JP2019504773A - ツールアタッチメントの自動結合および分離のためのデバイスならびに少なくとも2つのワークピースの自動接続のための方法 - Google Patents

ツールアタッチメントの自動結合および分離のためのデバイスならびに少なくとも2つのワークピースの自動接続のための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ツールアタッチメントとツールドライブ手段との自動結合および分離のためのデバイスに関する。ツールアタッチメントおよびツールドライブ手段は、少なくとも2つのワークピースの接続のための接続手段を始動するように構成される。接続手段はネジまたはボルトであり得る。ツールアタッチメントがツールドライブ手段上に置かれることで、ツールアタッチメントがツールドライブ手段と結合および分離され得る。本発明よれば、少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間と、ツールアタッチメント受取り空間内のツールアタッチメントに対する保持手段とを有するマガジンが存在する。ツールドライブ手段に対してツールアタッチメントを結合および解放するために、ツールドライブ手段はツールアタッチメントに対して軸方向に移動可能である。ツールアタッチメントはツールドライブ手段上に形状嵌合の方式で保持される。結合および分離は自動化された方式で起こる。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前文に従うツールドライブ手段のツールアタッチメントの自動結合および分離のためのデバイスと、請求項8の前文に従う少なくとも2つのワークピースの自動接続のための方法とに関する。
ネジとして具現化され得る接続手段が公知である。これらのネジはスロット、十字スロット、メクラ穴を含んでもよく、それらの外側端縁は六角形のソケットとして形成されるか、またはそれらの外側端縁はいわゆるトルクス(登録商標)ドライブを受取るように構成されるか、またはネジの端部の外周の構成が六角形のヘッドとして形成される。ネジは、それらに対応して設計されたツールアタッチメントによって選ばれてもよく、このツールアタッチメントはネジ回し、十字ネジ回し、六角ソケットドライブ、トルクス(登録商標)ドライブ、または六角ヘッドとして形成され得る。ネジがツールアタッチメントによって選ばれることを可能にするような他の構成のネジも実現され得る。ツールアタッチメントはいわゆるビットまたはいわゆるレンチソケットとして形成されてもよく、それらのツールアタッチメントをツールドライブ手段の対応するレセプタクルに挿入してもよいし、ツールドライブ手段の上側端部に差し込んでもよい。
ツールドライブ手段上のツールアタッチメントに対する特定の保持力を達成するために、ツールドライブ手段の上側端部において部分的に側方に突出した、ばね弾性的に装着されたボールをツールドライブ手段の上に提供することが公知である。ツールアタッチメントを上または中に差し込むとき、このボールがばね力に逆らってツールアタッチメント手段の上側端部内に押し込まれることで、ツールアタッチメントが上または中に差し込まれ得る。ツールドライブ手段に結合されたツールアタッチメントの最終位置において、このボールがツールアタッチメントの窪みに対応し、ボールはばね力によってこの窪みに押し込まれる。ツールアタッチメントを引き出すためには、ボールが再びばね力に逆らって押される必要がある。この結果として、ばね力に依存するツールドライブ手段上のツールアタッチメントの保持力がもたらされる。
加えて、接続手段はたとえばボルトなどであってもよく、そのボルトはワークピースを互いに対して向き付けしてそれらを接続するために、ワークピースの対応する受取りボアに挿入されてもよい。この場合のツールアタッチメントは、ボルトの外部形状および外部寸法に対応するメクラ穴を含む。結果として、ボルトはツールアタッチメントによって選ばれ、ワークピースの対応する穴にその軸方向に挿入(摺動)され得る。
説明したこれらの例に対応して、ツールアタッチメントとツールドライブ手段とは、少なくとも2つのワークピースを接続するための接続手段を始動するために形成される。接続手段はネジであってもよいし、ボルトであってもよい。少なくとも2つのワークピースの接続を確立することは、接続手段の軸方向の移動によって達成される。ツールドライブ手段とツールアタッチメントとが軸方向で互いに対して動かされることで、ツールアタッチメントとツールドライブ手段とが結合および解放され得る。
本発明の根底にある目的は、特に少なくとも2つのワークピースの接続の自動的確立を簡単にするデバイスおよび方法を提案することである。この接続の自動的確立は、特に車両、特に自動車両の製造に用いられ得る。これは特に、車両のシャーシが車両本体に接続されるいわゆる統合にも当てはまる。
本発明に従うと、この目的は請求項1に従うデバイスによって達成され、本発明に従うと、このデバイスは以下のやり方で構成される。ツールドライブ手段は、形状嵌合の方式で作用する固定エレメントとロッキングエレメントとを含み、固定エレメントはロッキングエレメントの位置に依存して、固定位置に形状嵌合の方式でロックされるか、または解放位置にある。固定エレメントが解放されるときにはツールアタッチメントが結合可能および解放可能である。固定エレメントが固定位置にロックされるときにはツールドライブ手段上に置かれたツールアタッチメントが固定エレメントによって形状嵌合の方式で保持される。ばね装着始動エレメントがロッキングエレメントに割り当てられ、それによって、ロッキングエレメントは、固定エレメントが固定位置に形状嵌合の方式でロックされる位置に保持される。始動エレメントがばね力に逆らって移動または保持されるときに、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置に移行する。さらに、マガジンが存在し、マガジンは、少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間、および、この少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間に割り当てられた解放可能かつブロック可能な保持手段を有し、保持手段によって、保持手段がブロックされるときに、ツールアタッチメントは少なくとも保持手段に対する軸方向の移動に関して形状嵌合および/または圧力嵌合の方式で保持される。ツールアタッチメントとツールドライブ手段とを結合または分離するために、ブロック保持手段によって保持されるツールアタッチメントに対してツールドライブ手段が、軸方向に移動可能である。ツールアタッチメント受取り空間には、始動エレメントに対するクランピングエレメントが割り当てられることによって、ブロック保持手段によって保持されるツールアタッチメントに対してツールドライブ手段が軸方向に動かされるときに、始動エレメントがツールドライブ手段に対してばね力に逆らって動かされることで、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントが移行する。さらに、ツールドライブ手段がツールアタッチメントと結合されていないとき、ツールドライブ手段が、ブロック保持手段によって保持されるツールアタッチメントに対する軸方向の移動によってツールアタッチメントと結合され得るように、少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間の1つがツールドライブ手段に対して位置決めされ得るようなやり方で、マガジンとツールドライブ手段とが互いに対して移動可能である、
この構成は、さまざまな見地から有利であることが判明している。
一方で、ツールドライブ手段に対する結合ツールアタッチメントの形状嵌合接続の結果として、接続手段の始動の際にツールアタッチメントが確実に保持されてツールドライブ手段から偶発的に外れ得なくなる。偶発的に外れることが起こり得るのはたとえば、ネジが比較的大きいトルクにて回転されており、かつツールアタッチメントがネジヘッド(またはナット)に対してクランプすることによって得られる保持力が、先行技術の状況におけるツールドライブ手段とツールアタッチメントとの圧力嵌合接続からの上述のツールドライブ手段上のツールアタッチメントのホルダにもたらされる力よりも大きいときなどである。記載される場合において、ツールアタッチメントはネジヘッド上に残って外れるだろう。
この理由から、請求項1の主題によって、特に自動動作において、ツールアタッチメントが偶発的に外れて後で探す必要がなくなることが確実にされる。このことは製造の中断ももたらす。
製造における係留性に関するツールアタッチメントのこの改善された装着にもかかわらず、本発明は自動化された方式でツールアタッチメントの交換を行うことを可能にする。
有利であることに、ツールドライブ手段に結合され得るさまざまなツールアタッチメントを受取り得るデバイスが提案される。結果として、ツールアタッチメントの交換によって異なる接続手段が留められ得る。これらの異なる接続手段は、たとえば異なるサイズ(すなわち特に異なるネジ山サイズ)のネジなどであってもよい。
説明した構成は、ツールアタッチメントの交換を行うことを可能にする。ツールアタッチメントの交換のプロセスは、以下の方法請求項とともにより詳細に説明される。
マガジンは簡単な方式で、定められた配置区域による個々のツールアタッチメントの整然とした保存を提供し、ツールアタッチメントはこの配置区域内に保存されて再び取り出され得る。
交換され得る異なるツールアタッチメントを伴うマガジンの構成に加えて、1つまたは複数の接続手段およびツールアタッチメントがマガジン内に保存される構成も考えられる。マガジン内の接続手段が1つの同じツールアタッチメントによって始動され得る限り、マガジン内にはただ1つのツールアタッチメントを保存すれば十分である。この場合、関連するツールアタッチメント(ただ1つのツールアタッチメントであってもよい)がマガジン内に保存されるので、マガジンのすべての接続手段が1つのツールドライブ手段によって処理され得る。
請求項2に記載の構成において、マガジンは、接続手段を受取るための少なくとも1つの接続手段受取り空間をさらに含み、接続手段がその軸方向にマガジンの外に動かされて、ツールドライブ手段によって駆動されるツールアタッチメントによる始動によって少なくとも2つのワークピースの接続を確立することで、少なくとも2つのワークピースは接続手段によって互いに接続されることができ、ここでツールアタッチメントはツール係合領域においてそれぞれの接続手段を選び、接続手段のツール係合領域の下の接続手段受取り空間内には、ツールアタッチメントを通すための開口部が存在する。
この状況においては、欧州特許第2 416 927 B1号が参照される。この特許明細書から、接続手段に対する複数の受取り空間を有するマガジンを提供することはすでに公知である。最初にこれらの接続手段がこれらの受取り空間の中に位置決めされ、その後これらの接続手段が対応して始動されるためにツールによって選ばれるまで、保持手段によって保持される。
これに対し、請求項2に記載の本発明によるデバイスは、接続手段と1つまたは複数のツールアタッチメントとの両方を中に保存できるマガジンを含む。保存される接続手段に加えて、嵌合ツールアタッチメントまたは複数の嵌合ツールアタッチメントも保存できるため、これは有利であることが判明する。こうしたやり方で形成されたマガジンへのアクセスによって、自動製造プロセスにおける短いサイクル時間によって有利な方式で接続が確立され得る。
請求項3に記載の構成において、マガジンは、次のようなやり方でクランピングエレメントが保持手段に対して軸方向に移動可能となるようなやり方で、2つの部分に分けられる。
・第1の位置のクランピングエレメントと保持エレメントとが、クランピングエレメントによって固定エレメントが解放される位置に保持された始動エレメントを有する、マガジンに挿入されたツールドライブ手段と、保持手段によってツールアタッチメント受取り空間に保持されたツールアタッチメントとが互いに間隔を置かれるような距離を有し、かつ
