JP2019511174A - 情報通信方法、ユーザー機器、およびネットワークデバイス - Google Patents

情報通信方法、ユーザー機器、およびネットワークデバイス Download PDF

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Abstract

本願は、情報通信方法、ユーザー機器、およびネットワークデバイスを提供する。方法は、ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと、UEにより、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するステップと、UEにより、サービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信し、またはサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスから情報を受信するステップとを含む。本願で提供される情報通信方法、ユーザー機器、およびネットワークデバイスに基づくと、サービングセルが複数のシステムパラメータセットをサポートする場合に、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルによって現在使用されているシステムパラメータを判断できるため、システムパラメータを使用して情報を送信または受信でき、情報通信の効率が向上する。

Description

本願は通信技術に関し、具体的には、情報通信方法、ユーザー機器、およびネットワークデバイスに関する。
5G通信システムは、様々なサービス、様々な配備シナリオ、および様々なスペクトルをサポートできる。前述したサービスは、例えばエンハンスト・モバイル・ブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、eMBB)サービス、マシンタイプ通信(Machine Type Communication、MTC)サービス、超高信頼・低遅延通信(Ultra-reliable and low latency communications、URLLC)サービス、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(Multimedia Broadcast Multicast Service、MBMS)、または測位サービスであってよい。前述した配備シナリオは、例えば屋内ホットスポットシナリオ、密集都市シナリオ、郊外シナリオ、都市マクロカバレッジシナリオ、または高速鉄道シナリオであってよい。前述したスペクトルは、例えば100GHz内の周波数範囲であってよい。
5G通信システムにおけるネットワークデバイスのサービングセルは複数のシステムパラメータセットをサポートできるため、サービングセルは、様々なサービス、様々な配備シナリオ、および様々なスペクトルで様々なシステムパラメータ(numerology)を使用できる。それぞれのシステムパラメータセットは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、サイクリックプレフィックス長などを含み得る。
ただし、サービングセルによって使用されるシステムパラメータをどのように判断するかは早急に解決する必要がある技術的問題である。
本願は、サービングセルによって使用されるシステムパラメータをどのように判断するかという先行技術の技術的問題を解決するため、情報通信方法、ユーザー機器、およびネットワークデバイスを提供する。
第1の態様によれば、本願は情報通信方法を提供し、方法は、
ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと、
UEにより、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するステップと、
UEにより、サービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信し、またはサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスから情報を受信するステップと
を含み得る。
第1の態様で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルが様々なサービス、様々な配備シナリオ、および様々なスペクトルで様々なシステムパラメータを使用する場合に、UEはサービングセルによって現在使用されているサブキャリア間隔を用いてサービングセルによって現在使用されているシステムパラメータを判断できるため、UEはシステムパラメータを用いてサービングセルの中でネットワークデバイスと情報通信を遂行でき、これにより情報通信の効率が向上する。
任意に選べることとして、第1の態様の可能な一実装において、ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップは、
UEにより、サービングセルに対応する周波数セットを判断するステップと、
UEにより、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと
を含む。
任意に選べることとして、第1の態様の可能な一実装において、ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップは、
UEにより、サービングセルのキャリア周波数を判断するステップと、
UEにより、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと
を含む。
前述した2つの可能な実装で提供される情報通信方法に基づけば、1つのサービングセルは1つのサブキャリア間隔セットに対応し得るため、サービングセルは様々なシナリオでサブキャリア間隔セットにある様々なサブキャリア間隔を使用でき、シナリオにより良くマッチしたサブキャリア間隔を使用することによって通信システムの性能は向上する。
さらに、第1の態様の可能な一実装において、UEにより、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップは、
サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するステップ
を含む。
さらに、第1の態様の可能な一実装において、UEにより、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップは、
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するステップ
を含む。
前述した2つの可能な実装で提供される情報通信方法に基づけば、それぞれのサブキャリア間隔セットの中のそれぞれのサブキャリア間隔はスペクトルに比較的良好にマッチできるため、通信システムの性能が保証され、それぞれのサブキャリア間隔セットの中のサブキャリア間隔数は十分に減らされる。
さらに、第1の態様の可能な一実装において、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップは、
UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルの同期信号を検出するステップと、
UEにより、サービングセルの検出した同期信号に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと
を含む。
前述した可能な実装で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルに対応するサブキャリアセット内のサブキャリア数が2以下である場合は、UEによってサービングセルの同期信号を盲目的に検出する回数を減らすことができ、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率を増すことができ、UEがサービングセルの同期信号を検出する時間を短縮できる。具体的に述べると、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率は増す。
さらに、第1の態様の可能な一実装において、UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップは、
UEにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
UEにより、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、サービングセルと同期するステップと、
UEにより、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出するステップであって、マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ステップと、
UEにより、サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと
を含む。
前述した可能な実装で提供される情報通信方法に基づけば、UEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率が増す。
任意に選べることとして、第1の態様の可能な一実装において、ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップは、
UEにより、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
UEにより、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、サービングセルと同期するステップと、
UEにより、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出するステップであって、サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ステップと、
UEにより、サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと
を含む。
前述した可能な実装で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルが全てのサービングセルに適応できるサブキャリア間隔を使用して同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する場合に、UEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率が増す。
第2の態様によれば、本願は情報通信方法を提供し、方法は、
ネットワークデバイスにより、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でユーザー機器(UE)へ情報を送信し、またはサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEから情報を受信するステップと
を含み得る。
任意に選べることとして、第2の態様の可能な一実装において、ネットワークデバイスにより、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップは、
ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応する周波数セットを判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと
を含む。
第2の態様の可能な一実装において、ネットワークデバイスにより、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップは、
ネットワークデバイスにより、サービングセルのキャリア周波数を判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと
を含む。
さらに、第2の態様の可能な一実装において、ネットワークデバイスにより、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップは、
サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するステップ
を含む。
さらに、第2の態様の可能な一実装において、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップは、
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するステップ
を含む。
さらに、第2の態様の可能な一実装において、方法は、
ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信するステップであって、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ステップと
をさらに含む。
任意に選べることとして、第2の態様の可能な一実装において、方法は、
ネットワークデバイスにより、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
ネットワークデバイスにより、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信するステップであって、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ステップと
をさらに含む。
第2の態様と第2の態様の全ての可能な実装で提供される情報通信方法の有益な効果については、第1の態様と第1の態様の全ての可能な実装によってもたらされる有益な効果を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
第3の態様によれば、本願はユーザー機器(UE)を提供し、UEは、
サービングセルのサブキャリア間隔を判断し、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するように構成された処理部と、
処理部によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信し、または処理部によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスから情報を受信するように構成された送受信部と
を含む。
任意に選べることとして、第3の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
処理部が、サービングセルに対応する周波数セットを判断し、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されること
である。
任意に選べることとして、第3の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
処理部が、サービングセルのキャリア周波数を判断し、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されること
である。
さらに、第3の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
処理部が、
サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成されること
である。
さらに、第3の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
処理部が、
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成されること
である。
さらに、第3の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
処理部が、送受信部を用いて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルの同期信号を検出し、検出したサービングセルの同期信号に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されること
である。
さらに、第3の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
処理部が、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
