JP2019502396A - 人工気候室において孵化した雛に餌を与える方法 - Google Patents

人工気候室において孵化した雛に餌を与える方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、孵化してから生涯の第一段階の間、人工気候室において孵化した雛に餌を与える方法に関し、その方法は、a)人工気候室内の温度と湿度を制御することと、b)人工気候室を通る空気の流れを発生させるために換気手段を動作させることと、c)人工気候室において孵化したばかりの雛に生き餌を供給することと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、孵化してから生涯の第一段階の間、人工気候室において孵化した雛に餌を与える方法に関し、この方法は以下を含む;
a)人工気候室内の温度と湿度を制御することと、
b)人工気候室を通る空気の流れを発生させるために換気手段を動作させること。
そのような人工気候室は、国際出願第2011/133022 A1から知られている。
本発明は、人工気候室のような産業環境において幼雛に対してより自然な始まりを与えることを目的としている。
本発明の別の目的は、既知の方法に関連する問題が少なくとも一部解消されるという点で、人工気候室において孵化した雛に餌を与える方法を改善することである。
本発明の更に別の目的は、人工気候室において孵化した雛に餌を与える代替方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、これは、孵化してから生涯の第一段階の間、人工気候室において孵化した雛に餌を与える方法により実現され、この方法は以下を含む;
a)人工気候室内の温度と湿度を制御することと、
b)人工気候室を通る空気の流れを発生させるために換気手段を動作させることと、
c)人工気候室において孵化したばかりの雛に生き餌を供給することと。
人工気候室において孵化したばかりの雛に生き餌を供給することは、幼雛の自然な行動を促す。これは、幼雛の品質向上をもたらすであろう。この品質向上は、雛の生涯の残りの間、良い影響を与えるであろう。
本発明のある実施形態では、生き餌は、昆虫及び/又は蠕虫を含む。具体的には、生き餌は、ミミズ、幼虫、蚕、ミールワーム、及びそれらの組合せというグループのうちの1つ又は複数を含む。考えられる種類の昆虫は、アメリカミズアブの幼虫、イエバエの幼虫、蚕、及びチャイロコメノゴミムシダマシである。
換言すると、生き餌は、生きている昆虫及び/又は生きている蠕虫を含む。少なくとも、これらの生きている昆虫及び生きている蠕虫は、孵化したばかりの鶏が認知できる程度に自ら動くため、これは鶏にとって魅力的である。生きている昆虫及び生きている蠕虫は、自ら動く生き餌の例である。一般に、自ら動く生き餌は、幼雛の自然な行動を促す。したがって、餌の摂取が改善される。
本発明のある実施形態では、生涯の第一段階は、生涯の最初の1〜4日間を含み、方法は以下を備える;
d)人工気候室において孵化したばかりの雛に生き餌を供給する前に生涯の最初の1〜4日間以内に孵化したばかりの雛を人工気候室に移動させること。
本発明のある実施形態では、人工気候室は可搬式であり、方法は以下を備える;
e)人工気候室の搬送中にステップc)を実行すること。
搬送中に、人工気候室において孵化したばかりの雛に生き餌を供給することは、雛の搬送中ですらこれらの雛の品質を改善する。孵化場と飼育場との間の搬送ステップは、通常、動物の健康状態に悪い影響を与える。
本発明のある実施形態では、方法は以下を備える;
f)孵化したばかりの雛を可搬式の人工気候室に移動させること。
本発明のある実施形態では、方法は、ステップc)を実行する前に、以下を備える;
g)人工気候室内に卵を配置することと、
h)孵化が発生するまで人工気候室において卵をインキュベーションすること。
これは、卵及び/又は孵化したばかりの雛の取扱いが最小限まで減るため、雛の品質にとって更に一層有益である。
本発明のある実施形態では、人工気候室は、人工気候室コンパートメントを備え、少なくともステップc)は、この人工気候室コンパートメントにおいて実行される。人工気候室を複数のコンパートメントへと分けることは、この方法のプロセスステップを産業化及び標準化するのに役立つ。
I本発明のある実施形態では、人工気候室は、40〜100羽の幼雛からなるグループのような幼雛のグループを収容するためのクレートを備え、ここにおいて、ステップc)は、このクレートにおいて孵化したばかりの雛に生き餌を供給することを備え、クレートは、好ましくは、人工気候室コンパートメントに配置される。これは、方法のプロセスステップを工業化及び標準化するのにより一層役立つ。加えて、これは、個々の卵及び/又は孵化したばかりの雛の取扱いを減らす。
