こるように、基板は例えばフォトリソグラフィによって既知の方法で前処理される。ナノチューブの成長およびカーボンマトリックスによる浸透のための制御された方法の例は、例えば、著者Richard Scott Hansenによる文献「Mechanical and electrical properties of carbon−nanotube−templated metallic micro−structures」(2012年6月)、または、ブリガムヤング大学のCollin Brownの「Infiltration of CNT forests by Atomic Layer Deposition for MEMS applications」と題するシニア論文(2014年4月22日)に記載されている。
それ自体、特に上記の文献から知られている炭素マトリックスの浸透は、一般に蒸着によって行われる。浸透時間を決定することによって、ナノチューブ間の浸透されるマトリックスの量に影響を与えることができ、それはばねの機械的性質を変えることを非常に容易にする。
図8および図9に示すように、基板19(シリコンまたは他のもの)はシリカ層20で覆われ、シリカ層は触媒層21(特に鉄)で覆われ、その上にナノチューブ16のフォレストが成長することができる。シリカ層20および触媒層21はナノチューブ16のフォレストと一体のままであり、したがって上記ステップc)においてナノチューブの層と共に基板16から分離される。
上記のステップa)の前に、任意選択的に追加のナノチューブを溶媒中に分散させ、特に超音波によって触媒層21上に噴霧して、追加のナノチューブ層22を画定することができる。この追加のナノチューブ層22は、前記追加のナノチューブ層22を通してナノチューブのフォレスト16の炭素(または他の構成材料)を堆積させ、前記追加のナノチューブ層の下に成長させるのに十分に多孔性である(図9)。このようにして、ナノチューブのフォレストのナノチューブ16の成長が均一化され、したがってそれらはすべて実質的に同じ長さを有する。浸透ステップb)も、その多孔性のために、追加のナノチューブ層22を通して行われる。
ステップc)の間、複合材料は、特にフッ化水素HFを使用して、湿式エッチングによって、または好ましくは気相エッチングによって基板19から分離することができる。
得られるコイルばね12aは多くの利点を有する:
‐ナノチューブの成長およびナノチューブのフォレストへのマトリックスの浸透のプロセスによって得られる、ナノチューブの配向および完全に制御され再現可能な均質性を有するコイルばねをナノメートル精度で作製することができ、その結果、コイルばねの卓越した計時精度がもたらされる。
‐例えば、マトリックスの材料および/またはナノチューブのフォレストに浸透するマトリックスの量を調節することによって、コイルの幾何学形状(特にその厚さ)を調節することによって、コイルばねの所望の機械的性質を容易に得ることができる。
‐コイルばね12aは、中心軸に垂直な平面内で特に可撓性であり(これにより、テンプの質量を減少させることができる)、この平面外では実質的に可撓性がない(衝撃やユーザの動きによる面外の加速の影響を制限するために、時計コイルばねにとって特に重要である)。
‐複合材料は、温度変化に対する感度が非常に低く(低熱膨張係数、低弾性率変動)、低密度を有し、非磁性であり、耐食性である。
上述の材料は、少なくとも1つの可撓性部分を含む時計ムーブメント用の他の部分にも使用することができ、前記可撓性部分はナノチューブの軸Xに垂直な平面内で曲がるように構成される。
例えば、本発明の第2の実施形態では、上述のエネルギー貯蔵装置として使用することができる図6のもののようなぜんまい8に上述の材料を使用することができる。上述のようにエネルギー貯蔵装置として使用可能である。そのようなばねは、例えば、バレル8b内で、軸Xに沿って中央シャフト8aの周りに巻き付けられてもよい。
別の例によれば、本発明の第3の実施形態では、上述の材料を使用して、前述のコイルばね以外の機械振動子を形成することができる。特に、上述の材料は、上述のレギュレータ12のかわりに、時計に使用することができる図7のもののようなレギュレータ12’を形成するために使用することができる。レギュレータ12’は、例えばプレート110内の単一部品として形成されていてもよく、その内側には、ロータ111と、ロータ111を残りのプレート110に連結する弾性サスペンション112とが形成されている。弾性サスペンションは、プレート110に形成された非常に細くて細いアームによって形成され得る。ロータ111は、両方向矢印Rに従って、軸Xを中心にして回転振動する。このようなレギュレータ12’の例は、文献EP3021174Aに詳細に記載されている。
1 時計
2 ケース
3 時計ムーブメント
4 ネジ巻き機構
5 文字盤
6 透明カバー
7 時間インジケータ
7a、7b 針
8 ぜんまい
8a シャフト
8b バレル
12a コイルばね
13 リング
14 巻線
15 外端部分
16 ナノチューブ
16a マトリックス
17 ギャップ
18 内部空間
19 基板
20 シリカ層
21 触媒層
22 追加のナノチューブ層
110 プレート
111 ロータ
112 弾性サスペンション

