JP2019515476A - 電気回路への接続のための遮断器装置 - Google Patents

電気回路への接続のための遮断器装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、電気回路に接続するための遮断器装置(1)であって、少なくとも1つの起爆剤(3)と、− 前記起爆剤(3)からの放出口(S)と連通している加圧室(7)と、− 電気回路への接続のための少なくとも1つの導電部分(8)と、− 導電部分と直列に接続される少なくとも1つの可溶体(40)であり、起爆剤が前記可溶体の端子に接続されており、前記可溶体が、可溶体を通る電流が所定値を超えるとトリップして、それによって起爆剤を作動させるように構成される、可溶体と、− 可動遮断器要素(15)とが存在する本体(11)とを備え、起爆剤が、遮断器装置に、電流を通す第1の構成から回路を遮断する第2の構成に移らせるように構成され、可動遮断器要素が、前記導電部分を切断するために第1から第2の構成に移ると、移動される、遮断器装置を提供する。

Description

本発明は、電気回路に流れる電流を遮断するための遮断器装置に関し、そしてそのような遮断器装置を含む安全な電気システムにも関する。
電気回路は現在、相の各々にヒューズを配置することによって保護されることができる。そのようなヒューズは、特定の持続時間にわたって現れる高電流の場合に電流を遮断する役目を果たし、そしてそれらは、高故障電流を伴う故障の場合に使用するのに信頼できる。それにもかかわらず、公称電流より少しだけ大きい電流に対しては、そのようなヒューズは、断線するのに比較的長時間かかることがあり、場合により不完全に断線することがある。不完全である、またはあまりに遅れて生じる断線は、電気システムへの、特に電気回路によって給電される電気装置への許容できない損傷に至り得る。したがって、電気システムの安全度および寿命を改善するように、誤作動が発生した場合に行われる回路遮断の質を改善することが望ましい。
したがって、比較的単純であり、かつ回路遮断の質が改善されることを可能にする遮断器装置を提供する必要性が存在する。
この目的で、第1の態様では、本発明は、電気回路に接続するための遮断器装置であって、少なくとも1つの起爆剤と、
− 前記起爆剤からの放出口と連通している加圧室と、
− 電気回路への接続のための少なくとも1つの導電部分と、
− 導電部分と直列に接続される少なくとも1つの可溶体であり、起爆剤が前記可溶体の端子に接続されており、前記可溶体が、可溶体を通る電流が所定値を超えるとトリップして、それによって起爆剤を作動させるように構成される、可溶体と、
− 可動遮断器要素とが存在する本体とを備え、
起爆剤が、遮断器装置に、電流を通す第1の構成から回路を遮断する第2の構成に移らせるように構成され、可動遮断器要素が、前記導電部分を切断するために第1から第2の構成に移ると、移動される、装置を提供する。
作動されると、起爆剤は、加圧室を加圧するために加圧ガスを生成するように構成される。加圧ガスは、可動遮断器要素を移動させるようにそれに圧力を及ぼす。このようにして移動する可動遮断器要素は、装置に、導電部分が切断される第2の構成、すなわち導電部分における電流の流れが遮断される構成へ移らせるように構成される。したがって、装置が第2の構成にあるとき、電気回路に流れる電流は断たれる。
本発明は、過剰電流の場合に回路で回路遮断が急速かつ確実に行われることを可能にして、したがって前記回路によって給電される電気装置に損傷を与えることを回避することを可能にする遮断器装置を提案する。より正確には、システムの通常動作の間、可溶体は導通し、そして可溶体の端子間の電圧は比較的低く、その結果起爆剤の着火装置を流れる電流は、それを起動することを回避するのに十分低い。逆に、可溶体を流れる電流が所定値を超えると、可溶体はトリップする、すなわち導電部分の切断を開始するようにその抵抗が増加する。したがって、可溶体の端子間の電圧は、それがトリップするときに増加し、結果として着火装置を流れる電流が増加して、それによって起爆剤を作動させ、そして装置に、回路における電流の流れを永続的に遮断するように第1から第2の構成に移らせる役目を果たす。本発明の別の利点は、起爆剤がトリガされることを可能にする可溶体が遮断器装置内に存在し、その外でない限り、小型でかつ一体化される遮断器解決策が提案されるということである。本発明は、したがって有利には、回路遮断をトリガすることになる要素、特に可溶体を直接一体化する独立した遮断器装置を提案することによって現存の遮断器システムを単純化する役目を果たす。これは、有利には、起爆剤がトリガされることを可能にするために電圧および/または電流を感知および/または解析するために存在することになる追加装置の必要性を回避する役目を果たす。したがって、可溶体を用いた遮断および可動遮断器要素を移動させることによる遮断を組み合わせることは、完全な遮断が独立して行われることを確実にすること、およびそれによって可溶体が電流を完全に遮断しない状況を回避することを可能にする限り、比較的単純である方式で電源システムの安全度を改善する役目を非常に著しく果たす。
有利には、可溶体の端子の1つに起爆剤に着火するための装置を接続する線に、少なくとも1つの抵抗器またはダイオードが直列に接続されてもよい。
そのような実施形態は、有利には、着火装置がそれを流れる電流によって劣化されるいかなる危険性も回避する役目を果たす。
一実施形態において、可溶体は、導電部分に接続される個別の部品でもよい。そのような状況下では、可溶体は、導電部分とは別個であり、かつ例えば半田付けによってそれと直列に接続される要素を構成する。
