JP2019516892A - カーテンウォール - Google Patents

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Abstract

1本以上の仕切り形状部(5)と、1本以上の横木形状部(14)と、1枚以上のパネル(4)と、を含むカーテンウォール(1)であって、前記1本以上の仕切り形状部(5)は、垂直方向に延在し、前記1本以上の横木形状部(14)は、前記一本以上の仕切り形状部(5)に対して直角に取り付けられ、前記1本以上の横木形状部(14)と前記1本以上の仕切り形状部(5)は、長方形の開口部を画定し、前記1枚以上のパネルは、前記開口部に配置されてこれらの開口部を閉鎖するカーテンウォールにおいて、前記パネル(4)は、シール(35)の助けを借りて、前記仕切り形状部(5)と前記横木形状部(14)の切欠き(11、37)にその側縁(33、39、44)を嵌合させ、前記仕切り(5)内の前記切欠き(11)は、固定されて分離不能な幅(A1)を有し、前記1枚以上のパネル(4)は、剛性材料から形成されるとともに、上記したシールを備え、第1の取り付け補助手段(36)によって、前記仕切り形状部(5)に取り付けられた第1のガラス押し縁(34)によって前記仕切り形状部(5)内の前記カーテンウォール(1)の内側に沿って固定され、前記第1の取り付け補助手段(36)および前記1本以上の前記仕切り形状部(5)は、前記第1の取り付け補助手段(36)を前記仕切り形状部(5)に取り付けるように設計され、前記第1の取り付け補助手段(36)と前記第1のガラス押し縁(34)は、前記第1のガラス押し縁(34)を前記第1の取り付け補助手段(36)に対し、前記それぞれのパネル(4)の面と平行な方向にスナップ留めするように設計されていることを特徴とするカーテンウォールである。【代表図】 図2

Description

本発明は、カーテンウォール(curtain wall)に関する。
これは、閉鎖されたパネルもまた可能ではあるが、通常はガラスパネルであるパネルが非耐荷重外壁(a non-load-bearing outer wall)を形成するために配置される開口部を画定する仕切り形状部(mullion profiles)と横木形状部(transom profiles)とから構成される構造である。
米国特許第3,081,849号明細書 米国特許第4,756,132号明細書 日本国特許第57,190086号明細書 米国特許第2003/0226324号明細書
既知のカーテンウォールの欠点は、仕切り形状部と横木形状部が、外側から組み立てられなければならないような方法で施工されていることである。
そのような既知のカーテンウォールの従来例が、米国特許第3,081,849号明細書で説明されており、仕切りと横木がカーテンウォールの内側の内側形状部から、そしてその外側の外側形状部から施工され、その外側形状部はカーテンウォールの外側に沿ってスナップ留めされ、パネルはその側縁がシールの助けを借りて2つの形状部の間に嵌合している。
その他の従来例としては、米国特許第4,756,132号明細書及び日本国特許第57,190086号明細書から知られており、パネルがファサード(the facade)の外側に沿って配置でき、定位置にスナップ留めまたはネジ留めされる外側形状部によって固定できるようになる前に、ガラス押し縁(glazing beads)を、それらの内側形状部のシールとともにファサードの面に垂直な方向にフックで留めなければならない。
外部からの設置は欠点であるばかりでなく、内部から取り付け可能なファサードシステムとは技術的には類似していない。両方の実行テクニックには、ほとんど類似性はない。
このことは、ある程度の高さでの設置が複雑であるだけでなく、足場や吊り下げ式の作業プラットフォームが必要で、この作業を行う人にとっては危険であり、その下を通る者にとっても危険であるという認識とは無関係である。
内側からパネルを設置すれば、等間隔に床があるので、ずっと簡単で安全である。
しかしながら、これには、パネルを横木形状部と仕切り形状部にしっかり固定するために必要なガラス押し縁が容易には適用できないという問題がある。
米国特許出願US2003/0226324号は、カーテンウォールシステムを記載しており、出願人は、必要であれば、このシステムは、パネルを、カーテンウォールの外側および内側の両方から取り付けおよび交換するのに好適であると請求の範囲に記載している。しかし、このことは、仕切りおよび横木の一部を分解して、カーテンウォールの上または下側縁が横木の内壁と衝突することなく、カーテンウォールの内側からパネルを回転させるための十分な空間が確保できない限りは不可能である。
米国特許第2003/0226324号明細書のカーテンウォールシステムは、単板および二重ガラスパネル(single and double glazed glass panels)を設置するためのものであり、二重ガラスにした場合には、パネルはゴム製のシール、単板ガラス取り付けの場合には、二重ガラスとの厚みの差を、ガラス押し縁に取り付けた上記したシールのうちの1つによって調整する。ここで、ガラス押し縁とこのシールは、最初に、仕切り形状部内または横木形状部内で共に接続され、そして次に、力で回転させられる。
このような方法でガラス押し縁を取り付けることは、困難であるだけでなく、パネルに損傷を与える危険性もある。
