JP2019508320A - 車両の清掃に適した装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の洗浄が改善された、車両の清掃に適した装置を提供する。
【解決手段】車両を位置決めするためのベース構造(1)と、ベース構造に組み合せられ、車両がベース構造に配置されると車両の側面に対向する少なくとも2つの側壁(22)を備える、車両の格納構造(2)と、ベース構造(1)に配置され、車両がベース構造上に載置されると車両の下部に対向する、少なくとも1つの洗浄ノズル群(31)と、格納構造の側壁によって支持され、車両に洗浄液を散布するのに適した少なくとも1つの洗浄ノズル群(34)と、洗浄ノズル群の洗浄ノズルを動かすための動作手段(36)であって、洗浄ノズルを、車両の格納構造に対する枢動動作で動かすのに適した動作手段(36)とを備える車両の清掃に適した装置が記載されている。
【選択図】図3
【解決手段】車両を位置決めするためのベース構造(1)と、ベース構造に組み合せられ、車両がベース構造に配置されると車両の側面に対向する少なくとも2つの側壁(22)を備える、車両の格納構造(2)と、ベース構造(1)に配置され、車両がベース構造上に載置されると車両の下部に対向する、少なくとも1つの洗浄ノズル群(31)と、格納構造の側壁によって支持され、車両に洗浄液を散布するのに適した少なくとも1つの洗浄ノズル群(34)と、洗浄ノズル群の洗浄ノズルを動かすための動作手段(36)であって、洗浄ノズルを、車両の格納構造に対する枢動動作で動かすのに適した動作手段(36)とを備える車両の清掃に適した装置が記載されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両の清掃に適した装置に関し、特に、例えば、オートバイや自転車のような2輪又は3輪車両だけでなく、例えば、クアッドのような軽量4輪車両の清掃にも適するものである。
オートバイや自転車を清掃するための格納構造は、従来技術によって知られている。この格納構造は、洗浄液の環境への拡散を防止するために閉じられている。
この構造は、オートバイや自転車の支持台と、オートバイや自転車の洗浄を可能とする洗浄液の噴流を放出するための洗浄ノズルを備えた側壁とを備える。
オートバイや自転車の洗浄は、複数の工程からなる予め設定されたシーケンスによって自動的に行われ、このシーケンスは、洗浄、すすぎ洗い、及び/又はワックスがけの工程を含んでよい。
前述の洗浄装置には、多少の欠点があり、特に、洗浄液の散布に欠点がある。
洗浄ノズルが格納構造の側壁に配置されているが、この配置では、車両の下部又は底面を効果的に洗浄することができない。
更に、洗浄ノズルからの洗浄液の噴流は、直線的な軌道に沿って飛び、このため、洗浄ノズルは、洗浄対象のオートバイ又は自転車の表面に、洗浄液を不均一に散布するように、格納構造の特定の領域に洗浄液を散布する。
この従来技術に鑑み、本発明の目的は、既知のものと比較して車両の洗浄が改善された、車両の清掃に適した装置を提供することである。
本発明によれば、このような目的は、請求項1に定義された車両の清掃に適した装置によって実現される。
更に、本発明によれば、車両を位置決めするためのベース構造と、ベース構造に組み合せられ、車両がベース構造上に配置されると車両の側面に対向する少なくとも2つの側壁を備える、車両の格納構造とを備えた車両の清掃に適した装置においてベース構造に配置され、車両がベース構造上に載置されると車両の下部に対向する少なくとも1つの洗浄ノズル群を備えることを特徴とする、車両の清掃に適した装置によって、そのような目的が実現される。
本発明に係る清掃装置は、好ましくは、格納構造の側壁に配置され、車両に洗浄液を散布するようになっている他の洗浄ノズル群と、前記他の洗浄ノズル群の洗浄ノズルの動作手段であって、前記洗浄ノズルを車両の前記格納構造に対する枢動動作で動かすようになっている動作手段とを備える。