変形例では、可溶体は、導電部分の狭い領域によって構成されてもよい。そのような状況下では、導電部分および可溶体は同じ材料によって構成される。
一実施形態において、加圧室は第1の遮断器装置室を構成し、導電部分の少なくとも一部が、本体に存在する第2の室に存在し、可動遮断器要素は第2の室から第1の室を離隔し、かつ電気絶縁材料で作られている少なくとも1つの突起部分を呈し、前記少なくとも1つの突起部分は導電部分に向き、可動遮断器要素は、第1から第2の構成に移ると、突起部分に対する衝撃によって導電部分を破断するために導電部分に向けて移動させられる。
そのような状況下では、導電部分は、装置が第1から第2の構成に移るときに突起部分に対する衝撃によって破断されることによって切断される。それでいて、本発明は、起爆剤が作動されると導電部分が破断されるそのような実施形態に限定されない。
具体的には、別の実施形態において、導電部分は第1の導電要素および第2の導電要素を呈し、そして可動遮断器要素は第3の導電要素を呈し、第3の導電要素は、遮断器装置が第1の構成にあるときに第1および第2の導電要素間の電気接続を確立し、そして第3の導電要素は、装置が第2の構成にあるときに第1および第2の導電要素間に電流が流れるのを防止するように第1および第2の導電要素の少なくとも1つからの係合を解かれる。
そのような状況下では、電流は、装置が第1の構成にあるときに第3の導体を介して第1の導体と第2の導体との間に流れることができる。逆に、装置が第2の構成にあるとき、第1および第2の導体はもはや電気的に接続されないが、導電部分が破断されることはない。この電気切断は、装置が第1の構成から第2の構成に移るときに可動遮断器要素の導電要素が移動する結果である。したがって、そのような状況下では、導電部分は、その導電要素の少なくとも2つの間の電気接続を無くすことによって切断されるが、装置が第1から第2の構成に移るときに可動遮断器要素が移動する結果として前記導電部分が破断されることはない。以下に更に詳細に記載されるように、この実施形態において、可動遮断器要素は完全に導電材料から作られてもよく、またはそれは電気絶縁部分と共に第3の導電要素を含んでもよい。
一実施形態において、装置は、単一の導電部分を有してもよい。そのような状況下では、遮断器装置は単相電源回路への接続のためでもよい。
変形例では、装置は複数の導電部分を含んでもよく、それぞれの可溶体が導電部分の各々と直列に接続され、起爆剤は場合により各可溶体の端子に接続され、そして各可溶体は場合により、それを通る電流が所定値を超えると、起爆剤を作動させるようにトリップするように構成される。そのような状況下では、遮断器装置は多相電源回路への接続のためでもよい。例として、多相電源回路は3相回路でもよく、または、変形例では、それは2つの相もしくは少なくとも4つの相を有してもよい。そうでないと明記されない限り、用語「回路の相」は、電気回路の前記相に対応する電気導体として理解されるべきである。
複数の導電部分に関しては、装置が第1の構成から第2の構成に移ると、導電部分の全てが同時に電気的に切断される。これは、有利には、回路に流れる電流の完全かつ同時の遮断を行う役目を果たす。
本発明は、
− 上記された遮断器装置と、
− 遮断器装置に接続される電源回路であって、前記少なくとも1つの導電部分が電源回路の相に接続される、電源回路と
− を少なくとも備える安全な電源システムと、
− 前記電源システムによって給電されるために電源システムに接続される電気装置と
を少なくとも備える安全な電気システムも提供する。
一実施形態において、電気システムは、電気装置を監視するためであり、かつ電気装置の動作パラメータの値が所定値に達すると起爆剤を作動させるように構成される監視要素も備えてもよい。
この実施形態は、給電されることになるが、必ずしも電源回路に過剰電流を伴うわけではない電気装置に誤作動が発生した場合に回路の完全な遮断を達成するために有利である。
動作パラメータは圧力または温度でもよい。したがって、電気装置の監視要素は、電気装置の温度または電気装置の少なくとも一部分の圧力が所定値を超えると起爆剤を作動させるように構成されてもよい。
本発明は、上記された少なくとも1つの安全な電気システムを含む車両も提供する。例として、車両は航空機、列車または車でもよい。
本発明は、上記された少なくとも1つの安全な電気システムを含む設備も提供する。
例として、電気装置は列車モータでもよい。変形例では、電気装置はヒートポンプまたは電力設備でもよい。
非限定的な例として与えられる、本発明の特定の実施形態の以下の説明から、かつ添付の図面を参照して、本発明の他の特性および利点が現れる。
第1の構成にある本発明の第1の遮断器装置例の断面図である。 図1の装置の様々な部品要素を図示する分解立体図である。 電気回路に接続する準備ができた図1の遮断器装置の斜視図である。 図1の装置によって行われる回路遮断を例示する図である。 図1の装置によって行われる回路遮断を例示する図である。 図1の装置によって行われる回路遮断を例示する図である。 本発明の第2の遮断器装置例の詳細図である。 本発明の第3の遮断器装置例の詳細図である。 第1の構成にある本発明の第4の遮断器装置例の断面図である。 第1の構成にある本発明の第5の遮断器装置例の断面図である。 第2の構成にある図7Aの遮断器装置の断面図である。 図7Aおよび7Bに図示される装置の様々な部品要素を図示する分解立体図である。 本発明に従って安全にされた電気システム例のブロック図である。 本発明に従って安全にされた電気システム変形例のブロック図である。