送受信部を用いて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、送受信部を用いて、サービングセルと同期し、
送受信部を用いて、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出し、マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用され、
サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されること
である。
任意に選べることとして、第3の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
処理部が、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
送受信部を用いて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、送受信部を用いて、サービングセルと同期し、
送受信部を用いて、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出し、サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用され、
サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されること
である。
第3の態様と第3の態様の全ての可能な実装で提供されるUEの有益な効果については、第1の態様と第1の態様の全ての可能な実装によってもたらされる有益な効果を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
第4の態様によれば、本願はネットワークデバイスを提供し、ネットワークデバイスは、
サービングセルのサブキャリア間隔を判断し、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するように構成された処理部と、
処理部によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でユーザー機器(UE)へ情報を送信し、または処理部によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEから情報を受信するように構成された送受信部と
を含む。
任意に選べることとして、第4の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
処理部がサービングセルに対応する周波数セットを判断し、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されること
である。
任意に選べることとして、第4の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
処理部が、サービングセルのキャリア周波数を判断し、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されること
である。
さらに、第4の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
処理部が、
サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成されること
である。
さらに、第4の態様の可能な一実装において、処理部がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
処理部が、
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成されること
である。
さらに、第4の態様の可能な一実装において、処理部は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するようにさらに構成され、
送受信部は、処理部によって判断された、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、処理部によって判断された、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信し、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ようにさらに構成される。
任意に選べることとして、第4の態様の可能な一実装において、処理部は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するようにさらに構成され、
送受信部は、処理部によって判断された、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、処理部によって判断された、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信し、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ようにさらに構成される。
第4の態様と第4の態様の全ての可能な実装で提供されるネットワークデバイスの有益な効果については、第1の態様と第1の態様の全ての可能な実装によってもたらされる有益な効果を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
第1の態様と第1の態様の全ての可能な実装、第2の態様と第2の態様の全ての可能な実装、第3の態様と第3の態様の全ての可能な実装、ならびに第4の態様と第4の態様の全ての可能な実装を参照し、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同一であり、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である。
第1の態様と第1の態様の全ての可能な実装、第2の態様と第2の態様の全ての可能な実装、第3の態様と第3の態様の全ての可能な実装、ならびに第4の態様と第4の態様の全ての可能な実装を参照し、サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きい。
可能な実装で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルのカバレッジを拡張でき、サービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルのロバスト性を向上させることができる。
第1の態様と第1の態様の全ての可能な実装、第2の態様と第2の態様の全ての可能な実装、第3の態様と第3の態様の全ての可能な実装、ならびに第4の態様と第4の態様の全ての可能な実装を参照し、サービングセルのシステムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、およびサイクリックプレフィックス(CP)長のうちの1つ以上を含む。
本願で提供される情報通信方法、ユーザー機器、およびネットワークデバイスによれば、サービングセルが様々なサービス、様々な配備シナリオ、および様々なスペクトルで様々なシステムパラメータを使用する場合に、UEとネットワークデバイスはサービングセルによって現在使用されているサブキャリア間隔を用いてサービングセルによって現在使用されているシステムパラメータを判断できるため、UEとネットワークデバイスはシステムパラメータを用いてサービングセルの中で情報通信を遂行でき、そのため情報通信の効率が向上する。
本願による情報通信方法の概略流れ図である。 本願による別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。 本願によるユーザー機器の概略構造図である。 本願によるネットワークデバイスの概略構造図である。
本願で述べるユーザー機器(UE)は携帯電話機やタブレットコンピュータといった無線端末であってよい。無線端末はユーザーに音声サービスおよび/またはデータサービスを提供するデバイスを含む。任意に選べることとして、デバイスは無線接続機能を有する手持ち型デバイスであってよく、あるいは無線モデムへ接続される別の処理デバイスであってもよい。加えて、無線端末は無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)を通じて1つ以上のコアネットワークと通信できる。例えば、無線端末は携帯電話機(「セルラー」フォンとも呼ばれる)などのモバイル端末であってよく、あるいはモバイル端末を有するコンピュータであってもよい。モバイル端末を有するコンピュータは、ポータブル、ポケットサイズ、手持ち型、またはコンピュータ内蔵モバイル装置であってよく、あるいはコアネットワークと音声および/またはデータを交換できる車内モバイル装置であってよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(PCS、Personal Communications Service)電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)、またはパーソナル・デジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)を含むことができる。無線端末は、システム、サブスクライバユニット(Subscriber Unit)、サブスクライバステーション(Subscriber Station)、モバイルステーション(Mobile Station)、モバイルステーション(Mobile)、リモートステーション(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザー端末(User Terminal)、ユーザーエージェント(User Agent)、ユーザーデバイス(User Device)、またはユーザー機器(User Equipment)と呼ばれることもある。本願のユーザー機器はV2X(Vehicle to X)通信の乗り物などであってもよい。
本願で述べるネットワークデバイスはセルラー通信ネットワークの中の何らかのデバイスであってよく、例えば基地局(アクセスポイントなど)であってよく、基地局はアクセスネットワークの中にあって1つ以上のセクターを使用してエアインターフェースを介して無線端末と通信するデバイスであってよい。基地局は、受信した無線フレームをIPパケットに変換し、受信したIPパケットを無線フレームに変換し、無線端末とアクセスネットワークの残りの部分との間でルーターとして機能するように構成されてよい。アクセスネットワークの残りの部分はインターネットプロトコル(IP)ネットワークを含み得る。基地局はさらに、エアインターフェース上で属性管理を調整してよい。例えば、基地局は、GSM(登録商標)またはCDMAのベース・トランシーバ・ステーション(BTS、Base Transceiver Station)、WCDMA(登録商標)のノードB(NodeB)、またはLTEのエボルブドノードB(NodeB、eNB、またはe-NodeB、evolutional Node B)であってよい。これは本願において限定されない。本願のネットワークデバイスは、本願のユーザー機器に類似するD2D(Device to Device)通信の端末デバイスであってよく、あるいはV2X(Vehicle to X)通信の乗り物などであってもよい。
本願で提供される情報通信方法は、5G通信システムのユーザー機器およびネットワークデバイス、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)通信システム、ならびにLTE通信システムのユーザー機器およびネットワークデバイスに応用できる。ここで説明するネットワークデバイスは少なくとも1つのサービングセルを含み得る。当然ながら、本願の情報通信方法は前述した応用シナリオを含み、ただしそれらに限定されない。本願で提供される情報通信方法は、サービングセルが複数のシステムパラメータセットをサポートするシナリオで使用できる。
本願で提供される情報通信方法は、サービングセルによって使用されるシステムパラメータをどのように判断するかという先行技術の技術的問題を解決することを目指す。
図1は本願による情報通信方法の概略流れ図である。本実施形態は、UEがサービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するプロセスに関する。図1に示されているように、方法は下記ステップを含む。
S101.UEは、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する。
具体的に述べると、UEは、サービングセル(serving cell)のサブキャリア間隔を、具体的にはユーザー機器に対応するサービングセルのサブキャリア間隔を、判断できる。ここでユーザー機器に対応するサービングセルは、UEのためにネットワークデバイスによって構成されるサービングセルであってよく、あるいはUEに対処しているサービングセルであってよく、あるいはUEによってアクセスされているサービングセルであってよい。前述したサービングセルは、UEの一次サービングセル(Primary serving cell)であってよく、あるいはUEの二次サービングセル(Secondary serving cell)であってよい。本願の一実装において、前述したサービングセル(serving cell)はキャリア(carrier)と呼ばれることもある。具体的に述べると、1つのサービングセルは1つのキャリアである。
任意に選べることとして、UEは、サービングセルのキャリア周波数に基づいて、またはサービングセルに対応する周波数セットに基づいて、サービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。これ以降はUEがサービングセルのサブキャリア間隔を判断する一実装を詳しく説明する。
加えて、UEは既存の方式でサービングセルのサブキャリア間隔を判断してもよく、本願で詳細は説明しない。
S102.UEは、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断する。
具体的に述べると、UEは、サービングセルのサブキャリア間隔と、サブキャリア間隔とシステムパラメータとの所定の対応関係とに基づいて、サービングセルのシステムパラメータを判断でき、あるいはサービングセルのサブキャリア間隔に基づいてシステムパラメータを計算でき、計算したシステムパラメータをサービングセルのシステムパラメータとして使用できる。当然ながら、UEは既存の方式でサービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断してもよく、本願で詳細は説明しない。サービングセルのシステムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、有効シンボル長、およびサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix、CP)長などのパラメータのうちの1つ以上を含み得る。
UEが、サービングセルのサブキャリア間隔と、サブキャリア間隔とシステムパラメータとの所定の対応関係とに基づいて、サービングセルのシステムパラメータを判断する一例を用いる。特定の実装において、UEは、サービングセルのサブキャリア間隔を判断した後に、サブキャリア間隔に基づいて、所定の対応関係にて、サブキャリア間隔に対応するシステムパラメータを検索でき、見つかったシステムパラメータはサービングセルのシステムパラメータである。所定の対応関係はユーザー要件に基づいて設定されてよい。例えば、下の表1および表2に所定の連関を示すことができる。なお、表1および表2の値は一例に過ぎず、丸められた値であってよい。例えば、本実施形態における有効シンボル長とCP長は表の値に近くてよい。加えて、表内のパラメータの相互依存関係は限定されない。
Figure 2019511174
Figure 2019511174
例えば、表1に示されているように、サブキャリア間隔が15kHzならUEのシステムパラメータはシステムパラメータ1であり得る。システムパラメータ1は、サブフレーム長1ms、シンボル数12または14、有効シンボル長66.67μs、CP長4.76μsまたは16.67μs、およびCPオーバーヘッド6.7%以下を含む。
なお、表1に示されたシステムパラメータに対応するサブキャリア間隔は15kHzの倍数であるため、これらのシステムパラメータとサブキャリア間隔は一部の既存LTEシステムにマッチし得る。表2に示されたシステムパラメータ5はサブキャリア間隔17.5kHzに対応するため、システムパラメータとサブキャリア間隔は比較的短い伝送時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)を、例えば0.125msのTTIを、サポートできる。GPオーバーヘッドは異なるTTIで一定であり得る。
