JP2019509528A - リクエストの位置情報を変更する方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

本開示は、リクエストの位置情報を変更するシステムおよび方法に関する。システムは、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信し、少なくとも1つの変更は、変更された乗車位置または変更された目的地のうちの少なくとも1つを含み、輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダを識別し、輸送サービスのリクエストの少なくとも1つの変更に基づいて輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を生成し、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を、サービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信する、方法を実行してもよい。
【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本願は、2016年12月30日に出願された中国特許出願第201611257778.6号の優先権を主張するものであり、参照によってその内容全体を本願明細書に引用する。
技術分野
本開示は、全般的に、オンラインオンデマンド輸送サービスシステムに関し、特に、リクエストの位置情報を変更する方法およびシステムに関する。
オンライン相乗りサービスおよび配達サービスなどのオンデマンドサービスは、その便利さが理由でますます人気が高まってきた。そうしたサービスを提供するサービスプラットフォームは、大量の複雑なデータを処理し、膨大な量の計算を実施して、ユーザリクエストを自動的に処理して実現する必要があることもある。何百万ものユーザにスケーラブル且つリアルタイムのサービスを提供するには、そうしたサービスプラットフォームは、パターン認識手法、機械学習手法、データマイニング手法、予測解析、ユーザ挙動解析、クラウドコンピューティング手法、およびその他計算手法を使用して処理および計算を実行する必要があるかもしれない。
さらなる特徴は、一部が以下の説明に記載され、一部が以下の事項および添付図面を検討すると当業者には明らかとなり、または各例を作製もしくは運用することにより分かることもある。本開示の各特徴は、後述の詳細な例の中に記載される手順、手段、および組み合わせの様々な側面を実施または使用することにより実現および獲得されることもある。
本開示の技術的ソリューションは、オンライン輸送サービスに関する。特に、この技術的ソリューションは、リクエストの出発地および/または目的地を変更すること、および変更された出発地および/または変更された目的地をサービスプロバイダ(例えば運転手)にオンラインオンデマンド輸送プラットフォームのサーバを介して送信することに関する。なお、オンラインオンデマンド輸送サービスは、ポストインターネット時代にのみ根ざす新たな形態のサービスである。オンラインオンデマンド輸送サービスは、ポストインターネット時代にのみ生じ得る技術的ソリューションをユーザおよびサービスプロバイダに提供する。プレインターネット時代には、ユーザが道でタクシーを呼び止めるとき、タクシーのリクエストおよび受諾は、乗客と乗客を見る1人のタクシー運転手との間でのみ発生する。乗客が電話でタクシーを呼ぶ場合、サービスリクエストおよび受諾は、乗客と1つのサービスプロバイダ(例えば1つのタクシー会社または仲介業者)との間でのみ発生し得る。乗客は、目的地を変更したい場合、変更された目的地を直接運転手に知らせなければならない。変更された目的地を乗客がよく知らなければ、変更された目的地を乗客が明確に説明するのは難しい。一方、オンライン輸送サービスは、変更された出発地および/または変更された目的地を乗客から取得して、変更された出発地および/または変更された目的地を運転手にリアルタイムで自動送信する。オンライン輸送サービスはさらに、運転手を変更された出発地および/または変更された目的地に誘導するために、変更された出発地および/または変更された目的地に関係するナビゲーション情報を運転手に提供する。オンライン輸送サービスはさらに、変更された出発地および/または変更された目的地に関係する更新されたコスト情報を運転手および/または乗客に提供する。したがって、オンラインオンデマンド輸送システムは、インターネットを通して、はるかに効率が高いトランザクションプラットフォームを、従来のプレインターネットの輸送サービスシステムでは決して出会わないかもしれないユーザとサービスプロバイダ(例えば運転手)とに提供するかもしれない。
本開示の第1の側面によれば、システムは、1つ以上のストレージ媒体、および1つ以上のストレージ媒体と通信するよう構成された少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。1つ以上のストレージ媒体は、命令のセットを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサが命令のセットを実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、以下の動作のうちの1つ以上を実行するよう指令されてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信してもよく、少なくとも1つの変更は、変更された乗車位置または変更された目的地のうちの少なくとも1つを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダを識別してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストの少なくとも1つの変更に基づいて輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を生成してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を、サービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信してもよい。
一部の実施形態において、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、変更された目的地または変更された乗車位置のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、サービスプロバイダの第1の位置を判断してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、サービスプロバイダの第1の位置および変更された乗車位置に基づき第1の更新された経路を決定してもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第1の更新された経路を含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストの当初の乗車位置を判断してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、当初の乗車位置とサービスプロバイダの第1の位置との間の第1の距離を求めてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、変更された乗車位置とサービスプロバイダの位置との間の第2の距離を、第1の更新された経路に基づいて求めてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、第1の距離と第2の距離との差を求めてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、差と閾値とを比較してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、比較に基づいて第1の更新されたコストを求めてもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第1の更新されたコストを含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストの当初の目的地を判断してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、変更された乗車位置および当初の目的地に基づいて第2の更新された経路を決定してもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第2の更新された経路を含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、変更された乗車位置と当初の目的地との間の第3の距離を第2の更新された経路に基づいて求めて、第2の更新されたコストを第3の距離に基づいて求めてもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第2の更新されたコストを含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、変更された乗車位置および変更された目的地に基づいて第3の更新された経路を決定してもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第3の更新された経路を含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、第3の更新された経路に基づいて、変更された乗車位置と変更された目的地との間の第4の距離を求めてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、第4の距離に基づいて第3の更新されたコストを求めてもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第3の更新されたコストを含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、サービスプロバイダが輸送サービスのリクエストに関係する対象を乗せたかどうかを判断することにより判断結果を生成してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を判断結果に基づいて生成してもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、サービスプロバイダの第2の位置を判断してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、サービスプロバイダの第2の位置および変更された目的地に基づいて第4の更新された経路を決定してもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第4の更新された経路を含んでもよく、判断結果は、サービスプロバイダが輸送サービスのリクエストに関係する対象を乗せたとの判断を含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、第4の更新された経路に基づいて、サービスプロバイダの第2の位置と変更された目的地との間の第5の距離を求めてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、第5の距離に基づいて第4の更新されたコストを求めてもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第4の更新されたコストを含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストの当初の乗車位置を判断してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、当初の乗車位置および変更された目的地に基づいて第5の更新された経路を決定してもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第5の更新された経路を含み、判断結果は、サービスプロバイダが対象を乗せていないとの判断を含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、当初の乗車位置と変更された目的地との間の第6の距離を第5の更新された経路に基づいて求めてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、第6の距離に基づいて第5の更新されたコストを求めてもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第5の更新されたコストを含んでもよい。
一部の実施形態において、少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストの少なくとも1つの変更に関係するタイミング情報を判断してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、タイミング情報に基づいて第6の更新されたコストを求めてもよく、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報は、第6の更新されたコストを含んでもよい。
本開示の第2の側面によれば、方法は、以下の動作のうちの1つ以上を含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信してもよく、少なくとも1つの変更は、変更された乗車位置または変更された目的地のうちの少なくとも1つを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダを識別してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストの少なくとも1つの変更に基づいて輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を生成してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を、サービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信してもよい。
