JP2019509999A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 乳がんを治療する方法における使用のための接着性間質細胞（ＡＳＣ）であって、前記ＡＳＣが胎盤組織に起源する、ＡＳＣ。
2. 前記ＡＳＣが３次元（３Ｄ）培養から取得されている、請求項１に記載の、使用のためのＡＳＣ。
3. 前記３Ｄ培養が、前記３Ｄ培養の過程の間中、組成が変えられない培地を利用する、請求項２に記載の、使用のためのＡＳＣ。
4. 前記３Ｄ培養のインキュベーション培地に、１以上の炎症促進性サイトカインが添加される、請求項２に記載の、使用のためのＡＳＣ。
5. 前記３Ｄ培養が：（ａ）ＡＳＣを３Ｄ培養装置中、第一の増殖培地であって、炎症性サイトカインが添加されていない、前記第一の増殖培地中でインキュベートすること；及び、（ｂ）その後、前記ＡＳＣを３Ｄ培養装置中、第二の増殖培地であって、前記１以上の炎症促進性サイトカインが添加されている、前記第二の増殖培地中でインキュベートすること、を含む、請求項４に記載の、使用のためのＡＳＣ。
6. 前記１以上の炎症促進性サイトカインが腫瘍壊死因子アルファ（ＴＮＦ−α）又はインターフェロン・ガンマ（ＩＦＮ−ガンマ）を含む、請求項４に記載の、使用のためのＡＳＣ。
7. 前記３Ｄ培養が、３Ｄバイオリアクターを含む装置中で行われる、請求項２〜６のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。
8. 前記３Ｄ培養が、線維性ベッドマトリクスを含む装置中で行われ、前記繊維性ベッドマトリクスが合成接着性材料を含む、請求項２〜７のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。
9. 前記ＡＳＣが、前記３Ｄ培養に先立って、２Ｄ接着性細胞培養装置中でインキュベートされている、請求項２〜８のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。
10. 前記ＡＳＣが少なくとも主に母体細胞である、請求項１〜９のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。
11. 前記ＡＳＣが少なくとも主に胎児細胞である、請求項１〜９のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。
12. 前記乳がんが三重陰性である、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。
13. 前記ＡＳＣが全身に投与される、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。
14. 前記ＡＳＣが腫瘍内に投与される、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の、使用のためのＡＳＣ。