Claims (16)

  1. 少なくとも1つの可撓性部分を含み、前記可撓性部分が、軸(X)に垂直な平面内で曲がるように構成され、かつ、マトリックス(16a)内に拘束されたナノチューブ(16)を含む複合材料で作られている、時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)であって、
    前記ナノチューブ(16)がナノチューブのフォレストを形成しており、前記ナノチューブ(16)が並置され、前記軸(X)に概して平行に配置されていることを特徴とする、時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)。
  2. 前記ナノチューブ(16)が炭素からなる、請求項1に記載の時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)。
  3. 前記ナノチューブ(16)が多層である、請求項1または2に記載の時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)。
  4. 前記ナノチューブが、7から30nmの間に含まれる直径(d)を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)。
  5. 前記ナノチューブ(16)が200から400ミクロンの間に含まれる長さ(h)を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)。
  6. 前記マトリックス(16a)が炭素からなる、請求項1から5のいずれか一項に記載の時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)。
  7. 前記時計ムーブメント用部品が、前記軸(X)を中心に振動するように構成されたコイルばね(12a)である、請求項1から6のいずれか一項に記載の時計ムーブメント用部品。
  8. 前記時計ムーブメント用部品が時計ムーブメント用振動子(12’)である、請求項1から6のいずれかに記載の時計ムーブメント用部品。
  9. 前記時計ムーブメント用部品がぜんまい(8)である、請求項1から6のいずれか一項に記載の時計ムーブメント用部品。
  10. 請求項7に記載のコイルばね(12a)を有する時計ムーブメント。
  11. 請求項10に記載の時計ムーブメント(3)を備える時計。
  12. 請求項1から9のいずれか一項に記載の時計ムーブメント用部品(12a、8、12’)を製造する方法であって、
    a)ナノチューブのフォレストを成長させる、ナノチューブ(16)のフォレストの成長ステップ(16)と、
    b)マトリックスの構成材料が前記ナノチューブ(16)のフォレストに浸透する、浸透ステップと、
    を含む、方法。
  13. 前記ナノチューブ(16)のフォレストの成長ステップa)の間に、前記ナノチューブのフォレストが基板(19)上に成長され、前記浸透ステップb)の後に、複合材料を前記基板(19)から分離する、分離ステップc)が続く、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ナノチューブ(16)のフォレストの成長ステップa)の間に、前記ナノチューブ(16)のフォレストが前記基板(19)に対して実質的に垂直に成長する、請求項13に記載の方法。
  15. ステップa)の前に、追加のナノチューブの多孔質層(22)を最初に前記基板(19)上に噴霧し、次いでステップa)の間に前記ナノチューブ(16)のフォレストを前記追加のナノチューブの多孔質層(22)の下に成長させ、ステップb)の間に前記マトリックスの構成材料を前記追加のナノチューブの多孔質層(22)を通して浸透させる、請求項13または14に記載の方法。
  16. 少なくとも1つの中間層(20、21)が、前記基板(19)と前記ナノチューブ(16)のフォレストとの間に配置されている、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
JP2018566879A 2016-06-21 2017-06-21 時計ムーブメント用部品、時計ムーブメント、時計、および時計ムーブメント用部品の製造方法 Active JP6896001B2 (ja)

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