・クランピングエレメントと保持手段とがこの位置から互いに向かって第2の位置に動かされることができ、この第2の位置においてツールアタッチメントはツールドライブ手段の上に差し込まれるか、またはツールドライブ手段の中に差し込まれ、ツールアタッチメントは第1の位置からこの第2の位置への移行においても保持手段によって保持されており、始動エレメントが第1の位置からこの第2の位置への移行においてばね力に逆らってクランピングエレメントによって保持されることによって、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置にあり、かつ
ツールドライブ手段は、この第2の位置からクランピングエレメントに対する第3の位置に動かされることができ、それによってツールアタッチメントがツールドライブ手段の上に差し込まれるか、またはツールドライブ手段の中に差し込まれて固定エレメントによってこの位置に保持され、第2の位置から第3の位置への移行において、ツールアタッチメント受取り空間の保持手段は解放され、クランピングエレメントは解放される。
有利であることに、デバイスの構成が記載され、この構成においてはマガジンへのツールドライブ手段の挿入の際に、始動エレメントがばね力に逆らって自動的に動かされ、次いで保持される。結果として、固定エレメントが解放されることにより、ツールアタッチメントがツールドライブ手段の上に置かれ得る。その後、ツールアタッチメントの保持手段が開かれる。結果として、ツールアタッチメントはツールドライブ手段上にとどまる。その後、クランピングエレメントが開かれることによって、固定エレメントが固定される位置にロッキングエレメントが移行して、ツールアタッチメントを形状嵌合の方式で保持する。
請求項4はデバイスの構成を記載しており、この構成においてはマガジン内の少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間と、少なくとも1つの接続手段受取り空間とが、互いに隣り合って1つのレベルに配置される。
結果として、マガジンは全体として平坦なままである。
しかしここでは、ツールドライブ手段にツールアタッチメントを差込むかまたは挿入するために、最初にツールドライブ手段をマガジンのツール受取り空間に対して軸方向に動かす必要がある。
その後、後で接続手段がもはや接続手段受取り空間内に保持されていないときにこの接続手段を始動できるようにするために、ツールドライブ手段をツールアタッチメントとともに接続手段受取り空間内の接続手段の下に位置決めする必要がある。
その後、接続手段が留められたときに、ツールドライブ手段はツールアタッチメントとともに後向きに動かされる必要がある。ツールアタッチメントをツールアタッチメント受取り空間に戻すときには、ツールドライブ手段を再びツールアタッチメントとともにツールアタッチメント受取り空間に対して位置決めして、軸方向に動かす必要がある。
ツールアタッチメントは再びツールアタッチメント受取り空間内で保持手段によって保持され、ツールアタッチメントをツールドライブ手段から解放するために、ツールドライブ手段は再びツールアタッチメント受取り空間に対して軸方向に動かされる。これは、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるときの位置において、始動エレメントがばね力に逆らって保持されるときに順に起こる。
しかし全体的に、この配置において、マガジン内には(異なる)ツールアタッチメントに対して提供する必要のあるツールアタッチメント受取り空間としての空間のみが必要であるため、マガジン内の空間は良好に用いられている。残りに対しては、接続手段受取り空間のための空間が利用可能である。たとえば、マガジン内にただ1つのタイプの接続手段が保存されているときは、ただ1つのツールアタッチメント受取り空間を提供すれば十分である。
有利な発展においては、ツールアタッチメント受取り空間または接続手段受取り空間のどちらとしても使用され得る受取り空間が一般的に存在するようなやり方で、マガジンが構成される。ここで保持手段は、受取り空間内のツールアタッチメントおよび接続手段の両方を保持できるようなやり方で構成される。
この有利な発展は、マガジンを柔軟な方式で用いることを可能にする。残りに対してマガジン内に同一の接続手段のみが保存されているとき、マガジン内にはただ1つのツールアタッチメントを保存すれば十分である。マガジン内に異なるタイプの接続手段が保存されているときは、対応するツールアタッチメントに対する対応する数の受取り空間が柔軟な方式で提供され得る。
接続手段受取り空間に対するツールアタッチメント受取り空間の配置も、異なる態様で提供され得る。
請求項5に記載の実施形態において、マガジンは、第1のレベルに配置された複数のツールアタッチメント受取り空間と、第2のレベルに配置された複数の接続手段受取り空間とを含む。ツールアタッチメントが接続手段の軸方向に動かされるときに、接続手段のツール係合領域においてツールアタッチメントが接続手段を選ぶようなやり方で、接続手段受取り空間内の接続手段がツールアタッチメント受取り空間内のツールアタッチメントに対して位置決めされるようなやり方で、第1のレベルのツールアタッチメント受取り空間が接続手段受取り空間に対して配置される。
よって、この請求項が記載する構成において、各場合に1つのツールアタッチメント受取り空間が1つの接続手段受取り空間の下に位置する。これによって、対応する軸方向の移動による接続手段の各装着プロセスの前に、最初にツールアタッチメント受取り空間からのツールアタッチメントを結合し、次いで接続手段を始動し、その後ツールアタッチメントを後退させるときにツールアタッチメント受取り空間内のツールアタッチメントを解放することが可能になる。
よって、以下の移動過程が生じる。
*ツールドライブ手段をツールアタッチメント受取り空間の下に位置決めする。
*ツールアタッチメントをツールドライブ手段に結合させるために、ツールドライブ手段をツールアタッチメント受取り空間に対して軸方向に動かす。これを行う際に、ツールアタッチメントはブロックされた保持手段によって保持される。ツールドライブ手段の始動エレメントがクランピングエレメントによってばね力に逆らって保持されることにより、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置にある。
*ツールアタッチメントがツールドライブ手段に結合した後に、保持手段が解放される。同様にクランピングエレメントが解放されることによって、始動エレメントを介して、ロッキングエレメントは固定エレメントが固定される位置に移行する。結果として、ツールアタッチメントはツールドライブ手段の上に形状嵌合の方式で保持される。
*ツールドライブ手段は結合されたツールアタッチメントとともに、接続手段に向かって軸方向に動かされて、接続手段を始動する。
*接続手段が自身の最終位置に達したとき、ツールドライブ手段は形状嵌合によって結合したツールアタッチメントとともに後退する。
*ツールアタッチメントがツールアタッチメント受取り空間に位置するとき、保持手段はブロックされる。同様に、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるようなやり方で、始動エレメントはクランピングエレメントによってばね力に逆らって保持される。
*ツールアタッチメントに対するツールドライブ手段のさらなる移動によって、ツールアタッチメントはツールドライブ手段から解放される。
この実施形態において、ツールアタッチメント受取り空間に対する接続手段受取り空間の定められた割り当てが存在することが有利であることが判明している。結果として、さまざまな接続手段が1つのマガジンによって単純な方式で取り扱われ得る。
たとえば、実際にはただ1つのツールアタッチメントが必要とされるただ1つのタイプの接続手段が用いられるときなどに、より高い空間の要求およびツールドライブ手段に対する要求の増加が存在し得る。1つの(同一の)ツールアタッチメントによって始動され得る複数の類似の接続手段がマガジン内に存在するときにも、同じことが当てはまる。
請求項6の構成において、マガジンは、第1のレベルに配置された複数のツールアタッチメント受取り空間と、第2のレベルに配置された複数の接続手段受取り空間とを含む。マガジンは少なくとも2つの部分において構成されており、ツールアタッチメントが接続手段の軸方向に動かされるときに、接続手段のツール係合領域においてツールアタッチメントが接続手段を選ぶようなやり方で、接続手段受取り空間内の接続手段がツールアタッチメント受取り空間上のツールアタッチメントに対して位置決めされ得るようなやり方で、第1のレベルのツールアタッチメント受取り空間を有する第1の部分が、第2のレベルの接続手段受取り空間を有する第2の部分に対して位置決めされ得る。
この構成は請求項5の構成に対応するが、接続手段受取り空間に対するツールアタッチメント受取り空間の固定された割り当ては存在しない。2つの部分が互いに対して位置決めされ得るという事実によって、対応するツールアタッチメント受取り空間がそれぞれの接続手段受取り空間に対して位置決めされることで、複数の同一の接続手段に対して1つのツールアタッチメントを使用できる。これは、請求項5に関連して記載される動きの順序の第1のステップの前に起こる。
請求項7によると、ツールドライブ手段は回転可能なエレメントを含む。少なくとも1つの接続手段は、ネジ山部分を含む。ここで、ツールアタッチメントをツールドライブ手段と結合および分離するためのツールドライブ手段の軸方向の移動は、回転可能エレメントの回転なしに起こる。
したがって軸方向の移動において、この移動がツールアタッチメントを結合および解放するために起こっているものか、さらに接続手段の端部位置に達した後にツールアタッチメントを引き離すために起こっているものかを区別すべきである。軸方向のこれらの移動は、回転可能エレメントの回転によってもたらされる。
ツールドライブ手段がネジ山部分を有する接続手段の始動のために軸方向に動かされるとき、これは対応する方式でネジ山を有する接続手段を軸方向に動かすための回転可能エレメントの回転によって起こる。
ここで、解放された固定エレメントによってツールアタッチメントを結合し得るようなやり方で、ツールドライブ手段とツールアタッチメントとを互いに対して向き付けるようなやり方で、結合の際にツールアタッチメントに対して回転可能エレメントを回転させることは、本発明の範囲内である。しかし、この回転は制限されており、有利にはネジ山部分を有する接続手段を動かすための通常の回転よりも低速で行われる。
請求項8は、先行請求項の1つに従うデバイスによる少なくとも2つのワークピースの自動接続のための方法に関する。
*第1のステップにおいて、保持手段はブロック位置にあり、少なくとも保持手段に対する軸方向の移動に関して、ツールアタッチメントを形状嵌合および/または圧力嵌合の方式でブロックする。さらにこの第1のステップにおいては、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるようなやり方で、始動エレメントがクランピングエレメントによってばね弾性力に逆らって移動または保持される。さらにこのステップにおいては、ツールアタッチメントとツールドライブ手段とを結合させるために、ツールドライブ手段はブロック保持手段によって保持されるツールアタッチメントに対して軸方向に動かされる。
*第2のステップにおいて、ツールアタッチメントとツールドライブ手段との結合の後に、保持手段は解放される。さらに、クランピングエレメントが始動エレメントを解放することによって、ロッキングエレメントは固定エレメントがロックされる位置に移行する。
*第3のステップにおいて、結合したツールドライブ手段を有するツールアタッチメントによって、少なくとも1つの接続手段が始動される。