S103.UEは、サービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信し、またはサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスから情報を受信する。
具体的に述べると、UEは、サービングセルのシステムパラメータを得た後に、システムパラメータを用いてサービングセルの中でネットワークデバイスと情報通信を遂行できる。例えば、UEはサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信でき、この情報は、例えばアップリンクデータまたはアップリンク制御情報であってよい。UEはサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスから情報をさらに受信でき、この情報は、例えばダウンリンクデータ、ダウンリンク制御情報、またはダウンリンク基準信号であってよい。
本願で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルが様々なサービス、様々な配備シナリオ、および様々なスペクトルで様々なシステムパラメータを使用する場合に、UEはサービングセルによって現在使用されているサブキャリア間隔を用いてサービングセルによって現在使用されているシステムパラメータを判断できるため、UEはシステムパラメータを用いてサービングセルの中でネットワークデバイスと情報通信を遂行でき、これにより情報通信の効率が向上する。
さらに、前述した実施形態に基づき、本実施形態は、UEがサービングセルのサブキャリア間隔を判断するプロセスに関する。この場合、S101は以下に記す3つの実装を含み得る。
第1の実装において、UEは、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。図2は本願による別の情報通信方法の概略流れ図である。図2に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
S201.UEは、サービングセルに対応する周波数セットを判断する。
具体的に述べると、UEは、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルの周波数セットを判断できる。例えば、UEは、サービングセルのキャリア周波数を含む周波数セットがサービングセルに対応する周波数セットであると判断できる。あるいは、UEは、サービングセルと周波数セットとの所定の対応関係に基づいてサービングセルに対応する周波数セットを判断できる。例えば、UEは、サービングセルの識別子と、サービングセル識別子と周波数セットとの所定の対応関係とに基づいて、サービングセルに対応する周波数セットを判断できる。
S202.UEは、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する。
具体的に述べると、UEは、サービングセルに対応する周波数セットに基づいて、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係にて、サービングセルに対応する周波数セットに関連するサブキャリア間隔セットを検索でき、このサブキャリア間隔セットはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットである。あるいは、UEは、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサブキャリア間隔セットを計算でき、計算したサブキャリア間隔セットをサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットとして使用できる。
UEが、サービングセルに対応する周波数セットと、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係とに基づいて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する場合、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係はX個のサブキャリア間隔セットを含み得る。X個のサブキャリア間隔セットのうちのいずれか1つは少なくとも1つのサブキャリア間隔を含み得、これはサービングセルに対応するサービスに基づいて判断されてよい。Xは1以上の正の整数であってよく、Xの具体的値はユーザー要件に基づいて決定されてよい。なお、X個のサブキャリア間隔セット内の第1のサブキャリア間隔セットは、X個のサブキャリア間隔セット内の第2のサブキャリア間隔セットに属さない少なくとも1つのサブキャリア間隔を含む。ここで説明する第1のサブキャリア間隔セットはX個のサブキャリア間隔セットのうちのいずれか1つであり、ここで説明する第2のサブキャリア間隔セットは第1のサブキャリア間隔セットを除いたX個のサブキャリア間隔セットのうちのいずれか1つである。任意に選べることとして、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係はX個の周波数セットをさらに含み得る。X個の周波数セットとX個のサブキャリア間隔セットは1対1の対応関係にあってよい。具体的に述べると、それぞれの周波数セットは1つのサブキャリア間隔セットに対応する。X個の周波数セットは通信システムによってサポートされるスペクトル範囲に対応し得る。
任意に選べることとして、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表3に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表3に示された対応関係において、S202は次のとおりであってよい。
サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表4に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表4に示された対応関係において、S202は次のとおりであってよい。
サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が3GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表5に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表5に示された対応関係において、S202は次のとおりであってよい。
サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔60kHzおよびサブキャリア間隔120kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔240kHzおよびサブキャリア間隔480kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表6に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表6に示された対応関係において、S202は次のとおりであってよい。
サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が3GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔70kHzおよびサブキャリア間隔140kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔280kHzおよびサブキャリア間隔560kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表7に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表7に示された対応関係において、S202は次のとおりであってよい。
サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHzよりも大きく40GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が40GHzよりも大きく80GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔60kHzおよびサブキャリア間隔120kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が80GHzよりも大きいなら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、周波数セットとサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表8に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表8に示された対応関係において、S202は次のとおりであってよい。
サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が3GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHzよりも大きく40GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が40GHzよりも大きく80GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔70kHzおよびサブキャリア間隔140kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が80GHzよりも大きいなら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔280kHzおよびサブキャリア間隔560kHzを含むと判断する。
本実施形態において、サービングセルは1つのサブキャリア間隔セットに対応し得、サブキャリア間隔セットは様々なサブキャリア間隔を含み得るため、サービングセルは様々なシナリオで様々なサブキャリア間隔を使用でき、シナリオにより良くマッチしたサブキャリア間隔を使用することによって通信システムの性能は向上する。例えば、大きい遅延拡散のシナリオではサブキャリア間隔セットの中で比較的小さいサブキャリア間隔を使用できる。高速シナリオではサブキャリア間隔セットの中で比較的大きいサブキャリア間隔を使用できる。サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHz以下の場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含む一例を用いる。この場合、大きい遅延拡散のシナリオでは、例えば遅延拡散が約5μsまでのシナリオでは、サブキャリア間隔15kHzを使用できる。高速シナリオでは、例えば500km/hまでの高速シナリオでは、サブキャリア間隔30kHzを使用できる。
本実施形態において、表3から表8に列挙された周波数セットとサブキャリア間隔セットとの対応関係は、それぞれのサブキャリア間隔セットの中のそれぞれのサブキャリア間隔がスペクトルに比較的良好にマッチすることを可能にするため、通信システムの性能が保証され、それぞれのサブキャリア間隔セットの中のサブキャリア間隔数は十分に減らされる。スペクトルは異なる周波数からなるセットを含み得る。なお、表3から表8に示されたサブキャリア間隔セットは、同一サービスのシナリオに、例えばeMBBサービスのみのシナリオに、適用できる。サービングセルが複数のサービスを、例えばeMBBサービスとMTCサービスを、同時にサポートする場合は、サポートされるサービスのタイプに基づいてサブキャリア間隔セットの中のサブキャリア間隔の数を適切に増やすことができ、サービスのタイプとユーザー要件に基づいて決定できる。
S203.UEは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。
本願の一実装において、UEは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルの同期信号を検出でき、検出したサービングセルの同期信号に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。例えば、UEは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルの同期信号を盲目的に検出することによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。特定の実装において、UEは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の各サブキャリア間隔に対応するエネルギーを検出できる。エネルギーが最も大きいサブキャリア間隔はサービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔であり、同期信号に対応するサブキャリア間隔はサービングセルのサブキャリア間隔である。なお、UEによるサブキャリア間隔に対応するエネルギーの検出の詳細については、先行技術を参照されたく、本願では詳細を説明しない。
サービングセルのサブキャリア間隔がこのように判断される場合、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットは1つまたは2つのサブキャリア間隔を含み得る(例えば表3から表8に示されたサブキャリアセットを含み得る)。したがって、UEによってサービングセルの同期信号を盲目的に検出する回数は減り、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率は増し、UEがサービングセルの同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率は増す。本願におけるサービングセルの同期信号は、サービングセルの一次同期信号PSSおよび二次同期信号SSSのうちの1つ以上を含み得る。
本願の別の実装において、UEはまず、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断でき(ここで説明するブロードキャストチャネルはマスター情報ブロック(Master Information Block、MIB)を伝送するチャネルであってよい)、サービングセルの同期信号に対応する判断したサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、サービングセルと同期し、その後サービングセルのブロードキャストチャネルに対応する判断したサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出する。マスター情報ブロックはサブキャリア間隔指示情報を含んでよく、サブキャリア間隔指示情報はUEにサービングセルのサブキャリア間隔を指示でき、UEはサブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。サブキャリア間隔を指示する具体的実装は本願で限定されない。例えば、サブキャリア間隔を指示するため、マスター情報ブロックの2ビットが使用されてよい。異なるビット値は異なるサブキャリア間隔に対応してよく、UEはビット値に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断してよい。
なお、UEがサービングセルの同期信号を検出し、サービングセルと同期し、サービングセルのマスター情報ブロックを検出する具体的実装については、先行技術を参照されたく、本願では詳細を説明しない。