本発明の目的は、上記した欠点および他の欠点に対する解決策を提供することであり、この目的のために、1本以上の仕切り形状部、1本以上の横木形状部、および1枚以上のパネル、好ましくはガラスパネルを備えるカーテンウォールに関し、前記1本以上の仕切り形状部は、垂直方向に延在し、前記1本以上の横木形状部は、前記1本以上の仕切り形状部に対して垂直に取り付けられ、前記1本以上の横木形状部と前記1本以上の仕切り形状部は、長方形の開口部を画定し、前記1枚以上のパネルは、前記開口部に配置されてこれらの開口部を閉鎖するカーテンウォールにおいて、前記パネルは、シールの助けを借りて、その側縁を前記仕切り形状部と前記横木形状部の切欠き(a rabbet)に嵌合させ、前記仕切りの前記切欠きは、固定されて分離不能な幅を有し、前記カーテンウォールの前記内側に沿った前記1枚以上のパネルは、前記第1のガラス押し縁によって前記仕切り形状部内に固定され、これらのガラス押し縁は、剛性の材料から形成されるとともに上記したシールを備え、前記第1の取り付け補助手段によって前記仕切り形状部に取り付けられ、前記第1の取り付け補助手段および1本以上の前記仕切り形状部は、前記第1の取り付け補助手段を、好ましくはスナップ留めシステムによって前記仕切り形状部に取り付けるように設計され、前記第1の取り付け補助手段と前記第1のガラス押し縁は、前記第1のガラス押し縁を前記第1の取り付け補助手段に対し、該パネル(4)の面と平行な方向にスナップ留めするように設計されている。
このようにして、第1のガラス押し縁は、簡単に取り付けられたパネルを越えてスライドさせ、カーテンウォールの内側から所定の場所にスナップすることによって容易に取り付けることができる。これにより、パネルを内部から嵌合させることができる。
また、これにより、第1のガラス押し縁の配置可能性がすでに提供されているので、仕切り形状部の設計においてより大きな自由度を可能にする。第1の取り付け補助手段は、パネルの設置前に既に取り付けられていてもよく、ガラス押し縁は後で取り付けることができ、したがって、ガラス押し縁の接続の可能性を直接仕切り形状部に限定することができる。
また、仕切り形状部に対する第1のガラス押し縁の直接的な接続点は、例えば、仕切り形状部および横木形状部のフレーム構造の防水または施工プロセスに関連する他の技術的問題の防止には望ましくない場合がある。第1の取り付け補助手段を設けたことで、それがない場合には必要となる接続点がなくても第1のガラス押し縁を使用することができる。
好ましくは、前記第1の取り付け補助手段はプラスチック製であり、前記第1のガラス押し縁はアルミニウム製である。
比較的高価なアルミニウムではなく、プラスチック製の第1の取り付け補助手段を使用することによってコストを節約することができる。
さらに別の好ましい実施形態では、前記第1の取り付け補助手段および前記1本以上の前記仕切り形状部は、前記第1の取り付け補助手段を前記仕切り部位に対し、該パネルの前記面に垂直な方向にスナップ嵌めするように構成されており、前記第1の取り付け補助手段と前記第1のガラス押し縁は、前記第1のガラス押し縁を前記第1の取り付け補助手段に対し、該パネルの前記面と平行な方向にスナップ留めするように配置されている。
さらに別の好ましい実施形態では、前記第1の取り付け補助手段は、前記第1のガラス押し縁の長さの一部のみにわたって延在する形状部である。
さらに別の好ましい実施形態において、前記第1のガラス押し縁のそれぞれは、距離を隔てて配置された少なくとも2つの第1の取り付け補助手段によって、仕切り形状部に固定される。
好ましくは、前記第1の取り付け補助手段間の距離は、300mmから1200mmの間である。
好ましくは、前記第1の取り付け補助手段の長さは、20mmから150mmの間である。
さらに別の好ましい実施形態では、前記仕切り形状部および前記第1のガラス押し縁のうちの1つ以上は、前記第1のガラス押し縁が、その側面を該パネルから離れる方向に向けて、仕切り形状部に支えられるように配置される。
好ましい実施形態では、前記1枚以上のパネルは、第2の取り付け補助手段によって前記横木形状部に取り付けられた第2のガラス押し縁によって固定され、前記第2の取り付け補助手段と前記1本以上の前記横木形状部は、前記第2の取り付け補助手段を前記横木形状部に取り付けることができるように設計され、前記第2の取り付け補助手段と前記第2のガラス押し縁は、前記第2のガラス押し縁を前記第2の取り付け補助手段にスナップ留めできるように設計されている。
従って、第1のガラス押し縁および仕切り形状部に関連して言及した利点は、横木形状部および第2のガラス押し縁にも適用することができる。
前記仕切り形状部と前記横木形状部は好ましくは複合形状部であり、そのそれぞれが2つ以上の、必ずしも同じ材料で作られているわけではない部分形状部(sub-profiles)から構成されている。
さらに別の好ましい実施形態では、水のバリアは、前記仕切り形状部上の前記横木形状部の固定点に設けられ、前記バリアは、この水を前記横木形状部に迂回するように構成され、前記横木形状部は、この水をカーテンウォールの外部に排水するように構成されている。
ここでは、カーテンウォールの外部が大気の影響にさらされる側である。
利点は、仕切り形状部に排水溝を設ける必要がないことであるが、カーテンウォール内の浸透水は、従来のカーテンウォールとは異なり、ファサード面毎に別々に退避させることができ、浸透水は、複数のファサード面にわたって収集され、排水される。
また、これにより、各パネルに対する仕切り形状部の垂直および水平シールが生じるため、起こりうるすべての水漏れを、その特定パネル、あるいは、その特定のパネルの周囲にある仕切り形状部または横木形状部の配置に関する問題に確実に割り当てることにより、問題の発見と解決をずっと容易にすることができる。