*その後の第4のステップにおいて、ツールアタッチメントはマガジンのツールアタッチメント受取り空間内に位置決めされる。
*第5のステップにおいて、このツールアタッチメント受取り空間の保持手段はブロック位置にされる。
*第4および/または第5のステップにおいて、始動エレメントがクランピングエレメントによって保持されることによって、始動エレメントはばね力に逆らって移動または保持され、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置に移行する。
*第6のステップにおいて、ツールドライブ手段からツールアタッチメントを分離するために、ツールドライブ手段は、ブロック保持手段に保持されたツールアタッチメントに対して軸方向に動かされる。
*第7のステップにおいて、クランピングエレメントが開かれることによって、始動エレメントはばね力によって、固定エレメントがロックされる位置をロッキングエレメントが有するときの位置に移行する。
請求項8による方法は、先行請求項の1つによるマガジンを用いた方法ステップの順序を記載する。よってそこに記載される利点は、請求項8に従う方法にも当てはまる。
請求項9は、マガジン内に複数のツールアタッチメント受取り空間が存在する、本発明の実施形態に関する。第1のステップの前に、このツールアタッチメント受取り空間に対するツールドライブ手段のその後の相対的な移動において、ツールアタッチメントがツールドライブ手段と結合されるようなやり方で、ツールドライブ手段とツールアタッチメント受取り空間の1つとが互いに対して向き付けされる。
請求項10は、ツールドライブ手段が回転可能エレメントを含む方法の構成に関する。少なくとも1つの接続手段は、ネジ山部分を含む。ツールドライブ手段との結合または分離における、ブロック保持手段に保持されたツールアタッチメントに対するツールドライブ手段の軸方向の移動は、回転可能エレメントの回転なしに起こる。
これは、デバイスの構成を示す請求項7に関連する記載に対応する。
上述の請求項における限り、ブロック保持手段に保持されたツールアタッチメントに対するツールドライブ手段の相対的移動が提供され、これは保持手段が自身の位置にとどまり、ツールドライブ手段が動かされることで実現され得る。同様に、ツールドライブ手段が自身の位置にとどまり、ツールアタッチメントの保持手段がツールアタッチメントに対して動かされることも可能である。保持手段はブロックされているため、ツールアタッチメントもツールドライブ手段に対して動かされる。ここで、保持手段はマガジンに対して移動可能であり得る。同様に、マガジンが複数の部分において形成されて、保持手段を有する部分が全体的に動かされることも可能である。この場合、保持手段はマガジンの対応部分に固定的に取り付けられて、ブロックおよび解放位置の間でのみ切り換え可能である。
本発明の例示的実施形態を図面において表す。図面は以下を示す。
ツールドライブ手段の例示的実施形態を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 固定エレメント、ロッキングエレメント、および始動エレメントによるツールドライブ手段へのツールアタッチメントの結合の基本原理の説明を示す図である。
図1はツールドライブ手段1に対する例示的実施形態を示しており、これはドライブモーター5およびスピンドル6からなる。
さらにネジ山付きスピンドル2を識別でき、これはサーボモーター3によって駆動される。
ネジ山付きスピンドル2には、雌ネジを有するガイドスレッド4が回転を固定された方式で装着される。
よって、ネジ山付きスピンドル2が動かされるときに、ガイドスレッド4は上向きまたは下向きに動かされる。
ガイドスレッド4には、スピンドルに対するドライブモーター5が装着される。スピンドル6は、ドライブモーター5によって自身の長手軸の周りを回転するように誘導され得る。
スピンドル6は上側端部に嵌合領域を含み、その嵌合領域にツールアタッチメントを嵌合できる。この嵌合領域内にボール7が部分的に突出していることを識別できる。
固定エレメント(ここには示さず)が解放位置にあるとき、このボール7はスピンドル6内に押し込まれ得る。
固定エレメントには、2つの位置の間で後ろおよび前に切り換えられ得るロッキングエレメントが割り当てられる。
この切り換えは、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるときの位置で始動エレメントがばね力に逆らって保持されることによって起こる。
始動エレメントがこの位置に保持されていないとき、始動エレメントはばね力によって、固定エレメントが固定される位置にロッキングエレメントがあるときの位置に移行する。
それによってボール7が形状嵌合の方式で保持されることで、このスピンドル6が押し出される。このボール7がツールアタッチメントの窪みに係合するとき、それによってアンダーカットが形成され、それによってツールアタッチメントがツールドライブ手段上に形状嵌合の方式で保持される。
固定エレメントが解放位置にあるとき、ツールアタッチメントはこのボール7の上に嵌合される。ボール7の領域において、ツールアタッチメントは窪みを含む。固定エレメントが固定位置にあるとき、ボール7はツールアタッチメントのこの窪みに係合する。ツールアタッチメントの窪みとの係合によって、スピンドル6上のツールアタッチメントに対する形状嵌合的に作用する保持力が存在する。
サーボモーター3のみが駆動されてドライブモーター5が駆動されていないとき、スピンドル6が回転することなくツールドライブ手段1(すなわちドライブモーター5およびスピンドル6)は上向きまたは下向きに動かされる。ドライブモーター5が動作するとき、スピンドル6が回転する。
この実施形態において、ツールドライブ手段1によって接続手段として回転されるネジのネジ山のピッチと、ネジ山付きスピンドル2のピッチとに対応して、サーボモーター3の回転速度は有利にはドライブモーター5の回転速度と同期される。結果として、ツールドライブ手段の鉛直方向の速度は、接続手段の対応する速度と同期される。
図2は、マガジン201の断面を示す。このマガジンは2つの部分202および203からなっており、これらの部分は矢印204および205に対応して、これら2つの部分202および203が間隔を置かれている図示された位置から、これらの部分の一方が他方の頂部で静止する位置まで動かされ得る。
マガジン201の第1の部分202にはツールアタッチメント受取り空間206が存在し、その中で、ここではレンチとして形成されたツールアタッチメント207が保持手段208によって保持される。保持手段208は矢印209に従って移動可能であることにより、ツールアタッチメント207は保持手段208によって(図2に表される)ブロック位置で保持される。
マガジン201の第2の部分203においては、ツールドライブ手段212に対する挿入開口部211内にクランピングエレメント210が形成される。
このクランピングエレメント210は、矢印216に対応して移動可能なエレメントからなり、これらのエレメントは挿入開口部211を解放するか、またはツールドライブ手段212の始動エレメント213上の窪み217と係合されるようなやり方で移動可能である。
ツールドライブ手段212のシャフト214のみが引かれ、そのシャフト214内にツールアタッチメント207が挿入される。
ここで、マガジン201の第2の部分203の挿入開口部211にツールドライブ手段212が挿入されるとき、クランピングエレメント210のエレメントが始動エレメント213の窪み217に挿入されることで、始動エレメント213は図2の破線図示に対応する位置に保持される。これによって、マガジン201の第2の部分203の挿入開口部211にツールドライブ手段212が挿入されるとき、始動エレメント213はばね力に逆らって固定されて保持される。
図3は図2の部分を示しており、ここではマガジン201の第1の部分202とマガジン201の第2の部分203とが図2の矢印204および205の方向に対応して互いに向かって動かされており、よってマガジン201のこれら2つの部分202および203は一方が他方の頂部にて静止している。
ツールアタッチメント207は、ブロック保持手段208によってマガジン201の第1の部分202に対して保持される。ツールドライブ手段212は、マガジン201の第2の部分203に対して固定的に位置決めされる。2つの部分202および203の互いに向かう移動の結果として、ツールドライブ手段212はツールアタッチメント207に対して軸方向に動かされる。
ツールアタッチメント207の保持手段208は、ツールアタッチメント207を保持し続ける。
ツールドライブ手段212の始動エレメント213は、始動エレメント213の窪み217に挿入されたクランピングエレメント210によって、ばね力に逆らって保持される。
結果として、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置にある。結果として、ツールドライブ手段212のシャフト214にツールアタッチメント207が挿入され得る。
図4は、次のステップにおいて、マガジン201からツールドライブ手段212を引き出す前に、ツールアタッチメント207の保持手段208が解放される様子を示す。結果として、後にマガジン201からツールドライブ手段212が引き出されるときに、ツールアタッチメント207はシャフト214内にとどまる。図4のこの位置において、クランピングエレメント210はなおも始動エレメント213の窪み217に係合し、始動エレメント213をばね力に逆らって保持する。
図5は、ツールドライブ手段212が矢印501の方向に対応してマガジン201から引き出される様子を示す。
ここで、ツールアタッチメント207はツールドライブ手段212の上に位置する。
ツールアタッチメント207の保持手段208が解放される。同様に、クランピングエレメント210が解放される。このことは、クランピングエレメント210のエレメントが矢印216に対応して始動エレメント213の窪み217から引き出されることで起こる。結果として始動エレメント213は解放され、作用するばね力によって、固定エレメントが形状嵌合の方式で固定される位置にロッキングエレメントがあるときの位置に動く。
それによってツールアタッチメント207はツールドライブ手段212上に形状嵌合の方式で保持され、さらなる装着作業のために利用可能である。
装着作業を行った後に、ツールアタッチメントをツールドライブ手段から取り外して、マガジン201のツール受取り空間206に保存する場合には、これは図5、4、3、および2の順序で起こる。
図5の図示に対応する第1のステップにおいて、ツールドライブ手段212は、マガジン内の開いた保持手段208を有するツール受取り空間206に挿入される。これは矢印501の方向とは逆に起こる。
ここで、クランピングエレメント210のエレメントは、始動エレメント213の窪み217に挿入される。ツールドライブ手段12がマガジン201にさらに挿入されるとき、それによって始動エレメント213は、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるときの位置に動かされ、そこで保持される。
ツールアタッチメント207は、なおもシャフト214内に位置する。ツールアタッチメント受取り空間206の保持手段208は、なおも開いている。これは図4の図示に対応する。
その後、図3の表現に対応して、保持手段208は、ツールアタッチメント207がブロックされる位置にされる。
図2の表示(ツールドライブ手段212の破線図示)に対応する次のステップにおいて、マガジン201の2つの部分202および203は、矢印204および205の方向とは逆に互いから離れるように動かされる。特に、マガジン201の部分202に対してブロック保持手段208によって保持されるツールアタッチメント206も、ツールドライブ手段212から取り出される。ここで、固定エレメントはまだ解放されている。