本開示の第3の側面によれば、非一時的なコンピュータ可読媒体は、実行可能命令を備えてもよい。少なくとも1つのプロセッサが命令のセットを実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、以下の動作のうちの1つ以上を実行するよう指令されてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信してもよく、少なくとも1つの変更は、変更された乗車位置または変更された目的地のうちの少なくとも1つを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダを識別してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストの少なくとも1つの変更に基づいて輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を生成してもよい。少なくとも1つのプロセッサは、輸送サービスのリクエストに関係する更新された情報を、サービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信してもよい。
一部の実施形態による、例示的なオンラインオンデマンド輸送サービスシステムの概略ブロック図である。 本開示の一部の実施形態による、コンピューティングデバイスの例示的なハードウェアコンポーネントおよびソフトウェアコンポーネントを示す概略ブロック図である。 本開示の一部の実施形態による処理エンジンの例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック図である。 本開示の一部の実施形態による更新された情報をサーバにより生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。 本開示の一部の実施形態による更新された経路情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。 本開示の一部の実施形態による更新された経路情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。 本開示の一部の実施形態による更新されたコスト情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。 本開示の一部の実施形態による更新されたコスト情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。 本開示の一部の実施形態によるサービスプロバイダに関連するユーザ端末の例示のアーキテクチャを示す概略ブロック図である。 本開示の一部の実施形態によるサービスプロバイダに関連するユーザ端末により更新された情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。
以下の記載は、当業者が本開示を作製および使用できるように提示され、特定の用途およびその要件に照らして示される。開示された実施形態に対する様々な変更が当業者にはすぐに分かるであろうし、本願明細書に定義された全般的な原理は、本開示の意図および範囲から逸脱することなく他の実施形態および用途に応用され得る。したがって、本開示は、示される実施形態に限定されず、特許請求の範囲と整合的な最も広い範囲を与えられる。
本願明細書で使用される専門用語は、特定の例示の実施形態を記載することのみを目的とし、限定的な意図はない。文脈が明らかに別段のことを示さない限り、本願明細書で使用される単数形「a」、「an」、および「the」は、複数形も含むものとする。さらに、当然のことながら、「備える(comprise、comprises)」および/または「備えている(comprising)」、「含む(include、includes)」および/または「含んでいる(including)」という用語は、本願明細書で使用される場合、記載された特徴、整数、ステップ、動作、構成要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、構成要素、コンポーネント、および/またはそれらの群の存在または追加を除外するものではない。
本開示のこれらの特徴および他の特徴ならびに特性、ならびに構造の関連要素および部品の組み合わせの動作方法および機能、ならびに製造の簡潔さが、添付の図面を参照しながら以下の記載を検討するとより明らかとなるであろう。添付図面はすべて本開示の一部を構成する。なお、当然のことながら、図面は例示および説明のためのものでしかなく、本開示の範囲を限定することは意図されていない。当然のことながら、図面は正確な縮尺ではない。
本開示において使用されるフローチャートは、本開示におけるいくつかの実施形態によりシステムが実装する動作を示す。当然のことながら、フローチャートの動作は、順序通りに実装されなくてもよい。逆に、動作は逆順でまたは同時に実装されてもよい。さらに、他の1つ以上の動作がフローチャートに追加されてもよい。1つ以上の動作がフローチャートから削除されもよい。
さらに、本開示のシステムおよび方法は主としてリクエストの位置情報を変更することに関して記載されたが、これは1つの例示的な実施形態でしかないことも理解されるべきである。本開示のシステムまたは方法は、他の任意の種類のオンラインオンデマンド輸送サービスに応用されてもよい。例えば、本開示のシステムまたは方法は、陸、海、宇宙空間、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含む様々な環境の輸送システムに応用されてもよい。輸送システムの車両は、タクシー、自家用車、ヒッチハイクに応じる車、バス、自転車、電動自転車、三輪自動車、オートバイ、電車、超特急列車、高速鉄道、地下鉄、船、航空機、宇宙船、熱気球、自動運転車両、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。輸送システムはさらに、例えば速達を発送および/または受領するためのシステムなど、管理および/または配布のための任意の輸送システムも含んでもよい。本開示のシステムまたは方法の応用は、ウェブページ、ブラウザのプラグイン、クライアント端末、カスタムシステム、内部分析システム、人工知能ロボット、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。
本開示における「乗客」、「リクエスタ」、「サービスリクエスタ」という用語は、サービスをリクエストまたは注文できる個人、事業体、またはツールを指すよう区別なく使用される。さらに、本開示の「運転手」、「プロバイダ」、「サービスプロバイダ」という用語は、サービスを提供し得るまたはサービスの提供を促進し得る個人、事業体、またはツールを指すよう区別なく使用される。本開示における「ユーザ」という用語は、サービスをリクエスト、サービスを注文、サービスを提供、またはサービスの提供を促進し得る個人、事業体、またはツールを指すこともある。例えば、ユーザは、乗客、運転手、オペレータ、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。本開示では、「乗客」および「乗客端末」は区別なく使用されることもあり、「運転手」および「運転手端末」は区別なく使用されることもある。
本開示における「サービスリクエスト」および「注文」という用語は区別なく使用され、乗客、リクエスタ、サービスリクエスタ、顧客、運転手、プロバイダ、サービスプロバイダ、サプライヤ、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせにより開始され得るリクエストを指す。サービスリクエストは、乗客、リクエスタ、サービスリクエスタ、顧客、運転手、プロバイダ、サービスプロバイダ、またはサプライヤのいずれか1つにより受諾されてもよい。サービスリクエストは有料でも無料でもよい。
本開示において使用される測位技術は、グローバルポジショニングシステム(GPS:global positioning system)、グローバルナビゲーション衛星システム(GLONASS:global navigation satellite system)、コンパスナビゲーションシステム(COMPASS)、ガリレオ測位システム、準天頂衛星システム(QZSS:quasi−zenith satellite system)、ワイヤレスフィディリティ(Wi−Fi:wireless fidelity)測位技術、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせに基づいてもよい。本開示では上記の測位システムの1つ以上が区別なく使用され得る。
本開示の或る側面は、オンラインシステムと、リクエストの出発地および/または目的地を変更する方法とに関する。オンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォームは、変更された経路および変更されたコストを、変更された出発地および/または変更された目的地に基づいて生成してもよい。
オンライン輸送サービスシステムは、ユーザが輸送サービスのリクエストを注文できるようにしてもよい。既存のオンライン輸送サービスシステムを使用してリクエストの乗車位置または目的地を変更するためには、乗客は、運転手と直接、または電話でやり取りしなければならないかもしれない。これは、ユーザ体験に悪影響をもたらすかもしれない。よって、ユーザ体験を改善するために、輸送サービスのリクエストの位置情報を変更するための新たな仕組みを提供することが望まれる。
図1は、本開示の一部の実施形態による、例示的なオンラインオンデマンド輸送サービスシステム100の概略ブロック図である。一部の実施形態において、システム100は、タクシー配車、運転サービス、急行車、相乗り、バスサービス、運転手雇用、およびシャトルサービスなどの輸送サービスのためのシステムであってもよい。システム100は、サーバ110、ネットワーク120、1つ以上のユーザ端末(例えば1つ以上のリクエスタ端末130、プロバイダ端末140)、およびストレージ150を含んでもよい。サーバ110は処理エンジン112を含んでもよい。
一部の実施形態において、サーバ110は、単一サーバであっても、またはサーバグループであってもよい。サーバグループは、集中型であっても、または分散型であってもよい(例えばサーバ110は分散型システムであってもよい)。一部の実施形態において、サーバ110はローカルであってもまたはリモートであってもよい。例えばサーバ110は、リクエスタ端末130、プロバイダ端末140、および/またはストレージ150に記憶された情報および/またはデータにネットワーク120を介してアクセスしてもよい。別の例としてサーバ110は、記憶された情報および/またはデータにアクセスするために、リクエスタ端末130、プロバイダ端末140、および/またはストレージ150に直接接続されてもよい。一部の実施形態において、サーバ110はクラウドプラットフォーム上に実装されてもよい。単なる例として、クラウドプラットフォームは、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、コミュニティクラウド、分散型クラウド、インタークラウド、マルチクラウド、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態において、サーバ110は、本開示の図2に示される1つ以上のコンポーネントを有するコンピューティングデバイス200上に実装されてもよい。
一部の実施形態において、サーバ110は処理エンジン112を含んでもよい。処理エンジン112は、本開示に記載された1つ以上の機能を実行するために、サービスリクエストに関する情報および/またはデータを処理してもよい。例えば、処理エンジン112は、リクエスタ端末130から取得される変更された出発地および/または変更された目的地に基づいて、更新された情報を決定してもよい。一部の実施形態において処理エンジン112は、1つ以上の処理エンジンを含んでもよい(例えばシングルコア処理エンジン(単数または複数)またはマルチコアプロセッサ(単数または複数))。単なる例として処理エンジン112は、中央処理ユニット(CPU:central processing unit)、特定用途向け集積回路(ASIC:application−specific integrated circuit)、特定用途向け命令セットプロセッサ(ASIP:application−specific instruction−set processor)、グラフィックス処理ユニット(GPU:graphics processing unit)、物理処理ユニット(PPU:physics processing unit)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:digital signal processor)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)、プログラマブルロジックデバイス(PLD:programmable logic device)、コントローラ、マイクロコントローラユニット、縮小命令セットコンピュータ(RISC:reduced instruction−set computer)、マイクロプロセッサ、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。
ネットワーク120は、情報および/またはデータのやり取りを促進してもよい。一部の実施形態において、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えばサーバ110、リクエスタ端末130、プロバイダ端末140、およびストレージ150)が、情報および/またはデータをシステム100内の他のコンポーネント(単数または複数)にネットワーク120を介して送信してもよい。例えばサーバ110は、サービスリクエストをリクエスタ端末130からネットワーク120を介して取得/獲得してもよい。一部の実施形態においてネットワーク120は、任意のタイプの有線もしくは無線ネットワーク、またはそれらの組み合わせであってもよい。単なる例としてネットワーク130は、ケーブルネットワーク、有線ネットワーク、光ファイバネットワーク、電気通信ネットワーク、イントラネット、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN:local area network)、ワイドエリアネットワーク(WAN:wide area network)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN:metropolitan area network)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話(telephone switched)網(PSTN:public switched telephone(telephone switched)network)、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、ZigBeeネットワーク、近距離無線通信(NFC:near field communication)ネットワーク、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態においてネットワーク120は、1つ以上のネットワークアクセスポイントを含んでもよい。例えばネットワーク120は、基地局および/またはインターネット相互接続点120−1、120−2、・・・、などの有線または無線ネットワークアクセスポイントを含んでもよく、それらを通してシステム100の1つ以上のコンポーネントがデータおよび/または情報をやり取りするためにネットワーク120に接続されてもよい。