従来のカーテンウォールでは、水は横木形状部から仕切り形状部に給水され、そこから排水されるが、本発明によるカーテンウォールは、個々のパネルからの水を仕切り形状部から横木形状部に別々に誘導し、その水をそこから排水するように設計されている。
好ましくは、前記横木形状部は、前記水を前記カーテンウォールの外に排出するように設計される。なぜなら、横木形状部、または横木形状部に取り付けられた別の形状部、例えば、ガラスフレームなどが、その外側に排水開口を備え、これらの排水開口は、仕切り形状部から離れた位置に配置されているからである。好ましくは、この距離は10mmから300mmの間である。
さらに好ましい実施形態では、前記横木形状部は、前記水が迂回される前記横木形状部の前記部位が、外側に水平または傾斜して配置されるように設計され、前記横木形状部は、一体型に構成された部分形状部を含み、前記部分形状部は、前記水が迂回される前記部位の一部である。前記部分形状部は、前記部位の内側に直立した縁を備える。
前記部位は一体型のアルミ製であり、よって防水加工されている。直立した縁のおかげで、前記横木形状部に少量の水が入っても、この量が縁を超えて上昇しない限り、内側の漏れは防止される。
さらに別の好ましい実施形態では、前記バリアは、可撓性のプラスチックまたはゴム製のシールによって形成され、前記シールは前記横木形状部の端部に貼付され、前記仕切り形状部と前記シールの形状は互いに適合されて、上記した取り付け点の位置における前記横木形状部と前記仕切り形状部との間に水密接続を確立する。
このようなシールは、そのようなバリアを得るための実用的な方法であり、時間の経過とともに耐久性があり、カーテンウォールのあらゆる可能性のある小さな動きに対応することができる。
このようなシールは、そのようなバリアを得るための実用的な方法である。
さらに別の好ましい実施形態では、前記シールは、前記シールを配置しやすいように、変形可能な中空チャンバを備えている。
この変形可能なチャンバのおかげで、シールは配置中に変形でき、容易に配置ができるとともに、配置後には所望の形状を維持することができる。
さらに好ましい実施形態では、前記横木形状部の前記2つの端部の各々にシールが設けられ、横木形状部のシールの少なくとも1つ、好ましくは1つが前記横木形状部上で、好ましくは少なくとも1mm以上12mm以下の距離で摺動可能であり、小さな動きに適応することができる。
風や時間の経過の影響を受けて、カーテンウォールに小さな変形が発生することがある。これらが、破損につながる高い応力を発生させないようにするためには、前記摺動性は望ましい。
さらに別の好ましい実施形態では、前記シールは、前記横木形状部の輪郭方向に垂直な平坦端壁を含み、前記端壁は、前記横木形状部の輪郭方向に完全に閉じており、前記端壁は、仕切り形状部に支えられる。
これにより、いかなる浸透水も前記シールを通過せず、下方へ浸透しないように防止される。
さらに好ましい実施形態では、前記カーテンウォールは、仕切り形状部、横木形状部、および1枚以上のパネルを含み、前記仕切り形状部は、各側面にパネルの前記側縁を挟持する溝が設けられ、前記溝はアクセス開口を有し、前記アクセス開口は、水平方向に第1の寸法(a first dimension)を有し、水平方向および横木形状部の輪郭方向に対して直角の前記横木形状部は第2の寸法(a second dimension)を有し、前記第2の寸法は、前記第1の寸法よりも大きく、非水平方向および輪郭方向に対して直角の前記横木形状部は第3の寸法(a third dimension)を有し、前記第3の寸法は、前記第1の寸法よりも小さいので、前記横木形状部の前記端部は、前記第3の寸法の方向が水平となる前記横木形状部の回転状態でアクセス開口を通って嵌合する。
本実施形態では、仕切り形状部は、一体型または複数の接続された取り外し不可の部分形状部から構成される。
このようなカーテンウォールは、内側から多くの動作を必要とせずに簡単に組み立てることができる。なぜなら、上記した特徴により、長手軸を中心とした溝内に横木形状部を配置できるようになり、その後、回転によって簡単に所望の配向として、溝内に固定することができる。
さらに別の好ましい実施形態では、溝の1つ以上の壁は、前記横木形状部の部位が配置された凹部を備えており、前記横木形状部は、前記凹部の底部縁(a bottom edge)によって垂直方向に支えられている。
これは、追加の取り付け具を必要とせずに、横木形状部を仕切り形状部に取り付ける簡単な方法である。さらに、このようなサスペンションにより、横木形状部が、カーテンウォールの応力を受け入れるのに望ましい遊びを輪郭方向に持つことができるようになる。
さらに別の好ましい実施形態では、前記横木形状部は、上方向を向き、前記横木形状部の内側に配置された第1の垂直脚部(a first vertical leg)と、下方向を向き、前記横木形状部の外側に位置する第2の垂直脚部(a second vertical leg)と、前記第1と第2の脚部の間の水平スペーサ部(a horizontal spacer section)を有するZ字形状部(Z-profiles)である。
垂直脚部により、十分な剛性が得られる一方で、水平スペーサ部により、横木形状部の上方にパネルを取り付けるのに十分な空間を確保できる。
実際には、この横木の構造により、カーテンウォールの仕切りと横木によって画定されたパネルの開口部は、カーテンウォールの内側からパネルを取り付けるのに十分な大きさとなる。