結果として、マガジン201の2つの部分202および203が互いから離れるように動かされるとき、ツールアタッチメント207はツールドライブ手段212のシャフト214から引き出される。
その後、ツールドライブ手段212は、矢印215の方向とは逆に、解放されたクランピングエレメント210を有するマガジン201から引き出され、別のツールアタッチメントを再装備し得る。
これらの図面の例示的実施形態は、ツールアタッチメント207とツールドライブ手段212との結合および分離のみを示す。ツールアタッチメント受取り空間(単数または複数)206が第1のレベルに配置され、接続手段受取り空間がその真上に配置されるようなやり方でマガジンが構成されるとき、上に配置された接続手段受取り空間から接続手段を出してその装着位置に動かすために、挿入開口部211およびツールアタッチメント受取り空間は内法に関して、少なくともツールドライブ手段212の始動エレメント213を伴うシャフト214が挿入開口部211およびおそらくはツールアタッチメント受取り空間206をも通ってガイドされ得るようなやり方で寸法決めされる必要があることが分かる。
図6は、固定エレメント601、ロッキングエレメント602、および始動エレメント213によるツールドライブ手段212へのツールアタッチメント(ここには示さず)の結合の基本原理の説明を示す。
ツールドライブ手段212の断面が表される。
始動エレメント213を識別でき、これは接続エレメント603を介してロッキングエレメント602に接続される。前記接続エレメント603は、ツールドライブ手段212のシャフト214の内側に延在する軸方向の長手スロット604内に支持される。それによって、接続エレメント603を介した始動エレメント213およびロッキングエレメント602によって形成されるユニットは、ツールドライブ手段212のシャフト214に対して軸方向に移動できる。ロッキングエレメント602は、ツールドライブ手段212のシャフト214の内側のボア内に延在する。
始動エレメント213と、接続エレメント603と、ロッキングエレメント602とで構成されるユニットはばね弾性装着され(605)、ばね力によって図6に示される位置に保持されることが分かる。
始動エレメント213は、ツールドライブ手段のシャフト214に対して軸方向に、矢印606の方向にばね力(605)に逆らって移動可能である。ロッキングエレメント602が接続エレメント603を介して始動エレメント213に結合されているという事実によって、始動エレメント213が矢印606の方向に動かされるとき、ロッキングエレメント602は矢印607の方向に沿って動かされる。
結果として、シャフト214内のボア穴内の固定エレメント601の後ろに矢印608の方向に位置する空間がアクセス可能にされる。矢印608の方向に力を加えると、固定エレメント601はシャフト214内に入って、シャフト214の外表面と同一平面になる。
図6に示される状況においては、ロッキングエレメント602が空間を満たしているため、外側から固定エレメント601に力が作用したときに固定エレメント601がシャフト214内に入ることが、形状嵌合の方式で防がれる。
固定エレメント601およびロッキングエレメント602の互いに対する接触表面は、固定エレメント601の底部分におけるこの表面が垂直に、すなわちシャフト214の軸方向に延在するようなやり方で設計される。上側部分において、これらの接触表面は傾斜を有するような方式で延在する。ロッキングエレメント602がばね力605に逆らって下向きに動かされ、かつ固定エレメント601がシャフト214内に動かされるとき、上側領域における接触表面の傾斜コースによって、ロッキングエレメントがばね力605に沿って図6に示される位置に移行するときに、固定エレメント601が再び外向きに押されてロッキングエレメントを回避することが達成される。このことは、ロッキングエレメントが図6に示される位置にあるときに固定エレメント601が形状嵌合の方式で保持および固定される接触表面の鉛直部分によって達成される。接触表面の鉛直部分があるために、固定エレメント601に矢印608の方向に力が加えられても、ロッキングエレメント602は下向きに押されない。
始動エレメント213には、中にクランピングエレメント210が係合する窪み217が再びみられる。
ロッキングエレメント602と固定エレメント601とが、シャフト214内のそれぞれのボア穴をできる限り完全に満たすことが有利であることが判明している。これは、ロッキングエレメント602と固定エレメント601とが、それらの表面によってボア穴のそれぞれの壁に当接していることを意味する。結果として、ロッキングエレメント601および固定エレメント601の可動性が確実にされる。さらにこのことによって、シャフト全体が最大限の寸法安定性を保ち、特にねじり応力および曲げ応力に関する良好な機械的強度を有することが達成される。

本発明は、請求項1の前文に従うツールドライブ手段のツールアタッチメントの自動結合および分離のためのデバイスと、請求項8の前文に従う少なくとも2つのワークピースの自動接続のための方法とに関する。
ネジとして具現化され得る接続手段が公知である。これらのネジはスロット、十字スロット、メクラ穴を含んでもよく、それらの外側端縁は六角形のソケットとして形成されるか、またはそれらの外側端縁はいわゆるトルクス(登録商標)ドライブを受取るように構成されるか、またはネジの端部の外周の構成が六角形のヘッドとして形成される。ネジは、それらに対応して設計されたツールアタッチメントによって選ばれてもよく、このツールアタッチメントはネジ回し、十字ネジ回し、六角ソケットドライブ、トルクス(登録商標)ドライブ、または六角ヘッドとして形成され得る。ネジがツールアタッチメントによって選ばれることを可能にするような他の構成のネジも実現され得る。ツールアタッチメントはいわゆるビットまたはいわゆるレンチソケットとして形成されてもよく、それらのツールアタッチメントをツールドライブ手段の対応するレセプタクルに挿入してもよいし、ツールドライブ手段の上側端部に差し込んでもよい。
ツールドライブ手段上のツールアタッチメントに対する特定の保持力を達成するために、ツールドライブ手段の上側端部において部分的に側方に突出した、ばね弾性的に装着されたボールをツールドライブ手段の上に提供することが公知である。ツールアタッチメントを上または中に差し込むとき、このボールがばね力に逆らってツールアタッチメント手段の上側端部内に押し込まれることで、ツールアタッチメントが上または中に差し込まれ得る。ツールドライブ手段に結合されたツールアタッチメントの最終位置において、このボールがツールアタッチメントの窪みに対応し、ボールはばね力によってこの窪みに押し込まれる。ツールアタッチメントを引き出すためには、ボールが再びばね力に逆らって押される必要がある。この結果として、ばね力に依存するツールドライブ手段上のツールアタッチメントの保持力がもたらされる。
加えて、接続手段はたとえばボルトなどであってもよく、そのボルトはワークピースを互いに対して向き付けしてそれらを接続するために、ワークピースの対応する受取りボアに挿入されてもよい。この場合のツールアタッチメントは、ボルトの外部形状および外部寸法に対応するメクラ穴を含む。結果として、ボルトはツールアタッチメントによって選ばれ、ワークピースの対応する穴にその軸方向に挿入(摺動)され得る。
説明したこれらの例に対応して、ツールアタッチメントとツールドライブ手段とは、少なくとも2つのワークピースを接続するための接続手段を始動するために形成される。接続手段はネジであってもよいし、ボルトであってもよい。少なくとも2つのワークピースの接続を確立することは、接続手段の軸方向の移動によって達成される。ツールドライブ手段とツールアタッチメントとが軸方向で互いに対して動かされることで、ツールアタッチメントとツールドライブ手段とが結合および解放され得る。
特許文献1より、ツールドライブ手段とツールアタッチメントとが自動化された方式で結合および分離され得ることが公知である。ツールアタッチメントとツールドライブ手段とは、接続手段の軸方向の移動によって少なくとも2つのワークピースを接続するための接続手段を始動するように構成される。特許文献1には、ツールドライブ手段とツールアタッチメントとが軸方向に互いに対して動かされることで、ツールアタッチメントとツールドライブ手段とが結合可能および分離可能にされることが記載されている。ツールドライブ手段は、ツールアタッチメントに対して形状嵌合の方式で作用する固定エレメントと、ロッキングエレメントとを含む。固定エレメントは、ロッキングエレメントの位置に依存して形状嵌合の方式でロックされるか、または解放位置にある。固定エレメントが解放されているときは、ツールアタッチメントが結合可能および解放可能である。固定エレメントが固定位置でロックされているとき、ツールドライブ手段に置かれたツールアタッチメントは固定エレメントによって形状嵌合の方式で保持され、ロッキングエレメントはばね弾性の方式で装着されている。ロッキングエレメントに始動エレメントが提供される。ロッキングエレメントはばね力によって、固定エレメントが固定位置で形状嵌合の方式でロックされる位置に保持される。始動エレメントがばね力に逆らって移動または保持されるとき、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置に移行する。さらに、少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間を有するマガジンが存在する。ツールドライブ手段がツールアタッチメントに結合されていないとき、マガジンとツールドライブ手段とは、少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間の1つがツールドライブ手段に対して、ツールアタッチメントに対する軸方向の移動によってツールドライブ手段がツールアタッチメントと結合され得るように位置決めされ得るようなやり方で互いに移動可能である。その限りにおいて、特許文献1に従う構成は請求項1の前文に対応する。
特許文献1において、始動手段は、ドライブエレメント(サーボドライブ)によってツールドライブ手段の軸方向にツールドライブ手段に対して動かされる。この移動によって、固定エレメントがその解放位置に来ることができる。その目的のために、始動エレメントはツールアタッチメントの中央を貫通する伸長したピンとして設計される。ツールアタッチメントはいわゆる「レンチ」であり、これは外側でアレンレンチとして設計されたネジヘッドと形状嵌合の方式で係合して、その長手軸の周りを回転する際にネジの回転も誘導するようなやり方で構成される。こうしたレンチはその中央に開口部を含むことによって、この開口部によってレンチがツールドライブ手段に接続され得るようにしている。
特許文献1において、ツールアタッチメント受取り空間は、レンチが形状嵌合の方式で置かれ得る六角形の隆起をこれらの空間が含むようなやり方で構成される。さらに、ツールドライブ手段に対する軸方向の移動によって、ツールドライブ手段の対応する位置決めにおいてロッキングエレメントを解放位置にするために、始動エレメントはこの六角形の隆起によって中心的な方式で誘導される。
欧州特許出願公開第2 065 125 A2号
本発明の根底にある目的は、特に少なくとも2つのワークピースの接続の自動的確立を簡単にするデバイスおよび方法を提案することである。この接続の自動的確立は、特に車両、特に自動車両の製造に用いられ得る。これは特に、車両のシャーシが車両本体に接続されるいわゆる統合にも当てはまる。
本発明に従うと、この目的は請求項1に従うデバイスによって達成され、請求項1の前文を構成する特許文献1の特徴の発展において、本発明に従うと、このデバイスは以下のやり方で構成される。
>ロッキング手段は、始動エレメントとともにばね弾性的に装着されたユニットを形成し、