より詳細には、上記の目的を実現する本発明に係る車両の清掃に適した装置は、車両を位置決めするためのベース構造(1)と、前記ベース構造に組み合せられた前記車両の格納構造(2)であって、前記車両が前記ベース構造上に載置されると前記車両の側面に対向する少なくとも2つの側壁(22)を備える格納構造(2)と、前記格納構造の前記側壁によって支持され、前記車両に洗浄液を散布するのに適した少なくとも1つの洗浄ノズル群(34)と、前記洗浄ノズル群の洗浄ノズルを動かすための動作手段(36)であって、前記洗浄ノズルを前記車両の前記格納構造に対する枢動動作で動かすのに適し、前記ベース構造から第1の高さ(H1)の第1の位置(B)と前記ベース構造から第2の高さ(H2)の第2の位置(C)との間を前記洗浄ノズル群が枢動するように前記洗浄ノズル群を長手方向軸線(X)を中心に回転させるのに適し、前記第1の高さが前記第2の高さより低い動作手段(36)とを備える車両の清掃に適した装置において、前記洗浄ノズル群(34)が、前記格納構造の前記側壁の一方に支持された第1の洗浄ノズル群と、前記格納構造の前記側壁の他方に支持された第2の洗浄ノズル群とを備え、前記動作手段が、前記車両の前記清掃の間に前記第1及び第2の群を非同期に動かすことに適していることを特徴とする。
これにより、本発明に係る清掃装置は、多量の破片及び泥が付着し、洗浄がより困難な車両の部分である底面を極めて正確に洗浄することを可能にする。
また、前記他の洗浄ノズル群の枢動動作によって、本発明に係る洗浄装置では、車両の側壁の更により正確な洗浄が可能になる。
本発明の特徴及び利点は、添付図面中の非限定の例によって示す、本発明の実際的な実施形態の下記の詳細な説明から明らかになろう。
図1〜図15は、本発明の一実施形態に係る車両の清掃又は洗浄に適した装置を示す。車両とは、例えば、オートバイや、自転車又は3輪車のような、エンジン付き又はエンジン無しの2輪又は3輪車両を意味し、用語「車両」は、例えばクアッドのような軽量4輪車両も意味する。
洗浄装置は、車両200が清掃のために配置されるベース構造1を備える(図2)。ベース構造1は、車両が清掃のために配置される中央領域11を備える。ベース構造1は、好ましくは、洗浄残留物を、洗浄残留物を収容するタンクへと排出するために、中央部分11に穴が開いたプラットフォームである(図3)。
洗浄装置は車両の格納構造2を備え、この格納構造2は、ベース構造1と組み合せられ、車両の清掃室を画定するようになっている(図1及び図2)。格納構造2は、車両がベース構造1上に載置されると車両の前部に対向する少なくとも1つの後壁21と、車両がベース構造上に配置されると車両の側部に対向し、又は向き合い、車両の側部に沿って位置する、互いに対向する2つの側壁22と、ベース構造1に対向する上部23と、格納構造の前部に配置され、清掃対象の車両を清掃室に搬入するため、又は清掃後の車両を搬出するためのゲート24とを備える。
洗浄装置は、格納構造2及びベース構造1内に配置された様々な複数の洗浄ノズル群を備える。
車両の下部、又は底面を清掃するための、好ましくは6つからなる第1の洗浄ノズル群31が、ベース構造1の中央領域11に配置されている(図3〜図5)。洗浄ノズル群31は、好ましくは、洗浄対象の車両の長手方向軸線に平行な長手方向軸線Zに平行に配置されている。洗浄ノズル群31の洗浄ノズルは、底面に対して洗浄液を導入するために、好ましくは、車両がベース構造1上に位置されると、清掃対象の車両の底面の下方に並んでいる。洗浄ノズル群31の洗浄ノズルは、好ましくは、ベース構造1上の清掃対象の車両の輪郭の投影の外側にならないように、清掃対象の車両の底面の下方に並んで配置されている。
洗浄ノズル群31(図3〜図5に最もよく示されている)は、洗浄液を高圧で放出するのに適しているが、ここで、高圧とは、15バール以上の圧力を意味する。洗浄ノズルは、好ましくは、車両の洗浄工程中に、高圧洗浄液を放出するのに適しており、一方、すすぎ洗い動作中には、洗浄ノズルは、通常低圧洗浄液を放出し、好ましくは3〜8バールである。洗浄ノズル群31は、車両の特定の洗浄工程中に低圧洗浄液を放出するのにも適している。洗浄ノズル群31は、好ましくは、2列にわたって配置され、平行に配置された各パイプ311に連結され、各パイプ311には同じ数の洗浄ノズルが連結されている。
車両が洗浄装置内に配置されると、車両の下方に洗浄ノズル群31があるため、洗浄ノズル群31によって車両底面を正確に清掃することができる。底面の正確な清掃によって、車両の底に堆積する破片、泥、その他のほとんどを除去することができる。更に、高圧洗浄が泥やその他の物質の除去を改善し、底面の清掃の向上に寄与する。