図1は、本発明の遮断器装置例1の断面図である。以下に詳細に記載されるように、図1に図示される遮断器装置例1では、導電部分は、装置1が第1の構成から第2の構成に行くときに破断する。以下に記載されるように、本発明の文脈で他の配置が可能である。
図1では、装置1は、第1の構成、すなわち電流(矢印I)が電源回路の相10におよび導電部分8に流れることができる構成にある。図示される例では、電源回路は単一の相を有し、そして遮断器装置1は単一の導電部分8を有する。それでいて、回路が複数の相を有し、そして遮断器装置が複数の導電部分を有することは本発明の範囲を越えるものではなく、1つのそのような実施形態が後述される。
遮断器装置1は、2つの電気導体5を持つ着火装置9を有する起爆剤3を備える(図1には導体の一方だけが図示されるのに対して、図2および3では両導体5が見える)。起爆剤3は火工装薬4も有する。火工装薬4は1つまたは複数の固体ブロックの形態でもよい。変形例では、装薬4は粒状でもよい。意図された回路遮断器用途のために使用されるように火工装薬の性質および寸法を選択することは、当業者の一般知識の範囲内である。
装置1は、第1および第2の室7および12が存在する本体11を備える。例として、本体11は熱可塑性または熱硬化性材料で作られてもよい。起爆剤3は、本体11の内壁14に対して押圧する弾性変形可能材料で作られているシールガスケット6を有する。図示される例では、着火装置9は本体11に収容される。本体11は2つの貫通チャネル11aも呈し、導体5の各々がチャネル11aのそれぞれの1つに延びる。第1の室7は加圧室を構成し、そしてそれは起爆剤3の放出口Sと連通している。作動されると、起爆剤3は、第1の室7を加圧するように構成される。図示される例では、火工装薬4は第1の室7に存在する。それでいて、室が起爆剤からの放出口と連通しているままである限り、装薬が第1の室外に存在することは本発明の範囲を越えるものではない。
導電部分8は第2の室12に存在する(特に図1および3を参照のこと)。導電部分8の端は、図示される例では本体11から突出する。図示される例では、導電部分8は舌の形態である。例として、導電部分8は銅で作られてもよい。
導電部分8は、それと直列に接続されるヒューズ40が設けられる。この例では、可溶体40は、導電部分8とは別個であり、かつそれに取り付けられた要素を構成する。例として、ヒューズ40は導電部分8に半田付けまたはクリップ留めされ得る。図示される例では、ヒューズ40は、その絶縁シェルと共に導電部分8に半田付けされている。この例では、ヒューズ40は、電気絶縁シェル内に存在する可溶心を備える。絶縁シェルは、可溶心が存在する、シリカなどの電気絶縁材料の粉体を含んでもよい。その絶縁シェルと関連して可溶心を使用することは、有利には、可溶心の寿命を改善して、それによって遮断器装置の信頼性を更に改善する役目を果たす。変形例では、導電部分は、市販のヒューズの可溶体だけ(その絶縁シェルなし)を組み込むことが可能であろう。加えて、この例では、ヒューズ40は第2の室12に存在し、それは本体11内に存在する。
各電気導体5はヒューズ40の別個の端子に接続される。より正確には、本体11の側壁22は、電気導体24aおよび24bが延びるチャネル23aおよび23bを有する。第1の電気導体24aは、着火装置9の第1の導体5にヒューズ40の第1の端子を接続する。第2の電気導体24bは、第1の導体と異なる、着火装置9の第2の導体5に、第1の端子と異なる、ヒューズ40の第2の端子を接続する。したがって、相10および導電部分8によって所定値より大きい電流が伝達されると、ヒューズ40はトリップする。結果として、ヒューズ40の端子間の抵抗が増加し、それによって着火装置9を作動させ、したがって電流を遮断するのに十分である電位差を引き起こす。所望の電流レベルで回路遮断を得るために使用されるべきであるヒューズ特性を選択することは、当業者の一般知識の範囲内である。特に、ヒューズが高電圧に耐える必要がないことが観察されてもよく、これは、比較的低破壊電圧を有するヒューズを使用することが可能であることを意味する。遮断器装置は、例えば、100ボルト(V)未満の電圧を伴うシステムで使用されてもよい。
着火装置9を流れる電流を低減させ、したがって公称電流の存在下で着火装置のいかなる劣化も回避するために、着火装置9にヒューズ40を接続する線に、少なくとも1つの抵抗器またはダイオード(図示せず)が、有利には、直列に接続されてもよい。
導電部分8は支持体18上に存在する。図示される例では、支持体18は、本体11の側壁22における開口部22aに係合するためのスライドの構造を有する。支持体18は、装置1が第1の構成にあるときに導電部分8下に位置される凹部分20を画定する。支持体18は、導電部分8が受け入れられる溝19を呈する。導電部分8は、電源回路の相10に接続するためのものである。例として、この接続は半田付けによって行われてもよい。導電部分8の端は電源回路の相10に接続される。