>少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間には、解放可能かつブロック可能な保持手段が割り当てられることによって、保持手段がブロックされるときには、ツールアタッチメントは少なくとも保持手段に対する軸方向の移動に関して形状嵌合および/または圧力嵌合の方式で保持され、
>ツールアタッチメント受取り空間には、始動エレメントに対するクランピングエレメントが割り当てられ、その割り当ては、始動エレメントがツールドライブ手段の移動の際にばね力に逆らってブロック保持手段によって保持されるツールアタッチメントに対して軸方向に動かされることによって、固定エレメントが解放される位置にロックエレメントが移行するようなやり方であり、
>ツールドライブ手段は、ツールアタッチメントを結合するため、またはツールアタッチメントをツールドライブ手段から分離するために、ブロック保持手段によって保持されるツールアタッチメントに対して軸方向に移動可能である。
この構成は、さまざまな見地から有利であることが判明している。
一方で、ツールドライブ手段に対する結合ツールアタッチメントの形状嵌合接続の結果として、接続手段の始動の際にツールアタッチメントが確実に保持されてツールドライブ手段から偶発的に外れ得なくなる。偶発的に外れることが起こり得るのはたとえば、ネジが比較的大きいトルクにて回転されており、かつツールアタッチメントがネジヘッド(またはナット)に対してクランプすることによって得られる保持力が、先行技術の状況におけるツールドライブ手段とツールアタッチメントとの圧力嵌合接続からの上述のツールドライブ手段上のツールアタッチメントのホルダにもたらされる力よりも大きいときなどである。記載される場合において、ツールアタッチメントはネジヘッド上に残って外れるだろう。
この理由から、特許文献1に従う構成に従う限り、請求項1の主題によって、特に自動動作において、ツールアタッチメントが偶発的に外れて後で探す必要がなくなることが確実にされる。このことは製造の中断ももたらす。
製造における係留性に関するツールアタッチメントのこの改善された装着にもかかわらず、本発明は自動化された方式でツールアタッチメントの交換を行うことを可能にする。
有利であることに、ツールドライブ手段に結合され得るさまざまなツールアタッチメントを受取り得るデバイスが提案される。結果として、ツールアタッチメントの交換によって異なる接続手段が留められ得る。これらの異なる接続手段は、たとえば異なるサイズ(すなわち特に異なるネジ山サイズ)のネジなどであってもよい。
説明した構成は、ツールアタッチメントの交換を行うことを可能にする。ツールアタッチメントの交換のプロセスは、以下の方法請求項とともにより詳細に説明される。
マガジンは簡単な方式で、定められた配置区域による個々のツールアタッチメントの整然とした保存を提供し、ツールアタッチメントはこの配置区域内に保存されて再び取り出され得る。
交換され得る異なるツールアタッチメントを伴うマガジンの構成に加えて、1つまたは複数の接続手段およびツールアタッチメントがマガジン内に保存される構成も考えられる。マガジン内の接続手段が1つの同じツールアタッチメントによって始動され得る限り、マガジン内にはただ1つのツールアタッチメントを保存すれば十分である。この場合、関連するツールアタッチメント(ただ1つのツールアタッチメントであってもよい)がマガジン内に保存されるので、マガジンのすべての接続手段が1つのツールドライブ手段によって処理され得る。
請求項2に記載の構成において、マガジンは、接続手段を受取るための少なくとも1つの接続手段受取り空間をさらに含み、接続手段がその軸方向にマガジンの外に動かされて、ツールドライブ手段によって駆動されるツールアタッチメントによる始動によって少なくとも2つのワークピースの接続を確立することで、少なくとも2つのワークピースは接続手段によって互いに接続されることができ、ここでツールアタッチメントはツール係合領域においてそれぞれの接続手段を選び、接続手段のツール係合領域の下の接続手段受取り空間内には、ツールアタッチメントを通すための開口部が存在する。
この状況においては、欧州特許第2 416 927 B1号が参照される。この特許明細書から、接続手段に対する複数の受取り空間を有するマガジンを提供することはすでに公知である。最初にこれらの接続手段がこれらの受取り空間の中に位置決めされ、その後これらの接続手段が対応して始動されるためにツールによって選ばれるまで、保持手段によって保持される。
これに対し、請求項2に記載の本発明によるデバイスは、接続手段と1つまたは複数のツールアタッチメントとの両方を中に保存できるマガジンを含む。保存される接続手段に加えて、嵌合ツールアタッチメントまたは複数の嵌合ツールアタッチメントも保存できるため、これは有利であることが判明する。こうしたやり方で形成されたマガジンへのアクセスによって、自動製造プロセスにおける短いサイクル時間によって有利な方式で接続が確立され得る。
請求項3に記載の構成において、マガジンは、次のようなやり方でクランピングエレメントが保持手段に対して軸方向に移動可能となるようなやり方で、2つの部分に分けられる。
・第1の位置のクランピングエレメントと保持エレメントとが、クランピングエレメントによって固定エレメントが解放される位置に保持された始動エレメントを有する、マガジンに挿入されたツールドライブ手段と、保持手段によってツールアタッチメント受取り空間に保持されたツールアタッチメントとが互いに間隔を置かれるような距離を有し、かつ
・クランピングエレメントと保持手段とがこの位置から互いに向かって第2の位置に動かされることができ、この第2の位置においてツールアタッチメントはツールドライブ手段の上に差し込まれるか、またはツールドライブ手段の中に差し込まれ、ツールアタッチメントは第1の位置からこの第2の位置への移行においても保持手段によって保持されており、始動エレメントが第1の位置からこの第2の位置への移行においてばね力に逆らってクランピングエレメントによって保持されることによって、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置にあり、かつ
ツールドライブ手段は、この第2の位置からクランピングエレメントに対する第3の位置に動かされることができ、それによってツールアタッチメントがツールドライブ手段の上に差し込まれるか、またはツールドライブ手段の中に差し込まれて固定エレメントによってこの位置に保持され、第2の位置から第3の位置への移行において、ツールアタッチメント受取り空間の保持手段は解放され、クランピングエレメントは解放される。
有利であることに、デバイスの構成が記載され、この構成においてはマガジンへのツールドライブ手段の挿入の際に、始動エレメントがばね力に逆らって自動的に動かされ、次いで保持される。結果として、固定エレメントが解放されることにより、ツールアタッチメントがツールドライブ手段の上に置かれ得る。その後、ツールアタッチメントの保持手段が開かれる。結果として、ツールアタッチメントはツールドライブ手段上にとどまる。その後、クランピングエレメントが開かれることによって、固定エレメントが固定される位置にロッキングエレメントが移行して、ツールアタッチメントを形状嵌合の方式で保持する。
請求項4はデバイスの構成を記載しており、この構成においてはマガジン内の少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間と、少なくとも1つの接続手段受取り空間とが、互いに隣り合って1つのレベルに配置される。
結果として、マガジンは全体として平坦なままである。
しかしここでは、ツールドライブ手段にツールアタッチメントを差込むかまたは挿入するために、最初にツールドライブ手段をマガジンのツール受取り空間に対して軸方向に動かす必要がある。
その後、後で接続手段がもはや接続手段受取り空間内に保持されていないときにこの接続手段を始動できるようにするために、ツールドライブ手段をツールアタッチメントとともに接続手段受取り空間内の接続手段の下に位置決めする必要がある。
その後、接続手段が留められたときに、ツールドライブ手段はツールアタッチメントとともに後向きに動かされる必要がある。ツールアタッチメントをツールアタッチメント受取り空間に戻すときには、ツールドライブ手段を再びツールアタッチメントとともにツールアタッチメント受取り空間に対して位置決めして、軸方向に動かす必要がある。
ツールアタッチメントは再びツールアタッチメント受取り空間内で保持手段によって保持され、ツールアタッチメントをツールドライブ手段から解放するために、ツールドライブ手段は再びツールアタッチメント受取り空間に対して軸方向に動かされる。これは、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるときの位置において、始動エレメントがばね力に逆らって保持されるときに順に起こる。
しかし全体的に、この配置において、マガジン内には(異なる)ツールアタッチメントに対して提供する必要のあるツールアタッチメント受取り空間としての空間のみが必要であるため、マガジン内の空間は良好に用いられている。残りに対しては、接続手段受取り空間のための空間が利用可能である。たとえば、マガジン内にただ1つのタイプの接続手段が保存されているときは、ただ1つのツールアタッチメント受取り空間を提供すれば十分である。
有利な発展においては、ツールアタッチメント受取り空間または接続手段受取り空間のどちらとしても使用され得る受取り空間が一般的に存在するようなやり方で、マガジンが構成される。ここで保持手段は、受取り空間内のツールアタッチメントおよび接続手段の両方を保持できるようなやり方で構成される。
この有利な発展は、マガジンを柔軟な方式で用いることを可能にする。残りに対してマガジン内に同一の接続手段のみが保存されているとき、マガジン内にはただ1つのツールアタッチメントを保存すれば十分である。マガジン内に異なるタイプの接続手段が保存されているときは、対応するツールアタッチメントに対する対応する数の受取り空間が柔軟な方式で提供され得る。
接続手段受取り空間に対するツールアタッチメント受取り空間の配置も、異なる態様で提供され得る。
請求項5に記載の実施形態において、マガジンは、第1のレベルに配置された複数のツールアタッチメント受取り空間と、第2のレベルに配置された複数の接続手段受取り空間とを含む。ツールアタッチメントが接続手段の軸方向に動かされるときに、接続手段のツール係合領域においてツールアタッチメントが接続手段を選ぶようなやり方で、接続手段受取り空間内の接続手段がツールアタッチメント受取り空間内のツールアタッチメントに対して位置決めされるようなやり方で、第1のレベルのツールアタッチメント受取り空間が接続手段受取り空間に対して配置される。
よって、この請求項が記載する構成において、各場合に1つのツールアタッチメント受取り空間が1つの接続手段受取り空間の下に位置する。これによって、対応する軸方向の移動による接続手段の各装着プロセスの前に、最初にツールアタッチメント受取り空間からのツールアタッチメントを結合し、次いで接続手段を始動し、その後ツールアタッチメントを後退させるときにツールアタッチメント受取り空間内のツールアタッチメントを解放することが可能になる。
よって、以下の移動過程が生じる。
*ツールドライブ手段をツールアタッチメント受取り空間の下に位置決めする。
*ツールアタッチメントをツールドライブ手段に結合させるために、ツールドライブ手段をツールアタッチメント受取り空間に対して軸方向に動かす。これを行う際に、ツールアタッチメントはブロックされた保持手段によって保持される。ツールドライブ手段の始動エレメントがクランピングエレメントによってばね力に逆らって保持されることにより、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置にある。
*ツールアタッチメントがツールドライブ手段に結合した後に、保持手段が解放される。同様にクランピングエレメントが解放されることによって、始動エレメントを介して、ロッキングエレメントは固定エレメントが固定される位置に移行する。結果として、ツールアタッチメントはツールドライブ手段の上に形状嵌合の方式で保持される。