車両の前部を清掃するための第2の洗浄ノズル群32が、後壁21に配置されている。洗浄ノズル群32は、洗浄液を高圧で放出するのに適しており、ここで「高圧」とは、15バール以上の圧力を意味する。
他の洗浄ノズル群33〜35の3つの対(図6〜9に最も良く示されている)が、格納構造2の側壁22内に配置されており、これらの洗浄ノズル群33〜35の対によって、車両の側壁及び最上部分の清掃が可能になる。
洗浄ノズル群34の対は、側壁22の下部221に配置され、好ましくは、各側壁22の全長に亘って長手方向に延びている。洗浄ノズル群34の各洗浄ノズルは、各側壁22の全長に亘って長手方向に延びる一対のパイプ314に、各洗浄ノズルを連結するようになっている管で構成されたアーム304によって支持されている。洗浄ノズル群34の対の複数の洗浄ノズル34は、好ましくは、互いに平行に配置されている。好ましくは、洗浄ノズル群34の対の複数の洗浄ノズル34は、15バール以上、好ましくは約30バールの圧力の高圧洗浄液の放出、又は3〜8バールの低圧洗浄液の放出に適している。
洗浄ノズル群33の対が、側壁22の中央部222に配置され、各側壁22上に対角線状に延びている。複数の洗浄ノズル群33の各洗浄ノズルは、各側壁22の全長に亘って対角線状に延び、且つ洗浄ノズル群33を支持するために備わる、一対のパイプ313に連結されている。複数の洗浄ノズル群33は、ベース構造1から最も高い対角線の端部が後壁21に隣接し、ベース構造1から最も低い対角線の端部がゲート24に隣接するように対角線状に延びている。これによって、複数の洗浄ノズル群33が車両の長さに対応し、特に、後部より前部が高い、オートバイの場合でも対応し、従って、車両全体の側部の清掃を完全、且つ効率的に確実に行える。洗浄ノズル群33の対の複数の洗浄ノズル33は、好ましくは、互いに平行に配置されており、また、好ましくは、洗浄ノズル群33の対の複数の洗浄ノズル33は、3〜8バールの低圧洗浄液の放出に適している。
洗浄ノズル群35の対は、側壁22の最上部分223に配置され、長手方向に、好ましくは、各側壁22の全長に亘って延びている。複数の洗浄ノズル群35の各洗浄ノズルは、各側壁22の全長に亘って長手方向に延び、且つ洗浄ノズル群35を支持するために備わる、一対のパイプ315に連結されている。洗浄ノズル群35の対の複数の洗浄ノズル35は、好ましくは、互いに平行に配置されており、また、好ましくは、洗浄ノズル群35の対の複数の洗浄ノズル35は、3〜8バールの低圧洗浄液の放出に適している。
群33及び35の対の洗浄ノズルは固定されているが、一方、洗浄ノズル群34の対は、車両の格納構造2に対して枢動する。特に、洗浄ノズル群34の対の各洗浄ノズル群は、好ましくは、ベース構造2及び側壁22に平行、且つ後壁21と直交し、好ましくは、洗浄対象の車両の長手方向軸線に平行な、長手方向軸線Xを中心として枢動する。洗浄装置は、洗浄ノズル群34の対の各洗浄ノズル群の動作手段36を備え、その動作手段36は、洗浄ノズル群34を、軸線X回りの枢動運動で動作させるようになっている。特に、動作手段36は、一対のパイプ314の各パイプ314を動かして、洗浄ノズル群34に枢動動作を行わせる。
各洗浄ノズル群34は、洗浄対象の車両の長手方向軸線に平行な方向に沿って並び、特に、洗浄ノズル群34が配置される好ましい方向は、水平である。
洗浄ノズル群34の各洗浄ノズルは、軸線Xを中心とした回転に適しており、軸線Xは、図10及び図11に示すように、好ましくは水平である。
休止位置においては、洗浄ノズル群34の各洗浄ノズルは、ベース構造1に隣接して配置される。
車両の清掃時、動作位置においては、洗浄ノズル群34の各洗浄ノズルは、ベース構造1から最小高さH1(例えば、100mm)のB位置から、ベース構造1から最大高さH2(例えば、900mm)のC位置へ回転する。
洗浄ノズル群34の各洗浄ノズルは、軸線Xに沿って配置されたパイプ又は管314に対して拘束され、好ましくは、電動モータ41及び、チェーンとギアホイールの方式の動作伝達装置42を備える動作手段36によって、前述の軸線X回りに回転可能である。しかし、動作伝達装置42には、例えば、油圧ピストン式等の、他の方式の動作手段36を使用してもよい。