図1の装置例1は、電気絶縁材料、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK GF40)またはポリフェニレンサルファイド(PPS)で作られている可動遮断器要素15を更に備える。遮断器要素15は密封方式で第2の室12から第1の室7を離隔する。遮断器要素15は第1および第2の室7および12間に位置される。遮断器要素15は、導電部分8に向く少なくとも1つの突起部分17を呈する。遮断器要素15は、本体11の側壁22に対して押圧する弾性変形可能材料で作られているシールガスケット16を有する。側壁22は第1および第2の室7および12を包囲する。本体11の側壁22は、第1および第2の室7および12が存在する、特にヒューズ40が存在する内部容積を画定する。より正確には、図示される例では、ヒューズ40は第2の室12に存在する。突起部分17は極厚の一部分の形態である。図示される例では、遮断器装置15は、導電部分8を破断するための単一の突起部分17を有する。本発明は、突起部分17が導電部分8に対して衝撃を与えることによってそれを破断するのに適する限り、突起部分17の遠位端17bのためのいかなる特定の形状にも限定されない。例として、突起部分17の遠位端17bは、したがって、図示されるように、形状が平面でもよく、または実際は、それは形状が尖らせられても、または丸くされてもよい。以下に詳細に記載されるように、遮断器要素15は、起爆剤3が作動される結果として進行軸線Xに沿って移動するように構成される。装置1が第1の構成にあるときは、凹部分20、導電部分8および突起部分17は軸線Xに沿って重ねられる。
ここで図1−3に図示される遮断器装置1の様々な要素を組み立てることの説明が続く。
最初に、本体11が起爆剤3上へオーバーモールドされる。遮断器要素15が次いで底部25を通して力で挿入される。図2に図示されるように、遮断器要素15は、本体の内壁に存在する突起部分と協働するための、具体的には切欠きの形態の位置決め手段26を呈する。この協働は、遮断器要素15が回るのを防止する、したがって第1の室7が起爆剤3によって加圧されるときに、それが軸線X回りに回らないことを確実にする役目を果たす。ヒューズ40を保持する導電部分が次いで支持体18における溝19に配置される。支持体18は次いで、進行軸線Xを横切って、本体11の側壁22における開口部22aを通して挿入されることができ、そして線24aおよび24bが次いでヒューズ40の端子に半田付けされる。図3に図示される遮断器装置1が、したがって、例えば相10に導電部分8を半田付けすることによって、電源回路に接続する準備ができて得られる。
図4A−4Cを参照しつつ、回路を遮断する図1の遮断器装置1の説明が続く。
装置1は最初に、電流(矢印I)が相10におよび導電部分8に流れることができる(ヒューズ40が導通している)第1の構成にある。装置1が第1の構成にある間、遮断器要素15は、「高」位置と称される第1の位置にある。導電部分8に流れる電流が所定値を超えると、ヒューズ40はトリップする。したがって、ヒューズの端子間の抵抗が増加し、それによって起爆剤が作動されることを可能にする。起爆剤3を作動させることは、遮断器装置に、第1の構成から導電部分8における電流の流れが遮断される(導電部分が切断される)第2の構成に行かせる役目を果たす。より正確には、起爆剤を作動させることは、第1の室7を加圧する燃焼ガス(矢印F)を発生するように1つまたは複数の火工装薬4の燃焼を開始する役目を果たす(図4Aを参照のこと)。第1の室7のこの加圧は、遮断器要素15を導電部分8に向けて移動させる。可動遮断器要素15は、第1の室7が起爆剤によって加圧されるときに破断しないように構成される。図示される例では、遮断器要素15は、装置1が第1の構成から第2の構成に移るにつれて、変形することなく移動するように構成される。遮断器要素15は、第1の構成から第2の構成へのこの移行の間、導電部分8に向けて軸線Xに沿って並進移動する。特に、位置決め手段26の存在のため、遮断器要素15の移動は、第1から第2の構成へのこの移行の間、軸線X回りのいかなる回転成分も含まない。移動することの結果として、遮断器要素15は導電部分8に対して衝撃を与え、したがってそれを破断する(図4Bおよび4Cを参照のこと)。このようにして導電部分8を複数の別個の部分8aおよび8bに破断することは、電流が流れるのを防止し、したがってシステムの安全度を保証する役目を果たす。遮断器要素は、図示されるように、導電部分8における電流の流れ方向に対して横断方向に、例えば垂直に、その導電部分8に対して衝撃を与えるように構成される。図示される例では、突起部分17は、装置1が第2の構成にあるとき支持体18の凹部分20に受け入れられ、突起部分17は、したがって、凹部分20の底部に対して当接する。装置が第2の構成にあるとき、遮断器要素15は、「低」位置と称される第2の位置にあり、そして電流は遮断される。本発明のこの装置例は、有利には、特に急速に、例えば約0.2ミリ秒(ms)で、回路を遮断する役目を果たすことができる。図示される例では、突起部分17は、ヒューズ40が存在する領域とは別個である領域で導電部分に衝撃を与える。それでいて、突起部分が導電部分に組み込まれるヒューズに対して直接衝撃を与えて破断するように装置が配置されることは本発明の範囲を越えるものではない。起爆剤は、動作後のシステムの電圧より大きい誘電体絶縁を呈するように選択されてもよい。
第2の構成にある遮断器装置を取り外し、そしてそれを第1の構成にある遮断器装置と交換するために、電源回路が遮断された後に保全作業が行われることができる。電源回路を用いた電気装置への電力の供給が次いで再開されることができる。
図1−3および4A−4Cを参照しつつ上記した遮断器装置例1は、(i)可動遮断器要素15によって導電部分8が衝撃を受けたときにそれを破断することによって回路が遮断される、および(ii)導電部分8が存在する第2の室12にヒューズ40が存在するものである。以下に記載されるように、本発明の文脈で他の構成が想定され得る。
