JP2019518605A - C字状ラムを有するトランスファプレス - Google Patents

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Abstract

本発明は、ダイにおいて上側および下側工具によって複数のワークを連続して成形および離型するためのトランスファプレスに関する。上側工具はラムヘッドに取り付けられ、下側工具はラムフットに設置される。ラムヘッドとラムベースとは互いに剛結合されてラムを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダイにおいて上側および下側工具の助けを借りて複数のワークを連続して成形および離型するためのトランスファプレスに関する。上側工具はラムメインに固締され、下側ダイはラムフット上に設置される。ラムヘッドとラムフットとは剛結合されてラムを形成する。
本発明は、特に板金製の、ワークを再キャストするためのトランスファプレスの分野に関する。機械式成形は、ドイツ工業規格(DIN)8580による製造工程の主群に属し、中実体の制御された変形を記述している。質量および物質凝集力は維持される。再キャスト作業のために使用される機械式加工機は、通常、プレス機と称されている。形状変化を量的に表す変形の度合いによっては、ワークの製作を実現するために成形工程をいくつかの段階で実施する必要があり得る。この場合、ワークを個々の成形段階を通して自動的に搬送する特殊なトランスファプレスが使用される。
板金加工の一部として、深絞りが利用されている。深絞りは、機械式成形の副群に属している。原則として、ロンデンまたはボウル状ワークは所謂絞りパンチによってねじ込まれ、ダイを通して引き抜かれる。これにより、選択された工具形状に応じて、パラメータである直径、壁厚、および高さに変化がもたらされる。
トランスファプレスの場合、絞りダイは、通常、成形用の上側ラム(所謂プレスラム)に固締されている。上側ラムは、プレスフレーム内に格納され、必要な行程中に成形に必要な力を供給するための機械式または油圧式の駆動装置を有する。ダイは、プレステーブル上の工具ブロック内に位置し、それに対してプレスラムは相対的な往復運動を行う。
成形工程後にワークを移送システムに確実に戻すために、およびダイ内への固着を回避するために、離型工具からの機械的支持が必要とされることが多い。この目的のために、トランスファプレスは、ワークをダイから押し出す下側工具または下側パンチを有する。下側ラムは、下側工具/パンチを駆動する。
最新技術においては、このようなトランスファプレスがいくつか公知である。例えば、特許文献1および特許文献2には、カップ状の金属製ワークを加工するためのトランスファプレスが記載されている。これらトランスファプレスにおいては、複数の上側パンチがラムメインに設置され、複数の下側工具はカムシャフトを介して個々に駆動される。特許文献3におけるトランスファプレスは、金属製ワークに複数の段を組み込むために、その高さ方向に複数の異なる直径を有する上側工具を利用している。上側工具はラムメインによって駆動される。下側工具は、個々に、または一緒に、上昇可能である。これに対して、特許文献4は、複数の上側工具がラムヘッドによって一緒に制御され、複数の下側工具がラムフットによって一緒に制御されるトランスファプレスを提案している。複数の異なる絞り速度を設定するために、特許文献5は、上側工具としてのパンチおよび突き出し装置としての下側工具の両方が別々に駆動されるトランスファプレスを提案している。ただし、駆動制御が複雑であるという欠点がある。
最新技術によると、それぞれ独立した機械式アセンブリが成形および離型の連続する作業ステップを実現する場合もある。
一般に、トランスファプレスは、複数の絞りパンチをアセンブリとして収容するためのプレスラムを含む。型からの押し出しのために、対応するパンチを有する個々に制御可能な複数の下側ラム、または1つの下側ラム、が独立して設けられている。
成形ならびに離型のためのそれぞれのアセンブリの運動学は、対応付けられた駆動装置によって保証される必要がある。
最新技術によると、中央駆動装置が両モジュールに分散されていると好適である。ただし、離型のための下側ラムとプレスラムとの間の幾何学的距離は、複雑な機械式結合をもたらす。したがって、ギア(特に複数のギア対)、複数のシャフト(特に複数の自在継手および複数のシャフト)、複数のチェーン、複数のベルト、および複数のクラッチが使用されている。
駆動技術における発展の故に、電子的に同期化される個々の駆動装置がそれぞれのモジュールのための専ら機械式の結合に取って代わることが増えつつある。
機械式結合による駆動装置ならびにそれぞれ独立した電気機械式の個々の駆動装置は、どちらもかなりの手間を特徴とする。