この実施形態では、設置されるパネルは、まず、例えば、前記開口と反対側のカーテンウォールの面に対して斜めに配置され、この傾斜された位置では、側縁が2つの隣接する仕切り柱のうちの一方の深い切欠き内に位置し、その後、パネルの両方の側縁が開口部内に回転されて、切欠きに嵌合するまで、パネルの両方の側縁が開口部内に横方向にシフトされる。その後、上述のようにして、ガラス押し縁を容易に適所にスナップ留めすることができる。
カーテンウォールの内側に下向きの脚部を持たない横木の形状により、カーテンウォールの内側では、開口内の横木の間には垂直方向に十分な空間があるので、カーテンウォールの上縁または下縁が横木とぶつからないようにパネルを定位置まで回転させることができる。
さらに別の好ましい実施形態では、横木形状部は、輪郭方向に延びるアンダーカット溝と、アンダーカット溝に嵌め込まれたロッドとを備えており、ここで、前記仕切り形状部は、アンダーカット溝から突き出た前記ロッドの端部を受容する第2の溝を有し、それによって、横木形状部のあらゆる回転運動をブロックする。
このような配置により、回転によって横木形状部から横木形状部が外れることを防止することができる。
さらに別の好ましい実施形態では、仕切り形状部の異なる側面上の前記溝は、異なる深さを有する。
また、これにより、パネルを最も深い溝に摺入してから、それを所望の配向にシフトさせ、さらに浅い溝に向かって摺入することによって、パネルを内側から配置することも可能である。
さらに別の好ましい実施形態では、仕切り形状部と横木形状部は複合形状部であり、それぞれが2以上の部分形状部から構成されており、部分形状部は必ずしも同じ材料で作られているわけではない。
これにより、例えばアルミニウムの外側と内側の部分形状部とを用いて、断熱性のプラスチック製の形状部によって接続された、良好な断熱性が達成される。
好ましくは、前記パネルはガラスパネルである。
本発明の特徴をより良く示すために、本発明による好ましい構成について、以下に示す図面を限定的な意味を持たずに参照して、実施例を用いて以下に記載する。
本発明によるカーテンウォールの外観を概略的に表わした図である。 図1のカーテンウォールを線II−IIに沿って切った概略断面図であり、両図中、明確に示すために部品を省略している。 図1のカーテンウォールを線II−IIに沿って切った概略断面図であり、両図中、明確に示すために部品を省略している。 図1のカーテンウォールの線IV−IVに沿って切った概略断面図である。 図1のカーテンウォールの線V−Vに沿って切った概略断面図である。 図1のカーテンウォールの一部を概略的に表し、図1のカーテンウォールの製造手順におけるステップを示す図である。 図6のステップの結果をF7に従って図の中で概略的に表す図である。 図1のカーテンウォールの一部を概略的に表し、図1のカーテンウォールの製造プロセスにおけるステップを概略的に示す図である。 図1のカーテンウォールの一部を示す概略斜視図である。 図1のカーテンウォールの一部を示す概略斜視図である。 図1のカーテンウォールの製造プロセスにおける次のステップを示す概略斜視図である。 図5に類似した、図1のカーテンウォールの製造プロセスにおける次のステップを示す概略断面図である。 図1のカーテンウォールの製造手順における次のステップを概略的に示す側面図である。 図1のカーテンウォールの製造手順における次のステップを概略的に示す上面図である。 図1のカーテンウォールの製造手順における次のステップを概略的に示す側面図である。 図1のカーテンウォールの製造手順における次のステップを概略的に示す上面図である。
図1〜図5に示すカーテンウォール1は、水平横木3が取り付けられた垂直仕切り2の構造で構成されている。仕切り2と横木3によって形成された開口では、パネルは、必ずしもそうでなくてもよいが、この実施例ではガラスパネル4であり、仕切り2および横木3にそれらの縁部が収まるように配置されている。
仕切り2は、56mmの幅B1を有する仕切り形状部5によって形成される。仕切り形状部5は、図6の断面図では別々に示されている。
垂直仕切り形状部5は、4つの部分形状部、即ち、内側にアルミニウム製の管状部分形状部6、外側にアルミニウム製の部分形状部7、2つのプラスチック断熱形状部8で構成されている。これらの4つの部分形状部6、7および8は、例えば、アルミニウム製の部分形状部6および7上のリップの圧延、すなわち、機械的変形によって一体構造に組み立てられ、プラスチック形状部8を挟持する。
仕切り形状部5は、両側に横方向のアンダーカット溝を有する。即ち、一方の側、図2および図3では右側に深い横溝9と、他方の側には浅い溝10とを有する。深い横溝9は28mmの深さD1を有し、浅い横溝9は14mmの深さD2を有する。
両溝9および10は、パネル4の側縁部のための切欠き11として機能する。横溝9および10のアクセス開口12は、幅54mmの水平寸法を有している。横溝9および10の最大水平寸法A2は、約76mmである。
また、仕切り形状部5の部分形状部6、7および8は、互いに分離不能に接続されており、不可逆的な損傷を与えずして互いに分離できないことを意味する。つまり、溝9および10は、損傷せずに開くことができず、アクセス開口12の幅A1は固定された大きさとなっている。2本の横溝9および10の底部9’および10’には、狭い第2の溝13が設けられている。
横木3は、主に、アルミニウム製のガラス押し縁15がカーテンウォール1の外側に取り付けられた横木形状部14によって形成される。横木形状部14は、図8の断面図では別々に示されている。
横木形状部14は、内側に第1の垂直脚部16、外側に第2の垂直脚部17、そして、両脚部16および17の間に部位18を有するZ字形状部である。
横木形状部14は、合計高さH1が56mmであり、水平寸法A3が64mmである。