一部の実施形態においてリクエスタ端末130は、モバイルデバイス130−1、タブレットコンピュータ130−2、ラップトップコンピュータ130−3、自動車両の組み込みデバイス130−4、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態においてモバイルデバイス130−1は、スマートホームデバイス、ウェアラブルデバイス、スマートモバイルデバイス、仮想現実デバイス、拡張現実デバイス、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態においてスマートホームデバイスは、スマート照明デバイス、インテリジェント電気器具の制御デバイス、スマート監視デバイス、スマートテレビ、スマートビデオカメラ、インターホン、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態においてウェアラブルデバイスは、スマートブレスレット、スマート履物、スマートグラス、スマートヘルメット、スマートウォッチ、スマート衣類、スマートバックパック、スマートアクセサリ、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態においてスマートモバイルデバイスは、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:personal digital assistance)、ゲーム用デバイス、ナビゲーションデバイス、販売時点情報管理(POS:point of sale)デバイス、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態において、仮想現実デバイスおよび/または拡張現実デバイスは、仮想現実ヘルメット、仮想現実グラス、仮想現実パッチ、拡張現実ヘルメット、拡張現実グラス、拡張現実パッチ、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。例えば仮想現実デバイスおよび/または拡張現実デバイスは、Google(商標)Glass、Oculus Rift(商標)、Hololens(商標)、Gear VR(商標)などを含んでもよい。一部の実施形態において、自動車両の組み込みデバイス130−4は、オンボードコンピュータ、オンボードテレビなどを含んでもよい。一部の実施形態においてリクエスタ端末130は、サービスリクエスタおよび/またはリクエスタ端末130の位置を特定する測位技術を備えたデバイスであってもよい。
一部の実施形態においてプロバイダ端末140は、リクエスタ端末130と類似しまたは同じであってもよい。一部の実施形態においてプロバイダ端末130は、サービスリクエスタおよび/またはリクエスタ端末130の位置を特定する測位技術を備えたデバイスであってもよい。一部の実施形態においてプロバイダ端末140は、サービスプロバイダおよび/またはプロバイダ端末140の位置を特定する測位技術を備えたデバイスであってもよい。一部の実施形態においてリクエスタ端末130および/またはプロバイダ端末140は、サービスリクエスタ、リクエスタ端末130、サービスプロバイダ、および/またはプロバイダ端末140の位置を判断するために他の測位デバイスと通信してもよい。一部の実施形態においてリクエスタ端末130および/またはプロバイダ端末140は、測位情報をサーバ110に送信してもよい。
一部の実施形態においてリクエスタ端末130は、輸送サービスリクエストを送出するためのアプリケーションをインストールしてもよい。このアプリケーションを介してリクエスタ端末130は、サーバ110と接続を確立して通信してもよい。一部の実施形態においてプロバイダ端末140は、輸送サービスリクエストを受諾するためのアプリケーションをインストールしてもよい。このアプリケーションを介してプロバイダ端末140は、サーバ110と接続を確立して通信してもよい。
一部の実施形態においてサービスリクエスタは、リクエスタ端末130を使用して輸送サービスをリクエストしてもよい。一部の実施形態においてサービスプロバイダは、プロバイダ端末140を使用してリクエストを受諾することにより、サービスリクエスタに輸送サービスを提供してもよい。
ストレージ150は、データおよび/または命令を記憶してもよい。一部の実施形態においてストレージ150は、リクエスタ端末130および/またはプロバイダ端末140から取得されたデータを記憶してもよい。一部の実施形態においてストレージ150は、本開示に記載された例示的な方法を実行するためにサーバ110が実行または使用し得るデータおよび/または命令を記憶してもよい。一部の実施形態においてストレージ150は、大容量ストレージ、リムーバブルストレージ、揮発性読み取り書き込みメモリ、読み取り専用メモリ(ROM:read−only memory)、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。例示的な大容量ストレージは、磁気ディスク、光ディスク、ソリッドステートドライブなどを含んでもよい。例示的なリムーバブルストレージは、フラッシュドライブ、フロッピーディスク、光ディスク、メモリカード、ジップディスク、磁気テープなどを含んでもよい。例示的な揮発性読み取り書き込みメモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)を含んでもよい。例示的なRAMは、ダイナミックRAM(DRAM:dynamic RAM)、ダブルデータ(date)レートシンクロナスダイナミックRAM(DDR SDRAM:double data(date)rate synchronous dynamic RAM)、スタティックRAM(SRAM:static RAM)、サイリスタRAM(T−RAM:thyristor RAM)、およびゼロキャパシタRAM(Z−RAM:zero−capacitor RAM)などを含んでもよい。例示的なROMは、マスクROM(MROM:mask ROM)、プログラマブルROM(PROM:programmable ROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM:erasable programmable ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM:electrically erasable programmable ROM)、コンパクトディスクROM(CD−ROM:compact disk ROM)、およびデジタル多用途ディスクROMなどを含んでもよい。一部の実施形態においてストレージ150は、クラウドプラットフォーム上に実装されてもよい。単なる例として、クラウドプラットフォームは、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、コミュニティクラウド、分散型クラウド、インタークラウド、マルチクラウド、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。
一部の実施形態においてストレージ150は、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えばサーバ110、リクエスタ端末130、プロバイダ端末140など)と通信するためにネットワーク120に接続されてもよい。システム100内の1つ以上のコンポーネントは、ストレージ150に記憶されたデータまたは命令にネットワーク120を介してアクセスしてもよい。一部の実施形態においてストレージ150は、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えばサーバ110、リクエスタ端末130、プロバイダ端末140など)と直接、接続されてもまたは通信してもよい。いくつかの実施形態においてストレージ150は、サーバ110の一部であってもよい。
一部の実施形態において、システム100内の1つ以上のコンポーネント(例えばサーバ110、リクエスタ端末130、プロバイダ端末140など)はストレージ150にアクセスする許可を有してもよい。一部の実施形態において、システム100内の1つ以上のコンポーネントは、1つ以上の条件が満たされると、サービスリクエスタ、サービスプロバイダ、および/または公衆に関する情報を読み取りおよび/または変更してもよい。例えばサーバ110は、サービスの後、1人以上のユーザの情報を読み取りおよび/または変更してもよい。別の例としてプロバイダ端末140は、リクエスタ端末130からサービスリクエストを受信するとサービスリクエスタに関する情報にアクセスしてもよいが、プロバイダ端末140はサービスリクエスタの関連情報を変更してはならない。
図2は、本開示の一部の実施形態による、サーバ110、リクエスタ端末130、および/またはプロバイダ端末140が実装され得るコンピューティングデバイス200の例示的なハードウェアコンポーネントおよびソフトウェアコンポーネントを示す概略図である。例えば処理エンジン112は、コンピューティングデバイス200に実装されて、本開示で開示される処理エンジン112の機能を実行するよう構成されてもよい。
コンピューティングデバイス200は、汎用コンピュータであってもまたは専用コンピュータであってもよく、どちらも本開示にかかるオンデマンドシステムを実装するために使用され得る。コンピューティングデバイス200は、本願明細書に記載されるオンデマンドサービスの任意のコンポーネントを実装するために使用されてもよい。例えば処理エンジン112は、コンピューティングデバイス200上にそのハードウェア、ソフトウェアプログラム、ファームウェア、またはそれらの組み合わせを用いて実装されてもよい。便宜上、かかるコンピュータは1つだけ示されているが、本願明細書に記載されるオンデマンドサービスに関するコンピュータ機能は、処理負荷を分散させるためにいくつかの類似のプラットフォーム上に分散方式で実装されてもよい。
コンピューティングデバイス200は、例えば、データ通信を促進するためにそれに接続されたネットワークと相互接続される、COMポート250を含んでもよい。コンピューティングデバイス200はさらに、プログラム命令を実行する、1つ以上のプロセッサの形態のプロセッサ220を含んでもよい。例示的なコンピュータプラットフォームは、コンピュータによる様々なデータファイルの処理および/または送信のため、内部通信バス210、種々の形態のプログラムストレージおよびデータストレージ、例えばディスク270、および読み取り専用メモリ(ROM)230、またはランダムアクセスメモリ(RAM)240などを含んでもよい。例示的なコンピュータプラットフォームはさらに、プロセッサ220により実行されるようにROM230、RAM240、および/または他のタイプの非一時的ストレージ媒体に記憶されたプログラム命令を含んでもよい。本開示の方法および/またはプロセスは、プログラム命令として実装されてもよい。コンピューティングデバイス200はさらに、コンピュータとその中の他のコンポーネント、例えばユーザインターフェース要素280などとの入出力をサポートするI/O(input/output:入出力)コンポーネント260を含む。コンピューティングデバイス200はさらに、ネットワーク通信を介してプログラミングおよびデータを受信してもよい。
単なる例示のために、コンピューティングデバイス200の中には1つのみのプロセッサが示される。しかしながら、本開示におけるコンピューティングデバイス200は、複数のプロセッサも含んでもよく、したがって、1つのプロセッサにより実行されると本開示に記載される動作および/または方法ステップは、複数のプロセッサにより一緒または別々にも実行され得ることに留意されたい。例えば、本開示においてコンピューティングデバイス200のプロセッサがステップAおよびステップB両方を実行する場合、当然のことながらステップAおよびステップBは、コンピューティングデバイス200において異なる2つのプロセッサにより一緒にまたは別々に実行されることもできる(例えば第1のプロセッサがステップAを実行して第2のプロセッサがステップBを実行する、または第1および第2のプロセッサが一緒にステップAおよびBを実行する)。
図3は、本開示の一部の実施形態による処理エンジン112の例を示す概略ブロック図である。図のように、処理エンジン112は、I/Oモジュール310、サービス情報生成モジュール320、およびサーバ側サービス情報更新モジュール330を含んでもよい。
I/Oモジュール310は、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から輸送サービスのリクエストに対する少なくとも1つの変更を受信するよう構成されてもよい。第1のユーザ端末は、図1のリクエスタ端末130など図1に関連して記載された任意のユーザ端末であってもよく、且つ/またはそれを含んでもよい。一部の実施形態において、輸送サービスは、車両を使用して対象をある場所から別の位置へ連れて行くサービスであってもよい。対象は、乗客および/または物品を含んでもよい。例えば、輸送サービスは、タクシーサービスまたは配達サービスであってもよい。車両は、タクシー、自家用車、ヒッチハイクに応じる車、バス、自転車、電動自転車、三輪自動車、オートバイ、電車、超特急列車、高速鉄道、地下鉄、船、航空機、宇宙船、熱気球、自動運転車両、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態においてリクエストは、当初の乗車位置および当初の目的地を含んでもよい。一部の実施形態において変更は、リクエストの変更された乗車位置および/またはリクエストの変更された目的地を含んでもよい。一部の実施形態においてI/Oモジュール310は、対象が乗せられる前または後に少なくとも1つの変更を受信してもよい。あるいは、またはさらに、I/Oモジュール310は、輸送の提供時に変更を受信することができる。