本発明のある実施形態では、人工気候室は、1つ又は複数のトラフを備え、ステップc)は、1つ又は複数のトラフ中に生き餌が含まれていることを備える。
本発明のある実施形態では、1つ又は複数のトラフは、1つ又は複数のトラフに含まれている生き餌を維持するための手段を備える。これは、人工気候室全体への生き餌の望ましくない拡散を防ぐ。これら手段は、生き餌がトラフから抜け出たいと望み得るため、望ましい。
明らかとなるように、生き餌は自ら動く生き餌であるため、生き餌がトラフから抜け出ることがあり得る。
本発明のある実施形態では、1つ又は複数のトラフに含まれている生き餌を維持するための手段は、格子、傾斜部を有するエッジ、トラフの内部から見て凹部、生き餌を囲む食用エンクロージャ(edible enclosure)、及び生き餌がトラフから抜け出るのを阻止する表面構造を有するトラフ内部表面の中から選択された1つ又は複数を備える。傾斜部は、トラフから生き餌が抜け出るのを妨げる。トラフから生き餌が抜け出るのを阻止する表面構造は、生き餌の種類によって異なり得る。
本発明のある実施形態では、クレートには、人工気候室を通る空気の流れがクレートを通過することを可能にするために、このクレートの2つの両側に換気孔が設けられている。
本発明のある実施形態では、方法は、i)複数の上記クレートのスタックを設けることを更に備える。
本発明のある実施形態では、人工気候室は、クレート、具体的には複数のクレートの全て、に結合された給餌管路を備え、ステップc)は、この給餌管路を通した生き餌の搬送を備える。これは、人工気候室内の全ての雛への生き餌の供給を容易にする。
本発明のある実施形態では、少なくとも1つの気候室コンパートメント又は人工気候室の少なくとも片側は、熱交換器によって区切られている。具体的には、人工気候室は、熱交換器によって相互に離隔されている上記気候室コンパートメントのうちの少なくとも2つを備える。熱交換器は、この交換器と人工気候室を通る空気の流れとの間での熱の交換により、気候室コンパートメント内の温度を制御するのに役立つ。
本発明の更なる態様によれば、これは、孵化したばかりの雛を飼育するための人工気候室で実現され、人工気候室は、1つ又は複数のトラフに含まれている生き餌を維持するための手段を有する1つ又は複数のトラフを備える。これは、人工気候室全体への生き餌の望ましくない拡散の可能性を低下させる。
人工気候室のある実施形態では、1つ又は複数のトラフに含まれている生き餌を維持するための手段は、格子、傾斜部を有するエッジ、トラフの内部から見て凹部、生き餌を囲む食用エンクロージャ、及び生き餌がトラフから抜け出るのを阻止する表面構造を有するトラフ内部表面の中から選択された1つ又は複数を備える。
本発明のある実施形態では、人工気候室には、雛が含まれており、少なくとも1つ又は複数のトラフには、生き餌が含まれている。
本発明のある実施形態では、人工気候室は、幼雛のグループを収容するためのクレートを備え、少なくとも1つ又は複数のトラフが、クレート内に配置されており、クレートの一部を形成する。クレート内に、一部がクレートの輪郭内にあるトラフを含み得ることは明らかであろう。トラフは、クレートの一部であり、クレートの中からアクセス可能である。しかしながら、トラフは、人工気候室の一部であり、クレートの中からアクセス可能であるとも考えられる。
本発明は更に、本書において説明される及び/又は添付の図面において示される特徴付けられる特徴のうちの1つ又は複数を備えるデバイスに関する。
本発明は更に、本書において説明される及び/又は添付の図面において示される特徴付けられる特徴のうちの1つ又は複数を備える方法に関する。
本特許において説明される様々な態様は、追加の有益な利点を提供するために組み合わされ得る。
本発明は、最初の1日又は2日間又はその後数日の間、制御された環境において孵化させること及び孵化したばかりの鳥に餌を与えることに関する。工業的手法は、孵化したばかりの鳥に追加の食物を全く与えないことである。時折、餌が与えられ得るが、その餌は、自然な形で、孵化したばかりの鳥に魅力的として認知はされない可能性がある。
本発明によれば、孵化したばかりの鳥に、ミールワームのような生き餌が与えられる。この種類の餌により、鳥によって認知される環境はより自然となる。
本発明は、次において示される図面に関して更に解明されるであろう。
本発明の方法に係る、雛を孵化させるための人工気候室の透視図。 図1の人工気候室で使用するためのクレートの断面側面図。 図2に係るクレートのトラフの実施形態。 図2に係るクレートのトラフの実施形態。 図1の人工気候室で使用するためのクレートのスタック。 可搬式の人工気候室の側面図。 クレートの別の実施形態のスタック。 図2−6のクレートで使用するためのトラフのある実施形態。 図2−6のクレートで使用するためのトラフの別の実施形態。 図2−6のクレートで使用するためのトラフの更に別の実施形態。 図2−6のクレートで使用するためのトラフの更に別の実施形態。