水平方向から約60°ずれた傾斜方向では、横木形状部14は、図8に示されるように、約34mmという、はるかに小さい寸法A4を有することに留意することが重要である。
横木形状部14は、3つの部分形状部すなわち、その一部が第1の脚部16を形成するアルミニウム製の内側部分形状部19と、その一部が第2の脚部17を形成するアルミニウム製の外側部分形状部20と、プラスチック製の断熱性の形状部22とを形成する。これら3つの部分形状部19、20、および22は、例えばアルミニウム製の部分形状部19および20上のリップの圧延、すなわち、機械的変形によって互いにしっかりと組み立てられて、プラスチック製の形状部22を挟持する。
内側および外側部位形状部19および20は、それぞれ内部チャンバ23を備えている。
図4に示されるように、ガラス押し縁15は、クリップ部21またはその他の固定具を備えており、例えばカーテンウォール1の外側の垂直脚部17に対して、それらを横木形状部14に取り付けるようになっている。
図5から特に明らかなように、ガラス押し縁15は、仕切り形状部5からわずかに離れた場所に水の排水開口24を備える。このような排水開口24は、さらに、ガラス押し縁15内の1つ以上の他の位置に設けられてもよい。これは横木3の長さに依存する。
横木形状部14は、仕切り形状部5に取り付けられる。なぜなら、横木形状部14の一部、より具体的には、第1および第2の脚部16および17は、仕切り形状部5の横溝9および10の壁26内の図7および11に示された凹部25内に収まり、これら凹部25の底縁27によって垂直方向に支持されるからである。この実現方法については後述する。
横木形状部14の端部には、ショア硬度が75であるゴム製のシール片28および29が設けられている。これらのシール片28および29は、仕切り形状部5の横溝9および10にぴったりと嵌合してこれらの溝9および10を垂直方向に密封して、発生しうる溝9および10への水の浸透を防止し、垂直バリアを構成して、いわゆるウォーターフォール原理またはカスケード排水で水が下層のモジュールまで通り抜けずに、発生しうる浸透水が各パネル(またはファサード面)から個別に分かれて排水されるようにする。
横木形状部14は、好ましくは、この水をカーテンウォール1の外側に排出するために設けられ、横木形状部14の上側は、例えば、カーテンウォール1の外側に向かって下向きに傾斜される。
カーテンウォールの内側にある隆起した脚部16は、水が内側に浸透するのを防ぐ。
これらのシール片28および29と、それらが横木形状部14に取り付けられる方法の詳細は後で説明する。これらのシール片28および29は、図3、図9、図10に示されており、好ましくは、射出成形などによって単一部品で製造される。
横木形状部14の仕切り形状部5へしっかり取り付けるために、第2の脚部17の内側にある横木形状部14にはアンダーカット溝30が設けられている。このアンダーカット溝30の一方または両方の端部はロッドであり、この例では、溝30内に取り付けられたアルミニウム製のスラット32を溝内で摺動させることができるようにしている。取り付けた後、スラット32は、アンダーカット溝30を越えて延びて末端が突出し、前記端部は、仕切り形状部5の第2の溝13に嵌合されて、ロックとして作用する。
溝30とスラット32が横木形状部14の外側垂直脚部17の内側に配置されていることにより、横木形状部14は、その端位置で、溝30から仕切り形状部5の溝13にスラット32を摺動させることによって、カーテンウォール1の施工中に内側からロックすることができる。
ガラスパネル4の側縁部33は、仕切り形状部5の外側形状部7とカーテンウォール1の内側にある垂直ガラス押し縁34との間に嵌合されることによって、仕切り形状部5の横溝9および10に固定される。このセットアップでは、ゴム製ガスケット35が、外側形状部7とガラスパネル4との間、および垂直ガラス押し縁34とガラスパネルとの間に配置される。
ガラス押し縁は、剛性材料で作られた形状部であり、ガスケットの助けを借りて、パネル4の厚さと切欠き11の幅A1の間の遊びを調整する、あるいは、むしろ、より厚いまたはより薄いパネル間の厚さの差を調整する。これらのガラス押し縁は、設置されるパネルの厚さに調整する必要がある幅を有する。
垂直ガラス押し縁34は、2つの変形実施例、すなわち、深い横溝9で使用される第1の変形実施例36Aと、浅い横溝10で使用される第2の変形実施例36Bで使用される第1の取り付け補助手段36によって、仕切り形状部5に取り付けられる。
これらの第1の取り付け補助手段36は、約3cmの輪郭長を有するPVC形状部である。約60cmの距離で、それらは、仕切り形状部5上にスナップ留めされ、垂直ガラス押し縁34は、次に、第1の取り付け補助手段36上にスナップ留めされる。
ガラス押し縁15は横木形状部14の部位18より上に特定の高さだけ突出し、横木形状部14の上方向に向けられた脚部16と共に、上側ガラスパネル4の下縁39に対して切欠き37を形成する。
ガラスパネル4の下縁39は、図5に示されるように、仕切り形状部5の近傍の横木形状部14の第1の脚部16に取り付けられたガラス支持体40によって支持されている。
ガラスパネル4の下縁39は、カーテンウォール1の外側にあるガラス押し縁15と、内側にある水平ガラス押し縁42との間に嵌合される。図4に示されるように、ガラス押し縁15とガラスパネル4との間と、水平ガラス押し縁42とガラスパネル4との間にはゴム製のガスケット35が挿入される。
水平ガラス押し縁42は、図4に示されるように、カーテンウォール1の内側にある第2の取り付け補助手段43によって横木形状部14に取り付けられる。