車両の清掃時、洗浄ノズル群34の各洗浄ノズルは、動作位置BとCの間で、軸線Xに直角に枢動する。
特に、洗浄ノズル群34の対の各洗浄ノズル34は、車両の清掃中、他方の洗浄ノズル群34に対して非同期に移動する(図12及び図13)。つまり、一方の側壁22に組み合せられた洗浄ノズル群34の洗浄ノズルが、Bの動作位置にあるとき、他方の側壁22に組み合せられた他方の洗浄ノズル群34の洗浄ノズルは、Cの動作位置にあることになる。従って、洗浄ノズル群34の洗浄ノズルからの洗浄水の噴流は、他方の洗浄ノズル群34からの洗浄水の噴流と干渉することがなく、これにより、好ましくは、清掃、洗浄、すすぎ洗い、又はワックスがけの低圧工程において、車両から破片や泥等を最適に除去できる。
洗浄装置は、格納構造2の後壁21に隣接し、車両の清掃に役立つ機器を収容するようになっている後部5を備える。これにより、水槽、洗剤、洗剤用ディスペンサー、ポンプ、コンプレッサー等の清掃機器を収容するようになっている部分が形成され、この部分は、ベース構造1及び格納構造2によって形成される車両の清掃室からは分離されている。後部5には、冷水及び温水用のタンク51及び52と、浸透水用タンク53と、洗剤用タンク54と、洗剤ディスペンサー用機器55と、低圧ポンプ56(3〜12バール)と、高圧ポンプ57(好ましくは、15〜100バールの範囲で調整可能なもの)と、洗浄液、温かい又は周囲温度の普通の水、又は浸透水を洗浄ノズルに放出するために、パイプ311及び313〜315、並びに洗浄ノズル群31〜35に、パイプ59によって連結された浸透圧ポンプ58とが設けられている。洗浄ノズル群31〜35は、ポンプ57からの、好ましくは、車両の清掃作業のための高圧洗浄液と、ポンプ56からの低圧洗浄液との両方を受けることができる。後部5には、また、コンプレッサー60と、種々の中圧又は高圧清掃動作、中圧又は高圧すすぎ洗い、及び/又は乾燥動作の制御パネル71を備える電気パネル70とが設けられている。
パイプ311には、所定の洗浄ノズル群のみが同時に作動するように、例えば、高圧の洗浄工程の運転をするとき、一方の洗浄壁に属する複数の洗浄ノズル群34が、他方の洗浄壁に属する複数の洗浄ノズル群34に対して、交互に作動するように、制御パネル71によって制御される適切なソレノイドバルブが設けられている。これは、まず一方の壁22に属する洗浄ノズルによって、次に他方の壁22によって、洗浄水の噴流を車両に対して交互に導入することによって、車両の清掃を最適化するためである。
高圧の洗浄又はすすぎ洗い工程が運転されている場合、洗浄ノズル群31及び32が動作していないとき、一方の洗浄壁22に属する複数の洗浄ノズル群34が、好ましくは、作動する。
好ましくは、洗浄ノズル群32は個別に作動する。これは、高圧の洗浄又はすすぎ洗い工程の運転時に、他の洗浄ノズル群31及び34が動作していないときである。
好ましくは、洗浄ノズル群31も、個別に作動する。これは、高圧の洗浄又はすすぎ洗い工程の運転時に、他の洗浄ノズル群32及び34が動作していないときである。
制御パネル71は、好ましくは、処理手段と、車両の高圧及び低圧の各種清掃工程の両方を行うために、パイプ311のソレノイドバルブを閉じ、又は開き、複数の洗浄ノズル群31〜35を、前述の清掃工程、及びノズルが作動する期間に作動させるソフトウェアが格納されたメモリとを備える。
制御パネル71は、ドア73によって閉じることができる側方入口72から容易にアクセス可能である。
本発明に係る洗浄装置は、好ましくは、格納構造2の頂壁23に配置された車両の乾燥装置200を備える。乾燥装置は、車両の清掃の後に乾燥用空気流を車両に導入するようになっている機器201を備える。
通常、車両の清掃は、自動的に行われるため、乾燥の有無、及び車両へのワックス放出の有無を含む車両の洗浄及びすすぎ洗い工程を有する予め設定されたシーケンスが提供される。
以下は、洗浄装置が自動的に行う清掃工程を操作するシーケンスの一つである。
−噴霧の跡を除去するための温水(約40℃)による低圧すすぎ洗い工程
−洗剤を車両に放出し反応させるための、洗浄液(温水及び洗剤)による低圧又は高圧洗浄工程
−低圧又は高圧での温水(約40℃)によるすすぎ洗い工程
−車両にワックスを放出する工程