サービス情報生成モジュール320は、輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダを識別するよう構成されてもよい。一部の実施形態においてサービスプロバイダは、輸送サービスのリクエストを受諾するユーザであってもよい。一部の実施形態においてサービスプロバイダは、ネットワーク120を介してサーバ110と通信するために第2のユーザ端末を使用してもよい。一部の実施形態において、第2のユーザ端末は図1のプロバイダ端末140であってもよい。
サーバ側サービス情報更新モジュール330は、少なくとも1つの変更に基づいて更新された情報を生成するよう構成されてもよい。一部の実施形態において、更新された情報は、少なくとも1つの変更、更新された経路情報、更新されたコスト情報、サービスリクエストおよび/または変更に関係する他の任意の情報、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。一部の実施形態において、更新された経路情報は、更新された乗車経路および/または更新されたサービス経路を含んでもよい。更新された乗車経路は、サービスプロバイダの第1の位置から変更された乗車位置への第1の更新された経路を含んでもよい。サービスプロバイダの第1の位置は、例えば、サービスプロバイダが対象を乗せる前、I/Oモジュール310が少なくとも1つの変更を受信したときのサービスプロバイダの位置を含んでもよい。更新されたサービス経路は、変更された乗車位置から当初の目的地までの第2の更新された経路、変更された乗車位置から変更された目的地までの第3の更新された経路、サービスプロバイダの第2の位置から変更された目的地までの第4の更新された経路、または当初の乗車位置から変更された目的地までの第5の更新された経路のうちの少なくとも1つを含んでもよい。サービスプロバイダの第2の位置は、例えば、サービスプロバイダが対象を乗せた後、I/Oモジュール310が少なくとも1つの変更を受信したときのサービスプロバイダの位置を含んでもよい。
更新されたコスト情報は、1つ以上の追加料金、手数料、および/または輸送サービスのリクエストに対する変更に関係する他の任意のコストを含んでもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、更新されたコスト情報を更新された経路情報に基づいて決定してもよい。一部の実施形態において、更新されたコスト情報は第1の更新されたコストおよび/または第2の更新されたコストを含んでもよい。サーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1の更新されたコストを更新された乗車経路に基づき求めてもよい。サーバ側サービス情報更新モジュール330は、第2の更新されたコストを更新されたサービス経路に基づき求めてもよい。
一部の実施形態においてI/Oモジュール310は、更新された情報を第1のユーザ端末および/または第2のユーザ端末に送信するようさらに更新されてもよい。
モジュール310、320、および/または330は、処理エンジン112のうちの全部または一部の、ハードウェア回路を含んでもよい。モジュールはさらに、処理エンジンにより読み取りおよび実行されるアプリケーションまたは命令のセットとして実装されてもよい。さらにモジュールは、ハードウェア回路およびアプリケーション/命令の組み合わせであってもよい。例えばモジュールは、アプリケーション/命令のセットを処理エンジンが実行するときに処理エンジン112の一部であってもよい。
処理エンジン112内のモジュールは、有線接続または無線接続を介して相互に接続されまたは通信してもよい。有線接続は、金属ケーブル、光ケーブル、ハイブリッドケーブル、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。無線接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、Bluetooth、ZigBee、近距離無線通信(NFC)、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。モジュールのうちの2つ以上が単一モジュールとして組み合わされてもよく、任意の1つのモジュールが2つ以上のユニットに分割されてもよい。例えばI/Oモジュール310は、サービス情報生成モジュール320に単一モジュールとして統合されてもよく、輸送サービスのリクエストを取得することおよびサービスプロバイダを識別することの両方をしてもよい。別の例としてI/Oモジュール310は、少なくとも1つの変更を受信してもよい入力ユニットと、更新された情報を送信してもよい出力ユニットとに分けられてもよい。
なお、図3に示された処理エンジン112は、単に例示のために提供されたものであり、本開示の範囲を限定する意図はない。当業者であれば、本開示の教示に基づき複数の変形または変更を加え得る。ただし、そうした変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。一部の実施形態において、処理エンジン112は、データおよび/または命令を記憶するよう構成されたストレージモジュール(図3には示さず)をさらに含んでもよい。
図4は、本開示の一部の実施形態による更新されたサービス情報をサーバにより生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。一部の実施形態においてプロセス400は、図1に示されたシステム100に実装されてもよい。例えばプロセス400は、命令の形式としてストレージ150および/またはストレージデバイス(例えばROM230、RAM240など)に記憶されて、サーバ110(例えば、図3に示されたサーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、または処理エンジン112内の1つ以上のモジュール)により呼び出しおよび/または実行されてもよい。
一部の実施形態においてサービスリクエスタは、第1のユーザ端末(例えばリクエスタ端末130)を使用して、輸送サービスのリクエストをオンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォーム(例えばサーバ110)に送信してもよい。リクエストを受信した後、オンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォーム(例えばサーバ110)は、リクエストをサービスプロバイダに割り当ててもよい。サービスプロバイダは、第2のユーザ端末(例えばプロバイダ端末140)を使用してリクエストを受諾してもよい。サービスリクエスタがリクエストの乗車位置および/またはリクエストの目的地を変更し、変更された乗車位置および/または変更された目的地を第1のユーザ端末を使用してサーバ110に送信した場合、サーバ110内の処理エンジン112はプロセス400を実行して更新された情報を生成してもよい。
ステップ410においてI/Oモジュール310は、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、対象の輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信してもよい。変更は、リクエストの任意の変化を含んでもよい。例えば変更は、変更された乗車位置および/または変更された目的地を含んでもよい。一部の実施形態においてサービスリクエスタは、第1のユーザ端末を使用して輸送サービスをリクエストまたは注文してもよい。一部の実施形態においてサービスリクエスタは、第1のユーザ端末を使用してリクエストの乗車位置および/またはリクエストの目的地を変更してもよい。第1のユーザ端末は、変更された乗車位置および/または変更された目的地をサーバ110へ送信してもよい。変更は、対象が乗せられる前または後に加えられ且つ/または送信されることが可能である。例えば対象が乗せられる前にサービスリクエスタは、第1のユーザ端末を使用して乗車位置および/または目的地を変更し、変更された乗車位置および/または変更された目的地をサーバ110に送信してもよい。別の例として、対象が乗せられた後に、サービスリクエスタは第1のユーザ端末を使用して目的地を変更し、変更された目的地をサーバ110に送信してもよい。一部の実施形態において、第1のユーザ端末は図1のリクエスタ端末130であってもよい。
ステップ420においてサービス情報生成モジュール320は、輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダを識別してもよい。輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダは、輸送サービスのリクエストを受諾するユーザ、サービスリクエストが割り当てられたユーザ、および/または輸送のリクエストに関連すると見なすことができる他の任意のユーザであっても、且つ/またはそれを含んでもよい。一部の実施形態において、サービスプロバイダに関連するユーザ端末からリクエストの受諾を受信し且つ/またはリクエストをサービスプロバイダに割り当てると、サービス情報生成モジュール320および/またはその他任意のデバイスにより、サービスプロバイダが輸送サービスのリクエストに関連付けられることが可能である。サービスプロバイダと輸送サービスのリクエストとは、サービスプロバイダに関係する情報(例えばサービスプロバイダおよび/またはサービスプロバイダに関連するユーザ端末についての識別用情報)をリクエストについての情報に関連して記憶することにより関連付けることができる。
サービスプロバイダは、例えば、輸送サービスのリクエストに関係する情報を読み出すことにより識別されてもよい。一部の実施形態において、サービス情報生成モジュール320は、サービスプロバイダに関連するユーザ端末を識別することによりサービスプロバイダを識別することができる。サービスプロバイダおよび/またはサービスプロバイダに関連するユーザ端末は、ユーザ識別情報、ユーザアカウント、ユーザ端末の識別情報、および/またはサービスプロバイダおよび/またはサービスプロバイダに関連するユーザ端末を識別するために使用可能な他の任意の識別用情報を使用して識別されてもよい。
ステップ430において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、更新された情報を少なくとも1つの変更に基づいて生成してもよい。一部の実施形態において更新された情報は、少なくとも1つの変更、更新された経路情報、更新されたコスト情報、リクエストおよび/または変更に関係する他の任意の情報、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。
一部の実施形態において、更新された経路情報は1つ以上の更新された経路を含んでもよい。更新された経路それぞれは、変更された乗車位置、変更された目的地、輸送サービスのリクエストに関係する当初の乗車位置、輸送サービスに関する当初の目的地、輸送サービスのリクエストに関連するサービスプロバイダの1つ以上の位置、および/または輸送サービスおよび/または変更のリクエストに関係する他の任意の情報のうちの1つ以上に基づいて決定されてもよい。一部の実施形態において、更新された経路は下記図5〜6に関連して記載された1つ以上の動作を実行することにより生成されてもよい。
更新されたコスト情報は、1つ以上の追加料金、手数料、および/または輸送サービスのリクエストに対する変更に関係する他の任意のコストを含んでもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、更新されたコスト情報を更新された経路情報に基づいて決定してもよい。一部の実施形態において、更新されたコスト情報は更新された1つ以上のコストを含んでもよい。更新されたコストのそれぞれは、更新された乗車経路、更新されたサービス経路、タイミング情報、および/または輸送サービスのリクエストおよび/または変更に関係する他の任意の情報のうちの1つ以上に基づき求められてもよい。一部の実施形態において、更新されたコストは、下記図7〜8に関連して記載された1つ以上の動作を実行することにより生成されてもよい。
ステップ440においてI/Oモジュール310は、更新された情報を、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末および/またはサービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信してもよい。更新された情報は、図1のネットワーク120などの任意の適切なネットワークを介して送信されてもよい。一部の実施形態において、I/Oモジュール310はさらに、更新された情報を提示するために使用可能な情報および/またはデータ、例えば1つ以上のユーザインターフェースを提示するためのデータなどを第1のユーザ端末および/または第2のユーザ端末に送信することができる。
図5は、本開示の一部の実施形態による更新された経路情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。一部の実施形態においてプロセス500は、図1に示されたシステム100に実装されてもよい。例えばプロセス500は、命令の形式としてストレージ150および/またはストレージデバイス(例えばROM230、RAM240など)に記憶されて、サーバ110(例えば、図3に示されたサーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、または処理エンジン112内の1つ以上のモジュール)により呼び出しおよび/または実行されてもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、プロセス500を実行することにより、プロセス400のステップ430における更新された情報を生成してもよい。
ステップ510においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、リクエストの変更された乗車位置を判断してもよい。変更された乗車位置は、リクエストに対する1つ以上の変更に基づき判断されてもよい。一部の実施形態において、変更された乗車位置および/または変更は、I/Oモジュール310を介して受信できる。
ステップ520においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第1の位置を取得してもよい。例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1の瞬間のサービスプロバイダの位置をサービスプロバイダの第1の位置として判断することができる。第1の瞬間は、リクエストに対する変更の受信(例えばI/Oモジュール310による)に対応してもよい。