サービングセルのサブキャリア間隔がこのように判断される場合、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中のサブキャリア間隔であってよい。任意に選べることとして、サービングセルのサブキャリア間隔は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔と同一であってよく、または異なってよい。本願の別の実装において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の各サブキャリア間隔につき、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は変わらないままであってよい。例えば、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同一であってよく、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である。例えば、サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含む場合、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔はいずれも30kHzであってよい。この場合、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の異なるサブキャリア間隔について、同期チャネルとブロードキャストチャネルはいずれも同一のサブキャリア間隔を使用して送信されるため、UEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率が増す。
さらに、サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きくてよい。例えば、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスが約2.38μsまたは4.76μsである場合、サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも5.13μsであってよい。ここで、サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号を伝送するためのシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとブロードキャストチャネルを伝送するためのシンボルに対応するサイクリックプレフィックスであってよく、データチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、データを伝送するためのシンボルに対応するサイクリックプレフィックスであってよい。このように、サービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルのカバレッジを拡張でき、サービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルのロバスト性を向上させることができる。
第2の実装において、UEは、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。図3は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。図3に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
S301.UEは、サービングセルのキャリア周波数を判断する。
具体的に述べると、UEは、スイーピングによってサービングセルのキャリア周波数を得ることができ、またはサービングセルの所定のキャリア周波数に基づいてサービングセルのキャリア周波数を得ることができる。
S302.UEは、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する。
具体的に述べると、UEは、サービングセルのキャリア周波数に基づいて、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係にて、サービングセルのキャリア周波数に対応するサブキャリア間隔セットを検索でき、このサブキャリア間隔セットはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットである。あるいは、UEはサービングセルのキャリア周波数に基づいてサブキャリア間隔セットを計算でき、計算したサブキャリア間隔セットをサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットとして使用できる。
UEが、サービングセルのキャリア周波数と、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係とに基づいて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する場合、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係はX個のサブキャリア間隔セットを含み得る。X個のサブキャリア間隔セットの具体的説明についてはS202におけるX個のサブキャリア間隔セットの説明を参照されたく、本実施形態では詳細を繰り返し説明しない。
任意に選べることとして、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表9に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表9に示された対応関係において、S302は次のとおりであってよい。
サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表10に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表10に示された対応関係において、S302は次のとおりであってよい。
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表11に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表11に示された対応関係において、S302は次のとおりであってよい。
サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔60kHzおよびサブキャリア間隔120kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔240kHzおよびサブキャリア間隔480kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表12に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表12に示された対応関係において、S302は次のとおりであってよい。
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔70kHzおよびサブキャリア間隔140kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔280kHzおよびサブキャリア間隔560kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表13に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表13に示された対応関係において、S302は次のとおりであってよい。
サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく40GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が40GHzよりも大きく80GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔60kHzおよびサブキャリア間隔120kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が80GHzよりも大きいなら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断する。
任意に選べることとして、キャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの所定の対応関係は例えば表14に示すとおりであってよい。
Figure 2019511174
表14に示された対応関係において、S302は次のとおりであってよい。
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく40GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が40GHzよりも大きく80GHz以下なら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔70kHzおよびサブキャリア間隔140kHzを含むと判断する。
あるいは、サービングセルのキャリア周波数が80GHzよりも大きいなら、UEはサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔280kHzおよびサブキャリア間隔560kHzを含むと判断する。
本実施形態において、表9から表14に列挙されたキャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの対応関係は、それぞれのサブキャリア間隔セットの中のそれぞれのサブキャリア間隔がスペクトルに比較的良好にマッチすることを可能にするため、通信システムの性能が保証され、それぞれのサブキャリア間隔セットの中のサブキャリア間隔数は十分に減らされる。スペクトルは異なる周波数からなるセットを含み得る。なお、表9から表14に示されたサブキャリア間隔セットは同一サービスのシナリオに適用できる。具体的に述べると、サービングセルはただ1つのサービスを、例えばeMBBサービスだけを、サポートする。サービングセルが複数のサービスを、例えばeMBBサービスとMTCサービスを、同時にサポートする場合は、サポートされるサービスのタイプに基づいてサブキャリア間隔セットの中のサブキャリア間隔の数を適切に増やすことができ、サービスのタイプとユーザー要件に基づいて決定できる。
S303.UEは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。
具体的に述べると、S303の具体的な実行プロセスについては、図2に示されたS203の説明を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
第3の実装において、UEは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいて、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する。この様態は、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期チャネルおよびブロードキャストチャネルを送信する場合に当てはまる。このようにして、UEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率が増す。図4は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。図4に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
S401.UEは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断する。
具体的に述べると、本実施形態においては、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期チャネルおよびブロードキャストチャネルを送信する。したがって、UEは、このサブキャリア間隔に基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断できる。全てのサービングセルに適応できるサブキャリア間隔に対応する具体的な値はUEであらかじめ設定できるため、UEはサブキャリア間隔をいつでも得ることができ、このサブキャリア間隔に基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断する。
S402.UEは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、サービングセルと同期する。
S403.UEは、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出し、ここで、サービングセルのマスター情報ブロックはサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報はサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される。
S404.UEは、サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。
S402からS404の具体的な実行プロセスについては、図2に示されたS203における本願の別の実装の説明を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
本願で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルが様々なサービス、様々な配備シナリオ、および様々なスペクトルで様々なシステムパラメータを使用する場合、UEはサービングセルによって現在使用されているサブキャリア間隔を判断でき、サブキャリア間隔に基づいてサービングセルによって現在使用されているシステムパラメータを判断し、UEはシステムパラメータを用いてサービングセルの中でネットワークデバイスと情報通信を遂行でき、これにより情報通信の効率が向上する。
図5は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。本実施形態は、ネットワークデバイスがサービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断する特定のプロセスに関する。図5に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
S501.ネットワークデバイスは、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する。
S502.ネットワークデバイスは、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断する。
具体的に述べると、S501とS502の具体的な実行プロセスについては、図1に示されたS101とS102において、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する説明と、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断する説明を参照されたい。実装原理およびその技術的効果は同様であり、本願では詳細を繰り返し説明しない。
S503.ネットワークデバイスは、サービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEへ情報を送信し、またはサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEから情報を受信する。
具体的に述べると、ネットワークデバイスは、サービングセルのシステムパラメータを得た後に、システムパラメータを使用してサービングセル内のUEと情報通信を遂行できる。例えば、ネットワークデバイスは、サービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEへ情報を送信でき、この情報は、例えばダウンリンクデータ、ダウンリンク制御情報、またはダウンリンク基準信号であってよい。UEは、サービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEから情報をさらに受信でき、この情報は、例えばアップリンクデータ、またはアップリンク制御情報であってよい。
本願で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルが様々なサービス、様々な配備シナリオ、および様々なスペクトルで様々なシステムパラメータを使用する場合、ネットワークデバイスはサービングセルによって現在使用されているサブキャリア間隔を用いてサービングセルによって現在使用されているシステムパラメータを判断できるため、ネットワークデバイスはシステムパラメータを用いてサービングセル内のUEと情報通信を遂行でき、これにより情報通信の効率が向上する。
さらに、前述した実施形態に基づき、本実施形態はネットワークデバイスがサービングセルのサブキャリア間隔を判断するプロセスに関する。この場合、S501は以下に記す2つの実装を含み得る。