*ツールドライブ手段は結合されたツールアタッチメントとともに、接続手段に向かって軸方向に動かされて、接続手段を始動する。
*接続手段が自身の最終位置に達したとき、ツールドライブ手段は形状嵌合によって結合したツールアタッチメントとともに後退する。
*ツールアタッチメントがツールアタッチメント受取り空間に位置するとき、保持手段はブロックされる。同様に、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるようなやり方で、始動エレメントはクランピングエレメントによってばね力に逆らって保持される。
*ツールアタッチメントに対するツールドライブ手段のさらなる移動によって、ツールアタッチメントはツールドライブ手段から解放される。
この実施形態において、ツールアタッチメント受取り空間に対する接続手段受取り空間の定められた割り当てが存在することが有利であることが判明している。結果として、さまざまな接続手段が1つのマガジンによって単純な方式で取り扱われ得る。
たとえば、実際にはただ1つのツールアタッチメントが必要とされるただ1つのタイプの接続手段が用いられるときなどに、より高い空間の要求およびツールドライブ手段に対する要求の増加が存在し得る。1つの(同一の)ツールアタッチメントによって始動され得る複数の類似の接続手段がマガジン内に存在するときにも、同じことが当てはまる。
請求項6の構成において、マガジンは、第1のレベルに配置された複数のツールアタッチメント受取り空間と、第2のレベルに配置された複数の接続手段受取り空間とを含む。マガジンは少なくとも2つの部分において構成されており、ツールアタッチメントが接続手段の軸方向に動かされるときに、接続手段のツール係合領域においてツールアタッチメントが接続手段を選ぶようなやり方で、接続手段受取り空間内の接続手段がツールアタッチメント受取り空間上のツールアタッチメントに対して位置決めされ得るようなやり方で、第1のレベルのツールアタッチメント受取り空間を有する第1の部分が、第2のレベルの接続手段受取り空間を有する第2の部分に対して位置決めされ得る。
この構成は請求項5の構成に対応するが、接続手段受取り空間に対するツールアタッチメント受取り空間の固定された割り当ては存在しない。2つの部分が互いに対して位置決めされ得るという事実によって、対応するツールアタッチメント受取り空間がそれぞれの接続手段受取り空間に対して位置決めされることで、複数の同一の接続手段に対して1つのツールアタッチメントを使用できる。これは、請求項5に関連して記載される動きの順序の第1のステップの前に起こる。
請求項7によると、ツールドライブ手段は回転可能なエレメントを含む。少なくとも1つの接続手段は、ネジ山部分を含む。ここで、ツールアタッチメントをツールドライブ手段と結合および分離するためのツールドライブ手段の軸方向の移動は、回転可能エレメントの回転なしに起こる。
したがって軸方向の移動において、この移動がツールアタッチメントを結合および解放するために起こっているものか、さらに接続手段の端部位置に達した後にツールアタッチメントを引き離すために起こっているものかを区別すべきである。軸方向のこれらの移動は、回転可能エレメントの回転によってもたらされる。
ツールドライブ手段がネジ山部分を有する接続手段の始動のために軸方向に動かされるとき、これは対応する方式でネジ山を有する接続手段を軸方向に動かすための回転可能エレメントの回転によって起こる。
ここで、解放された固定エレメントによってツールアタッチメントを結合し得るようなやり方で、ツールドライブ手段とツールアタッチメントとを互いに対して向き付けるようなやり方で、結合の際にツールアタッチメントに対して回転可能エレメントを回転させることは、本発明の範囲内である。しかし、この回転は制限されており、有利にはネジ山部分を有する接続手段を動かすための通常の回転よりも低速で行われる。
請求項8は、先行請求項の1つに従うデバイスによる少なくとも2つのワークピースの自動接続のための方法に関する。
*第1のステップにおいて、保持手段はブロック位置にあり、少なくとも保持手段に対する軸方向の移動に関して、ツールアタッチメントを形状嵌合および/または圧力嵌合の方式でブロックする。さらにこの第1のステップにおいては、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるようなやり方で、始動エレメントがクランピングエレメントによってばね弾性力に逆らって移動または保持される。さらにこのステップにおいては、ツールアタッチメントとツールドライブ手段とを結合させるために、ツールドライブ手段はブロック保持手段によって保持されるツールアタッチメントに対して軸方向に動かされる。
*第2のステップにおいて、ツールアタッチメントとツールドライブ手段との結合の後に、保持手段は解放される。さらに、クランピングエレメントが始動エレメントを解放することによって、ロッキングエレメントは固定エレメントがロックされる位置に移行する。
*第3のステップにおいて、結合したツールドライブ手段を有するツールアタッチメントによって、少なくとも1つの接続手段が始動される。
*その後の第4のステップにおいて、ツールアタッチメントはマガジンのツールアタッチメント受取り空間内に位置決めされる。
*第5のステップにおいて、このツールアタッチメント受取り空間の保持手段はブロック位置にされる。
*第4および/または第5のステップにおいて、始動エレメントがクランピングエレメントによって保持されることによって、始動エレメントはばね力に逆らって移動または保持され、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置に移行する。
*第6のステップにおいて、ツールドライブ手段からツールアタッチメントを分離するために、ツールドライブ手段は、ブロック保持手段に保持されたツールアタッチメントに対して軸方向に動かされる。
*第7のステップにおいて、クランピングエレメントが開かれることによって、始動エレメントはばね力によって、固定エレメントがロックされる位置をロッキングエレメントが有するときの位置に移行する。
請求項8による方法は、先行請求項の1つによるマガジンを用いた方法ステップの順序を記載する。よってそこに記載される利点は、請求項8に従う方法にも当てはまる。
請求項9は、マガジン内に複数のツールアタッチメント受取り空間が存在する、本発明の実施形態に関する。第1のステップの前に、このツールアタッチメント受取り空間に対するツールドライブ手段のその後の相対的な移動において、ツールアタッチメントがツールドライブ手段と結合されるようなやり方で、ツールドライブ手段とツールアタッチメント受取り空間の1つとが互いに対して向き付けされる。
請求項10は、ツールドライブ手段が回転可能エレメントを含む方法の構成に関する。少なくとも1つの接続手段は、ネジ山部分を含む。ツールドライブ手段との結合または分離における、ブロック保持手段に保持されたツールアタッチメントに対するツールドライブ手段の軸方向の移動は、回転可能エレメントの回転なしに起こる。
これは、デバイスの構成を示す請求項7に関連する記載に対応する。
上述の請求項における限り、ブロック保持手段に保持されたツールアタッチメントに対するツールドライブ手段の相対的移動が提供され、これは保持手段が自身の位置にとどまり、ツールドライブ手段が動かされることで実現され得る。同様に、ツールドライブ手段が自身の位置にとどまり、ツールアタッチメントの保持手段がツールアタッチメントに対して動かされることも可能である。保持手段はブロックされているため、ツールアタッチメントもツールドライブ手段に対して動かされる。ここで、保持手段はマガジンに対して移動可能であり得る。同様に、マガジンが複数の部分において形成されて、保持手段を有する部分が全体的に動かされることも可能である。この場合、保持手段はマガジンの対応部分に固定的に取り付けられて、ブロックおよび解放位置の間でのみ切り換え可能である。
本発明の例示的実施形態を図面において表す。図面は以下を示す。
ツールドライブ手段の例示的実施形態を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 ツールドライブ手段を伴う異なる位置におけるマガジンの断面図を示す図である。 固定エレメント、ロッキングエレメント、および始動エレメントによるツールドライブ手段へのツールアタッチメントの結合の基本原理の説明を示す図である。
図1はツールドライブ手段1に対する例示的実施形態を示しており、これはドライブモーター5およびスピンドル6からなる。
さらにネジ山付きスピンドル2を識別でき、これはサーボモーター3によって駆動される。
ネジ山付きスピンドル2には、雌ネジを有するガイドスレッド4が回転を固定された方式で装着される。
よって、ネジ山付きスピンドル2が動かされるときに、ガイドスレッド4は上向きまたは下向きに動かされる。
ガイドスレッド4には、スピンドルに対するドライブモーター5が装着される。スピンドル6は、ドライブモーター5によって自身の長手軸の周りを回転するように誘導され得る。
スピンドル6は上側端部に嵌合領域を含み、その嵌合領域にツールアタッチメントを嵌合できる。この嵌合領域内にボール7が部分的に突出していることを識別できる。
固定エレメント(ここには示さず)が解放位置にあるとき、このボール7はスピンドル6内に押し込まれ得る。
固定エレメントには、2つの位置の間で後ろおよび前に切り換えられ得るロッキングエレメントが割り当てられる。
この切り換えは、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるときの位置で始動エレメントがばね力に逆らって保持されることによって起こる。
始動エレメントがこの位置に保持されていないとき、始動エレメントはばね力によって、固定エレメントが固定される位置にロッキングエレメントがあるときの位置に移行する。
それによってボール7が形状嵌合の方式で保持されることで、このスピンドル6が押し出される。このボール7がツールアタッチメントの窪みに係合するとき、それによってアンダーカットが形成され、それによってツールアタッチメントがツールドライブ手段上に形状嵌合の方式で保持される。
固定エレメントが解放位置にあるとき、ツールアタッチメントはこのボール7の上に嵌合される。ボール7の領域において、ツールアタッチメントは窪みを含む。固定エレメントが固定位置にあるとき、ボール7はツールアタッチメントのこの窪みに係合する。ツールアタッチメントの窪みとの係合によって、スピンドル6上のツールアタッチメントに対する形状嵌合的に作用する保持力が存在する。
サーボモーター3のみが駆動されてドライブモーター5が駆動されていないとき、スピンドル6が回転することなくツールドライブ手段1(すなわちドライブモーター5およびスピンドル6)は上向きまたは下向きに動かされる。ドライブモーター5が動作するとき、スピンドル6が回転する。
この実施形態において、ツールドライブ手段1によって接続手段として回転されるネジのネジ山のピッチと、ネジ山付きスピンドル2のピッチとに対応して、サーボモーター3の回転速度は有利にはドライブモーター5の回転速度と同期される。結果として、ツールドライブ手段の鉛直方向の速度は、接続手段の対応する速度と同期される。
図2は、マガジン201の断面を示す。このマガジンは2つの部分202および203からなっており、これらの部分は矢印204および205に対応して、これら2つの部分202および203が間隔を置かれている図示された位置から、これらの部分の一方が他方の頂部で静止する位置まで動かされ得る。
マガジン201の第1の部分202にはツールアタッチメント受取り空間206が存在し、その中で、ここではレンチとして形成されたツールアタッチメント207が保持手段208によって保持される。保持手段208は矢印209に従って移動可能であることにより、ツールアタッチメント207は保持手段208によって(図2に表される)ブロック位置で保持される。
