JP2019508491A5

JP2019508491A5 -

Info

Publication number: JP2019508491A5
Application number: JP2018560449A
Authority: JP
Filing date: 2017-02-03
Publication date: 2020-03-12

Claims

対象における腫瘍の治療のための、ＤＮＡ損傷剤及びＢ−ｒａｆ阻害剤を含む医薬組成物であって、前記腫瘍は、野生型Ｂ−ｒａｆとして特性決定される、上記医薬組成物。
前記Ｂ−ｒａｆ阻害剤は、ベムラフェニブ、ダブラフェニブ、またはソラフェニブ、あるいはそれらの薬学上許容される塩である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記ＤＮＡ損傷剤は、ゲムシタビン、５−ＦＵ、シタラビン、メトトレキセート、ピリメタミン、ブレオマイシン、オキサリプラチン、シスプラチン、エトポシド、ドキソルビシン、ビノレルビン、ミトキサントロン、ポドフィロトキシン、アフィディコリン、ホテムスチン、カルムスチン、Ｓ−２３９０６、Ｓ３９、ＳＮ−３８、トポテカン、カンプトテシン、レベッカマイシン、またはそれらの任意の薬学上許容される塩である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記Ｂ−ｒａｆ阻害剤またはその薬学上許容される塩、及び前記ＤＮＡ損傷剤は、順次、同時、または重複する様式での投与のために配合される、請求項１に記載の医薬組成物。
前記ＤＮＡ損傷剤は、前記Ｂ−ｒａｆ阻害剤の前の投与のために配合される、請求項１に記載の医薬組成物。
前記対象は、前記Ｂ−ｒａｆ阻害剤の投与の前に、前記ＤＮＡ損傷剤で前処置を受ける、請求項１に記載の医薬組成物。
前記腫瘍は、膵臓腫瘍、黒色腫腫瘍、肺腫瘍、結腸腫瘍、卵巣腫瘍、前立腺腫瘍、または乳腫瘍である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記腫瘍は、野生型ＫＲＡＳを含む、請求項１に記載の医薬組成物。
前記腫瘍は、変異型ＫＲＡＳを含む、請求項１に記載の医薬組成物。
さらに、ＭＥＫ阻害剤またはＥＧＦＲ阻害剤を含む、請求項１に記載の医薬組成物。
前記腫瘍は、ＢＲＡＦＶ６００ＥまたはＶ６００Ｋ変異を持たない、請求項１に記載の医薬組成物。
前記治療は、さらに、治療前に前記対象に由来する腫瘍試料中のＢＲＡＦＶ６００ＥまたはＶ６００Ｋ変異の有無を検出することを含む、請求項１に記載の医薬組成物。
前記腫瘍は、転移性腫瘍または薬物耐性腫瘍である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記ＤＮＡ損傷剤は、ＤＮＡ二本鎖切断またはＤＮＡ一本鎖切断を引き起こす作用剤である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記ＤＮＡ損傷剤は、ＤＮＡ架橋剤、トポイソメラーゼ阻害剤、ポリメラーゼ阻害剤、またはアルキル化剤である、請求項１に記載の医薬組成物。