これらの第2の取り付け補助手段43は、約3cmの輪郭長を有するPVC形状部である。それらは、約60cmの間隔で横木形状部14に取り付けられ、水平ガラス押し縁42は、第2の取り付け補助手段43上にスナップ留めされる。
ガラスパネル4の上縁44は、カーテンウォール1の外側にあるガラス押し縁15と、ゴムガスケット35が設けられ横木形状部14上に直接スナップ留めされる、内側にある別の水平ガラス押し縁45との間に嵌合される。
なお、一部の図では、他の部分が見えるようにするために、一部を省略している。これは特に図2および図3に当てはまるが、図2では主にシール片28および29と横木形状部14の端部が省略されており、図3では主にガラスパネル4、垂直ガラス押し縁34および垂直ガラス押し縁34の第1の取り付け補助手段36が省略されている。
上記のようなカーテンウォール1の製造および施工は、以下の通りである。
まず、仕切り形状部5と横木形状部14とが作成される。横木形状部14が仕切り形状部に接続されるべき位置では、仕切り形状部は、特に横溝9および10のアクセス開口12を画定する壁26に凹部25を備えている。これは図6のハッチングによって示しており、これは、例えば、フライス加工によって、仕切り形状部5の材料が除去される場所を示す。得られた結果を図7に示す。
横木形状部14も作製されている。その端部では、横木形状部14の一部が約11mmの長さでフライス加工される。図8において、ハッチングがこの部分を示している。
これらのステップは、必ずしもそうではないが、通常は自動化されており、カーテンウォール1が組み立てられる場所に形状部5および14が搬送される前に、専用の作業場で実施される。
次に、必要なガラス支持体40および第2の取り付け補助手段43が、この目的のために第1の脚部16内に敷設された溝に設けられている。
続いて、端部にシール片28および29を摺動させる。これらは図9および10に示され、2つの変形実施例、すなわち、図9に示されるような、仕切り形状部5の浅い横溝10に嵌合させることを意図した横木形状部14の端部に配置される第1の変形実施例28と、図10に示されるような、仕切り形状部5の深い横溝9に嵌合させることを意図した横木形状部14の端部に配置される第2の変形実施例29に存在する。
横木に取り付けられた予め組み立てられたシール片28および29は共に、シール片28および29が嵌合する溝9および10それぞれの底部9’または10’から離れた最も低い点47に対して傾斜した面から形成された上面46を有している。また、両方のシール片28および29は、横木形状部14のチャンバ23に対し、対応する位置とフォーマットを有する2つのリッジ49を有する横木形状部14の端部を受け入れるための凹部48を有している。
これらの凹部48は、シール片28および29を貫通することはない。横木形状部14、すなわち図9および図10の後壁に垂直な壁51は完全に閉じられている。シール片28および29は、それらが取り付けられた溝9または10の底部9’および10’に対してこれらの壁51に密封的に嵌合する。
上面図(top view)では、シール片28および29は、横溝9および10に正確に嵌合する寸法を有する。
また、両方のシール片28および29は、空気室50を備えており、空気室50の位置には、空気室50が変形可能になるように比較的薄い外壁が設けられている。
第1の変形実施例によるシール片28は、例えば、接着剤によって横木形状部14上に永久的に固定されている。第2の変形実施例のシール片29は、横木形状部14上に摺動され、さらに横木形状部14上には固定されない。
次いで、前述のアルミニウム製スラット32は、横木形状部14の両端にある第2の脚部17のアンダーカット溝30内に嵌合される。
次に、仕切り形状部5は、その所望の位置に取り付けられる。
次に、横木形状部14は、それらが長手軸上で約60°回転され、それらが水平ではない方向を向くと、図11に示されるように、仕切り形状部14によって画定される平面内に保持される。
横木形状部14は、矢印Pで示されるように、現在水平方向となり、端部は、仕切り形状部5の横溝9および10に挿入される。横木形状部14の回転方向によって、これらの端部は、それらの高度方向を中心に回転され、これらの端部は、これらの横溝9および10のアクセス開口12に容易に嵌合させられる。
次に、横木形状部14は、それらが所望の位置、即ち、仕切り形状部5内の凹部25になるまで下方に移動される。次に、横木形状部14は矢印Qで示されるように回転されることにより、図12に示される状況に到達する。
横木形状部14は、図12に示される状況から開始してさらに回転させる必要がある。これには、比較的大きな力を必要とするので、好ましくは工具52が使用される。これは、横木形状部14に部分的に相補的な形状を有するヘッド53と、ヘッド53に取り付けられたレバー54とを有する工具52である。工具52のレバー54は矢印Q方向に移動され、図4および図5に示すように、横木形状部14が凹部25の端部方向を向くように配置される。
シール片28および29、より具体的には、空気室50は、この操作の間にかなり変形するが、横木形状部14がその最終的な配向位置にあるときは、元の形状に復帰する。これにより、シール片28および29は、垂直方向の横溝9および10を完全に閉じる。
次に、ガラス押し縁15は、カーテンウォールの外側にある横木形状部14の部分形状部20にガスケット35とともに取り付けられる。これは、クリップ21を使用してカーテンウォールの内側から簡単に行うことができる。
