JP2019509293A - 4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物と調製方法及びペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物の調製方法 - Google Patents
4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物と調製方法及びペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物の調製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019509293A JP2019509293A JP2018547883A JP2018547883A JP2019509293A JP 2019509293 A JP2019509293 A JP 2019509293A JP 2018547883 A JP2018547883 A JP 2018547883A JP 2018547883 A JP2018547883 A JP 2018547883A JP 2019509293 A JP2019509293 A JP 2019509293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- group
- hours
- reaction
- pentafluorothiophenol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D311/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
- C07D311/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D311/04—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
- C07D311/58—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4
- C07D311/70—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4 with two hydrocarbon radicals attached in position 2 and elements other than carbon and hydrogen in position 6
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C319/00—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C319/00—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
- C07C319/14—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides
- C07C319/20—Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides by reactions not involving the formation of sulfide groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C323/00—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
- C07C323/10—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton
- C07C323/18—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton having the sulfur atom of at least one of the thio groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring of the carbon skeleton
- C07C323/20—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton having the sulfur atom of at least one of the thio groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring of the carbon skeleton with singly-bound oxygen atoms bound to carbon atoms of the same non-condensed six-membered aromatic ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D311/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
- C07D311/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D311/04—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
- C07D311/58—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D405/00—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
- C07D405/02—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
- C07D405/06—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
Abstract
Description
を有し、つまりCOX−2酵素を選択的に阻害する作用を有し、その構造式は、
ルデヒドを得て、最後、これを基にペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物及びそのキラル構造を合成する必要がある。
好ましくは、R1はC1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基および置換ベンジル基又は
(式中、R1は水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種である。)
好ましくは、前記酸性溶液は、ポリリン酸、氷酢酸又はトリフルオロ酢酸のうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、トリフルオロ酢酸であることが好ましい。