図1は、本発明の方法に係る、雛を孵化させるための人工気候室1を透視図で示す。人工気候室1は、人工気候室1において孵化したばかりの雛に餌を与えることができるように、人工気候室内の温度と湿度を制御するように構成される。人工気候室1は、人工気候室1を通る空気の流れA,Arを発生させるための換気手段5を備える。
人工気候室1は、循環する空気の流れを可能にするために人工気候室1の内部を囲む底壁と、頂壁(図示されない)と、前方の側壁及び後ろの側壁と、第1及び第2の端壁とを有する。人工気候室1は、人工気候室1を暖めるため又は冷やすための複数の熱交換器3を備える。人工気候室の温度は、空気の流れと熱交換器3との間での熱交換を通して制御される。熱交換器3は、空気の流れが熱交換器3を通過することを可能にするために通気性を有する。
ここで、人工気候室1は、人工気候室コンパートメント4へと細分化される。空気の流れAは、換気手段5から流れ出て、全ての人工気候室コンパートメント4を通り、通廊又は通路を通って換気手段5へと戻る。そのような人工気候室コンパートメント4は、クレート2のスタック13の寸法と一致するように構成される。そのようなスタック13は通常、トロリ(図示されない)を用いて動かされる。
図2は、図1の人工気候室1で使用するためのクレート2の断面側面図を示す。クレート2は、40羽から100羽の幼雛から成るグループのような幼雛3のグループを収容するように構成される。クレート2は、積み重ね可能である。したがって、底面11は、別のクレート2の上に設置されることができる。雛3は、フロア要素10の上にのっている。クレート2は、トラフ6を備える。ここでは、クレート2は、2つのトラフ6を有する。2つのトラフは、クレート2の両側に配置されている。クレート2において孵化したばかりの雛3に生き餌7を供給するために、トラフ6には生き餌7が含まれている。生き餌は、昆虫及び/又は蠕虫、具体的には、ミミズ、幼虫、蚕、ミールワーム、及びそれらの組合せというグループのうちの1つ又は複数、を含み得る。
図3A及び3Bは、各々、図2に係る、クレート2のトラフ6の実施形態を示す。図3Bのトラフ6は、仕切り要素8によって細分化される。仕切り要素8は、トラフを満たすための入口開口部39と、この入口開口部とは別の出口開口部とが存在するようにトラフ6を分け、その出口開口部から雛は、餌を摂取することができる。
図4は、図1の人工気候室で使用するためのクレート2のスタック13を示す。具体的には、スタック13は、人工気候室コンパートメント4内に設置される。ここでは、スタック13は、熱交換器3に隣接する。このケースでは、トラフ6は、熱交換器3が配置され、トラフ6は、クレート2の内部から雛3によってアクセス可能である。
図2−4に示されているクレート2は、孵化してから生涯の第一段階の間、人工気候室1において孵化した雛3に餌を与える方法において以下の手法で使用される。孵化した雛3は、クレート2の内部に入れられる。これら孵化したばかりの雛は、クレート2、具体的にはクレートのスタック13、を人工気候室1内に設置することで、人工気候室1に移動させられる。これら孵化したばかりの雛は、生涯の最初の1〜4日間以内に、具体的には孵化してから可能な限り早く、人工気候室1に移動させられる。雛3には、人工気候室1において生き餌7が供給される。したがって、生き餌7は、トラフ6に入れられる。生き餌7は、例えば、ミールワームを含む。これらのトラフは、クレート2の一部であり得る、図2−3を参照、及び/又は、人工気候室1の一部であり得る、図4参照。
オプションとして、人工気候室は、可搬式である。図5は、トレーラ14として設計された可搬式の人工気候室の側面図を示す。トレーラ14は、コンパートメント及び熱交換器17を通り抜ける空気の流れ16を起こす(drive)ための換気手段15を備える。これらのコンパートメント及び熱交換器17は、概略的に示されている。
使用時、トレーラ14は、このトレーラの内部にクレート2のスタックが詰め込まれたままで移動する。図2−4及び図6に示されるような両方の種類のクレート2は、トレーラ14を用いて運搬されることができると考えられる。