マガジン201の第2の部分203においては、ツールドライブ手段212に対する挿入開口部211内にクランピングエレメント210が形成される。
このクランピングエレメント210は、矢印216に対応して移動可能なエレメントからなり、これらのエレメントは挿入開口部211を解放するか、またはツールドライブ手段212の始動エレメント213上の窪み217と係合されるようなやり方で移動可能である。
ツールドライブ手段212のシャフト214のみが引かれ、そのシャフト214内にツールアタッチメント207が挿入される。
ここで、マガジン201の第2の部分203の挿入開口部211にツールドライブ手段212が挿入されるとき、クランピングエレメント210のエレメントが始動エレメント213の窪み217に挿入されることで、始動エレメント213は図2の破線図示に対応する位置に保持される。これによって、マガジン201の第2の部分203の挿入開口部211にツールドライブ手段212が挿入されるとき、始動エレメント213はばね力に逆らって固定されて保持される。
図3は図2の部分を示しており、ここではマガジン201の第1の部分202とマガジン201の第2の部分203とが図2の矢印204および205の方向に対応して互いに向かって動かされており、よってマガジン201のこれら2つの部分202および203は一方が他方の頂部にて静止している。
ツールアタッチメント207は、ブロック保持手段208によってマガジン201の第1の部分202に対して保持される。ツールドライブ手段212は、マガジン201の第2の部分203に対して固定的に位置決めされる。2つの部分202および203の互いに向かう移動の結果として、ツールドライブ手段212はツールアタッチメント207に対して軸方向に動かされる。
ツールアタッチメント207の保持手段208は、ツールアタッチメント207を保持し続ける。
ツールドライブ手段212の始動エレメント213は、始動エレメント213の窪み217に挿入されたクランピングエレメント210によって、ばね力に逆らって保持される。
結果として、ロッキングエレメントは固定エレメントが解放される位置にある。結果として、ツールドライブ手段212のシャフト214にツールアタッチメント207が挿入され得る。
図4は、次のステップにおいて、マガジン201からツールドライブ手段212を引き出す前に、ツールアタッチメント207の保持手段208が解放される様子を示す。結果として、後にマガジン201からツールドライブ手段212が引き出されるときに、ツールアタッチメント207はシャフト214内にとどまる。図4のこの位置において、クランピングエレメント210はなおも始動エレメント213の窪み217に係合し、始動エレメント213をばね力に逆らって保持する。
図5は、ツールドライブ手段212が矢印501の方向に対応してマガジン201から引き出される様子を示す。
ここで、ツールアタッチメント207はツールドライブ手段212の上に位置する。
ツールアタッチメント207の保持手段208が解放される。同様に、クランピングエレメント210が解放される。このことは、クランピングエレメント210のエレメントが矢印216に対応して始動エレメント213の窪み217から引き出されることで起こる。結果として始動エレメント213は解放され、作用するばね力によって、固定エレメントが形状嵌合の方式で固定される位置にロッキングエレメントがあるときの位置に動く。
それによってツールアタッチメント207はツールドライブ手段212上に形状嵌合の方式で保持され、さらなる装着作業のために利用可能である。
装着作業を行った後に、ツールアタッチメントをツールドライブ手段から取り外して、マガジン201のツール受取り空間206に保存する場合には、これは図5、4、3、および2の順序で起こる。
図5の図示に対応する第1のステップにおいて、ツールドライブ手段212は、マガジン内の開いた保持手段208を有するツール受取り空間206に挿入される。これは矢印501の方向とは逆に起こる。
ここで、クランピングエレメント210のエレメントは、始動エレメント213の窪み217に挿入される。ツールドライブ手段12がマガジン201にさらに挿入されるとき、それによって始動エレメント213は、固定エレメントが解放される位置にロッキングエレメントがあるときの位置に動かされ、そこで保持される。
ツールアタッチメント207は、なおもシャフト214内に位置する。ツールアタッチメント受取り空間206の保持手段208は、なおも開いている。これは図4の図示に対応する。
その後、図3の表現に対応して、保持手段208は、ツールアタッチメント207がブロックされる位置にされる。
図2の表示(ツールドライブ手段212の破線図示)に対応する次のステップにおいて、マガジン201の2つの部分202および203は、矢印204および205の方向とは逆に互いから離れるように動かされる。特に、マガジン201の部分202に対してブロック保持手段208によって保持されるツールアタッチメント206も、ツールドライブ手段212から取り出される。ここで、固定エレメントはまだ解放されている。
結果として、マガジン201の2つの部分202および203が互いから離れるように動かされるとき、ツールアタッチメント207はツールドライブ手段212のシャフト214から引き出される。
その後、ツールドライブ手段212は、矢印215の方向とは逆に、解放されたクランピングエレメント210を有するマガジン201から引き出され、別のツールアタッチメントを再装備し得る。
これらの図面の例示的実施形態は、ツールアタッチメント207とツールドライブ手段212との結合および分離のみを示す。ツールアタッチメント受取り空間(単数または複数)206が第1のレベルに配置され、接続手段受取り空間がその真上に配置されるようなやり方でマガジンが構成されるとき、上に配置された接続手段受取り空間から接続手段を出してその装着位置に動かすために、挿入開口部211およびツールアタッチメント受取り空間は内法に関して、少なくともツールドライブ手段212の始動エレメント213を伴うシャフト214が挿入開口部211およびおそらくはツールアタッチメント受取り空間206をも通ってガイドされ得るようなやり方で寸法決めされる必要があることが分かる。
図6は、固定エレメント601、ロッキングエレメント602、および始動エレメント213によるツールドライブ手段212へのツールアタッチメント(ここには示さず)の結合の基本原理の説明を示す。
ツールドライブ手段212の断面が表される。
始動エレメント213を識別でき、これは接続エレメント603を介してロッキングエレメント602に接続される。前記接続エレメント603は、ツールドライブ手段212のシャフト214の内側に延在する軸方向の長手スロット604内に支持される。それによって、接続エレメント603を介した始動エレメント213およびロッキングエレメント602によって形成されるユニットは、ツールドライブ手段212のシャフト214に対して軸方向に移動できる。ロッキングエレメント602は、ツールドライブ手段212のシャフト214の内側のボア内に延在する。
始動エレメント213と、接続エレメント603と、ロッキングエレメント602とで構成されるユニットはばね弾性装着され(605)、ばね力によって図6に示される位置に保持されることが分かる。
始動エレメント213は、ツールドライブ手段のシャフト214に対して軸方向に、矢印606の方向にばね力(605)に逆らって移動可能である。ロッキングエレメント602が接続エレメント603を介して始動エレメント213に結合されているという事実によって、始動エレメント213が矢印606の方向に動かされるとき、ロッキングエレメント602は矢印607の方向に沿って動かされる。
結果として、シャフト214内のボア穴内の固定エレメント601の後ろに矢印608の方向に位置する空間がアクセス可能にされる。矢印608の方向に力を加えると、固定エレメント601はシャフト214内に入って、シャフト214の外表面と同一平面になる。
図6に示される状況においては、ロッキングエレメント602が空間を満たしているため、外側から固定エレメント601に力が作用したときに固定エレメント601がシャフト214内に入ることが、形状嵌合の方式で防がれる。
固定エレメント601およびロッキングエレメント602の互いに対する接触表面は、固定エレメント601の底部分におけるこの表面が垂直に、すなわちシャフト214の軸方向に延在するようなやり方で設計される。上側部分において、これらの接触表面は傾斜を有するような方式で延在する。ロッキングエレメント602がばね力605に逆らって下向きに動かされ、かつ固定エレメント601がシャフト214内に動かされるとき、上側領域における接触表面の傾斜コースによって、ロッキングエレメントがばね力605に沿って図6に示される位置に移行するときに、固定エレメント601が再び外向きに押されてロッキングエレメントを回避することが達成される。このことは、ロッキングエレメントが図6に示される位置にあるときに固定エレメント601が形状嵌合の方式で保持および固定される接触表面の鉛直部分によって達成される。接触表面の鉛直部分があるために、固定エレメント601に矢印608の方向に力が加えられても、ロッキングエレメント602は下向きに押されない。
始動エレメント213には、中にクランピングエレメント210が係合する窪み217が再びみられる。
ロッキングエレメント602と固定エレメント601とが、シャフト214内のそれぞれのボア穴をできる限り完全に満たすことが有利であることが判明している。これは、ロッキングエレメント602と固定エレメント601とが、それらの表面によってボア穴のそれぞれの壁に当接していることを意味する。結果として、ロッキングエレメント601および固定エレメント601の可動性が確実にされる。さらにこのことによって、シャフト全体が最大限の寸法安定性を保ち、特にねじり応力および曲げ応力に関する良好な機械的強度を有することが達成される。

Claims (10)

  1. ツールアタッチメント(207)とツールドライブ手段(212)との自動結合および分離のためのデバイスであって、前記ツールアタッチメント(207)および前記ツールドライブ手段(212)は、接続手段の軸方向の移動による少なくとも2つのワークピースの接続のための前記接続手段を始動するように構成され、前記ツールドライブ手段(212)と前記ツールアタッチメント(207)とが互いに対して軸方向に動かされることで、前記ツールアタッチメント(207)は前記ツールドライブ手段(212)と結合および分離されることができ、
    ・前記ツールドライブ手段(212)は、形状嵌合の方式で作用する固定エレメント(601)とロッキングエレメント(602)とを含み、前記固定エレメント(601)は前記ロッキングエレメント(602)の位置に依存して、固定位置に形状嵌合の方式でロックされるか、または解放位置にあり、前記固定エレメント(601)が解放されるときには前記ツールアタッチメント(207)が結合可能および解放可能であり、前記固定エレメント(601)が前記固定位置にロックされるときには前記ツールドライブ手段(212)上に置かれたツールアタッチメント(207)が前記固定エレメント(601)によって形状嵌合の方式で保持され、前記ロッキングエレメント(602)は前記始動エレメント(213)とともに、ばね装着(605)ユニットを形成し(603)、前記ロッキングエレメント(602)はばね力(605)によって、前記固定エレメント(601)が前記固定位置に形状嵌合の方式でロックされる位置に保持され、前記始動エレメント(213)がばね力(605)に逆らって移動または保持されるときに、前記ロッキングエレメント(602)は前記固定エレメント(601)が解放される位置に移行し、