図5は、本発明の変形実施形態における遮断器装置の詳細を図示する。この変形例では、遮断器装置は複数の導電部分80を有する。この複数の導電部分を有する遮断器装置は、多相回路で使用するためでもよい。図示される例では、遮断器装置は3相回路に接続するためのものである。遮断器装置における導電部分80の数は回路における相数に等しくてもよい。導電部分80の各々は回路の別個の相に接続するためのものである。各導電部分80は、それと直列に接続されるヒューズ40を呈する。起爆剤が複数の着火装置を呈し、各々ヒューズのそれぞれの1つの端子に接続されることを除いては、遮断器装置の残りは図1に記載されるものと同様でもよい。導電部分80はゼロでない距離だけ互いから離間される。そのような状況下では、遮断器要素の突起部分は、起爆剤が作動されると様々な導電部分80を同時に破断するように設計される。上記したものと同じ方式で、所定値より大きい電流が相の1つに流れると、その相と関連したヒューズの端子間の抵抗は、そのヒューズに接続される着火装置を作動させ、したがって回路を遮断するのに十分であるヒューズの端子間の電位差を発生するように増加する。多相回路では、遮断器装置が作動された後に、導電部分の全てが同時に破断されて、それによって回路におけるいかなる電流の流れも防止すると想定すれば、そのような遮断器装置を実装することは、有利には、相の少なくとも1つが、別の相が遮断された後に導通したままである状況を回避する役目を果たす。
図5Aは、本発明の遮断器装置の変形例の詳細を図示する。この例では、導電部分90は単一の材料から作られ、そしてそれは幅が減少し、場合により厚さも減少した狭い領域140を呈する。この狭い領域140は、導電部分90によって伝達される電流が所定値を超えると溶断するように構成される。起爆剤も、上記したものと同様の方式で、狭い領域140の抵抗が増加すると回路遮断をトリガするように、狭い領域140の端子に接続される。したがって、それと直列に個別の可溶体を接続することを必要とすることなく、可溶体が導電部分自体の狭窄によって構成されることが、本発明の範囲で可能である。
図6は、第1の構成にある、すなわち電流(矢印I)が電源回路の相110におよび導電部分180に流れることができる構成にある本発明の遮断器装置111の変形例を図示する。図示される例では、装置1は、第1の室7、第2の室12および第3の室128が存在する本体114を備える。起爆剤3は図1の例と同じ構造を呈し、そして図1と同じである要素を示すために同じ参照番号が図6で繰り返される。
第1の室7は加圧室を構成し、そしてそれは起爆剤3の放出口Sと連通している。図6の例では、導電部分180は第2の室12に存在する。それでいて、図1の例とは異なり、可溶体は第2の室12に存在しない。具体的には、この例では、装置111は、可溶体130および電気絶縁材料の粉体131を含む第3の室128を有する。この例では、可溶体130は絶縁粉体131内に存在する。そのような構成は、可溶心の時間挙動を改善することによって遮断器装置の信頼性を一層更に改善する役目を果たす。例として、電気絶縁材料はシリカでもよい。可溶体130は、その絶縁シェルから分離された市販のヒューズの可溶心によって構成されてもよい。可溶体130は電気コネクタ110aを介して回路の相110に接続され、そしてこの要素130は電気コネクタ180aを介して導電部分180とも直列に接続される。導電部分180は、電流が遮断器装置111を通して回路に流れることを通常動作で可能にするように、回路の相110に接続される。
更には、各電気導体5は可溶体130の別個の端子に接続される。図1の例のように、本体114の側壁122は、電気導体124aおよび124bが延びるチャネル123aおよび123bを呈する。第1の電気導体124aは、着火装置9の第1の導体5に可溶体130の第1の端子を接続する。第2の電気導体124bは、第1の導体と異なる、着火装置9の第2の導体5に、第1の端子と異なる、可溶体130の第2の端子を接続する。したがって、所定値より大きい電流が相110を通ると、可溶心の端子間の抵抗が増加して、それによって着火装置9を作動させ、したがって回路を遮断するのに十分である電位差を発生する。図1の例と同じ方式で、着火装置9を作動させることは、回路における電流の流れを遮断するために導電部分8に対して衝撃を与えることによってそれを破断するように可動遮断器要素15を移動させる役目を果たす。
図6の例では、第1、第2および第3の室7、12および128は重ねられる。第2の室12は、この例では第1および第3の室7および128間に位置付けられる。導電部分180は、図1−3を参照しつつ記載したものと同様のスライド構造を有する支持体118上に存在する。それでいて、図6の例では、チャネル123aおよび123bは、可溶体130の端子にコネクタ5を接続することが可能であるように、スライド118を通して延びる。
起爆剤を作動させることは、図4A−4Cを参照しつつ記載したものと類似した方式で、可動遮断器要素15を、導電部分180を破断するように導電部分180に向けて移動させる。
上記の例は、可動遮断器要素を用いて導電部分を破断することによってそれを切断する。図7A、7Bおよび8を参照しつつ、導電部分が異なる方式で切断される本発明の遮断器装置例の説明が続く。
遮断器装置211は、空洞219を画定する、電気絶縁材料で作られている中空体216、起爆剤223、ならびに空洞219に至る2つの主要な導電タブ213および214を有する導電部分を有する。この例では、導電部分は、したがって、第1の導電要素(導電タブ213)および第2の導電要素(導電タブ214)を有する。第1および第2の導電要素213および214は、図示される例では空洞219の縦軸Yに沿ってオフセットされる。