公知のトランスファプレスにおける別の欠点は、ラムのサイズである。プレスラムおよび離型ラムの高い案内精度を保証するために、それぞれのラム高さをラム幅に近付けるか、またはそれより大きくする必要がある。その結果、公知のトランスファプレスにおいては、プレスラックの寸法がかなり大きい。
米国特許第4166372A号 米国特許第4655071A号 米国特許第4562719A号 特許第2,539,807A号 独国特許出願公開第2743642A1号
本発明の一目的は、最新技術の上記諸欠点を改善するトランスファプレスを提供することであった。特に、コンパクトな設計、簡素化された駆動、および高い製造精度を特徴とするトランスファプレスを開発することを一目的とした。
上記目的は、本発明によると、独立請求項によって達成される。従属請求項は、本発明によるトランスファプレスの好適な実施形態およびその使用を表す。
好適な一実施形態において、本発明は、ワークの成形および離型ステップを少なくとも2つ行うためのトランスファプレスに関する。本トランスファプレスは、ワークを収容するためのダイを少なくとも2つ有するプレステーブルと、ダイ間でワークを移送するための移送システムと、プレステーブルに対して相対移動を行える少なくとも2つの上側工具および少なくとも2つの下側工具とを備える。したがって、第1の成形ステップでは、第1のダイにおいて第1の上側工具によってワークを成形でき、第1の離型ステップでは、第1の下側工具によってワークを型から押し出すことができる。移送ステップでは、移送システムによってワークを第1のダイから第2のダイに搬送でき、第2の成形ステップでは、第2のダイにおいて第2の上側工具からワークを変形できる。第2の離型ステップ中、第2の下側工具によってワークを第2のダイから押し出すことができる。上側工具はラムメイン上に設置され、下側工具はラムベース上に設置され、ラムとラムバットとは互いに剛結合されてラムを形成する。
本発明の目的のために、「ワーク」とは、トランスファプレスにおけるいくつかの成形工程中に加工される部品を指す。好適なワークは、次々と引き抜き加工される薄板、特に板金製ボウル、である。
「上側工具」は、ワークを再キャストするために使用されるトランスファプレスの工具である。これらは、絞りパンチであることが好ましい。対応するダイとの協働によって、これらはワークの深絞りを可能にする。「ダイ」は、上側工具に相対する型として、プレステーブル上の工具ブロックに切り抜き穴によって形成された型を意味する。例えば、板金製ボウルの好適な絞りのために、ダイは円形であり、ダイの直径は上側工具または絞りダイの直径にそこでの絞り段階の結果としてもたらされる板厚の少なくとも2倍を足した値である。
「下側工具」は、離型工程を実施する。下側工具は、特に、突き出しパンチである。下側工具は、ダイのサイズに調整され、下側工具の挿入時にダイ内に存在し得る何れのワークも押し出されることを保証する。
トランスファプレスにおいては、本発明によると、上側工具の上から下への相対移動によって成形が生じることが好ましい。本発明の目的のために、上および下は、重力に従って規定される。成形後、上側工具は下から上への後退移動を行い、好ましくは同時に、下側工具は上昇によってワークをダイから押し外す。成形が下から上に行われる逆構造のトランスファプレスも、提案されている発明の具現化に適していることを当業者は認識されるであろう。その場合、本発明の説明は、上側および下側工具の方向が逆になることになる。
本発明によると、ワークは、トランスファプレスを通過しながら、少なくとも2つの成形および離型工程を経る。この目的のために、トランスファプレスは、移送システムを備える。第1のダイにおいて第1の成形および押し出しステップが行われた後、移送システムの助けを借りて、ワークは前方へ運ばれる。次に、第2のダイにおいて、第2の成形ステップを行うことができる。当業者は適した移送システムを熟知しているであろう。
例えば、離型によって、ワークを2つの位置の間で往復するスイング体に移送できる。第1のダイからの第1の離型ステップの後、ワークはスイング体に移送される。スイング体は、プレスイング(移送ステップ)によって、ワークを第2のダイに位置合わせする。したがって、この位置合わせは、対応するダイにおいて成形を行えるように、ワークの、例えば対応するダイの上方への、位置付けを意味することが好ましい。
トランスファプレスの最適利用のために、連続加工が行われる。この場合、複数のワークが連続してトランスファプレスを通過する。第1のワークの第2の成形ステップが第2のダイで行われているとき、第1のダイでは第2の後続ワークが成形される。