第1の実装において、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。図6は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。図6に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
S601.ネットワークデバイスは、サービングセルに対応する周波数セットを判断する。
S602.ネットワークデバイスは、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する。
S601とS602の具体的な実行プロセスについては、図2に示されたS201とS202において、UEによってサービングセルに対応する周波数セットを判断する説明と、UEによってサービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する説明を参照されたい。実装原理およびその技術的効果は同様であり、本願では詳細を繰り返し説明しない。
S603.ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。
具体的に述べると、ネットワークデバイスは特定のシナリオとサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットとに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断できるため、サービングセルは様々なシナリオで様々なサブキャリア間隔を使用でき、シナリオにより良くマッチしたサブキャリア間隔を使用することによって通信システムの性能は向上する。例えば、大きい遅延拡散のシナリオではサブキャリア間隔セットの中で比較的小さいサブキャリア間隔を使用できる。高速シナリオではサブキャリア間隔セットの中で比較的大きいサブキャリア間隔を使用できる。サービングセルに対応する周波数セットに含まれる各周波数が6GHz以下の場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含む一例を用いる。この場合、大きい遅延拡散のシナリオでは、例えば遅延拡散が約5μsまでのシナリオでは、サブキャリア間隔15kHzを使用できる。高速シナリオでは、例えば500km/hまでの高速シナリオでは、サブキャリア間隔30kHzを使用できる。なお、ネットワークデバイスによって応用シナリオを得る方式は本願で限定されない。
第2の実装において、ネットワークデバイスは、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。図7は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。図7に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
S701.ネットワークデバイスは、サービングセルのキャリア周波数を判断する。
S702.ネットワークデバイスは、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する。
S701とS702の具体的な実行プロセスについては、図3に示されたS301とS302において、UEによってサービングセルのキャリア周波数を判断する説明と、UEによってサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する説明を参照されたい。実装原理およびその技術的効果は同様であり、本願では詳細を繰り返し説明しない。
S703.ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断する。
S703の具体的な実行プロセスについては、図6に示されたS603の説明を参照されたい。実装原理およびその技術的効果は同様であり、本願では詳細を繰り返し説明しない。
さらに、前述の実施形態に基づき、本実施形態は、ネットワークデバイスがサービングセルのブロードキャストチャネルおよび同期信号を送信する特定のプロセスに関し、これは以下に記す2つの実装を含み得る。
第1の実装において、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのブロードキャストチャネルおよび同期信号を送信する。図8は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。図8に示されているように、方法は、図6に示され得たS602の後に、または図7に示されたS702の後に、下記ステップを含み得る。
S801.ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断する。
具体的に述べると、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の特定のサブキャリア間隔を、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔として使用できる。サービングセルのサブキャリア間隔は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔と同一であってよく、または異なってよい。本願の別の実装において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の各サブキャリア間隔につき、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は変わらないままであってよい。例えば、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同一であってよく、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である。この場合、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の異なるサブキャリア間隔について、同期チャネルとブロードキャストチャネルはいずれも同一のサブキャリア間隔を使用して送信されるため、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を速やかに判断でき、サービングセルにアクセスするUEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増す。加えて、最も大きいサブキャリア間隔を使用することによって、様々なシナリオに、例えば高速シナリオと低速シナリオに、同期チャネルとブロードキャストチャネルを適用できる。したがって、ドップラー周波数の影響を解消できる。
さらに、サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きくてよい。ここで、サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号を伝送するためのシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとブロードキャストチャネルを伝送するためのシンボルに対応するサイクリックプレフィックスであってよく、データチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、データを伝送するためのシンボルに対応するサイクリックプレフィックスであってよい。このように、サービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルのカバレッジを拡張でき、サービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルのロバスト性を向上させることができる。
S802.ネットワークデバイスは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信し、ここで、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックはサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報はサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される。
具体的に述べると、ネットワークデバイスはサービングセルで同期信号およびブロードキャストチャネルを送信するため、サービングセルにアクセスするUEは、同期信号に基づいてサービングセルと同期でき、ブロードキャストチャネルで運ばれるマスター情報ブロックに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を得ることができ、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断する。したがって、UEはシステムパラメータを用いてサービングセルの中で情報を送信または受信できる。
ネットワークデバイスがサービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する具体的な実装については、先行技術を参照されたい。ブロードキャストチャネル、マスター情報ブロック、およびサブキャリア間隔指示情報の具体的な説明については、図2に示されたS203における本願の別の実装の説明を参照されたく、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
第2の実装において、ネットワークデバイスは、全てのセルに適応できる同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、また全てのセルに適応できるブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいて、サービングセルの同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する。図9は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。図9に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
S901.ネットワークデバイスは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断する。
具体的に述べると、本実施形態においては、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期チャネルおよびブロードキャストチャネルを送信する。したがって、ネットワークデバイスは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔として、またサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔として、このサブキャリア間隔をそのまま使用できる。
S902.ネットワークデバイスは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信し、ここで、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックはサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報はサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される。
S902の具体的な実行プロセスについては、図8に示されたS802の説明を参照されたい。実装原理およびその技術的効果は同様であり、本願では詳細を繰り返し説明しない。
なお、本願のどの実施形態においても、別段の記載がある場合を除き、前述したステップの順序は限定されず、ステップ間の相互依存関係は限定されない。
図10は本願によるユーザー機器の概略構造図である。図10に示されているように、ユーザー機器(UE)は処理部11と送受信部12とを含み得る。
処理部11は、サービングセルのサブキャリア間隔を判断し、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するように構成される。ここで説明するサービングセルのシステムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、サイクリックプレフィックス(CP)長といったパラメータのうちの1つ以上を含み得る。
送受信部12は、処理部11によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信し、または処理部11によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でネットワークデバイスから情報を受信するように構成される。
処理部11および送受信部12は、ソフトウェアを用いて実装されてよく、あるいはハードウェアを用いて実装されてもよく、あるいはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装されてもよい。特定の実装において、処理部11はUEのプロセッサであってよく、送受信部12はUEのトランシーバなどであってよい。
本願で提供されるUEは前述した方法の実施形態を遂行できる。実装原理およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
任意に選べることとして、処理部12がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部12は、サービングセルに対応する周波数セットを判断し、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
あるいは、処理部12は、サービングセルのキャリア周波数を判断し、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
処理部12がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部12は、サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成される。
あるいは、処理部12は、サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成される。
任意に選べることとして、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが1つまたは2つのサブキャリア間隔を含む場合に、処理部12がサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部12は、送受信部11を用いて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルの同期信号を検出し、検出したサービングセルの同期信号に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
任意に選べることとして、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが3つ以上のサブキャリア間隔を含む場合に、処理部がサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部12は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
送受信部11を用いて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、送受信部11を用いて、サービングセルと同期し、
送受信部11を用いて、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出し、ここで、マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用され、
サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットのうちのいずれかのサブキャリア間隔であってよい。例えば、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同一であってよく、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔であってよい。サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きくてよい。