一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1の瞬間を判断することができ、次に、第1の瞬間におけるサービスプロバイダの位置を第1の位置として判断することができる。
一部の実施形態において、サービスプロバイダに関連するユーザ端末は、適切な測位技術を使用してサービスプロバイダの位置情報を求めてもよい。位置情報は、第1の位置または第1の位置を識別するために使用可能な任意の情報(例えばサービスプロバイダの経時的な1つ以上の位置)を含んでもよい。ユーザ端末は、ネットワーク120を介してサービスプロバイダの位置情報をサーバ110にリアルタイムで、ほぼリアルタイムで、および/または他の任意の形で送信してもよい。サービス情報生成モジュール320は、サービスプロバイダの位置情報を第2のユーザ端末からネットワーク120を介して受信してもよい。サービス情報生成モジュール320は、位置情報に基づいて第1の位置を取得することができる(例えば、位置情報から第1の位置を抽出すること、サービスプロバイダの1つ以上の他の位置および/または第1の瞬間に基づき第1の位置を求めることなどによる)。
一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第1の位置のリクエストを、ステップ510での判断に基づき第2のユーザ端末に送信してもよい。第2のユーザ端末は、サービスプロバイダの第1の位置のリクエストを受信するのに応答して、サービスプロバイダの第1の位置をサービス情報生成モジュール320に送信してもよい。
ステップ530において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第1の位置および変更された乗車位置に基づき第1の更新された経路を判断してもよい。第1の更新された経路は、第1の位置と変更された乗車位置との間の任意の経路であっても、且つ/またはそれを含んでもよい。
一部の実施形態において、サーバ側サービス情報更新モジュール330はさらに、第1のナビゲーション情報を生成することができる。第1のナビゲーション情報は、第1の更新された経路、1つ以上の走行方向、地図データ、および/または変更された乗車位置まで走行するためにサービスプロバイダが使用できるその他任意の情報を含むことができる。例えば、変更された乗車位置が当初の位置と異なりサービスプロバイダの第1の位置がサービスプロバイダがリクエストの当初の乗車位置を受信した位置と異なれば、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された乗車位置およびサービスプロバイダの第1の位置に基づいて第1のナビゲーション情報を決定してもよい。一部の実施形態においてI/Oモジュール310は、変更された乗車位置より前に当初の乗車位置を受信してもよい。I/Oモジュール310は、サービスプロバイダを変更された乗車位置に誘導するために第1のナビゲーション指示を第2のユーザ端末に送信してもよい。
ステップ540において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された目的地がI/Oモジュール310により受信されたかどうかを判断してもよい。変更された目的地がI/Oモジュール310により受信されていないと判断するのに応答して、プロセス500はステップ550に進んでもよい。ステップ550においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、リクエストの当初の目的地を取得してもよい。
ステップ560において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された乗車位置および当初の目的地に基づき第2の更新された経路を判断してもよい。第2の更新された経路は、変更された乗車位置と当初の目的地との間の任意の経路を含んでもよい。
一部の実施形態において、変更された目的地がI/Oモジュール310により受信されていると判断するのに応答して、プロセス500はステップ570に進んでもよい。ステップ570においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された乗車位置および変更された目的地に基づき第3の更新された経路を判断してもよい。第3の更新された経路は、乗車位置と変更された目的地との間の任意の経路を含んでもよい。
一部の実施形態において、I/Oモジュール310は、変更された乗車位置を受信してもよく、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第1の位置から変更された乗車位置までの第1の更新された経路および変更された乗車位置から当初の目的地までの第2の更新された経路を決定してもよい(例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ510、520、530、540、550、および560を実行してもよい)。
一部の実施形態において、I/Oモジュール310は、変更された乗車位置および変更された目的地を受信してもよい。サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第1の位置から変更された乗車位置までの第1の更新された経路および変更された乗車位置から変更された目的地までの第3の更新された経路を決定してもよい(例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ510、520、530、540、および570を実行してもよい)。
図6は、本開示の一部の実施形態による更新された経路情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。一部の実施形態においてプロセス600は、図1に示されたシステム100に実装されてもよい。例えばプロセス600は、命令の形式としてストレージ150および/またはストレージデバイス(例えばROM230、RAM240など)に記憶されて、サーバ110(例えば、図3に示されたサーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、または処理エンジン112内の1つ以上のモジュール)により呼び出しおよび/または実行されてもよい。一部の実施形態においてプロセス600は、プロセス400のステップ430における更新された情報を生成してもよい。
ステップ610においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、リクエストの変更された乗車位置がI/Oモジュール310により受信されておらず、リクエストの変更された目的地がI/Oモジュール310により受信されていると判断してもよい。変更された目的地は、リクエストに対する1つ以上の変更に基づき判断されてもよい。一部の実施形態において、変更された目的地および/または変更はI/Oモジュール310を介して受信できる。
ステップ620において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ610における判断に基づきサービスプロバイダがリクエストの対象を乗せたかどうかを判断してもよい。サービスプロバイダがリクエストの対象を乗せたと判断するのに応答して、プロセス500はステップ630に進んでもよい。
ステップ630において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第2の位置を判断してもよい。例えば、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、第2の瞬間のサービスプロバイダの位置をサービスプロバイダの第2の位置として判断することができる。第2の瞬間は、サービスプロバイダが対象を乗せた後の、リクエストに対する変更の受信(例えばI/Oモジュール310による)に対応してもよい。
一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第2の瞬間を判断することができ、次に、第2の瞬間におけるサービスプロバイダの位置を第2の位置として判断することができる。
一部の実施形態において、サービスプロバイダに関連するユーザ端末は、適切な測位技術を使用してサービスプロバイダの位置情報を求めてもよい。位置情報は、第2の位置または第2の位置を識別するために使用可能な任意の情報(例えばサービスプロバイダの経時的な1つ以上の位置)を含んでもよい。ユーザ端末は、ネットワーク120を介してサービスプロバイダの位置情報をサーバ110にリアルタイムで、ほぼリアルタイムで、および/または他の任意の形で送信してもよい。サービス情報生成モジュール320は、サービスプロバイダの位置情報を第2のユーザ端末からネットワーク120を介して受信してもよい。サーバ側サービス情報更新モジュール330は、位置情報に基づいて第2の位置を取得することができる(例えば、位置情報から第2の位置を抽出すること、サービスプロバイダの1つ以上の他の位置および/または第2の瞬間に基づき第2の位置を求めることなどによる)。
一部の実施形態において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第2の位置のリクエストを、サービスプロバイダがリクエストの対象を乗せたとの判断に基づき、第2のユーザ端末に送信してもよい。第2のユーザ端末は、サービスプロバイダの第2の位置のリクエストを受信するのに応答して、サービスプロバイダの第2の位置をサービス情報生成モジュール320に送信してもよい。
ステップ640において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第2の位置および変更された目的地に基づき第4の更新された経路を判断してもよい。第4の更新された経路は、第2の位置と変更された目的地との間の任意の経路を含んでもよい。
一部の実施形態において、サービスプロバイダがリクエストの対象を乗せていないと判断するのに応答して、プロセス500はステップ650に進んでもよい。
ステップ650において、サービス情報生成モジュール320は、リクエストの当初の乗車位置を取得してもよい。
ステップ660において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、当初の乗車位置および変更された目的地に基づき第5の更新された経路を判断してもよい。第5の更新された経路は、当初の乗車位置と変更された目的地との間の任意の経路を含んでもよい。
一部の実施形態においてI/Oモジュール310は、変更された目的地を、サービスプロバイダが対象を乗せた後に受信してもよく、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第2の位置から変更された目的地までの第4の更新された経路を決定してもよい(例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ610、620、630、および640を実行してもよい)。
一部の実施形態においてI/Oモジュール310は、変更された目的地を、サービスプロバイダが対象を乗せる前に受信してもよく、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、当初の乗車位置から変更された目的地までの第5の更新された経路を決定してもよい(例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ610、620、650、および660を実行してもよい)。
変更された乗車位置が当初の乗車位置と異なり変更された目的地が変更された目的地と異なる一部の実施形態において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された乗車位置、変更された目的地、輸送サービスのリクエストに関係する当初の乗車位置、輸送サービスに関係する当初の目的地、またはサービスプロバイダの第2の位置のうちの1つ以上に基づき、第2のナビゲーション情報を判断してもよい。I/Oモジュール310は、サービスプロバイダを変更された目的地および/または当初の目的地に誘導するために第2のナビゲーション指示を第2のユーザ端末に送信してもよい。サービスプロバイダは、第2のナビゲーション指示を生成するために変更された乗車位置および/または変更された目的地を第2のユーザ端末で入力する必要がなくてもよく、これにより効率性およびユーザ体験が改善する。
一部の実施形態において、サービスプロバイダが対象を乗せる前にI/Oモジュール310が変更された乗車位置および変更された目的地を受信すれば、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第1の位置および変更された乗車位置に基づいて第1のナビゲーション情報を判断し、変更された乗車位置および変更された目的地に基づいて第2のナビゲーション情報を判断してもよい。I/Oモジュール310は、第1のナビゲーション情報および第2のナビゲーション情報を第2のユーザ端末に送信してもよい。第2のユーザ端末は、サービスプロバイダが変更された乗車位置まで走行するときに、第1のナビゲーション情報を提示してもよい。第2のユーザ端末はさらに、サービスプロバイダが変更された目的地まで走行するときに第2のナビゲーション指示を提示することができる。
一部の実施形態において、サービスプロバイダが対象を乗せた後にI/Oモジュール310が変更された目的地を受信すれば、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された目的地およびサービスプロバイダの第2の位置に基づいて第2のナビゲーション情報を判断してもよい。
一部の実施形態において、サービスプロバイダが対象を乗せる前にI/Oモジュール310が変更された目的地を受信すれば、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された目的地および当初の乗車位置に基づいて第2のナビゲーション情報を判断してもよい。
一部の実施形態において、サービスプロバイダが対象を乗せる前にI/Oモジュール310が変更された乗車位置を受信すれば、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された乗車位置およびサービスプロバイダの第1の位置に基づいて第1のナビゲーション情報を判断し、変更された乗車位置および当初の目的地に基づいて第2のナビゲーション情報を判断してもよい。I/Oモジュール310は、第1のナビゲーション情報および第2のナビゲーション情報を第2のユーザ端末に送信してもよい。第2のユーザ端末は、サービスプロバイダが対象を乗せるために変更された乗車位置まで走行するときに、第1のナビゲーション情報を提示してもよい。第2のユーザ端末はさらに、サービスプロバイダが当初の目的地まで走行するときに、第1のナビゲーション情報を提示することができる。
一部の実施形態において第2のナビゲーション情報は、第2の更新された経路、第3の更新された経路、第4の更新された経路、および第5の更新された経路を含んでもよい。
図7は、本開示の一部の実施形態による更新されたコスト情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。一部の実施形態においてプロセス700は、図1に示されたシステム100に実装されてもよい。例えばプロセス700は、命令の形式としてストレージ150および/またはストレージデバイス(例えばROM230、RAM240など)に記憶されて、サーバ110(例えば図3に示されたサーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、または処理エンジン112内の1つ以上のモジュール)により呼び出しおよび/または実行されてもよい。一部の実施形態においてプロセス700は、プロセス400のステップ430における更新された情報を生成してもよい。一部の実施形態においてプロセス700は、更新された乗車経路(例えばサービスプロバイダの第1の位置から変更された乗車位置までの第1の更新された経路)に基づいて第1の更新されたコストを生成してもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、プロセス500のステップ530の後にプロセス700を実行してもよい。
ステップ710において、サーバ側サービス情報更新モジュール330はリクエストの当初の乗車位置を取得してもよい。
ステップ720においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービスプロバイダの第1の位置と当初の乗車位置との間の第1の距離を判断してもよい。一部の実施形態において、本開示における2つの位置の間の距離とは、2つの位置の間の線分の長さではない2つの位置間の経路の長さを指してもよい。
ステップ730においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、変更された乗車位置とサービスプロバイダの第1の位置との間の第2の距離を、第1の更新された経路に基づき求めてもよい。
ステップ740においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1の距離と第2の距離との差を求めてもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第2の距離から第1の距離を減算することにより差を求めてもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1の距離から第2の距離を減算することにより差を求めてもよい。
ステップ750においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、差と閾値(例えば1キロメートル)とを比較してもよい。閾値は、0以上であってもよい。一部の実施形態において、閾値は、システム100の初期設定(例えば1キロメートル)であってもよく、または種々の状況に応じて調節可能であってもよい。例えば、交通量がピークの期間(例えば7:00am〜9:00am)には、サーバ側サービス情報更新モジュール330は小さな相対閾値(例えば1キロメートル)に決定してもよい。空いている期間(例えば10:00am〜12:00am)には、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、より大きな相対閾値(例えば3キロメートル)に決定してもよい。
一部の実施形態において、サーバ側サービス情報更新モジュール330が第2の距離から第1の距離を減算することにより差を求める状況の場合、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、差が閾値より大きいかどうかを求めてもよい。サーバ側サービス情報更新モジュール330が第1の距離から第2の距離を減算することにより差を求める状況の場合、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、差が0未満であるかどうか、および差の絶対値が閾値より大きいかどうかを求めてもよい。
ステップ760においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、比較に基づき第1の更新されたコストを求めてもよい。例えば第1の更新されたコストは、差が閾値より大きいかまたは0未満であるかに基づき求められてもよい。
一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、差に基づき第1の更新されたコストを求めてもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1のコストは差とともに変動してもよいと判断してもよい。例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330が第2の距離から第1の距離を減算することにより差を求める一部の実施形態において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1の更新されたコストが差に比例すると決定してもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1のコストは一定のものと決定してもよい。例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330が第2の距離から第1の距離を減算することにより差を求める一部の実施形態において、サーバ側サービス情報更新モジュール330が差が閾値よりも大きいと判断すれば、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、第1の更新されたコストは特定の額(例えば1ドル)であると決定してもよい。
一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ710またはステップ720の前にステップ730を実行してもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ730およびステップ710を同時に実行してもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、ステップ730およびステップ720を同時に実行してもよい。
図8は、本開示の一部の実施形態による更新されたコスト情報を生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。一部の実施形態においてプロセス800は、図1に示されたシステム100に実装されてもよい。例えばプロセス800は、命令の形式としてストレージ150および/またはストレージデバイス(例えばROM230、RAM240など)に記憶されて、サーバ110(例えば、図3に示されたサーバ110内の処理エンジン112、サーバ110内の処理エンジン112のプロセッサ220、または処理エンジン112内の1つ以上のモジュール)により呼び出しおよび/または実行されてもよい。一部の実施形態においてプロセス800は、プロセス400のステップ430における更新された情報を生成してもよい。一部の実施形態においてプロセス800は、更新されたサービス経路(例えば第2の更新された経路、第3の更新された経路、第4の更新された経路、または第5の更新された経路)に基づいて第2の更新されたコストを生成してもよい。一部の実施形態においてサービス情報生成モジュール320は、プロセス500のステップ560またはステップ570の後にプロセス800を実行してもよい。一部の実施形態においてサービス情報生成モジュール320は、プロセス600のステップ640またはステップ660の後にプロセス800を実行してもよい。
ステップ810においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、リクエストの変更に関係するタイミング情報を判断してもよい。タイミング情報は、輸送サービスのコストを決定するルールを参照してもよい。タイミング情報は、単位距離コストおよび/または時間係数を含んでもよい。単位距離コストは、キロメートルあたりの第1の単位距離コスト、第1の距離区間に対する第2の単位距離コスト、第2の距離区間に対するキロメートルあたりの第3の単位距離コストなどを含んでもよい。例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、各距離区間に対する単位距離コストが同じであると判断してもよい。例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、単位距離コストがキロメートルあたり2ドルであると判断してもよい。別の例としてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、種々の距離区間に対する単位距離コストが異なると判断してもよい。
一部の実施形態において時間係数は、種々の期間に応じて調節可能であってもよい。例えば、I/Oモジュール310が最大交通量の期間(例えば7:00am〜9:00am)に少なくとも1つの変更を受信し、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、大きな相対時間係数(例えば2)を決定してもよい。I/Oモジュール310が空いた期間(例えば10:00am〜12:00am)に少なくとも1つの変更を受信し、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、小さな相対時間係数(例えば1)を決定してもよい。
ステップ820においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、更新された経路情報に関係するサービス距離を判断してもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、更新されたサービス経路に基づきサービス距離を求めてもよい。一部の実施形態においてサービス距離は、第2の更新された経路の第3の距離、第3の更新された経路の第4の距離、第4の更新された経路の第5の距離、または第5の更新された経路の第6の距離のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
ステップ830においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービス距離およびタイミング情報に基づき第2の更新されたコストを求めてもよい。一部の実施形態においてサーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービス距離および単位距離コストに基づき第2の更新されたコストを求めてもよい。例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、次の式(1)に基づき第2の更新されたコストを求めてもよい。
式中、Cは、第2の更新されたコストを指すことができ、Cu1は、キロメートルあたりの第1の単位距離コストを指すことができ、Dserviceは、サービス距離を指すことができ、
は、小数を切り上げる演算を指すことができ、小数を切り上げる演算とは、例えば次のように、小数の整数部に1を加えて小数を整数に変更する演算を指すことができる。
別の例として、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、次の式(2)に基づき第2の更新されたコストを求めてもよい。
式中、Cu2は、第1の距離区間に対する第2の単位距離コストを指すことができ、Cu3は、第2の距離区間に対するキロメートルあたりの第3の単位距離コストを指すことができる。
一部の実施形態において、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、サービス距離、時間係数、および単位距離コストに基づき第2の更新されたコストを求めてもよい。例えばサーバ側サービス情報更新モジュール330は、次の式(3)に基づき第2の更新されたコストを求めてもよい。
式中、Tは時間係数を指すことができ、
は単位距離コストに基づき求めたコストを指すことができる。
例えばI/Oモジュール310は、リクエストの変更された乗車位置、北京大学と、リクエストの変更された目的地、人民大学とを8:00amに受信してもよく、サーバ側サービス情報更新モジュール330は、北京大学から人民大学への更新された経路を決定して、更新された経路の距離が3.5キロメートルであると判断してもよい。サーバ側サービス情報更新モジュール330は、単位距離コストがキロメートルあたり2ドルであり、8:00の時間係数が2であると判断してもよい。サーバ側サービス情報更新モジュール330は、式(1)および式(3)に基づき第2の更新されたコストが16ドルであると判断してもよい。
なお、プロセス800についての上記の説明は、単に例示のために提供されたものであり、本開示の範囲を限定する意図はない。当業者であれば、本開示の教示に基づき複数の変形または変更を加え得る。ただし、そうした変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。一部の実施形態において、ステップ810およびステップ820は、任意の順序で実行されてもよい。
図9は、本開示の一部の実施形態によるサービスプロバイダに関連するユーザ端末の例示的なアーキテクチャを示す概略ブロック図である。一部の実施形態において、ユーザ端末はプロバイダ端末140であってもよい。一部の実施形態において、更新された情報は第2のユーザ端末により生成されてもよい。図のように、ユーザ端末は、I/Oモジュール910、クライアント側サービス情報更新モジュール920、およびユーザインターフェースモジュール930を含んでもよい。
I/Oモジュール910は、オンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォームから対象の輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信するよう構成されてもよい。オンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォームは、サーバ110を使用して実装されてもよい。一部の実施形態において、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末(例えばリクエスタ端末130)は、輸送サービスリクエストを送出するためのアプリケーションをインストールしてもよい。このアプリケーションを介して、第1のユーザ端末は、サーバ110と接続を確立して通信してもよい。このアプリケーションを介してサービスリクエスタは、リクエストの乗車位置および/またはリクエストの目的地を変更して、変更された乗車位置および/または変更された目的地をサーバ110に送信してもよい。一部の実施形態において第2のユーザ端末は、輸送サービスリクエストを受諾するためのアプリケーションをインストールしてもよい。このアプリケーションを介して、第2のユーザ端末は、サーバ110と接続を確立して通信し、サーバ110から変更された乗車位置および/または変更された目的地を受信してもよい。
クライアント側サービス情報更新モジュール920は、少なくとも1つの変更に基づいてリクエストの更新された情報を決定するよう構成されてもよい。一部の実施形態において、I/Oモジュール910は、更新された情報をサービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末(例えばリクエスタ端末130)に送信するようさらに構成されてもよい。
ユーザインターフェースモジュール930は、1つ以上のユーザインターフェースを生成、処理、および/または提示するよう構成できる。例えば、リクエストに対する変更を提供するようユーザに促すために、1つ以上のユーザインターフェースが生成および/または提示されてもよい。別の例として、1つ以上のユーザインターフェースが、ナビゲーション情報、経路情報などを提供するために生成および/または提示されてもよい。さらに別の例として、リクエストに関係するコスト情報および/またはリクエストに対する変更を提供するために1つ以上のユーザインターフェースが生成および/または提示されてもよい。
モジュールは、第2のユーザ端末の全部または一部のハードウェア回路であってもよい。モジュールはさらに、第2のユーザ端末により読み取りおよび実行されるアプリケーションまたは命令のセットとして実装されてもよい。さらにモジュールは、ハードウェア回路およびアプリケーション/命令の組み合わせであってもよい。例えばモジュールは、第2のユーザ端末がアプリケーション/命令のセットを実行するときに第2のユーザ端末の一部であってもよい。
第2のユーザ端末内のモジュールは、有線接続または無線接続を介して相互に接続されまたは通信してもよい。有線接続は、金属ケーブル、光ケーブル、ハイブリッドケーブル、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。無線接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、Bluetooth、ZigBee、近距離無線通信(NFC)、または同様のもの、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。モジュールのうちの2つ以上が単一モジュールとして組み合わされてもよく、任意の1つのモジュールが2つ以上のユニットに分割されてもよい。例えばI/Oモジュール910は、少なくとも1つの変更を受信してもよい入力ユニットと、更新された情報を送信してもよい出力ユニットとに分けられてもよい。
なお、図9に示された第2のユーザ端末は、単に例示のために提供されたものであり、本開示の範囲を限定する意図はない。当業者であれば、本開示の教示に基づき複数の変形または変更を加え得る。ただし、そうした変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。一部の実施形態において第2のユーザ端末は、データおよび/または命令を記憶するよう構成されたストレージモジュール(図9には示さず)をさらに含んでもよい。
図10は、本開示の一部の実施形態による、更新された情報をサービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末により生成する例示のプロセスを示すフローチャートである。一部の実施形態においてプロセス1000は、図1に示されたシステム100に実装されてもよい。例えばプロセス1000は、命令の形式としてストレージ150および/またはストレージデバイス(例えばROM230、RAM240など)に記憶されて、プロバイダ端末140(例えばプロバイダ端末140のプロセッサ220または図9に示された第2のユーザ端末内の1つ以上のモジュール)により呼び出しおよび/または実行されてもよい。
ステップ1010においてI/Oモジュール910は、オンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォーム(例えばサーバ110)から対象の輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信してもよい。一部の実施形態において、サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末(例えばリクエスタ端末130)は、輸送サービスリクエストを送出するためのアプリケーションをインストールしてもよい。このアプリケーションを介して、第1のユーザ端末は、サーバ110と接続を確立して通信してもよい。このアプリケーションを介してサービスリクエスタは、リクエストの乗車位置および/またはリクエストの目的地を変更して、変更された乗車位置および/または変更された目的地をサーバ110に送信してもよい。一部の実施形態において第2のユーザ端末は、輸送サービスリクエストを受諾するためのアプリケーションをインストールしてもよい。このアプリケーションを介して、第2のユーザ端末は、サーバ110と接続を確立して通信し、サーバ110から変更された乗車位置および/または変更された目的地を受信してもよい。
ステップ1020において、クライアント側サービス情報更新モジュール920は、少なくとも1つの変更に基づいてリクエストの更新された情報を決定してもよい。一部の実施形態において、更新された情報を第2のユーザ端末により決定する方法は、更新された情報を処理エンジン112により決定する方法と同じであってもよい(例えばプロセス400〜プロセス800)。
ステップ1030においてI/Oモジュール910は、更新された情報をオンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォームに送信してもよい。一部の実施形態において、更新された情報を第2のユーザ端末から受信した後、オンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォームは、更新された情報をサービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末(例えばリクエスタ端末130)に送信してもよい。
一部の実施形態において第1のユーザ端末は、図1のリクエスタ端末130など図1に関連して記載された任意のユーザ端末であってもよく、且つ/またはそれを含んでもよい。第1のユーザ端末は、リクエスタI/Oモジュールおよびインターフェースモジュールを含んでもよい。リクエスタI/Oモジュールは、輸送サービスのリクエストの少なくとも1つの変更をオンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォームに送信し、且つ/または更新された情報をオンラインオンデマンド輸送サービスプラットフォームから受信するよう構成されてもよい。インターフェースモジュールは、少なくとも1つの変更をサービスリクエスタが入力するための1つ以上のユーザインターフェースを提示するよう構成されてもよい。
基本的な概念を上述したが、この詳細な開示を読んだ後、当業者には、前述の詳細な開示が例示としてのみの提示を意図されており限定的でないことが、相当に明らかであろう。本願明細書で明示的に述べてはいないが、当業者は様々な変更、改善、および改変に想到でき、それが意図される。これらの変更、改善、および改変は、本開示により示唆されることを意図されており、本開示の例示的な実施形態の意図および範囲内にある。
さらに、本開示の実施形態について記載するために特定の用語が使用された。例えば、「一実施形態」、「或る実施形態」、および/または「一部の実施形態」という用語は、実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、または特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、強調され且つ当然のことであるが、本明細書の様々な部分における「或る実施形態」または「一実施形態」または「代わりの実施形態」への2つ以上の言及は、必ずしもすべて同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、本開示の1つ以上の実施形態に適するように組み合わされてもよい。
さらに、当業者には当然のことながら、本開示の各側面は、任意の新規および有用なプロセス、機械、製品、もしくは組成物、またはそれらの任意の新規および有用な改善を含む特許を受けられるいくつかの分類または文脈のいずれかで本願明細書に示され記載され得る。したがって、本開示の各側面は、完全にハードウェア、完全にソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、または本願明細書においてすべて概して「ユニット」、「モジュール」、もしくは「システム」と呼ばれ得るソフトウェアおよびハードウェアの実装の組み合わせで実装されてもよい。さらに、本開示の各側面は、コンピュータ可読プログラムコードが具現化された1つ以上のコンピュータ可読媒体において具現化された、コンピュータプログラム製品の形態をとることもできる。
コンピュータ可読信号媒体は、例えば、ベースバンドに、または搬送波の一部として、コンピュータ可読プログラムコードが具現化された伝搬データ信号を含んでもよい。そのような伝搬信号は、電磁気、光学、または同様のもの、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含む様々な形態のいずれかをとってよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読ストレージ媒体でなく、且つ命令実行システム、装置、もしくはデバイスによって、またはそれに関連して使用されるプログラムの伝達、伝搬または搬送をすることができる、任意のコンピュータ可読媒体としてもよい。コンピュータ可読信号媒体上に具現化されたプログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RF、または同様のもの、または前述のものの任意の適切な組み合わせを含む、任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。
本開示の側面の動作を実行するコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Scala、Smalltalk、Eiffel、JADE、Emerald、C++、C#、VB.NET、Python、もしくは同様のものなどのオブジェクト指向プログラミング言語、「C」プログラミング言語、Visual Basic、Fortran 2003、Perl、COBOL 2002、PHP、ABAPなどの従来の手続きプログラミング言語、Python、Ruby、およびGroovyなどの動的プログラミング言語、または他のプログラミング言語などを含む、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれていてよい。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で実行されても、部分的にユーザのコンピュータ上で実行されても、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されても、部分的にユーザのコンピュータ上で且つ部分的にリモートコンピュータ上で実行されても、または完全にリモートコンピュータもしくはサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオでは、ローカルエリアネットワーク(LAN)もしくはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してリモートコンピュータがユーザのコンピュータに接続されてもよく、または接続は、(例えばインターネットサービスプロバイダを使用しインターネットを介して)外部コンピュータに対して行われるものであっても、もしくはクラウドコンピューティング環境におけるものであっても、もしくはソフトウェアアズアサービス(SaaS:Software as a Service)などのサービスとして提供されるものであってもよい。
さらに、処理要素もしくはシーケンスの記載された順序、またはそれらに対する数字、文字、もしくは他の指定の使用は、特許請求されるプロセスおよび方法を、特許請求の範囲に指定され得る以外にいかなる順序にも限定する意図はない。上記開示は、本開示の多様である有用な実施形態と現在考えられるものを様々な例を通して検討するが、当然のことながら、そのような詳細は、当該目的のものでしかなく、添付の特許請求の範囲は、開示された実施形態に限定されず、それどころか、開示された実施形態の意図および範囲内の改変および等価な構成を対象とすることが意図される。例えば、上述した様々なコンポーネントの実装は、ハードウェアデバイスにおいて具現化されてもよいが、例えば既存のサーバまたはモバイルデバイスにインストールするなど、ソフトウェアのみのソリューションとして実装されることもあり得る。
同じく当然のことながら、本開示の実施形態の前述の説明においては、様々な特徴が、ときには本開示を簡素化する目的で単一の実施形態、図面、またはそれらの説明にグループ化されて、様々な実施形態の1つ以上の理解を支援している。しかしながら、この開示方法は、特許請求される主題が各請求項に明示的に記載されるよりも多くの特徴を必要とするとの意図を反映したものであるとは解釈されてはならない。むしろ、特許請求される主題は、前述の開示された単一の実施形態のうち一部の特徴にあり得る。

Claims (20)

  1. 命令のセットを備える少なくとも1つのストレージ媒体と、