トランスファプレスの好適な動作中、本発明によると、いくつかのワークのための複数の成形ステップがダイ内のそれぞれの位置付けに応じて同時に行われる。トランスファプレスを通過するワークの連続成形は、各上側工具の異なる寸法設定によって実現されることが好ましい。例えば、より長い、またはより短い、絞りパンチを使用できる。トランスファプレスの動作中、さまざまな上側工具は、プレステーブルに対する相対移動において常に同時に案内される。同じことは、下側工具にも当てはまる。下側工具は、いくつかのワークを対応するダイから同時に押し出す、すなわち離型する。
この目的のために、トランスファプレスは、本発明によると、上側工具が取り付けられているラムヘッドと、下側工具のためのタペットフットとを備える。ラムヘッドとラムベースとは互いに剛結合されている。その結果、本発明によると、トランスファプレス内の上側および下側工具の運動学を制御するために変位可能な構成要素が1つしか存在しない。本発明の諸目的のために、ラムヘッドとラムベースとの剛性複合体は、ラムアセンブリまたはラムとも称される。
この構造は、最新技術の諸解決策に勝る利点をいくつか有する。現行技術によると、通常、単一ブロックの形態のメインラムが上側工具を作動させる。成形のために必要な作業能力は、離型作業のための作業能力より著しく大きいので、メインラムは大動力伝達用に設計される必要がある。加えて、現行技術のトランスファプレスは、各離型工具を作動させるために、1つ以上のラムを個別に備える。メインラムおよび離型用ラム(単数または複数)を駆動するには、上で説明したように、中央駆動装置の複雑な機械式結合か、または電子的に同期化された複数の個別駆動装置の使用を必要とする。
本発明によるラムの使用によって、簡単な一駆動装置のみで済む。これは、上側および下側工具の上昇および下降の両方を制御する。本発明によると、ラムヘッド(上側工具用)とラムフット(下側工具用)の機械式剛結合によってトランスファプレスの運動学を著しく簡素化できることが認識されている。したがって、本発明は、トランスファプレスの製作、運転、および保守のための手間およびコストの低減を可能にする。
加えて、本発明によると、このラムはトランスファプレスの驚くほどコンパクトな設計を可能にする。最新技術の用途において上側および下側工具の確実な案内を保証するために、ラムの寸法設定は、ラムの高さがラムの幅と殆ど同じか、またはより大きいガイダンス比で行われることが好ましい。本発明の諸目的のために、(例えば、ラムの、またはトランスファプレスの)高さ、すなわち鉛直方向の大きさ、という用語は、プレステーブルに対して上側および下側工具が上下に移動される距離に関することが好ましい。ただし、(例えば、ラムの、またはトランスファプレスの)幅、すなわち横方向の大きさ、はそこに沿って少なくとも2つの上側または下側工具が横並びに整列される方向であって、そこを各ワークがトランスファプレス内の意図された成形ステップを次々と通過する方向、を示すことが好ましい。
多くの用途のために、例えばカートリッジケース用の板金製ボウルの絞りのために、連続する成形および押し出しステップのための、位置合わせされた2より多い数の上側および下側工具が使用されることが好ましい。その結果、現行技術においては、上側および下側工具のためのラムの最小幅が設定される。現行技術における各個別ラムは、この幅に相当する高さを少なくとも1つ有する。したがって、このような個別ラムアセンブリを複数有する最新技術のトランスファプレスは、大きな全高を特徴とする。
これに対して、ラムヘッドとラムフットの提案される剛結合は、明確且つコンパクトな設計を可能にする。この場合、安定した案内のための適切なラム高さは、ラムフットまでのラムメインの全高に等しい。その結果、ラムは、本発明によると、高さが幅に相当する場合は、ラムの寸法設定のためであっても、上側および下側工具の精確な案内を依然として保証する。
本発明の目的のために、ラムヘッドとラムベースの剛性複合体は、2つの構成要素の相互間の相対移動を一切許容しない、いずれかの機械式結合を指すことが好ましい。タペットは、本発明によると、単一ブロックであり得る、またはこの目的のためのいくつかの構成要素で構成され得る。
好適な一実施形態において、ラムヘッドとラムベースとは、2つのサイドパーツによって互いに剛結合される。これらサイドパーツは、ラムヘッドとラムベースとの間の好ましくは鉛直方向の結合部であり、ラムヘッドおよびフットのそれぞれの外側端に固定される。本発明によると、このような剛結合によって、特に安定したラムを最小の材料費で構築できる。そのため、両サイドパーツは異なる形状を有することができ、ラムヘッドおよびフットの異なる位置に固締可能である。例えば、これらラムは、プレステーブルを両側で貫通延在するタイロッドの形態の2つのサイドパーツによって接続され得る。ラムヘッドおよびフットの特に好都合な機械式結合および動力伝達は、このような剛結合の特徴である。