任意に選べることとして、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する場合、処理部12がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部12は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
送受信部11を用いて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、送受信部11を用いて、サービングセルと同期し、
送受信部11を用いて、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出し、ここで、サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用され、
サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きくてよい。
本願で提供されるUEは前述した方法の実施形態を実行できる。実装原理およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
図11は本願によるネットワークデバイスの概略構造図である。図11に示されているように、ネットワークデバイスは処理部21と送受信部22とを含み得る。
処理部21は、サービングセルのサブキャリア間隔を判断し、サービングセルのサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのシステムパラメータを判断するように構成される。ここで説明するサービングセルのシステムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、サイクリックプレフィックス(CP)長といったパラメータのうちの1つ以上を含み得る。
送受信部22は、処理部21によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEへ情報を送信し、または処理部21によって判断されたサービングセルのシステムパラメータに基づいてサービングセルの中でUEから情報を受信するように構成される。
処理部11および送受信部12は、ソフトウェアを用いて実装されてよく、あるいはハードウェアを用いて実装されてもよく、あるいはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装されてもよい。特定の実装において、処理部11はネットワークデバイスのプロセッサであってよく、送受信部12はネットワークデバイスのトランシーバなどであってよい。
本願で提供されるネットワークデバイスは前述した方法の実施形態を実行できる。実装原理およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
任意に選べることとして、処理部12がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部12は、サービングセルに対応する周波数セットを判断し、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
あるいは、処理部12は、サービングセルのキャリア周波数を判断し、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
処理部12がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部12は、サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成される。
あるいは、処理部12は、サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成される。
さらに、前述の実施形態に基づき、処理部21は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するようにさらに構成される。
この場合、送受信部22は、処理部21によって判断された、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、処理部21によって判断された、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信し、ここで、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ようにさらに構成される。
サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットのうちのいずれかのサブキャリア間隔であってよい。例えば、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同一であってよく、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔であってよい。サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きくてよい。
任意に選べることとして、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する場合、処理部21は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するようにさらに構成される。
この場合、送受信部22は、処理部21によって判断された、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルの同期信号を送信し、処理部21によって判断された、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの中でサービングセルのブロードキャストチャネルを送信し、ここで、ブロードキャストチャネルで運ばれるサービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用される、ようにさらに構成される。
サービングセルの同期信号に対応するサイクリックプレフィックスとサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きくてよい。
本願で提供されるネットワークデバイスは前述した方法の実施形態を遂行できる。実装原理およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細を繰り返し説明しない。
11 処理部
12 送受信部
21 処理部
22 送受信部
前述した可能な実装で提供される情報通信方法に基づけば、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内のサブキャリア間隔の数が2以下である場合は、UEによってサービングセルの同期信号を盲目的に検出する回数を減らすことができ、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率を増すことができ、UEがサービングセルの同期信号を検出する時間を短縮できる。具体的に述べると、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率は増す。
さらに、第2の態様の可能な一実装において、ネットワークデバイスにより、サービングセルキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップは、
サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断するステップ、または
サービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、ネットワークデバイスにより、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するステップ
を含む。
本願で述べるユーザー機器(UE)は携帯電話機やタブレットコンピュータといった無線端末であってよい。無線端末はユーザーに音声サービスおよび/またはデータサービスを提供するデバイスを含む。任意に選べることとして、デバイスは無線接続機能を有する手持ち型デバイスであってよく、あるいは無線モデムへ接続される別の処理デバイスであってもよい。加えて、無線端末は無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)を通じて1つ以上のコアネットワークと通信できる。例えば、無線端末は携帯電話機(「セルラー」フォンとも呼ばれる)などのモバイル端末であってよく、あるいはモバイル端末を有するコンピュータであってもよい。モバイル端末を有するコンピュータは、ポータブル、ポケットサイズ、手持ち型、またはコンピュータ内蔵モバイル装置であってよく、あるいはコアネットワークと音声および/またはデータを交換できる車内モバイル装置であってよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(PCS、Personal Communications Service)電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)、またはパーソナル・デジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)を含むことができる。無線端末は、システム、サブスクライバユニット(Subscriber Unit)、サブスクライバステーション(Subscriber Station)、モバイルステーション(Mobile Station)、リモートステーション(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザー端末(User Terminal)、ユーザーエージェント(User Agent)、ユーザーデバイス(User Device)、またはユーザー機器(User Equipment)と呼ばれることもある。本願のユーザー機器はV2X(Vehicle to everything)通信の乗り物などであってもよい。
本願で述べるネットワークデバイスはセルラー通信ネットワークの中の何らかのデバイスであってよく、例えば基地局(アクセスポイントなど)であってよく、基地局はアクセスネットワークの中にあって1つ以上のセクターを使用してエアインターフェースを介して無線端末と通信するデバイスであってよい。基地局は、受信した無線フレームをIPパケットに変換し、受信したIPパケットを無線フレームに変換し、無線端末とアクセスネットワークの残りの部分との間でルーターとして機能するように構成されてよい。アクセスネットワークの残りの部分はインターネットプロトコル(IP)ネットワークを含み得る。基地局はさらに、エアインターフェース上で属性管理を調整してよい。例えば、基地局は、GSM(登録商標)またはCDMAのベース・トランシーバ・ステーション(BTS、Base Transceiver Station)、WCDMA(登録商標)のノードB(NodeB)、またはLTEのエボルブドノードB(NodeB、eNB、またはe-NodeB、evolved Node B)であってよい。これは本願において限定されない。本願のネットワークデバイスは、本願のユーザー機器に類似するD2D(Device to Device)通信の端末デバイスであってよく、あるいはV2X(Vehicle to everything)通信の乗り物などであってもよい。
なお、表1に示されたシステムパラメータに対応するサブキャリア間隔は15kHzの倍数であるため、これらのシステムパラメータとサブキャリア間隔は既存LTEシステムにマッチし得る。表2に示されたシステムパラメータ5はサブキャリア間隔17.5kHzに対応するため、システムパラメータとサブキャリア間隔は比較的短い伝送時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)を、例えば0.125msのTTIを、サポートできる。GPオーバーヘッドは異なるTTIで一定であり得る。
サービングセルのサブキャリア間隔がこのように判断される場合、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットは1つまたは2つのサブキャリア間隔を含み得る(例えば表3から表8に示されたサブキャリア間隔セットを含み得る)。したがって、UEによってサービングセルの同期信号を盲目的に検出する回数は減り、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率は増し、UEがサービングセルの同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率は増す。本願におけるサービングセルの同期信号は、サービングセルの一次同期信号PSSおよび二次同期信号SSSのうちの1つ以上を含み得る。
サービングセルのサブキャリア間隔がこのように判断される場合、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中のサブキャリア間隔であってよい。任意に選べることとして、サービングセルのサブキャリア間隔は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔と同一であってよく、または異なってよい。本願の別の実装において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の各サブキャリア間隔につき、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は変わらないままであってよい。例えば、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同一であってよく、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である。例えば、サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含む場合、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔はいずれも30kHzであってよい。この場合、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の異なるサブキャリア間隔について、同期信号とブロードキャストチャネルはいずれも同一のサブキャリア間隔を使用して送信されるため、UEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率が増す。
第3の実装において、UEは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいて、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する。この様態は、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する場合に当てはまる。このようにして、UEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増すため、UEによってサービングセルのサブキャリア間隔を判断する成功率が増す。図4は本願によるさらに別の情報通信方法の概略流れ図である。図4に示されているように、方法は下記ステップを含み得る。
具体的に述べると、本実施形態においては、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する。したがって、UEは、このサブキャリア間隔に基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断できる。全てのサービングセルに適応できるサブキャリア間隔に対応する具体的な値はUEであらかじめ設定できるため、UEはサブキャリア間隔をいつでも得ることができ、このサブキャリア間隔に基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断する。