ガラス支持体40は、所望の位置、即ち、仕切り形状部5から約20mmの位置に押し込まれ、第2の取り付け補助手段43は、横木形状部14の長さに亘って広がるまでシフトされ、垂直ガラス押し縁34用の第1の取り付け補助手段36は、図13および図14に概略的に示されるように、それらの位置にスナップ留めされる。
ガラスフレームは、既にゴム製のガスケット35を備えており、図5に示されるように、ガラス支持体46上には、ネオプレンブロック55が接着されている。
アンダーカット溝内のスラット32は、端部を第2の溝13内で摺動するまで外側へ押し出される。その後、たとえば、少しの接着剤やネジなどでその位置に固定される。これで、横木形状部14は、もはや仕切り形状部5から分離することができなくなる。
これにより、施工物にガラスパネル4を設けることができる。
まず、第1の脚部16の上に、第1の脚部16用の凹部57を有する木製ブロック56が一時的に配置される。この上に、ガラスパネル4が傾斜した方向に配置されている。これを図15および図16に示す。次に、深い横溝9に嵌合するガラスパネル4の側縁33は、矢印Rによって示されるように、この横溝9に摺入される。
次に、反対側縁33は、矢印Sによって示されるように、反対側の仕切り部5に沿って摺入される。このために、溝9の深さD1は、浅い溝10に向かうガラスパネル4の旋回動作で、ガラスパネル4をこの溝9内に十分深く摺入させ、その後、ガラスパネル4を右に摺入させるのに十分である必要があり、よって、ガラスパネル4は、両方の側縁33を溝9または10内に約10mm嵌合させる。
そして、ガラスパネル4は、両方の横溝9および10にほぼ10mmに嵌合するように中央に配置され、その後、ネオプレンブロック55上まで下降される。これで、木製ブロック56を除去することができる。
次に、水平および垂直ガラス押し縁34、42および45と、それらのガスケット35を適用することができる。ガラス押し縁34、42および45は、カーテンウォール1の内側に沿って、簡単に適所にスナップ留めできる。上部水平ガラス押し縁45において、これは横木形状部14上に直接的に行われる。下部水平ガラス押し縁42は、第2の取り付け補助手段43上にスナップ留めされ、これを介して横木形状部14上にスナップ留めされる。垂直ガラス押し縁34は、第1の取り付け補助手段36上にスナップ留めされ、これを介して、仕切り形状部4上に嵌合される。
次に、図1〜図5に示すように、最終的なカーテンウォール1が組み立てられる。
ガラス支持体40が取り付けられ、仕切り形状部5のすぐ隣に取り付けられた部分の外側では、横木形状部14は、ガラスパネル4に対して軸受機能を持たないことに留意されたい。
水が外側の水平ガスケット35に達すると、この水は、図5に示すように、排水開口24を通して外側の、ガラスフレーム15内に迂回する。水が垂直ガスケット35に横溝9および10に到達すると、シール片28および29の上面46を介して横木形状部14に向けて迂回し、そこからガラスフレーム15内の排水開口24を介して外部へ排出される。
風又は他の原因がカーテンウォール1の僅かな変形を引き起こす場合、横木形状部14は、第2の変形実施例にしたがって、シール片29へ数ミリメートルだけ摺動させることができ、これによってカーテンウォール1への応力が少なくなる。また、動作と変形は、カーテンウォール1の防水性を損なうことなく、ゴム製のシール片28および29によって吸収することができる。
上述のような施工方法は内側から行うが外側から行ってもよい。ただし、内側からの設置の方が通常は有利である。
本発明は、例示として記載され、図面に示される実施形態に限定されないが、本発明のカーテンウォールは、特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、あらゆる種類の変形実施態様で実現することができる。
1 カーテンウォール
2 仕切り
3 横木
4 パネル
5 形状部
6 形状部
7 形状部
8 形状部
9 溝
9‘ 底部
10 溝
10‘ 底部
11 切欠き
12 アクセス開口
13 溝
14 横木形状部
15 ガラス押し縁
15 ガラスフレーム
16 脚部
17 脚部
18 部位
19 形状部
20 形状部
21 クリップ部
22 形状部
23 内部チャンバ
24 排水開口
25 凹部
26 壁
27 底縁
28 シール片
29 シール片
30 溝
32 スラット
33 側縁部
34 ガラス押し縁
35 ガスケット
36 補助手段
37 切欠き
39 下縁
40 ガラス支持体
42 ガラス押し縁
43 補助手段
44 上縁
45 ガラス押し縁
46 上面
47 最も低い点
48 凹部
50 空気室
51 壁
52 工具
53 ヘッド
54 レバー
55 ネオプレンブロック
56 木製ブロック
57 凹部

Claims (15)

  1. 1本以上の仕切り形状部(5)と、1本以上の横木形状部(14)と、1枚以上のパネル(4)と、を含むカーテンウォール(1)であって、前記1本以上の仕切り形状部(5)は、垂直方向に延在し、前記1本以上の横木形状部(14)は、前記1本以上の仕切り形状部(5)に対して直角に取り付けられ、前記1本以上の横木形状部(14)と前記1本以上の仕切り形状部(5)は、長方形の開口部を画定し、前記1枚以上のパネルは、前記開口部に配置されてこれらの開口部を閉鎖するカーテンウォールにおいて、前記パネル(4)は、シール(35)の助けを借りて、前記仕切り形状部(5)と前記横木形状部(14)の切欠き(11、37)にその側縁(33、39、44)を嵌合させ、前記仕切り(5)内の前記切欠き(11)は、固定されて分離不能な幅(A1)を有し、前記1枚以上のパネル(4)は、剛性材料から形成されるとともに、上記したシールを備え、第1の取り付け補助手段(36)によって、前記仕切り形状部(5)に取り付けられた第1のガラス押し縁(34)によって前記仕切り形状部(5)内の前記カーテンウォール(1)の内側に沿って固定され、前記第1の取り付け補助手段(36)および前記1本以上の前記仕切り形状部(5)は、前記第1の取り付け補助手段(36)を前記仕切り形状部(5)に取り付けるように設計され、前記第1の取り付け補助手段(36)と前記第1のガラス押し縁(34)は、前記第1のガラス押し縁(34)を前記第1の取り付け補助手段(36)に対し、前記それぞれのパネル(4)の面と平行な方向にスナップ留めするように設計されていることを特徴とするカーテンウォール。
  2. 前記第1の取り付け補助手段(36)と前記第1のガラス押し縁(34)は、前記第1のガラス押し縁(34)を前記第1の取り付け補助手段(36)に対し、前記シール(35)とともに前記それぞれのパネル(4)の前記面と平行な方向にスナップ留めするように設計されていることを特徴とする請求項1に記載のカーテンウォール。
  3. 前記第1の取り付け補助手段(36)と前記1本以上の上記した仕切り形状部(5)が、前記第1の取り付け補助手段(36)を前記仕切り形状部(5)上にスナップ留めするように設計されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカーテンウォール。
  4. 前記第1のガラス押し縁(34)がアルミニウム製であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  5. 前記第1の取り付け補助手段(36)がプラスチック製であることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  6. 前記第1の取り付け補助手段(36)と前記1本以上の仕切り形状部(5)が、前記第1の取り付け補助手段(36)を前記仕切り形状部(5)に対し、前記各パネル(4)の前記面と直交する方向にスナップ留めするように設計されており、前記第1の取り付け補助手段(36)と前記第1のガラス押し縁(34)は、前記第1のガラス押し縁(34)を前記第1の取り付け補助手段(36)に対し、前記それぞれのパネル(4)の面と平行な方向にスナップ留めするように設計されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  7. 第1の取り付け補助手段(36)は、前記第1のガラス押し縁(34)の長さの一部のみにわたって延在する形状部であることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  8. 前記第1のガラス押し縁(34)のそれぞれは、間隔を空けて位置する少なくとも2つの前記第1の取り付け補助手段(36)によって、仕切り形状部(5)に固定されることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  9. 一以上の前記仕切り形状部(5)および前記第1のガラス押し縁(34)のは、前記第1のガラス押し縁(34)がその側面を該パネル(4)から離れる方向に向けて、前記スタイル形状部(5)に支えられるように配置されていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  10. 前記1枚以上のパネルがガラスパネル(4)であることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  11. 前記第1のガラス押し縁(34)は、第1の取り付け補助手段(36)によってのみ、仕切り形状部(5)に固定されることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  12. 前記1枚以上のパネル(4)は、第2の取り付け補助手段(43)によって前記横木形状部(14)に取り付けられた第2のガラス押し縁(42)によって固定されており、前記第2の取り付け補助手段(43)と前記1本以上の前記横木形状部(14)は、前記第2の取り付け補助手段(43)を前記横木形状部(14)に取り付けるように構成され、前記第2の取り付け補助手段(43)と前記第2のガラス押し縁(42)は、前記第2のガラス押し縁(42)を前記第2の取り付け補助手段(43)にスナップ留めするように設計されていることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  13. 第2のガラス押し縁(42)は、第2の取り付け補助手段(43)によってのみ横木形状部(14)に固定されることを特徴とする請求項9から12までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
  14. 前記第2の取り付け補助手段(43)は、前記第2のガラス押し縁(42)の長さの一部のみに延在する形状部であり、前記第2のガラス押し縁(42)は、少なくとも2つの間隔を空けて位置する前記第2の取り付け補助手段(43)によって、前記横木形状部(42)に取り付けられることを特徴とする請求項12または13に記載のカーテンウォール。
  15. 前記横木形状部は、上方向を向き、前記横木形状部(14)の内側に配置された第1の垂直脚部(16)と、下方向を向き、前記横木形状部(14)の外側に位置する第2の垂直脚部(17)と、前記第1と第2の脚部の間の水平部位(18)を有するZ字形状部であることを特徴とする請求項1から14までのいずれか1項に記載のカーテンウォール。
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