遮断器装置211は、空洞219で移動するように構成される可動遮断器要素220も有する。この例では、空洞219は円筒形であり、そして可動遮断器要素220はそれ自体基本的に円筒形である。図示される例では、可動遮断器要素220は、電気絶縁材料で作られている第1の部分および導電材料で作られている第2の部分を備える。可動遮断器要素220は、少なくとも1つの導電要素を含む割り管221を備える。図7A、7Bおよび8に図示される例では、割り管221は完全に導電性である。割り管221はスロット229を呈する。可動遮断器要素220は、電気絶縁材料で作られ、かつ割り管221と共に連動するように空洞内で移動するように適合されたピストンを形成するスライド222も有する。変形例では、図7Aに図示される遮断器装置例に完全に導電材料から作られている可動遮断器要素を使用することが可能であろう。そのような要素は、図示される導電管221と同様の、管を形成する第1の部分および軸線Yを横切って延び、かつ第1の部分を閉じる、円板を形成する第2の部分を有し得る。
装置211が図7Aに図示されるように第1の構成にあるときに、割り管221(第3の導電要素)はタブ213および214(第1および第2の導電要素)間の電気接続を提供する。これは、遮断器装置211の導電部分を通して回路に電流が流れることを可能にする。
この例では、起爆剤223は、空洞219と連通するように中空体に設置される従来の発火ガス発生器を備える。加圧室225が、起爆剤223とピストン222の軸端面の1つとの間に画定される。より詳細には、この例では、ピストン222は、起爆剤223の方を向くその上流面に空洞226を有し、そしてこの空洞226は加圧室225の一部分を構成する。スライド222が起爆剤223と実際に接触している、すなわち加圧室225がその最小容積に減少する初期位置では、両導電タブ213および214は、「初期」位置と称される第1の位置で割り管221を介して共に電気的に接続される。上述したように、第3の導電要素(詳細には割り管221)を介して電気接触が起こる。
2つの導電タブは、その軸線に沿って軸方向にオフセットされる、軸線Y回りの2つのそれぞれのリング213aおよび214aを有し(この軸線が可動遮断器要素220の進行方向に対応する)、そしてこれらのリング213aおよび214aは、可動遮断器要素が前記第1の位置にある間その導電部分(具体的には割り管221)と密着している。この例では、リング213aおよび214aの内面は空洞219の壁と隣接している。有利には、前記第1の位置で、割り管221は、前記主要な導電タブ213および214のリング213aおよび214a間に圧力ばめとして係合されて、それによって遮断器装置211の作動前の期間にわたって前記主要な導電タブ間の優れた電気接続を保証する。
図8では、図示される例のリングの1つ213aは、そこに直列に接続されるヒューズ240を呈する。図示される例では、ヒューズ240は、その絶縁シェルと共にリング213aに組み込まれる。それでいて、本発明の範囲を越えることなく、上記したものと同様の方式で、専ら市販のヒューズの可溶心(その絶縁シェルなし)によってまたはリングの狭い領域によって形成される可溶体を使用することが可能であろう。起爆剤223の支持体を形成する部分212は、2つの貫通チャネル212aおよび212bを有する。第1の電気導体240aは、ヒューズ240の第1の端子に起爆剤223の第1の導電部分223aを接続するように第1のチャネル212aを通して延びる。同様に、第2の電気導体240bは、第1の端子と異なる、ヒューズ240の第2の端子に、第1の導体223aと異なる、起爆剤223の第2の電気導体223bを接続するように第2のチャネル212bを通して延びる。したがって、所定値より大きい電流がリング213aを通ると、ヒューズ240の抵抗が、起爆剤223を作動させることが可能であるのに十分であるその端子間の電位差を生じさせるように増加する。変形例でまたは組合せで、起爆剤に接続される可溶体は電気タブ214に存在して、それと直列に接続され得る。
起爆剤223が作動すると、可動遮断器要素220およびしたがって割り管221は、加圧室225が加圧される結果として、空洞で第2の位置に向けて移動する(図7B)。この第2の位置では、割り管221はタブ213からの係合を解かれ、それによって2つの導電タブ213および214間の電気接続を防止し、かつ回路における電流の流れを遮断する。図示される例では、装置211が遮断する、第2の構成(図7Bに図示される)にあるとき、割り管221はタブ213から分離され、かつタブ214と接触している。それでいて、装置が第2の構成にあるときに割り管がタブ213ともタブ214とも接触しないとしても、本発明の範囲を越えるものではない。
図8は、上記の遮断器装置211がどのように簡単かつ安価に作られることができるかを図示する。2つのハウジング要素230および231、または左の要素230および右の要素231を共に組み立てることによって、中空体216が画定される。ハウジング要素230は、導電タブ213および214の各々の一部分ならびに起爆剤の支持体212の一部分を受け入れるように画定された形状の横方向に開いた凹み233a、233bおよび233cが上にある2つの止まりねじ穴232を有する。各導電タブは、遮断器装置211外で電気回路に接続されることが可能であるように絶縁中空体外に突出する接続棒213bまたは214bによって横方向に延ばされるリング213aまたは214aを有する。第2のハウジング要素231は、留めねじ237が挿入されることを可能にする2つの貫通穴236を有する。第1のハウジング要素230と同じ方式で、第2のハウジング要素231も、導電タブ213および214の各々の一部分ならびに起爆剤の支持体212の一部分を受け入れるように画定された形状の横方向に開いた凹み234a、234bおよび234cを有する。支持体212は2つのハウジング要素230および231間に装着され、そしてそれはその端に起爆剤223を受け入れる穴238を含む。起爆剤223は、前記穴238内に加圧室225を画定するように前記支持体212内に装着される。上述したように、割り管221は、2つのリング213aおよび214aの各々に力で係合される。