具体的に述べると、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の特定のサブキャリア間隔を、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔として使用できる。サービングセルのサブキャリア間隔は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔と同一であってよく、または異なってよい。本願の別の実装において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の各サブキャリア間隔につき、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は変わらないままであってよい。例えば、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔とサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同一であってよく、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である。この場合、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットの中の異なるサブキャリア間隔について、同期信号とブロードキャストチャネルはいずれも同一のサブキャリア間隔を使用して送信されるため、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を速やかに判断でき、サービングセルにアクセスするUEは同期信号を盲目的に検出せずにサービングセルのサブキャリア間隔を判断できる。したがって、UEが同期信号を検出する時間は短縮される。具体的に述べると、UEがサービングセルと同期する時間が短縮され、UEがサービングセルにアクセスする時間が短縮され、UEによってサービングセルの同期信号を検出する成功率が増し、UEによってセルにアクセスする成功率が増す。加えて、最も大きいサブキャリア間隔を使用することによって、様々なシナリオに、例えば高速シナリオと低速シナリオに、同期信号とブロードキャストチャネルを適用できる。したがって、ドップラー周波数の影響を解消できる。
具体的に述べると、本実施形態においては、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する。したがって、ネットワークデバイスは、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔として、またサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔として、このサブキャリア間隔をそのまま使用できる。
任意に選べることとして、処理部11がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部11は、サービングセルに対応する周波数セットを判断し、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
あるいは、処理部11は、サービングセルのキャリア周波数を判断し、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
処理部11がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部11は、サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成される。
あるいは、処理部11は、サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成される。
任意に選べることとして、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが1つまたは2つのサブキャリア間隔を含む場合に、処理部11がサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部11は、送受信部12を用いて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルの同期信号を検出し、検出したサービングセルの同期信号に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
処理部11は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
送受信部12を用いて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、送受信部12を用いて、サービングセルと同期し、
送受信部12を用いて、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出し、ここで、マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用され、
サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
任意に選べることとして、全てのサービングセルが同一のサブキャリア間隔を使用して同期信号およびブロードキャストチャネルを送信する場合、処理部11がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部11は、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔およびサービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
送受信部12を用いて、サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルの同期信号を検出し、送受信部12を用いて、サービングセルと同期し、
送受信部12を用いて、サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔に基づいてサービングセルのマスター情報ブロックを検出し、ここで、サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、サブキャリア間隔指示情報がサービングセルのサブキャリア間隔をUEに指示するために使用され、
サブキャリア間隔指示情報に基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
処理部21および送受信部22は、ソフトウェアを用いて実装されてよく、あるいはハードウェアを用いて実装されてもよく、あるいはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装されてもよい。特定の実装において、処理部21はネットワークデバイスのプロセッサであってよく、送受信部22はネットワークデバイスのトランシーバなどであってよい。
任意に選べることとして、処理部21がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部21は、サービングセルに対応する周波数セットを判断し、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
あるいは、処理部21は、サービングセルのキャリア周波数を判断し、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいてサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成される。
処理部21がサービングセルのキャリア周波数に基づいてサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは次のとおりであってよい。
処理部21は、サービングセルのキャリア周波数が6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成される。
あるいは、処理部21は、サービングセルのキャリア周波数が3GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、またはサービングセルのキャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成される。

Claims (42)

  1. 情報通信方法であって、
    ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルの前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのシステムパラメータを判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信し、または前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中で前記ネットワークデバイスから情報を受信するステップと
    を含む方法。
  2. ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する前記ステップは、
    前記UEにより、前記サービングセルに対応する周波数セットを判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記周波数セットに基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する前記ステップは、
    前記UEにより、前記サービングセルのキャリア周波数を判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEにより、前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する前記ステップは、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHz以下である場合に、前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するステップ
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記UEにより、前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する前記ステップは、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHz以下である場合に、前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するステップ
    を含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断する前記ステップは、
    前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの同期信号を検出するステップと、
    前記UEにより、検出した前記サービングセルの前記同期信号に基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するステップと
    を含む、請求項2から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断する前記ステップは、
    前記UEにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて、前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの前記同期信号を検出し、前記サービングセルと同期するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのマスター情報ブロックを検出するステップであって、前記マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用される、ステップと、
    前記UEにより、前記サブキャリア間隔指示情報に基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するステップと
    を含む、請求項2から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔と前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔は同一であり、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である、請求項7に記載の方法。
  9. ユーザー機器(UE)により、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する前記ステップは、
    前記UEにより、前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの前記同期信号を検出し、前記サービングセルと同期するステップと、
    前記UEにより、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのマスター情報ブロックを検出するステップであって、前記サービングセルの前記マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用される、ステップと、
    前記UEにより、前記サブキャリア間隔指示情報に基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記サービングセルの前記同期信号に対応するサイクリックプレフィックスと前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、前記サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きい、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記サービングセルの前記システムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、およびサイクリックプレフィックス(CP)長のうちの1つ以上を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 情報通信方法であって、
    ネットワークデバイスにより、サービングセルのサブキャリア間隔を判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルの前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのシステムパラメータを判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中でユーザー機器(UE)へ情報を送信し、または前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中で前記UEから情報を受信するステップと
    を含む方法。
  13. ネットワークデバイスにより、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する前記ステップは、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する周波数セットを判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記周波数セットに基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するステップと
    を含む、請求項12に記載の方法。
  14. ネットワークデバイスにより、サービングセルのサブキャリア間隔を判断する前記ステップは、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルのキャリア周波数を判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するステップと
    を含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する前記ステップは、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHz以下である場合に、前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するステップ
    を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断する前記ステップは、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHz以下である場合に、前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断するステップ、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するステップ