ル比は1:2〜4であり、例えば1:2、1:2.2、1:2.5、1:2.8、1:3、1:3.2、1:3.5、1:3.8又は1:4であり、1:4であることが好ましい。
好ましくは、R1は、C1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基及び置換ベンジル基又は
(式中、R1は、水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、R2はハロゲンである。)
化合物IIをクロロギ酸エステルと反応させた後、水素化ホウ素ナトリウムと反応させて化合物III(a)を得て、反応式は、
化合物III(a)をヘキサメチレンテトラミンと酸性溶液で反応させて化合物IVを得て、反応式は、
化合物IVを4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、弱アルカリと溶剤で反応させて化合物Vを得て、反応式は、
化合物Vをアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VIを得て、反応式は、
(式中、R1とRは、独立して水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1とRは、C1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1とRは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基および置換ベンジル基又は
4−ペンタフルオロチオフェノールとヘキサメチレンテトラミンをトリフルオロ酢酸で反応させて化合物Iを得て、反応式は、
化合物Iを水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬と反応させて化合物IIを得て、反応式は、
化合物IIをクロロギ酸エチルとトリエチルアミンの存在下で反応させた後、水素化ホウ素ナトリウムと反応させて化合物III(a)を得て、反応式は、
化合物III(a)をヘキサメチレンテトラミンとトリフルオロ酢酸で反応させて化合物IVを得て、反応式は、
化合物IVを4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、トリエチルアミンと溶剤で反応させて化合物Vを得て、反応式は、
化合物Vをアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VIを得て、反応式は、
(式中、R1とRは、独立して水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種である。)を含む。
化合物III(b)を酸化剤と反応させて化合物IV(b)を得て、反応式は、
化合物IV(b)を4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、弱アルカリと溶剤で反応させて化合物V(b)を得て、反応式は、
化合物V(b)をアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VI(b)を得て、反応式は、
(式中、R1は水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、R2はハロゲンである。)を含む。
4−ペンタフルオロチオフェノールとヘキサメチレンテトラミンを酸性溶液で反応させて化合物Iを得て、反応式は、
化合物Iを水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬と反応させて化合物IIを得て、反応式は、
化合物IIをハロゲン化試薬と反応させて化合物III(b)を得て、反応式は、
化合物III(b)を酸化剤と反応させて化合物IV(b)を得て、反応式は、
化合物IV(b)を4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、弱アルカリと溶剤で反応させて化合物Vを得て、反応式は、
化合物V(b)をアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VI(b)を得て、反応式は、
(式中、R1は、水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、R2はハロゲンであり、
好ましくは、R1は、C1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基及び置換ベンジル基又は
9又はC10)アルキル基は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基などであってもよく、C1〜C5アルキル基であることが好ましく、前記C6〜C15アルキルアリール基とは、6〜15の炭素原子を含有するアルキルアリール基を指し、例えばC6、C7、C8、C9、C10、C11、C12、C13、C14又はC15アルキルアリール基であってもよく、例えば、具体的にフェニル基、ベンジル基および置換ベンジル基、エチルフェニル基、プロピルフェニル基、アミルフェニル基、ヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基などであってもよく、前記C3〜C8ヘテロ環基とは3〜8の炭素原子を含有するヘテロ環基を指し、例えばC3、C4、C5、C6、C7又はC8ヘテロ環基であってもよく、ピリジル基又はフラニル基であることが好ましく、前記ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素であり、塩素又は臭素であることが好ましい。
を滴下し、30min撹拌し、室温に上昇して1.5時間撹拌する。反応が完了する場合、溶剤を減圧して蒸留し、得た固体残留物をエタノール(3mL)で溶解し、アイスバス条件で水素化ホウ素ナトリウム(1.5g、38.4mmol)の水溶液(5mL)にゆっくりと滴下し、0.5時間撹拌し、室温に上昇して1.5時間撹拌する。
℃で、封管に12h撹拌する。反応が完了した後、室温に冷却させ、pHを3以下になるまで塩酸(3mol/L)で調節し、酢酸エチルで抽出し、抽出による有機相を乾燥させ、減圧し回転蒸発し、カラムクロマトグラフィーを経て生成物(0.12g、0.29mmol、48%)を得た。
160g、0.56mmol)、4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル(0.47g、2.80mmol)、トリエチルアミン(2mL)をDMF(5ml)に溶解させ、110℃で封管に撹拌しながら終夜にわたって反応させる。反応が完了した後、室温まで冷却させ、pHを3以下になるまで塩酸(3mol/L)で調節し、酢酸エチルで抽出し、抽出による有機相を乾燥させ、減圧し回転蒸発し、カラムクロマトグラフィーを経て生成物(0.12g、0.28mmol、50%)を得た。
)δ7.71(s、1H)、7.58(d、J=2.4Hz、1H)、7.55−7.49(m、1H)、5.62(t、J=6.9Hz、1H)、3.95−3.82(m、2H)、2.78−2.65(m、2H)、1.61(dd、J=14.9、7.5Hz、2H)、1.41−1.29(m、2H)、1.15(t、J=7.1Hz、3H)。MS(MM−ES+APCI)、m/z:439.0(M−H+)である。