図6は、クレート2の別の実施形態のスタックを示す。卵トレー18は、クレート2とともに組立体で示されている。ここでは、クレート2及び卵トレー18の2つの組立体のスタックが描写されている。クレート2には、鶏を孵化させる及び飼育するための鶏収容空間22が設けられている。クレート2は、このクレート2の両側にトラフ6を備える。ここでは別個の、卵トレー18は、クレート2の上に配置される。クレート2は、鶏が通路21を通って鶏収容空間22に入り得るように、開口頂部を有する。トレー18には、複数の卵19が含まれている。トレー18は、複数の卵収容空間20を備える。この空間20では、卵19は、これらの卵19が被制御方法で孵化され得るように、しっかりと保持される。トレー18は、鶏のための複数の通路21を有し得、その通路21を通って、卵19から孵化した鶏は、トレー18を通過し、トレー18の下に位置している鶏収容空間22に入り得る。
図6に示されているクレート2は、雛がクレート2の真上で孵化し、クレート2の内部22に入る点で、図2−4のクレート2と使用法が異なる。したがって、人工気候室1の外側から内側への、孵化したばかりの雛の移動のステップは必要とされない。代わりに、卵は、人工気候室1の内側へと移動させられる。
図7−10では、図2又は6のクレートで使用するためのトラフの異なる実施形態が示される。全てのトラフ6は、生き餌7を支持するための底部12と、内側の側壁27及び外側の側壁28とを有する。ここでは、トラフ6は、壁要素26によって細分化されている。全てのトラフ6は、トラフ6に含まれている生き餌7を維持するための手段を備える。トラフ6は、説明するように、トラフ6に含まれている生き餌7を維持するための手段と種類が異なる。
図7は、トラフ6内に生き餌7を維持するための格子23を示す。格子23は、開口部24と、この開口部24間の肋材25とを有する。例として、壁要素26は、生き餌がトラフから抜け出るのを阻止する表面構造を有するトラフ内部表面41を有する。表面構造は、概略的に描写されており、例えば、内部表面を加工するときに、即ち、内部表面を仕上げ(tooling)又は被覆する(coating)ことで、得ることができる。
図8は、トラフ6内に生き餌7を維持するためにそれぞれの傾斜部29,30が各々設けられている、対向する樋壁27,28を示す。これらの傾斜部29,30は、出口開口部40を狭める。
図9は、トラフ6内に生き餌7を維持するためにそれぞれの傾斜部32,34が各々設けられている、対向する樋壁27,28を示す。これらの傾斜部32,34は、それぞれの突起部31,33が配置されている。
図10は、トラフ6内に生き餌7を維持するために、トラフ6の内部から見てそれぞれの凹部(36,37)が各々設けられている、対向する樋壁27,28を示す。これらの凹部36,37は、それぞれの突起部31,33が配置されている。
図3Aは、トラフ6内に生き餌7を維持するために、生き餌7を囲む食用エンクロージャ38を破線で概略的に示す。
保護の範囲を制限するためではなく本発明のいくつかの実施形態を例示するために説明及び図面が含まれることも上記から明らかになるであろう。本開示を根拠として、保護の範囲内である及び本発明の本質内である、並びに、先行技術と本特許の開示との明確な組合せであるより多くの実施形態が当業者に明白になるであろう。

Claims (22)

  1. 孵化してから生涯の第一段階の間、人工気候室(1)において孵化した雛(3)に餌を与える方法であって、方法は、
    a)前記人工気候室内の温度と湿度を制御するステップと、
    b)前記人工気候室を通る空気の流れを発生させるために換気手段(5)を動作させるステップと、
    c)前記人工気候室において孵化したばかりの前記雛に生き餌(7)を供給するステップと
    を備える方法。
  2. 前記生き餌は、昆虫及び/又は蠕虫を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記生き餌は、ミミズ、幼虫、蚕、ミールワーム、及びそれらの組合せというグループのうちの1つ又は複数を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記生涯の第一段階は、生涯の最初の1〜4日間を備え、前記方法は、
    d)前記人工気候室において孵化したばかりの雛に生き餌を供給する前に、生涯の最初の1〜4日間以内に孵化したばかりの前記雛を前記人工気候室に移動させるステップ、
    を更に備える、請求項1−3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記人工気候室は可搬式であり、前記方法は、
    e)前記人工気候室の運搬中にステップc)を実行するステップ、
    を更に備える、請求項1−4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    f)孵化したばかりの雛を前記可搬式の人工気候室に移動させるステップ、
    を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法は、ステップc)を実行する前に、