−浸透水による低圧すすぎ洗い工程
−乾燥工程
各工程の継続期間は、ユーザが選択した「短時間」、「高速」、「強力」の洗浄シーケンスの種類による。「短時間」洗浄シーケンスでは、低圧温水によるすすぎ洗い工程が提供され、一方、他の2つの洗浄シーケンス(「高速」及び「強力」)では、高圧水による第2のすすぎ洗い工程が提供され、この2つの洗浄シーケンスは、高圧のすすぎ洗い工程の継続期間のみが異なる。好ましくは、高圧のすすぎ洗い工程では、複数の洗浄ノズル群31、32、及び34を連続的に作動させる。まず、制御パネル71は、車両前部のすすぎ洗いのために、洗浄ノズル群32のみを作動させ、次いで、洗浄ノズル群32を停止し、車両下部のすすぎ洗いのために、洗浄ノズル群31のみを作動させる。次に、洗浄ノズル群31を停止し、車両の一方の側部をすすぎ洗いするために、一方の壁22に属する洗浄ノズル34の対の洗浄ノズル群34のみを作動させ、次に、前述の洗浄ノズル群34を停止し、車両の他方の側部をすすぎ洗いするために、他方の壁22に属する洗浄ノズル群34を作動させる。清掃シーケンスは、制御パネル71を操作することによって、変更やカスタマイズが可能である。
−洗剤を車両に放出し反応させるための、洗浄液(温水及び洗剤)による低圧又は高圧洗浄工程
−低圧又は高圧での温水(約40℃)によるすすぎ洗い工程
−車両にワックスを放出する工程
−浸透水による低圧すすぎ洗い工程
−乾燥工程
各工程の継続期間は、ユーザが選択した「短時間」、「高速」、「強力」の洗浄シーケンスの種類による。「短時間」洗浄シーケンスでは、低圧温水によるすすぎ洗い工程が提供され、一方、他の2つの洗浄シーケンス(「高速」及び「強力」)では、高圧水による第2のすすぎ洗い工程が提供され、この2つの洗浄シーケンスは、高圧のすすぎ洗い工程の継続期間のみが異なる。好ましくは、高圧のすすぎ洗い工程では、複数の洗浄ノズル群31、32、及び34を連続的に作動させる。まず、制御パネル71は、車両前部のすすぎ洗いのために、洗浄ノズル群32のみを作動させ、次いで、洗浄ノズル群32を停止し、車両下部のすすぎ洗いのために、洗浄ノズル群31のみを作動させる。次に、洗浄ノズル群31を停止し、車両の一方の側部をすすぎ洗いするために、一方の壁22に属する洗浄ノズル34の対の洗浄ノズル群34のみを作動させ、次に、前述の洗浄ノズル群34を停止し、車両の他方の側部をすすぎ洗いするために、他方の壁22に属する洗浄ノズル群34を作動させる。清掃シーケンスは、制御パネル71を操作することによって、変更やカスタマイズが可能である。
車両の清掃シーケンスの制御が行われると、ゲート24は自動的に閉じる。
清掃及び乾燥工程の全てを、外部モニターによって監視することができる。緊急ボタン(図示せず)が、制御パネル71上に配置されており、これによって、車両の清掃シーケンスを、いつでも停止することができる。更に、緊急ボタンの操作は、洗浄シーケンスの停止に加え、ゲート24も開く。
図16〜図18は、本発明の実施形態の変形例に係る、車両の清掃に適した装置の側壁を示す。図1〜図15に示す装置との唯一の違いは、洗浄ノズル群33の対の代わりに、洗浄ノズル群3033の対が存在することである。洗浄ノズル群3033の対は、各洗浄ノズル3033が、2つの洗浄ノズル34の間に構成されるように、側壁22の下部221において、洗浄ノズル群34の対の近くに配置されている。複数の洗浄ノズル群3033の各洗浄ノズルは、各側壁22の全長に亘って延び、且つ、洗浄ノズル群3033を支持するために設けられる、一対のパイプ3313に連結されている。洗浄ノズル群3033の対の複数の洗浄ノズル3033は、好ましくは、互いに平行に配置され、好ましくは、洗浄ノズル群3033の対の複数の洗浄ノズル3033は、3〜8バールの低圧洗浄液を放出するのに適している。
一対のパイプ3033は、一対のパイプ313の代わりに、一対のパイプ313と同様な方法で、ポンプ56、57、及び58に連結されている。
1 ベース構造
2 格納構造
22 側壁
33 洗浄ノズル群
34 洗浄ノズル群
35 洗浄ノズル群
36 動作手段
71 制御手段
51〜55,57 手段
A 第3の位置
B 第1の位置
C 第2の位置
H1 第1の高さ
H2 第2の高さ
X 長手方向軸線
2 格納構造
22 側壁