m/z:475.0(M−H+)
Claims (12)
- 下記式IIで表される構造を有する、ことを特徴とする4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物。
- R1は、C1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種である、ことを特徴とする請求項1に記載の4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物。
- R1は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基及び置換ベンジル基又は
- 請求項1に記載の4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物の調製方法であって、
前記調製方法は、化合物Iを水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬と反応させて化合物IIを得ることであり、反応式は、
(式中、R1は水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種である。)
好ましくは、4−ペンタフルオロチオフェノールを原料として前記化合物Iを調製し、その調製方法は、4−ペンタフルオロチオフェノールとヘキサメチレンテトラミンを酸性溶液で反応させて化合物Iを得ることであり、反応式は、
好ましくは、前記酸性溶液は、ポリリン酸、氷酢酸又はトリフルオロ酢酸のうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、トリフルオロ酢酸であることが好ましく、
好ましくは、前記4−ペンタフルオロチオフェノールのヘキサメチレンテトラミンに対するモル比は1:1.2〜1:2であり、1:1.5であることが好ましく、
好ましくは、1gの4−ペンタフルオロチオフェノールに対して、前記酸性溶液の用量は5〜15mLであり、
好ましくは、前記4−ペンタフルオロチオフェノールとヘキサメチレンテトラミンの酸性溶液における反応温度は70〜90℃であり、80℃であることが好ましく、
好ましくは、前記4−ペンタフルオロチオフェノールとヘキサメチレンテトラミンの酸性溶液における反応時間は5〜24時間であり、12〜18時間であることが好ましく、
好ましくは、前記グリニャール試薬の分子式はR3MgXであり、R3はC1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基のうちのいずれか1種であり、Xはハロゲンであり、
好ましくは、前記グリニャール試薬はメチル基グリニャール試薬又はエチル基グリニャール試薬であり、更に臭化メチルマグネシウム又は臭化エチルマグネシウムであることが好ましく、
好ましくは、前記化合物Iの水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬に対するモル比は1:2〜4であり、1:4であることが好ましく、
好ましくは、前記化合物Iと水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬の反応溶剤はC1〜C4アルコールであり、エタノールであることが好ましく、
好ましくは、1g化合物Iに対して、前記溶剤の用量は10〜20mLであり、
好ましくは、前記化合物Iと水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬はリフロー条件で反応し、
好ましくは、前記化合物Iと水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬の反応時間は1〜5時間である、ことを特徴とする調製方法。 - 下記式III(b)で表される構造を有する、ことを特徴とする4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物。
好ましくは、R1は、C1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基及び置換ベンジル基又は
- 請求項5に記載の4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物の調製方法であって、
前記調製方法は、化合物IIをハロゲン化試薬と反応させて化合物III(b)を得ることであり、反応式は、
(式中、R1は、水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、R2はハロゲンである。)
好ましくは、前記ハロゲン化試薬はN−クロロブチルイミド及び/又はN−ブロモブチルイミドであり、
好ましくは、前記化合物IIのハロゲン化試薬に対するモル比は1:2〜4であり、
好ましくは、前記反応温度は60〜100℃であり、
好ましくは、前記反応時間は8〜24時間である、ことを特徴とする調製方法。 - ペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物の調製方法であって、
前記調製方法は、
化合物IIをクロロギ酸エステルと反応させた後、水素化ホウ素ナトリウムと反応させて化合物III(a)を得て、反応式は、
化合物III(a)をヘキサメチレンテトラミンと酸性溶液で反応させて化合物IVを得て、反応式は、
化合物IVを4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、弱アルカリと溶剤で反応させて化合物Vを得て、反応式は、
化合物Vをアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VIを得て、反応式は、
(式中、R1とRは、独立して水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1とRは、C1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1とRは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基および置換ベンジル基又は
を含む、ことを特徴とする調製方法。 - ステップ(1)において、クロロギ酸エステルは、クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロギ酸プロピル又はクロロギ酸ブチルのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、クロロギ酸エチルであることが好ましく、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIのクロロギ酸エステルに対するモル比は1:2〜3であり、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIの水素化ホウ素ナトリウムに対するモル比は1:8〜10であり、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIとクロロギ酸エステルの反応用溶