    g)前記人工気候室内に卵を配置するステップと、
    h)孵化が発生するまで前記人工気候室において前記卵をインキュベーションするステップと
    を更に備える、請求項1−6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記人工気候室は、人工気候室コンパートメント(4)を備え、少なくともステップc)は、前記人工気候室コンパートメントにおいて実行される、請求項1−7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記人工気候室は、40羽から100羽の幼雛からなるグループのような幼雛のグループを収容するためのクレート(2)を備え、ステップc)は、前記クレートにおいて前記孵化したばかりの雛に前記生き餌を供給することを備える、請求項1−8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記クレートは、人工気候室コンパートメントに配置される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記人工気候室は、1つ又は複数のトラフ(6)を備え、ステップc)は、前記1つ又は複数のトラフ中に前記生き餌が含まれていることを備える、請求項1−10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記1つ又は複数のトラフは、前記1つ又は複数のトラフに含まれている前記生き餌を維持するための手段(23)を備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記1つ又は複数のトラフに含まれている前記生き餌を維持するための前記手段は、格子(23)、傾斜部(29,30,32,34)を有するエッジ、トラフの内部から見て凹部(36,37)、前記生き餌を囲む食用エンクロージャ(38)、及び生き餌が前記トラフから抜け出るのを阻止する表面構造を有するトラフ内部表面(41)の中から選択された1つ又は複数を備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記クレートには、前記人工気候室を通る前記空気の流れが前記クレートを通過することを可能にするために、前記クレートの2つの両側に換気孔(9)が設けられている、請求項9−13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 複数の前記クレートのスタック(13)を設けるステップi)を更に備える、請求項9−14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記人工気候室は、クレート、具体的には複数のクレートの全て、に結合された給餌管路を備え、ステップc)は、前記給餌管路を通した生き餌の搬送を備える、請求項9−15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記少なくとも1つの気候室コンパートメント又は前記人工気候室の少なくとも片側は、熱交換器(3)によって区切られている、請求項8−16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記人工気候室は、前記熱交換器によって相互に離隔されている前記気候室コンパートメント(4)のうちの少なくとも2つを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 孵化したばかりの雛を飼育するための人工気候室であって、前記人工気候室は、1つ又は複数のトラフに含まれている生き餌を維持するための手段を有する前記1つ又は複数のトラフを備える、人工気候室。
  20. 前記1つ又は複数のトラフに含まれている前記生き餌を維持するための前記手段は、格子(23)、傾斜部(29,30,32,34)を有するエッジ、トラフの内部から見て凹部(36,37)、前記生き餌を囲む食用エンクロージャ(38)、及び生き餌が前記トラフから抜け出るのを阻止する表面構造を有するトラフ内部表面(41)の中から選択された1つ又は複数を備える、請求項19に記載の人工気候室。
  21. 前記人工気候室には、雛が含まれており、前記少なくとも1つ又は複数のトラフには、生き餌が含まれている、請求項19又は20に記載の人工気候室。
  22. 前記人工気候室は、幼雛のグループを収容するためのクレートを備え、前記少なくとも1つ又は複数のトラフは、前記クレート内に配置されており、前記クレートの一部を形成する、請求項19−21のいずれか1項に記載の人工気候室。
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