このように、前記初期の第1の位置で、共通軸線上で軸方向にオフセットされる2つのリング213aおよび214aは、割り金属管221を介して電気的に共に接続される。図示される例では、絶縁スライド222は摺動可能な割り管221内に挿入される。円筒形のかつ空洞219の直径に実質的に等しい直径の上流または第1の部分241は、前記空洞の内面に沿って摺動する。図7A、7Bおよび8で上方を向くその上流面に、第1の部分241は空洞226を含み、この空洞はこの例では同様に実質的に円筒形であり、加圧室225の初期容積の一部分を画定する役目を果たす。図8に見られるように、第1の部分241は、互いから軸方向に離間される2つの円周溝261、262を有し、この各々はそれぞれのシールリング263、264を受け入れる。したがって、ピストン222は加圧室225を閉じ、かつこの室の閉環境で圧力が急速に上昇することを可能にする。したがって、加圧室225に発生されるガスは、導電リング213aおよび214aに向けて浸透しない。
スロットが、有利には、前記溝の少なくとも1つに形成され、かつ起爆剤223の支持体212にピストン222を組み付ける間、加圧室から空気を排出するための較正された通路を形成するように構成される。割り管から少なくとも部分的に上流に位置されるピストン222は、上記管221を移動させることによって回路が遮断されることを可能にするように、加圧室225にガスによって発生される気圧力を上記管221に伝達する役目を果たす。第1の部分241は、一旦リング213aおよび214a間に挿入されると、割り管の内部に、場合により力で、挿入されることを可能にするように選択されるわずかに小径の下流の、第2の部分242によって延長される。この第2の部分は、割り管が空洞219内で移動するときに、そのための案内要素の役目を果たしてもよい。有利な実施形態において、それは、割り管に加えてリング213aおよび214aに対する締付け要素を形成してもよい。図7Bは、起爆剤223がトリガされた後の状況を図示する。2つのタブ213および214間の電気接続が遮断され、したがって遮断器装置211の導電部分を通る電流の流れは遮断される。この例では、割り管から直接上流に位置される一部分にわたって、ピストン222がリング間に挿入されたときに管の外径より大きくはない直径を呈することが観察されるべきである。図示される例では、割り管を駆動する間に、ピストンがリング間に詰まったままになることなくそれらの間で容易に摺動することができるように、ピストンの上流の部分の直径は割り管のそれより少し小さい。これは、この例では、ピストンが摺動する空洞の最上流部分(この例では起爆剤支持体の孔によって形成される)とより大きく、リングがつながるその下流部分(ハウジング要素によって形成される)との間の小さな直径差によって可能にされる。
図面に見られるように、空洞219は、割り管221が第1から第2の位置に移るときにそれが直線経路をたどることを確実にするようにそれを案内する役目を果たす案内部分245によって下流に延ばされる。空洞219の底部に減衰パッド29が挿入される。必要に応じて、減衰パッド29は、導電割り管221および絶縁ピストン222が本体216の底部と接触するときにこれらの2つの部品の衝撃のエネルギーを軽減する役目を果たす。
図9は、本発明に従って安全にされた電気システム30の第1の例を図示する。安全な電気システム30は、電源システム2によって給電されることになる電気装置31に接続される安全な電源システム2を備える。電源システム2は、発電機Gを有する単相電源回路および発電機Gに接続される単一の相10を備える。例として、発電機Gはオルタネータでもよい。発電機Gは、ピストンエンジンまたはターボジェットなどのエンジンに接続されてもよい。変形例では、発電機Gは、交流を生成する発電所などの設備の一部を形成してもよい。この例では、図1に図示される遮断器装置1が、上記詳細に記載したように、相10に接続される。遮断器装置1は、発電機Gとおよび電気装置31と直列に接続される。遮断器装置1は発電機Gと電気装置31との間に存在する。発電機Gは遮断器装置1から上流に存在し、そして電気装置31は遮断器装置1から下流に存在する。用語「上流」および「下流」は本明細書において電源回路における電力の流れ(矢印I)に対して使用される。前述したように、相10によって伝達される電流が所定値を超えると、遮断器装置1に存在するヒューズ40のトリップが、起爆剤3を作動させ、したがって回路を遮断する役目を果たす。
図10は、本発明に従って安全にされた電気システムおよび電源システムの別の例300を図示する。図10の例では、電気装置31を監視するための監視要素37が追加された、図9のものと同様の構造が使用される。この監視要素37は遮断器装置100の着火装置に接続される。監視要素37は、電気装置の動作パラメータが所定値に達すると起爆剤を作動させるように構成される。これは、遮断器装置100が、電気装置31の誤作動の場合にも、過剰電流がその回路に流れる場合だけでなく、電気の流れを遮断することを可能にする。例として、監視要素37は、電気装置31の温度を測定するように構成されるターミナルセンサを備えてもよい。変形例でまたは組合せで、監視要素37は、電気装置31の少なくとも一部分における圧力を測定するように構成される圧力センサを備えてもよい。したがって、監視要素37は、電気装置31の温度または前記装置31の一部分の圧力が所定値を超えると起爆剤を作動させて、それによって誤作動が観察される場合のシステム300の安全度を保証するように構成されてもよい。