他方、この実施形態においては、プレステーブルに複数の開口部が必要とされる。そのため、その力吸収能力が損なわれる。特に、カートリッジケース用の板金製ボウルの深絞りの場合など、動力を消費する成形プレスのためには、均質なプレステーブルが有利である。
本発明の好適な一実施形態において、ラムヘッド、ラムベース、およびプレステーブルは一平面にあり、ラムヘッドをラムベースに剛結合するためのサイドパーツはC字形状を形成する。したがって、ラムヘッドからラムベースまでのサイドパーツは、プレステーブルの前または後を通ることができる。本発明の目的のために、サイドパーツのC字形状の構成とは、サイドパーツがラムヘッドとラムフットとを鉛直方向に直接結合せず、代わりにトランスファプレスを横から見たときにC字形状に湾曲することを意味することが好ましい。プレステーブルの前方または後方への方向表示は、トランスファプレスの奥行きを指す。これは、横方向および高さに直交する広がりである。この実施形態においては、プレステーブルに開口部を一切設ける必要なしに、ラムメインからラムベースへの優れた機械式動力伝達を実現できる。したがって、驚くべきことに、本発明によると、本実施形態は、低材料コストおよび低重量でありながら、ラムのコンパクト且つ特に安定した構造を特徴とする。
好適なトランスファプレスにおいて、ラムの幅対ラムの高さの比は、1対0.5以上、好ましくは1対1以上である。ラムの高さは、ラムヘッドの上端からラムベースの下端までの測定値であり、幅はラムの最外側端間の距離に相当することが好ましい。好適なサイズ比は、特に安定した案内を可能にする。したがって、ラムを案内するためのベアリングをラムメインおよびフットの側面にそれぞれ設置できる。これらは、ほぼラム幅の距離、またはそれより大きな距離、を有する。ベアリング相互間の鉛直距離が大きいほど、傾斜、または横力の発生、をより効果的に回避できる。他方、ラムの高さは、トランスファプレスの全高に著しく寄与する。上記パラメータは、省スペース設計および高い案内安定性に関して最適化された値を表す。
本発明の好適な一実施形態において、トランスファプレスは、少なくとも1つの連接棒を介してラムの動きを制御する中央駆動モータを駆動列の始点として備える。単一の駆動列によってトランスファプレスの上側および下側工具を移動できるので有利である。動力伝達のために使用される(少なくとも1つの)連接棒は、ラムヘッドの上端においてラムに取り付けられることが好ましい。成形には離型より大きな力が必要とされるので、この位置付けは機械的に有利である。
ラムメインの両側の重心に設置された少なくとも2つの連接棒の使用が特に好ましい。この2点配置は、ラムへの動力伝達中に発生し得る傾斜モーメントを特に効果的に打ち消すことができる。
少なくとも1つの連接棒は、プレステーブルに対する相対的な鉛直移動において、駆動列によってクランクシャフトを介してオフセットされることが好ましい。クランクシャフト用の駆動装置として、サーボモータ、非同期モータ、またはトルクモータなど、現行技術のさまざまなエンジンを使用できる。
本発明の好適な一実施形態において、ラムヘッドおよびラムベースは、リニアベアリングによってトランスファプレスのフレーム内を案内される。その結果、ラムにかかる偏心応力を効果的に吸収できる。この目的のために、トランスファプレスのフレーム(プレスフレーム)は、例えば、高い安定性を保証する矩形の形状を有し得る。
好適な一実施形態において、リニアベアリングは、プロファイルレールガイド、好ましくはローラ循環ユニット、および/または流体力学的滑り軸受である。
プロファイルレールガイドは、最新技術において周知である。これらベアリングにおいては、複数の転動体がガイドレール上、およびキャリッジ内、を転動する。ガイドレールはフレームに取り付けられ、キャリッジはラムに固定されることが好ましい。プロファイルレールガイドには、ボール(再循環ボールユニット)またはローラ(ローラ循環ユニット)が転動体として使用される。並進運動中、転動体はキャリッジ内で偏向されるので、レールに相当する長さにおいて直線移動(ストローク)が可能である。ローラ循環ユニットは高い負荷容量と復元力とを特徴とするので、本トランスファプレスのために特に適している。リニアガイドウェイは標準化されたベアリングユニットであるので、摩耗の発生時に特に容易且つ安価に交換可能である。更に、プロファイルレールガイド、特にローラ循環ユニット、はベアリングの高精度でバックラッシュのない設計を特徴とする。