剤はジクロロメタン及び/又はトリクロロメタンであり、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIとクロロギ酸エステルは弱アルカリ性物質の存在下で反応し、
好ましくは、前記弱アルカリ性物質は、トリエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸セシウム又はフッ化セシウムのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、トリエチルアミンであることが好ましく、
好ましくは、前記化合物IIの弱アルカリ性物質に対するモル比は1:2〜10であり、1:6であることが好ましく、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIとクロロギ酸エステルの反応温度は0〜30℃であり、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIとクロロギ酸エステルの反応時間は1〜5時間であり、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIと水素化ホウ素ナトリウムの反応温度は0〜30℃であり、
好ましくは、ステップ(1)において、前記化合物IIと水素化ホウ素ナトリウムの反応時間は1〜5時間であり、
好ましくは、ステップ(2)において、前記酸性溶液は、トリフルオロ酢酸、ポリリン酸又は氷酢酸のうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、トリフルオロ酢酸であることが好ましく、
好ましくは、ステップ(2)において、前記化合物III(a)のヘキサメチレンテトラミンに対するモル比は1:1.2〜2であり、1:1.7であることが好ましく、
好ましくは、ステップ(2)において、1g化合物III(a)に対して、前記酸性溶液の用量は10〜30mLであり、
好ましくは、ステップ(2)において、前記反応温度は60〜100℃であり、80℃であることが好ましく、
好ましくは、ステップ(2)において、前記反応時間は8〜48時間であり、12〜18時間であることが好ましく、
好ましくは、ステップ(3)において、前記化合物IVの4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチルに対するモル比は1:1.2〜10であり、1:5であることが好ましく、
好ましくは、ステップ(3)において、前記弱アルカリは、トリエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸セシウム又はフッ化セシウムのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、トリエチルアミンであることが好ましく、
好ましくは、ステップ(3)において、1g化合物IVに対して、前記弱アルカリの用量は10〜20mLであり、
好ましくは、ステップ(3)において、前記溶剤は、トリエチルアミン、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、
好ましくは、ステップ(3)において、前記反応温度は80〜120℃であり、
好ましくは、ステップ(3)において、前記反応時間は10〜72時間であり、12〜20時間であることが好ましく、
好ましくは、ステップ(4)において、前記アルカリは水酸化カリウム、水酸化ナトリウム又は水酸化リチウムのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、
好ましくは、ステップ(4)において、前記化合物Vのアルカリに対するモル比は1:10〜20であり、
好ましくは、ステップ(4)において、前記アルカリ加水分解の温度は20〜30℃であり、
好ましくは、ステップ(4)において、前記アルカリ加水分解の時間は1〜5時間であり、
好ましくは、ステップ(4)において、前記酸は、塩酸及び/又は硫酸である、ことを特徴とする請求項7に記載の調製方法。 - 前記調製方法は、
4−ペンタフルオロチオフェノールとヘキサメチレンテトラミンをトリフルオロ酢酸で反応させて化合物Iを得て、反応式は、
化合物Iを水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬と反応させて化合物IIを得て、反応式は、
化合物IIをクロロギ酸エチルとトリエチルアミンの存在下で反応させた後、水素化ホウ素ナトリウムと反応させて化合物III(a)を得て、反応式は、
化合物III(a)をヘキサメチレンテトラミンとトリフルオロ酢酸で反応させて化合物IVを得て、反応式は、
化合物IVを4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、トリエチルアミンと溶剤で反応させて化合物Vを得て、反応式は、
化合物Vをアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VIを得て、反応式は、
(式中、R1とRは、独立して水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種である。)を含み、
好ましくは、生成物VIはラセミ化合物であり、そのキラル化合物を得るために、化合物IVと4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチルの反応にキラル触媒を添加し、
好ましくは、前記キラル触媒は、ジフェニルプロリンシリコンエステル類又はジナフチルプロリンシリコンエステル類化合物であり、更に好ましくは、前記キラル触媒は(2S)−2−[ジフェニル[(トリメチルシリコンエステル)オキシ]メチル]−ピロリジン又は(2R)−2−[ジフェニル[(トリメチルシリコンエステル)オキシ]メチル]−ピロリジンであり、
好ましくは、前記キラル触媒の化合物IVに対するモル比は1:4〜6であり、1:5であることが好ましい、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の調製方法。 - ペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物の調製方法であって、
前記調製方法は、
化合物III(b)を酸化剤と反応させて化合物IV(b)を得て、反応式は、
化合物IV(b)を4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、弱アルカリと溶剤で反応させて化合物V(b)を得て、反応式は、
化合物V(b)をアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VI(b)を得て、反応式は、
(式中、R1は水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、R2はハロゲンであり、