上記の安全な電気システム30および300は、航空機または列車などの車両に装備されてもよく、またはそれらは産業設備に存在してもよい。

Claims (14)

  1. 電気回路に接続するための遮断器装置(1;100;111;211)であって、少なくとも1つの起爆剤(3;223)と、
    − 前記起爆剤(3;223)からの放出口(S)と連通している加圧室(7;225)と、
    − 電気回路への接続のための少なくとも1つの導電部分(8;80;90;180;213;214)と、
    − 導電部分と直列に接続される少なくとも1つの可溶体(40;130;140;240)であり、起爆剤が前記可溶体の端子に接続されており、前記可溶体が、可溶体を通る電流が所定値を超えるとトリップして、起爆剤を作動させるように構成される、可溶体と、
    − 可動遮断器要素(15;220)とが存在する本体(11;114;216)とを備え、
    起爆剤が、遮断器装置に、電流を通す第1の構成から回路を遮断する第2の構成に移らせるように構成され、可動遮断器要素が、前記導電部分を切断するために第1から第2の構成に移ると、移動される、遮断器装置。
  2. 可溶体(40;130;240)が導電部分に接続される個別の部品である、請求項1に記載の装置。
  3. 可溶体(140)が導電部分の狭い領域によって構成される、請求項1に記載の装置。
  4. 加圧室(7)が第1の遮断器装置室を構成し、導電部分(8;180)の少なくとも一部が、本体(11;114)に存在する第2の室(12)に存在し、可動遮断器要素(15)が第2の室(12)から第1の室(7)を離隔し、かつ電気絶縁材料で作られている少なくとも1つの突起部分(17)を呈し、前記少なくとも1つの突起部分(17)が導電部分(8;180)に向き、可動遮断器要素(15)が、第1から第2の構成に移ると、突起部分に対する衝撃によって導電部分(8;180)を破断するために導電部分(8;180)に向けて移動させられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置(1;111)。
  5. 第1から第2の構成に移ると、可動遮断器要素(15)が、可溶体(40)が存在する領域とは別個である領域で突起部分(17)に対する衝撃によって導電部分(8)を破断するために導電部分(8)に向けて移動させられ、かつ可溶体が第2の室(12)に存在し、かつ導電部分に可溶体の絶縁シェルで接続される、請求項4に記載の装置(1)。
  6. 第1から第2の構成に移ると、可動遮断器要素(15)が、可溶体(130)が存在する領域とは別個である領域で突起部分(17)に対する衝撃によって導電部分(180)を破断するために導電部分(180)に向けて移動させられ、かつ可溶体が、第2の室(12)とは別個の第3の室(128)に存在し、電気絶縁材料の粉体(131)も第3の室に存在する、請求項4に記載の装置(111)。
  7. 導電部分が第1の導電要素(213)および第2の導電要素(214)を呈し、かつ可動遮断器要素(220)が第3の導電要素(221)を呈し、第3の導電要素(221)が、遮断器装置が第1の構成にあるときに第1および第2の導電要素(213、214)間の電気接続を確立し、そして第3の導電要素(221)が、装置が第2の構成にあるときに第1および第2の導電要素(213、214)間に電流が流れるのを防止するように第1および第2の導電要素(213、214)の少なくとも1つからの係合を解かれる、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置(211)。
  8. 装置が単一の導電部分(8;180;213;214)を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の遮断器装置(1;111;211)。
  9. 遮断器装置が複数の導電部分(80)を有し、それぞれの可溶体(40)が導電部分の各々と直列に接続され、起爆剤が各可溶体の端子に接続され、そして各可溶体が、それを通る電流が所定値を超えると、起爆剤を作動させるようにトリップするように構成される、請求項1から7のいずれか一項に記載の遮断器装置。
  10. 安全な電気システム(30;300)であって、
    − 請求項1から9のいずれか一項に記載の遮断器装置(1;100)と、
    − 遮断器装置に接続される電源回路であって、前記少なくとも1つの導電部分(8)が電源回路の相(10)に接続される、電源回路と
    − を少なくとも備える安全な電源システム(2;200)と、
    − 前記電源システム(2;200)によって給電されるために電源システム(2;200)に接続される電気装置(31)と
    を少なくとも備える、安全な電気システム(30;300)。
  11. 電気装置を監視するためであり、かつ電気装置の動作パラメータの値が所定値に達すると起爆剤(3)を作動させるように構成される監視要素(37)を更に備える、請求項10に記載のシステム(300)。
  12. 動作パラメータが圧力または温度である、請求項11に記載のシステム(300)。
  13. 請求項10から12のいずれか一項に記載の少なくとも1つの安全な電気システム(30;300)を含む、車両。
  14. 請求項10から13のいずれか一項に記載の少なくとも1つのシステム(30;300)を含む、設備。
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