    ・マガジン(201)が存在し、前記マガジン(201)は、少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間(206)、および、前記少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間(206)に割り当てられた解放可能かつブロック可能な保持手段(208)を有し、前記保持手段によって、前記保持手段(208)がブロックされるときに、前記ツールアタッチメント(207)は少なくとも前記保持手段(208)に対する軸方向の移動に関して形状嵌合および/または圧力嵌合の方式で保持され、前記ツールアタッチメント(207)と前記ツールドライブ手段(212)とを結合または分離するために、前記ブロック保持手段(208)によって保持される前記ツールアタッチメント(207)に対して前記ツールドライブ手段(212)が、軸方向に移動可能であり、
    ・前記ツールアタッチメント受取り空間(206)には、前記始動エレメント(213)に対するクランピングエレメント(210)が割り当てられることによって、前記ブロック保持手段(208)によって保持される前記ツールアタッチメント(207)に対して前記ツールドライブ手段(212)が軸方向に動かされるときに、前記始動エレメント(213)が前記ツールドライブ手段(212)に対してばね力(605)に逆らって動かされることで、前記固定エレメント(601)が解放される位置に前記ロッキングエレメント(602)が移行し、
    ・前記ツールドライブ手段(212)がツールアタッチメント(207)と結合されていないとき、前記ツールドライブ手段(212)が、前記ブロック保持手段(208)によって保持される前記ツールアタッチメント(207)に対する軸方向の移動によって前記ツールアタッチメント(207)と結合され得るように、前記少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間(206)の1つが前記ツールドライブ手段(212)に対して位置決めされ得るようなやり方で、前記マガジン(201)と前記ツールドライブ手段(212)とが互いに対して移動可能である、
    ことを特徴とする、デバイス。
  2. 前記マガジン(201)は接続手段を受取るための少なくとも1つの接続手段受取り空間をさらに含み、前記ツールドライブ手段(212)によって駆動される前記ツールアタッチメント(207)による始動によって少なくとも2つのワークピースの接続を確立するために、前記接続手段が軸方向に動かされて前記マガジン(201)から出ることで、前記少なくとも2つのワークピースが前記接続手段によって互いに接続されることができ、前記ツールアタッチメント(207)はツール係合領域にてそれぞれの前記接続手段を選び、前記接続手段の前記ツール係合領域の下の前記接続手段受取り空間内には、少なくとも前記ツールアタッチメント(207)と、適切であれば前記ツールドライブ手段(212)とを通すための開口部が存在することを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記クランピングエレメント(210)が以下のような仕方で前記保持手段(208)に対して軸方向に動かされ得るような仕方で、前記マガジン(201)が2つの部分(202、203)に分けられており、
    ・前記マガジン(201)に挿入されたツールドライブ手段(212)であって、前記手段の前記始動エレメント(213)は前記クランピングエレメント(210)によって前記固定エレメント(601)が解放される位置に保持されている、ツールドライブ手段(212)と、前記保持手段(208)によって前記ツールアタッチメント受取り空間(206)に保持されたツールアタッチメント(207)とが互いに間隔を置かれるように、第1の位置の前記クランピングエレメント(210)と前記保持手段(208)とが距離を有し、かつ
    ・前記クランピングエレメント(210)と前記保持手段(208)とが前記第1の位置から第2の位置に互いに向かって動かされることができ、前記第2の位置において前記ツールアタッチメント(207)は前記ツールドライブ手段(212)の上に差し込まれるか、または前記ツールドライブ手段(212)の中に差し込まれ、前記ツールアタッチメント(207)は前記第1の位置からこの第2の位置への移行においても前記保持手段(208)によって保持されており、前記始動エレメント(213)がこの第1の位置から前記第2の位置への移行において前記クランピングエレメント(210)によってばね力(605)に逆らって保持されることによって、前記ロッキングエレメント(602)は前記固定エレメント(601)が解放される位置にあり、かつ
    ・前記ツールドライブ手段(212)はこの第2の位置から前記クランピングエレメント(210)に対する第3の位置に動かされることができ、それによって前記ツールアタッチメント(207)は前記ツールドライブ手段(212)の上に差し込まれるか、または前記ツールドライブ手段の中に差し込まれて、この位置で前記固定エレメント(601)によって保持され、前記第2の位置から前記第3の位置への移行において前記ツールアタッチメント受取り空間(206)の保持手段(208)は解放され、かつ前記クランピングエレメント(210)は解放されることを特徴とする、請求項1または2に記載のデバイス。
  4. 前記少なくとも1つのツールアタッチメント受取り空間(206)と、前記少なくとも1つの接続手段受取り空間とは、前記マガジン(201)内で互いに隣り合って1つのレベルに配置されることを特徴とする、請求項2または3の一項に記載のデバイス。
  5. 前記マガジン(201)は、第1のレベルに配置された複数のツールアタッチメント受取り空間(206)と、第2のレベルに配置された複数の接続手段受取り空間とを含み、前記ツールアタッチメント(207)が、前記接続手段の軸方向における前記ツールアタッチメント(207)の移動において前記接続手段の前記ツール係合領域において前記接続手段を選ぶような仕方で、接続手段受取り空間内の接続手段がツールアタッチメント受取り空間(206)内のツールアタッチメント(207)に対して位置決めされるような仕方で、前記第2のレベルの前記接続手段受取り空間に対して前記ツールアタッチメント受取り空間(206)が前記第1のレベルに位置決めされることを特徴とする、請求項2または3の一項に記載のデバイス。
  6. 前記マガジン(201)は、第1のレベルに配置された1つまたは複数のツールアタッチメント受取り空間(206)と、第2のレベルに配置された複数の接続手段受取り空間とを含み、前記マガジン(201)は少なくとも2つの部分で形成されることによって、前記ツールアタッチメント(207)が、前記接続手段の軸方向における前記ツールアタッチメント(207)の移動において前記接続手段の前記ツール係合領域において前記接続手段を選ぶような仕方で、接続手段受取り空間内の接続手段がツールアタッチメント受取り空間(206)内のツールアタッチメント(207)に対して位置決めされるような仕方で、前記第2のレベルの前記接続手段受取り空間を有する第2の部分に対して前記第1のレベルの前記ツールアタッチメント受取り空間(206)を有する第1の部分が位置決めされ得ることを特徴とする、請求項2または3の一項に記載のデバイス。
  7. 前記ツールドライブ手段(212)は回転可能エレメント(214)を含み、前記少なくとも1つの接続手段はネジ山部分を含み、前記ツールアタッチメント(207)を前記ツールドライブ手段(212)と結合および分離するための前記ツールドライブ手段(212)の軸方向の移動は、前記回転可能エレメント(214)の回転なしにもたらされることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のデバイスによる少なくとも2つのワークピースの自動接続のための方法であって、
    ・第1のステップにおいて、ブロック位置にある前記保持手段(208)は、少なくとも前記保持手段(208)に対する軸方向の移動に関して前記ツールアタッチメント(207)を形状嵌合および/または圧力嵌合の方式でブロックし、この第1のステップにおいて、さらに、前記固定エレメント(601)が解放される位置に前記ロッキングエレメント(602)がくるような仕方で、前記始動エレメント(213)がばね弾性力(605)に逆らって動かされるか、または前記クランピングエレメント(210)によって保持され、この第1のステップにおいて前記ツールアタッチメント(207)と前記ツールドライブ手段(212)とを結合するために、前記ブロック保持手段(208)によって保持された前記ツールアタッチメント(207)に対して前記ツールドライブ手段(212)が軸方向に動かされ、
    ・第2のステップにおいて、前記ツールアタッチメント(207)と前記ツールドライブ手段(212)との前記結合の後に、前記保持手段(208)は解放され、かつ前記クランピングエレメント(210)が前記始動エレメント(213)を解放することによって、前記固定エレメント(601)がロックされる位置に前記ロッキングエレメント(602)が移行し、
    ・第3のステップにおいて、前記ツールアタッチメント(207)および前記結合されたツールドライブ手段(212)によって、少なくとも1つの接続手段が始動され、
    ・その後の第4のステップにおいて、次に前記マガジンのツールアタッチメント受取り空間(206)に前記ツールアタッチメント(207)が位置決めされ、
    ・第5のステップにおいて、このツールアタッチメント受取り空間(206)の前記保持手段(208)が前記ブロック位置にされ、
    ・前記第4のステップおよび/または前記第5のステップにおいて、前記始動エレメント(213)が前記クランピングエレメント(210)によって保持されることによって、前記始動エレメント(213)はばね力(605)に逆らって移動または保持されることにより、前記固定エレメント(601)が解放される位置に前記ロッキングエレメント(602)が移行し、
    ・第6のステップにおいて、前記ツールアタッチメント(207)を前記ツールドライブ手段(212)から分離するために、前記ブロック保持手段(208)によって保持された前記ツールアタッチメント(207)に対して前記ツールドライブ手段(212)が軸方向に動かされ、
    ・第7のステップにおいて、前記クランピングエレメント(210)が開かれることによって、ばね力(605)によって前記固定エレメント(601)がロックされる位置を前記ロッキングエレメント(602)が有するときの位置に前記始動エレメント(213)が移行する、
    ことを特徴とする、方法。
  9. 前記マガジン(201)内に複数のツールアタッチメント受取り空間(206)が存在し、前記第1のステップの前に、前記ブロック保持手段(208)によって保持されたこのツールアタッチメント受取り空間(206)の前記ツールアタッチメント(207)に対する前記ツールドライブ手段(212)のその後の相対的な移動において、前記ツールアタッチメント(207)が前記ツールドライブ手段(212)と結合されるような仕方で、前記ツールドライブ手段(212)と前記ツールアタッチメント受取り空間(206)の1つとが互いに対して向き付けされることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ツールドライブ手段(212)は回転可能エレメント(214)を含み、かつ前記少なくとも1つの接続手段はネジ山部分を含み、前記ブロック保持手段(208)によって保持された前記ツールアタッチメント(207)に対する前記ツールドライブ手段(212)の軸方向の移動は、前記ツールアタッチメント(207)と前記ツールドライブ手段(212)との結合または分離において、前記回転可能エレメント(214)の回転なしに起こることを特徴とする、請求項8または9の一項に記載の方法。

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