好ましくは、R1はC1〜C8アルキル基、C6〜C11アルキルアリール基又はC4〜C6ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、
好ましくは、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ネオペンチル基、フェニル基、ベンジル基および置換ベンジル基又は
を含む、ことを特徴とする調製方法。 - ステップAにおいて、前記酸化剤は、クロロクロム酸ピリジニウム及び/又は二酸化マンガンであり、
好ましくは、ステップAにおいて、前記化合物III(b)の酸化剤に対するモル比は1:2〜20であり、
好ましくは、ステップAにおいて、前記反応温度は10〜30℃であり、
好ましくは、ステップAにおいて、前記反応時間は5〜24時間であり、
好ましくは、ステップBにおいて、前記化合物IV(b)の4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチルに対するモル比は、1:1.2〜10であり、1:5であることが好ましく、
好ましくは、ステップBにおいて、前記弱アルカリは、トリエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸セシウム又はフッ化セシウムのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、トリエチルアミンであることが好ましく、
好ましくは、ステップBにおいて、1g化合物IV(b)に対して、前記弱アルカリの用量は10〜20mLであり、
好ましくは、ステップBにおいて、前記溶剤は、トリエチルアミン、テトラヒドロフラ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、
好ましくは、ステップBにおいて、前記反応温度は80〜120℃であり、
好ましくは、ステップBにおいて、前記反応時間は10〜72時間であり、12〜20時間であることが好ましく、
好ましくは、ステップCにおいて、前記アルカリは、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム又は水酸化リチウムのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組合せであり、
好ましくは、ステップCにおいて、前記化合物V(b)のアルカリに対するモル比は1:10〜20であり、
好ましくは、ステップCにおいて、前記アルカリ加水分解の温度は20〜30℃であり、
好ましくは、ステップCにおいて、前記アルカリ加水分解の時間は1〜5時間であり、
好ましくは、ステップCにおいて、前記酸は、塩酸及び/又は硫酸である、ことを特徴とする請求項10に記載の調製方法。 - 前記調製方法は、
4−ペンタフルオロチオフェノールとヘキサメチレンテトラミンを酸性溶液で反応させて化合物Iを得て、反応式は、
化合物Iを水素化ホウ素ナトリウム又はグリニャール試薬と反応させて化合物IIを得て、反応式は、
化合物IIをハロゲン化試薬と反応させて化合物III(b)を得て、反応式は、
化合物III(b)を酸化剤と反応させて化合物IV(b)を得て、反応式は、
化合物IV(b)を4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル、弱アルカリと溶剤で反応させて化合物Vを得て、反応式は、
化合物V(b)をアルカリ加水分解した後、酸で中和して生成物VI(b)を得て、反応式は、
(式中、R1は、水素、C1〜C10アルキル基、C6〜C15アルキルアリール基又はC3〜C8ヘテロ環基から選ばれるいずれか1種であり、R2はハロゲンである。)
を含む、ことを特徴とする請求項10又は11に記載の調製方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201610133812.2A CN105585547A (zh) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | 一种4-五氟化硫苯酚类化合物及制备方法以及五氟化硫取代苯并吡喃类化合物的制备方法 |
CN201610133812.2 | 2016-03-09 | ||
PCT/CN2016/086772 WO2017152539A1 (zh) | 2016-03-09 | 2016-06-22 | 一种4-五氟化硫苯酚类化合物及制备方法以及五氟化硫取代苯并吡喃类化合物的制备方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019509293A true JP2019509293A (ja) | 2019-04-04 |
JP6912143B2 JP6912143B2 (ja) | 2021-07-28 |
Family
ID=55925488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018547883A Active JP6912143B2 (ja) | 2016-03-09 | 2016-06-22 | 4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物と調製方法及びペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物の調製方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10414744B2 (ja) |
EP (1) | EP3428154A1 (ja) |
JP (1) | JP6912143B2 (ja) |
CN (1) | CN105585547A (ja) |
WO (1) | WO2017152539A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105585547A (zh) | 2016-03-09 | 2016-05-18 | 中国科学院广州生物医药与健康研究院 | 一种4-五氟化硫苯酚类化合物及制备方法以及五氟化硫取代苯并吡喃类化合物的制备方法 |
CN109678701B (zh) * | 2019-01-22 | 2021-08-20 | 安徽德信佳生物医药有限公司 | 一种维兰特罗中间体的制备方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8030957B2 (en) | 2009-03-25 | 2011-10-04 | Aehr Test Systems | System for testing an integrated circuit of a device and its method of use |
NZ596843A (en) * | 2009-05-07 | 2012-12-21 | Janssen Pharmaceuticals Inc | Novel substituted indazole and aza-indazole derivatives as gamma secretase modulators |