プロファイルレールガイドは最大応力に耐えるので、ラム上のプロファイルレールガイドの側方配置によって特に好都合な格納が可能である。ただし、ラムとフレームとの間の間隔の点で高い製造精度が必要とされる。あるいは、プロファイルレールを例えばプレスフレームの背面に取り付けることもできる。それにより、フレーム内のラムの側方嵌合の高い要件が撤回される。
更なる代替案として、流体力学的ベアリングを選択できる。これらベアリングは、通常、フレーム内のガイドとラムとの間の嵌合精度に関してより大きな許容差を有し、長い耐用年数を特徴とする。ただし、精度、ゼロバックラッシュ、および負荷容量に関して、プロファイルレールガイドは、驚くべきことに、特に好適な実施形態であることが実証されている。
本発明の好適な一実施形態において、トランスファプレスは4つのリニアベアリングポイントを備える。各ベアリングポイントは、ラムヘッドおよびラムフットをトランスファプレスのフレーム内で横方向に案内する。このベアリングにおいては、案内精度および偏心荷重の負荷容量が特に高い。
本発明の好適な一実施形態において、ラムは、側方楔調整装置によって、トランスファプレスのフレーム内で遊びなしに調整可能である。楔調整装置は、プレスフレームとタペットガイドの片側との間に設置される別個のアセンブリであることが好ましい。トランスファプレスは、2つの楔調整装置を、1つはラムヘッドの高さに、もう1つはラムフットの高さに、有することが好ましい。楔変位装置は、互いに対して変位可能な2つの楔を備える。楔の鉛直変位は、楔調整装置の横方向の大きさを増大または縮小させる。楔調整装置の故に、事前に規定された設置状態を簡単且つ精確に実現できる。したがって、本実施形態は、ゼロバックラッシュを保証するために、フレーム内のラムの正確な側方嵌合を可能にする。ラムを嵌合させるためのこのような構造は、ローラ循環ユニットなどの側方プロファイルレールガイドの使用時に特に有利である。
本発明の好適な一実施形態において、ラムアセンブリの各サイドパーツは、ラムヘッドおよび/またはラムベースを奥行き方向に移動させるためのキーと、水平軸線を中心としたラムヘッドおよび/またはラムベースの回転のための枢支点とを呈する。これら好適な調整機構により、上側および下側工具の完全な同心性を実現できる。フェザーキー(好ましくは、何れの場合もラムの各側に1つのフェザーキー)は、ラムベースに対してラムヘッドを前方または後方に変位させることが好ましい。更に、例えばボルトによって具現化可能な、枢支点が水平軸線を中心としてラムベースを回転させるので、下側工具を正しい角度で上側工具に位置合わせできる。同様に、フェザーキーをタペットフットに使用すること、およびタペットヘッドを枢支点上に位置合わせすることも好都合であり得る。好適な構造の自由度は、タペットヘッドとタペットフットとの位置合わせを好都合に可能にするので、対応する上側および下側工具はプレステーブルのダイに完璧に挿入される。この調整構造はラムアセンブリ内の構成要素の製造公差を特に効果的に打ち消すことができることが分かっている。位置合わせ後、これらパーツは、剛性配置を形成するように、一緒にピン留めされることが好ましい。
本発明の好適な一実施形態において、ワークのための移送システムは、スイング体を備える。上で説明したように、ワークの成形は、プレステーブル上の工具ブロックに位置付けられたダイにおいて行われることが好ましい。プレステーブルはプレスフレームに堅固に接続されているので、フレームはダイ内のワークの成形中の押圧力を吸収できる。成形後、下側工具によるラムの上昇によって、ワークはダイから押し出される。この場合、ワークをスイング体のグリッパジョーに押し込むことが好ましい。トランスファプレスの動作中、偏心子の助けを借りて、スイング体は、2つの位置の間で往復する。離型ステップの後、しかし次の成形ステップの前、ワークはスイング体に存在し、移送ステップによって第1の位置から第2の位置に搬送される(プレスイング)。成形ステップの後、且つ次の離型ステップの前、スイング体は、ワークなしに第2の位置から第1の位置に逆スイングする。したがって、加工ステップのシーケンスは、ワークが常に移送方向に搬送されるように実施される。その結果、ワークは、トランスファプレスから排出され得るまで、第1のダイからそれぞれの次のダイまたはダイステーションまで連続する成形および離型ステップを通過する。ダイステーションは、成形ステップのための、上下に重ねて配置された複数のダイを含むことができる。
本発明の別の実施形態においては、トランスファプレスが複数のワークを少なくとも2つのトラックで同時に加工できるように、トランスファプレスは、少なくとも2つの、好ましくは少なくとも4つの、上側工具を有する少なくとも2つの群と、これら上側工具に位置合わせされた少なくとも2つの、好ましくは少なくとも4つの、下側工具(sub−tools)を有する少なくとも2つの群とを備える。トラックとは、搬入されたワークから所望の形状のワークに2つ以上のステップで連続して成形するための工具の配置を示すことが好ましい。少なくとも2つのトラックをトランスファプレス内に配置することによって、同じ時間内の生産性が正確に2倍になる。(本発明による)ラムによって、この実施形態は、コンパクトな設計も実現できるので有利である。最新技術の公知のトランスファプレスにおいては、複数のトラックを配設するためにメインまたはプレスラムを広げると、メインタペットおよび離型用の1つ以上の下側タペットの両方の高さが等しく増大することになる。ただし、このラムでは、本発明によると、ラムの健全なガイダンス比を損なわずに、プレスの寸法を著しく小さく維持できる。したがって、ラムの提案の構造の諸利点は、特に複数のトラックを有する高性能トランスファプレスに適用された場合に、優れた結果をもたらす。
本発明の好適な一実施形態において、トランスファプレスは、カップ状の板金製ワークの成形、特にカートリッジケースの製作、のために特に適している。この目的のために、ラムは、500mmと1500mmの間、より好ましくは800mmと1200mmの間、最も好ましくは950mmと1050mmの間、の幅および高さを有すると特に好適である。この場合、ラムの幅対高さが1対0.5以上、より好ましくは1対1以上のガイダンス比を選択すると特に好適である。上記の寸法の故に、本トランスファプレスは、カップ状の板金製ワークの成形中、特に好ましくはカートリッジケースの製作中、大きな力を供給するために特に適している。これら事例において、絞りステーション当たりの成形力は、少なくとも30kN、より好ましくは少なくとも40kN、最も好ましくは少なくとも50kN、のトランスファプレスによって生成されることが好ましい。好適な絞りパンチは、5と20mmの間、特に好ましくは8と12mmの間、の直径を有する。
したがって、本発明は、特に、カップ状の板金製ワークの成形のための、好ましくはカートリッジケースの製作のための、本発明によるトランスファプレス、または好適な実施形態、の使用にも関する。
本発明を実施するために、および本発明による解決策に到達するために、記載されている本発明の各実施形態のさまざまな代替案が使用され得ることに注目されたい。したがって、本発明によるトランスファプレスは、その実施形態において、上記の好適な実施形態に限定されない。むしろ、図示の解決策とは異なり得るさまざまな設計変形例が考えられる。特許請求の範囲の目的は、本発明のための保護範囲を規定することである。特許請求の範囲の保護範囲は、本発明のトランスファプレス、その使用、ならびにそれらの相当する実施形態にわたることを目的とする。
ラムを説明するためのトランスファプレスの好適な一実施形態の正面からの略立体視図である。 トランスファプレスの好適な一実施形態のワーク成形平面における略断面図である。 ラムヘッドの取り付けのためのローラ循環ユニットおよびフェザーキーの好適な一実施形態の略断面図である。 ラムフットに対するラムヘッドの位置合わせを示すトランスファプレスの好適な一実施形態の略断面図である。 ラムフットに対するラムヘッドの位置合わせを示すトランスファプレスの好適な一実施形態の略断面図である。 トランスファプレスの移送システムの好適な一実施形態の概略表現である。
図1は、ラムを説明するためのトランスファプレスの好適な一実施形態の正面からの略立体視図を示す。カップ状の板金製ワークを成形するために好適なトランスファプレスが使用される。この目的のために、トランスファプレスは上側工具1と下側工具3とを備える。図示の好適な実施形態において、トランスファプレスはワークを加工するためのトラックを2つ有する。左および右の各レーンは、5つの上側工具または絞りパンチ1、ならびにこれらに位置合わせされた5つの下側工具または離型ダイ3を備える。上側工具1の下降によって、ワークは変形される、またはダイに引き込まれる。下側パンチ3の上昇は、ダイからのワークの押し出しを保証する。ダイ(見えない)は、プレステーブル11上の工具ブロック13における成形という目的のためである。1つのダイから次のダイへのワークの搬送は、移送システム23によって行われる。
トランスファプレスの動作中、成形のために上側工具1のクロック制御された下降が行われ、離型のために下側工具3の上昇が行われる。これらステップの間に、移送システム23は、ワークの更なる搬送を保証するために、2つの位置の間を往復する。
プレステーブル11に対する上側および下側工具1および3の鉛直方向への共通の相対移動は、ラムによって実現される。ラムは、上側工具1を取り付けるためのラムヘッド5と、下側工具3を固定するためのラムベース7とを備える。2つのサイドパーツ9がラムヘッド5とラムフット7とを互いに剛結合する。ラムヘッド5、ラムフット7、およびプレステーブル11は一平面に存在し、両サイドパーツ9はタペットヘッド5からタペットフット7まで案内される。したがって、トランスファプレスの側面図では、サイドパーツ9は対応するC字形状を有する。
成形ラムの駆動は、クランクシャフト25によって2つの連接棒21を介して実現される。この場合、連接棒21は、安定した動力伝達を保証するために、各トラックを重心において攻撃することが好ましい。鉛直方向への精確な案内を可能にするために、ラムは4つの側方ローラ循環ユニット19によってプレスフレーム15内に移動可能に支持される。2つの片側楔調整装置17がプレスフレーム15のガイドフレーム内のラムの側方嵌合をもたらす。
ラムの駆動は、例えば、ベルト伝動装置、はずみ車、クラッチブレーキコンビネーション、および遊星歯車を介して動きをクランクシャフト25に伝達する単一の駆動モータ(図示せず)を介して行われ得ると有利である。ラムヘッド5はサイドパーツ9によってタペットフット7に剛結合されているので、上側および下側工具1、3をそれぞれ個別に制御する必要がない。
図2は、トランスファプレスの好適な一実施形態のワークの成形面における略断面図を示す。この断面図において、ラムメイン5は、左側の楔調整装置17を介してフレーム15上に存在することが分かる。同じことは、タペットフット7にも当てはまる。これにより、特に簡単な嵌合の実現が可能になる。ローラ循環ユニット19がプレスフレーム15内で鉛直方向に案内されるラムの移動をもたらす。
図3は、ローラ循環ユニット19およびキー29の詳細図を示す。キー29によって、ラムヘッド5をラムフット7に対してトランスファプレスの奥行き方向に前方および後方に移動させることができる。
ラムメインおよびタペットフット5および7の向きが図4a、bに示されている。図4aは正面断面図であり、図4bは側面図である。2つの左側楔調整装置17の使用により、ラムヘッド5およびラムフット7の横方向への変位が可能である。ここで、楔調整装置17の各楔の鉛直変位によって各楔の幅が調整されるので、ラムはプレスフレーム15の側方フレームに遊びなしに嵌合される。フェザーキー29は、ラムフット7に対するラムヘッド5の奥行き方向への調整を可能にする。加えて、ボルト33は、ラムフット7の、ひいては下側工具3の、水平軸線を中心とした傾斜を可能にする。これにより、側面図6bに示されているように、下側工具3は、ダイおよび上側工具1と同心円状に位置合わせされ得る。
図5は、トランスファプレスの移送システム23の好適な一実施形態の概略表現を示す。これは、ワークを収容するためのグリッパジョー41を有するスイング体35を備える。成形後、ワークは、下側工具3によるラムの上昇によってダイから押し出される。この場合、ワークはスイング体35のグリッパジョー41に押し込まれることが好ましい。トランスファプレスの動作中、サーボモータ37および偏心子39の助けを借りて、スイング体35を2つの位置の間で往復させることができる。離型ステップの後、且つ次の成形ステップの前、ワークは、スイング体に存在し、移送ステップによって第1の位置から第2の位置に搬送される(プレスイング)。成形ステップの後、且つ次の離型ステップの前、スイング体は第2の位置から第1の位置にワークなしに逆スイングする。したがって、加工ステップのシーケンスは、ワークが常に移送方向に搬送されるように実施される。
1 上側工具
3 下側工具
5 ラムヘッド(ラムメイン)
7 ラムフット(ラムベース)
9 サイドパーツ
11 プレステーブル
13 工具ブロック
15 プレスフレーム
17 楔調整装置
19 ローラ循環ユニット
21 連接棒
23 移送システム
25 クランクシャフト
29 フェザーキー
31 ダイ
33 ボルト
35 スイング体
37 サーボモータ
39 偏心子
41 グリッパジョー

Claims (15)

  1. ワークピースで少なくとも2つの成形および離型ステップを行うためのトランスファプレスであって、前記ワークピースを収容するためのダイ(31)を少なくとも2つ有するプレステーブル(11)上の工具ブロック(13)と、前記ワークピースを前記ダイ(31)の間で移送するための移送システム(23)と、前記プレステーブル(11)に対して相対移動を行える少なくとも2つの上側工具(1)および少なくとも2つの下側工具(3)とを備え、
    第1の成形ステップにおいて、前記ワークピースは、第1のダイ(31)において第1の上側工具(1)によって変形可能であり、
    第1の離型ステップにおいて、前記ワークピースは、第1の下側工具(3)によって前記ダイ(31)から取り出し可能であり、