33 洗浄ノズル群
34 洗浄ノズル群
35 洗浄ノズル群
36 動作手段
71 制御手段
51〜55,57 手段
A 第3の位置
B 第1の位置
C 第2の位置
H1 第1の高さ
H2 第2の高さ
X 長手方向軸線
Claims (10)
- 車両を位置決めするためのベース構造(1)と、
前記ベース構造に組み合せられた前記車両の格納構造(2)であって、前記車両が前記ベース構造上に載置されると前記車両の側面に対向する少なくとも2つの側壁(22)を備える格納構造(2)と、
前記格納構造の前記側壁によって支持され、前記車両に洗浄液を散布するのに適した少なくとも1つの洗浄ノズル群(34)と、
前記洗浄ノズル群の洗浄ノズルを動かすための動作手段(36)であって、前記洗浄ノズルを前記車両の前記格納構造に対する枢動動作で動かすのに適し、前記ベース構造から第1の高さ(H1)の第1の位置(B)と前記ベース構造から第2の高さ(H2)の第2の位置(C)との間を前記洗浄ノズル群が枢動するように前記洗浄ノズル群を長手方向軸線(X)を中心に回転させるのに適し、前記第1の高さが前記第2の高さより低い動作手段(36)とを備える車両の清掃に適した装置において、
前記洗浄ノズル群(34)が、前記格納構造の前記側壁の一方に支持された第1の洗浄ノズル群と、前記格納構造の前記側壁の他方に支持された第2の洗浄ノズル群とを備え、
前記動作手段が、前記車両の前記清掃の間に前記第1及び第2の群を非同期に動かすことに適していることを特徴とする車両の清掃に適した装置。 - 前記洗浄ノズル群が前記車両に高圧洗浄液を散布可能となるように前記洗浄ノズル群(34)に高圧の洗浄液を供給するのに適した手段(51〜55,57)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記手段(51〜55,57)が、洗浄液を15バール以上の圧力で供給するのに適していること特徴とする、請求項2に記載の装置。
- 前記格納構造の前記側壁に対角線状に配置され、前記車両に洗浄液を散布するのに適した他の洗浄ノズル群(33)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記格納構造の前記側壁によって支持され、前記車両に洗浄液を散布するのに適した更なる洗浄ノズル群(35)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
- 前記他の洗浄ノズル群(33)及び前記更なる洗浄ノズル群(35)が前記車両に低圧洗浄液を散布可能となるように、前記他の洗浄ノズル群(33)及び前記更なる洗浄ノズル群(35)に低圧の洗浄液を供給するのに適する手段(51〜55,57)を備えることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
- 前記洗浄ノズル群(34)、前記他の洗浄ノズル群(33)、及び前記更なる洗浄ノズル群(35)が、前記車両の前記格納構造の前記側壁(22)上の底部から最上部へと順次配置されていることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
- 前記動作手段(36)が、前記車両の前記清掃の間、前記第2の洗浄ノズル群が前記第2の位置(C)に配置されるときに、前記第1の洗浄ノズル群を前記第1の位置(B)に配置するのに適していることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記動作手段(36)が、前記車両の前記清掃が終了したとき、前記洗浄ノズル群を前記ベース構造からの高さが前記第1の高さ(H1)より低い第3の位置(A)に配置するのに適していることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
- 前記第1の洗浄ノズル群及び前記第2の洗浄ノズル群が高圧の洗浄液を散布可能となっている場合に、前記第1の洗浄ノズル群及び前記第2の洗浄ノズル群を交互に作動させるのに適した制御手段(71)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
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