    を含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて、前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記同期信号を送信し、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルを送信するステップであって、前記ブロードキャストチャネルで運ばれる前記サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用される、ステップと
    をさらに含む、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔と前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔は同一であり、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である、請求項17に記載の方法。
  19. 前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記同期信号を送信し、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルを送信するステップであって、前記ブロードキャストチャネルで運ばれる前記サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用される、ステップと
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  20. 前記サービングセルの前記同期信号に対応するサイクリックプレフィックスと前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、前記サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きい、請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記サービングセルの前記システムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、およびサイクリックプレフィックス(CP)長のうちの1つ以上を含む、請求項12から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. ユーザー機器(UE)であって、
    サービングセルのサブキャリア間隔を判断し、前記サービングセルの前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのシステムパラメータを判断するように構成された処理部と、
    前記処理部によって判断された前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中でネットワークデバイスへ情報を送信し、または前記処理部によって判断された前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中で前記ネットワークデバイスから情報を受信するように構成された送受信部と
    を含むUE。
  23. 前記処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、具体的には、
    前記処理部が、前記サービングセルに対応する周波数セットを判断し、前記サービングセルに対応する前記周波数セットに基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されること
    である、請求項22に記載のUE。
  24. 前記処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
    前記処理部が、前記サービングセルのキャリア周波数を判断し、前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されること
    である、請求項22に記載のUE。
  25. 前記処理部が前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
    前記処理部が、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成されること
    である、請求項24に記載のUE。
  26. 前記処理部が前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
    前記処理部が、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成されること
    である、請求項24に記載のUE。
  27. 前記処理部が前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
    前記処理部が、前記送受信部を用いて、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの同期信号を検出し、検出した前記サービングセルの前記同期信号に基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されること
    である、請求項23から26のいずれか一項に記載のUE。
  28. 前記処理部が前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
    前記処理部が、
    前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて、前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
    前記送受信部を用いて、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの前記同期信号を検出し、前記送受信部を用いて、前記サービングセルと同期し、
    前記送受信部を用いて、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのマスター情報ブロックを検出し、前記マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用され、
    前記サブキャリア間隔指示情報に基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されること
    である、請求項23から26のいずれか一項に記載のUE。
  29. 前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔と前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔は同一であり、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である、請求項28に記載のUE。
  30. 前記処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
    前記処理部が、
    前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断し、
    前記送受信部を用いて、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの前記同期信号を検出し、前記送受信部を用いて、前記サービングセルと同期し、
    前記送受信部を用いて、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのマスター情報ブロックを検出し、前記サービングセルの前記マスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用され、
    前記サブキャリア間隔指示情報に基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されること
    である、請求項22に記載のUE。
  31. 前記サービングセルの前記同期信号に対応するサイクリックプレフィックスと前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、前記サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きい、請求項28から30のいずれか一項に記載のUE。
  32. 前記サービングセルの前記システムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、およびサイクリックプレフィックス(CP)長のうちの1つ以上を含む、請求項22から31のいずれか一項に記載のUE。
  33. ネットワークデバイスであって、
    サービングセルのサブキャリア間隔を判断し、前記サービングセルの前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルのシステムパラメータを判断するように構成された処理部と、
    前記処理部によって判断された前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中でユーザー機器(UE)へ情報を送信し、または前記処理部によって判断された前記サービングセルの前記システムパラメータに基づいて前記サービングセルの中で前記UEから情報を受信するように構成された送受信部と
    を含むネットワークデバイス。
  34. 前記処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
    前記処理部が、前記サービングセルに対応する周波数セットを判断し、前記サービングセルに対応する前記周波数セットに基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されること
    である、請求項33に記載のネットワークデバイス。
  35. 前記処理部がサービングセルのサブキャリア間隔を判断するように構成されることは、
    前記処理部が、前記サービングセルのキャリア周波数を判断し、前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断し、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を判断するように構成されること
    である、請求項33に記載のネットワークデバイス。
  36. 前記処理部が前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
    前記処理部が、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔30kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔30kHzおよびサブキャリア間隔60kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔120kHzおよびサブキャリア間隔240kHzを含むと判断するように構成されること
    である、請求項35に記載のネットワークデバイス。
  37. 前記処理部が前記サービングセルの前記キャリア周波数に基づいて前記サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを判断するように構成されることは、
    前記処理部が、
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔15kHzおよびサブキャリア間隔17.5kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が3GHzよりも大きく6GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔17.5kHzおよびサブキャリア間隔35kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が6GHzよりも大きく30GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔35kHzおよびサブキャリア間隔70kHzを含むと判断し、または
    前記サービングセルの前記キャリア周波数が30GHzよりも大きく100GHz以下である場合に、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットがサブキャリア間隔140kHzおよびサブキャリア間隔280kHzを含むと判断するように構成されること
    である、請求項35に記載のネットワークデバイス。
  38. 前記処理部は、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットに基づいて、前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するようにさらに構成され、
    前記送受信部は、前記処理部によって判断された、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記同期信号を送信し、前記処理部によって判断された、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルを送信し、前記ブロードキャストチャネルで運ばれる前記サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用される、ようにさらに構成される、請求項34から37のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  39. 前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔と前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔は同一であり、前記サービングセルに対応する前記サブキャリア間隔セットの中で最も大きいサブキャリア間隔である、請求項38に記載のネットワークデバイス。
  40. 前記処理部は、前記サービングセルの同期信号に対応するサブキャリア間隔および前記サービングセルのブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を判断するようにさらに構成され、
    前記送受信部は、前記処理部によって判断された、前記サービングセルの前記同期信号に対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記同期信号を送信し、前記処理部によって判断された、前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応する前記サブキャリア間隔に基づいて前記サービングセルの中で前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルを送信し、前記ブロードキャストチャネルで運ばれる前記サービングセルのマスター情報ブロックがサブキャリア間隔指示情報を含み、前記サブキャリア間隔指示情報が前記サービングセルの前記サブキャリア間隔を前記UEに指示するために使用される、ようにさらに構成される、請求項33に記載のネットワークデバイス。
  41. 前記サービングセルの前記同期信号に対応するサイクリックプレフィックスと前記サービングセルの前記ブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスはいずれも、前記サービングセルのデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスよりも大きい、請求項38から40のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
  42. 前記サービングセルの前記システムパラメータは、サブフレーム長、サブフレームに含まれるシンボル数、およびサイクリックプレフィックス(CP)長のうちの1つ以上を含む、請求項33から41のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
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