    移送ステップにおいて、前記ワークピースは、前記移送システム(23)によって第2のダイ(31)に位置合わせ可能であり、
    第2の成形ステップにおいて、前記ワークピースは、前記第2のダイ(31)において第2の上側工具(1)によって変形可能であり、第2の離型ステップにおいて、前記ワークピースは、第2の下側工具(3)によって前記第2のダイ(31)から取り出し可能である、
    トランスファプレスにおいて、
    前記上側工具(1)はラムヘッド(5)に設置され、前記下側工具(3)はラムフット(7)に設置され、ラムを形成するために、前記ラムヘッド(5)と前記ラムベース(7)とは互いに剛結合されることを特徴とするトランスファプレス。
  2. 前記ラムヘッド(5)と前記ラムベース(7)とは、2つのサイドパーツ(9)によって相互に剛結合されることを特徴とする、請求項1に記載のトランスファプレス。
  3. 前記サイドパーツ(9)が前記ラムヘッド(5)から前記ラムベース(7)まで前記プレステーブル(11)の前または後ろを案内されるように、前記ラムヘッド(5)、前記ラムフット(7)、および前記プレステーブル(11)は一平面に存在し、前記サイドパーツ(9)はC字形状を有することを特徴とする、請求項2に記載のトランスファプレス。
  4. 前記ラムの幅対高さの比が1対0.5以上、好ましくは1対1以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  5. 前記トランスファプレスは、前記ラムの移動を少なくとも1つの連接棒(21)を介して制御する中央駆動モータを駆動列の始点として有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  6. 2つの連接棒(21)が前記ラムメイン(5)に設置され、前記駆動列の動きを前記ラムに伝達することを特徴とする、請求項5に記載のトランスファプレス。
  7. 前記ラムヘッド(5)および前記ラムベース(7)はプレスフレーム(15)内でリニアベアリングポイントによって案内されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  8. 前記リニアベアリングは、ローラ循環ユニット(19)および/または流体力学的滑り軸受であることを特徴とする、請求項7に記載のトランスファプレス。
  9. 前記トランスファプレスは、リニアベアリングポイントを4つ備え、各リニアベアリングポイントは前記ラムヘッド(5)および前記ラムフット(7)をプレスフレーム(15)内で横方向に案内することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  10. 前記ラムは、側方楔調整装置(17)によってプレスフレーム(15)内でバックラッシュなしに調整可能であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  11. 前記ラムの各サイドパーツ(9)は、前記ラムヘッド(5)および/または前記ラムベース(7)を奥行き方向に変位させるためのキー(29)と、前記ラムヘッド(5)および/または前記ラムベース(7)を水平軸線周りに回転させるための枢支点(33)とを有することを特徴とする、請求項2〜10のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  12. 前記移送システム(23)はスイング体(35)を備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  13. 前記トランスファプレスが少なくとも2つのトラックで同時にワークを加工できるように、前記トランスファプレスは、少なくとも2つの、好ましくは少なくとも4つの、上側工具(1)を有する群を少なくとも2つ、ならびにこれらに位置合わせされた、少なくとも2つの、好ましくは少なくとも4つの、下側工具(3)を有する群を少なくとも2つ備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  14. 前記トランスファプレスは、ボウル状の板金製ワークピースを成形するために、特に好ましくはカートリッジケースの製作のために、適していることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のトランスファプレス。
  15. ボウル状の板金製ワークピースを成形するための、好ましくはカートリッジケースの製作のための、請求項1〜14のいずれか一項に記載のトランスファプレスの使用。
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