    前記少なくとも1つのストレージ媒体と通信するよう構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備えるシステムであって、前記命令のセットを実行すると前記少なくとも1つのプロセッサは、
    サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信し、前記少なくとも1つの変更は、変更された乗車位置または変更された目的地のうちの少なくとも1つを含むことと、
    輸送サービスの前記リクエストに関連するサービスプロバイダを識別することと、
    輸送サービスの前記リクエストの前記少なくとも1つの変更に基づいて輸送サービスの前記リクエストに関係する更新された情報を生成することと、
    輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を、前記サービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信することと、
    をするよう指令される、システム。
  2. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記サービスプロバイダの第1の位置を判断することと、
    前記サービスプロバイダの前記第1の位置および前記変更された乗車位置に基づき第1の更新された経路を決定し、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第1の更新された経路を含むことと、
    をするよう指令される、請求項1に記載のシステム。
  3. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    輸送サービスの前記リクエストの当初の乗車位置を判断することと、
    前記当初の乗車位置と前記サービスプロバイダの前記位置との間の第1の距離を求めることと、
    前記変更された乗車位置と前記サービスプロバイダの前記位置との間の第2の距離を前記第1の更新された経路に基づいて求めることと、
    前記第1の距離と前記第2の距離との差を求めることと、
    前記差と閾値とを比較することと、
    前記比較に基づき第1の更新されたコストを求め、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第1の更新されたコストを含むことと、
    をするよう指令される、請求項2に記載のシステム。
  4. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    輸送サービスの前記リクエストの当初の目的地を判断することと、
    前記変更された乗車位置および前記当初の目的地に基づいて第2の更新された経路を決定し、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第2の更新された経路を含むことと、
    をするよう指令される、請求項1に記載のシステム。
  5. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記変更された乗車位置と前記当初の目的地との間の第3の距離を、前記第2の更新された経路に基づいて求めることと、
    前記第3の距離に基づき第2の更新されたコストを求め、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第2の更新されたコストを含むことと、
    をするよう指令される、請求項4に記載のシステム。
  6. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記変更された乗車位置および前記変更された目的地に基づいて第3の更新された経路を決定し、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第3の更新された経路を含むことと、
    をするよう指令される、請求項1に記載のシステム。
  7. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記変更された乗車位置と前記変更された目的地との間の第4の距離を、前記第3の更新された経路に基づいて求めることと、
    前記第4の距離に基づき第3の更新されたコストを求め、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第3の更新されたコストを含むことと、
    をするよう指令される、請求項6に記載のシステム。
  8. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記サービスプロバイダが輸送サービスの前記リクエストに関係する対象を乗せたかどうかを判断することにより判断結果を生成することと、
    輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を前記判断結果に基づいて生成することと、
    をするよう指令される、請求項1に記載のシステム。
  9. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を前記判断結果に基づいて生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記サービスプロバイダの第2の位置を判断することと、
    前記サービスプロバイダの前記第2の位置および前記変更された目的地に基づいて第4の更新された経路を決定し、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第4の更新された経路を含み、前記判断結果は、前記サービスプロバイダが輸送サービスの前記リクエストに関係する前記対象を乗せたとの判断を含むことと、
    をするよう指令される、請求項8に記載のシステム。
  10. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記サービスプロバイダの前記第2の位置と前記変更された目的地との間の第5の距離を前記第4の更新された経路に基づいて求めることと、
    前記第5の距離に基づき第4の更新されたコストを求め、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第4の更新されたコストを含むことと、
    をするよう指令される、請求項9に記載のシステム。
  11. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を前記判断結果に基づいて生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    輸送サービスの前記リクエストの当初の乗車位置を判断することと、
    前記当初の乗車位置および前記変更された目的地に基づいて第5の更新された経路を決定し、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第5の更新された経路を含み、前記判断結果は、前記サービスプロバイダが前記対象を乗せていないとの判断を含むことと、
    をするよう指令される、請求項8に記載のシステム。
  12. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記当初の乗車位置と前記変更された目的地との間の第6の距離を、前記第5の更新された経路に基づいて求めることと、
    前記第6の距離に基づき第5の更新されたコストを求め、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第5の更新されたコストを含むことと、
    をするよう指令される、請求項11に記載のシステム。
  13. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    輸送サービスの前記リクエストの前記少なくとも1つの変更に関係するタイミング情報を判断することと、
    前記タイミング情報に基づき第6の更新されたコストを求め、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第6の更新されたコストを含むことと、
    をするよう指令される、請求項1に記載のシステム。
  14. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記変更された目的地または前記変更された乗車位置のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
  15. サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信するステップであって、前記少なくとも1つの変更は、変更された乗車位置または変更された目的地のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    少なくとも1つのプロセッサによって、輸送サービスの前記リクエストに関連するサービスプロバイダを識別するステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、輸送サービスの前記リクエストの前記少なくとも1つの変更に基づいて輸送サービスの前記リクエストに関係する更新された情報を生成するステップと、
    輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を、前記サービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信するステップと、
    を含む方法。
  16. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するステップは、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記サービスプロバイダの第1の位置を判断するステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記サービスプロバイダの前記第1の位置および前記変更された乗車位置に基づき第1の更新された経路を決定するステップであって、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第1の更新された経路を含む、ステップと、
    を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するステップは、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、輸送サービスの前記リクエストの当初の乗車位置を判断するステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記当初の乗車位置と前記サービスプロバイダの前記位置との間の第1の距離を求めるステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記変更された乗車位置と前記サービスプロバイダの前記位置との間の第2の距離を前記第1の更新された経路に基づいて求めるステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記第1の距離と前記第2の距離との差を求めるステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記差と閾値とを比較するステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記比較に基づき第1の更新されたコストを求めるステップであって、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第1の更新されたコストを含む、ステップと、
    を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するステップは、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、輸送サービスの前記リクエストの当初の目的地を判断するステップと、
    前記変更された乗車位置および前記当初の目的地に基づいて第2の更新された経路を、前記少なくとも1つのプロセッサによって決定するステップであって、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第2の更新された経路を含む、ステップと、
    を含む、請求項15に記載の方法。
  19. 輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を生成するステップは、
    前記変更された乗車位置と前記当初の目的地との間の第3の距離を、前記第2の更新された経路に基づいて、前記少なくとも1つのプロセッサによって求めるステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記第3の距離に基づき第2の更新されたコストを求めるステップであって、輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報は、前記第2の更新されたコストを含む、ステップと、
    を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 実行可能命令を備えた非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、
    サービスリクエスタに関連する第1のユーザ端末から、対象の輸送サービスのリクエストの、少なくとも1つの変更を受信するステップであって、前記少なくとも1つの変更は、変更された乗車位置または変更された目的地のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    輸送サービスの前記リクエストに関連するサービスプロバイダを識別するステップと、
    輸送サービスの前記リクエストの前記少なくとも1つの変更に基づいて輸送サービスの前記リクエストに関係する更新された情報を生成するステップと、
    輸送サービスの前記リクエストに関係する前記更新された情報を、前記サービスプロバイダに関連する第2のユーザ端末に送信するステップと、
    を含む方法を実行させる、非一時的なコンピュータ可読媒体。
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