WO2015109013A1 (en) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | Euclises Pharmaceuticals, Inc. | Deuterated no-releasing nitrooxy-chromene conjugates |
WO2015109017A2 (en) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | Euclises Pharmaceuticals, Inc. | Deuterated no-releasing nonoate(oxygen-bound)chromene conjugates |
US20150197500A1 (en) * | 2014-01-14 | 2015-07-16 | Euclises Pharmaceuticals, Inc. | No-releasing guanidine-chromene conjugates |
CN104860914B (zh) * | 2014-02-26 | 2018-09-14 | 中国科学院广州生物医药与健康研究院 | 五氟化硫取代苯并吡喃类化合物及其应用 |
CN105585547A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-18 | 中国科学院广州生物医药与健康研究院 | 一种4-五氟化硫苯酚类化合物及制备方法以及五氟化硫取代苯并吡喃类化合物的制备方法 |
-
2016
- 2016-03-09 CN CN201610133812.2A patent/CN105585547A/zh active Pending
- 2016-06-22 US US16/083,485 patent/US10414744B2/en active Active
- 2016-06-22 EP EP16893185.5A patent/EP3428154A1/en not_active Withdrawn
- 2016-06-22 JP JP2018547883A patent/JP6912143B2/ja active Active
- 2016-06-22 WO PCT/CN2016/086772 patent/WO2017152539A1/zh active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20190084957A1 (en) | 2019-03-21 |
CN105585547A (zh) | 2016-05-18 |
JP6912143B2 (ja) | 2021-07-28 |
EP3428154A1 (en) | 2019-01-16 |
WO2017152539A1 (zh) | 2017-09-14 |
US10414744B2 (en) | 2019-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2005075474A1 (ja) | コハク酸ソリフェナシン含有組成物 | |
JP2013533267A (ja) | 5位で置換されたべンゾフラン誘導体の調製方法 | |
CN106279047B (zh) | 一种前列环素受体激动剂的制备方法 | |
EP3133061A1 (en) | Florfenicol synthesizing method | |
CN111518031B (zh) | 一种含有异羟肟酸的化合物及其制备方法、应用 | |
CN112851646A (zh) | 特戈拉赞的制备方法 | |
JP2023078126A (ja) | 光学活性ジアザスピロ[4.5]デカン誘導体の分割 | |
JP5646706B2 (ja) | C−グリコシド誘導体の製造方法 | |
JP2019509293A (ja) | 4−ペンタフルオロチオフェノール類化合物と調製方法及びペンタフルオロサルファー置換ベンゾピラン化合物の調製方法 | |
WO2017063327A1 (zh) | 一类全新的c-螺环-o-糖苷化合物中间体及其制备方法 | |
CN103304466A (zh) | 一种3-烷基取代吲哚类化合物的合成方法 | |
JP2019532075A (ja) | 重水素化イミダゾリジンジオン系化合物を調製する方法 | |
BR112018005619B1 (pt) | Método para produzir um composto, composto e uso de um composto | |
Knizhnikov et al. | A route to a wide range of cyclopentanecarboxylic acids via 4-substituted camphors | |
JP6197868B2 (ja) | ピリダジノン化合物の製造方法 | |
JP5357559B2 (ja) | ジメトキシナフタレン骨格を有する化合物及びその製造方法 | |
WO2020125581A1 (zh) | 一种类酰胺类衍生物及其中间体的制备方法 | |
JP2007131558A (ja) | アセトキシキャビコールアセテート類縁体化合物、その製造方法、および抗アレルギー剤 | |
US20120123127A1 (en) | Process for producing thiabenzoazulene-propionic acid derivative | |
CN110903245B (zh) | 一种合成1-烷基-2-三氟甲基-5-氨基-1h-咪唑的关键中间体及其制备方法 | |
CN111440059B (zh) | 一种洛索洛芬的合成方法 | |
CN112745314B (zh) | 一种具有特异性抑制HIF-2α作用的芳香胺化合物的制备合成方法 | |
JP3533567B2 (ja) | 置換アニリンから置換キノリンを製造する新規合成法 | |
RU2310653C1 (ru) | СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ ПРОИЗВОДНЫХ 2-МЕТИЛ-5-(5-МЕТИЛ-2-ФУРИЛ)-4,10-ДИГИДРО-3H-ПИРИДАЗИНО[1,6-b]ИЗОХИНОЛИН-10-ОНА (ВАРИАНТЫ) | |
EP2948187B1 (en) | Heterocycles and their radiolabeled analogs useful as cox-1 selective inhibitors |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190815 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200212 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201013 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6912143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |